【オリジナル論破】御武美「コロシアイ学園生活?」 (179)


・何番煎じかわからないけどよろしくお願いします

・舞台は希望ヶ峰学園ですが、マップ改変があります

・登場人物は全員オリキャラです

・ダンガロンパシリーズのネタバレが多数含まれます

・キャラは他で作成済み

・主人公は弁護士

・学級裁判に逆転裁判のシステムを取り込もうと考えています

・荒らし対策でsage進行です

それではよろしくお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1457688809

主人公のスペック

超高校級の弁護士

御武美 政二(おたけび せいじ)

交友力→6
発言力→6
集中力→4

能力の説明

『交友力』
高いほど他キャラ、主人公と仲良くなりやすい

『発言力』
学級裁判時の体力に相当します

『集中力』
自分:学級裁判時のスキルの使用回数に影響します
他キャラ:学級裁判時のスキルの使用頻度に影響します

【プロローグ:希望が絶望と逆転した日】

ついに!ここまで来たぞー!

憧れの希望ヶ峰学園の前に来て、つい心の中で叫んでしまう

私立希望ヶ峰学園、超高校級の才能を持つ生徒が全国から集められることで知られる学校だ

オレ…御武美 政二は超高校級の弁護士としてスカウトされた

希望ヶ峰学園を卒業した者は輝かしい人生が約束されると噂に聞いたが…

「確かにこの巨大な建物を見ると、あの噂も現実味があるように思えてくるな…」

やはりこの学園に入るために日本に戻ってきて正解だったな…

「さて、そろそろ中に入るとするか」

他にどんな才能を持った人がいるのだろう?

自己紹介はどうしよう?

そんなことを考えながら、校門を踏み越えた瞬間…

「は…?なん、だ…これ…?」


世界が


グルリと


回って


いく

…………

……

寝落ちしそうなので、今日はここまで

明日は更新できなさそうなので、再開は明後日の昼頃でお願いします

http://fsm.vip2ch.com/-/hirame/hira103590.jpg
[ゴンベッサ・先原直樹]

ネット上でゴンベッサと呼ばれている、都道府県ssの後書き「で、無視...と。」の作者。
2013年に人気ss「涼宮ハルヒの微笑」の作者は自分であると自称し、物議を呼んだ。
詳しくは「ゴンベッサ」で検索

1990年3月30日生 岡山県津山市出身 血液型B型
実家の住所 岡山県津山市大田277-1 電話番号0868-27-1823

騒動から二年以上経った現在も自分のヲチスレに粘着し、監視を続けていることが判明。
【都道府県SS】ゴンベッサ総合★8【先原直樹】→ http://goo.gl/ER3pu5

