美琴「黒子のバスケって知ってる?」(45)

美琴「たっだいまー♪」ガチャ

黒子「お帰りなさいませお姉様。今夜はいつもに増してご機嫌ですわね」

美琴「ふふん! まあね♪」

黒子「なにかありましたの?」

美琴「実はぁ…」ゴソゴソ

美琴「じゃーん!! ついに佐天さんから借りてきちゃったー」バッ

黒子「黒子のバスケ?」

美琴「そっ!」

初執筆です。

長くなるかと思いますがよろしくお願いします。

超遅レスです

黒子「なんですの、それ。お姉様が漫画なんて、らしくないですわね」

美琴「えっ、知らないの? 黒子のバスケ。今めちゃくちゃ話題じゃん」

黒子「私がバスケする漫画ですの」

美琴「違うわよ、これ見ろ表紙。この子が黒子くんって言って、この漫画の主人公なの」

黒子「はぁ(黒子のバスケ、ねぇ)」

美琴「流行るだけあってすっごく面白いんだから! 一緒に読も? ねっ!」

黒子「何かと思えば……結構です。タイトルが『美琴のバスケ』なら考えたかも知れませんが」

美琴「えー……なによせっかく借りてきたのに面白くない」

美琴「じゃあ一人で読もーっと」

黒子「……」

黒子(黒子のバスケ)

黒子(なーんか、気に入らないタイトルですわ)

翌日



黒子「ふあぁー。あ、お姉様おはようございます、お早いんですね」

美琴「うん、漫画読み返してんの」

黒子「え、昨夜読み終わったものを翌朝にすぐ読み返してますの?」ショウキ?

美琴「うん」ペラッ

黒子「ちなみに昨日、何冊読みましたの」

美琴「三巻ずつ借りる予定なの。だから最初の三巻分だけよ」

黒子「ハマってしまうのはわかりますけどお姉様……生活リズムに支障を来すのでは……」

美琴「そうねー」ペラッ

黒子「むかーしむかーし、あるところにおじいさんとおばあさんが…」

美琴「そうねー」

黒子(うっわ全然聞いてねーよ……)

その翌日



黒子「お姉様、夜更かしはお肌の天敵ですわよ」

美琴「そうねー」

黒子「それにまだシャワーもお浴びになられていない……」

美琴「わかってるわよ。あとでね」ペラッ

黒子「あとであとでって、いつのあとですの」

美琴「んあー!! もう、うっさいな、あんたは」

黒子「もう寝たいんですけどお姉様」

美琴「あー、ごめんね。電気はつけといて」ペラッ

黒子「はぁ……」

黒子(お姉様がダメになっていく……)

朝食中



美琴「……」パクッ

黒子「……」モグモグ

美琴「……」モグモグ

黒子「お姉様、今日もお出掛けで?」

美琴「そうよー。あんたは相変わらずジャッジメント?」

黒子「ええ、また雑務で」

美琴「ふーん」

黒子「……元気ありませんわね?」

美琴「うん。ちょっと眠いかも」

黒子「だから夜更かしはするなとアレほど……」

美琴「あーはいはい、そうでしたね」

黒子(黒子のバスケ、テメェ。お姉様の睡眠を妨げやがって)

ある夜

美琴「あーもう黒子くん素敵っ!」キャッ

黒子「」

美琴「こんな子が近くにいたらなぁ」

黒子「……」

美琴「私もバスケやろっかなー」

黒子「いますわよ!! いるじゃありませんの!!」

美琴「ん?」

黒子「ほらここにィ!! 白井黒子がァ!!」ガタッ

黒子「いるじゃありませんのォォォォォォォ!!」ダッ

バリバリバリバリ!!!!!!

