【わたモテ】もこっち「パラレル同窓会?」【藤子不二雄SF短編集】 (43)

喪女

これはとある女の子・・・モテない女の子の

??「なるほど・・・」

どうでもいい,しかし少し不思議な物語

??「要するに,男にモテないブスのことか・・・(ニヤリ」



智子(・・・なんて,思ってた時期もあったが)

智子(今はそれほどモテに執着も沸かんな・・・)

智子(女としては終わってしまったのかもしれんが・・・)



喪---  モテないし別世界の自分と出会う


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いきなりすみません
酉がちゃんとできてるか不安だったので>>1は違う名前なのですが,次からはこの酉でいきますww

     こ こ
智子(私が原幕高校に入学してからはやくも3年目)

智子(入学したての頃は地獄のようなぼっち生活だったが)

智子(いまとなってはあの頃が懐かしいような恥ずかしいような)

智子(いやあの頃に戻れっていわれたら絶対いやだけど)

智子(・・・なんだかんだでそれなりの高校生活になってるのかな・・・)

智子(でも,今になって,フッとなにか・・・満たされない思いが・・・)

智子(って,なんか厨二病くせぇなこのセリフ)

ゆり「あっ,黒木さん,こんなところにいたんだ」

真子「帰ろっか」

智子「あっうん」

智子「じゃあ私はここで」

ゆり「そっか,今日は友達と会うんだったね」

真子「成瀬さんによろしくね」

智子「うん,また明日」




ゆうちゃん「お待たせー」

智子(今日もメスの匂いを惜しげも無くまき散らしてんなー)

ゆうちゃん「今日はこみちゃん来てないんだね」

智子「あっうん,なんか図書委員の集まりがあるんだって」

       コオロギ
智子(久々に邪魔者抜きで夫婦水入らずが楽しめるな・・・)

智子(しかしゆうちゃんってなんでこんなにエロいんだろ)

智子(妄想の中で思う存分いたぶってやるか)

ゆうちゃん「ちょっともこっち聞いてる?」

智子「・・・あっ,ごめんごめん!聞いてたよ」

ゆうちゃん「じゃあ,また今度の日曜日ね」

智子「おっけー,またね」




智子(私には彼氏がいない。一般的には陰キャに分類されるんだろうな)

智子(だが,私にはこたえない。ぼっちとして2年間鍛えられてきたメンタルと自信に支えられているからだ)

ママ「おかえり」

智子「ん」

智子(つかの間私は妄想をする。むろん誰にも言うつもりはない)

智子(妄想の中で私は中学時代の夢だった武器商人になりきった)

智子(このときの私が本当の自分なのではないかと密かに思うことがある)

智子「よし・・・AK48をこの地域に配置して,と・・・・・・ん?」



【パラレル同窓会のお知らせ】

日時―そのとき

場所―その所

万障お繰り合わせの上ぜひともご出席くださるようお願い申し上げます。 幹事

智子「ああ?んだよこれ?」

ピシ!・・・

智子「なにかがはじけた?・・・気のせいか」

※次の週の月曜日※


ネモ「そのアニメが面白くてさー,女子高生しか出てこない日常系なんだ。クロも一緒に見ようよ」

智子「いや いい」

ネモ「えー,なんで?どうせ放課後暇なんでしょ,うちに来なよ」

智子「お前が見てんのは萌え豚百合アニメばっかじゃねえか。女同士イチャイチャすんのはキモいんだよ」

ネモ「・・・」

智子(あっやべ言い過ぎたか?)


ネモ「プッ!」

智子(笑った!?)

ネモ「ハハハ かっこつけちゃってもー!」

智子「は?」

ネモ「あたし見てたよ 昨日の日曜,他の学校の女の子と路地裏ですごいことしてたよね」

智子「え?日曜は風邪ひいて家にいたから何もしてないんだが・・・」

ネモ「いや してたよ 絶対した」

智子「い,いや多分人違い・・・」

ネモ「もしかして今までずっとあの子とああいうことしてたの?いつから?」

智子「あの子って誰の・・・ひぃ!?」ヴヴ

智子「あっもしもし・・・?」

ゆうちゃん「もこっち・・・昨日は楽しかったね」

智子「昨日?」

ゆうちゃん「でも・・・あれはさすがにちょっと恥ずかしかったかなー」

智子「な,何言ってるのゆうちゃん!?昨日は会ってないよね!?」

ゆうちゃん「ひ・・・ひどいよもこっち・・・あんなことしたのに・・・」ブツン

智子「・・・・・・」

ネモ「・・・・・・・」

智子「ち違くて!多分私に似た誰かと勘違いして」

ネモ「へぇークロにそっくりな人がねー すごい偶然―」

智子「ほ,ほんとに知らないんだが・・・」

ネモ「いや正直に言いなよ 嘘ついたら 容赦 しないよ」

智子(目が怖すぎる・・・)

??(なにこいつら女同士イチャイチャしてキモい!)

