P「俺と律子はそんなんじゃない」(281)

P「ぜぇ、ぜぇ……お、おはよう、みんな……」

春香「おはようございます!」

千早「おはようございます、プロデューサー。息、切れていますが」

P「は、走ってきたからな……でも、なんとか間に合ったか」

律子「もう、朝から慌ただしいですよ、プロデューサー。はい、コーヒー」

P「ああ、すまん」

律子「あとは菓子パンくらいならあったと想いますけど」

P「それでいいや、頼む」

律子「はいはい」

春香「………………」

春香「……なんで?」

律子「え?」

春香「プロデューサーさん、コーヒー飲みたいとかパン食べたいとか、一言も言ってないのに」

律子「あんな慌てて来たんだから、朝食を摂ってないことくらい分かるじゃない」

春香「……ぜんぜん分かりませんけど。そういうものなのかなあ」

律子「ええと、パンは何にしようかしら。最近糖分控えめにしてるみたいだから、砂糖が少なめの」

春香「だから、なんで糖分控えめにしてるって……」

律子「だってここのところ、昼頃にアメとか食べなくなったじゃない。健康を気にしてるんでしょ」

春香「………………」

律子「お待たせしました。はい」

P「助かる。ああ、それと」

律子「はい、新聞も」

P「ありがとう」

律子「いえいえ。じゃあ、私は外回りに行ってきます」

P「何時くらいに戻るんだ?」

律子「昼前には戻る予定ですけど……」

P「俺も事務所にいるし、一緒に昼飯行くか」

律子「そうですね。じゃ、行ってきます」

P「気をつけてなー」

春香「………………」

春香「あの、プロデューサーさん」

P「ん?」

春香「プロデューサーさんと律子さんって、付き合ってたりします?」

P「……は?」

春香「違うんですか?」

P「俺と律子はそんなんじゃない。なんでそう思ったんだ……」

春香「だって、仲良さそうだし。律子さん、プロデューサーさんのことよく分かってるみたいだし」

P「あいつは賢いからな。事務所のメンバーなら誰相手でも、趣味レベルで把握してるだろ」

春香「……う~ん。それだけなのかなぁ」

P「バカなこと言ってないで、お前も仕事に行ってこい」

春香「はぁい」

昼頃―――


P「律子、お待たせー」

律子「遅いですよ、プロデューサー殿!」

P「ごめんごめん。でもなんで急に、外での待ち合わせに変更したんだ?」

律子「事務所に帰る途中によさげなファミレスがあったので、つい呼び出してしまいました」

P「……ファミレスくらい、いつでも行けるだろ」

律子「一人だと入りづらいじゃないですか、ファミレスって」

P「そうか?」

律子「そうなんです。ほら、行きますよ!」

P「おい、腕を組むな腕を」

【ファミレス】

真「……ん? ねぇ美希、あれってもしかしてプロデューサーじゃない?」

美希「えっ、ハニー!?」

真「ちょっ……声が大きいよ。それと横にいるのは……」

美希「……律子、さん?」

真「わぁ~、腕組んでる。二人とも、いつの間に仲良くなったんだろ」

美希「………………」


P「じゃあこの『もりもりチャーハン』と『なよなよサラダ』2つずつ。あとドリンクバーも」

店員「『もりもりチャーハン』は500gもありますので、そちらの女性の方には厳しいかと……」

律子「じゃあ1つ頼んで、2人で分けません?」

P「そうだな。俺も今はそこまで腹減ってないし、『もりもりチャーハン』は1つで」

店員「かしこまりました」

P「うまっ! 何これうまっ! もりもりいけるぞ!」

律子「ああもうプロデューサー、口元にごはん付いてますよ」

P「え、どこ?」

律子「取りますからじっとしててください……はい、取れました」

P「うん、ありがとな」

律子「子供じゃないんですから、もっとゆっくり食べてください。よいしょっと」

P「? どこ行くんだ?」

律子「それだけ食べたら飲み物一杯じゃ足りないでしょう。ドリンクもう1つ取ってきます」

P「気がきくなあ、律子は」

律子「これくらい普通ですよ、普通」

真「プロデューサー!」

P「お? 真じゃないか」

真「へへー、見てましたよ! プロデューサーもスミに置けないですね!」

P「……なにが?」

真「ほら、律子とあんなにくっついちゃって。お似合いのカップルだと思いますよ!」

P「あのな。俺と律子はそんなんじゃない」

真「またまたー、そんな隠さなくてもいいじゃないですか!」

P「………………」

真「……え。ホントに付き合ってないんですか?」

