十神「暇だ。苗木、とりあえず誰かを丸刈りにするぞ」 (1000)

苗木「いいねぇ、それ!」

十神「だろう?」フン

苗木「じゃあ誰にする?」ワクワク

十神「そうだな。お前は誰がいい?」

苗木「ボクが決めていいの?んーと、それじゃあね……」

苗木「>>4とかどうかな?」

トガミ

苗木「十神クン、キミとかどうかな?」ハハハ

十神「………なんだと?」

苗木「十神クンを丸坊主にしよう!」

十神「おい冗談はやめろ」

苗木「何言ってるんだよ十神クン!」

苗木「キミが言い出したことじゃないか」カチッ バルルルルルル!

十神「き、貴様!よせ!やめろ!!」


ギャリギャリギャリギャリギャリ!!

十神「苗木貴様ぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

十神「……」ツルッツルーン

苗木「うお、まぶしっ」サッ

十神「……おい」プルプル

苗木「ああ、ゴメンゴメン。でも悪いけど安価は絶対なんだ」

苗木「それは十神クンなら分かってくれるよね?」

十神「ああ、分かってるさそれぐらい…!」イライラ

十神「ええい!むしゃくしゃする!さっさと次いくぞ!」

苗木「じゃあ次は>>14でいこうか」

桑田

苗木「じゃあ次は桑田クンでいこうか」

十神「桑田か……急に髪伸ばして色気づきだした奴には丁度いいな」



苗木「おーい、桑田クーン!」

桑田「あん?何だ苗木と……だっはっはっはっは!!何だ十神!!その頭!」

十神「……」

桑田「イメチェンにも限度があんだろ!ぎゃっはっはっはっは!!腹いてぇ!」

十神「フッ」カチッ ブェェェェェッェェン!!

桑田「ん?何でバリカンなんて持ってんd」

ジョリジョリジョリッ!!

桑田「」

桑田「あああああああああああぽおおおおおお!!!」

十神「苗木、抑えておけ」

苗木「うん」ガシッ

ジョリジョリジョリ!!

桑田「やめろおおおおおおお!!せっかく伸ばした髪がァァァッァァァ!!」

十神「いちいちうるさい奴だ」

十神「サービスで髭も剃ってやろう」ジョリジョリジョリ

桑田「やめてくれええええ!!!もうあのダサいオレには戻りたくないいい!!」

桑田「……」ツルッピッカーン

苗木「うん、キミはやっぱりそっちのが似合うよ!」

十神「野球地らしくなったじゃないか」

桑田「このアホ!!これじゃあ何のオシャレもできねぇじゃねぇかよぉ!!」

桑田「ああ、絶対笑われる……みんなに笑われる…舞園ちゃんからも…」

十神「おい貴様」

桑田「あん!?んだよ!」

十神「俺たちと組む気はないか?」

桑田「……あぽ?」

桑田「なっ…何言ってんだテメー!!んなこと!」

十神「これからお前は数か月、周りの奴らがオシャレしている間ずっと笑われっぱなしでいいのか?」

桑田「ぐっ…!」

十神「髪があるヤツが憎い……貴様もそうは思わないか?」

桑田「………」

十神「こっちへ来い」スッ

桑田「!?」

十神「俺が導いてやる、十神の名にかけて!」

苗木(髪無いけどね)

桑田「……へっ」

桑田「一時だけだぜ?」ガシッ

十神「そうと決まれば話は早い。次のターゲットを探すぞ」

桑田「そのターゲットって誰にすんだよ?」

十神「苗木、答えてやれ」

苗木「えっと……次は>>26じゃないかな?」

セレス

苗木「えっと……次はセレスさんじゃないかな?なんとなくだけど」

十神「フッ。苗木、貴様は中々センスがいいな」

苗木「でしょ?」

桑田「うっし!!じゃあさっそくセレスの毛刈りだ!!」


―食堂

苗木「セレスさーん!

桑田「ちーっす!」

十神「………」

セレス「あら、みなさんそろってわたくしに何か御用ですか?」

苗木「用っていうかなんて言うか」

セレス「?」

苗木「その髪の毛、いただくよ」カチ ギャィィィィィィィィィン

セレス「は?……というか、どうして十神君と桑田君は頭髪が」

桑田「そのウィッグ邪魔だーーーい!!」ブチブチッ

セレス「痛っ!!!」

桑田「あ、やっべ。地毛もちょっと抜けた」

セレス「このビチグs!」

ジョリリリリリリリリリ!!

苗木「おお!流石女の子!!よく剃れる剃れる!」

セレス「………」

セレス「……は?え?」

セレス「…え?」

十神「はははは。おかっぱの次は坊主頭か」

セレス「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!??」

セレス「やめろやぁぁぁ!!離せってええええ!!」ジタバタ

十神「恐喝のフリなどいらん。大人しくしていろ」

セレス「ちっげええええよ!!マジやめろってえええ!!」

桑田「いやー、ここまで剃ったらもう全部剃っちまえよ」

苗木「もう全部剃り終わるからねー」ジジジ

セレス「やめっ……ごほっ、ごほっ!!」

苗木「大声出しすぎだよセレスさん」

セレス「ひぐっ…!ぐすっ!やめ…て!!」ジタバタ

セレス「………」キラーン

十神「……くっ」クス

桑田「だーーっはっはっはっはっは!!」ケタケタ

苗木「あーーーーーっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!!!!」ゲラゲラゲラ!!

セレス「ひどい…あまりにもひどいですわ……」

苗木「っはっはっはっはっは!!……ん?」

セレス「髪は女の命ですのに……もうゴスロリファッションができません…」シクシク

十神「意外だな。激怒して殺しに来ると思ったが」

桑田「それどころじゃ無いんじゃね?」

苗木「セレスさん人一倍ファッションに気を使ってたもんね……ププ」

十神「セレス」

セレス「………」シクシク

十神「お前は世界が憎くないか?」

セレス「……はっ?」グスッ

十神「今はそれどころじゃないだろうが、そのうち思い知る」

十神「周りの女の子は巻き毛やらストパーやらで色気づく中……」

十神「どうして自分だけが毛が無いんだと!!」

セレス「!!」

十神「俺たちの仲間になれ。そして世界に復讐するんだ」

桑田「ああ!全てのフサフサ共にな!!」

セレス「……復讐」

レス「……ふふふふ」

セレス「分かりましたわ」

苗木「…セレスさん!」

セレス「このセレスティア・ルーデンベルク……微力ながらお手伝いいたしましょう」

十神「よし。これで着々と毛刈り隊が盤石になりつつあるな」

セレス「ただし、一つ条件があります」

十神「何だ、言ってみろ?」

セレス「……その、せめてウィッグをつけさせてください」

セレス「わたくしも一応女ですので」

十神「ウィッグか、そういえば桑田が>>55の髪型をしたカツラを持っていたな」

むくろ

桑田「おう、たしか戦刃みてーなウィッグあったはずだぜ」ゴソゴソ

苗木(持ち歩いてるんだ……)

桑田「ほら」

十神「これにお前がつけていたクロワッサンをつければ……」

苗木「あ、ほぼ元通りのセレスさんだね。しかもそっちのが可愛いし」

十神「よかったなセレス」

セレス「……ふふ。まぁ、よしとしましょうか」

セレス「それでさっそく、誰の毛を刈るのですか?」

十神「この流れからきて…」

桑田「>>65だろ!!やっぱ!」

苗木

桑田「苗木だろ!!やっぱ!」

十神「おい苗木、どこへ行く?」

苗木「え゛!?いや、ちょっとトイレに」

セレス「わたくし達は一心同体」

セレス「ならば形も同じであるべきですわよね?」ニコッ

苗木「いやー…あはははは」

苗木「勘弁してよおお!!」ダッ

桑田「あーー逃げた!!」

十神「逃がすか!!」

桑田「ったく……手間ぁ取らせやがって!!」

セレス「逃げられると思って?」

苗木「ボクを丸坊主にしたら霧切さんと舞園さんが悲しむよ!!」

十神「セレス、やってみるか?」カチッ ヴィォォォォォォォォン

セレス「ええ」ニコッ

セレス「大丈夫ですわ苗木君。わたくし芸術には心得がありますの」ヴィォォォォォン!!

