P「ク、クビ……」 社長「すまない……」(1000)

P「どうしました?社長…」

社長「すまない、今日で辞めてくれないか……」

P「……お世話になりました」

社長「本当にすまない……」

P「……いえ、新しいプロデューサーのもとでの765プロの大成を祈っています」

・・・・
P「はぁ……」

春香「プロデューサーさん、こんばんは」

P「あ、春香。どうした」

春香「忘れものしただけです」テヘヘ

P「そうか……これからは気を付けるんだぞ」

春香「へっ?……は、はい」

P「(思えば俺は765プロの足手まといになっていたなぁ……)」

P「(これが正解かもしれないな……)」

~翌日~
春香「おっはよー!」

千早「春香、プロデューサーが辞めるらしいわよ」

春香「えっ……そんな」

やよい「うっうー、残念です」

伊織「でもこれでデビューするチャンスが増えたわね……」

全員「……」シ-ン

春香「そんな……プロデューサーさんが……」

千早「し、正直言って不器用だったわね……」

亜美「まあ、過ぎちゃったことはしょうがないよ→」

小鳥「今日は新しいプロデューサーさんが来ますよ」

美希「本当なの!?」


ガラガラ

赤羽根P「今日からよろしくお願いします」

千早「よろしくお願いします(なかなかイケてるじゃない)」

美希「よろしくなのー!(タイプなの!)」

春香「よろしくお願いします……」

・・・・
P「忘れものした……」

P「俺も春香のこと言ってられないなぁ……」

ワイワイ ガヤガヤ

P「(賑やかだ……)」

P「(こんな賑やかな765プロは初めてだ……)」

P「頑張れよ」

ガシャ
春香「プロデューサーさん!?」

P「うおっ!?春香」

春香「どうしたんですか?」

赤羽根P「あの

P「わ、忘れもの取りに来ただけだから」ダッダッダッ

千早「プロデューサーさん……」

P「じ、じゃあさようならー!」

・・・・
P「あぁ……これからどうしよう」トボトボ

P「(できればアイドルのプロデューサーをやりたい)」トボトボ

P「(だが今回の二の舞に成りかねない……)」

春香「プロデューサーさーん!」ダダダ

P「どうした?春香」

春香「プロデューサーさん、ありがとうございました!」

P「ありがとう……悲しい顔してくれて」

春香「あの、プロデューサーさん」

春香「次のお仕事……頑張ってください!」

P「はは、ありがとう」

春香「忘れませんから」

P「それが一番有り難いよ……」

P「じゃあな」

P「(765プロにいた期間が無駄ではないような気がしてくるな……)」

P「またプロデューサー、やりたい」

・・・・
面接官「ありがとうございました」

P「ありがとうございました……(駄目だ……)」

~数日後~
P「やっぱ不合格か……」

・・・・
P「また不合格…」

・・・・
P「また不合格かよ!」

P「あー……もう働こうかな……」

P「最後に961プロダクションを受けよう」

P「それで駄目なら諦めよう」

~面接~
P「(でかい会社だな……緊張する)」

黒井「どうぞ」

P「どうも、お願いします(キザな面接官だなぁ……)」

黒井「私は961プロダクションの代表取締役の黒井崇男だ」

P「……はい(マジですか、代表取締役って……)」

黒井「では始めよう」

・・・・
黒井「(765プロにいた……だとこいつ)」

黒井「書いてあるとおりだと何がなんでもプロデューサーをやりたいと」

P「はい」

黒井「なぜ765プロを辞めたのだろう?(こいつの目……)」

P「実力不足でクビになりました」

黒井「……は?」

P「この経験を無駄にせず頑張りたいです」

黒井「(この目……)」

・・・・
P「ありがとうございました……(終わった)」

黒井「(やつから…昔の私と同じものを感じた……)」

黒井「あの目だ」

黒井「(あの執念が溢れ出しそうな目)」

黒井「(いずれ私のように自分の愚かさに気付くだろう)」

黒井「(だが……面白そうだ)」

P「多分終わった」トボトボ

P「ん?この広告は……」

P「アイドルオーディション……?」

P「行こう」

・・・・
美希「ほんのささいな言葉に傷ついて」

P「美希達……上達してるなぁ」

P「美希達のグループはダントツ一位か」

やよい「やりましたぁ、プロデューサー!ハイ、ターッチ!」

赤羽根P「よくやったぞ」パンッ

美希「初勝利なのー!」

赤羽根P「すごいじゃないか!」

P「……(俺って一回も勝たせられてなかったのか……)」

春香「プロデューサーさん!」

P「」ビクッ

春香「プロデューサーさんもオーディション見に来てくれたんですね」

P「は、春香か(ビビッた……)」

春香「美希なんて新しいプロデューサーさんにベッタリですよ」アハハ

P「歌もダンスも上手くなったな」

春香「はい、新しいプロデューサーさんすごいんですよ!」

春香「ところで今何をしてるんですか?」

P「……アイドルの、プロデューサーかな」

春香「やっぱりもういっかいやるんですね!」

P「あぁ……」

春香「じゃあ今度会うときはライバルですね」

P「……!!あ、ああ」

春香「楽しみです」

P「そうだな……」

P「……言ってて悲しくなってきた」

P「(やっぱり諦めきれない……)」

~数日後~
P「合格……?」

P「視力落ちた?……合格、合格だ!」

P「なんか合格したー961プロに合格したー!!」

P「いやっふぅうううううううううバックテーン!」ドン

下の人「うるせー!!」ドンドン

・・・・
P「プロジェクトフェアリー……ですか?」

黒井「そうだ。当初3人の予定だったが……2人になってな」

黒井「その2人のプロデュースをお前に任せる(クソッ…星井美希め……なにがハニーと一緒じゃなきゃ嫌だだ)」

P「本当ですか!?ありがとうございます!」

P「いきなり仕事もらっちゃったぜ」

~夜~
P「……こんな河原に四条貴音さんがいるのか?」テクテク

P「あれは……!?」

P「月光を受け髪が光輝いている!?」

P「(あれが銀色の女王……)」

P「あのー、こんなところで何してるんですか?」

貴音「星を見ているのです」

P「星……?」

貴音「……ところであなた様は」

P「あの、実は俺はあなた達のプロデューサーになった者です」

貴音「そうでしたか、私は四条貴音です。宜しくお願いいたします」ペコッ

P「星好きなんですか?」

貴音「はい……あの強く光輝く星はきれいですよ?」

P「アルクツールスですね。ここは良く星が見えますね」

貴音「あるくつーるす……?」

月がきれいですね=……

貴音「なんですかそれは」

P「えぇと……あの星の名前かな(え?知らないで見てたの?)」

貴音「星の名前まで知っているとは……面妖な!」

P「え?俺がめ、面妖なの……?」

貴音「ではあれは……」

P「季節的に多分スピカかな」

貴音「なんと……」

>>59
ごめんミスった適当に合わせてください

貴音「随分とお詳しいのですね……」

P「え?ま、まぁ……」

貴音「今度教えては頂けないでしょうか」

P「ほ、星について……?」

貴音「もちろんです」

P「約束しますよ」

・・・・
P「俺にしては珍しく上手くいってるぞ……」テクテク

P「宝くじでも買おうかな」

チュウ

P「なんか踏んじゃた!」

P「ハ、ハムスターだ!」

P「これ生きてんの?」アセアセ

P「……動きはじめた」

P「良かった……」

チュウチュウ

P「いって!噛みやがったな!?」

「おーい、ハーム蔵ー!」

P「ハム蔵?……まさかこれのことか?」アセアセ

響「ちょっとそこの人ー!」

P「」ビクッ

P「なんでしょう?」

響「ハム蔵っていうハムスターを知らないか?」

P「もしかして……これ?」

響「おお!?有り難いぞ!ハム蔵ぉ!!」

P「(良かった……)」

P「(ってあれ?)」

P「もしかして我那覇響さん?」

響「なんで私の名前知ってるんさー?」

P「やっぱり……実は」

・・・・
響「そうだったのか、これから宜しくだぞ、プロデューサー!」

P「はい(声でかいさぁ……)」

響「じゃあな、プロデューサー!今日は有難う!」

P「……宝くじ買うわ」

~翌日~
P「よぉし、レッスン終了でーす」

P「(すごい……やっぱり961プロが見込んだダイヤの原石なだけある)」

貴音「差し入れとは……ありがたいです」

響「ありがとうさー」

P「大丈夫ですか?」

響「なんくるないさー!」

P「……な、なんくる」

黒井「やあ」

P「こんにちは」

冬馬「こんにちはっす」

P「うはっ、ジュピターだ!」

黒井「ジュピターは私が直々にプロデュースしているのだよ」

P「そうなんですか」

黒井「ところで、来週突然だがオーディションに出てもらうぞ」

響「来週……」

P「(すごい突然だな…)はい、分かりました」

貴音「そうと決まればもっと練習を」

P「ま、まあまだ営業もありますし程々に」

貴音「そうですね……」

・・・・
P「お疲れ様でした」

響「じゃあお先に帰るぞ、プロデューサー!」

P「なんか調子良いぞ」

貴音「……あなた様」

P「はい?」

貴音「少し相談に乗っていただけないでしょうか」

P「相談?」

貴音「大した事ではありません」

P「なんでしょう」

貴音「もし……変な輩に騙されて借金を背負わされることになったら」

P「えっ!?(なにその怖い仮定)」

貴音「返すべきでしょうか」

P「うーん……逃げるのもマズいよな……」

貴音「やはり、下らない相談でした。忘れて下さい」

P「……へ?は、はぁ」

~翌日~
P「早起きしたから散歩しよ」

P「なんか良いことあるような気がする」テクテク

P「」ビクッ

ガアアアアア

P「ワ……ワニ!」ガクガク

P「足が動かない」ガクガク

P「ヘルプミー!」

ワニ子~!