P「だからそう言っただろ」

真「………………」

真「美希。頼まれた通り、偵察に行ってきたけど……」

美希「ど、どうだったの!?」

真「付き合ってないって。嘘みたいな話だけど、プロデューサーは割と本気で言ってたよ」

美希「そ、そうなんだ……良かったの」

真「美希ってプロデューサーのことが好きなんだっけ?」

美希「うん! ミキ、ハニーが大好き!」

真「……じゃあ、まだ望みはあるかもね」

美希「だったらミキ、がんばるの! がんばってハニーを落とすの!」

真「……まあ、健闘を祈るよ……」

【765プロ事務所】


P「ふー、食べた食べた」

律子「食べ過ぎです。なんですか、このお腹は!」プニプニ

P「うひゃっ。急に腹をつつくな!」

律子「最近太ったんじゃないですか? 糖分だけじゃなくて油物も抑えた方が」

P「おりゃっ」プニッ

律子「ひゃうっっ!?」

P「仕返しだー、うりゃうりゃ」プニプニ

律子「ひっ、あっ、あははっ! やっ、やめっ、アハハハッ!」

律子「はー、はー……」

P「今日はこんなところで勘弁してやろう」

律子「ひ、ひどいです、プロデューサー殿……私じゃなかったら訴えてますよ?」

P「律子だからいいじゃん」

律子「そういう問題じゃないでしょう!」

P「あーあー聞こえない」

律子「……あ、そういう態度とるんですね。ふ~ん」

P「………………?」

律子「聞こえないならしょうがないですね。そうくるなら、私にも考えがあります」

P「…………あれ? 律子……怒ってる?」

律子「いえいえ。ただ私は、プロデューサーの耳を聞こえやすくしてさしあげようと思いまして」

律子「ところでプロデューサー。今、眠くありません?」

P「……なんだよ、唐突に。そりゃあ多少は眠いけど」

律子「お昼食べたばかりのところに、この事務所の適温ですから。ちょっとお昼寝したくなりますね」

P「……っていうか、していいか? 実は、ガッツリ眠いんだが」

律子「だと思いました。今日はもう外回りも無いからいいですよ。寝るならそこのソファーでお願いします」

P「はいよー」

律子「よいしょっと……はい、頭はここにどうぞ」ポンポン

P「うん」ボフッ

律子「私の脚、固くて悪いんですけど」

P「いや、ちょうどいいよ。ありがとな」

律子「どうも。おやすみなさい」

P「おやすみ……zzz....」

律子「さて、取り出したるは『耳かき』よ」

律子「都合の悪いことになると聞こえないフリをするプロデューサーの耳を、徹底的に掃除するわ」

律子「…………」カリカリカリカリ

P「zzz.....ふひっ」

律子「……こそばゆいのかしら。変な声出してるし」



雪歩「………………」

雪歩「事務所に戻ったら、律子さんがプロデューサーを膝枕して、耳掃除していました」

雪歩「……いいなあ。私もプロデューサーさんに、やってあげたいなあ……」

後は任せたぞ。俺は夢の世界へ行く

                                       ハ,,ハ
                                   /\( ゚ω゚ )/\     いいぜ

                                   ((⊂/\    /\つ))
                                         )   ノ
                                      (_⌒ヽ

                                        ヽ ヘ }
                         ハ,,ハ   /つ ε≡Ξ ノノ `J
                        ( ゚ω゚ )//

                       /    /     てめえが本当に
                      //)   ノ         夢の世界へ行っちまうって言うなら
                     ⊂/ (_⌒ヽ
             ハ,,ハ          ヽ ヘ }
            ( ゚ω゚ )         ノノ `J
            (     \
            \\ \\   一二
  ⊂\        (_\つ \つ  一二
   \\,,ハ      ヽ ヘ }     一二

