女「『幼なじみに告られた』っと…」(869)

立ったらかく

女「これなら大量に釣れる!…ん?」ブーッブーッ

女「誰だよこんなときにメールなんて」カチカチ

女「なんだ男じゃん」

from 男
subject
本文
借りてた漫画とゲーム返すから女の家行っていい?
あと○○の最新巻買ったから持っていく?

女「おーもうクリアしたのかー!はやっ」

女「『おっけー最新巻よろしく』っと」カチカチ

女「そーしん!」カチ

女「さーてレスついたかなー♪」

コンコン

女「きたきた!入っていーよー」

男「おじゃまします」

女「どうだったー?ゲーム!ストーリー結構面白いっしょ?」

男「うーん…可もなく不可もなくって感じ。やりこみ要素はあると思う」

女「うんうん!漫画は?」

男「漫画はー…」


男は隣に住んでる小さい頃からの幼なじみだ。
お互いひとりっこだったり、親の仲がよかったりと昔から兄弟同然に過ごしてきた。
同じような環境で過ごしてきたのに性格は正反対だった。

私はクラスのムードメーカー。男友達も多く、運動部で部長をしている。
対して男はいわゆる草食系だ。特技はゲームと機械いじりと家事。
同じような環境といっても男の場合、両親は昔からどちらも働いているため、近所で遊ぶ時間は家事の時間に取られていた。
そのせいなのか、人見知りで無口、会話が苦手。親しい友人も少数のようだ。

女「あー今日おかーさんいないんだったわ…男、夕飯食べていかない?この前教わった料理さ、練習したから食べてよ!」

男「いいよ。心配だから手伝おうか?」

女「あっ!心配だからってどういうこと!?」

男「なんの意味もねーよ」ニヤニヤ

女「なによその笑い方ー!」ワシャワシャ

男「うわっつ、やめろよ」


女(あれ?男ってこんなに背、高かったっけ…)ワシャワシャ

女(肩幅も広くなったし…)ワシャワシャ

女(もう高2だもんなぁ…)ワシャワシャ

男「おーい、女ー」

女「…」ワシャワシャ

男「女?」

女「えっ?あっ、ああ、男も大きくなったなーなんて思ってさっ」ワシャワシャ

男「……。余計なお世話だ。そんなことよりそろそろ夕飯作らないか?いい加減髪が…」

女「あーごめん。……この髪型結構男前じゃなーい?」ニヤニヤ

男「やめろよ…っ」

女「あはっ照れてるなお主ぃ~」ニヤニヤ

男「ほ、ほらっ夕飯作るんじゃないのか?」

女「はいはい作ろうかな~」ニヤニヤ

女「どーだった?」

男「ん、うまかった」

女「そお?まー私だからね!」

男「片付け、1人でできるか?手伝うよ」カチャカチャ

女「いーのいーの!たまには座っててよ。あっそうそう、パソコンの調子が悪いんだけど、見てくんないかな?」

男「いいよ。じゃあ片付けちゃんとやれよ?」

女「はいはーい男お母さん」ニヤニヤ

男「…」ムッ

男「わかりましたよ、亭主関白の女さん」

女「なにそれ~!」

男「パソコン見てくる」トントントン…

ガチャ

男(相変わらず散らかってるなぁ)

男(どれどれ)カチカチッ

男(2ちゃん開いてる…?)カチッ

男(『幼なじみに告られた』?)

男(これ女が立てたのか…釣りスレっぽいな)カチ

男(結構伸びてるな。あ、女のレスだ)

男(『スペックは
自分 高2、リア充?顔は普通
幼なじみ 高2、草食系、童顔
家は隣で昔から姉弟みたいな感じだった。』)

男(…)

男(これは…)

男(女と俺、だよな?)

男(……)

男(見てない見てない)カチカチ

男(調子が悪いんだこのパソコンは…スレは見てない…今パソコンを直しにきたんだ…)カチカチ



男「草食系、か。」

男(確かに、人の目が怖いから目立つ行動もしたくないしヘマするから無理もしないけどな…)

男(でも…これは女が俺に好意を持ってると考えていい…のか?)

男(いやいやいや、なに馬鹿なこと考えてるんだ)ブンブン

男(女にはもっとがっちりした体育会系がお似合いだ。俺みたいななんの取り柄もない地味な男が女に見合うわけ…)

男「」ハッ

男(なに考えてんだか…)ハー

ガチャ

女「直った?」

男「あぁ、うん。勝手にソフトがインストールされてたから消しておいたよ。」

女「よくわかんないけど助かった!ありがとうね!」ニコッ

男「どっ、どういたしまして」ドキ

男(落ち着け俺)ドキドキ

女「男はこういうときに頼りになるよね~家事とか完璧だし」

男「家に誰もいなくてやること無いからな」

女「あ、じゃあ明日私そっち行くよ。たまにはいいでしょ?」

男「いいけど」

女「じゃあ久々にとまろっかな!おじさん達出張中でしょ?淋しかろうよ~うんうん」

男「そんなことっ……ない」

男(この展開は…いや、なに期待してんだ俺きもちわるい)

女「じゃー決まりね!ご飯楽しみにしてるよ~」

男「うん…じゃ、おやすみ」

女「おっやすみー」ヒラヒラ

~男の部屋~

男(女が泊まるのって何年ぶりだっけなー)カチカチッカチャ

男(中1くらいだっけ)ユーウィン!

男「やーめた。パソコンやろ」ポイ

男「あ、女のスレ…」

男「…」

男「みるだけみるだけ」カチッ



~女の部屋~

女(いつのまにか男に背追い付かれてたなーいや、抜かれたかも)カチャカチャ

女(少し前までは女の子みたいだったのに…全然意識してなかったわ)カチッ

女「初めての釣りスレにしては結構レスついてるじゃん…ふふふ♪」ニヤニヤ

女「『でんわきた』と。ああ、釣りって楽しい…」キラキラ

女「あ」

女(そういやまんま私と男だった…男はこんなに積極的じゃないかも)

女(いや、むしろ告白さえしてこないんじゃ…?)

女(ベタに教室にしちゃったけどあいつ外じゃ喋らないし…部屋とかのほうが…)

女(メールのほうがよかったかなーでも意を決して教室!とか…)

女(絶対テンパるか声ちっちゃいだろうな~)ニヤニヤ

女(初ちゅーとか1年後とか~!?超奥手ー!)ニヤニヤ

女「」ハッ

女「変な妄想してた…」

女「そもそも私みたいなうるさい女よりもっと物静かな子のほうが、にっ似合ってるよね!うんうん!」アセアセ

女「図書館にいる細くて色白な髪の毛長い感じのとかっ」アセアセ

女「そっ、そうだよ!釣りだし!現実じゃないしぃ~?」アセアセ

女「うん、絶対無いし…ありえないし…」スクッ


小物入れの上の鏡は、ショートカットの髪と陽に焼けた顔の私を映す。
にこっと笑ってみた。
小麦色の肌に目立つ白い歯。
図書館にいるような物静かな少女とは正反対のような気がして、悲しいような、でもどこかで安心したような気分になった。

女「はぁ…」

女「釣り宣言しちゃおうかなぁ…」

女「適当に理由つけて明日まで様子みよ」カチャカチャ

女「…泊まりの準備やっとこ」

とりあえず下着にとりかかる。
適当な色付きのビニール袋に下着を入れようと、プラスチックの引き出しを開けた。

女「…ピンク…」

買うだけ買って一度も着ていない、ちょっと高いブラとパンツ。
1カップアップを売りにしているブラはちょっと厚いパットが入っている。デザインも、いつも着ているのと違って「勝負下着」だ。

手に取ってまじまじと見つめる。
着た自分の姿なんて想像できるわけでもなく、悲しいことに2次元のかわいい女の子がはにかんでいるのしか浮かばなかった。


女「いつも通りでいいや…」

女「…」ゴソゴソ

女「あーやっぱ明日やろ。」


女「なに期待してんだか…」

女「男…」

女「あたし…」

女「男のこと……、…



男「えぇっ!!」ガバッ

男「…」

男(え?)

男(…え?夢?)

男(…溜まってんのかなー)ボリボリ

男(布団で寝よ…)



布団に入ったはいいが、目が冴えて全く眠くならない。脳が興奮状態だ。
寝る前に抜いていなかったのが原因なのか、その、お、女の夢を見たからなのか…
いやいや、あれは幼なじみであって、恋愛対象になる訳がない。そうにちがいないのだ。そもそも恋愛なんて一種の気の迷いだ。邪魔にしかならないし、恋愛なんてしなくても生きて行けるし。
そうだ、こっ、こここ告白なんかされて興奮してる訳じゃ…そんなはずが……―――

~次の日・教室~

女「おはよ、女友」

女友1「おはよー!やっと金曜日だよー!!」キラキラ

女「あ、週末、彼氏帰ってくるんだっけ?大変だよねー、遠距離」

女友1「ほんとだよ~…でもっ今週は泊まりに連れてってくれるんだぁー!」テカテカ

女「おやおやぁ?」ニヤニヤ

女友1「むっふふふ~」ニヤニヤ

女友2「なになにぃ~?女友1は今週お楽しみな感じぃ~??ww」

女友1「こら!僻むんじゃありません!」

女友2「しっ、失礼な!だったら女もだもん!!」

女「ええっ!ち、ちょっと!!」

女友1「あはははっ…―――

男(結局一睡もできなかった…)ガラッ

男友「おう、男。眠そうだな」

男「あぁ、昨日ほとんど眠れなくてさ」

男友「なんだなんだぁ~?お前、昨日寝ずにエロがぞおぶふっ」

男「おい調子のんなよ」

男友「げっほげほ、すまんすまん。で、何があったんだよ?」

女『でさー、後輩がさー…』

男「…」チラッ

男「…あとで話すよ」

男友(こりゃ女だな…なんかあったんだなー)

男友「おう。昼飯のときにな」

飯食ってた
私のために争うのはやめて!


男(結局一睡もできなかった…)ガラッ

男友「おう、男。眠そうだな」

男「あぁ、昨日ほとんど眠れなくてさ」

男友「なんだなんだぁ~?お前、昨日寝ずにエロがぞおぶふっ」

男「おい調子のんなよ」

男友「げっほげほ、すまんすまん。で、何があったんだよ?」

女『でさー、後輩がさー…』

男「…」チラッ

男「…あとで話すよ」

男友(こりゃ女だな…なんかあったんだなー)

男友「おう。昼飯のときにな」

教師「…で、ここではこの公式を使うんだが…


やはり寝不足のせいで頭がぼーっとしているが、ここ数日の肌寒さのせいでなんとか4限まで保った。どうやらみんなそのようだ。
いつも寝ているDQN達が寒そうに震えている。見栄はって薄着してるからだ。

ふと前のほうに目を向けると、女が船をこいでいた。
あまり見ない光景なので、じっと観察する。いつもの体勢のままカクン、カクンとなり、ハッと気付いて首を振る。が、またカクン、カクンとなる。教師も気付いているようだが、面白そうなので、ほっといているのだろう。
カクンカクンが5回ほど続いたとき、4限の終了を知らせる鐘が鳴った。

男友「おい、男!いくぞ!」

男「…うん」ボー

男友「男?どうしたんだよ、お前らしくないな」

男「いや、すまん。なんでもない」ガタン

男友「ほら、行こうぜ」

男「おう」


男友(女見てたな、こいつ…こりゃ楽しみだ…)ニヤニヤ

男「?」

~食堂・ヒーターの傍~

男「ふー」

男友「あったけー」

男「…」ヌクヌク

男友「はー…」ヌクヌク

男「…」ヌクヌク

男友「…」ヌクヌク

男友「あー」ヌクヌク

男「なんだよ」ヌクヌク

男友「お前、女となんかあったんだろ?」ヌクヌク

男「は?」

男友「だから、女となんかあったんだろ?喧嘩ではなさそうだが」

男「…隠しても無駄だから言うけど、あったよ」

男友「ほー…告られたとか?」

ガタガタッ

男「んなわけねーだろ!あいつがそんなことする訳あるか!!馬鹿かお前!」

男友(当たり早っ)

男友「まぁとりあえず座れよ、目立ってるぞ」

男「…」ガタン

男友「で、なにがあったんだ?」

男「…」カチカチカチ

男「これ」

男友「携帯がなんだ?…幼なじみに告…これお前が立てたのか?」

男「ちゃんと1から読め馬鹿」

―――

男友「ほほーなるほど。自分の行いに後悔してんのか」

男「…俺がそんなことすると思う?」

男友「思わないな」

男「だよな。よかった」

男友(「なるほど。で、女が冗談でも自分のことが好きだっていうんで、俺は女には釣り合わないからどうしようかって訳か」)

男友(っていうのは流石に駄目だよなぁ…まあ普通反応するか)

