妹「お兄ちゃんまだ起きてるのー?」(436)


兄「げっ、妹!」

妹「げっ、って……お兄ちゃん……その反応は何? 今何やってたの?」

兄「いやぁ、なんでもないよ。ハハハ……」

妹「怪しい……何やってたか白状しなさい……」

兄「なんでもないってば……」

妹「へぇ……私に対して嘘つくんだ……?」ジトー

兄「うっ……す、すいません。言います……」

妹「よろしい……で? 何やってたの?」

兄「実は……>>3してました……」

妹「え? >>3?」

中田氏絶頂射精


兄「実は……中田氏絶頂射精してました……」

妹「え? 中田氏絶頂射精?」

兄「ああ……すまん」

妹「ええっと……中田氏って中出しのことだよね?」

兄「ああ、そうだ」

妹「じ、じゃあお兄ちゃんは一体何の中に出してたの?」

兄「もちろん>>8の中だよ」

>>7


兄「もちろん妹の中だよ」

妹「えっ、私!? お、お兄ちゃん何言ってるの?」

兄「ごめんよ妹……俺、もう我慢出来なくって……」

妹「いや……その前に私、お兄ちゃんに中出しなんてされてないんだけど」

兄「ふふ……そう思うなら股間を見てみな」

妹「え? ……って、こ、これは!?」

ダラー

妹「い、いつの間にか私のアソコに、せ、精子が……!?」

妹「くっ、どうやって!? どうやって私に気付かれず中出ししたって言うの!?」

兄「そんなの簡単……>>15したからさ!」

寝ている間にやった


兄「そんなの簡単……寝ている間にやったからさ!」

妹「ええ!? じゃあお兄ちゃんは、さっき私が寝てた間に、私の中に射精してたってこと!?」

兄「ごめん……妹の可愛い寝顔見てたらムラムラしてきて……気付いたら襲っちゃってたんだ……」

妹「さ……さいってー! ありえない……実の妹の寝てる隙を襲うなんて……」

兄「で、でも妹も寝ながら気持ちよさそうにしてたぞ……?」

妹「は、はぁ? そんな訳無いじゃん! 私、処女だったんだよ!?」

兄「いやいや本当だって!」

妹「くっ……お兄ちゃんのこと絶対許さないから……こうなったら罰を受けてもらうわ……」

兄「ば、罰? ってなんだ?」

妹「>>21よ!」

金的蹴り


妹「金的蹴りよ!」

兄「えー!? ち、ちょっとそれは洒落にならないというか……」

妹「お兄ちゃんの方がよっぽど洒落にならないことしてるよ!」

兄「ご、ごもっともです……」

妹「じゃー行くよ?」

兄「わー、待って! 少し心の準備を……」

妹「問答無用!」ブン

チーン!!

兄「は、はうっ! こ、これは……」プルプル

1、意外に気持ちいいじゃないか……
2、痛い……だがこれが俺の罪の痛みだ……我慢しなければ……
3、こ、このアマ……調子乗りやがって……許さん!

>>28

1


兄「意外に気持ちいいじゃないか……」

妹「……え?」

兄「な、何か今ので俺、目覚めた気がするよ!」

妹「え、え?」

兄「妹よ、今のもう一回やってくれないか? 今度はさっきより強めでもいいぞ」

妹「ちょ……なんで喜んでんのよぉ!?」

妹「うぅ……これじゃ罰にならないじゃない……」

妹「こうなったら……>>37するしかない!」

セックス


妹「こうなったら……セックスするしかない!」

兄「え……セ、セックス!? 俺とセックスしてくれるのか!?」

妹「ええ、お兄ちゃんとセックスしてあげる」

兄「いやっほー! よく分からんが妹がデレたぞー!」

妹「……ただセックスをするだけじゃ罰にはならない……」

妹「お兄ちゃんには>>44しながらセックスに臨んでもらおうかしら」

>>40


妹「お兄ちゃんにはべろちゅーしながらセックスに臨んでもらおうかしら」

兄「な……べ、べろちゅー……だと!?」

兄「そ、それって要するに……」

妹「ディープキスってことだよ、お兄ちゃん」

兄「あ、あああ……い、妹よ……それだけは……それだけは勘弁してくれないか……」ガクガク

妹(ふふ、やっぱり……変わってなかったか)

妹(お兄ちゃんは昔、キス魔のお姉ちゃんに毎日のように無理やりキスをされ続けてきた結果、重度のキス恐怖症なのよ)

妹(そんなお兄ちゃんにとってディープキスは地獄でしょ……)

兄「い、妹よ……なんでもするからべろちゅーだけは勘弁してくれないか……?」

妹「えー、どうしよっかなー」

1,許さない、絶対にべろちゅーセックスをする
2.しょうがないから許してあげる

>>56

1


妹「しょうがないなー、許してあげる……」

兄「ほ、本当か? あ、ありが……」

妹「わけ無いでしょ!」ガバッ

兄「なっ……うっぷ!」バフッ

兄「く……お、降りろ妹! 馬乗りするんじゃねぇ!」グググ

妹(ひきはがされる……もんですか……!)グググ

兄「なぁ、お前俺がどんだけキスにビビってるか知ってるだろ? 襲ったことは本当に反省してるからさ……許してくれよ」

妹「……だーめ、許さない」チュッ

男「……んむっ」ビクッ


妹「ん……ちゅ……ちゅむ……れろ……」

男「む……ん……うぅ……や、やめ……」

妹(ふふ……一回キスしちゃえばお兄ちゃんはもう体が強張って全然反抗できなくなるからね、ちょろいわ)

