幼咲「はぁ…」幼京太郎「どうしたの?」 (23)

咲「っ!だ、だれ?」ビクッ

京「おれ?おれは、すがきょーたろーだけど、君は?」

咲「わ、わたしはみやながさきっていうの」

京「ふーん、さきちゃんはなんでため息ついてるの?公園はたのしくあそぶところだよ?」

咲「え、えっとご、ごめんなさい…」

京「あやまられても困るんだけど…つらいことがあるなら人にはなすと楽になれるってお母さんいってたよ?」

咲「そうなのかな…?じゃあきいてほしいかも…私ね」


咲「家族麻雀がいやなんだ…」

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期待

咲と京太郎が深い幼馴染だったらという妄想
初ssです

京「家族まーじゃん?」

咲「う、うん……もうすぐお正月でしょ?」

京「うん!お年玉たのしみだよね!!」

咲「うん…そうなんだけど…」

京「?」

咲「うちでは、そのお年玉を使って賭け麻雀をするの…」

京「賭け?まーじゃん?なにそれ?」

咲「え、えっと…その麻雀はしってる?」

京「うん、夏休みにテレビでやってたよね?」

京「なんか、こかじせんしゅって人が、こうガアアアアってなってズッガアアンでそしたらみんなグオオオってなってたおれてたよ」

咲「それはたぶん、高校生のぜんこく大会だよ」

咲「じゃあ賭けのいみはわかるかな?」

京「お、おう、たぶんなんかつよいんでしょ?」

咲「あ、あはは…賭けっていうのはね、勝つとお金がもらえて、負けるとお金がとられるってことだよ」

京「ってことはお年玉がふえるの!、すげえ!」パアア

咲「負けると減るんだよ」

京「えええお年玉へるの!やだあ!」ガーン

咲「ふふふ、きょうたろうくんっておもしろいね」クスクス

京「う、う///じゃ、じゃあさきちゃんはまーじゃんがいやでため息ついてたの?」

咲「いや、麻雀は好きだよ…とっても好き…」

京「?じゃあ負けるのがいやなの?」

咲「うーん、そういうことでもないんだ…」

京「ええ…じゃあ、なにがいやなの?」

咲「うーん………お金を賭けること、かな?」

京「???」

咲「……お金を賭けるとみんな優しくなくなるから」

咲「おとうさんもおかあさんもやさしいおねえちゃんも」

咲「みんな変わっちゃう」

京「えっと、それはみんなようしゃしないってこと?」

咲「うん、それもあるけど、わたしは運のいいことに麻雀は強いんだけど、わたしが勝つとみんな怒るの」

咲「『なんだその待ちは!?』とか『それをツモるの?やってらんないわ!』とか」

京(町?積もる?)

咲「さっきは麻雀が好きって言ったけど…やっぱりそうでもないかも」

咲「…あんな、ギスギスした、麻雀いやだよぉ…」グス

咲「うわあああん!」

京(泣いちゃったあああああ!!まずい女の子泣かせたとか、とうさんに知られたら『漢じゃねぇ!』ってしかられる!)


京「そ、そんなにいやならさ…」


京「やめちゃえば?賭け麻雀」

咲「ふぇえ?」グス

京「いやだからさ、やらなきゃいいじゃん泣くほどいやなことなんて」

咲「ど、どうやって?」

京「お、おとうさんとおかあさんにたのむとか?」

咲「む、むりだよー、毎年やってるんだよ?」

京「普段はやさしいなら真剣に、はなせばわかってくれるって、きっと」

咲「でもでも…きっと怒られるよー、怒られるのいやだよー」グス

京(まずい!!また泣かれてしまう、なんとかなんとかしなきゃ!)




京「じゃ、じゃあぼくもついていく!、ふたりで怒られるならだいじょうぶだから!」




咲「……えっ?」ヒックヒック



京(なにを言っているんだ!!ぼくはああああああああああああ)

とりまここまで

次いつかけるかな

絶対完結させたいなー

おつー
続き待ってるわ

乙。2人ともかわいい!

乙かれー
面白そうだし京咲好きの俺にとっては数少ない期待スレ

乙です
また巡回スレが増えてしまう……歓喜の声が止まりませんな

敢えててるーに期待

期待

京豚はキモいんだよ 神聖不可侵である百合漫画の咲に手を出すんじゃねえ チンポ脳どもが
百合は神聖なもので 男は汚いの わかる? お前らのしてることは いちゃついてる女の子達に うんこ投げつけて喜んでるようなものなんだよ

あと 咲が百合漫画じゃないとか言ってる奴はアニメ見てないだろ 麻雀興味ないから 原作は知らないけど あんな百合百合してる素晴らしいアニメの原作が百合漫画じゃないわけがない それに 作者も百合好きらしいし 咲が百合漫画だというのは 紛れもない事実

それに 百合が世間ではマイナーだとか 言ってる奴がいるけど そんなわけ ねーだろ なのはやゆるゆり らきすたがどれだけ人気だとおもってんだよ こんな当たり前のことも理解できずに 性欲のためだけに喚き散らすから京豚は馬鹿にされるんだよ

乙だよー

わくてか


しかし改めて考えると酷い話だな
自分達から賭け麻雀やらせといて勝たれると怒るとか、わけわからんわ

まあ、それがどれだけ真実かはわからないけどね
咲の記憶違いがあるかもしれないし、現状咲の視点でしか語られてないから親の事情や心情がわからないし
今は父親と暮らしてて普通に良好な関係っぽいから、どうなんだろうとも思う

咲「た、ただいまー…」

京(ついに来てしまった…)

咲母「あら、咲、おかえりなさい…そっちの子は?」

京「お、おじゃまします、ぼくは、すがきょうたろうって言います。」ペコ

京(ええい、来てしまったんだ!覚悟をきめろ!すがきょうたろう!)

咲母「はい、こんにちは、なによ咲ってばもう恋人つくったの?」

咲「そっ、そんなわけないでしょ!!///変なこと言わないでよ!!お母さん!」

咲母「はいはいごめんなさい」

京(言い出しずれぇ…でも!)

京「あっ!あの!」

咲母「?」

京「たにんの家のじじょーにくびつっこむなんておこがましーかもしれないですけど」

咲母(難しい言葉を知ってる子ね…)

京「今からさきちゃんの話をきいてください!」

咲「っ!!」

咲母「?」

咲母「なあに?咲なにかお話があるの?」

咲「う、うん…あのね、え、えーとね……その」

ギュッ

咲「!」

京「だいじょうぶだから、ね」(手を繋ぎながら

咲「うん…ありがとう…」ホッ

咲「あのね、お母さん!私、賭け麻雀したくない!」

咲母「…」

咲「みんなで麻雀するのは楽しいけど、お金を賭けるとみんなこわくなるの、だからわたし賭け麻雀したくない」

京「ぼくからもおねがいします!さきちゃん、このままじゃ大好きなまあじゃん、きらいになるって泣いてたんです!」

咲母「!! そうなの?咲?」

咲「う、うん、話きいてもらってるうちにないちゃって///」

京「だから、おねがいします!賭けまあじゃんをやめてください!」フカブカー

咲母「……顔をあげて京太郎くん」

京「…」(前を向く

咲母「…咲」

咲「な、なに、ごめんな」(ビクッ

ギュウウ

咲母「ごめんなさい、本当にごめんなさい咲…咲がそんなに苦しんでたなんて……母親失格ね」(咲抱きしめ

咲母「…最初はね、麻雀を本気でやって欲しかったのと、賭け麻雀の怖さを知って欲しかったの」

咲母「今でも賭け麻雀で痛い目見る人はたくさんいるから、お金を大事にできる人になるようにって」

咲母「でも私たち夫婦は麻雀が好き過ぎたわ。お金を賭けたら本気どころかムキになってしまって」

咲母「賭け麻雀の怖さは…違う形で伝わってしまったわね」

咲母「冷静に考えて咲みたいに小さければ、大人がムキになってるのは恐怖を覚えるわよね」

咲母「私たちは私たちが麻雀を好きだから、勝手に子供も好きだろうって思ってやってたけど」

咲母「本当に身勝手で、子供との対話が足りてなかったわ…」

咲「…」

京「…」

咲母「…ごめんなさい、言い訳が過ぎたわ」

咲母「京太郎君…咲を救ってくれて、私を親だと自覚させてくれて、本当にありがとう」ペコ

京「い、いや、ぼくはたださきちゃんの話をきいただけですから、なにもしてないです」

咲母「……咲、もう賭け麻雀はしないし、今度はしっかりあなたとも話していくわ…駄目なお母さんだけど許してくれるかしら?」

咲「うん!もちろんだよ!お母さん大好きだもん!」

京(なんとかなって良かったな)

京「じゃ、じゃあぼくはしつれいします」

咲「きょうたろうくん!」

京「!なに?さきちゃん」

咲「ほんとうにありがとう!きょうたろうくんのおかげだよ!」

京「いや、さきちゃんががんばっただけだよ、よかったね」



咲「…あの、おねがいがあるんだけど」

京「?」

咲「わ、わたしと、と、とも、ともだちに、なってくれませんか?///」

京「うん、いいよ」

咲「よかった、ありがとう、これからもよろしくね、きょうたろうくん!」

京「あっ、待ってともだちなら、そのきょうたろうくんって呼び方変えない?長いし」

咲「え、わかった、うーんと………じゃあ」





咲「これからもよろしくね、きょうちゃん!」

きりがいいのでここまで

咲、京太郎のセリフは子供っぽさを出すために平仮名多めにしてます

読みにくくてすいません


照とも絡ませたいのでもうちょっと続きます。

ps.アニメ版の京太郎は間抜けぽい面してんのに漫画版を見てめちゃくちゃイケメンで驚いたのは私だけじゃないはず

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