ほむら「三度目のセンター試験後」(127)
自演代行
26日に書こうと思ったら規制されてて
ようやく解除されたと思ったら忍法帖消えてたなんてあんまりだよ……
1月16日
ほむら「あのセンター試験2日目がつい昨日のことだなんて信じられないわね」
ほむら「今日は予備校に自己採点の点数を報告しなきゃ」
ほむら「今日くらい休みたいなんて言ってられないわよね」
ほむら「授業もあるみたいだし」
マギカ予備校
ほむら「(何食わぬ顔して来ている人もいれば)」
ほむら「(上機嫌な人も、今にも泣きそうな人も)」
ほむら「(毎年この日の予備校の雰囲気はかなり混沌としているわね)」
ほむら「(今年は文系勢の泣き顔が多いかしら)」
「お前2Bどうだった?」
「97。ミスったわーw」
ほむら「(……まあ実力ある人はちゃんと取ってるのよね)」
ほむら「(ああいう連中はあまり好きになれないけど)」
ほむら「(今回のわたしの点数は768/900)」
ほむら「(2Bで大失敗したから足きり免れられただけ良かったと思ったけど……)」
ほむら「(二次試験は550点満点。うち440点が二次の点数、110点がセンターの点数)」
ほむら「(わたしの点数は二次換算で約93。九割取っている人なら約100)」
ほむら「(この時点で7点差をつけられている)」
ほむら「(たかが7点だけど、案外二次試験で7点上げるのは至難の業)」
ほむら「(あまり快調なスタートとは言えないわね……)」
ほむら「(まあとにかく二次で取るしかない!)」
ほむら「(今は目の前の授業に集中しましょう)」
授業
講師「まあみなさん結果はそれぞれだと思いますが」
以前書いたやつの続き?
ほむら「(やっぱりセンターの話は絡むのよね……)」
講師「予備校の足きり予測もあてになりませんからね」
講師「過去には770なんていう恐ろしい例もありますし」
ほむら「(仮に今年のラインが770だったらわたしはアウトね。まあないでしょうけど)」
>>11
一応。
2分間隔&4行しか書けないとか低レベル辛すぎ
そのうちあいぽんに切り替えるかも
休憩時間
ほむら「(恐らく二次では260/440くらいとらないと安心できないわね……)」
ほむら「あ、中沢君」
中沢「あ、暁美さん……」
ほむら「(中沢君も二浪中でわたしと同じ大学の理系を目指している)」
ほむら「センターはどうだった?」
中沢「うーん、ちょっと失敗かな……。八割五分ってとこ」
ほむら「まあ二次で挽回すればいいじゃない。わたしも八割五分くらいよ」
中沢「ま、足きりはなさそうだしね」
ほむら「(彼も受かるといいわね……)」
ほむら「(とりあえずこれからの予定を確認しましょう)」
ほむら「(受験校は変えないとして……当分は予備校の授業。二月の序盤から私立大学が始まる)」
ほむら「(今年受ける私立大学は2校。そして2月25、26日に国立の二次試験ね)」
数日後 自習室
ほむら「(もうここまで来たら過去問ラッシュ……なんだけど)」
ほむら「(大方の過去問は現役の時にやってしまった)」
ほむら「(同じ問題を解くことも大事だと言われるし、頭では分かっているのだけど)」
ほむら「(本当に力が付いているのかっていう不安は常にあるわね……)」
メール
ほむら『正直もうやりつくして新しく手をつける問題がないんだけどあなたはどうなの?』
マミ『まあそうね。一度やった過去問をやり直したりはするわ』
ほむら『不安にはならない?』
マミ『実際実力の伸びを期待するのは難しいかもね。わたしたちはいかに実力を維持するかだから』
ほむら「(ま、そうなのよね……)」
ほむら「(伸びしろの限界は感じているし、秋の模試ではA判定も取ってある)」
ほむら「(焦ることはない、ただ目の前の勉強に集中するだけ……)」
さらに数日後
ほむら「(予備校の足きり予想が出たわ)」
ほむら「(わたしの受けるところは……八割四分!? これじゃあわたしもギリギリね)」
ほむら「(まあこんなに高くはならないでしょう)」
ほむら「(ついでに中沢君が受けるところも見ておきましょうか。……八割七分……)」
ほむら「(ねーよ)」
時は流れ……
ほむら「(いよいよ私大一発目が近づいてきたわね)」
ほむら「(最初に受けるところは実力的に相当下のところだから)」
ほむら「(何にも対策しなくてもまあ大丈夫でしょう)」
ほむら「(あ、そうだ。今日は第一次選抜(足きり)結果発表の日じゃない)」
中沢「ぎゃああああああああ!!!」
ほむら「!?」
中沢「」ガクガク
ほむら「中沢君っ!? どうしたの!?」
中沢「アシキリ……アシキリ……」
ほむら「(足切り!? 確か中沢君は八割五分取れていると言っていたはず……)」
「おい、聞いたか? 今年のワル大理科の足きり」
「ああ。ひでー話だよな。まさか……八割七分なんてよ」
「まあ今年のセンターは簡単だったから妥当っちゃ妥当かもな」
ほむら「(八割七分っ!? 予備校の予想は当たっていたというの!?)」
中沢「これで一校しか受けない私大落ちたらまた浪人か? ハ、ハハ……」
中沢「ワルプルギス大学……行きたかっ……た……」ガクッ
ほむら「中沢あああぁぁぁぁぁ!!!!」
ほむら「(くっ! 理科でこれなら文科も……ありうる!)」
ほむら「(文科の足きりは……!?)
