マルコ「みんなが僕を無視するんだ。」(77)

たったらかく


マルコ「ねえ、エレン…」

エレン「…。」スッ

マルコ「…アルミン、座学教えてくれないかな?」

アルミン「…。」オロオロ

マルコ「アルミン?」

アルミン「…っ」スッ

マルコ「??」

ライナー「くそ、ねむてえ」

ベルトルト「夜更かしするからだよ」

マルコ「あ、ふたりともーおはよ!」

ライベル「ガヤガヤ」スッ

マルコ「なんでだ。みんなおかしいな。」

ユミル「いやー今日もクリスタはかわいいなあ!!!」

クリスタ「きゃ!もーう!急に抱きつかないでよー」

マルコ「あ、ユミルとクリスタ」

ユミクリ「キャーキャー」スッ

マルコ「ンンンンン?」

マルコ「昨日まで、普通だったのになあ。」

マルコ「僕、なんかしたかな。」

ジャン「んー腹へったー」

マルコ「ジャン!!」

マルコ「ジャン!」

そう、僕が一番信用している友人。
彼なら…

ジャン「」スッ

マルコ「」

マルコ「な、なんで?」

マルコ「あ、そうだ、ぼぼぼく影薄いから、みんな、気づかなかったんだ」

マルコ「そ、そうだ、よね?みんな」

マルコ「そうだ、そうだ。」

きっと昼になれば、気づいてくれるさ。

ジャン「なあ。」

エレライ「あ?」

ジャン「さすがに、やりすぎじゃねーの?」

ベルトルト「まあ、そうだけど」

ライナー「昨日の立体機動でケツだったやつは、一日ばつゲームだって話したろ?」

エレン「あいつも、薄々気づいてるさ


アルミン「いや、あれは気づいてないよ。」

ベルトルト「まあ、あのようすからしてそうだろうね。」

ジャン「せめて昼までにしてやんね?」

ライナー「だめだ。一日って約束だからな。」

アルミン「でも、さすがに女子も巻き込むのは…」

ライナー「まあ、それはわるかった。まさかあんなにおちこむとは…」

マルコ「きっと、きっと、昼になれば…」泣き目

アルミン「昼までにしよ。」

エレン「でも、決めたことは通すべきだろ!」

ライナー「そうだ!」

ジャン「じゃあ、せめて、夜までにしようぜ。」

ベルトルト「それは賛成。あのままじゃマルコ寝れないよ?」

アルミン「うん、せめて部屋に戻ったら言おう。ばつゲーム大成功!的な感じでさ。」

ライナー「まあ、じゃあ夜までな!」

家ついた。ただいまー

風呂いってくるわ、すまん
みんなレスありがとう!
<どういたしましてー
うむ。支援ありがたい。

上位十名のマルコが立体機動でケツは流石に無理あると思うが
アルミン以下はまずありえないし

>>11
そのエピを今かきためてたのに、
そんな予知しないでくれよ…

あ、ケツっつーのは
エレン、アルミン、ライナー、ベル、ジャン、マルコ、コニー
の中でのケツってことやで
コニーがいまでてこないのは訳ありだから待っててくれたまえ

マルコ「はあ…」

皆「」ワイワイ

マルコ「ぼっちってこんな気持ちなんか。」

ミカサ「あ、午後の訓練が始まる。」

エレン「うお!いそぐぞ!対人格闘だ!アニー」

アニ「うるさい。」

ベル「…」

ライナー「」フフ

マルコ「…はあ。いくか。」

すこしだけ投下

アニ「…」

エレン「うわっ!」ドカッ

