もこっち「モテないし囲碁をやる プロ試験編」 (124)

もこっち「ここが日本棋院か」

佐為「さぁいきましょう」

もこっち「うん…」

椿「おう!お嬢ちゃんもプロ試験か!?」

もこっち(びくぅっ!)

佐為「あーヒゲゴジラですよ!」

もこっち(な…ヒゲゴジラ?)

椿「俺は椿っていうんだよろしくな!」

もこっち「よ…よよ…よろしく…です」

椿「よーし!今年こそは合格するぞー!」

もこっち(声でけーよおっさん!死なすぞマジ!)

先生「それでは対局をはじめてください」

佐為「右上スミ小目」

もこっち(予選か、かったるいなぁ)パチ

佐為「3の五カカリ」

もこっち(けどプロになったら手合いの日は堂々と学校休めるしな)パチ

佐為「16の九」

もこっち(周りの奴らが授業かったりーとか思ってる間、私は仕事する…)パチ

佐為「11の四」

もこっち「ククク…悪いな、お前らガキとは住む世界が違うんだ)パチ

佐為「9の十六ツメ」

先生「食事の時間ですので打ち掛けにしてください」

参加者A「さぁメシだメシだ」

参加者B「どこ行く?」 がや…
 
参加者C「ラーメンでいいか」 がや…

もこっち「………」ポツン

佐為「さぁ智子ちゃんも食事にしましょう」

もこっち「いや、いい…もうすぐヨセに入るしここにいる…」

佐為「そうですか…」

先生「おや緒方先生こんにちわ」

緒方「ああ、院生師範の…今日はプロ試験予選でしたか」

先生「ええ、今はお昼休憩でみんな出て行ってますが」

緒方「……ん?一人だけ残ってますね」

もこっち(おなかすいたな…早く帰ってごはんにしたいな)

佐為「もう少しの辛抱ですよー」

もこっち(普通こんだけ差がついてたら投了するだろ…目算もできねーのかヘボが)

もこっち(ん?誰かこっちに来る…)

佐為「あー緒方さんですよ」

もこっち(知ってる人?)

佐為(昔よくヒカルにちょっかい出してきた人です)

もこっち(ふーん…)

緒方(もうすぐヨセか…ずいぶん進んでるな……ん?)

もこっち「ど、どうも…でへへ…」

緒方「君が黒石か」

もこっち「あ、は、はい…」

緒方(この強さは…まさかsai…!?)

緒方(いや…こんな小さな子のはずはない…)

もこっち(なぜかガン見されてる…)

緒方(この女何者だ…)

もこっち(といかこれ完全にメンチ切られてるよ……なんだよこのメガネ…ドS…?ドSなのか?)

緒方「君、ちょっといいか?」

もこっち「あっ!わ、わたしもそろそろご飯にいかきゃっ!し、失礼します!」

緒方「おっ…おい!待っ……逃げられた…」

先生「どうしましたか?」

緒方「すいません、いまの女の子の名前はわかりますか?」

先生「え?いま調べますね…っと……黒木智子ですね」

緒方(黒木智子…覚えておくか)

―1ヵ月後―

もこっち「――いよいよ本戦か、あっという間だったなぁ」

佐為「一ヶ月って早いですね」

もこっち「予選は3勝でよかったけど本戦は2ヶ月以上かかるのかぁ」

椿「よう!嬢ちゃんも本戦出場か!」

もこっち(げっ…ヒゲゴジラだ…こいつと2ヶ月顔合わせるのうざいな…)

佐為「根は悪い人じゃないですよ」

もこっち(タンクトップのガチムチにいい人間はいない)

佐為「そうなんですか、覚えておきます」

前に似たようなスレ立てた?
塔矢とヒカルに指導されて、アカリ登場で逃げた奴

すげーまだあった

>>45
それが1スレ目
2スレ目「続・モテないし囲碁をやる」で佐為ともこっちが出会ってプロになろうとする
これは3スレ目ってわけで>>17のつづき↓

もこっち(今日の対戦相手は…奈瀬明日美か)

佐為「おー奈瀬さんですね」

もこっち(また知り合いかよ…囲碁界ホント狭いな)

佐為「そ、そんなことありませんよー!」

もこっち(わかったわかった……)

奈瀬「こんにちわ」

もこっち「え…?こ、こんにちわ…」

奈瀬「黒木さんでしょ?私は奈瀬明日美、今日の対戦相手」

もこっち「あ、ああ、は、はじめまして…」

奈瀬「はじめまして、よろしくね」

もこっち(大物ぶって宣戦布告か?…すけべな体しやがって…)

奈瀬「プロ試験ははじめて?」

もこっち「あ、はい…」

奈瀬「私はもう5回目だけどやっぱり緊張しちゃう」

もこっち「へ、へぇ~…」

奈瀬「ごめんね、いきなり話かけちゃって、誰かと話せば少しは落ち着くかと思って」

もこっち「い、いえ…わ、わたしなんかでよければいくらでも…」

奈瀬「本当!?ありがとう、黒木さんっていい人だね」

もこっち(あれ…この人なんかいいな…仲良くなれるかも ゆうちゃんに似てるし……すけべな体してるけど)

佐為「4の五1間高ガカリ」

もこっち(院生の人ならこの辺くわしいだろうな…)パチ

奈瀬(序盤から自分でもいい形を作れたと思ったけど…)パチ

佐為「2の八サガリ」
        ビッチ
もこっち(こういう女ならいい店知ってそうだしお昼一緒にできるかな…)パチ

奈瀬(なんなのこの子…プロ試験はじめてって言ってたのにとんでもなく強いじゃない…)パチ

佐為「11の六」

奈瀬「あ…ありがとうございました」

もこっち(しまった…ぶっちぎりで勝ってしまった)

