【パズドラ】 イシス「私がBBAという風潮」 (46)


よろしゅう


・パズドラま!は参考にしてない
・どりらかと言うと神話の人間関係ベース
・でもそれもそんなに重視してない
・シリアスもの……ではない


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イシス「が、あるようなのですが」

バステト「にゃん?」

イシス「どういう意味なのでしょうか?」

ラー「分からんな。そもそもその『ビービーエー』というものはなんだ?」

ホルス「くるっぽー」

イシス「いえ。それが、私にも何のことなのか……」

アヌビス「……」

ラー「どうした、アヌビス?」

イシス「何かご存じなのですか?」

アヌビス「……うむ」

バステト「なんなのにゃ? BBAってなんなのにゃ?」


アヌビス「うむ。BBA……それは」

イシス「それは……?」

アヌビス「それは……」

バステト「そりは……?」

ラー「なんだ。勿体ぶらず早く言わんか」

アヌビス「それは俗世で人間が用いる言葉だ。意味するところは……『ババア』……っ!!」

バステト「ババア? イシス姉、ババアって何にゃ?」

イシス「人間達が適齢を越えた女性に対し、侮蔑的な意味合いを含めて似た言葉を使用するのを聞いたことがありますが、この場合の『ババア』とは……」

アヌビス「そのババアだ」

イシス「……というのは?」

アヌビス「適齢を越えた女性に対して使われるババア……を縮めた言葉、それがBBAだ」


バステト「イシス姉はババアにゃ?」

イシス「なっ!!? し、しかし私は女神ですし、処女神です!! それに私の容姿で適齢を越えているなどと……」

ラー「まぁお前は昔から『聖母』や『星の母』と信仰されておったからな」

イシス「そ、そんな。いえ、しかし! 私がババアなら父上はジジイではありませんか」 オロオロ

ラー「そうなのか? アヌビス」

アヌビス「いや……そう言った呼称があるのはイシスくらいだ。儂も犬コロと呼ばれておる様だが、まぁそれは仕方なかろう」

ホルス「ぽっぽぽ」

イシス「しかし、そんな侮蔑的な呼び方をされては民の信仰にも支障が……」

ラー「確かに一理あるな。我らエジプト神の評価はどうなっている?」


アヌビス「幸いにして能力面においては我らには特化した一芸がある故、民からは一定の信仰がある。そして何より……」

イシス「……な、何より?」

アヌビス「バステトは民から絶大な人気を得ている」

ホルス「ぴよぴよ」

バステト「バステト、人気者にゃ?」

ラー「こやつがか? 我が娘ながら女神というにはまだ幼いだろう?」

イシス「こう言っては難ですが、バステトにはまだ女性的な魅力はありませんし……」

アヌビス「だが人間達の間では『バスにゃんprpr』というのが定説のようだ」

イシス「その、『prpr』とは?」

アヌビス「え……ま、まぁ、あれだ。儂も詳しくは知らぬが……信仰を表す行為だ」


ラー「ほう」

イシス「わ、私は。私は民にprprされているのですか?」

アヌビス「……」

イシス「お願いです、アヌビス。答えを」

アヌビス「残念だが……」

イシス「……そうですか」

ラー「良いではないか。同じエジプトの神だ」

バステト「じゃあバステトがイシス姉をprprするにゃ」

イシス「いえ、民の信仰をバステト頼みにしたのでは姉として示しがつきません」


ホルス(google検索では『イシス_prpr』の方が件数多いねんけど、オモロそうやから、まぁええか)

 
 


イシス「父上、私は人間達からprprしてもらえる様、修行の旅に出ようと思います」

バステト「にゃ!?」

アヌビス「!?」

ラー「な……! それはならん。お前が居なくなれば3食の用意と掃除、洗濯にバステトの遊び相手とアヌビスとホルスの餌やりはどうする!!」

バステト「バステトはジーニャ達と遊ぶにゃ」

アヌビス「儂はシャイターンのところで馳走になろう」

ホルス「ちゅんちゅん」

ラー「なっ!!?」

イシス「父上、皆さん。私、必ずや民にprprされる神となって帰ってまいります」





イシス(こうして、この日……私の壮大かつ壮絶な冒険の物語が幕を開けたのでした)



 


……

イシス「まずは情報が必要ですね」

イシス「世には民に愛される神々が他にも居ると聞きます。きっと、prprされている神が他にもいるはず……」


***「でさー、ソイツが……」 キャッキャッ

***「なにそれ〜チョ→ウケる」 ウフフ


イシス「あれは……あの、あなた達」

イズン「ん〜? あっれ〜、イシスさん!?」

イシス「やはり。イズンさん、イズーナさん」

イズーナ「こんなところで何やってるんですか? チョ→偶然! っていうかマジカミってるし」

イシス「はい、実は……かくかくしかじかさんさんばいばい……」

イズン「へぇ〜、そんなことが……」

イズーナ「ってゆーかイシスさんがババアとかヒドくないですか!? マジ激おこぷんぷん丸だし」

イシス「え、あ? は、はぁ……」


イズン「つまりそのBBAって言われている風潮をどうにかして民の信仰を取り戻したいと」

イシス「はい。お二人は永遠の若さを司る林檎の管理人ですし、何かご助言などがあれば是非と思いまして」

イズン「そうは言われても……」

イズーナ「ね→」

イシス「元より、ご無理は承知ですが、もし何かあれば……」

イズーナ「じゃあさ、アイツのトコ行こうよ」

イズン「え〜〜、アイツってアイツ!!?」

イズーナ「そうそう、アイツってアイツ〜」

イシス「? どなたか、こういったことに精通した方をご存じなんですか?」

イズーナ「イシスさんはprprされる神になりたいんですよね? そのprprってのが何なのかはよく分かりませんけど多分アイツならそうゆうの詳しいと思いますよ」

イシス「是非、お願いします」 ワクワク


……

イシス「ここが、その方のお屋敷……」

イズン「ローキーくーん」

イズーナ「あーそーぼー☆」

イシス「……」

イズン「……」

イズーナ「……」

イシス「ご在宅でないのでしょうか?」

イズン「ローキーくーん」

イズーナ「あーそーぼーー☆」

イシス「!?」

イズン「ローキーくーん」

イズーナ「あーそーぼーー☆★☆」

イシス「!!?」


−−ガチャ

オーディン「……どうした」

イズン「あ、オーディンさん! ちーす!」

イズーナ「ちゃす!!」

オーディン「兄者は今は手が放せないそうだ。出直してくれ」

イシス「こちらの方は?」

イズーナ「あぁ、こちらはオーディンさん。ゲイです」

イシス「芸? 芸達者なのですか?」

オーディン「……そういう訳だ。日を改めろ」

イズーナ「ちょ、待ってくださいって! 実は遊びに来た訳じゃなくて、相談があるんですよ。お客さんがいるんですって!」

オーディン「…………しばし、待っていろ」 ガチャ


イズーナ「あ、ちなみにさっきのゲイは同姓愛者の意味合いで言ったんですけど」

イシス「え?」

イズーナ「ホモォ……ってヤツですよ〜〜」

イシス「は、はぁ」

イズーナ「あれ? イシスさんそうゆう方面はあまり興味ないですか? こないだの冬ラグ(冬季ラグナロク)で激アツだったんですよ。今キテるカップリングはやっぱりオーディン受けですね☆」 フンス

オーディン「……兄者が会うそうだ。入れ」 ガチャ

イズン「あぁ、どもで〜す」

イシス「お邪魔いたします」

イズーナ「初心者には青攻め緑受けがマイルドかもしれませんけど〜、こないだツクヨミさんから借りたスサノ×オー本は激パネェくてですね、でもやっぱり私のオススメはやっぱりアモン攻めオー受けかなぁって……」

オーディン「……」

イズーナ「……あれ?」

イシスさん四神で完全に死んでしまったな・・・

ツクヨミさんなにしてんすか。


……

***「やぁ、ボクに用だって? エジプト神」 カチャカチャ

イシス「突然の訪問に対して寛容なご対応、ありがとうございます。ロキさん」

イズン「イシスさんが人間からBBAって呼ばれて困ってるんだって。助けてあげてよ」

ロキ「ふーん。BBAねぇ」 カチャカチャ カチャカチャ

イシス「あの、ところで何をされているのですか?」

オーディン「兄者は毎日デモハンで忙しいのだ」

イシス「でもはん?」

イズン「デーモンハンターオンラインとかいう神々や天使の間で流行ってるゲームですよ」

イズーナ「ロキはなんかPPKとかいうので有名なんだって」

ロキ「よっし!! ここでスキル使用!!」 カココココ……

オーディン「流石だ兄者!」

イシス「……」


ロキ「で、BBAって呼ばれるのを何とかしたい、と。何? ひょっとしてprprとか言われたい訳?」

イシス「……!!? prprをご存じなのですか!!?」

ロキ「当然だ。ボクを誰だと思ってる? 終焉の狡知神だぞ?」

オーディン「流石だ兄者!」

イシス「私も、バステトの様に民にprprされる存在でありたいのです。どうか私にprprをご教示ください」

ロキ「ふーん。まずキミはその格好が良くないね」 カチャカチャ 

イシス「格好……ですか?」

ロキ「なんか野暮ったいしさ、煌びやかさに欠けてるんだよ。そこのボカロどもを見なよ」

イズン「誰がボカロよ!!」

イズーナ「ミッズミズにし〜てやんよ〜♪」

イズン「ってノるんかい!!!」


ロキ「服なんてスケスケだよ。水製だよ?」 カコカコ

イズン「よく見ないと分からないけどね」

イシス「いえしかし、我らの文化というものもありますし」

ロキ「キミが言ってたバス猫とかいう子、露出の高い格好なんじゃないの?」 コカカカカ……

イシス「……!? 確かに! なぜそれを」

ロキ「民どもがprprしたがってるんだからそんなの容易に想像できるさ。キミには魅力が欠けているんだよ。性的な意味で」

イシス「な!! 何をいきなり!!」

イズン「うわ〜……いきなり『性的な意味で キリッ』とか言い出しちゃったよコイツ」

イズーナ「これはもうボクがそれを磨いてやるから代わりにボクのブツを磨けみたいな〜〜 ミ☆」

イズン「え?」

イズーナ「え?」


イシス「バ、バカなことを言わないでください!! 性的な魅力と信仰になんの関係があると言うんですか!!

ロキ「いいかい? prprっていうのはな、ペロペロすることだ」

イシス「な、え? ぺ……ぺろ……ぺろ……?」

ロキ「もう分かっただろう。信仰とは……萌えなんだよ」 ドヤァ!!

オーディン「流石だ兄者!」

イズン「いやいやいやいや、無いわ〜」

イズーナ「いくら発音が似ているからってprprをペロペロとか……キモすぎだし」

ロキ「……ぇ?」

イズーナ「しかも何か得意げに萌えとか言っちゃってるし」

イズン「すみません、イシスさん。なんかこんな変なの紹介しちゃって」

ロキ「いや、あのね」

イシス「……貴重なご意見ありがとうございました。そのデモハンというもの、これからも頑張ってください。それでは失礼します」

イズーナ「こんなヤツの家来るんじゃなかったよ! マジカム着火インフェルノだし!!」

ロキ「…………あれ?」

オーディン「……」

ロキ「……」

オーディン「流石だ兄者!」




イシス(そう……この時、私はこの先に待ち受けるprprの恐ろしさを理解していなかったのです)



……

イシス「結局、正確な情報は得られませんでしたか……しかし確かにロキさんの言うように女性としての魅力もprprに関わっているのかもしれませんね……」

***「おろろん、そこを行くんはイシスさん?」

イシス「……! セイレーンさん。アクアカーニバル以来ですね」

セイレーン「おひさ〜。どげんしよったんですか? こないトコで?」

イシス「実は……かくかくしかじかさんさんばいばい……」

セイレーン「へ〜そないなことが〜。そう言えばペル姉も同じ様な事言うちょったかも」

イシス「ペルセポネさんが? いやしかし、彼女は私と違って露出の高い服装で……ハッ!? 私は何をロキさんの言葉に影響されているんですか! 萌えなんて戯れ言です!」

セイレーン「私は信仰とかはあんまり意識したこと無いけど皆可愛いって言うてご飯くれよりますよ?」

イシス「それはそれは、それもまた一つの信仰ですよきっと」

セイレーン「じゃあ、私もprprされちょるんですかね?」

イシス「ええ、きっt……」

***「あらぁ、なぁんか磯臭いと思ったら、魚人と、エジプト神じゃないのぉ」

むろみさん…


イシス「!?」

セイレーン「ぅげ……メンドくさいヤツが……」

ヴィーナス「ふふん♪」

イシス「これはヴィーナスさん。ご無沙汰しています」

ヴィーナス「聞いてればprprだの萌えだのって……ふふ♪ 必[ピーーー]ぇ」

セイレーン「しかもご丁寧に最初のほうから聞いちょったんかい」

ヴィーナス「まぁ貴方やペル子みたいなヴァ・ヴァ・アァの悩みは全く分からないけど、この愛と美の女神、ヴィーナス様が相談にのってあげてもいいわよぉ?」

取り巻き達「そうでし、そうでし、ビーナスしゃま、女神でしゅ」

セイレーン「……混沌の女神の間違いじゃなかと?」

ヴィーナス「あらぁそんなこと言っていいのかしらぁ?」

イシス「な、何かprprにお心当たりがあるのですか?」

ヴィーナス「とぉぜんよぉ。さっき言っていたアナタの話。ロキの言うこともあながち間違ってないんじゃないかしらぁ?」

イシス「……と言うと?」


セイレーン「いや、あんまり真面目に聞かん方がよかよ」

ヴィーナス「つまりぃ、オトコなんてペロペロしてあげればイ・チ・コ・ロってコト♪」

イシス「ま……またペロペロ……。ペロペロとは一体……?」 ゴクリ

セイレーン「まぁ一般的には口腔で男根を刺激することやろね」

イシス「……な!! 貴方も性的な話をしようと言うのですか!!?」

ヴィーナス「ちょ、え?」

セイレーン「え?」

ヴィーナス「ななな……なに卑猥なこと言ってるのよアンタ……/// 」

セイレーン「いや、ペロペロ言うちょったから」

ヴィーナス「いい!? ペロペロって言うのはこうやって!! オトコを堕とすポーズをとって!」

イシス「……」 ゴクリ

ヴィーナス「てへぺろ♪」

イシス「……」

ヴィーナス「ってやるのよ!!」

パズドラか
フレイフレイヤにも期待


セイレーン「……は?」 イラッ

イシス「しかし、その様なポーズで人心が動くとは……」

ヴィーナス「間違い無いわぁ。これをやるだけでヘルメスは借金してでも私に貢いでくれるものぉ♪」

取り巻き「そうでし、そうでし!!」

セイレーン「うわぁ……バカとバカが出会った果ての化学反応やね……」

イシス「あの、しかし私は民からprprを得たいのであって、ヘルメスさんから物品を贈って貰いたい訳ではないのですが……」

ヴィーナス「……」

取り巻き「……」

ヴィーナス「ふふふ、バカねぇ! ヘルメスが惚れるくらいだもの。民なんてイチコロよぉん♪」

セイレーン「なぁ、一体その自信はどこに詰まっちょるん? その下膨れの頬に詰まっちょるん?」

ヴィーナス「アンタ……チェンジ・ザ・ワールドされたいワケ? 次の瞬間には活け作りになってたいワケ?」

セイレーン「はぁ? アンタのスキル溜まる頃には私のハープが返り血で染まっちょるけんね!」


***「まったく、知り合いだと思われたくないから黙ってたけど……酷い会話ね貴方達」


ヴィーナス「……!」

セレス「お久しぶりね。イシス」

イシス「セレスさん、ご無沙汰しています。しばらくお会いしない内になんだか雰囲気が変わられましたね」

セイレーン「あぁ、セレス伯母さん。こんにちわ」

セレス「ん? もう一回言ってもらえるかしら?」 ニコニコ

セイレーン「あ! セレス姉さん!! こんにちわ!! あぁぁあの、ちょ、! 闇属性漏れちょりますよ! 副属性のはずの闇の部分が猛烈に漏れちょりますって!!」

セレス「あらいけない。私ったら……うふふ」

ヴィーナス「…………」 ガタガタ……

セレス「そうそう、イシス。もし良かったら私も手を貸すわ」

イシス「よろしいのですか? ご厚意いたみいります」

セイレーン「いやぁ……整形とかは流石にマズいんじゃ……」

セレス「ふんっ!!!」 ドスッ

セイレーン「へごぅっ!!!」 ドサッ……


ヴィーナス「」 ビクゥッ

イシス「セ、セレスさん……何を」

セイレーン「」 ビクン……ビクン……

セレス「あら、いけない私としたことが……『完治の光』!」

セイレーン「…………ッハ!? 私は一体なにを!?」

セレス「大丈夫? いきなり倒れるから驚いたわ」

ヴィーナス「」 ガクガク ブルブル……

イシス「」

セレス「そうそう、具体的にはイシスには私のメル友を紹介してあげるわ」

イシス「……メル友ですか?」

セレス「私も全てを知っている訳じゃないけど、まずは今ある情報から埋めていくのがいいと思うわ」

イシス「……彼の、prprがペロペロであるという話ですか」

セレス「だから貴方には彼女を紹介するわ……萌えの聖地と言われる日本の神である彼女をね」

イシス「……日本……ですか?」



第1部 −完−



アルラウネ「『つーびーこんてぃにゅーど』ですなの」

ヴィーナスとセレスは究極進化後か
セイレーンもハープってことは最終進化だな

パールさん頼む

面白いな
期待

和神……回復タイプもなく使い道無くなったアマ照さんか、日曜の闇和中ゴッフェスハズレ枠のヨミさんか

>>13
俺らの心の中で生きてるよ
>>14
しかも男の娘
>>20
気のせい
>>23
おk
>>27
基本的に全員最終進化。属性が複数ある場合は極力書きます
>>28
あざっす。はずれじゃないよ。試練というなの愛だよ


↓イシス編はあとあとにまたちゃんと書きます↓


第2部

ロキ「ボクが産廃という風潮」




ロキ「……なんだい、それ?」

トール「いやオイラもよく知らねーんだけどよ、民がアニキのことをそう呼んでるらしいぜ?」

ロキ「この間のイシスの話といい、妙なのが流行ってるもんだね。まったく」

イズン「で? どうゆう意味なワケ? そのサンパイって?」

ロキ「さぁね。prprや萌えのことならまだしも、そんなことをボクに聞かれてもね」

イズーナ「なんだ知らないの? 狡知神が聞いて呆れるわね……。あ、コーチ神って発音するとさ、なんかイヤらしくない? ふふっ、オーディン……夜の指導はこれからだよ……みたいな〜? キャ→」

オーディン「……しばし黙っていろ」

ロキ「むしろあっちいけ」

フレイ「むしろシネ」


フレイヤ「あ、きっとみんなで音頭をとって、さんはい♪ ってするんじゃないですか?」

イズン「いや、その行為になんの意味が……」

フレイ「さすがだね! フレイヤ!」

フレイヤ「えへへ、お兄ちゃんもそう思う?」

フレイ「さんはい♪」

フレイヤ「さんはい♪」

イズーナ「……」

フレイ「おお、このリズムなら火ドロップがバシバシ揃いそうだよ」

フレイヤ「えへへ、木ドロップだってそろっちゃうよ〜」

イズーナ「……え? 何この謎の敗北感? え?」


オーディン「して、兄者。実際のところそのサンパイとは……?」

ロキ「まぁ見てなよ。この終焉の狡知神であるボクと全知全能のgoogle先生がいれば、この程度……クサレ双子を巨人の国から助け出すよりも容易いね」 カチャカチャ……

トール「うぉぉ! 流石だぜアニキ!」

ロキ「これか……産廃とは……産業廃棄物を略した造語であり……実際の意味の他、道具や人物を別の優れたものと比較し、役に立たない様を揶揄して使用されることもある……」

オーディン「……」

トール「……」

イズン「……」

イズーナ「……」

フレイ「……」

フレイヤ「……?」

ロキ「なん……だと……っ?」

イズン「えっと……まぁ、元気出しなよ」


オーディン「兄者、大丈夫だ。HPが最大であった故、7割軽減しておいた」

ロキ「なななな……なに言ってるのさ!! べっべべべ別に精神的ダメージなんてこれっぽっちも受けてないし?」

ロキ「ボクが役立たずとかありえないし? ボク別に他人の評価とか気にしないし? エンハンス2ターン持つし?」

イズーナ「めっちゃ動揺してる!?」

フレイ「これはシヴの髪にイタズラしてトールにマジギレされた時以上の動揺っぷりだよ?」

トール「アニキ!! なんも心配は要らねぇ! 俺ら義兄弟生まれた時は違えど死ぬときゃ一緒だぜ!!」

オーディン「……うむ」

フレイヤ「あれ〜、でもでも私たちのスキルってみんな同じ様なタイプですよね?」

フレイ「……ぇ?」

トール「……まぁな」

イズン「……つまり?」

イズーナ「みんな仲良く産廃ってこと\(^o^)/ 」

ロキ「……なん……だ……と……っ?」

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