憂「お姉ちゃんおはよ…………って、誰？その子……」

唯「え？ガッシュくんだよ～」

憂「ガッシュ……くん？」

憂（まさか……お姉ちゃんに隠し子！？）

憂「あ……相手は誰なの？どんな男なの……！？」

唯「え？どういうこと？」

ガッシュ「ウヌゥ、私にもよくわからないのだ……」

唯「……というわけで、目が覚めたらガッシュくんがいたんだよ～」

憂「ごめんお姉ちゃん、さっぱり意味が分からない……」

唯「ガッシュくんは何処から来たの？」

ガッシュ「イギリスという所からなのだ！」

唯「へぇ～、イギリスかぁ～。確かアメリカの隣だよねぇ～」

ガッシュ「おお、唯は何でも知っているのだな！」

唯「えへへ～」

憂「………………」

唯「バオウ・ザケルガ！」

憂「いやぁああああぁぁ・・・・」

憂（……あれ？この赤い本は何だろう）ﾊﾟﾗ

憂（何これ……どこの国の言語？）

憂「ガッシュくんって言ったっけ……」

ガッシュ「ヌ？お主は唯の……」

憂「妹の憂です」

ガッシュ「おお、憂殿か！で、何なのだ？」

憂「この本はなぁに？」

ガッシュ「ウヌゥ、よくわからないが、とにかく大切な物らしいから持って来たのだ……」

唯「どれどれ～？」

憂「お姉ちゃん読めるの？」

唯「そりゃあ私はもう高校生なんだから読めるよ～！このページだけだけど」

憂「なんて書いてあるの？」

唯「どれどれ～……『第一の術　ザケル』！」ｶｯ

ｽﾞﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫﾝ

唯「…………え？」

憂「な……何……？」

唯「あ！窓が割れてる！」

憂「いったい何で……」

ガッシュ「…………ヌ？何が起こったのだ？」

唯「……あ！もうこんな時間！急いで支度しなくちゃ！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

憂「と、とりあえずガッシュくんはそこで待っててね……！」ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

ガッシュ「ウヌ、了解なのだ！」








その頃……

ｼﾞﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘﾘ

律「……う～ん、もう朝か……ん？」

？「………………」

律「…………誰？」


律の部屋にいた魔物
>>20

きゃんちょめ

キャンチョメ「あ、やっと起きた！おはよう！！」

律「いや、だから誰だよ……ていうかお前人間か？なんだその口は……」

キャンチョメ「僕はキャンチョメ、魔界の王になる男さ！」

律「いや、意味わかんねぇし……つーかこれは本物なのか？」ﾌﾟﾆ

キャンチョメ「あっ」

律「…………」ｷﾞｭﾑｰ

キャンチョメ「痛たたたたたた！！」

律「……どうやら本物みたいだな」

キャンチョメ「ひどいや！僕の口を引っ張るなんて！！」

律「……へぇ、1000年に一度の魔界の王を決める戦いねぇ……」

キャンチョメ「そうさ！だから君に協力してほしいんだ！」

律「で、お前強いのか？」

キャンチョメ「えﾞ！？……………………も、もちろん強いさ！僕は魔界の王になる男だぜ？」

律（今の間はなんだ……）

キャンチョメ「と、とにかく！これがさっき説明した本だよ！君が選ばれた者なら読めるはずさ！」

律「やけに大きな本だなぁ、どれどれ……」ﾍﾟﾗｯ

律「……『第一の術　ポルク』！」

ﾄﾞﾛﾝ!!

律「…………え？」

キャンチョメ「………………」ﾌｼｭｰﾌｼｭｰ

律「な……何だお前は……ど、どこから出てきた！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

キャンチョメ「やだなぁ、僕だよ僕！」ﾌｼｭｰﾌｼｭｰ

律「キャ……キャンチョメ……なのか？」

キャンチョメ「そう、これが僕の術さ！何でも好きな物に変身できるんだ！今のは魔王のイメージだよ！」ﾄﾞﾛﾝ!!

律「あ、戻った……」

キャンチョメ「ね？凄いだろ！？」

律「あ、ああ……確かにすげぇな……」

律（こいつ、本当に………………やばい、何だかワクワクしてきたぜ……！）

律「よし、わかった！協力するぜ！！」ﾋﾞｼｯ

キャンチョメ「本当に！？ありがとう！！」

律「それで、まずは何をすればいいんだ？」

キャンチョメ「うん、まずはガッシュっていう魔物を倒しに行こうよ！」

律「そいつ、強いのか？」

キャンチョメ「僕の、魔界でライバルだった男さ！まぁ、実力は僕の方が上だけどね！」

律「そいつは今、どこにいるんだ？」

キャンチョメ「どうやら比較的近くにいるみたいだね。本と本は互いを会わせようとするから、いずれ見つかるはずさ！」

律「なるほど……よし、わかった！……っと、その前に……」

キャンチョメ「？」

律「わりぃ、学校行ってくるわ！急がないと遅刻しちまうんでな！」

キャンチョメ「そんなぁ～」

律「悪いけど留守番しててくれ！帰ってきたら、そのガッシュとやらを探しに行こうぜ！」

キャンチョメ「わかったよ！行ってらっしゃ～い！」

キャンチョメ（…………田井中律、か……）

キャンチョメ（…………なんだかカッコよかったなぁ……）ﾎﾟｯ











その頃

澪「…………誰？」

澪の部屋にいた魔物
>>40

レイン

レイン「…………俺を見ても驚かないのか？」

澪「ん……どういう事だ？」ﾑﾆｬﾑﾆｬ

レイン「……まだ寝ぼけているみたいだな……」






数分後

澪「う、うわああああああああああ！！ば、化け物……！！」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

レイン「まあ、それが正常な反応だろうなぁ……いいか、落ち着いてよく聞いてくれ」

澪「く、来るな化け物めぇ！！」

レイン「…………仕方ないな……」ﾄﾞﾛﾝ

澪「…………え？」

レイン「どうだ？これなら落ち着いて話ができるだろ？」

澪（ば、化け物が人間になった？いや、人間が化け物なのか？）

澪（あれ？訳わかんなくなったら、何故か冷静になってきた）

レイン「落ち着いたか。では、俺のことを話そう。とても大事な話だから、よく聞いてくれ」







澪「魔界の王を、決める戦い……？」

レイン「そうだ。できれば一緒に戦ってほしい」

澪「そ、そんなこと急に言われても……ん？」

レイン「！！」

澪「これが例の本か、どれどれ……『第一の術　アボロ……」

レイン「それを読むな！！！」

澪「ひっ！！」ﾋﾞｸｯ

澪「………………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

レイン「す、済まない、いきなり怒鳴ったりして……」

レイン「仕方がなかったんだ……ここで俺の術を発動させれば、この家は……いや、ここら一帯が跡形もなくなってしまう……」

澪「………………」ｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀｶﾞﾀ

レイン（参ったな……完全に俺を怖がっている……やはり戦いを降りるべきか…）



ｸﾞｩ～～～～～

レイン「……あ」

澪「……お、お腹空いてるのか……？」

レイン「聞かれちまったか……こっちに来てから何も食ってないんでな……」

澪「…………ふふっ、何か持ってくるよ」

レイン「すまない……」

澪「こ、これで足りるか……？」

レイン「ああ、十分だ。ありがとうな」ﾍﾟﾗｯ､ﾑｼｬﾑｼｬ

澪「………………」ｼﾞｰ

レイン「な、何だ？俺の顔に何かついているか？」

澪「あ、いや……」

レイン「そうか……」ﾍﾟﾗｯ､ﾑｼｬﾑｼｬ

澪「…………おにぎり……」

レイン「？」

澪「海苔剥がしながら食べるんだな……」

レイン「なに？この食べ方は変なのか？」

澪「いや……見かけによらずカワイイ食べ方をするんだな、って……」

レイン「か、カワイイ……？俺が？」

澪「あ、いや……食べ方の話だからなっ！」

レイン「そ、そうか……」ﾍﾟﾗｯ､ﾑｼｬﾑｼｬ

レイン「ふぅ、ごちそうさま……」

澪「お粗末さまでした……」

レイン「……澪といったな」

澪「？」

レイン「その……魔界の王を決める戦いについてだが……」

レイン「無理して俺に協力しなくてもいいんだぞ。正直、俺はそんなに王には……」

澪「いや……私、頑張るよ」

レイン「！！」

澪「なんだか私、レインが悪い人に見えない……むしろ、とても優しいんじゃないかと思うんだ……」

レイン「王になるために優しいフリをしているのかもしれないぞ？」

澪「いや、それはないよ。現に私のことを心配して、術の発動を止めてくれたじゃないか」

レイン「！！」

澪「レインだったら、きっと国民思いの『やさしい王様』になれるよ。だから私、出来る限りの協力はしようと思う」

レイン「…………『やさしい王様』……か……」

レイン「……ありがとうな……こんな醜い化け物だが、よろしく頼む……」

澪「ああ……！」

レイン（……とは言え、彼女は……澪はこの戦いを生き残るには、あまりにか弱い……）

レイン（おそらく、長くは続かないだろうな……）

レイン（せめて……魔界に帰るまでに、ガッシュと会っておきたいがな……）










その頃

紬「……あなたは誰？」

紬の部屋にいた魔物
>>65

パピプリオ

ブラゴ

ティオ

>>66
存在を完璧に忘れていた

ブラゴ「…………お前」

紬「え？」

ブラゴ「この本を読んでみろ」ｽｯ

紬「本……？」ﾍﾟﾗｯ

紬（……どこの国の文字かしら、全然読めない……あら？ここだけ……）

紬「……『第一の術　レイス』……」

ブラゴ「もっと大きな声でだ」

紬「……『第一の術　レイス』！」

ｽﾞｷﾞｭｩｩｩｩｩｩﾝ

ブラゴ「………………」ｼｭｩｩｩｩｩ

紬「…………えっ？」

紬「な……何が…………！！」

紬「か……壁が！」

ブラゴ「フン……」

コルル？だっけ？

紬「魔界の王を決める戦い……ですって？」

ブラゴ「ああ、俺と一緒に戦え。頼んでいるんじゃない、これは命令だ」

紬「そ、そんなこと急に言われましても……」

ブラゴ「お前に選択の余地はない。もう一度言う、俺と一緒に戦え」

紬「でも……」

ブラゴ「ガタガタ言うんじゃねえ！！」

紬「！！」ﾋﾞｸｯ

ブラゴ「いいか、俺は本当は人間と組まなければいけないというだけで虫酸が走るんだ」

ブラゴ「にもかかわらず、戦う気がないとは、これ以上俺をイライラさせる気か！？」

紬「…………」

ブラゴ「だんまりか……言っても分からないようなら、こいつで分からせてやる！」

ﾊﾟｰｰｰｰｰﾝ!!