男友「よかった?」

男「い、いや、なんでもない」

男友「で、どうすんだよ?」

男「あぁ…いや、な、まだ続きがあるんだけど…」ボソッ

男友「なんだよ」

男「お前だから言うけど…」ボソボソ

男友「なんだよ、早く言えよ」

男「その……夢、見たんだ。女の」

男友「ほう。で、女が裸で誘惑してきたと」

男「ばっ、ばっか!そんなんじゃねーよ!」ボソボソ

男友「じゃあなんだよ?」

男「………」

男「こっ告られた…気がする」

男友「ほほう。それはそれは」ニヤニヤ

男「それで…その、ねっ眠れなかった」

男友「それは興奮しちゃって眠れなかったと?」ニヤニヤ

男「…っ」コクン

男友「またなんで急にんなこと?」

男「昨日女の家で夕飯食ったんだよ」

男友「うん」

男「で、そのときにスレ見つけたんだよ」

男友「うわっお前女子の部屋に勝手にはいったのかよ!」

男「ちげーよパソコン直せって言われてたんだよ。で、そのあと明日俺んち泊まるって言い出してさ…」

男友「そりゃ男が一方的に気まずいなぁ」

男「そうなんだよなぁ…」ハァ

男友「ふーむ…男は女のことはどう思ってるんだ?」

男「え?そうだな…姉みたいな感じ」

男友「姉かーじゃあ女も男のこと弟だと思ってただろうな」

男「思って“た”?」

男友「そうだ。姉である女が釣りスレ立てるのに、わざわざ弟のお前をモデルにするのか?」

男「…まぁ架空の人物でいいよな」

男友「もしくは、はじめから幼なじみにするつもりで、身近なお前を使った。この時点で女は弟に弟ではない違った感情を持っている、それか持ったんじゃないか?」

男「持った…というと、変化したってこと?」

男友「俺はそう思う。まぁ女が元々姉弟に対して恋愛感情を持ち得る性格なら別だが」

男「なるほどな」

男「でさ、俺どうすればいいと思う?もう俺弟キャラじゃいられなくなったぞ」

男友「だよなー…」

男「おいおい、お前だからこうやって頼ってるのに」

男友「うーむ、おお!こういうのはどうだ?」

男「ん?」

男友「―――で、――するんだよ!」

男「えぇ…お前俺のことなんだと思って…」

男友「まぁまぁ、で、―――――するんだよ。そうすれば――できるだろ?」

男「それはそうだけどさぁ…」

キーンコーンカーンコーン

男「おい予鈴鳴ってる」

男友「チッじゃあちゃんと言えよ?俺もちゃんとやるし」

男「あーー、もうやってやるよ!どうにでもなれ!!」

男友「そうそう!どうにでもなれだ!!」

~放課後・教室~

男「あ、女」

女「なに?あー今日のこと?」

男「ああ。掃除とか、布団出したりするから遅めに来てほしいんだけど…」

女友2「えっなになに!女、男くんち泊まるのー!?」

男「っ!?」ビクッ

女「こら女友2!男びびらせるな!」

女友2「ごーめんごめん男くん!で、お泊まりなの?女」

女「ま、まぁそうだけど…ほら、男って料理全然だし!あたしが見てあげないとさ!」

男(俺より料理下手なくせに意地張りやがって)

女友2「さっすが姉貴!男くん、しっかりー!」

男「あ、あぁうん」

女「はいはい、話に割り込む人はとっとと帰りたまえ」

女友2「ふーんだ、どーせあたしは休日はひとりの寂しい女ですよっ」

女「それどういう意味よ!」

女友2「なんでもないでーす。お二人を邪魔する寂しい女は退散しますよー」

女「ちょ、ちょっと!」

女友2「じゃ、ごゆっくりぃ~」ニヤニヤ

女「もー…」

男「…」

女「ごめん男、女友2のやつ変なこと言って…」

男「別に…俺頼りないし…」

女「あ、冗談に決まってんじゃん!女友2ってそういう性格だしさ!気にすることないって」

男「…」ムスッ

女「あ…えー、じゃ、じゃあ7時くらいにそっち行くから!うん!」

男「わかった。じゃ」スタスタ

女「…」

女(なんか男機嫌悪いなぁ。くそー女友2め…)

女「…」モヤッ

女(んー…いつもと違うような…なんだろう、この違和感)

女「暇できちゃったなー…」

女「スレ見るか…」パカッ

男「どうだった?俺の演技!」

男友「あれ素だろ」

男「うっせ。そっちは?」

男友「今レスしたところ。まぁ女が帰ったら計画どうりに動いてくれるだろうな」

男「なんつーか、俺が損するようなもんなのに楽しくなってきた」

男友「おいここ廊下だぞ。あんまでかい声だすな」

男「へいへい。あっ」

ガラガラッ

女「あれ?男友じゃん。こんなところでなにしてんの」

男友「男待ち」

女「…男ならさっき教室からでてったよ」

男友「あれ、気付かなかった。ありがとな」

女「ううん。何してたの?男でてったの気付かないなんて」

男友「スレ見てた」

女「へっ、へえー」ドキッ

男友「ん?」

女「あ、いやっなんでもない」

男友「変なやつ」

女「うるさいなー。じゃーね」

男友「おう」

男「…おまえら仲いいよな」

男友「腐れ縁だ。知ってるだろ」

男「まぁな。で、どうだ」

男友「お前意外と演技派だな。結構効果あるかもしれん」

男「ふっふっふ」

男友「まぁ俺のサポートがあったからだが」ボソ

男「え?なに?」

男友「独り言」

男「ふーん。ほら帰るぞ」

男友「へーへー」

男友(女友2に頼んで正解だったな。単純で助かった)

男友(まぁ結果オーライか)

女(泊まる報告を勢いで書いてしまったはいいけど、まさか安価の流れになるとは…)アセアセ

女(どうしよう…やらなかったら叩かれる…)アセアセ

女「よし!女は度胸!」

女(『行動安価>>○○』!)カチカチ

女「ほあああ…」

ザワザワ…ミチャダメヨ…

女「はっ」

女(落ち着こう…なに舞い上がってるんだ)

女(はー)

女(うん。よし。)

女(あ、泊まる準備しなきゃなー)

ツギハー○○ー○○ーオワスレモノ ゴザイマセンヨウ…

女(あ、降りなきゃ)

~女の部屋~

女「さて」

女(用意とスレ…)

机の上の時計を見る
5時半を過ぎたところだ

女(まだ時間あるしスレみよーっと)カチカチ

女「なになに…『幼なじみの背中を流す』」

女「…スルースルー」

女「『寝てるときにキスする』ぅ!?」

女「こんなのばっかじゃない!」アセアセ

女「せめて安価レスはまともな…」

370:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 17:25:06.52 ID:
キス


女「」

女「えっ」

~その頃~

男友「どうよ俺のスナイパーっぷりは」ニヤニヤ

男「」

男友「なんだ俺の凄さに呆然としてるのか!はっはっは」

男「携帯だぞ…」

男友「舐めんなよ!百発百中だからな」

男「…もっとソフトなのにするって言ったじゃねーか」

男友「本来はセクロスだったんだ、いいだろ?」

男「お前…外じゃなかったらぶん殴ってたぞ」

男友「まぁまぁ」ニヤニヤ

男友(どうせいつかはすることだしなwww)

男「はぁ…やめときゃよかった…」

女「うえええぇぇえ!!?」

女(>>370GJとか書いてんじゃねーよ!)アワアワ

女(なんでこんなことに…キスなんて…)アワアワ


女「初めてなのに…」


女「」ハッ

女「…安価なんてシカトして話をでっち上げればいい…」

女「こんなレスに従うなんてばっかみたい…」カチカチ


396:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 17:37:25.21 ID:
安価は絶対


女「はぁ…」ガックリ

女「うん…準備しよう…準備…」フラフラ

~男宅~

ガチャ

男「ただいまカメ達…」

男「あぁ…今なら死んでもいいや…なぁカメ達」


男「布団って2階だっけ…」ヨロヨロ


女にどんな顔で会えばいいのかわからない。安価については俺は知らないことになってるし、ただ放課後のときの気まずい感じでいればいいだけだ。
でも、気まずいというか、気恥ずかしい感じになってしまう。
困った。どうにでもなれ、とは思ったが、その時考えていた事態よりかなり深刻だ。

そもそも、女が立てた妙なスレを見てしまったのが悪かった。あれがなければこんなことにはならなかっただろうし、女に変な気持ちを持つこともなかっただろう。

――この時点で女は弟に弟ではない違った感情を持っている、それか持ったんじゃないか?――

男「…」

…俺が見つけなくても、何か起こっていたかもしれないな。男友が目付けて安価してたかもしれないし。
どうにでもなれ、だ。

男「よっしゃ」パンパン

男「掃除だ掃除」

~男宅前~

女「」ドキドキ

女(なんで緊張してんのよ!あーもう!)

女(どんな感じで喋れば…)

女(「夕飯何にする?あたし麺がいいな!」)

女(…あいつ機嫌悪いんだった…)

女(「さっきはごめん!女友2が変なこと言い出すからあたしもびっくりしたよー」)

女(なんであたし悪くないのに謝ってるんだ)

女「どうしよう…」

ガチャッ

女「うわっ」ビクッ

男「…なにしてんの?」

女「あっあぁ、いや、あのっ」

男「?」

女「今チャイム押そうとしたところだったの!それでびっくりしちゃってーははは…」

男「普通に入ってくればよかったのに」

女「あ、あははは…」

男「早く入ったら?」

女「う、うん」

男「…今日の女なんか変だぞ?」

女「!…そんなことないわよ!余計なお世話ですー!」

バタン

男「ふー風呂場汚すぎだろ…」

男(そろそろ女がくる頃か。鍵あけておくか)

ブツブツ

男「…?」

ガチャ

女「うわっ」

女がいた。
どうやらブツブツ言ってたのはこいつらしい。
平常心、平常心。冷静に、そして機嫌悪そうに受け答えだ。

女「今チャイム押そうとしたところだったの!それでびっくりしちゃってーははは…」

かなりあわててる。うつむいているが顔は真っ赤なのがわかる。レアだ。

―――

男友「と、そこで『なんか今日のお前変だぞ?』って言ってやるんだ」

男「ほー。なんで?」

男友「まぁ黙って聞いとけって。やればわかるさ」

―――

男「…今日の女なんか変だぞ?」

あ、焦ってる。女が焦ってる。なにこれ面白い。なんか上下関係が逆になったみたいだ。落ち着け俺。にやけるな。

男「…ふっ」

女「?」

女「カメ、またでかくなったなーよしよし」

なんとか平静を保てた…つもり。なんか暑いけど多分気のせい。
男にさっき鼻で笑われた気がしたけどきっと気のせい。
どうやら夕飯はまだ作ってないらしい。これは確実。

男「夕飯なにがいい?来てから作ろうと思ってたんだけど」

女「んー麺がいいな!」

男「じゃあパスタね」

女「おっけ、じゃああたし麺茹でるね」

男「よろしく」

女(なんだ、機嫌悪くないじゃん!)