黒子「OOOOOOOH!!!!」

美琴「そっちの黒子じゃなくて」

黒子「お姉様の愛のムチ……///」

美琴「なんでうちの黒子はこうなのかなぁ」

黒子「お姉様は最近、黒子黒子って……私もう耐えられませんの」

美琴「なに? じゃあ白井って呼んだ方がいい?」

黒子「違ぁぁぁぁぁぁう!!!!」

美琴「な、なによ急にデカイ声出さないでよ……」

黒子「……」

美琴「……?」

黒子「……」

美琴「黒子?」

黒子「くそったれェ。何が黒子のバスケだよ畜生がァ」

美琴「く、黒子!? それキャラ違う!!」

またある夜。

黒子(何が黒子のバスケだよ。お姉様と私の大事な時間を奪いやがって……)

黒子「……」イライライライラ

美琴「ただいまー!」ガチャ

黒子「お帰りなさいませお姉様」

美琴「はぁー楽しかった!」

黒子「またあの漫画ですの?」

美琴「そ! もう集まったら自然と黒バス談義始まっちゃうのよねー。それがまた面白─」

黒子「黒バス談義ィ? んーだそりゃ」ケッ

美琴「え?」

黒子「いえなんでもありませんの。楽しそうで何より」

美琴「あ、う、うん……?」

黒子「……」

黒子(いいことを思い付いた)

佐天「え? 白井さんの様子がおかしい?」

美琴「そうなの……。最近、会話もまともにしてくれないし」

初春「確かに、明らかに様子が変だったような」

美琴「ジャッジメントでも?」

初春「はい。なんていうか、闇落ちした感じの雰囲気でした」

佐天「闇落ち?」

美琴「そう……。 悪い顔つきしてんのよ。ベクトル変換しそうな顔してる」

佐天「どんな顔……?」

初春「あ、でも会話はしてくれますよ?」

美琴「え。じゃあ私だけ無視されてるの……」

佐天「何かしちゃったんじゃないですかー? 白井さん、ああ見えて繊細ですもん」

美琴「そうよね。心当たりは……無くもないんだけど」

初春「というと?」

美琴「うん。黒バスにハマってから、黒子といるときはずっと黒バス読んでるの……」

初春佐天「あちゃー……」

美琴「や、やっぱりこれだよね?」

佐天「はい。ほぼ間違いなく」

初春「御坂さん! 謝りましょう!」

美琴「う、うん……謝る」

佐天「あとついでに、『一緒に黒バス読もっ?』って可愛く、猫なで声で。上目遣いもお忘れなく」

美琴「え? それいる?」

佐天「当然ですよ! だって白井さんだけ黒バスわからないと私たちの話についていけないじゃないですか?」

初春「そうです。そしたら必然的に孤立しますし、何より、御坂さんに誘われるのを待ってるんだと思いますよ!」

美琴「そ、そっか。そうだね……よしっ!」

佐天「ファイトですよ、御坂さん!」

美琴「た、ただいまー!!」ガチャ

黒子「……」カタカタ

美琴「お、お仕事中かなぁー? お勤めご苦労様で……」

美琴(いや、変なこと言うのやめよう)

美琴「んっ、んー!」ゴホン

美琴「黒子、ただいま」イケボ

黒子「……」カタカタ

美琴「……」

美琴「(やっぱり無視か……)」

美琴「なーにやってんのっ! 調べもの? お仕事?」

黒子「……」パタッ←パソコン閉じる

黒子「さっきからどういう風の吹き回しですの」

美琴「え? ど、どういうって……なにもないわよ別に」

黒子「……」スタスタ

美琴「ちょっ、ちょっとどこいくの!?」

黒子「シャワー浴びにいくだけですの」

美琴「え?あ、そ、そっか」

黒子「……」スタスタ

美琴「ねぇ黒子」

黒子「……」スタスタ

美琴「ごめん!!」

黒子「……」ピタッ

美琴「ほんとごめんね……ずっと漫画ばっかで、相手してやれなくて……」

黒子「……」

美琴「黒子が近くにいるのに私は黒子のバスケばっかり読んでて……」

黒子「お姉、様……」

美琴「だからさ……」

黒子「はい、お姉様……」

美琴「一緒に黒バス読もっ?」

黒子「……ンあァ?」ビキッ

美琴「え」

黒子「だァァァァァれがあンなもン読かァァァァァァァァァ!!!!」

美琴「く、くく黒子さん!?」

黒子「ファァァァァァァァーーーック!!!!」バタン

美琴「あれ……なんで?」

カタカタ……


カタカタ……


カタカタ……


美琴「……」パチッ

美琴(あー、なんか目、さめちゃった)


カタカタ……


美琴(……? キーボードを叩く音?)