ブラゴ「………………てめぇ」

紬「貴方、いい加減にしなさい！」

紬「いきなり来て『一緒に戦え』ですって？」

紬「しかも『人間と組むのは虫酸が走る』？貴方何様のつもりなの？」

紬「そんな態度で、よく王になろうだなんて考えるわね！」

ブラゴ「………………」

>>1流石厨房
何の面白味も無い糞SSを晒している
しかも誰も叩かないとは
このカス>>1は百万回死んだ方がいい

ブラゴ「……一つ忠告しておく」

紬「な、何よ？」

ブラゴ「その本がある限り、お前は戦いの運命からは絶対に逃れられない」

ブラゴ「たとえ地の果てに逃げようとも、結局お前は戦うしかなくなる」

ブラゴ「その時お前はただ指をくわえて大人しくしているのか」

ブラゴ「魔物の中には、魔物だけでなくパートナーをも本気で殺そうとする者もいるんだぞ」

紬「………………」

ブラゴ「これで最後だ……俺と一緒に戦え」

紬「…………いいわ、戦ってあげましょう」

紬「ただし、戦いの中で貴方が本当に王にふさわしいか、私が見極めるわ」

紬「もし王にあるまじき行動をとったのなら、私は即座に本を他の魔物に引き渡すわ」

ブラゴ「………………」

のっとりはじまるよー＼(^O^)／

キョン「はぁはぁ…」

キョン「ウッ!!」

やれやれ、俺は射精した。エロ本を読みながら大量にぶちまけた。

キョン「今日も大量だ。部屋がくっせえええええええええ」

母「ちょっと静かにキョン「うっせー！！！くそばばあ！！股開け！」

そして母はキョンにレイプされてしまた。ｵﾜﾀ

ブラゴ「…………いいだろう」

ブラゴ「ただし、俺と共に戦う以上は、俺の命令には従うことだ」

紬「ええ、いいわ。王にふさわしい命令ならね」

ブラゴ「…………フン」








その頃

梓「…………だ、誰……？」

梓の部屋にいた魔物
>>95

俺の目の前に天使が舞い降りてきた。

まぁ身なりからすると天使っぽいけど、実際そーでもないような。

とりあえずペチャパイで巻き糞の女だった。

キョン「ｄｒｓｋ(誰すか)」

朝倉「私は朝倉。天使よ」

キョン「(普通自分で言うか…きめぇ…腐女子死ねよマジで)」

キョンの心が筒抜けで朝倉にぶん殴られた。

ウォンレイ

朝倉「オナ死」

キョン「えー。ないわー」

俺は悟った。10回オナニーしたら死ぬということを

朝倉「でも別に助かる方法とかないから。ちゃんとした小説みたいに、続きとかないから」

キョン「おわたー」

再安価
>>105

ｋｓｋｓｔ

キョン「でも実際10回とか3日でアウツだし」

朝倉「テラ絶倫ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ」

キョン「(よく考えると天使コスもイケるな)」

しこしこ

キョン「ウッ！！」

俺は盛大にぶちまけた。目の前には羽の白さと共に

カルピスの原液(匂いはどう見ても精子です。本当にありがとうございました)を

頭から被っている天使を見た。

朝倉「……くさ…」

しかし俺はその時

キョン「あれ…なんだか精子を失ったと共に生死をさ迷う勢いだ」

こいつぁうまいね！一本とられたぜ！！

名前なんだっけ、ベリーメロンの人

バリー

朝倉「どーでもいいからさっさと氏ね。オナニー野郎が」

キョン「もっと罵ってぇぇん」

朝倉「これはひどい」

そんな俺を尻目に自称天使は空へ帰った。

そしてカラスにつつかれて死んだ。

キョン「死姦も悪くないな」

ずぽずぽどぴゅっ

まあウマゴンとかだと
レインだけ浮いちゃうしな
だからといってビクトリームはどうかと思うが

ビクトリーム「………………」

梓「………………」

ビクトリーム「……おいおい冗談だろう。華麗なるビクトリーム様を知らないとは」

梓「知りません」

ビクトリーム「………………」

梓「………………」

ビクトリーム「…………腹、減ったな……」

梓「勝手に人の家に上がりこんでおいて、食べ物を要求するつもりですか」

キョン「さて、残り7発で死ぬらしいので、ぴんちんぐです。」

今日3回目の発射に伴い

俺の寿命が縮まった。

キョン「……ホントに死ぬのか」

俺はふと思った。

今日の晩御飯何かなと。

そしてキョンは寝た。

次の朝。

キョン「さーて、日課の朝立ち→オナニー開始だ」

キョン「読者ども、おーこら！学校行く前に一発かまして遅刻してんじゃねーぞこら」

さて、これは作者の話ですが、

朝からオナニー2発やって眠かったのでだらだら行ったら

テスト間に合わんくなって再考査受けたのはまた別の話。

まあ出番短かったからな、レイン

ビクトリーム「ぶるぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！」

梓「！！」ﾋﾞｸｯ

ビクトリーム「こちとら、1000年の時を越えてこっちの世界に来とるんじゃあ！」

ビクトリーム「そんな長旅で苦労をしてきた俺様に、食わせるものはないだとぉ！？」

梓「いや……不法侵入者のくせにその態度はどうかと……」

ビクトリーム「ベリーシット！いいから早く食べ物持ってこぉい！」

梓「はいはい、わかりましたよ……」

梓（とりあえず何か食べさせて、さっさとお帰り願おう……）

ビクトリーム「…………これは何だ？」

梓「メロンです。昨日の晩のデザートの残りですけど」

ビクトリーム「……毒持ってないだろうな」

梓「そんなことするわけないじゃないですか、ここで死なれたら迷惑ですし」

ビクトリーム「…………どれどれ」

ビクトリーム「ホム！フムホムホム、ブジャムシャ！」ｼﾞｮﾌﾞｼﾞｬﾎﾞｼﾞｭﾎﾞﾎﾞﾓﾌﾓﾌ

ビクトリーム「カッ、カッ」

梓「なんて汚い食べ方……」

　天　皇　殺　す　

ゾボロンってなんか遅いけど強力な技出す
トカゲみたいなヤツじゃなかったっけ？
なんで？

ビクトリーム「！！」ｼｬｷｰﾝ

ビクトリーム「ぬおおおおおおおお！！」

ビクトリーム「キャッチマイハート！ベリーメロン！！」ﾍﾞﾘｰﾒﾛﾝ

梓「うわぁ……何か始まった……」

ビクトリーム「キャッチマイハート！ベリーメロン！！」ﾍﾞﾘｰﾒﾛﾝ

ビクトリーム「お口にとろける、ベリーメロン！！」ﾍﾞﾘｰﾒﾛﾝ

ビクトリーム「ワントューワントュー、ベリーメロン！！」ﾍﾞﾘｰﾒﾛﾝ

ビクトリーム「ブルァアア！ブルァアア！ベリーメロン！！」ﾍﾞﾘｰﾒﾛﾝ

ビクトリーム「おかわりだ！！」

梓「ありません」

ビクトリーム「…………へ？おかわりないの？」

梓「無茶言わないでください。メロンは決して安くはないんですよ」

ビクトリーム「そ、そんな……」ﾍﾅﾍﾅﾍﾅ

梓「さあ、食べたのなら早く帰ってください。私、学校に行かなきゃいけないんですから」

ビクトリーム「帰る？冗談はよし子さんだぜお嬢ちゃん。何せ今日からここが俺様の家だからなぁ」

梓「ハァ……警察呼びますよ？」

ビクトリーム「おおっと、物騒なモンは呼ばないでくれよ。俺様がここに来たのには、ちゃんと訳があるんだからよ」

梓「ワケ……？」

>>1



　　　　　　　　＿＿
　　　　　　 ／ノ　ヽ＼
　　　　　／ （●　●）＼　ｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ
　　　　 （　　oﾟ(_人_)ﾟo　）
　　　　　ﾉ/) )) ｌr-ｌ　　/) ))　ﾊﾞﾝ!!
　　　　（＿つ ))`-'　＿ つ ))　　ﾊﾞﾝ!!

梓「ま、魔界の王を決める戦い？」

ビクトリーム「うん」

梓「選ばれたんですか？」

ビクトリーム「うん」

梓「私が？」

ビクトリーム「うん」

梓「な、何ですかそれは……」ﾍﾅﾍﾅﾍﾅ

ビクトリーム「おおっと、驚くのはまだ早いぜ。俺様にはちょっとした特別な事情があるんだからな」

梓「事情？」

ビクトリーム「おうともよ。実は俺様、千年前の魔界から来たんだ」

梓「ああ、さっきそんな話してましたね」

ビクトリーム「んで、本来なら千年前の人間界に召集されるはずが、どういうわけか、今の世界に来ちゃったんだよねぇ」

梓「それはまあ大変でしたね……」

ビクトリーム「さあ、これが例の本だ、大事にしてくれよ」

梓「そんな、まだ協力するかどうかも決めてないのに」

ビクトリーム「丁度いい、二人の出会い……いや、俺様とメロンとお嬢ちゃんとの出会いを祝って、祝砲でもあげようや」

梓「私はメロン以下ですか、そうですか」

ビクトリーム「さあ、早く本を開いて、読める所があったら大きな声で叫んでくれぃ」

梓「そうすればどうなるんですか？」

ビクトリーム「めでてぇモンがズドーンと飛び出すのさぁ」

梓「ハァ……どうせ強制的にやらせるんでしょう、わかりましたよ……」

梓「えっと……『第一の術　マグルガ』！」

ﾌﾞｲｨｨｨｨｨｨｨｨ

梓「…………え？」

マルフォイ「マグルが！」

ビクトリーム「…………」ｺｫｫｫｫ

梓「か、壁が…………」

ビクトリーム「……素晴らしい……」ｳﾙｳﾙ

ビクトリーム「我々のこれからの勝利を暗示させるかのような、美しきVの爪痕……」

ビクトリーム「やはりVという文字は何よりも美し……」

梓「そんなことより、壁なおしてください」

ビクトリーム「なおす？馬鹿言っちゃいけねぇ、こいつぁ今から勝利の祭壇にす……」

梓「い　い　か　ら　壁なおしてください」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

ビクトリーム「わ、わかったぜお嬢ちゃん……」

梓「いいですか？私が帰るまでになおってなかったら、あなたの本は他の魔物に渡しますからね」

ビクトリーム「そっ、それだけはご勘弁ををを～～～！」

梓「じゃあ私は学校に行ってきますんで」ﾊﾞﾀﾝ

ビクトリーム「…………どうしてこうなった……」

ビクトリーム「どうしてこうなった！どうしてこうなった！」

ビクトリーム「…………ハァ……」

　　　＿＿　　　　　　　　　＿＿　　　　　　　　　　
　　　＼　 ＼　　　　　　／　 ／
　　　　 ＼　 ＼　　　／　 ／
　　　　 ＿＼　 ＼／　 ／__
　　　　 ＼Ｏ＼(ﾟ∀ﾟ)／Ｏ／
　　　　　/＼ 　＼／　 ／ヽ
　　　　〈,,l　 ＼　Ｏ　／　　l,,〉
　　　　　　　　/＼／ヽ

