幼馴染「おねがい、好きって言って」(754)

男「あーあ」

男「こんなの一回でいいから言われてみたいよな」

男「同じセリフでもパソコンの中から平面に言われると」

男「まったく心に響かん」

女「あんたがPCで平面の女の子と会話してる限り」

女「そういうイベントは一切起こらないわね、現実じゃ」

男「うっせーよ、糞して寝ろ」

女「なんでそういう口の利き方するかな…」

ブチ

男「わ、馬鹿!いきなりコンセント抜くやつがあるか!」

女「うっせーよ、糞して寝ろ」

男「……」

女「あ、あたし帰るわ」

男「はよ往ね」

女「あした一限からなのよね」

男「ふーん」

女「…まあ」

女「あんたも同じ授業取ってるのはわかってるわよね」

男「……」

女「いい加減学校来たら?」

男「昼からバイトなんだよ、明日」

女「…あっそ」

女「じゃ」

男「じゃあな」

バタン

男「はあ」

男「人と喋ったの、いつぶりだったんだろうな」

男「あ、でも昨日コンビニのレジ係と」

男「…あれをカウントに入れるかどうかは微妙なラインだな」

男「さって…と」

男「ゲームでもしようかな」

ピコピコ

男「しかし」

ピコピコ

男「あいつも災難だな」

ピコピコ

男「なまじ昔から家族ぐるみで付き合いしてるばっかりに」

男「こんなニートの住むアパートまで生存確認しに来なきゃならんのだ」

男「きっとお袋あたりに頼まれたんだろうな」

チャラリラン♪

男「あ、また死んだ」

男「くそ、アーサーもっと普段から鍛えとけよな」

男「…風呂入ろう」

ぬぎぬぎ

男「なーんか」

男「鏡を見るたびに自分の顔が段々と犯罪者面に近づいていくような」

男「こういうのを生気がないっていうんだろうな」

男「あーあ」

男「人生、中学生くらいからやり直したいね」

男「……」

男「やっぱめんどくさそうだからいいや」

女「…ただいま」

女「つっても誰もいないけど」

女「……さみしっ」

~~

女「あー、こたついいわー」

女「一人暮らしの部屋には不相応な大きさだということを除けば」

女「やっぱネットで買うとこういうことあるからダメだな」

♪プルルルル、プルルルル

女「うおぉいっ!」

女「部屋が静か過ぎて自分の携帯の音で驚いちゃったよ」

女「…もうちょっとかわいく驚く練習しとこ」

ちょっとへこんだ

女「誰からだろ、こんな時間に…」

女「あ」

女「もしもし、お母さん?」

女「……うん、…うん」

女「わかってるよ……ちゃんと食べてるし」

女「あはは、お父さんらしいね」

女「うん、じゃあね…切るよ?」

女「…え?男?」

女「……さ、さあ、元気でやってるんじゃないかな」

女「…うん、じゃあ…はーい」

プチ

女「はー」

女「……なんかほっとしちゃった」

女「はー、それにしても」

女「久しぶりに男に会ったけど」

女「もっと廃人みたいになってるかと思ったら」

女「意外とまだ人間だったな」

女「アポなしで行ったのに、わりと部屋きれいだったし」

女「……少なくともこの部屋よりは」

女「明日は掃除しよう」

女「……明日はきっと」

男「もう通販しかやってないな、テレビ」

男「……」

男「あー」

男「今日は夕方まで寝てたから眠たくねえ」

男「……」

男「寝過ごしてもアレだし」

男「昼まで起きてるか」

男「2chで糞スレでも立ててよう」

僭越ながら、今のぼくの状況とオーバーラップします
どうかハッピーエンドにしてあげてください

>>19
ただお前に女はいない

男「今日を乗り切れば明日からは生活リズム直るな」

男「リポDも冷蔵庫に入ってるし」

男「……」

男「まあ」

男「直したところであまりどうということはないんだけどな」

男「どうせバイトとコンビニ以外外でないんだし」

男「……」

男「あー」

男「なんで生きてるんだっけ、俺」

>>22
うっせばーかばーか

男「……う、んん」

ソーデスネ

男「うー」

ソーデスネ

男「適当な返事でごまかしてんじゃねー!」

ワー、パチパチ

男「……ん?」

男「あれ」

男「……今何時だ」

男「うー、わ」

男「もう行きたくねえ」

男「……」

男「あーくそ!めんどくせえな!」

社員「困るんだよねえ、男くん」

男「はあ、でもギリギリ間に合ってますよね」

社員「そういう問題じゃないんだよ」

男「……」

社員「20分前には入っといてっていってるよな?」

男「…できたら、ですよね」

社員「ただでさえ今日はエミちゃん急な用事で休みなんだから」

男「(…知るかよ)」

社員「大体キミちょっと責任感が足りないんだよ」

男「ソーデスネ」

社員「人間性を疑われても仕方ないよ」

男「(てめーのがサボってるくせに)」

社員「ま、次の査定も昇給無いと思っといて」

男「はあ」

~帰宅~

男「はーあ、やってらんねー」

男「……」