苗木「ちょ、やめ!せめてアンテナは!アンテナだけは!!」


アーーーーーーーーッ!!

苗木「全く……この世界に希望なんかありゃしないよ、絶望的だね」ブツブツ


十神「と、これで晴れて真の仲間になった苗木は放っておくとして」

桑田「次は誰にするかだなー」

セレス「次はわたくしが選んでもよろしいですか?

十神「構わん。言ってみろ」

セレス「>>85ですわ」ニヤ

あさひな

セレス「朝日奈さん、ですわ」ニヤ

十神「朝日奈か……」

桑田「アイツ自体はいいとして……」

苗木「問題は大神さんだね。二人はいつも一緒にいるから」

セレス「あら?もう復活なされたのですか?」

苗木「うん。だってさ、希望は前に進むんだ!!」キランッ!

セレス「うっ!」

セレス(なんと眩しい光……まさに希望!)

苗木「とりあえず、大神さんはボクがひきつけるよ。その間に頼むよ」

桑田「うっし!!任せとけ!」

―プール

朝日奈「苗木、さくらちゃんに何の用があったんだろう」

朝日奈「もしかして……恋バナとか?」エヘヘ

桑田「はい!!突撃隣の水泳部ぅ!!」

朝日奈「うわっ!?桑田……と、十神?」

朝日奈「ぷっ……あっはっはっはっは!!何その頭!カツラー?」

セレス「朝日奈さん」カチ

朝日奈「あー、もうセレスちゃん見てよ!この二人!やばk」

ジョリリリリリリリリリ!!

朝日奈「やば…く…ない?」

セレス「あら、髪が濡れているせいか手が滑りましたわ」

桑田「ぎゃははは!おいおい、落ち武者みてーになってんぞ!」

朝日奈「……なにしてんのさ?」プルプル

十神「見てわからんか。断髪式だ」

朝日奈「誰が……頼んだの、こんなこと?」

セレス「続けますわよ。桑田君、おさえていてください」ヴェェェェェェェン!!

桑田「よっしゃ!!」

朝日奈「きゃっ!!」

十神「大人しく我が毛刈り隊の軍門に加われ。そうすれば悪いようにはせん」

朝日奈「意味わかんない!!離して!離してよ!!」

ジョリリリリリリリリリィィィ!!!

朝日奈「やだやだ!!やだってばああ!!」

朝日奈「助けてっ!!さくらちゃん!!」






大神「むっ!?」

苗木(ヅラ)「どうしたの大神さん?」

大神「朝日奈が……危ない!」

苗木「!」

苗木(まずい、ここで引き止めないと…失敗しちゃう!)

苗木「何言ってんのさ、気のせいだよ!」

大神「いや!確かに聞こえた……急がねば!」バッ

苗木(チッ、仕方ない)カチッ ドルルルルルルルル!

苗木「えいっ!」ブンッ!!

大神「なっ!?」サッ

苗木「……へぇ、よくかわしたね。今の」

大神「苗木……何か知っているな!」ジリッ

苗木「さぁねぇ」ジリッ

苗木(ここで時間稼ぎ…あわよくば…)

苗木(大神さんを刈る!!)


勝敗>>105

苗木の勝利





苗木「大神さん」

苗木「キミとボクとの差を教えてあげようか…?」

苗木「それは、『守るものがあるか無いか』の差だよ」

苗木「失うものを無くしたボクらに敵はない」

大神「おの……れ!!」ツルッピカーーン

大神「逃げろ…あさ…ひ…な!」ドサッ

苗木「さて、それじゃあボクもあっちに参加しようかな」

―プール


ガチャッ

朝日奈「さくらちゃん!?」グスッ

苗木「やぁ、もうだいぶすすんでいるみたいだね」

セレス「もう仕上げですわ」ドルルルルルル

朝日奈「……え?なえ…ぎ?」

苗木「大神さんなら、ここにいるよ」ポイッ

ドサッ

大神「」ツルツルン

朝日奈「さくらちゃん!?」

苗木「残念だけど、朝日奈さん。ツルツルになろう!」

朝日奈「いや……いや…」

朝日奈「いやあああああああああ!!」

朝日奈「うぇぇぇぇぇぇん!!」ツルピッカー

十神「これで俺たち毛刈り隊に逆らうことがどんな意味を成すか分かっただろう?」

セレス「さぁ、あなたも」スッ

朝日奈「いやだああっ!!」バシーン

セレス「いっ!」

セレス「てええな!!下の毛も剃ってやろうか?ああん!?」

朝日奈「ひっ!」ビクッ

苗木「脅しちゃダメだよセレスさん。ボクに任せて」

セレス「……分かりましたわ」

苗木「朝日奈さん」

朝日奈「えぐっ、えぐっ……話しかけないでよぉ」

苗木「実はこれ、ボクもヅラなんだ」ピッカー

朝日奈「えっ!?」

セレス「……わたくしもですわ」ピカリーン

朝日奈「セレスちゃん!?」

苗木「ボク達毛刈り隊はね、平等な社会を作るために結成したんだ」

苗木「髪があったら、いくら綺麗ごとを言っても……どこかで必ず平等さがなくなっちゃう!」

苗木「そんなのホントに希望がある世界と言えるのかい?」

朝日奈「???えっ???」

朝日奈「言ってることがよく……?」

十神「苗木の言うとおりだ」

桑田「オレたちも最初は戸惑った。だけどやっと気づいたんだ!」

セレス「ワンフォアオール、オールフォアワンですわ」

大神「あさ…ひな…よ!耳を……かしては」

朝日奈「ええと、私バカだからよくわかんないけど……毛刈りっていいことなの?」

十神「当然だ。この俺が言うのだ、間違いない」

苗木「さぁ、朝日奈さん。この手を取って」スッ

朝日奈「………うん!」ギュッ

苗木・十神・桑田・セレス(勝った)

朝日奈「ええと、その、仲間になるのはいいんだけど」

苗木「どうしたの?何か問題でも」

朝日奈「さくらちゃんは……入れてあげないの?」

十神「無理だな。あいつだけは不可能だ」

セレス「同感ですわ」

桑田「無理無理!ゼッタイ無理だって!」

朝日奈「え、どうして!?」

苗木「彼女には毛刈り隊の資格がない……というか、素質が無いんだ

苗木「こればっかりは仕方ないよ」

朝日奈「そんな……」

桑田「……」

桑田「その、朝日奈」

朝日奈「……なに?」

桑田「>>145のカツラあげるから元気出せよ!お前らしくねーぞ!」

さくらちゃん

桑田「大神のカツラあげるから元気出せよ!お前らしくねーぞ!」

朝日奈「………そうだよね」

朝日奈「こんなの、私らしくないよね!ウジウジしてたらさくらちゃんに怒られちゃう!」カポッ

十神「ほお、まぁまぁ似合ってるじゃないか」

朝日奈「よーーし!!さくらちゃんのカツラかぶったら元気わいてきたーー!!」

セレス「その勢いですわ」

桑田「よっしゃ!!じゃあ次行くぞ次!」

苗木「朝日奈さん、指名してみなよ」

朝日奈「え?入ったばっかだけどいいの?」

朝日奈「よーし、じゃあ>>157でいこっかー!」

葉隠

朝日奈「よーし、じゃあ葉隠でいこっかー!」

苗木「異議なし」

セレス「異議なしですわ」

桑田「異議なーーし!!」

十神「決まりだな」

セレス「わたくし、あの髪型鬱陶しいって思ってましたの」

朝日奈「あ、私も!私も!」

苗木「ボクもだよ」

桑田「それはオレも!!」

十神「これは刈りごたえがありそうだな」

―娯楽室

葉隠「オレを呼び出して、みんなどうしたんだべ?」

桑田(ヅラ)「ああ、ちょっと用事があってな」

葉隠「ひょっとして全員オレに占ってほしいのか?全く仕方ねえべ」ハハハ

葉隠「なら一人一万円かr」

ジジョリ!!

葉隠「……だべ?」

苗木「ダメだ。普通のバリカンじゃ無理だね」

十神「どけ。十神家特注のバリカンで俺が直々に刈ってやる」ガチッ!! ヴオオオオオオオオン!!