ほむら「……」
ほむら「……七割……?」
ほむら「何かの間違いじゃないの!? ……何度見ても……七割……。実質足きりなし……?」
ほむら「(たぶん予備校が脅しすぎて大量に流れたのね。何だか拍子抜けだわ)」
ほむら「(……切られた人たちの分も、わたしは戦う!)」
ほむら 私大一校目
大学生バイト「ちわーっす! 受験生の方に冊子配布していまーす」
ほむら「(いらないわよ)」
業者「寮のご案内させていただいてまーす!」
ほむら「(この大学受かったとしても行かないし)」
ほむら「(全く、まるでお祭りね。ここにいる受験生の一定数は落ちるというのに)」
試験教室
ほむら「(試験開始まではあと一時間ほど)」
ほむら「(やることなくて暇だわ……今日音楽プレイヤーも忘れちゃったし)」
ほむら「(ワル大の勉強をしてもいいのだけど、さすがに気がひけるわね……)」
ほむら「(早く始まらないかしら)」
監督官「写真照合しますのでマスク取ってくださーい」
ほむら「(この写真照合も毎時間やるのよね。面倒……)」
監督官「では、試験を開始してください」
英語 回答開始
ほむら「(ちゃっちゃと終わらせるわよ!)」
ほむら「(20分余った……。見直しも終わって)」
ほむら「(また暇……。まどかの似顔絵でも描いてようかしら)」
ほむら「(……監督官に見つかったら何か言われそうだからやめておこう」
監督官「回答を終了してください」
ほむら「(ようやく終わった)」
昼休み
ほむら「(お弁当は外で食べましょう)」
マミ「あら、暁美さん」
ほむら「巴マミ。この広いキャンパス内で会えるとは偶然ね」
マミ「ええ。調子はどう?」
ほむら「最高よ」
マミ「何事もなく終わるといいわね……ん?」
「ショウさんマジ簡単でしたね!」
「俺がこんな大学受けてやってるだけありがたいと思えって話だよな。30分余ったから寝てたわ」
ほむら「(わたしにとってもこの大学の試験が楽なのは事実だけど、ああいう輩はどうかと思うわ……)」
マミ「ティロ……」
ほむら「ちょ、早まらないで!」
数学 試験開始
ほむら「(数学ばかりはそんなに余裕でもないわ)」
ほむら「(しかも今回結構難しい……)」
ほむら「(まあ仮に数学が五割くらいしか取れなくても英国のゴリ押しで受かるんだけど……)」
ほむら「(数学の練習も兼ねて受けてるのにそれじゃ本末転倒よね)」
国語 試験開始
ほむら「(これはもう楽勝ね。古文漢文出ないとかサービスもいいとこ)」
ほむら「(この問題が良問か悪問か批評する余裕すらある)」
ほむら「(はい、終わり。とりあえずゲルトルート大学は合格ね)」
試験終了後 キャンパス内
ほむら「また会うなんて奇遇ね。出来の方は?」
マミ「予定通りって感じかしら」
「ショウさんとりあえず大学一校合格っすね!」
「合格証書でたき火でもすっか」
マミ「ティロ……」
ほむら「もう止めないわ」
数日後
ほむら「ゲルトルート大学の合否が出ているはずね。携帯でアクセス……」
ほむら「受験番号、学科コード、誕生日コード」
ほむら「……これある程度親しい人なら合否分かってしまうわね」
ξξ合格ξξ
ほむら「とりあえず良かった。次は私大のシャルロッテ大学ね」
シャルロッテ大学 試験当日
試験教室
ほむら「(今回はゲルトルート大学のようには行かないわ)」
ほむら「(私大としては日本最高峰だものね)」
ほむら「(油断せずに行きましょう)」
英語 試験開始
ほむら「(くっさすがに量が多いし問題もはるかに難しい……!)」
ほむら「(でも時間配分の練習はしてきたはず。大丈夫!)」
ほむら「(次は大問三……。……!? 過去問と形式が全然違う!)」
ほむら「(……新傾向……!!)」
ほむら「(落ち着いて、暁美ほむら。傾向が変わった時のことは何回もシミュレーションしてきたはずよ)」
ほむら「(しかし量が多い……!)」
ほむら「(ようやく最後の長文……あと10分!?)」
監督官「回答を終了してください」