   //ω゚ )     ノノ `J    一二
   (/    )
   ) //
   (//ヽ
   し ,ヘ }  まずはそのふざけた
   ノノ `J  頼みをお断りします

美希「律子どくの!」

律子「グボァァボボボオボボオ」

ぼぼのものののぼっの

雪歩「じーっ」

律子「あ、雪歩帰ってきたのね。おかえり」

雪歩「たぅ、ただいまですぅ」

律子「今日はファッション誌の撮影だったわよね?予定より早く終わったのね」

雪歩「えぇ。…律子さん、竜宮小町以外のスケジュールも把握してるんですか?」

律子「そりゃまあプロデュース方針はこの人が決めてるけど、マネジメントまで全部するには厳しいから」

律子「私もできる範囲だけど仕事の管理や受注は手伝ってるわよ」

雪歩「そ、そうなんですか。すごいですぅ」

いや誰だよ

律子「そうでもないわよ。私の担当は竜宮小町1ユニットなんだし」

律子「これくらいのサポートはやらないと彼に給料泥棒呼ばわりされちゃうわよ」ケラケラ

雪歩「は、はぁ…」

雪歩「あ!今日は四条さんと夕食に行くんだった!早く日報つけないと」バタバタ

律子「慌ただしいわねえ。今日は撮影だけだったんだし明日でもいいわよ。いってらっしゃいな」

雪歩「は、はい!行ってきます」ガチャ

律子「気をつけて行ってくるのよー」


雪歩「やっぱり律子さんは凄いですぅ。完全に女房役こなしてるよぅ」

このさい誰でも構わん
まじでシクヨロ

P「んあぁ…?」

律子「あ?起きちゃいました?」

P「あれ?なにして」

律子「あぁ、動いちゃだめですよ。…取れそうだったのに落ちちゃった」

P「…?あ、耳掃除してくれてたのか」

律子「そーですよ!誰かさんが私の声を聞きとってくれないから」ふっ

P「ふわぁ!息をふきかけるな!」

律子「ふっふっふー。面白い反応をなさりますなぁプロデューサー殿は」

P「なんか亜美や真美みたいなことを言うな…」

やっぱり俺も寝よう

>>89お願いしますお願いします律子さんを書いてください

>>88P「ならこっちも」スリスリ

律子「わわっ、くすぐったいですよ///」

P「ふっふっふっ、かわいらしい反応をしますなぁ律子殿は」

律子「お返しのつもりですか?」

P「いや~、律子のひざ枕は気持ちいいなぁ~って思っただけ」スリスリ

律子「こんなのでよければいつでもしてあげますよ」
小鳥「(なんだこのバカップル……)」


(携帯で書くのは物理的に)アカン誰か書いてくれ~

誰も来ないみたいだし書いてみる、せっかくのりっちゃんスレ落とすのが忍びない
質は諦めてくれコーヒー入れたら書くわ

律子「終わりましたよプロデューサー」

P「サンキュー律子、う~んスッキリしたよ」

律子「どういたしまして」

響「帰ったぞー!、ってあれプロデューサーと律子だけ?」

律子「響おかえりなさい」

P「おかえり響、今日は仕事だったっけか?」

響「うんそうなんだ、自分一杯目立ったんだからね!」

のっとりだからどっか矛盾してるに違いない
間違ってたら指摘お願いします

響「それにしても二人っていつも一緒にいるよねぇ」

P「そうか?そんなこと思ったこともないけど」

律子「そうですねぇ、別段一緒に作業する機会もないですし…」

響「うむむ…、自分見間違えたかなぁ?」

P「考えすぎじゃないか?」

律子「そうよバカなこと言ってる暇があるなら仕事手伝ってね」

響「えー!!アイドル虐待だぞー!!」

P「響、がんばれよー」フリフリ

響「プロデューサーも助けてよ!薄情者ー!」

~夜~
響「やっと終わったさー…」

律子「ご苦労様響、あなたのおかげで早く仕事終わったわありがとね」

響「自分アイドルだぞ、書類仕事はきらいさぁ…」

P「お疲れ様響、頑張った響をねぎらってやろう晩飯何が食いたい?」

響「おごってくれるのか!?」

P「おう任しといてくれ、みんなには内緒だぞ」

律子「良かったわね響」

響「それなら自分沖縄料理食べたいぞ!おいしいお店知ってるんだ!」

P「沖縄料理か、食ったことないから楽しみだな」

響「自分がとっておきの料理教えてあげるんだからね!」

P「律子も行くよな?」