葉隠「ちょ、なにしてるんだべ!!」

桑田「おい!あぶねーから大人しくしてろって!!」

葉隠「たっ助けてくれええええええ!!」

十神「いくぞ!!」ヴオオオオオオオン

ギャリギャリギャリギャリ!!

葉隠「ひええええええええ!!」

朝日奈「あっ、もうばっちいからコッチ飛ばさないでよ!!」

セレス「まるで一本一本が縄みたいですわね」

葉隠「お前ら最悪だべ!!人間のクズだべ!!」

苗木「強にしとこうか」ピッ

ギギギギャオオオオオオオオオオン!!

葉隠「だべべべええええええ!!」

葉隠「毛が……ないべ」

葉隠「ひどいべ、ひどいべ!」

セレス「よかったですわね。これでさっぱりしましたわ」

朝日奈「私はそっちのがいいと思うなぁ」

苗木「それに賛成だよ!」

桑田「んじゃオレも」

葉隠「え?そ、そうか?そう言われてみれば中々イケテてる気が」

十神「よかったな。これでお前も毛刈り隊に入る気になったか?」

葉隠「毛刈り隊?」

セレス「とりあえず入っておいたら儲けれますわよ?」

十神「で、どうする?入るか?」

葉隠「そりゃもっちろん入るべ!!」

葉隠「そんで、毛刈り隊って何をすればいいんだべ?」

桑田「決まってんだろ?毛を刈るのよ!」

葉隠「え?そんだけか?」

十神「分かっていないな。それだけのことでもできない奴はいるのさ」

セレス「試しに葉隠クンにやらせてみませんか?」

朝日奈「そうだねー。じゃあ葉隠は誰の毛を刈りたい?」

葉隠「んー、急に言われても困るべ」

葉隠「でもあえて言うなら>>194っちだべ!」

大和田

葉隠「でもあえて言うなら大和田っちだべ!」

十神「あのプランクトンか……」

葉隠「いつも整えてるリーゼント剃ったら、どんな反応するか楽しみだべ!」

セレス「確かに。それはそれでおもしろそうですわね」

朝日奈「でも相手は大和田だよー?葉隠なんかすぐにやられちゃいそー」

桑田「あいつに勝てるのって大神ぐらいじゃねーの?」

葉隠「えーと、剃るのはオレなんだよな?」

朝日奈「うん」

葉隠「無理だべ!!ゼッタイ殺されるべ!!」

桑田「お前が言ったんだろ!!」

十神「いや、いるじゃないか 一人だけ。大神に勝った奴が」

朝日奈「さくらちゃんに勝ったって……ひょっとして苗木のこと?」

苗木「え?ボク?」

十神「現段階で一番大和田を刈れる可能性が高いのはお前しかいまい」

苗木「ちょっと待ってよ。大神さんの時はホント幸運だったから!」

葉隠「大丈夫だべ!オレの占いによると、苗木っちは三割で勝つべ!」ツルン

セレス「頼るしかありませんわね、貴方自身の幸運に」

桑田「男なら一発やってこい!!」

苗木「わ……分かったよ」

苗木「ボクにしかできないなら、やるしかないよね!

―体育館

大和田「果たし状、か……えらく気合い入ってんなと思ったが、よりによってオマエとはなぁ」

大和田「苗木!!」ドン

苗木(やっぱり大和田クン怖いなぁ)

苗木(でも、やるしかないんだ!)カチッ バリバリバリバリバリ!

大和田「もしオレ俺が負けたら、オメーの舎弟になるって条件受けてやんぜ!」

大和田「ただしオメーが負けたら一生パシリだからな!」

苗木「いくぞ!大和田クン!」

大和田「来いゴルァ!!」


>>215
勝敗

相打ち






苗木「ああ……やっぱりダメだったかぁ…」

ドサッ

大和田「………」

大和田「苗木……テメェ、やるじゃねぇか」ボロボロ

大和田「ぐはっ」

ドサッ

セレス「相打ちですか……」

桑田「すげぇ!オレ感動しちまったぜ!!」

朝日奈「うんうん!男同士の喧嘩って中々アツイね!!」

十神「大和田が気絶しているうちに剃れ、葉隠」

葉隠「え?いいんだべか?」

十神「苗木が作ったチャンスを無駄にするな!急げ!」

葉隠「わ、分かったべ!」カチッ ブゥゥゥゥゥゥゥン!!

葉隠「すまんべ、大和田っち」

ジョリリリリリリリリンンンンン!!!!

桑田「あーあ、トウモロコシがさとうきびに」

朝日奈「私、苗木を保健室に連れて行ってくるね」

十神「ああ」

苗木「……ぅ」

朝日奈「こんな小さい体で……あんな大きい大和田と互角なんてすごいよ」

十神「それが毛刈り魂だ!」

―保健室

苗木「……う」

大和田「よぉ、目が覚めたか?」ツルッピカーーン

苗木「大和田クン!?その頭!」ガバッ

大和田「苗木!オレも毛刈り隊に入れてくれ!」

苗木「えっ…えええ!?それはいいけど、どうして?」

大和田「オメーみてーなちっこい奴でも、何でそんなに強くなれたのか知りてぇんだよ!」

苗木「大和田クンだって十分強いじゃないか!」

大和田「色々言いてぇことあるけどよ……まぁ、それは時が来たら話すぜ」

大和田「これから頼むぜ、兄弟」スッ

苗木「……うん、頼むよ!」ガシッ

桑田「毛刈り隊も中々増えてきたなー」

十神「あとは舞園、霧切、山田、石丸、不二咲、江ノ島、戦刃、腐川ぐらいか」

苗木「大和田クン、誰から刈りたい?」

大和田「あん?オレが選んでいいのか?」

大和田「ならやっぱ>>236だろ!!!」

ジェノサイダー翔

大和田「ならやっぱジェノサイダ翔ーだろ!!!」

葉隠「なんでよりによってそのチョイスだべ!?」

十神「チッ、またメンドクサイ奴を……」

朝日奈「ねぇ大和田、なんでアイツなの?」

大和田「今更だけどよぉ、校舎ん中にあんなヤツ放っておけるワケねーだろ!」

大和田「毛刈り隊にぶち込んで更生させたらァ!」

セレス(あなたが言えた事ではありませんわね)

苗木「でもやっぱりジェノサイダーってなると……」チラ

朝日奈「うん」チラ




十神「俺はやらんぞ!」

セレス「貴方以外に適任がいるとでも?」

桑田「オレらだったら刈る前に殺されるだろうしな」

十神「アイツは毛刈り隊には入れん。うっとおしくてかなわん」

葉隠「いくしかないべ十神っち」

大和田「テメーも男だったら根性見せろや!」

朝日奈「あんた以外いないじゃん!!」

苗木「十神クン、頼むよ。安価は絶対なんだ

十神「………」

十神「チッ、仕方ない」

―廊下

十神「おい!」

ジェノ「あっら!白夜様ぁ、わざわざあたしに会いに来てくれたってカンジぃ?!」

十神「…髪を刈らせろ」カチッ ブルンブルンンンンン!!

ジェノ「え、なにそれ新手の告白!?もう白夜様ったらだいたーん!」

ジェノ「白夜様が望むならこんな髪いくらでもあげるのにぃ!でもタダであげるのはつまんないし?」

十神「何だと!?」

ジェノ「白夜様の髪も頂戴ぃ!!」ジャキン

十神「悪いな。もう無い」カポッ

ジェノ「」

ジェノ「え?ハゲ?」

ジェノ「どいうこと?何で白夜様がハゲ夜様に?」

十神「刈らせてもらうぞ」ビィィィィィン!!

ジョリジョリジョリ!!!!

ジェノ「まーハゲでもいいけどさー」

ジェノ「あー、でもなんか殺る気失せたー」ツルンツルン



十神「と、いうことで……コイツも今日から毛刈り隊の一員だ」

ジェノ「よろしくお願いしまぁぁんす!!」ゲラゲラゲラ

ジェノ「ハサミの使い方であたしの右に出るヤツはいねーから安心してねぇぇ!」

セレス「うるさくなりそうですわね…静かにお茶もできませんわ」

ジェノ「うっせハゲ!ぶっころぉすぅぞ!」ゲラゲラゲラ

苗木「そ、それでジェノサイダー翔」

ジェノ「んんー?どうしたのぉまこちん?」

苗木「キミは誰の毛を刈りたいんだ?」

ジェノ「べっつにー、白夜様以外いないんだけどさぁ」

ジェノ「まぁどうしてぇもって言うなら>>259?」

ちーたん

ジェノ「まぁどうしてぇもって言うならちーたん?」

ジェノ「あのビビった顔とかマジ燃えるわぁ!!