ほむら「(っ!! 結局……いくつかの問題は勘でマークしてしまった……)」
昼休み
ほむら「また会ったわね」
マミ「……暁美さん」
ほむら「結構……キツかったわね」
マミ「そ、そうね……。あ、わたし世界史の勉強しなくちゃ……。じゃあね」
ほむら「(巴マミがあんなこと言うんじゃ、相当ね)」
ほむら「(……切り替えないと)」
世界史 試験開始
ほむら「(国立と私大の世界史は傾向が全然違う。国立対策だけでカバーできるものではないわ)」
ほむら「(相変わらず重箱の隅をつつくような問題ね……)」
ほむら「(……また新傾向!?)」
ほむら「(落ち着いて。世界史で時間がなくなるなんてことはないんだから)」
ほむら「(……)」
小論文 試験開始
ほむら「(これは一番気楽ね)」
ほむら「(まともなものが書ければ差はつかないし)」
ほむら「(終わったらこれこそ暇ね)」
ほむら「(まどかの似顔絵でも書こうかしら)」
ほむら「(……やめましょう)」
試験終了後 キャンパス内
ほむら「わたしは正直微妙よ」
マミ「……」
ほむら「まあシャル大は去年受かってるし、大丈夫だと信じたいけど……」
マミ「そう、そうよね……」
ほむら「(巴マミ……この様子だと危ういの? わたしもあまり自信はない……。何にせよシャル大の合格発表は国立の数日前。もう気にせず勉強しましょう……)」
シャルロッテ大学 合格発表日
ほむら「一緒に見たいだなんてどういうつもり?」
マミ「一人じゃ怖すぎるのよ……」
ほむら「じゃあせーので見ましょう。せーの。……」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「マミったあああああああ!!!!」ガクッ
ほむら「ほむぅ!!!!!」ガクッ
ほむら「……何なのよ、『落ちてたらオーバーリアクションを取ろう』だなんて」
マミ「……XYZ」
ほむら「はい?」
マミ「あとがない」
マミ「マミったあああああああ!!!!」ガクッ
ほむら「ほむぅ!!!!!」ガクッ
ほむら「……何なのよ、『落ちてたらお互いオーバーリアクションを取ろう』だなんて」
マミ「……XYZ」
ほむら「はい?」
マミ「あとがない」
マミ「暁美さん、今日は呼び出して悪かったわね。わたし、自習室に行かなくちゃ。じゃ」サササッ
ほむら「(……そーとー焦ってるわね……)」
ほむら「……」
ほむら「……」
ほむら「……もしもし、まどか?」
喫茶店
ほむら「……まどか、ごめんなさい。シャル大に落ちてしまったわ」
まどか「うーん、まあシャル大も難しい大学だししょうがないよ」ティヒヒ
ほむら「そう……そうね」
まどか「……ほむらちゃん、あのさ」
まどか「こうしてわたしに会いにまで来たってことはさ、心のどこかで今年落ちたらシャル大にしようなんて気持ちがあったんじゃない?」
ほむら「……。確かに……そうかも知れないわ……」
まどか「だからそんな煩悩が断たれたって思えばさ。入学金も浮いたし」ティヒヒ
ほむら「まどか……ありがとう。……もう何があってもくじけない!」
まどか「ガンバッテ!」
2月24日
ほむら「もう何の迷いもない」
ほむら「それに……日本最高のワルプルギス大学を受験できる……幸せなことだわ」
ほむら「受験生は夢と希望を叶えるんだから!」
2月25日
「頑張れワル大受験生!!」
「皆が君を応援している!!」
ほむら「(予備校の応援に横断幕に……)」
ほむら「(まさに魔女の祭りね)」
ほむら「(いいわ、最高の舞台ね)」
ワル大 試験室
監督官「ワルプルギス大学、第二次学力試験、前期日程を開始します。着席してください」
ほむら「(……来るっ!)」
魔女「テクテクテク……プチッ」
ゾウ「パオーン」
ほむら「(今度こそ……決着をつけてやる!)」
地歴 試験開始
ほむら「(まずは世界史から! とりあえず全体の問題を見ましょう)」
ほむら「(第一問、大論述は……現代史!? まさかのまさかね……。まあ対策していないわけじゃないから問題ない!)」