更新します

ー 1ーA ー

「…きて…」

うるさいな…人の眠りを邪魔しないでくれ…

「…いい加減…、…きて…」

いい加減にして欲しいのはこっちの方だよ…

「いい加減に…」


「起きろーーーー!!」



御武美「はっ!誰だ!?」

???「ちょっと!驚かさないでよ!」

御武美「す、すまん…って最初に大声出したのそっちだろ!」

???「だってアンタ、全然起きないんだもん」

御武美「…まあいい、それでキミは誰なんだ?」

祇園寺「アタシは祇園寺 茉莉、超高校級の実行委員として呼ばれたの」

御武美「御武美 政二、超高校級の弁護士だ」

祇園寺「ふーん…弁護士、ねぇ…?」

御武美「な、なんだよ?」

祇園寺「なんかアタシの弁護士のイメージと違うからさ」

御武美「失礼な!」

_____________________
_____________________

祇園寺「…ところでさ、アンタはいつどうやってこの教室に来たの?」

御武美「…覚えてない」

御武美「学園の中に入った時に変な感じがして…」

御武美「気が付いたらここにいたんだ」

祇園寺「やっぱり…」

御武美「やっぱりって…祇園寺もそうなのか?」

祇園寺「うん…アタシも気が付いたらここに…」

祇園寺「どうしよう…ここなんか薄暗いし…不気味だし…」

御武美「とりあえず…ここから出てみるか?」

御武美「他にも人がいるかもしれないし…」

祇園寺「う、うん…分かった」

他に人がいないか確かめるために廊下に出たはいいが…

御武美「…祇園寺…離してくれないか?」

祇園寺「お、男ならアタシのこと守りなさいよ…!」

御武美「さっきまで元気に叫んでただろ…」

祇園寺「それは関係ないし!」

祇園寺「アタシ…こういう静かで暗いとこ苦手で…」

…意外な弱点だな…

御武美「だからって…あ、あそこに誰かいるぞ」

祇園寺「本当だ!お〜い!」

???「あ、こんなところにいたのね」

御武美「…もしかして、キミも他の人を探してたのかい?」

???「う〜ん…ちょっと違うかな」

???「ウチは『あとの一人』を探してだけだし」

祇園寺「一人?どういうこと?」

???「まあ、詳しい話は移動した後でね」

???「他のみんなも待ってるからさ」

万堂「あ、あとウチは万堂 才華!よろしく!」

ー 玄関前ホール ー

万堂に連れられた来た場所には思っていたよりも多くの人がいた

万堂「みんな、連れた来たよ!」

?1?「ちょっと待て…なぜ二人もいる?」

?1?「全員で16人のはずだが?」

リーダーっぽい奴が訝しむような目でこっちを見てくる…

?2?「「だいじょーぶ!ウチらが1人カウントだから!」」

この二人は双子か…

万堂「細かいことは自己紹介してからでいいんじゃない?」

特に異論はなく、順番に自己紹介をすることとなった

いつの間にか、3グループに分かれてしまったな…

どのグループから話しかけてみようかな?

A:祇園寺がいるグループ
B:万堂がいるグループ
C:もうひとつのグループ

安価↓2

30分以内に有効な安価がない場合プロローグは安価なしで進行します

>>41を訂正

いつの間にか、3グループに分かれてしまったな…

どのグループから話しかけてみようかな?

A:祇園寺がいるグループ
B:万堂がいるグループ
C:もうひとつのグループ

安価は30分以内のレスで一番早く有効なもの

30分以内に有効な安価がない場合プロローグは安価なしで進行します

選択肢C

あの組のメンバーに話しかけてみよう…

誰から話しかけようかな・・・?




A:オドオドしている女子




B:仮面をつけて、動画撮影してる男




C:双子の女子
D:会話をしている男女



30分以内に有効な安価があれば採用

選択肢D

あの二人に話しかけてみるか…



?男?「キミは一番最後にここに来た…」



御武美「御武美 政二だ、遅れたのは悪かった」



?女?「別に気にしてないから大丈夫」



海山「アタシは海山 三千世、探検家よ」



海山「で、こっちが…」



白羽根「白羽根 健斗、プロデューサーをやってます」





超高校級の探検家:海山 三千世(うみやま みちよ)



交友力…6/発言力…6/集中力…6





超高校級のプロデューサー:白羽根 健斗(しらはね けんと)



交友力…7/発言力…5/集中力…5





白羽根「周りを見ると結構、個性的なメンバーが集められたみたいですね」



御武美「才能のある人ほど目立つってことなのか?」



海山「明らかに悪目立ちしてるやつもいるけどね」




結局全員と会話するので、ここの安価は無しにします

あの女子に話しかけてみよう…

御武美「オレは御武美 政二、キミの名前を教えてくれるかな?」

長月「ひゃ、ひゃい!長月 瑠璃、15才なのでしゅ!」

御武美(…緊張してるのか?)

御武美「そ、そうか…それで、長月はどんな肩書きでスカウトされたんだ?」

長月「ちょ、超高校級の宝石商としてスカウトされたのです!」


超高校級の宝石商:長月 瑠璃(ながつき るり)