智子「ただいまー」(ったく・・・今日はひどい目に遭った・・・)

智貴「うぉっ!?」

智子「あ?なんだそのマヌケ面は?」

智貴「い,いや,姉ちゃんさっき帰って・・・」

智子「あぁ!?」

智貴「さっきお前の部屋に・・・」

智子「なにわけのわかんねーことを・・・」ガラッ!!

智貴「・・・」

智子「・・・」

智子「誰もいねーじゃねーか!!」

智貴「嘘だろ・・・」

智子「てめーつまんねぇ嘘吹いてんじゃねーぞ!」

智貴「おめーこそ俺をハメてんじゃねーのか?」

智子「んなわけあるか!おおかた私のことばっか考えてて幻覚見たんだろこのシスコン野郎!」

智貴(このバカのせいで疲れが出てんのかな・・・)プチ

智子(ったくあのハゲのせいで無駄な時間とってしまった)

智子(せっかく今日は新作乙女ゲーやろうと思って・・・)

ピシ!!

智子「あ?今なんか音がしたか?」

??「やっとお前にもそのときが来たか」

智子「うぉっ!?誰だ!!」

??「や」

智子「や・・・や・・・や!?」あばばばばば

小休止します^^;

??「んだよ,まだそのときになってねーのかよ。困るんだよな,お前みたいな鈍感な奴がいると」

智子(そのときってなんだよ・・・!?)

??「私なんか一週間も前に気づいちゃったからよ,おかげで幹事なんかやることになっちまってな」

??「お前が遅すぎるから二日前からこの世界に来て様子を見てたんだよ」

智子「こ,この世界に?」

??「時にはお前の代わりに・・・」

智子「なっ!?てめーか!!!私の偽物になりすましてレズプレイやらゆうちゃんやら・・・」

幹事智子「ま,待てこら!偽物じゃねーよ!私だって原幕高校3年,黒木智子だ!」

智子「あぁ!?」

幹事智子「お前だってパラレルワールドくらい知ってんだろ?」

智子「いやそれは知ってるけどよ,いくらなんでもそんな漫画みてぇな・・・」

ピシ!・・・メリッ・・・パキパキ!!!

智子「!!!」

智子(そのときが来た!)

智子(一瞬にして私は全てを悟った。一生に一度枝分かれしたすべての自分が一堂に会する)

智子(・・・それはパラレル同窓会なのだ。)

こっちで区切った方が区切りよかったですね,ごめんなさい^^; また15分後から投下しますね。

ちなみに「智子」と表記されるのは主人公の智子だけです
他の智子は「幹事智子」みたいなのがくっつきます

再開

智子「もう全員集まってるのか」

幹事智子「全員じゃねえな。既に死んだやつや来たがらないやつもかなりいるからな。」

智子「・・・そうか」

幹事智子「ま,いろんなのがいるから驚くなよ」ハハハ

智子「お前よりやべー奴いんのかよ・・・」

幹事智子「お前と私は一番近い世界にいるらしい。最近枝分かれしたんだろ」

智子「・・・まあいいけどあんまりはしゃぐなよ。クラスのネタにされるぞ」

幹事智子「怖くはない。あるきっかけでフッ切れたんだ。そのときから世界が分かれたのかな」

智子「・・・」

幹事智子「会場に着いたぞ。あとは中に入って適当にほかのやつと話せ」

智子(話すったって何話すんだよ・・・)

幹事智子「もし誰かと折り合いがついたら世界をとりかえてもいいぞ。選択の失敗を救済するのもこの会の目的だからな」

智子「マジか!?」

智子A「・・・やっときたか」

智子B「これで死んだ奴と来たがらねぇ奴をのぞいて全員集まったわけか」

智子(マジで私ばっかじゃねえか・・・気持ち悪・・・)

智子「あっ・・・どうも」

智子「あっ・・・あざす・・・」

智子(しかし・・・自分ばかり大勢いるってのは異様だな)

智子(同窓会っていうからもう少し盛り上がるかと思ったのだが)

