ハルヒ「彼氏ができた」(859)

キョン「え?」
ハルヒ「だから、彼氏ができた…あんたとの恋人ごっこはおしまい」
キョン「そうか…」
ハルヒ「ま、ただの団員が団長とあんなことやそんなことできたんだから、感謝しなさいよ!」
キョン「…」


キョン「…泣いていいかな…駄目だよな…」

朝倉「あなたを殺して涼宮ハルヒの反応を見るわ!」

キョン「殺してくれ・・・・」

朝倉「えっ・・・・それ無理・・・・冗談よ・・・」

YUKI.N「見えてる?」

涙で前が見えない_

長門「宇宙に帰る。」
みくる「私も未来に帰らないと行けなくてなっちゃいましたぁ。さよなら、キョン君…」
ハルヒ「今日はデートだから部活いかないわ。じゃ!」

   ;ヾ、,.、,、.、rツ ッッシ、:':' r':' _,、-'゙_,  や 公 帰 そ
 ,、,、,ミッン、,._        _,、-'゙_,、-'゙.   っ 園. り ん
 、ィッ ,:、 ゙''ゞ=ミ、~.: _,、-'゙_,、-'゙  __,  て の 道 な

 }; ヾ ゙' {!li;:,. _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,::|_|  来  ト に わ
 ゞァ''゙ぐ _,、-'゙_,、-'゙ _,、-'゙,、-''" .|_   た イ  あ け
 ,ヘ:'_,、-'゙_,、-'゙..::「┴_,エ ┴  ''"_|_|  の. レ る で
  └i'゙-ニ,ニエ,.:|ニ「 _エ ┴  ''"_|_   だ に
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴  __.|_|_
    |エ | ニエ, |ニ「 _エ ┴ 「fj.||__|__| _|
    |エ | ニエ, |[8] _エ ┴ └‐_|_|__l__,|⊥ |__
    |エ | ニエ, |二 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |┴ _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__|
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |__|__| _|_|_
    |エ | ニエ, |工 _.エ 二.._ |_|__l__,|⊥ |__
  -,-=''┷━━|┬ニエ ┬--  .|__|__| _|_|_
   ''ーニ_''ー::、_ ゙┷ 工_二'‐-、,_|_|__l__,|⊥ |__

  二二二`''ーニ`_''ー-、_¨''━、L|__|__| _|_|_
  二二二二二二二`''ーニ_''ー 、_       |⊥ |__

古泉「男二人しかいませんし、どうですか?」
キョン「な、何をだ…?!」
古泉「もちろん…





ナンパしようぜ!」

古泉『そう悲しむな。 独り言スキー。
待っていればチャンスはいつかくるのじゃよ?』

キョン『黙れ、このへなちょこニセ宇宙人!!!
お前こそへっぽこスペースロマンふうの悲しい着こなししやがって!』

キョン「そうかい。」
ハルヒ「え?」
キョン「そりゃ、良い事じゃないか。お前も好きな男が出来れば少しは大人しくなるんじゃないか?」
ハルヒ「人の話聞いてんの!?」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「だから、彼氏ができた…あんたとの恋人ごっこはおしまい!」
キョン「…あのな、お前が何を勝手に勘違いしとるのかは知らんが、俺はお前と恋人だった事は一度も無いぞ」
ハルヒ「…え!?」
キョン「お前とは友達だって、前に言っただろ?本命は長門だけだ。」
ハルヒ「…」
キョン「じゃあな。今日は朝比奈さん待たせてるんだ。お前も彼氏とやらと帰ってやれよ。」


ハルヒ「…そんな……だ、だってこの雑誌には押して駄目なら引いてみろってあったじゃない!…何よこれ!!」

次の日の部室

キョン「…ハルヒはまだだし、皆聞いて欲しい。」
古泉「はい?」
みくる「なんですかぁ☆」
キョン「幸い、今日は古泉も早いと来たもんだ。話すには打って付けだ」
古泉「…それはつまり、涼宮さん絡みで?」
キョン「ああ、ハルヒに彼氏とやらが出来たそうだ。」
長門「…!」
古泉「…それは本当ですか?」
みくる「ふぇええ~!?」
キョン「ああ、嬉しい事に事実に他ならん。つまりハルヒにとって俺は鍵で無くなった訳だ。」
長門「……」
古泉「貴方が、もう涼宮さんに悩まされる事はない…と。」
長門「それだけではない。事実ならば、涼宮ハルヒはこのSOS団とは別に、自分の望むべき場所を作り始めている」
古泉「…僕らも、解放される…という訳ですね。」
みくる「も、もう変なコスプレさせられたりしないんで良いんですね!」
キョン「ええ、その通りです朝比奈さん。…そして俺からの意見なんだが。」
古泉「…どうぞ。」

キョン「…ハルヒが恋に集中するのに、SOS団は正直足枷になるんじゃないかと思う。」
長門「彼女が想い人とSOS団を天秤に掛けた場合、相手の男性に不信感を持たれる可能性は高い。」
キョン「だろ?…だがアイツは絶対自分じゃSOS団は潰さないだろうからな。だから…」

キョン「退部しないか?」
古泉「僕としては、涼宮さんが望まないのならもう居る必要はありませんので、結構かと。」
朝比奈「わ、私も監視は続けますけどぉ、SOS団には居なくても…」
キョン「長門は?」
長門「…構わない。統合思念体からの命令に上書きがされた。距離を置いて涼宮ハルヒを監視しろと。」

キョン「…まあ、元々非公認だし退部届けなんぞ居るかどうかも怪しいんだが、形状として出しておかんとな。」
古泉「ふふ、こういったものを皆で書くのは中々新鮮なものですね」
朝比奈「そうですかぁ?でも、これでやっと羽を伸ばせましゅww」
長門「……」

バターン!

ハルヒ「皆!!居る!?…キョン!あんた先に来てたんだ!?」
キョン「…ああ、色々あってな。」
ハルヒ「まあ良いわ、実はねキョン、昨日の事なんだけど…」
キョン「ああ、分かってる。皆まで言うな。」
ハルヒ「…そ、そうよね!いくらアンタでもアレを鵜呑みn」
キョン「ほれ、俺と、古泉、朝比奈さん、長門の退部届けだ。」
ハルヒ「…へ?」
キョン「お前も、そろそろ普通の女子高校生らしく恋にのめり込んでも良いだろ。だが俺が彼氏だったら絶対こんなオカルト団には入っててほしくない。」

所で俺>>1じゃないけど続けて良いのかな

>>49
かまわん続けろ

>>51分かった

ハルヒ「ちょ、ちょっとキョン…」
キョン「だがお前は俺たちが口で辞めるといっても、どうせ団長命令だとか言い出してうるさいからな。」
ハルヒ「…こ、古泉くん何とか言ってよ!」
古泉「…大変申し訳ありませんが、僕も最近バイトが忙しく…部の方に顔が出せくなりそうなので。」
ハルヒ「…みくるちゃん!有希!」
みくる「え、えーとぉ…そ、そうでしゅ、そろそろ受験勉強したくてぇ…ごめんなさぁいw」
長門「…私は元々文芸部。」
キョン「そういう事だ。まあその内彼氏さんとやらを紹介してくれよ。古泉、長門。帰るぞ…あ、朝比奈さんもどうです?」
みくる「今日はもう用事が無いですから大丈夫ですよー♪」
長門「…分かった。」コクリ
古泉「涼宮さん、それでは。」片手ヒラリ

ガチャ…パタン

ハルヒ「…そ、そんな…」


扉の向こうから微かに聞こえる声

キョン「ところで、良かったらこの後カラオケでも行かんか。久しぶりの自由だしな。」
古泉「大変結構かと。こう見えて歌には自信が☆ンフ♪」
朝比奈「ふぇぇ…ぁ、わ、私はタンバリン担当で…」
キョン「長門は?」
長門「…良い。構わない。貴方が行きたいのなら」

ざわざわ…きゃっきゃっ

ハルヒ「………」

翌日、朝休み。

キョン「…ふぁ~あ……しかし、これから毎日早く帰れるとなると暇だな…」
国木田「ねえキョン、ちょっと良いかい?」
キョン「…ん、なんだ。」
国木田「今日、帰りに新しく出来たゲームセンターに行こうって話をしてたんだけど、キョンもどう?」
谷口「国木田、無駄無駄。なんせキョンにはSOS団があるからな。」
キョン「勝手に決め付けるな。もう退部したぞ」
谷口「何ですとおおおおお!!?」
キョン「そういう訳だから、一向に構わん。むしろこれからは誘ってくれ」
谷口「…今日まだ涼宮が来て無いのと関係あるのか?」
キョン「知らん、俺はアイツの保護者じゃないぞ」
国木田「あはは…でも、意外だったよ。キョンが辞めるなんてさ」
谷口「ああ、お前なんだかんだで俺はこの日常が好きなんだ。みたいな感じのオーラ出してたし。」
キョン「…あのな、元々俺は無理矢理入れられたんだ。そんな訳無いだろ。」
谷口「…まあ、そうだけどな……とにかく、友人が1人まともに戻ったって訳だ!!」
国木田「…でもさ、何で急に辞めちゃったんだい?」
キョン「色々あったんだが、ハルヒに彼氏が出来たらしい。」
谷口「…何いいい!?誰だ!?でもどうせすぐフラれたとか、だろ!?」
キョン「知らんがな。」

ハルヒ「…邪魔なんだけど。」

谷口「…おっ!?おお、す、すまん!キョン、ちょっと来い!!」
キョン「ぬおっ…ぐは…く、くるし…ネクタイを引っ張るな阿呆!!」

国木田「…行っちゃった。」

廊下

谷口「…す、すすすす、涼宮に彼氏って、マジか。」
キョン「ああ、アイツが嘘を吐く理由も無いだろうしな。」
谷口「…ふ、ふうん…物好きな奴も居たもんだな、そっか…」
キョン「谷口よ、まず落ち着いてから喋れ。」

くいくい

キョン「…なんだ、服の端を掴むな、普通に呼んでk」
長門「…話がある。」
キョン「…長門。分かった、谷口、スマンがちょっと…」
長門「構わない。上手く隠せる。」
谷口「涼宮に彼氏…」
キョン「…そうかい。…それで長門、話ってなんだ?」
長門「…これから出来る限り貴方と一緒に居る」
キョン「…あー、スマン長門…なんだって?」
長門「これからは、貴方が家に居る時以外は積極的に行動を共にさせて貰う」
谷口「ちょ、ちょっと待ったあ!お前らなんだ、もしかして付き合っt」
長門「黙って。」
谷口「OK、了解したぜ。」
キョン「…長門、それは凄く誤解しそうなんだが。」
長門「…命令。」
キョン「ああ…成程な。」
長門「…もうすぐチャイム。また後で話す。」
キョン「分かった。おい、谷口…行くぞ、谷口!」
谷口「おっ、おう……」

ハルヒ「彼氏を紹介するわ」

キョン「おっ、もしかして後ろの人か」




須王環「どうも、娘がお世話になってます」

キーンコーンカーンコーン

キョン「…いやしかし、何とも気まずいな……後ろから発してくるあの妙な視線は居心地が悪い。」
長門「……」
キョン「すまん、待たせたか……って、古泉、お前もか。」
古泉「ええ、少々事態が変わりましたので。」
長門「…貴方の観察を涼宮ハルヒより優先して行う事になった。」
古泉「僕の方もほぼ同様です。貴方の観察及び監視、そして必要ならば護衛も。」
キョン「…待て待て待て。どういう事だ!俺はもう解放されたんじゃないのか!」
古泉「それがどうやら……申し上げ難いのですが…」
長門「貴方が一般人であるかどうかが疑わしい可能性が現れた。」
キョン「…Why?」
古泉「落ち着いてください。突然の事で混乱するのは良く分かります」
長門「…涼宮ハルヒは、心の底ではSOS団を解散したいとは思っては居なかった。それは今も同じ。」
キョン「まあ、そうだろうな…俺も心を鬼にして決めた事だ。」
古泉「そこです。貴方は涼宮さんの願望に逆らいました。…いえ、逆らえたと言うべきでしょうか?」
キョン「…そういう事か。」
古泉「ええ、本来なら涼宮さんが嫌だと思えば、どういう道筋を辿るにせよ退部する所までは行かないはずなので」
長門「…道筋が違っても結果は同じになる。」
キョン「…成程な。」
古泉「現に、僕も今までに何度か実験として退部を試みましたが、何れも気付けば有耶無耶になっている有様だったので。」
キョン「分かった、もういい。それで、何が言いたいんだ?」
長門「貴方には、涼宮ハルヒ以上の潜在的何かが存在する可能性が高い。だからそれを監視する。」
古泉「と、言っても僕らは貴方との交友関係を絶つ訳ではありませんから、これまでと殆ど変わりませんが…」

キョン「…1つ聞かせてくれないか。」
古泉「何でしょう?」
キョン「古泉が超能力者、長門が宇宙人、朝比奈さんが未来人…じゃあ俺はなんなんだ?」
出来れば、人間の範囲でありたいものだが。
古泉「…そうですね。良いですか、極端な言い方をすればこの世界は涼宮さんが創造したと言っても過言では無いんです。」
キョン「…ああ。」
古泉「…そして貴方は、恐らくはこの世界で唯一、涼宮さんの考えに対し、逆らえる人物だと推測されます。」
キョン「…そうだったか?その割には随分命令されたが。」
長門「それは貴方が聞いて上げていただけ。」
古泉「…ここから導きだせる答えは……そうですね、異世界人…なんてどうでしょう?格好良いじゃないですか☆」
キョン「格好良いってお前な…」
ドスッ
谷口「キョーン!何話してんだー?それよりよ、今日のゲーセンの事なんだが…国木田の奴、急に行けなくなったってよ。」
キョン(頼む谷口。ほんの少しで良い、空気を読む力を身に着けてくれ)
谷口「聞いてるか?だからさー、二人で行っても仕方無いだろ?」
古泉「…あー、宜しければ僕もご一緒するというのはどうでしょう?」
長門「…私も。」
谷口「OK!OK!!え、と…あ、朝比奈さんは?」
古泉「僕が誘っておきましょう。恐らく来てくれるかと^^」
キョン「おい、古泉…」
古泉「なんでしょう?」
キョン「…もしかして、朝比奈さんも…」
古泉「ええ、僕らと同じです。」

俺の青春が始まった瞬間じゃなかろうか。

驚愕が出ないことに驚愕だよ
もう俺の心が分裂しそうで、暴走気味だ
この退屈な毎日をどうしてくれる

>>109
下手な文章に溜息しかでねぇよ

前に見たキョンと古泉と長門が休日を普通に遊んで過ごすってSSがかなりよかったのを覚えている

>>116
また読みたくなったから探したけどわかんね

その後、俺は自分が異世界人だと告げられた事に、大して驚きを感じ無い事に対し驚いていた。
なんだろう…多分、周りが可笑しすぎるせいでマヒしてしまったんだろうな。
家に帰って寝床についた途端不安になりそうで怖い。

キョン「…まあ考えても仕方ないな。」
谷口「キョン、行くぞ!!」
キョン「何時に無く元気だな…」
谷口「当たり前だろ!お前にとっては有り触れたメンバーかもしれないが、美人が2人、イケメンが1人…一緒に歩るけるだけでなんか嬉しいんだよ!」
キョン「…虎の威を借る狐か、お前は。」
長門「待った。」
谷口「おうわ!?…な、長門さ、お前…なんつーの。もう少し音を出して動けよ。」
長門「これが普通。」
谷口「…あと笑うとかよ。」
長門「笑う。」
谷口「そうだよ、お前には笑顔が無い。それさえあればAAランク+だぜ」
キョン(…朝倉と同ランクってのは、なんか皮肉なもんだな。)
長門「…貴方は?」
キョン「…ん?」
長門「貴方も笑っている方が、好ましいと考えているのか。」
キョン「…まあ、そりゃあ悪くは無いと思うがな。」
長門「…そう。」
キョン「…?」

古泉「おっと、すみません。お待たせしたようで。」
みくる「ふぇぇ~、ごめんなさぁい、掃除当番だったんです…」
キョン「朝比奈さん、気にしなくて大丈夫ですよ。俺も今来た所です。」

ゲームセンター

谷口「…何するかな……ぉ、鉄拳。俺、コレ自信あるんだぜ」
キョン(思えば毎日SOS団だったしな…ゲーム機のレバーに触れるのも久しい)
古泉「…あの、これは…レバーで動かして、こちらのボタンで攻撃…という事でしょうか。」
谷口「ああ、まあやれば慣れるぜ。とりあえずキョンでも古泉でも良いからさ、反対側座れよ。」
キョン「…俺は出来んぞ。」
古泉「では、僭越ながら僕がご相手を。」

古泉「これはこれは……僕には荷が重過ぎましたね。」
瞬殺だった。古泉は何やらブルースリーみたいなキャラを選んだのが、谷口の変なボクサーの前に
宙に浮いたが最後、ボコボコにやられていた。
俺?俺も当然、ストレート負けだ。

みくる「私は、見てるだけで楽しいですから…♪」
ううん、可愛いです。朝比奈さん。

谷口の台の方で、ギャラリーまで出来る始末だ。
あの野郎、それを狙ってやがったな。
長門「…」
キョン「長門、お前もやるのか?」
じっ、とこちらを向いたまま、長門は黙り込んでいる。
液晶の数字が減っていく。多分0になったら勝手にキャラが決められるんだろう。
キョン「…ひょっとして、勝ちたいのか。」
長門「……」
キョン「…よし、やっちまえ。」
長門「…そう。」

10分後
谷口「\(^o^)/」

谷口「なんでだ!?どういう技だよ、空飛んでたぜ!」
長門「…秘密。」
キョン「……長門、あれは少々やり過ぎだったと思うぞ。」
古泉「どう操作しても不可能な動きをしていましたね。」
みくる「ど、ドラゴンボールみたいでしたぁ…」
長門「…次から気をつける。」

その後、俺達は一通り遊んだ。
ハルヒに奢らされる時以外、出費が無かったせいでサイフの心配は要らなかった。
古泉や朝比奈さんも結構楽しんでいるみたいだったし、今日は来てよかった。
まあ、小学か中学ぐらいからずっと機関とやらに属していたなら、自分の時間も無かっただろうからな。

余談だが、ゲームセンターのほぼ全てのランキングに「YUKI.N」が1位にランク付けされていた。
長門がゲームマスターユキと呼ばれるのは後の事である。

すまん、眠いから寝る

長門「彼女ができた」
古泉「リア充死ね」
キョン「落ち着け!」

ハルヒ「なによキョン・・・ぜんぜん私の気持ちなんてわかってないんだから・・・」
朝倉「あら?どうしたの涼宮さんこんなところで、涼宮さんが一人教室にのこってるなんて珍しいわね」
ハルヒ「・・・べつにいいじゃない、私だって一人で教室いたいときだってあるわよ」
朝倉「・・・なにかあったの? 私でよかったら聞くけど?」
ハルヒ「べつにいいわよ、あんたなんかに相談しなくたって自己解決ぐらいできるわ」
朝倉「キョンくん」
ハルヒ「!?」
朝倉「キョンくんのことでしょ?」

目線を合わせないで会話していたハルヒがはじめて朝倉のほうを向いた

朝倉「クラスのうわさであなたが作ったSOS団だったかしら?涼宮さん残して部員全員やめたそうね」
ハルヒ「だからなによ!?」

さきほどまで表情ひとつ変えないで会話していたハルヒからは憤怒の表情あらわれる

朝倉「私の勘だけど、涼宮さんがいったなにかをキョンくんが誤解してるんじゃない? それで結果的にこうなっちゃったって感じかな?」
ハルヒ「なぁ・・・・」

朝倉が口にだすことが的確すぎてハルヒは言葉がでない

朝倉「私はクラス委員なの、だからこういう情報だって知ってるのよ?」
朝倉「だからね、この解決策もすぐわかっちゃうの・・・・ウフフ」

ハルヒ「なら言ってみなさいよ!聞くだけ聞いてあげるわよ?」

勢いある口調だが、どこか期待感を抱くそんな感じでハルヒが朝倉に言った

朝倉「いいわよ? そのかわりこの解決策は必ずあなたが望まなくちゃいけないの」
朝倉「そう、あなたが望めばすぐに・・・・ね」

ハルヒ「私が望む・・・ってどういうことよ」
朝倉「その前に話しを戻すわね、涼宮さんはどうしてキョンくがSOS団を退部するなんて大きな決断ができたと思う?」
ハルヒ「ぇ・・・それは私がキョンに彼氏のこと言ったから・・・それで気をつかって」
朝倉「ちがうわ」

きっぱりといいはなつ朝倉

朝倉「彼は涼宮さんと過ごす日常を楽しんでいたわ、周りから見てもそれがわかったほどだもの。そんな彼どうしてこんな決断をしたか
    それはね涼宮さん・・・わからないようだからおしえてあげる。 彼をけしかけて人がいるの」

ハルヒ「!?」

こわばっていくハルヒの顔を見る朝倉をなにを考えているのか

朝倉「彼はもしかしたらあなたの嘘がわかっていたのかもしれない、でもそれは100%の確信ではなかった。仮に誰かに相談したとして、その相談者が彼の考えをひっくりかえしたらどうなっちゃうのかな?
当然彼は涼宮さんのためを思ってこういう決断をするでしょうね。でもね、そこにいたる過程の中で第三者の強い糸引きがあるの」
朝倉「こうは思わない? その第三者にとってこの話がもちかかったのは絶好のチャンス、なぜならね、涼宮さんとキョンくんを引き剥がすことができるのだもの」

不気味に微笑む朝倉

ハルヒ「・・・」

ハルヒは考える
たしかにそうだ、キョンならそんな決断すぐするなんてしない、だって優柔不断だもん。それにいきなりみんなやめるなんておかしいと思ったわ
そうよ、おかしいわよこんなの。

朝倉「どう?私の話は間違ってないかしら?」

ハルヒ「私もなにかおかしいと思ってたの」

はじめてハルヒが朝倉の意見にうなずく

朝倉「そうよね、私の考えなら今頃キョンくんと二人でいちゃいちゃとかしちゃってるかもね・・・ふふふ」
ハルヒ「そ、そんな」
朝倉「部活がなくなって、キョンくんと急接近した人って心当たりないかしら?」

ハルヒには思い当たるふしがあった

朝倉「いるのかな? だったら話は早いはね、 その子がね・・・その子がキョンくんからあなたをはがしたのよ」

谷口・・・!