妹「はぁ……はぁ……んぷぅ……ちゅ……どう、お兄ちゃん? 大嫌いなべろちゅーを妹にされる気分は?」

兄「あ……あぐ……も……もうやめてくれよ……妹……体に力が……入らないんだ……」プルプル

妹「……」ゾクゾク

妹(普段おちゃらけてるお兄ちゃんがプルプルしながら涙目でお願いしてくるなんて……ちょ、ちょっと興奮してきちゃった)

妹(さて、こっからセックスな訳だけど……しまった。私経験無いから……いや正確にはもう処女じゃないんだけど)

妹(でもそれは寝てる間だった訳で……とにかく、セックスなんてどうすればいいか分かんないよ……)

妹(とりあえず……>>63からするか)

泣くまでキス


妹(とりあえず……泣くまでキスするか)

妹(ま、やり方のよく分からないセックスをするより、まずはこの状況を楽しみたいってのがあるわね)

妹「どう、お兄ちゃん? 辛い? もうやめてほしい?」

兄「あ、ああ……もう駄目だ……辛い……許してほしい」

妹「でもね……お兄ちゃんが私にしたことはとっても重い罪なんだよ? まだまだ許されるようなものじゃないの」

兄「ほ、本当に悪かった! もうあんな馬鹿な真似2度としない! 命をかけたっていいから!」

妹「そんなものかけられたって嬉しくないし。もう、お兄ちゃん観念しなさい……」

兄「あ……あうう……やめろ……来るな……」


10分後―

妹「はぁ……ちゅ……むぅ……れろ……んむ……ん、んん……はぁ……」ハァハァ

男「…………う……うぅ……ごべ……む……ん……ごめんな……さいぃ……グス……ゆ、ゆるし……て……」ポロポロ

妹「はぁ……はぁ……はっ!」

妹(しまった……お兄ちゃんの辛そうな顔見ながらキスしてたら気持ちよくなってきてつい我を忘れてたわ)

男「ご……ごめんなさい……ごめんなさいぃ……」ポロポロ

妹(ああ……お兄ちゃんの泣き顔可愛い////……じゃなくて……)

妹(泣いちゃってるし、流石にこれ以上はかわいそうかな……どうしよう)

>>76

ちんこせんぎり


妹「仕方無い……もうべろちゅーはやめてあげるわ」

兄「あ……ありがとう……た、助かった……」

妹「あとはちんこせんぎりするだけで許してあげる」

兄「そっかー、ちんこせんぎりなら……って、え……!?」

妹「私、考えたのよね。もしここでお兄ちゃんを許してあげても、きっとお兄ちゃんはまた私に欲情すると思うの」

兄「う……け、けどこれからはぐっと我慢するから!」

妹「口だけじゃどうとでも言えるよ……でも安心して。お兄ちゃんが悪くないのは分かってるから」

兄「わ……分かってくれるのか?」

妹「うん……悪いのはそのおちんちんなんだよね……妹なんかに反応しちゃうおちんちん……」

兄「……」ゾク


妹「だからいっそのこと、私がそのちんこをせんぎりしてしまえば、もうお兄ちゃんは私に欲情することはなくなるでしょ?」

兄「お、落ち着け妹……そ、そんなことしたら俺死んじゃう……!」

妹「安心してよ、痛くないようにやるからさ……私が料理上手なの知ってるでしょ?」

兄「そ……そういう問題じゃない……」

兄(に、逃げないと……殺されちまう……)スッ

妹「無駄だよ……あれだけキスされた後じゃ、体が上手く動かないでしょ?」

兄「くっ……!」

妹「さぁ、観念したかしら?」

兄(も、もう駄目か……!?)


ガチャ
>>95「ただいまー」

双子の妹2


ガチャ
妹2「ただいまー」

妹「……! 妹2が帰ってきた……」

男「チャンス! おおーい! 妹2-! 助けてくれー!」

ガチャ

妹2「どうしたの、お兄ち……って、妹もいるじゃん。これどういう状況……?」

男「助けてくれ、妹2! 実は……」

妹「実はね、今2人で>>103してたのよ」

>>101


妹「実はね、今2人で愛しあってたのよ」

男「……え? お前いきなり何言い出すんだ!? ついさっきまで俺のちんこせんぎりとか……」

妹「んもー、あんなの冗談に決まってるじゃん! お兄ちゃんの怯える顔がくせになっちゃってさ……つい嘘ついて驚かしちゃった……」

男「な、なんだよ冗談かよ……こっちはマジで殺されると思ったぞ……」

妹「えへ、ごめんねー? けど、私がお兄ちゃんを殺す訳ないじゃん!」

男「ま、確かにな……俺もお前に対する信用が足りなかったよ。悪い」

イチャイチャ

妹2「あれ? 何か2人とも、私の知らない内にやけに仲良くなってない……?」


兄「そうか? 別に変わらないと思うけど……」

妹「うんうん、妹2の考え過ぎじゃない?」

兄・妹(まさか、Hしてべろちゅーもしたなんて言えない……)

妹2(2人とも……絶対何か隠してる……)

妹2(妹とは……お兄ちゃんを巡るいいライバルで……)

妹2(でも……いつも妹は素直になれない分、私の方が有利だと思ってたのに……)

妹2(くそ……こんなところで引き離されたくないよ!)

妹2(私も>>116でお兄ちゃんにアピールだ!)

みじん切り


妹2(私もみじん切りでお兄ちゃんにアピールだ!)