交友力…2/発言力…3/集中力…4


御武美「えっと…別に敬語を使わなくてもいいんだよ?」

長月「へ?ご、ごめんなさいなのです!」

長月「じゃなくて…ごめんなさいだぜ!」

御武美「…ごめん…やっぱそのままでいいよ」

長月「えぇ!?」


改行できてなかったらすいません

あの怪しげな男?に話しかけてみるか…

御武美「あの、ちょっと…」

???「おっと、ここで第一同級生を発見!」

???「ちょっと話を聞いてみましょうか!」

???「キミ、名前とスカウトされた才能、それと特技を教えてくれ!」

御武美「お、御武美 政二、弁護士だ」

御武美「特技はー…ってこれは関係ないだろ!」

???「おおっ!?素晴らしいノリツッコミだね~!」

???「こんなところで、『第一回 希望ヶ峰学園に入学してみた』は終わりだよ!」

ロキ「次回もまたよろしく!実況はロキでした~!」


超高校級の実況者:ロキ

交友力…2/発言力…6/集中力…5


御武美「…で、ロキだったか?お前は何をしてたんだ?」

ロキ「何って~?そりゃ実況だけど?」

ロキ「今日から始めた『希望ヶ峰学園に入学してみた』、シリーズ物になるからよろしくね!」

御武美(…なんというか…マイペースなやつだな…)

次はあの双子に話しかけてみるか…

?右?「そこのキミー、一人でいるけどボッチなの?」

?左?「それともー、コミュ障なの?」

いきなりめちゃくちゃ酷いこと言われた…

御武美「御武美 政二、弁護士だ」

御武美「それとボッチでもコミュ障でもない」

御武美「あと、名乗ってくれないと見分けがつかないんだが…」

???「「ウチらは番井って名字でー」」

?左?「政ちゃんから見て右側にいるのがゆーちゃんこと右梨奈でー」

?右?「左側にいるのがさーちゃんこと左梨奈だよー」

番井「「ちなみに、超高校級のバドミントン部としてスカウトされたんだよー!」」


超高校級のバドミントン部:番井 右梨奈・左梨奈(つがい ゆりな・さりな)


御武美「番井?」

番井「「なにー?」」

御武美「どっちが姉なんだ?」

右梨奈「そんなこと分かんなよねー」

左梨奈「気にしたこともないしねー」

御武美「じゃあ、どうやって呼び分ければいい?

右梨奈「普通に名前で呼べばいいじゃん?」

左梨奈「それともー?ゆーちゃん、さーちゃんって呼びたいのー?」

御武美「…名前で呼ばせていただきます」

あの双子に話しかけてみるか…

?右?「そこのキミー、一人でいるけどボッチなの?」

?左?「それともー、コミュ障なの?」

いきなりめちゃくちゃ酷いこと言われた…

御武美「御武美 政二、弁護士だ」

御武美「それとボッチでもコミュ障でもない」

御武美「あと、名乗ってくれないと見分けがつかないんだが…」

???「「ウチらは番井って名字でー」」

?左?「政ちゃんから見て右側にいるのがゆーちゃんこと右梨奈でー」

御武美(政ちゃん…?)

?右?「左側にいるのがさーちゃんこと左梨奈だよー」

番井「「ちなみに、超高校級のバドミントン部としてスカウトされたんだよー!」」


超高校級のバドミントン部:番井 右梨奈・左梨奈(つがい ゆりな・さりな)

交友力…9/発言力…4/集中力…4


御武美「番井?」

番井「「なにー?」」

御武美「どっちが姉なんだ?」

右梨奈「そんなこと分かんなよねー」

左梨奈「気にしたこともないしねー」

御武美「じゃあ、どうやって呼び分ければいい?

右梨奈「普通に名前で呼べばいいじゃん?」

左梨奈「それともー?ゆーちゃん、さーちゃんって呼びたいのー?」

御武美「…名前で呼ばせていただきます」


>>88は訂正前のものでした

一通り話してみたが、意外と話せる奴もいたな…

次はどっちの組に話しかけようかな?

A:祇園寺がいるグループ
B:万堂がいるグループ

30分以内に有効な安価があるなら採用

この安価はのちの展開に若干関わります(主に捜査の時)

A

用事があるのでいったんきります

採用された安価は>>99です

人少なかったので連取ありにしてたので、>>97は今回は無しということでお願いします

再開は16時ごろで

再開します

祇園寺がいる組にしよう…

御武美「祇園寺、調子はどうだ?」

祇園寺「…ちょっと厳しいかな…アハハ…」

見たところ祇園寺は一人の女子としかまともに話せていないようだ…

正直、他の3人は非常に話しかけ辛そうだ…

まずはあの魔女みたいな雰囲気の女子から話しかけてみるか…

御武美「ちょっといいかな?」

???「……な、なんだ……?」

御武美「オレは御武美 政二って言うんだ」

御武美「超高校級の弁護士としてここに呼ばれた」

御武美「キミの名前と…出来れば肩書きを教えてくれるかな?」

蛇谷「…へ、蛇谷 幽子…や、薬剤師だ…フヒッ…」


超高校級の薬剤師:蛇谷 幽子(へびたに ゆうこ)

交友力…2/発言力…4/集中力…5


御武美(…フヒッ…?)

