小鳥「そう、ですか……では、年上の女性に興味は」

P「年上ですか？そりゃ有りますよ、なんかこう、色々な面で自分より余裕持ってそうで憧れますね」

小鳥「ほうほう……じゃあプロデューサーさん？一人暮らしの女性に興味は」

P「う～ん、年にもよりますけどいいんじゃないんですか？興味とかは分からないんですけど…」

小鳥「……プロデューサーさん」

P「はい、なんですか音無さん」

小鳥「今晩私の家に来てください」

P「なんでそうなるんですか…」

小鳥「嫌なんですか？」

P「……今日は見たい番組が有るんです」

小鳥「だったら私の部屋で見ればいいじゃないですか」

P「いや、その…今日はちょっと」

小鳥「……そんなに私の事が嫌いなんですね」

P「そっ、そういう訳じゃないんです！けどいきなり家に来ないかなんて言われると…」

小鳥「……」

P「……(き、気不味い…お、お茶でも飲んで落ち着こう)｣ｽﾞｽﾞｽﾞ

P「……あ…れ…｣ﾄﾞｻｯ

小鳥「もう、飲むの遅すぎです」

P「な、なんっで…」

小鳥「ただの睡眠薬ですから安心してください、ちょっぴり強めのですが」

P「お、音無ぢさ、ん…」

小鳥「も～、また苗字で呼ぶ。小鳥でイイですよ小鳥で」

P「あ…う………」

P「……」

小鳥「さてと、今から私の家にゴーですよプロデューサーさん！」

小鳥「明日は久しぶりのお休みなんですから一人で過ごすなんて考えられないんで」

小鳥「……よいしょ」

小鳥「ゔっ…男の人だけあって重いですね」

～小鳥の汚部屋～

P「う、うぅん…」

小鳥「やっと起きたんですねプロデューサーさん、もう20時ですよ？」

P「こ、ここは……ゔっ、く、臭い」

小鳥「臭いだなんてちょっと酷すぎませんか？まぁいいんですけどね」

P「……ほ、本当に音無さんの家…ですよね」

小鳥「はい、2DK家賃38000円の私のお家です」

P「あの、どうして睡眠薬盛ってまで連れてきたんですかね…」

小鳥「さみしいからです、ほら、うさぎってさみしさで死ぬって言うじゃないですか」

P「まぁ、せっかく連れてきて貰ったんですから今日はたのしませてもらいます」

小鳥「えっ？」

P「ん？な、なんか変な事言いました？」

小鳥「いえ、普通ならふざけんな帰るぞ～とかなるんじゃないんですか？」

P「じゃあ帰ってもいいんですか？」

小鳥「安心してください、プロデューサーさんの車は事務所の駐車場に放置してますから」

P「……ははっ」

小鳥「じゃあ何か飲みますか？お茶とかビールくらいしかないんですけど」

P「あっ、じゃあお茶で」

小鳥「ビールですね、分かりました」