妹2「お兄ちゃん!」

兄「ん? どうした妹2」

妹2「今から私の華麗なみじん切りさばきを披露するから見ててよ!」

兄「み、みじん切り……!?」ビク

兄(い、いかんいかん。さっきのせんぎり発言思い出してちょっとビクッとしてしまった)

妹「……みじん切りって、一体何をみじん切りするつもりなの?」

妹2「それは勿論>>128だよ!」

玉ねぎ


妹2「それは勿論玉ねぎだよ!」

兄「何でいきなりそんなこと……」

妹2「いいから! 台所行くよ!」

妹2(玉ねぎをみじん切りするなんて辛い所業をやって見せれば、きっとお兄ちゃんは私を見直して惚れる筈!)

兄「全く……何考えてんだ妹2のやつ?」


台所―

妹2「じゃあ見ててね!」

兄「お、おう……」

1.妹2は妹と同じくらい料理は上手いから、まぁ平気だろ
2.妹2は料理なんて全くやったこと無いぞ……不安だ……

>>136

3.玉ねぎよりみじん切りしてほしいものがココにあるんだが?


兄「妹2、ちょっと待ってくれ!」

妹2「……もー、何? お兄ちゃん」

兄「玉ねぎよりみじん切りしてほしいものがココにあるんだが?」

妹2「え……お兄ちゃんそれって……」

ココとは?
>>145

さっきより賞味期限の古い玉ねぎ


兄「……これ。さっきより賞味期限の古い玉ねぎだ」

兄「どうせ切ってもらうなら古いやつから切ってもらった方がいいからな」

妹2「なるほどー。しっかりしてるね!」

兄「ま、こういう細かいところに気を使うのも大事だろ」

妹2「そうだね。では今度こそ!」

兄「お、おう……」


1.妹2は妹と同じくらい料理は上手いから、まぁ平気だろ
2.妹2は料理なんて全くやったこと無いぞ……不安だ……

>>152

kskst


兄(妹2は料理なんて全くやったこと無いぞ……不安だ……)

妹2「やああああああああ!」ブン

兄「……げっ!」

妹2「とおおおおおおお!」ダンダンダン!

兄「ちょ……お前危ないって! もっと落ち着いて切れ!」

妹2(妹には負けない! 妹には負けない! 妹には負けない!)ハァハァ

兄「駄目だ……なんかトランスしてやがる! 全然声が聞こえてない!」

兄「このままじゃ妹2が大怪我する確率が高い、止めないと! けど止められたら妹2のプライドも傷つくだろうし……どうする……?」

>>164

全裸になって妹2の気を引こう


兄「やっぱり止めなきゃ! けどただ呼ぶだけじゃ全然気付かないし……」

兄「もっと強いインパクトで呼びかけないと……」

兄「……そうだ。全裸になって妹2の気を引こう!」

兄「よし、早速……」ヌギヌギ

妹2(妹には負けない! 妹には負けない!妹には……)

兄「おーい、妹2-! こっちを見ろー!」バッ

妹2「……ん? って、きゃあああああああ! お兄ちゃん何裸になってんの!?」

兄「よし、こっちに気付いてくれたか。作戦成功だな」

妹2「作戦って何!? と、とりあえず服着ようよぉ!」

兄「その前に聞かせてくれ……何でお前急に玉ねぎのみじん切りなんか始めたんだ?」

兄「お前今まで包丁なんかほとんど握ったことなかったのに……どうしていきなり」

妹2「そ、それは……」

>>169

正直に話す

なんで安価なんだ・・・
もったいないなぁ

>>170
普段は普通のss書いてるけど、安価進行も面白いかなーっと思って…



妹2「妹に……負けたくなかったから……」

兄「は? ど、どういうことだよ」

妹2「そ、そのままの意味だよ。何だか今日のお兄ちゃんと妹、やけに仲良いから」

妹2「だから、私が料理上手だってアピールすればお兄ちゃんがこっち見てくれると思って……」

兄「いや、だからだな。俺と妹は別に何も……」

妹2「やめて……お兄ちゃん……私には……嘘つかないで……」ポロポロ

兄(妹2……! お見通しって訳か……どうしようか)

1.正直に妹としたことを話す
2.妹2にとってこの事実は辛いだろう……嘘をつきとおす

>>177

2


兄「……ははは……なーに言ってんだ。嘘じゃねぇって!」

兄「大体お前も知ってんだろ? 妹の普段の俺に対する態度。今日はたまたま機嫌が良かったから、何だかいつもより仲が良く見えただけだって!」

妹2「……」

兄(だ、駄目か……?)

妹2「……ふーん……そうなんだ……分かったよ……」

兄「おう、なんだ……分かってくれたか……」ホッ

妹2「うん……あーあ! なんだか勘違いって分かったら、どっと疲れちゃったな!」

妹2「何だか眠くなっちゃったから、ちょっと私自分の部屋で寝てくるね!」

兄「ああ、おやすみ……」

妹2「おやすみー」

バタン


妹2「……」

トボトボ

妹2「……あー眠い……早くベッドに転がっちゃおうっと……」

ゴロン

妹2「あー気持ちいい……」

妹2「あはは……私ってばおっちょこちょいだなー……勘違い……しちゃう……な……んて……」グス

妹2「さ……ざっざと寝で……わ、わずれなぎゃ……ね……」ポロポロ

妹2「ああ……眠い……ねむ……ひぐ……うぅ……」ポロポロ

妹2「ううぅ……お兄ぢゃんの……ば……ばがぁ……」ポロポロ

自分で書いててアレだが、何か方向性がよく分からなくなってきた
俺はこのまま安価で進んでもいいし、普通のssとして進んでいくのでもいいけど…

>>190
このスレの方向性を決めてくれ

双子とラブラブ通常ss

>>190
安価は無しってことでおk?

>>192
どうしても収集つかなそうなら安価あり
だけど、基本なしの感じでお願いします

>>193
了解
とりあえず風呂入りながら展開考えてきます
落ちたらごめん

再開




兄の部屋―

兄「はぁ……結局妹2には嘘ついちまったな……」

兄「これで……よかったのか……?」

兄「……くそっ!」ドンッ!

ヒラヒラ

兄(……ん? 机を叩いた衝撃で上の棚から紙が……)

兄「なんだっけこれ……」

兄「……あ……これは……」

兄「……やっぱり……嘘をつくなんて駄目だな……本当のことを言わないと」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


兄「けど……その前に……整理しておかなければならないことがある……」

兄「ただ正直に言うだけじゃ駄目だ。俺が妹の寝込みを襲った理由……ここをしっかり説明しないと」

兄「……だが……理由っつっても、さっき妹に白状した通り……」

兄「妹の寝顔見てたら異常にムラムラして……気付いたら襲ってた」

兄「はぁ……最悪じゃねーか……俺」

兄「でも……言い訳のつもりじゃねぇけど……何かおかしくないか?」

兄「確かに俺は妹達のことをすごく可愛いと思ってるし、その……正直あいつらを性的な目で見たこともある」

兄「それでも……実際に襲いかかるなんて真似は絶対にしなかった筈なのに」

兄「あの時だけは、全然理性が働かなかった……」


兄「一体あの時俺はどうしちまってたんだ……」

兄「襲っちまう前に何か変わったことは無かったか……」

兄「うーん…………あ……そーいえば」

兄「何か姉貴の態度が変だった気がする……まぁ姉貴は元々変態で変わってるけど」

兄「あの時は何ていうか……よそよそしいというか、変に優しかった」

兄「いきなり俺に飲み物とか勧めてくるし……しかも変な味の」

兄「アレは酔っ払ってたからだと勝手に思ってたが、もしかしたら何か関係あるのかも」

兄「まぁ……ぶっちゃけ自分がとった最低な行動に何か言い訳を見つけたいだけなのかも知れないけど」

兄「それでも……一応、姉貴の部屋に行ってみるか」

姉の部屋―

コンコン

兄「姉貴ー、ちょっといいか?」

シーン

兄「返事無し……勝手に入らせてもらうぞ」

ガチャ

兄「姉貴、ちょっと聞きたいことが……って」

姉「ぐー、ぐー」

兄「まだ寝てんのかよ」


兄「さっきも『後で私の部屋きて』って言われて行ったら、寝てたから肩すかし食らったが……」

兄「あれからずっと寝てたのか……ったく」

兄「とりあえず起こすか……って、うっ! 酒くさっ!」

兄「典型的な酔い潰れってやつだな……」

兄「おおーい、起きろー! あーねーきー!」

姉「う……ううーん……」

姉「何よー……耳元でうるさいわねー……あー、頭痛い……」


兄「起こして悪いな。けど、姉貴に聞いときたいことがあるんだ」

姉「んー……? ……ってあれ? あ、兄くん?」

兄「そうだ、兄だよ。目は覚めたか?」

姉「あれ、私いつの間に寝ちゃってたんだっけ……」

姉「確か………………って……ああああああああああ!!」

兄「うおっ! ど、どうした急に!?」


姉「しまったぁ! 今日は、ずっと欲しかった媚薬をやっと裏のルートから手に入れて、
それを兄くんに飲ませることにも成功させて、
これで兄くんが手に入ると思ったら思わず舞いあがっちゃってついついお酒飲み過ぎちゃって、
それで……気が付いたら潰れちゃってたー!!」

兄「……は? え、何? 媚薬が……なんて?」

姉「あれ……でもー……今目の前に兄くんがいるってことは……間に合ったってことか!」

兄「おい……姉貴」

姉「ふふーん……あーにーくんっ! どーう? ムラムラしてるー?」

兄「ちょっと待て、姉貴。今俺は状況整理で脳みそが爆発しそうなんだ。黙っててくれないか?」

姉「えー? 爆発しそうなのは性欲なんじゃないのー? うふふ」


姉「いいんだよ? そのはちきれんばかりの欲望を……お姉ちゃんにぶつけても」

ススス…

兄「やめろ。寄るな!」

姉「なにー? ここまで来てまだ理性が頑張ってるのー? けど、抱きついちゃったら理性なんかすぐに……」

兄「本当にやめてくれ。じゃないと俺は姉貴のことを嫌いになる」

姉「……え? あ、あれ? な、何で? 媚薬が効いてるんじゃないの? ……こ、興奮……してないの、兄くん?」


兄「……とりあえず話をしよう」

姉「え……あれ……お、怒ってる? 兄くん……」オロオロ

兄「……」

姉「う、うぅ……ご、ごめんなさい……言うこと聞くから……だから……嫌いにならないでぇ……」グス

兄「な……泣くなよ……嫌いになんてならないから……ごめん、ちょっときつく言いすぎた」

姉「うぅ……本当……?」

兄「ああ、本当だ……だから、今から俺の話に正直に答えてくれな?」

姉「……うん……」グス

ちょっと休憩…
つか眠過ぎて超スローペースだな
保守させといてごめん

ちょっと休憩のつもりががっつり寝てたよ!