急に二人で一緒にいるって・・・

私一人だけになって、部室にいっても誰もいない
そんなときだってキョンの顔さえみればどうでもよくなってた

でも彼の隣にはなぜか有希がいた

なんで?どうして?なんで有希がキョンの隣にいつもいるの?

そのときはきっとSOS団にまた入るため相談だって勝手に思い聞かせてた

でももし違ったら?

有希はキョンが好きで、だから一緒にいて・・・だからSOS団まで・・・みんなをそそのかして・・・

朝倉「そうね、私も実はわかってたの、でもいつも一緒にいたらみんなわかるでしょうね」

ハルヒの頬にツーとしずくが落ちる

ハルヒ「有希・・・なんで? SOS団の一員・・・友達だと思ってた・・・全然無関心で、私にも一言二言の返事しか返さなかったけど、そんな有希が好きだったのに」
朝倉 「私ね、思うの、彼女はキョンくんを不幸にするわ」
ハルヒ「ぇ?」

涙を裾でぬぐってハルヒは小さな声で言った

朝倉「たしかな確証はないけどね、涼宮さんがこうなることがわかってたのに自分の感情のためここまでするって、彼女はそういうタイプじゃないと思うの」

たしかに確証はない、でもハルヒは朝倉の話にのめりこんでいった

朝倉「なにか違う目的があるんじゃない? そう、彼を利用するとか・・・・あくまでも推測だけどね」

ハルヒ「有希がキョンを利用・・・?」

----------------とある公園------------------------


谷口「ちくしょー、キョンのやろう長門と一緒に帰るって・・・・なんだぉ!あいつ! 友情よりも恋かよちくしょー!」
谷口「っとっとっと、そんなこと言ってたら急に尿意が・・・・」

学校からすぐ近くの公園、夕方だがひとけはまったくない
いつも学校帰りに通るが、実際公園の中に入るのははじめてだ

谷口「ちゃっちゃとすませて家でやりかけのエロゲーでもしますか!」

っと、トイレに向かう途中ベンチに座っていた一人の男性に目がいった

ひとけないぶん余計目立っていた
彼はつなぎ姿でベンチに一人座っている

肩をベンチにかけ、まるでいつでもこいよみたいな雰囲気をはなっている
谷口は心からこうおもった

谷口「ウホ!いい男」

口にだした瞬間われに返った
いったい俺はなにを言ってるんだ、いくらいい男だって俺はノンケ、そんな気はまったくないはずだ

谷口は自分が口に出した言葉に赤面しながらトイレのほうに向かおうとしたがとてつもないいい声に耳がいってしまった

阿部「やらないか?」

そういってかれはつなぎのジッパーをはずしはじめた

一言でいうなら ふつくしい 彼に似合う言葉だと谷口は思った
見とれていた、彼がジッパーにてをかけ、下まで下ろすそのひとつひとつの動作に谷口は見とれていた

が、すぐに谷口は驚かされる
ジッパーを完全におろした彼の股間から 壮大なジャングルが おおいしげっていたからだ


谷口「ぁ・・・ぁ・・・」


言葉にあらわせなかった
彼のジャングル、アマゾンさえも飲み込んでしまう、そんなものが彼の股間にはあった

が、谷口が驚いたのはこれだけではない

ジャングルの中央にそびえる・・・・そう・・・・たとえるならシャトル! そうスペースシャトルだ!

今にもロケット噴射しそうな彼のスペースシャトルは発射10秒前とおもわせるほど90度にそそりたっていた

阿部「君が宇宙飛行士かい?」

谷口は自分の心を見透かされているのではないかと錯覚した

阿部「乗組員がちょうどいなかったんだ、よかったらスペースインしてみないか?」

谷口「で、でも・・・スペースシャトルなんて操縦したことなくて・・・」

谷口は不安だった、彼のスペースシャトルを操縦するなんてまずできないと思っていた

阿部「だいじょうぶさ、オートベーションシステム搭載、君のようないい男ならすぐなれるさ」

彼の優しさが谷口の心にひびいた

いつのまにかトイレ・・・・ではなくコクピットの中にいた

彼は阿部高和、ロケット整備をやっていた人間だという

彼の指示でぼくはもう裸という宇宙服をきていた

阿部「よかったのかい?ほいほい乗ってきて?俺は新人パイロットでも平気で食っちまう人間なんだからさ」

谷口「いいんです・・ぼく阿部さんみたいな人だったら」

阿部「うれしいこといってくれるじゃないか、ならとことん操縦させてやるからな!」

阿部の口の中のブラックホールが谷口の股間のハンドルを容赦なくすいあげる
こみあげてくる快感に谷口は必死でたえていた

しかし谷口の我慢は限界にきていた・・・・

阿部「うん?もうかい?わりとはやいんだな」
谷口「ち、ちがうんです、・・・実は尿・・・・が・・・・」
阿部「そうかしょんべんか、よし!俺のスペースアナルにいれてだしてみろ!」
谷口「そんな!?先輩にそんなことできません」
阿部「穴仲間に先輩も後輩もないんだぜ? ほらいれてだしてみろよ」

谷口は誘惑にたえられなかった

阿部「ぁ・・・いいぞ、次はしょんべんだ・・・・」
っと、彼の指示にしたがっていろいろしたわけです

谷口「今日はありがとうございました」
阿部「また溜まったらいつでもこの公園にきな」
谷口「はい!」

彼の笑顔がまぶしかった

-------------以下略-----------------


こうしてぼくのくそみそな体験はおわったのであった
このあと谷口がキョンに興味をしめしたのはいうまでもない


------------------------------------


みなさんありがとうございました。>>229の発言で違う自分に出会えたきがします
書き残したものはありません。ありがとうございました。おやすみなさい

あ・・・あっ・・・んんっ・・・



な展開キボンヌ

>>261
ハルヒ「あ・・・あっ・・・んんっ・・・」
ハルヒ「やっ…ダメ…こんなとこ団員に見られたら…」
ハルヒ「キョンに見られたりしたら…絶対ダメ…!」
ハルヒ「でもっ…ダメ…んっ、あぁぁ…!」

キョン「…何をしているんだハルヒ」
ハルヒ「…あ…し…てた…よ」
キョン「よく聞こえないんだが、何だ?」
ハルヒ「足がしびれてたのよ!悪い!?」

こうですか。わかりません!

ハルヒ「国木田君!」

国木田「なんだい?」

ハルヒ「彼氏できた」
キョン「ふーん」
ハルヒ「・・・・・すっごくイケメンよ!話もあうし!」
キョン「じゃあもう遠慮せずに朝比奈さんと付き合えるわけだな ありがとよ」
ハルヒ「・・・・・・・」


こんなながれかとおもってたのに

ハルヒ「彼氏ができた!」
佐々木「なんだって?」

追い付いたと思ったら未完という終わりだった

再開望む

谷口「キョン、たまには突き合わないか?」キョン「そうだな、たまにはいいぞ」
谷口「じゃあ、8時にこの公園で花火でもしようぜ!」
キョン「わかった」
そのとき、キョンは気付いていなかった…ここは断るべきだったことを
その日、ツープラトンを食らったキョンの古泉を見る目が変わったことは言うまでもなく、古泉は…

まだ残って居たとは

しかし続きを書く気力が沸かない

>>314
皆お前を待っていたんだぞ

>>316
俺は信じたい、>>1が戻るのを。

>>233書いてる人が居るじゃないか、wktk

釣り

おなにー

彼氏「ハルヒができた」

>>233

朝倉「男の子ってすごく単純なの、だからね、女の子が本気だせばすぐ利用されちゃうんだから」

ハルヒ「ほ、本気ってなによ?」

すべてを知ってるかのように答える朝倉になにかを求めるようにハルヒは聞いた

朝倉「それはね・・・」


----------------------- 帰り道 ----------------------

キョン「長門・・・一緒に帰るのはいいが・・・なぜ手をつないでいる?」
長門 「これは必要なこと」
キョン「だからなぜ手をつなぐことが必要なんだ? さっぱりわからんぞ」

はたからみればどうみてもカップルの二人
谷口と別れてすぐに長門を俺の手をとって歩き出した

きたあああああああああああああああ

長門 「私を拘束していたルールが少しだけゆるくなった、だからあなたとこうしていられる」
キョン「るーる?」

たしか長門はなんちゃらいんたーふぇーすで、ハルヒの監視をするためにいるんだったけかな
ということは、長門の上司ももちろんいるわけで、そいつからの拘束がゆるんだ・・・まぁーつまりわりと自由になったってことか?

長門「そういうことになる」
キョン「だな・・・ってなんで俺の心の声がわかるんだ?」
長門「口にだしていたから」
キョン「ぁあ・・・・・おーまいがー」

ため息をつきながらオーバーなしぐさで前にあるきだす
長門とつないでる手を少し強くにぎりかえして

長門と別れて帰宅するキョン
今日の長門の行動には少し驚いたが、まぁー女の子だしなとなぜか納得する

きっと手をつないで歩くということがどういうことが少し気になったんじゃないかと思う
だから身近にいる手っ取り早い俺がきっとその対象になったんだろう
んなこと考えながら自分の部屋のベットで寝ていると、ドアがノックされているのに気づく

キョン妹「キョンくんーToLoveり3巻かしてー」
キョン 「とりあえず部屋にはいってこい」

本を借りに部屋にはいってくる妹
俺が最近集めているToLoveりという本に興味深深らしい

キョン妹「キョンくんもやっぱりラリちゃんみたいにおっぱいが大きいひとがすきなの?」

なにを言ってるのかわが妹は、やはり少しこういった類の本は早すぎたのかと考える

キョン「なぁー、女性は胸じゃないと思うんだ。そう、性格、性格が重要なんだよ」

キョン妹「ふーんそうなんだ」

あまり納得してない様子で妹は続ける

キョン妹「なら私みたいなペッタンコでも需要はあるのー?」

需要?小学生が使う言葉なのか?

キョン妹「おっぱいってどうやったら大きくなるの? ねーキョンくんおしえてー」

思春期にはまだ早すぎる気がするが、最近の女の子の成長は早いと小泉から聞いたことがある

さてなんて答えたものか・・・・




>>男の子にもまれればおおきくなるよ >>まだまだ成長期だ、ほっとけば大きくなる

>>今度朝比奈さんに相談してやるよ

身近にグラマーな女性がいるじゃないか

キョン「そういうことは朝比奈さんに相談したほうがいいぞ」

キョン妹「はーい!」

おそらく知っているだろう朝比奈さんのことを言い、この場はなんなくのがれた

さて、そろそろ風呂はいって寝るとするか

明日も長門と手をつないで帰るのだろうかとそんなことを考えながら今日が終わった


--------------------- とある公園 ------------------


古泉「さてさて困ったものです」

古泉はため息をつきながら学校近くの公園にやってきた

>>俺がもんでやるよ

ええええええええええええええええ展開変わるのかよ

>>大きさじゃないカタチのよさだ

正直古泉は疲れていた

SOS団から退部したはいいものの、涼宮ハルヒの動向、キョンくんと長門さんはなぜあんなに一緒にいるのか
まだまだやらなければいけないことがある

朝倉というクラスメイト・・・・

ある程度古泉には彼女がなにを考えているのかわかっていた、わかっているからこそなにもできないでいる

涼宮さんならきっとだいじょうぶでしょう・・・
勝手にそう思いながら逃げ道をつくる

古泉「ぼくらしくないですね・・・」
今まで誰にも見せたことのない表情で弱音を吐く古泉

ふと公園のベンチを見るとそこには・・・・



>>ウホ!いい男がいた     >>だれもいなかった

古泉「やはり疲れているんでしょうか・・・」
誰もいない公園で発する言葉は、静まり返ったこの場所では不釣合いだった
古泉「さて・・・帰ってG線上の魔王でクリアしましょうか」

夜が明けいつもの日常がはじまる

ハルヒ「きょ、きょん!話があるは、ちょっときなさいよ!」
廊下で長門を話してをしていた俺の手をとって強引にどこかに連れて行こうとするハルヒ
キョン「お、おい!まてよハルヒ!?いったいなんだ? 俺はいま長門と・・・」

ハルヒ「うるさい!」
いつもハルヒの口からでるそれはどこか違って聞こえた
だから俺は何も言わずついていくことにした

またここか・・・・最初に俺がSOS団やらなんやらの話をハルヒから聞いた場所だ

キョン「で、いったい何の用だ?、俺はもう部員でもなんでもないはずなんだけどな」

こいつにはもう彼氏がいる、だからこんなことしていたら彼氏悪いじゃないか
そう心の中でキョンは言った

ハルヒ「ね・・・キョン・・・お、男の子がすきなことってなんだか知ってる?」

ハルヒは下を向いている

キョン「はい?」

ハルヒは何を言っているのであろう・・・男の子が好きなこと?なんじゃそりゃ?
彼氏の相談かなにかか?

キョン「好きなことねー・・・・ゲームとかじゃないか?」

無難に答えるキョンにハルヒは赤面しながら怒り出した

ハルヒ「そ、そんなんじゃないでしょキョン!あんたって本当にまだ子供ね! いい?なら教えてあげる・・・」

おもむろにハルヒはキョンに近づき手を腰の後ろに回した
どこからどうみても抱きついてる

キョン「な!?・・・・は、はるひ!?」

突然のことでカタカナがひらがなになってしまった
こいつは何を考えている? どこからどうみてもハルヒが俺に抱きついてるじゃないか

脱いだがこの先どうすればいいんだ?

ハルヒは抱きつき俺の胸に顔をうずめている
そんな俺はというと、何もできずただ立ち尽くしているだけである

ハルヒ「ねぇ・・・キョン・・・こういうことしてもまだなにかわからない?」
キョン「さぁ・・・さ? 俺はハルヒが毒キノコでもくっておかしくなったんじゃないかと思うぞ?」

たどたどしく俺は答える
なにせハルヒが俺に抱きついてるわけだ、どういう平常心でいろというのであろうか

ハルヒ「私だってねぇ・・・いろいろキョンに無茶いったでしょ?だからね・・・ちょっとだけお礼をしにきたの・・・」

そういってハルヒは自分の胸を押し付ける

ハルヒ「色気なんて考えたことないけど・・・・ちょっとは体だって自信あるんだから・・・」

まさかハルヒの口からそんなことを聞くことになるなんて・・・いったいどういうことなんだろうか
俺はそんなことを考えるが、やはり男ってのは馬鹿なんだろうか
今はこうしてハルヒからはっする甘いにおいにどうかされてもいいなんて思い始めた

ハルヒ「ねぇ・・・キョン・・・見て・・・?」

ハルヒは自分の手で胸元が見えるように服をうかして谷間を見せるかのようにキョンの視線を誘導する

ハルヒなんかに萌えてしまうなんて…くやしいビクビク

俺はというと、その誘導にまかされハルヒの胸元に目がいった
ハルヒは下を見つめながら、いや、自分の胸元を見ているのだろうか・・・どこか肌がほてっている感じがするのは俺の気のせいだろうか

目線をおとした先にしっかりとした谷間ができていた
少しよせているのであろうかハルヒの胸の谷間はまるで俺をさそっているかのようだった

どこでこんなこと覚えたのであろう?あのハルヒがここまで大胆になるだろうか?
本当なら不信だと考えるべきであるはずが、甘いにおいと目線の先にある誘惑に思うよう思考が働かない

ハルヒ「ねぇ・・・キョン、こんなことする私に彼氏なんていると思う?・・・キョン・・・」

甘い吐息がまじった声でハルヒ俺に問いかける
たしかにこんなことしていて彼氏がいればとんだびっちだ、だがハルヒはそんなやつじゃない
ということは彼氏がいるってのはうそなのか?

少しだけ考えが整理できそうなところでハルヒがまた行動をおこした

ハルヒ「キョン・・・・男の子のここって・・・・」

ハルヒがキョンのそこに手を伸ばそうとしたときである

以下WAWAWA禁止

その声でキョンは冷静さを取り戻した

長門「だめ!」

今まできいたことのない大きさの声で俺とハルヒ・・・いや俺に長門はそう発した

ハルヒ「有希・・・・」

ハルヒはなにかこみあげるものを必死と抑えて長門をにらみつける

ハルヒ「有希?今ちょっとキョンと話してたの・・・邪魔しないでくれる?」

長門「だめ」

長門はさきほどの声とうってかわって小さな声で言った

俺は唖然としてた、なぜハルヒがこんな目で長門を見てるんだ?
まるでなにか憎いものを見る目でハルヒは長門を見ていた

いったいなにがどうしてるんだ・・・この二人はいつからこんな風に・・・

SOS団にいたことろの二人と比べるキョン

長門「今日はもう帰る。私と二人で」

そういうとすさまじい力で俺をひきよせて長門は階段を降りていった
またも俺はそれに抵抗できずなすがままに一緒に階段をおりていく

谷口「はぁはぁ・・・忘れられないぜ・・・阿部さん・・・」

尋常じゃない速さの行動なんて気にせず、ハルヒは違うことを考えていた

ハルヒ「やっぱり彼女が言ったとおり・・・有希は私からキョンをひきはがしたの・・・」

彼女の中でなにかがばっと染まっていく


--------------------屋上----------------------


朝倉「ウフフ・・・・おもしろい展開にってるはね・・・」

誰もいない屋上で一人下を見下ろしながら笑みをうかべる
さきほどまでのキョンとハルヒ、そして長門のやりとりをすべてみていたかのように。

ふと後ろに気配に気がいく

朝倉「珍しい人がくるものね? 今の時間帯は屋上は立ち入り禁止のはずだけど?」

後ろをふりかえず誰かもわからない・・・いやわかっているのであろうそれに問いかける朝倉

古泉「鋭いですね朝倉さん・・・・」

スーと音立てずにこちらに朝倉に近づいてきたのは古泉であった

古泉「涼宮さんに何を吹き込んだのですか?」
古泉は冷たい口調で朝倉に質問する
朝倉「吹き込んだなんてとんでもないわ、女の子同士の相談かな?恋愛のテクニックをおしえただけよ」
古泉「本当にそれだけだったらいいんですけどね朝倉さん。 あなたはそれ以外の目的があるんじゃないですか?」
朝倉「そうねー・・・だったらどうするの?」
古泉「それであれば、あなたを組織がマークしています。不信な動き、もしくは考えがあるのであればここであなたを排除してもかまいません」

いつしか古泉は強い口調になっていた

朝倉「あなたから見れば私は不信だらけでしょ?違う?」

朝倉「あなたが見ているものと、私がみているものは今違うの、だから邪魔しないでね?」

古泉「!?」

朝倉の殺気に身構え
排除しなければいけないと考えた古泉は一瞬で朝倉との間合いをつめた

朝倉「クールな顔してわりと臆病者だったりする?」

こんな状況でも眉ひとつ変わらない朝倉になにか絶対的な力を感じた古泉
その1秒もない隙に間合いをつめたはずの彼女はいなかった

屋上から外をみる
グラウンドに真ん中に彼女がいた

こちらに手を振っているのは挑発の類であるか

古泉は屋上で唇をかみしめていた

朝倉×古泉か悪くない

ナンテコッタ!適当にかいていたはずが、まだ>>1は帰ってこないのか!?