　　　　　　　 Ⅴ　　　Ⅴ
　　　　　　　　　　　　　　　　

唯「じゃあガッシュくん、行ってきま～す！」

ガッシュ「ウヌ、行ってらっしゃいなのだ！」



唯「ふぅ～、遅刻ギリギリだよぉ～、……あれ？」

律「よっ！」

唯「りっちゃんもギリギリなの？」

律「ハハハ、ちょっとな……」

澪「二人とも、おはよう！」

唯「え？澪ちゃんもなの？」

澪「ああ、ちょっとな……」

紬「皆さんおはようございます」

梓「先輩、おはようございます」

唯「わ～、ムギちゃんにあずにゃんも～！これで軽音部はみんな遅刻だぁ！」

澪「喜ぶなぁ！」

授業中

先生「……であるから1+1は3にも4にもなるわけで……」

唯「……眠い……」ｺｯｸﾘｺｯｸﾘ



ざわ……ざわ……

生徒「誰？あの子……」

生徒「誰かの兄弟？」

生徒「でも、外国人っぽくない？」

唯「…………ん？」

ガッシュ「ゆ～～～い～～～！！」ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

唯「が、ガッシュくん！？」

律（ガッシュ……だと……！？）

唯「な、なんでここに！？」

ガッシュ「ウヌゥ、学校というところがどんな所なのか気になったのと、あと唯に会いたかったのだ！」

唯「まったく～、ガッシュくんは甘えん坊さんだなぁ～」ﾌﾟﾆﾌﾟﾆ

ガッシュ「く、くすぐったいのだ……」

先生「平沢さん、その子は？」

唯「いや、これはその……」

先生「後で職員室に来てください」

唯「ふぁい……」

先生「さあ、君もとりあえず保健室にでも行ってなさい」

ガッシュ「了解したのだ！唯、また後でなのだ！」

律（あれが、ガッシュ……）

放課後

唯「ハァ……先生に事情を聞かれちゃった……とりあえず親戚の子って誤魔化したけど……」

ガッシュ「ウヌゥ、落ち込んでは駄目なのだ！そのうちいいこともあるのだ！」

唯「そ、そうだよね！頑張れ私！」

ガッシュ「その意気なのだ！」





唯「遅くなってごめんなさい！」

律「来たか……唯、後で話がある……」

唯「え？何？遅刻のことは謝ったじゃん！」

律「いや、そんなことじゃない、もっと大切な話だ……」

律「部活が終わったら、公園で待っていてくれ……後で来る」

唯「わ、わかったよりっちゃん…………なんか怖い」

律「よし…………それじゃ、唯も来たことだし部活始めるぞ～～～！！」

紬「君がガッシュくんね、いらっしゃい。お菓子たくさんあるわよ」

ガッシュ「本当か？ありがたくいただくのだ！」

澪「まさか唯に外国人の親戚がいたとはなぁ……」

梓「初耳ですよね」

部活終了後

ガッシュ「ウヌゥ、けいおんぶというのは素晴らしい所なのだ！」

唯「でしょでしょ！」

ガッシュ「律殿はカッコイイし、澪殿は優しいし、紬殿はお菓子をくれるし、梓殿は年下なのに頑張ってるのだ！」

唯「でしょでしょ！みんな私の大切な友達なんだよ！」

ガッシュ「ウヌ！唯は素晴らしい友達に恵まれているのだ！」

唯「……っと、お喋りしているうちに、公園に着いちゃった」

ガッシュ「ここで律殿を待つのだな！」

唯「そうだよ～。大事な話ってなんだろう……」





？（来たか…………）

唯「りっちゃん、早く来ないかなぁ……」

ガッシュ「きっともうすぐ来るのだ！」

唯「うん！」

？「…………」ﾎﾟﾝ

唯「あっ、りっちゃん！……じゃない……誰？」





唯が公園で遭遇した魔物
>>186

エシュロスあたりが妥当か？
ってかあの最初の氷のヤツ名前忘れた

レイコムだ

クリア



とみせかけてコルル

コルル「ガッシュ？ガッシュなの？」

唯「わぁ、可愛い子！ガッシュくんの友達？」

ガッシュ「ウヌゥ……知らないのだ」

コルル「え……？」

ガッシュ「実は、唯の家に来る前のことは、あまり覚えてないのだ……」

唯「あ～、それ知ってる！『きおくそうしつ』っていうんだよね！」

ガッシュ「それなのだ！やはり唯は物知りなのだ！」

唯「えへへ～」

コルル「………………」

コルル「そう……覚えてないのね……」

しおり「あ、いたいた！コルル～、そろそろ帰るわよー！」

コルル「あ、うん！」

しおり「あら、その子お友達？」

コルル「うん……」

ガッシュ「お主、コルルというのだな！また今度なのだ！」

コルル「うん、また今度ね……」

唯「ばいば～い、コルルちゃん！」

コルル「うん、バイバイ」


唯「あの子、ガッシュくんのこと知ってたみたいだけど、何か覚えてないの？」

ガッシュ「ウヌゥ……まったく思い出せないのだ」

唯「そうなんだ……でもきっと、そのうちパッと思い出すよ！」

ガッシュ「ウヌ、そうなのだ！」

律「待たせたな！」

唯「あ、りっちゃん！……と、その子は誰？」

律「ふふふ、私の相棒さ！行くぜキャンチョメ！」

キャンチョメ「うん！覚悟しろガッシュ！！」

ガッシュ「え～っと……誰なのだ？」

キャンチョメ「相変わらず冗談がきついなぁ。ほら、魔界でライバルだったキャンチョメだよ！」

唯「まかい？」

ガッシュ「唯～、まかいとは何なのだ？」

キャンチョメ「え……」

支援

律「なあキャンチョメ……こいつが本当にガッシュなのか？」

キャンチョメ「うん、間違いないよ！さあガッシュ、覚悟しろ！！」

ガッシュ「ちょ、ちょっと待つのだ！一体なんのこと……」

キャンチョメ「問答無用！律、お願い！！」

律「おう！」ﾊﾞｯ

唯「！！」

唯「ガッシュくんのに似た、黄色い本……？」

律「どうした？早く唯も本を出せよ！」ｺｫｫｫｫｫ

ガッシュ「ウヌゥ！本が光ってるのだ！綺麗なのだ！」

律「来ないのか？ならこっちから先に行かせてもらうぜ……」ｺｫｫｫｫｫ

唯「ちょっとりっちゃん、一体なんの……」

律「ポルク！」

ﾄﾞﾛﾝ!!

唯「え……！？」

ガッシュ「おお、凄いのだ！キャンチョメが何やら強そうな怪物に変身したのだ！」

唯「えっ、なにそれこわい」

律「驚いたか！さあ行けキャンチョメ！！」

キャンチョメ「うん！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ガッシュ「ウヌゥ、こっちに向かって来るのだ！」

唯「え～っと……」ｶﾞｻｺﾞｿ

唯「……あった！ガッシュくんの本！」

唯「これで、りっちゃんの真似をしてみよう！えっと……」ｺｫｫｫｫｫ

唯「ザケル！！」

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｽﾞﾄﾞｰﾝ

キャンチョメ「ギャアアアアアアアアア！！」

律「キャ、キャンチョメーーーッ！！」

唯「えっ、なにこれ……ガッシュくんから、雷が……？」

ガッシュ「……ん？おお、何があったか知らぬが、敵が倒れてるではないか！」

律「どうしたキャンチョメ！しっかりしろ！！」

キャンチョメ「ううう……」

　∧∧∧∧∧∧∧∧∧
＜　　　　　　　　　　　　＞
＜　 ザ　ケ　ル ！！　＞
＜　　　　　　　　　　　　＞
　∨∨∨∨∨∨∨∨∨　　ド シ ャ ア ア

　　 ,, ､､, ､､
　 〃//ﾉ'ﾍヾ　,, - -､、　　　　､∧/｀‐"
　　'(l ﾟдﾟﾉ　 ; ,wwww)　　　И　　 ,,＿〃'
　 / l 个/⊃　ﾞ(ﾘ Д ﾉ ﾍN/＼_/∑
　 □￣ヽ　　　　ﾉ ∞＼　　＼　　　＼/∨ﾞ
　　し ^∪　　　 "~0~V)ﾞ　　　ﾞヘ/＼､ ,,　｀

律「仕方ない、もっと強いものに変身して逆転だ！」

キャンチョメ「いやそれはちょっと」

律「どうした！一発喰らったぐらいで弱気になるな！いくぞ！！」ｺｫｫｫｫ

ガッシュ「ウヌゥ、まだやる気なのだ！」

律「ポルク！！」

ﾄﾞﾛﾝ!!

ガッシュ「おお！今度は戦車に変身したのだ！」

律「よっしゃー！キャンチョメ、あいつらに一発喰らわせてやれ！」

キャンチョメ「………………」ｳｨｰｰｰﾝ

ガッシュ「ま、まずいのだ！砲台がこっちに向けられているのだ！」

律「よし！撃てーーーーーっ！！」

結構抵抗なく戦ってんなｗｗ
まあまだ戦いってほどでもないか

しーん…………

ガッシュ「………………」

律「………………」

キャンチョメ「………………」

唯「ザケル！！」

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘｽﾞﾄﾞｰﾝ

キャンチョメ「ギャアアアアアアアアア！！！」

唯「やっぱり……ガッシュくんから雷が……！」

ガッシュ「おお、またやったのだ！」

律「ちっくしょー！どうしたキャンチョメ！次はもっと強い物に……」

キャンチョメ「わああああああああ、ゴメンよぉぉぉぉ！！」

律「え？」

キャンチョメ「実は、僕の術は形だけは変身できるけど、その性質までは変身できないんだぁぁぁぁ！」

律「えっ、なにそれこわい」

律「じゃあ強いっていうのは……」

キャンチョメ「そうさ！全くのデタラメさ！本当の僕は魔界ではいじめられっ子だったんだ」

律「なん……だと……！？」

キャンチョメ「だから、同じくいじめられっ子だったガッシュになら勝てると思ったんだけど……」

キャンチョメ「やっぱりハリボテと雷じゃあ勝ち目が無いに決まってるよぉぉぉ！！」

律「キャンチョメ……」

キャンチョメ「律……ゴメンよ、騙したりなんかして……」

キャンチョメ「こんな弱い僕がいたら、律に迷惑がかかってしまう」

キャンチョメ「僕はもう魔界に帰るよ……さあガッシュ、本を燃やして……」

律「待てよ！！」

キャンチョメ「…………え？」

律「ふざけんなよ！なんでそう簡単に諦めちまうんだよ！！」

キャンチョメ「だって、もう勝ち目が……」

律「ハリボテがなんだ！いじめられっ子がなんだ！そんなの、いくらでも克服できるじゃないか！」

キャンチョメ「でも……」

律「そして何よりも……私はお前が消えるのが嫌なんだよ！」ﾎﾟﾛｯ

キャンチョメ「！！」

律「確かに最初はワケわかんなかった……でも、何故か次第にお前といるのがだんだんと楽しくなってきたんだ……」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

律「私は……私は、大切な友達を失いたくないんだよ！！」

キャンチョメ「！！！」

律「……次にまた弱音を吐いてみろ……ブッ飛ばすぞ！！」

キャンチョメ「ううう…………うわあああああああん！律、ゴメンよおおお！！」

唯「いい話だねぇ～」ｸﾞｽｯ

ガッシュ「ウヌゥ……涙が止まらないのだ」ﾌﾞﾜｯ

キャンチョメ「もう僕は逃げない！律と一緒に最後まで戦うんだ！！」

律「キャンチョメ……！」

ｺｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

律「な、何だ！？」

唯「りっちゃんの本、さっきよりも輝いてる……」

ガッシュ「ウヌゥ、ますます綺麗なのだ……」

律「これは一体…………あっ！」

律「キャンチョメ、喜べ！新しい術が……第二の術が出てるぞ！」

キャンチョメ「本当かい？やったあああ！！」

律「さあ、これで今度こそ勝つぞ！」

キャンチョメ「うん！！」





唯「どうしよう、何か新しい技が使えるようになったみたい……」

ガッシュ「ウヌゥ、まずいのだ……」

律「いくぞ、第二の術……」ｺｫｫｫｫ

唯「来る！」

律「コポルク！！」

ﾄﾞﾛﾝ!!






律「…………キャ……」

唯「…………キャンチョメくんが……」

ガッシュ「…………消えた……のだ……」

……ｰｨ

律「……ん？何か聞こえるな……」

ｫｰｰｰｰｲ

唯「何か、すごく小さい声が聞こえるような……」

ｵｰｰｰｰｲ

ガッシュ「ヌ！足元に何かいるのだ！」





ｷｬﾝﾁｮﾒ「ｵｰｲ､ﾎﾞｸﾊｺｺﾆｲﾙﾖｰ!」

律「キャンチョメ？キャンチョメなのか？」

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾄﾞｳﾔﾗｻｯｷﾉｼﾞｭﾂﾊ､ｶﾗﾀﾞｦﾁｲｻｸｽﾙｼﾞｭﾂﾀﾞｯﾀﾐﾀｲﾀﾞﾖｰ」

律「そ、そうか……」

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾖｰｼ､ｺﾚﾃﾞｷﾞｬｸﾃﾝｼﾃﾔﾙｰ､ｶｸｺﾞｼﾛｰ」ﾄﾃﾄﾃ

唯「あいたっ！」

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾊﾊﾊｯ､ﾄﾞｳﾀﾞ､ﾌｸﾗﾊｷﾞｦｵﾓｲｷﾘｶﾝﾃﾞﾔｯﾀｾﾞ!」

唯「よくもやったなぁ！このぉ！」

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾊﾊﾊ､ﾆｹﾞﾛｰ!ｻｱ､ﾂｷﾞﾊｶﾞｯｼｭﾉﾊﾞﾝﾀﾞ!」

ガッシュ「ウヌゥ………………ウガアアアアア！！」

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾍﾍﾍｯ､ｶﾞｯｼｭﾉｵｲﾅﾘｻﾝｦｵﾓｲｷﾘｶｼﾞｯﾃﾔｯﾀｾﾞ!」