保守ありがとう



兄「……つまりだ」

兄「姉貴がどこかから入手してきた媚薬入りドリンクを俺は飲まされて」

兄「姉貴の狙いとしては、効果が効き始めた頃に俺を自分の部屋に呼び出し」

兄「興奮が最長に達している俺を誘惑して、Hしようと企んでいたが」

兄「自分は酒を飲み過ぎて潰れて寝てしまった……そこに俺がやってはきたが」

兄「俺は姉貴が寝ているのを確認するとすぐに部屋を出た……この時はまだ理性が普通に残ってたしな」

兄「そしてその後俺は……妹に話があって妹の部屋へ行った」

兄「しかし妹はぐっすり寝ていて……」

兄「丁度いい具合に媚薬が効いていた俺は、妹の可愛い寝顔を見て……」

兄「我慢出来なくなって……そのまま……犯した」



兄「これが、姉貴の話と俺の記憶を合わせた事実ってことで……間違いないかな?」

姉「うぅ……ご……ごめんなさあああああああい!!」エーン


兄「何で……こんなことしたんだ?」

姉「だ、だって……兄くん……最近全然私に構ってくれないし……」

姉「ちょーっと姉弟のスキンシップしようとしても絶対嫌がるし……」

兄「抱きついたりキスしようとするのは姉弟のスキンシップとは言わねぇ!」

姉「そ、そんなぁ……まぁ……確かに小さい頃はやり過ぎたと思ってる……」

姉「私のせいで兄くんがキスに対して異常な恐怖心を持っちゃったことも、申し訳無いと思ってるよ」

姉「けど……それでも妹ちゃん達が兄くんに頭撫でてもらったりしてるのを見ると羨ましくて……」

姉「私も……もっと兄くんに構ってもらいたかったの……だから……」

兄「だから媚薬を使ったのか?」

姉「……」コク


兄(ただ俺に構って欲しかったってだけの理由で媚薬なんてもん使うなんて……アホか……)

兄(…………いや……アホは俺だな……俺は気付いていたじゃないか、姉貴が俺に向ける好意に)

兄(姉貴の気持ちに気付きながらも昔のキスされた記憶が頭をよぎって、俺はその好意を無視し……)

兄(代わりに妹達を目いっぱい可愛がった……)

兄(そして知らず知らずの内に姉貴を追い詰めて媚薬を使わせてしまった)

兄(……俺はアホどころか最低なやつだ……)

姉「あ、兄くん……?」

兄「姉貴……ごめん……」

ギュッ

姉「わ、わわっ////」


兄「俺……今まで姉貴のこと全然考えて無かった」

兄「姉貴はいつだって俺に明るく振舞ってくれるから、心のどこかで姉貴は絶対に傷つかないやつだって勘違いしてたのかも知れない……そんな訳ないのにな」

姉「兄くん……謝らないで……私、そう言ってもらえただけで報われた気分だから」

兄「姉貴……」

姉「兄くん……」







兄「…………はっ! いかん! つい良い雰囲気になって終わらせそうになっちゃったが、まだ大事なことが終わってねぇ」

兄「これが俺達だけの問題ならともかく……妹達まで巻き込んじまってるからな……」

姉「そ、そうだね……妹ちゃんには謝っても謝りきれないよ…………」

兄「それでも謝りに行こう……一緒に」

姉「うん……」


そして―

兄「……」

姉「……」

妹「なるほど……媚薬……か。道理で最初の方何かお兄ちゃんのテンションおかしいと思ってたけど……まだ媚薬が抜けきって無かったのかもね」

兄「……そうかも」

妹2「……」

妹2(……お兄ちゃんと妹、何かあると思ってたけど……H……してたんだ……)

妹2(しかもその後罰としてディープキスって……お兄ちゃんはキスが大っ嫌いな筈なのに……)

妹2(やっぱり……妹だからかな……? 妹だからキスも出来たのかな? 最初っから……私にチャンスなんか無かったのかな……?)


兄「……とりあえず……妹よ……」

妹「な、何?」

兄「今回は本当に……ほんっとーに! 申し訳無かった!!」

ガバッ

妹「え!? ちょ、ちょっと何? やめてよいきなり土下座なんて!」

兄「いや! 実際俺はまだお前に誠心誠意謝っていなかった……!」


兄「本当なら土下座して当然……というか土下座しても足りないようなことをしてしまったというのに……!」

兄「あまりにもさっきの俺の謝罪はおざなり過ぎたと思う! 本当にごめん!」

妹「お、お兄ちゃん……い、いいよ土下座なんてー……」

妹「それに今聞いた話が本当ならお兄ちゃんは薬でおかしくさせられてただけで悪くないじゃん。悪いのは……」

姉「ごめんなさああああい! 私ですうううううう!」エーン

妹「あ、いや……別にお姉ちゃんが悪いとも言って……な、ないよ……」

妹(まぁお姉ちゃんなんだけど……)


