オーク「ぐへへ、女騎士と結婚したぞ!」(733)

前スレ、オーク「ぐへへ、女騎士を捕まえたぞ!」

登場人物

オーク(作中最強、格闘、魔法、料理、歯の治療、なんでもござれ

女騎士(オークの嫁、メイド服とドラえもんがお気に入り、アホの子

ダークエルフ(オークにぞっこん、ちょっとアレ

ドワーフ(ドワーフの領主、自由奔放な性格、母エルフの夫でショタエルフの父

母エルフ(ドワーフの妻、厳格な性格、ショタエルフの母

ショタエルフ(エルフとドワーフの混血、かわいい

ゴブリン(ハーピーの夫、面倒見がいい

ハーピー(ゴブリンの妻、サバサバしてる

日村(日村

―ある日の朝―

女騎士「ご主人!ご主人!起きろ!朝だぞ!」ユサユサ

オーク「…んぅ…」

女騎士「まったく、式を挙げてからもう一週間なのに、まだなにも夫婦らしいことをしていない」

オーク「…そうは言っても…何をすればいいのか…」

女騎士「そうだな…>>6でもしよう!」

ハグ

オーク「ハグか…まぁ…いいだろう…こっちに来なさい」

女騎士「へへへ…♪」ギュ

オーク「…どうだ?」ギュー

女騎士「あぁ…やっぱり大きいな、ご主人は」ギュー



ダークエルフ「呼ばれてないけどジャジャジャジャーン!あたしだよ!」

女騎士「!?」

オーク「…またか」

ダークエルフ「なに朝からいちゃついてんだ!羨ましぃっ!」

ダークエルフ「今日も>>10で邪魔してやる!」

ものまね

女騎士「?」

オーク「また馬鹿なことを…」

ダークエルフ「…ごほん」

ダークエルフ「ご主人!ご主人!私にもハグしてくれ!」バッ

オーク「…」デコピンッ!

ダークエルフ「あふんっ!」バシィッ!

女騎士「…痛そう…」

オーク「なんでお前は自分の家に戻らないんだ?」

女騎士「そ、そうだぞ!いつもいつも私たちの邪魔ばかりして!」

ダークエルフ「だ、だって…>>13だもん」

寂しい

女騎士「…」

オーク「…そうか」

ダークエルフ「…うん」

女騎士「でも、いつまでも待つんじゃなかったんか?

ダークエルフ「うっ…それは…」

オーク「…どうしたものか…」

女騎士「あ!いいこと思いついた!>>17しよう!」

お茶会

オーク「またわけのわからないことを…」

女騎士「みんなで楽しいお茶会をしよう!そうすればお前の寂しさもまぎれるだろう?」

ダークエルフ「お前…いい奴なんだな」グスッ

オーク「それで?どこでそんなことするつもりだ?」

女騎士「もちろんここでに決まっている」

女騎士「お客さんも呼ぼう!3人ほど、頼んだぞご主人!」

オーク「…おい」

お茶会に呼ぶ人>>20,>>21,>>22 新キャラおk、その時は性別も

ドワーフとエルフの家族

魔王/女

勇者(魔王にベタ惚れ

オーク「まぁ、まずはあいつか…」シュイン

転移中

オーク「お、ついたな」シュイン

ドワーフ「!?…なんだ、お前か…いきなり目の前に転移してくるのやめろ」

オーク「すまんな」

ドワーフ「で、何のようだ?」

オーク「実は…―――――」

ドワーフ「…ほぉう、茶会なぁ…面白そうだ、行ってみよう」

母エルフ「なりません!」バタンッ

ドワーフ「!?」

オーク「おぉ、奥方、ごきげんよう」

母エルフ「ごきげんよう、オーク殿、しかし私の旦那様を連れていくのはおよしになって下さらないかしら?」

オーク「それはなぜだ?」

母エルフ「どこぞの泥棒猫があの人に色目を使わない保証がおありになって?」

ドワーフ「お、お前…」

オーク「なら奥方も一緒に来るといい、坊主も連れてな」

母エルフ「…なるほど、それならばよろしいでしょう、少しお待ちになって、すぐ準備してきます」スタスタ

オーク「…お前も大変だな」

ドワーフ「…あぁ」



オーク「よし、では女騎士たちと準備をして待っていてくれ」

ショタエルフ「わかったよ!ありがとう!オークさん」

ドワーフ「他に誰か呼ぶのか?」

オーク「あぁ…俺の人望を最大限まで使って、サプライズゲストを連れて来よう」

母エルフ「まぁ、それは楽しみです」

ドワーフ「…お前は顔が広すぎてな…誰を連れてくることやら…」

オーク「なに、そんな大した奴でもない、じゃあ行ってくる」シュイン



オーク「着いたか?」シュイン

魔王近衛「な、何者だ!!?」

オーク「おいおい、あまりあわてるな、俺は魔王に会いに来ただけだ」

魔王近衛「な、なにを…」

オーク「そこに居るんだろう?出てこい、魔王」



魔王「>>32

久しぶりだなマイダーリン

オーク「…まだそんなことを…俺はお前の師匠ではあるが、お前の男ではない」

魔王「またまたそんなことを!ここに来たのもひとえに寂しくなったからだろう?」

オーク「…まぁ…間違ってはいないな、俺ではないが」

魔王近衛「ま、魔王様…?」

魔王「おい、そこの、早く槍を下ろせ、この人は私の…///」

オーク「赤くなるポイントがおかしい…それに俺は先日、妻を見つけたぞ?」

魔王「え?」



魔王「え?」

魔王「…あ、相手は…誰?…もしかして…あの炭エルフのBBAか?」

オーク「いいや、相手は人間だ」

魔王「…そこの」

魔王近衛「は、はい!」

魔王「これより我は人間どもに対して宣戦布告をする…戦の準備だ!!」

オーク「待たんか」ゴツンッ

魔王「あうっ」

オーク「そんな私欲まみれな理由で、一種族を滅ぼそうとするな」ゴゴゴゴゴ

魔王「す、すいません師匠!…はっ!?」

魔王「魔王に対して何をするっ!これは私の部屋に監禁する罰を…」

オーク「調子に乗るな」ガツンッ

魔王「あうっ」

魔王近衛(さ、さっきからなんなんだ…あのオークは…魔王様の頭をバシバシと…)

オーク「実はな、今から家で茶会をする、お前も来い」

魔王「…ダーリンが妻などと思い込んでる奴もいるのか?」

オーク「つっこみどころが多すぎるが…あぁ、いるぞ」

魔王「…ふむ…顔を見ておくのも悪くない…私も行こう」

魔王「そこの、後の業務は任せた」

魔王近衛「え?」

オーク「じゃあ、飛ぶぞ」シュイン



魔王近衛「…えぇー…」

魔王「あ、そうだ」

オーク「どうした?」

魔王「実はな、人間で思い出したんだが、奴らの中に勇者という面白い人物がいるんだ」

オーク「どういうふうに面白いんだ?」

魔王「人間のくせに私と同じくらい強くてな!確かダーリンと同じ島出身じゃなかったか…」

オーク「…ほぅ…それは会ってみたいな…あとダーリンって言うのやめろ」

魔王「ならそいつも連れて行こう!…じゃあなんていえばいい?」

オーク「名前か師匠と呼べ…よしそれじゃあ、そいつの所まで飛ぶか」シュイン

魔王「名前よりは師匠の方が特別な感じがして…ブツブツ…」シュイン



王「えと…だからわしのこと殿とか言うのやめてくれない?」

勇者「何を申されるか殿、某、侍として最低限の礼儀は知り申して候」

王「だ、だから君はね、侍じゃなくて勇者なの、わかる?」

勇者「某が勇者などと…某の国には某より腕の立つ侍は少なくとも十三はおりまする」

勇者「それらの英傑、英雄、勇を持つ者と比べれば某などまだまだ…」

王「…誰だよ…こいつ勇者にしようって言った奴…」

オーク「着いたな」シュイン

魔王「でもやはり名前の方が…ブツブツ…」シュイン

勇者「何奴!」

王「!?」

オーク「お前が勇者か…」

魔王「やっぱり師匠で…」

勇者「鬼!…と、それに天狗の姫君ではあらんか!」

オーク「この髭もじゃの小男が…」(天狗って…翼がある以外共通点ないだろ…)

魔王「師匠からすれば小男だろうが、人間でいえばとんでもない巨躯だぞ」

勇者「天狗の姫君!某、また御身に会う時を心待ちにして候!」

魔王「また、鬼だの天狗だの、意味の分からんことばかり…」

王「…あの…無視すんのやめてくんない?」

休憩する

オーク「しかし、俺と同じ…ごほんごほん、あー…」

オーク「東の果てのそのまた向うよりこの地へ参った、生まれは丹波、字は酒天」

オーク「大江山の緑鬼とは、拙者のことで候へば」

勇者「!?なんと!そこにおわす鬼は、某と郷を同じくする者であるか!?」

勇者「この地で国を同じくする者と会うのは初めてであるな」

オーク「そうであろうな…と、堅苦しくするのはここまでだ、砕けて話せ、勇者殿」

勇者「うむ、かたじけない、某、ここで厚かましくも勇者を名乗らせてもらっている者でござる」

オーク「本当の名は何と言う?」

勇者「郷を離れてから、名は持たぬようにしておる、今はただ勇者と呼んでくれれば」

王「あーあー、聞こえてますかー」

勇者「しかし姫殿、何故ここに?…まさか某と逢瀬…」

魔王「違うぞ、うん」

勇者「そうは言い申されても…某、御身のことを深く愛しているのでござる」

勇者「それがここで顔赤らめ、胸ふくらませるのがそんなにおかしなことでござるか?」

魔王「そうは言うが、私にも愛する者がいるのでな」

勇者「…なるほど…それはもしや」

魔王「ここにおる師匠のことだ」

オーク「…もう頭が痛い」

勇者「なるほど…ならば緑鬼殿、某と一騎打ちを…」スラァ

魔王「やめておけ、万が一でもお前では勝てん」

勇者「御身の言うことであろうと、これは某の意地、殿以外は某を止めることかなわず」

王「なら、やめてよ」

勇者「…わかり申した」チャキン

オーク「…しかし、お前…こんな奴とどこで知り合った?」

魔王「実はな、そこにおる爺がこいつを私にけしかけてきたんだ」

オーク「…暗殺…か」ギロッ

王「…はい…反省してます」ガクブル

魔王「まぁ、暗殺のつもりでよこしたんだろうが…」

オーク「?」

魔王「こいつはな、私の城の正門の前で、『たのもー!』って言ってたんだ」

オーク「あぁ…」

勇者「某、忍ではなく侍であれば、討ち取れと言われれば討ち入り以外知らんのでござる」

王「…ほんと馬鹿…こいつ」ボソボソ

魔王「しかし私はこいつが気に入って、余裕たっぷりで相手をしてやった、人間に負けるはずないって」

魔王「実際は死にそうだったけどな…」

勇者「そうなんでござる!途中まで押してたんでござるが、途中から急に体が動かなくなって…」

オーク「…」

魔王「…てへっ☆」

オーク「…まぁ、昔話に花を咲かせるのもいいが、もう行かんとな」

魔王「そんな時間か?おい勇者、私たちと一緒に来い」

勇者「?…何の用でござろう?」

魔王「師匠の家で茶会が開かれるのだ、お前も一緒に来い」

勇者「しかし、某がこの国を離れるわけには…」

王「いいよ行ってきて、というか行ってきてください」

勇者「殿がそこまで仰せられるのならば…」

オーク「じゃあ飛ぶぞ」シュイン



王「…ふぅ」

ごめんもう眠い、続きはまた今度

一応、イメージ書いとく

オーク/3m、340kg、120歳、緑肌赤毛黒眼

女騎士/170㎝、65㎏、20歳、金髪藍眼

ダークエルフ/170㎝、60㎏、100歳、褐色銀髪赤眼

魔王/260㎝、100kg、70歳、青肌黒髪赤眼翼持ち

勇者/2m、160㎏、25歳、黒髪黒髭黒眼

ドワーフ/160㎝、100㎏、120歳、白髪白髭黄眼

母エルフ/180㎝、70kg、120歳、金髪黄眼

ショタエルフ/130㎝、40kg、30歳、金髪黄眼

ゴブリン/150㎝、65kg、80歳、緑肌赤毛赤眼

ハーピー/160㎝、40kg、30歳、赤毛赤羽赤眼

続きは夜に始める





女騎士「よし!お茶とお菓子は用意したな!」

ダークエルフ「あぁ、あんたらも助かったよ」

母エルフ「いえいえ、何もせずお呼ばれするだけというのも、いただけませんから」

ショタエルフ「うん!お手伝いはちゃんとしないとって、お母さんに教えられてるから!」

ドワーフ「おーい、あいつ帰ってきたみたいだ」ガチャ

女騎士「ホントか!?」

ダークエルフ「いったい誰を連れてきたんだ?」

ドワーフ「…お前たちは望まぬ相手だろうな…」

女騎士「?」

ダークエルフ「…あいつか…」

オーク「ただいま」ガチャ

女騎士「おかえり!ご主人!」

ダークエルフ「…」ギリィ

魔王「ほほぅ、こいつが師匠の言う、妻とやらか…」ヌッ

女騎士「」ビクゥ

ショタエルフ「…でっかい…」

母エルフ「オーク殿ほどではないですけどね、あの人は魔王という人よ」

ダークエルフ「おやおや、魔王のお嬢ちゃんがこんな辺鄙なところに何のようだ?」

魔王「炭エルフのおばさま、本日は師匠にご招待いただいたのでね、同伴させてもらったしだいだ」

ドワーフ「…相変わらず仲が悪い…」

女騎士「ご、ご主人…こいつは…」

勇者「こいつなどとは失礼でござるよ!女騎士殿!」ヌッ

女騎士「!!ゆ、勇者様!?」

勇者「久しぶりでござるな!死んだと思っていたでござるよ!はっはっは!」

ショタエルフ「…またでっかい…」

母エルフ「あの方が勇者…初めて見ました…」

ドワーフ「…髭という俺のアイデンティティが…」

魔王「それで?あの小娘に師匠をみすみす渡したと?情けない話だな」ジロッ

ダークエルフ「あいつが結婚してたことも知らなかった、お前に言われたくないな」ギロッ



オーク「いいから始めよう、腹が減った」

オーク「まずは自己紹介からだな…先に行っておくがこいつは…」

女騎士「ご主人の『妻』の女騎士だ、よろしく」ゴゴゴゴゴ

魔王「師匠の『唯一の』弟子の魔王だ、趣味は寝取り、よろしく」ゴゴゴゴゴ

ダークエルフ「あたしもいること忘れるなよ…」ゴゴゴゴゴ



勇者「…元々、女騎士殿とは同じ国で肩を並べておりまして」

ドワーフ「そうなのか、なんでオークのと同じ国から、この大陸に来ようと思ったんだ?」

勇者「某が誇れるような主を見つけるためでござる、正直今の国も出て行こうかと…」

母エルフ「そうなんですの、頑張ってくださいね」



ショタエルフ(あっちとこっちで空気が違う…)

オーク「よし、自己紹介も終わったことだし、ここは今日の主人公のダークエルフから一言貰おうか」

ダークエルフ「うぇ!?」

ドワーフ「そりゃあいい!かましてやれ!ガハハハ!」

女騎士「何でもいいぞ、私のために集まってくれてありがとうとか…」ニヤニヤ

魔王「旦那様募集中とかでもいいぞ、行き遅れてるんだし」ニヤニヤ

ダークエルフ「うぅ、うるさい!」

勇者「褐色のえるふ殿!お一つ音頭を頂戴したいでござる!」

母エルフ「ふふっ、みなさん元気だこと」

ショタエルフ「いや、これは煽ってるんだよ」

オーク「ダークエルフ…」

ダークエルフ「な、なんだ!?」

オーク「俺は、お前にも元気になってほしいんだが…」



ダークエルフ「今日はあたしのために集まってくれてありがとー!!旦那はいないが募集はしてないぜぇぇ!!」

オーク「それじゃあ、茶の方なんだが…どの茶葉を使ったんだ?」

女騎士「え?棚の一番左にあった奴だけど…」

オーク「…あぁ…あれは茶葉じゃないが…煎じればなかなかいい味が出る」

女騎士「?…結局何なんだ?」

オーク「>>85を乾かしたものだ」

バナナの葉と幾つかの香草

ドワーフ「何だこりゃ?苦味が…」

母エルフ「…本当に少し…バナナの香りがしますが…」

ショタエルフ「あんまり…おいしくない…」

ダークエルフ「…」

女騎士「…」

魔王「…」

オーク「口に合わないか…」

勇者「いやいや、中々に乙な味でござるよ、どこか抹茶に似ていて」

一同「!?」

オーク「…なるほど…お前はなかなかわかる男だ」





オーク「俺が初めてこの大陸に渡ったのは、100年は前だな、それから五年前まで行ったり来たりを繰り返していた」

勇者「なるほど、某の家系で言えば曽祖父の頃でござるな、まさに生きた歴史書でござる」



ダークエルフ「…今日はあたしが主役なのに…」

女騎士「…ご主人の隣は私の席なのに…」

魔王「私が呼ばれた意味…」

ドワーフ「なんで見た目の整った姉ちゃん三人が、むさい大男に嫉妬してんだ…」

母エルフ「まぁまぁ、面白いし、このままにしておきましょう」クスッ

ショタエルフ(…このクッキーおいしい…)モグモグ

女騎士「…このままでは埒が明かない、ひとまず休戦と行こう…」

ダークエルフ「あぁ、なんとか旦那の目をこちらに向かせなきゃあな」

魔王「して、どうするんだ?」

女騎士「>>92

脱ぐしかあるまい!!