蛇谷「…も、もういいか…?」

御武美「あ、ああ…」

御武美(変わったやつだったな…)

傷だらけの外国人に話しかけてみよう…

御武美(一応、英語で話しかけてみるか…)

御武美「アー…ワッツヨーネーム?」

???「む?どうやら気を使わせてしまったようだな」

???「私はある程度の日本語は話せるから、無理して英語でなくても大丈夫だ」

ソロ「私はソロ・ホークアイ、超高校級の英雄…となっている」

ソロ「よろしく頼むぞ、オタケビ」


超高校級の英雄:ソロ・ホークアイ

交友力…4/発言力…8/集中力…6


御武美「…ああ、よろしく」

御武美(オレ、帰国子女なんだけど…)

なんでこの状況で絵が描けるんだ…?

御武美「ねぇ…少しいいかな?」

御武美「出来ればキミの名前と肩書きを教えて欲しいんだけど…」

???《自己紹介って絶対?》カキカキ

御武美(なんかノートに書き始めたぞ…)

御武美(ご丁寧に喋ってるキャラまで描いて…)

御武美「いや…絶対じゃないけど…」

???《じゃあしない》カキカキ

御武美「せめて名前だけでも教えてよ…」

??? カキカキ ビリッ

《渋柿 黒憂努 肩書きは察して》


超高校級のイラストレーター?:渋柿 黒憂努(しぶがき くろうど)

交友力…0/発言力…9/集中力…5


御武美(…こいつとは仲良くできそうにないな…)




祇園寺と話してる女子に話しかけるか…

御武美「オレは御武美 政二、超高校級の…」

???「弁護士なんでしょ?すごく頭がいいんだね」

網野「私は網野 星恋、超高校級の栄養士よ」

網野「これからよろしくね、御武美くん」


超高校級の栄養士:網野 星恋(あみの せれん)

交友力…5/発言力…4/集中力…6


御武美「ああ、こちらこそよろしく」

御武美(常識人な人もいて良かった…!)

万堂のいる組で最後か…

万堂は今…さっきのリーダーっぽい奴と話してるな…

まずは、あのお坊さんっぽい人に話しかけてみよう…

???「おや?まだ、あなたには名乗っていなかったですね」

???「私、そうりんと申します」

宋琳「古い中国の国名の『宋』に王偏に『林』と書いて『宋琳』と読みます」


超高校級の僧侶:宋琳(そうりん)

交友力…6/発言力…5/集中力…9


宋琳「あなたの名前を教えてもらってもよろしいでしょうか?」

御武美「オレは御武美 政二、超高校級の弁護士だ」


宋琳「その歳で弁護士とは…素晴らしい才能をお持ちのようですね」

宋琳「私はまだ修行中の身で未熟ですが、なにとぞよろしくお願いします」

御武美「ああ、よろしく」

御武美(少し話しただけでも、人格者って感じがしたな…)

偉s・・・堂々としている女子が男に愚痴をこぼしているように見える…

あの二人…男のほうから話しかけてみるか…

?女?「ちょっと!私を無視してそいつに話しかけるってわけ!?」

御武美「…別にいいだろ?誰に話しかけたって」

?女?「そいつは私の下僕、私より先に話すなんて許されないわ」

?男?「お嬢様、下僕ではなく側近でございます」

?女?「どっちも変わらないわよ」

?女?「というか、いい加減私が誰だか気づかないわけ?」

御武美「…すまん、どこかで会ったことがあったのか?」

?女?「ハァ?アンタとこの私が知り合いなわけないでしょ?」

?女?「ものを知らないようだから特別に教えてあげるわ」

富士沢「私は富士沢 エリカ、あの富士沢グループの一人娘」

富士沢「それでこいつは大葉 影郎、私の下僕よ」

大葉「お嬢様、私めは側近でございます」


超高校級の社長令嬢:富士沢 エリカ

交友力…4/発言力…7/集中力…5


超高校級の側近:大葉 影郎

交友力…2/発言力…0/集中力…10


富士沢「で、アンタは何様なの?」

御武美「…御武美 政二、弁護士だ」

富士沢「弁護士ぃ?冴えない感じのアンタが?」

富士沢「こんなのが弁護士なんて、世も末ね」

御武美(…もはや何も言うまい)