大和田「おい、不二咲か!?」

苗木「不二咲さんみたいだね」

桑田「不二咲は…なんつーか、可哀想な気が

セレス「ここでそんな甘い考えは通用しませんわ」

朝日奈「かわいそうだけど、これも世界のためだもんね」

十神「相手が誰であろうと実行する、それが俺達の使命だ」

十神「行って来い!ジェノサイダー翔!!」

ジェノ「あいあいさーー!!」

―脱衣所

不二咲「…んしょっと、えへへ」

不二咲「今日の髪型、ちょっとはは男らしいかな?」

ジェノ「ダーメダメダメ、ちーたんそれ逆に可愛すぎだわ」

不二咲「ふぇ!?ジェ、ジェノサイダー…さん?」

ジェノ「と、いうことで今からちーたん断髪式を行っちゃいまーすぅぅぅ!!」ジャキンッ

不二咲「断髪式って、ええええええ!?」

ジェノ「んじゃいただきまぁぁぁす!!」

不二咲(とっ、とりあえず逃げないと!!)

ガッ

不二咲「ひっ!」

ジェノ「逃がさないわよぉん!!」ジョキッ

不二咲「あっ!」

ジョキジョキジョキ!!

不二咲「たっ…助けて大和田君!!」

ジェノ「もんたんなら、れおたんとウィッグ作ってるしぃ?」

ジェノ「諦めなって!ギャハハハハハ!!」ジョキジョキ

不二咲「いっ…やだぁ!!嫌、だあ!!」

ジェノ「ついでに下のおけ毛も、綺麗にしましょねぇ」

不二咲「!?」

不二咲「それだけはやめて……っ!お願いだよぉ!!」ウルウル

ジェノ「あっ!ぷっつーん!ときちゃった」

ジェノ「ちーたんのギャラン……」

ジェノ「切らせていただきまぁぁす!!」ギャランギャラン!!


いやぁぁぁぁぁぁっ!!



不二咲「………」ツルッツルーン

不二咲(うう…上も下もスースーするよぉ)

大和田「お、おう…似合ってるぞ不二咲」

桑田「あ、そっちの髪も中々いけてんじゃんか」ヒクッ

葉隠「前の方がいいべ」

不二咲「!!」ビクッ

朝日奈「バカ!!」ゴンッ

葉隠「いて!!」

ジェノ「あれ?ちーたんひょっとしてお気に召さなかった?」

不二咲「みんな……どうしてこんなことを?」

大和田「強くなるためだ」

不二咲「えっ!?」

大和田「不二咲、オメー強くなりてぇんだろ?」

不二咲「そ、そうだけど……丸刈りと関係あるのかな?」

大和田「強くなりてぇなら、頭の毛ぇ剃って毛刈り隊に入る!それが一番の近道だ!」

不二咲「そう…なの?」

十神「ああ。そいつはバカだが今行ったことは何一つ間違っちゃいない

不二咲「……うん」

不二咲「……ボク強くなりたい!」

苗木「ようこそ、毛刈り隊へ」

朝日奈「一名様ごあんなーい!!」

不二咲「えへへ」

大和田「オメーならそう言うと信じて、ウィッグも作ってたんだよ」

不二咲「え?」

桑田「入隊記念プレゼントだぜ。>>291の髪型のカツラ」

ちーたん

桑田「入隊記念プレゼントだぜ。不二咲の髪型のカツラ」

不二咲「え?あ、ああ!うん。ありがとう」

葉隠「オレのアイデアだべ!」

朝日奈「あきれた。もう、何がしたいの?」

セレス「結局、元の不二咲さんですわね」

不二咲(ホントは朝日奈さんがしてるやつがよかったなぁ…)

大和田「まぁいいじゃねぇか、これが一番落ち着くぜオレは」

苗木「そうだね。セレスさんも同じようなものだし」

十神「茶番はそこまでだ。いよいよ大詰めだぞ」

桑田「舞園ちゃんにだけは逃げきってほしいな」

苗木「そういえば、まだ霧切さんと舞園さんも選ばれてないのか」

桑田「で、次誰にするよ?オレは舞園ちゃん以外なら誰でもいいぜ」

十神「それを決めるのは不二咲だ」

不二咲「ふぇ?!ボク?」

苗木「さぁ、毛を刈りたい人の名前を言ってよ!」

不二咲「ええと、その」

朝日奈「だれだれ!?」

不二咲「…ボクには選べないよう」

十神「おい!それでも毛刈り隊か!」

不二咲「ごめんねぇ」

朝日奈「まぁいいじゃん?代わりに苗木選んであげなよ」

苗木「そうだね。じゃあ、仕方ないからボクが選ぶよ」

セレス「とっとと山田君を引き摺り下ろしたいですわね」

大和田「もう一人の兄弟に来てほしいぜオレは!」

桑田「苗木ぃ!舞園ちゃんだけは勘弁してやってくれ!!」


苗木「じゃあ、>>314で」

霧切

苗木「いよいよやってきました霧切さんで」

葉隠「霧切っちか、中々手ごわそうだべ」

朝日奈「霧切ちゃん髪綺麗だもんね」

セレス「わたくしとしては、あのクールな表情がどうなるか……楽しみですわね」

桑田「舞園ちゃんじゃなくてよかったけど…霧切も可愛いしなぁ、なんか惜しいぜ」

十神「勿論実行する人物は……まぁ、言わなくてもわかるなお前ら」

大和田「苗木しかいねーな」

不二咲「が、がんばって苗木君!」

苗木「よーし!ボクと霧切さんの真剣勝負だ!」

すまんべ、少し寝る
スレ午後4時頃にまた建て直しまふ

桑田ウザイな…千本ノック用意しとくか

―弓道場

霧切「苗木君の癖に、私を呼び出すなんて生意気ね」

苗木「あはは、きてくれて嬉しいよ霧切さん」

霧切「それで……私に何の用かしら?」

苗木「要件っていうのはね」

苗木「実はさ、今回霧切さんを毛刈り隊に入隊させようかと思ってるんだ!」

霧切「………は?」

霧切「毛刈り……何て?」

苗木「まぁ座って座って!」グイッ

霧切「きゃ!?」

苗木「じゃあその綺麗な髪、さっそく刈らせてね」カチッ ヴェェェェェェェェン!!

―弓道場

霧切「そんなもの出して……どうする気!?」

苗木「だから刈るんだよ、霧切さんの毛を」

霧切「じょ、冗談じゃないわ!」

苗木「観念しなって。みんな通ってきた道なんだからさ」

霧切「くっ……バカなこと言わないで!」

霧切「髪は女の命なのよ!!嫌に決まってるでしょ!」

苗木「もう逃げ場はないよ、諦めなって」

霧切(いや……苗木君の力なら、逃げられる!)

苗木「そぉれ」

ジョリジョリジョリッ!!

霧切「あっ」

霧切「~~~???!!」

苗木「霧切さん髪綺麗だねー」ジョリリリリ

霧切「あああ……あああ!!!」

霧切「わた、私の!…髪がぁぁ」プルプル

苗木「なーい」

霧切「このッ!!離しなさい苗木君!」ジタバタ

苗木「そのおさげも、いらないよね」ジョリリリン

霧切「や……め!!」

ボトッ

霧切「な…さ…」

苗木「それじゃあラストスパートいくよ!!」

霧切「やめて!!これ以上は本当に!!」

苗木「うおおおおおおおお!!」

ジョリリリリリリリ!!!!

