友達「でも、お兄さんかっこいいじゃん、絶対いるよ彼女」
妹「ないない、部活や勉強で忙しいからそんな暇ないって」
友達「本当かな?」
妹「本当だって」
友達「じゃっじゃあ…告白してみようかな」
妹「え?」
友達「だって彼女いないんでしょ?」
妹「いないけど、それはダメ!」
友達「何で?」
妹「何でもダメ!お兄ちゃんに告白したら絶交だからね!」
兄「ただいま」
妹「お兄ちゃんって彼女いないよね?」
兄「いるわけないだろ、どうしたんだ?」
妹「別に…」
兄「誰か良い子がいたら紹介してくれよな」
妹「え?」
兄「どうしたんだ?」
妹「お兄ちゃん彼女欲しいの?」
兄「そりゃ、彼女と一緒に食事したり買い物に行ったりしたいし」
妹「そんなの私とできるじゃん!彼女いらないよね?」
兄「いやそれはおかしいだろ」
妹「今度の日曜日私とお買いもの!決まりだからね!」
兄「はいはい」
日曜日
妹「楽しいね!」
兄「お前は楽しいだろうが、俺はお前の荷物持ちじゃないか」
妹「こんなに可愛い妹と一緒にお買いものできてうれしいでしょ?」
兄「何言ってるんだよ」
友達「あれ…妹ちゃんじゃないの?」
妹「あっ友達ちゃん…」
兄「この子は?」
妹「私の友達だよ」
友達「あの、覚えてませんか?以前お会いしたことあるんですけど」
兄「ごめん覚えてないな、こんなに可愛い子と会って忘れてるなんて俺どうかしてるよ」
友達「可愛いだなんて」
妹「…」
兄「この後どうするの?」
友達「どこかでごはん食べようかなって思ってるんですけどd」
兄「なら一緒に食べないか?俺達もそのつもりなんだよ」
友達「え、いいんですか?」
妹「えー!」
兄「いいだろ?な?」
友達「一緒に食べようよ」
妹(ここで私が無理に反対すると悪者になっちゃうじゃん)
兄「それじゃそこのお店にいくか」
友達「はい!」
妹「…」
兄「へぇ、友達ちゃんって陸上部なんだ」
友達「はい、結構走るのには自信ありますよ」
妹「…」
兄「ねぇ、友達ちゃんって彼氏いるの?」
友達「かっ彼氏だなんていませんよー!」
兄「本当?」
友達「本当ですって、いるわけないじゃないですかー!」
兄「じゃあさ、俺なんか」
妹「ストップ!」
兄「何だよ」
友達(いいところだったのに…)
妹「はい、お話より料理を食べる、せっかくの料理が冷めちゃうじゃない、ほらはやく!」
友達「ごはんおいしかったですね」
兄「だろ?あそこ値段の割においしいんだよな、量が少ないのがちょっとあれだが」
妹「…」
友達「あの、これからどうします?」
兄「さぁ、どうする?」
妹「まっすぐ家に帰る」
友達「アイス食べませんか?近くでソフトクリーム売ってるんですけど、そこのがおいしいんですよ」
兄「じゃあ行ってみるか、お前も行くだろ?」
妹「…行く」
その夜
妹「…ねぇ何してるの?」
兄「友達ちゃんとLINE」
妹「お兄ちゃんLINEやってたんだ」
兄「友達ちゃんに勧められてはじめたんだよ」
妹「…ID教えて」
兄「何でだよ」
妹「私もお兄ちゃんとLINEしたい」
兄「別にいいよ、メールや電話で充分だろ?」
妹「したいしたいしたい!」
兄「ああもうわかったよ…」
翌日
友達「おはよう!」
妹「…昨日のあれ何?」
友達「何って何が?」
妹「女の子みたいな恰好してたじゃない」
友達「そうかな?」
妹「お兄ちゃん完全に友達ちゃんの事女の子だと思ってたよ」
友達「本当?僕の可愛さって本当罪づくりだね」
妹「わざとでしょ?」
友達「何が?」
妹「私とお兄ちゃんが買い物行くって知ってたよね?だからわざとあんな恰好で来たんでしょ?」
友達「違うって、僕の私服はいつもあんな感じだよ」
妹「お兄ちゃんに自分が男だってちゃんと言ってないよね、完全に女の子だと思ってるよね」
友達「言いそびれたんだよ」
妹「なら今すぐLINEで自分は男です!チンポありますって伝えろや!」
友達「妹ちゃん声大きいよ…」
妹「声が大きくてなんぼのもんじゃい!ほらさっさと画像つきでおくれや!」
友達「がっ画像は勘弁してよ」
妹「なら文字だけでいいからはよおくれや!」
友達「…わかった」
ポコリン!
兄「ん、友達ちゃんからだ!…なになに、ぼくチンポあります」
兄「?」
友達「これでいいでしょ?」
妹「…やっぱりチンポ画像も遅れや!」
友達「やっやめてよ!」
エルフの女騎士「こら、貴様ら廊下で何をしとるか!」
妹「先生!」
友達「やばい!」
エルフの女騎士「こら走るな!」
エルフの女騎士は切腹した
完
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頭おかしい