ｿｺﾀﾞｰｷﾞｬｰﾏﾃｰｲﾀﾀﾀｰ

律「…………ダメだこりゃ」



ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾏﾃﾖ､ﾁｲｻｸﾅｯﾀﾄｲｳｺﾄﾊ､ｱﾝﾅﾄｺﾛﾆﾓ…ﾍﾍﾍ」

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ﾖｰｼ､ｼﾞｬｱｻｯｿｸｶﾞｯｼｭﾉﾊﾟｰﾄﾅｰﾆ…」

唯「えいっ」ﾌﾟﾁｯ

ｷｬﾝﾁｮﾒ「ｷﾞｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱ」

律「＼(^о^)／」

律「頼む！本だけは……キャンチョメの本だけは燃やさないでくれ！」

キャンチョメ「うわあああ、ゴメンよ律ー！僕がふがいないばっかりにぃぃぃ！」

唯「ねえ、ずっと気になってたんだけど……これ、なんなの？」

律「えっ？」

キャンチョメ「えっ？」

律「唯……お前まさか、何も知らないのか？」

唯「少なくとも、りっちゃんが知ってることは、私は知らないと思う……」

律「そうか……よしわかった、全部説明するよ」

唯「魔界の王を決める戦い……じゃあ、ガッシュくんもキャンチョメくんも……」

律「そう、ここではない別の世界から来たんだ」

唯「じゃあ、本を燃やすというのは……」

律「ああ、事実上の敗北だ。本を燃やされた魔物は魔界へ強制送還され、パートナーとは会えなくなるんだ」

ガッシュ「！！」

唯「そんな……！私、ガッシュくんと離れたくない！！」

律「だろうな。そうならないためにも、敵が来たら戦わなければならない……敵はいつ襲って来るかわからないんだ」

唯「それじゃあ、さっきの雷は……」

律「間違いなくガッシュから出たものだ。魔物によって術は様々らしいからな」

ガッシュ「………………」

律「まあ、そういうわけだ。頼む、キャンチョメの本は燃やさないでやってくれ……」

キャンチョメ「律ぅ……」

唯「りっちゃん……」

律「この戦いが一人しか生き残れないのはわかっている……それでも私はキャンチョメとは別れたくないんだ」

キャンチョメ「うぅぅ……」

唯「燃やすも何も……私はそんなことするつもりはないよ」

律「え？」

唯「だって、キャンチョメくんはりっちゃんにとって大切な友達なんでしょ？」

唯「私だって、ガッシュくんがいなくなったら、悲しいもん……」

唯「私は、りっちゃんを悲しませたくないもん……」

律「唯…………へへっ、ありがとうな」

律「じゃあな～、また明日！明日は部活遅れるなよ～！」

唯「もぅ……わかってるってば！また明日ね～！！」



唯「さあ、ガッシュくんも帰ろうか！」

ガッシュ「……唯は、私が怖くないのか？」

唯「え？」

ガッシュ「唯は、私のような化け物と一緒にいて平気なのか？」

唯「ガッシュくんは化け物なんかじゃないよ！」

ガッシュ「！！」

唯「だって、ガッシュくんは私の大切な友達だもん！」

ガッシュ「しかし……」

唯「それに、この戦いを肯定するわけじゃないけど……おかげで私とガッシュくんは出会えたじゃん！」

ガッシュ「！！」

唯「ね？だからたとえこれから先、いろんな真実を聞かされるかもしれないけど……」

唯「私とガッシュくんが友達だってことは、変わらないからね！！」ﾋﾞｼｯ

ガッシュ「唯…………ありがとう、なのだ！」



ｺｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

ガッシュ「！？」

唯「本が……これってまさか……！！」ﾍﾟﾗｯ

唯「出てる……新しい呪文が出てる！」

ガッシュ「本当か！？」

唯「『第二の術　ラシルド』……」

唯「やったよ！新しい呪文が出たよ～！」

ガッシュ「ウヌゥ、私もひとつ成長したのだな！！」

唯「やったね！」

ガッシュ「やったのだ！」


唯「あ、もうこんな時間！早く帰らないと憂が心配しちゃうよ！」

ガッシュ「ウヌゥ、それは大変なのだ！急いで帰るのだ！」








区切りがいいので、ここいらで一旦STOPします
ここまで読んでくれてありがとうございました！
続きは残ってたら今日の昼あたりにでも書こうと思ってます
それでは、おやすみなさい

おまたせしますた、保守ありがとうございます
ぼちぼち再開しようかと思います

次の日　軽音部

唯「おいし～♪」

ガッシュ「ウヌ！やっぱりムギ殿のお菓子は最高なのだ！」

紬「あらあら、うふふふふ……」

律「そうだ、これキャンチョメに持って帰ってやろうっと。あいつ喜ぶぞ～」

ﾜｲﾜｲｶﾞﾔｶﾞﾔ

梓「なんだかガッシュくん、すっかり馴染んでしまいましたね」

澪「ああ……実際何者なんだろう……」






さわ子「…………いいなぁ……」

唯「？」

律「さわちゃん、どうしたんだ？」

さわ子「私も子供が欲しいなぁ……」

律「ブーーーッ！」

ガッシュ「り、律殿！口から紅茶を吹き出すのは行儀が悪いのだ！」

律「いや、だって……」

さわ子「なんだかガッシュくんを見てると、私まで子供が欲しくなってくるのよね……」

律「いや、別にガッシュは唯の子供ってわけじゃ……」

唯「じゃあ作ればいいじゃないですか、子供♪」

さわ子「！！！」ｶﾁﾝ

律（あーあ……）

さわ子「じゃかあしい！こちとら子供が欲しくても、相手がいないんじゃクソッタレ！！」

ガッシュ「さ、さわ子殿、落ち着くのだ……」

さわ子「ハァ……ハァ…………あら、ごめんなさい取り乱しちゃって……」

ガッシュ「さわ子殿、なんだか怖いのだ……」

唯「きっとさわちゃんなら、すぐに子供できますよ～」

さわ子「いいのよ……慰めはよしてちょうだい……」ｼｸｼｸ





部活終了後

さわ子「ハァ……ただいまー」ｶﾞﾁｬ

？「………………」

さわ子「…………誰？」

さわ子の家にいた魔物
>>275

ゴーム

ゴーム「ゴー…………」

さわ子「いや…………誰？」

ゴーム「ゴー…………」

さわ子「貴方人間なの？というより、なんで私の家に勝手に上がりこんでるわけ？」

ゴーム「ゴー…………」

さわ子「さっきからそれしか言わないわね……他に何か言えないのかしら？」

ゴーム「ゴー…………」ｽｯ

さわ子「え？この本を私に？どれどれ……」

さわ子（なにこれ……ん？このページだけ何故か読める……）

さわ子「『第一の術　ディオボロス』……？」

ｶｯ!

ﾁｭﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ!!

その頃

唯「ふぅ～、今日も疲れたねぇ～」

ガッシュ「ウヌ！」

唯「……あれ？ムギちゃん……と、隣にいる黒い人は……誰？」

ガッシュ「ウヌゥ、山の方に向かっていくのだ！」

唯「ねぇ、ちょっとついていってみようか！」

ガッシュ「ウヌ！」







ブラゴ「あの山に魔物の気配がする……行くぞ」

紬「ええ……」

ブラゴ（……もう一人、後ろからつけてきている魔物がいるが……）

ブラゴ（……まあ、いいだろう。まずはあそこにいる魔物を倒す）





ガッシュ「あの二人、どんどん奥に進んでいくのだ……」

唯「見失わないようにしないと……」





ブラゴ「フン……やはりいたか……」

？「！！」

紬が山で遭遇した魔物
>>295

ファウード

エシュロス

紬「なに？この建物は……」

ブラゴ「魔導巨兵ファウード……かつて魔界に存在した巨大な魔物だ」

紬「魔物？これが……？」

ブラゴ「この戦いの参加者ではないが……どういうわけかこっちの世界に来たらしいな」

紬「今は封印されているみたいだけど、もしこんなのが動き出したら……」

ブラゴ「お前の想像通りになるだろうな……まあ、どのみち今は奴と戦うことはできないがな」





ガッシュ「ウヌゥ、あの建物を見るのだ……あれをどう思うのだ？」

唯「すごく……大きいです……」

ブラゴ「さて……そろそろ、俺たちの後をついてきている奴ら……出てこい」

唯「！！」

ガッシュ「気付かれていたのだ……」

紬「ゆ、唯ちゃん！？それにガッシュくんも……」

ブラゴ「知り合いか？まあいい……あいつらを倒すぞ」

唯「え……？」

紬「まさか、ガッシュくんが魔物だったなんて……」

ブラゴ「事情はどうでもいい。奴らを倒すぞ」

紬「……………………ええ」ｽｯ

唯「黒い本……？」

紬「唯ちゃん……恨まないでね」ｺｫｫｫｫ

唯「えっ、ちょっと待っ……」

紬「レイス！！」

めしくってきます

::::::::::::/ ;',;' ,,;' ;''　;ﾂﾂ"　　　 ;'";'"　　　　;'";'"ﾄ,'"　　　;::::'" .,'' .ﾄ, ,;'　;;';:::::::::::::::::::::::::/
::::::::::;' ;'ﾞ;'' ,' ;'",'' ;ｼ 　 　　 ;";"　　　　 ;;";;" ´l:l　　 ,' ;:::'" "ﾞ´ l:i　;'"　';:::::::::::::::::::::f
::::::::/;;' ;;';;ﾞ ;'ﾞ ､____,,,,,,,....‐‐‐‐‐‐､,_　　　　　　l:::i　　 i::'"　　l.;'"l:i 　 ;:'"i:::::::::::::::::::::i
::::::,':;;' ;;';;' ;'　 }:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヾi､　　 /.l::::l　 　';;;:ﾞ" 　l;'" .l:l　 ､　 i::::::::::::::::::::ﾞ､
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::::::::::::',. ll　r' /i::::::;;r;:レ‐''l　｀'‐-､,　　　　　　 r-‐'"´:::::;／::::::::::::::::::::::::::::::/　　　_,,.‐'´／
::::::::::::::',.ll //. ﾚ'ﾞ´l　　　　レ'"l　_,ﾆ,ﾞ'‐---､,,,,,,i,;;;;;--／i:::::::::::::::::::::::::::::::／,,,,.-‐'´::::／

-;::::::::::::'{l f｀'-､. 　レ'ﾞ´l　　,., "´ 　 v'ﾞ´｀ﾚ''"ﾚ''iｰ'´´::_;i:::::::::::::::::::::::::::∠／::::::::::::;;彳　　　　_,,,-;;ｿ
､ﾄ,｀ﾞ'‐-;::ヽ　　｀ﾞ'-､　　ﾚ''´ |,,.‐'´ｌ ,／l::;;／lﾞ）/:::::;;‐'"::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::彡'"　_,,-‐'　:／
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:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ﾞ'---''"´::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,-'"´

ただいも
途中、用事入って出かけるかもしれないけど、それまで書き続けます

ｽﾞｷﾞｭｩｩｩｩｩｩﾝ

ガッシュ「ヌアアアアアアアアア！！」

唯「ガッシュくん！」

紬「グラビレイ！」

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

ガッシュ「ガアアアア！か、体が地面に……！」

ブラゴ「上出来だ。あとは奴の本を奪うぞ」

紬「ええ……」

唯「ムギちゃん、もうやめて！！」

紬「！！」

唯「どうして……どうしてこんなことするの……？」

紬「…………仕方ないのよ、これは唯ちゃんのためなんだから」

唯「え……？」

紬「この戦いは、唯ちゃんにはあまりにもきつすぎる……たぶん無理だわ」

唯「そんなこと……」

紬「魔物やそのパートナーを平気で殺しにかかる魔物もいるのよ！？」

唯「！！」

紬「私は、唯ちゃんを死なせたくない……だから、早くこの戦いから解放してあげる……！」

唯「でも……私はガッシュくんと離れたくない！ガッシュくん！！」ｺｫｫｫｫ

ガッシュ「ウヌ！」

唯「ザケル！！」

ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘｽﾞﾄﾞｰﾝ

紬「レイス！！」

ｽﾞｷﾞｭｩｩｩｩｩｩｩﾝ

ガッシュ「ヌオオオオオオオオオ！！」

ブラゴ「ウオオオオオオオオオ！！」

ﾊﾞｼｨｨｨｨｨｨｯ

唯「相撃ち……」

紬「いいえ……私たちの勝ちよ」

唯「！？」

紬「今の術は第一の術……威力も一番弱い」

紬「そして第二の術は動きを封じるけれど、あくまで一時的なもの」

紬「そして私には……まだ第三の術があるのよ」

唯「！！」

紬「さあ、いくわよ……これをしのげないようでは、この先の戦いは生き残れないわ！！」ｺｫｫｫｫｫｫｫ

唯「う……」

紬「ギガノ・レイス！！」

ガッシュ「ヌゥ！」

唯「で、でかい！」

唯（は、早く……なんとかしないと……！）

唯（そうだ、確か…………あった！）

唯「ガッシュくん、昨日覚えた新しい呪文を使うよ！」

ガッシュ「ヌ！？」

唯「何が出るかわからないけど……きっと大丈夫！さあ、いくよ！！」ｺｫｫｫｫｫｫ

ガッシュ「ウヌ！わかったのだ！」

唯「ラシルド！！」

ｽﾞｶﾞｧｧｧｧｧｧｯ

唯「これは……盾？いや……」

ｽﾞﾊﾞｧｧｧｧｧｧｧｯ

紬「な……」

唯「跳ね返した……？」

ｽﾞｷﾞｭｩｩｩｩｩｩｩｩｯ

紬「きゃああああっ！」

ブラゴ「…………チッ」ｽｯ

紬「ブラゴ！？」

ﾊﾞｼｭｳｳｳｳｳｳｳｳｳ

ブラゴ「………………」ｼｭｳｳｳｳｳｳ

唯「あの魔物が、ムギちゃんを守ったの……？」

紬「ど、どうして……」

ブラゴ「勘違いするな。お前に死なれたら、王になる道が潰える、それだけだ」

紬「ブラゴ…………」

唯「ああ～～～っ！『つんでれ』だぁ～～～！」

ブラゴ「！？」

ガッシュ「ヌ？つんでれとは何なのだ？」

唯「今のブラゴくんみたいな人のことだよ～」

ガッシュ「おお、そうなのか！やはり唯は物知りなのだ！」

ブラゴ「………………」

紬「…………ふふっ」

ブラゴ「……てめぇ、今笑ったな」

紬「ふふ……あっははははははは！」

ブラゴ「………………」

紬「ははは…………ごめんなさいね、どうしても笑わずにはいられなくて……」

紬「やっぱり戦いの中でも、唯ちゃんは唯ちゃんね……」

紬「いいわ。私も唯ちゃんとは戦わないことにするわ」

ブラゴ「………………」

唯「ムギちゃん……」

紬「ただし……もし私たちが最後の二人になったら、その時は……ね」

唯「うん！！」

紬「この戦いを生き残るからには……その時まで絶対に負けちゃ駄目よ」

唯「うん！！」

紬「それじゃあ唯ちゃん、また明日学校で会いましょう」

唯「たん！！じゃなかった……うん！！」

紬「ガッシュくんも……明日もお菓子たくさん用意して待ってるわね」

ガッシュ「おお！やはりムギ殿は優しいのだ！！」

紬「じゃあね、唯ちゃん、ガッシュくん！」

唯「うん！また明日！」

ガッシュ「また明日、なのだ！」

ブラゴ「…………おい」

紬「？」

ブラゴ「……よかったのか？」

紬「いいのよ……あの時の唯ちゃん、すごく強い目をしていたから……」

紬「唯ちゃんならきっと、この戦いを生き残れるわ……持ち前の脳天気でね」

ブラゴ「そうか…………」

紬「あら、怒鳴らないのかしら？」

ブラゴ「…………そういう気分ではないだけだ」

紬「ふふふっ」

唯「はぁ～、やっと帰ってきたよ～」

ガッシュ「ウヌゥ、お腹ペコペコなのだ！」

唯「ただいま～～～」

憂「お姉ちゃん、おかえり～！」

？「………………」

唯「その、憂の隣にいるの……誰？」

憂の隣にいた魔物
>>360

ｋｓｋ

コルル

テッド

いや下はダメだろ

憂「この子？コルルちゃんだよ」

唯「コルル？ああ、昨日公園で会った！」

ガッシュ「ヌ？お主、昨日一緒にいた者はどうしたのだ？」

コルル「それが……交通事故で……」

ガッシュ「ヌ！？す、すまなかったのだ、辛いことを話させて……」

コルル「人をはねて逮捕されちゃったの……」

唯「えっ？」

コルル「しおりちゃん、両親との仲がうまくいかなくて、イライラしていたみたいなの、だから……」

憂「行く所がなくて困ってたコルルちゃんを、私がかくまってあげたんだよ」

唯「そ、そうなんだ……」

ガッシュ「お主も大変なのだな……」

！？

憂「ねぇ、しばらく家でコルルちゃん預かっていてもいい？」

唯「もちろんだよ！ガッシュくんもいるし、ますます家が賑やかになるね！」

ガッシュ「ウヌ！私も大賛成なのだ！」

憂「よかったね、コルルちゃん！」

コルル「うん……あ、ありがとう……」

コルル（ガ、ガッシュと一つ屋根の下で暮らすなんて……///）

となると憂はパートナーじゃないってことだよね？

その夜

ガッシュ「…………zzz」

コルル（…………なんだか、ガッシュが隣にいると、落ち着いて眠れない……）

憂「コルルちゃん寝たかな？」ｶﾞﾁｬ

コルル（は、早く寝ないと……）

憂「ふふっ、二人ともよく寝てる…………あれ？」

コルル「！！」

憂「なんだろう、この本……ここだけ読める……『第一の術　ゼル……」

コルル「駄目！それを読んじゃ駄目なの！！」

憂「ク』…………えっ？」

コルル「ああああああああああああ」ﾒｷﾒｷﾒｷﾒｷ

憂「こ、コルル……ちゃん……？」

コルル「あああああああﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞあﾞ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

憂「え……なにこれ……」

コルル「キェェェェェェェェ！！」

憂「コルル……ちゃん……？」

コルル「…………ガッシュ…………魔物！」

コルル「キェェェェェェェェイ！！」ﾋｭﾝ

唯「どうしたの～？こんな夜中に……」ｶﾞﾁｬ

唯「…………え？」

憂「お姉ちゃん、助けて！」

唯「え？え？」

コルル「……ガッシュのパートナー……！！」

コルル「キェェェェェェェェイ！！！」

唯「ひっ……！！」

ｶﾞｷｨｨｨｨｨｨｨﾝ

ウィキ先生に聞いてきたよ！

ゼルク：凶暴な別の人格が現れ、同時に凶暴な姿に肉体強化される術。
ゼルセン：腕をロケットパンチのように飛ばす術。
シン・ライフォジオ：自分を含む任意の対象を柔らかい光で包み込む。その光の中にいれば、水の中であろうと宇宙空間であろうと「生命」を守ってくれる。
魔界で魂だけの存在になっていた時、ガッシュの「自分たちを助けたい」という思いを感じ、ガッシュの金色の本に憑依した時に現れた術。生まれ持った素質ではなく、コルル自身の優しく強い想いから生まれた術。
ゼルルド：カードゲームオリジナル呪文。体に力を込め、攻撃を回避する術。
ラージア・ゼルセン：ゲームオリジナル呪文。ゼルセンよりも腕を巨大にし、相手めがけて飛ばす術。
ジオ・ラ・ゼルド：ゲームオリジナル呪文。自分の周囲から巨大な爪が生え、近くの敵を一掃する術。
ゼラルセン：カードゲームオリジナル呪文。爪を四方八方に飛ばして相手を攻撃する術。

コルル「………………」ｸﾞｯ

ガッシュ「お主…………！」ｸﾞｸﾞｯ

唯「ガッシュくん！」

コルル「…………そこをどけ……！」

ガッシュ「お主、コルルだな？どうしてこんなことをするのだ！？」

唯「え……？コルルちゃん……？どうして……」

憂「私が……私が本を読んだから……」

唯「本……じゃあコルルちゃんも魔物……！」

憂「魔物？どういう……」

唯「実は…………」












憂「そう、だったんだ……コルルちゃんが……」

ガッシュ「お主、何故こんなことをするのだ！？」

コルル「うるさいうるさいうるさい！これは戦いなんだ！私たちは戦わなければいけないんだ！！」

ガッシュ「ウヌゥ……私はお主とは戦いたくないのだ！！」

コルル「そうか……ならば……！！」

コルル「大人しく私にやられるがいい！！」ﾊﾞｯ

唯「！！」

唯「ガッシュくん、術を……」

ガッシュ「駄目だ！術を使ってはならぬ！！」

唯「ガッシュくん……」

ガッシュ「私はコルルとは戦いたくない……！せっかくできた友達とは、戦いたくないのだ！」

コルル「何が戦いたくないだ！何が友達だ！そんなものは戦いにおいては無意味だ！！」

コルル「全ての魔物を倒し、王になるのは……この私なんだ！！」

ｺｫｫｫｫｫｫｫｫ

唯「！？」

憂「コルルの本が光って……」ﾍﾟﾗｯ

憂「新しい呪文が……！」

コルル「丁度いい、それを読め、人間！！」

唯「憂！読んじゃ駄目！！」

ガッシュ「憂殿！これ以上コルルを戦わせては駄目なのだ！」

コルル「うるさい！さあ人間！早く呪文を読め！」

憂「あ……あ……」















憂「ゼルセン！！」

ﾊﾞｼｭｳｳｳｳｳ

ガッシュ「ガアアアアッ！」

唯「ガッシュくん！」

憂「あ……ああ……」

コルル「いいぞ、その調子だ！さあ、どんどん読め！」

憂「あ…………」

コルル「早く！読め！」

憂「………………」

コルル「さあ、早く！！」

憂「…………うよ」

コルル「え？」

憂「もう、やめようよ……」

後半の清麿のタフ加減は絶対中学生レベルじゃねぇよな

コルル「やめる？今更何を……」

憂「もうやめなさい！お姉ちゃんの言うことが聞けないの？」

コルル「！！」

憂「私、コルルちゃんが家に来たとき、嬉しかったんだよ」

憂「まるで、本当の妹ができたみたいで……」

コルル「！！」

憂「お姉ちゃんとしてのお願いよ！元の優しいコルルに戻って！」

コルル「…………う……うう……」

コルル「うわあああああああああああああああああああああああああ」

憂「コルル……ちゃん……」

コルル「あああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」ﾌｼｭｩｩｩ

憂「も……戻った……」

ゴームの画像さがしてもない・・・
カブトムシみたいな外見なのか？

憂「そうだ、お姉ちゃん、ガッシュくん、大丈夫！？」

唯「わ、私は大丈夫だよ」

ガッシュ「私も大丈夫なのだ！それより、コルルは……」

憂「大丈夫……気を失ってるみたい……」

憂「二人とも……ごめんね……私のせいで……」

唯「何言ってんの、憂はちっとも悪くないよ！」

ガッシュ「ウヌ！たとえどうなったとしても、コルルは私の友達だ！そして憂殿にとっても！」

憂「…………ありがとう……」

>>442
イメぴただけど…
http://imepita.jp/20090830/568620

コルル「…………う……」

ガッシュ「コルルが目を覚ましたのだ！」

コルル「…………私……」

コルル「…………！！」

憂「コルルちゃん……？」

コルル「私が……私がやったんでしょ？」

憂「え？」

コルル「私が皆を傷つけたんでしょ……？」

憂「そ、それはもういいの……」

コルル「良くないよ！」

憂「コルルちゃん……」

コルル「わかってる……私が皆を傷つけたこと……」

コルル「これ以上ここにいたら、また皆に迷惑をかけてしまう……」

憂「迷惑だなんて、そんな……」

コルル「ガッシュ、お願い……私の本を燃やして！」

流れそのまんまじゃんｗｗｗｗ

ガッシュ「え……？」

コルル「私、もうこれ以上戦う気なんかない……だからもう私がここにいる意味はないの」

ガッシュ「しかし……コルルは憂殿と離れるのが嫌ではないのか！？」

コルル「…………嫌に、決まってるじゃない。本当のお姉ちゃんができたと思っていたんだから」

憂「…………！！」

コルル「でも、いいの。これ以上皆を傷つけるよりは、ずっといいから……」

唯「コルルちゃん……」

コルル「お願い、唯お姉ちゃん……私の本を燃やして！！」

唯「…………！！」


・燃やす　・燃やさない
>>462

ノー

唯「私には……私には、できないよ」

コルル「どうして？だって、私がいれば皆に迷惑が……」

唯「だって、私だって憂と離れたくないもん！！」

コルル「…………！！」

唯「憂にとって……ううん、私にとってもコルルちゃんはもう妹のような存在なんだよ！」

唯「せっかく一緒に暮らしている姉妹を引き離すなんて……私にはできない！」

コルル「でも、私のせいで……」

唯「いいんだよ、家族なんだから迷惑かけて！」

コルル「！！」

唯「もしまたあんな事になっても、私と憂、それにガッシュくんで守ってあげる……絶対に！」

コルル「私は……ここにいてもいいの？」

唯「当たり前じゃん！家族なんだから！」

憂「うん……もう私たちは家族なんだよ」

ガッシュ「ウヌ！」

コルル「お……お姉ちゃん…………ありがとう……」

憂「うん…………！」ｷﾞｭｯ
ﾁｭﾝﾁｭﾝ…

唯「あれ？いつのまにか、もう朝だ……」

憂「え？いけない！急いで支度しなくちゃ！」

唯「そうだ！今日、コルルちゃんも軽音部に来る？」

コルル「けいおんぶ？」

ガッシュ「ウヌ！友達がたくさんいる、素晴らしい所だぞ！」

コルル「私が行っていいの……？」

唯「もっちろん！」

コルル「……ありがとう、唯お姉ちゃん！」

唯「うん！」

おまけ

ビクトリーム「………………」

梓「………………」

ビクトリーム「……今日はメロンはないのか？」

梓「ありません」

ビクトリーム「とか何とか言っちゃってぇ、本当は隠して……」

梓「ありません」

ビクトリーム「………………」

梓「………………」

ちょうど今クリア編読んでるときに開いてしまった、最後の勢いは神

ビクトリーム「………………」

梓「………………」

ビクトリーム「食べたいよぉ！食べたいよぉ！メロンが食べたいよぉ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

梓「あーもう、ダダこねないでください」

ビクトリーム「メロンメロンメロンメロンメロンメロンメロン～～～！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

梓「ハァ……仕方ないですね」

コルル「私は……ここにいてもいいの？」

唯「当たり前じゃん！家族なんだから！」

憂「うん……もう私たちは家族なんだよ」

ガッシュ「ウヌ！」

コルル「お……お姉ちゃん…………ありがとう……」

憂「うん…………！」ｷﾞｭｯ

？「ザケル！」

コルル「えっ？」ﾎﾞｯ

憂「ほ、本が…本が！」ﾒﾗﾒﾗ

ゼオン「消えろ」


って流れかと

梓「どうぞ」ｺﾄ

ビクトリーム「ハハハ、なんだちゃんとあるじゃねぇか、まったくぅ……」

ビクトリーム「うんうん、この鮮やかな緑色！目に眩しいツヤ！まさしくベルィィィィィィィムェロン！！」

梓「いいから早く食べてください」

ビクトリーム「よぅし、ありがたくいただこうじゃねぇか……」

ビクトリーム「…………あ～～～～～ん」

ｼｬｷｯ

それよりバオウもまだ覚えてないのにファウード出してしまったな、世界中から魔物が現れてバトルになるとザケルとラシルドだけじゃ勝てないだろ

>>482
どうせパートナー探してるか術が使えても１つ２つだしレインもいるし問題ない

ファウードがいるってことはリオウや感知タイプの魔物も集まるよな

>>485
感知タイプと聞いて思い出した、猿みたいな魔物でないとそのまま清麿死ぬんじゃなかった？

ビクトリーム「………………」ｼｬｷｼｬｷ

ビクトリーム「………………」ｺﾞｯｸﾝ

ビクトリーム「…………私の知ってるメロンは、こんなに固かったか？」

梓「現代人の顎は劣化してきていますからね」

ビクトリーム「それに……私の知ってるメロンは、こんなに細長かったか？」

梓「それは品種改良によって最近開発された、スティックメロンだからです」

ビクトリーム「ふぅむ……メロンは奥が深いんだな……」

梓（本当は蜂蜜をかけたキュウリなんですけどね）

おまけ　完

>>486
？

>>489
猿が清麿を人工呼吸してた気がする、ちょっと確認してくる

というわけで、キリがいいのと、ちょっと用事があるので一旦筆を休めます
残ってたら夜に書きます
こんな行き当たりばったりな話を読んでくれてありがとうね

>>491
ああ、モモンな

>>491
まず清麿がこのSSに登場してないんだが…

２３巻に会った、ガッシュが泣いてるときに胸叩いてて皆は次行こうとしてたら心臓が動いたのを察知して人工呼吸してた、まぁ必要ないか

>>494
それもそうだなｗ今後どうなるか期待

コルルのパートナーだったしおりちゃん？可愛かった記憶がする

ここ本当にVIP？
なんでこんな駄スレがのびてんの？

ただいも
もう少しで飯食うけど、それまで少し書きますわ

唯がブラゴやコルルと戦ってた頃……

澪「ただいま～」

レイン「おかえり……」

澪「こっちの暮らしはどう？」

レイン「悪くはないぜ。人間形態に変身するのが少し煩わしいけどな」

澪「そうか……ま、そのうち慣れるよ」

レイン「だといいけどな……」

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ

レイン「！！」

レイン（まずい……！）

澪「お、誰か来たな。はーい！」ｶﾞﾁｬ

澪「…………どちら様ですか？」


澪の家を訪ねてきた魔物
>>538

アシュロン

アシュロン

アシュロン「お前がレインの本の持ち主、秋山澪だな」

澪「なっ……本……！？」

アシュロン「俺の名はアシュロン。短刀直入に言う、戦いに来た」

澪「えっ、ちょっと待っ……」

アシュロン「お前に選択の余地はない。あの山の中腹あたりで待っている」ﾊﾞﾀﾝ





澪「そんな…………いきなり戦いだなんて……」

レイン（アシュロンだと……！？まさかあの伝説の……）

レイン「澪、実はな……アシュロンは魔界では神童と呼ばれていた魔物なんだ……」

澪「え……！？」

レイン「間違いなく今回の戦いでは5本の指に入るほどの実力者だ」

澪「そんな……そんなのが、どうして私の所に……」

レイン「わからねぇ……とにかくあいつは強い……無理して戦わなくてもいいんだぞ」

澪「でも、もし逃げたらどうなるか……やっぱり行くだけ行くべきだよ……」

レイン「…………仕方ねぇな、行くぞ」

澪「うん……」

いきなりクリアを出すのか、ゴクリ

アシュロン「来たか……」

澪「………………」

アシュロン「準備はできたか。行くぞ、リーン」

リーン「へい」

レイン「待ってくれ……俺はできれば戦いたくねぇ」

アシュロン「……戦いの場で敵に背中を見せる気か？」

レイン「そうじゃねぇ。お前ほどの魔物が、なぜ俺なんかの所へ来たんだ？」

アシュロン「フン……理由なんてどうでもいい。いくぞ」

リーン「テオブロア！！」

澪「うわぁぁぁぁぁぁっ！」

レイン「チッ…………」

ｶﾞｷｨｨｨｨｨｨｨﾝ

レイン「ぐあああああああああ！！」

澪「レイン！」

アシュロン「ほう、身を呈してパートナーを守ったか……」

リーン「どうやら、その持ち主にとって、これが初めての戦闘らしいようですぜ、ダンナ」

アシュロン「フン、やはりな……」

澪「レイン！しっかりしろレイン！！」

レイン「く…………」

アシュロン「どうやら、ここまでのようだな……では、とどめを刺させてもらうぞ」

リーン「へへっ、悪く思わないでくださいよ」ｺｫｫｫｫｫ

レイン「澪……逃げろ……」

澪「何言ってるんだ！レインを置いていけるわけないだろ！」

レイン「いいんだよ……俺はお前が無事なら、それで……」

澪（どうしよう……このままじゃレインが死んじゃう……！）

澪（レイン………………！！）

クリア「やぁ」

ゴーム「ゴォー」

バリー「ふっ」

レイン「！！！！！！！！！！！！！！」

リーン「ディオガ・ブロア！！」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

澪「お、大きい……！」

レイン「澪…………」

澪「これで防げるかどうか、わかんないけど……レイン！」ｺｫｫｫｫｫ

レイン「くっ……」

澪「アボロディオ！！」

ﾊﾟｼｭｩｩｩｩｩ

澪「そんな……アボロディオが打ち消された……」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｫｫｫｫ

レイン「があああああああああ！！」

澪「きゃああああっ！」

アシュロン「中々しぶといな……では、次で決めてやろう」

レイン「み……お…………」

澪「レイ……ン……！」

ｺｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

澪「！！」

澪「本が……光って……」

澪「新しいページが……2つも……！」

レイン「澪…………！」

リーン「おいおい、一度に2つ呪文を覚えるなんて、そりゃアリですかい」

アシュロン「おそらくは、お互いを守りたいという信頼がそうさせたのだろう」

アシュロン「見事だ……ならば俺もそれに応えるべく、本気で行くぞ」

レイン「澪……いけるか？」

澪「ああ！絶対に勝つぞ！！」

リーン「ディオガ・ブロア！！」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

レイン「澪！」

澪「うん！」ｺｫｫｫｫ

澪「アーガス・アボロド！！」

ｼﾞｬｷﾝ!!

アシュロン「な……防いだだと……」

澪「これは……ドーム状の盾……！」

アシュロン「リーン！相手に先行を許すな！もう一発だ！」

リーン「勘弁してくださいよダンナ、あんなデカイの連続で撃てるわけないっしょ」

アシュロン「くっ……」

リーン「終わりですぜ旦那、ディガル・クｒ」

ヴィノー「シン・クリア」

レイン「！！！！！！！！！！」

すんません、めしくってきます

アーガス・アボロドってせいぜい中級クラスの防御呪文だろ？
レイン強ぇｗｗｗｗｗ

>>579
いってらー

しかしここでアシュロンだしたらもう一人のエルザドルがアシュロンと仲間になりそうだから困る、それはそれで楽しいが

唯はザグルゼムの効果を見抜けない

>>597
そうだっけ・・
なんかカードに第一ってかいてあったような・・・
きのせいかwww

　　＿ ／ l＿
　　　　　 　　|／/
　　　　　ヽヽ　/

　　 ノ￣/ 　　l
　　　 ／ 　 　l
　　　ｌ｜ 　　,'

　　ノ　レ 　 ＼
　　　 |　　　　/
　　　 |　　　 /　　 　　 、ヽ 　 =z
　　　 |　　 　l　 　 　z　　　　 　　z
　　　 |　ヽヽ ',　 　 /v　　　 　　 ヾ
　　 |　 /　 　ヽ　 　yl'〃wr'vyvﾄ､j
　　 |-''　　　　＞ 　l〈 =ｧｪ､　ｨｧ=l )
　　 ヽ─‐　 / 　 　ヽ',　　､l　　//
　　　 |　 　./　　　　 /l＼ -=- /＿
　　　 |　 　l　　　　／ヽ　 ヽ-'"l＼::::7ヘ───── - ､
　　　 |　 　',　　,／｀ﾞヽ､＼　. ∧/ヽ　　　　　　　　　　l::::::＼
　　　 |　　 ヽ,／;;;;;;;;;;;;;;;;＼ヽ |＼7 lヽ／　　　　　　〈ﾉ　'':::::::＼　　　　／＼
　　！！ ／ヽ/｀ヽ,;;;;;;;;;;;;;;;;＼|　 .Y　 ヽ＿＿＿＿ﾍj　　　 ヽ.　＼　／r'　ヽ＼
　　　　　/ 　/　 　＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼　＼Ｏヽ　　　　　￣＼　 　', 　　＼ 弋_ノ 　 ＼
｀ヽ　∧/　 /　...　　　＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ/ ヽ　ヽ　　　　　　　 ＼　l　　ヽ:::／＼＼ r'.　＼
　 l/　　　./　::::::::　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼/ヽＯ', 　　　 　　 　／＼　　／ .ヽ／　 弋 ノ r'
　　　　　/　　　　　 /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ/ヽ　',　　　　　／　　　￣ ＼ ／　 ＼ 　 ／
　　　　 /　　　　　 /＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;＼＼l　 　 　　＼　＼　　＼　 〈　、 　ヽ
　　　　/　　　　　 /　　ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ l　　　　　.ヾ＼　＼　　＼　＼ヽｿｿ'
　　　 /　　　　　 /　　　 ',;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;V　　　　　 　＼＼　＼　　　／￣
　　　/::..　　　　r'ヽ＿　＿＿＿＿＿　　＿ l|　　　　　　　　＼＼　　.／

　　./::::::.. 　 ／/　 　 ｀ヽ＼ 　|　::::::|r'　　￣二二ヽ　　　　　　＼〉／
　　.＼::::::.　　　 　 　 　 　　　 |　　 |　　　　二二ア

>>599
カードは原作で使われた順に第〇の術って付けてるからな

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,r''＝＝＝＝､＼;;;;;;;;;;;;;;;;;;',　　／　＼　＼

;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／　　｀ - ､_　　　＼ヽ（＼;;;;;;;ゝ/　／　 ヽ　 ヽ
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;イ/　　　　　　　｀ヽ 　　ヽ　　 ￣ /／,r─-､ ヽ 　 ',
;;;;;;;;;;;;;;;;///　　　／￣￣｀ヽ　　　 ll　　　 .ll　 /　 ,r.､ ヽ ',_,.-ll二l
;;;;;;;;;;;;;;;l ll l　　 ./　　 ,r-､　　i　　　ll==＝=ll　 l　　i()l　 i　i,,.-ll
;;;;;;;;;,.-'⊆ l　　 l　　　l () l　　l　　 .ll　　 l,_ ll　 l　　｀"　 l　l 　ll
;;;;／／l　ll l　　 l　　　゛''"　 /　 　.ll　　　/ .ll　 ''-､,＿_ﾉ.　l　,'
/￣l;;;;;;l　ll l　　 ゝ──‐''"　　　 /＿＿＿__ヽ　 ＼ ／ 　 l /
　r' l;;;;:l　 ヽヽ　　 ｀ヽ､／┌‐''.／　　　　　　　＼┐＿＿,／
　i　 ヽl　　　゛''-､,,　＿＿_!,-''Y⌒Y⌒Y⌒Ｙ⌒Y　Tl￣￣　l
　l　 〈,　　　　　　 ￣￣￣l＿_|＿_|＿_|＿_|＿_|＿|_|　　 　.!
　ヽ ( l　　　　　　　　　　 .l￣￣￣￣￣￣￣￣ l￣l　　 　!
　　　｀ヽ　　　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　 l　　 　!
＼　　　l　　　　　　　　　 l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　 l　 　 /
　　゛'-くヽ　　　　　　　　 !;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;l　 l　 　/
　　　　 ＼＼　　　　　　,'二l二 l二 l二l二 l二l二ll　　, '
　　　　　　゛'-＼　　　 /　 /　 /　/　 /　 /　/　/　／
　　　　　　　　　lヽ､_ /ヽ人__人_人_,人_人_人ノ／

ただいも
鯖復活したみたいなんで、ぼちぼち再開します

レイン「今だ、澪！この瞬間しかない！！」

澪「うん！！」ｺｫｫｫｫｫｫｫ

アシュロン「万事休すか……」

澪「ガルバドス・アボロディオ！！」

ｸﾞｵｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

リーン「ダンナ、防御呪文を……」

アシュロン「いや、いい……」

リーン「え？」

アシュロン「レインとそのパートナーよ……見事だ！！」

ｽﾞｶﾞｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ

レイン「……やったか！？」

澪「コラ、それは死ぼ…………あっ！！」

アシュロン「………………」ｼｭｳｳｳｳｳｳ

レイン「ちぃっ、奴め、まだやるつもり……」

澪「いや、様子がおかしい……」

アシュロン「お前たちの力、見せて貰った……」

澪「え？」

アシュロン「俺は、お前らが正しい力を持っているか確かめるためにお前らに戦いを挑んだ。お前らが悪なら躊躇しなかった」

レイン（あれで躊躇しただと……俺もまだまだだな……）

アシュロン「お前らは互いを信頼しあい、正しい力でこの戦いを生き残ろうとしている」

アシュロン「それがわかっただけでも、俺は満足だ」

リーン「まあ、そういうわけでさぁ。ダンナの多少の無茶、許してやってくれませんかねぇ」

澪「いや、まあそれはいいんだけど……一つ聞いていいかな？」

アシュロン「なんだ？」

澪「その……今の戦いは、まるで……私たちを成長させるかのような戦いだったような気がするんだ」

澪「一体、何のために……」

アシュロン「…………そう遠くないうちに、2つの脅威が人間界と魔界を脅かすことになる」

レイン「脅威だと？」

アシュロン「そのうちの一つは、現在何者かがその封印を解こうとしている……」

アシュロン「だが、俺が最も危惧しているのは、もう一つの方だ……」

澪「二つの脅威……」

アシュロン「このままこの戦いを生き残っていけば、いずれ来るそれらとの戦いは避けられないだろう」

アシュロン「その時のために……お前らのような強い味方が欲しかった」

アシュロン「お前らには、『その時』が来るまでに確実に力を付けてほしい」

アシュロン「それらは、中途半端な強さでは勝てない相手だからな……」

レイン「………………」

澪「………………」

リーン「ダンナ、そろそろ行きますぜ」

アシュロン「そうだな……レイン、そのパートナー秋山澪……さらばだ」

澪「あの……！」

アシュロン「ん？」

澪「あ……ありがとう！」

アシュロン「…………フッ…………行くぞ、リーン」

リーン「へいへい」

ﾋﾞｭｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

澪「行っちゃった…………二つの脅威、か……」

レイン「まあ、何だ。とりあえず今は俺たちの成長を喜ぼうじゃねぇか！」

澪「……そうだな！」

ﾁｭﾝﾁｭﾝﾁｭﾝ…

澪「あれ、いつの間にか朝…………あ！」

レイン「どうした？」

澪「学校があるのに、一睡もしていない……！」

レイン「ハハハ、仕方ねぇな……じゃあ急いで家に戻ろうぜ。俺に乗りな！」

澪「い、いいのか？」

レイン「なぁに、そこらへんの車なんか目じゃないぜ。それじゃあ、帰るぜ！」
澪「うん！」





リーン「ダンナ、なんだか嬉しそうですねぇ……」

アシュロン「フッ……正しき者が成長する姿を見るのが好きなのでな……」

次の日　軽音部

唯「とまあ、なんだかんだで今朝もみんな遅刻しちゃったんだ～」

澪「喜ぶな！」

律「それにしても……さわちゃん、どうしたんだろうな」

梓「無断欠勤でしたっけ？家にも居なかったとか……」

澪「厄介なことに巻き込まれてなけりゃいいけどな……」

紬「さあさあ皆さん、お菓子ですよ～」

ガッシュ「ウヌ！待ってましたなのだ！」

紬「コルルちゃんも食べてね～」

コルル「あ、ありがとうございます……」

和「ちょっと、その子たちは誰なの？」

唯「の、和ちゃん……」

和「あんまり部外者を校内に入れられると困るのよ」

唯「いや、この子たちは私の親戚の子どもで、とても甘えん坊さんだから……」

和「まったく……くれぐれも先生に見つからないようにね！」

唯「了解しましたぁ！」ﾋﾞｼｯ

梓（もうさわ子先生にはバレてますけど……）

コルル（あれ？これって私まで甘えん坊と思われちゃった……？）ｽﾞｰﾝ

ガッシュ（ウヌゥ、元気出すのだ……）

律「お前ら心で会話するなよ」

和「やばいやばい、こんな
時間になっちゃった……早く帰らないと……」

？「………………」

和「……ん？」ﾁﾗｯ

？「！！」ｻｯ

和「……誰か、いる？」

和が遭遇した魔物
>>670

１話に出てきた氷の奴　なんだっけ

レイコム「………………」

和「子供？……こんな時間にどうしたの？」

レイコム「……おい」

和「？」

レイコム「この本を読んでみろ」

和「えっ？そんないきなり渡されても……」

レイコム「いいから読め」

和（何よ子供のくせに偉そうに……それに何よこの文字…………あれ？）

和（この色が変わっているページだけ読める……）

和「『第一の術　ギコル』！？」

ﾄﾞｼｬｱｱｱｱｱ

和「………………え？」

和「え！？なにこれ…………氷？」

レイコム「………………」ﾆｨ

和「ちょっと何よ、気味悪い……早く帰ろうっと！」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

レイコム「………………」ｽﾀｽﾀｽﾀｽﾀ

和「ちょっと、ついてこないでよ！」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

レイコム「………………」ﾀｯﾀｯﾀｯﾀｯ

和「いやああああああ！誰かああああああ！！」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

レイコム「………………」ｽﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

和「ハァ……ハァ…………け、結局家までついてきちゃった……」

レイコム「………………」ｼﾞｰ

和「ん？」

レイコム「………………」ｽﾀｽﾀｽﾀ

和「ちょっと、そっちは台所よ」

レイコム「………………」ｶﾞﾗｯ

和「勝手に冷凍庫開けないでよ！」

レイコム「………………」ﾊﾞﾘﾎﾞﾘﾊﾞﾘﾎﾞﾘ

和「こ、氷や冷凍食品をムシャムシャ食べてる……」

レイコム「………………」ｼﾞｰ

和「な、何よ？」

レイコム「………………」ﾆｨ

和（本当になんなのよこの子…………もうヤダ……）

和「魔界の王を決める戦い！？」

レイコム「………………」ｺｸｯ

和「一緒に戦えって？」

レイコム「………………」ｺｸｯ

和「私に？」

レイコム「………………」ｺｸｯ

和「冗談じゃないわ！何で私がやらなきゃいけないのよ！！」

レイコム「……………ﾁｯ」

和「あっ、今舌打ちしたわね！？」

レイコム「………………」

和（もう……なんなのよこれ……）

和「と・に・か・く！私はそんな戦いなんかに、絶対協力しないからね！」

レイコム「………………」

和「ほら、私はもう寝るんだから、さっさと出て行ってちょうだい！」

レイコム「………………」ﾄﾎﾞﾄﾎﾞ

和「ふぅ、やっと出ていったわね……」

ｶﾞﾁｬ､ﾊﾞﾀﾝ

和「………………ん？」

和「まさか…………」ｶﾞﾊﾞｯ

ｶﾞﾁｬ

レイコム「………………」zzz

和「冷凍庫で寝るなあああああ！！」

とりあえず主要キャラに魔物が行き渡ったところで、今日はここまでです
明日はたぶん夕方以降になるかも……一度落とした方がいいかな？

一応、酉つけときますわ
落とすか残すかは皆に任せます
それではおやすみなさい


おまけ

ビクトリーム「…………なぁ」

梓「なんですか」

ビクトリーム「俺様、今日八百屋って所に行ってきたんだ」

梓「そうですか」

ビクトリーム「そしたらスティックメロンが売ってたから、何本か買ったわけよ」

ビクトリーム「家に帰って食ってみたら、なななんとぉ！全然甘くなかったんだよねぇ」

ビクトリーム「なんでかなぁ～……まだ熟してなかったのかねぇ～」

梓「あなたって幸せな人ですね、ある意味」

おわり

唯「ごでゅふぁ！」

梓「魔物の子だけですってば・・・」

唯「ザケル、ザケル、ザケルガ、ザケル、ザケル、ザケル、ザケルガァああアア！！！！！！！」

唯「すううううううううはぁあああああああすううううう」

律「こいつ、息していやがる・・・！」

唯がアンサートーカーすると唯の良さが無くなる気がするんだよな

清麿×デュフォー、どっちもアンサートーカーで勝つ

バオウ・ホシュルガー！！！

キャンチョメの話は全部楽しかったな、あぁ懐かしい

和「ゼオン！！！テオザケル！」

ゼオン「死ね！ガッシュ！」

唯「ガッシュちゃん！前を！ざけるが！」

みたいな感じだと思った

ただいも
ここまで保守してくれて㌧ｸｽ！
今回はシナリオを安価で決めようかな

・唯＆ガッシュ編
・澪＆レイン編
・律＆キャンチョメ編
・紬＆ブラゴ編
・梓＆ビクトリーム編
・憂＆コルル編
・和＆レイコム編
>>833

※なお、さわちゃんはゴームに拉致されたまま行方不明になっています

きたー
・紬＆ブラゴ編

紬＆ブラゴ編ですね、わかりますた



土曜日

ブラゴ「………………」

紬「………………」

ブラゴ「……今日は学校はないのか」

紬「ええ、土曜日ですもの」

ブラゴ「そうか……ならば修行に行くぞ」

紬「えっ？」

アフリカ

ブラゴ「……着いたか」

紬「……あれ？いつの間に私はこんな所へ？」

ブラゴ「自家用ジェットだか何だか知らないが、俺には窮屈すぎる」

紬「どうして私をこんな所へ連れてきたのかしら？」

ブラゴ「修行だ。この辺りに強い魔物の気配を感じた」

紬「よりによって、なんでアフリカまで……」

紬「それにしても……さすがアフリカ、広いわね」

ブラゴ「気を抜くな、敵は意外と近いところにいる」

ｸﾞｩｩｩｩｩｩｩ～

紬「…………あら、ごめんなさい」

ブラゴ「仕方ねぇな……ちょっと待ってろ」ﾀﾞﾀﾞｯ

紬「あ、行ってしまった……」

数分後

ブラゴ「ほらよ、食え」ﾄﾞｻｯ

紬「……これは一体何でしょうか？」

ブラゴ「メシだ」

紬「シマウマなんか食べられるわけないでしょう！？」

ブラゴ「我が侭言うんじゃねぇ、これくらいのことで音をあげるようじゃ、俺のパートナー失格だ」ﾌﾞﾁｯﾑｼｬ

紬「な、生で……」

ブラゴ「どうした、早く食え」ﾑｼｬﾑｼｬ

紬「…………せめて、火を通していいかしら？」

ブラゴ「……仕方ねぇな」ﾁｯ

紬「ふぅ……シマウマなんて初めて食べたわ……」

ブラゴ「…………！！」

紬「どうしたの？」

ブラゴ「…………撃て」

紬「え？」

ブラゴ「いいから早く術を撃て！！」

紬「わ、わかったわ……」ｺｫｫｫｫ

紬「レイス！！」

ﾊﾞｼｭｩｩｩｩｩｩ

？「！！」


隠れていた魔物
>>852

バリー

バリー

ブラゴ「うまく隠れたみたいだが、俺を欺けると思ったか？」

バリー「…………チッ」ｼｭｩｩｩ

ブラゴ「なかなか骨のありそうな奴だな……少しは楽しませてくれよ」

バリー「グスタフ！」

グスタフ「……ああ」ｺｫｫｫｫ

ブラゴ「来るぞ、紬」

紬「ええ……」

グスタフ「ゾニス！！」

風呂入ってきます
すぐ終わるんで

ただいも
メシ食うまで書きますわ

そういえば
バリー＞アシュロンなのか？エルザドル的に

紬「レイス！！」

ﾊﾞｼｭｩｩｩｩｩ…

バリー「チィッ！」

ブラゴ「フン……」

バリー「お前、知ってるぜ……ブラゴだな」

ブラゴ「……それがどうした」

バリー「魔界でてめぇの名前を知らねぇ奴なんざいねぇ。この戦いの優勝候補らしいじゃねぇか」

ブラゴ「フン……随分高く買われたもんだな」

バリー「丁度いい……ここ最近弱っちい奴らばかりで退屈してたんだ」

バリー「ここでてめぇを倒しておけば、俺の名も上がるってもんよ！！」

グスタフ「ガルゾニス！！」

ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

紬「グラビレイ！！」

ｽﾞｩｩｩｩｩｩｩﾝ

バリー「ぐっ……」ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

バリー「……っめんじゃねぇ！！」ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙ

紬「持ち堪えた！？」

ブラゴ「チッ」

ﾄﾞｼｬｱｱｱｱｱｱｱ

紬「ブラゴ！！」

ブラゴ「フン……」ｼｭｳｳｳｳ

バリー「チィッ、さっきので回転の威力が弱まったか……」

>>866
確かアシュロンはクリアにやられてからものすごい修業してるから
アシュロン＞エルザドルなはず
まあバリーとどっちが強いのかはわからんが

バリー「だったら……こいつはどうだぁ！」ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ

グスタフ「ドルゾニス！！」

ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

紬「レイス！！」

ﾊﾞｼｭｩｩｩｩｩｩ

紬「そんな……レイスが弾かれた！？」

ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ

紬「くっ……ギガノ……」

ｽﾞﾊﾞｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ

紬「きゃあああああ！！」

ブラゴ「チィッ……！！」

バリー「フン……やはり女の方はそこまで戦い慣れてるというわけではないようだな……」

バリーは強さ発揮する前に還ったからな…

ガッシュに唯一勝った魔物だったのに…

バリー「だったら……一気にケリをつけてやるぜ！！」ｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞｿﾞ

グスタフ「ギガノ・ゾニス！！」

ｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫ

紬「大きい……なんとかこれで……」ｺｫｫｫｫ

紬「ギガノ・レイス！！」

ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

バリー「ウォォォォォォォォォ！！」

ブラゴ「………………ッ！！」

ﾊﾞｼｨｨｨｨｨｨｨｨｨｯ

あれ？そんなにガッシュ負けてたっけ？
最終的には勝ってたり何かしらで相手が倒されたりはあったと思うけど

ｼｭｩｩｩｩｩｩｩ

バリー「チィィィィッ！！」

ブラゴ「…………フン」

紬（どうしましょう……このままではラチがあかない……）

バリー「畜生……！」

グスタフ「…………バリーよ」

バリー「何だ！？」

グスタフ「お前は今、念願の強敵と戦っている……にもかかわらず、何をそんなにイライラしている」

バリー「……んだと？」

グスタフ「お前はここにきて6体の魔物と戦ったが、骨のない者ばかり……お前はずっとイライラしていたな」

バリー「ったりめぇだろ！まったく、無駄な時間を過ごしたぜ……」

グスタフ「しかし、今戦っているのは久しぶりに互角に戦える相手……」

グスタフ「にもかかわらず、お前はまたイライラしている……とはいえ、今までのイライラとは訳が違うみたいだがな」

バリー「！！」

グスタフ「バリー、お前…………負けるかもしれないと思ってないか？」

バリー「な……！！」

バリー「んな訳ねえだろ！何言ってやがる！！」

グスタフ「まして奴らはお前も優勝候補と知っている程の相手だ。必ずしも勝てるとは限らないだろう」

バリー「だから俺はビビってねぇつってんだろ！！」

グスタフ「ああ、頭ではわかっているさ。それでもお前は、無意識のうちに相手に恐怖を抱いてるのではないのか？」

バリー（俺が……恐怖だと！？）

ブラゴ「………………」

>>882
一番最初でシェリーに見逃してもらったし、エシュロス戦も進一が降参しなかったら本燃やされてたよ

バリー「……ふざけんじゃねえええええ！！」

紬「！！？」

バリー「俺がビビる？俺が負ける？んなわけねぇだろうが！！」

バリー「強敵がなんだ？優勝候補がなんだ？んなもんすら越えられないようじゃ、王になんかなれねぇだろうが！！」

バリー「俺は王になる男だ！王になる男が強敵を前にして、ビビるわけねぇだろうがぁ！！」

ブラゴ「………………」

紬「………………」

グスタフ「………………」

バリー「ハァ……ハァ……」

>>889
単行本見たら確かにそうだなwww

ガッシュ結構負けてるな……

グスタフ「……吹っ切れたか？」

バリー「おうともよ！俺は負けねぇ！相手が誰であろうと、絶対負けねぇ！！」

グスタフ「いいだろう……」ｺｫｫｫｫｫｫｫｫ

紬「！！」

ブラゴ「来るぞ」

グスタフ「ギガノ・ゾニス！！」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫ

紬「さっきよりも大きい……！？くっ……」ｺｫｫｫｫ

紬「ギガノ・レイス！！」

ﾊﾞｼｭｩｩｩｩｩｩ

紬「そんな……ギガノ・レイスが一方的に……」

ブラゴ「紬、何をしている。避けろ！！」

紬「！！」

ｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

ｼｭｩｩｩｩｩ…

紬「…………！」

ブラゴ「…………チッ」

バリー「間一髪で避けたか……だが、次はそうはいかねぇ」

バリー「覚悟しやがれ……！」

グスタフ「ギガノ・ゾニス！！」

ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫ

紬「くっ……このままじゃ……」

ｺｫｫｫｫｫｫｫｫｫ

紬「！？」

紬「これは……！」

バリー「消し飛びやがれぇぇぇぇ！！」

紬「ブラゴ、手を前に！」

ブラゴ「………………」ｽｯ

紬「アイアン・グラビレイ！！」

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

バリー「なっ……！」

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

バリー「チィィィィッ！仕方ねぇ……グスタフ！！」

グスタフ「ゾルシルド！！」

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

バリー「くっ…………」ｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞｸﾞ

ｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞｽﾞ

バリー「く……クソッタレェェェェェ！！」

ﾊﾞｷｨｨｨｨｨｨ!!

ｼｭｩｩｩｩｩｩ

紬「やった…………！？」

紬「い、いない…………くっ……」

ブラゴ「待て、追うだけ無駄だ」

紬「でも……！」

ブラゴ「お前はまだ心の力が残ってるのか？」

紬「あ…………」

ブラゴ「心の力がなけりゃ、お前はただの人間だ……そうだろ？」

紬「………………」ﾊﾟﾀﾝ

ブラゴ「フン…………疲れがピークに達したか……」

ブラゴ「………………」ｶﾞﾊﾞｯ

ブラゴ「まだまだ……こいつには修行が必要だな……」

バリー「…………おい」

グスタフ「何だ？」

バリー「何故逃げる？俺はまだ戦える……」

グスタフ「もう心の力がない……それは向こうも同じだろう」

バリー「…………チィッ！」

グスタフ「どうだ、強敵と戦った感想は」

バリー「…………まあ何だ……俺も自惚れてちゃいけねぇってこった」

グスタフ「お前からそんなセリフが飛び出すとはな……」

バリー「それより……重くねぇのかよ」

グスタフ「……お前のパートナーがこれくらい出来なくてどうする」

バリー「……それもそうだな」

紬「…………ん……」

紬「…………！！」ﾊﾞｯ

紬「こ……ここは…………」

ブラゴ「お前の家だ」

紬「…………そう」

紬「…………ブラゴ……」

ブラゴ「……何だ」

紬「その……あ、ありがとう……私を背負ってくれたんでしょう？」

ブラゴ「…………フン」

紬「…………ふふっ」

ブラゴ「……何が可笑しい」

紬「いいえ、別に…………ふふふふっ♪」

ブラゴ「…………チッ」

とりあえず紬＆ブラゴ編、一回目はここまでです
メシくってきます

スレも残り少ないな……どうしよう

そろそろガッシュとナオミちゃんを絡ませてくれ、あのライオンの話の所

ただいも
思いのほか長くなりそうなので、続きはパー速でやりたいと思いまつ