霧切「いやぁぁぁぁぁ!!!!」



霧切「………」ピッカーン

苗木「大丈夫、丸坊主になっても可愛いよ霧切さん」

霧切「………」

苗木「霧切さん?」

霧切「………あなたとはもう仲間じゃないわ」

霧切「視界に入らないでちょうだい」

木「あ、ひょっとしてボク嫌われちゃったかなぁ?」

苗木「まぁいいよ別に。みんなはほぼボクの仲間だし」

霧切「……どういうこと?」

苗木「つまりはね霧切さん」

苗木「霧切さんを丸坊主にしようと企画したのはボクだけじゃないんだよ」

霧切「え……っ!?」

苗木「十神クンやセレスさん、朝日奈さんや不二咲クンも賛同してるんだよ!」

霧切「い、言ってることが理解できないのだけれど?」

苗木「それじゃあね、霧切さん」

苗木「キミがいくら他の人に詭弁を言っても、ハゲが何言ってんだって思われるだけだろうけど」

苗木「もしキミがボクらの仲間になるんだったら、キミを救ってあげるけどね」

霧切「ふざけないで!誰がそんな組織に」

苗木「そう、それじゃあ仕方ないね」

苗木「ボク達ならハゲってバレない可愛いウィッグをプレゼントしたりもできるんだけど…ダメならなぁ」

霧切「!」

苗木「それでは周りの人に笑われるハゲライフを堪能してね、ばいばい」

霧切「……待って!」

苗木「ん?聞こえないなぁ?」

霧切「待って……待ってください!!」

苗木「………」ニヤリ

霧切「………」

霧切(父から捨てられ……手を火傷して……笑われて)

霧切(もう人からバカにされるのは……嫌だ…)

霧切「私も……仲間にして」

苗木「いいのかい?キミがさっきまで嫌悪してた組織に入るなんて」

霧切「………かまわないわ」

苗木「霧切さんらしくないよね。でもキミが入りたいっていうなら……」

霧切「何とでも言ってちょうだい」

霧切「私はもう、何も失いたくはないの」

苗木(髪は失ったけどね)

十神「よくきたな霧切。毛刈り隊へようこそ」

不二咲「よ、よろしくねぇ霧切さん」

桑田「霧切の丸坊主はなんつーか、あんま似合わねーなぁ」

霧切「みんな……苗木君の言ってたことは本当だったのね」

苗木「さっそく霧切さんには入隊記念としてウィッグをプレゼントしようと思ってるんだ」

霧切「えっ?」

苗木「桑田クン、用意できてる?」

桑田「おう!霧切の為に用意した>>467のカツラだ!!」

葉隠

桑田「おう!霧切の為に用意した葉隠のカツラだ!!」

霧切「………」

朝日奈「よりによって葉隠かー」

大和田「あれは無いな」

ジェノ「ねーよ!!ゲラゲラゲラ!!」

葉隠「何でだべ!!」

セレス「くすくす、霧切さんなら似合いそうですわね」

霧切「……ねぇ、ここにいるみんなって、その…まさかカツラなの?」

苗木「うん。そうだよ」カポッ

霧切「っ!」

霧切「おかしいと思ったわ。朝日奈さん大神さんみたいな髪してたし」

苗木「それにしても葉隠クンのカツラは酷いよね」

葉隠「おい」

苗木「じゃあもう一回」

霧切「いいわ、これで」カポッ

朝日奈「霧切ちゃん!?」

霧切「これは私がみんなに初めて貰った物だから」

霧切「どう、似合うかしら?」フフ

桑田「何かアメリカンギャングみてーだな」

苗木「ミステリアスからコメディにジョブチェンジしたみたいだよ」

葉隠「みんな何気にひどいべ」

霧切「それで?毛刈り隊って具体的にどんな活動内容なの?」

十神「指定した人物の髪を蹂躙し、素質があれば引き入れる。ただそれだけだ」

霧切「……なるほど」

苗木「霧切さん、キミが今もっとも毛を刈りたい人は誰?」

霧切「そうね……>>490とかいいんじゃないかしら?」

マイゾノさん

霧切「そうね……舞園さんとかいいんじゃないかしら?」

桑田「やめろおおおおおお!!」

霧切「!」ビクッ

桑田「ダメだ!!舞園ちゃんの髪だけは勘弁してやってくれェェ!」

桑田「全国何千万人の舞園ちゃんファンのためにも!」

大和田「ふん!」ゴッ

桑田「がっ!」

桑田「……あぽ?」ドサッ

十神「決まりだな。次のターゲットは舞園だ」

苗木「舞園さんか。アイドルだし発狂しそうだね」

十神「それでは、実行班を決めるか」

不二咲「舞園さんだったら……ボクはやめておこうかな」

大和田「オレもだ。まだ今はやめとくぜ」

苗木「じゃあ今回は女子にお願いしようかな」

十神「霧切、朝日奈、セレス、……ジェノサイダーはいいか」

ジェノ「マジっすかぁ?!まー白夜様といられればいいけどねん」

朝日奈「おっけー。任せといて!」

セレス「さて、それではアイドル様の毛刈りにいきましょうか」

朝日奈「よーし!がんばるぞー!ね、霧切ちゃんも」

霧切「ええ」

―舞園の部屋

舞園「女子会なんて久しぶりです、やっぱり楽しいですね」

朝日奈「男子がいないからねー。やっぱ平和だなあ」

セレス「たまにはこういうのも、よろしいですね」

霧切「……ええ、そうね」

舞園「ところで朝日奈さんと霧切さんは髪型変えたんですね」

朝日奈「えへへ、やっぱ分かっちゃう?」

セレス(分かるだろ)

舞園「お二人とも、とってもよくお似合いですよ」ニコッ

朝日奈「ありがと、舞園ちゃん!そんな舞園ちゃんにも吉報が!」

舞園「えっ、何ですか?」ワクワク

朝日奈「じゃーん!」カチッ ヴェェェェェェェン!!

舞園「バリカン?」

セレス「さ、大人しくしてください」ガシ

霧切「……許してもらおうとは思わないわ」ガシ

舞園「え?え?」

朝日奈「はーい、動かないでねー」

舞園「もう、冗談はやめてくださいよ!」アハハ

ジョリジョリジョリジョリ!!