智子(まあ,私が何百人集まっても盛り上がるわけないよな・・・)

智子「・・・」もちゃ・・・

ぼっち智子「あっ・・隣・・・いい?」

智子「あっうん」

ぼっち智子「・・・」

智子「・・・」(しゃべれよ)

二人「「あのさ」」

ぼっち智子「あっごごめん,先いいよ」

智子「い,いやいいよ先そっちしゃべって」

ぼっち智子「あっじゃじゃあ・・・」

智子(自分でいうのもなんだが私ってほんと会話力ねーな・・・)

ぼっち智子「と,友達いんの?」

智子「あぁまあ一応」

ぼっち智子「ま,マジかよ!?」

智子(めっちゃ驚かれた・・・)

ぼっち智子「私さ・・・いわゆるぼっちなんだよね・・・」フヒヒ

智子(まあ,私も昔はそうだったがな)

ぼっち智子「同じコミュ障なのに,なんでこんなになったんだよ・・・」

智子「いや・・・知らんけど・・・」

ぼっち智子「つーかさ,よく考えたらお前なんかに友達が出来るわけないんだ!!」

智子「あぁん!?」

ぼっち智子「どーせリア充どもに媚び売ってんだろ!?この腐れキョロ充が!![ピーーー]!!!」ボカボカ

智子「ちょ・・・おま,やめろ!!!」

??「おい!お前なんか私に比べればマシなほうだぞ・・・」

ぼっち智子「ああ!?」

>智子「お前が見てんのは萌え豚百合アニメばっかじゃねえか。女同士イチャイチャすんのはキモいんだよ」
とか言っといて自分ではゆうちゃんにセクハラしたり百合妄想する辺りが原作感あっていいわ~期待するわ~

あっすみません,勝手に文字変換されるのってどうやってなおすんでしたっけ?([ピーーー] とか コナン とか)
久々の投稿でやりかた忘れてしまいまして・・・

>>25 応援ありがとうございます!


解決しました,多分これで大丈夫かな,大丈夫だったら再開します

死ね 新一

ぼっち智子「と,友達・・・いんの?」

智子「・・・ああまあ一応」

ぼっち智子「ま,マジかよ!?」

智子(めっちゃ驚かれた・・・)

ぼっち智子「私さ・・・いわゆるぼっちなんだよね・・・」

智子(まあ,私も昔はそうだったがな)

ぼっち智子「同じコミュ障なのに,なんでこんなになったんだよ・・・」

智子「いや・・・知らんけど・・・」

ぼっち智子「つーかさ,よく考えたらお前なんかに友達が出来るわけないんだ!!」

智子「あぁん!?」

ぼっち智子「どーせリア充どもに媚び売ってんだろ!?この腐れキョロ充が!!死ね!!!」ボカボカ

智子「ちょ・・・おま,やめろ!!!」

??「やめろよ・・・お前なんか私に比べればマシなほうだぞ・・・」

ぼっち智子「ああ!?」

退学智子「私も元原幕高校の生徒だったんだ・・・」

智子(元・・・?)

退学智子「・・・小宮山琴美っていうクソぼっちがいてな」

ぼっち智子「おう,うちにもいるぞ」

智子「同じだな」

退学智子「そいつがゆうちゃんって子に近づきやがったんだ」

ぼっち智子「そ,そうなんだ!!」

智子「で,お前はどうしたんだ!?」

退学智子「強引にハブってやったよ」

ぼっち智子「ざまぁwww」

智子「メガネくやしいのうwww」

同窓会をやるにはいささか若すぎやしませんかね

あと細かいことだけど「藤子・F・不二雄」な

退学智子「・・・そのあとが悪かった。ゆうちゃんがとんだクソビッチでね。」

ぼっち智子「ああ・・・」

退学智子「それはいいけど結局クラスになじめなくなって学校に通わなくなって・・・」

智子「・・・」

生主智子「ビッチには気をつけた方が良い。私も海に行ったときに・・・」

ぼっち智子「・・・」

生主智子「今は自宅でキモヲタ相手にニゴ生配信してるよ。」

智子「・・・」

智子「・・・」

厨二智子「ようリア充」

智子「いや・・・そんなことは・・・」

厨二智子「そんなことは?ぬけぬけと裏切り者が!」

智子「裏切り者?」(なにいってんだこいつ・・・)

厨二智子「中学生の時にゆうちゃんと交換日記してたの忘れたのか!」

智子「ああ・・あったね・・・ずいぶん昔の話だが・・・」(もう許してくれよ・・・)