律子「私はいいですよ、響に悪いですし」

響「律子も一緒に行こうよ、食事はみんなで食べたほうがおいしんだよ」

P「響きもこう言ってるしな、一緒に行こう律子」

律子「そ、それじゃ私も付いていこうかしら」

響「決まりー!急いで行くさー!」

P「おいおい、飯屋は逃げないから大丈夫だって」

律子「あんなにはしゃいじゃってかわいらしいですねぇ」

~沖縄料理屋~
響「……」モグモグ

P「これなかなかいけるなぁ、律子食ってみろよ」

律子「へぇおいしいですねぇ、でも私はこっちの方が好みかな?」

P「どれどれ…、うーん確かに濃厚な味だ…」モグモグ

律子「って何勝手に取ってるんですか!」

P「すまんすまん、これあげるから、なっ?」

律子「二度目はありませんからね、もー」

響「……」ジー

P「ん?どうした響、何か追加するか?」

響「いや、二人とも仲いいなって」

P「仲いいってそりゃなぁ765プロで長くやってきた仲間なわけだし」

響「そうじゃなくって、何ていうかなぁこう…」

P「こう?」

響「……んぎゃー!上手く言えないぞ!」

律子「変な響ねぇ、悪いものでも食べたかしら?」

響「もういい!こうなったらやけ食いだぞ!おじちゃん、ゴーヤチャンプルー追加!特盛りで!」

P「人の財布事情を考えてだな…」

~次の日の朝~
P「おはようー」ガチャ

律子「おはようございます、今コーヒー入れますね」コポコポ

律子「どうぞ、熱いから気を付けてくださいね」

P「ありがと律子、それにしてもあそこに集まってるやつらは朝早くから何してるんだ?」

律子「さぁ?なんでも作戦会議だとか」

P「作戦会議?変なことしなきゃいいけど」

律子「そうなることを祈るばかりですね、そうだお腹とか空いてます?」

P「朝飯は軽くだったからまだ入るよ、何かあるの?」

律子「クッキー焼いてきたんですよ、良かったら召し上がってください」

P「これは嬉しい、いただきまーす」

~作戦会議組~
真「あれはどう見ても……だよね」

春香「クッキーは私の専売特許なのに」

響「そういう問題じゃないと思うぞ」

美希「そうなの!あの二人まるでカップルみたいなの!」

春香「カップルみたい、じゃなくてもうカップルだよあれは」

真「カップルどころか結婚してそうな勢いだよね」

響「昨日感じたのはそれだったのか……」

美希「それはダメなのー!ハニーは美希のハニーなの!」

真「勝ち目が見えないよ美希……」

春香「でも二人って付き合ってないって言ってるんだよねぇ」

美希「やっぱりそうなの、なら美希にもチャンスあるって思うな」

真「プロデューサーから聞いたの?」

春香「そうそう、俺と律子はそんなんじゃないーって」

響「じゃあなんであんなに息ぴったりなんだろ?」

春香「それも律子は優秀でみんなのことを良く分かっているからだって」

真「それにしてはプロデューサーだけ波長が合いすぎてるっていうか」

響「うんうん、お互いを理解し合ってるぞ」

美希「美希あんまり律子さんに理解されてる気がしないの!」

春香真響「美希は仕方ないよ」

美希「みんなヒドいの…」

春香「それにしてもなんで付き合ってないんだろうね?」

真「スキャンダルがいやだとか?」

春香「アイドルとプロデューサーならともかくプロデューサーとプロデューサーだからねぇ」

響「律子は元アイドルだけどそんな心配は…無いかな?」

真「なら仕事に集中したいから…とかどうだろ?」

響「なるほど、そんな気がしてきたぞ」

春香「そうだね、その線が濃厚かな~」

真「ほんとは何なんだろう?気になるな~」

春香真響「……」ジー
~~~~~~~~~~
高木「いやぁ君たちは本当に仲がいいねぇ」

P「そんなことありませんよ、なぁ律子?」

律子「そうですよ社長、プロデューサーさんコップ片づけておきますね」

高木「ははは、まるで夫婦のようじゃないか、仲人は私に任せてくれたまえよ」

律子「仲人って、やだ社長///」

P「そうですよ社長、俺たちはそんなんじゃありませんって」

高木「そうかい?しかし仲良きことは美しきかな、二人ともそのままでいてくれたまえよ」ハッハッハッ
~~~~~~~~~~