キョン「手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!」

ハルヒ「むっひょうー。」

谷口は思った
グランドの真ん中に最上位ランクの朝倉さんがいつのまにか現れていた
ちゃちゃな嘘なんかじゃねぇ

グラウンドはしのところでたちションしてたから出て行けるはずもなかったんだが
パッと現れたんだ、ラピュタ?そんなもんじゃない、一瞬砂埃がまったきがする

いったいなにがどうなってるんだ・・・


そう思いながらチャックを上げようとした谷口であったが

思わずチャックとズボンとの間に谷口の大事な息子をはさんでしまった

蒼白になる谷口

はじめて彼視界が真っ白になる経験をした

>>157

ハヤクツヅキカケ

古泉は後を追わなかった
前にみた彼女とは何かが違っていた

彼女はたしか長門さんの・・・・
なにかが起きてしまう前に手を打っておかないと・・・・
つのっていく悩みに古泉は疲労感さえ感じていた

----------------------------------------------

キョン「なぁ・・・そろそろ話てくれ」
学校を飛び出したものの、さっきからぐるぐる同じところを回っている長門と俺

長門「・・・・」

長門は何も言わない

キョン「ハルヒとなにかあったのか?」

長門「・・・・」

キョン「・・・」

こんなやりとりをしていてもう2時間以上たつ。
ハルヒは今どうしてるんだろう・・・・

っと急に頬に痛みがはしった

長門が俺の頬をひっぱっていた

長門「しゃーコノヤロー!」

キョン「長門…?」
長門「力で勝ちとってみろコノヤロー!」

わけがわからない。な、長門はなにを言ってるんだ?
頭の中が真っ白になっている俺の頬を再び長門の平手打ちが襲う。

長門「ベルトはいつでも用意してるぞ。とりにこいコノヤロー!」

長門 「彼女からあなたをはなす必要があった」

2時間以上同じとこをぐるぐる回っているうちに長門は口を開いた」

キョン 「ハルヒのことか?」

長門はうなずく

長門 「彼女は変わり映えのない日常に慣れていった。だから安定していた。」

キョン「ならなんでこんなことに?」

長門 「慣れ、慣れすぎて他のものも欲するようになった」
長門 「慣れすぎた世界、慣れすぎた関係、彼女は慣れすぎて世界が見えなくなっていた」
長門 「欲した先はあなた、あなたならなにか変えてくれる、あなたならこの退屈な世界を変えてくれる、彼女はそんな風に思い始めたの」
キョン「ならそれでもいいじゃないか? 俺がようするにハルヒの期待をかなえればいいんじゃないのか?」

長門 「ちがう」
長門は静かにさえぎった
長門 「彼女の思いは強すぎる、あなたの考えの尊重よりもはるかに・・・彼女はあなたを変えてしまう・・・」

俺は長門の言っていることがわからなかった

長門 「彼女には変わり映えのない日常の大切さ、そしてあなたという人間、すべての認識を元にもどす必要がある」

長門 「彼女があなたに言った話も嘘、あなたの反応を求めるための材料でしかない」
キョン 「彼氏ができたってやつか・・・」

あのハルヒの行動と発言からみても、それはわかりきっていたことである

長門 「あたの判断は正しかった、退部していったん彼女にSOS団と私たちの認識をあらためさせる重要な機会だと思った、だから私は止めなかった」
長門 「でも誤算」

淡々と話していた長門の声のトーンが少し落ちた気がする

長門 「朝倉という存在」

俺は前に彼女に襲われている
あの光景がまだ脳裏によみがえってくる

長門 「彼女は私の監視からはずれ、ひとつの情報思念体の固体情報として今この世界にいる」
長門 「私のミス。 なにが彼女をそうさせたかはわからない。でも危険」
長門 「判断したときには遅かった。彼女は涼宮ハルヒとなんらかの接点を結んでしまった」

面白い
もっとやれ

長門は対象の名前を言うときフルネームじゃなかった?

長門 「だから修正しなおす、そしてそれにはあなたが必要」

前を向いて話していた長門は俺のほうを見た

長門 「もっとあなたのことが知りたい」

こうして俺とハルヒの日常はかわっていった




---------------- 続編につづく! 完 -------------------

>>396 朝倉の下の名前忘れた

涼子たんはぁはぁはぁ

で、どうすんの?再開いつなの?

おまいらはエロシーンはほしいのか!?

涼子たんの絡みが見たいです

おk いったん風呂はいってぬいて 妄想かためてくる

あれから一週間がすぎた
長門からは朝倉のこともハルヒのことも俺からなにもするなと忠告をいただいている
だから普通に過ごしている
学校にいき、終われば長門や古泉、谷口や数人でゲーセン回りして一日を過ごしている
最近古泉の顔色が悪かったからこうやって一緒に遊びに誘ってるわけだが
古泉「もしかして、僕に興味がありますか?」
なんかぬかしやがる、今度から誘わんぞ。

そういえば朝比奈さんは・・・?あんまり姿を見せないけどやっぱり先輩は忙しい時期なのだろうか

ハルヒも俺に話しかけてこなくなった
どうやら行動を起こしても長門に邪魔されると思っているのだろうか
あのハルヒもなかなかよかったのだが・・・・ゴホン

というかわけで、長門からきかされた壮大な話とはうってかわって普通に日常生活を楽しんでいる

長門 「これ」
長門が指差すほうにはかわいらしい・・・くもない黄色のくまさんがある
おれはUFOキャッチャーの景品だ
長門こうやってよくUFOキャッチャーの景品をせがむようになった
ここでいつもの流れ

古泉「なら私がとってあげましょうか?」

普通の女性ならすぐおとせそうなスマイルだが、俺ら一同は冷ややかな目でそれをスルーする

古泉がコインをいれてUFOキャッチャーのボタンを操作しはじめる
まぁー結果はだいたいわかっている

古泉「んー、難しいですね。100%取れない位置ですべてありますよ」

といって1回でゲームを終えてしまう。
本当にこいつは一回ぽっきりだ

キョン「やれやれ」
こうやって俺がため息をつきながらコインをいれるのもいつもの流れになってきている

谷口「またおまえがいいとこどりかよ!」
谷口が叫ぶ

キョン「おまえだってとれないだろ?」
谷口も古泉なみのドヘタさと根性がないつわものだ

谷口「WAWAWAWA」

といってるうちに俺狙った位置にクレーンを持っておとす、ちょうどぬいぐるみの胴体をつかむようにして
出口に向かわせてやる

キョン「ほらよ」

そういってとった景品を長門に渡す
俺がもってもしょうがないし、せがんだのは長門だからな
古泉が物欲しげにこっちをみているのはもちろん無視だ

長門「ありがと・・・」

表情の変化がうっすらとわかる
喜んでいるのか?

最近長門のこういった表情がみるのが好きでUFOキャッチャーを研究したりしている

古泉「けなげですね」

キョン「うるさいだまれ」

スマイルなげる古泉俺は言う
またこれもいつもの流れだ。

こうやって俺らはゲーセンにいき、飯を食べ、帰宅する
長門の送っていくのはもう俺の役目らしい

谷口 「じゃーまたなぁー!」
古泉 「それでは失礼します。また誘ってくださいね」

キョン「変なこといわなきゃな」
長門  「・・・・」
何も言わずちょこっと手だけふる長門

二人だけの帰り道だが特に変わったこともない

キョン「なぁー・・・長門、このままでいいのか?」
俺はなじみかけた日常に歯止めをかけ長門に質問する

長門「相手の出方がわからない以上、こちらはどうすることもできない」

キョン「実はおまえもこの日常がたのしいとか?」

冗談まじりに聞いてみるが長門はなにも答えない
長門はいったい何を考えているのだろうか


俺もこんな冗談いって・・・本当に俺がハルヒのことを考えているのか・・・

てんてー・・・もうライフが1です

ハルヒ「ね・・・いつまでもこうしてればいいの?」

授業が終わり下校時刻が過ぎた教室にはハルヒと朝倉しかいない

ハルヒ「あんな楽しく過ごすキョンなんて見たくない・・・見たくないのに、今すぐにでも声をかけて・・・」

朝倉「そんなものでしょ?」

ハルヒの話をさえぎる朝倉

朝倉「あなたは所詮その程度の存在なの、キョンくんはね、あなたなんかいなくてもああやって楽しく過ごしていくのよ?」

ハルヒは一週間という期間であるが、朝倉の言うこと守ってきた
キョンに声をかけない、SOS団という話もしない
普段どおりだけど普段と違う、そんなことをさせられてきたが、もう我慢の限界だった

ハルヒ「なによそれ! あなたが言ったとおりにすれば元通りになるっていったんでしょ!」
ハルヒ「それなのに・・・それなのに・・・責任とってよ!」

ハルヒの悲痛な叫びは教室に響く

横槍でスマンが誤字脱字がおおくね?
おもしろいから期待してるぞ

朝黒め

朝倉「最初にいったでしょ? あなたが望めば・・・あたなが望めばこの世界なんてすぐ壊れちゃうのよ?」
ハルヒ「なに言ってるのよ?」

頃合だと確信した朝倉は話を続ける

朝倉「こんな世界やでしょ? あんなキョンくんを見るのはいやでしょ? 誰のせい? 長門さんのせい?」
朝倉「違うは、それは涼宮さん、あなたのせいよ」

ハルヒ「え?」

朝倉「あなたがこの世界を望んだの。だから今こうして何もかわらずキョンくんたちはああやって過ごしてる」
朝倉「この世界が憎いでしょ? あなたが望んだこの世界、憎いでしょあなた自身も? 今のキョンくんたち彼らふくめて憎いでしょ? あなたを一人ぼっちにして笑って過ごしてるんだから」

ハルヒ「・・・・」
ハルヒはなにもいわない
朝倉「なら壊しちゃいなさいよ」

スーっとハルヒの顔に寄り合う朝倉
耳元でささやく

朝倉「望みなさい、こんな世界なくなっちゃえって、そうすれば零、そう元に戻るわ」
朝倉の悪魔のささやきがハルヒの中で反響する

そう、憎悪という気持ち
世界が憎いだれかが憎い自分が憎い
その憎悪という気持ちがあらたな世界をつくる
私が望む世界の構築がね・・・
朝倉はまた笑みをうかべる
誰もいない教室二人の声がした

>>424

ど素人、ちょっと疲れぎみなんでゆるしてくれ

俺はただ保守代わりにかえてるだけさ・・・まってるひとがいるんだ!

夢の中でハルヒい会った
ないている、ないている姿なんて一度もみたことがない
でもないている

なにがあんなに悲しくてないているのだろう

俺はなにか忘れている・・・

なにか・・・・

なにかを・・・・


ジリリリリリリリ-------------------

目覚ましの音で目が覚める

キョン妹「キョンくんおきてー 朝だよー キョンくんの息子さんもおきてー」

キョン「ば!?」

ズボンをおろしにかかる妹とめて目覚ましを止める
いったいどこでそんなことを覚えたのだろうかと考えると、いつのまにか遅刻しそうな
時間だということに気づく

キョン「ば!?なんでもうこんな時間なんだ?」

急いで支度して家をでる

どんより暗い天気で気分もおちてしまいそうだな

俺と長門だけの世界…

俺とハルヒだけの世界・・・・ハァハァ

学校について席につく
朝から騒がし教室だなんて思ってふと顔をあげると誰もいなかった
教室に入る前の感覚とまったく違う・・・どこだここは

「いつもどおりの日常よ?」

声がしたほうを振り返るとそこには朝倉がいた

朝倉「おはようキョンくん」

いつもの朝倉だ
だがどこか不気味すぎる

朝倉「席につかないと先生きちゃうよ?」
そういいながらかばんを机におく朝倉」

キョン「・・・いったいなにをした・・・」

こうなったのは朝倉のせいだと確信はあった
前にもこういう状況にでくわしたせいかどこか冷静で俺はいられた

キョン「じゃぁ誰がやったてんだ? 宇宙人か?未来人か?はたまたハルヒか?

朝倉「正解♪」

キョン「・・・え?」

俺はぎょっとする、ハルヒの仕業? そんなはずはないいくらハルヒでもここまでするはずがない
だってこれは夢じゃない、俺は朝起きて学校にきた、そしたらこうなった
必死で考えをめぐらす

キョンと二人っきりになりたい朝黒の陰謀か…

朝倉「この世界は涼宮さんが望んだの」
朝倉「彼女があなたといるためここだけの世界をつくったの、あとはなーんにもないの。わかる?」
朝倉「あなたがヘラヘラ長門さんたちと遊んでいる間にこーんなのができちゃったんだよ?」
朝倉「涼宮さんはどう思う?」

いないはずの彼女の名前を呼ぶ
だが目線の先、俺の後ろにはハルヒがいた
ハルヒ「・・・」
ハルヒはなにも答えない
まるで中身が空のように目に生気はなくただたっているだけのハルヒがそこにいた

朝倉「自分の人格まで制御できなくなっちゃのかなー?」
微笑みながらハルヒにむかって言う
キョン「朝倉・・・なにをした」
俺は必死に動揺を隠して朝倉に質問する

朝倉「だからいったでしょ?彼女が望んでいたことにたいして手引きしただけ」
朝倉「彼女の気持ちがわかる?一人孤独にこの一週間過ごしてきたこと、それに対する不満が爆発しちゃったとおもえばいいの」

彼女は当たり前かのように話す

たしかにそうだ・・・こうなることはわかっていたはず俺は
なのになにもしなかった
ハルヒになにも声をかけてやれなかった
だから今ハルヒは・・・・

俺は最低なやつだよまったく・・・

だから今やるべきことが頭にめぐる
俺は・・・

キョン「ならハルヒの目をさまさせてやるだけだ」
朝倉「へぇーあなたはここで死ぬのに?」
キョン「いつか聞いたセリフだな」

俺は笑う。策なんて何もない。だが俺はハルヒが好きだ
だからこんな世界が間違ってること、ハルヒが本当に望んでいるものも知っている
俺は忘れていたよおまえの気持ち
許してくれハルヒ
だから俺は精一杯お前を迎えにいく

朝倉「死んでよ? もうあなたはこの世界にいらないの」
キョン「うぉぉぉぉあおああああ!!」

俺は朝倉に突進する
本当に最後まで馬鹿だよ俺は、勝てるのか?死ぬのか?そんなのわからないさ
わからなくてもいいじゃねぇーかばかやろう!

朝倉「お馬鹿さん」

朝倉の腕は変形して鋭い刃になっていた
向かってくるキョンにめがけてそれをつきだす

キョン「ぅ」

やっぱりそうきたかこのナイフ女め!
ちくしょう・・・
よけられないことはわかっていた
ふいにハルヒの顔が脳裏に焼きつく

キョン「ハルヒ・・・」


「朝倉っ」

「キャッ!」

突然俺が襲い掛かってくるとは思わなかったようだ。
無様にしりもちを着いた朝倉に覆いかぶさりつつも、俺は昂ぶる感情を抑えながらいった。

「ハルヒを元に戻せ・・・さもないと・・・」

俺の右手はしっかりと朝倉のスカートを掴んでいた。

スカート・・・ゴクッ・・・

>>439  すまん、タッチ交代してくれ!
      ちょっと退席

>>440
書き込むのが遅れてイミフになったからスルーしてくれ

>>441
ちょおおおおおおwwwww

>>439
キョン「手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!手マン!」

朝倉「ギョエェェェーーーーーー!!!!!」


正直、俺に策は無かった。相手は女子とは言え・・・宇宙人に性別という概念があるのかは判らないが…
SF顔負けの戦闘を披露する宇宙人相手に俺が勝てるだろうか。自信はなかった。
が、

朝倉「死にたいの?所詮あなたはニンg・・・ムグッ!?」

耳障りな口を強引に塞ぐ。
自信はない。自身はないが、
もしかしたら…

なおも抵抗して舌で押し返そうとしてくるが、逆にそれに俺の舌を絡めてやる。
滑らかな柔肉を十分に味わってやる。
俺が絡めてくるのを察知したのか、アサクラの舌は逃げようとする。
が、それなら攻めればいいだけだ。
俺は逆に朝倉の腔内に侵入し、口の内側、歯茎、歯の裏、様々な場所を舐め立てた。
しばらく朝倉の艶っぽい鼻声と唾液が奏でる音が教室に響いた。
しだいにお互い息が上がってくる。かすかに朝倉の目に涙が浮かんでいるのは気のせいだろうか。

朝倉がやっと手で俺の身体を押し返そうとする。
そうは行くか。逆に上半身に体重をかけ、朝倉の小さな反乱をあっという間に制圧する。
もう口だけではなかった。顔と顔。目と目。光が入らず見えないほどに、俺は朝倉と密着した。

キーーーーーーーーーーーン!
刃と刃がぶつかり合う音がした
俺の目の前に古泉がいる
キョン「こ・・・古泉・・・?」
古泉「そんな風に私のことを読んでくれるんですね フ」
必死に朝倉の刃をとめてるのにそんなこといいやがる

キョン「冗談はよせ! 助かった古泉、俺じゃこいつには太刀打ちできない」
本心だった、無謀につっこんでいった俺が今更ながら馬鹿におもえる

古泉「・・・・ぇぇ、任せてください。キョンくんは部室に向かってください」
キョン「なぁ? ハルヒはここにいるぞ!?」

俺はハルヒのほうに視線をやるがそこには誰もいなかた

古泉「そういうことです。いいから早くいってください」

キョン「お、おう!頼んだぞ古泉!」
キョンは部室に向かう

古泉「彼の言葉が痛いほどつきささりますね。・・・・ぇぇ。」
勝てる気はなかった。
なんとか間合いにはいってキョンくんとの間をとめたのはいいものの
刃ごしから伝わってくる力は負けるという核心があるほど圧倒していた

古泉「これからあなたの美しい顔に傷をつけるとなると気が引けますね」
朝倉「できたらの話だけど、責任とってよね?」

笑みをうかべる二人
交差する刃

>>450

書留なくなった

ハァハァ続きキボンヌ

>>452
ちょwwwwなんなんだwwwww



「・・・ゃ…め…」

朝倉の口の端から絶え絶えに声が洩れる。
そりゃ苦しかろう。呼吸をさせないほどに俺が塞いでるんだからな。
流石にこれは予想外だったか。
朝倉の力を持ってすれば俺などコンマ2秒で塵と化すだろう。
だがその考えに行き着かないほどに混乱しているようだ。
朝倉の目には恐怖しか浮かんでいない。
いい顔してるな委員長。自慢の眉毛が下がってるぞ。
そろそろ頃合だ。
俺は意を決して、スカートの端をつまんだ右手を徐々に持ち上げていった。

ふぅ・・・おまえら朝倉ごときでぬくなよ


「!!」

俺がしようとしていることに朝倉も気づいたようだ。
両手で強引に俺の顔を挟んで引き離そうとする。

俺は一旦顔を離し、そのまま上半身を持ち上げる。左手はふりかぶったまま。

朝倉「…な…」

恐怖の色に少し怒りが混じった眼で俺を睨む朝倉。
おいおい、仮にも元委員長だろうが。そんな涙目じゃ誰も付いて来ないぞ
朝倉がなおも何か言いかけた。が、お前の戯言に興味はないんだよ。

ゴッ!

ふりかぶった左手で思いっきり朝倉の腹部を殴りつけた。
俺に睨みを利かせていた朝倉の顔が一瞬で

崩れた。



何かを言いかけたままの口で。歯は食いしばり、眉は…眉間に寄っているな。
美しくないぜ。委員長。
目は恐怖も怒りも消え失せている。狂人の目だ。

朝倉は必死で耐えていた。このまま後ろに倒れてくれれば楽なのに。
腹筋鍛えてる奴をを一時停止したみたいな姿勢で、白目を剥きそうになりながら、フラフラと耐えている。

面倒だ。
俺は溜息まじりに立ち上がり、朝倉の後ろにしゃがんだ。

そして、首に腕を回した。
「チョークスリーパーって今日び小学生でもやんねーよな…」


>>1
続きあるなら頼む

追いついた!
朝倉を鬼畜プレイでめちゃくちゃにしてくれ!


朝倉の頸の付け根に腕を回す。
うん。しっかりと固定されてるな。よーし頑張るぞ

徐々に力を込めていく。
朝倉「………」
ん?こいつ今何か言ったか?せめて臨終ぐらい黙ってりゃいいのに…
ミシ…
いい音だ。でもこれ時間掛かりすぎないか?
ミシ…
下手に時間掛けすぎて蘇生されても面倒だな。
RPGのボスにでもなった気分だ。ムードより効率だな。一気に行くか

ッ!
朝倉「ぐぇ」

締め上げると同時に朝倉の口から声が『絞り出た』。
声というより無理矢理捻り出た音だ。汚いな。汚い。汚い。
俺は力を込めたまま軽く左右に揺すってみる。
朝倉の頸がぎこちなく揺れる。
ギギギ…
唐繰り人形のような動きでこちらに頸を向ける。
醜いな。
下顎は重力に逆らわず、舌が口から垂れている。端には泡がたまり、ボタボタと唾液がしたたっている。
目は見開いたまま、俺を『見ようとしている』。が、焦点が合っていない。お前の黒目ってそんなに小さかったっけ?
全く。委員長として闊歩していたお前の面影があるのは眉毛ぐらいだな。
しだいに朝倉の体から力が抜けていく。
こんなもんか。俺は腕の力を緩めた。殺す気は毛頭ない。気絶させるのが本来の目的だった。


とはいえ、この顔はもう生き人じゃねぇな。相変わらず朝倉は狂人の顔で頸をフラフラ揺らしている。
さっきよりも悲しげに見えるのは気のせいだろうか。
にしても、相変わらず状況は改善を見せない。
てっきりこいつの意識を無くさせればこのヘンテコな世界から脱出できるか、と思ったのだが。

さて、どうしたもんか。ハルヒも元に戻る様子はない。
ふと、朝倉の顔を見る。相変わらずだ。もう元には戻らないのかな。
少し悪いことをしたかもしれん。お詫びの意味をこめて、俺は朝倉のヒタイに唇をつけた。
しばし滑らかな感触を受容したのち、少し舌を出してみる。
少ししょっぱい。恐らく汗だろうが、にしては変なクセがあるな。油汗って奴か?