ダークエルフ「…」

魔王「…お前…羞恥心というのは無いのか?」

女騎士「…でもそれくらいしか思いつかなくて」

ダークエルフ「まず、旦那がそれに反応するとは思わないな」

魔王「…この中で一番貧相なお前が言っても…」

ダークエルフ「うるさいっ!」

女騎士「まぁ、まずは私が、胸元をはだけるくらいで行こう」



女騎士「…」ズーン…

ダークエルフ「…まったく見向きもされなかったな…」

魔王「まぁ、人間の身体なんて魅力のあるものでもない」

魔王「次は私の豊満な身体で師匠を魅了してやる!」

ダークエルフ「…結構ノリノリじゃねぇか…」



魔王「…」ズーン…

女騎士「…」ズーン…

ダークエルフ「淫売の玉砕仕込み、二丁アガリ」

魔王「まさか…そんな…」

ダークエルフ「旦那どころか、お前に惚れてるはずの勇者まで無視ときた…」

ダークエルフ「まったく、年の功を見せてやるぜ、旦那を振り向けさせたきゃ>>99するんだよ」

これぞ秘技 胸の谷間に バナナIN

魔王「おいこら俗物、お前が一番馬鹿だろう」

ダークエルフ「何を言ってる、興味を向けさせたければ好物を使うのが確実だろう」

魔王「お前に一瞬でも期待した私が馬鹿だった…それに…はさむほどの胸もないのに…」

ダークエルフ「そ、そのくらいあるし!」

ダークエルフ「見とけよ!絶対成功させてやるから!」


性交?失敗?>>104

大失敗

「性」交しちゃだめだろwww

ダークエルフ「えと…バナナを挟んで…」ムギュ



ダークエルフ「だ、旦那、こ、これ…///」

オーク「ん?なんだバナナか、ありがとう」ヒョイ

ダークエルフ「え?」

勇者「褐色のえるふ殿?なぜばななを胸に押し付けて持っていたのでござるか?」

ダークエルフ「え?」

オーク「俺に気をかけてくれるのもいいが、女同士で話したいこともあるだろう?」

オーク「俺も勇者と話したいことがまだまだあるからな」

ダークエルフ「え?」

>>105
間違えた、成功ね





女騎士「…」プルプル

魔王「あっはっはっはっはっは!!!」

ダークエルフ「クソッ…ガキどもが…お前らだって似たようなもんなのに…」



ドワーフ「…確かに…面白いな…」

母エルフ「でしょう?…三人とも健気で…」

ドワーフ「しかし、不憫でもあるな…」

母エルフ「では、私が少し、アドバイスしてきましょう」


アドバイスの内容 >>111

こう言うときは素直に構って欲しいと甘えれば良い

母エルフ「あなた達」

女騎士「なんですか?母エルフ殿」

母エルフ「あなたたちは、オーク殿に構ってもらいたいのですよね?」

ダークエルフ「端的に言えば」

母エルフ「ならば、素直に構ってほしいと本人に言えばいいのです」

魔王「そ、そんな…///」

母エルフ「今まであんな事しておいて、何故恥ずかしがるのですか?」

母エルフ「さぁ!行くのです!女の武器は涙と肝っ玉と甘えることです!」

女ダ魔「おぉぉぉぉぉ!!!」

ドワーフ「…」

ショタエルフ「お父さん…お母さんってあんなのだっけ?」

眠い、また今度会おう

戦闘力指標

オーク>>>>>>>>勇者≧魔王>>>ドワーフ>ダークエルフ=母エルフ=ゴブリン>女騎士=ハーピー>ショタエルフ

そろそろ始める



女騎士「ご主人!」

ダークエルフ「旦那!」

魔王「師匠!」

オーク「ん?なんだ?」

女騎士「私は妻だぞ!私に構え!」

ダークエルフ「今日はあたしが主役だ!あたしに構え!」

魔王「いや、こんな棒切れどもより私と戯れた方が」

オーク「お前たちは何を言っている…」

勇者「ここまで綺麗どころがそろうと、壮観でござるな」

オーク「つまりはなんだ…お前たちにも気を配れと…」

女騎士「あぁ!」

ダークエルフ「当たり前だろう!」

勇者「姫君殿は某と…」

魔王「うるさい!構うな!」

勇者「そんな殺生な!」

オーク「…なんでそんなに俺に固執するんだ…好かれる要素でもあったか?」

女騎士「妻に対してなんて言いようだ!失礼な!」

女騎士「ちゃんと理由くらいあるに決まってるだろう」

オーク「ほぅ…聞かせてくれ」

女騎士「>>125

だって大好きなんだもん!

オーク「…え?」

ダークエルフ「…理由になってないだろ…」

魔王「これだから馬鹿は…」

女騎士「しょうがないだろ!気付けば好きになってたんだから!」

オーク「…はぁ…まぁ、その方が気後れせずに、これから暮らしていけるとは思うがな」

女騎士「やっぱり!」

ダークエルフ「旦那は頭が悪い方が好みだと…」

勇者「女騎士殿だけでなく、お二方も申してみてはいかがでござるか?」

ダークエルフ「え?」

魔王「は?」

女騎士「それはいい!ダークエルフ!お前も言うんだ!」

ダークエルフ「そ、そんなの聞いて無い…」

オーク「俺も聞いてみたい…」

ダークエルフ「旦那に惚れたのは>>128が理由だ!」

男気

勇者「なるほど、男気…確かに緑鬼殿は、男として一流…」

ダークエルフ「盛り上がった筋肉…巨大な体躯…圧巻の貫録…溢れんばかりの優しさ…」

ダークエルフ「もうっ!こんな事言わせてっ!恥ずかしいだろっ!///」テレテレ

魔王「途中から自分から言ってたろ…」

ダークエルフ「きっかけは50年前…このあたりに狩猟に来た時だった…」

魔王「おい、語り始めたぞ」

ダークエルフ「そこで>>132といったふうにピンチに陥ってな、そこを助けてもらったんだ」

おしっこ漏らしちゃった

魔王「あっちが頭が緩いと思えば、こっちは膀胱が緩かったか…」

勇者「というより…そんなこと馬鹿正直に言わなくてもいいでござるよ…」

女騎士「私より酷いじゃないか…」

ダークエルフ「お前らが言えと言ったんだろうが!」

オーク(そんなことあったか?あの時は酔ってたからか…思い出せない)

ダークエルフ「私を担ぎ上げてな!湯浴みをさせてくれたんだ!」

オーク(…そうだ、思い出した…酔って手元がおぼつかなかったから、背中を流してくれる奴を探していて…)

オーク(ちょうど家の前で泣いてる奴がいたから頼んだのだった…)

ダークエルフ「どうだ!漏らしていても、あたしを受け入れてくれたんだぞ!」

オーク(まさか漏らしていたなんて…)

魔王「初対面がそれだなんて…最悪じゃないか…」

女騎士「よくもまぁそれでご主人が、自分を選ぶと勘違いするとは…」

ダークエルフ「はぁ!?」

勇者「まぁまぁ、喧嘩はやめるでござる」

勇者「なるほど、女騎士殿と褐色のえるふ殿の理はわかり申した」

勇者「しかし、某が気になるのは姫殿の理!」

勇者「姫殿!御身にも話してもらうでござる!」

魔王「言うわけなかろう」

オーク「師匠命令だ、話せ」

魔王「>>137

九九を教えてくれたから

女騎士「くく?」

ダークエルフ「なんだ、それは?」

勇者「なんと!?この国には九九が無いのでござるか!?」

魔王「なんだ、お前も知っていたのか」

勇者「知っているも何も、某の国では十の子供でも習うでござるよ」

オーク「あぁ、俺もここへ来て、無いと知ったときは驚いた」

ダークエルフ「それよりくくって何だ、教えてくれ」

オーク「聞くより見た方が早いだろう、例えば…リンゴが7つ入った袋が6つあるとすれば、リンゴはいくつだ?」

女騎士「リンゴが7つで袋が6つ?」

ダークエルフ「えと…1つ、2つ…」

勇者「42でござるな」

魔王「42だ」

女ダ「!?」

オーク「…これが九九だ」



女騎士「なるほど…即式計算術か…」

ダークエルフ「だが、こんな事でなんで…」

魔王「馬鹿が、この計算術のおかげで我が国の税収、軍隊の編成、給金の支給、資材食糧の管理」

魔王「すべての効率が、劇的に向上した」

魔王「このようなすべを、なんでもないような様子で我々に教えてくれる姿勢…」

魔王「これで惚れんでか?」

オーク「…本当に何でもないんだがな…」

勇者「某が、あと100年早く生まれていれば…」

魔王「まぁそれはただのきっかけだがな、元々、魔王を育て上げるほど実力があったんだ」

魔王「それがなくとも、いずれそうなってただろうさ」

休憩、夜には戻る

勇者「なるほど…姫殿は強くて、頭の良い男がいいと…」

魔王「あぁ、師匠の次点でそれに当てはまるのは、お前だな」

勇者「ほほぅ、某にもまだ勝機が!」

ダークエルフ「おい、勇者、言っちゃあなんだが、こいつのどこが気に入ったんだ?」

勇者「愚問でござるな…それは>>157でござる!」

女騎士「…」

ダークエルフ「…やっぱ男は乳なのか…」

魔王「男というのはそう言うものだ、棒切れどもにはわからんだろうが」フフン

オーク「…お前は…正直者だな…」

勇者「お袋様より、嘘は吐くなと言い含められておりますので…」

女騎士「…勇者様があんなのだとは…幻滅しました…」

ダークエルフ「は?何言ってんだ?人間の中じゃあ断トツでいい男だろう?」

女騎士「え?」

魔王「男とは優秀であればよい、主義主張や思想は二の次だ」

女騎士「え?」

オーク「このまま続けると、俺にも飛び火しそうだ、もうそろそろお開きにしよう」

女騎士「待った」

ダークエルフ「一人だけ逃がすわけねぇだろ」

魔王「そうだ、何故この女と結婚に踏み切ったのか…理由を聞かせてもらってない」

女騎士「…」ニマニマ

オーク「」イラッ

ダークエルフ「…」イライラ

魔王「…チッ」

勇者「おおぅ…殺伐としてるでござる…」

オーク「はぁ…しょうがない…実は、女騎士の>>163に、惚れこんだ」

素直で正直でひたむきなところ

魔王「…素直で…」

ダークエルフ「…正直で…」

勇者「ひたむき…でござるか…」

女騎士「…」ニマニマ

ダ魔「」イッラァ

オーク「もういいだろう、今度こそお開きにしよう」

ドワーフ「やっと終わったか」

母エルフ「ふふっ、大いに楽しませてもらいました」

ショタエルフ「Zzz…」



オーク「じゃあ、俺はこいつらを送ってくる」

ドワーフ「じゃあな、嬢ちゃん」

母エルフ「また機会があれば…」

ショタエルフ「またね、女騎士さん!」フリフリ

女騎士「あぁ、また」フリフリ

オーク「…行ってくる」シュイン

女騎士「…」





女騎士「…」ニヘラァ

女騎士「素直で」

女騎士「正直で」

女騎士「ひたむき」



女騎士「ふへへ///」ニマニマ

ダークエルフ「何笑ってんだ、気持ちワリィ」

女騎士「」ビクッ

女騎士「…い、いたのか…」

女騎士「というより、早く帰れ!」ウガー

ダークエルフ「へへっ、やだねっ」

早いが眠い、また逢う日まで

―午後―

オーク「さて、食事もとったし、少し掃除と洗濯をしてくる、適当に時間を潰していてくれ」

女騎士「わかった!」

ダークエルフ「あぁ」

オーク「…あまり暴れるなよ?」スタスタ

ダークエルフ「さて、なにをするか…」

女騎士「>>182をしよう」

肩揉み

ダークエルフ「なんだ、肩もみしてくれるのか?悪いな」

女騎士「何言ってるんんだ?>>185にするに決まってるだろ」

大好きなご主人

ご無沙汰、一昨日鯖落ちたからね、今から始めようと思う

ダークエルフ「旦那に?でも、今は邪魔しちゃダメなんじゃ…」

女騎士「細かいことは気にするな、さぁ、行くぞ!」

ダークエルフ「…まぁいいか」





オーク「…」ゴシゴシ

女騎士「ご主人!」ギュー

オーク「…はぁ…待っていろと言ったろう」

ダークエルフ「あたしは止めたんだけどね、そいつがあんたに肩もみするって聞かなくて」

オーク「肩もみか…それなら、言葉に甘えてみるかな」

女騎士「ああ!任せておけ!」フンス





女騎士「…ご主人…」

オーク「何だ?」

女騎士「肩が厚すぎる…うまく揉めない…」

ダークエルフ「少し考えればわかるだろう?馬鹿め」

オーク「うーん…なら…」

ボフンッ

オーク(イケメン)「これでいいだろう?」

ダークエルフ「人間に変化した…」

女騎士「あぁ!これでもめるぞ!」モミモミ

ダークエルフ「しかし…人間になっても勇者ほどの大きさはあるな…」


※イメージはドラゴンズクラウンのファイター

女騎士「なぁ、ご主人」モミモミ

オーク(イケメン)「なんだ?」

女騎士「思ったんだが、変化の魔法って、何にでもなれるのか?」モミモミ

オーク(イケメン)「命あるものだけだな、さすがに机やいすには化けられん」

女騎士「それじゃあさ、>>198に化けてくれないか?一度本物を見てみたかったんだ」

ドラエモン

オーク(イケメン)「本物って…あれは絵画を魔法で動かしてるだけだぞ…」

女騎士「いいじゃないか!私のドラえもん愛は次元を超えるんだ!」

ダークエルフ「ガキ臭い…」

女騎士「うるさいうるさい!とにかく頼んだ!」

オーク(イケメン)「…はぁ…」パチン

ボフンッ

オーク(のぶ代ボイス)「これでいいか?まったく、お前ときたら…」

女騎士「違う違う!それじゃあモ○クマだ!ちゃんと話し方もドラえもんにしてくれ!」

オーク(のぶ代ボイス)「…はぁ…やぁ、女騎士ちゃん、今日は僕にどんな用だい?」

女騎士「ドラえもんだぁ!」ギュー

オーク(のぶ代ボイス)「く、苦しいよ女騎士ちゃん」

ダークエルフ(…あの旦那が、あんな…おっと鼻血が)タラー

ダークエルフ(あ、あたしも…旦那を変身させてあんなことやそんなことを…)

ダークエルフ「ちょ、ちょっといいか?」

オーク(のぶ代ボイス)「なんだい?ダークエルフちゃん」

ダークエルフ「おぅふ」

女騎士「?…どうした?」

ダークエルフ(ちゃん付けとか…ダメでしょう!)タラー

女騎士「鼻血が出てるぞ?」

ダークエルフ「い、いや、なんでもない…それより旦那、>>205に変身してくれないか?」

ピカチュウ

オーク(のぶ代ボイス)「まったく、君までアニメのキャラか」

ダークエルフ「だ、だって可愛いじゃないか…」

女騎士「さっきまで私にガキ臭いとか言ってたのはどこの誰だったか」

ダークエルフ「う…い、いいから早く変身してくれ!」

オーク(のぶ代ボイス)「…はぁ…」パチン

ボフンッ

オーク(電気鼠)「これでいいか?」

ダークエルフ(まずい…かわいすぎる…!)