美琴(ああ、黒子か。私、結局黒子のこと怒らせちゃったな)

美琴(黒子、最近パソコンばっかりで構ってくれないなぁ)

カタカタ……


美琴(忙しいんだろうなぁ黒子)

美琴(黒子が暇してる時くらい構ってあげなきゃいけなかったよね)


カタカタ……


美琴(ごめんね黒子)


……


美琴(あっ、音が止んだ。終わったのかな)


「見つけたァ……ヒヒッ」


美琴「!?」ビクッ


美琴(え? なに今の……?)

佐天「それで昨日、どうでした?」

美琴「それが全く」

美琴「手応えあるどころか逆効果みたいでさ」

佐天「逆効果? なんて言ってました?」

美琴「誰が読むかあんなものー! って、ぶちギレられた……」

佐天「あれれ……そうですか」

初春「じゃあ一緒に読みたい、ということじゃ無いんですね」

佐天「白井さんが御坂さんの誘いを断るなんて相当だよね? 何だろう」

初春「バスケがめちゃくちゃ嫌いとか?」

佐天「ああ、過去に何かあったとかねー。んー……」ムム

美琴「あと、最近ね」

佐天「はい?」

美琴「黒子のやつ、何かずーっとパソコンいじってるのよ。ジャッジメントの仕事か調べものか知らないけど」

初春「それがどうかしました?」

美琴「一昨日までは何とも思ってなかったんだけど。変なのよね、なんか」

佐天「変? といいますと?」

美琴「私が近付くとパソコンを閉じたり、夜更かしするなと念を押してきたり、昨日の深夜も私が寝てる間にずーっとパソコンやっててね」

初春「何か隠し事ですかね?」

美琴「変なのはこっからよ」

美琴「私は昨日の深夜、寝付けなくてふと目を覚ましたの」

美琴「涼しい夜だったわ。風の音と一緒に聞こえてきたのは心地の良いタイピング音」

佐天「ほうほう……」ムム

美琴「黒子、お仕事かな? 頑張ってるんだな、こんな深夜まで、頑張り屋だな、それに比べて私って、なんて考えてたワケ」

初春「ふむ……」ムムム

美琴「そんなこんなで寝付けないでいると、鳴ってたタイピング音が突然止まったの」

佐天「おーっとぉ……?」

美琴「あれ? 終わったのかな? と思ったその時だった。あいつ、こう呟いたわ」

初春佐天「……」ゴクリ



美琴「 見 つ け た ぁ 」

初春「こわっ!!」ゾッ

佐天「ホラーかっ!!」

美琴「変よね!? 絶対何かやってるよね!?」

初春「それって白い粉とか、そういう!?」

佐天「私……わかりました」

美琴「な、なに? なにがわかったの……?」

佐天「白井さん、何かとんでもないことしようとしてます」

美琴「と、とんでもないこと……?」ゾッ

佐天「例えば、例えばですよ?」

美琴「う、うん……」



佐天「黒子くんを殺して主人公を乗っ取ってしまおう、とか」

美琴「……」

初春「……」

佐天「……いやいや冗談ですよー! 嫌だなぁもう! あは、あははは……」

美琴「……」

初春「……」

佐天「はは……は」

美琴「……」

初春「……」

佐天「……」

美琴初春佐天「「「……」」」

初春「……あの、もしもですよ?」

初春「長らく調べていたものが、黒子のバスケについての……」

