Doraemon/ノビタのレイジウィルス (40)

[たぬき]×28週後………クロスさせます。

LSDの面々は微妙に登場します。

『』→シナリオ中に説明されるという意味。

‘’→無事に終わったら解説を。


それでは開始します。
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僕は夏休みを満喫するために無人島に行った。

そこで、友人達とバカンスを楽しんだ。

8月28日になりそろそろ学校が始まるので家に戻る事にした。

でも…………あんな目に遭うとは思ってみなかった…………



野比家・のび太の部屋-16:44-

 



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1363527152


「IT IS A DOOR ANYWHERE!!」ガチャ

のび太「いや〜良かった」


ジャイアン「だな、ありがとうなDoraemon」


Doraemon「お安い御用さ。それよりも楽しめたかい?」


しずか「ええ、とても楽しめたわ。ありがとうとドラちゃん」


スネ夫「僕からも礼を言うよ」


のび太「ありがとうねDoraemon」


Doraemon「こちらこそ何よりだ………すまないが久しぶりにGIRL FRIEND会いたいからお開きにさせて貰う」


Doraemonはそう言うと部屋の窓を開け『ミーちゃん』に会いに行った。

しずかちゃん達も久しぶりに両親に会うために窓から『IT EXCELS AND COPTER』で帰っていた。


残された僕は久しぶりにママに会うために下に降りて行った。


-1階-


ゴン!ぐちゃ………ぐちゃ………ぐちゃ………ゴン!


異様な音が台所から聞こえてきた。
 

何かを殴りつけてそれを食べてる音?………何だか危険かもと思いつつ台所に向かった。


悪い予感が的中した。


ママ「ガルルル………」ぐちゃ!ぐちゃ!ゴン!!

パパ「」


ママがパパに馬乗りになりながら殴りつけていた。


パパの後頭部付近の床が血まみれだった。


ママは時折、床を殴りつけながらパパを殴っていたのだ。 


のび太「マ………ママ?」


今更ながら話し掛けなければ良かったと思わずに居られない。


ママ「ウガァッ!?」


ママは口から血を垂らしながら僕を見つめた。


真っ赤になった眼を見た瞬間に(もうママじゃない)に瞬時に思い玄関先に向かった。
 

この時ばかりは自分の臆病さを褒めたくなった


ママ「ウガァァアアアア!!」
 

叫びながらママだったモノが追いかけて来た。


靴なんて履いてるひまはなかった。


-玄関先- 

僕はドアを活きよいよく閉めそのまま走った。
 

町では煙が上がり所々、家が燃えていた。


そこら辺に死体が転がっていた。


ママ「ウガァ、ウガァ、ウガァ、アガガガガ!!」

元人間達「ウガァー!!」


ママだけではなく他の人だったモノまでが僕を追っていた。


何度も転けそうになりながら何とかガソリンスタンドまでに来た。 


もう体力は限界に近いづいていたが…………


ブォーン!!キィィィン!!!!ガチャッ!


ガソリンスタンドから車が飛びして来てママ達を轢いた。

ドアが開き………


?「乗りな!」 
 

頭が混乱しつつも、言われるがままワケも解らずに車に飛び込んだ。

>>7、舞台は原作と変わらずです。


Doraemonはアメリカでイタリア人技術者に造られた設定です。

-車内-
ブゥーン〜

のび太「あの………」


?「うぃ?どうした??」


黒いフード被り僕よりも9cm高いその人は慣れた手付きでかつて人だったモノを轢いた。


しかも、器用に片手でM707 HMMWVを運転している………前見て運転している事を神に祈りたくなった。


のび太「助かりました。ありがとう」


?「別にいいけど…………それよりも血とか目に入ってない?」


のび太「入っていませんが、なぜそんな事を気にするんですか?」 


?「もし仮に入っていたら君を処理しないといけなくなるからね〜
まあ、子供は殺さないように努力するから大丈夫!大丈夫!HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」


ヘンな人だな…………

?「ところで君の名前何て言うの〜?」


のび太「僕の名は、野比のび太です」 


?「ふぅ〜ん…………俺の名はチャイつうのよろしく」

 
片手運転しながら左手握手を求めて来たので僕も握手した。

○×学校・校門先 


チャイ「あのさあ〜いきなり何だけど………」 


のび太「はい、何でしょう?」  


チャイ「ブレーキがイカレたみたいだから校門に突っ込むから身構えて」


のび太「え?」


チャイ「俺達は今から風になるぞー!!!」


そう叫ぶとアクセル全開で校門に突っ込んで行った。

チャイ「ひゃっほー!!」


のび太「ドらぇも〜んッッ!!!!」
    

ガシャーン!!