万堂と話してるリーダーっぽい男に話しかけてみるか…

???「おい、お前の名前と肩書を教えろ」

御武美(いきなりなんだこいつ…?)

御武美「…御武美 政二、弁護士だ」

???「それを証明できるものはあるのか?」

御武美(そこまで疑うのかよ!?)

御武美「…一応、弁護士バッジならあるが…」

???「……偽造ではないだな」

御武美「そりゃそうだろ…」

???「今まで疑って済まなかった」

藍田「俺は藍田 琉火、超高校級の活動家だ」


超高校級の活動家:藍田 琉火

交友力…6/発言力…10/集中力…7


御武美「さっき16人がどうのこうのって…」

藍田「その件は自己紹介が終わってから話す」

藍田「もうすぐ終わるだろうから少し待ってくれ」

御武美「…分かった」

とりあえず、今日はここまで

明日は用事あるので、再開は明後日の昼頃でお願いします

亀進行ですいません

すみません

今日の夜にちょっとだけ更新します

ちょっとだけ更新します

藍田「さて…互いに自己紹介は終わったみたいだな」

藍田「とりあえず…遅れてきた二人…」

藍田「祇園寺と御武美、疑って済まなかった」

祇園寺「い、いいよそんな謝らなくても…」

御武美「さっきも謝ってくれたし、もう気にしてないぞ」

御武美「それよりも、16人で全員っていうのは何なんだ?」

藍田「それがまさに、お前たちを疑った理由だ」

藍田「希望ヶ峰学園は通例、才能ある学生を16人しかスカウトしない」

網野「あっ!その噂ネットで見たことあるかも!」

藍田「だが、今回はそこの番井姉妹が一人分としてスカウトされた」

藍田「それが、今ここに17人いる理由だ」

白羽根「双子で才能一つとかありなんだね…」

番井(右)「バラバラにならなくてよかったよねー」

番井(左)「ほんとにねー」

藍田「話はもう一つある」

藍田「この学園に入るときに妙な感覚に襲われた者は手を上げてくれ」

スッ…とあちこちで手が上がる…

藍田「…渋柿以外だな…」

蛇谷「フヒッ…え、絵をよく見ると…て、手を挙げてる人が…」

宋琳「渋柿さんは絵がお上手なんですね」

渋柿「………」

藍田「…なら全員だな」

祇園寺「や、やっぱりさ…全員ってのはおかしいよね…?」

ロキ「もしや誘拐されてしまったのか!?」

富士沢「この私を誘拐って…有り得ないわ」

大葉「はい、お嬢様」

大葉「仮にお嬢様が誘拐されたのなら、富士沢グループが総力をあげて救出に向かうはずです」

長月「じゃ、じゃあ誘拐ではないんですね…」

藍田「そもそも誘拐とは一言も言ってない…」

海山「そもそも、ここは希望ヶ峰学園の中でしょ?」

海山「だとしたら、そんなこと気にする必要ないでしょ」

ロキ「希望ヶ峰学園からのサプライズですね、これは!」

万堂「こんな不気味なサプライズはいらないんだけど…」

藍田「…そうだな、何かあるのなら学園側から指示があるだろうし…」

藍田「それまでは、自由に動いてもいいだろう」

番井(右)「おー!念願の自由時間ですなー」

番井(左)「ゆーちゃん、探検しに行こうよ!」

渋柿「………」

富士沢「あー…喉乾いた…大葉!」

大葉「かしこまりました、お嬢様」

急に賑やかになったな…

御武美(オレも校内を探索してみるとするか…)

今日はここまでです…

更新少なくてごめんなさい…

お久しぶりです

パソコンを買い替えたりしていて更新できませんでした

少しだけ更新します

ー 玄関ホール ー

御武美「あー…渋柿は探索とかしなくてもいいのか?」

渋柿《めんどう》

御武美(…だと思った)