ダークエルフ「な、鳴き声まで再現してくれ!」

オーク(電気鼠)「はぁ…ピカッ!」

ダークエルフ「ああああぁぁぁぁかわいいいいいぃぃぃ!!!」ムギュ

オーク(電気鼠)「お、おいよせ!抱き上げるな!」

女騎士「…」ムッ

女騎士「…」ガシッ

ダークエルフ「…何の真似だ?」

女騎士「ご主人は私のだ」

ダークエルフ「はっ、そうか…とってみな!」グイッ

オーク(電気鼠)「え?」

女騎士「百も承知だ!」グイグイッ

オーク(電気鼠)「ちょ、ちょっと待て!引っ張るなああああでででででで!!!」ミチミチ

ダークエルフ「はっはっは!力が弱いな!やはりたかが人間か!」グイグイッ

女騎士「私もこれまで騎士として鍛錬は積んできた!こんなところで負けてられるか!」グイグイッ

オーク(電気鼠)「あだだだだだだ!!!お、お前らあああ!!!」

ボフンッ

オーク「いい加減にしろ!」ガンッ!ゴンッ!

女騎士「いだっ!?」

ダークエルフ「あだっ!?」

オーク「お前たち…そんな子供のままでどうする?」

女騎士「…はい」

ダークエルフ「ごめんなさい…」

オーク「お前に至っては、もう100だろう?80も年下の奴と張り合ってどうするんだ?」

ダークエルフ「うっ…」

女騎士「」プークスクス

オーク「お前もだ」

女騎士「」ビクッ

オーク「まったく…罰としてお前たちには、>>300をやってもらおう」

ミスった>>212

廊下に立っとれ

女騎士「廊下に…」

ダークエルフ「立つ…」

オーク「あぁ、俺がいいというまでそこで反省していろ」

オーク「俺は残りの雑務を終わらせてくるからな」ドスドス

女ダ「…」ポツーン…





―1時間後―

オーク「やっと終わったな…はぁ…」

オーク「あいつらはと…!!」

オーク「いない!?どこに行った!?」

>>216

2人で反省会





ダークエルフ「だからな?あのろきはあらしも意地になっれられど…お前も悪いれしょ?」ゲプッ

女騎士「れも、ご主人のお嫁さんはわらしなんろ?浮気は許さないんろ」ヒック

オーク「…何をしてる」

ダークエルフ「あ、旦那ぁ、あらしら今、反省会をひらいてるんろ」ヒック

オーク「…酒の匂い…呑んだな…」

女騎士「元はといえら、ご主人がこいつの頼みをほいほい聞くからなんれそ」

ダークエルフ「そ、それはら…」

女騎士「いいんや、ころ際はっきりとしておくれろ、少しばかりご主人は夫としての自覚が足りないんろ」

オーク「…」

女騎士「そもそも、なんれ新婚なのに居候がいるんろ?そこがおかしいんれそ」

ダークエルフ「はんっ、旦那に言われれも絶対出て行かないろ!」

オーク「…お前たちは…少し頭を冷やすべきだ…」





ザバンッ!

女騎士「な、何をするんら!?」

ダークエルフ「ぶぇっくしゅ!!」

オーク「…反省会の名を借りて、酒盛りしてた奴にはいい躾だ、そこで頭を冷やせ」

女騎士「うぇぇ…冷たいよ…」

ダークエルフ「ぶぇっくしゅ!!えっきし!!」

オーク「…」

女騎士「寒い…寒いよぅ…」ブルブル

ダークエルフ「……………んえぇっっきっしゅぁ!!」

オーク「や、やはり、やめておこう、最近の夜は冷えるしな」

ここまで、用事が入った





オーク「湯が沸いたぞ、体を温めろ」

女騎士「ふぁい…」

ダークエルフ「んぶえっきし!」

オーク「…まぁ、なんだ…やり過ぎたな…すまん」

女騎士「うええ…」

ダークエルフ「えええっきしゅ!」

オーク「ほら、早く行かないと湯が冷めるぞ」





カポーン

女騎士「ふぁぁ…」チャプ

ダークエルフ「ずびっ!ずびっ!」チャプン

女騎士「…はぁ…私はこう…馬鹿なんだろう…」

ダークエルフ「自分で馬鹿だと気付いてたか」チーン!

女騎士「そりゃあ…ご主人と一緒にいると、自分が情けなくなる…」

ダークエルフ「あぁー…確かにそれはあるな」

女騎士「どうすればいいんだろう?何か自分に自信をつけられるような…」

ダークエルフ「…お前の得意なものは何だ?」

女騎士「え?…それは…強いていうなら>>235だな…」

料理

ダークエルフ「…お前…よく料理が得意だなんて言えたな…」

女騎士「ん?何か変なところでもあったか?」

ダークエルフ「お前味噌汁しか作れねぇし、無茶苦茶まずいじゃねぇか!」

女騎士「でも…他のことなんてもっとできないぞ?」

ダークエルフ「…もう、お前は自分に自信を持つのは諦めた方がいい」

女騎士「え?」

ダークエルフ「ここまでダメ人間だとは…まさにのび太じゃねぇか」

女騎士「そう思うか?///」テレテレ

ダークエルフ「のび太って褒め言葉じゃないぞ」

女騎士「私だって努力した!…でも、この家の調理器具は重過ぎるんだ!」

ダークエルフ「あぁー…まぁ…そうだな」

女騎士「ご主人には逐一教えて貰ってはいたが、最後は『…俺がする』って…」

ダークエルフ「うわぁ…」

女騎士「しかもその後、『適材適所って言葉があってだな…』って慰められもしたんだ」

ダークエルフ「…」(なんだ?自慢か?)

女騎士「極めつけは家事担当がすべてご主人になったことだ」

ダークエルフ「女としてのプライドズタボロだな」

女騎士「居候ニートに言われたくない」

ダークエルフ「おぉう、痛いところを…」

女騎士「いつも思っていたんだが、お前はなんで居候のくせに働こうとしないんだ?」

ダークエルフ「…実はな…旦那に、お客ってのはくつろぐもんだって言われて…」

女騎士「…なるほど…つまり、この家の者と思われてないってことだな」ニマニマ

ダークエルフ「…」(ぶん殴りたい、この笑顔)

女騎士「ふーん、ほーん、そうかお客さんかぁ、なら仕方ないなぁ」ニマニマ

ダークエルフ「くそっ…こんな奴…なんで旦那は選んだんだ…!」イライラ

女騎士「そりゃあ、私の素直で正直でひたむきなところに魅かれたらしいからな」ニマニマ

ダークエルフ「」プチッ

ダークエルフ「もう我慢できない…お前には躾が必要だ…」ザバァ

ダークエルフ「>>242で痛い目にあわせてやる!」

催眠術

女騎士「催眠術?」

ダークエルフ「ふん、魔法の一つだ、くらえ!『催眠魔法』!」

女騎士「!?!?!?」

ダークエルフ「さて、どんな暗示をかけるか…」

>>247

ただのメイドさん

ダークエルフ「お前はメイドだ…あたしの忠実なメイドだ」

女騎士「私は…メイド?…私…は…メイド」

ダークエルフ「…さて…効いたか…」

女騎士「私はあなたのメイドです、奥様」

ダークエルフ「効いたみたいだな…じゃあとりあえず>>256やってもらうか」

背中を流してもらう

女騎士「はい、奥様」ゴシゴシ」

ダークエルフ「はっはっは!これは気分がいいぞ!あの跳ねっ返りがあたしの言うことを聞いてる!」

女騎士「…」ゴシゴシ

ダークエルフ「…」

女騎士「…」ゴシゴシ

ダークエルフ「あぁー…もうちょい上たのむわ」

女騎士「はい、奥様」ゴシゴシ

ダークエルフ「…」

女騎士「…」ゴシゴシ…ザバァ

ダークエルフ「ん?終わりか?」

女騎士「はい、奥様、十分清潔になられたと思いますが」

ダークエルフ「あぁそ…うーん…じゃあ>>260もしてもらうか」

愛撫

最近忙しかったから途切れ途切れになっちゃった

10時ごろから始める

女騎士「はい、奥様」ナデナデ

ダークエルフ「…」

女騎士「…」サワサワ

ダークエルフ(愛撫って言って後でからかってやろうと思ったけど…)

女騎士「…」ナデナデ

ダークエルフ(なんでこいつは頭ばかり触ってるんだ…)

女騎士「…」サワサワ

ダークエルフ(あぁ…愛撫の意味をはき違えてるんだな…)

ダークエルフ「もういい、こっちまで恥ずかしくなる、最後に>>270して貰おうか」

豊胸マッサージ

ダークエルフ「愛撫の代わりにこれでいいか」

ダークエルフ(というか…あたしってそんなに貧乳じゃないよな…?こいつらがでかすぎるだけだよな?)

女騎士「では、失礼します、奥様」グッ

ダークエルフ「え?」

女騎士「…」ググググ

ダークエルフ「いだだだだだだだだ!?」ギギギ

女騎士「…」ゴリゴリ

ダークエルフ「んんーっ!!??」

女騎士「…」グリグリ

ダークエルフ「いだい!?いだい!?いだい!?」





ダークエルフ「」

女騎士「…はっ!?私は何を!?」

女騎士「どうした?のぼせたのか?」

ダークエルフ「」

女騎士「しょうがない、寝床へ運ぶか」





女騎士「ふぅー…結構重いな…痩せてるのに」

ダークエルフ「」

女騎士「…私も寝るか…ご主人には悪いけど」ゴソゴソ





オーク「まったく…似た者同士だな…」

女騎士「Zzz…」

ダークエルフ「Zzz…」

一応、スリーサイズ

女騎士、上から、90、60、85

ダークエルフ、80、60、75

魔王、130、80、125

母エルフ、95、55、80

ハーピー、80、50、70

あくまで目安です

―翌朝―

オーク「ほら!起きろ!朝飯の時間だ!」カーンカーン

女騎士「んんん?…」モソモソ

ダークエルフ「ふぁぁぁ…」ムニャムニャ

オーク「今日の朝飯は>>279だ、早く顔洗って来い」

コスタリカの伝統料理「ガージョ・ピント」

女騎士「ガージョ・ピント?」

ダークエルフ「何だそれは?」

オーク「赤飯みたいなもんだ、ほら、さっさと顔洗って来い」





女騎士「…うん、確かに赤飯だ」

ダークエルフ「添えてあるのは…牛肉を焼いたものと、目玉焼き…それに」

オーク「バナナだ」

女騎士「…」

ダークエルフ「…」

オーク「いただきます」

オーク「…そういえば…食べながらでいいから聞いてほしい」

女騎士「なんら?」モグモグ

ダークエルフ「?」ムシャムシャ

オーク「今日は用事があってな、出かけることになってる」

女騎士「え?」ゴクン

ダークエルフ「どこに行くんだ?」ゴクン

オーク「>>285に行くつもりだ、着いてくるか?」

女騎士「>>288

ダークエルフ「>>290

魔王城

もち

そんなことより野球しようぜ

オーク「ん?」

女騎士「え?」

ダークエルフ「だから野球しようって…」

オーク「何を言ってるんだ?」

女騎士「…」

ダークエルフ「…え、野球…」

オーク「はぁ…馬鹿なこと言ってないで行くぞ」

女騎士「う、うん」

ダークエルフ「…野球…」



―魔王城―

シュンッ

オーク「着いたな」

女騎士「ううぅ…気持ち悪い…」

ダークエルフ「…」

魔王近衛「あ、昨日の」

オーク「ん?ああ、あの時の、あの後は大丈夫だったか?」

魔王近衛「…」

オーク「…すまなかったな」

魔王近衛「いえ…」

魔王「師匠、来たのか、早かったな」

オーク「…ああ、で、昨日言っていた用事ってのは何なんだ?」

魔王「それはだな、ちょっと>>296に手を焼いていて…」

遠すぎた?

ksk

勇者の求婚

オーク「いいじゃないか、受けてやれば、俺が言うのもなんだがあの男はなかなかのものだ」

魔王「それはわかってるんだが…魔王たるもの、なんでも最も優れたものを手に入れたいものなんだ」

女騎士「だから!ご主人は私のだって言ってるだろ!」

魔王「何だいたのか」

女騎士「」ムッカー!

オーク「…それで…求婚を止めさせたいんだな?」

魔王「ああ」

オーク「なるほどな…勇者は今どこにいるのかわかるか?」

魔王「それなら>>300にいる」

バナナ農場

オーク「ああ、俺たち向けにバナナ作ってる…」

魔王「一応はうちの土地だが、なんだか勇者の奴がバナナをたいそうに気に入ってな」

魔王「今じゃああそこは、あいつ一人で管理してる」

女騎士「…」

ダークエルフ「聞けば聞くほどオークみたいなやつだな」

魔王「何だいたのか」

ダークエルフ「」イラッ

オーク「…じゃあ、説得に行ってみるが期待はするなよ」

魔王「助かる」

オーク「お前らはここで待っていろ」

女騎士「わかった」

ダークエルフ「おう」



―バナナ農場―

勇者「いやぁ、このばななという果物は美味でござるな」モチョモチョ

大猿「なんなんだ…この人…」

猩々「なんでも勇者らしいぞ、魔王様が昨日連れてきた」

大猿「何だって?なんで人間の『生きた兵器』がここに…」

シュンッ

オーク「っと…ここか…いいところだ」

大猿「おい…また誰か来たぞ…」

猩々「あれは…魔王様の教育係のオーク殿じゃあないか!?」

大猿「え?」

勇者「お、緑鬼殿ではござらんか!」

オーク「勇者、色々話したいことはあるがまず俺の話を聞いてもらおう」

勇者「何でござるか?」

オーク「お前は魔王に求婚しているらしいじゃないか、それを魔王がやめてほしいと言っててな…」

勇者「なんと!?某の艶書が姫殿の邪魔になっていると…」

オーク「ああ、だから少しばかり遠慮してはくれんか」

勇者「むむむ…しかし…それでは、某はどうすれば姫殿にその眼を向けてもらえるのか…」

オーク「うーむ…>>306してはどうだ?」

直接告白大作戦

勇者「ん?なんでござるか?その珍妙な…」

オーク「直接告白大作戦だ」

勇者「失礼、緑鬼殿は名付けが下手でござるな」

オーク「…うるさい」

勇者「で、それはどういったものでござるか?」

オーク「何、簡単なこと、魔王の奴に直接思いのたけをぶつけるのだ」

勇者「おお!なんと男らしい!…ですが同時にそんなことでうまくいくなら苦労はしないでござる」

オーク「誰がただ言うだけだと言った、魔王に逃げ場を与えないようにしてやるのだ」

勇者「んん?どういう意味でござるか?」

オーク「まず奴に勝負を仕掛けるのだ、そして勝てば自分の物になれと、ただし負ければ金輪際求婚はしないと言ってな」

勇者「そんなもの…受けてくれるのでござるか?」

オーク「さぁな、そこまではわからん、だが試す価値はあると思うぞ」

勇者「…そうでござるな」

勇者「よし、そうと決まれば早速赴くでござる!」

オーク「その意気だ」

勇者「では、ここの管理はしばらく任せるでござるよ!」

大猿「え、ええ…」

猩々「元々俺らがここの管理者だし…」

オーク「お前も転移魔法は使えたな、じゃあ飛ぶぞ」

勇者「了解でござる!」

シュンッ





魔王「…」

女騎士「…」

ダークエルフ「…」

魔王近衛(…こえぇ…早く帰ってきてくださいよ…)

シュンッ

オーク「戻ったぞ」

勇者「姫殿!」

女騎士「おかえり!ご主人!」

ダークエルフ「案外早かったな」

魔王「…それより…なんで勇者がいる」

オーク「実はだな…―――――」



オーク「…と、いうことだ、相手をしてやれ」

魔王「…私がそれを受けると思うか?」

勇者「…やはり…」

オーク「たかが一人の人間に勝てると断言できんようでは魔王の名が廃るな、失望したぞ」

魔王「…よかろう…相手をしてやる」

勇者「緑鬼殿…恩に切るでござる」

魔王「だが、勝負内容はこちらで決めさせてもらう」

勇者「ええ!構いませぬ!」

魔王「勝負内容は…>>315だ」

立体四目

オーク「…守りに入ったな…」

ダークエルフ「うわ、だっせぇ」

女騎士「いくら何でも酷い」

魔王「うるさいぞ!仕方ないだろ!」

勇者「では、いざ尋常に勝負!」

ダークエルフ「まぁ…魔王の奴を馬鹿にはしたが…」

女騎士「これ、勇者様…勝てるのか?」

オーク「あいつは頭も切れる、負けはしない」



魔王「…」コトッ

勇者「…はぁー…」

ダークエルフ「…これで1000回目の引き分けだぞ、すごいな」

女騎士「Zzz…」

オーク「…いい加減決着をつけてほしいが、そうもいかんだろうな」

オーク「流局だ、この勝負では決着が着く気がしない」

勇者「緑鬼殿…あれだけお膳立てしていただいたにも関わらず…申し訳無いでござる」

オーク「…魔王…」

魔王「」ピクッ

ダークエルフ「いくら何でも勇者が哀れだ、逃げの一手では情けなくないか?」

魔王「し、しかし…」

勇者「いえ…弱い某が悪いのでござる…ここまで嫌われてるとは…もう腹を切るしか」

女騎士「ゆ、勇者様!?」

魔王「っ!!わかった!これが最後だ!>>324で決着をつけるぞ!」

叩いてかぶってジャンケンポン

女騎士「叩いて…」

ダークエルフ「かぶって…」

オーク「…」

魔王「そ、それくらいしか思いつかなかったんだ」

勇者「何、何であっても構いませぬ!いざ、尋常に勝負!」

魔王「叩いて!カブって!」

勇者「じゃんけんぽん!」

魔王>>327

勇者>>328

ぐう

チョキ
しかし、華麗にピコピコハンマーを回避

魔王「よし来たぁ!!」ブォンッ! E・戦槌

勇者「甘いでござる!」スッ! E・大甲

ガギィン!

魔王「クソッ!」

勇者「はっはっは!某の兜を砕きたければ破城槌でも持ってくるのでござるな!」

オーク「やはり、筋力や瞬発力がモノをいう勝負では勇者有利か」

ダークエルフ「…というか過激すぎやしないか?」

オーク「そうか?」

女騎士「…いや…あれはもう殺し合いだろう…」

魔王「叩いて!カブって!」

勇者「じゃんけんぽん!」

魔王>>333

勇者>>334

パー

パー

魔王「…っ!」

勇者「あいこ…でござるな…」

ダークエルフ「あいつらたかがあいこで大げさな…」

オーク「あいつらのこれからの人生が決まる勝負だ、そうなってもおかしくない」

女騎士「…」

魔王「あいこで!」

勇者「しょっ!」

魔王>>336

勇者>>337

チョキで目を狙う

パー

魔王(…たとえ、ジャンケンで勝てたとしても反応速度ではこちらが負ける…)

魔王(…なら!)ビュッ!

勇者(某の今の掌の形は張り手の形…姫殿のは…二本指…某の負けでござるな)

勇者(ならばすぐに兜に手を伸ばすよう…!?)

バシッ

勇者(目!目を狙ってきた!くっ…これでは…!)

魔王(隙が出来た!それにジャンケンは私が勝ってる!…行ける!)ビュオッ!

勇者(ぬぅぅ!!間にあえっ!)


防ぐのに成功したか失敗したか>>340

だいせいこう
魔王の指が折れる

勇者(よし!間にあ!?)ガギンッ!

ゴギンッ!

女騎士「あ、ハンマーが…」

ダークエルフ「どんな力で殴りつけたんだ…」

オーク「いや、折れたのは槌だけじゃない」

女ダ「え?」

勇者「だ、大丈夫でござるか!?姫殿!?」バッ

魔王「くっ…!こんなもの、なんでもない…」

オーク「大丈夫なわけないだろう、見たところ指先から手首にかけての骨が粉々だ、力み過ぎたな」

魔王「くっ…!」

オーク「勝負は中止だ、まずはこいつの手当をせんとな」

勇者「…」



魔王「…」

女騎士「…治癒魔法は使えないのか?」

オーク「こいつはな、自分以外が放った魔法をすべて跳ね返してしまう体質だ」

オーク「そしてこいつは治癒魔法が使えない、えらく攻撃的な魔法ばかり駆使する」

ダークエルフ「まぁ、こいつの自然治癒力だ、3日で全治するだろ」

魔王「…」

勇者「…某のせいで…姫殿が…怪我を…」

勇者「緑鬼殿…介錯は頼み申した」スラッ

女騎士「ゆ、勇者様!?」

ダークエルフ「と、止めろよ旦那!」

オーク「…」



魔王「…勇者…>>345

>>343

勇者「…今…なんと?」

魔王「私のモノになれと言った」

女騎士「え?え?」

ダークエルフ「へぇー…」

オーク「…」

勇者「それは…つまり」

魔王「勘違いをするな、お前を見定めたくなっただけだ」

魔王「私のそばに置き、お前の人柄、武力、知力、すべてを見定める」

魔王「そして、すべてが満足いく結果となれば、お前の望みは叶う…やもしれん」

勇者「な…な…なんと…!…某に好機を与えてくれると…!」

魔王「…」コクッ

勇者「なれば某、御身の臣下となりて、御身に絶対の忠を捧げ候」

勇者「いついかなる時も御身のため、粉骨砕身、獅子奮迅の働きを見せることを誓い候」

魔王「堅苦しいのはいい、これからお前は私の配下だ、それだけの確認で十分」

勇者「はっ!」

オーク「うむ…これでいい」

女騎士「?…ご主人はこうなるの、わかっていたのか?」

オーク「ん?ああ、まぁな」

ダークエルフ「相変わらずの慧眼だな、ま、あたしもあいつはいい男だと思ってたけど」

勇者「それで、まずは何をすればいいのでござるか?姫殿の命を狙ったあの男の首でも討ち取ってくるでござるか?」

魔王「え?」

女騎士「ちょ、ちょっと!?勇者様!?それって王のことでは…」

勇者「ん?そうでござるが」

ダークエルフ「お前、あんだけ殿、殿言ってたじゃないか、殺すのに抵抗はないのか?…というかそんなことをすれば裏切り者と誹られるぞ?」

勇者「???…何を言ってるのでござるか?別に殺すのにも誹られるのも抵抗はないでござるよ?」

女騎士「なっ!?」

ダークエルフ「おかしい奴だとは思ってたけど…ここまでとは」

魔王「…配下にしたのは間違いだったかもしれん」

オーク「お前たちは何をそんなに驚いてるんだ?おかしなことなんて何も言ってないだろう?」

女ダ魔「え?」

勇者「んん?何か話が噛み合ってないような…」

魔王「いや…お前は何でそんなに無頓着なんだ…」

女騎士「仮にも前の主ですよ?そんなに簡単に殺すだなんて…」

勇者「?…今の主の敵であるなら討ち取るのは当然でござろう?」

ダークエルフ「いや、だから、なんでそんなに簡単に割り切れる…」

オーク「…俺達の国ではそういうものだったからだ」

女ダ魔「え?」

オーク「裏切りや寝返りは自分の望みをかなえるための一つの手段だ、なんら不思議なものではない…といった価値観だった」

オーク「割り切ることに関しても、単純に慣れてるだけだ」

勇者「ええ、おそらく緑鬼殿が言ってることは正しいでござるよ」

女騎士「慣れてるっていっても…」

勇者「某は戦場で父と二人の兄弟を手にかけてるのでござるよ、今更元の主など…」

ダークエルフ「ちょっと待て、今聞いてはならない言葉が聞こえた」

やばい、何とち狂ってんだ俺…

変な設定いっぱいつけすぎた、とりあえず今日は寝る

女騎士「父親に…兄弟…」

ダークエルフ「…重い…」

勇者「そんなに気にするほどのものでもないでござるよ、それに父上も弟たちも某に討たれて本望でござろう」

魔王「死んだが望みは叶った?よくわからんな…」

オーク「…武士道と云ふは死ぬことと見つけたり…俺の国の言葉だ」

ダークエルフ「武士というのは確か…極東の…旦那の国の戦士たちのこと…」

勇者「某たちの望みは、一つに、己が誇れる主君に仕えること、一つに、主君のもとで戦い、敵の首を獲ること…」

勇者「そして一つに、美しい死に様を手にすることでござる」

魔王「…つまり…死んだから望みが叶ったのではなく、死ぬことこそが望みだと?」

オーク「ああ、そうだ」

勇者「誇りになりえない主君であれば捨て、主君の敵に回るなら肉親でも討つ、それが武士でござる」

勇者「父や弟たちは、某と正々堂々凌ぎ合った末に敗れた、それは美しい死に様でござった」

勇者「某の強さはそれをすべて背負った覚悟の上にできているのでござる、正直この国では姫殿か緑鬼殿以外には討たれる気がしないでござる」

魔王「…」

魔王「…」

ダークエルフ「どうした?黙りこくって」

オーク「…」

魔王「…いや…親殺しなどするのは、世界で私だけだと思っていた…」

女騎士「!?」

ダークエルフ「あー…そういえばそうだったか」

勇者「…その話、詳しく聞かせてもらっても…?」

ダークエルフ「!?よせ!勇者!」

魔王「いや、いい…私も話すことに苦痛はない」

女騎士「…」

魔王「私はな…>>368の時、>>370して両親を死に追いやった」

3歳

あやとり

勇者「むむ!?」

女騎士「あやとり…?」

魔王「私はな、生まれながらんびして歴代のどの魔王より力があった」

オーク「…あれは67年前か、俺がこいつの教育係になる仕事を請け負った日だ」

魔王「私はその時、両親に遊んでもらっていた、おぼろげな記憶だが優しい人たちだった」

魔王「二人は私にあやとり紐を与えてくれた、しかし、不幸にも私は手と紐で魔法陣を作ってしまった」

魔王「そして生来の魔力のせいで、魔法陣が誤作動を起こし、二人は真正面から存在消失の魔法を…」

ダークエルフ「…」

女騎士「そ、そんな…」

勇者「仏がなくなってしまったのは残念でござるな、しかし親殺しと気に病むほどのことでもありますまい」

勇者「強き者に討たれるほどの華々しい散り方も無いでござる、きっとご両親も恨んではおりますまい」

魔王「…ああ…そうだな」

ミス

×魔王「私はな、生まれながらんびして歴代のどの魔王より力があった」
○魔王「私はな、生まれながらにして歴代のどの魔王より力があった」

魔王「なんだか気が楽になった、ありがとう勇者」

勇者「いえいえ、どうということでもありませぬ」

魔王「だが、私たちだけ過去の話をしたのは不公平じゃないか?」

勇者「おお、それは思っておりました、ぜひとも緑鬼殿達の秘密を聞いてみたいものでござるな」

女騎士「え?」

ダークエルフ「なんでそんなこと…」

オーク「秘密というほどのものでもないが…俺は過去に>>377したことがあるな」

ダークエルフ「ノるのか!?」

保父

女騎士「保父!ご主人が保父!?」ペカー!

ダークエルフ(目が輝いてやがる…)

オーク「ああ、魔王の教育係の役目を終えてからな、その肩書きのせいで俺に子供を預けに来る奴らが多くて、いっそのこと商売にしてしまおうと」

勇者「なるほど、緑鬼殿は子守も一流でござるか、勝てる気がしないでござるな、あっはっは!」

オーク「まぁ、今も手のかかる奴が二人ほどいるがな」

女騎士「///」テレテレ

ダークエルフ「今のは皮肉だ」

魔王「それじゃあ師匠には話してもらったし、お前らにも話してもらうか」

ダークエルフ「…チッ…仕方ねぇ、私は過去に>>380したことがある」

バナナ農園を経営

女騎士「おそらく理由はご主人に大量のバナナをプレゼントするためだな」

魔王「ああ、そうに違いない」

ダークエルフ「な、なんでわかった!?お前ら心が読めるのか!?」

オーク「ああ、あの時大量のバナナを送りつけてきたのってお前だったのか、匿名だったから気付かなかった」

ダークエルフ「あああああああぁぁぁぁぁぁ!!!あたしの失敗をさらすなぁ!!」

女騎士「…」プッ

魔王「間抜けだな」

勇者「一途でござるなぁ…」

ダークエルフ「…まぁ、そのあとすぐエイプやコングの群れに襲われて経営不能になっちゃったんだけど…」

オーク「気にするな、あのバナナは美味くいただいた、ありがとうダークエルフ」

ダークエルフ「…へへっ///」

女騎士「…」ムスッ

オーク「最後はお前だな、面白い話を頼むぞ」

女騎士「…私は…>>383したことがある」

サンタ狩り

オーク「んん?」

魔王「は?」

ダークエルフ「はぁ?」

勇者「さんたとは何でござるか?」

女騎士「サンタを知らないのですか!?」

勇者「ええ、知らないでござるよ」

女騎士「はぁー…いいですか?サンタというのはですね…―――――」

ダークエルフ「ど、どういうことだ?あいつ、サンタを信じてるのか?」ヒソヒソ

魔王「というか、狩りって何だ?狩りって」ヒソヒソ

オーク「…うーむ…」

女騎士「―――――…という存在です、ところが私の所には10歳の時からぱたりと来なくなって、それから毎年クリスマスの晩にサンタを探し回ってるんです」

勇者「ほぅ、そのさんたというのはなかなかの無頼漢であるとみたでござる」

ダークエルフ「…あんたの嫁…あたしが言うのもなんだが、残念だな」

魔王「…同感だ」

オーク「言うな…純真なだけだ…」

寝る、また今度

オーク「ま、これで秘密なんてのも話したし、用事は済んだろう?」

魔王「ん?ああ」(何の用で呼んだんだっけ?)