文字通り僕達は風になり、校門に激突した。
 

この時ばかりは流石に死んだと思ったけど

奇跡とは意図せず起こるのだと改めて認識させられた。


chapter1 終了。

 
次回、chapter2 18:15。

○×学校・保健室


僕は死んだのか?


それとも気絶しているだけ?


う〜ん……走馬灯とか無いしなぁ〜どっちだろ?


ジャイアン「のび太」


あれ?何でジャイアンの声が聞こえるだろう………


ジャイアン「のび太、お前は死んでないから起きろ」


どうせなら、しずかちゃんの声の方が良かったのに


ジャイアン「のび太〜そろそろ起きないとバットをお前の頭に振り下ろすぞ」


アハハハ…………君は友人を[ピーーー]気かい?


ジャイアン「ジャイ子のパンツ嗅ぐか?」


のび太「ヒィィィィィご勘弁を〜…………あっ!」


ジャイアン「のび太〜キサマ〜」


目覚めた僕の目の前にいたのは鬼の形相をするジャイアンだった。

僕はジャイアンにボコボコにされ20分ほど気絶した。

しずか「のび太さん、大丈夫?」


のび太「ありがとうしずかちゃん………」


Doraemon「ツいてないな」


保健室にいたのは、Doraemon.ジャイアン.安藤.はる夫.出来杉.しずかちゃんだけだった。


のび太「ところでDoraemon………」


Doraemon「なんだい?のび太君」


のび太「その、銃はどこから手に入れたの?」


Doraemon「ああ、コレはねぇ〜」


Doraemonの説明によると僕が乗っていたHMMWVの後部座席にあったやたら‘派手なカバン’の中にあったとの事。


つまり泥………いやこっちに非はないから慰謝料にしとこう。


派手なカバンの中に銃器が入ってるとの事。


ついで全員の武装はというと…………


Doraemon:モスバーグM500 NRSストック

しずかちゃん:ベレッタ9000S D

出来杉:LWRCM6 PSD

ジャイアン:レミントンM870マリーン・マグナム.デザートイーグル・クロームステンレス

スネ夫:H&K MP5K A4 PDW


安藤:アームスコー MGL Mk1


はる夫:UZI SMG.H&K MP5K A4


僕はコルトパイソン ステンレスモデルとメモを
Doraemonに渡された。

○メモの内容

いきなり、いなくなってゴメンね。


19:00になったら屋上に上がって来てね助けにむかうからヘリで。


だいぶ暗くなって来ているのであまり外に出歩かないように気をつけてね。


P.S.ちょっとハンヴィーが大破したけど生きてる事を願いつつ後ろにプレゼントを置いときました。


気に入ってくれたかな?

チャイより。 





のび太「謝る部分が違うだろぉぉぉがぁぁぁぁああああ!!!!」


しずか「のび太さん?!」


何が「生きてる事を願いつつ」だよ!


危うく三途の川渡りかけたよ!!


まったく…………まあ、本人的にも悪いと思ってる部分があるからいいけどさぁ。





とりあえず19:00になったら助けが来る事を皆に伝えた。


屋上に向かう準備している………その時


バリーン!!


しずか「キャー!!」


のび太「しずかちゃん!」
 

保健室の引き窓付近にいたしずかちゃんに感染者が窓を突き破り襲いかかった。


感染者「ゲボボボボボッ」ビチャビチャ


しずか「ゲホッゲホッ………苦しい!」


感染者がしずかちゃんに馬乗りになり口から吐き出した血をしずかちゃんの顔に浴びせた。


しずかちゃんは体が痙攣し始めそして……… 


しずか「オロロロロロ〜」


ママと同じく眼を真っ赤にさせ吐血した。


しずかちゃんも人ならざるモノの仲間入り果たしてしまった。


ああ、何て事だ…………


Doraemon「Fuck You!!!!」


DoraemonのモスバーグM500の6ゲージ弾がしずかちゃんだったモノの頭部を破壊した。

 

Doraemon「のび太君、これを!」 
 

のび太「おうふぅ?!」


Doraemonがやたら派手なカバンを僕に投げ渡してきた。

僕はそれを持って保健室を出た。

同時タイミングで………

バリーン!ガシャーン!!