春香「新婚さん…」

響「いらっしゃ…やっぱ言わないぞ」

真「あの会話を聞いてるとねぇ」
~~~~~~~~~~~~
律子「私そろそろ営業行ってきますね」

P「はいよ、がんばってな~」
~~~~~~~~~~~~
美希「今なの!」

真「ちょ、美希!?急に飛び出して!」

美希「ねぇハニー!ハニーって律子と付き合ってるの!?」

P「なんだ藪から棒に、あと律子さんって呼ばないとまた怒られるぞ」

美希「真面目に答えて!付き合ってるの!?付き合ってないの!?」

春香「ちょっと美希!」

P「付き合ってないよ、これでいいか?」

美希「ならプロデューサーは律子…さんのことどう思ってるか聞かせてほしいな」

P「急にどうしたんだ?律子は優秀でみんなのこともよく見えていて…」

美希「そうじゃなくって一人の女としてどうか聞いてるの!」

P「気が利く優しい女性…ってとこか、他にもいろんないいところがあるな」

響「ならなんで付き合わないんだ?お似合いだと思うんだけど」

春香「そうですよ、すっごく仲いいじゃないですか」







『は』ってなんやはって……寝ぼけたか?

P「俺と律子じゃ釣り合わないよ、律子にはもっと素敵な男がいるさ」

真「そんな、プロデューサーほど似合う人もいませんよ!」

P「ありがとう真、気持ちだけでもうれしいよ、さぁお前たち仕事あるだろう?俺にかまってないでさっさと準備しろ」

美希「ぶー、ハニーの意気地なし」

P「意気地無しで結構です、とっとと準備する!」

春香「プロデューサーヘタれだったね」

真「ヘタれだったね」

響「ヘタれだったぞ」

春香「これはもしかするともしかするね」

真「律子に同じ質問ぶつけたらどうなるか」

響「自分なんとなーくわかる気がするぞ…」

美希「まだチャンスはあるって思ってたけど…、うう~」

春香真響「(やっと気づいたんだ…)」

~夜 765プロ事務所~
春香「律子さん」

律子「あら春香達まだ残ってたの?」

響「自分ちょっと聞きたいことがあるぞ」

律子「何?明日の予定のこと?」

真「そうじゃなくって、律子ってプロデューサーのことどう思ってるかなぁって」

律子「急に何よそれ?」

真「いいからいいから、教えてよ律子」

律子「うーんそうねぇ、すごい人よね、スケジュール管理なんか一人でもこなしちゃうし」

春香「そうじゃなくって一人の男性としてどう思っているかな?と」

律子「男性として?よく気が利くし…、あと優しい人…かしら、他にもいっぱいある気がするけど」

響「(その台詞今日どこかで聞いたぞ)」

響「ならどうして律子はプロデューサーと付き合わないんだ?」

律子「ちょっと、何言ってるのよ?私たちは別にそういう関係じゃ無いってば」

春香「私思うんですよ、お二人はお似合いだなぁって」

真「僕もそう思いますよ、二人って一緒にいると夫婦みたいだって」

律子「そんな訳ないじゃない、私なんかじゃプロデューサーと釣り合わないわ」

律子「それに私じゃプロデューサーは付き合ったりしてくれないわよ」

響「なんで?」

律子「だってその…、プロデューサーは優しいじゃない?だから私のこともイヤイヤ受け止めて……」

律子「って何言わせんのよ!あんたたち早く帰りなさい!」

春香「律子さんもヘタれだったね」

真「ヘタれな上に卑屈だったね」

響「もう結婚すればいいんじゃないかな?」

春香「それが出来ないから困ってるんだよね」

真「なんていうか…もどかしいね」

響「あーゆーのって本当にあるんだな、自分漫画の中だけだと思ってたぞ」

春香「これは私たちが頑張らないと」

~次の日765プロ会議室~
春香「本日はお集まりいただきありがとうございます」

P「集まってるのお前たち除いたら俺だけじゃん」

真「まぁまぁ細かいことは気にせず」

P「それで何のようなんだ?」

響「プロデューサーにしてもらいたいことがあるんだ、そのお願い」

P「なんだよお願いって、あんまり無茶なのはNGな」

春香「簡単ですよ~、とっても簡単」ニヤ

春香「……ってのをしてもらいたいんです」

P「……それをやるメリットは?」

真「プロデューサーにはメリットしかないはずですけど」

P「いやだと言ったら?」

響「自分急におなかが痛くなったから仕事休んじゃう~ってなる…かもしれないぞ」ニヤニヤ