エレン「くそー…。もういっかいだ!」

ミカサ「」ゴゴゴゴゴゴ

ライナー「み、ミカサー?な、投げんなよ?まじで投げんなよ?投げん」

ナアアアアアア

エレン「うわ、ライナーが降ってきた!?」

アニ「…あんた……」

ミカサ「」フッ

マルコ「」ポツーン

マルコ「いつもと、変わらない光景なのにな。」

マルコ「!!」

コニー「」トボトボ

マルコ「コニー!!」

コニー「うわ、マルコ!!びっくりしたろーが!」

マルコ「コニー!昨日はあれから大丈夫だった?」

コニー「ま、教官には怒られたけどな。大丈夫だぜ!」

マルコ「そか、心配だったんだ。」

コニー「すまん。でさ、昨日ケツは誰だったんだ?」

マルコ「ん?僕だよ」ハァ

コニー「お前が?珍しいな。いつも俺かアルミンなのに。」

マルコ「ははは(君のせいだよ…)」

---------昨日


エレン「立体機動で勝負かー。ちょっと危ないな。」

ライナー「まあ、ばつはそんな苦痛なものにしねえし、楽しもうぜ!」

エレン「訓練を甘くみるなよ!!?」

アルミン「これに加わってる以上君はそんなこといえないじゃないか。」

エレン「それは、マルコが…」

『そうやって勝敗をつけることで、お互いに意識を高めあうことができるかもね』

エレン「とかいうからだろ!」

マルコ「はは、まあいいじゃないか。」

ゲスミン「マルコも、中々口がうまいね」

マルコ「ん?」

アルミン「なんでもないよー」

コニー「んー」カチャカチャ

ジャン「どうした?」

コニー「いや、なんか立体機動装置がおかしいんだよ」

ジャン「まさかお前、組み立てられないとか」クスクス

コニー「は?ちげーよ!」

マルコ「ちょっとみせてごらん?」

コニー「ほらここ」

皆「んー…」

ジャン「おかしいところねーじゃんか」

アルミン「うん、見た限りはないね」

ライナー「気のせいじゃないか?」

コニー「うーんそうか、そうかもな。悪い悪い!」

マルコ「…。」

エレン「よし、いくかー」

ベルトルト「だね。」

コニー「ベルトルトいたのか。」

ベルトルト「」チーン

マルコ(…なんか、変な気がする。)

ジャン「マルコ?いくぞ。」

マルコ「あ、うん。」

訓練

ライナー「よし、いくぞー!」バシュ

ジャン「負けねぇからな!」バシュ

アルミン「が、がんばるよ。」バシュ

コニー「よし!」シュー


コニー「あれ?」シュー

キース「どうしたスプリンガー!」

コニー「ガスが、噴出されねえ…!」

キース「点検を怠っていたな!貴様こっちへこい!」

エレン「やっぱ、どっかおかしかったのか?」バシュ

ベルトルト「どっちにしろ、あれは説教だね。」バシュ

マルコ「やっぱり…」バシュ

マルコ(あれは、なんの故障だったんだろ)バシュ

マルコ(どっちにしても、新しい点検項目に入るかな。)

マルコ(コニー大丈夫かな。)バシュ

ジャン「マルコ!」

マルコ「ん?」

ジャン「お前、さっきから全然削いでねえだろ!勝負なめてんのか!?」

マルコ「あ!そうだった!」

ジャン「ちっ」バシュ

マルコ「」

マルコ(ジャンは、やっぱり優しいな。わざとそれを僕にそれをいうために。)

マルコ「そんなこといってる場合じゃない!」バシュ

マルコ「…ほとんど、削がれてる」チーン

教官「ボット…手を抜いたか。」

マルコ「…すみません。」

教官「貴様のことだ、スプリンガーを気にしていたのだろう。」

マルコ「…」

教官「ガスを噴出させる際に働く部位が一部とれていてな。あまり気にしないところだった。次から新しい項目に入れることになった。」

マルコ「そうですか…」

教官「どっちにしろ、多少の違和感を抱えたまま訓練に移行しようとしたことをキースは怒ってな。まあ、大丈夫だろうが」

マルコ「はい…」

教官「次からは貴様も、集中して挑め。いいな」

マルコ「はい!」


エレン「マルコがケツなんて珍しいな。」

クリスタ「どうしたの、マルコ。体調でも悪かった?」

マルコ「いや、そういうわけじゃないんだ。考え事をしててさ」

クリスタ「そうだったの。でも危ないから、気を付けてね。」

マルコ「ははは、ありがと」

熱は少しさがったから少しかくことにする。




コニー「で、マルコさ、ばつゲームはなんなんだ?」

マルコ「ばつゲーム?」

コニー「ケツはばつゲームだって決めたろ?」

マルコ「いや、そんなことよりもっと深刻なことが起きてるんだ」

コニー「深刻?」

マルコ「みんな、僕を無視するんだよ。」

コニー「は?あいつらはそういうやつじゃねーだろ!」

マルコ「でも、事実だからさ。」ハァ

コニー「勘違いじゃねーの?」

マルコ「いや、あからさますぎる。ためしに誰かよんでごらん?」
コニー「え?おう?ベルトルトー!!」


ベルトルト「あ、コニー。戻ってこれたんだね。」

コニー「ああ。違和感のある装置をそのままにしてはいけないとかなんとか説教された。あと座学叩き込まれた」

ベルトルト「ちゃんと覚えてる?」

コニー「いや、あんま…」

ベルトルト「はは、やっぱり。今度アルミンとかに聞いてみな。教え方上手いから。」

コニー「マルコも教え方は上手いぞ!」

ベルトルト「…。」

マルコ「…そ、そうかな。」

ベルトルト「コニー、夜は僕らとご飯食べようよ。昨日のことみんな少し気にしてるんだ。」

コニー「みんな優しいな。さんきゅ、マルコも一緒に

ベルトルト「じゃあコニー、また夜に」



ベルトルト(マルコ、ごめん。でもばつゲームだから。)

コニー「…」

マルコ「ね。」ズーン

コニー「ばつゲームでも、みんなひでえな!!」

マルコ「ばつゲームかもわからないけど…」ズーン

コニー「これでばつゲームじゃなかったらもっとひどいぞ!」

マルコ「…うん。」ズーン

コニー「今日は俺が一緒にいるからよ!!安心しろマルコ!」

マルコ「コニー…」

コニー「なくなよ!ほら、訓練参加すっぞ!」

マルコ「うん…うん!!」

眠る。

風邪なおったよ!歓喜!

ライナー「…あーあ」

アルミン「まあ、コニーは真っ直ぐな正直者の馬鹿だからね」

ベルトルト「しょうがないよね、伝えてなかったし」

エレン「ベルトルトがんばったのにな」

ベルトルト「心が痛かったよ…」

ジャン「どんまい」

ライナー「まあ、俺らだけでも継続するか。」

アルミン「もうやめてもいいんじゃないかな」

ジャン「でもさっき、夜までって約束したろ?」

エレン「そうだよな。」

ライナー「ということで、継続だな。」

アルミン「…もうっ。」

夜飯

ジャン「いやーつかれたわー」

サシャ「コニー!!パァンください!」

コニー「やるかよ!!」

サシャ「じゃあアルミン!!」

アルミン「はは…」

エレン「アルミンのはだめだ。体力つけなきゃだからなこいつは。」

サシャ「じゃあマル…あ。」

マルコ「」ピク

サシャ「き、今日のところは、我慢しましょう。」ササッ

コニー「あいつまで…」

ライナー「はあ…サシャ」

マルコ「…っ」ズキッ

ベルトルト「サシャはたまに抜けてるからね」


ベルトルト「僕はご飯取られなくてすんだからよかったけど」

ジャン「俺もだわ!ハハッ」

コニー「…お前ら……」

ライナー「…はやく食べて、風呂いこうか。」

アルミン「そ、そうだね」

コニー「おま…」

マルコ「…いい加減にしてよ。」

皆「」ピクッ



マルコ「いい加減にしてよ!!」

マルコ「ばつゲームにしても質がわるいよ!」

皆「…」

マルコ「コニーがいてくれて大分救われたよ。でも流石にこれはひどいじゃないか!?」

コニー「マルコ…」

マルコ「流石に…僕だって…」

マルコ「傷つくよ…」ポロポロ

コニー「…」

マルコ「誰も、まるで僕一人いないみたいに…生きてる心地もしない」グスッ

皆「…」

マルコ「…それでも無視するんだね」

マルコ「もう、いいよ」スタスタ

エレン「さすがに、やりすぎたか…」

サシャ「わ、私のせいでしょうか…」

ミカサ「いや、サシャのせいじゃない」

ミカサ「質の悪いばつゲームを考えた男子のせい。そしてそれに便乗した私たち女子も悪い。」

クリスタ「マルコを傷つけた…」

ユミル「…」

ダズ「オロロロロロロロ」

ジャン「…謝らなきゃ」

アルミン「え?」

ジャン「俺、いつもマルコに世話になってたのに、あいつを傷つける真似して…謝らなきゃ!!」ダッ

エレン「お、おいジャン!」

ベルトルト「ジャン!!」

ライナー「いっちゃったな。俺らは俺らで、マルコに許してもらう方法を考えよう」

マルコたちの部屋

マルコ「…。」ポロポロ

ジャン「開けてくれよ、マルコ!!」ダンダン

ジャン「頼むから開けてくれ!」

ジャン「俺、謝りたいんだ。お前と一番わかりあえてた、信用できる友達のお前を、こんな…」

ジャン「お前がどんだけ傷つけるかなんて考えずに皆とお前を無視して…」

ジャン「結果こんな形になって…!!…ごめん、ごめん。」

マルコ「…」

ジャン「ごめんなああああああああマルコおおおお」ボロボロ

マルコ(ジャンが、泣いてる?)

ジャン「あ…うぅ…うっ……」グスッ

ジャン「…ま、た。明日あったら…っ謝るから…本当にごめん。」

ジャン「おやすみ、マルコ。」

スタスタ

マルコ「ジャン…」ポロポロ

今日はこんな感じで。
薬飲んだら眠くなった、すまん

明日はできるだけすすめる

読んでくれてる人ありがとう

おまいら優しいお
うれしいお

ジャン「」トボトボ

皆「!!」

アルミン「ど、どうだった?」

ジャン「…っ」

ライナー「だめか」

ベルトルト「…」

エレン「マルコ、相当ショックだったんだろうな」

コニー「マルコ…ごめん」

ミカサ「コニー、貴方は悪くない。」

ミーナ「そうだよ!マルコもコニーがいてくれて嬉しかったよ!」
ジャン「まあ、無視してた俺らが言えたことじゃねえけどな」

ミーナ「……うん」

アニ「でも、現に事情が知らなかったにせよ、コニーだけじゃん。マルコかばったの」

ジャン「…」

アニ「でも、まあ大丈夫なんじゃないの」

良くなった?