感染者が学校になだれ込んできた。

ジャイアン「これでも喰らいやがれ!!!」

ジャイアンのでざ

ジャイアンのデザート・イーグルの.50AE弾とレミントンM870の4ゲージ弾が同時に火を噴いた。

スネ夫「ママァァァ〜」

出来杉「」


スネ夫がMP5Kを乱射した為に出来杉が死んだ。


スネ夫は叫びながら2階に上がった。


安藤「あの成金が!八つ裂きにしてやる!」


安藤は物騒な事を言いながらスネ夫を追った。


Doraemon「のび太君!退却だ!」


そう言いながら血まみれのDoraemonが保健室から現れた。


その背後から感染者の群れが………


感染者達「ウガァァアアアア!!!!!!!!!」


ジャイアン「逃げるぞ!」


僕達は押し寄せてくる感染者達を迎撃しながら二階に上がった。


-屋上-

僕達は屋上に着くや否や鉄製の引き戸を活きよく閉め鍵を閉めた。

のび太「ハァ………ハァ………」


多分、大した時間稼ぎにはならないと屋上にいる全員が思ったでも、何とか19:00まで持ちこたえてほしいと神に願った。


はる夫「あ、安藤!」

安藤「」


はる夫が眼を向けてる方面には柵にもたれ掛かる安藤とスネ夫を残骸が飛び散っていた。
僕は直ぐに安藤に駆け寄った。


のび太「安藤、しっかりしろ!!」


安藤「生きてるよ………」


安藤は弱々しく答えた。


のび太「安藤、オマエ…………」


安藤「スネ夫のヤツに2発程、貰ちまったよヘヘヘ」 

腹部を押さえながら苦笑いした。
 

のび太「安藤、もう直ぐ助け来るから頑張れよ!」

安藤「ありがたいが俺は無理だ」


のび太「何を言ってるんだ!弱音を吐くなよ!」


安藤「三途の川が………むかえ…………」


シャツから徐々に血が滲み溢れ始めた。
 

安藤「なぁ………弾はまだ残っているか?」


そう言われた僕はコルトパイソンの円筒を覗いた。
一発………だけ残っていた。
 
のび太「一発だけあるよ安藤」


安藤「頼む…………それで俺を撃ってくれ」


のび太「………」 

ガンガン!!ガンガン!!ガンガン!!


ジャイアン「もう来やがったか!」
  
感染者達が鉄製の引き戸を叩いてる音が屋上に響いた。


安藤「奴らに……………なりたくないんだ……………頼むよのび太!」


口から血を吐き涙を流しながら安藤は言った。

カチッカチッ

僕は静かに撃鉄を指で引き起こし銃口を安藤に向けた。


安藤「ありがとう…………本当に…………」


ドン!…………安藤はゆっくりと崩れ落ちた。


穏やかな死に顔だった。


バラララララ………


安藤が死んだと同時にヘリのローター音が聞こえて来た。


第2章 終了。 次回、19:05 

-ヘリ・内部-

のび太・ジャイアン・はる夫・Doraemon「………」


操縦士「which was not regarded as passengers increasing in number by no means!!」


黒人の操縦士は英語で何か喋り掛けてくれてるようだったが…………
僕達は反応しなかった。


いや、正しくは出来なかったと言うべきかも知れないが。 


操縦士「………」


空気が悪い事に気づいたのか操縦士はやたらレトロラジオにスイッチを入れた。


………ペットと笛の音を聞け

数え切れないほどの天使たちが歌っている
群集が大きなケトルドラムの音に合わせて行進している

叫んでいる声や泣いている声が聞こえる
生まれたばかりの者もいれば死に入る者もいる

最初で最後のこの世の終わりなのだ

リズミカルな音楽と共に誰かが力強く歌っていた。

声は『中島○嘉』みたいだった。


様々な基準が鑑みられる
その男がやって来る時




…………俺は4匹の馬の間から声を聞いた
だから俺は見た

見よ! 青白い馬を
馬に乗っていた彼の名前は‘死’だ

そして地獄が彼の後をついて来たのだ


操縦士「Drink!」


操縦士はどこからともなく小さなペットボトルを差し出して来た。


僕は差し出されたそれをつかみ取りキャップを外しがぶ飲みした。

中に入っていたのはウォッカだった。


のび太「オロロロロロ〜」ビチャビチャ


ジャイアント「大丈夫か?!のび太!!」


操縦士「Oh, fucking………」


ヘリ内部が僕のゲロ塗れなったために操縦士は飛行中にも関わらず後部ドアを開けた。


上空に僕のゲロが撒き散らされ町に降り注いだ。

僕のゲロのお陰ではる夫がもゲロを吐いた。

はる夫「ゲボボボボボッ」

すまない、はる夫。

LSD・『始末課』

碇 シンジ「…………」


ケビン「……‥って事。だから頼む!力を貸してくれ!!」


碇 シンジ「ごめん、もう一度言って」


ケビン「数ヶ月間…………仕事頑張ったから慰安旅行を斡旋しました。」


シンジ「」スッパ〜


ケビン「旅行先はDoraemonの『セカイ』で‥………」


シンジ「バイオテロに巻き込まれました、と」


ケビン「そういう事です」


シンジ「考えられる可能性は?」


ケビン「え?」


シンジ「だから、考えられる可能性は何だと思う?」


ケビン「『レイン』を狙った計画的犯行か…………」


シンジ「ただの事故か、かぁ〜仕方ないな」


ケビン「協力してくれる?」


シンジ「俺、一人でやるから社長は『少佐』に連絡を」


ケビン「やらなきゃダメ?」


シンジ「保護者に連絡は基本中の基本だ」


ケビン「了解…………」

シンジ「俺は『ココちゃん』や『半田副長』に連絡してから、残ってる『部署』の人間をかき集めて作戦を練るぞ」


ケビン「オーライ!」


シンジ(LSD捜査官と隊員の過半数で旅行か…………俺も参加しとけばよかった)

-ショッピングモール・ジャスラック 上空-

操縦士「be caught!」


僕は軍事基地的なものを想像していたが…………まさかのショッピングモールだった。


それよりも、いつ頃作られたんだ?


?「フュー………聞いてたよりも人数が多いな」


ショッピングモール屋上には‘UCP’と防弾チョッキを着てHK23Eを持った軍人と思われる人達が町を見下ろしていた。


ヘリポートに着陸後、隊長と思われる軍人が駆け寄って来た。


?「すまないが30秒程ここに居てくれ」
 

そう言うと通信機で誰かに連絡し二言会話すると笑顔でまた話掛けてきた。


?「君達を客人として迎え入れる許可が下りたから非常階段からモールに入ってくれ」


のび太「分かりました」


?「武器は所持していても構わないそうだ」



Doraemon「ところであなたは何者?」


軍人はニヤリと笑い

ドイル「俺はLSD特殊衛生処理部隊 隊長ドイルだ。」


LSD………?聞き覚えのない単語にDoraemonは首を傾げつつ名を名乗った。


僕達もドイルに名前を教えた。


ドイルから僕達を救助した操縦士の名を教えて貰った。


『フリン』という名らしい。
 

やや不安を抱えつつも僕達は非常階段を下り始めた。

-ジャスラック・4階 生活用品売り場-


?「オオオオオオオオオ!!!!桐乃ノオオオオオオオオオ!!!!」


?「隊長、落ち着いて下さい。いきなり錯乱しないでくださいよ〜」


?「副長…………何をやってるんですか?」


?「カズマ、よくぞ聞いてくれた。これは‘スモールライト’でロケット花火を大きくさせて屋上で飛ばすんだ凄いだろ?」


?「そ、そうですか…………」


なんだ?この人達は。

全員、僕より年上だけどまだ20になっていない?18ぐらいなのと14ぐらいなのがいるな……………


?「桐乃ノオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

?「誰か隊長を止めて〜」

 

「わかった」   


突如、声が聞こえたと同時に隊長?と呼ばれていた18歳ぐらいの少年の顔面にエルボーが綺麗に入った。



赤毛の女の子………いわゆる『幼女』て言われるぐらいの年齢の子が18歳ぐらいの少年にエルボーを喰らわせたのか?


?「イエーイ!ハハッン!!まさか、人間に出会えるとは驚きだぜ!」


僕の横からいきなりM16A3を右手に持った頭皮が禿かかった白人のおじさんが現れた。


?「どうした?何があった?」


背後から薄黄土色の髪をした17歳ぐらいの少年と
AI アークティクウォーフェアAW50を背負った
黒人のおじさんが現れた。

17歳ぐらいの少年「大変だったでしょう、お疲れ様」


そう言うと17歳ぐらいの少年が僕達に黒麦茶を渡して来た。


Doraemon「ところであなた方は何者ですか?」


?「慰安旅行に来た客人…………ただそれだけですが何か?」


Doraemon「ほんとにそうですか?」


17際ぐらいの少年「勿論」 
  

Doraemon「…………」
 

Doraemonは眉をひそめながら作り笑顔でこう言った。


Doraemon「御名前を教えて頂けませんか?」



「良いですよ。俺の名前は花神 旺里です『オーリ』と呼んで下さい」
 
「俺の名はピーター」

「俺はロジャーだ」


Doraemon「他の人達の名は?」


オーリ「後で、全員集めますので少しお待ちを」


オーリは薄ら笑いをしながら口笛を吹きながら『仲間』を集めに行った。


ピーターとロジャーと僕達が取り残された。


のび太「Doraemon…………」ヒソヒソ


Doraemon「なんだい?」ヒソヒソ


のび太「何だか心強い味方が出来たね」ヒソヒソ


Doraemon「信頼出来るかどうかはまだ解らないよのび太君」ヒソヒソ


そうか……………そうなのかまだ、信頼しちゃだめなのか。


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