響「やっほ~♪」 (25)

ガチャッ


響「はいさーい!みんなおはようだぞ!」

P「……」

響「って一番のりかー…あ、おはようプロデューサー!」

P「……」

響「今日も一日がんばろー!」

P「……」

響「…?プロデューサー?」

P「ちがうだろ」

響「え?なんか言ったか?」

P「ちがうだろ!」

響「うわぅっ!?なにが違うんだ!?」


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P「『やっほ~♪』だろ」

響「何の話?」

P「あいさつ以外に何があるんだ!」

響「自分、あいさつならちゃんとしたぞ!してないのはプロデューサーじゃないか!」

P「おはよう響」

響「おはようだぞ!」ニコニコ

P「だから違うだろ!」

響「もー!わけわかんないぞ!」

P「なぜわからない」

響「今日のプロデューサーはなんだかおかしいさー……」

P「『はいさーい!』『おはようだぞ!』わかる、わかるぞ。どっちも可愛いよなぁ」

P「元気なあいさつに、響の太陽のような笑顔が合わさって、もうこのあいさつ聞いてるだけで一日頑張れるよ」

P「それほど響は魅力的でかわいいぞ」

P「それはわかる、わかるんだ。だけどな」

響「ちょと、いきなり何言いだすんだプロデューサー……は、はずかしいよ…」

P「事実だ」

響「うう…もう……へんたい」

P「ああ、変態だ。話をつづけるぞ」

響「認めちゃうのか……」

P「まあ、ものは試しだ。俺が事務所に入ってくるから、響はソファのここに座っててくれ」

P「俺がソファの近くまで歩いてくる、そしたらおはようとあいさつするから、『やっほ~♪』ってあいさつを返すんだ」

P「その時、響は俺を覗き込むように体を傾けて、そして手を振りながらだ。忘れるなよ」

響「わ、わかったぞ」

P「響はえらいなぁ」ナデナデ

響「ぁっ……えへへっ自分はカンペキだからな。これくらい朝飯前さー」

ガチャッ



テクテクテク

響「!」チラッ

P「おっ、響おはよう」

響「やっほ~♪」フリフリ

P「それだあああああああああ!!!!」

響「うぎゃっ!?」

P「あぁ、響はかわいいなぁ!かわいいよ…かわいすぎる」

響「あう…また、かわいいって…」

P「もっかい!もっかい言ってくれるか!?」

響「や、やっほ~…」

P「ああ…頭がおかしくなりそうだ」

響「すでにおかしいぞ……」

響「もー!どうしちゃったんだプロデューサー!?」

P「それはこっちの台詞だ!」

P「なんだよ『やっほ~♪」って…反則だろ……」

P「しかも笑顔で手を振りながらだぞ……お前は俺を殺す気なのか?」

響「うぇっ!?そんなわけないでしょ!」

P「もう一度言ってみろ」

響「やっほ~」

P「はい、死んだー。今、俺死んだわ」

響「だ、だれか……プロデューサーが壊れちゃったぞ」

P「しかもなんだよその私服……」

響「え?これか!ふっふっふ~かわいいでしょ!この前、新しく買ったんだぞ!」

P「前々から気になっていたが、肌を露出しすぎだろ!」

響「そっちの方が動きやすいからなー」

P「今回の私服はさらに露出度が高いじゃないか!なんだ?触っていいのか?もう触ってもいいよな?」

響「いいわけないだろ変態!」

P「あーなんとかして響のいろんなところ触りたい」

響「うわーん!誰かいないのか!?」

P「前まではぎりぎりお腹がチラッと見えるくらいだっただろ」

響「そうだったか?」

P「もうおへそより少し上まで見えてるじゃないか!」

響「ちょ、ちょっと見え過ぎかな?」

P「ああ、見せすぎだ。ほら、簡単に触れちゃうだろ」サワサワ

響「うひゃぁっ!?なにするんだー!」

P「見せてる方が悪い」

響「痴漢の言い訳みたいだぞ…」

P「心配するな!俺が触るのは響だけだ!」

響「ケータイ取り出し」ポパピプペー

P「ごめんなさい」

響「素直に謝るなら許してあげるぞ。でも次はないからね!もう…」

P「はい」

P「足もこんなに出しちゃって……」

響「さっきから視線がいやらしいぞ!」

P「お前な、考えてみろよ」

響「?」

P「目の前に超絶完璧美少女アイドルの生足があるんだぞ」

響「び、美少女って……」

P「そりゃ見るだろ」

響「褒めたってだめなものはだめだからな!」

P「かわいいよ響」

響「ううー……もー!そういうのなしぃ!」

響「ぷ、プロデューサー」

P「どうした?」

響「プロデューサーは、いつもの私服と今日の服だと、その、どっちが好きなんだ?」

P「え、そうだな…」

響「……ま、まあ、別にどっちでもいいんだけどね」

P「どっちも好きだよ。響はなんでも似合うからな」

響「えへへ、そ、そっか」

P「なんでいきなりそんなこと聞くんだ?」

響「な、内緒だぞ」

P「ま、これから当分の間は『やっほ~♪』で頼む」

響「わかったぞ!プロデューサーがそう言うなら、自分、そうするね!」

P「おはよう響」

響「やっほ~♪」ニコニコ

P「かわええ…」

響「ぷ、プロデューサー。ただ、その…」モジモジ

P「どうした?」

響「いちいちかわいいって言うのやめてよ……はずかしくてプロデューサーの顔見れないし…」テレテレ

P「そういうところもかわいすぎるんだよ…っとわかった、言わないようにするよ」

響「で、でも……たまには言ってもいいんだぞ?」

P「もう抱きしめていいか?」

響「なんでそうなるの!?」



「……」コソコソ

ガチャッ


P「おはよう!」

響「やっ…って、うぎゃぁっ!?」


春香「プロデューサーさん!やっほ~ですよやっほ~!」

千早「や、やっほ~……くっ」

美希「ハニー!やっほ~なの!」

やよい「うっうー!やっほ~です!」

雪歩「うう…やっほ~ですぅ」

真「プロデューサー!やっほ~!」

亜美・真美「やっほ→!兄(c)」

貴音「やっほ~です、あなた様」

伊織「にひひっ、やっほ~よ」

あずさ「やっほ~です~プロデューサーさん」

律子「や、やっほ~…あーもう、なんで私まで…」


響「なに、これ……」

P「知らん…」


おわり

ワンフォーオールのPVみたら書きたくなった。短いけど終わり。

よし、寝る

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