P「脅しのつもりか?」

春香「そんなことは無いですよ、もしかしたら…ってだけです」

P「分かりました、やらせていただきます」

春香「分かればいいんです」

P「でもなんでこんなことを…」

真「律子さんのためです」

P「こんなことが律子のためになるとは思えないんだが」

響「そうなるかならないかはプロデューサーしだいだぞ」

春香「響ちゃんの言うとおりです、頑張ってくださいねプロデューサーさん」

P「律子に怒られたらお前らの責任だからな」ブツブツ

~同日夜765プロ事務所~
P「(二人きりになったしこれは行くタイミングか…)」

律子「もうこんな時間ですね、私たちも帰りましょうか」

P「そ、そうだな…」

律子「それじゃ戸締りしておくんで先に帰っておいてくださいね」ガタッ

P「律子!」

律子「は、はい!?なんでしょう!?」ビクッ

P「……」ギュッ

律子「え、え?ぷ、プロデューサー?」

P「……」ギュー

律子「どうしたんですかプロデューサー、その…苦しいですよ」

P「……」ギュー

律子「あうぅ、プロデューサー聞いてますか?」

P「……」ギュー

律子「こ、こんなことされたら私、ほ、本気にしちゃいますよ///」

P「……」ギュー

律子「あ、後で何言っても遅いですからね///」チュ

P「!?」

律子「プロデューサーにキスしちゃいました…///」

P「え、えっ!?」

律子「私の初キス…ですからね///」

P「お、俺なんかでよかったのか!?」

律子「決めてました、初めてはプロデューサーにって、叶ってうれしいです」ウルウル

P「律子泣いてるのか?どうした!?抱きしめてるから苦しいのか!?」アセアセ

律子「違います…、嬉しいんです」

律子「プロデューサーとこんなこと出来る日が来るなんて夢にも思って無かったから…」

律子「私臆病だったんです、このまま私とプロデューサーでぬるま湯みたいな関係を続けていればいいって」

P「……」

律子「でもやっぱり心のどこかでこんなことができる関係を求めてました」

律子「でもプロデューサーが踏み出す勇気をくれた今なら言えます」

律子「…プロデューサー私と付き合ってくれませんか?」

P「もう一回聞くぞ、俺でいいのか?」

律子「はい、私の大好きな人はプロデューサーただ一人ですから…」ギュー

~次の日765プロ事務所~
P「おはようございます」ガチャ

律子「あ、プロデューサー、お、おはようございます…」

P「お、おう、律子おはよ…う」

高木「なんだなんだ君たち、喧嘩でもしたのかね?ぎくしゃくとしているじゃないか」

P「いえ、そういうわけでは…」

高木「早く仲直りしたまえよはっはっはっ!」

律子「そ、そうだプロデューサーコーヒー飲みます?」

P「そ、そうだな一杯もらっとこうかな」

律子「どうぞ」カタン

P「ありがと律子、おいしいよ」

律子「そ、そうですか?よかったです///」

春香「嬉しそうだねぇ」

真「これでめでたしめでたし…かな」

響「二人とも顔真赤で面白いぞ」

春香「初々しいって感じだね、今更感はあるけど」

美希「ハニィ~……、うう~律子さんにハニー取られちゃったの……」

春香真響「(美希の出番ねーから!)」

     ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()

 i  {              ____           |  ヽ
 i  i           /__,  , ‐-\           i   }
 |   i         /(●)   ( ● )\       {、  λ
 ト-┤.      /    (__人__)    \    ,ノ  ̄ ,!
 i   ゝ、_     |     ´ ̄`       | ,. '´ハ   ,!
. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ

     | 答 |     異 常 で 終 了       │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ


あれ、セクロスは?