舞園「………」

舞園「……えっ?」

舞園「あの…その…?」

朝日奈「舞園ちゃんの髪いい匂い。羨ましいなー」

舞園「なんですかこれ…?」

霧切「舞園さん、あなたの断髪式よ」

セレス「頭を綺麗にして心も体もすっきりしましょう」

舞園「……どうしてですか?どうして?こんな」

舞園「こんなことッッ!!離してくださいッ!!」

霧切「無駄よ。あなたの力じゃ振りほどけないわ」

セレス「これでも毛刈り隊ですから」

舞園「やだ!やだぁぁぁ!!やめて!!やめてくださいッッ!!」

舞園「許してよッ!!何でもするから、許してください!!」

朝日奈「ん?」

霧切「あなた、今なんて?」

舞園「何でもするから……許して」グスッ

セレス「今、『何でもする』っていいましたわね?」

舞園「え?」

朝日奈「毛刈り隊に入るなら許してあげるよ?」

舞園「毛刈り隊…?よくわかりませんけど、入ります!入りますから!!」

舞園「もう……許してください!」

霧切「ただし毛刈り隊に入るには条件があるの」

セレス「それはマルハゲであることですわ」

舞園「そんな……!!」

朝日奈「それじゃあ続行ぉー!」ヴェェェェェェン

舞園「あ、ああ……!許し…て!」

セレス「これも運命。諦めてください」



舞園「……」ツルッツルーーン

霧切「これは…ププッ…謝罪会見開くんじゃないかと勘違いされそうねっ」

セレス「笑ってはダメですわ…フフッ…霧切さん」

朝日奈「あっはっはっはっは!舞園ちゃんさいこー!」バンバン

舞園「……っ!!」ギリッ

舞園「……ぜったいにッ…許さない!!」

朝日奈「えー、そんな怖い顔してどったの」

舞園「どうして……っ!こんな酷いことができるんですか!!」

セレス「全ては世界の為」

舞園「…は?」

霧切「仕方なかったのよ」

舞園「世界の為?仕方が無かったですって?」

舞園「意味分かんないこと言わないでください!!」

セレス「じゃあ……これを見れば納得していただけますか?」カポッ

舞園「!?」

ちょっとだけ飯

舞園「セレスさん…髪が!」

セレス「わたくしだけじゃありません」

朝日奈「実はね、私もなんだ」カポッ

舞園「朝日奈さん!?」

舞園「じゃあ……」チラッ

霧切「ええ。ご察しの通り」カポッ

舞園「……皆さん」

舞園「髪は女の命ってわかってますよね!?何で自分の命を…!」

霧切「舞園さん、あなたも毛刈り隊に来れば分かるわ」

朝日奈「ダイジョブだって!みんなもいるから!苗木とかもいるし」

舞園「苗木君も……?」

舞園「信じられません…!」

霧切「それは後でわかるわ」

朝日奈「舞園ちゃんも毛刈り隊、入るんだよね?」

舞園「え?…そ、それは」

セレス「毛刈り隊はアイドル活動よりよほど有意義な活動をしてますわ」

朝日奈「それに慣れてきたら楽しいし!」

霧切「さぁ、この手を取りなさい」スッ

霧切「あなたの憎しみも全て包んで受け止めてあげる」

舞園「………」

舞園「私は……」

苗木「舞園さん、歓迎するよ!」

舞園「苗木君……ほんとに、毛刈り隊なんですね」

苗木「舞園さんが入ってくれて、嬉しいな」

桑田「ちきぢょおおおおおお!!舞園ちゃんの髪が!!」

桑田「ハゲになっちまったぁぁぁ!!」

舞園「……うぅ」

十神「騒ぐな。ちゃんと舞園のウィッグも用意してある」

十神「ほれ、>>546の髪をかたどったカツラだ」

セレス

桑田のカツラ渡したが、舞園は死ぬほど嫌だったので苗木妹のカツラ変更

十神「ほれ、セレスの髪をかたどったカツラだ」

セレス「まぁ、いつの間に」

舞園「これ、私がつけるんですか……?」

不二咲「でもつけなきゃハゲのまんまだよぉ?」

舞園「そうですよね……」

舞園(まさかのアレですか…)

セレス「どうせなら服装もゴスロリにしてはいかがですか?」

苗木「それに賛成だよ!」

朝日奈「はーい、それじゃあお着替えタイムだね」

舞園「え?ちょ、ちょっと!!」

朝日奈「ちょっと男子!覗かないでよ!」

葉隠「」ギクッ

桑田「な、何言ってんだ!んなワケねーだろ」

大和田「安心しろ、オレが見張っててやるよ」






朝日奈「はい、終わったよ!」

セレス「わたくしの自信作ですわ」

舞園「……ど、どうですか?」テレッ

苗木「おおー!とっても可愛いよ舞園さん!」

霧切「元の素材がいいから、よく似合ってるわね」

桑田「舞園ちゃん」キリッ

桑田「萌えええええええええええ!!」

舞園「ひっ!?」

桑田「んんんん萌ぇぇぇぇぇぇ!!!」

十神「あそこで叫んでいるアポは放っておいて、残党刈りの続きだ」

苗木「舞園さん、この中に居ない人のうちで誰の毛を刈りたい?」

舞園「あの……ほんとにやるんですか?」

十神「当然だ」

舞園「………」

舞園「じゃあ、>>562で」ニコッ

桑田…おしおき(処刑)する必要だな

山田

舞園「じゃあ、山田君で」ニコッ

十神「山田か。そういえばアイツまだいなかったか」

大和田「アイツならセレスに任せっか」

霧切「そうね、一番適役だわ」

セレス「御冗談を。あの腐れラードを刈るなんて手が腐りますわ」

十神「お前の意見は聞いていない。これは毛刈り隊の意思だ」

舞園「よろしくお願いしますね、セレスさん」ペコリ

桑田「萌ええええええええええッッッ!!」

セレス「……はぁ」

セレス「分かりましたわ、行ってきます」

―図書室

セレス「こんにちは、山田くん」

山田「ぬはー!セレスティア・ルーデンベルク殿に呼び出していただけるとは…!!」

山田「もしやフラグの予感?テンション上がってキターーー!!」

セレス「今日は折り入ってご用件がありまして……」

山田「何ですかな?なんなりと」

セレス「あなたのその湿った髪の毛、わたくしが直々に剃ってあげますわ」

山田「ありがとうございます!!……ん?」

山田「んん?!」

セレス「それじゃあ、いきますわね」カチッ バエエエエエエエエエン!!

山田「んなぁーーーーー!!ちょっと待ってほしですぞ!!」

山田「いくら貴方でも、拙者の髪の毛は渡せませんぞ!!」

セレス「いいから剃らせろっつってんだよ、この腐れラードがァ!!」

ジョリジョリジョリジョリ!!

山田「なーーーーーっ!!?」

山田「あーーーーーっ!?」

山田「ん……?」

山田「あ、ちょっとこれキモチイイかも」

セレス「この豚がァァ!!」ゲシッ

山田「ありがとうございます!ありがとうございます!!」

山田「山田一二三、すべての始まりにして終わりなるもの……」

セレス「……わたくしの方が疲れましたわ」

朝日奈「おー、山田だー!」

苗木「よろしくね、山田クン!」

山田「よろしくですぞ!皆さん!」

十神「残すは三人か」

セレス「ここまで長かったですわ」

桑田「もうひと押しだな!!」

十神「それでは、次はオレが指名しよう」

十神「次の標的は……>>589だ!」

モノクマ

十神「次の標的は……モノクマだ!」

舞園「え、でもモノクマさんに手を出したらおしおきって」

十神「心配するな、ついでに操っている奴の毛も剃ってやればいい」

苗木「あー、彼女か」

霧切「彼女はちょっとめんどくさそうね……」

十神「編成は俺、苗木、朝日奈、霧切、葉隠、腐川だ」

十神「俺と苗木と霧切は江ノ島で」

朝日奈「私たちはモノクマだね!!」

腐川「え?なにこれ?どういう状況?」

―体育館

苗木「おーい!江ノ島さーーん!!」

江ノ島「あっ、苗木じゃーん!他の奴らも最近見なかったけど、元気だった?」

十神「フン」

霧切「そうね」

苗木「実は江ノ島さんに折り入って頼みがあるんだ」

江ノ島「なになに?珍しいジャーンどったの!?」

苗木「実は」スッ

江ノ島「ん………!!」

苗木「えいっ!!」ブゥゥゥゥゥン!!

江ノ島「おっと」サッ

十神「かわした?!」

江ノ島「ふーん、こんな物でどうするつもりだったの?」ギッ

苗木「いたたたたた!!」

江ノ島「でもアンタらごときじゃ私様は倒せないよ?残念でしたー!」

霧切「隙だらけね」ジョリッ

江ノ島「…は?」

霧切「ギャルの毛っていたんでそうね、剃ってあげましょう」

ジョリジョリジョリジョリ!!

江ノ島「…はあああああああああ!?」

江ノ島「なにやってんのアンタああああああ!!?」

江ノ島「マジ意味わかんないんですけどおおおおおおお!!」

苗木「いてて……よくもやってくれたな、えい!」ジョリッ

ジョリジョリジョリッ!!

江ノ島「!?」

十神「そら、よそ見してる暇は無いぞ」ジョリッ

江ノ島「ちょ!?」

ジョリジョリジョリジョリ!!!

苗木「江ノ島さん、希望を捨てちゃダメだ!!」

苗木「希望は絶望なんかに負けないんだ!」

江ノ島「アンタらの方がよっぽど絶望だよ!!ホント絶望的ぃぃぃぃぃ!!」

イミフwww

>>619
凄いニコニコってなんだよ
どんな笑顔だよ

江ノ島「あはははははは!!」ツルッパゲーーン

江ノ島「なにコレ!?信じらんない!!」

江ノ島「あはははははは……グスッ」

苗木「江ノ島さん、毛刈り隊の前には絶望なんて無力だよ」

江ノ島「髪だけはずっと守ってきたのに……ひどい、ひどい」

苗木「これで思い知っていただけだだろうか?」

霧切「私たちの勝ちね」

苗木「朝日奈さん達もうまくやってくれてるだろうし」

十神「本人がこの有様だ、モノクマも人体模型になっているころだろう」

>>620
妹様におしおきの最後の笑顔だろ

苗木「ただいまー!」

舞園「おかえりなさい、苗木君」

セレス「あら、その隣で頭にきのこを生やしているのは江ノ島さんですか?」

霧切「ほら、ちゃっちゃと歩きなさい」

江ノ島「ええ、いいんですよ、もう……ああ、死にたい」

十神「お前らの方はどうだったんだ?」

葉隠「ちゃーんとお土産持って帰ってきたべ!」

朝日奈「はい、ズル剝けのモノクマ」ドン

大和田「中身スッケスケだな」

桑田「うわ、これはきもち悪ぃな」

苗木「とりあえず、江ノ島さん一応ギャルなんだからウィッグをあげないと可哀想だよ」

江ノ島「ファック!!可哀想ならハナから剃るじゃねぇぇぇぇよぉぉぉぉ!!!!」

霧切「不二咲君、例のウィッグを」

不二咲「うん、はいコレ。言われていた>>636のウィッグだよ」

ハゲの方が絶望的だからハゲのままで

苗木(長髪バージョン)+王冠

絶望だわ

不二咲「うん、はいコレ。言われていた透明のウィッグだよ」

十神「インビジブルで見えない逸品らしいぞ、よかったな」

江ノ島「結局同じハゲじゃんか!マジ絶望ぉぉぉぉ!」

不二咲「うーん、失敗したかなぁ?」

大和田「大丈夫だろ、気にスンナ」

苗木「うん、本人が喜んでるから良しとしよう」  ヨクネーヨ!