初春「黒子テツヤくんの個人情報だとしたら」

佐天「……」

美琴「……」

初春「昨日の深夜ついに見つけたもの」

初春「そして」

初春「次に白井さんが取る行動はなんだと思いますか?」

佐天「……」ガクガクガク

美琴「……」

初春「動き出す日も近いでしょう。あるいは今夜……」

初春「黒子狩りに出掛けるのではないでしょうか」

佐天「やめぇぇぇぇぇい!!! やめいやめい!! ホラーか!!」

佐天「どうしてこうなった!!」バンッ

初春「もとはと言えば佐天さんが……」

美琴「今夜、黒子のパソコン盗み見てみるわ。あと何かあったら電話するかも」

佐天「御坂さん!? 本気にしてます御坂さん!? 冗談ですよ!?」

初春「はい、お気をつけて」

佐天「ってコラ初春も!!」

美琴「でも合点がいくのよ、さっきの話。黒子がいなくなったときは、探すの手伝ってほしい。お願い」

佐天「え、えぇ……うそん……」

美琴「……」スーッ

美琴「ただいま!!」ガチャ

黒子「……」パタッ

美琴「パソコンやってた?」

黒子「だったらなんですの」

美琴「最近ずっとパソコンと睨み合っちゃってさ……どうしたのかなって」

黒子「お仕事ですわ」

美琴「そう」

黒子「……」スタスタ

美琴「あっ、黒バス読む?」

黒子「」ビキッ

美琴「やっぱり、嫌いなんだ黒バス」

黒子「シャワー浴びてきますわ」スタスタ

美琴(……予想通り。黒バスの話題を出すとすぐシャワーね。でも今はこれで良い)

バタン

美琴(よし行ったわね。さてとっ!)

美琴「悪く思わないでよね……!」

パカッ←パソコン開く

美琴「えーっと、履歴履歴……」

美琴「あった」

美琴「うわぁすご……成凛のことから帝光のことまでこと細かく……」

美琴「まさか黒と出るとはね……」

黒子「行きつけのファーストフード店、ファミレス、コンビニ、スーパー。他にも出没する場所、時間帯、傾向など全て把握してますわ」

美琴「!? いつの間に!? シャワー浴びに行ったはずじゃ……?」

黒子「私の能力忘れました?」

美琴「……!」

黒子「知られてしまった以上は仕方ないですわ。 もっと下調べをしておきたかったのですが」

美琴「あんた……ダメよ!! 黒子くんに何をするつもり!?」

黒子「あちらの肩を持つのですね。いいですわ。ですがもう決心しましたの、黒子のバスケを潰すと」

美琴「黒子……!」

黒子「お姉様の方こそ悪く思わないでくださいませ」ピシュン

美琴「待ちなさい!!」

その頃。

佐天「ねーバスケしたくない?」

初春「ですねー。しますー?」

佐天「御坂さんと白井さんも……って白井さん来るかな?」

初春「さぁ……できればバスケの話もしたくないですよね」

佐天「そういえば今日の白井さんの話だけど」

初春「? ああ、あれはノリで言ったんですよ。面白かったですか?」

佐天「御坂さん本気にしてなかった?」

初春「まっさかー! そんなはず……」

prrrrrrrrrrr!!!!!

初春「そんなはずは……」

prrrrrrrrrrr!!!!!

佐天「……」

ピッ

初春「は、はい、もしもしぃ!!」

美琴『もしもし初春さん!? 大変よ! 黒子が!!』

美琴『黒子のバスケを潰すって!!』

初春「な、なんですとぉー!!」

佐天「黒と出たんですか!! 黒子だけにですか!! 御坂さん!!」

美琴『今すぐ来てくれる!?お願い!!』

佐天「行くよ初春!!」

初春「はい!!」

すいません寝落ちしそうですwww

返信は出来てませんが読んでくれてる方、どうもです。

レスありです。

モチベ上がります。

じゃあ再開していきます

美琴「黒子ーーー!!おーーい!!」

美琴「くそ……黒子のやつ! どこ行ったのよ……!」

初春「御坂さん、こっちは全然見当たりません!」

佐天「こっちもです! どうします!?」

美琴「もう少しだけ探す。見つけて、ぶん殴る」

佐天「了解!」

初春「わかりました!」

一時間後

佐天「ダメだ……もう……疲れた」ドサッ

初春「私もぉ……」ドサッ

美琴「もうダメか……。もうとっくに……」

美琴「……二人とも、もういいわ。ごめんね、わざわざ」

初春「いえいえ、これくらい」

佐天「まさか白井さん……本当にこんなこと……」

美琴「……」

佐天「……また何かあったら電話してくださいね!すぐ駆けつけますから!」

美琴「ごめん、ありがと」

美琴(黒子……二人にまで迷惑かけてこんなこと……)

美琴「見つけたらただじゃおかないわよ……!」

美琴「ん、あれって……」

美琴「黒子……!!」

黒子「……」タソガレ

美琴「黒子ぉぉぉぉぉぉ!!」バリバリバリビリ

黒子「? お姉様ではありませんの、何しておりますの?」

美琴「あんたを探してたのよ……! 三人で必死こいてねぇ……!!」ビリビリビリ

黒子「三人で……? そうですの」

美琴「なーに? そのバスケットボール」バリバリバリ

黒子「戦利品ですの」

美琴「黒子……あんた……!!」ズゴゴゴゴゴゴ

黒子「お姉様。明日、大事な話があります」

美琴「え……? なによ……大事な話って」

黒子「佐天さんと初春にも、そうお伝え下さい」シュッ

美琴「ちょ……!! 待ちなさい!!」

美琴「大事な話……? なにそれ……」

美琴(なんか嫌な予感……)

美琴「ただいまー」ガチャ

美琴「黒子は……帰ってきてないのね」

美琴「……」ドサッ

美琴「……電話しないと」

ピッ

prrrrrrrrrrr

ガチャッ

初春『はい初春です。どうかなさいました?』

美琴「ごめんね夜遅くに。黒子、いたのよ」

初春『見つかったんですか!? 今どこに!?』ガタタ

美琴「またすぐいなくなっちゃったけどね。私はさっき寮に帰ってきたとこ」

初春『白井さんはなんて? 黒子くんのことは?』

美琴「明日大事な話があるって。明日全部わかると思う」

初春『そう、ですか……』

美琴「……」

初春『……』

初春『お別れの準備とかしておいた方がいいんでしょうかね』

美琴「さあね」

初春『……わかりました。明日またお電話下さい』

美琴「うん。また、明日」

プツッ

美琴「……」

美琴「黒子……」

初春「……」
美琴「……」

佐天(白井さん、本当に来るのかな)

初春「……」
美琴「……」

佐天「そ、そんなに深刻な顔しなくても……! ほ、ほら明るく迎えましょ?」

初春美琴「「……」」

佐天「(まあそりゃ、そうか……)」

ピシュン

黒子「……」サッ ストッ

佐天「(あ、来た!)」

黒子「お待たせ致しました」

佐天「あ、待ってましたよー白井さん! も~昨日はどう──」

美琴「さあ、話して。話があるんでしょ」バンッ

佐天「(私ってもしかして場違いかな)」

黒子「わかりました。では結論から」

黒子「身勝手なことを承知の上でお願いがあります。力を貸してほしいんですの」

美琴「犯罪の片棒を担えってこと?」

黒子「犯罪? なにおかしなこと言ってますの。大袈裟な」

黒子「黒子テツヤと言いましたわね」

黒子「なんです? あの少年。むちゃくちゃ弱いじゃありませんの」

黒子「主人公などと持て囃されているからどんなものかと思えば、期待外れもいいとこですわ」

美琴「は……?」

黒子「テレポートで翻弄して圧勝でしたのよ?w」

黒子「『ごめんなさい』って頭を下げて、見逃してくれと、せがんで来ましたのよ?www」

黒子「いい気味でしたわwww」

美琴「……」

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