女「麺茹であがったよ」

男「じゃあフライパンに入れて混ぜて。俺他の作ってるから」

女「りょーかい!っと、あつっ!」

男「何やってんだよ、鈍臭いな」ハー

女(やっぱ機嫌悪い…)

男「ほら、手」

手を差し出すと、ぐいっと引っ張られた。大きなごつごつした男子の手。
手もこんなに大きくなってたの、気付かなかった。

男「ほら、ぼけっとしてないで冷やせ。」

女「…うん」

頼りない、弟みたいな男が、いつもと違うような…
ううん、違って見えた。

男「ごちそうさま」

女「ごちそーさま!」

男「うまかっただろ?」

女「まあまあかなー」

男「すごーくおいしい、の間違いだろ」

女「すごーく、まあまあかなーww」

男「ふん、もうお前に飯食わせてやんないからな。いいのか?」

女「えー!それはやだ!」アセアセ

男「じゃあ洗い物やっといてくれ」

女「もー、仕方ないなぁ…」

女「はー皿洗い苦手だわ…」ブツブツ


男「あ」

女が火傷したり夕飯に夢中になっていてすっかり忘れていた。演技を。

男(どうしよう…)

男(…まぁいいか、女単純だし)

男「」ハッ

安価のことも忘れていた。
だから女、変だったのか。いや、俺が機嫌悪いフリしてたのもあるんだろうけど。
ここはいつも通りゲームをするべきなのか、それとも…いやいや、無いな。無いだろ。うん。

女「終わったよーゲームやろ!」

男「!」

女「どーしたの?」

男「いや、なにも。ゲーム何やる?」

女「えーとねー」ワクワク

女「またあたしの勝ちぃー!」

男「うーん、調子悪いわ」

女「はいはい言い訳言い訳ー」

男「もう一回!」

女「仕方ないのう」ニコニコ

男(機嫌を良くして忘れさせれば…)

ピリリリリリリ

男「おわ」

女「電話?」

男「うん、ちょっと待ってて」パカッ

男「もしもし」

男友『おう、うまくやってるか!』

男「お前か…」

男友『スレに全然報告ねーからうまくやってると思ってたが』

女「なに?男友?」

男「ああ、ちょっとひとりでやってて」

女「男同士ね秘密か~?」ニヤニヤ

男「うっせー」

男「もしもし」

男友『なんだ、女機嫌良さそうじゃねーか。お前機嫌悪い設定だっただろ』

男「いや…ちょっと色々あって忘れてたというか…」

男友『はー、お前なー俺の言った通りにしろってさんざん…』

男「…まーどうにかなるさ。」

男友『あ、言ってたことちゃんとやったか?』

男「半分くらい…」

男友『お前恥ずかしがってるんじゃねーだろうな』

男「…」

男「だってさ、なんのために俺こういうことやってんだよ」

男友『弟から卒業するためだろ。お前女にからかわれたりするの嫌なんだろ?』

男「そうだけど…」

男友『だから、卒業して恋人同士に』

男「なんでそうなる」

男友『だって面白いじゃねーか』

男「おま…」

男「あのなぁ、俺は…」

男友『まんざらでもないくせに』

男「…」

男友『ま、卒業したいなら俺の言った通りに動くんだな。好きにやっても、ま、別に構わないが』

男「お前、偉そうだな」

男友『お前が泣き付いてきたんだろ。』

男「そうだけどさー…」ハー


女「男電話長いなー」カチカチ

女「今のうちにスレ見ておこ」カチカチ

女「レスが多い…何を期待してるんだこいつら…」カチカチ

女「ふん、安価なんてやんないもんねー」

女(そもそもふざけてやった釣りスレだし、実際告られてないし)

女「男が寝てから嘘報告するかー」カチカチ

462:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 22:04:34.67 ID:
>>1は今幼なじみとセクロス中です

女「…」

女「ないない絶対ない」

女「男ほんとに遅いなぁ…何はなしてんだろ」

女「…親しき仲にも…」

女「…たまには無礼でもいいよね」コソコソ


男「……!…だから…」


女(き、聞こえない)

女(もっと近くに…)コソコソ


男「嫌なんだよ…幼なじみの距離で十分だ。俺より似合ってる相手がいるはずだ。」

男「それに、女に好きなやつがいたら迷惑だ。ただ趣味の話したりするだけで、俺はいいんだ」

女(男…)

男「…ごめん、お前が悪いみたいな感じになって。…いや、いいんだ。」

男「…うん。…うるせーwwじゃーな」

男「」パコッ

男「はぁー…」

女(…)

女「…」

男「あれ?女、こんなところでなにしてんだよ」

女「…なにも」

男「そっか。顔怖いぞ、お前」

女「そう、かな」

男「…」

男「風呂入ってこい。さっぱりするぞ。」

女「うん…」スタスタ


男「…あー」

男(聞かれてたな、あれは)

男「…」

男(ぬあああ、恥ずかしいいいぃ!)

女「ふーきもちー」ザブッ

女「あー…」

女「…んあー」

正直、どうすればいいのかわからない。男になんて話せばいいのかも。
自分の体と自分の意識が、別々の場所にいるようなそんな感覚。考えようとしても、頭が混乱していた。
浮かんだ考えを打ち消して、また浮かんで、打ち消して。

女「はぁ…」

あたしは、男のことどう思っているのかな。考える。わからない。わかりたくない。
きっと、男と同じ。今のままがいいんだ。気を使わなくていい、居心地がいい関係。
でもなんだかもやもやするんだ。多分、心の奥ではこれに納得していない。今まではそうだった。
なぜだろう。男が不機嫌なときも、このもやもやがあった。
なんでなのか。知りたい?知りたくない?

あぁ、またもやもやが…


…んな……お……!

…呼んでるのは…誰?

女「う…」

男「おう、起きたか」

女「あれ…?」ムクッ

男「あー、まだ寝てろ」ポス

女「…」

男「お前逆上せてたんだよ。1時間も湯船に浸かってたら嫌でもそうなる」

男「あー、すまんな、お前の裸みちまってよ」

女「へーき。昔も見たでしょ?」

男「そうだな」ナデナデ

女「やだぁもー」

男「今は俺が兄貴だ」

女「えへへ…いつもと逆だぁ」

男「ん」ナデナデ

女「あのさ、男」

男「なに?」

女「電話してるところ、聞いちゃった…ごめん」

男「…」

女「怒ってる?」

男「いや。…恥ずかしい」
女「…ごめん。」

男「いいんだ。きにすんな」

女「うん…」

男「…」

女「ね、男」

男「なんだ」

女「夕飯、おいしかった、よ」

男「そりゃよかった」

女「ふふ」

男「…」

女「…」

男「…寝たか」

男(無防備なやつ…)

女「…」スースー

男(あー、男友に電話しなきゃな…)

男(…めんど)

男(電話より、女の寝顔見てるほうがいいか)

男「…」ナデナデ

女「んう…」

男(俺、いつからこいつのこと好きだったんだろ)

男(いつから、弟じゃなくなったんだろ…)

男(俺が弟じゃなくなったら、俺は何になるんだ)

男(女が姉で、俺が弟で、それで幼なじみだったのに)

男(男くんしっかりー、か)

男(…俺じゃ弟にしかなれねーよ)

男(クラスの人気者で、誰からも慕われて、愛されてて、俺よりなんでも持ってて)

男(いつも笑ってて、明るくて、元気で)

男(…そんな女に俺みたいな日陰者は似合わない)

男(今のままで、弟でいたい)


男(だからこれは、俺の自己満足だ)




男(いいだろ?1度くらい、姉に逆らったってさ…)

まだまだこれからも続くんじゃ

見てる人いるならもうちょいつづけるけど、また来るのは昼以降になるんだ
どうしようか

じゃあもう少し頑張る

男「…」カチカチカチ

男「ふー…」


女「んー」モゾ

男「お」

女「いまなんじ?」モソモソ

男「6時前」カチカチカチ

女「ふあー…あふ」モゾモゾ

女「なにしてんの?」

男「メール。男友に」

女「昨日の電話のこと?」
男「そんな感じ」


男「おしっシャワー浴びてくるわ」

女「いってらっしゃーい」ヒラヒラ

女「あたしも携帯いじろー」パカッ

女「おっスレ落ちてない」カチカチ

女「『今起きた』っと」カチカチ


女「朝なのにレスはえー」
550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(土) 06:02:04.56 ID:
>>548
事後乙


女「!」バサッ

女「…」

女「血は無い…」

女(度胸ないなぁ…)

女「」ハッ

女(期待してる…?あたし)

女「我ながらきもいわぁ…」ドヨーン

女「報告、報告っと」

女「あ」

女(あったことそのまま書いていいのかな…)

女(ま、いいか!)カチカチ


~その頃~

男友「なんだお前やらなかったのか」

男『いや…そのー』

男友「度胸ねーなーったく」

男『…』

男友(女の報告にもキスされたって書いてないし…)

男友「で、どーすんだよ。どうせ今日もいるんだろ?」

男『うーん…まぁそうだけど』

男友「こういうのはどうだ!……」ニヤニヤ

男『大丈夫か、それ…』

男友「大丈夫だって」

男『お前、昨日俺が言ったこと覚えてんの?』

男友「どーせ通る道だ。早くて悪い訳がない」

男『どういう意味だよ、それ!』

男友「じゃーな、みんな期待してるぞ!」

男『あっこらまて』ブツッ

男友「こうこなくちゃなぁ…」ニヤニヤ

男「~~っ!」

男「くっそー馬鹿にしやがって!」ガン

男「いって!」

男「…ふん」

男「俺がよくても、女の気持ちはどうなるんだよ」

男「…」

男「朝飯作ろ…」

ガチャ

女「あ」

男「お、起きて平気?」

女「ちょっと頭痛いけどへーき。朝ご飯作ろーよ」

男「うん」


男「…くそっ…」

寝る
見てくれた人、見てくれてる人ありがとう。出来るだけ早めに来ます
おやすみー

横手焼きそばが普通の焼きそばだった

続き書きます

女「パンあるからそれでいい?あと目玉焼きとか」

男「んー任せる」

女「じゃあ目玉焼き焼いて?」

男「へいへい。女が焼くと火傷するもんなー」

女「…」

男「女?」

女「…なんでもない」

男「変なやつ」

女「うっさい」

男の隣に立つと、昨日のことを思い出して手がうまく動かない。
火傷が怖いんじゃなくて、もっと別ななにか。頭ではわかっているけど、認めたくない、そう思った。

男「女、手止まってる」

男の声が頭の中に入ってくると、どこか安心したような気持ちになる。

女「ごめん」

男「やっぱりお前変だよ。昨日のまだ残ってるんじゃない?」

変なあたし。逆上せて変になったんだ。そう、昨日の…

また頭が混乱してきた。

女「ごめん、ちょっと顔洗ってくるね」

男「ふむ、これは…」

男(うまく行き過ぎじゃないか?)ニヤリ

男(これは、あれだろ。『あたし…男のこと好きなのかも』とかの展開だろ)

男(女ツンデレフラグきた!)グッ

男(これで男友の作戦があれば…!主に俺が恥ずかしい思いをするが関係ない!)

男(なんかもう吹っ切れたわ!女が気まずそうな顔してるの見て吹っ切れたわ!)

男「ふひっ」

男「ふひひひひ」

ガチャ

男「ふひひっ…!?」

女「」

女「えっきもい」

女「なにしてんの?」

男「いや、別に…」

女「ふーん」

男「…」

女「ほら、早く食べよ!冷めちゃうよ」

男「お、おう」

男(あぶっ危なかった…)フー

女(やっぱ駄目だこいつ気持ち悪い)ハァ

女「なんでかっこいいなんて思ったんだろ」ボソッ

男「なんか言った?」

女「目玉焼きはもっと固いほうがよかったって言ったのよ」

男「うるせー。文句言うなら自分で作れ」

女「ごちそーさま」

男「ごちそうさまでした」

女「日中なにして過ごす?ゲーム?」

男「俺映画観たい」

女「じゃあDVD借りにいく?あと、買い物もしなきゃ」

男「そうだな。夕飯何にする?」

女「んー、行ってから決めようよ」

男「駄目だなーお前。主婦向いてないな」

女「うるさい!あたしはキャリアウーマンになるのよ!主婦なんてやってられるかっつの!!」

男「おい、なんで急にムキになってんだよ。冗談だよ。」

女「ムキになってなんかっ…!」

男「まぁ落ち着けって。ごめんごめん」

女「だから、あたしは主婦よりキャリアウーマンがいいと思うのよ」

男「別にいいじゃん養われてもさー」

女「そういう甘える気持ちがあるからいつまでも男は駄目なのよ」

男「うるせーがさつな女には関係ないだろ」

女「何よへたれ!」

男「へたっ…!」

女「あたし以外の女子にはニコニコニコニコしてなにも言わないくせにあたしには遠慮なしじゃない」

男「それはへたれじゃなくて人見知りだ!」

女「同じじゃない!いっつもうじうじしてさー人のうしろに隠れててー」

男「それはっ…」

女「ほら図星。弱い男はかっこ悪いわよ~」

男「…強い女も取っ付きにくいと思うけど」

女「なによ、それ」カチン

男「そのままの意味」

女「もういい!あたし帰る!チャリからおろしてよ!!」

男「ほら降りろよ。お前みたいな筋肉女重くてやってらんねー」ガシャン

女「ふん。骨と皮しかないひょろひょろよりよっぽどいいわよ!」

女「じゃーね、草食男」フン

男「…」

男「何やってんだ俺」

男「女が俺を好きかもなんて、あるわけねーだろ」

男「吹っ切れたなんて調子乗って酷いこと言っちまったなー…」

男「映画なんて見る気になんねーや。新刊買ってこ」

男「はー」

男「どうすっかなー…作戦」

~その頃~

女(くっそー男のやつ!筋肉女なんて調子のりやがってー)カチカチ

女(『幼なじみと喧嘩した。最悪』…これでいいや)カチカチカチ

女(ぬあーー!むかつく!へたれのくせに!)