そのままベロンと額を縦に舐めてみた。うん、悪くない。
すまなかったな朝倉。すぐ綺麗にしてやるから。
額をべろべろと舐めてみる。汗の味がなくなり、俺の唾液でベトベトになってしまった。
ここはもうご馳走様だな。
俺は朝倉の眉毛に舌先をチョンとつけてみる。
不思議な感触だ。少し固めの毛先が俺の舌先を刺激する。
そのまま小刻みに動かしてみる。ザワザワとした感じが楽しい。
存在感のある朝倉の眉だから楽しめるんだ。俺は初めてこいつに感謝した。
そのまま唇をつけて軽く吸ってみる。少し長めの毛が口の中で踊る。それを舌で遊んでやった。

>>1まだか!俺は寝たいんだ!!!

お前が変態だということはよく分かったwwww


俺は朝倉の鼻の脇を舐めたりすすったりしながら思った。
このまま悪戯に時間が過ぎても、もう助けてくれる長門はいないんじゃないか?
心の中で期待していた最後の砦、それを根本から疑う事態なのだ。今更に思い知った。
ということは、
不本意だが、ここは同じ力を持つ朝倉の協力を仰がなきゃいけないのか?
やれやれ。皮肉だな。今度はこいつを醒まさにゃならんとはな
でもどうすりゃいいんだ?平手打ちなら何度でも食らわせてやるが、それで元に戻るとは思えんし…

少し顔を離して、まじまじと朝倉の顔を観察してみる。
なるほど。谷口が最上クラスと判断しただけの顔立ちだ。
面影は、な。

ふと、セーラー服の上からでも分かる胸の膨らみに目を落とす。
もしかしたら。
俺はかすかな可能性に掛けてみることにした。
全く、何で俺はこんな女に性行為を働かねばならんのだろう。
せめて長門か、朝比奈さんか。
溜息をつきながらも、ゆっくりと、朝倉の胸を揉む。
セーラー服の滑らかな手触りと、その下のかすかな硬さのブラジャーの感触
そしてその下の乳房の弾力。
色々な感触を手のひらに感じながら、俺はこれからせねばならん作業に、もう一度、大きく溜息をついた。


寝る
>>1wktk

ハルヒ「彼氏が出来た」

長門「……そう」
みくる「え、ええっ!? 詳しく聞かせてくださいっ!」
古泉「ふむ、興味がありますね」
キョン「……ふむ」

ハルヒ「……なんてね! ただのじょうd」

キョン「それじゃ俺も相手を探すかな」

ハルヒ「へっ!?」
長門「!?」
みくる「い、今なんて!?」
古泉「はい! はいはいはいっ!」

ハルヒ「彼氏が出来た」
古泉「奇遇ですね、僕もです」

キョン「彼氏が出来た」



小泉「フフッ…」

キョン「ハルヒも彼氏作ったみたいだし、俺も欲しいかなと思ったんだ」
長門「……そう」
みくる「そ、それは良い考えだと思うわキョンくんっ!」
古泉「それは彼女限定ですか? 彼氏の出番はありますか?」
キョン「いや~、特に相手とかは定まってないからな」

長門「……つまり、権利は平等にある」
みくる「しかも、チャンスは今」
古泉「ふふっ、僕ら三人には有利になりましたね」

ハルヒ「……ね、ねぇちょっと……」

キョン「ん? 何か言ったかハルヒ?」

ハルヒ「……な、何でもないわよバカキョンっ!」

ハルヒ「彼氏ができた」

キョン「そうかそうか ようやく俺も平凡になれるな じゃ」

ハルヒ「え・・・」

古泉「涼宮さんが彼氏を作ったのだから、あなたも彼氏を作っては?」

キョン「ふむ、なるほど」
古泉「男同士で気兼ねすることもないですしね」
キョン「おおっ! そいつはいいな」
古泉「でしょうでしょう、そうでしょう!」
キョン「なあハルヒ」
ハルヒ「な、何よ」
キョン「彼氏っていいもんか?」
ハルヒ「……そ、それは……」
古泉「僕とあなたならいいに決まってますよ! 体の相性も多分!」
キョン「そうかい」

ハルヒ「……」

ハルヒ「彼氏g」
長門「彼氏が出来た」

みくる「え……長門さん、今なんて?」

古泉「ほう……それは興味深いですね」

ハルヒ「ねえ! 実はあたしもk」

キョン「ハルヒはちょっと黙っててくれ。
    すまん長門、詳しく聞かせてもらえるか?」

ハルヒ「……」

みくる「待ってキョンくん! あなたは間違ってるわ!」

キョン「えっ、何がですか?」
みくる「男の子が作るのは彼氏じゃなくて……彼女なの!」
キョン「おおっ、なるほど!」
みくる「わ、わたしだったらキョンくんを満足させてあげられるんだけどな///」
キョン「ふむ、それは魅力的な提案」

古泉「ちいいーっ! 余計なことをっ!」

みくる「あなたの好きにはさせませんっ!」

長門「……待って」

キョン「お、どうした長門?」
長門「……わたしならあなたの要求に応えられる」
キョン「ほう」
長門「……」
キョン「まあ、長門とは一緒に図書館に行ったりしてるしな」
長門「……」コクリ
ハルヒ「あ、あんた達そんなことしてたのっ!?」
長門「……不思議探索の時に少し」
ハルヒ「ちょっと! 詳しく聞かせなさいよ!?」

キョン「すまんハルヒ、ちょっと黙っててくれるか?」

ハルヒ「で、でも……だって!」
キョン「今ちょっと大事な話してるから。すまんな」

ハルヒ「……」

長門「……図書館では本の借り方を彼に教わった。私には彼が必要。あなたは彼がいなくても一人で生きていける」

古泉「それで、結局誰を選ぶんですか?」
みくる「言ってくださいキョンくんっ!」
長門「……」
古泉「まあ、僕だということは分りきってるんですがね」
みくる「キョンくんっ、わたしよね?」
長門「……わたし」

キョン「いや、やっぱ三人の中からは決められんな」

古泉「えっ?」
みくる「まさか……」
長門「……」

キョン「まず、男は無理無理」
古泉「そんなっ!?」

キョン「年上もちょっと……」
みくる「ひうっ!?」

キョン「俺、実は図書館って苦手なんだよな」
長門「……!?」

ハルヒ「そ、それじゃあ……!」

キョン「彼氏持ちとかは論外だ」

ハルヒ「……」

キョン妹「キョン君、今日も一緒にお風呂入ろうね♪」

ハ長み古「!!!」

ハルヒ「それじゃあ……どんなコがタイプなの?」

キョン「明るい性格だといいな」
長門「……」
ハルヒ「!」

キョン「それで同級生で、中心人物がいい」
ハルヒ「!!」
みくる「ふえぇ!」

キョン「ポニーテールが出来たら最高だな」
古泉「伸ばしますから! 地面に付くくらい髪を伸ばしますから!」
ハルヒ「!!!」

ハルヒ「ねぇ///……もしかしてそれって……あたしのk」

キョン「よし、ちょっくら朝倉に告ってくるわ」


おわり

国木田か

>キョン「それで同級生で、中心人物がいい」
>ハルヒ「!!」


ハルヒwwお前は中心人物というよりはドーナツの穴ですからww
残念www

ハルヒ「彼氏ができた」
キョン「なんと」
ハルヒ「でもすぐに振ってやったわ」
キョン「そりゃまたどうしてだ?」
ハルヒ「だって普通の奴だったんだもん」
キョン「そうかい」
ハルヒ「まぁ、あんたみたいな普通な奴は彼女も普通なコなんでしょうね」
キョン「何故そう言い切れる」
ハルヒ「考えなくてもわかるわよ」
キョン「ああ、そうかい」
ハルヒ「まあ、いない彼女の話をしても意味ないけどね!」

キョン「へ? 俺付き合ってる奴いるけど?」

ハルヒ「……へ!?」
みくる「ふえっ!?」
長門「!?」

ハルヒ「ちょっと! 聞いてないわよ!?」
キョン「あれ、言ってなかったけか?」
みくる「初耳です!」
キョン「あらら」
長門「……詳しく」
キョン「詳しくって……何をだ?」
ハルヒ「相手がどんなコなのかよっ!」
みくる「それを聞くまで帰さないんだからっ!」
長門「……空間の閉鎖を開始」

キョン「ん~……まぁ、いいか」

一同「……ゴクリ」

キョン「まあなんというか……他とはちょっと違うな」
ハルヒ(あたし……当てはまるじゃないっ! も、もしかして……)
みくる(わたしは他とは違うくらい可愛い……! まさか……)
長門(……条件クリアー。期待)

キョン「髪が短くて……」
ハルヒ(い、今のあたしは髪が短くなってる! これは本当に……?)
長門(……条件クリアー。期待増大)
みくる(ふえぇ)

キョン「うん、明るいな!」
ハルヒ(えっ、えっ、あ、あたしとキョンって付き合ってたの!?)
長門(……)

キョン「それで一人称が僕だ」
ハルヒ(えっ?)

古泉「ここは僕の出番というわけですね!!」

古泉wwwww自重しろwwwww

ハルヒ「まさか……そんなっ!」
みくる「こ、古泉くんが相手だなんて……っ!」
長門「……」

古泉「きましたよ! やっと僕の時代がきましたよ!」

キョン「いきなり現れてどうした古泉」
古泉「おや、つれないですね。ハニーと呼んでくれても結構ですよ?」
キョン「あ、ちょっと待ってくれ。電話だ」
古泉「いつまででも待ちますとも」
キョン「あ~、もしもし佐々木? おう……おう……わかった」
古泉「ささ……き……?」

キョン「え、ここで言うのか?……す、好きだぞ///」

一同「!?」

キョン「じゃあな、また後で電話する。……で、なんの話だったっけ古泉?」


おわり

>>515
いやここからだろ・・・ここで終わるの?

佐々木「彼氏ができた」
キョン「そうか、良かったな」
佐々木「親友として忠告するが、君も早く決めた方が良い。いつまでも待ってくれないから」
キョン「意味わからんぞ」
佐々木「それじゃ、そういうことにしておくよ。くつくつ」
キョン(…………)


古泉「最近どうなされました?ずっと上の空ですよ」
キョン「まあ、ちょっとな」
古泉「何かありましたか?」
キョン(こいつ、まさか知ってて聞いてるのか?)
古泉「僕といたしましては『こぼれたミルクを嘆くな』という忠告をさせていただきます。幸い、今ならまだ手遅れでないと」

ハルヒ「キョン、彼氏ができたわ。だから、SOS団はあんたにまかすわ。団長代理で頑張りなさい」
古泉(思っていたよりずっと進展してましたね。機関としてはキョンたんでもあちらでも同じことですが、これで一安心)
キョン「そうか、おめでとう。ハハハ」

長門「……彼氏ができた」
キョン「長門もか?」
長門:コクコク

みくる「皆様、実は私も彼氏ができました」
キョン「朝比奈さんの彼氏はさぞ素晴らしい方なんでしょうね。今度紹介して下さい」ハア


キョン「全員彼氏持ちかー」ガックリ
古泉「どうです、いっそのこと、あなたも彼氏を作ってみては」
キョン「彼氏って、俺は男だぞ。止めろ。アナル、アナルだけは。アー」

>>516
長編投下の人がやりやすいように短くいく
そうすりゃすぐやめられるしな

佐々木さんかわいいよ佐々木さん

ハルヒ「彼氏ができた」

キョン「えっ、俺とお前って付き合ってたっけ?」

ハルヒ「ばっ、じょ、冗談に決まってるでしょ!」
キョン「なんだ、そうか」
ハルヒ「そ、それになんであんたが相手なのよ……///」
キョン「そっか、俺たち付き合ってなかったんだな」
ハルヒ「……えっ?」

長門「……彼氏ができた」

キョン「ほう?」
長門「……相手はあなた」
キョン「そうか、俺は長門と付き合ってたのか!」
ハルヒ「ちょちょちょちょっと!?」

長門「……らぶらぶ」
キョン「そうか、言われてみればそうかもしれん」
長門「……また一緒に図書館へ」
キョン「おう、デートだな」
長門「……///」コクリ
キョン「というわけでハルヒ」
ハルヒ「何よ」
キョン「今度の不思議探索は俺と長門パスな」
ハルヒ「はあっ!?」

キョン「だって俺たちはデートするからな。なあハニー」
長門「……そう」
キョン「おいおい、ダーリンって呼んでくれないのか?」
長門「…………ダーリン///」

ハルヒ「何よ……これ……」

すごい急展開

古泉「図書館もいいですね」
キョン「なんだ古泉。お前まさか付いてくる気か?」
長門「……」

古泉「ええ。だって僕はあなたの彼氏ですから」

ハルヒ「ええっ!?」
長門「!?」
キョン「ん、そうだっけか?」
古泉「ええ、そうですよ」

キョン「そうか。それじゃあ一緒に待ち合わせの予定を決めるかダーリン」

古泉「イエスッ! もちろんですともダーリン!」

ハルヒ「意味わかんないわよっ!」
長門「……理解出来ない」

なるほどな

ハルヒ「皆聞いて!私、彼氏が出来たの!!」
一同「!?」

キョン「な、は、ハルヒ!? 俺とお前は付き合ってたのか!?」
ハルヒ「ハァ!? 何馬鹿なこと言ってるのよバカキョン! だ、誰がアンタのことだって言ったのよ!!」
キョン「そう、か。そうだよな。俺とハルヒは付き合ってなかったよな」

古泉「(どういうことでしょう、機関は涼宮さんが異性と交流を持ったという情報を掴んでいませんが)」
長門「(恐らくは嘘。こちらもそのような情報は掴んでいない。キョンとの親睦を深める為のフェイクだと思われる)」
みくる「(ど、どういうことですかぁ?)」

キョン「いや、わかるだろ」
ハルヒ「わかるわけないじゃないのっ!」
長門「……」コクリ
キョン「いや、わかるって」

キョン「……長門が俺の彼女で」
長門「……///」

キョン「……古泉が俺の彼氏だろ」
古泉「ふふっ、さすがに面と向かって言われると照れますね///」

ハルヒ「そんなのおかしいじゃないっ!」
キョン「どこがだよ」
ハルヒ「ど、同時に二人と付き合うなんてっ……!」
キョン「いやいや、彼女が二人とか彼氏が二人だったら変だぞ?」
ハルヒ「……」

キョン「でも、彼女も彼氏も一人だったらなんらおかしくないだろ」

ハルヒ「そ、そういうわけだから! キョン、残念だったわね!!」
キョン「残念? 俺はお前に彼氏が出来たことに対して残念になるのか?」
ハルヒ「な……ッ! フ、フン! 知らないわよバカキョン!!」

古泉「(おやおや。目論見は失敗と言ったところでしょうか?)」
みくる「(あの、でも、なんだか涼宮さんの様子もおかしいような……)」
長門「(……違う)」
みくる「(ほぇ?)」

長門「(問題があるのは、彼のほう)」

ごめん、投下中だったか
自重する

ハルヒ「彼氏ができた」
キョン「何を隠そう、俺だ!」
長門「じゃーん じゃーん じゃーん」
古泉「げぇっ」
みくる「キョンくん!」
ハルヒ「も、もうっキョンったら…少しは隠しなさいよ///」
キョン「ハハハすまんすまん」

古泉(で、何回目でしたっけ?このバカップルがバカな状況は)
長門(三万ちょい。まだまだ続くから数えても無駄無駄)
みくる(いいかげん飽きてきましたぁ~うざいですぅ~)

ハルヒ「キョン、なぜだろう今あたしすっごいドキドキしてるの!」
キョン「ハルヒ、実は俺、ハルヒ萌えなんだ!」

古泉(殺っちゃって宜しいでしょうか?)
長門(許可する)
みくる(推薦事項です☆)

>>530
同時で構わん一向に構わん

>>532
ど、同時に二作品を読むなんてっ……!
いやいや、原作が二冊とかアニメが二本だったら変だぞ?
でも、SSも単発ネタも一つずつだったらなんらおかしくないだろ

という事だな

キョン「というわけで、古泉も今度の不思議探索は不参加だ」
長門「……仕方ない。ダーリンの言うことに従う」
古泉「本当なら二人きりがいいんですがね。ダーリンには逆らえません」

ハルヒ「なっ、ちょっと三人共っ……!」

がしっ!

ハルヒ「は、離してみくるちゃんっ!」
みくる「……今度は二人っきりですね、涼宮さん」
ハルヒ「ど、どうしちゃったのみくるちゃん? 胸を押し当てて……」
みくる「ふふっ、怖がらなくてもいいんですよ?」
ハルヒ「ひゃっ!?/// ど、どこ触って……」
みくる「涼宮さん……かわいいです」

ハルヒ「え、ちょ、ちょっと待って! あ、あ、ああ~~~っ!!」


おわり

古泉「(彼、といいますと、キョン君ですか? しかし、彼は普段どおり……)」
長門「(違う。みてて)」

キョン「ん? おぉ、どうした?」
長門「……長門」
キョン「あ? ああ、長門か。そうだよな、お前は長門だよな。で、どうしたんだ?」
長門「……約束」
キョン「約束?」

長門「一緒に帰る約束。告白された時に約束した」

ハルヒ「な、ハァ!? ちょっとバカキョン! 聞いてないわよ!? いつからユキと付き合ってるの!?」
長門「一週間ほど前。彼から告白された。私にとって悪い条件ではなかった為告白を了承した」
キョン「あ、まぁそういうことだ。よかったじゃないか、俺もお前も彼氏彼女なんていういっぱしの青春を掴んだわけだし」

みくる「(ふぇぇ!? 長門さんと、キョン君が、そんな!?)」
古泉「(いえ、恐らくこれは……なるほど、そういうことですか)」
みくる「(どういうことなんですかぁ?)」
古泉「(つまり……いえ、これは……時期をみて話すことにしましょう)」

キョン「そういうわけだから、先に帰るなハルヒ」
長門「また明日」
ハルヒ「ちょ、ちょっと待ちなさい!」
キョン「なんだよ、問題でもあるのか? そうでないなら、大事な恋人同士の時間って奴を奪わないでくれよ」
ハルヒ「……そう……わかったわ。さっさと帰りなさい」
キョン「帰るなと言ったり、帰れと言ったり、良く分からん奴だな。まあいい、そういうわけだから、先に帰らせてもらうぞ」
古泉「分かりました。それと、長門さん」
長門「……貴方には、迷惑をかける」
古泉「これは貸しということにさせて貰いますよ。その件に関しては、こちらでも充分な調査をさせて貰います」
長門「助かる」

みくる「ふぇえ~……私だけ、またおいてけぼり……」

みくるは相変わらず空気だなw

キョン「それで? 今日はどこへ行くんだ」
長門「私の家」
キョン「いいのか? 親御さんとかは……」
長門「一人暮らし」
キョン「あぁ、そういや、そうだったな……て、いやでもだな?」
長門「こっち」
キョン「お、おい長門! ……ハァ、あいつも話を聞かないよな」

長門「あがって」
キョン「おう、邪魔するぞ」
長門「座って。今お茶を入れる。待ってて」
キョン「おう。しかしまぁ、殺風景な部屋だよな」
長門「……お茶。飲んで」
キョン「ズズ……うん、相変わらずお前が入れるお茶はうまい」
長門「大事な話がある。正直に答えて」
キョン「大事な話って、同居でもするつもりなのか? 確かにこの部屋で一人暮らしは寂しいと思うが、生憎俺達は学生であってだな、」

長門「いつから」

「いつから記憶がないのか」

キョン「!?」

>>538
俺の奴はもうちょっとしたら活躍する予定。
待っててな

キョン「お、おいおい。何を言ってるんだ? 俺の記憶がないだって? 冗談もほどほどにしなさい」
長門「貴方の表情筋の動きや言語から推測すると、98.7パーセントの確率で貴方は記憶障害に陥っている可能性が高い」
キョン「おい、だから」
長門「恐らく記憶障害になったのは3日前後2日ほどの間。一時的なものかどうかは不明」
キョン「……」
長門「答えて」
キョン「……その通りだ。確かに、俺はおとといから前の記憶がない。何にも覚えちゃいないんだ」
長門「原因は?」
キョン「わからん。朝目が覚めたら知らないところにいたとしか言いようがない。それにしても、良く気づいたな?」
長門「貴方の言動をトレースし、情報統合思念体に情報の提供を求めた。このままでは、涼宮ハルヒになんらかの悪影響が現れる恐れがある」
キョン「じょうほ……スマン、なんだって?」
長門「情報統合思念体。そして私は、情報統合思念体によって作られた、対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイス」
キョン(ああ、教えてくれ数日前の俺。お前はこんなわけのわからない、どっかの国のSFマンガみたいな世界に、本当に住んでいたのか?)