ライナー「…適当なこといってんじゃねえぞ、アニ」

アニ「私は元々、マルコとそんな話したことあるわけでもないけどさ、」

アニ「あいつは、立ち直れる強さも、心の器も大きいんじゃない。おそらく、皆を許すことができるくらいの器くらいは。」

ジャン「…」

アニ「そりゃ今はつらいかもしれないけどさ、マルコも思ってるんじゃない。例えば、皆とまた仲良くしたい、とかさ。」

アニ「マルコはそういう意味では強い人だと思うけどね。あまり関わりがないから知らないけど。」

ミカサ「…アニ、今日の貴女は珍しくよくしゃべる。」

アニ「…だからなにさ。」

ミカサ「いえ、でも貴女のいうことは間違っていない。皆を見れば、一目瞭然」

ジャン「…そうだよな。」

ライナー「マルコならきっと許してくれる。」

エレン「ああ。」

ベルトルト「誠意をもって、しっかり謝ろう。」

コニー「マルコ…。」

アニ「…ふん。いつまでも湿気た面見せられても困るんだよ。」

ミカサ「…」

アルミン「皆、僕に案があるんだ」

皆「?」

>>46
熱と寒気はなくなったから大丈夫!
心配ありがとう

次の日の朝

マルコ「…皆に、会いたくないな。」

マルコ「でも訓練あるし。ご飯も食べなきゃだし。」

マルコ「…結局寝れなかったし。同室の皆は、どこで寝たんだろ。」

マルコ「悪いことしたな…。謝らなきゃ…」

マルコ「でも…でも」ズキン

マルコ「いや、このままじゃいけない。」

ガチャ

ジャン「マルコ・ボット訓練兵に、心臓を捧げよ!!」

皆「ハッ!!!」バッ

マルコ「!?」ビクゥ

ジャン「マルコ!俺らは昨日のことを、謝罪させていただきます!」

マルコ「ふぇ!?」

ジャン「俺らはしてはいけないことを犯しました!これから、マルコに…」ポロ

ジャン「マルコに俺の全てを、一緒に憲兵にいくまでの道でマルコを支える、絶対の信用をこの心臓を以て遂行します!!」ブワッ

マルコ「ジャン…」

ライナー「マルコ!!」

マルコ「ライナー?」

男子皆「本当に、すみませんでしたああああ!!!」

ミカサ「マルコ、私たちも男子の話に乗っかってしまい、すまなかった。」

ミーナ「本当にごめん」

クリスタ「ごめんなさい…」

マルコ「…」

マルコ「はは、ははは。」

マルコ「僕こそ、ごめん。昨日はあまりにも動揺して。」

マルコ「皆に迷惑をかけた。謝るよ。」ペコリ

コニー「マルコ…俺…」

マルコ「コニーが話してくれたのは、嬉しかったんだ。ありがとう、コニー」

マルコ「ジャン、昨日の夜はごめん。」

ジャン「マルコ…」

マルコ「昨日のことは許すよ、皆も。悪魔でばつゲームなんだ。」

ライナー「ごめん。マルコ」

ゴメンナ
スマナイマルコ

ガチャ

キース「…なんの騒ぎだ。誰か説明しろ」

ミカサ「マルコと皆が仲直りして生じた騒ぎです。」

キース「そうか。馬鹿ども、ない頭使ってまで騒ぐんじゃないぞ!」ガチャ

エレン「ミカサ、さんきゅー」

ミカサ「…うん。」

コニー「一件落着だな!」

とりあえず一段落。
また夜きます

よし、眠くなるまでかく


ある日の訓練

マルコ「今日のケツはコニーだね」

コニー「くそー!あと一歩でエレンに勝てたのに!」

ライナー「じゃあ約束通り、今日の当番は交換な」

コニー「はいはい。」

マルコ「無視じゃないだけありがたいと思ってね」

ライナー「まだ根にもってんのかよ」

マルコ「冗談だよ、ははは」

エレン「きついなーおい」

ベルトルト「まあ、事実だね。」

アルミン「まあまあ、今度からばつゲームは考えてやるようにしたし、ね?」

ジャン「だな。」

コニー「じゃあ、当番いくわ。」スタスタ

マルコ「いってらっしゃーい」




ライナー「付き合ってくれクリスタ!」

クリスタ「え?え?そんな…」カアア

ユミル「…ライナー、てめぇ私のクリスタになにやってんだ?」

ライナー「ゆ、ゆゆゆみる…ユミル違うんだこれは」

ユミル「問答無用だこの野郎!」

ギャー

エレン「ははは!」

マルコ「なかなかきついね」

ベルトルト「ライナーは散々ひどいばつゲーム考えてたんだから、これくらいがちょうどいいんだよ」

ジャン「ふふ…だからってライナーをわざとケツに落とすとか、やるなベルトルト…くくく」

コニー「ジャン笑いすぎ…ふひひひ」

ライナー「」ボロボロ

クリスタ「ユミル、やりすぎなんじゃ…」

ユミル「あいつが悪いんだよ、どうせまたばつゲームだろ?そんなんで私のクリスタに手を出そうとするからだ。」

アルミン「ごめんね二人とも。」

ベルトルト「これで当分ライナーは大人しくなるよ」

ユミル「だといいけどな。」

卒業3日前

ジャン「もう、卒業なんだな。」

マルコ「そうだね。」

ジャン「…一緒に、憲兵いけるんだな。」

マルコ「王に、使えることができる。」

ジャン「真面目だな、お前も。」

マルコ「でも、内地にいくとき、君が隣にいると思うと嬉しいよ。」

ジャン「今まで、ありがとうな」

マルコ「これからもよろしくっていってほしいかな。」

ジャン「…そりゃそうだな!」

ハハハハハハ


べ…超大型巨人出現後



ジャン「明日から内地に行けたっつーのに!!!」

ベルトルト「…」


「オロロロロロロロ」

「呑気なこといってんじゃねえ、死に急ぎ野郎!!」

「エレン」

「調査兵団志望は沢山いるんだからね!」

「トーマス!!」


「どうしたんだよアルミン」

「このやくたたずがあああしんじまええええ!!!」

「クリスタ結婚してくれえー」

「精鋭の私たちが追い付けないなんて…!」

「死体がどうやってしゃべるの?」

ジャン「俺の指示で…一体何人死んだ?」

エレンゲリオン「くちくしてやうー」



みての通り、はしょるよごめんな



マルコ『怒らずにきいて欲しいんだけど、ジャンは強い人ではないから、弱い人の気持ちがよく理解できる。』

マルコ『それでいて、現状を正しく認識することに長けているから、今何をすべきか、明確にわかるだろう?』

マルコ『だから僕は飛べたし、今こうして生きている。』


マルコ(あんなこといっちゃったけど、本当にジャンはすごいやつだよ。)シュー

マルコ(僕も、君のおかげで生き延びた。)シュイーン

アニ「…。」シュイーン

マルコ「あ、アニ。」バシュッ

マルコ「あのときはありがとう。」

アニ「…なにが」

マルコ「あのとき君が、皆を励ましてくれたんだろう?コニーから聞いた。」

アニ「別に。そんなんじゃないよ。」

マルコ「そう。でも礼はいっとくよ」

アニ「あんた、そんなことしてる余裕あんの」

マルコ「?」

アニ「立体起動でくっちゃべったり、よそ見するのは危ないって教わらなかったの。」

マルコ「…やっぱり、アニは優しいね。」

アニ「…」



「トロスト区の、死体回収か。」

「くそ…」

「でもやらなきゃいけない。仲間の死が目の前にあったとしても」

「こわいよ…」

「あれが、巨人…。」

「死にたくない死にたくない死にたくない」



マルコ「死体回収、か。」

ジャン「」キョロキョロ

マルコ「あ、ジャン!」

ジャン「おーい」スッ

マルコ「え…」

コニー「エレン、どうしたんだろうな。」

ジャン「あの死に急ぎ野郎…!」

ライナー「みんな、いくぞ。」

ジャン「…ああ。」

マルコ「あ、僕も」

ライナー「…」

ベルトルト「…。」

コニー「…っ」

ジャン「」ギリギリ

皆「…。」

マルコ「え?あれ?」

マルコ「僕、また何かケツだったかな?」

マルコ「なんで?」

マルコ「またばつゲームなんだろう?ねえ」

マルコ「こんなときに、さ。不謹慎だよ。ね?」

マルコ「皆…?」

マルコ「僕、何かした?」

皆「」



トロスト区

ジャン「うっ…」

アニ「」

ライナー「悲惨だ、な。まあ俺ら、死ぬ直前の顔、目の前でみちまったけど。」

ベルトルト「…。」

マルコ「僕は、どの班についていけばいいの?名前呼ばれなかったけど」

マルコ「上官までよんで、みんなして僕を無視しなきゃいけないほど、僕は悪いことをしたか!!?」

マルコ「一緒に巨人と戦ってきた、仲間じゃないか。」

マルコ「どうしてだよジャン!あの日、僕と君は…君は!!」

ジャン「…!!!」

マルコ「?」

ジャン「おい、お前、マルコか?」

マルコ「!!今更気づいたの?ひどいよ、ジャン」

ジャン「見ないと思ったら、でも、お前に限って…あり得ない

マルコ「いやいや、さっきからいただろう?なにがあり得ないんだよ」

ジャン「マルコ、何があった?


マルコ「いい加減にしてよジャン!一体なにを…」

マルコ「!?!?」



マルコ「これは……








僕?」


マルコ「なんで僕?」

マルコ「なんでもう一人いるの?」

マルコ「ジャン、これは偽物だよ」

上官「--------」ペチャクチャ

ジャン「---、----」ボソボソ

マルコ「やだなあ、ジャンも上官も。だって僕はここに」スッ

ジャン「」スー

マルコ「…通り抜けた?なんで?」

スッスッ

マルコ「なんで?だって、だって僕は…」

マルコ「死ん、だ?」





マルコ「うわああああああああああああ!!!!!」

マルコ「嘘だ、嘘だ、嘘だ!!!!」


マルコ「違う!!違うよ!死んでなんかないんだ!!」

マルコ「そんなわけない、だって、僕はジャンと…」

マルコ「そうだ、憲兵はすぐそこに、僕の費やした3年間の結果はすぐそこに、」

ジャン「だ、誰かジャンの最後を見た人は」

マルコ「最後?僕は、まだ!……あ。」


マルコ「…アニ………?」





アニ「ごめんなさい」



END

これにて終了でござる。
色々あったけど、最後まで見てくれてありがとう。
皆の想像通りの終わりかただっただろうけど
アニについては、好きなように解釈してくださいまし。

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