ほむら「(第二問は遊牧民の歴史。とっつきやすいテーマね!)」
ほむら「(第三問も簡単そう。よし、始めるわ!)」
何で地歴からやってんだよ……最初は国語だよ……
すんません、今のなしで
マミ「あなた誰なの?」
QB「確かに “この僕” は、三時間ほど前まで君のそばにいたのとは別の個体だよそちらは暁美ほむらに撃ち殺された」
黒い魔法少女。暁美ほむら。あの女だけは、絶対に許さない。
まどか「わたしの願いでマミさんのそばにいた子を蘇生すれば、ほむらちゃんのこと許してあげられませんか?」
こんな感じの旧QB蘇生キュゥマミ魔法少女全員生存ワルプルギス撃破誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
マミ「今日も紅茶が美味しいわ」
1. 初恋ばれんたいん スペシャル
2. エーベルージュ
3. センチメンタルグラフティ2
4. Canvas 百合奈・瑠璃子先輩のSS
5. ファーランド サーガ1、2
6. MinDeaD BlooD
7. WAR OF GENESIS シヴァンシミター、クリムゾンクルセイド
SS誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
QBの魔法少女全員陵辱姙娠出産誰か書いてくれたらそれはとってもうれしいなって
QB「魔法少女は産む機械」
国語 試験開始
ほむら「(まずは漢文! ……要するにイエスマンは本当の仲間じゃないって話ね。分かりやすくていいわ)」
ほむら「(古文。……神様がとばっちりを受けたって話ね。これも最後の問題以外分かりやすいわ」
ほむら「(評論は……ワル大らしからぬありふれたテーマ。随筆は……和歌まで出るの? ちょっとやりにくいわね)」
ID変わりましたが>>1です
監督官「回答を止めてください」
ほむら「(よし、書きやすかったわね)」
監督官「枚数の確認が終わって、退出までは30分ほど待ってもらいます」
ほむら「(この時間はいったい何なのかしら……。早く外に出たいのだけど)」
昼休み
ほむら「(数学は直前にやることもないし、散歩しましょう)」
ほむら「(歴史ある大学というのは歩いているだけでも面白いわ)」
ほむら「(まあ見滝原キャンパスは風見野キャンパスほどの歴史はないけど)」
昼休み 試験教室
ほむら「(さて、ご飯ご飯……)」
ほむら「(何というか……)」
ほむら「(楽しいわね)」
ほむら「(こんなこと思うの、変なのかしら)」
数学 試験開始
ほむら「(まずは全体の問題を見る)」
ほむら「(……ひょっとしてこれ、相当簡単じゃない? 満点狙えるかも……なんて)」
ほむら「(とりあえず関数の問題ね。2変数関数の最大最少問題は飽きるほど……)」
ほむら「(って、これは左辺の最大最少問題じゃなくてyの最大最少問題よ! あっぶないわね……)」
ほむら「(微積は12分の1公式で一発じゃない。……って意外と面倒くさいわね)」
ほむら「(図形は……最後にまわしましょう。確率……)」
ほむら「(え、こんなにたくさん漸化式を立てるの? まさか。あ、偶奇性か……)」
監督官「回答を止めてください」
ほむら「(思ったほどは出来なかったけど2完ちょっとってところかしら。まあ予定どおりね)」
試験終了後
ほむら「(人、多すぎ。駅に着くまでに何分かかるのよ……。だいたい何でここ一本道なの?)」
ほむら「(国語はいけた。数学も、最初の印象よりは出来なかったけどおおむね計画通り)」
ほむら「(まあ数学苦手なわたしが60点乗ろうなんて傲慢だったってわけね)」
ほむら「(何にせよ、明日で終わり。今日は早く寝ましょう!)」
二日目 地歴 試験開始
ほむら「(まずは世界史から! とりあえず全体の問題を見ましょう)」
ほむら「(第一問、大論述は……現代史!? まさかのまさかね……。まあ対策していないわけじゃないから問題ない!)」