響「ワニ子ー、ここにいたのか」

ワニ子「ガアアアア」

響「ごめんプロデューサー、ワニ子逃げ足早いんさぁ」

P「放し散歩はやめといたほうが……」

P「響さんって動物好きなんですね」
響「響でいいさぁ」

響「ああ、プロデューサーウチの家族を見に来ないか!?」

P「え?いいの、響?」

歯磨いてきます

P「ここが響の家か」クンカクンカ

響「これが自分の家族だぞー!」

ジジャ-ン

P「」

響「プロデューサー?」

P「い、いっぱいいるんだね……(多過ぎだってこれは)」

響「どう?かわいいか?」

P「も、もちろん」

響「良かったさぁ」

P「(食べ合ったりしないのかこんな色んな動物がいて)」

P「行こうか」

響「そうだな」

・・・・
貴音「はぁああ、ああ……」ビクビク

893「おい、出てこいやごるぁ!」ドンドン

貴音「……」

893「期限、分かっとるな」

貴音「……」ビクビク

893「50万やで」ドンッ

893「ほなさいなら」

~961プロ~
貴音「今日も頑張っていきましょう、あなた様」

P「は、はい(昨日の質問の意味はなんなんだろう)」

響「オーディションへ向けて頑張るさー!」

P「おー!」

貴音「……」

P「顔色悪いぞ、貴音さん」

貴音「響と同じく呼び捨てのほうが良いです」

P「貴音、気分悪いのか?」

貴音「いえ、この通り……」

P「……」

・・・・
~オーディション前日~
893「明日やで」ドンドン

貴音「あなた様……っ」ビクビク

893「出て来なくても良いぞ」ドンドン

893「ちゃんと全額揃っとるんやったらな」

893「忘れんといてや」ガンッ

貴音「……」

オーディション前日じゃなくて当日にしてください

~オーディション本番~
P「よし、上手く行ってるぞ……」

P「貴音、まだ元気ないなあ」

~オーディション終了後~
P「さすが、ダントツの一位だよ」

響「まあな!」

貴音「……」ボ-

響「貴音……?」

貴音「は、はい?なんでしょう……」

響「元気ないぞ?」

P「今日俺の家に来てくださいよ、天体について教えますよ」

貴音「まことですか……?」

P「まことまこと」

貴音「是非……!!」

P「俺の粗末な知識で良ければ」

響「そういえばエントリーナンバー1の765プロはどうして来てないんさー?」

P「765プロエントリーしてたのか(どうしたんだろう……)」

黒井「痛い目見せてくれるわ、弱小765プロ!」

・・・・
P「こんぐらいかな」

貴音「とても凄いです……何故そのようなことを」

P「あはは……まあプロデューサーだから(昨日かなり調べた)」

貴音「……」

P「……」

貴音「……」

P「あの、時間大丈夫?」

貴音「プロデューサー、あの」

P「はい?」

貴音「図々しいのですが、今晩だけは泊めていただけませんか……」

P「……!?も、もちろん俺はいいけども……」

貴音「良いのですか……?」

P「訳を聞かせてくれよ、嫌ならいいけどさ」

貴音「すみません、嫌です」

P「そうか……大丈夫、安心して泊まってっていいよ」

貴音「あなた様……!!」

P「布団布団っと……」

貴音「すみません……」

貴音「(結局ベットまで使わせていただきました……)」

貴音「(あの家はもう怖くて行けません……)」

貴音「(50万も用意できません……)」

貴音「……っう……」グスン

P「……」ソ-

P「(貴音……)」ソ-

貴音「あなた様」

P「ん……こんな時間!?ありがと!」

貴音「いえいえ……」

~夜~
P「お疲れ様でした」

響「お先に失礼するぞ!」

貴音「……星を見に行くのに付き合ってもらえませんか」

P「もちろん……あ、ちょっと用事済ましてからね」

P「先に行っててくれ!」ダッダッダッ

貴音「……あなた様」

P「(おいおい、宝くじ当たってるぜおい!)」ダッダッダッ

・・・・
貴音「昨日学んだ通りだと……あれが乙女座でしょうか」

貴音「こういう楽しみかたもあったのですね」

893「みぃつっけた」

貴音「んなっ……!!」

893「逃げたのかな?お゛いぃ!!!」バンッ

貴音「ひぃっ!?」ビクビク

893「ただ、50万、お前の体なら作れるかもな」

貴音「あなた様……」ウルウル

P「何に使おう……」

P「50万だぜ50万」

P「やばい猛烈にニヤけてくるwwwww」

P「とりあえず貴音のところに行かないと」ダッダッダッ

・・・・
P「……なんだあいつ」

893「ほら、付いて来い」バンッ

貴音「嫌です」

893「じゃあ50万出せや!!」

P「さよなら高性能PC」

P「えいやー!うおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!」ドドドド

893「なんやお前」

P「遅れてすいませんねぇ、50万っす」

893「ふっ……嬢ちゃん、確かに受け取ったで」ブロロロロ

貴音「あなた様!!」

P「ごめん、遅くなった」

貴音「知っておられたのですね……50万のこと……」

P「えっ?……う、うん」

貴音「しかしそのような大金……」

P「心配いらないって」

P「貴音たちが活躍してくれればいくらでもおつりが帰ってくるんだ」

貴音「あなた様……」ブワァッ

ギュッ

P「お、おお……(きたああああああああああああああああああああ)」

貴音「きっと何倍にもしてみせます」ギュッ

P「ああ(もう宝くじで偶々とか言える空気じゃない)」

P「どうしてこんなことに?」

貴音「実は……」

貴音「古き友人に会って……そのとき私はお金に困っていました」

貴音「友人は5万円貸すと言ってくれました」

貴音「しかし私がサインしたのは50万、一桁多い書類でした……」

P「ひ、ひっでぇ……(予想外です)」

貴音「なんとお礼をしたら良いか……」

即45万返せよ

P「あ……星、曇に隠れちゃった」

貴音「ですね」

P「今度プラネタリウムに行ってみないか?良く星が分かるぞ」

貴音「……!?ぜ、是非とも!」

P「帰りラーメン奢るから一緒に来てくれよ」

貴音「ありがとうございます」

P「(マッサージチェア……3Dテレビ……)」

ああ実際もらったのは5万ってことか
自己解決

~翌日~
響「プロデューサー!!」

P「一体どうしたの……」

響「ハム蔵が死んじゃったぞぉおおおおおおおおおうわあああああああん!」

P「え!?どうして!?」

響「いつか外的なダメージがあったって医者の人が……」

P「(外的なダメージ……外的なダメージ……)」

響「うわああああああああああん!!!」

貴音「響……生き物を飼うということは当然死も伴うのですよ?」

貴音「響……今はハム蔵を気持ち良く成仏させてあげるときです……」

響「そうだったさぁ……泣いてる場合じゃないぞ」グスグス

響「なんくるないさー!」

P「(外的ダメージってもしかしなくてもあの踏んだとき?)」

P「(そんな、まさか……ね)」

~夜~
響「き、今日は葬式でもやるさぁ……」トボトボ

貴音「響を慰める何かをしてあげましょう」

P「ふむ、どうしようか」

貴音「新しいハム蔵を……」

P「それは駄目だ(資金的な意味で)」

貴音「な、なにゆえ……」

P「ハム蔵に変わりなどいない!」

貴音「……あなた様、そうですね……」

子供の頃飼ってたハムスターが小学生に踏まれて死んだわ
頭が凹んでて医者連れてってもどうしようもなく苦しみながら死んでいったよ……

P「……」

P「こうしよう」コソコソ

貴音「面妖な!……それで本当によろこぶでしょうか……」

P「間違いない」

貴音「……気が進みません」

P「じゃあ…ちょっと衣装買って来る」

>>179
うわああああああああ

~公園~
響「プロデューサー、呼び出しててきたのにいないなんておかしいぞ」

ア-ア-ア-ア-ア-ア-

響「き、教会で聞くような歌だぞ!?」

仮装P「ボクハムゾウ」

響「で、でっかいハム蔵だぞ!!」ウルウル

貴音「アーアーアアアー(プロデューサーが巨大なハムスターにしか見えません)」

仮装P「オワカレヲイイニキタンダ」

響「お、お別れ……?」

仮装P「ソウ、ボクハシンデシマッタンダヨ」

響「うん……」

仮装P「ヒトツダケドウシテモツタエタイコトガアルンダ」

響「な、なんなのさ?」グスッ

仮装P「ダイスキダヨ、ヒビキチャン」

響「はあああああむぞおおおおおおおおおおおおお!!!」

仮装P「ジャアネ」テクテク

P「暑かったぁ」ガバッ

貴音「……」

P「あー大成功」

貴音「……まだ作戦は終わってませんよ?」

P「そうだった」

P「おーい、響ー!呼び寄せたのに遅れて悪かった」

響「ありがとう、プロデューサー!!」

P「!?」

響「お蔭で元気出たさあ!」

P「な、なんの話でしょうか」

響「貴音も、元気付けてくれてありがとうな!!」

貴音「なんのことでしょう……」

響「プロデューサー大好きさぁ!」ガバッ

貴音「……!?」

P「あはは……なんの話かな」

~それから~
P「最近妙に仕事が上手くいく」

P「貴音達が凄いのもあるが……それ以上に765プロのときとは仕事が違う」

P「金の力は偉大だ……」

貴音「収録が始まります」

P「あー、はいありがとう」

司会者「急遽765プロ組が来れなくなったため、今日のゲストは」

司会者「ひびたかシスターズさんでぇす!」

P「……そういえば765プロと対峙したことがないなぁ……」

~収録後~
P「自販機は……」

赤羽根P「クソッ……961プロめ」

千早「嫌がらせが過ぎますよ……」

美希「許せないのー」イライラ

P「(あいつら……何言ってやがる……)」

春香「あっ、プロデューサーさん!」

P「え?(ヤバいバレた)」

赤羽根P「ちょっと!」ガシッ

P「イタイイタイ」

赤羽根P「もう嫌がらせは止めてください」

P「ちょっ、俺は嫌がらせなんてしたことないっすよ……」

美希「961プロに寝返ったうえにおとぼけまで……最低なの」

P「な、なんなの?散々言いたい放題してるけど」

赤羽根P「話があります」

春香「……」

P「嘘だ。偶々だろそんなの」

赤羽根P「本当です。心当たりはないんですね?」

P「ああ」

春香「きっとプロデューサーさんは関係はいよ……」

千早「どうして?」

春香「違うって言ってるじゃん……信じようよ」

P「春香……」

赤羽根P「もう止めてくださいね」

P「分かってる」

そういやカブトムシのやつって終わったのか?

貴音「プロデューサー?」

赤羽根P「」テクテク

P「……それって本当かよ」

貴音「あなた様、あの方々は?」

P「765プロの奴らだ」

貴音「どうしたのです?」

P「いや、特には」

貴音「悩みは遠慮なく私に吐き出してください、私とプロデューサーは……」

P「うん、ありがとう、貴音」

>>224
永久に終わらない気がする
っていうか書く気なさそう

・・・・
P「社長……」

黒井「いんや、そんな嫌がらせなどするはずがない」

P「ですよね」

黒井「ああ、765プロに嫌がらせして私に得がないだろう」

P「そうですよね、すみませんでした」

P「(社長は良い人だと信じたい)」

P「(そして春香との約束をでかいステージで果たしたい)」

冬馬「おい、そこのプロデューサー」

P「……俺か」

冬馬「今社長としてた話、聞かせろ」

翔太「黒ちゃんはそんなことしないって」

冬馬「うるせー!聞かせろ!」

北斗「チャオ☆」

P「チャオ☆」

冬馬「……心当たりはあるよな」

翔太「良くないって、人を信用しようよ冬馬」

P「そうだぞ……人を信じなければ自分も信じられることはないぞ」

冬馬「偉そうに、行くぞ」

翔太「元根は良いやつだから堪忍してあげて」

北斗「チャオ♪」

P「チャオ♪」

P「もうこんなことは忘れよう」

響「プロデューサー!今日の自分はイヌ美と共演なんだよね!?」

P「ああ、頑張れよ」

P「(貴音は今日は何もないよな……)」

・・・・
響「我那覇響の、動物発見コーナー!!」

~収録後~
プルルル
P「もしもし貴音?」

貴音「ぷらねたりうむ!?行きます!」

貴音「……はい、では待っています」プツッ

貴音「ついにプロデューサーとぷらねたりうむに行くときが来たようです」

~~~~
響「プロデューサー、この後開いてる?」

P「ごめん、用事が……」

響「そうか、なんでもないよプロデューサー」

P「……?」

貴音「凄いです……」ニギッ

P「だろう?(手握られてるうううううう!?)」

・・・・
貴音「まさか……ここまで綺麗な星々が見られるとは……」

P「ああ、ところで今日は10月10日か……時が過ぎるのは早い」

P・貴音「10月10日……」

体育の日ですね

P「もしもし?響?俺の家まで来てくれ、頼む」

貴音「10月10日を忘れるなんて……私は……」

P「取りあえず装飾っぽいものかき集めてくれ」

貴音「くらっかぁがありません」

P「えっ!?」

ピンポ-ン

響「こんばんは~」

P「どうぞガシャ」

響「装飾で足の踏み場がないぞ……(クチャクチャだぞ)」

P「誕生日おめでとう!」

貴音「おめでとう、響」

響「2人とも……」

ピンポ-ン
冬馬「おーい、頼まれてた鍋持って来たぞ」

P「……来たか」

貴音「賑やかなほうが良いでしょう……」

冬馬「鍋持ってくるの尋常じゃなく難しいんだぞ、って狭っ」

P「すまんすまん」

北斗「どうも、誕生日おめでとう」

響「……え?あ、ありがとう」

ピンポ-ン

P「まだ人呼んだっけ」ガシャ

下の人「うるせー!」

翔太「誕生パーティーなんてはじめてだよ、961プロに入ってから」

冬馬「必要ないけどな」ムシャムシャ

P「テレビ点けるぞ」ポチッ

特集 961プロの闇

全員「!?」

寝ます

明日の夕方頃まで保守お願いします(きついとは思うけど)

落ちたらまた立てるかもしれない

うーん・・・
物書きとして許せないんだが
何この幼稚な文章^^;

>>366
これいつから「幼稚」に変わったの?
最初「稚拙」だったよな?

おい金正日死んだのかよ

ゼノはアイマスと完全に切り離してオリジナルアニメとして見ればかなりの良作

貴音「……これは酷いですね」

冬馬「おっさん……あの野郎……」

P「待って、まだそうだと決まった訳じゃ」

翔太「そうだよ。いくら黒ちゃんでもこんなことしないよ……」

響「そうだぞ、逆に社長は765プロは悪質な事務所だから気を付けろって言ってるぞ」

P「悪質……」

響「きっと765プロの仕業に違いないぞ!」

P「(黒井社長、そんなことを言っていたのか……)」

P「もうこの話はなしだぞ」

冬馬「……そうだな、鍋を食っちまおうぜ」ムシャムシャ

貴音「プロデューサー」

P「ん?」

貴音「やっぱり後でいいですから」

P「う、うん」

冬馬「……?」ムシャムシャ

響「あああ!さっきから食べ過ぎだぞ!」

冬馬「悪い」ムシャムシャ

・・・・
冬馬「じゃあな」

北斗「チャオ○」

P「チャオ○」

響「今日はありがとうさぁ、覚えててくれて」

P「いやいや当たり前だよ」

響「プロデューサー……」

P「気を付けて帰れよ」

響「ありがとう!じゃあな、プロデューサー、貴音」

貴音「はい、さようなら」

~~~~
P「話があるんだよな、貴音」

貴音「はい」

貴音「プロデューサーは765プロに所属していたことがありましたね」

P「何故それを……ありました」

貴音「どう考えられますか、最近の社長の悪い噂」

P「765プロに居た身として?」

P「……765プロは噂をついたりしないと思うな」

P「この前会ったときもみんな目が起こってたし」

貴音「そうですか……」

P「もちろん俺は完全に961プロの人間だぞ」

噂をつく…?

貴音「あなた様……そうですよね」

貴音「そろそろ私も帰ります」

P「あ、そうか。気を付けて帰るんだぞ」

貴音「あと……ぷらねたりうむ、とても良かったです」

P「今度は星が物凄く綺麗に見える場所に行かないか?」

貴音「……是非」

P「楽しみにしててくれよ」

貴音「もちろんです」

>>409
うそってやったら噂が出てきた

嘘ね

~数日後~
冬馬「あ~、今日の仕事は疲れるなぁ」

翔太「ちょっと体張った仕事だったよね」

真「く、961プロ……」

冬馬「お前……あの王子様か」

真「うるさい、961プロと話すことなんてない!」

冬馬「別にそこまで言う必要ねーだろ」

真「とにかくどんなことをされても負けないからな……」

冬馬「くっ……」

翔太「765プロの人達が来るよ」

冬馬「気分悪ぃ……行こうぜ」

北斗「チャオ」

翔太「そうだね……」

冬馬「(あのキザ社長……くそっ)」

~夜~
冬馬「社長!どういうことだよ!」

黒井「弱小765プロのことなど気にするなと言っているだろう」

冬馬「でもよ……」

黒井「お前達は黙って私の言う通り動いていればいいんだ!」

冬馬「またそれかよ……」

黒井「な、なんだと?」

冬馬「いつも俺達を道具みたいに言いやがって……」イラッ

冬馬「俺達は道具じゃねー、駒じゃねーんだよ!」

黒井「この……黙れ!」

P「(真相を確かめなきゃな……)」テクテク

P「っていうかでかいなぁこの会社」

P「社長室行くのも気が進まないし」

冬馬「クソッ!」バタン

P「どうしたんだ(社長室から出てきたよな……)」

冬馬「うるさい!」ダダダ

P「社長!」

黒井「どうした」

P「天ヶ瀬冬馬がいま……」

黒井「あいつ……」

P「どうしたんですか?」

黒井「……それよりお前は用事があって来たんじゃないのか」

P「で、では何故765プロだけを集中放火するんですか」

黒井「お前もか……」イラッ

P「社長!」

P「答えてください、ここには2人しかいません」

黒井「挑発しているのか?違うと言って

P「でも765プロを意識しているところが少しはあるでしょう」

黒井「……いいだろう、教えよう」

P「(よしっ……)」

いずれにせよ765プロが人材に恵まれすぎなのは確定的に明らか

黒井「昔、私と高木は事務所を作ろうとしていた」

P「2人でですか?」

黒井「ああ、失敗したよ」

P「え?」

黒井「音無小鳥、知っているな。彼女はあの事務所のアイドル第一号のはずだった」

黒井「彼女がケガをするまでは」

P「ケガ……」

黒井「そこからだ」

社長のティンはハンターハンターの“凝”で見るなみの性能だからな

>>434
少ない所属アイドル全員が売れっ子とかヤバいよな

黒井「もともと彼女の為に作ったような会社だ」

黒井「続ける気は私達にはもうなかった」

P「……」

黒井「彼女はダンスの失敗により長い時間踊ることができなくなった」

黒井「だが事務業でいいからやりたい、と言い出した」

黒井「私は親の財力を使ってもっと大規模な会社を建てた」

飯食う

なんかごめん

黒井「そのときはまだ私も甘っちょろかった」

黒井「だが私は甘っちょろい考えで成功することはできなかった」

黒井「私はカネで動かすプロデュースを始めた、そこから高木達との仲は悪くなった」

黒井「やつらは今でも甘っちょろいだろう?」

P「は、はい」

P「(凄い歴史を聞いたんだが)」

P「じゃあ社長が765プロを目の敵にするのは」

黒井「私のやり方が正しいと思い知らせるための、一人よがりだ」

P「そうだったんですか……」

黒井「実につまらない話だろう、はやく帰れ」

P「あの、社長はそれで納得しているんですか?」

黒井「納得?自分で決めた道だぞ」

P「いえその、これで良いと思っているんでしょうか」

黒井「……」

黒井「……ああ」

忍法帖消えたwwwww

P「では何故765プロと真剣勝負しないのですか」

黒井「なに?」

P「真剣勝負で決着を付けたらどうでしょう……」

黒井「うるさい!とにかく私のやり方を認めさせるにはこれしかないんだ!」

P「……分かりました」

黒井「(認めさせて……どうするつもりなのか)」

黒井「(……いや、答えは出ているな)」

定期的に消える
本当にイライラする

黒井「(あいつらを取り戻したいのであろうな)」

黒井「(私はただ昔に戻りたいだけなのかもしれない)」

黒井「(認めさせれば戻れると心の中で思っているのだろう…)」

黒井「(愚かだ)」

黒井「だがもう後戻りはできない」

P「はぁ……」テクテク

P「(まさかあんな過去があるなんて思いもよらなかった)」

P「……俺はそれを知ってどうしたいんだ?」

春香「あっ、プロデューサーさん!」

P「うおっ、春香じゃないか」

春香「エヘヘ、こんばんは、プロデューサーさん」

春香「プロデューサーさん、聞いてもいいですか?」

P「え?いいよ」

春香「プロデューサーさんは本当に私達の邪魔をしていないんですよね」

P「……もちろん」

春香「良かった、安心しました」

P「そ、そうか」

P「どうして信じてくれるんだ?」

春香「何言ってるんですか」

春香「プロデューサーさんはどこに行ってもプロデューサーさんです」

春香「嘘なんてつきません」

P「春香……」

春香「これからもライバル、頑張りましょう!」

P「あはは、ライバルは頑張るもんじゃないぞ」

春香「エヘヘ、すみません……」

P「謝るなって」

春香「とにかく、お互い頑張りましょう!」

P「ああ、最高のステージで対決しよう」

春香「……はい!」

春香「(どこの事務所に行っても私の大切なプロデューサーさんです、最高のプロデューサーでいてくださいね)」

マジクソだな
画面から消えろのワの

~翌日~
P「(やはり俺達は正々堂々と行かなければ)」

貴音「おはようごさいます」

P「おはよう!」

響「おはようさー」

P「おはようさー」

P「今日から一段と気合い入れて行こう!」

貴音「なにかあったのですか?」

P「もっともっと実力を上げるんだぞ」

~仕事場~
P「自販機自販機っと」

P「あったあった」

赤羽根P「あれ?小銭が自販機の下に……」

P「えっ……」

赤羽根P「あ、そこにいるのは!」

P「なんか用ですか?」

赤羽根P「なんか用ですかって……」

赤羽根P「あの子たちも頑張ってるんですよ!!」

赤羽根P「お願いだから邪魔はしないでください」

P「……もしそうだとしても俺は765プロの邪魔したりなんかしない」

赤羽根P「え?」

P「俺は765プロのことは好きだ。良いライバルでいたいと思ってる」

赤羽根P「あなたじゃないんですか?クビになって恨みが……」

P「そんなことないですよ」

P「この業界は勝負なんですよ」

P「社長も自分のやり方を貫いているんです」

赤羽根P「……」

P「なんとかやめさせて見せますから、961プロのアイドルを卑怯呼ばわりしないであげてください」

赤羽根P「分かりました。こっちこそすみません」

P「俺が言えたもんじゃありませんが……」

赤羽根P「止めてくれるんですよね、社長を」

P「はい……」

赤羽根P「信じますよ」

美希「ハニー!」

P「もういきます」テクテク

P「(大口叩いてしまった)」

P「(どうやったら止められるんだろう)」

響「あー、遅いぞー」

貴音「……あの飲み物は」

P「あ……」

・・・・
P「」ボ-

貴音「悩み事でしょうか」

P「え?うん」

貴音「前にも言った通り、悩みなら私に吐いてくれてかまいませんよ」

P「……ありがと」

貴音「ふふっ、なんてことはありませんよ」

P「実は社長のことについてなんだが」

P「765プロに並々ならぬこだわりがあるんだよ……」

貴音「どうしてでしょう」

P「それは言えないんだが、765プロの社長を認めさせたいらしいんだ」

P「どうにか違う方法で社長に勝負してもらえないかな」

貴音「非常に無理難題ですね……」

P「ごめん」

貴音「正々堂々と勝負することの良さを教えてみてはどうでしょう」

P「教えるって……」

貴音「知っていただくのです」

P「知っていただく……」

貴音「すみません、もう少しまともな返事ができなくて」

P「気にしないでくれ、とても役に立ちました」

貴音「本当でしょうか。なら安心です」

P「ありがとうな」

P「(知っていただく……)」

風呂入ってきます<●><●>

風呂で寝そうになったwww

あぶねぇ

>>510
ヘップバーンにはなれないな

P「(知っていただくというよりは前から知ってたんじゃないか?)」

P「(そもそも認めさせるってなんだ?)」

P「(そもそもなんで認めさせることにこだわっているんだ?)」

P「うーん……」

P「わからんぞ」

P「どうすればいいんだ」

赤羽根P「ふぅ……」ゴクゴク

春香「お疲れ様でした」

千早「お疲れ様で……っ!?」チラッ

美希「どうしたの?千早」

千早「な、なんでもないわ……」

赤羽根P「今週の週刊アイドル……これは酷いぞ」

如月千早、弟見殺し!?

千早「ん……ぁ……」

赤羽根P「千早!歌えないのか!?」

・・・・
P「なんだこの記事……千早をボロクソに書き過ぎてる……」

貴音「誰がこんな酷い記事を……」

~~~~
冬馬「おいおっさん!なんだよこれ!?」

黒井「……」

冬馬「答えろよ!」

黒井「あんな弱小事務所にはこれくらいが丁度良いのだ」

冬馬「てんめぇ……」

黒井「私に逆らうのか?」

冬馬「ああ、俺達は正々堂々勝負できる!したいんだよ」

黒井「正々堂々……」

黒井「ふっ、そんな考えは甘いわ」

冬馬「甘かろうがなんだろうが俺はズルはしたくねぇ」

黒井「うるさい!!黙って仕事をしていろ!」

冬馬「くそっ!!」ダダダ

P「あれ?待って、どこ行く

冬馬「うるさい!」

P「まて、どうしたんだよ……」

冬馬「おっさんの野郎、この記事を書かせたんだ」

P「えっ!?」

冬馬「どうしても正々堂々勝負したくないみたいだな」

P「社長……」

>>514
ラプラスの箱を巡って運命的な出会いとかめぐりあいとかドサクサまぎれのプロポーズとかさらに変態度が増したシャアに失望することもな

するめいか

~ロケ会場~
P「今日は765プロと共演だったな」

・・・・
アナ「では、如月千早さんで眠り姫です」

赤羽根P「本当に大丈夫なのか?」

千早「……はい」

千早「ずっと眠ってい……られ……た……」

千早「……」

赤羽根P「ストップしてください!」

P「なんということだ……」

貴音「あの記事が影響しているのでしょうか……」

響「酷いぞ……」

P「(千早が歌えなくなるなんて)」

P「(どれだけのショックだったんだろう……)」

千早「あ……ん……はぁ!」

赤羽根P「ちょっと休憩させてください!」

赤羽根P「(千早が壊れかけてる……)」

千早「ぁ……ぁあ……あ゛」

赤羽根P「落ち着いて!」

春香「千早ちゃん!しっかりして!」

千早「ぁ……すみません」

P「なにかできることは……」

P「はい!飲み物です」

千早「ありがとうございます……」

春香「プロデューサーさん!?ありがとうございます!」

P「俺にできることはないのか……」

    /        /i | ヽ l     \
.   /   i  /  /. .i. |  `、ト  i   ヽ

   /    |  /,,,../...  | i   ..'..,,`;, |  i  .ヽ
  i.  |  .,|..-'´/    リ     ヽ i `'‐...,,|  .ヽ
  .|  | ´|.|.iリ  .,,,,.......,      ,,,,,,,, ヽ\ i  |
  |  |  |リ .//.,O::ヽ     /::O,i\ ヽ|  |
  |  .i|  | ./  L::::::::,l      L::::::,l ヽ .,'i   |
  .|  ||  .| ,,,,,,, ̄ ̄        ̄ ,,,,,,,. i   |
  |  i|  .| '''''''       '     ''''''' .|  |
   |  |  .|、                   i  |
    |  |  .|`-.,     ,........,      ,. '  l
    l/ l  :: l i ' -...,   '‐- '   ,..-' i ::  .l
    ノ   l ::: l i   i  ' ‐ - ‐ '.´i \i :::  |

赤羽根P「今日は千早は早退することになりました」

千早「……」

P「結局俺にできることはなかった……」

貴音「いえ、そんなことはございません」

響「そうだぞ!駆け寄って必死になにかしようとしてたところ、すごかったぞ」

P「2人とも……ありがとう」

春香「(まだ私達のことを気にしてくれてたんですね、プロデューサーさん)」

~仕事終わり~
P「社長!」

黒井「なんだね」

P「如月千早の件、酷いですよ」

黒井「酷い?この業界でライバルに弱みがあればつけこむのが普通だろう」

P「こんなのアイドルの私情じゃないですか!」

黒井「甘ったるい考えはなしだ!」

P「社長!」

P「あなたは認めさせるといいましたよね」

黒井「ああ」

P「それは何故だと思いますか?」

黒井「……さあ」

P「自分の考えを正しいと認めさせて、あの2人ともう一度やり直したいと思っている」

黒井「!?」

P「そして3人だったときに戻りたい……違いますか」

?「3人?4人だろ?黒井」

黒井「お、おまえは…っな、なんで日本に…!!」

マスター「俺もいるぜ!」
メイク「お前だけにいい格好させるかよ」
レッスンの先生「コーホー」

黒井「お前はエスパーかなにかか」

P「いえ、アイドルのプロデューサーです」

黒井「確かにそれに近い」

黒井「だがだからどうしたというんだ」

P「社長、戻りたい過去にいる自分はどんなプロデュースをしていますか」

黒井「……なんだと」

P「思い出してみてください」

まさかの黒井ルート

黒井「……」

オーディションハマッタナシノイッカイショウブダゾ

ジツリョクデトップアイドルヲソダテヨウ、タカギ

黒井「んわー、なんだこれは」

黒井「……私は迷走していた」

黒井「そしてただ認めさせる道に迷い込んだ」

黒井「本当はこれを……」

>>555
黒井「P……」
P「社長……」



おいやめろ

~翌日~
冬馬「おっさんがあの記事に対して謝罪文を書かせたらしい」

P「マジかよ、すげぇな」

冬馬「お前、なんかしただろ」

P「お前はエスパーか何かか?」

貴音「あなた様……」

P「どうした?」

貴音「ぐっじょぶです」

黒井「(初め私は彼に若い頃の自分をやつに重ねていたが……)」

黒井「やつは比べものにならないくらい器が大きいのかもしれない」

~しばらくして~
赤羽根P「謝罪文からめっきり嫌がらせがなくなった……」

赤羽根P「やってくれたな、あの人」

春香「あの人?」

赤羽根P「あの今961プロのプロデューサーだよ」

春香「プロデューサーさん……」

春香「(私との約束、守ってくださいね)」

P「今日は山登りのロケか……響は休みか」

貴音「山登りとは……どのようなロケなのでしょう」

P「山登りするだけなんじゃない?ただ、時間かかるロケだぞ」

・・・・
貴音「き、厳しいロケです……」ハアハア

P「いやこれはおかしいって」ゼエゼエ

ガイド「夜になって来ました、あと少しで下山です」

P「き、休憩時間か……」

P「はぁ~つかれ……!?」

P「おーい貴音~!」

貴音「なんでしょう……」

P「こっちだこっち!」

貴音「はあ……」

貴音「おお、ちょっとした広場になっていますね」

P「上見てくれ」

貴音「!?こんな綺麗な星々、初めて見ました……」

P「まるでプラネタリウムだな」

貴音「星が多過ぎて星座が分かりません……」

P「そうだな……」

貴音「こんなときは……」ギュッ

P「!?(手握られたあああああああああ)」

貴音「こういうときは手を握って寄りそって星を見たいのです」

P「ああ俺も……(良い匂いだなぁ、汗……これもまた)」

ゲロゲロ
P「は?」

貴音「面妖な!」ビクビク

P「蛙が近くにいるようだ」

ゲロゲロ
貴音「あぁぁあぁ!」ダキッ

P「(うおおおおおおお蛙もっと来いよおおおおおおおおお!!)」

貴音「蛙とは恐ろしい……」

・・・・
P「やって良かった山登り」

貴音「えぇ……とても」

・・・・
響「あ……家が空き巣にやられたぞ……」

響「動物達が……」

スッキリ
響「全部いなぐなっちゃだぞおおおおおおおおおおお」ダダダダ

響「プロデューサー!!!」

P「なに」ビクッ

響「家が……家族が……」

P「はい?」

・・・・
P「おいこれ……動物が盗まれてる!?」

響「ひどいぞ……」

P「(確かに色んな動物がいてすごそうだったけど)」

P「被害総額は?」

響「そんなの気にしてる場合じゃないぞ……」

P「ごめん……」

響「うおおおおおおおおおおおおおお!お前たちー!」

P「……」

P「片っ端から探す……」

P「……まずはネットオークションからだ」

P「動物っと」

P「……!?あった!あっさりだな……様々な動物達セット」

P「開始価格10万だと!?」

P「既に30万の値打ちがついている…」

P「どうしよ」

P「これ盗んだのだから通報すれば戻ってくるんじゃね」

P「強運だわ」

ピポパ
P「あのー警察ですよね」

・・・・
~数日後~
P「響ー!連れてきたぞー!」

響「え?」

響「うわーっ!お前たちー!!」

響「ありがとうさー!なんてお礼をしたらいいか」

P「いいって、それよりアイドルを頑張ってくれたほうが何倍も良いよ」

響「頑張るさー!」ガバッ

P「ちょっ、響ぃ」クンカクンカ

・・・・

響「高級血統書付きイヌ美がいないぞ……」

ちょっと休憩させてください

流石イヌ美、格が違った

酸欠な車内 そう満月のせいじゃない
海にきらめくハイビーム まるでガラスのハイヒール
今何時?んー0時か
0時ですねもうすぐ

響「イヌ美……」トボトボ

イヌ美「……」

響「い、イヌ美ー!ひとりで戻ってきたのか」

響「甘えていいぞ!」

響「イヌ美……」

イヌ美「……」

響「ゆっくり、ぐっすり眠るんだぞ……」

P「最近の765プロの人気はすごいなぁ……」

P「悔しいがあのPは物凄い」

P「どうやったらあんなにやる気を引き出せるんだ……」

・・・・
赤羽根P「あはは……どういてくないかなぁ」

真美「いやだ→」

美希「ハニーはミキのなのー!」

あずさ「プロデューサーさん、これ食べますか?」

赤羽根P「ほらみんな、そろそろ仕事だし……」

春香「モテモテですねぇ」

赤羽根P「はは……困るよもう」

小鳥「(もはやこの事務所はハーレムの楽園です……)」ブクブク

社長「……まさかこんなことになるとは」

P「あいつしっかりしてそうだから事務所は本当に良い雰囲気なんだろうな」

P「頑張らねば」

貴音「プロデューサー!」

P「ど、どうした」

貴音「響が……」

貴音「響が沖縄に帰ると……」

P「おい嘘だろ!?」

貴音「あなた様お一人で行ってあげてください」

P「……?わ、分かった!」

P「どういうことなんだ……こんな売れてきているときに……」

P「(行かないでくれよ、マジで)」

響「……イヌ美、まだ起きないのか」

P「響!!」ダッダッダッ

P「いるんだろ!出てきてくれ」

響「どうしたのさぁ……」

P「沖縄に帰るって本当なのか!?」

響「ま、まあそうだぞ」

P「ふざけんな!」

P「そんなこと、絶対にだめええええええだっ!」

響「イヌ美……ひとりで帰ってきてたさぁ」

P「……イヌ美?」

P「(あんなにあった毛が……しかも至る所から血が……)」

響「正直、もう疲れたさー」

響「都会のやつはみぃんな心が狭いんだぞ」

響「ハム蔵もイヌ美も……死んでしまったし……」

響「それに親も呼んでるし……」

P「親に会いに行くだけなのか?」

響「いや、アイドル辞めたいさー……」

P「許されないけども」

響「えぇっ!?」

P「俺と貴音、そしてこの動物達はどうするんだよ」

響「……」

P「そして響を大切にしているファンはどうなるんだよ」

響「それは……でも、アイドルが楽しくなさそうにしてたらファンの人も……」

P「楽しくやってくれよ」

響「え?」

P「俺は響と仕事するのを楽しんでるよ」

響「……ありがとうさー」

P「それに今諦めたらハム蔵もイヌ美も成仏できんだろ」

P「なあ……イヌ美」

イヌ美「バゥ……」コクコク

響「い、イヌ美!?お前……生きてるのか!?」

イヌ美「」ガクッ

P「今のは最後の力を振り絞ったんだろう……ありもしない力を……」

響「自分……やっぱり馬鹿だったぞ……」

響「続けるぞ、アイドル」

P「そうこなくっちゃ!(イヌ美……すげぇよお前)」

・・・・
貴音「上手くいったのですね……」

P「貴音のおかげだよ、本当に」

貴音「そう言ってもらえると嬉しいです///」

P「貴音、ありがとう」

響「今日から気合い入れていくぞー!」

黒井「クソッ、765プロめ……最近は調子に乗ってきている」

黒井「今に見ていろよ、必ず地獄に叩き落とす、実力でな」

黒井「最近のジュピターとひびたかシスターズは765プロを凌駕している」

黒井「フフフ……」

・・・・
春香「プロデューサーさん……いま頑張っているんでしょうか」

春香「きっとそうですね。当たり前ですよね」

赤羽根P「春香、どうしたんだ?」

春香「はい……星を見ていました」

赤羽根P「本当だ、空きれいだな」

赤羽根P「春香、俺にも心を開いてくれよ」

春香「なに言ってるんですか」

赤羽根P「俺は春香と誰よりも通じたいんだ」

春香「誰よりも?本当ですか?」

赤羽根P「ああ、初めて会話したときからずっと思ってた」

春香「心は開いてるつもりなんですが」

赤羽根P「いや、プロデューサーさんにしか今年を開いていないよ」

春香「……」

>>689
今年をじゃなくて心をだった

春香「勘違いですよ、勘違い」

赤羽根P「……」

赤羽根P「(ああ……プロデューサーさん)」

赤羽根P「(あなたは大変なものを盗んでいきましたね……)」

赤羽根P「(どうして春香はプロデューサーさんを……?)」

・・・・
P「よし、今日は一段と豪勢だな」

貴音「なんと美味しそうなお料理……」

P「貴音、腹いっぱい食えよ」

貴音「もちろんでございます」

P「(最近、貴音がご飯を食べに来てくれるようになった)」

P「(貴音が見ていられるならご飯の1杯や2杯くらい余裕で出す)」

貴音「素晴らしいですあなた様……」

P「ありがとうな」

貴音「今度よろしければ、私がご飯をお作りいたしましょう」

P「本当に!?頼むよ!!」

貴音「ふふっ、私達まるで……」

P「ん?」

貴音「いえ、なんでもありません」

P「(貴音に座られてる座布団羨ましい)」

~翌日~
貴音「おはようございます、プロデューサー」

P「おう、貴音おはよう」

響「おはようさー」

P「おはようさー」

貴音「ふふふっ……」

・・・・
赤羽根P「……765プロを移籍したい?」

春香「……はい」

赤羽根P「961プロに……か」

春香「はい」

赤羽根P「もうすこしだけ俺に託してくれないかな」

春香「赤羽根Pさん……」

赤羽根P「それで駄目なら移籍を考えよう、時期尚早だよ」

春香「……」コクリ

貴音「今日も良かったですね」

P「ああ、最近毎日がすごく良い」

貴音「今日、私がご飯をお作りいたします」

P「頼むぞ、楽しみだ」

響「ハム蔵2世、ご飯さー」

貴音「(張り切りましょう……)」

貴音「あつっ!失敗してしまいました……」ショボ-ン

P「いやいや大丈夫、これはこれで美味しいよ」

貴音「ありがとうございます……」

P「(貴音の手料理最高)」ムシャムシャ

貴音「(がっつかれると嬉しくなりますね)」

P「美味い」ムシャムシャ

~翌日~
P「早朝散歩だ」テクテク

キットワタシガイチバン デモアナタ-モソコソコカモ♪

P「ん?この歌声は……」

春香「そりゃわたしと比べるから、ちょっと分悪いのよ」

P「おお、春香!」

春香「プロデューサーさん!?」

P「上手いじゃないか」

春香「エヘヘ……」

P「春香……961プロ転向を考えてるのか?」

春香「……はい」

P「本当にそれでいいのか?」

春香「へっ?」

P「俺は嫌だな」

春香「嫌……」

P「ああ」

春香「……」

P「理由、分かるか?」

春香「理由?」

P「そう、理由だ」

春香「……私が嫌だから……?」

P「そんな訳ないだろ」

春香「じゃあ……」

P「約束、約束だよ」

春香「……!!!」

P「俺は覚えしてるぞ、最高のステージでライバルとして対戦するんだ、お前と」

春香「……ごめんなさい、私寝ぼけてました!」ダダダ

P「これでいいんだ」

春香「赤羽根プロデューサーさん!」

赤羽根P「ん?どうしたんだ?」

春香「特訓、よろしくお願いします!」

赤羽根P「……!!も、もちろん!」

春香「すみません、馬鹿なこと言って……」

赤羽根P「お前が俺と練習してくれるだけでそんなことはすぐ忘れられるよ!」

美希「……」ジ-

春香「早速、お願いします」

・・・・
貴音「あれは……プロデューサー?」

貴音「あの一緒にいる女性は……?」

P「約束だよ」

春香「」ダダダ

貴音「プロデューサー……」

貴音「天海春香と付き合っていたのでしょうか……」

貴音「しかし今の雰囲気だとそうにしか……」

ちょっと頭痛いんで休憩します

P「おはよう」

響「おはようさー」

P「おはようさー」

貴音「お、おはようさぁ」

P「……?」

・・・・
貴音「プロデューサー」

P「なんだい?」

貴音「好きな方はいますか?」

P「え?どうしたんだよいきなり」

貴音「答えてください」

P「いる、かな」

貴音「そう、ですか……(やはり天海春香と……)」

P「(目の前にいるんだけどな)」

貴音「……」シュン

・・・・
赤羽根P「美希……?どうしたんだ?」

美希「この前から春香への態度がおかしいの」

赤羽根P「え?」

美希「春香へは少し違ったの」

赤羽根P「……」

美希「ねえハニー……」

赤羽根P「……絶対に気のせいだ」

美希「……」

美希「ハニー……」ス-ッ

赤羽根P「うっ……」ムクムク

美希「体は正直なの」ス-ッ

赤羽根P「やめろ!!」

美希「ハニー……」

赤羽根P「俺はみんなに公平に接している」

赤羽根P「俺はプロデューサーなんだ、美希、分かってくれ」

美希「訳わからないの……」

赤羽根P「(どうしてこうなってしまったんだ……)」

赤羽根P「(春香へだけ特別?)」

赤羽根P「(俺はどうすれば……)」

美希「ハニー、どうしちゃったの……」

・・・・
P「この記事は……765プロの団結力……?」

P「……すげぇなぁ」

赤羽根P「俺はまだだれにも手をかけていない」

赤羽根P「誘惑を振り切ってきた」

赤羽根P「時間もほとんど同じになるよう接している」

赤羽根P「こんな公平なPほかにいるのか?」

赤羽根P「分からない……」

赤羽根P「あぁ……」

寝ていいですか?

寝ますね

明日昼過ぎまで戻れません

落ちたら立て直すか放置するので大丈夫です

チャオ☆

>>829
チャオ♪

チャオ☆

>>858
チャオ♪

かたじけない

P「今日はまた765プロと共演か」

~本番前~
赤羽根P「頑張ってくれよ、美希」

美希「わかったの……」

赤羽根P「春香、ここの台本ちょっと変更になったから」

春香「あ、はい」

赤羽根P「俺との練習の成果を見せてくれ」

美希「……」

P「765プロとか意識せずいつも通りだぞ」

響「分かってるぞ」

響「でも競争心はあるぞ!」

P「よし、それは良いぞ」

P「春香、頑張ってるようだな、安心した」ボソッ

貴音「……」

貴音「(やはり……)」

伊織「とーつぜんコクられちゃったぞどぉしよ」

伊織「バス降りて歩いてたらうしろから、いきなり!?」

美希「とーつぜんなシチュエーションどーしよ……」ドテッ

D「カットよカット!」

P「珍しいな」

美希「ごめんなさいなの」

赤羽根P「だ、大丈夫だよ!次は頑張れ」

赤羽根P「(今までこんなミスしてなかっただろ……)」

伊織「ちょっとあんた、しっかりしなさいよね!」

美希「ごめんなさいなの」

伊織「ねぇなんかあったでしょ」

美希「当たりなの……」

・・・・
伊織「勘違いじゃないの?」

美希「それはないの」

D「それじゃあふぁじめるわよぉん」

・・・・
赤羽根P「(結局美希は20回も撮り直した……)」

P「春香は一発オーケーか……珍しいな」

貴音「……」

貴音「……それでは」

響「行ってくるぞー!」

P「ああ、頑張れよ」

赤羽根P「一発なんてやるじゃないか!」

春香「えへへ……」

赤羽根P「確実に良くなってるぞ!」

春香「ありがとうございます」

美希「悔しいのー」

美希「ミキ達とは話てる時間が違うの」

伊織「……」

伊織「説明してもらいましょう」

・・・・
P「よく頑張ったな、ばっちりだったぞ」

響「当たり前さー」

P「だよな」

響「貴音、どうしたのさー」

貴音「いえ……」

P「……よし、ラーメン食べに行こうか」

響「自分はいいぞ、今日はいらないぞ」

P「そうか……」

P「貴音は……」

貴音「い、行きます!行かせてください!」

P「おお、良かった」

貴音「(響……)」

響「(貴音、絶対プロデューサーと2人でいたがってたぞ)」

響「(貴音はきっと……)」

響「ハム蔵(2世)、ネギラーメン作ってあげるぞ」

~ラーメン二十郎~
P「味噌ラーメンで」

貴音「激辛担々麺大盛り肉野菜増し」

大将「あいよ」

P「実はプレゼントがあるんだ」

貴音「……はい?」

P「つまらないものだけど」

貴音「星のネックレス……綺麗ですね」

P「最近頑張ってるから、ちょっとした贈り物だよ」

貴音「あなた様……」

・・・・
伊織「プロデューサー、話が」

赤羽根P「どうした」カキカキ

美希「それはなんなの?」

赤羽根P「ああ、今度のドームライブのことについてだ」カキカキ

伊織「ドーム……?」

赤羽根P「そうだ、みんなの力を合わせてライブをするんだ」

赤羽根P「今想像するだけでわくわくするよ、きっと大盛上がりだぞ」

あー24のB’zのドームが楽しみ

美希「……ハニー!」

赤羽根P「俺は全員が揃った765プロが好きなんだ」

赤羽根P「だからな、少し贔屓に見えてしまったなら謝るよ」

赤羽根P「でも俺は決して贔屓なんかしていない。765プロ全てが好きなんだ」

伊織「……やっぱりなんでもないわよ!」ガバッ

美希「ごめんなさいなのハニー!」ダキッ

赤羽根P「あはは……」

黒井「近々アイドルアルティメイト決勝があるのは知っているな」

P「はい」

黒井「我が961プロからはジュピターとひびたかシスターズが出ることになっている」

黒井「そして765プロもだ」

P「勝ち残れるのは一人ですね」

黒井「私はジュピターを全力で勝たせる」

P「え!?」

黒井「これは勝負だぞ」

P「……なら俺はひびたかシスターズを全力で勝たせますね」

冬馬「(おっさん……)」ヌスミギキ

北斗「僕らもやってやらなきゃだね☆」

冬馬「もちろん勝つのは俺達に決まってるだろ」

黒井「(見ていろよ、高木)」

・・・・
P「……いよいよ明日か」

P「時が経つのは早いな……」

響「明日は頑張るぞー!ハム吉!」

貴音「ベストを尽くしましょう……」

P「二人にプレゼントだ」

響「ブレスレットだぞ!ありがとうさー」

貴音「私は……」

響「ちょっとハム吉の散歩に行ってくるぞ!(出ていくのがきっと一番だぞ……)」

P「貴音へのプレゼントは……」

貴音「きれいな……指輪です」

P「高かったんだぞ(これ本当に)」

P「受け取ってもらえるか分からないけど……」

P「婚約指輪なんだ!」

貴音「なんと……」

P「(IU前日になにしてんだよ俺……)」

P「(もし駄目なら重苦しい雰囲気になってしまのに……)」

貴音「私で良いのですか……?」

P「お前が良いんだ」

貴音「……!?」

貴音「ありがとうございます!受け取らせていただきます」

P「きた……」

P「このライブが終わったら結婚してくれ」

貴音「プロデューサーさん…!」

俺たちの戦いはまだまだ続く!

~アイドルアルティメイト決勝~

春香「プロデューサーさん、私はこの大舞台であなたと対戦できます……」

春香「765プロの一員として」

P「おーい、春香ー!」

春香「プロデューサーさん」

P「約束は果たしたぞ……ここからは真剣勝負だ!」

春香「はい!望むところです!」

春香「765プロは絶対勝ちますから!」

・・・・
P「あと少しで本番だな」

貴音「あなた様」

P「ん?どうした」

貴音「この指輪を天海春香に……」スッ

P「えっ、な、なんでだよ!?」

貴音「あなた様はきっと天海春香のことが好きなのでしょう?なら私は……」

P「そんな訳ないだろ」

貴音「あなた様……」

P「確かに春香は俺にとって大切な人かもしれない」

P「だが恋愛感情とは違う、俺には貴音しか見えてない」

貴音「プロデューサー……」

ワアアアアアアアアア!!

P「ステージが呼んでるぞ」

貴音「分かりました、ありがとうプロデューサー」

P「ああ……」

ワアアアアアアア!!

P「良かったぞ……」

・・・・
審査員「一位に輝いたのは……」

審査員「961プロダクション、ジュピターです!」

ワアアアアア

・・・・
響「負けちゃったぞ……」

貴音「はい……」

P「まあいいじゃないか、これで終わりな訳でもないし」

響「そ、そうだよな!」

貴音「……はい」

P「(春香……今回の勝ち負けはなしのようだ)」

・・・・
春香「(決着はくきませんでしたね、プロデューサーさん)」

赤羽根P「良く頑張ったぞみんな!結果なんていいじゃないか!」

赤羽根P「だけど俺の中ではNo.1だったからな」

全員「プロデューサー!!」

赤羽根P「春香、お前も良く頑張った」

春香「赤羽根プロデューサーさんのおかげです!」ニコッ

・・・・
黒井「フハハ、見たか高木」

社長「ああ……まるで昔お前がいるようだった……良く育っていたね」

黒井「だろう……お前の事務所も……」

小鳥「あっ、黒井さん!」

黒井「なっ!?」

小鳥「ジュピター、凄かったですよ」ニコッ

黒井「……まあしかしお前もよくあのプロデューサーをクビなんかにしたな」

社長「なぁに、ウチの事務所では育たないと思っただけのことだ」

黒井「フッ……負け惜しみだな」

小鳥「黒井さん、今夜歌うんです」

社長「そうだ、久々に呑まないか?」

黒井「いいだろう……」

~数日後~
P「婚約してからも特に変わることはないよな」

貴音「そうでしょうか……」

響「少なくとも人前でイチャイチャすることは増えたぞ……」

貴音「あとひとつ、これをするようになりました……」チュッ

P「……そうだな、好きだよ貴音」

終わり

雑な文章と抜けまくりで酷かったですが

一応終わります




ありがとうございました

~クリスマス~
春香「(プロデューサーさん……四条さんと仲良くやってくださいよ……)」

赤羽根P「春香!」

春香「どうしたんですか?」

赤羽根P「春香、みんな集まってるぞ」

春香「そうですか(そう……)」

春香「遅れてごめーん!(私には765プロがあります)」

春香「(私は幸せです)」

千早「765プロ~」

全員「お~っ!」

春香「(きっとあなたも幸せでしょう)」

春香「よしみんな」

春香「ニューイヤーライブ、頑張ろう!」

全員「お~っ!」

これで終わり

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom