初ｓｓです
書き貯めがあるので早く終わると思われ

恒子「さあ、一回戦が始まります！」

恒子「エントリーナンバー１！私のミギテは女流のミギテ、宮永ぁぁ照ぅぅぅ！」

健夜「そのネタ誰もわかんないよ…」

照「」ﾂｶﾂｶﾂｶ

照「」ｽｯ

照「」ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ

恒子「出たー！コークスクリューだぁぁぁ！」

健夜「・・・煩わし。次いこ」

恒子「！？おっと失礼。エントリーナンバー２！染めた金髪カラコン碧眼、自称アーリア人・園城寺ぃぃぃぃ怜ぃぃぃぃ！！」

怜「」ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ

恒子「園城寺選手、ナチスの制服を着ての登場 だぁぁぁ！」

怜「ハイルヒットラー！ジークハイル！マインフューラー！」ｼｭﾋﾞｯ

恒子「おもむろに叫び出しました！」

健夜「なんか棒十字旗（ハーケンクロイツ）を持ってますね」

恒子「エントリーナンバー３！カンの魔女、宮永ぁぁぁ咲ぃぃぃぃ！！」

健夜「ここでムダヅモ！？」

咲「」ﾄﾞｶﾄﾞｶﾄﾞｶ

咲「カァァァァァァァァァァァンッッッッ！！！！！」ｶﾞｼｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧ

恒子「山を崩したーっ！」

健夜「やりたい放題じゃないですか・・・」

恒子「エントリーナンバー４、ドラグーン・Ｋ・マツミ、松見ぃぃぃぃ玄ぉぉぉぉぉ！」


健夜「遊戯王！？」


玄「」ｶﾂｶﾂｶﾂ


恒子「松見選手、甲冑を着ての登場だぁぁぁ！」


健夜「マントには…『竜王』？」


玄「…打(ぶ)とうか」


健夜（懐かしい)

恒子（懐かしい！？）


恒子「起親は照選手、一回戦スタートです！」

照「ふう…無駄なことをさせる。我が勝利は決まっ ているというのに」

恒子「照選手、いきなり挑発を始めました」

照「雑魚め、我が敵ではないわ」

怜「…貴様、今何と申した？」


照「敵ではない、と言ったのだ」

恒子「こ、これは…」

怜「其は我が総統(マインフューラー)に対する冒涜 か？」ﾋﾞｷｨｯ

怜「此の成金が」

照「」ﾌﾞﾁｯ

照「貴様…此を見ても尚それを言えるか確かめてみ よ！」ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ

怜「またコークスクリューか。つまらん」

照「これはコークスクリューにあらず。此れは…」







照「螺旋回転自摸(コークスクリュードロー)！！！！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝﾝｯｯｯｯ!!!!!

怜「な…何ィィィィィィっ！？」

恒子(違いがわからない)


ガシャーン


玄「ふむ…こいつが噂の」

照「華麗なる失敗(スタイリッシュチョンボ)！４０００オール！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫﾝ



恒子「い、いきなりチョンボだーっ！」

健夜「上がれない東一局を流しましたね、見事な作戦です」

恒子「理由あったんですか?ノリでやっちゃったんじゃなくて?」

健夜「彼女は仮にも白糸台のエース。無意味な行動を行うはずがありません。自分は上がれないことが確定しているのです。倍満に振り込むより親チョンボを選んだといえるでしょう」

恒子「・・・倍満に振り込むって確実性ありませんよね」

健夜「黙れ」

恒子「」

玄「東二局…親は我か」


怜「待て」

玄「？」

怜「ハンデをやろう、この局、人和は無しだ」


健夜()ウズウズ


配牌・一二三五七八九����東東東


玄(五を切れば三面張のＷ立直W東…親満)

玄(だがドラは四…まだ伸びる！一通も付けたインパチ狙い！) 打、�







　　　　　　　　　　　　怜「兵は神速を尊ぶ」 ｺﾞｯ

玄「！？」





怜「帝国電撃戦(ライヒスブリッツクリーク)！！！！！！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝﾝﾝﾝｯｯｯｯ


１２３３４５５６７７８９�


玄「」

怜「今のは『チョンボ』だ、遅い、遅いぞラッツィンガー！」ｸﾜｯ

恒子「二局がチョンボで流れました」

健夜「東三局、親は園城寺選手です」

怜「槓」ﾊﾟﾀ

怜「」ﾀｱﾝｯ

咲「それ、」

咲「第一の槓」ﾊﾟﾀ

咲「第二の槓」

咲「」ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ

咲「第三の槓」ｺﾞｯ

怜「こ…これは…」





咲「四槓流れ(リングオブフェイト)！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ

恒子「流局〜！一巡めで四槓流れだ！」

恒子「訳がわかりませんよね小鍛治プロ！」

健夜「いえ、相手の運気を消耗させ、実戦で疲れさせるための 高度なテクニックですね」





恒子(…あれ？)


怜「我に棒を積ませたのを後悔しろ…」


怜「此処からは…『神々の麻雀(ラグナロク)』だ」 ゴォッ


咲「覚醒したか…早いな」


照「邪魔者め」


玄「我が前に蔓延る草は凡て薙ぎ、裂き、斬り臥 せる」


ｶﾗｶﾗｶﾗ

怜「左っ八…ロォン！」ﾋﾟﾝﾌﾄﾞﾗｲﾁｯ


照「グヌアアアアア！！！！！！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ


恒子「電流！？」


健夜「『空想の雷(イリュージョンサンダー)』ですね」


恒子「」

恒子「す…すこやん？」

健夜「神々の麻雀(ラグナロク)なんですから、第一打前に勝負が付くのは当たり前ですよ」

恒子「」

怜「自五…ツモォ！」ﾀﾝﾂﾞﾓﾄﾞﾗﾄﾞﾗ

玄「…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

照「ぐっ！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

咲「むっ…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ





怜(見える…見えるぞ！)









　　　　　　　　　　　　怜(怜が見える！)

怜「ロォォォォォォォォンッッッッ！」ﾀﾝﾋﾟﾝﾘｬﾝﾍﾟｰﾄﾞﾗﾄﾞﾗ

咲「グアアアアアアアアア」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

怜「対三…ロォン！」ﾀﾝﾔｵｻﾝｱﾝｺ

照「なうっっ！」


シィィィィィィン


怜「！？」

玄「…残念だったな園城寺」

玄「頭ハネだ」ﾀﾝﾔｵﾉﾐｯ

照「…」ﾊﾟﾘ…

怜「ちっ…命拾いしたな宮永照」

咲「親か、頑張ろっ」

恒子「東四局、親は宮永咲選手です」


咲配牌 １１１２３３３４５５６６６ ３チャッ


恒子「てっ…天和だーっっ！

健夜「否…此処では終わりませんよ」

恒子「え？」

咲「序の槓」パタ


１１１２４５５６６６ １ 槓３３３３

咲「第一の槓」パタ


２４５５６６６ ６ 槓３３３３ 槓１１１１

咲「第二の槓」パタ


２４５５ ５ 槓３３３３ 槓１１１１ 槓６６６６









咲「…立直」打２ﾊﾞｽｯ


恒子「宮永咲選手、W役満確定の立直だーっっ！」


健夜「見ての通り、ダブル役満に手を育ててきました。」

恒子「はぁ」

健夜「さらにここでしっかり４単騎にして四槓子（リングオブニーベルング）にも対応できないようにしてます」

恒子「…あれ？対応できた方がいいんじゃ？」

健夜「この形で上がったあとの数字を合計してく ださい」

恒子「５＋５＋５＋４＋４＝２３ですが？」

健夜「古来より、凡ての物は『人が作ったもの』と『自然にある…神の作ったもの』の二つに分けられていました」

恒子「は？」



健夜「十二支は、人の定めたもの…方角と時を表しています」

恒子「」




健夜「星は宇宙(そら)にある自然的なもの…この大地と天空を表しています」




健夜「十二支は１２個、星は水星金星地球火星木星土星天王星海王星冥王星太陽月の１１個を表しています」

恒子「はあ」




健夜「１２+１１=２３、上がり形の合計と同じです。人の作ったものと自然的なものの両方を司るこの上がり形は、まさに凡てを制する聖なる形なのです！！！」ﾄﾞﾝ!!

恒子「…はい、ありがとうございました。ところで場は三順目、まだ誰も上がっておりません」



怜「…」チャッ




二三四七八九��������




怜「いっきまーす！」





怜「勝利のリーチ！！！！」ﾊﾞｽｯ



恒子「園城寺選手、追っかけリーチ！！」


咲「！！！」ﾂﾓﾊﾟｰﾋﾟﾝｯ


咲「くっ！」ﾊﾞｽｯ






　　　　怜「ロン！立直一発平和(コード87)！！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ




咲「ぐっ…！！」バリバリバリ

恒子「親の咲選手、これは痛い振り込みだーっ！」

健夜「…咲選手、一番やってはいけないことをやってしまいましたね」

恒子「というと？」

健夜「先程の咲選手の術(わざ)…通称『全物統制和了(オールラウンダーウィン)』は、成功時に大きなダメージを与えることが出来ます。しかし、凡ての物に代償は必要です。失敗した場合、一気に運気は去り、俗に言う『不運螺旋(バッドスパイラル)』に陥ってしまうのです」


恒子「なるほどなるほどー」

恒子(もう滅多な事では驚かない)

健夜（ここで咲選手が落ちるとなると・・・やはり本命は園城寺選手？はたまた阿知賀の竜王（ドラゴンロード）松見選手？）ﾌｩｰﾑ

恒子「さてさて、遂に南入です！ただいまの点棒状況はぁっ！？」


健夜「よいしょっ」




バン!



照6400


玄33000


怜55900


咲3700

恒子「宮永姉妹が大きく引き離されています、ここから巻き返せるでしょうか」

健夜「咲選手は暫くは動けないんじゃないでしょうか。復活するとしたら照選手…ですが、園城寺選手が止まる気配がありません」




恒子「親は照選手です！」

照「…園城寺、といったか」

怜「…なんだ」

照「…先程の無礼、此処で詫びよう」ﾍﾟｯｺﾘﾝ

怜「…！」

照「正直なめていた。此処からは、本気で行かせてもいらう」ｺﾞｯ

怜「ああ…楽しみだ」ﾆﾔｯ




照（園城寺、倒させてもらうぞ！）ﾁｬｯ




照（！！！？？？）ｽﾞｷｨｨｨｨｨｨｨｨｨﾝ

ーーーー………サ……ーーー

照（やめろ…）ｽﾞｷｽﾞｷ



ーーー…キ………ナサイ…ーーー

照（やめろやめろやめろやめろ）ｽﾞｷｽﾞｷｽﾞｷ


ーーー…イ………トヲキ……ナサイ……ーーー




照（やめろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！）


ーーーイウコトヲキキナサイ！！！！！−−


　　　　　　　　　　　　　　ﾄﾞ　　　　ｯ

玄怜咲「「「！？」」」

恒子「おや…？照選手の様子が変ですねぇ」

健夜「まさか…！！」




ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ照「…」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

怜(宮永照から生気が消えた！？)

玄(これはまさに…)




怜・玄((生ける屍（リヴィングコープス！！))ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫﾝ






照「リーチ」ｽﾊﾟｧｧｧｧｧﾝ

怜「くっ…！！」ﾊﾞｽｯ




照「栄和(ロンホー)…立直一発平和二盃口、跳満の親は18000」ﾄﾞﾝ!