兄「……この際誰が悪いとかじゃない。俺がお前を、寝ている間に手を出したっていう事実が問題だと思う」

妹「いいっていいって! もう罰もあたえたし、お兄ちゃんも反省してるみたいだから……」

兄「あれだけで済むなんて思ってないから。これからも罪は償っていくつもりだし」

妹「……だからぁ……私がもう許すって言ってるんだからいいでしょ……」

兄「……いや良くないだろ。お前も自分で言ってたけど……処女だったんだろ?」

兄「男もそうだけど……それ以上に女の子の初めてってすごく大切なものなんじゃないのか?」

兄「それを知らない間に俺に奪われて……簡単に許せる筈がないだろ」

妹「…………私ってば心が超広いからね。そんなことでも簡単に許せちゃうんだなこれがー」


兄「……何でそんなに無理するんだよ」

妹「え?」

兄「そっか……急に土下座なんてされたら逆に怒り辛いよな……悪かった」

妹「そういうことじゃないって……あのね、お兄ちゃん。聞いて」

兄「いいよ、俺に要求することがあったら今言ってくれ。甘んじて受けるから」

妹「いや……だからぁ……私の話を……聞いてって……」イライラ

兄「妹の部屋には2度と入るなとか、今後一切体に触れるなとか」

妹「話を……聞けえええええええええ!!」ガアアア

兄「は、はい!」ビクッ


妹「あのさー! さっきから何なの? 私何回も『もういい』って言ってるよね!?」

兄「だ……だけど……」

妹「だけど……じゃないわよ! ……はぁ……よく聞いてよ?」

妹「もし私が本当に『ムカつく、許せない』って思ってたら、その気持ちを隠せると思う? 答えはNOよ!」

兄「ま……まぁ確かにお前は昔っから隠し事とか苦手なタイプだったけど」

妹「そうよ。だからもしも私がお兄ちゃんの想像するぐらい怒ってたとしたら、お兄ちゃんは土下座なんてする間も無くこの世からいなくなってるよ」


兄「う、うわー……」ゾク

妹「でも……お兄ちゃん生きてるでしょ? それはつまり、私が怒ってないってこと! 分かった?」

兄「い、いやでも……」

妹「わ か っ た ? 」ゴゴゴゴ

兄「あ、はははい! 分かりました!」

妹「よろしい」ニコッ


兄(でもそうか……妹、怒ってないのか……何て寛大なやつなんだと感心するけど……)

兄(逆に言うと処女を奪われたのにそんなに気にしないなんて……何か……ビッチっぽいっていうか……)

妹「お兄ちゃん……何か失礼な勘違いしてるでしょ……?」

兄「……えっ?」

妹「……はぁ……少しは伝わってるのかと思ったら……本当、鈍すぎるんだから……」

妹「これはやっぱり一度ちゃんと分からせておいた方がいいのかな……」スタスタ

兄「え? 何? 何でいきなり近づいてくるの!?」

妹「動かないでよ? 何でも甘んじて受けるんでしょ?」

兄「あ、ああ。そうだったな……」

兄(一体何されるんだろ……)


妹「……」



ギュッ

兄「い、妹……?」

妹「……あのね? 言っとくけど、私だって初めてのHが寝ている間に終わってたなんて……」

妹「ほんとは……すっごく……すっごく辛いんだよ?」

兄「……! やっぱり……そうだよな……」

妹「でもね……それでも何とか我慢出来るのは……」

妹「相手が……お兄ちゃんだったからだよ……?」

妹「これがもし違う男の人だったら……それこそ相手を殺しちゃうか……自殺しちゃうかも」

妹「誰が相手でも許す訳じゃない……お兄ちゃんだったから許してあげたの!」


兄「妹……それって……もしかして……」

妹「…………はい! 私の話はこれでおしまい!」

兄「えっ?」

妹「ここから先の話はお兄ちゃんに任せるよ」

兄「何だよそれ……」

妹「……こういうのは女の口から言うものじゃないのー……それに……」

兄「……?」

妹「……お兄ちゃんにはまだ、謝らなきゃいけない相手がいるんじゃないの……?」ボソッ

兄「……うん、そうだ……そうだよ……ってか、あれ……何でそのことを……俺達の会話聞いてたか?」

妹「双子だから話聞かなくてもなんとなく分かるよ……」

兄「……そっか」

ちょいと飯を食う


妹2「……」

妹2(お兄ちゃんと妹……密着したまま何話してるんだろ?)

妹2(なにさ……仲良い所見せつけてくれちゃって……)

妹2(……はぁ……何だろ……私……すっごい惨め……)グス

妹2(あ……やばいやばい。また泣きそうになってきちゃった……)

妹2(もう私……部屋戻ろうかな……)クルッ



兄「……どこ行くんだよ、妹2」


妹2「……え? いやー、先部屋戻ろうと思って」

兄「待ってくれ。俺はお前にも謝らなくちゃいけないんだ」

妹2「…………何?」

妹2(一体何を謝るの? 妹とHしたこと? そんなこと謝られたって……)



兄「さっきは嘘ついてごまかしちまって……本当にごめんっ!」

妹2「……え?」


兄「さっきお前に妹との関係を聞かれた時、俺は『別に何でもない』って嘘ついちまった」

兄「事実を聞いた時お前がショックを受けるんじゃないかと思って……お前の為だと思って嘘をついたんだ」

妹2「……」

兄「けど違うんだよな……俺は何があってもお前には嘘をついちゃいけなかったのに……」

兄「俺はそんな大事な約束を……忘れちまってたみたいだ……だから……ごめん」

妹2「……! ってことは……お兄ちゃん……」

兄「ああ、思い出したよ……つっても……コレを見たおかげだけどな」

ピラッ

妹2「それは……! お兄ちゃん、ソレちゃんと持っててくれたんだ……」

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!