女(なによ、なによなによ!なんでみんな怒ってんのよ!)カチカチ

女(『kwsk』ぅ?こんなのいくらでも書いてやるわよ!ふん!)カチカチ

女(男なんて女心も知らないデリカシーの無いやつなんて…!)カチカチ

女(男なんて…っ)カチカチ


~その頃・スーパー~

男「お、鶏肉が安い」

男(唐揚げにするかー女唐揚げ好きだし)ガサガサ

男(あとは春雨サラダだな)

おばさん「あらぁ男ちゃんじゃない」

男「あ、どうも」

おばさん「いつも大変ねぇ1人で買い物」

男「いえ、慣れてるんで」

おばさん「あっはっはっは、まるで主婦みたいねぇ!で、で、女ちゃんとはうまくやってるの?」

男「あー、ちょっと怒らせちゃって…」

おばさん「あらあらまーまー、おばちゃん期待してるんだから、早く仲直りしなさいね?女ちゃん意外と乙女だから根に持つわよぉ~?」

男「あはは、頑張ります。」

おばさん「じゃあね、うまくやんなさいよ!」

男「はい」


男(知ってるよ、そんなこと。)

男(ずっと前から)

男「さて春雨はどこだっけなー」キョロキョロ

男「あ」

[お酒コーナー]

男「…」

男「作戦…」

男「男は度胸!」

ガチャッ

男「ただいまー」

男「女ー…って呼んでも返事するわけないか」ドサッ

男「つーか家に帰ったか、靴無かったし」

男「…」ポリポリ

男「漫画読むか…ん?」ピリリリリリリ

男「もしもし」

男友『おいお前どういうことだよ』

男「え?何が」

男友『何がって、女に決まってんだろ!喧嘩したって本当か?』

男「あぁ本当だよ。」

男友『余裕かましてんじゃねーぞ!早くスレ見ろ!』

男「はぁ?なんでまた」

男友『いいから早くしろ!』

男「なんだよ全く…」ガチャ

男友『ったく、朝から様子が変だったんだよ、女』

男「なに?スレにいたの?」カチャカチャ

男友『そうだ。今日の自分、おかしいってレスしてたんだ。その次が、幼なじみと喧嘩した。最悪って』

男「…ふーん。」カチッ

男「…これはー…」

591:1 :2010/○/○○(土) 10:07:16.07 ID:
今から酒飲んで幼なじみの家に行く
イライラするから殴ってくるわ

男「アワワワワ」

男友『見たか?5分前だ。もうそろそろお前を潰しに女が…』

ガチャンガチャガチャッ

男「きた…」

男友『検討を祈る。報告楽しみにしてるぞ』ブツッ ツーツーツー

男「嗚呼悪夢がよみがえるぜ…あの数年前の出来事が…」

~数年前・男、女当時小学生~

女「男おおぉぉ!誰が暴力女よ!!!」ポキポキ

男「じ、冗談で言ったんだよ!本気じゃないから骨鳴らすのやめて!」アワワ

女「ゆるさない…男の馬鹿やろーー!」

男「ひいいいい」

~回想終わり~

男「どうしよう…あの頃は体格差がかなりあったから酷い怪我したけど、今となっては俺のほうがでかい」

女「男ぉーー!どこらぁーー!!」バァーン

男「だが酒が…どうしてこうなった」

ちょっと休憩

うむ、面白いぞ!

バターン

女「見つけたわよ男お…」

男「酒瓶持って入ってくるのやめて」

女「聞こえないなあぁ~~?」ズイッ

男「さ、酒臭っ…」

女「…こえ…い」ボソッ

男「はいっ?」ビクッ

女「聞こえないっつってんのよーー!!!」ガッ

男「や、やめっうぐ」バタバタ

女「いっつもいっつもあらしに遠慮しやがってー!そろくせに生意気いってんらないわよーー!!」ガックンガックン

男「ひいいいい」

女「知ってんらからね…いつも心開いたふりしてるの!」ギュー

男「ぅえっ?」

女「なに隠してんろよ…正直にいいらさいよ…」ギュウウウウ

男「ぐっぐるじ…」

女「いいらさいよ!!」

男「うぐっ…」

女「らによその顔…ははーん、お前…」

男「…ぁぐっ」

女「好きな女がいるんらろ?」ニヤ

男「…」

女「黙ったな?黙ったな?!図星だ!!ほら言え!言え!!」ガクガク

男「…っ」

女「さぞかし美人なんらろーなぁ!あらひみたいな筋肉女じゃないかわいい女なんらろ!!」

男「…」

女「華奢でかわいらしーいか弱い女なんらろ!!」

男「…」

女「ほら!言えよ!このへたれ男!!」

男「…」

女「よわむし!いつも目そらしてばっかのよわむしやろー!」

男「…」

女「言えらいのか?あ?あ?昔と変わってねーんらな!へたれ男ちゃんは!!言ってみろ!言え!!」

男「お前だよ」

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

女「は?」

男「聞こえなかったのか?」

女「えっ?」

男「俺が好きなのは、女だよ」

女「っ…」

男「手、はなせ」グッ

女「…」スッ

男「まぁ座れよ、な」

女「…」ストン

男「お前さ、俺が遠慮してるって言っただろ?」

女「…」コク

男「俺みたいなやつが、女みたいなのには似合わないって思ってたからだよ」

女「…」

男「女にはもっといい男がいるし、女も俺みたいなのよりもっと強い男がいいだろうし。
俺さ、結構前からお前のこと好きだったんだよ。でもこれ以上好きになったら、お前に彼氏ができたときに嫉妬しちゃうだろ」

女「…」

男「そんなの嫌だったんだよ。ずっとお前の弟で、幼なじみでいられたらなーって思ってた。ははっ、無理なのにな。馬鹿みたいにだ。
だから、いつの間にか遠慮してた。昨日初めて気付いたんだよ。馬鹿だよな」

男「お前も鬱陶しかっただろ、俺に構って恋愛もできずにさ。でも、いいんだ。
俺のことは気にしなくていいんだ。俺は俺に似合った人を探すさ。
だからさ、女も納得できる男探せ。女が納得すれば俺も諦めがつく。
な。そうだろ?」

女「…」

女「うぐっ…」ボロボロ

男「あー、ごめんな、泣かせちまって。俺最低だからさ」ポンポン

女「ひぐっ…ぐすっ」ブンブン

男「そっか、優しいな女は」ポンポン

女「…んたの気持ちはどうなるのよ…」

男「俺はいいんだ。俺は女の何倍も優しいからな、我慢するし許してやるさ」ポンポン

女「…男が我慢しなくていい方法、あるよ」

男「ん」ポンポン

女「…あたしも男のこと好きだもん…」

男「知ってるよ、ばーか」ポンポン

キタ━━━(゚∀゚)━( ゚∀)━(  ゚)━(  )━(  )━(゚  )━(∀゚ )━(゚∀゚)━━━!!

男「いつから?」ポンポン

女「…わかんない。男と同じくらい」

男「そっか」ポンポン

女「ぐすっ…えへへ」

男「俺でいいの?」ポンポン

女「男じゃなきゃ、やだ」

男「酔ってる?」

女「…わかんない」ギュー

男「おい、鼻水付くだろ」

女「好きな女の鼻水だぞー喜べー」ギュー

男(や、やわらかい…)

>>225

男「おい女離れろっ」

女「やー」ギュ

男(空気読め俺!落ち着け…じゅる)

女「…」

男「寝た…」

男「」ゴクリ

ピリリリリリ

男「チッもしもし」パカッ

男友『おう生きてるみたいだな』

>>227
誤爆じゃね?

男「なんだよ」

男友『おう、お楽しみ中だったか。実況たのむ』

男「鼻水付けられてる。終わり」

男友『なんだ泣かせたのかよ。まったく』

男「一応仲直りはしたぞ」

男友『それはよかった』

男「ところで」

男友『お邪魔かな?』

男「とても邪魔です」

男友『そりゃ失礼しましたねーはは』

男「」ブチッ

男「電源きっとこ」カチカチ

男「ふひひ」

女「…大吟醸…」ムニャムニャ

男「なんで日本酒」

女「くー」

男「まぁ…うん。いっか」

女「くかー」ギュ

男「動けないしな」ポンポン

レッツ夕飯

まて、早まるな!

ただいま
エロ書くの?

女「う゛ー…」モゾ

頭が割れるように痛い。痛い。痛い!喉の奥も焼けるようだ。
頭の中もぐるぐるして目を開けるのも嫌になるくらい。今にも吐きそうな気持ちだ。

女「うっ…」

男「おい、吐くなよ」

女「!?」

頭の上から声。目を開ける。
あれ?

男「おい」

男の上で寝ていたようだ。男の上…男の…

女「あのさ」

男「何もしてねーぞ」

女「へたれめ」

男「ひどい」

女「あ、あたしは別にいいのよ?」

男「何?誘ってんの?」

女「…」

男「ほら降りろ。夕飯作るぞ」

女「え?もうそんな時間なの?」

男「お前がぐーすか寝てたせいでもう夕方」

女「うわー…あれ、じゃあ男ずっとあたしの下敷きになってたの?」

男「気持ちよさそうに寝てたから起こすのもなーと思って」

女「…すいませんね、筋肉女で」

男「…別に重くはなかった…から」

女「無理しなくていいのに…」ショボーン

男「…」

男「やわらかくてきもちよかった」ボソ

女「!!!」カア

女「ばか!」スパーン

女「夕飯の準備してくるっ」ガチャッ バタン

男「ツンデレ…?」ヒリヒリ

男「い、痛い…」ヒリヒリ

女「男のやつ!男のやつ!!」

女「うー…」

―――
やわらかくてきもちよかった
―――

女「うきゃあああああ」バンバン

女「ほああああ」バンバンバン

男「なにやってんだ」

女「」

ツン…デレ?

女「いやっその、これは」カアア

男「ふっ」ニヤ

女「」イラッ

男「ほら早く作るぞ」ニヤニヤ

女(男の態度が…でかいです)

男「今日は唐揚げと春雨サラダな」

女「おー!唐揚げ唐揚げー!」

男(単純なやつ)

男「フライパン平気か?」

女「もう平気よ!余計なお世話です!」

男「火傷しないように気を付けろよ」

女「しつこいわね!もーあれはちょっとぼーっとしてただけよ」

男「それが鈍臭いの」

女「うっさい!」

男「焦がすなよ」

女「…あのさ、昔あたし将来お嫁さんになるって言ったの、覚えてる?」

男「残念ながら覚えてる」

女「あたしあの時いとこのお兄ちゃん大好きでさー」

男「うん」

女「手料理作ってあげたかったんだよね」

男「無理だったんだっけ?」

女「うん。次にきたときに結婚の報告だったんだよねー」

男「そうそう。女大泣きだったよな」

女「『料理上手になったのに~』ってさ」

男「…俺が料理教えてやるよ。」

女「誰に食わせるのよ。お兄ちゃんいないのに」

男(言わすなよ)

男「女の未来のお婿さん」

女(そこは俺って言えよ)

女「結構ですー。ほーら唐揚げもこんなに上手く揚げられるのに、料理を教えてもらうなんて」

男「まぁ、好物焦がしたらお前が損するもんな」

女「まーねー」

男「ほら、早く食うぞ。揚げたてが一番!」

女「たまにはいいこと言うじゃない。あたしテーブルのほう片付けてくるから」パタパタ

男「おう」

男(今こそ作戦を実行するとき!)

男(頼むぜアルコールさん…!)

男「じゃーん」ドン

女「チューハイ?」

男「ビールもあるぞ」

女「えーいいの?」

男「たまにはいいだろ。もう忙しくて泊りに来られないかもしれないし」

女「そだね。うん。よーし飲むぞー!」

男「飲み過ぎるなよ?日本酒飲んで暴走したのは誰だ」

女「その時は男がなんとかしてよ!」

男「俺今度は締め殺されるかも…」

女「んぐっ…んぐっ」

男「」

女「…んぐっ…ぷはー!!」

男「女さん?」

女「あたしビールならいくらでもいけるわ!」

男(こいつにアルコールを与えるんじゃなかった…)

女「ほーらー男ももっと飲みなよーww」グイッ

男「おいっ危ないって!」

女「ほらほらーうひひひ」グイグイ

男(乳が…あといつにも増してうぜぇ)

女「うひひひーお主も悪よのうwww酒買ってくるなんてぇー」ドスッ

男「ちょっ…よっかかってくんな!」

女「何しようとしてたのよ~何?何?」

男「うぜえ…」

女「え~?なにぃ~?かわいいってぇ~?てーれーるーwww」

男「駄目だこいつ…」

女「あはははービールさいこー!ほら飲めよ!」グイグイ

男「や、やめっおぶっ」バタバタ

女「あはは、男酒弱いもんねーこれを期にぃー強くなっちゃえばいいじゃーん!」


男「」

女「男?おーい、もう落ちたとか?ww」

―――

男友『こういうのはどうだ!酒の勢い!』

男「お前、俺が酒弱いの知ってるよな?」

男友『だからこそだよ。』

男「前酒飲んだとき俺どうなったか覚えてるのか?」

男友『ああ覚えてるさ。強烈だったもんな』

男「…」

男友『まさかあんなに……になるなんてなー』

男「…」

男友『そしてそのまま女にどーんと』

男「大丈夫か、それ…」

男友『大丈夫だって…

―――

女「男ー?ちょっとー返事しなさいよぉ」ユサユサ

男「…」ボソッ

女「え?聞こえなーい!あたしを誉めるならもっと大きな声でっ!?」ガッ

男「…調子のるな…」

女「え?調子乗ってなんか」

男「ぴーぴーうるせーな」グッ

女「!」ゾワ

女「ちょちょ、男?怒った?ごめんって!ね!ね!」
男「うるせーのはこの口か」グッ

女「えっちょっと…男っ」

あー、酒入っちゃったよ。やっちゃったよ。知らないからな。俺勝手に変なことやっても俺のせいじゃねーからな。うん。
あ、おい揺らすな、やめろ!なに言ってんだ俺!
ぴーぴーとか厨二臭くて恥ずかしいからやめろ!やめ、あああああなにこのセリフ!!

おい
おい!何やってんだよ!この展開は無いわ!さすがにこれは駄目だ!女泣きそう!可哀想だから!やめて!やめ

女「い、いやっ」ドンッ

男「ぐっ…」ドサ

ナイス女!筋肉でよかった!うん、酒なんか飲むんじゃなかったわ!俺馬鹿だったわ!
その調子だ!そのまま伸していいぞ!

男「強情だな。そんなに俺とキスするの、嫌?」

うわああああああきめええぇ
我ながらきもい。やめてほしい。女も微妙な顔すんなよ馬鹿!これ冗談だから!きっと冗談!俺の本心じゃないから!!

男「強情だな。そんなに俺とキスするの嫌?」

男が…強気?やだ、なんか調子狂うから!何考えてんのこいつ…
でも、ちょっとどきどきする。その…ギャップ?いい…かも。でも

女「嫌じゃないけど、今の男、怖い」

男「へー、俺お前のこと好きなのに、嫌?怖い?」

女「すっ…」

男…?なんか、違う…

女「やだやだ、来ないでよ」ズリズリ

男「いいじゃん。女の近くにいたい」

女「っ」カァ

カラン

女(空き缶…まさか、酔ってる?)

女「…」

女「いいよ、キスしよ」

男「強気だね、女」

女「ま、まーね」

男「いつまで強気でいられるのかな?」グッ

女「…うっさいっ」

ドッ

男「ぐっ…」ズル

女「ごめん。ちょっと寝てて。」

女「…あたしは…」


男と、キスしたい



男「げほっげほ」

女「はー、よかった…死んでなくて…」

男「げほっ…」

女「その…ごめん!」

男「いいよ、俺もわるかった…よく覚えてないけど」

女「うん、思い出さないほうがいいかも」

男「そうか…」


女「男、酒でなんとかしようとしてたんでしょ」

男「…俺へたれだから」

女「馬鹿だなぁ。」

女「焦らなくても、あたし逃げていかないよ」

男「うん」

女「あは、あたし男のこと好きなの認めたくなかったんだー」

男「…ひどくない?」

女「だって、へたれだし」

男「…」

女「でも、もう逃げないし、逃がさない。
好きなんだもん。一緒にいたい」



男「…臭っ」

女「…雰囲気ぶち壊しじゃない」

男「だってさー」

男「お前らしくねーよ」

女「なによ!あたし結構乙女なんだよ?」

男「知ってるよ。でも乙女の女よりも、いつものお前がいい」

女「…まだ酔ってる?」

男「二日酔いかな」

女「ちょっと気失ってただけでしょ」

男「へへ」

女「ふふ」

男「…」

女「…」


男・女(どうしよう…)

ここでやめたら怒る?

怒らないけど風邪ひく

>>300
そりゃ困る
風呂入って気力残ってたらあと2、3レスくらい書く

>>299この受験生泣かせっ!!
気になって眠れないじゃないっ





支援

考え事してたら遅くなった
ちょっと書く

>>304
スレは逃げないから早く寝ろ

女「…あのさ」

男「なに?」ドキドキ

女「わがまま言ってもいい?」

男「お、おう」

男(なんだ?キス?それともまさか)

女「ぎゅってして欲しい…な」


膝の上に女。俺、シートベルト状態。

男「…」

女「ふふ」

抱っこかよ…抱っこかよ!ここまで来たらキスかセクロスだろ…過度な期待をしてたわけでも無いがこれは無いわ…
でもやわらかいから許す。女の顔が赤くて…か、かわいいから許す。あとさりげなく谷間が見えてるのと腕が乳に当たってるから全部許す。

女「なにニヤニヤしてんのよっ」

男「ニヤニヤなんかしてねーよ」

女「嘘。やらしーこと考えてるでしょ」

男「んなこと考えてなんか」

女「あたしは…いいよ…?」モジモジ

男「…かわいい」ボソ

女「えっ!やだ、からかってんの?」アセアセ

男「顔赤いの、かわいいぞ」

女「っ…やだぁ~」バタバタ


父さん母さん見てますか。あの暴力女が恥ずかしそうに悶えています。俺は幸せです。Sに覚醒しそうです。

男「かわいいよ、女」ニヤニヤ

女「かっ可愛くなんかっ」

男「恥ずかしがってる女、かわいい」ニヤニヤ

女「うううぅ~」

男(なんか楽しくなってきた!)

男「女、好きだ」ニヤニヤ

女「っ…」カアア

男「女は?」ニヤニヤ

女「いっ言わせないでよっ」

男「聞かなきゃわかんないだろ」ニヤニヤ

女「あっ、また酔ってるんでしょ?」

男「ごまかすなよ。それに酔ってないの分かってるだろ?」ニヤニヤ

女「うううぅ…」バタバタ

男(Oh...乳が揺れてる)

男「ほら、俺のこと嫌い?好き?」ニヤニヤ

女「ううー…」パタパタ

女「…き、だよ」ボソ

男「聞こえないなー好きだからいっしょにいたいんだろー?あたしも男のこと好きだもんなんだろー?」ニヤニヤ

女「もぉ~…意地悪」

男「だってかわいいんだもん」ニヤニヤ

女「…」カアア

男「ほら、男大好きーって言ってみろ」

女「うううぅぅ…」

女「好きだよ!大好きだよばーか!!」ダッ

男「あっ」

男「やりすぎたか…」

男「…」

男(これ、言った後超恥ずかしいな…)ポリポリ

ねるー

いつもの地の文が無駄に冗長な奴かと思ったら違った

保守ありがとう
昼飯まで書く

>>339
読みづらいじゃんあれ

~男の部屋~

女「男の馬鹿!男の馬鹿!」バフバフ

女(顔から火が出そう…)

女(1回目と2回目は雰囲気と流れで言えたけど、面と向かって言うのがこんなに恥ずかしいなんて…)

女(…やっぱ強気な男も…あたしなんか変かも)モゾモゾ

女(あたしも酔ってるのかなぁ)

女(男の匂い…)スンスン


コンコン

男「女、いる?」

女「いません」

男「ここか」

男「入っていい?つーか入るぞ」

女「えぇっ!だ、駄目!」

男「なんで」

女「その…今顔見たら…恥ずかしい、から」

男(萌えた)

男「変なことしてないだろうな」

女「やっ、やってないし…」

ガチャ

男「なんで俺の布団に包まってんだよ」

女「…入ってくるなって言ったじゃん」プイ

男「ごめん」

男「で、なんで俺の部屋に」

女「…」

男「期待してる?」

女「…ちょっと」

男「誘い受けですか」ニヤ

女「うっさい!」

男(萌え)

女「恥ずかしい思いさせやがって…」

男「…俺も結構恥ずかしかったんだけどなー」

女「罰ゲーム!罰ゲームだからね!」

男(これは読めた)

女「…そのっ…」モジモジ

男「3、2、1」

女「きっ!…キス…して」

昼飯!

男(キターーー)

女「初めてだからさ…」

男「…」

女「だめ?」

男「…非常に言いにくいんだけどさ」

女「なにっ?!」

男「俺初めてじゃないんだよね…」

女「え…?」

男「へへ」

女「へへ、じゃないわよ!誰よ!その女!」

男「女」

女「!?」

女「…ちっちゃい頃?あたし記憶にないんだけど」

男「いや、大きい頃」

女「具体的に」

男「…昨日」

女「え?」

男「昨日、女が逆上せて寝てたとき…です」

女「…」

男「すいませんでした」

女「気分は?」

男「よかったです」

女「ほーほー」

男「すいません」

女「寝てるときにファーストキスなんて…」

男「すいません出来心です」

女「へたれ」

男「返す言葉もありません」

女「今度はあたしが起きてるときにしてほしい…」

男「すいません」

女「例えば今とか…」チラ

男「すいま…え?」

女「罰ゲームだし…うん。罰ゲーム」

女「してほしいわけじゃないけど、罰ゲームだからっ」

男(なにこのツンデレ)

女「ほら、はやくしなさいよ!」

男「あっち向いて言われても困ります」

女「うー…緊張する」

男「1回やってるのに」

女「うるさい!さっきから雰囲気壊さないでよ!」

男「俺だって緊張してんだよ」

女「嘘!だって…」

男「ほら」グイ

女「…顔真っ赤」

男「お前もな」

男「ほら、目つぶれ」

女「うん…」ギュ

男「い、いくぞ」

女「うんっ」ドキドキ

男「…っ」

女「…」ワクワク

女「…」

女「…?」

女「…男?」チラ

男「あっお前目あけんな」

女「なにもたもたしてんのよ!もー」

男「俺は精神統一をだな」

女「いいからはやくしなさいよへたれ!」

男「うるさいなへたれへたれって!」

女「何回でも言ってやるわよ!へたれへたれへたれへたっんむっ!?」

女「んっ…」

男「…」ギュ

女「…」

男「…」

女「んぐっ」ペンペン

男「…?」

女「ぶはっ!はー、死ぬかと思った…」

男「えー」

女「い、息が…」

男「雰囲気もなんもねーじゃねーか」

女「だって急にっ」

男「へたれへたれって言うから…」

女「…」

男「でも俺からしたじゃん」

女「それは…その」

男「2回目のキスはどうでした?」

女「…よかったです…」ギュ

男「苦しかったです、だろ?」

女「うぐっ」

男「俺はもう少し長くしたかったなー」

女「じゃあ、もう1回…しよ」

男「今度はちゃんと息吸えよ?」ニヤニヤ

女「うっさい!」

1時間くらい休憩
年賀状書いてきます

男「ふむ…」

女「どうしたの?」

男「今のは罰ゲームなんだろ?」ニヤ

女「えっ…そ、そう…だけど…」シュン

男「次のも罰ゲームが良いのか?」

女「それは…」

男「俺は、女と…キス、したい」

女「わ、私だって!男ともっとキ…!! んっ…」

男「…」

>>373
さぁ続きを書いてくれ

男「女ってさー」

女「…なによ」スーハー

男「意外とちっちゃいよな」

女「…あんたがでかくなったのよ」

男「そりゃすまんかったな」

女「いいよ。…抱っこされるの…嫌いじゃないし」

男「俺は好きだなーやわらかいし」

女「ばか」

ちょっと頭の中整理する
続きが浮かばない

図書館の清楚黒髪ちゃんがガチで登場に期待

男「ちゃんと息吸った?」

女「吸ったわよ馬鹿」

男「そりゃ結構…」ギュ

女「んっ」

女(あ、安価…)

女(最初から、こうなることを望んでたのかな)

女(…なんて)

安価指定がされて無い・・・だと!?

女「ねー男」

男「なんだよ酸欠」

女「うるさい。…あのさー…」

男「実は釣りでした」

女「え?」

男「いや、そうじゃなくて、女の立てたスレが」

女「…は?」

男「『幼なじみに告られた』ってスレのことだろ?」

女「!?」

男「いやー、あれうっかり女の部屋で見つけちゃって…」

女「なっ…えぇ…?!」

男「で、あー釣りだなーって思ったんだけど」

女「え…?え…?」

男「その後どうすりゃいいかわからなくて男友に相談して」

女「男友…」

男「で、行動安価を取ったのが、男友」

女「…男友め」

男「なんつーか、すまんかった」

すまん飯

ただいま
6時半からハリーポッターなのでそれまで書く

女「…」

男「…」

女「罰ゲーム」

男「またですか」

女「自業自得よ。勝手にパソコン見て…!」

男「女が見ろって…」

女「聞こえなーい!何がいいかなー」

男「お手柔らかにお願いします」

女「じゃあ~…」

男(ごくり…!)

女「えへへ~」ニヤニヤ

男(何をいいだすんだ…?)
女「えっと、告白してほしいな」

男(なん…だと)

男「それはマジで言ってるのか?」

女「マジです!えへ」

男「お前…図ったな…」

女「なんのことー?」ニヤ

男「最初からはめられてたのか…」

女(そのつもりはなかったんだけどなー…まぁいいか)

女「まぁまぁそんなことはいいの!さあ!愛の告白!」

男「ちょっと待って心の準備が…」

女「さぁさぁ!」

男「…なんて言ってほしい?」

女「え?えーと」

女「…」

―――

女「愛の告白は何がいいかなー!」カタカタ

女「ふーむ」

女「…男ならなんて言うかな…」

女「…ないない。男そういうやつじゃないし」

女「あたしの理想の男は力強くてー守ってくれてー優しくてー」カタカタ

女「…男みたいにへたれじゃない…」カタカタ

女「…っ」

女「よし、投稿じゃー!」

―――

女「…えっとね…」

れっつハリポタ
12時頃にまたきます
保守たのんます。いつもすいません

控えめな乳が好きです
ぼちぼち再開します

女「えーと…」

男「なに?」

女「恥ずかしいから、これ、読んで」カチカチ

男「なんか違う気がするんだけど…」

女「いいの!」

男「へいへい」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2010/○/○○(金) 16:27:06.07 ID:
「お前のこと一生守りたい。ずっと一緒にいてほしいんだ。」
って言われた
どうしよういつもの幼なじみじゃないみたい


男「」

男「( ゚д゚ )」

男「え、やだ」

女「言うと思った」

男「やだ。やだ。」

女「罰ゲームだから絶対だよ…?」

男(上目遣い…)クラッ

男「いやだよ?」

女「なんでーいいじゃーんかっこいいじゃーん」

男「お前のかっこいいはちょっと、いやかなりずれてる」

女「いいじゃんよー常識にとらわれない女みたいな?」

男「捕らわれてください。ぜひとも」

女「むー…いいから言ってよ。言ったら絶対許す」

男「ほう言えば許してくれるか」

女「ほんと?言ってくれる?!」

男「おう言ってやるよ」

女「きゃー!緊張する!」

男「では読み上げます」

女「え?」

男「おまえのこといっしょうまもりたいずっといっしょにいてほしいんだ。はい。」

女「…おい」

男「許してくれる?」

女「許すと?」

男「ですよねー」

女「…もういいよ、馬鹿へたれ男」スッ

男「あっおい!」

バタン

男「…はー」

男「…」

男「女、いるんだろ」

女「…」

男「毎度へたれでごめん」

男「雰囲気とかぶち壊しだし、期待裏切ったりするし」

男「…でも」

男「…っ」

言葉が出ない。喉がつまるような。腹の底から重いものがでてきそうな。
汗ばんだ女の携帯を握る。
胸を叩く心臓の音。やけにうるさく感じる。
口をあける。喉がカラカラで渇いた息が漏れる。ごくり、と唾を飲んでもう一度口をあける。今度は平気。
キスより何倍も緊張するのはなんでだろうな。不思議だ。
顔を上げる。息を吸う。


男「女のこと一生守りたい。ずっと一緒にいてほしい。」

男「好きだ」

男「…」

女「…」

男「駄目でした?」

女「…」

男「…」

ガチャ

女「……満点」

男「…あたり前だろ、女の一生一緒にいたい男だもんな」

女「…照れる~」

男「褒めてねーよ」ギュ

女「そーですかっ」ギュー

だめだーまた明日続き書きます
ごめん…

あ、明日って今日のことね
1日じゃなくて

保守ありがとう!全力で感謝
世間がテレビに食い付いているであろう8時~9時頃に再開したい

もう少し待っておくれー

年賀状書き終わった!外さみー

再開しますー

女「男って掴みやすい形してるよね」

男「掴むて…」

女「安心する形なの」

男「そーかい」

女「えへ」ギュー

男「…」

男(毎度だが乳が押し付けられてる)ムラムラ

女「この形のクッションほしいわー」スリスリ

男(すりすりすんなー!)


1、引き剥がす

2、もう我慢できないぜ

>>540までで多いのにする
丸投げでごめん

2

ですよねー
頑張るけど時間かかると思う
朝チュンオチとか変なオチになっても気にしないで

女「…ちょっとこのままでいていい?」

男「…無理」

女「いいじゃん男がどうこうする訳じゃないしー」

男「…どうこうしそうになるから」

女「…え?」

男「…その…乳、当たってるから…やばい」

女「っ」バッ

男「…」

女「ごっ……ごめん」

男「…もう無理」グイ

女「あっ!んむっ!」

男「んっ…」グッ

女「んあ…あふっ」

ガン

女「いひゃっ!」

男「あ、ごめん」

女「ドアが…頭痛い…」ヒリヒリ

男「ごめんごめん」

女「…いいよ」

男「それは今後のことに対してかそれとも頭のことに対してどっち?」

女「何その食い付き」

wktk

男「セルフおあずけ状態だったので」

女「…それはあたしが謝る…だから、いいよ。どっちも」

男(ktkr)

女「優しくしてほしいなー…なんて」

男「…善処します」

女「へへ、善処してくださいっ」

男「はいはい」サワ

女「ひゃっ!首はだめ!」

男「いやでーす」サワサワ

女「あははっ!くすぐったいっ」

男「こちょこちょー」

女「あっあっひゃははは!」バタバタ

男「そのまま下へまいりまーす」コチョコチョ

女「あはっ!ひゃっだめっ!」

男「だめじゃないでーす」コチョコチョ

女「あっ!んんっ…くぅっ」

男「ほら…だめじゃないだろ」サワッ

女「うくっ…男っ…あっ」

男(乳…乳…)サワサワ

女「はっ…んっ…もう駄目…」ズルズル

男「ベット、行く?」サワサワ

女「うんっ…くふっ」

女「はぁぁー…」ドサ

男「まだ始まったばかりだぞー」

女「緊張しちゃって…笑いすぎて腹筋痛い…」

男「マッサージしてやろうか」ワキワキ

女「顔が悪人だよ男」

男「ハイ状態なので」ムニュ

女「んっ!積極的に、ふっ…なるの?」

男「そうかもーおぉ…隠れ巨乳」ムニュムニュ

女「隠してるつもりはっ、なかっ!…たんだけど…」

男「これで何人の男をたぶらかしたのかなー女ちゃん」モミモミ

女「失礼ねっ!あんっ!初めてよ…」

男「ほうほう。ちなみにいくつ?」モミモミ


女「CとDの間くらい…はぁっ…ねぇなんでさっきからぁっ質問してくるのっ?」

男「吐息がエロいからに決まってんだろ。あ、脱がしていい?」モミモミ

女「どうぞっ、変態さんンっ」

男「じゃあ遠慮なく」スッ

女「あー恥ずかし…」










女は我慢できなくなったようで、手で顔を覆っている。ため息がエロい。やばい
白いポロシャツの裾に手をかけてたくしあげていく。ゆっくり日に焼けていない白い肌がでてくる。腹筋が割れてる。

女「うるさいっ腹筋はいいからはやく脱がしちゃってよ!恥ずかしい…」

声に出てた。腹筋をさわさわしてるときに膝が腹に入ったけど気にしない。

ポロシャツを胸の下まであげる。シャツがひっかかるのでぐいっと捲り上げる。
ぷるっと揺れて乳が現れる。ブラはピンク…だと?

男「どうされたんですかこれ」

女「シャワーを浴びたあとに適当にとったらピンクでした」

男「嘘つけ勝負下着だろこれ」

女「当たりです新品です」

男「やっぱ期待してたのね」

女「…」

男「ホック前に付いてるのもあるんだな」

女「うん。あたしもびっくり」

男「ほう」

女「便利さに!」アセアセ

男「脱がすのに便利だもんね」プチ

女「…」

男「…おぉ」

男「相変わらずたぷって感じ」

女「うぅ~…」

女の顔が真っ赤だ。そりゃそうか。
逆上せてるところを救出したときよりエロい。顔に負けず劣らず肌が赤くなってる。汗が谷間を伝って落ちた。3次元わっしょい!

ごくり。

女「生唾飲むのやめて」

男「前回は見るだけだったし」

女「そういえばそうだったね…」

男「ではでは」スッ

乳の下のほうから乳首に手を滑らせる。

女「んンふっ!」

そのまま外側に向かって円を描くように撫でる。ちょっと強弱をつけてみる。

女「はぁっ…あぁっ!」

男「いかがでしょうか」サワサワ

女「えぇっ?えーとっ…ふっ」

男「もっと強め?」サワサワ

女「はぁっ…こう、押し上げる感じ…って何言わせてんのよ!」

風呂ってくるー

ふぅ…
時間も時間なんで2レスくらい書いたら寝ます

男「押し上げる感じ…」ムニュ

女「んっ!」

男「なんかやりづらい…」ムニュー

女「くはっ…じゃあこう…後ろからぎゅっと」

男「抱っこか。好きだな抱っこ」

女「なんか安心するんだもん…ほらどきなさいよ」ズリズリ

男「へいへい。壁を背にする感じでいいの?」

女「そうそう」

男「こういうことか」

女「そういうこと」チョコン

男「ふむ。ちょうど口の位置に耳があるんだが」

女「そうね。ちょうどそれくらいの身長差だったか」

男「さてこの後の俺の行動はどれでしょうか!
1、舐める
2、息を吹きかける
3、甘噛みする」

女「…ぜんぶ」

男「当たりー正解した女にはマッサージも付いてきまーす」ムニュ

女「んっ!えへへ…」

男「ふーー」モミモミ

女「ひゃんっ」ゾクゾク

男「女、声かわいー」ボソボソ

女「ひぁっ!囁かないでぇっ」ゾクゾクゾク

うおー寝ます!すまん!保守隊頼んだ

ばれてたでござる

男「女は耳がいいの?」ボソボソ

女「ひっ!やだぁっ」バタバタ

男「逃げられないよー」チュ

女「はぁっ…ぁっ」ビク

男「息が荒いぞ女」ペロ

女「はっ…はっ…んっ!」ビクビク

男「甘噛みしてほしい?」ペロッ

女「あっ…んぅ…」ビクビク

男「あっとかはぁはぁじゃわからないなー」モミモミ

女「やあっ…耳、やめないでぇ…」

男「どうしようかなー」ボソ

女「いじわる…」

男「女におねだりしてほしいなー」チュ

女「ぁふっ…恥ずかしい…」

男「耳舐めるのと胸だけでいいの?」ボソボソ

女「あーもう!もっとしてくださいっ!」

男「じゃあどこがいいの?」モミモミ

女「はぁっ…ちっ乳首とか…首とか…」

男「ほうほう。それだけでいいの?」ムニュムニュ

女「…」

女が何か言いたそうなのを遮って続ける。

男「下はいいの~?」サワ

女「っ…」

膝下のジーパンの上から内腿を撫でる。締まったいい太もも。ちょっとある皮下脂肪がふにふにでやわらかい。足フェチ歓喜。(俺)

女「くっ…」ズリズリ

手から逃げても俺ですよー。そのまま足の付け根に手を這わせる。付け根の周りをもみもみ。

男「下はいいのかな~?」

女「…して…ほしい」

おねだり入りましたー!
涎でべとべとの耳を甘噛みする。右手は乳首を手のひらで転がすように撫でる。さっきより声が大きくなった。
左手は太ももからわき腹にかけてを優しく撫でる。よく見ると上半身裸にジーパン、ベルト。これはエロい!
だがひっかかってなでなでしにくい。ので逆の耳を甘噛みしながら両手でベルトを外しにかかる。

カチャカチャ

同じベルトの音でも男と女で差が出るとは…

女が抗議してるけど聞こえないふりをする。そのままベルトをゆるめてジーパンのチャックをおろす。女は動く気がないようなのでぎゅっとジーパンを下ろす。半けつほどではないけどちょっとなでやすくなる。
とりあえずこの状態でまた再開。
今度は左手で乳を下からすくいあげるように持って指先で乳首をくりくり。手から溢れそうな乳を揉み上げながら乳首を触ると手が幸せ。「あぁぅ…」とか「くぅぅ」とか声がする。耳も幸せ。
耳から首筋にちゅっちゅっと軽いキスをする。こういうときは汗も気にならない。耳の後ろから首筋を舐める。

女「ああぁっ!」

男「キスマーク付けてやるよ」

女「んっ…やだぁぁ…」

聞こえない。鎖骨の上辺りに吸い付く。

楽しくなってもう1箇所付ける。今度は肩に。女の視界に入るように。

男「ほらほらー見えるかー」

女「なに…すんっ!のよばかぁ…」ハァハァ

男「いいじゃんタトゥーみたいな感じで」

女「んはぁ…はぁ…んっ」

あんまり耳に入ってないようだ。んー残念。残念なので乳いじりに専念する。

さっきからビンビンになってる乳首を軽くつまむ。女の体が跳ねた。感度よすぎじゃないか?
撫でてた右手でも同じように乳をすくい上げて乳首に触れる。…さっきから手に乳押し付けてませんか?要望通り左右交互に軽くつまむ。リズミカルな喘ぎ声と跳ねる体。

女「もっとっ…!」

男「え?」クニュクニュ

女「もっと強くしてっ…!」ハァハァ

男「誘い受けですね~」モミモミ

女「やだっ!…そういうふうにィっ!言わないでっ…」

男「嫌なら逃げろよ」コリコリ

女「あぁっ!いやっ!んん!」

男「嫌なのに逃げないの~?嫌じゃないんだろ?」ニヤニヤ

女「うるさ…いっ!あんっ」

男「ほらほらー嫌じゃないだろー気持ちいいだろー」ニヤニヤ

女「いやぁ!はぁっはぁっ」

男「んー気持ち良くないの?」パッ

女「えっ!?うぐっ」ドサ

急に離されて布団に落ちた。恥ずかしながらすっかり力が抜けていたみたい。血液が沸騰しているように体が熱い。
息をはく旅に汗が落ちているのがわかる。こんなにドキドキするなんて…!

力が抜けきった体を起こして男のほうを振り返る。ニヤニヤしてる。何企んでるこいつ。にらんでおく。
とりあえず体を男のほうに向ける。上半身を動かすと汗がぽたっと男の組んだ足に落ちた。
ガクガクになった下半身を動かす。ぐっしょり濡れたパンツとジーパンが気持ち悪い。

男「嫌なの?」

にやにや。こいつのこの顔がこんなに凶悪に感じるのは初めてだ。むかつく。
でも嫌じゃない。だから反応に困る。どう言えばいいかわからなくなって、頭が混乱してきた…

女「嫌じゃない…けど」

男「けど?」

けど。けど…続く言葉が見つからない。小さな子供みたいに、言葉が足りなくなったような感覚になる。
なんだか目が熱くなってきた。あたしは困り果てると泣きそうになるみたい。

ぽたっ

男「!」

男「ご、ごめん。やりすぎた…」

女「…嫌じゃないから、もっとして…」

きゅんとした
涙目って素晴らしい。睫毛がキラキラしてる。
思わず頬を撫でてキスする。

熱い息が漏れて唾液が垂れる。懲りずに息を吸おうとして声も漏れているのがかわいい。
濡れた唇を舐め、貪る。こぼれそうな唾液を落とさないように女の唇を追う。
女を引き寄せて開いた口に舌を差し込んでいく。苦しそうにため息をつく。口の中を舐めると舌を追い出そうとする。

それに舌を絡めていく。ぼたっと唾液が垂れた。息が苦しい。

女「ぷふぁっ!はぁっ…はぁ」

男「はぁ…はぁ…っ」

唾液が糸を引いて、落ちた。

女「ディープキス…っていうの?…息が…保たない…」

男「それはお前が息止めてるからだ」

女「だって…むぐっ」

また女の舌の感覚を味わいたくて、キスする。
手持ちぶさたなので背中をなでる。背骨に沿って手を滑らせると、ジーパンがずり落ちて腰が出ている。ジーパンに手をかけておろそうとすると、女が腰を上げた。
その拍子にぐっ、と女の舌が入り込んでくる。

ジーパンを尻が出るくらいおろすと、恥ずかしそうに唇を離した。
そのままベットに押し倒す。女の目を見ると、恥ずかしそうに目をそらした。

>>563
死んだ魚のような顔です
間違って消しちゃったから復元中
まじ遅くてすいません
書きながらゲームなんてしてません

女「はぁ…はぁ…」

膝を立てた状態からこてんと横になって息を整え、髪をかきあげる。ひとつひとつの動作がエロく見える。
特にちょっと透けてるパンツと濡れて光った内股。

男「いい眺め」

女「!!」バッ

男「濡れ濡れー」チュ

女「うぁっ!首は駄目だってば」

男「首がいいの~」チュッチュッ

女「ううう~…!」

首から胸についばむようにキス。乳首を軽く舐める。
口に含んで舌全体で舐めあげると、ふるふると体が震える。

男「気持ちいい?」

女「…うん」

男「正直でよろしい」ペロッ

女「ふあっ…!」

右手で尻を撫でる。すべすべして触りごこちがいい。そのまま内股に手を入れる。
パンツはびっちょり。内股もびっちょり。
女が抗議してるので乳首を甘噛みして黙らせる。

差し込んだ手を動かす。くちゅっと音がする。非常にやりにくい。一度離れてジーパンを膝下まで下げる。また抗議してるので口に指を突っ込んでしゃぶらせておこう。

女「もがっ!んぐ…!」

男「文句言っても結果は変わらないんだから黙ってなさい」

女「んうー…」

男「パンツ脱がすぞ」

女「…」

俺「パンツ脱がすぞ」

>>1「…」

脇から体の下に手を入れてパンツに手をかけ、そのままおろす。
ご対面。とりあえず触る。すごくぬるぬる。
なんか声が聞こえるから指を抜く。すごく…涎でべとべとです。

女「そんなに見ないでっ!」

嫌でーす。
外側から指先で円をかいてなぞる。ぬるぬる。愛液がくちゅっと音をたてる。
とろとろ垂れてるのをすくってねちょねちょ。女、猛抗議。
しぶしぶやめる。本当に糸ひいたよ。

男「ねー指入れるのとクリいじるのどっちがいい?」

女「あたしに聞くの?!えぇ…うー…」

1、入れる
2、いじる
3、どっちも
>>663

3

3、どっちも

女「ど、どっちも」

男「欲張り。わがまま。変態。」

女「最後は聞き捨てならない」

男「本当のことだろ」クチュ

女「んんっ…ゆっくり入れて…?」

男「はいはい」チュプッ

中指の第一間接までスムーズに入る。肉というかおもに愛液。そのままゆっくり入れる。
意外にすんなり入るようだ。女は少し苦しそうだが。中もぐちゃぐちゃなおかげであっさり全部入る。温かくてとろとろ。

男「おい全部入ったぞ」

女「んえっ?はぁっ…そうなの?」

男「うん。こんなに簡単に入るもんなのか。」グチュ

女「んあっ!いきなり動かさないでよ!びっくりした…」

男「もう1本!もう1本!」

女「ええっ!結構苦しいのに…」

男「先が思いやられるなー」ズチュ

女「ふあっ!抜くときやばい…っ」

男「ほらーすごい糸ひいてる」チュプッ

女「くはっ…見える訳ないでしょ…!」ハァハァ

男「2本いくぞー」クチュッ

女「う、うん」

2本を縦に入れる。入り口は相変わらず楽にいく。さっきよりも結構きつい。膣壁をこすっている感覚がある。

女「あぅっ…やばい…かもっ」ビクッ

男「どうやばいの?」

女「ちょっと苦しい…っく!」

苦しい、て。どうすればいいの?まだ半分だけど…あ。

クリを親指でなでる。

女「ひっ!な、何?」

下から押し上げる。くいっと

女「ひゃっ!」

男「おおぉ」

指に愛液を付けて、今度は擦り付ける。…いい反応。膣内から愛液が沸いてる。これならいけそうだ。
そのまま奥に指を進める。入った!

男「おー入った」クチュクチュ

女「うくっ!んふっ!ちょっとっ!指やめっ…っ」

男「おうすまん。入ったぞ」

女「はぁー…本当?よかったぁ…」ハァハァ

男「クリ気持ちいいの?」

女「うーん…ちょっとひりひりして痛いけど。わかるかなぁ」

男「…うん、まぁ。つーか2本でこれは大丈夫なのか?」

女「やばいかも」

男「まぁ、ゆっくり、な。」

女「うん。えへへー」

男「ちょっと動かす?」

女「うん…ゆっくりね」

ゆっくり指を曲げる。狭い…抜くときがやばいらしいから抜き差しする。中から愛液が出てきて、ぼたっと垂れる。また入れる。
どうやら入り口付近が気持ちいいらしい。浅く抜き差ししてみる。

男「こういう感じ?」グチュッズッ

女「んっ!もっと奥のほう…っ!」

男「結局どこがいいんだよ」

抜き差ししながら、日頃お世話になっているAVを思い出す。頭フル回転。
曖昧な記憶で適当に指先で押す。あれー?
全然わからん。どこかで聞いた奥のへそのほうにくいっと

女「あああっ!」ビクッ

男「!?」

女「今のすごい…」

男(適当にやったんだけど…)

男「くいっと」クチュ

女「あん!」ビク

男「おー」

女「…あんたさっきからおもしろがってるでしょ」

男「ばれた?」

男「ごめんごめん」

女「…」

男「かき出す感じでくいっと」グチュ

女「んっ!…」

男「すいません」

女「…キスしたら許す」


※処女でも普通に入ります。処女膜は膜ではないよ。生理のとき大変なことになるね。

最初からの出来事が>>1の実体験とか言ったら俺頭壁にぶつけて穴開けそう

>>680
んなわけねーだろバーロー

気力が失せてきたのと兄貴がうるさいので9時くらいにまたきます

もうちょいしたら再開ー

保守ありがとう
残り少ないからもう朝チュンオチにしたいです
がんばる

男「キスくらい…んっ」チュ

女「くはっ!…むぐ」

男「はぁっ…んむ…」チュク

女「あふっ!はぁ…息、くるひぃ…」

男「ぷはっ…はぁ…はぁ…」グチュグチュ

女「あっ!あっ!やっ!やばっ」ビクビク

男「イきそう?」ジュプッジュプッ

女「あんっ!わっわかんないっ!」

時間かかりすぎてすいません
もたもたしてるんで適当にリロしててくれー

女「いい加減時間かかりすぎじゃない?」

男「文才ねーからしかたないだろ」

女「まったくもー…」

男「保守ー」

女「あっ!あっ!やっ!いっ!くっ!いっちゃうっ!」プシャー

男「えぇっ!!」ガバッ

男「…」

男(え?)

男(…え?夢?)

男(…溜まってんのかなー)ボリボリ

男(布団で寝よ…)

>>719
すごくありがちな展開

ちょっと書き溜めしたんだけど時間がやばいので昼ごろまたきます
本当に申し訳ない

>>720
ぇー>>1が言うなよ


保守

捕手

干す

すんません再開します
全然書き溜めできんかったー

女「あんっ!はぁっ…」ハァハァ

男「女、びちょびちょだよ」グチュグチュ

女「っあ!はっ!んんっ」ビクビク

太ももが喘ぎ声に合わせて痙攣する。そろそろ俺の腕が限界だ。
震える腕を無理矢理動かす。クリの上で腕を支えて抜き差しする。悶える女。膣内の指をぎゅっ…ぎゅっ…と締め付ける。
左の乳首を甘噛みすると、さっきよりトーンが高い声をあげる。
ここまできたらイかせてやる!

右手を奥に奥に差し込む。それに合わせて乳首を噛む。甲高い声。腰がビクビク震えてきた。指を締め付ける間隔がどんどん短くなる。

女「あっ!あっ!だめぇぇ!ああああっ!」

指をぎゅーっと締めあげる。

女「ーーーーーーっ!!!」

超音波のような甲高い悲鳴があがる。
2、3度跳ねて、落ちた。
10秒ほど、そのまま。とりあえず指を抜く。どろり、と白っぽい愛液がこぼれる。
…反応なし。気を失っているようだ。急に不安になり肩に手を伸ばす。