>>190エロなんて飾りですエロイ人にはそれがわからんのです!
頼むか居てくれよエロイやつ

俺は律っちゃんギューってしてギューって出来たら満足よ

ほしゅう

律子さんは可愛い保守

次は>>1にバトンタッチか?

ほすほす

保守

すげーまだ残ってる
昼寝終わったら書きたいな

かつて途中で頓挫した律子SSを書き直したくなる程度には面白かった
乙です

>>228今からあなたも書いていこうぜ!
あとべたな展開ですまんな!頭働かなくてな!

さてこれまたべったべただが少しだけ捕手がてら書かせていただきます

律子「みんなお疲れ様、今日は良く出来たわよ」

伊織「なんか最近律子が妙に優しい、何か気味が悪いっていうか」

あずさ「そうねぇずいぶん明るくなったわねぇ律子さん」

亜美「あれ伊織んにあずさおねーちゃん知らないの?」

伊織「知らないって何がよ?」

亜美「律っちゃんね兄ちゃんと付き合い始めたんだって」

あずさ「あらあらまぁまぁ」

伊織「何それ!?聞いてないわよ!」

亜美「いや…、亜美言ったの初めてだし…」

伊織「律子!ちょっと!」

律子「何よ伊織?大きな声出して」

伊織「プロデューサーと付き合い始めたって本当なの?」

律子「あら知ってたの?そうよ本当よ」

あずさ「まぁ律子さんおめでとうございます」

律子「あずささんありがとうございます」

あずさ「私も律子さんみたいに素敵な彼を見つけたいですね~」

律子「そんな…素敵だなんて…///」

伊織「誰もあんたのことほめてないわよ」

亜美「それでどっちからコクったの律っちゃん?」

律子「そうね…、告白したのは私だけど…きっかけはプロデューサーがくれたからプロデューサーが告白してくれたって言っても過言じゃないんだけど///」クネクネ

伊織「(律子が気持ち悪い!)」

あずさ「なんて律子さん言ったんですか?」

律子「そのね…今までの関係もいいけど、新しい関係を作りたい…ってもう何言わせるんですか///」

亜美「ヒュ→ヒュ→、お二人さんアツアツだねぇ」ニヤニヤ

あずさ「そうですねとってもお似合いですよ」

伊織「(やっぱ律子が気持ち悪い!)」

~765プロ事務所~
P「う~~~ん……」

春香「プロデューサーさんどうしたんですか?悩み事ですか?」

P「おっ、春香達帰ってきたのか?ちょうどいい、相談に乗ってもらえないか?」

響「自分でよければ相談に乗るぞ」

真「自分も出来る限りお手伝いしますよ!」

P「みんなありがとうな」

春香「それで相談って何なんですか?」

P「実はだな……」

春香「はぁ…」

真「はぁ…」

響「はぁ…、プロデューサーそれ本気で言ってるのか?」

P「あ、当たり前だろ!こんなことで冗談なんか言うかよ」

春香「どこでもいいじゃないんですか?割と本気で」

真「僕もそう思いますよ、っていうかそんなことで真剣に悩んでたなんて」

P「真剣にもなるよ律子との初デートだし、嫌われたら…そのいやだし」

春香「ありえません」

真「ありえませんね」

響「自分それは無いと思うぞ…」

P「そうか?不安でいっぱいなんだ…」

春香「そんな不安にならなくても大丈夫ですって」

P「そんなに言われると少し安心…出来ない」

真「これは重症だね、仕方ないから僕たちがデートコース考えてあげますよ」

P「本当か!?真頼りにしてるぞ!」

響「今のプロデューサーすごく頼りないさぁ」

~休日 P宅~
P「本当にこれでいいのか真よ、俺はすごい不安だよ…」
~~~~~~
真「いろいろ考えましたがプロデューサーのお部屋に決まりました」

P「お、俺の部屋!?あんな汚い所に律子呼べるかよ!?」

春香「きれいに掃除してくださいね」

響「遊園地とか考えたんだけど二人ともいつも忙しいからね、二人きりでゆっくりするといいと思ったんだ」

P「今はそうゆうのもあるのか」

春香「というわけでこれで決まりです、がんばって律子さんを誘ってあげてくださいね」
~~~~~~~