女騎士「それじゃあ私たちはもう帰るか…今日こそはご主人と…///」

ダークエルフ「させねぇけどな」

勇者「もう帰るのでござるか?確かに日も落ちてきたでござるが」

魔王「いやいや、頼みごとをしたのにただで返したのでは魔王の名が廃る、お礼をさせてくれ」

オーク「しかしな…」

ダークエルフ「いいじゃねぇか、ついでに泊まってこう」(あいつも、こんなに人がいるとこなら手を出したりしないだろうし)

魔王「そうだ、それがいい、今晩は>>394でもてなさせてもらう、どうだ?」

バナナ風呂

オーク「なるほど、よかろう」

女騎士「ええっ!?」

勇者「緑鬼殿も欲があったでござるか」

ダークエルフ「さすがは弟子と言ったところか」

魔王「伊達に長年、一緒に過ごしたわけじゃない」フフン

オーク「で?バナナ風呂は?どこだ?」

魔王「こっちだ、ついてきてくれ」



魔王「…」

勇者「…」

女騎士「…」

オーク「ふぅ…」ケプッ

ダークエルフ「風呂なのに飲み干しちゃったよ…」

オーク「っと…少し厠に行ってくる、お前たちもご馳走になってこい」

女騎士「う、うん」

ダークエルフ「さすが旦那、平常運転だ」

魔王「なにこれ…せっかくの風呂が…」

勇者「食べ物は粗末にしてはいけないでござるよ」

オーク「まったく同感だ」





魔王「で、これが我城の宮廷料理だが」

ダークエルフ「やっぱり庶民のとは違うな、美味そうだ」

女騎士「…」

勇者「某は食べられればなんでもいいでござる」

女騎士「これ…食べられるのか?」

魔王「なんだ?見たことないのか?それは>>400を丸焼きにしたものだ」

日村

女騎士「日村あぁぁぁぁ!!!?」

ダークエルフ「うわぁ…」

魔王「うちで雇っていた大道芸人なんだが、いきなり厨房の竈の前に立ってな」

魔王「『押すなよ!絶対押すなよ!』って言い始めてな、放置してたら『押せよ!』って叫んだから料理長がな」

勇者「なるほど…この御仁も笑いの道に生きて死んだ男でござったか…せめて墓でも…」

女騎士「え!?そのリアクションはおかしい!!」

ダークエルフ「墓作るならあそこがいいんじゃないか?ほら…」

魔王「ああ、>>413だな、あそこならちょうどいい、食事が終わればそこに埋めてやろう」

女騎士「食事が先!?人が死んでるのにドライすぎないか!?」

オーク「ふぅー…戻ったぞ…さぁ、飯だ飯」

オーク「ん?こいつは…日村か、こんなところで死んでいるとは情けない」

女騎士「…」



お久しぶり大根、10時半から続きやってく

―広場―

女騎士「これが…」

勇者「これはまた勇壮な…」

魔王「どうだ、立派だろう…これが私の父上のお姿だ」

ダークエルフ「そんなことどうでもいいから早く埋めてやろうぜ」

オーク「穴はもう掘っておいたぞ」

女騎士「はやっ!?」

勇者「わかり申した、それでは…安らかにお眠りくだされ」スッ

日村「」

魔王「よし!埋めろ埋めろ!」ジャリジャリ

ダークエルフ「うらららら!」ジャリジャリ

女騎士「雑な…」





魔王「ふぅ…終わった」

ダークエルフ「お前、手が使えないからって足でするか?普通」

魔王「お前だって足だったじゃないか」

ダークエルフ「…てへぺろ☆」

オーク「では、時間も遅いし、湯浴みをして寝るか」

勇者「で、ござるな」

女騎士「えー…もう寝るのか…」

オーク「いつも初めに寝る奴がなにを…ん?」

魔王近衛「魔王様!魔王様!大変です!」ガシャガシャ

魔王「何だ!?どうした!?」

魔王近衛「たった今!>>423の方で>>425がおきました!」

城の屋上

火事

魔王「なっ…!?」

ダークエルフ「なんで…!」

魔王近衛「それが…何者かが火矢を用いて放火を!」

女騎士「と、とにかく早く行かないと!」

魔王「あ、ああ!勇者!私について…あれ?」

ダークエルフ「勇者がいない…それに旦那も…」

女騎士「あー…」

魔王「…なら焦らなくても大丈夫だな…」

魔王近衛「え?」

ダークエルフ「あたしは先に寝させてもらうわ」

魔王近衛「何を言ってるんですか!?避難してもらわないと!」

魔王「心配しなくていい、すぐにかたが着く」

魔王「???」



ミスった

魔王「???」×
魔王近衛「???」○

―屋上―

勇者「緑鬼殿!言われた通り木材でできた部分は切り落としてきたでござる!」

オーク「よし、ならあとは火元を潰すだけだ、『水魔法』」ドッシャァァ

勇者「…まるで津波のようでござるな…」

オーク「…沈静化したか…まったく…放火なんぞしおって…許せんな」

勇者「ええ!某たちでとっちめてやりましょうぞ!」

オーク「とりあえず戻るか」

勇者「はい!」



魔王「助かった師匠、それに勇者もよくやってくれた」

勇者「姫殿のお褒めに与るとは…正に恐悦至極に存じまする!」

オーク「ああ、気にするな…で、どこの誰が放火したのかわかったか?」

魔王「ああ…それがどうもわからなくてな…心当たりがあり過ぎて…」

勇者「どこの誰であっても…姫殿の命を狙ったこと…七度地獄に落ちるよりも後悔させて見せるでござる…」

魔王「本格的な調査は明日からでも構わないだろう、今日はもう寝よう、あの二人は先に寝たようだし」

オーク「…呑気な…」

勇者「では、某も床に入るでござる、また明日の朝…」

魔王「ああ、ゆっくり休め」

オーク「俺は一応警戒線を張っておく、お前も休んでおけ」

魔王「…すまん…いえ…すいません、師匠」

オーク「気にするな、俺はオークだ三日三晩でも走っていられる種族だ」

魔王「…おやすみなさい…」

オーク「ああ」

―翌朝―

魔王「戒めだ」

ダークエルフ「朝から物騒なこと言うなよ」

女騎士「ふあぁ…」ゴシゴシ

勇者「敵賊討伐でござる!久々の戦でござる!」

オーク「落ち着け勇者、朝から呼び出して、昨日の奴がどこの手の者かわかったのか?」

魔王「ああ、どうやら>>433の奴らしい、諜報部隊が察知した」


勢力名とその種族で

女騎士が属していた騎士団(人間)

遅れてすまん、諸事情でネットにつながらなくて、続き書いてく

遅れてすまん、諸事情でネットにつながらなくて、続き書いてく

女騎士「そ、そんな…まさか…!」

魔王「残念ながら我が国の諜報部の腕は確かだ」

勇者「なるほど…また一つあの国を盗る理由が出来たでござるな」

ダークエルフ「…」

オーク「あの国王とやらも懲りん奴だ、戦争でも起こしたいのか?」

魔王「それならば受けて立つまでだ、近衛!宣戦布告の用意を!」

女騎士「ちょ、ちょっと待ってくれ!何かの間違いだ!」

魔王「いや、確かに王国の騎士団の連中だ、お前には残念だろうが」

女騎士「くっ…!」

オーク「…はぁ…帰るぞ、女騎士、ダークエルフ」

女ダ「なっ…!?」

魔勇「…」

魔王「できれば私についてほしいが…そうもいかんだろうな」

オーク「すまんな、俺にも今は家族がいる…まぁお前と勇者がいるんだ、何とかなる」

女騎士「なんで!?なんでなんだ!?そんな…!?」

ダークエルフ「混乱するのも分かるが諦めろ、こればかりはどうにもなんねぇよ…旦那がどうするかにもよるけどな」

女騎士「そ、そうだ!ご主人!私を王国に連れて行ってくれ!」

オーク「…」

女騎士「頼む…お願いだ…」

オーク「>>441

ようかどう

>>1です、待っててくれた人申し訳ない、続き書く

と、思ったけど、ようかどうってなんだ?

女騎士「…ん?」

オーク「ヨウ化銅とは、化学式 CuI で表される無機化合物のことだ」

ダークエルフ「…それで?」

勇者「まぁ待たれよ褐色のえるふ殿、つまり緑鬼殿はこう言いたいのでござろう…」

勇者「>>457!!」

>>456

オーク「おお、博識だな、流石と言うべきか」

勇者「いやいや!それほどでも!」

魔王「天候魔法まで使えるのか…流石に底知れない…」

オーク「いや、天候魔法も使えるがこれは錬金術だ」

オーク「魔力のこもった水滴でなく、本物の雨を降らせられる」

ダークエルフ「なるほど…流石だな…で?」

オーク「うん?」

女騎士「私が言っていたのは王国に連れて行ってくれるかどうかなんだが…」

オーク「まぁそう急くな、流石に転移魔法の反対呪術くらいはあの国でもかけてるだろう」

女騎士「え?」

オーク「だから俺たちは、自らを水滴に変化させ雨粒に紛れる、そうすれば…」

勇者「楽に侵入できる…と」

女騎士「じゃあ…」

オーク「ああ、連れて行ってやる」

女騎士「…ありがとう」

ダークエルフ「…」

オーク「よし、善は急げだ、魔王、屋上を借りるぞ」

魔王「…ああ、だが長引けば攻め込むぞ、猶予は明日の暁までだ」

オーク「十分だ…ダークエルフ、お前は…」

ダークエルフ「もちろんついていく」

女騎士「言うと思ったぞ」

勇者「では、幸運を祈っているでござるよ」

オーク「ああ、行ってくる…」



―王国―

ザー…ピチョンピチョン

王「だからさ、なんで失敗するわけ?マジありえないんだけど」

騎士団長「…すいません…(騎士に放火とかやらせんなよ、このハゲマジ死ね)」

王「はぁ…勇者にしろお前にしろ、なんでオレの部下はこんなに役立たずなのかなぁ」

騎士団長「…(死ね!氏ねじゃなくて死ね!)」

王「もういいよ、下がれ」

騎士団長「…はっ」

バタン

王「暗殺は失敗するし、雨漏りは直らないし…クソ、イライラする…」

オーク「それはご苦労だな」

王「!?」

王「ど、どこから入った!?」

オーク「…」

ダークエルフ「なるほどね…この国のオウサマは真症のクソだな」

女騎士「…」

王「うん!?そこの女…確かわが騎士団の…」

女騎士「>>465

オークが「ただ一人」愛している女騎士でーす♪

女騎士「オークが『ただ一人』愛している女騎士でーす♪」キャルンッ

ダークエルフ「はあ``?オモテ出ろゴルァッ!!」

女騎士「あーあーなに怒ってるんだ?事実を言ったまでなんだが」

ダークエルフ「ああああああああああ!!!!!殺ス!!!今ここで!!!」

オーク「先日お会いしたと思うが…あの時お前が言った言葉…覚えておいでか?」

王「え?というか止めなくていいの?」

オーク「お前はあの時反省しているといったんだ…嘘をつく口はちぎり取ってやらねばならんな」

王(やべぇ、こいつ話通じねぇわ、つか怖え)





女騎士「シネ!シネ!」ボカボカ

ダークエルフ「コロス!コロス!」バシバシ

オーク「おい、喧嘩をやめろ、帰るぞ」

女騎士「え?終わったのか?」ピタッ

ダークエルフ「王はどうしたんだ?」ピタッ

オーク「…」スッ

王「」ナマクビゴロン

女騎士「」

ダークエルフ「ま、妥当だな」

女騎士「いやいやいや…え?」

ダークエルフ「結局こいつは何がしたかったんだ?」

オーク「魔王城が焼ける→魔王が死ぬ→魔界大混乱→攻め込む→土地、資源、奴隷GETでうまうまがしたかったらしい」

ダークエルフ「うわぁ…欠陥だらけの計画だな…ただの火で魔王が死ぬわけないだろう」

オーク「脅威にはならんだろうが、五月蠅い蠅は叩き落さないとな」

オーク「ま、あとはこの国の人間が好きにやってくれれば…」

バタンッ

騎士団長「>>470!!」

女騎士を置いていけ!

女騎士「だ、団長!?」

オーク「…ほぅ」

ダークエルフ「なんだこいつ」

騎士団長「女騎士…死んだかと思ったぞ」

女騎士「…すいません」

オーク「まぁ待て、とりあえず、こいつを置いて行けとはどういうことだ」

騎士団長「>>473!!」

ダークエルフ(曲がりなりにも主君がそばで死んでるのにかけらも心配しないとは…)

そいつは俺の嫁だ!

オーク「…」

ダークエルフ「なるほどなるほど…(これは…)」

女騎士「??」

騎士団長「ほら、オレの胸に飛び込んで来い!」バッ

オーク「…」

女騎士「あのぅ…」

騎士団長「なんだ?」

女騎士「私、団長のそういう冗談嫌いです」

騎士団長「」

オーク「…フッ」

女騎士「それに…私、すでに結婚してますし…」

騎士団長「」

女騎士「そこの…お、オークと///」

騎士団長「」

ダークエルフ「…チッ」

女騎士「それでは私たちは帰りますので…また機会があれば」

騎士団長「ま、待て!…そ、そうだ、そこのオーク!」

オーク「…なんだ?」

騎士団長「>>459

眠い、寝るわ

騎士団長「殺してやる…」

オーク「…」

騎士団長「殺してやるぞ化け物め!我が剣技受けてみろ!」ズァッ!

オーク「…」

騎士団長「まだまだっ!!」ズバッ!

オーク「…」

騎士団長「てあっ!!」ズオッ!