女「かはっ!はっ…はっ…げほっ」

男「女?大丈…」ポン


女「触らないで!」バッ

男「」

女「はぁ…はぁ…」

男(拒否された…)ズーン

男(仕方ないか…うん、そりゃそうだよな…)ズーン

男(もう触られたくないよな…)ズーン

ギュ

男「えっ?」

女「ごめん…その…触られてゾクゾクしちゃって」

男「じゃあ…嫌じゃない?」

女「うん……きもちよかった」ニコ

男「そっか…よかった」

女「えへへ…」

男「もうゾクゾクは平気?」

女「多分…」

男「ほー」サワ

女「ひゃん!」ビクッ

男「おやおや~」

女「もうやめてよー体に力はいんないよ…」

男「ごめんごめん」

女「はぁ~なんか眠くなってきた…」

男「ん、寝る?」

女「ん~寝たい」

男「添い寝してやろうか」

女「えへ、お願いします」ギュ

捕手

女「初、腕枕ー!」

男「感想は?」

女「首痛い」

男「やめていい?」

女「えーそれはやだー」

男「どっちだよ」

女「うへへ~」

男「あー俺も眠くなってきた…」

女「おー寝ちゃえ寝ちゃえ~」

男「でも腕枕寝づらい」

女「じゃあ眠らせてあげようか」ボキボキ

男「結構です」

女「ちぇっ。くああぁ~ふ」

女「…あたし専業主婦でもいいかも」

男「なんで?」

女「男に養ってもらうから~」

男「はぁ!?」

女「だって~一緒にいるって言ったじゃん」

男「…」

女「やくそく~」

男「はいはい」

女「…すぅ…」


男「おやすみ」ポン

女「…んー…」

男「あー」

男「トイレ行って抜いてこよう…」モゾ

女「う~…」ギュ

男「女…」


男「そういう訳にはいかないんだけどなー…」

男「うー…」グイ

女「…すぅ…」ギュ

男「いやいや」グイグイ

女「…むー…」ギュー

男「おりゃ」スポ

男「ふー、実は起きてたんじゃねーのかこいつ…馬鹿力め」

男「さぁてトイレトイレー」


女「チッ」


~~~

女「ん~」モソ

女「ふああー…っく」

女(男がいつのまにか戻ってきてる。)

女「はぁ~」ムク

女「」ハッ

女(そうだった!!)バタバタ
男「…朝からなんだよったく…」

女「いや、その、昨日のことを思い出して…あ」

男「なに?」

女「いや、何も…携帯、携帯…」モゾモゾ

女「報告報告ー」カチカチ

男「…」

女「あれ?落ちてる…」

男「…」モゾ

女「うお、次スレ立ってる…珍しいなぁこのご時世」カチカチ

男「…」

女「えーと…詳しく、書いたほうが…」カチカチカチ

男「…」

女「いいの、と」カチ

男「俺が書こうか?」

女「おわああ!びっくりさせないでよ!」

ホシュ

男「お前あんまり覚えてないだろ」

女「うっ…いいの、自分で書く」カチカチ

男「ほーほー。全裸で。」ペチペチ

女「うるさいっ!あんたが脱がしたんでしょーが!」カチカチ

男「でも全裸でうずくまって携帯いじるのもどうかと思うぞ」ペタペタ

女「全裸全裸うるさい!あとさわんな!」カチカチ

男「パソコン貸すぞ?」ペタペタ

女「うるさーい!」ベシッ

お帰りなさい支援

男「いて!なんだよ…あ、釣り宣言しないの?」

女「うーん…本当に告られたからなぁ…」

男「無理矢理強要されたのに…」

女「あーあー聞こえない。」

男「よし、安価だ」

女「もういいわよ!」カチカチ

男「じゃあ報告おわったら安価な」

女「やらないってば!」

男「やればいいのに…」

女「ふん!」カチカチ

男「俺もスレ立てようかなー」

女「幼なじみに襲われたって?」カチカチ

男「いや、幼なじみが誘い受けだった」

女「ぶち殺す」

男「幼なじみは首が弱い」

女「ひねり潰す」

男「幼なじみが隠れ巨乳だった」

女「…」ポキポキ

男「すいません」

女「幼なじみがかわいいとかは?」

男「暴力女とか馬鹿力ではあるけど、かわいいは…」

女「ほう…女かわいいって言ったのは誰かな」

男「俺です」

女「正直でよろしい。」

男「じゃあこういうのはどう?」

女「なに?」



男「幼なじみにずっといっしょにいてほしいって告白した」

fin

>>1乙!
楽しかったよ! いいね、こういうの!

なんとか軌道修正できたよ、よかった
保守隊、支援ありがとう。助かった

結構残ってるから要望あれば後日談的なもの書くけど

>>779
マジで!?
お願いします!

あと、もし過去に書いた作品があれば教えてもらえませんか…?

なんて幸せ者なんだ…
9時から始める

>>781
これが初めてだぜ

初めて、か。「素直になれない男と女」ってのが大好物なんで堪能させてもらいましたよ。

あと>>774の「軌道修正」、どんな方向に行きそうになったのか、よろしければ教えてください。
「後日談」の後に余裕が有れば簡単に、で結構ですので。
色々妄想します。

よっしゃ、後日談始まるよー
書き溜めは少ないのですぐ減速します

男「だいたいこんな感じでした」

男友「リア充爆発しろ」

男「女の報告あったんじゃないの?」

男友「いや、こんな展開じゃなかった。ただキスしましたってだけ」

男「…まぁいいよ。うん。俺も恥かかずに済んだし」

男友「だな。酒の件については…まぁ、なんだ。どんまい」ポン

男「お前が言ったんだろ。賛同したけど」

男友「ま、結果的にめでたしめでたしだったわけだし、いいだろ」

男「意地でも謝らないつもりか」

男友「さぁもう予鈴が鳴るぞー!」

男「おい!」

女友2「あ、男くんじゃん!女から聞いたよー!」

男「え?何を…?」

女友2「女に告ったんだってぇー?やるじゃーん!ね、女友1、びっくりしたよねぇ」

女友1「うん、本当にね。」

男「あぁ、はぁ…どうも」

男(余計なこと喋ってなくてよかったー…)ホッ

女友2「あんなこともそんなことも~!きゃー!」ニマニマ

男「」

女友1「ちょっと女友2!やめなよ~」

女友2「えぇ?いいじゃーんあんなことした本人なんだしぃ」

女友1「そうじゃなくて…」

女「…」ポキポキ

女友2「あ、あらぁ~!あんなことされた本人じゃないですかぁ~!」

女「ちょっと話があるんだけど?」ボキボキ

女友2「彼氏にお話ですかぁ~?じゃあお邪魔ですわねーほほほほ!失礼~!」ダッ

女「あっ!こら!…くそー足ばっかり無駄に速いんだから…」

投下間隔大丈夫?支援

男「…どこまで言った?」

女「えーと、どれくらいかなーわかんないなー」

男「全部?」

女「全部って訳じゃないけど、あのあと帰ってから女友2達が家に突撃してきて…」

男「根掘り葉掘り?」

女「葉掘りって部分はどういう事だあ~…なんちゃってーはははー」

男「ほー…報告はしなかったらしいが?」

女「え?なんで知ってるの?」

男「男友」

女「あぁ…」

男「他人に言うなって言っただろ…」

女「うん…お互い恥ずかしいしね…ごめん…」

男「はぁ…」

女「教室戻ろうか…」

男「おう…」

女「今さらすごい後悔が押し寄せてきたよ…」

男「だから言うなって言っただろ…」

~放課後~

女友2「女!帰ろー!…あ、男くんと帰るかww」

女「鉄拳制裁されたい?」

女友2「冗談冗談!あはは!そんな怖い顔しないでよー」

女友1「でも、本当にお邪魔かも~」

女「女友1まで…」

女友2「恋愛の先輩の助言ですし、お邪魔虫は寄り道でもして帰ろっか!」

女友1「あ、私ミスド寄りたいなー」

女「ちょ、ちょっと!」

女友2「あ、男くーん女が一緒に帰ろうってさー!」

女「大声で言わないでよー!」

男友「あ、おい呼ばれてるぞ」

男「そんで、その後のステージがボスばっかでさ」

男友「行かなくていいのか?」

男「だから難易度高いのかーって思ったんだけど、どう思うよ?」

男友「おい」

男「まぁスク○ニそういうの大好きだし」

男友「こら」

男「…いいんだよ、どうせふざけてるだけだし」

男友「冷たいなー彼女なのに」

男「…今までどおりがいいって女が言ってたんだよ」

男友「優しいねぇww優しいねぇwww」

男「しね。…お前はそういうの無いよな」

男友「俺が特定の女と仲良くしたら嫉妬されるからな…ふははは」

男(実際もてるからムカつく)

男友「まあまあ、一緒に帰ってやれよ。先に帰られちゃったみたいだぞ?」

男「…仕方ねーなー」

男友「おう、行ってやれ。」

男「女ー、帰ろうぜ」

女「ええっ!…いいけど…」

男「ほら早く行くぞ」

女「う、うん…」



男友「女ってあんな性格だったっけ…」

胸がキュンキュンして辛いから支援

男「あの漫画の続き読んだ?」

女「あーまだ読んでないかも…どんな話だっけ」

男「家くる?今週の貸すよ」

女「まじ?かりるかりるー」

男「おう」


女「…」

男「…」

男・女(話題が無い…)

男「あー、えーと…」

女「いつも帰らないから話題無いね…」

男「うん…ひー風が寒い…」

女「あっという間に秋だねーこの前まで暑かったのに」

男「でも明後日からまた暑くなるらしいな」

女「うわー…つーか寒っ」

男「スカートみじけーからだよ」

女「いいじゃん短いほうがかわいいでしょ?」

男「うーん…寒いだけじゃね?」

女「寒いけど、かわいいじゃん」

男「んー…太ももが触りやすいかな」

女「んなっ!か、かわいいでしょ!!」

男「はいはいかわいいねー」

女「…」

男「ごめんごめん。足が細く見えていいよな」

女「…」ポキ

男「うん!うん!長いより短いほうがかわいいよな!俺短いほうが好きだなー!」

女「だよねー!短いほうがいいよねー!」

女「あー体暖まったけど手が冷たいわ…」

男「ベットの上でくんずほぐれつあでっ!」

女「何か不愉快な単語が聞こえたなぁ」

男「…まんざらでもないくせに」

女「うるさい」

男「汗だくに」

女「手が冷たいなー」チラ

男「冷え性つらいよなーこれからの時期」

女「そうそう。温かいものないかなー」チラ

男「さすがにカイロは無いなーまだ」

女「人肌とかー」

男「だからベットの上で」
女「もー!」

明日遠出するんで最後の支援。
お先に失礼します。

女「ほら!手!」バッ

男「と。」

女「違うわよ!手、出しなさいよ」

男「チョキ、俺の勝ち」

女「もぉーー!!」

男「そんなにもーもー言ってると牛に」

女「手繋ごうって言ってんのよ!」

男「…最初からそう言えよ」キュ

女「恥ずかしいじゃない」

男「お前手冷たいなー」

女「女は冷え性なのがデフォなの」

男「じゃあやっぱりベットで」

女「しつこい!」

男「あー熱が吸い取られる」

女「手が温かくなってきたー」

男「くそー」

女「これってさーただ手が冷えるだけじゃない?」

男「確かに」

男「こういうときはー」スボッ

女「おわっ」

男「ポケットに突っ込むのが定番だよねー」

女「でもきつい」

男「ブレザーですから」

女「こういうのはコートとかでやるべきじゃない?」

男「まーまーまー手繋いでるって感じでいいでしょ」

女「それにー」

男「まだなにか?」

女「手の繋ぎ方が不満です」

男「いいじゃん」

女「こう…指を組む感じで」ズボ

男「えー今までどおりって言ったじゃん。幼なじみなんだからこれで十分だろ」

女「そうじゃなくて!それは、こう…」

男「だから、今までどおりだろ?」

女「あ゛ーもう!ばか!」

男「どこからどこまで今までどおり?」

女「学校で話すときとかー」

男「家は?」

女「家は…んー…」

男「甘えちゃう~?」

女「…甘えちゃう」

男「お前性格変わった?」

女「男の彼女になったからかなー」

男「彼女だったの?」

女「」

女「そのつもりだったんだけどなー」ズーン

男「俺的には幼なじみプラスベットでくんずほぐれつする関係だと思っていたんだけど」

女「だからー!」

男「実際そうだし」

女「いいじゃない、恋人同士で」

男「付き合ってとは言ってないしー、言われてないしー」

女「うぐー…」

女「じゃあ…付き合って…ください」

男「嫌って言ったら?」

女「殺してでもイエスと言わせる」

男「了承しました」

女「よろしい」

男「晴れて彼女になったしこれで好きなくらい指を組めるな」

女「ふふふ~嬉しくないの?こーんなかわいい彼女ができて」

男「え?こーんな凶暴な彼女?」

女「“かわいい”彼女」

男「はいはい凶暴なかわいい彼女さん。女こそ嬉しいだろ?こんなかっこいい彼氏ができて」

女「へたれでしょ」

男「うるせー」

女「はー、へたれに勿体ないくらいだわ」

男「勿体ないから、一生にがさねーよ」

女「今のもう1回」

男「嫌です」

女「もう1回!」

男「1回だけです」

女「ケチ」

男「ほら、指組んでやるから」

女「それより今のもう1回聞きたい」

男「指組んで欲しくないの?」

女「うっ…それは…」

読みやすさ云々言ってたから口出すけど、…は基本的に二つ、!?の後は空白一つ
「んんっ! そんなところ触っちゃ……ひゃっ!?」

面白いから頑張れ

男「はい、指組んだ」キュ

女「はいここでさっきのもう1回!」

男「欲張りは駄目です」

女「もう1回聞きたい人ー! はーい!」バッ

男「おっと」ババッ

女「あっくそぅ」

男「バレバレだぜー」

女「ぐぬぬ…」

男「もう同じ手にはひっかかんねーぞ」スボッ

女「あー…くっそー」

男「……もうはなさねーよ」

女「あっ」

男「…」カァァ

女「ふふっ、顔、真っ赤!」

男「うるせーよ」


ゆっくり、ゆっくり、歩く。手を繋いで歩く時間を惜しむように。
今までと変わらない帰り道。今度は、2人で。


fin

今度こそ終わり
こんな自己中、下手くそな奴を見守ってくれてありがとう。

勝手に補足
・軌道修正について
登場人物が勝手に暴走したり、話の終わり方とかしか考えて無かったので。
本当はいれるところも書こうかと思ってたけど、幼なじみだよなーと思ってやめた。書ける気しないし。

・さっくり関係変えられるかよ
元々姉弟のような関係だったから、姉弟愛からの方向転換ということで勘弁。本人達も、いつからか好きに~的なこと言ってるし。

>>834
アドバイスありがとう。参考になります

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