苗木「それより残り二人だね、いよいよ大詰めだ」  ムシデスカ

朝日奈「おー、もう大詰めだね!」

苗木「じゃあ次はボクが指名してもいいかな?」

十神「言ってみろ」

苗木「>>660!!」

残姉

残姉

仲間外れは良くないから残姉も仲間入り。良かった残姉!



ぼっち石丸

苗木「戦場さん!!」

江ノ島「はぁ?残姉の髪なんか刈ってどうすんのよ?もっと残念になるだけじゃん」

十神「戦刃か。アイツの場合、あの人間離れした恐ろしい戦闘力をどうするかだが」

桑田「姉妹の江ノ島と……あと苗木なら大丈夫だろ!なんか気に入られてるし」

セレス「そうですわね。江ノ島さんはともかく、わたくし達では殺されてしまいますわ」

十神「というワケで頼んだぞ苗木、江ノ島」

苗木「また幸運に頼るしかないかなぁ」

舞園「苗木君!がんばってください!」

不二咲「江ノ島さんも…がんばってねぇ」

江ノ島「んー、まぁなんだかんだで残念のハゲ見てみたいし?」

山田「希望と絶望が交差するとき……物語は始まる……!!」

希望&絶望VS残酷な軍人


戦う前に苗木のメロメロで一発終わるだな

―玄関ホール前

戦刃「苗木君…と、盾子ちゃん…その、どうしたのかな?」

戦刃(大好きな苗木君と大好きな盾子ちゃんに呼び出されちゃった……えへへ)

戦刃(盾子ちゃんが丸坊主なのは、たぶんツッコんじゃダメなんだよね…?)

苗木「戦刃さん、単刀直入に言わせてもらうよ」

戦刃「うん、なに?」

苗木「ボクと今度デートしない?」

戦刃「え……」

戦刃「ホ、ホント///?」

苗木「うん、ダメかな?」

戦葉「……はっ!」

戦刃(殺気!)サッ

江ノ島「チッ」

戦葉?

戦葉って誰www

江ノ島「もうちょいで刈れたのに」ブォォォォォォン

戦刃「盾子ちゃん…!?それ、何もってるの?」

苗木「囮作戦は失敗だね」

戦刃「囮って…?」

苗木「ボクがキミの気を引いている内に江ノ島さんが戦刃さんの髪を剃るって予定だったんだけどね」

戦刃「…私の髪を?」

戦刃「二人とも……私の髪が欲しいなら、直接言ってくれれば……いくらでもあげるのに」

苗木「それじゃあ面白くないだろ!!」

江ノ島「残念な姉ちゃんだなホント」

戦刃「ひっ!ご、ごめんね!」

素直だな残姉…ホロリ

これはしまった
>>691-696
不覚だった

苗木「よーし、じゃあ勝負だ戦刃さん!」

江ノ島「本気で来いよ残姉!!」

戦刃「……分かった」

戦刃「じゃあ、死なない程度にするね」

江ノ島「気をつけなよ苗木ぃ?残姉むちゃくちゃ強いよ?」ジリッ

苗木「うん、分かってるよ」ジリジリ

戦刃「………」ジリッ


>>711
苗木&江ノ島VS戦場の勝敗

残姉

希望絶望

まさか…仲間外れ





戦刃「えいっ!」ドゴッ

苗木「うぐっ……!」

江ノ島「ちょっとちょっと、あんた強すぎでしょ?シャレになんないって!!」

戦刃(盾子ちゃんが褒めてくれてる…!やった…!)

戦刃「せいっ!」ドカ

江ノ島「うっ!……勝っちゃうとか…ほんっと残念だなぁキミは!」

ドサッ

苗木「うう、ダメだ。強すぎる……」

戦刃「苗木君!盾子ちゃん!これで二人とも私のだね!」

苗木「まだ…だ!ボクには毛刈りの使命が…!」

幸運な絶望発動来い

苗木「う……おおおおおお!!」グググ

苗木「せ、せめてキミの毛だけは刈ってみせる!!」

戦刃「苗木君…」


>>740
戦刃が負けてあげるor戦刃勝って苗木と江ノ島お持ち帰り

負けてあげるけどお持ち帰り

お持ち帰り

苗木「希望は…!希望は前に進むんだ!」

ジョリッジョリッ!!

戦刃「………」

苗木(やった!ボクの勝ちd)

戦刃「ごめんね…苗木君」トン

苗木「うあっ…!」

戦刃「少しだけ眠っててね」

苗木(…ああ、意識が……ごめんみんな……ボク達、負けちゃったよ)

戦刃「えへへ、三人でずっと一緒に暮らそうね」



十神「苗木と江ノ島が戦刃に攫われた」

霧切「なんですって!?」

苗木奪取GO

さくらちゃんは?