ダークエルフ「まったく歯が立たないな」

女騎士「というかご主人、指先一つ動かしてないんだが…」





騎士団長「」チーン

オーク「…なんか…悪いことしたな」

ダークエルフ「せめてまともに戦ってやればよかったのにな」

女騎士「うんうん」

オーク「…まぁ…このままほったらかしにするのも寝覚めが悪い、どうするか」

女騎士「>>490

ダークエルフ「記憶を消すねぇ…」

女騎士「なんか…いたたまれないし…それに面倒だ」

オーク「この場であったことの記憶だけでいいのか?」

女騎士「…うーん…」

ダークエルフ「なんだよ、他にこいつから消したい記憶でもあるのか?」

女騎士「>>493

女騎士を愛した記憶

女騎士「私に対しての好意を根こそぎ消し去ってほしい」

ダークエルフ「嫌われたいなんて、奇特な奴だな」

オーク「もちろんそうするつもりだった」

ダークエルフ「え?」

オーク「じゃあ記憶消去の魔法を…ふっ…!」

騎士団長「」ブルッ

ダークエルフ「あーあー、やっちまった」

オーク「よし、帰るぞ」

女騎士「おー!」

ダークエルフ「…元上司の脳みそいじくりまわしたってのに…能天気な」



オーク「…というのが話の顛末だ」

魔王「ありがたい、これでしばらくは落ち着けるかな」

ダークエルフ「…おい」

魔王「…なんだ?」

ダークエルフ「報酬」

魔王「どうしたのですか?気でも触れましたかな、おばさま」

ダークエルフ「あ゙?」

勇者「いやぁ、それにしても王のみを討つとは、緑鬼殿には忍びの才もあるでござるな」

オーク「なに、それほどでもない…」

勇者「それで女騎士殿はどんな活躍を…」

女騎士「こ、今回は私、足手まといじゃなかった…だろ?」

オーク「ああ、もちろんだ」ナデナデ

女騎士「フヘヘ///」

ダ魔「おいこら」

オーク「しかし…今日は久しぶりに疲れた…寝室に案内してくれ」

魔王「あ、ああ…わかった」イライラ

女騎士「///」ニヤニヤ

ダークエルフ「…」ムカムカ

勇者「相変わらず怖いでござる」

ダークエルフ「うるせぇっ!」ゲシゲシッ

勇者「ちょ、いた」



魔王「ここが師匠に用意した寝室だ」ガチャ

オーク「…すまんな」

魔王「では私も自分の寝室へ行くとするか」

女騎士「…」コソコソ

魔王「お前はこっちだ」ガシッ

女騎士「なぁっ!?ちょ!」ズルズル

ダークエルフ「はっは!ざまぁ見ろ!」

魔王「お前もだ」ガシッ

ダークエルフ「え?」

オーク「…」

勇者「ではおやすみなさいでござる」

オーク「…ああ」

バタン


オーク「…ふぅ」

オーク「…」

オーク「…そういえば…一人で寝るのは久しぶりだな…」

オーク「…」





女騎士「…」ムスッ

魔王「いい加減諦めろ」

女騎士「>>505

むしゃくしゃするから魔王の乳を揉む

女騎士「…」ジー

魔王「…どうした、こっちを見て」

女騎士「…」モミッ

魔王「?」

勇者「!!!!!!!」ガタッ!

ダークエルフ「!?」

魔王「…いきなり何をする」

女騎士「…」モミモミモミモミ

魔王「おい」

ダークエルフ(一心不乱だな…)

勇者「そ、某、ちょっと厠へ…」イソイソ

女騎士「…」モミモミ

魔王「…」

女騎士「…でかい」モミモミ

魔王「魔王だからな」

女騎士「…」モミモミ

魔王「…」

ダークエルフ(…あれ?…この湧き上がるどす黒い感情はなんだ?…)

勇者「…ふぅ…お、まだ続けていたでござるか」

ダークエルフ「ふんっ!」ズグムッ!

勇者「ぐぼっ!?」

女騎士「…飽きた」ピタッ

魔王「そうか」

女騎士「…」ジー

ダークエルフ「な、なんだよ」

女騎士「…ちっぱい」

ダークエルフ「は?どういう意味だ?」

女騎士「>>512


寝るわ

やーいやーい胸なしー

女騎士「やーいやーい胸なしー」

ダークエルフ「はぁぁぁぁっ!?」

魔王「」ブッ!!

勇者「」プルプル

ダークエルフ「笑うんじゃねぇ!」

女騎士「貧相なお胸で可哀相だなぁ」ケラケラ

ダークエルフ「お前はケンカ売ってるのか!?」

勇者「ま、まぁまぁ、そうかっかせずに、落ち着くでござるよ」

魔王「そうだぞ、それにこいつは何も間違ったことは言ってないじゃないか」

ダークエルフ「あ゙あ゙ぁ!?」

勇者「それにしても…女騎士殿、何か様子が………あ」

女騎士「ふぃー…ふへへ///」ヘベレケ

勇者「これは…酒瓶…呑んでたでござるか」

女騎士「>>519

私は毎日この胸でご主人にパフパフをしてあげてるからな!

女騎士「私は毎日この胸でご主人にパフパフしてあげてるからな!」

ダークエルフ「嘘だね!私が旦那を一日中見守ってるのを忘れたのか?」

女騎士「う、うるさいぞストーカー!」

ダークエルフ「逃げた!逃げたぞ!いっつもそうだ、嘘がばれるとうるさいうるさいって…」

女騎士「ぅうるさい!うるさい!やろうと思えばいつでもできるし!お前はやりたくてもできないだろ!」

ダークエルフ「ああぁ!?お前だって無理だろうが!旦那の頭、でかいかぼちゃくらいあるんだぞ!」

ワーワーギャーギャー

勇者「おおぉ…なんと過激な罵り合い…」

魔王「…私ならできるだろうか…」ムッチリ

勇者「………」

勇者「もう…こうなったらヤケ酒でござる!!」ガブガブ

魔王「お、おい!?いきなりどうした!?」

女騎士「私たちも酒だ!飲み比べで勝負だ!」

ダークエルフ「いいだろう!吠え面かかせてやる!」

魔王「お、おい、お前たちまで…」

勇者「このワインというのは軽いでござる!焼酎はないでござるか!焼酎は!」

女騎士「あばばばばばば」ガブガブ

ダークエルフ「うぼぼぼぼぼぼぼぼ」ガブガブ

魔王「…ど、どうするか…>>524

おつまみを作る

魔王「…なんだか私も酒盛りがしたくなってきた…」

魔王「…つまみがいるな、何か持って来よう」スタスタ

女騎士「…うぷっ」

ダークエルフ「ゔぅぅぅぅ…」

勇者「…うむ、美味、やはり酒は焼酎に限るにござる」





魔王「そうだな…とりあえず>>526を作ってくれるか?」

料理長「…つまみを作るのにいちいち呼び出さんで下さいよ」

鮎の塩焼き

料理長「はいはい…鮎ね」パタパタ

魔王「迅速にたのむ」

料理長「何尾いります?」

魔王「うーん…四で頼む」

料理長「あいよ」パタパタ





勇者「む、酒が切れたでござる……あー…台所は…っと」ノシノシ

女騎士「オロロロロロロ」

ダークエルフ「ぐえぇぇぇ…」

勇者「お、なんだかこちらからいい匂いが…」スンスン

料理長「…あいよ魔王様、しっかり焼けたぜ」

魔王「うむ、すまないな…」

勇者「おお、鮎でござるか、なら大吟醸にぴったりでござるな」

魔王「!?…いつからそこに居た」

勇者「たった今来たばかりでござるよ、それよりもう酒は無いのでござるか?」

魔王「あれだけあったのにもう…どれだけ飲むつもりだ」

料理長「…酒もただじゃないんですぜ」

魔王「わかってる、今日だけだ」

料理長「はいはい、ちょっと待ってな持ってくるよ」

魔王「あいつらはどうだ?まだやってるのか?」

勇者「もうとっくに潰れたでござるよ」

魔王「…なら、お前に付き合ってもらうしかないな」

勇者「なに、姫殿のためならいつでも請け合うでござる」

魔王「ふふふ、なら精々私を楽しませることだな」

勇者「御意に」





オーク「…で?勇者以外は揃いもそろって二日酔いか?」

女騎士「ぅぅぅ…」

ダークエルフ「あ゙ー…」

魔王「」

勇者「あー…緑鬼殿…そこまで責めずとも」

オーク「酒は呑んでも」

勇者「…呑まれるな…でござる、はい」

オーク「どうするんだ、お前たちがそれでは俺は帰れないし、お前に至っては一国の主だろう」

女騎士「ごべんなざいぃぃ…」

ダークエルフ「ギギギ…」

魔王「」

オーク「勇者よ、こいつらの面倒頼んだぞ、俺は少し出掛ける」

勇者「どちらへ?」

オーク「>>534だ」

生まれ故郷

オーク「故郷だ、何、すぐ帰ってくる」

勇者「なんと、それは…できれば某もお供したいですが…」

女騎士「いがないでぇぇぇぇ……」

ダークエルフ「ギギギ…オドリャ…クソモリ」

魔王「」

勇者「そうもいかんでござるな…」

オーク「では行ってくる」



―東の国―

オーク「…帰ってくるのも久し振りだ」

オーク「…」

オーク「懐かしい…っと、感慨にふけっている場合じゃないな、>>538を探さないと…」

オジジ様






長老鬼「ふぉふぉふぉ、久方ぶりだの、酒天」

オーク「いきなり訪ねて申し訳ない長老」

長老鬼「つれないのぉ…昔のようにオジジ様と呼んでくれてもいいんじゃぞ?」

オーク「…やめてくれ長老、それより…」

長老鬼「わかっておる、これが入用なんじゃろ?>>542

妊娠薬

長老鬼「お前が妻を娶ったと風の噂に聞いてな、ふぉっふぉっ」

オーク「…」

長老鬼「…どうした、何か気に食わないことでもあったか?これで調べれば孕んでるか一発でわかるぞ」

オーク「…この助平爺が、こういうことをするからいまいち尊敬を得られんのだ」

長老鬼「故郷に赤縄の知らせも入れん不届き物には丁度いいわい」

オーク「…はぁ、悪かった長老、今は急いでるんだ」

長老鬼「なら茨木の奴に頼め、昔からあ奴はお前にべったりじゃったからのぉ」

オーク「…わかった、邪魔したな」

長老「今度来るときは土産でももってこい、ふぉっふぉっ」





>>546
1・オーガ・女
2・赤鬼・男

1

オーク「確かここだったか…」

オーク「おい、居るか!茨木!」

オーク「うーん…いないのか…?」

ゴトッ

オーク「うん?」

オーガ「…」

オーク「おぉ、茨木、久方ぶりだな」

オーガ「>>550

裏切り者
私が12のときに結婚してくれるって約束したのに…

オーガ「この裏切り者!!」

オーク「なんだいきなり、恨みでも買うようなことしたか?」

オーガ「私が12のときに結婚してくれると約束したのに…」

オーク「あぁー…そんなこともあったような…」

オーガ「あったようなじゃない!あったんだ!」

オーク「とにかく落ち着け…いや待てよ、お前まだ独り身なのか?」

オーガ「…」

オーク「まさか俺を待っていたのか?」

オーガ「…」

オーク「…あー…すまん」

オーガ「謝るなよクソッタレ」

オーク「わかった、わかった、ひとまず話を聞いてくれ」

オーガ「…何の用なんだ」

オーク「長老からお前の所に行けば目当てのものが見つかると聞いてな」

オーガ「…相変わらず適当な爺さんだ」

オーク「で、お前は今なにを持ってる?」

オーガ「今あるものってったら…」ゴソゴソ

オーガ「これくらいか、>>555

実芭蕉の苗木

オーク「…なんだそれは」

オーガ「知らん、南蛮人の商人が持ってた、芭蕉に似てるがどうもそうじゃないらしい」

オーク「…うーん…まぁ、長老が言うからには必要なモノなんだろう、譲ってくれないか」

オーガ「…ただじゃあやれねぇな、そうだな>>558してもらおうか」

バナナで釣る作戦か?

オーガ「…ただじゃあやれねぇな」

オーク「…何をすればいい」

オーガ「そうだな…おま 長老鬼「実芭蕉で釣る作戦か?ふぉっふぉっ」 

オーガ「…長老…なんで横槍入れるんだ」

長老鬼「いやなに、お前がよからぬことを考えとる気がしての」

オーク「…今は俺達が話している、邪魔しないでくれ」

長老鬼「ふぉっふぉっ、邪魔はせんとも、さぁ茨木よ続きを言ったらどうじゃ?何を言うつもりじゃった?」

オーガ「ふぇっ!?」

長老鬼「何か言うつもりじゃったろ?おま…なんじゃ?」

オーク「そうだ、俺は何をすればいい?」

オーガ「…っ!!///」

長老鬼「ほれほれ、さっさと言うてみい」

オーガ「…>>564!!」

キス

オーガ「…お、おま…」

長老鬼「ほれほれ」

オーガ「お、お前と…」

オーク「俺となんだ」

オーガ「せ、接吻…したぃ…///」ゴニョゴニョ

長老鬼「ひゃっひゃっひゃ!いい年した鬼が生娘の様に『接吻したい』じゃと!これは号外もんじゃの!」

オーガ「うるせぇジジイ!!踏み潰すぞ!!///」

オーク「…」

オーガ「ま、まぁ言っちまったモンは仕方ねぇ!私に接吻しない限りこれはやらねぇからな!」

オーク「…」

長老鬼「ほれ、やってやればどうじゃ、減るもんじゃなかろう」

オーク「…まぁそうなんだが…結局あれは何なんだ、さっき実芭蕉と言っていたが…」

長老鬼「その名の通り、実のなる芭蕉じゃ、確か大陸の言葉でばななとか言ったかの」

オーク「…なんだ…そうか…無駄足だったようだ」

長老鬼「なんじゃ、欲しくないのか?」

オーク「欲しいは欲しいが…あるんだ、今いるところには」

長老鬼「ならあ奴には…」

オーク「何もしない」

長老鬼「何じゃつまらんのぉ」




オーガ「おいちょっと待てどういうことだ」

長老鬼「たしか、実芭蕉と牛の乳を混ぜて冷やしたものを飲ませるといいらしいぞ」

オーク「…なんだ、そこまでわかっていたのか」

オーガ「おい、話を…」

オーク「ちょっと待ってくれ、今大事な話をしている」

オーガ「ちょ」

長老鬼「ふぉっふぉっ、不憫じゃの茨木」

オーガ「…」

オーク「なら俺は戻る」

オーガ「え?」

長老鬼「たまには顔を出すんじゃぞ」

オーガ「>>569

私も連れていけ

うえ

オーク「…なに?」

長老鬼「ふぉっふぉっ、面白くなってきたの」

オーガ「連れて行かねぇならてこでも離さねぇ」ガッチリ

オーク「…」

長老鬼「ふぉっふぉっ、連れて行ってやればよかろう」

オーク「…はぁ…またこれか」



―魔王城―

女騎士「うぅぅ…ご主人ぅぅぅ」

ダークエルフ「旦那はどこだぁぁぁ…」

魔王「」

勇者「緑鬼殿ぉ…早く帰ってきてくれでござる…」

オーク「今戻ったぞ」シュンッ

勇者「おおおおおぉぉぉ!!遅いでござる!!某一人では厳しいでござるよぉ!!」

オーガ「ケッ…大層な場所だな、ここに住んでんのか?」

勇者「おおおおおぉぉぉぉぉ…………ど、どちら様でござるか」

オーク「これについては後で話す、先にバナナを二房ほど摘んできてくれんか」

勇者「は、はい、少々お待ちを…――――」



今日は終わる、なんだかオークが憎くなってきた

羨ましいでござる
て言うかバナナオレが妊娠薬だったなんて…

>>573
いやそれはおかしい
二日酔いをやわらげるためのスポーツドリンク的な感じで書いたつもりだったんだが

女ダ魔「Zzz…」

勇者「落ち着いたみたいでござるな」

オーク「ああ」

オーガ「…」

勇者「…えーと…ぶしつけで申し訳ないでござるが…その方は…?」

オーク「俺の昔馴染みで、字は茨木、大江山の赤鬼と言われてる」

オーガ「よろしく人間」

勇者「は、はぁ…某は勇者と申すものでござる…(姫殿に負けず劣らずのオパーイをお持ちで…)」

勇者「…それで…何故緑鬼殿とここへ…?」

オーガ「>>582

メイドさんになるためだ

オーガ「女中になるためだ、こっちの言葉でメイドだったか」

勇者「…は?」

オーガ「…私はこいつに惚れ込んでるんだ」

勇者「…(…なんで緑鬼殿ばかり)」

オーガ「私は待った、こいつが故郷を出てから30年の間は苦ではなかった」

勇者(いきなり語り始めたでござる…しかし一途でござるな…)

オーガ「しかしだ、70年前故郷に戻ってきたこいつは幼い頃の約束など忘れていた」

勇者(可哀相に…緑鬼殿も罪な男でござる)

オーガ「だが私は諦めなかった、10年前私は次にこいつが戻ってきたら必ず縁を結ぼうと誓った」

勇者(あっ…)

オーガ「だが次はなかった、こいつはどこの馬の骨ともしれん奴と契りを交わしていた」

勇者(赤鬼殿…)

オーガ「…もう夫婦にはなれん、だからせめて傍に居たいと思いここへ来た」

勇者「緑鬼殿ぉっ!!緑鬼殿は大うつけ者でござる!!」

オーク「正直すまんかった」

オーガ「そのくらい受け入れてくれよ、なぁ」

オーク「うーむ…」

オーガ「腹括れよ、酒天」

勇者「緑鬼殿、覚悟を決めるべきでござるよ!男を見せるべきでござるよ!」

オーク「…女騎士と相談してからでは…」

勇者「絶対だめでござる」

オーガ「すまねぇな勇者さん」

勇者「いえいえ、ここで助太刀せねば一生後悔するでござる」

オーク「わかった、働き手も欲しかったところだ女騎士も許してくれるだろう」

オーガ「へっへ、これからよろしく頼むぜ酒天」

オーク「ああ…」

オーガ「ご主人さまとか旦那さまって言った方がいいか?」

オーク「それだけはやめてくれ」

故郷を出て30年なのに戻って来たのが70年前?
俺の読解力が無いだけか?