男「もうやめっかな、あそこ」

男「結構貯金あるし、そもそも週に一回顔出すか出さないかくらいのもんだし」

男「学校も行かなくなって、ニンゲンと触れ合う唯一の時間だったんだが」

男「どうも最後の人としての良心、みたいなもんで続けてたが」

男「正直萎えるね」

男「よし、決めた。もう行かんとこ」

男「やめるって電話すんのもめんどいし、このまま放置するか」

男「はー」

男「せいせいするぜ」

男「……」

男「なんか今よくないレベルが上がった気がしたけど気のせいだな」

男「……寝よ」

~翌日~

男「なんとすがすがしい朝だ」

女「昼だけど」

男「この開放感、俺は自由だ!」

女「どうせもともと今日はバイトじゃなかったんでしょ?」

男「……いちいちうるせえな」

女「感謝しなさいよ」

男「あ?」

女「あたしが起こしに来たおかげで今日という日を無駄にせずにすんだのよ?」

男「きめえ」

女「……」

男「だいたいお前学校はどうしたんだよ」

女「今日は授業ないの。あたしもう単位足りてるから」

男「おまえ、もう3年か」

女「もうすぐ、4年だよ」

男「……」

女「うちは留年は4年までは無いから、あんたも一応扱いは同じだけど」

男「もう学生じゃねえよ」

女「あ、休学してるんだっけ」

男「退学みたいなもんだろ」

女「……あ、あのさ」

男「だいたいな」

女「な、なに?」

男「なんだって急に顔出し始めたんだよ、最近」

女「うーん」

男「復学しろってんなら説得に来るの遅えぞ」

女「……一年以上前からだもんねえ」

涙が出てきたぞ

女「別にそういうんじゃないのよ、ただ」

男「ただ?」

女「……なんでだったかな」

男「痴呆かよ」

女「あんた口悪くなったね」

男「そらこんな生活しててやさぐれてないほうがおかしいだろ」

女「それもそうか」

男「だがそんな俺も」

女「?」

男「今日は珍しく機嫌がいいので」

女「はあ」

男「ちょっと買い物でも行こうとおもう」

女「外に出るのはいいことよ、特にあんたみたいなのは」

男「だからお前帰れ」

女「え」

男「留守番してたって仕方ないだろ」

女「ちょ、ちょっと待ってよ、あたしも行く」

男「なんで」

女「だってヒマだし……」

男「……」

女「なによ、その人を見下したような目は!」

男「相変わらず彼氏できないんだな」

女「うっさいわね!しね!」

男「まあいいよ、来たいなら勝手について来い」

女「腹立つわね」

男「なんなら昼飯くらいおごってやろう」

女「え?」

男「金だけはあるからな」

女「あんた使わないもんねえ…」

女頑張れ蝶頑張れ

女「で、何買うの?服?」

男「違えバカ、なんで引き篭もりが服買うんだよ、ユニクロで十分だろうが」

女「ま、まああたしもユニクロよく行くけどさ」

男「今日はこれからの引き篭もりライフを快適にするための買い物なんだよ」

女「……何それ」

男「なんだっていいだろ、嫌なら帰れ」

女「別に帰らないわよ、もう電車乗っちゃったし」

男「そんなにタダ飯食いたいのかよ」

女「……」

男「ま、なんでもいいけどな」

男にイライラしてきた


同時に自分にイライラしてきた

>>40
よう俺

~~~

男「……」

男「久しぶりに街に出ると、人が多すぎて吐き気がする」

女「平日の昼間だからまだ少ないほうじゃない」

男「とにかく」

男「お目当ての店が駅の隣で助かったぜ」

女「え?もしかしてヨドバシ?」

男「うん」

女「丁度よかった、あたしも新しいデジカメ見たかったのよ」

男「そうか、じゃあまたな」

女「うん…って、え?」

男「俺は別にデジカメいらんからな、勝手に見に行けよ」

女「別にあんたの買い物のあとで寄ってくれればいいのよ」

男「なんで、俺関係ねえし」

女「あんたって人間は……」

男「♪~」

女「ってもう置いていかれてるし。待たんかい!」

~~

女「……ゲーム?」

男「そう」

女「あんた昔からほんとそればっかよね。もう21でしょ?」

男「うっせーな、関係ないだろ歳は」

女「あるわよ!現実見なさいよね、まったく。ゲームがあんたに何してくれるってのよ」

男「少なくともお前ほどうざくはないんだが」

女「レベル上げ程無駄な時間は人生においてないと思いなさいよ」

男「俺ストーリー重視だから」

女「はあ……」

男「さて、と。本題に入ろうか」

女「?」

男「何せ今日から完全に自由の身だ」

女「ふむ」

男「だから一発気前よくいこうと思って」

女「なに」

男「どーん、と」

女「どーん、と?」

男「WiiとPS3とXBOX360をいっぺんに買う」

女「……」

男「どうだ、すごいだろ」

女「なんか小学生の夢みたいね」

男「こういうのを大人買いってんだ」

女「大人はそんなバカなことしないわよ、ああ、目眩してきた」

男「♪~」

どっから金が出るんだ……

女「あんた、全部でいくらになるかわかってんの?」

男「だから金はあるんだって。それこそ高校生のときからバイト貯金してたからな」

女「使う目的も無いのによく今までそんなに貯めて来れたわね」

男「俺はこういう時を待っていたのかもしれない」

女「でもさすがにそんな使い方してたらすぐなくなるわよ」

男「なくなったらまたバイトすりゃいいんだよ、簡単だろ」

女「そうだけど……」

男「どうせヨドバシ来たんだし携帯の機種変もするかな、もう3年も使ってるんだし」

女「あ、それならついでにデジカメとか」

男「買うかよクズ、自分で働いて買え」

女「……」

女はこんなクズ放っといておれの所に来いよ
おれもクズだけど

女「うーわ」

女「ほんとに買っちゃったよ」

男「もって帰れないので配送お願いします」

女「それなら最初からアマゾンで買えばよかったのに…」

男「ポイント付くだろ、ヨドバシなら」

女「そういうとこは相変わらずね」

男「あと、ちゃんと自分で買った、って実感がほしかったんだよ」

男「こんだけ金払うってなると、引き落とすよりレジで金出したほうが気分いいわけ」

女「あ、それなんとなくわかる」

男「わからんさ」

女「え?」

男「貧乏人にはな!」

女「ぐ……」

男「ふはははははは」

女「なんで…?なんであたしこんなニートに馬鹿にされてるの?」

男「さて、飯でも食うか」

女「何食べる?」

男「ていうか、この辺何がある?」

女「え?大概なんでもあるけど」

男「お前決めていいよ、でも」

女「?」

男「スイーツ(笑)のうじゃうじゃ沸いてそうなイタリアンのランチ(死)とかは無しな」

女「寿司」

男「へ?」

女「じゃあ寿司」

男「昼から寿司って…お前遠慮とかないの?」

女「うるせー」

男「当然だが回るほうだからな」

女「ま、いいでしょ」

なにこの甲斐性のあるヒキ男

男「……」

女「……」

男「おい」

女「……」

男「俺が悪かったから」

女「……」

男「こ、これからデジカメ見に行こうか、な!」

女「……」

男「頼むってば……」

女「君がッ泣くまでッ食べるのをやめないッ」

男「うわああああああああああああああ」

男「くそ……」

女「ごっそさん」

男「……」

女「あー、すごいすっきりした」

男「もう二度とおごらねえからな」

女「あはは」

男「さて、帰るか」

女「何いってんの、今からもっかいヨドバシ戻るんだよ」

男「なんで」

女「デジカメ見るっていったじゃん」

男「……」

女「さ、行こ」

男「……いつか絶対泣かす」

女頑張れ蝶頑張れ

保守るか

女「頑張らなくてもいいからさ」

女「ね、たまには元気だして散歩でも行こうよ」

こんな話を期待したのに男が元気すぎワロタ

女「それじゃ、あたしは帰るけど」

女「ちゃんとご飯食べるんだよ?お味噌汁あっためて、おかずはチンして……」

男「ああ」

女「何かあったらあたしに電話してね、夜中でも全然構わないから」

男「わかった」

女「……」

女「じゃあまた明日くるからね、ばいばい」

バタン

男「胃が痛んで飯なんか食えねーよ……」

男「捨てるか」

なんか書こうと思ったけど眠いから寝る

阿部慎之助

まさか、>>1はもう……

まだ残ってるとはおもわなんだ…
勝手にいなくなってごめんなさい
つづきかきます

>>78の続き
~夜~

女「うわ、外暗っ」

男「こんだけ俺を引きずりまわしゃ日も暮れるさ」

女「いや、たぶんそうじゃなくて冬だから日が沈むのが早いんだよ」

男「……」

女「なに、なんか感じ悪いね」

男「……」

女「今日は機嫌いいんでしょ?」

男「……」

女「どうせすることなかったんだし」

男「……」

女「あーもー」

女「一杯おごるからさ、ほら」

男「ふん」

男「とりあえず寒いからどっか入りてえ」

女「あ、居酒屋!」

男「お前は明日学校だろうが」

女「明日は午後からしか講義ないから」

男「なんだよ、お前も対して俺と変わらんじゃないか」

女「ニートと一緒にすんな!」

男「ゆとりが…」

女「同い年!ていうか今日の買い物の内容見たらあんたのがよっぽどゆとっとるわ!」

男「うるせーな、グダグダ抜かしてるヒマあったらキリキリ歩けよ」

女「あ、ちょっと待っててば!あんたが歩くの早いんでしょ!」

女「とりあえず生2つ」

男「おい、俺まだ何にも言ってねえだろ」

女「じゃあなんか他のにする?」

男「いや、ビールでいいけど」

女「だったら黙ってりゃいいのに」

男「……」

女「……」

女「なんか喋んなさいよ」

男「お前が黙ってろって言ったんだろ」

女「ガキかお前は」

男「お前ほどじゃないよ」

男・女「(うぜえこいつ)」

店員「あのー、生2つお持ちしましたが……」

女「あ、ああ、どーも」

ビール飲めるヒキってのもなんかすごい

~~~

男「あー」

男「久しぶりに酒飲んだ」

女「え」

男「なんだよ」

女「いや、意外だなと思って」

男「そうか?」

女「だってあんた昔いっつも誰かと飲んでたじゃん」

男「…ああ、そんな時代もあったな」

女「時間をもてあましてるから酒におぼれてるもんだとてっきり」

男「一人で飲んだってうまくねえよ、酒なんか」

女「ふむ」

男「味がなんかわからんし、楽しくて飲んでただけだからな」

女「ふーん」

女「……なんか懐かしいね」

男「ん、ああ、そうだな」

女「昔はさ、いっつもあんたが最後にゲロゲローって」

男「ははは」

女「そんで友ちゃんが、またか、みたいな顔でうんざりため息つきながらさ」

女「でもちゃんと介抱してあげてて」

男「……」

女「……あ、いや」

男「いや、別に気を使うことないけど」

男「今更だしな」

女「……だ、だったらさあ」

男「ん?」

女「なんで学校来ないの?」

男「なんでってお前」

女「気にしてないんでしょ、昔のこと」

男「してねーって」

女「そんなことで学校来なくなっちゃってさ」

男「……」

女「正直」

女「なんか男、すっごい女々しいというか、情けないと思う」

男「うーん」

女「……」

男「いや、なんというかなあ、別にきっかけなんてどうでもよかったんだよ」

女「え?」

男「最初はそうだったよ、別れた相手も新しい彼氏も同じクラスで知り合いって」

男「そんな顔して講義でりゃいいんかわからんし」

男「めんどくせえなあ、って。で、いかなくなったら段々学校とかどうでもよくなっちゃって」

女「……そういうもんか」

男「あ、あとさ」

女「な、なに?」

男「お前今から揚げ三つ食ったよな」

女「……は」

男「俺一個しか食ってないんだけど」

女「……あのね」

男「だから俺この枝豆残り全部もらうわ、手出すなよ」

女「(みみっちい……)」

女「そんなんだから誰かに取られたんじゃない?」

男「言うねえ、きみ」

女「ていうかさ、おじさんとかおばさんに申し訳ないと思わないの?」

男「まあ、休学してからは仕送りしてもらってないし…」

女「……ほんとに」

男「なんだよ」

女「クズ」

男「……まあ否定はしないけど」

女「否定しなよ!」

男「なんじゃそら」

女「今に見てろ!とか言って、誰も知らないところで努力しなさいよ!」

男「はあ?」

女「あんたもう、全然頑張らなくなっちゃったね」

男「頑張ってたらニートじゃないしな」

女「……もういい」

男「お、なんだよ、トイレか?」

女「……もう帰る」

男「え」

女「ふん」

男「あらー?」

男「……」

男「あ」

男「あいつ伝票おいて帰りやがった」

男「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおお」

女「あー」

女「言い過ぎたかな」

女「酔いが回りだすとすぐ本音が出ちゃうからなあ」

女「……」

女「あたしは一体何様なんだろうね」

女「自分も大した人間でもないのに」

女「偉そうに他人の生き方に口出しして」

女「あいつを更生させて、自己満に浸りたかったんだろうか」

女「あー」

女「帰りにウコンの力買って帰ろう」

男「うー寒い」

男「夜風が身に凍みるとはこのことだな」

男「しかし、一日でこんなに金使ったの初めてだよ」

男「……冷静になって思い返すとなんかちょっと怖いな」

男「これからは持ってるものを削っていく生活だってのに」

男「なんとも非生産」

男「……死んでるな、俺」

男「……」

男「ま、まだ3ヶ月はなんとかなるよな」

男「あー」

男「ちょっとコンビニでウンコしていこう」

~数日後~

ピンポーン

男「……zzzzzz」

ピンポーン

男「うるせえな……死ねzzzzzz」

女「あれ、いないのかな」

女「……」

女「いや、いるな」

ピピピピピピピピピピンポーン

男「だあー!!!」

女「やっぱりいた」

男「何の用だよ、人が気持ちよく寝てるときに!」

女「あんた今夕方4時だけど、どんな生活よ」

男「人生フレックスタイムなんだよ、俺は!」

女「……かっこいい名前考えたわね」

男「……」

女「何これ、かわいいんですけどwwww」

男「なあ」

女「なによ」

男「何してんの」

女「どうぶつの林、Wiiのやつ」

男「……なんで?」

女「あんたがWii買ったから、友達に借りてきた」

男「じゃなくて」

女「いいじゃん、使ってあげないと。せっかく買ったんだし」

男「俺が買ったんだけど」

女「でもあんたあたしが来るまでどの箱も開けてなかったじゃん」

男「それは、まあ」

女「どうせ買っただけで満足しちゃったんでしょ、あんた超絶的に飽きっぽいし」

男「……むう」

男「……なあ」

女「んー?」

男「もう、いいよ?」

女「なにが」

男「いや、親に何言われたか知らんけどさ、お前関係ないじゃん」

男「そういうの、嫌だったら断っていいんだぞ?」

男「何が楽しくて、年頃の女の子がこんなクズの面倒見なきゃならんのだ、なあ」

女「……あんた、こないだのまだ気にしてる?」

男「いや、気にするも何も事実だからな。怒ってねえよ」

女「……」

男「単純になんかお前がかわいそうになってな」

女「あんたに哀れまれる筋合いはないわよ」

男「いや、だからそういうことが言いたいんじゃなくてだな」

女「別にあんたの親御さんからなんか言われたわけじゃないし」

男「あ、そうなの」

女「あんたのそのなんでもわかってる、って感じすごい嫌いなのよね」

男「そりゃどうもすいませんね」

女「あームカつく」

男「じゃあ、なんで急に顔出したんだ」

女「……」

男「?」

女「善意からよ、善意」

男「へえ、物好きだなお前も」

女「ま、あんたがWii買ってなかったら話は別だったかもね」

男「結局そういうことじゃねえか」

女「あはは」

女「じゃ、あたし帰るわ」

男「がっつり遊んだね、お前」

女「なんなら持って帰っていいこれ?」

男「こいつ……一体何を言っているんだ?」

女「あはは、じゃあね」

男「カエレ!」

バタン

女「はーあ」

女「あたし今日何しに来たんだっけ」

女「……」

『じゃあ、なんで急に顔出したんだ』

女「……」

男「寒いな、今日も」

男「コタツだけだと上半身が冷える」

男「こうなったらコタツの中に全身潜り込むしかない」

男「とう!」

男「……」

男「こたつから顔だけ出してテレビを眺める」

男「こんな姿を客観的に見ると情けないな」

男「……久しぶりに風呂溜めて入るかな」

男「うん、そうしよう」

sssp://img.2ch.net/ico/anime_sasuga01.gif
このもどかしさいいね
眼が見えない女の子のやつと一緒の人?

>>289
違う人

男「と思ったらなんだこの浴槽は」

男「普段はシャワーで済ますから気にしてなかったが」

男「こんな汚ない浴槽にお湯なんか溜められねえ」

男「……掃除するか」

男「……」

男「洗剤がない」

男「まだホームセンター開いてるよな」

男「閉店ギリギリか…」

男「あーめんどくせええええええ」

男「原チャの鍵どこやったっけ?最近乗ってねえんだよなあ」

~~~~

ブロロロロ

男「あーさみぃ!何してんだ俺!」

男「顔が……顔が凍る……」

~~~

男「ふうー、これでやっと風呂入れる」

ちゃぽん

男「うおおぁああいい」

男「足の裏がジンジンしていたいです」

男「結局風呂浸かるのに二時間近くかかっちまった」

男「……」

男「でもなんか悪くねえな、こういうの」

男「ちょっと人間っぽくなった気がする」

男「はー」

男「なんかでも」

男「心配されてるうちが花だよな」

男「正直なところ、久しぶりに人間と会話して、ちょっと嬉しかった気もする」

男「ま、大学は置いといて」

男「暇ならバイトしてようかな、やっぱり」

男「なんか簡単なやつを…コンビニとか」

男「嫌になったらやめりゃいいしな」

男「よし、それでいくか」

男「あー」

男「しかし湯船から出られん」

~~~

店長「お、シフト入れるねえ。授業ないの?大学生でしょ?」

男「あ、えーと」

店長「……」

男「去年の夏に入院してまして、それで今学期は休学に…」

店長「あーそうなの」

男「(あぶねえ……)」

店長「よし、じゃあ来週から入ってもらっていい?」

男「あ、はい。よろしくお願いします!」

男「今回は最大限寝坊できるように近所のコンビニに勤めることにした」

女「前向きなのか後ろ向きなのかよくわからん奴め」

男「何とでも言え、扶養者」

女「……偉そうに」

男「コンビには時給はそこそこだが、飯代が浮くからいいよな」

女「あんたそんなもんばっかり食べてたってダメよ」

男「お前だって料理できねえだろ」

女「そんなこと!」

男「ないのか?」

女「……あるけど」

男「あ、あの今日から入った男って言います、よろしくおねがいします」

先輩「あ、君がそうなのね、よろしくー」

男「!」

先輩「どうかした?」

男「い、いえ、なんでもないです」

先輩「ま、この時間は意外と人も少ないし、まったりね。まったり」

男「(うはwwwめちゃくちゃタイプなんですけどwwww)」

先輩「あ、ちょっとこっち来てくれる?色々説明するから」

男「はーい♪」

男「(マジでここ選んでよかった!)」

~~~

女「おーい、遊びに来てあげたよ」

女「って、あれ」

男「ああ、悪いな。今からバイトなんだ」

女「ああ、そう」

男「また今度な、あ、というか」

女「?」

男「別にWii持ってっていいぞ」

女「え」

男「他にもゲーム機あるしな、でもちゃんと返せよ?」

女「あ、ありがと……」

男「じゃ、俺急いでっから」

女「あ、はーい」

女「……なんだあれ」

~~~

先輩「あー、暇ね」

男「別にいいじゃないっすか、忙しいより」

先輩「ま、そうなんだけど」

先輩「……ね、男くん」

男「なんすか?」

先輩「なんでこんな昼間っからバイトなんかしてるわけ?」

男「え、そりゃ、だから、入院がですね」

先輩「嘘だね」

男「……なんでそう思うんです?」

先輩「だって君さ、駅前のスーパーでたまに見かけるもん、週一くらいかな」

男「……う」

先輩「それこそもう夏だろうが冬だろうがね」

男「あの、店長には」

先輩「別に言ったところでクビとかないと思うけどね、ま、言わないわよ」

男「すいません…」

先輩「学校行かないの?」

男「えー、まあ、いろいろありまして」

先輩「なにそれ、聞いていいの?」

男「いや、別に面白い話じゃないですよ」

先輩「いじめとか?」

男「いや、あの、男と女がどうこうって話ですけど」

先輩「なにそれ、おもしろそう」

男「……おもしろそうって、あのね」

先輩「じゃあ今日夜飲み行こうよ、そこでじっくり、ね」

男「よろしくお願いします!」

すいません、ちょっと寝ます
5時間くらい

ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
続き書きます

~~~
先輩「……なるほどねえ」

男「まあ、だいたいそんなとこです」

先輩「で、まだ恨んでんの?その元彼女とか友達のこと」

男「いや、もう特には……」

先輩「なんかかっこ悪いなあ」

男「はは……」

先輩「なにがかっこ悪いかっていうとね」

男「いえ、訊いてないですけど」

先輩「そんなくだらない女とか友達のせいで自分の人生台無しにしてるところ」

男「……はあ」

先輩「まだ未練たらたらってんなら、嫉妬に生きるのもいいでしょうよ」

先輩「でもね」

先輩「もう何とも思ってないような人間のために、君は今からっぽだよ」

男「……」

先輩「あー、ごめんごめん。説教くさくなっちゃった」

男「い、いえ、そんなことないです」

先輩「年取るってほんとイヤだわー」

男「何言ってんですか、まだ全然若いでしょ」

先輩「ほんとに?あたしまだいけるかね」

男「もちろんですよ!」

先輩「お世辞なんか言われても全然うれしくないけどね」

男「あ、いや、そういうわけじゃ」

先輩「うれしくないが、今日はおごってあげよう」

男「あざーすwww」

~数日後・キャンパス内にて~

女「あー、やっと今日の授業終わったー」

女「晩御飯何買って帰ろうかな…」

女「……ん?」

男「♪~」

女「あれ」

女「あんた、何してんの?」

男「おお、お前か。いや、ちょっとな」

女「なに」

男「フクガクテツヅキだよ、ちょっと教務までな」

女「!」

男「なにその顔」

女「明日は地震か…?」

男「……お前んちだけにしてくれ」

女「どうしたの、急に……いや、いいことだけど」

男「まあ、いつまでもこのままじゃしょうもないかと思ってさ」

女「……よかった、ほんとによかった」

男「おおげさだな、おまえ」

女「そうかな、はは」

男「とりあえず、次の四月からは俺も講義受けに来るわ」

男「ま、卒業はお前よりも一年遅れるけどな」

女「そっかー、いやー、これもあたしのおかげだね」

男「……ん?ああ、そうだな?(なんで?)」

女「♪~」

~~~
女「はー」

女「男もようやく立ち直ったなー」

女「……」

女「なんかあたしまでうれしーや」

女「えへへ」

女「さて、買い物して帰ろっと」

~~~
男「これでよし、と」

男「……」

男「なんか意外とあっけなかったな」

男「一年間何やってたんだろ、俺」

男「どうでもいいやつらのせいでからっぽ、か」

男「しかしまったくその通りだ」

男「心に響いたね」

男「とりあえず親に連絡しとこう」

~数日後・居酒屋~

男「したらお袋電話口で泣き出しちゃってさ」

女「当たり前でしょ!」

男「いやー、まあ、そうか」

女「どんだけ心配してたと思ってんのよ、周りの人間が!」

男「なんかほんと悪いことしたなって、その時思ったね」

女「これからは親孝行しなさいよね」

男「いやー、でもどうなるかわからんけどな、まだ」

女「ううん」

男「?」

女「もう大丈夫だよ、絶対」

男「なんで」

女「なんか昔のあんたっぽくなったもん」

男「なんじゃそら」

女「うん、大丈夫」

~~~
女「うええええ……」

男「おい、大丈夫かよ」

女「大丈夫……じゃない」

男「飲みすぎなんだよ、だいたい」

女「うるせーやい」

男「ほら、とりあえずちょっとここ座って待ってろ、水買って来てやるから」

女「……うう」

女「……」

女「あー」

女「うぷっ」

女「気分わる……」

男「ほら、水!」

男「って、女いねえし」

男「どこいったんだ……?」

ヨロヨロ

女「……」

男「あ!いた!」

男「何してんだよ」

女「もう限界……あっち行ってて」

男「そこ男子トイレだぞ」

女「洗面台あれば何でもいいもん……」

男「ほら、歩けてねえだろ。肩つかまれ」

女「あっち行ってててば……」

男「うっせーな、大人しくしてろ。ほら、もう吐いちゃえ」

さすさす

女「うええええええ」

~~~
女「……」

男「なんで怒ってんだよ」

女「えつに怒っれない」

男「ちゃんと喋れてねえし」

女「……」

男「ほら、まっすぐ歩けって!」

女「歩いてるふぁよ!」

男「……あれ」

女「……」

男「お前ちょっと泣いてない?」

女「……」

女「えづいたから涙出ただけ」

男「ほんとに?」

女「うるさいな!」

女「誰だって男の子に自分が戻してるとこなんか見られたくないわよ!」

男「なんだ、やっぱり泣いてんじゃねえか」

女「恥ずかしいに決まってるでしょ!」

男「はははは」

女「ぐす……」

男「あはは、かーわいいなお前」

女「……え?」

男「なんか、女の子っぽいじゃん、珍しく」

女「あ、あの」

男「?」

女「……あう」

女「……あ、あたしはいつだって女の子っぽいわよ!」

男「いて!カバンの角で殴るなよ!どこが女っぽいんだ!」

女「うるさい!死ね!」

~女アパートの前~

男「ほら、もうはよ風呂入って寝ろ」

女「なんかごめんね、家まで送ってもらっちゃって」

男「帰りに事故にあって死なれたら気分悪いからな」

女「あのね」

男「なんか呪われそうだし」

女「……はあ」

男「ううっ、しかしさみぃなあ今年の冬は」

女「あんた去年もそんなこと言ってたけど」

男「たぶん来年も言うと思うぞ」

女「あ、あのさ」

男「ん?なんだよ」

女「こっからだとあんたの家遠いし、そんなに寒いんだったら」

女「その、泊まってけば?」

男「何、誘ってんの?」

女「ばば、バカじゃないの!?」

男「冗談だよ、アホ」

女「ぐぐ……」

男「いいよ、言ったって歩ける距離だろ」

女「まあ」

男「俺も風呂入りたいしな、明日またバイトだし」

女「あ、そう」

男「んじゃ、おつかれ」

女「あ……ばいばい」

~~~

先輩「え、じゃあ学校行くことにしたんだ」

男「そうなんすよ」

先輩「ふーん、よかったじゃん」

男「ま、ぼちぼちって感じですけどね、これからが大変だろうし」

先輩「そんなんでいいのよ、大学生だもん」

男「あはは」

先輩「なんかそう言えば顔つきも健康的になってきたよね最近」

男「そうですか?」

先輩「なんか入ったばっかりの頃は目が死んでたもん」

男「そこまでですか……」

先輩「なんかそれこそ魚みたいな感じで」

男「うう……」

先輩「でも、よかったね。なんか説教した甲斐があったよ」

男「いやあ、ほんとありがとうございます」

~数日後~

男「ひくしょ!……ズズ」

先輩「……風邪?」

男「あ、すいません。なんか朝から調子悪くて」

先輩「ふーん、あ、それなら事務所にリポDあるよ」

男「貰っていいんすか?」

先輩「いいよ、どうせタダだし」

男「?」

先輩「先週あたしが発注したんだけど、なんか多めに来ちゃったもんで」

男「はあ」

先輩「ま、バカ正直に返すのももったいないし、なら貰っとけって」

男「……」

先輩「……な、なによ」

男「……」

先輩「ははは……」

男「うー」

先輩「ちょっと、ほんと大丈夫?」

男「大丈夫です…」

先輩「そんな説得力ない大丈夫も久しぶりに見たけど」

男「まあ、もう30分もしたらシフトも交代の時間ですし」

先輩「ま、帰って栄養のあるもん食べてゆっくり寝ることね」

男「そっすね」

先輩「あ、あと葛根湯!あれ飲んだらすぐ治るよ」

男「あー、でもあれ不味いんですよね……」

先輩「子供か!」

男「……とりあえず買って帰ります」

男「じゃあお疲れさんです」

先輩「おつかれー、っておい」

男「?」

先輩「その手に持ってるものは?」

男「廃棄のおにぎりですけど……」

先輩「あたしさっき何て言ったっけ」

男「葛根湯飲めって」

先輩「それから」

男「うまいもん食ってゆっくり寝ろって」

先輩「で、手に持ってるものは?」

男「……う、うまいおにぎり?」

先輩「……あのね」

~男自宅~

先輩「ちょっと、おなべ蓋ないけどー?」

男「あー、ないんですよ」

先輩「……なんで?」

男「さあ?」

先輩「……あんたの家の戸棚は四次元か」

先輩「ま、いいや。寝てなよ」

男「なんかすんませんねー」

男「(これはなんてエロゲ展開www)」

~数十分後~

先輩「できたよー」

男「(先輩の手料理キターーーー)」

先輩「あんまり味見してないんだけど」

男「いや、うまいに決まってますよ」

先輩「あはは。さ、熱いうちに食べな」

女「ふぁーあ」

女「ねむ……」

女「もう授業ないし、実質春休みだなあ」

女「ふぁー……」

女「……」

女「……今男なにしてるかな」

女「暇だったら遊びに行こうかな」

女「……」

女「やめとこ」

女「あー」

女「……」

女「ここんとこ最近ずっとこんな感じだな」

女「あー、もー」

女「あたし絶対男のこと好きになってるじゃん、これ」

女「うあー」

先輩「じゃ、あたし帰るわ」

男「すいません、ありがとうございました」

先輩「いーのいーの、じゃ、ゆっくり休みな」

男「お疲れ様です」

バタン

男「はあ」

男「生きた心地がしねえぜ」

男「……」

男「そういえば先輩って彼氏とかいるんだろうか」

男「あんまり自分のこと話さないよな、あの人」

男「……」

男「今度なんか聞いてみよっと」

さて、埋めるかな

>>2
こいつ・・・

男「あーあ」

男「こんなの一回でいいから言われてみたいよな」

男「同じセリフでもパソコンの中から平面に言われると」

男「まったく心に響かん」

女「あんたがPCで平面の女の子と会話してる限り」

女「そういうイベントは一切起こらないわね、現実じゃ」

男「うっせーよ、糞して寝ろ」

女「なんでそういう口の利き方するかな…」

ブチ

男「わ、馬鹿!いきなりコンセント抜くやつがあるか!」

女「うっせーよ、糞して寝ろ」

男「……」

俺、22歳

幼馴染み♀(仲村みぅ似)とは、家が徒歩1分の距離で、小学校はよく一緒に行っていた仲だ。
中学校では、俺が学校に行かなくなっても(引きこもりではない)部活の合間をぬって会っていた。
当時幼馴染みには彼氏が居て、19歳まで付き合っていた。俺は彼氏には恋敵として嫌われていたらしい。

高校は、俺は有名なバカ高、幼馴染みは有名な進学校。リアルに底辺と頂点だった。
高校時代は幼馴染みが勉強で忙しく、俺は女遊びにバンドに忙しく、なかなか会えなかったが連絡だけはよくとっていた。

高校を卒業後、幼馴染みは県外の大学へ、俺は専門学校へ入学したがすぐやめた。
そして最初の夏、19歳の夏に、俺はおめでた婚をした。

俺「実は…彼女が妊娠して…結婚するんだ…」

♀「…なんで相談じゃなくて報告なの?おめでとうって言えないよ」

↑みたいなやりとりをした19の夏

                                , -‐-、

                     ,r‐=、 、      /     `ヽ、
                   /     ヽ>、  /j´        \
                  /        ヘ>_/イ          ヽ
                  /         ヽVi/            キ   _ _
               __  i!    _r=、_ /^ニ/_^_ヽ、__r‐_z----――fニi田{_ト-つ
      (\_  _ _r_ニ三=《-||―{_ヘ_《z-ニイ __|!-、‐'j‐'、f'―'''''''''''~~~~~ ̄.!|
, -‐'''三 <ニ)、-(-(!三ニ≡~二!|       | /イ!、ニ/V^i、         !|
  ̄ ̄    > ,r‐‐-`、 ̄  キ       7^V</ 《 !、_! ik、r、       |.|
          ̄        i|       !ヘ-'i| |ト、ミ/f'_」        |.|
                  キ      |ヾ、 i! ヾヽ_/入}       i |

                   {|       へr___,,,.-,r-、x' )_)       | |
                   i.!      Ko}ノ-‐〈キ`__/           .| |
                    .i !  ,. -‐-7-‐|  ,r=-‐レ'、         .l |
                   /^二-‐'~  i ,^r'<キキキi _r、        .i |
                   フ´      iイ´_/  ヽヽキ,ヘj-‐、      | |
                  /  `    _」//キ  ヽ`-'へ_, ', l        | |
                  {、_,,___/´    ヽ、     ^l」      f'^}
                  ./  i !ヽ       ヽ    /`‐、     7/
                  }、  __ _〉       `ー┬'イヽ ー'z    !/
                  |/^|___,!イ´          !  ヽ`_,イ
                _  . ノ、_人           `ー‐キ´ ヽ、
                《ト‐'´_>-t'              !、r‐'-'、
                `ー― ''''~                ヽ ,へ、
                                      `'ー-‐'


633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 21:50:36.22 ID:MNr1inVc0
俺、22歳

幼馴染み♀(仲村みぅ似)とは、家が徒歩1分の距離で、小学校はよく一緒に行っていた仲だ。
中学校では、俺が学校に行かなくなっても(引きこもりではない)部活の合間をぬって会っていた。
当時幼馴染みには彼氏が居て、19歳まで付き合っていた。俺は彼氏には恋敵として嫌われていたらしい。

高校は、俺は有名なバカ高、幼馴染みは有名な進学校。リアルに底辺と頂点だった。
高校時代は幼馴染みが勉強で忙しく、俺は女遊びにバンドに忙しく、なかなか会えなかったが連絡だけはよくとっていた。

高校を卒業後、幼馴染みは県外の大学へ、俺は専門学校へ入学したがすぐやめた。
そして最初の夏、19歳の夏に、俺はおめでた婚をした。

俺「実は…彼女が妊娠して…結婚するんだ…」

♀「…なんで相談じゃなくて報告なの?おめでとうって言えないよ」

↑みたいなやりとりをした19の夏

 635 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []  2009/01/14(水) 21:54:13.68 [夜] ID:GTT52aol0 (PC)


633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 21:50:36.22 ID:MNr1inVc0
俺、22歳

幼馴染み♀(仲村みぅ似)とは、家が徒歩1分の距離で、小学校はよく一緒に行っていた仲だ。
中学校では、俺が学校に行かなくなっても(引きこもりではない)部活の合間をぬって会っていた。
当時幼馴染みには彼氏が居て、19歳まで付き合っていた。俺は彼氏には恋敵として嫌われていたらしい。

高校は、俺は有名なバカ高、幼馴染みは有名な進学校。リアルに底辺と頂点だった。
高校時代は幼馴染みが勉強で忙しく、俺は女遊びにバンドに忙しく、なかなか会えなかったが連絡だけはよくとっていた。

高校を卒業後、幼馴染みは県外の大学へ、俺は専門学校へ入学したがすぐやめた。
そして最初の夏、19歳の夏に、俺はおめでた婚をした。

俺「実は…彼女が妊娠して…結婚するんだ…」

♀「…なんで相談じゃなくて報告なの?おめでとうって言えないよ」

↑みたいなやりとりをした19の夏

636 名前:直人 ◆Naoto.6uWg [] 投稿日:2009/01/14(水) 21:55:08.71 ID:Tm/joNcg0 ?2BP(9736)
 635 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします []  2009/01/14(水) 21:54:13.68 [夜] ID:GTT52aol0 (PC)


633 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/14(水) 21:50:36.22 ID:MNr1inVc0
俺、22歳

幼馴染み♀(仲村みぅ似)とは、家が徒歩1分の距離で、小学校はよく一緒に行っていた仲だ。
中学校では、俺が学校に行かなくなっても(引きこもりではない)部活の合間をぬって会っていた。
当時幼馴染みには彼氏が居て、19歳まで付き合っていた。俺は彼氏には恋敵として嫌われていたらしい。

高校は、俺は有名なバカ高、幼馴染みは有名な進学校。リアルに底辺と頂点だった。
高校時代は幼馴染みが勉強で忙しく、俺は女遊びにバンドに忙しく、なかなか会えなかったが連絡だけはよくとっていた。

高校を卒業後、幼馴染みは県外の大学へ、俺は専門学校へ入学したがすぐやめた。
そして最初の夏、19歳の夏に、俺はおめでた婚をした。

俺「実は…彼女が妊娠して…結婚するんだ…」

♀「…なんで相談じゃなくて報告なの?おめでとうって言えないよ」

↑みたいなやりとりをした19の夏

タク狩

スマン
保守のつもりでした

続きはwebで

保守

呂布

>>643
絶対嘘だろww

                                , -‐-、

                     ,r‐=、 、      /     `ヽ、
                   /     ヽ>、  /j´        \
                  /        ヘ>_/イ          ヽ
                  /         ヽVi/            キ   _ _
               __  i!    _r=、_ /^ニ/_^_ヽ、__r‐_z----――fニi田{_ト-つ
      (\_  _ _r_ニ三=《-||―{_ヘ_《z-ニイ __|!-、‐'j‐'、f'―'''''''''''~~~~~ ̄.!|
, -‐'''三 <ニ)、-(-(!三ニ≡~二!|       | /イ!、ニ/V^i、         !|
  ̄ ̄    > ,r‐‐-`、 ̄  キ       7^V</ 《 !、_! ik、r、       |.|
          ̄        i|       !ヘ-'i| |ト、ミ/f'_」        |.|
                  キ      |ヾ、 i! ヾヽ_/入}       i |

                   {|       へr___,,,.-,r-、x' )_)       | | 俺は保守、字は奉先
                   i.!      Ko}ノ-‐〈キ`__/           .| |
                    .i !  ,. -‐-7-‐|  ,r=-‐レ'、         .l |
                   /^二-‐'~  i ,^r'<キキキi _r、        .i |
                   フ´      iイ´_/  ヽヽキ,ヘj-‐、      | |
                  /  `    _」//キ  ヽ`-'へ_, ', l        | |
                  {、_,,___/´    ヽ、     ^l」      f'^}
                  ./  i !ヽ       ヽ    /`‐、     7/
                  }、  __ _〉       `ー┬'イヽ ー'z    !/
                  |/^|___,!イ´          !  ヽ`_,イ
                _  . ノ、_人           `ー‐キ´ ヽ、
                《ト‐'´_>-t'              !、r‐'-'、
                `ー― ''''~                ヽ ,へ、
                                      `'ー-‐'


>>650
前に書き溜めたのがあって、幼馴染みだから(ry

保守じゃなくて埋めなのか?

すいませんでした

>>654
もういいから黙ってろカス

>>656
そういう感じでいっちゃう?

マジで自重して欲しい奴がいる

>>661
絶対俺だろ

もう埋めちゃえ~☆

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