妹2「それは……! お兄ちゃん、ソレちゃんと持っててくれたんだ……」

妹「その紙何? お兄ちゃん」

兄「これは誓約書だよ……俺と妹2の」

妹「誓約書? 何か手書きで書いてあるけど」

兄「ああ……これは昔、俺が妹2に対して嘘をつかないと誓って書いた紙だ」

妹「何でそんなものを……」

兄「俺は昔、ある嘘をついて妹2を深く傷つけてしまったんだ」

妹2「……」


妹「嘘って?」

兄「妹2は……小さい時から俺によく懐いてくれてただろ?」

兄「それである日、妹2は俺に『将来はお兄ちゃんと結婚する』って言ってきたんだ」

兄「その時の俺は、可愛いな……ぐらいにしか考えてなくて、つい軽いノリで『うん、しよう』って言ってしまった」

兄「それからというもの……妹2は毎日のように俺とおままごとをしたがるようになり、結婚生活のことも語りだすようになっていった」

兄「すぐに忘れるだろうなんて呑気に考えていた俺の想像は外れ、むしろソレは日に日にエスカレートしていったんだ」

兄「とうとう俺はヤバいと思って……妹2に言った。『兄妹は結婚出来ないんだ』って」

妹「……」

妹2「……」

兄「結果は今言ったように……妹2を深く傷つけてしまったって訳さ」


妹「それで……その紙……」

兄「ああ……けど……紙に書いてまで誓った筈だったのに……俺は……また嘘で妹2を傷つけちまったんだ」

兄「ごめん……ごめんな……妹2……」

妹2「……もう……いいよ……」

妹2「嘘をつかれた時は正直とっても悲しかった……けど……その約束を思い出してくれたならもういいよ……」

妹2「これからはもう、嘘つかないでよ?」

兄「……あ、ああ……今度こそ……約束するよ……!」


妹2「ん……じゃあ私は……今度こそ部屋に戻ろっかな……」

兄「…………妹2?」

妹2「……何?」

兄「まだ……駄目か? ごめんな……俺、もっと反省するから……」

妹2「……何言ってるの? 私、もういいよって言ったよね?」

兄「じゃあ……何でまだそんなに悲しそうな顔をするんだ……?」


妹2「……! そんな顔してたかな……」

兄「ああ、見てるこっちまで辛くなる表情だ……やっぱりまだ……」

妹2「違うの! お兄ちゃんが嘘ついてたってことは、謝ってくれたから本当にもう気にしてないの!」

兄「そうなのか……? じゃあ、どうして……」




妹2「…………………………そんなの…………そんなの決まってるじゃん」

妹2「妹が…………羨ましいからだよ!!」

妹「妹2……」


兄「羨ましいって……え? 何が? もしかして、え、Hしたこと……?」

妹2「それだけじゃない……何ていうか……もう……全部だよ!」

兄「ぜ、全部? え?」

妹2「確かにお兄ちゃんと妹がHしたのは不慮の事故(もといお姉ちゃんのせい)だったかも知れないけど……」

妹2「それ抜きでもやっぱりお兄ちゃんと妹って仲良いよね」

兄「そ、そんなこと無いだろ……一緒だよ……お前も」

妹2「ううん……私よりも妹の方が……何ていうか相性がいい感じがするもん」

兄「相性?」


妹2「うん……お兄ちゃんってさ……軽くMだよね」

兄「ぶふっ!! お、おおお前何を……!」

妹2「それで妹はSっ気が強いじゃん? だから2人は相性が良いんだよ」

兄「ちょっと待て! 俺はMじゃない……ことは無いかも知れない……が、それと相性うんぬんの話は関係ないって!」

妹2「関係あるよ……見てれば分かる……お兄ちゃん、私と遊ぶ時より妹と戯れてる時の方が楽しそうだもん」

妹2「今までは妹が素直じゃ無かったから何も進展無かったかも知れないけど……」

妹2「こんな事件があったんだもん……これからはどうなるか分からない……」

妹2「そんなの……想像したら……楽しい顔なんて……できやしないよぉ……」グス

>>349最後のほう誤字じゃないのか?

>>355
いや、一応最後のは妹のセリフのつもり。紛らわしくてすまん




兄「妹2……待て、誤解だって! 俺は……別に妹のことは……」

妹2「やめて!!」

兄「……!」ビク

妹2「お兄ちゃん今約束したばっかでしょ……? 私に嘘はつかないって……」ポロ…

妹2「お願いだから、私に同情の嘘をつくのは……うぅ……やめて……」ポロポロ

兄「妹2……」

兄(……くそ、今の妹2には口先だけの言葉は届きやしない……どうするか)

兄(………………ちっ……しゃーない……)

兄(覚悟を決めるか)


スタスタ

妹2「……ぐす……お……お兄ちゃん……?」

兄「ふー……いいか、よおおおく聞けよ妹2。今から俺の本当の気持ちを伝えるからな」

妹2「ほ、本当の……気持ち……」

兄「まず、妹のことだけど……うん……これはお前の言う通りかも知れないけど」

兄「俺は妹のことが好きだ!! 妹としては勿論だし……」

兄「はっきり言って……女としても……意識して見てる」

妹2「……!」

妹「う……はう……////」

姉(……あれ? 私……空気?)


妹2「あ……あはは……やっぱりね……わ、分かってたよ……うん……」

妹2「分かってたけど……や……やっぱり……辛い……辛いよぉ……」

兄「まだ話は終わってないよ」

妹2「……ふぇ?」

兄「俺は妹のことが大好きだけど……」

兄「その妹と同じぐらい……妹2のことも大好きなんだ!!」

妹2「……//// だ、だから……う……嘘は……やめて……って……」


兄「言っただろ……」

兄「俺は!」

兄「お前に!」

兄「嘘はつかん!!」

ガシッ!

妹2(か、肩を掴まれた……!)ビクッ

妹2「で……でも……やっぱり……言葉だけじゃ……」

兄「ああ、そうだな……だから今からそのことを身を持って証明する……」

妹2「し……証明って…………んむっ」


チュー

兄「ん……ちゅ……」グググ…

妹2「う……む……ちゅ……」

妹2(え、キスされてる? 私、お兄ちゃんに……キスされてるの?////)

兄「ぅむ……んん……ぷはぁっ……はぁ……はぁ……」

妹2「……はぁ……はぁ……お……お兄ちゃん……何で……?」

兄「何でって……好きだからだろ……」

兄「お前のことが大好きだから……キスした……そんだけ……」


妹2「そんだけって……お兄ちゃん、キス怖い筈じゃ……」

ガクガク

妹2「……! やっぱり……体中震えてるじゃん! 何で無理して……」

兄「何回も言わせんなよ……お前のことが……好きだからだよ!」

兄「好きな人のためだったらこれくらい……全然平気なんだよ」

妹2「お……お兄ちゃん……」グス





兄「これでちょっとは信用したか?」

兄「俺がどうしようもねぇ……シスコン野郎だってさ」

妹2「うん…………うん……!」ギュー


兄「妹2……」

兄(はぁ……まさか妹に告白しちまうなんて……兄貴失格だな……)