女騎士「ううん…」

オーク「お、女騎士が起きるようだな」

オーガ「…こいつがそうか」

勇者「…もう一波乱が起きそうでござる」





女騎士「うんいいぞ」

勇者「え?」

女騎士「え?」

オーク「…」

オーガ「…いいのか?」

女騎士「逆に反対する理由がないだろ」

>>568

オーク20歳で故郷を出る

30年後戻る、オーク50歳、ここが70年前

現在オーク120歳

安価ミスった>>586

女騎士「別にダークエルフや魔王みたいにご主人を横から取ろうなんて気はないんだろ?」

オーガ「ああ、傍に居れるなら私はそれでいい」

女騎士「なら問題ない、しかもメイドになってくれるっていうんだ、目くじらを立てるものでもない」

オーガ「そうか…そうか…えらくさっぱりした人間だ、あんたになら酒天を任せられるかもな」

女騎士「なんだか照れるな」

勇者「…」

オーク「…」

ダ魔「ううぅ…」





ダークエルフ「は?ちょっと待て、旦那の子供のころからの昔馴染みだ?そんなの聞いて無いぞ!」

オーク「当たり前だ、言ってないんだから」

魔王「しかも師匠と同じ屋根の下で暮らすだと?まことに許せん」

オーガ「こいつがお前が昔言ってた教え子か、可愛い奴じゃねぇか」

魔王「え…?…そう…か?」

ダークエルフ「おい流されるな魔王!」

オーガ「落ち着きな茶色、別に私はお前の邪魔をしようってんじゃない」

ダークエルフ「色で呼ぶな色で!」

女騎士「私がいるんだからどちらにしろお前たちに望みはないのに…」ヤレヤレ

ダ魔「「黙れ人間!!」」

勇者「…」

オーク「…頭が痛い」

オーク「…とりあえず、家に帰ろう」

女騎士「そうだな、こんな肩のこるとことはおさらばだ」

オーガ「おお、ようやくお前の住処が見れるのか」

ダークエルフ「…納得がいかない」

魔王「じゃ、じゃあまた…時間があれば」

勇者「おさらばでござる!」

オーク「ああわかった、じゃあな」シュインッ

勇者「…」

魔王「…なぁ」

勇者「何でござるか?」

魔王「かっこいい女の人だったな」

勇者「そうでござるな」

勇者「…………………え?」



今日は寝る、明日と明後日は昼から始める

一応、オーガのスペック
オーガ/270㎝、120kg、120歳、赤肌黒髪黒眼角持ち B135W90H130

オーク>>>>>>>>勇者=オーガnew≧魔王>>>ドワーフ>ダークエルフ=母エルフ=ゴブリン>女騎士=ハーピー>ショタエルフ

オーク「ここが俺の家だ」

オーガ「ふーん…なかなか辺鄙なとこに住んでんだな」

女騎士「辺鄙っていうな辺鄙って」

ダークエルフ「あたしもここにすっかり馴染んじまった」

オーク「…ついこの間まで一人暮らしだったのにな…」

オーガ「私も入れて三人も囲うなんざ男明利に尽きるってもんだな、え?」

オーク「冗談は止せ」

女騎士「そうだ、お前はあくまでメイドとして雇ってるんだからな!きっちり働いてもらうぞ!」

ダークエルフ「…お前が働けなんて言うなよ…」

オーガ「そのくらいわかってるよ嬢ちゃん、まずは何から始めようかね」

オーク「そうだな、>>602をやってもらおう」

うえ

オーガ「ばなな?」

オーク「今お前が持ってる苗木があるだろ、それだ」

オーガ「ふーん、ばななっていうのか、で、それを摘めばいいんだな?」

オーク「ああ、ひまわり畑の隣に温室がある、案内するからついて来い」

オーガ「へいへい」

オーク「お前たちは適当に時間潰しててくれ」

女騎士「わかった、ダークエルフ、スマブラしよう」

ダークエルフ「やだ、お前強いもん」



オーガ「これがばななの木か」

オーク「ああそうだ、上の方になってる黄色いのがあるだろ?あれがバナナの実だ」

オーガ「それで、いくつ木があんだよ」

オーク「ざっと500と言ったところか」

オーガ「そんくらいならすぐ終わるだろ、おら袋よこせ」





ダークエルフ「くそっ!くそっ!はえぇ!」ガチャガチャ!

女騎士「…」カチャカチャカチャカチャ

ダークエルフ「あああああああぁぁぁぁぁっ!!」リングアーウト!

女騎士「これで324戦324勝だな」フーッ



―30分後―

オーク「お、終わったか、やはり二人ですると早いな」

オーガ「こんなもんか、というか嬢ちゃん二人には手伝わせないのか?」

オーク「…あー…まぁ、そこまで忙しい訳でもないしな」

オーガ「…」

オーク「…正直足手まといだ」

オーガ「だろうな」





ダークエルフ「次マリカで勝負だ、これなら勝てんだろ!」

女騎士「馬鹿め!ソロプレイをやりこみまくった私に勝てると思ってか!」



オーク「あとは、家畜の世話やら食料の補給やらがあるが…場所が場所だけに狭いからな、二人では身動きが取れなくなる」

オーガ「ならどうする、私がやろうか?」

オーク「いや、お前にはそうだな、>>608を頼もう、これらは俺が片づける」

オーガ「料理か、任せとけ」

オーク「頼んだぞ」





オーガ「…とは言っても、何作ったらいいんだ…?」

オーガ「…あの二人に聞いてみるか」





女騎士「何が食べたいか?」

オーガ「ああ」

ダークエルフ「そうだな…私は>>610がいいか」

女騎士「私は>>611だな」

ビーフカリー

オムライス

オーガ「びーふかりー?おむらいす?なんだそりゃ」

ダークエルフ「え…?」

女騎士「まさかオムライスを知らないのか?」

オーガ「知らんな、まぁ作り方を教えてくれたらやれんこともないが」

ダークエルフ「そうか、なら作り方なんだが…」

女騎士「えーと…」

オーガ「どうした?早く言いな」

ダークエルフ「そういえばあたしも知らないな…」

オーガ「は?」

女騎士「私も…」

オーガ「…」

ダークエルフ「ライスにかかってるのはわかるんだが、作り方となると…」

女騎士「ライスと卵があるのは覚えてる…」

オーガ「…情けなくならないか?」

女ダ「うるさいっ!」

用事が出来た、続きは夜やる

オーガ「ま、米使うんなら慣れてるし、似たようなもん作ってやるよ」

女騎士「うん」

ダークエルフ「頼むわ」

女騎士「じゃあ続きするぞ」

ダークエルフ「おっしゃかかってこい!」

オーガ「…」



オーガ「…というわけで、作った」

女騎士「…」

ダークエルフ「…」

オーガ「どうした?」

女騎士「…なんだこれ?」

オーガ「親子丼だ、米を卵で包んだ料理って言ってたからな、私が知ってる料理でそんなのはこれしかない」

ダークエルフ「…なら、こっちは…?」

オーガ「牛丼だ、牛肉を使って米に茶色いものをかける料理と言ったらこれだろ」

女騎士「…」

ダークエルフ「…」

オーガ「さぁ食え、残したら背骨折るからな」





オーク「ふーっ…やっと終わった…」ノシノシ

オーク「お、いい匂いがするな、飯はできてるようだな」

オーク「ただいまっと…お」

女ダ「おかわり!!」

オーガ「落ち着いて食え、飯は逃げやしねぇよ」ヨソイヨソイ

オーク「親子丼に牛丼か…懐かしい」

女ダ「」ハフハフガツガツ

オーク「…おいおい掻き込み過ぎだ、のどに詰まらせるぞ」

オーガ「これで四杯目だってのに、体の割によく食う……ほらお前のぶんだ」ドスンッ!

オーク「悪いな、いただきます」

オーガ「ふふっ…私もいただくとするかね」





女騎士「ご馳走様!おいしかった!」

ダークエルフ「ま、まぁ悪くなかったんじゃねぇか?」

オーク「流石だな、馳走になった」

オーガ「お粗末さまでした…っと、食器片づけるからよこしな」

オーク「悪いな」

オーガ「私が何のためにここにいると思ってんだ」

女騎士「ふあぁ…」

オーガ「なんだ?嬢ちゃんはねんねの時間か?」

オーク「みたいだな、俺も床に入ることにする、ほら行くぞ女騎士」

女騎士「うん…」

オーガ「…夫婦ってより親子だな」

オーク「…うるさい」





ダークエルフ「…」

オーガ「…」カチャカチャ

ダークエルフ「…なぁ」

オーガ「なんだ?」カチャカチャ

ダークエルフ「あんたは女騎士の奴を疎んだりはしないのか?」

オーガ「何でそんなことする必要がある」カチャカチャ

ダークエルフ「だってよ、何十歳も年下の小娘に想い人をとられたんだぜ、腹は立たないのか?」

オーガ「…あいつが嬢ちゃんを選んだんだ、不甲斐無い自分に腹は立っても他人を恨みはしない」カチャカチャ

ダークエルフ「…そんなもんか?」

オーガ「そんなもんだ、お前ももう少し年重ねたらわかる」カチャカチャ

ダークエルフ「…」

―翌日―

オーク「おはよう諸君、気持ちのいい朝だ」カーンッ!カーンッ!

オーガ「おう、早いな」

ダークエルフ「…まだ眠い…」

オーガ「嬢ちゃんはどうした?」

オーク「俺の背中にへばりついてる」

女騎士「うへへ…」

ダークエルフ「あっ!ズリーぞ!代われ!」

女騎士「やだね!」

オーク「今日は諸君らと>>625をする予定だ」

ヨガ

オーガ「ヨガ?なんだそれ」

オーク「何、体操みたいなものだ、女騎士がここに来てから日課の走り込みが出来ていないからな、たまには体を動かさねば」

女騎士「体操か、そのくらいならついていけるさ」

ダークエルフ「さっさと始めようぜぇ~」

オーク「そうだな、ならばまずは火を噴くところから始めよう」

女ダ「え?」

オーク「」ゴオオオオオオォォォォォォォォ!!!!!

女ダ「」

オーガ「よし来た、私も……――」ゴオオオオォォォォォォォ!!!

女ダ「」

オーク「次は肩と肘の関節を外して腕を伸ばしてみるか」ゴキンッゴキンッ

オーガ「なんだ、そんなにきついもんでもないな」ゴキンゴキン

女騎士「え、ちょ」

ダークエルフ「あたしの知ってる体操と違う…」

オーク「一瞬で外して一瞬で治す」ゴキンッゴキンッ

オーガ「ほっ」ゴキンゴキン

女騎士「どういうことなの…?」

オーク「次は浮遊だ、神通力で体を浮かせてみろ」フヨフヨ

オーガ「楽勝楽勝」フヨフヨ

女騎士「…」

ダークエルフ「あー…」

オーク「ちなみに、このくらい出来んようでは転移魔法なぞ使えんぞ」

女騎士「え?じゃあ…」

ダークエルフ「魔王や…勇者もこれができるってのかよ…」

オーク「当たり前だ、さぁお前たちもやって見ろ」

女ダ「無理だ」

オーク「ふぅ…いい汗かいたな」

女騎士「私は変な汗をかいたぞ」

ダークエルフ「冷や汗っていうんだよ、そういうの」

女騎士「し、知ってるし!」

オーガ「お嬢ちゃんたちも肩を外してみることから始めたらどうだ?」

女ダ「勘弁してください」

オーク「体も温まったな、なら今から>>633の住む町に出かけるぞ」


種族名で

トロール

女騎士「トロール!トロールだと!?」

ダークエルフ「あたし、あいつら苦手なんだよなぁ…おっかなくて」

女騎士「おっかない!?そんなものじゃない!人食いトロールだぞ!?」

オーク「あー…違う違う、トロールはそんなんじゃない」

女騎士「え?…だって子供のころ…」

オーク「人間は子供に、悪さをしたらトロールが来て食べられるって話を吹き込むと聞いてたが…ほんとだったとはな」

女騎士「じゃあ…そうじゃないのか?」

オーク「ああ…確かに見た目は厳ついが、いたずら好きの陽気な奴らだ」

ダークエルフ「あいつらのいたずらはいたずらになってねぇんだよ…」

オーガ「あー…それで、そこに何しに行くんだ?」

オーク「>>638

魚釣り

女騎士「魚釣り?」

オーク「たまには娯楽に時間を割いてもいいだろと思ってな」

女騎士「…」

ダークエルフ「ほぼ毎日娯楽に一日を使ってる人がいるぜ」

女騎士「お、お前もだろ!」

オーガ「はいはい喧嘩はよしなって、なら竿を持ってこないとダメだよな」

オーク「いや、それなら向うで貸してくれるから心配はない」

オーガ「ほーん…親切だな」

オーク「よし、じゃあ行くか」



―トロールの町―

オーガ「ここがトロールとやらが住む町か…でかいな」

オーク「あいつらは子供でも俺よりでかいからな」

オーガ「はっは、なんだそりゃあ、まるで入道だな」

オーク「似たようなもんだ、ほら行くぞ………うん?」

女騎士「オロロロロロロロロロ」

ダークエルフ「緊張と転移で吐いてやがる…」

オーク「…」

オーガ「…」



トロール「おおっ!オークの旦那じゃねぇですかい!久し振りだなぁ!」

女騎士「…でっか」

オーガ「こりゃあ確かに入道だわな」

ダークエルフ「…」

トロール「それになんだぁ?三人も別嬪さん侍らせて、まったく旦那も隅におけねぇなぁ!」

オーク「言ってくれるな、それより湖に入りたいんだがいいか?釣りがしたくてな」

トロール「ええ、かまいやせんぜ!…でも気ぃ付けてくださいよ…」

オーク「どうした?」

トロール「最近、湖に何かが住み着いたみたいでやしてね、みんな近寄らなくなっちまったんです…」

オーク「危険な奴なのか?」

トロール「さぁ…そこまでは…あ、竿は水辺の小屋に一通りそろってやすから」

オーク「そうかすまんな、行くぞお前たち」

ダークエルフ「いやこえぇよ」

女騎士「何だビビってるのか?」

ダークエルフ「は?んなわけねぇし!余裕だし!」

オーガ「ごちゃごちゃ言わねぇでさっさと行くぞ」



―湖ほとり―

オーガ「おお、綺麗なとこじゃねぇか」

オーク「だろう?…ほら、竿」

オーガ「悪いな」

オーク「お前たちには子供用…でも大きいが…」

女騎士「いや、さすがにこのくらいは大丈夫だ」

オーク「疲れたら俺に言うんだぞ?あと強い引きが来た時も…のどが渇いた時も言え、ここの水は人間が呑めるものじゃないからな…あと…」

女騎士「わかった、わかったから」

オーク「そうか?…いやしかし、万一ということも…」

ダークエルフ「あたしの竿」

オーク「…あぁ、すまんな、ほら」

ダークエルフ「ん」

女騎士「…へへ」

ダークエルフ「…」





オーク「………釣れないな」

オーガ「お前だけな」

ダークエルフ「よし来た!今度のはでかいぞ!」グイッ

女騎士「ふ、ふん!どうせ私のよりは小さいんだろ!」

ダークエルフ「だっしゃらあ!!」バシャンッ

女騎士「でかっ!?」

ダークエルフ「どうだ見たかよ!これであたしが一歩リードだ!」ビチッビチッ

女騎士「ぐぬぬ…」

オーガ「…な?…っと、私もだ、すまんね」グイッ

オーク「……………楽しんでくれて何よりだ」

オーク「…」

ワハハ…キャッキャッ…トッタドー!!

オーク「…」

ツギツギ!…ヒケヒケ!…デカッ!?

オーク「…」

ビチビチシテル!…アタリマエダロ

オーク「…」ピクッ

オーク「…来たか?」



>>647 何がかかった?

かっぱ寿司

オーク「きた…来たぞ!」ググッ

オーガ「やっとか」

女騎士「頑張れご主人!」

ダークエルフ「一気に行っちまえ!」

オーク「ふんっ!」バシャァンッ!!

河童「クエーッ!!?」

オーク「ん?」

オーガ「え?」

女騎士「な、なんだあいつ!?」

ダークエルフ「…見たこともない生き物だ…」

オーク「河童!河童じゃないか!」

女騎士「え?」

オーガ「お前、こんなところで何してんだ?」

河童「そりゃこっちの台詞だぜおい、酒天に茨木よぉ」

ダークエルフ「…知り合い?」

眠い、寝るわ





河童「なるほどな、おめぇここで縁を結んでたのか」

オーク「ああ」

河童「で、そこの娘っ子が嫁さんかよ、かぁ~羨ましいねぇ」

女騎士「え、そ、そう思うか?」

河童「まぁね、女ってのは若いのに限る」

ダークエルフ「」イラッ

河童「それで…お前はまだ酒天にくっついてんのかい、茨木よぉ」

オーガ「いいだろ?お前には関係ないことだ」

河童「違いねぇや」

オーク「それで…お前はなんでこんなところにいるんだ?」

河童「>>660

馬鹿め、時代は水中なのさ!

河童「何言ってんだ酒天この馬鹿たれめ、時代は水中だぜおい」

オーク「いや、わけがわからん」

河童「俺ぁ水中の素晴らしさを大衆に広めるために旅してるのよ、それで行き着いた先がここってわけだ」

ダークエルフ「…つまり…ここはいい湖なのか?」

河童「おお、良いってもんじゃねぇな、完璧だ」

オーク「だがな河童よ、ここは元々トロールたちの憩いの場だ、お前が独占していいものじゃない」

河童「…そうだったかよ、ならそのとろるとやらに謝らなきゃならねぇな、出てく気はないが」

オーク「傲慢な奴だ…だが、俺もお前がここにいてもいいよう頼み込んでやる」

河童「そうか!助かるぜぇ!やっぱ持つべきものは融通の利く友だぜおい!」



オーク「…と、言うことなんだが」

トロール「こちらのお方が湖に住み着いたどちらさんですかい…いやぁ始めてみる種族でさぁ」

河童「そらぁここらの奴らにゃ珍しいだろうさ、で、俺はあそこにいてもいいのかい?」

トロール「ええ、かまいやせんぜ、危険のない人ならいつだって大歓迎だ」

河童「すまんね」

トロール「いえいえ、それで…旦那たちはもうお帰りで?」

オーク「あー…どうするか…どうしたい?どこか行きたい場所でもあるか?」

女騎士「>>664

ダークエルフ「>>665

オーガ「>>666

温泉宿

おしっこ

夕飯の買い出しに

※河童は湖に帰りました

オーガ「そうだな、もう十分楽しんだしここで夕飯の材料でも買って帰るか」

女騎士「えー!せっかくここまで来たんだ、宿をとろう」

オーク「お前、トロールが怖かったんじゃないのか?」

女騎士「もう慣れたさ、な!」

トロール「そうですぜ旦那、この嬢ちゃんとあっしはすでに友の間柄でさぁ」

オーガ「…いつの間に」

トロール「それより泊まってくんでしたらいい温泉宿知ってますぜ、案内しやしょうか?」

女騎士「そうだな、頼む!」

オーガ「あーあー…手痛い出費だな」

オーク「なに、かまわんさ…お前もそれでいいだろうダークエルフ」

ダークエルフ「…」

女騎士「どうした?」

ダークエルフ「お…おしっこ…漏れそう」

一同「…」





ダークエルフ「ふー…スッキリした」

オーガ「いい年して便所なぞ我慢するんじゃねぇ」

ダークエルフ「だ、だって仕方ないだろ!どこに行きたいって聞かれてトイレって言えるか普通!?」

女騎士「相変わらず膀胱が緩いな、お前は」ヤレヤレ

ダークエルフ「お前にだけは馬鹿にされたくねぇよ」

オーク「用がすんだならさっさと行くぞ、いや、この場合は用をたしたならか?」

ダークエルフ「っ!///」

トロール「意地のわりぃこと言ってやりなさんな旦那」

オーク「そうか、すまんなダークエルフ」

女騎士「」プークスクス

オーガ「…ハァ」

ダークエルフ「…もういいよ…」

トロール「じゃあ行きやしょう」

飯食ってくる

―温泉宿―

オーク「ここか…」

女騎士「うわぁ…」

オーガ「なかなかいいところじゃないか」

ダークエルフ「馬鹿みたいにでかくなけりゃな」

トロール「気に入っていただけやしたか?」

女騎士「うんうん!気に入ったぞ!」

トロール「そいつはよかった、おーい女将さん!」

女将トロール「はいよ、何だい泊んのかい?」

トロール「あっしじゃなくてですね…」

女将トロール「ああオークさんかえ、ここの来るのも何年振りかね?」

オーク「さぁな、覚えてない」

女将トロール「そんで?そちらのお嬢さん方とお泊りかい?」

オーク「まぁな」

女将トロール「ちょうど小部屋が一つ空いてるよ、案内するからついといで」

―部屋―

オーク「…ふぅ、早速くつろがせてもらうか」ヨイショ

女騎士「温泉行こう!温泉!」ドタドタ

ダークエルフ「ちょっと待て!着替えのローブくらい用意しろ!」バタバタ

オーガ「なんだこりゃ?浴衣にしては分厚くないか?」

女騎士「オーガ!早く!」

ダークエルフ「おいてくぞ!」

オーガ「はいはい、ちょっと待ちなって」スタスタ

オーク「…まるで嵐だな」





1・女性陣ルート
2・オークルート
>>676

オーク「…ふぅ、ひと眠りするかな」ゴロンッ





コンコン

オーク「ん?誰だ?」


誰が来たか、新キャラおk(種族・性別明記)
>>680

かっぱだ!!

河童「よう、来たぜ酒天」

オーク「何だお前か、よく入れたな」

河童「さっきのあんちゃんに口利きしてもらってな、お前に会うだけだっつったら快く入れてくれたぜ」

オーク「そうか…で、何しに来たんだ?」

河童「ちょっとお前の耳に入れておきたいことがあってな…茨木やお前の嫁さんには聞かせたくない話だ」

オーク「…用心だな、一体なんだ?」

河童「>>683

好きな奴が……

河童「実はな…惚れてる女がいるんだよ」

オーク「…は?」

河童「待て待て、言いたいことはわかる、そんなくだらねぇ事を話しに来たのかって顔だ」

オーク「わかってるならなんで俺にその話をした」

河童「お前は認めねぇと思うが…お前はな、スケコマシなんだよ」

オーク「…」

河童「おん?否定しねぇのか?」

オーク「本当は否定したいが…」

河童「なんでぇ自分で気づいてんのか、なら話ははえぇ、女のコマシ方を教えてくれや」

オーク「知らん」

河童「おいおい友を無碍にするもんじゃねぇぜ、減るもんじゃねぇし教えてくれてもいいだろ?」

オーク「本当に知らんのだ」

河童「…このわからず屋めぇ!こんなに頭下げてんのによぉ!」

オーク「いや、頭は下げてないだろ」

オーク「第一、俺はあいつらを惹こうとしたことなんてない」

河童「なんだなんだぁ!?自慢かおい!?」

オーク「違う、本当に下心なぞなかった」

河童「なら俺のは下心だってぇのかよ!?」

オーク「違う、そうじゃない、そもそもお前の惚れてる相手ってのがどんななのかも知らん」

河童「>>687



種族名で

うえ

オーク「こ、コロポックル…」

河童「なんでぇ、悪いかよ」

オーク「…確かに下心ではなさそうだが」

河童「だから言ったろうが!」

オーク「しかしコロポックルか…それは…あれだな、あまり人には言わない方がいいな」

河童「…まあそうだろうな」

オーク「それで、そいつはどこに住んでるんだ?」

河童「あの湖からのびてる川を北に上るとよ雪がやまない山に着くんだ、そこにコロポックルどもの集落があってな」

オーク「…ああ、あそこか…かなり遠いな」

河童「俺の泳力をもってすりゃああっちゅうまだぜ」

オーク「…わかった、手伝ってやろう」

河童「ホントか!?すまねぇなおい!」

オーク「だが今すぐというわけにもいかん、明日でいいか?」

河童「ああかまわねぇかまわねぇ!じゃあ俺は湖に戻っておくからよ!」ペタペタ

オーク「…はぁ、なんと説明するか…」

寝る





オーク「…」

女騎士「ただいま!いい湯だった!」ガラッ

ダークエルフ「いやぁ気持ち良かったぜ、旦那は入ってこないのか?」

オーガ「まったく、風呂程度でいちいち騒ぎやがって」

オーク「…」

女騎士「?…どうしたご主人?」

オーク「…いや…少し急用が入ってな、明日北へ行かねばならん」

女騎士「え?」

ダークエルフ「は?」

オーガ「おい」

オーク「すまん」

女騎士「…それで?何の用事があって行くんだ?」ニコッ

オーク「いやそれは」

ダークエルフ「言えないなんて言うつもりじゃないだろうな?」ニコニコ

オーク「…あー…」

オーガ「…言わないと納得せんだろうよ、こいつら」

オーク(…河童よ…お前との秘密、守れそうにないかもしれない…なんとか言い訳を考えねば)

オーク「…>>700

風が……俺を呼んでいる……

オーク「…か」

女騎士「か?」

オーク「風が……俺を呼んでいる……」

女ダ「え?」

オーガ(何言ってんだこいつ)

オーガ「おいおい…言い訳にしてももうちょいマシな…」



女ダ(やだ…かっこいい…)



オーガ「…流石にこいつらも納得しねぇだろうよ、なぁ?」

女ダ「え?」

オーガ「うん?」





女騎士「え?じゃあさっきのは嘘なのか!?」

オーガ「当たり前だろ、何だと思ったんだよ」

ダークエルフ「クソッ!乙女の純情を弄びやがって!」

オーガ「いやどこがだ、というか乙女って歳じゃないだろう」

ダークエルフ「…」

オーク「わかった、悪かった、本当のことを話す」

オーガ「はじめっからそうしとけ」

オーク(すまん河童…約束は守れなかった)





オーク「…」

女ダ「???」

オーガ「…本当なのか…?」

オーク「…ああ」

オーガ「…あいつとの付き合い考えなくちゃならんな」

オーク「そう言ってやるな」

女騎士「…なぁ」

ダークエルフ「コロポックルって何だ?」

オーガ「…知りたいなら酒天に着いていけ、私も行くつもりだが」

オーク「…俺としてはここに残っておいてもらいたいが」

女騎士「行く」

ダークエルフ「あたしも」

オーク「だろうな…」ハァ…





オーク「…と、言うわけだ」

オーガ「はいはいあんまり近寄らないように」

女騎士「え?なんでだ?」

ダークエルフ「さっきまで普通に話してたのにか?」

河童「おい」

オーク「すまん」

河童「…もういい、そのかわり絶対成功させてくれよ、おい」

オーク「最善を尽くそう」

河童「…コロポックルの集落には魔除けの結界が張ってある、転移じゃ近づけねぇ、俺についてきな」バシャバシャ

オーク「…らしい、すまんが歩くぞ」

女ダ「えー」ブーブー

オーガ「あいあい文句たれるな」

―コロポックルの里―

河童「着いたぞここだ」

女ダ「ちっさ!!?」

オーク「…集落すべてあわせても俺の部屋ほどしかないな」

オーガ「でもやっこさん、警戒して出てくる気配ねぇぜ」

河童「それなら心配するな…ゲフンゲフン…あー、おーいコロポックルやい!出てきてくれ!」



コロポックル「…」ソー

女騎士(こ…これはっ!)

ダークエルフ(なんだこの可愛い生き物はっ!?)

河童「よ、よう…元気か?」

コロポックル「>>708

誰かたすけてーおまわりさんを呼んでェ…

コロポックル「誰かたすけてー」

河童「え?」

コロポックル「おまわりさんを呼んでェ…」

オーガ「おいちょっとこっちこい」ガシ

河童「え?」ズルズル

オーガ「どういう事だ、あ?お前何が大丈夫だ腐れ犯罪者め」

河童「ちょ、ちょっと待ってくれ!確かに俺はあの子と知り合い…」

オーガ「ならなんで助けを呼んだんだよ!?お前の勘違いじゃねぇのか!?」

河童「ご、誤解だ…!」


オーク「…まいったな」

コロポックル「ふふっ」クスクス

オーク「…あー…」


女騎士「な、なぁ…すごくかわいくないか…?」ヒソヒソ

ダークエルフ「確かに…できることなら連れて帰りたい…」ヒソヒソ

コロポックル「ふふっ…面白いなァ」クスクス

オーク「なぁコロポックルのお嬢さん」ズンッ

コロポックル「」ビクッ

コロポックル「…え?…」

オーク「そろそろからかうのを止めてやってくれないか?」

コロポックル「…ふえぇ…」プルプル

オーク「脅してるわけじゃない、頼んでるんだ、わかるな?」

コロポックル「>>712

寝る、安価はstで

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