奈瀬「…………」

もこっち「あ、あの~……奈瀬さん…ま、また明日」

奈瀬「………うん。」

もこっち(あ、これもうダメだ…)

佐為「すいません智子ちゃん…」

もこっち(いや、別にいいよ…)

―次の日―

佐為「~~♪」

もこっち「佐為うれしそうだね」

佐為「ええ、ヒカルと会えるんですから♪」

もこっち(まぁ私もうれしいけど、びっくりしたな…昨日いきなり電話がきて会おうって…)

佐為「まだですかねー」

もこっち(というか男と待ち合わせってはじめてだぞ…ヤバイきんちょーしてきた…)

ヒカル「おーい黒木」

もこっち(き、来た!)

もこっち「ど、どど…どうも」

ヒカル「よう、佐為もいるよな」

佐為「いますよー」

もこっち「――と、言ってます」

ヒカル「よかった、姿が見えないのはちょっと寂しいけどな」

もこっち(あ、やばい、汗がすごい…拭かなきゃ)

ヒカル「ここじゃなんだしどっか店にでも入るか」

もこっち(うおっ!なんかデートみたいだ!うひょー!)

もこっち(進藤さんくらいのイケメンならきっとしゃれおつなカフェに行くんだろうなぁ…)

ヒカル「ここにするか」

もこっち(そこでスタイリッシュに注文するんだろうな…そう、例えば…)

ヒカル「ラーメンひとつ」

もこっち(そう、ラーメンひとつ……ってぇええ!?)

ヒカル「黒木はなににする?」

もこっち「あ、えっと…じゃあわたしも…」

ヒカル「おじさーん、ラーメンひとつ追加で!」

もこっち(ま、まぁいいか…ラーメン食べてれば汗かいてても自然だし)

ヒカル「プロ試験受けてるんだって?」

もこっち「あ、はい…だ、誰から聞きました?」

ヒカル「オレは和谷から、和谷は奈瀬から」

もこっち(ああ、昨日の巨乳発か)

ヒカル「そっかープロになるのかぁ」

もこっち(もしかしてチート《佐為》使用を叱られるのか…?)

ヒカル「楽しみだな~佐為は強敵だけど」

佐為「私もたのしみですー」

もこっち(どうやら違うらしいな…)

ヒカル「――って感じでさ、タイトル取って一攫千金って昔オレも考えてたし」

もこっち「そうなんですか」

佐為「私は7冠目指しますよー」

ヒカル「そうはさせないぜ、オレも塔矢もいる、緒方さんとそれに…」

店主「いらっしゃいませー」

倉田「ラーメンひとつ…あれ?進藤だ」

ヒカル「倉田さんが……あ、倉田さんがいる…」

倉田「そっちの子は?彼女か?」

もこっち(か、彼女って…うへへへ……な、なに言ってんだよこのデブ…)

ヒカル「こいつ今度プロになる黒木」

もこっち「ど、どうも…」

倉田「プロになるってまだ本戦はじまったばっかじゃん」

ヒカル「あ、そうだっけ」

倉田「ふーん、そう言うからには強いんだ」

ヒカル「へへ~」

倉田「おもしろそうだな、今から打とうか?」

佐為「打ちましょう~」

もこっち(はぁぁ~?なに言ってんだ死ねデブ!)

倉田「……!、あ、いや…今日はこれから用事があったんだ」

もこっち(ふう…危うく邪魔されるとこだった)

倉田(露骨に嫌な顔されたな…名人で棋聖のオレが打つって言ってるのに…)

―2ヶ月後―

もこっち「ここまで全勝でプロ試験合格確定だ」

佐為「わーいやりましたね~」

もこっち「長かったけど終わってみたらあっという間だったなぁ」

佐為「そうですね」

もこっち「しかしまだまだこれからだ…勝ち続けて有名にならなきゃ」

佐為「がんばりましょう」

もこっち「最初から名人とかと戦えないかなぁ…いきなりは無理だろうな…」

佐為「いえ、戦えるかもしれませんよ?」

もこっち「なんだって?」

緒方(やはり現れてきたか…)

天野「おや緒方先生、新聞なんかよんで気になる記事でもありましたか?」

緒方「天野さん、ちょうどよかった」

天野「はい?」

緒方「新初段シリーズでお願いがあって…」

天野「出ていただけるんですか?」

緒方「ええ、戦う相手を指名させてください」

天野「かまいませんよ、しかし3冠棋士の緒方先生が気になる相手とは…?」

緒方「黒木智子といいます」

もこっち「ふーん新初段シリーズかぁ」

佐為「私はそれで塔矢行洋と打ったんですよ」

もこっち「じゃあそこでトップ棋士にあっさり勝ったら…」

佐為「きっと一気に有名になれますよー」

もこっち(どへへへ…テレビや新聞に出るかもな…)

佐為「かもしれませんね」

もこっち(もうすぐだ…もうすぐ私を取り巻く環境が大きく変わる!)

男子生徒「黒木お前スゲーな!」

女子生徒「黒木さんサインして~」

もこっち「いや~…ははは~私が本気出したらこんなもん軽いかな」

弟「ねーちゃんオレにも囲碁おしえてよ」

もこっち「ちっ、しゃーねーなー」

ゆうちゃん「やっぱりもこっちってすごいよ、尊敬しちゃう」

―――
――

-
もこっち(ぐへへ…ぐへへへ…やべえ想像しただけでヨダレが止まらねえ)


どうなるもこっち?

プロ編につづく

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