長門「これからについて説明する」
キョン「これから?」
長門「これから貴方は涼宮ハルヒに積極的に接近するべき」
キョン「接近て、簡単に言われてもだな」
長門「その間、古泉一樹の機関と私達とで、貴方の記憶を戻すための方法を模索する」
キョン「古泉? なんでそこで古泉が出てくるんだ?」
長門「説明する。覚えて」

キョン「えーと、その話、マジか?」
長門「……えらく、まじ。信じて」
キョン「そう簡単に信じろと言われても、何がなんやらわけがわからんぞ」
長門「わからなくてもいい。今は信じて」
キョン「わかったよ。そこまで言われて、信じない方がどうかしてるさ」
長門「……ありがとう」

時間かかるかも知れんが、書き溜めてきた方が読みやすいか?

翌日、学校にて

キョン「よぉ、ハルヒ。調子はどうだ?」
ハルヒ「あんまり良くないわよ」
キョン「そうなのか? 顔色は悪くないみたいだが」
ハルヒ「うるさいわね、ほっといてよ」
キョン「そうか。あー、その、だな。スマン!」
ハルヒ「何でいきなり謝られなきゃいけないの?」
キョン「昨日の話。ありゃ嘘だ」
ハルヒ「は?」
キョン「長門と付き合ってるって話。軽い冗談のつもりだったんだが、本気で取られても困るからな」
ハルヒ「……ば、バッカじゃないの!? どーしてそんなくだらない嘘なんかつこうと思うのよ!? ユキまで巻き込んで、頭おかしいじゃないの!?」
キョン「だから、すまないと言ってるじゃないか。許してくれ、この通りだ!」
ハルヒ「ま、まぁアンタのバカにいちいち付き合ってちゃキリがないからね。いいわよ、許してあげるわよ」
キョン「サンキュ。悪かったな」
ハルヒ「ただし、今度またこんなくだらない嘘ついたら、全裸で町内3周はしてもらうからね!?」
キョン「わかったよ。そうむくれるなって」
ハルヒ「(……何よ、私一人でドギマギしちゃって、バカみたいじゃない……)」
キョン「何か言ったか?」
ハルヒ「何でもないわよ、バカキョン!」
キョン「イッテ、痛い痛い痛い!」

即興で書いてるから如何せん遅くなるが、もう少しながら投降させてもらうわ。

昼休み

キョン「で、話ってなんだ古泉」
古泉「貴方もわかっているはずですよ?」
キョン「お前も気づいてたのか……」
古泉「我々の話は、どこまで?」
キョン「お前が良く分からん機関とかいう組織に入ってるってことぐらいだ」
古泉「なるほど。ではもう一つ。みくるさんの苗字は?」
キョン「……」
古泉「……なるほど。どうやら記憶喪失と言うのは本当らしいですね」
キョン「しょうがないだろ。ハルヒの名前は教室で散々耳にするからすぐ分かったが、
     お前やみくるさんの名前はハルヒが呼んでる名前でしかわからないんだからな」
古泉「そうですか。しかし、災難とはこういうことを言うのでしょうか?」
キョン「災難なのは俺の方だろ」
古泉「それが、そうでもないんです。正直な話、貴方が記憶をなくされた事は、機関でも問題になっているんですよ」
キョン「ああ、ハルヒに何か影響が出るかも知れん、とは言われたな」
古泉「そういった事情ですので、こちらも全力で貴方の記憶が戻るようサポートします」
キョン「サポート、ね。早いとこどうにかしてくれるに越したことはないが」
古泉「ご安心ください。僕達の機関は情報収集に関しては優秀なスタッフが揃ってますから」
キョン「それじゃ、大船に乗ったつもりでいさせてもらうよ」
古泉「大船は大船でも、とんでもない泥舟かもしれませんがね」
キョン「おい」
古泉「ンフ、冗談です。それから、この件はくれぐれも涼宮さんには内密に。下手に事を起こされて問題が起きても困りますので」
キョン「分かった、肝に銘じておく」

更に放課後

キョン「それで、話ってなんだ?」
みくる「あのぅ、その、キョン君記憶が……」
キョン「ああ、話聞いたんだな。その通り、3日前から記憶がない」
みくる「私のことも忘れてしまってるんですよね? どこまで知ってますか?」
キョン「どこまで、と言われても。みくるさんがSOS団の一員であるということぐらいしか」
みくる「ふえぇ!? 誰も説明してくれなかったんですかぁ!?」
キョン「まぁ。というか、話にも出てこなかったぞ」
みくる「うぅ~……これでも私、一番先輩なのに~……」
キョン「せん、ぱい? え、ひょ、ひょっとして3年生ですか!?」
みくる「それもそうなんだけど……私、これでも未来から来たわけだし、ある意味この世界で一番先輩だったりするのにぃ」
キョン「未来? てことは、みくるさんは未来人なんですか!?」
みくる「ええ、そうです。私は、この時代の人間じゃありません」
キョン「はぁ、つまり、SOS団には、宇宙人、未来人、超能力者まで揃ってる、と……」

―――に、宇宙人、未来人、超能力者、異世界人が―――

キョン「ッ!?」
みくる「きょ、キョン君?」
キョン「だ、大丈夫、です。ちょっと、急に頭痛が……すぐに収まりましたから、心配しないでください」
みくる「本当に大丈夫? なんなら、医者にみてもらった方が……」
キョン「それをして、もしハルヒにばれたらどうするんです?」
みくる「あ、あぅ……その、大したことは出来ないかもしれないけど、私に何かお手伝いできることがあったら、遠慮なく言ってくださいね?」
キョン「ええ、その時は朝比奈さんにも是非お手伝いしてもらいますよ」
みくる「ハイ!」

ごめん、眠気に勝てん。寝て起きたらまた書くから、後は他の人頼んだ

じゃあ俺が代わりに寝るからさ

>>552
いやいや、ここは俺が代わりに寝るわ

>>553
じゃあ俺が……

どうぞどうぞ!

これ、勝手に続き書いてもいいもんなの?

>>555
一応先の展開は考えてはある。
つっても即興で考えたプロットも何もないもんだから、好き勝手してくれて構わない。
なんなら、名無しによる合作にしちまおうぜ!

>>555
はじめから書いた方がいいっしょ
残ってたら本人が書くだろうし

おおう!>>556らしいので頑張れ!
おやすみ

ハルヒ「みんな聞いて!私に彼氏ができたわ!」
キョン「そうか。お前もそういうことを考える時期がきたか」
長門「・・・そう」
みくる「よかったですね~」
古泉「それはとても良いことです。おめでとうございます」

ハルヒ「キョンもそろそろ彼女の一人くらい作りなさいよ!」
キョン「そうだな。このまま青春時代を過ごすのはいささかよろしくないな」
長門(・・・!これは私が彼女になるべき)
みくる(キョン君は私にベタ惚れですからすぐ落とせそうですね)
古泉(フフフ・・・ようやくガチホモ要員の僕の出番ですね)

キョン「しかし現実は厳しい。一体どこの誰が俺の彼女なんかになってくれるんだかな」
ハルヒ「なら私がなってあげるわよ!」
キョン「お前一分前に彼氏が出来たと言ったばっかだろうが」
ハルヒ「あ、あれはうそよ!だかr」
長門「私が適任だと思われる」
みくる「私のほうがかわいいし絶対わたしとキョン君のほうがお似合いです!」
古泉「みなさん何を言ってるんですか。僕がふさわしいに決まってるじゃないですか。ね、マイプリンス」
キョン「おいおい、そんなみんなして俺の機嫌をとっても何もいいことないぞ。
それと古泉は気持ち悪いから自重しろ」

>>557
別に初めからでも構わないけど、
また初めっから説明するのも、これ以上同時進行を増やすのも悪いかなってさ

と思ったけど、人のに手を加えるってのは案外難しいもんだね

>>560から続けてみる
キョン「よし、なら俺の彼女は…」
ハ長み古「…ゴクリ」
キョン「鶴屋さんだ!」
鶴屋さん「へ?あたし!?というかいつの間に連れてこられたのかわかんないっさ!」
キョン「受けてくれますか?」

キョン(詳しい話は後で。演技ですから)ゴニョゴニョ
鶴屋さん(なんだか良くわかんないけど面白そうだっ!協力するっさ)ニョロニョロ

鶴屋さん「めがっさよろしくたのもー、ダーリン!」
ハみ長「エエエエエエエ!」
キョン「そういうわけで、俺はこれから彼女と帰るから。じゃあ行きましょう」
鶴屋さん「おっ先ー!」

さて誰か頼む↓

ハルヒ「ちょっとみんな何よ!私が彼女になろうっていうのに」
長門「あなたには彼氏がいる。二股は認めない」
ハルヒ「あれは嘘よ!本当はキョンの気を引こうと・・・」
みくる「嘘つきは泥棒の始まりって、小学校の時に習いませんでしたか?」
長門「やってしまったことは修正不可能。それすなわちあなたをこの議題に参加させることはできない」
古泉「そういうことです。今回は引っ込んでいてもらいますよ」
キョン「お前らマジになりすぎだろ・・・」

ハルヒ「みんな聞きなさい!私に彼氏ができたわよ!」
キョン「おめでとう」
ハルヒ「え?」
古泉「おめでとう」
ハルヒ「あっ、ありがと・・・」
長門「父にありがとう」
乳「母にさようなら」
ハルヒ「そして、すべての子供達におめでとう…ってなんなのよ!?」

長門「・・・私は本気」
みくる「私もです!」
古泉「照れなくてもいいんですよ。マイプリンス」
キョン(まぁたまにはノッてやるか)
キョン「そうかとりあえず古泉は男なんで論外な」
古泉「な!?それはあんまりです・・・」
キョン「気色悪い声を出すな気持ち悪い。で、長門か朝比奈さんか・・・どちらも甲乙つけがたいな」
長門「私とあなたは図書館でデートした仲」
ハルヒ「そ、そんなの初耳よ!なんで私に言わないのよ!」
キョン「まずなぜいちいちお前に話さないといけないのかわからんし、第一あれはデートではない」
みくる「キョ、キョン君!私の彼氏になってくれたときには、さ、触っていいですよ?・・・」
キョン「朝比奈さん・・・嬉しいんですがこの場でそういう発言はちょっと・・・」
ハルヒ「で、結局誰がいいのよ?私たちの中から選びなさいよ!」

>>551からのリレー、ちょっと苦しいかな

キョン(記憶が飛んだ原因、それは一体なんなのだろうか……?
    いや待て、俺はそれ以前に凄く重要な点を見落としているな)
キョン「朝比奈さん」
みくる「え、はい!?」
キョン「貴方が未来人だってことは、本当なんですよね?」
みくる「……」
キョン「ああいえ、疑うつもりではありません。ただ、そうすると貴方は時間を移動できる事になります」
みくる「はい」
キョン「つまりそれは、俺が記憶を失くした時間へと……移動することも出来るという事になりますよね」
みくる「……」
キョン「どうでしょうか? 今すぐにでも、力を貸して頂けないでしょうか?」

みくる「それが……」
キョン「駄目でしょうか?」
みくる「駄目……ではなくて、無理、なんです」
キョン「それは何故?」
みくる「言っても分からないと思いますし、言う権限も私にはないけれど……」
みくる「ただ一つ、3日前の時点で時間断層が発生しているとか……」
キョン「ええっと、それは一体?」
みくる「端的に言えば、時間を遡ることは不可能……みたいです」
キョン「時間断層……時間断層……?」
みくる「あのーキョン君」
キョン「なんですか?」
みくる「私と並木道を歩いた時のこと、覚えていませんか?」
キョン「……すみません」
みくる「そうですか……」

長門「あなたは仕切らないで。とりあえず好きなタイプから聞く」
キョン「好きなタイプか。そうだなあ・・・とりあえず話しやすい人だな」
ハルヒ「デデーン。有希、アウトー」
長門「私たちは普通に話してる」
キョン「あ、うるさすぎても嫌だな」
古泉「涼宮さん残念ですが・・・」
ハルヒ「ちょっと古泉君。それどういうことよ!」
キョン「ガチホモは阿部さんのとこにでも行ってろ」
みくる「ってことでさようなら古泉君」
古泉「相変わらず厳しいですね。ツンデレですか?」
みくる「やっぱり私しかいないですよね?キョン君」
キョン「朝比奈さん。前から言おうと思ってたんですが・・・胸にホクロある人はちょっと・・・」
みくる「\(^o^)/ 」

ハルヒ「誰が一番相性がいいか順番でキョンと一週間暮らしてみるのはどうかしら」
みくる「それがいいでしゅ!(裸エプロンでイチコロでしゅ)」
長門「賛成」
古泉「楽しみだなぁ (Lサイズのゴムしかないですが彼のはどうなんでしょうか)」




泊まる順番が問題だ

眠くて空気読まず投下
反省はしてない

ってかいろんな人が書いててカオスwww

キョン「よう」
長門「……上がって」

長門「用件は?」
キョン「この状況、お前には何とか出来ないのか?」
長門「不可能」
キョン「しかしその……情報、なんだっけ?」
長門「情報統合思念体」
キョン「そうそう、それは魔法じみたほどに反則的な力を持っているのだろう?
    だったらそれで、俺が記憶を失くした日の事を……」
長門「不可能」
キョン「何故?」
長門「何らかの意思で、強いプロテクトが掛けられている。その日前後の情報が完璧に遮断されるほどに」
キョン「またか……」
長門「あなたは、そういう人間では無かったはず」
キョン「どういう意味だ?」
長門「すぐに人に頼るような人間では、無かったはず」
キョン「……そんな立派な人間だったのかい、俺は?」
長門「そうではない。しかし、そうでもない」
キョン「良くわからないのだが」
長門「鍵は涼宮ハルヒが握っている。貴方は涼宮ハルヒと積極的に係ればいい」
キョン「……その意味が」
長門「大丈夫。こちらも全力を尽くす」
キョン「……」
長門「……」

キョン「じゃ、じゃあな、頼んだぞ」
長門「(コクリ)」

記憶治しのが一番良いな



俺が無駄に投下したのは古泉のせいで腐女子臭がプンプンしやがるぜぇ!




ハルヒ「キョン、お風呂に入りましょう」
キョン「なんだまたソープごっこか?」
ハルヒ「今日はたまたま混浴で会っちゃった同級生と恥じらいながら段々下ネタになっていってやっちゃうって設定よ!ポイントは恥じらいだからしっかりね」
キョン「順番がおかしいだろ ソープごっこの前にすればリアリティーがあったのに」
ハルヒ「うるさいわねバカキョン!さっき思い付いたんだからしかたないじゃない!」



また無駄に投下を…反省はしてるし眠い

夜。
とぅるるるるる……
ぴっ♪
古泉「お困りのようですね」
キョン「ああ、完璧に手詰まりだ」
古泉「そのようには見えませんが……」
キョン「どういう意味だ?」
古泉「いえ、冗談です。それより――」

古泉「1週間ほど前、あなたは自分が何処で何をしていたのか覚えていますか?」
キョン「残念ながら」
古泉「そうですか。実は僕の機関の者が、涼宮さんと肩を並べて歩いていた貴方を目撃していたようでして……」
キョン「俺が、ハルヒと?」
古泉「ええ……あなたが、涼宮さんと、二人で、です」
キョン「……気持ちの悪い間の取り方はやめてくれ」
古泉「んっふ」
キョン「……」
古泉「手詰まりであるのならば、それ以外の方法を試せばいいのだと思いますよ」
キョン「つまり?」
古泉「つまり、記憶を持っている者から、自身の記憶を探ればいい訳です」
キョン「聞け、と?」
古泉「ええ、探偵のようにですね。探し物が自分自身だという、少々珍しいパターンではありますが」
キョン「ああ、珍しいな。だからと言って嬉しくもないが」
古泉「それとも直接聞いてみては如何でしょうか? 全ての鍵を握っているであろう涼宮さんに」
キョン「昼間と言っている事が矛盾していないか? ハルヒに知られたら不味いと……」
古泉「聞くのではなく、話して頂けるように仕向ける……というのは?」
キョン「無理だな」
古泉「……そうですか」

古泉「では」

やべぇ、結構面倒くさい

朝、登校前、自室にて。

キョン(妹)「キョンくん、おはよーっ」
キョン「ぐふっ!」
妹「早く起きないと簀巻きにしちゃうよー!」
キョン「わかったわかったから飛び蹴りはやめろ、起きてるからな……」
妹「そぉい!」
キョン「ぐふっ!」
キョン(アレ、妹ってこんなんだっけ? まあいい、それよりも)

キョン「なあ、ちょっと聞くぞ?」
妹「いいお」
キョン「3日前……ではなく、4日前に俺は何をしていた?」
妹「1、2、3……4日前……?」
キョン「そうだ、思い出してみろ」
妹「んーとね、どろっぷきっくー!」
キョン「どろっぷきっく?」
妹「こうしゃがんでから……そぉい!」
キョン「ぐふっ!」
キョン(駄目だこいつ)

キョン「もういい、分かった」
妹「うん!」
キョン「じゃあ俺は着替えるから、お前は先にご飯でも食べてろ」
妹「わかったー!」

妹「あ、今度はいつ来るのかな?」
キョン「……何が?」
妹「ハルヒくん!」

登校中。

ハルヒが俺の家へ来ていた?
それも妹の様子から察するに、それが割と最近の出来事だと考えられる。
どういう事だ……
ん、アレは?

考えながら歩いていた俺がふと気付くと、とある公園の前へと来ていた。

学校からすぐ近くの公園、夕方だがひとけはまったくない。
いつも学校帰りに通るが、実際公園の中に入るのははじめてだ。

キョン「っとっとっと、そんなこと考えてたら急に尿意が・・・・」

っと、トイレに向かう途中ベンチに座っていた一人の男性に目がいった。

>>582の続きだけど時間がなくなったんで、ここまでで最後。後は誰か頼む。

とある公園。

ひとけないぶん余計目立っていた。
彼はつなぎ姿でベンチに一人座っている。
肩をベンチにかけ、まるでいつでもこいよみたいな雰囲気をはなっている。
俺は心からこうおもった。

キョン「谷口、お前何をやっているんだ? 頭は大丈夫か?」
谷口「やらないか」
キョン「やらねーよ」
谷口「そうか……」
キョン「一応聞くが、何があった?」
谷口「別に……」
キョン「お前にしては、えらく口数が少ないな」
谷口「大事な物を失っちまったのさ、貞操という名の――」
キョン「そうか、それじゃ頑張れよ」
谷口「ま、待てよ! 聞きたい事があるんだ!」
キョン「なんだ?」
谷口「人を探しているんだ、今の俺のように青いツナギを着た男の事だ。知らないか?」
キョン「知らないな」
谷口「じゃあ、やらないか」
キョン「やらねーよ、何度も言わせるな」

キョン「ああそうだ、俺が4日前に何をしていたのかは知らないか?」
谷口「はあ? 若年性痴呆症って奴にでもやられたのかお前?」
キョン「いいから答えてくれ、その答えによっては青ツナギの件も協力してやる」
谷口「どんと恋!」

キョン「それではもう一度聞くが、4日前に俺は何をしていた?」
谷口「4日前? その日は分からんが……」
キョン「じゃあ、出来るだけ最近に近い日で俺の行動を覚えていないか?」
谷口「最近、ねぇ……」

谷口「アレじゃないのか、この前俺とお前等のツレでゲーセンに行ったのが最近じゃないのか?」
キョン「それはいつだ?」
谷口「確か5日前だったか? 長門には驚かされたから良く覚えているな、YUKI.Nだったかで記録も残ってるはずだ」
キョン「……そこに、ハルヒは居たのか?」
谷口「いいや、そこには居なかったな」

携帯ではどれがどうつながってるのかまったくわからんwwww

>>592
それにはPCの俺も同意せざるを得ない
取り敢えず適当にまとめておくと

ID:fXoTcw5C0が書いた『退部編』が
>>25>>31>>44>>53>>62>>73>>84>>98>>108>>126>>136>>149
ゲームセンターと長門とか大体そんな感じ

ID:7ga4OCsq0が書いた『記憶喪失編』の前篇?が
>>526>>528>>536>>537>>539>>542>>544>>546>>549>>551
キョンが逝っちゃってる、大体そんな感じ

ID:+V2Yxodq0が何かに目覚めてしまった『何故かくそみそEND編』が
>>220>>223>>225>>226>>228>>231>>233>>235>>238>>239>>241>>242>>244>>247>>250
で、何とかその後に持ち直して>>336辺りから『朝倉と涼宮編』になってる
が、またも古泉編で再発してるっぽい

で、主に記憶喪失編からパクって俺が勝手に続けたのが>>571くらいから
他色々あるみたいだけど、ちょっと把握しきれんので誰かスマートに頼む

>>594
なんて分かり易い一覧表だ。ありがとう。

で、今起きた記憶喪失編のものだが、>>551からと>>589から、どっちから続けたらいい?

>>597
元ネタはそっちだし、お好きにどうぞ
自分が書き易いほうからでいいと思うお
ただ、俺のは前後の日数設定が面倒かもしれんねw

>>598
その挑戦乗った! ということで>>590から書こうと思ったが、ゲームマスターユキとかくそみそとか
何このパラレル連作。
ちょっと構想見直してくる。5分ぐらいくれ

ちょ、その辺は正直パロってるだけでそこまで深い意味は・・・
くそみそに至ってはコピペの弊害で登校中なのに夕方になってるんだぜ?

でもまぁ面白そうなのでニヤニヤしながら眺めとく
夜まで残ってたら続きから書くか、誰かの後にまた続くかでやりたいもんだ

うし、じゃあ始めるか

そして、五日目の朝を迎えた。
どうにかこうにか怪しまれることもなくすごしてきた日々だが、生憎、進展らしい進展はしちゃいない。
曰く、一週間前にハルヒと俺がデート? していた。
曰く、数日前にゲーセンで遊んだ
曰く、谷口が別の道を……いや、これはいいか。
つまり、分かったことはこの程度だということだ。
全く、一体どうしたもんかね。誰か教えてくれ。この際情報料に糸目はつけんぞ。
俺のちっぽけなサイフの中の2000円まででいいならな。

と、そんなことを考えながら、一般的に休日である今日という日を、何をするでもなく怠惰に過ごしていた時、一階から電話が聞こえてきた。
全く、一体誰が休日の真昼間から厄介ごとを押し付けようとしてやがる。
運の悪いことに、妹は遊びに出かけ、母さんも買い物中。家には俺一人しかいないというわけだ。あぁ、面倒くさい。

「はい、もしもし?」
『キョン君ですか? 僕です』
「おぉ、古泉か。どうした、何か進展でもあったのか?」
『進展と言えるほどのものでもありませんが、こちらで掴んだ情報を一度貴方に話しておこうと』
「そいつはありがたいな」
『実は、つい先ほどまで長門さんとも一緒にいたんですよ』
「なんだ、なら俺も呼んでくれればよかったのに」
『休日の明朝8時という時間帯に、貴方が起きれるというのでしたら』

いちいち嫌味なヤローだ。肩をすくめてる姿が目に浮かぶぜ。なんだそのアメリカンなポーズは!

古泉『話し合いの内容をお教えします。良く聞いていてくださいね』

古泉「やぁおはようございます長門さん。いい朝ですね」
長門「……」
古泉「それにしても、公園に呼び出しとはまた珍しいですね」
長門「彼のことに関して、早急に話をする必要性が高いと思われた。その為、やむを得ずこの場所を選んだ」
古泉「そうですか。しかし、いいんですか? 公園なんて人の大勢いる場所で話し合って」
長門「情報空間の遮断は既に完了済み。この公園には、誰も入って来れない」
古泉「用意周到ですね。では、話し合いを始めましょう」
長門「こちらで掴んでいる情報はこれだけ」
古泉「……ふむ、この資料から察するに、我々と同じところまで掴んでいるようですね」
長門「そう」
古泉「ただ、一点だけ。こちらが掴んでいる情報があります」
長門「話して」
古泉「先日、5日前の午前2時41分ごろ、何者かの家宅侵入が見られました」
古泉「高度なジャミングをされたため、それが誰かまでは掴めません。
   ですが、恐らく外部からの侵入者ではないだろう、というのが我々の見解です」
長門「つまり、内部からの侵入者」
古泉「話が早くて助かります。そのような方法で、つまり内部から急に現れる、何てまねは朝比奈さんかそれに準ずる未来人、
    あるいは情報統合思念体に属する人か。そして、あれほど高度なジャミングを行うことが出来るとするならば……」

長門「ヒューマノイドインターフェイス、つまり私であることが疑わしい」

古泉「……本当に話が早くて助かります。単刀直入に聞きましょう。貴方ですか?」
長門「違う。私達にとって、彼の記憶がなくなることは好ましくない。別の存在による犯行」
古泉「その言葉を鵜呑みに出来るほど、僕もお人よしになることは出来ません」
長門「今、5日前の異次元同位体にアクセスしてる。……不可、続行不可能」
古泉「不可、と言いますと?」
長門「何らかのプロテクトによって異次元同位体とのアクセスが遮断された」
古泉「つまり?」
長門「私は貴方の疑いを晴らす術を持たなくなった。でも、信じてほしい」
古泉「……いいでしょう。貴方が嘘をついているようには見えませんからね」
長門「……すまない。助かる」
古泉「上層部にもそのように通達しておきます。これも貸しに加えてもいいですかね」
長門「いい」

長門「……貸しを返すために、私も情報を提示する」
古泉「まだ、何か隠していることがあった、と?」
長門「彼の体の中から、微量なナノマシンが検出された。恐らく、朝倉涼子のものと思われる」
古泉「あの時の、ナイフから侵入したものですね?」
長門「そう。ただし、そこに書かれているプログラムは朝倉涼子のものではなくなっていた」
古泉「と、いいますと?」
長門「五日前侵入した何者かが情報を改竄していったものと思われる」
古泉「そうですか……もしかして、その影響で彼は……なるほど、このことは報告しても?」
長門「いい。こうでもしないと貸しが返せない」
古泉「そういうことでしたら。それにしても、如何せん冷や冷やさせられますね。
    もしこの情報が涼宮さんに伝わったら、またまた世界が危機に晒される恐れがありますから」
長門「その通り。だから私達は、一刻も早く原因を突き止めなければならない」
古泉「それにしても、よくもまぁこれだけ世界の危機が訪れるものですね。流石、我らが団長様、ですね」
長門「正確には4回。初めは去年の5月。次に同年の8月。更に12月。そして二週間前」
古泉「朝倉さんが涼宮けしかけたことによる世界の改変事件ですか……」
長門「そして、もしこれが涼宮ハルヒに発覚したら、5度目」
古泉「なんとしても、それだけは防がなければなりませんね」

訂正
×長門「……貸しを返すために、私も情報を提示する」
○長門「……借りを返すために、私も情報を提示する」

×長門「いい。こうでもしないと貸しが返せない」
○長門「いい。こうでもしないと借りが返せない」

寝ぼけてるなぁ……n

このスレ、ドリフのコント状態だな。
「もしもハルヒに彼氏ができたら」
だめだこりゃ。

古泉『……というのが我々の中で集まった情報です』
キョン「サラッと言ってくれるなオイ。てことは何か? 誰かが俺の部屋に入って、そのナノマシンとかわけのわからんもの弄繰り回して、
     人の記憶をなくしてったと、そういうことか?」
古泉『かねがね、そんなところです』
キョン「マジか……」
古泉『とにかく、貴方も出来るだけ情報を集めておいてください。それから、涼宮さんのこともお忘れなく』
キョン「ハルヒのこと? 何を忘れるって?」
古泉『彼女との関係を深めることですよ。例えば、そう、そろそろ時間ですがよろしいのですか?』
キョン「時間? 何の話だ」
古泉『昨日、彼女が話していたはずですが』
キョン「昨日……?」
古泉『ええ、貴方もその場にいましたが……おっと、失礼』
キョン「古泉? おい、どうした古泉?」

ハルヒ『こんのバカキョン!! いつまで寝ぼけてんのよあほんだらー!』
キョン「うぉ!?」
ハルヒ『アンタ今日の不思議探索すっぽかすつもり!? いい、時間に間に合わなかったらあんたのケツの毛まで毟ってやるからね!?』
古泉『……と、このように我らが団長様はお怒りになってますので、取り急ぎ支度をした方がよろしいかと。では』

キョン(切れた……ていうか不思議探索って冗談か何かじゃなかったのか? ええい、忌々しい、まずは着替えんと、二人の野口さんの為にも!)

ハルヒ「彼氏が出来た」
キ長朝「!?」
ハルヒ「相手は古泉君よ」
キョン「本当なのか?」
古泉「ええ。僭越ながら」
キョン「奇遇だな。なあ、長門」
長門「……そう」
古泉「と、いうことはお二人も?」
長門「……そう。先日彼から告白された」
ハルヒ「そうなの?じゃあ今から団活としてタブルデートしましょ」
キョン「初めてのことだろうが、全面的にお前に同意する」
古泉「では参りましょうか」
長門「……なんら問題はない」
バタン
ガヤガヤ
………
……


み空「はいはい。いつもの展開でしゅね。分かってましたよコンチキショー」

キョン「なぁハルヒさんや。何で時間に間に合ったのに、俺のサイフはすっからかんにされなきゃならんかったんだ」
ハルヒ「一番遅れてきた人が罰金を払うっていうのはSOS団のルールよ!」
キョン「さいですか。というより、よかったのか彼氏は? せっかくの休日だしデートとかしないのか?」
ハルヒ「そ、それは……あ、アンタには関係ないでしょ!? 馬に蹴っ飛ばされる前に、私に蹴っ飛ばされたいの!?」
キョン「っつ、それは蹴っ飛ばしてから言う台詞じゃない!」
ハルヒ「さて、今日のペア割りを決めるわよ! 皆くじを引いて!」
キョン「シカトかよ……」

キョン(で、結局朝比奈さんとペアになったわけだが……ずっと喋ってもくれないし。どうすりゃいいんだ)
みくる「……」
キョン「あのー、今日はどちらまで行くんですか?」
みくる「もうすぐ、つきますから」
キョン「もうすぐ?」
みくる「つきました」
キョン「ここは、公園?」
みくる「そこのベンチで話しましょう」

>>606
言いえて妙だなwwwwwwwクソ吹いたwwwwww

キョン「いいですが……何を?」
みくる「それは……ごめんなさい、私にもよくわからないの。ただ、ここに来なくちゃ行けないと……」
キョン「朝比奈さん? ちょ、ど、どうしたんですか!?」
キョン「……寝ちまってる? 寝不足だったんだろうか……」
?「久しぶりね。といっても、貴方は覚えてないかもしれないけど」
キョン「へ? えーと、どちらさまですか?」
朝比奈「私ですよ。朝比奈みくるです。いつも私がお世話になってるわね」
キョン(また、わけのわからないことになってきたな……)

ごめん、ちょい疲れた。2~30分ほど休ませてくれ

皆真面目なの書いててすげえなw

朝倉「じゃあ死んで」
ドカーン!!
キョン「いってーなこの野郎!!」
キョン(って…体が動く?)
キョン「ハルヒ!?」


ハルヒ「彼氏ができた」


ふぅ……
さて、続き書くか

キョン「つまり貴方は、未来からやってきた朝比奈さん、ということですか?」
朝比奈「そういうことね。そして、それを私に知られると色々とマズイ問題があるの」
キョン「それで、朝比奈さんを眠らせて……」
朝比奈「未来の情報を、過去に残すわけにはいかないもの。そして、こうしたのには勿論わけがあるわ」
キョン「聞かせてもらいましょう」
朝比奈「まず第一に、貴方の記憶が失われる前に戻ることは、この時代の私には出来なくはないわ」
キョン「え? でも、前に聞いたときは、時間断層がどーのって……」
朝比奈「それは私達が作り上げた嘘の情報よ。貴方には申し訳ないんだけど、キョン君の記憶がなくなることは規定事項なの」
キョン「規定事項? 既に決まってた、ということですか」
朝比奈「そう。だから私は……、いえ、私達はこのことに関して、手を出すことが出来ないわ。今ここにいるのも、本当はギリギリなの」
キョン「そう……なんですか」
朝比奈「……ごめんなさい。結局、こんな風になっても、貴方を助けることは出来ないみたいね」
キョン「そんなことは……」
朝比奈「不安かもしれないけど、もう少しだけ我慢してもらえるかしら」

 ここで、「貴方みたいな美人から頼まれたら、断れるはずもないの、知ってるでしょう?」
 なんて古泉張りの似非っぽい気取った態度も取ってみたいところだが、そんな勇気あるはずもない。

キョン「……はい」
朝比奈「それでも、何とかキョン君にヒントを残すことは出来るの」
キョン「ヒント?」
朝比奈「そう。それは、あの日と同じキーワード」
キョン「あの日? あの日って、いつのことです?」
朝比奈「キーワードは、『しらゆ……』、ぇ? きゃ、きゃあ!?」
キョン「え、あ、朝比奈さん!? ……消えちまった。しらゆ……白湯? パイタンがなんだってんだ……?」

みくる「う、ううん……」
キョン「……目が覚めましたか?」
みくる「キョン……君……? あれ、ここは……」
キョン「公園ですよ。朝比奈さんが連れてきたんですよ?」
みくる「……え? 何これ……」
キョン「どうしたんですか?」
みくる「え、えぇっと……詳しくは禁則事項なので言えないんですが、そのぉ……」
みくる「誰かが時間を移動したような痕跡が残ってるんです。しかも、すぐそばで」
キョン「……気のせいじゃないですか? ここにいたのは俺と朝比奈さんぐらいなもんでしたが」
みくる「いいえ、そうじゃないんです。問題は、その時間移動の痕跡が残っているってことなの」
キョン「痕跡が、残っていることが問題?」
みくる「そう。普段、私達が時間移動する時は、出来るだけ痕を残さないようにするの。出来るだけ、過去に情報を残さないように」
みくる「でも、ここに残ってる痕跡はそれが非常に雑なの……いえ、雑と言うよりは……誰か、別の誰かに邪魔されてるような……」
キョン「邪魔? 誰かに邪魔って、でも、一体誰が?」
みくる「わかりません。でも、ここにいた誰かは、誰かに邪魔されて強制転換された。それだけは確かだわ」
キョン「誰かって、誰に? どうやって?」
みくる「誰かは、わかりません……どうやってかは……ごめんなさい、禁則事項なの……」
キョン「言えない、と。そういうことですね」
みくる「ごめんなさい……」
キョン「朝比奈さんが謝ることじゃないですよ。さて、そろそろ時間だし、戻らないとまたハルヒがうるさそうだ」
みくる「キョン君……ありがと……」
キョン「何がです? さーて、急ぎますよ!」
みくる「あ、わ、ちょ、ちょっと待ってくださいぃぃぃい~~~!!」

と、ごめんここまで。時間がきちまった
続き誰か頼んだ

ごめん訂正
×キョン「誰かって、誰に? どうやって?」
○キョン「そんなこと出来るんですか? どうやって?」

×みくる「誰かは、わかりません……どうやってかは……ごめんなさい、禁則事項なの……」
○みくる「どうやってかは多分……ごめんなさい、禁則事項なの……」

キョンがしつこすぎた

誰も書かないのか?

 記憶を取り戻すためだが俺に残されたことはなんだろうと自問してみても、
具体的な案は何一つ浮かんでこない。
 いや、浮かんではいるんだが、それを実行に移すのは何故か躊躇っちまう。
 ベッドに横になり自分の無力さと情けなさを嘆いていても始まらない。
 しかし、只の高校生の俺に一体何が出来るというのか。
 とりあえず最初に病院に行っておけよと言われればそれまでなんだが、
今では長門達の証言もあるので無駄足にならずに済んで良かったんだろう。
 あいつらでも解決出来ない問題が医者になんとか出来るとは思わんしな。
 まあ、記憶が定かじゃないから断言は出来んのだが。
「それにしても、どうしてあいつらは消極的なんだろう」
 俺が気になっているのはまさにその点。
 なんとなくだがあの三人は、この問題に積極的に関わっていないように思える。
 いや、積極的ではあるんだが、どうにも方法が間接的すぎる。
 それに三人とも口を揃えて、

 ――――――ハルヒと関わりを持て

 ……なんて言ってきやがる。
 まるで他人事だなと多少の憤りを覚えたりもするが、実際他人事だしな。

 しかし、他にも気になることがまだある。
 それは、
 SOS団のハルヒを除いた皆で遊んでいたこと。
 そして、その翌日に俺とハルヒは二人っきりで会っていた。
 ……どうにもこれが頭に引っかかってならない。
 俺とハルヒが二人っきりで会って何をしていたと言うのだろうか?
 そもそも、ハルヒは彼氏ができたと言っていたじゃないか。
「ん?」
 ちょっと待て。何かおかしいぞ。
 そもそもハルヒは冗談でもああいう事を言う奴だったか?
 あいつの彼氏になれる条件には、変わった奴だということが必須事項だったと思う。
 いや、実際にはどうだか知らんが。
 とにかく、あのハルヒの言葉には何かしらの意図があったはずだ。
「……おい、冗談だろう?」
 頭の中をなんとも言いがたい感情が駆け巡った。
 待て待て、この想像は間違っていても当たっていても恥ずかしすぎるぞ!
 ベッドの上をゴロゴロと転がってみたものの、その想像があながち間違いではなく、
正解なんじゃないかという思いばかりが大きくなっていく。

 その時は、俺の頭はしっかりとあのときの会話を思い出していた。

「あ、今度はいつ来るのかな?」
「……何が?」
「ハルヒくん!」


「よう、急に呼び出しちまって悪かったな」
「いえ、あなたの記憶を戻すためですから。気にしないでください」
 そうかい。まあ、ありがとうよ。
 古泉は苦笑しながら微笑んでいる。全く、むかつくが絵になる奴だよ。
「それで、一体どうしたんですか?」
「ああ、なんとなくだが記憶を戻す手がかりがつかめた」
 その言葉に古泉は驚いていたものの、何故か満足そうな顔をしていた。
 お前、もしかしたら何か知っていたんじゃないか?
「……」
 どうやら当たりらしいな。
「とりあえず、あなたの考えを聞きたいところではあります」
「もちろん聞いてもらう」
 元々そのつもりだったしな。
 いや、推理を聞かせるだけじゃなくて、その後相談をするかもしれないが。
 という言葉は今は飲み込んで、俺は言葉を続けた。

「結論から言うと、俺とハルヒの間で何かとんでもない事が起こった」
 昼休みの時間はそんなに長くない。手短にいく。
「とんでもない事とは?」
 そのとんでもない事ってのは少し良いにくいんだけどな。
 まあ、それを言うために長門と朝比奈さんじゃなくてお前を選んだんだが。
「ハルヒが俺の家に来ていた」
 古泉の目が見開かれた。
 その顔からは笑顔が引っ込んでいて、真剣な顔をしている。
「……それはさすがに驚きましたね」
 まあ、妹の言葉だけが頼りなんだけどな。
 それを疑うと話が進まないから、ここはその言葉を信じることにする。
 お前はこのことを知っていたのか?
「はじめは知りませんでした」
 なら途中から知ってたってのか。
「ええ。しかし、僕が知っていることであなた達に不快感を与えかねないと思ったので黙っていました」
 まあそうだろうな。
 俺の考えれば、他人には知られたくない出来事が俺の家で起こったわけだから。

訂正
俺の考えれば→俺の考えが正しければ

他にも誤字脱字多いだろうけど気にしないで

「一つ質問をしよう」
「はい」
 二人っきりで会った男女。
 その前日、その男女は会っていなかった。
 そして、男の家に女が来た。
 何故か、男は女のことを男子だと言っていた。
 女は、彼氏が出来たと言った。
「この五つから、お前は二人の関係をどう想像する?」
 この言葉を聞き、古泉はニヤリと笑った。
 無駄に爽やかな笑みではなく、ごく普通の男子高校生の笑い方だ。
「多分、あなたと同じことを想像しますよ」
 それじゃあ答えになってないぞ。
「おや、言ってもいいんですか?」
 すまん。やめてくれ。……おい、笑うな。
 古泉はすいませんとだけ口にし、ニヤニヤとこちらの様子を観察している。
 そろそろ昼休みも終わりだな。
「もう何をすべきか分ったでしょう?」
 痛いほどにな。
 お前達が積極的にこの問題に関わってこない理由もわかった。
「そろそろ昼休みが終わりますね。教室に戻りましょう」
 その言葉には同意するしかない。
 でも、俺は教室に戻ったらハルヒと顔をあわせなくちゃいけないんだぜ?

 正直、今回俺が記憶を失った原因の大半は俺にあるんだろう。
 そのことに初めから気付くべきだった。
 皆が何故か積極的に関わってこないこと。
 長門の態度も少しおかしかったしな。
 俺の日和見主義というか、ことなかれ主義がこうも災いするとは思ってもみなかった。
 まあ、ここは一歩踏み出す場面なんだろうな。
 部室を見渡すと、全員揃っている。
 しかし、ハルヒは不機嫌そのもの。
「あ~、ちょっといいか?」
 俺の言葉で全員がこちらに視線を向けた。
「何よ?」
 おいハルヒ、そんなに睨まないでくれ。
 お前だったら視線で人が殺せそうな気がするんだ。
 一つ咳払いをし、緊張をほぐした。完全にはほぐれるはずはないけれど。

「彼女ができた」

 静まり返る部室。
 なんとも形容しがたい雰囲気だなこれは。

 静寂を破ったのは、机を叩く音だった。
「ふざけないでよ!」
 ふざけてなんかいないぞ。
 それに机をそんなに強く叩くな。いくらお前の力でも机がかわいそうだ。
 ハルヒは激昂し、朝比奈さんはそれに怯え、長門はいつもの無表情。
「それはおめでとうございます」
 古泉はハルヒの怒りなぞどこ吹く風と言った様子でそう言った。
 おい、携帯鳴ってるぞ古泉。
「いえ、すぐに鳴り止むと思いますから」
 そうかい。そうだと良いんだけどな。
「あ~、ハルヒ。この前部室ではすまなかったな」
「何よ、それ」
「もう隠すことはないんじゃないか? 本当はお前もそうだったんだろ」
「……」
 まあ、俺の態度が原因なのに、それを棚に上げているのはこの際勘弁してくれ。

「俺とお前って付き合ってるよな」

 そう言った瞬間、記憶が甦ってきた。
 どうでもいいことだが、古泉の携帯も鳴り止んでいた。

「また告白されたわ」
 そうかい。
 モテる人間はうらやましいねとでも言えばいいのか?
「冗談じゃないわ。また中学の時みたいにくだらない奴に時間をとられるのは嫌なの」
 くだらないって、それはさすがに言いすぎだぞ。
 相手はお前に好意を持って告白してきたわけだし。
「所詮あいつらなんてあたしの顔しか見てないのよね」
 そりゃお前は黙ってればとびきりの美少女だしな。
 ……という言葉は胸にしまっておこう。
「まあ、人間そんなもんじゃないか?」
 俺だってハルヒに話しかけた理由はそうだったしな。
「もって生まれたものを評価されたって嬉しくないわよ」
 そうかい。
「それに、そんなのに時間をとられる程あたしは暇じゃないの」
 なら首から告白お断りって札でもぶら下げてればいいんじゃないか?
「バカじゃないの」
 冗談に決まってるだろ。
 でも、中学の時ほどでもないんだろ?
「うん、最近は……」
 おい、途中で言葉を切るな。
 ハルヒは何かを考え付いたように笑顔を浮かべた。
 ああ、この笑顔は何かトラブルを引き込むような気がしてならない。

「あんた、あたしと付き合いなさい!」

 意味が分らんし笑えん冗談はよせ。
「あたしは本気よ」
 表情から察するにハルヒは本気だ。
 いきなりそんなことを言われても、返答に困る。
 しばし流れる沈黙。
 そして、その沈黙を嫌うかのようにハルヒが口を開いた。
「か、勘違いしないでよね! フリよ、付き合ってるフリ!」
 ハルヒの言葉に不覚にも高まってしまった胸の鼓動が落ち着いてきた。
 なるほど、恋人のフリをするのか。
「そう。あんたっていう彼氏がいれば、バカも減るでしょ」
 ふむ、それは確かにそうかもしれん。
 それに、SOS団っていうつながりもあるし、疑う奴も少ないだろう。
「でもなんで古泉じゃなくて俺なんだ?」
 釣り合いを考えたらあいつの方が適役だと思うが。
「そ、それは……」
 ハルヒが口ごもった。
 どうせ俺が今この場にいるからだろう?
「そ、そう! よくわかってるじゃない!」
 そのくらいの頼みごとをする手間くらい惜しむなよ。
「……良いでしょ別に」
 まあ、いいけどな。

「しかし、お前はいいかもしれんが、俺にメリットはないな」
「はぁ? こんな美少女と恋人のフリでも出来るだけでメリットは多いにあるでしょ」
 自分で言うんじゃない。
 それに、それはお前の理屈だろう。
 お前は忘れてるかもしれんが、俺は普通の男子高校生なんだぞ?
 貴重な青春時代を恋人ごっこで終わらせるつもりはない。
 出来ることなら、普通に彼女をゲットして、普通に恋愛をしたいんだよ。
「あんた、それ本気?」
 本気と書いてマジだ。
「マジで彼女が出来ると思ってるわけ?」
 今日は良い天気だなぁ。
 ほらハルヒ見てみろ、可愛いワンコだぞ。
「誤魔化さないでよ」
 ……俺には現実逃避すら許されんのか。
 とにかくだな、お前の時間をつくるために俺の時間を削るのはお断りだ。
「……なら、どうすればいいわけ?」
 どうすれば、と言われてもな。
 受ける気がないものに、交換条件はつけられん。
 ハルヒは何かを考えているようだった。
 考えても無駄だってのに。
「じゃあ……」
「ん?」

「き、キスさせてあげるからあたしと付き合いなさいよっ!」

「はい?」
 思わず開いちまった口から、なんとも間抜けな声が飛び出した。

 ハルヒは自分の言葉が恥ずかしかったのか、顔を赤くして俯いている。
 そのしおらしい態度にはグッとくるものの、ここで折れてはいけない。
「そういう事は、本当の恋人にしろよ」
 言ってから少し後悔した。
 だってそうだろ?
 出来るかもしれない彼女に期待して、美少女とのキスをふいにするなんて。
 俺だって男子高校生だ。勿論したい。
 でも……今するのは間違ってること位はわかる。
「……」
 ハルヒは俯いたまま何も言わない。
「まあ、今お前が言ったことは忘れる。それに、そろそろ帰る時間だ」
 正直、この空気には耐えられそうにない。
 誤魔化すように左手の時計に目をやった。
「……今日は曇ってるわね」
「いや、快晴だろ」
 何を言ってるんだこいつは。
 空を見上げても雲ひとつ――――――

 顔を両手でつかまれ、強引に向きを変えさせられた。
 そして、唇に柔らかい感触。
「……歯が当たった」
 俺は、顔を真っ赤にしたハルヒにそう言った。

訂正
出来るかもしれない→出来ないかもしれない

そろそろ次にバトンを渡したい

みてるやついる?

暇だからやろうかと

>>647
頼んだ!

ハルヒ「彼氏ができた」

マイク「よし、じゃあ付き合おうか。ハルヒ。」

うぜえ


「……責任とりなさいよね」
 そう言われても、突然のことで何が何だか。
 それに、今ので責任どうこうってのはずるくないか?
「う、うるさいわねっ!」
 照れているのか、怒っているのかはわからないがハルヒの顔は赤く染まっていた。
 そろそろ日も暮れてくる頃だが、夕焼けの時間帯にはまだある。
 夕焼けが早く楽しめるから、俺は冬も結構好きなんだよな。
 なんて余裕をもとうとしても、俺の顔も赤くなっていることがわかる。
 怒っているわけじゃないから、照れてるんだろうな。
 頭に血が上ってることは変わりないが。
「まさか、お前はじめてだったのか?」
 前にも彼氏がいたから、そうじゃないんだろうな、きっと。
「はじめてじゃないわよ」
 そうかい。
 その言葉を聞いて頭に上った血が少し引いたのがわかった。
 今なら冷静に話を進められそうだ。
「さすがにオヤジにおはようのチューはもうしてないけど」
 ん? つまりどういうことだ?
 まさかハルヒ、お前、肉親へのをカウントしたんじゃないよな?
「い、いいじゃない、そのくらい見得を張ったって!」
 ってことは、今のがファーストキスかよ。
 ロマンの欠片もないもんなんだな。
 ……と考えつつも、冷静と情熱の間だった思考は情熱の方に喜び勇んで走っていく。
 今は、冷静に話を進める自信は全く無い。

「……とりあえず、今日はもう帰るか」
 やっとのことでそれだけを搾り出した。
 正直俺には刺激が強すぎる。
「ねえキョン、答えは?」
 今聞くのは卑怯だろ。少し時間をくれ。
「いやよ。時間には限りがあるんだもの」
 そうだな、お前の言う通りだ。
 だが、明日まで待つくらいは出来るだろう?
「それはまあ、うん」
 やっと素直に話を聞いてくれて助かるよ。
 とりあえず、もう遅いから帰ろう。
「そうね」
「……おい」
 何故手を握る。
「答えは明日まで待つし、その結果にあたしは文句は言わない」
 今のお前の行為はフライングじゃないのか?
「結果が出るまで、どう行動しようが勝手でしょ?」
 そうだな、確かに明日までお前が何もしないとは言わなかった。
 そこは俺のミスだと認めよう。
「ふふん! あたしはただ待ってるだけの女じゃないんだから!」
 そうだな、確かにお前の言う通りだ。
 でもな、どうして家に連絡を入れるんだ?
「いいじゃない。どこで待とうがあたしの勝手でしょ」
 おいおい、まさかとは思うが……。

「あ、あんたの家で答えが出るのを待たせてもらうわ!」

 それは勝手というか卑怯というか、反則だろ。
「ルールの抜け穴って言いなさい」
 そんな穴を抜けようとする奴なんて誰もいないと思うぞ、ハルヒ。

30分休憩
続き書きたかったら書いてくれ

「あれー、キョンくん部屋でジュース飲むのー?」
 ああ、夕飯は外で食ってきたとはいえ喉が渇いた。
 コップの中にジュースを注ぎながら妹に返事を返す。
「いつもはパックから直で飲むのにー?」
 それは牛乳の話な。
 それにその癖はもう抜けた。
「あれ? でもコップが二つあるよ?」
 さすがに目ざといな。俺の妹とは思えん。
「えへへ」
 褒めてるわけでもないんだがな。
 それに、気付かない方が好都合だった。
 階段を上り、部屋に向かう。
 興味を示したのか、一緒に階段を上り質問を投げかけてきた。
 どうやら誤魔化しきれなかったらしい。

「誰か来てるの?」
 誰、と言われてもな。
 今の俺とあいつの関係は微妙だ。
「学校の友達だな」
 少しだけ考え、こう答えた。
「えっ、もしかして彼女?」
「いや、違う」
 そこは否定しておく。
 俺の家族の前でまで恋人ごっこをする必要はないだろう。
「でも女の子でしょ? 彼女なんでしょー?」
 やけに絡むな。まあ、こいつも男女の仲を気にするようになったってことか。
 睨むような目つき。
 妹よ、俺がなにか悪いことをしたか?
「いや、涼宮ハルヒって言うんだ」
「ハルヒくんかー」
 安心した顔をして、俺から離れ自分の部屋に向かっていった妹。
 俺は彼女っていうのを否定しただけで、女の子ってのは否定してないぞ。
 まあ、都合よく勘違いしてくれて助かった。

「あたしが男ってどういうこと?」
 そこは勘弁してくれ。
 俺だって家族の目というものがあるんだ。
 明日の朝に両親がニヤニヤした目でこっちを見てくるなんて耐えられん。
「ふん」
 ハルヒは鼻息を荒くしてそっぽを向いた。
 ベッドがキシリと音を立てる。

 おいおい、どうしちまったんだ俺は?

 ハルヒっていう美少女が自分のベッドに腰掛けてるんだ。
 興奮の一つや二つはしてもいいだろうに。
 そう頭では思っているものの、体がついていかない。
 ゲームのコマンドじゃないが、ここで「おそう」の選択肢を選ばない野郎はいないだろう。
 いや、そこまではいかないが、キスくらいはしてもいいだろ。
 幸いハルヒも、その、嫌じゃないみたいだからな。
 と、うぬぼれては見るものの何かに邪魔をされているような感じ。
「恋人ごっこ、か」
「えっ?」
「……いや、なんでもない」
 自分の中での結論が、思わず口を突いて出た。
 俺にこんな理性的な部分があるとは驚きだ。
 まさか、そんなことを気にしてるなんて。

 ……と、その時は思っていた。

「何よ、それ」
 ハルヒから発せられた冷たい声。
 心なしか震えているように感じられる。
「だから……なんでもないって」
「ねえ、恋人のフリでも嫌なの?」
 そんなこと言ってないだろ。怒るなよ。
「怒ってないわよ!」
 口ではそう言っているものの、ハルヒが激怒しているのはわかる。
 これまでの不機嫌さとは違い、爆発するような怒り。
 すまんな古泉、バイト頑張ってくれ。
「いや、明らかに怒ってるだろ。それに理由がサッパリわからん」
「あんた……本気で言ってんの?」
「ああ、もちろんだとも」
 卑怯な嘘。
 本当は、ハルヒがこうまで感情をむき出しにしている理由はわかる。
 しかし、売り言葉に買い言葉と言うように、言い合いは止まらなかった。
 この時大声で本音をぶつけ合っていれば結果は違ったのだろう。
 しかし、ハルヒもこっちの状況を思ってか、声を荒げることはなかった。

「……帰る」

 そう言うとハルヒは立ち上がり、部屋を出て行った。
 玄関まで送る気も失せていたし、もう家族に見られてもいいと投げやりになっていた。

 寝苦しい。
 目をつぶってはいるが、一向に寝付けない。
 今は何時だろうか?
 確認しようにも、動くことすら面倒だ。
「……そんなに気にしてるのかね」
 そうつぶやいてみたものの、一向に気分は良くならない。
 むしろ、気が重くなっていった。
「……牛乳でも飲むか」
 さっきはああ言ったが、本当は癖は抜けちゃいない。
 コップを洗うのも面倒だし、直飲みでいいだろう。
 寝返りをやっとのことでうち、目を開けるとそこには、
「なんでお前がここに……」

「こんばんは、キョンくん」

 ……長門に消されたはずの朝倉の姿があった。
 意味がわからない。
 またこいつは俺を殺そうとしてるのか?
 もしそうなら、今の俺は抵抗できずに殺されるだろう。
「ふふ、そんなに警戒しなくてもいいんじゃない?」
 朝倉は以前のように屈託のない笑顔を浮かべている。
 警戒するなっていうのは無理な相談だ。
 自分が何をしたか忘れたわけじゃないだろう?
「もちろん。でも、あなたはわたしの最後の言葉を忘れちゃってるみたいね」
 お前の最後の言葉だって?

「涼宮さんとお幸せに」

需要無さそうだから辞めるわ
正直人の張った伏線回収とか無理
続ける人は俺のを無かったことにしてくれ

+V2Yxodq0

のものだけど、あの続きよみたいひといる?

>>474の続きが見たい

>>691
なんという変態…
引くわ


朝倉を後ろから抱きすくむ形でスタンバイする。
これから、朝倉を、起こす。
それだけならまだ楽だが、『正気に戻す』というタスクが入り込んだせいで急激に難易度があがる。
どうすりゃいいんだ。その問いの結論がこれだ。
刺激を与えて醒ます。
単なる刺激ならさっき散々与えてしまった。これは逆効果だろう。
何度もやりすぎたのか、、朝倉の胃はからっぽになってしまった。
床は朝倉の吐しゃ物が撒き散らされ、鼻を突く異臭が漂っている。
ったく。仮にも元委員長が何たる醜態だ。谷口が見たら泣くぞ。
朝倉の口の周りに付いた嘔吐跡は丁寧に舐め取ってやった。武士の情けだ。

朝倉の腰に腕を回し、少し力を込めて抱きすくめる。
朝倉はさっきから何の反応も無い。
耳を近づけると、かろうじて『ヒィヒィ』という呼吸音が口の端からこぼれている。
いっそ殺してやろうかとも思ったが、如何せん、元の世界に戻る鍵はこいつが握っているのかもしれん。
やれやれ。
急に下降し始めた気分を上向かせるべく、俺は朝倉の後頭部、青い髪に顔をうずめた。
きちんと手入れされているらしい滑らかな髪を掻き分けて、俺の鼻の先が、朝倉の頭に到達した。
思いっきり鼻で息を吸ってみる。女の子らしい匂いが鼻腔の奥をくすぐる。
髪の中を空気が細かく移動する度に、暖かさとひんやりとした感触が交互に俺の顔を覆う。
スーハースーハーと漫画みたいな音を立てながら存分に嗅いでやる。
ああ、こいつも普通に女の子をやっていたんだっけ。
非日常に慣れていたせいか、日常の気配をまとった官職に俺は感傷的になっていた。
帰りたい。また帰りたい。また5人で…

俺は、戻りたい。元いた世界に。

朝倉。醒めてくれ、頼む。俺も頑張るから。
俺は両手を朝倉の胸に置いた。
セーラー服の感触。
先ほどと同じ…では無かった。
さっきのように前から『押す』形で触るのとは大きく違っていた。
正に『鷲掴む』といった感じだ。
しばらく手を滑らせるようにして、掌で形をなぞってみた。
やがて力を込めて、揉んでみる。指がゆっくり沈み、その先にセーラーに放射状の皺を作る。
1…2…3…4…
心の中で一つ一つ数えながら、指に力を入れていく。
なるほど、朝比奈さんより少しばかり小振りか。しかし、弾力はあるし、Eはあるんじゃないか?
少し見たのでは分からないぐらいのボリュームに軽く驚く。
今度は少し速めに、かつ大きく揉んでやる。
漫画なら『ムニュッ ムニュッ』なんて間の抜けたオノマトペが周囲を舞っているんだろう。
両手が少し持て余してしまう程の朝倉の胸は、リズミカルでループな変形を繰り返す。

朝倉「…ん…ぁ…」

起きたか。
いや、まだ目は虚ろだ。
しかも涎も相変わらず垂れている。さっきあんなに舐め取ってやったのに、手間のかかる奴だ。
今の朝倉は『生きている』。しかし脳は死んでいるようだ。現状も把握できず、未だに静かな狂人たる表情だ。
しかし、肉体的に醒めてくれただけでも充分な褒美だ。
このままさらに刺激を与え続ければ正気に戻すことが出来るかもしれない。
俺は朝倉の髪に顔を埋めて鼻で大きく呼吸しながら、セーラー服のボタンを一個一個外していった。

上の第一ボタンを残し、後は全て外した。
一工程終え、俺は朝倉の後頭部から顔をあげ、大きく深呼吸する。
やはり少し酸欠気味だ。次から匂いの嗅ぎすぎには気を付けよう。

大きく開いた朝倉の前面。そこに手を差し入れ、ブラに手を掛ける。
恥ずかしながら、俺が女性の下着の扱い、もとい外し方など知るわけもなく。
とりあえず、ブラジャーに手をかけ、少し力を込めて下にずらそうとする。

朝倉の胸が前に思いのほか突出しているせいか、なかなか離れてくれない。
改めて握りなおし、若干前に引っ張るようにしながら下に下ろす。

今度は少しばかり抵抗を見せただけで、ぼろん、離れてくれた。
離れると同時にぶるんと二つの乳房が揺れる。
上にツンと向いた乳首は少し大きめだ。
白がかった肌色に、薄ピンクが溶けそうに咲いている。
丸、というには少し尖った胸は充分な張りを蓄えているようだ。

軽く手を添える。
そしてそのまま、俺は朝倉の耳を唇で噛む。
ピクリと体が動いた。上々の反応だ。
そのまま歯を軽く立てて甘噛みしてやる。
朝倉の口から何か言いたげな呼吸が洩れる。 よし、行ける。
今度は舌先を尖らせて、耳の溝にそって這わせてやる。
ゾクゾクとした感触が朝倉の背中を通ったのが伝わる。
たまに穴の中にも舌を差込ながら、ヌラヌラと耳を舐め尽くしてやる。
身をよじる朝倉の口の端が徐々に上がっていくのを見た。
もう、こいつ駄目なんじゃないか?

>>689
てめwwww続き書けwwwwww

飯食ってくる

ただいまんもす
落ちてるかと思いきや、逆にばっちり伸びてて吹いたw
なんだかカオスってるみたいだしwktkしつつ読むとしよう

ID:QDhmJOKK0 が凄ぇ
もしもスレ容量が余っていなかったのならば、細部まで書き当てられていた気がする

それはさて置き、>>601からのものを踏まえ>>674から続けると考えた場合、
どう考えても宇宙人系が出てくることになるよね・・・















青ツナギじゃ、駄目ですか?

いや冗談です
しかし、どうも>>235辺りからの出来事が頭から離れない・・・

とそれはそれとして、途中途中に投下されているSSも面白い
改めて読み直していくほどに、スレの流れがカオスってことに気付くけど

昨日の夜以来なんだがどういう流れ?

古泉・朝倉ラスト
>>451

記憶喪失リレーラスト
>>618

ハルヒ「彼氏が出来た」

キョン「そうかい」
みくる「あ、そうなんですか」
古泉「すいません、今の手は待ってもらえますか?」
キョン「おいおい、これで三回目だぞ?」

ハルヒ「ちょ、ちょっと! なんでそんなに反応が薄いわけ!?」

キョン「いや、だって……なあ?」
ハルヒ「何よ」
みくる「中学時代はその、とっかえひっかえだったんですよね?」
ハルヒ「そ、それはそうだけど……でも今は違うわ!」
古泉「ふぅ、すいません。投了です」

長門「……彼氏ができた」

キョン「なんだってぇ!?」
みくる「ひょええっ!?」
古泉「さて、次は負けませんよ」

ハルヒ「……反応が違いすぎない?」

ハルヒ「彼氏ができた、紹介するわ」

阿部さん「・・・キョンと古泉・・・うほっ」

ハルヒ「なんであたしと有希でそんなに反応が違うのよ」

キョン「ど、どどどどういうことだ長門!? 聞いてないぞ!!」
みくる「そうですよっ!! あ、相手は誰なんですか!?」
古泉「次はその……香車を落としてもらえませんか?」
ハルヒ「無視しないでよ!」

長門「……今のは冗談」

キョン「ほ、本当か? 本当にホントなんだな?」
みくる「嘘じゃないですよね?」
古泉「あの……出来れば二枚共お願いします」
ハルヒ「無視しないでったら!」

キョン「今忙しいから」

ハルヒ「……」

長門「……本当。彼氏はできていない」

キョン「……ふぅ。今世紀始まって以来のサプライズだったぞ」
みくる「長門さん、それは冗談っていうよりもドッキリですよ」
古泉「いやしかし……桂馬がいては……」

長門「……あなた達を驚かせることに成功した。満足」

ハルヒ「じ、実はあたしも冗談だったのよね!」

キョン「え、何だって? 何か言ったかハルヒ?」
ハルヒ「聞いてなさいよねこのバカキョンっ!」
キョン「すまんすまん。それにしても、こりゃ長門に一本とられたな」
みくる「はい、長門さんの発言の前のことなんか忘れちゃいましたよぅ」
古泉「あの……やっぱり桂馬も落としてもらっていいですかね?」

長門「……ブイ」

ハルヒ「……」

キョン「それにしても、何の話をしてたんだっけか?」
みくる「忘れちゃいましたね」
古泉「返事がないので、落としておきますね」
ハルヒ「な、なんでもないわよ。特に会話なんてなかったわ」

長門「……彼女に彼氏ができたという話題」

ハルヒ「!?」
キョン「おぉ、そうか。そういえばそうだったかな」
みくる「そんな会話してましたっけ?」
古泉「……皆さん、何をそんなに盛り上がってるんですか?」
ハルヒ「や、やあね! そんな会話微塵もなかったわ!」

長門「……彼氏ができておめでとう。うらやましい」パチパチ

ハルヒ「ゆ、有希っ!?」
キョン「優しいな長門は。どれ、俺も祝ってやるよ」パチパチ
みくる「おめでとうございます涼宮さん」パチパチ
古泉「やはり最初に動かすのは尖兵である歩、ですね」パチリ

ハルヒ「だ、だからあれは冗談だったのよ!」

キョン「は?」
みくる「ふぇ?」
長門「……ちっ」
古泉「あなたの番ですよ。指さないんですか? じゃあ僕が変わりに指しときますね」

ハルヒ「な、何よその反応は」

キョン「……おいおい、いくらなんでもそりゃないだろ?」
みくる「ええ。正直幻滅しました」
ハルヒ「な……何がよ」

長門「……わたしの冗談をパクらないで欲しい」

ハルヒ「!?」

古泉「飛車、ギュイーン!!」

ハルヒ「何言ってるのよ有希っ! あれはあたしが最初に言い出して」
キョン「おい、もうよせよハルヒ。いや、涼宮」
ハルヒ「な……なんでいきなり苗字で呼ぶのよ」
みくる「本当にわからないんですか?」
ハルヒ「わかるわけないじゃないっ! あたし、間違ったこと言ってないわ!」
古泉「ここで成る! そして……王手っ!」

キョン「バッカやろぉう!!」

ぱんっ!

ハルヒ「痛っ! た、叩いたの? あ、あああたしを叩いたのキョンっ!」
キョン「痛いか? だけどな……」
ハルヒ「だけど何よっ!?」
キョン「長門は……もっと痛かったんだ!」
ハルヒ「は?」
キョン「見ろあれをっ!」

長門「……すん……うっく……ぐすん」

キョン「長門は、今泣いてるじゃないか!」
ハルヒ「泣きたいのはこっちよ……!」

キョン「叩いたことは謝る。すまなかった」
ハルヒ「……」
キョン「だから、な、お前も長門に謝れよ」
ハルヒ「はぁ!?」
みくる「わ、わたしも一緒に謝ってあげますから!」
古泉「ふ、ふふふ! あと一手! あと一手で勝利は僕のものです!」

ハルヒ(そうね……ここは真実がどうあれ謝っておくべきかしら?)
ハルヒ(有希が泣き出すなんて大事だもの)
ハルヒ(ここは団長として器の大きさを見せる場面よね!)

長門「……ぷっ」

ハルヒ「ちょ!? い、今有希笑ってたわ! 拭き出してた!」
キョン「ん?」
みくる「へ?」

長門「……え~ん、え~ん」

キョン「泣いてるな」
みくる「泣いてますね」
古泉「ふふははは! 勝利が! 勝利が目の前にっ!」

キョン「いい加減にしろよハルヒ」
みくる「今度はわたしもちょっと庇いきれません」
長門「……え~ん……ぷくくっ……え~ん」
古泉「投了しますか? しませんよね? よぉし! これでえっ!」

ハルヒ「ふざけないでよっ!」

ガターンッ!! バラバラッ……

キョン「おいハルヒ、物にあたるな」
みくる「お茶を煎れる前でよかったです。被害は……特にないですね」
長門「え~ん……ぶふっ!……え~ん」

ハルヒ「帰るっ!」

ばたんっ!

キョン「……本当に帰っちまった」
みくる「勝手ですね」
古泉「あ……ああ、あああ……」

長門「……あまり彼女を責めないで欲しい」
キョン「いいのか?」
みくる「長門さんっ……」
古泉「あ、あれ? おかしいな……盤の上に駒が一つもないや……」

長門「……わたしは涼宮ハルヒを憎んでいない」

キョン「長門……今日、俺はお前に驚かされっぱなしだ」
みくる「はい……! あ、あれ? なんか涙が出てきちゃった」
古泉「王手……王手……王手……王手……」

長門「……罪を憎んで人を憎まず」

古泉「涼宮……ハルヒいっ!!!!」


おわり

キョン「彼氏ができた」

ハルヒ「なん…だと?」

キョン「聞き取れなかったか?」

ハルヒ「相手は誰よ!?」

キョン「長門だよ」

ハルヒ「有希は女よッ!?」

キョン「なんか知らんがチンチンが栄えてきたんだよ」

キョン「だから突き合うことにしたんだ」

ハルヒ「なんで!?」

キョン「どうして!?」

長門「私が理由で揉めないで…」

ハルヒ「あっ!有希!チンチンが栄えたって本当なの?」

長門「知りたい?」

ハルヒ「知りたいわ」

長門「わかった…じゃあ涼宮ハルヒ…パンツを脱いで」

ハルヒ「分ったわ」ヌギヌギ

ハルヒ「脱げたわ」

長門「服もブラジャー脱いで…」

ハルヒ「把握したわ」ヌギヌギヌギヌギヌギヌギ

ハルヒ「全裸になったわ」

長門「靴下だけははいてて」

ハルヒ「これからどうするの?」

長門「机の上でM字開脚して…」

ハルヒ「分かったわ……御開帳よ…」クパァァァァ

キョン「凄く…ピンクです…」

長門「涼宮ハルヒ…私のここを見て欲しい」

ハルヒ「……ちんこ天を突くとは、まさにこの事」

長門「そう名付けて【愚息天突】」

長門「あなたのマンパケイションを見て私は興奮してる」ビンビン

キョン「浮気は許さんぞ長門ォォォォッ!」

長門「黙れ」フォン

キョン「アアアァァァァァァァァッ!」グシャッ

ハルヒ「……ねぇ有希」

長門「なに?」

ハルヒ「早く弄って…」

長門「どこを?」

ハルヒ「どこって…ここよ…」

長門「ここ?」ツンツン

ハルヒ「あっ…違うわ…そこは鎖骨よ…」

長門「ちゃんと言ってくれないと分からない」

ハルヒ「……つよ」

長門「聞こえない」

ハルヒ「恥骨よ!恥骨を早く弄ってぇぇぇぇ!」

長門「了解した」ツゥインツゥイン

ハルヒ「んっやっはぁぁぁぁぁぁぁッ!」ビクビク

長門「私も我慢できない」

ハルヒ「…え?」

長門「カウパッてる」

ハルヒ「…本当だ…凄い我慢汁…ハムッ」チュルチュルー

長門「…ダメッ!そこは亀頭!汚い亀頭!」

ハルヒ「ガッポ…ガッポ」ガッポガッポ

長門「ダメ…出ちゃう…有希の愚息からザーメンがナイヤガラの滝の如く出ちゃうぅぅぅぅ!」ドピュドピュビュルビュルビュル~

ハルヒ「ジュルジュルジュル」ズズズズズ…

長門「ハァッ…ハァッ…ハァッ…」

長門「……!?ちんこがなくなってる!?」

ハルヒ「あれ?私にちんこが栄えてる」

ハルヒ&長門「なんと奇遇な!!」

で?乗っ取りで書いたんだが>>1の作品とかは終わってるの?

ハルヒ「彼氏ができた」

キョン「ほう、それはどこの物好きだ?」
ハルヒ「失礼ね。あんたも知ってるわよ」
キョン「ふむ」
みくる「わたしも知ってる人ですか?」
長門「……」
ハルヒ「ええ。っていうかこの部屋にいるわね」
キョン「……ってことはつまり……」
古泉「えっ? ぼ、僕は違いますよ!」
みくる「残るは……」
長門「……」

ハルヒ「そう! 有希よっ!」

長門「!?」

長門「……意味がわからない」
ハルヒ「だって有希は素直で良いコだもの」
長門「……そう」
ハルヒ「そうよ」
長門「……しかし、その様な事実はない」
ハルヒ「またまた照れちゃって!」

キョン「おい、ちょっと待てハルヒ」

ハルヒ「何よ」
キョン「長門はわけがわからないって顔してるぞ?」
みくる「そ、そうですよ!」
長門「……」
ハルヒ「だって、有希って本当に素直じゃない?」
キョン「まあ、それはそうだが」

ハルヒ「だったら、あたしが告白してもオッケーしてくれるに決まってるわ」

長門「……理解できない」

キョン「むぅ、一理あるかもしれん」

長門「!?」

みくる「なるほど、告白と答えを省略したんですね」
ハルヒ「そうなのよ。みくるちゃんはわかってるみたいね」
古泉「さすが涼宮さんですね。行動に無駄がない」
ハルヒ「まあね」
長門「……待って」

キョン「実は俺も長門と付き合ってるんだ」

長門「!?」
キョン「そうだよな、長門」
長門「……わたしは涼宮ハルヒと付き合っていることになっている」
ハルヒ「ほら、やっぱりあたしと有希は付き合ってるのよ!」
キョン「でも、俺とも付き合ってるんだよな」
長門「……」

長門「……かもしれない」

ハルヒ「あたしが先だったんだから、有希はあたしの方が好きなのよ」
キョン「いいや違うね。長門はお前に飽きたんだ」
ハルヒ「はぁ!? 何よそれ!」
キョン「おいおい、嫉妬は醜いぞ」

長門「……ケンカはやめて」

ハルヒ「まぁ、有希がそう言うなら」
キョン「仕方ないな」
長門「……」コクリ

長門「……良かった」

みくる「それで長門さん、今度のデートはどこに行きます?」

長門「!?」

長門「……その様な約束はしていない」
みくる「やっぱり図書館が良いですか?」
長門「……」
ハルヒ「みくるちゃんもなんだ」
キョン「朝比奈さんはデートの約束か。うらやましい」

長門「……状況を整理したい」

ハルヒ「あたしの彼氏が有希」
キョン「俺と長門が付き合ってる」
みくる「こ、今度デートします///」

古泉「何を隠そう、実はこの僕は長門さんとけっこ」

長門「黙って」

古泉「あ、はい」

長門「……」
ハルヒ「有希、もしかして困ってる?」
長門「……」コクリ
キョン「しかし、困った顔も可愛いな」
長門「……///」
みくる「うふふ、赤くなってます」
長門「……この状況、悪くないかもしれない」
古泉「そこにぼk」
長門「黙って」
古泉「……」

キョン「とりあえず、本を読むのをやめてオセロでもしないか?」
長門「……」コクリ
ハルヒ「まあ、今日のところはキョンに譲ってあげるわ」
みくる「図書館、楽しみですねっ!」
長門「……」コクリ

古泉「あの、僕は何をすればいいですかね?」

長門「……黙って本でも読んでいて」


おわり

ハルヒ「彼氏ができた」
キョン「ふーん、そうか良かったな」
ハルヒ「ちょっと真面目に聞きなさいよ!私に彼氏が出来たのよ!嫉妬くらい
    しなさいよ!・・・・・・ふーんそう、あまりにも驚いて言葉が出ないのね!
    これだからどうて」
キョン「俺は処女で初々しい娘が好きなんだ。お前みたいなビッチでスイーツ(笑)は性別対象外なんだよ」
ハルヒ「ちょっ、な!?」
キョン「と言うわけで長門や朝比奈さん達と約束があるから。じゃあな」
ハルヒ「・・・・・・・・・・・・」

後日、ハルヒは死んだ。


今、俺は有希、みくる、鶴屋、涼子達と暮らしている
体の洗い方さえ忘れるくらい何をするにも一緒だ
これからも死ぬまでずっと一緒だろう

めでたし、めでたし

みくる「彼氏ができましゅたwwww」
キョン「死のう…」

ハルヒ「彼氏ができた!」

キョン「そうか…これで心おきなく俺も恋愛が…長門っ!好きだ!」

長門「!?」

ハルヒ「え…ちょ…」

ガララッ

朝倉「…今なんて言ったのかしら」

キョン「長門のことが好きだと」

朝倉「有希は私のものよ!」

長門「!??」

キョン「長門を狙って(命を)狙われる!これが俺の描いてた恋愛だっ!」


古泉「前から伺おうと思ってたのですがこれは天然物ですか?」
みくる「触ってみます?」
長門「!?」

古泉「これは…中々に…」
みくる「手冷たいです…」
古泉「おっとこれは失礼…」


朝倉「私と有希は一心同体なのよ!」

キョン「そうかもしれないがな、好意を寄せるくらいは勝手だろうが!」

長門「…」


古泉「さわさわ…」

携帯で打ってて消えた…


長門がキョンの膝の上で読者したり朝倉が、あちゃくらとしてみくるの胸から復活することを考えてた。


お騒がせしました

森  「彼氏ができました」
多丸兄「新しい偽装の設定ですか? 古泉とばかりではなくたまには私なんかどうでしょうか?」
多丸弟「またッスかwwwww今度はなんてゲームッスかwwwww
   あ、wwwwすまwwwwwすみまwwwwwアニメwwwww」

キョン妹「キョンくん、あたし彼氏できたの~」
キョン「…はぁ?」
キョン妹「キョンくんに紹介するね」
古泉「こんにちは、お兄様」

キョン「…」

キョン「なぜお前がウチの妹と付き合っている?
    ヘンタイキャラなら何キャラになってもいいのかお前は」
古泉「ヘンタイとは心外ですね、僕は純粋な気持ちしかありませんよ」
キョン「純粋な気持ちで小学生と付き合う高校生はヘンタイ以外の何者でもないだろ」
キョン妹「キョンくんひど~い、わたしの彼氏をヘンタイ扱いしちゃだめだよ~」

妹よ、お前は小学生と付き合う高校生になにも疑問を感じないのか?

キョン妹「ダーリンはね、ちゃ~んと将来の事まで考えてくれてるんだよ」

確かに将来まで考えているかもなぁ、なんたって5年後まで付き合っていたとしてもまだ彼女は女子高生なんだから。
男にとって確かにうらやましい話かもしれないがあいにく俺はロリコンじゃないから将来はともかく今現在の古泉はヘンタイ以外の何者でもないと思う。

キョン妹「ダーリンはちゃんと、将来キョンくんも一緒に暮らせる家を用意してるんだよ~」
キョン「…はぁ?」
古泉「あなたはわかりませんか?兄弟にも色々な意味があるんですよ、お兄様」

いろんな意味の兄弟…
俺のボキャブラリーが偏っているのか、ごく一般的な兄弟以外の意味ではあまり公共の場で口にだすのは好ましくない単語ばかり出てくる。
中にはこの目の前にいるヘンタイにピッタリの単語も数多く出てきている。

このまま放っておくと、これから先、今この瞬間から嫌な展開にしかならないという事が予知能力者でない俺にも手に取るようにわかる。

キョン妹「ダーリン、ひざまくらしてあげる~」
古泉「いやぁ、光栄です、こんなかわいい彼女に膝枕してもらえるなんて」
キョン妹「恋人なんだから当然だよ」
キョン「まてまてまてまてまてまてまてまてまてまて!」
古泉「おや?どうしたんですか?」
キョン妹「キョンくんのスタンド攻撃?」
キョン「どうしたんですかじゃない!スタンド使いでもない!」

キョン「なにわざとらしく人前でいちゃつこうとする!
    あまつさえ兄の前で!」
古泉「おや?嫉妬ですか?」
キョン「何がだ!何に対してだ!」
キョン妹「キョンくん…だめだよ、わたしもキョンくん大好きだけど兄弟だもん」
キョン「違う!」
古泉「そんな、いけません、僕たちは男同士じゃないですか…でも、どうしてもというのであれば…」
キョン「そっちも違う!というか嫉妬ではない!」

キョン「そもそもおかしいだろ!なぜお前らが付き合っている!?」
キョン妹「キョンくん…女の幸せはね、イケメンでお金を持っていて優しい男を捕まえることなんだよ」
キョン「ませた小学生みたいな事をいうな!妹よ、お前は最近では珍しいませてない小学生だったじゃないか!」
古泉「好きな人と一緒に居たいのは当然でしょう」
キョン「お前のがそういうと他意を激しく感じるぞ」
古泉「他意などありませんよ、僕の気持ちまっすぐです」
キョン「まっすぐに俺を見つめるな!彼女はそっちだろ!」
古泉「やりました、ようやくお兄様に認めてもらえました」
キョン妹「ダーリン、これからはまっすぐわたしを見つめてね」
キョン「まてまてまてまてまてまてまてまて!」
古泉「おや?スタンドですか?」
キョン「だからちがーう!今のは言葉のアヤだ!というか超解釈しすぎだろ!」

もうちょっと時間もらう
これきっついな

>>824
期待してる

ハルヒ「彼氏ができた」
キョン「そうか、SOS団も解散だな。じゃあ、ほら退部届け
    いつでも出せるように用意して正解だったな」
長門「私も退部届けを用意してある」
みくる「あ、待ってください~私も・・・あれ?どこいったのかな?」
朝倉「あら?もう終ったの?もっと時間掛かると思ってたけど」
鶴屋「めっがっさ心配したよ!終えあったなら早く行くにょろ!」
キョン「ああ、じゃあ行くか。久しぶりに羽が伸ばせる!」
ハルヒ「ちょ、ど、どういうことよ!?」
キョン「どういう事って・・・見た通りのことさ。じゃあな涼宮、幸せになれよ」

ハルヒ「小泉君・・・これってどう言う事!?」
小泉「見たとおりに事ですよ。彼はハーレム築いていたのです。あなた以外のね・・・
    では僕は失礼します。んふっふ、これで心置きなくツナギを着て公園のベンチに座れますね」

ハルヒ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
後日ハルヒは孤独死した

長門・みくる・鶴屋・朝倉「今、幸せ?」

キョン「ああ、ハーレムルートって最高だな」

めでたし、めでたし

>>826の続き

古泉「俺のツナギが無い…機関やめろってか分かったよ」

そして古泉は某携帯にこう書き込んだらしい

古泉「明日、秋葉原で(ry」







トラック「マッガーレ」

ハルヒ「彼氏が出来た」
キョン「ほぉ…」
古泉「なんと」
みくる「えええぇぇぇ?」
長門「……」
キョン「……本当か?」
ハルヒ「ウソついてどうするのよ」
キョン「だよな……。おい、古泉。ちょっとオセロでもやろうじゃないか」
古泉「え、ええ。そうしましょう。朝比奈さん、お茶を床に注いでも意味ないですよ」
みくる「はっ、ぞ、雑巾…」
長門「……」
ハルヒ「ということで私は今から彼氏とデートだからアディオス!」
キョン「アディオース…行っちまった」
古泉「まさぁ本当に出来たのでしょうか」
長門「そんなバナナチョコミントパフェ。ありえないはず」
みくる「長門さん、落ち着いてください」
キョン「朝比奈さんも濡れた雑巾で床をぬらさないでください」
古泉「ちょっとこれは会議が必要ですね。みなさん」

ハルヒ「みんなが尾行してきたら角から飛び出て脅かしてやる…。まだ来ないかなー」

朝キョン「ネットの海は広大だわ」
ということか

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年08月12日 (金) 00:40:50   ID: qsakbJoV

こんなクソみたいなもんまとめなくていいです

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