>>754
苗木が倒した。多分、気絶中

大和田「戦刃のヤロウ!!急いで兄弟を奪還だ!!」

不二咲「い、今ならまだ間に合うかも!」

舞園「急いで苗木君取り返さないと…ッ!」

十神「ダメだ、それは許さん」

大和田「あ!?」

セレス「……なぜ?」

十神「戦刃を相手にするには戦力が足りない。今行っても全滅するだけだ」

十神「あの苗木との幸運さえ無理だったんだぞ?あきらめろ」

舞園「……諦めれるわけないでしょ!」

十神「だがこれから戦力を増やせば話は別だ」

十神「まだ生き残りがいることを忘れてはいまいな?」

さくらちゃんだな

大和田「もう一人の兄弟か……!」

舞園「石丸君ですか?」

十神「あいつは正直刈る間でもないがな、どうする?」

十神「それとも誰か他の奴でも探し出して刈るか?」

霧切「……じゃあもう>>772でいいんじゃないかしら?」

さくらちゃん

さくら

いや、タイマンで
苗木=大和田
苗木<残姉
苗木>さくら

ですけど…

霧切「……じゃあもう大神さんでいいんじゃないかしら?」

十神「大神?奴はもう苗木に刈られているだろう」

朝日奈「さくらちゃんは……心までは刈られてないよ」

朝日奈「だからここにいないんだよ!」

セレス「確かに大神さんが加入すれば大きな戦力アップですわね」

舞園「でも、誰が説得するんですか?」

十神「決まっているだろう、朝日奈しかいまい」

葉隠「オーガと話せんのは朝日奈っちぐらいだべ」

霧切「いける?朝日奈さん」

朝日奈「…分かったよ。私がさくらちゃんを毛刈り隊に入れてみせるから!」





セレス「さて、あとは朝日奈さんにかかってますわね」

葉隠「あの二人なら大丈夫だべ!」

十神「友情というのは脆いものだ。そう簡単にいくかな?」

舞園「私は、信じますよ朝日奈さんを」

ガラッ

朝日奈「ただいま」

大和田「朝日奈!?どうだったんだ、説得は?」

朝日奈「あのね…>>794

セックス

>>112
苗木から教えてもらって強くなった

仲間入り

戦う間に(>>112~115)苗木とセックスしたのか…

朝日奈「あのね…せーこーだよ!!」

桑田「は?セックス?」

朝日奈「バカ!!!違うよ、成功だよ成功!!」

セレス「下品なこと」

山田「はぁ…はぁ…朝日奈葵殿もやはり興味が!」

大和田「オルァ!!!!!いい加減にしやがれ!!」

大神「………元気そうだな」

霧切「大神さん、あなたも毛刈り隊に入ってくれるのね?」

大神「親友に必死に頼まれてはな…断れんだろう」

大神「だがあくまで友人を助けるためだ。我は毛刈りには参加せん」

大神「その代わり苗木と江ノ島の奪還は我に任せておけ」

舞園「大神さん……!!」

十神「これでそっちの方は一応片が付いたな」

十神「で、どうする?残る一人を刈るか?刈らないか」

>>825
多数決

仲間外れは可哀想だから刈ってあげるけどなんかつまんなさそうだから一行で済ませる

十神「中立か…まさか意見が分かれるとは」

セレス「正直言って、石丸君は喜んで丸刈りにしそうなのでどうでもいいですわ」

大和田「おいおい!ひとりにしてやんなよ、刈ってやろうぜ!」

桑田「だよな、あいつも入れるべきだぜ」

舞園「私は……何とも言えません」

霧切「石丸君を刈るのは、もういいんじゃないかしら?」

山田「しかしそれでは毛刈り魂に反しますぞ…?」

十神「仕方ない。コイントスで決めるか」

>>850
表 刈る 裏 放置

放置

ナンテコッター\(^O^)/

十神「どうやら、神は刈れと言っているようだな」

葉隠「髪だけにな」

セレス「黙れ」

十神「やはり刈る宿命からは逃れられんか」

霧切「彼の場合、そんなに手間はかかりそうになさそうね」

桑田「元がみじけーしな」

十神「石丸の件は大和田、お前に任せる。存分に刈ってこい!」

大和田「おう!!任せときなァ!」

くっ…屈辱

―サウナ

石丸「兄弟!今日もいい汗をかこうではないか!」

大和田「おお、そうだな。ところで兄弟」

石丸「どうした!?」

大和田「オメー、丸刈りにしてみる気はねーか?」

石丸「丸刈りとは……丸坊主のことか!?」

大和田「おう、実はオレもしてんだぜ」カポッ

石丸「なっ!?僕よりも髪が短い…!さらに見直したぞ兄弟!」

大和田「どうよ?オレと一緒の髪にして、毛刈り隊に入らねぇか?」

石丸「……毛刈り隊か、最近話は聞いている。まさか兄弟もメンバーだったとはな」

大和田「で、どうするよ?」

石丸「うむ!!いいだろう!」

石丸…お前は毛刈り隊の資格無いわ

石丸「外道集団と聞くが、兄弟が居るのならそれははないだろう!」

石丸「じゃあ一思いにやってくれ!」

大和田「オマエの男気、しっかり受け取ったぜ」カチッ ヴィィィィィィィン!!

バリバリバリバリバリ!!

バリバリバリバリ!


石丸「これで僕も毛刈り隊の一員だな!」ツルリン

石丸「これからよろしく頼むぞ兄弟!」

大和田「お、おう!!」

大和田(兄弟……オメーは純粋すぎんぜ…毛刈り隊には向いてねぇかもな)

石丸「あの有名な毛刈り隊とはみんなのことだったのか!」

石丸「では改めて、よろしくお願いします!!」

不二咲「よろしくねぇ、石丸君」

葉隠「よろしくだべ!」

十神「ついに全員揃ったな。これで毛刈り隊は次へ進める」

十神「ようやく俺達は『毛刈り隊』から『マルガリータ帝国』と名を改める時が来た……しかし」

霧切「苗木君ね?」

十神「ああ、奴なしでは帝国は完成せん」

十神「大神……頼んだぞ!」

千秋ちゃんは…普通には不可能だか…ちーちゃんの力が必要

―傭兵部隊・フェンリル基地


大神「…戦刃はどこだ?」

兵A「へっ…仲間は売らねぇ……それがフェンリル流よ」ボロボロ

大神「そうか、ならばせめて安らかに眠れ

兵B「このハゲ!!Aを離せ!!」

大神「ぬん!!」バキッ

兵A「ぎゃあっ!!」

兵B「ひっ!!」

大神「それで……戦刃の場所は?」

兵B「あ、はい。案内します」ガクガク

ああ、本気狩る(マジカル)か

戦刃「はい、あーーん」

苗木「あーーん」パクッ

江ノ島「ホントあきねーな、アンタら」

戦刃「どうかな?おいしい?」テレテレ

苗木「うん、とってもおいしいよ」

戦刃「えへへ…よかった!」

苗木(ボクが戦刃さんに連れ去られて2年がたとうとしていた)

苗木(最初は戸惑った生活も、今じゃすっかり慣れてしまった)

苗木(戦刃さんも江ノ島さんもすっかり髪がはえて、ボクも毛刈り隊のこと忘れかけていた)

江ノ島「…ん?おおう!!ねぇ、テレビ見てみて!!」

2年!?

戦刃「これ……電波ジャックかな?」

十神『……』パッ

苗木「とっ、十神クン!!?」

十神『我々マルガリータ帝国は……全世界の髪ある者に対して』

十神『宣戦布告する!!』

苗木「とっ、十神クン!!?」

江ノ島「なーんか面白そうじゃん?」

霧切『苗木君、見てるかしら?』

苗木「霧切さん……」

霧切『私たちは必ずあなたを取り戻すわ、そう、どんな手を使っても』

はっ!?2年…まさか、苗木達の髪はある!?

ガチャッ

兵B「姫!!逃げろッッ!!

戦刃「えっ?ど、どうしたの!?」

兵B「ばっ、化けも……ぎゃあ!」

戦刃「……!」

大神「苗木……迎えにきたぞ」

戦刃「……大神さん!」

大神「さぁ、我らのもとへ帰るぞ。みんな待っている」

苗木「え?」

戦刃「苗木君!耳をかしちゃだめだよ!」

江ノ島(うぷぷぷぷ、なんか面白くなってきた)

大神「十神が、朝日奈が、みんなお前を待っている」

戦刃(大神さんが相手じゃ私でも分が悪い……でも、せめて苗木君でも)

江ノ島「ねぇ、苗木ぃ」

苗木「な、なに!?」

江ノ島「アンタは結局どっちを選ぶのさ?」

江ノ島「十神と再び毛を刈る日々に戻るか……アタシ達と過ごすか」

苗木(……十神クンと毛を刈りまくった日々、あれは本当に楽しかった)

苗木(でも戦刃さんと江ノ島さんの日々も……すごく楽しかった)

苗木「ボクは……>>943を選ぶッッ!!」

アホ毛の使いとして、黒幕退治

むくろちゃん達と暮らす

苗木「ボクは……彼女たちを選ぶッッ!!」

大神「なに!?本気か?」

戦刃「苗木くん!」パアッ

江ノ島「うぷぷぷぷぷー」

大神「苗木……唯一無二の友、十神を裏切るのか?」

苗木「これは裏切りじゃないさ……でもボクはこの日々を捨てたくない!」

苗木「そのためならキミをもう一度だって倒してみせる!」

大神「………」

大神(断った場合は無理やり連れて来いと言われていたが…)

大神(どうしたものか)

>>958
強制送還or見逃すor?

こちら側に引き込む

>>958
苗木達?
さくらちゃん?

大神「ならば我もここに住まわせてもらおう」

苗木「え!?」

戦刃「!?」

大神「苗木……お前が本当に裏切っていないのならば、いつか必ず帝国に戻れ」

大神「その時まで、我はお前を逃げないように監視する……いいな?」

苗木「…分かったよ」

戦刃「……苗木君がいいなら」

江ノ島「うぷぷぷぷ、よかったね苗木。ハーレムじゃん」

苗木(十神クン……キミの元にいつか必ず帰る予定だけどさ)

苗木(それまで持ちそうにないかも)






十神「……最初に俺の思い付きに付き合ってくれたのはお前だったな」

十神「何年も前に話だが、つい昨日のようだ」

十神「俺とお前で作った毛刈り隊はここまで大きくなったんだ」

十神「もう一度お前と刈れる日を夢見て」

十神「苗木……俺はいつまでもお前を待っているぞ」




イイバナシカナー?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2013年09月19日 (木) 03:01:08   ID: Cryl7ELW

全員しろよks

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