厨二智子「昔の話だと!?我はあの時より、漆黒の魔導士と契りを結び悠久の呪縛に身を捧げることを誓ったのだ!!」

厨二智子「今は電子の海を彷徨う堕天使となりて愚民どもを導いている。」

厨二智子「そのうち原幕高校に爆弾をしかけてやるぞ!!」

智子(あっち行こ)

犯罪智子「ぐす・・・ひっく」

智子「・・・」

犯罪智子「う・・うぐぅ・・・」

智子「ね、ねぇ・・・大丈夫?」

犯罪智子「ああ?んだおめえ・・・私と世界をとりかえてくれんのか?」

智子「は?」

犯罪智子「へへへ・・・無理やりとりかえてやる・・・ついでにお前の・・・」

智子「うわぁっ!!てめえ何しやがる!!やめろ!!」

犯罪智子「清楚ぶったロングスカートなんか履きやがって・・・うぜえから引き裂いてや・・ぐえ!?」ボカッ!!

智子「!?」

??「おい、大丈夫か?」

智子「あ・・・ありがと」

??「あの女、私ら黒木智子の面汚しだぜ。少年院に入ってんだ」

智子「ええっ!?なにしたの?」

??「レズ趣味が高じて、レイプ魔になっちゃった。」

智子(レズ趣味って・・・ガチレズさんじゃあるまいし・・・)

??「しかし・・・それは同時に私らにもレイプ魔になる素質があるということにもなるわな」

智子「えっ!?・・・あっ・・・ああ・・・」(私はノーマルだけどな)

??「見てみろよ。生まれたときは一人の人間なのに、その後の運命のいたずらであんなにも多様な人生をたどるんだぜ」

智子「そ、そうだね・・・」

智子「おま・・・き、君は、どんなことしてるの?」

武器商人智子「あたし?武器商人やってる」

智子「武器商人!?高校生でなれんのかよ!!」

武器商人智子「まあ色々あってな・・・」

智子「色々ありすぎだろ・・・」

智子(しかし私が夢にまで見た武器商人に本当に会えるとは・・・)

智子「ねぇ,武器商人って楽しい?」

武器商人智子「・・・どうだろうな」

智子「・・・よかったら私と世界をとりかえない?」

武器商人智子「あ?やだよめんどくせぇ」

智子「ぐっ!?」(い,いやダメだ,ここで引きさがってたまるか!)

智子「なぁ,お前は今の生活に本当に満足してんのか!?」

武器商人智子「なんだよ急に・・・」

智子「常に死の恐怖に捕らわれながら生きる人生でいいのかよ?」

武器商人智子(そんなに命がけでもないけどな・・・)

智子「選択の失敗を救済するのもこの会の目的なんだろ!?」

武器商人智子(ガンガングイグイズイズイ来やがる)

智子「その点私の生活は違う」

智子「教室の中 なんか気だるい女子や,クラスでは馴染めない女子がいて」

智子「私はその中で主役ではないけどそのメンバーには欠かせない存在で・・・」

武器商人智子(語ってきた!?)

智子「ときには他のメンバーにつっこみを入れたり,みんなと他愛のない話をしたり」

武器商人智子(すごい喋る!?)

智子「帰り道冬空と星を見て・・・こんな毎日が続けばいいなと思いながら帰途につくんだ・・・」

武器商人智子「・・・お前さ,今のままで十分楽しいだろ」

智子「・・・・・・」

武器商人智子(黙った!?)

智子「そうか・・・私はもう・・・」

武器商人智子「・・・なんかよくわかんねえけど,答えが出たみてえだな」



???「黒木智子のみなさん,そろそろお別れの時間になりました。それぞれの道をお帰りください。」

???「すべてを忘れて,日常の世界に戻るのです。」


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>>26
メール欄にsaga

荻野「こら!黒木!なに居眠りしてんの!!」

黒木「すすみません!?」(くそっ,私としたことが・・・)



(放課後)

黒木(さっきの授業・・・なにか夢を見てたはずなんだが,思い出せない)

真子「じゃあ帰ろっか」

黒木(それも,なにかとても大事なことに気づかされたような・・・)

ゆり「あっ,吉田さん」

吉田「おー,お前らか」

黒木(・・・まあいいや)




>>39 ですよね,ありがとうございます!

これで終わりです。

最後まで読んでくれた皆さんありがとうございます。

返事遅れましたが>>30もご指摘有り難うございます。まあ確かに若すぎるよねw

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