ほむら「(第二問は遊牧民の歴史。とっつきやすいテーマね!)」
ほむら「(第三問も簡単そう。よし、始めるわ!)」
ほむら「(よし、書き終わった。現時点で70分。あと80分残ってるわね。いいペース)」
ほむら「(次は地理。あー、アメリカの州出ちゃったか……苦手なとこ)」
ほむら「(これって……地図の読み取り方の問題!? 珍しいわね……)」
ほむら「(夢の島の土地利用!? ゴミ関連しか出てこない……)」
監督官「回答を止めてください」
ほむら「(地歴は上出来とは言い難いわね……。でもあの地理は確実に難しかった)」
ほむら「(地理はもともとメインの科目ではないし、一応予定通りね)」
ほむら「(まあ英語でいつも通り80点乗れば受かる!)」
ほむら「(……受かる!)」
英語 試験開始
ほむら「(要約は余裕。英作は……ってまた単語の穴埋め問題出したの? 時代遅れな……。文法・和約も簡単っぽいわね。あ、リスニングが始まる……)」
Peter『ドゥフフwwww』
ほむら「(何でリスニングの話者がどもるのよ!)」イライラ
ほむら「(さて、リスニングも終わって長文問題……終わった!」
監督官「回答を終了してください」
ほむら「(終わった……。この一年が……)」
ほむら「(手ごたえ? 分からない。受かったっていう自信がある人なんて、たぶん、いない)」
ほむら「(後は結果を待つだけ……)」
監督官「入学手続きと外国語選択の紙を配るのでよく読んでおいてください」
ほむら「(こうやって入学した気分にさせて落とすんだから鬼畜よね……)」
3月10日 電車内
まどか「ほむらちゃん、この二週間何してたの?」
ほむら「ニートしてたわ」
まどか「ウェヒヒ。そういえば浪人生とニートの違いって浪人生自称しているかどうかだよね」
ほむら「……」ガーン
まどか「あ、へ、変な意味じゃなくてね!?」
ワルプルギス大学 風見野キャンパス
まどか「じゃ、わたしはここで待ってるから」
ほむら「ええ」
まどか「(ほむらちゃん……)」
数分後
まどか「(ほむらちゃん遅いな……。まさか……)」
まどか「ん?」
ほむら「ちょ、怖いから! もういいですって、ありがとうございました! ちょっと!」
まどか「……胴上げされてる」
数分後
ほむら「やっと帰ってこられたわ……」
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「ええ!」ビッb
まどか「ずっとほむらちゃんを見てたよ。だから分かった。
いくつもの浪人生活で、ほむらちゃんが合格のために頑張ってたこと、何もかも。
何度も泣いて、傷だらけになりながらも……それでも合格のために……。
ほむらちゃんは、最高の受験生」
ほむら「まどかぁっ……!」ダキッ
ブーブー
ほむら「? メールね」
マミ『こんな幸せな気持ちで合格発表を見るのなんて初めて』
さやか『滑り止め私大だけど、後悔なんてあるわけない』
ほむら「(受かったのは分かるけどあなたがそういう言葉を使うとフラグにしか見えないわよ、巴マミ)」
まどか「なんて?」
ほむら「巴マミも美樹さやかも受かったって」
まどか「良かったぁ! じゃあ、ほむらちゃんも返信してあげないと!」
ほむら「ええ、そうね」
--Don't forget.
Always, somewhere, some students are fighting for examinations.
As long as you remember them, you are not alone--
END
これもまた2012年版です。
私大とマミさん・さやかの志望校は適当に書いてるけどほむほむの第一志望は分かる人には分かると思います。
実際の合格発表は今週末。いい結果が見られるといいですね。
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません