シンジ「記憶喪失なんて、そんな……」ミサト「本当よ」 (51)

ノリと勢いで立てます。

導入以外は基本安価で進む予定です。

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シンジ「そんなの……そんなの何かの間違いじゃ」

ミサト「信じたくないのは分かるわ、私たちも混乱しているの」

シンジ「……今どこに居るんですか?」

ミサト「別室で質問しているはずよ、直接会う前にモニターで確認してちょうだい」

シンジ「……分かりました」

ミサト「大きなショックを受けるかもしれないけど、気をしっかりもってねシンジ君」

シンジ「はい」



ミサト「それじゃあ映すわよ」ピッ


冬月『今からいくつか質問させてもらうよ』

????『うん!』

冬月『それじゃあまず、君の名前と 年齢を教えてくれないかな?』

????『六分儀ゲンドウ!14才の中学二年生です!』


シンジ「……」

ミサト「……あれが退行型の記憶喪失によって、精神が中学生になった碇司令よ」



シンジ「……」

ミサト「大丈夫シンジ君?」

シンジ「……だ」

ミサト「シンジ君?」

シンジ「嘘だ……こんなの有り得ない」

ミサト「気をしっかりもって!」

シンジ「だって!あの父さんが!あのヒゲが!あの顔と加齢臭で中学生だなんて!そんなの有り得ないよ!」

ミサト「気持ちは分かるわよ、でも今の碇司令は中身だけ中学生に戻っているのよ」

シンジ「うそだーー!」



シンジ「嘘だ……こんなの嘘だ……何かの間違いだ」ブツブツ

ミサト「さすがにショックだったみたいね」チラッ


ゲンドウ『おじいさん、ここって何をする所なの?』

冬月『悪いが詳しく教える事は出来ないんだ』

ゲンドウ『そっかぁ』


ミサト「私ですらキツいもの、見た目は碇司令のままなのが余計にね」

シンジ「何が……一体何が原因何ですか?」

ミサト「分からないわ、司令が司令室を出た後で、廊下の監視カメラに最後に映ったのが3時間前、その後30分前に見つかるまではどこにも映っていなかったの」

シンジ「そんな……ネルフには監視カメラが沢山あるのに」

ミサト「そのネルフの司令だからね、監視カメラの死角か、あるいは監視カメラの映像そのものに細工をしたのか」

シンジ「何の為にですか?」

ミサト「分からないわ、見つかった時にはすでにああなっていたらしいから」



シンジ「そんな……完全に手詰まりじゃないですか」

ミサト「まあ外傷はないらしいから、誰かに襲われたとか、頭を強く打った訳じゃないみたいね」

シンジ「記憶喪失って頭をぶつけてなるんじゃ」

ミサト「他にもあるわよ?ストレスや恐怖といった、精神的要因でも記憶喪失になるのよ」

シンジ「そうなんですか、一体何が……」チラッ


冬月『どうしてここにいたのかな?』

ゲンドウ『分かんないです、気が付いたら知らない場所にいて、歩いてたらおじさんにここに連れてこられて』

冬月『なる程』

ゲンドウ『お母さん心配してるかな?』


ミサト「司令が戻るまではどうしようもないわね」

シンジ「……」



ミサト「まあ私たちも色々とやってみるから、まずはシンジ君が会いに行ってあげて」

シンジ「僕がですか?」

ミサト「よくあるでしょ?家族や恋人と会った途端に、記憶喪失が治ったとか」

シンジ「……分かりました、正直あんな父さんに会いたくはないですけど」

ミサト「そこは我慢して」

シンジ「はい」

ミサト「じゃあこれもって」スッ

シンジ「この袋は?」

ミサト「リツコが用意したのよ、記憶を取り戻すのに役立つかもしれないって」

シンジ「なる程、何が入ってるんですか?」

ミサト「>>10よ」

アダム



ミサト「アダムよ」

シンジ「あれ?アダムって地下にあるアレじゃ」

ミサト「そのはずだけど、小さく切り取ったのかしらね?」

シンジ「まあ分かりました、とりあえず行ってきます」スタスタ

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シンジ「失礼します」

冬月「来たかシンジ君」
ゲンドウ「君は誰?見た感じ僕と同じ位かな?」

シンジ「うっ……、えっと僕は碇シンジだよ、よろしく」

ゲンドウ「僕は六分儀ゲンドウ!よろしく碇君」スッ

シンジ「あっうんよろしくね、六分儀君」ギュッ

ゲンドウ「いやぁよかったよ、周りが大人しかいないし、何だかみんな怖いし、不安だったんだ」

シンジ(不安なのは僕だよ!現在進行形で不安と恐怖を感じているよ!)

ゲンドウ「あれ?その袋は?」

シンジ「え?ああ、これは君にってさっき」ゴソゴソ

ゲンドウ「何だろう?」

シンジ「アダムだってさ」ヒョイ

冬月「!?」

ゲンドウ「うわっ何それ?変なの……捨てちゃいなよ碇君」

冬月「なっ!?」

シンジ「うーんそうだね」



>>13アダムはどうなる?

人間大に膨らむ



シンジ「気持ち悪いし、そうしようか」

冬月「待ちたまえシンジ君!それは私が預かろう」

シンジ「そうですか?それじゃあってうわっ」

アダム「……」グググッ

ゲンドウ「ふっ膨らんで」

アダム「……」ズンッ

冬月「人間大になったな」

シンジ「……もう膨らまないみたいですね」

ゲンドウ「うわー余計に気持ち悪くなったよ、どうすればいいんだろう?」

シンジ「こんな時は>>19に相談だ」

リツコ



シンジ「リツコさんに相談しよう、元々リツコさんから渡されたものだし」

冬月「赤木君が?一体どこで」ボソリ

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リツコ「なる程、興味深いわね」シゲシゲ

シンジ「どうですか?」

ゲンドウ「このおばさん誰?」

リツコ「……」ビシィッ

シンジ「えっえっと、赤木リツコさんだよ、とっても頭のいい学者のお姉さんなんだよ」

ゲンドウ「へえーすごいおばさんなんだ」

リツコ「……」ボキリ

シンジ「ああっああーどうですかリツコお姉さん!」

リツコ「……そうね」ハァハァ

冬月(碇……記憶が戻っても、赤木君とはもう終わりだな)

リツコ「恐らく防衛本能が働いてこうなったんでしょうね、人に危害を加えるとは思わないけれど、一応>>26しておきましょう」

ゲンドウに装着



リツコ「一応ゲンドウ君に装着しましょう」ジロリ

ゲンドウ「えっ!?」

リツコ「これは元々あなたに渡すはずだったのだし、当然でしょう」

シンジ(うわーリツコさん怒ってるよ、これは下手に逆らわない方がいいよ父さん)

冬月(碇……一応お前のシナリオ通り……なのか?)

ゲンドウ「ちょっまっ」

リツコ「さあ大人しくしなさい!」



>>30どこに装着する?
さらにコンマ以下で範囲が
00~39 体内に移植
40~69 表面に一部見えてる
70~94 全面に浮かび上がる
95~99 その部位をアダムのものにすげ替える

に決まります。



ゲンドウ「うう……」フラフラ

シンジ「だっ大丈夫?」

ゲンドウ「股間が……」

シンジ(リツコさんどこに付けてんの!?)

リツコ「残りのアダムは>>34してしまいましょう」

シンジが装着



リツコ「シンジ君に装着しましょう」

シンジ「へひっ?」

ゲンドウ「ううう……」

冬月「……大変だなシンジ君」

リツコ「アダムは沢山残っているし、ついでに副司令にも装着しましょう」

冬月「なっ!?」

リツコ「さあ二人共、逃げないで下さい」ニヤリ

シンジ(完全にマッドサイエンティストの眼だ!)

冬月(碇があんな事を言わなければ!)

リツコ「さあいくわよ!」


>>37シンジの装着場所
>>38冬月の装着場所
それぞれのコンマ以下が
00~39 体内に埋め込み
40~69 表面に一部見えてる
70~94 全面に浮かび上がる
95~99 その部位をアダムにすげ替える

になります。

にげちゃえ

全てはナオコの娘に託されたか



冬月「待ちたまえ赤木君、まずは冷静に」

リツコ「私は冷静です」

冬月「だがそんなに簡単に決めてはマズいだろう?」

リツコ「そうですね、……では副司令は頭で」

冬月「赤木君!?」

リツコ「シンジ君は、あら?いない……ゲンドウ君も」

冬月「……逃げたな」

リツコ「まあいいわ、よく考えたらシンジ君にアダムを移植するのは危険すぎるわね、エヴァに乗って使徒の前に直接行くんだから」

冬月「そうだな、そして私に移植するのも」

リツコ「シンジ君の分も副司令に移植しましょう」

冬月「……」

リツコ「さあ始めます」チャキッ

冬月「待ちたまえ!まっぐあぁぁぁぁぁ!」

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シンジ「はあはあ……何とか逃げれた」

ゲンドウ(ううっ何だか変な感じに)モゾモゾ

ミサト「あっシンジ君!」

シンジ「あれ?ミサトさんどうしたんですか?」

ミサト「ちょっちね」

ゲンドウ(うっ何だ?何だか股間が熱く)モジモジ

シ・ミ((うわっおっさんが前屈みで恥ずかしがってるよ))

シンジ「えっとミサトさんは何を?」

ミサト「あっそうそう!実は>>42>>45になったのよ!」

副司令

弐号機



ミサト「副司令が弐号機になったのよ!」

シンジ「はい!?」

ゲンドウ「弐号機?」

シンジ「そんな!だって副司令は今アダムを移植されて」

ミサト「それが原因かは分からないわ、でも副司令がいきなり弐号機になったのはたしかよ」

シンジ「そんな!アスカは!アスカは今何を?」

ミサト「アスカは今>>48をしてるわ」




今日はここまでにします、ではまた次回。

セガサターン

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