怜「くっ…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

照「…」ガシャン

怜(和了ったというのに…喜びが見られない)

咲(お姉ちゃんからやる気が感じられない)

玄(…これがまさか、あの…！)

怜(そう…とある男が使っていた…)

咲(幻の技…)

健夜「その名も…」










健玄怜咲「(((傀儡のマジャン！！)))」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝｯｯｯｯｯ

恒子「…マジャン？またマイナーなところを」









？？「よく気づいたわね、照が私の傀儡であることに」ｽｯ…

玄「き…貴様はぁっ…！！」

咲「鹿児島の巫女…通称『神祇巫女姫（シュラインメイデンプリンセス）』」



怜咲玄「「「神代小蒔ィィィィィ！！！」」」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝﾝﾝﾝ


小蒔「…けれど、ここは照に任せるわ。やっておしまい」

照「…はい」




玄(！？)ゾワァッ

玄(この空気…云わば死臭…！！)






照「自摸、門清平和自摸、8000は8100オール」ﾄﾞ　ｳ　ｯ

咲(この私が飛ぶなんて…まぁ飛び無しルールだから助かったけど)




玄(ちっ…)バスッ

咲(くっ…流れに乗ったお姉ちゃん程止まらないものはない！！)バスッ



照「栄和、全帯幺三暗刻東白、18000は18200」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ

咲「ぐはぁぁぁぁぁぁぁっっっ！！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ



照「三本場」ﾁｬｯ

怜（このへんで連荘を止めなければ…）



ﾋﾞｭｵｵｵｵｵｵｯｯ


照「…一巡目立直(ダブルリーチ)」ﾀﾞ　ｳ　ｯ


咲(…嶺山開花を使う私に対して一巡目立直(ダブルリーチ)が危険なのはわかってるはず…)

咲(…お姉ちゃん、仮に飛んだからといって)



咲(舐めてかかられちゃ心外だなぁ！？)ｺﾞ　　　ｯ

咲「大明槓！！！！！」ｶﾞｼｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝﾝﾝﾝ




ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ



照「…！！」

怜(彼れは…螺旋回転自摸(コークスクリュードロー)！？)

怜(いや…それ以上の何か…！！)





咲「も一個槓(カン・ワン・モア)！！！！」ｶﾞｼｬｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ

咲「も一個槓(カン・ワン・モア)！！！！」ｶﾞｼｬｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ






ー咲は、嶺山牌を掴んだー




　ｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙﾙ




ー迸る雰囲気(オーラ)が、雀卓(イクサバ)を映すー




ーそして今、彼女の庭とも云える王牌（デッドウォール）にー












ー花が咲く…！！！ー

咲「嶺山断幺対対三暗刻三槓子(アモルフォファルス・ギガス)！！！！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝｯｯｯｯｯｯ

恒子「咲選手、渾身の嶺山開花！！倍満の三本場は16300をトップの照選手に責任払いで直撃だぁ〜！！



照「…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ






カッ






パリィィィィィン




照「…！！」ﾄﾞﾝ!!

咲「お姉ちゃん…帰ってきたね」

咲(でも、確実じゃない…こうなったら、合い言葉で！)




咲「『麻雀って楽しいよね！』」




照「…『一緒に楽しもうよ！』だろ？」ﾆｺｯ

小蒔「んな…そんなことが…」ワナワナ



小蒔「私の『古神代流靈付傀儡操縦祭祀之呪三矢』が破られるなんて…」ワナワナ

照「残念だったな、鹿児島の巫女。私はもうあなたのパペットじゃない」

小蒔「…んな…」




小蒔「糞がァァァァァァァ！！！」ﾄﾞｶﾄﾞｶﾄﾞｶ

照「！？」

咲「！お姉ちゃ…」




怜「」ﾊﾟﾁﾝ




ﾊﾞﾀﾑ!




小蒔「！？」




池田「ハイルヒットラー！！」ｼｭﾋﾞｯ

辻垣内「ジークハイル！」ｼｭﾋﾞｯ


恒子「またまた乱入だぁぁぁぁぁーーーーっ！！！」


怜「この邪魔者を表へ引きずり出せぇぇぇ！これは総統閣下のご意志だぁぁぁぁぁぁっ！」

池・辻「Ja!」バッ




グワシッ



小蒔「！！離しなさい！このっ！」


池田「少し五月蝿いぞ、其処の巫女」

辻垣内「アウシュビッツ送りにされたくなければ暴れるな！！」

小蒔「どうせ嘘なのでしょう！？巫山戯るのもいい加減にして！！」



池田「…體に教えるしか無いようだな」ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ




池田「アッパーせずにはいられないな！！！！」ﾄﾞｺﾞｫ


小蒔「へっ！染谷流古流武術を幼い頃から教えつけられていた私と肉弾戦とは…」ﾊﾞｯ




辻垣内「…諄諄しく喚くな、耳障りだ」




ヒュッ



　　ズバァァッ




小蒔「！？」ﾎﾞﾄﾘ

恒子「」

咲「」

辻垣内「…手首、斬らせて貰った。今すぐに治療すれば戻る。さあ来い」

小蒔「うっ…くうっ…」フラフラ




池田「対戦中、御見苦しい所を晒してしまい申し訳無い」ｻﾞｯ

池田「御武運を、ハイルヒットラー！！」ｼｭﾋﾞｯ

ﾂｶﾂｶﾂｶ…ﾊﾞﾀﾑ!

怜「さて、続けようか。」

玄「…ああ、賽子を振ろう」スッ




ﾄﾞｻｯﾊﾞﾀｯ




玄「！？」





辻垣内「…か…体が言…ことを…」

池田「…、…テン…どうし…」


？？？「ふう、ごめんね華菜。だけどこれが仕事なの…小蒔ちゃん、行くわよ」

小蒔「…はい」






怜「池田と辻垣内が…やられた！？」ｶﾞﾀｯ

咲(いったいだれ…？)




ｶﾞﾁｬｯ




「待たせたわね」





照「！？」

玄「む、貴様は…」

咲「長野個人戦一位…」

怜「奴の名はっ…」




「「「「福路美穂子！！！」」」」






美穂子「御名答」ﾆﾔｯ


やはり昼間は人が少ないな、さみしい

単純にSS投下中は黙っている事が多いだけよ

ラーメン食ってきた。冷やし中華おいしい

>>35　そーなんか、もっとしゃべってもいいのよ

ﾂﾂﾞｷｲｸﾃﾞｰ

怜「いや、しかし、貴様なぞに負けるような教育を我は部下にしていない…」

怜「それに、あいつらは中でも腕の良い者達…そう簡単には負けぬ」

怜「…何を使った」



美穂子「…見事な推理ね。感心したわ」

美穂子「…この右目を見れば判るわ」ｽｯ…




咲「…右目の色が…」

健夜「虹色…」



美穂子「そう、これこそ私の覚醒せし能力…」






美穂子「宵時の虹(フクジー・ボウ)！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ

恒子「賭け魚ェ…」




照「ふぅ、それでどうする気だ？私がそのようなもので席を退くとでも思ったか」


美穂子「強がりも今のうちよ」


美穂子「魅せてあげるわ、宵時の虹（フクジー・ボウ）の力を」







美穂子「宮永照よ、席を譲れ！！！」カッッ

照「ぶぎいいいいぃぃぃいぃぃいぃいいぃぃ！！！！！」




美穂子「ありがと…！」ﾆﾔﾘ



咲「お姉ちゃんから席を奪った！？」

怜「…これが、宵時の虹(フクジー・ボウ)の力か…厄介だな」

美穂子「それじゃぁ続けましょ、親は玄さんだったかしら？」ﾆｺﾘ

玄「ああ」カラカラカラ

玄(このぽっと出め…巫山戯おって！)ﾐｷﾞﾛｸ

玄（我が戦友（とも）である照を退けて卓に着くとは…図図しい！）

玄(後悔せい！)ﾀｧﾝ




美穂子(頑張っちゃって…可愛い子)ｳﾌﾌ


玄「滅せよ、立直！」ﾊﾞｽｯ




怜「二巡目立直（リーチオブツヴァイ）！？」

玄「八百万の神よ、我に力を！！」ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ






玄「立直一発自摸ドラ八(ヤマタノオロチ)！！！！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝﾝﾝ



咲「っっ…！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

怜「ぐふぅっ…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

美穂子「…」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ



美穂子(玄ちゃん、阿知賀の竜王(ドラゴンロード)の渾名は伊達じゃないのね。八俣之大蛇を降ろしてきたわ)

美穂子（…侮りすぎたかしら）


玄「…我に降りし神は灼たかな者のみ、そう単簡には負けぬよ」ﾄﾞﾝ!




玄「ふっ」ﾀｧﾝ




ーーーーーー


怜(…先程とはうってかわって静かだ…何かあるか？この海底牌)ﾁｬｯ




怜(…考えすぎか)ﾀｧﾝ








玄「ロォォォォォォォォォォォォォォォォン！！！！！！！！！！！」



怜「ちぃっっ！」



玄「河底撈魚ドラ三(クラオカミノカミ)！！！！！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝ

怜「ぐぁぁぁぁっっっ！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

怜（八俣之大蛇の次は闇龗�…なんてやつだ）

美穂子(あらあら、怜さんったら…さて、玄さんを走らせるのもこれまでにしますかね)

美穂子(宵時の虹(フクジー・ボウ)発動！！)ｶｯｯ


玄「！？」ﾋﾞﾋﾞｸﾝ




美穂子「松見玄！赤ドラを捨てよおおおおお！！！！」





玄「ぐうっっっ！！」

玄「って、手が勝手に動いて…！」ﾊﾞｽｯ




美穂子(これであの子の手にドラはしばらく来ない…なにより)

美穂子「その赤五筒ポン！」ｶｼｬｧｧﾝ

美穂子(打点上昇が簡単だわ！)

美穂子「赤五索チー」ｶｼｬｧｧﾝ

美穂子「赤五萬ポン」ｶｼｬｧｧﾝ

美穂子「…ツモ、タンヤオ赤三、2000・4000は2200・4200」ｺﾞｯ


怜「ちっ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

玄「くっ…くそおっ！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ

咲「あーもうっ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ


恒子「福路選手、ここで宵時の虹（フクジー・ボウ）をつかった満貫自摸！」

怜(さて…我の最後の親(ラストターン)だ)


怜「…福路、貴様が宵時の虹(フクジー・ボウ)を使うのなら、我にもうつて打つ手がある」


美穂子「私がその程度でひよるとでも？」ニコリ


怜「やる気か…面白い」





怜「開眼(オープンマイアイズ)！！！」カッッ




コゴォォッッ



美穂子「！？」


怜「未來眼(フューチャーウォッチ)だ」ドン!


美穂子(彼女は前から両目を開いていた…其にも関わらず開眼(オープンマイアイズ)…此はつまり)


玄(第三の眼…！？)ゾッ




怜(次に自摸るのは三筒…そして次も三筒ッッ！)


怜「リィィィィッッチィィィィィ！！！」ﾊﾞｽｯ




二二二三四五七七七���� 打六




恒子「園城寺選手、ノベタンサンドの八面張を捨てて三筒単騎立直！」


健夜「…眦えて(みえて)ますね」



怜「ツモ！立直一発自摸裏裏(フューチャリスティックウィン)！！」バスッ


玄「んな…裏単即引きだとッ…！？」




玄「がはっ！」バリバリバリ


咲「うっ」バリバリバリ


美穂子「…」バリバリバリ

怜「一本場…」チャッ



美穂子(貴女が本気なら、私もいかせてもらいます)


美穂子「宵時の虹(フクジー・ボウ)！！園城寺怜よ、未來視(フューチャーウォッチ)を自己制限せよ！」ｶｯｯ




怜「立直」ﾀﾞﾝｯ


美穂子「…！？」


咲「宵時の虹(フクジー・ボウ)が効いていない…！？」






怜「福路…貴様の術は見事だった…しかしィッッ！」



怜「我がァッッ！戦友(とも)をォッッ！無惨に晒した貴様にィッッ！負けるゥッッ！訳にはァッッ！いかんのだァッッ！」ｷﾞｭｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ





怜「立直一発自摸三暗刻ドラ一(ア・ヴェンデッタ)！！！」バスッ


恒子「園城寺選手が止まらない！」




玄「がはっ！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ


咲「むっ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ


美穂子「仲間愛が呪縛を打ち砕くとは…っ、予想外だわ」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ








怜(…我が総統(マインフューラー)…無念の内に御亡くなりになり、あの世でもさぞ悔しきことでしょう)



怜(…貴方の事を慕った同志二人は、いまや此処に居りません)



怜(…日本の高校生には僭越かもしれませぬが、この不肖園城寺怜)




怜「立直」


怜(貴方様の仇、討たせていただきます！)

怜「立直一発自摸ドラ三裏裏(ウンターネーメン・ツェルベロス)！！！！！！」ドゴォォッッ



玄「むごおおおおおおお！！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ


咲「うがぁぁぁぁ！！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ


美穂子「うぐぅぅっっ…！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ




怜「勝つ…勝って……仇を討つ！！！」


怜「立直！」






咲「させるか、大明槓！！！」ｶﾞｼｬｧｧｧｧｧｧｧｧｧｧﾝ


怜「ちィィィィィッッ！」




咲「嶺山開花ドラ五(アルストロメリア)！！！」ﾄﾞｺﾞｫ





怜「ぐうっっっ！！無念ッッ！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ




恒子「咲選手、連荘中の園城寺選手に責任払いで跳ね満！」


健夜「これは運の波が変わりますね」

恒子「さあーって、乱入暴力諸々ありましたが、ついにオーラス！さぁて、ただいまの得点情報はぁっ！？」




照→美穂子28000



玄50800


怜45900


咲-26600




恒子「一時はトップに立った園城寺選手でしたが、咲選手の上がりによって二着転落！松見選手に棚ぼたトップが舞い降りました！」




健夜「松見選手が逃げ切るか、怜選手が取り返すか、咲選手が流れに乗るか、福路選手が再び宵時の虹(フクジー・ボウ)を魅せるのか…気になりますね」








咲(…お姉ちゃん…)

ーーーーーーーーーーーーーー






咲 『リンシャンカイホー？ 何それ』


照 『麻雀の役の名前だよ。山の上で花が咲くって 意味なんだ。』


咲 『咲く？ おんなじだ！あたしの名前と！』


照 『そうだね。咲。
森林限界(フォレストリミット)を超えた高い山(バベルマウンテン)でさえ可憐な花(キューティクルフラワー)が咲くこともあるんだ。
咲、お前もそんな花のように強く咲けば———・ ・・・・』




ーーーーーーーーーーーーーー

咲(…私は。私は、お姉ちゃんとまた麻雀を楽しみたかった)




咲(もっと厨二トークを楽しみたかった)




咲(なのに…こいつらはっ…！)ｷﾞﾘｯ




咲(ここでまけたら、もうお姉ちゃんとは二度と卓を囲めなくなる)






咲(皆さんには悪いけど…全部ゴッ倒す！！)ゴッ




玄「！？」ゾッ


玄(違和感…何だ此は)


玄(しかし！此所を乗り越えれば我の勝ち！)


玄(攻めるっ！)打一筒ﾊﾞｽｯ










咲「それ、大明槓」




玄「ちっ、しまった！」




咲「カァン！も一個カァンッッッ！！」ｶﾞｼｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ

咲「自摸！嶺山開花混一混老対対三暗刻三槓子東南(パフィオペディルム・サンデリアヌム)！責任払いで48000っっ！」ﾄﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫｫﾝﾝﾝﾝﾝﾝﾝｯｯｯｯｯｯｯｯ





玄「がはぁぁぁっっつ！！！」ﾊﾞﾘﾊﾞﾘﾊﾞﾘ




恒子「ここで数え役満！三着に躍り出て一本場です！」




健夜「流れが著しく変わりましたね」

咲(お姉ちゃん…私…)



咲(絶対に勝つ！！！！！！！)






咲「カン！」ｶﾞｼｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ




咲「カン！カン！」ｶﾞｼｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ




美穂子「まっ…まさか」



怜(…未來視(フューチャーウォッチ)や)キィィィィィン


怜「！！！」


怜(…この運命は変えようがない)






咲「も一個、カン！！！！！！！！」ｶﾞｼｬｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱｱﾝ

咲「 嶺 山 開 花 自 摸 」







　　　　　　　　咲「四暗刻単騎四槓子(シュムックケルプヒェン)！！！！！！！」ﾄﾞｺﾞｫｫｫｫｫｫｫｫｫｯ






ブーーーー



恒子「一回戦修了！トップに輝いたのは、シングルの後にトリプル役満を和了った咲選手！！見事な逆転劇でした！！」




玄「勝てなかったか、見事だった」


美穂子「ふう、残念ね」


怜「負けてしまった…すまない、すまないッッ…！」グスン

バタム!



池田「只今だし！」バタム!


辻垣内「福路！成敗してくれる！」チャキッ


美穂子「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」




怜「みんな…」ウルッ




健夜「エエハナシヤナー」


恒子「てか、小鍛治プロ途中から厨二口調になってませんでした？」


健夜「！やばっ！」




ビーーーーー




恒子「あっと、良い話の途中ですが、間も無く二回戦が始まります！」


健夜「まったく良い話じゃ無かったよう…」





健夜「さあ、二回戦スタートです!」



カン！

嘘予告


　　　　　　　「…裏鬼門(ゲートオブオーガ)、か」




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「大四喜(エターナルウィンド)ッッッ…！！」




　　　　　　　　　　　　　　　　　「搶槓(グングニルクロウ)だ、その槓、成立せず！！！」




　　　　　「地獄待ち(ウェイティングヘル)よ！」

　
　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 /＼　　 　 ／|　　／ﾞｉ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＼　＼､＿ﾊﾉ　　ヽ、|／　｜ノ　　 (,ﾊ＿､／/
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼)'　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'(
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ,）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 （,,r'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　　　「海底撈月(ディープシーノクターン)」　　　＼

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ,r'
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＿）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（＿

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,)　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 (,
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／-､　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ､-＼
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／ﾍ '"　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　／　　/／7／ﾍ　/l　ﾄ､ ｜＼、 /＼　/＼ﾞｉ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　　　　/ 　　V　| ,l　ヽ|　　 V　　 ﾞｉ









　　　　　　　　　　　　　　　　　　　






もいっこカン…？

初ssなので、たどたどしく稚拙なものだったと思います…

もっと面白いものを書けば人が集まると信じてますｗ

こんなssに付き合ってくださりありがとうございました！

要望があっても二回戦は書きませぬ！ｗ





…乙って言ってくれると嬉しいなぁ（ﾁﾗｯ

なんか色々と間違えていたようで・・・恥ずかしいっっ
思ったより見てくださったくれていてすばらです！

スレッドって「■　HTML化依頼スレッド Part9 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371241520/l50)」←ここにリンクと題名あげればいいんですよね？

そして人が居るなら聞きたいのですが、ｓｓって何レスくらいがいいんですかねえ？
６０って短いですか?

■ SS速報VIPに初めて来た方へ
■ SS速報VIPに初めて来た方へ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1364178825/)

まずはここを読もう


とりあえず10レス以上あればいいんじゃねー、知らんけど
１レスにめいっぱい詰め込む人もいるし、１０行くらいで次のレスにする人もいるし、レス数はそこまで気にしなくても

２〜３レスくらいだったら、咲SS総合スレに投下するという手もある