俺「弁護側はモノクマを信犯人として告発します!」モノクマ「!?」 (18)

裁判長「それでは・・・審理を再開します。準備はできていますかな?」

俺「弁護側、準備完了しています」

友達「検察側・・・もとより。」

裁判長「さて・・・今回の審理の内容は・・・なんでしたかな?」

誤字しっかりしろよ

モノクマがなぜのぶよ復帰作に選ばれたか

俺「え」

友達「ムウッ」

裁判長「?」

俺「裁判長!頼みますよ!現時点では被告の両親を殺したということで霧切さんが被告になってるじゃないですか!」

友達「おのれ裁判長!」

裁判長「ああ!そうでしたな。たしか今回は霧切響子さんが両親を殺害したとの被告が・・・」

俺「裁判長・・・歳なのはわかりますがお願いしますよ・・・」

友達「ウム。俺の言うとおりだな。ヘタをすれば誤った判決をしかねない」

この裁判長てサイバンチョだろ

裁判長「いやはや。最近は年でしてな。孫の言ったことをすぐに忘れてしまいますぞ」

友達「裁判長・・・できれば大人しくしていただきたいのだがいいだろうか?」

裁判長「わかりました」

友達「それでは・・・被害者は霧切仁。被告の父親だ。」

友達「そして・・・その死体の第一発見者である桑田怜恩に証言をしていただこう」

桑田「・・・・・・。」

裁判長「それでは証人。職業と名前をお願いしますぞ」

桑田「オレは桑田怜恩だ。高校野球やってんだ」

裁判長「野球ですか。そういえばこの前に孫と野球を・・・・」

2人「異議あり!」

俺「裁判長!」

友達「おのれ・・・!」

裁判長「ちょっとした小話で証人の緊張を・・・」

俺「裁判に緊張もなにもないですよ!」

友達「・・・・・・。頭痛が痛いな」

裁判長「それでは・・・証言をお願いできますかな?」

桑田「おうよ!まかせとけ!」

俺じゃなくてナルホドくんにすればいいのに

桑田「オレは当日の夜に学園の中を散策してたんだよ!」

俺「待った!」

俺「なぜ夜中なんかに学園内を?」

桑田「いや・・・暇だったんだよ。なんとかカギ外して部屋抜け出したんだよ。」

桑田「それで・・・」

桑田「廊下歩いてたら1つだけ半開きのドアがあったんだよ。」

桑田「当然オレは部屋に入ったさ。そしたら被害者のおっさんが血まみれで
倒れてるじゃねえか!」

桑田「これでオレの証言は終わりだぜ・・・・。」

俺(何かおかしいな・・・。たしか被害者は・・・・)

俺「証人。ドアを見つけて部屋に入ったところからお願いします。」

桑田「おう!」

桑田「廊下歩いてたら1つだけ半開きのドアがあったんだよ。」

桑田「当然オレは部屋に入ったさ。そしたら被害者のおっさんが血まみれで
倒れてるじゃねえか!」

俺「異議あり!」

俺「証人。証言は正確にお願いします。」

桑田「え?」

友達「フッ・・・見苦しいな。死体を見つけたことの何がおかしいと言うのだ?」

俺「たしかに証人が死体を見つけたのは事実だ。おかしいのは死体の状況なんだよ」ニヤリ

俺「この現場の写真を見てください。」

俺「このとおりに被害者は骨になっています。もうお分かりですね?」

俺「なぜ血まみれなんですか証人!」

桑田「ええええええええええええええええええええええええええええええ」

桑田「でもよお!オレが見たときは確かに血まみれだったぜ!なんで骨なんだよ!」

裁判長「そうですぞ!弁護人!」

俺「おそらく・・・犯人は最初に被害者を殺し・・・あとから処理を
しようと考えたと思います。」

俺「そして犯人が一旦席を外している時に証人は部屋を覗いてしまった・・・」

俺「つまり!証人は殺された直後の死体を見ていたことになります!」

桑田「嘘だろ・・・・」

俺「ですが・・・証人が犯人とは言い切れません。」

友達「フム・・・根拠は?」

俺「ここに各部屋の入退出の記録があります。これは部屋にあるカウンター
と監視カメラのデータ2つです。そして・・・照合した結果・・・矛盾はありません。」

俺「そして時間は就寝時間。証人が部屋に戻っていた
あとも自由に動き回れていた人物・・・」

俺「もうおわかりですね?」

俺「いつでも自由に動き回れる・・・学園長しかありえません。つまりは・・・」

俺「弁護側はこの事件の真犯人としてモノクマを告発します!」


友達「な・・・・」

桑田「な・・・・」

裁判長「なんですとおおおおおおおおおおおおっ!!!」

友達「ありえん!」

俺「異議あり!」

俺「友達検事・・・モノクマには人を殺すのは愚か
いくらでも死体を偽装をできる方法があるだろ?」

友達「例のお仕置きか・・・・!」

友達「だが・・・あんなにロケットを飛ばしたのなら音が大きいはずだが?」

俺「いいや。先程も説明しましたが・・・事件の起こった部屋は
防音設備があります。そして・・・各々の部屋にも防音設備がついているんですよ!」

友達「なんだとおおっ!!」

裁判長「フム・・・ということは防音のせいでロケットの音が聞こえないと?」

俺「はい。そして弁護側はモノクマへの尋問の許可を要請します!」

裁判長「よろしい。それでは係官!モノクマさんを証言台にお願いします」


モノクマ「・・・・・」

俺「・・・・・」

友達「・・・・」

裁判長「・・・・」

裁判長「係官。みかん箱を証人に・・・」

係官「はい」

裁判長「それでは。名前と職業を」

モノクマ「なんだとー!学園長には敬語をつかえー!」

俺(やりにくそうだな・・・・)

友達(なんという図々しさだ・・・)

裁判長「失礼しました。それでは氏名と職業をお願いできますかな?」

モノクマ「それでは直々に証言をしてあげます!」

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