兄(ま、けど……後悔はしてねー……)

妹「お兄ちゃん?」

兄「……あ、あー…………何だい? 妹よ」

妹「今の話……本当?」

兄「……んー? どれのこと?」

妹「だからぁ……私のことが……好きだってやつ!」

兄「……おう、本当だよ。俺は妹2が好きで、お前のことも大好きだ」


妹「女として?」

兄「女として。……って訳だから、これからはそのつもりで頼むな」

妹「……なーんじゃそら…………ふざけるなあああああ!」

兄「う……な……何だよ……」ビク

兄「あ……やっぱりアレか……俺からの好意は迷惑だったのか……!?」

妹「そ、そうじゃなくて……気持ち自体はすっごい嬉しかったんだけど……」モジモジ

妹「でも……もっとこう……いい告り方ってもんがあるでしょーがああ!」

妹「私への告白が、妹2への告白の前座みたいになってるじゃないのよおおおおお!」

妹「せめて私に直接言う時は、もっとムード出して言いなさいよおおおおおおおお!!」グググ…

兄「が……ちょ……待て……妹……首絞めは……まずい……死んじゃうから……」カクカク


姉「待ちなさい……」

妹「うわっ! お、お姉ちゃん……いたの……」

姉「妹ちゃんは……まだ……告ってもらえただけましよおおおおおお!」

姉「私なんて……最後ほとんど空気だったんだからああああ!」

妹「え、あー……うん……なんかごめん……」

姉「兄くん……」

兄「あ、はい……」

姉「やっぱり……結局……お姉ちゃんじゃ駄目なのかな……?」

兄「い、いや! そんなことは断じてないって!」


兄「たださっきの会話の流れ的に、姉貴の名前が出なかっただけであって……」

姉「じ、じゃあ……お姉ちゃんのこと……好き?」

兄「ああ、好きだ」

姉「女として?」

兄「うん、女として」

姉「う……嬉しい//// 兄くん! 大好きいいいいい!」ガバッ

兄「う……うおっ!?」ヒョイッ


姉「……え? な、何で? 何で避けるの兄くん!?」ガーン

兄「い、いや何でって……姉貴今何しようとしたんだよ!?」

姉「何って……抱きついてキスしようとしただけだよ?」

兄「じゃあ避けるわ!」

姉「え、ええええ!? 何で!? 好きな人のためだったら平気だったんじゃないのぉ!?」

兄「そ……そうだけど……やっぱりそれでも心の準備がいるんだよ!」

兄「言っとくけどなぁ、さっきだって実際はめちゃくちゃ心の中で気合い入れてからのキスだったんだからな!」


姉「そ、そんなぁ……うう……妹2ちゃんだけズルイ……」

妹2「え、えへへへ……」

妹「あ、あー! なによ今の余裕な笑い! 妹2、何かあんた自分が一番上の存在になった気分で調子乗ってるんじゃないの!?」

妹2「ええー? 調子なんか乗ってないってばぁ……えへへへへ」

妹「それよそれ! その笑い方が調子に乗ってる感じがするのよ! ああもー!」

妹「お兄ちゃん!」

兄「うう……今度は何だよー……」


妹「お兄ちゃんは私達3人のことが好きなのよね!?」

兄「ああ、俺はお前達3人ともが好きだ!」

兄(あれ……何か俺胸張って言ってるけど……最低じゃね? ……ま……まーいっか)

妹「……それで? 1番は誰なのかな?」

兄「……へ?」

妹「だから1番だよ1番。私達の中で1番好きなのは誰なの?」


兄「な、なんでそんなこと聞くんだよ?」

妹「べ、別に私はお兄ちゃんにどれだけ好かれてるかなんて、き、興味無いけど? でも私って負けず嫌いだから、どんなことでも1番がいいのよねー」

妹2「私も無理して順番つけることは無いと思うけど……試しにやってみるのもいいかも……意外に私が1番だったりするかもよ……?」

姉「私は是非そこのところはっきりさせて欲しいよ。兄くん! 私を選んで!」

兄(みんな知りたそうじゃねーか……)

妹「で? 誰なの?」

兄「1番か……1番はなぁ……」


兄「…………駄目だ! やっぱり決められねぇよ! みんな大好き同率1番ってことで! どうだ……?」

妹「……は?」

妹2「……お兄ちゃん……」

姉「ないわー……」

兄「え、ええ!? 何だよお前ら! 何だよその目! 何だよこの空気!?」


妹2「お兄ちゃんは……乙女心が分かってないかも」

姉「全くだよ……兄くんはダメダメだぁ」

妹「こんな駄目なお兄ちゃんには、罰を与えるべきだよね……」

兄「は!? ば、罰? ってなんだ?」

妹「……ふふっ、それは勿論……」






妹「べろちゅーだよっ!」




end

こんな終り方でよかったのか
それは疲れた俺の脳じゃ判断がつかないよ


べろちゅーendの描写(?)書いてください!
お願いします!!

>>425
実は俺エロ展開全く書いたこと無いんだ
加えて俺は童貞、どうなっちゃうか分かるよね
ここで終わるのがお互いのためだと俺は思うよ

バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン       バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・)  バンバンバンバン゙ン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
    \/___/ ̄
  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/
    ドゴォォォォン!!
        ; '     ;
     \,,(' ⌒`;;)
   !!,' (;; (´・:;⌒)/
  ∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
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