P「俺の家なんか来るのは嫌とか思ったけど誘ったら律子スゲー喜んでたしなぁ」

P「女心は分からないことだらけだ…」ピンポーン

律子『プロデューサー、律子です』

P「は、はーい今行くぞー」

P「律子いらっしゃい」ガチャ

律子「本日はお招きいただきありがとうございます」

P「そんなに固くならなくてもいいよ、気楽にしてってくれ」

律子「そ、そうですか?それじゃおじゃまします」

律子「意外ときれいにしてあるんですね感心しました」

P「律子が来るからがんばって掃除したよ」

律子「時々じゃダメですよ頻繁に掃除しないと」

P「とは言ってもなかなか忙しくてやる機会が無くてな」

律子「わ、私でよければプロデューサーの部屋を掃除しに来てあげてもいいですけど?」

P「本当か?それは助かるよ、なら鍵渡しとかないと…、もう一本どこにやったっけ…」

P「あったあった、はいよ」

律子「はい確かに任されました、でも私が掃除しに来るからってあんまり汚しちゃダメですからね?」

P「ははっ、善処するよ」

しまうチンコがない

律子「さてそれじゃお昼ご飯でも作りますね、食材買ってきたんで」

P「俺も手伝うよ、何手伝えばいいかな?」

律子「それじゃプロデューサーはお皿の準備をお願いしますね」

P「ほいきた、他は何すれば?」

律子「えーっとそれじゃあですね……」


律子「完成です!うんうん我ながらいい出来ですね」

P「なかなかうまそうじゃないか、律子料理得意だったんだな」

律子「い、いえ私そんなにできませんよ、家で練習してきましたから、プロデューサーにおいしい手料理食べて欲しかったから///」

P「それは嬉しいことだ、味わって食べないとな」

律子「どうぞ召し上がれ」

P「ごちそうさま、いや~おいしかった最高だよ」

律子「褒めすぎですってば、こんなのでよければいつでも作りますから」

P「こんなにうまい料理がいつでも食べられる俺は幸せモノってことだな」

律子「ふふっそうかもしれませんね、お茶入れますね」

P「お、気が利くなサンキュー律子」

律子「どうぞ」カタン

P・律子「……」ズズー

P「こんな楽しい休日は初めてだな、いつも休みは一人でいたから…」

律子「そうなんですか?」

P「特に趣味があるわけでもないしな、こんな風に休日を満喫できる日が来ると思って無かったよ」

律子「嬉しいですねそう言われると、これからの休日はいつも一緒にいてあげましょうかプロデューサー殿?」

P「そうだな、ぜひお願いしたいね」

P「こうやってこたつで二人一緒につまらない事をしゃべってそれで……って律子?」

律子「zzz……」

P「お腹一杯になって寝ちゃったか」

P「かわいらしい寝顔だ……写メ写メ」パシャ

律子「うぅ~ん…zzz……」

P「俺も寝るか…お休み律子…」チュ

律子「えへへ…ぷろでゅーさぁ…」

P「(俺ってつくづくヘタれだなぁ……)」

                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()

 i  {              ____           |  ヽ
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. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
   \ノ ノ   ハ ̄r/:::r―--―/::7   ノ    /
       ヽ.      ヽ::〈; . '::. :' |::/   /   ,. "
        `ー 、    \ヽ::. ;:::|/     r'"
     / ̄二二二二二二二二二二二二二二二二ヽ

     | 答 |     お 昼 ご は ん       │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ

だれか続きかいてもいいのよ?

                                 ,.へ
  ___                             ム  i
 「 ヒ_i〉                            ゝ 〈
 ト ノ                           iニ(()

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. ヽ、    `` 、,__\              /" \  ヽ/
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     | 答 |     お 前 が 書 け       │|
     \_二二二二二二二二二二二二二二二二ノ


可愛いと言われたい
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1239519

>>266りっちゃんはかわいいのを再確認した、あかんでこれは

すみませんがパソコン弟に取られました
使えるようになったら必ず続き書きます
申し訳ないです

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