御武美「富士沢たちはどうするんだ?」

富士沢「私もパス、知ってるから」

御武美「もしかして、希望ヶ峰学園に来たことがあるのか?」

富士沢「大葉、答えなさい」

大葉「かしこまりました、お嬢様」

大葉「お嬢様のお父上が経営する富士沢グループは…」

大葉「希望ヶ峰学園のスポンサーなのでございます」

御武美「…つまり富士沢はコネ入学なのか?」

大葉「御武美様、それは違います」

大葉「お嬢様は…」

富士沢「…大葉、もう黙りなさい」

大葉「申し訳ありません、お嬢様」

御武美(…てっきり否定するかと思ったんだが…)


玄関ホールを出て、近くの部屋に入ってみると藍田、白羽根、長月の3人がすでにいた


御武美「ここは…視聴覚室か?」

藍田「これだけデカいスクリーンを持った視聴覚室も珍しい」

藍田「さすがは希望ヶ峰学園といったところか」

白羽根「僕の所のコンサートで使うものと同じくらいですね」

御武美「そういえば、白羽根は誰のプロデューサーなんだ?」

白羽根「成星 舞ってアイドルなんですけど…知ってますか?」

御武美「いや、オレは芸能とかには疎くて…」

長月「成星 舞さんですよ!?テレビに出ない日はないと言われるトップアイドルですよ?」

白羽根「長月さん、もしかしてファンなんですか?」

長月「大ファンなのです!あ、もしよかったらサインとか…」

白羽根「はい、今度頼んでおきますね」

長月「ありがとうなのです!」

御武美(急に元気になったな…)

藍田「………」

御武美「藍田?どうかしたか?」

藍田「いや…なんでもない」

御武美「?」

御武美(何かあるのか…?)

ー 保健室 ー

ここは保健室か…

海山「あら?御武美もここに来たの?」

御武美「ああ、探索ついでにな」

海山「私は包帯とか絆創膏とかあるか確認しに」

海山「探検家だから、つい気にしちゃうのよね~」

御武美「職業病ってやつだな」

海山「かもしれないわね」

御武美「……で、蛇谷は何してるんだ?」

蛇谷「フヒッ!?き、気づいていたのか…」

御武美「薬品棚を漁っていて気づかないわけがないだろ…」

蛇谷「で、でも…そ、そこの人は何も言わなかった」

海山「そこの人って…アタシ?」

蛇谷「そ、そうだ…」

海山「い、いや…話しかけづらかっただけよ?」

蛇谷「そ、そうなのか…」

蛇谷「て、てっきり…自分からリア充に気づかれないオーラが出てるのかと…」

御武美(リア充に気づかれないオーラってなんだよ)

海山(コメントしづらいわ…)

御武美「うん…まあそれはともかく」

御武美「なんで薬品棚を漁ってたんだ?」

蛇谷「じ、自分も…し、職業病だ…」

蛇谷「ク、クスリを見ると体が勝手に…」

御武美(職業病っていうより依存症じゃ…)

蛇谷「こ、ここにはいいクスリが揃っている…」

蛇谷「か、風邪を引いたときは任せろ…」

海山「それは頼もしいわね」

蛇谷「マ、マイベストブレンドのモノを処方する…」

海山「……前言撤回するわ」

ー 1ーA教室 ー

ここはさっきオレが寝てた教室だな…

どうやら先客がいるようだ…

右梨奈「ねぇソロ兄ちゃん?」

左梨奈「その傷はどうしてできたの?」

ソロ「これはな…誰かを助けるために負った傷なんだ」

右梨奈「ふむふむ…名誉の負傷ってやつですな!」

ソロ「……そうだな」

左梨奈「すご~い!」

御武美「おーい、3人で何してるんだ?」

ソロ「オタケビか…私はこの教室を調べているところだ」

番井「「ウチらはついて来ただけだけどね!」」

右梨奈「そう言う政ちゃんは?」

御武美「オレも…まあ似たようなところだ」

御武美「ソロ、何か分かったことはあるか?」

ソロ「分かったことは無いが…ひとつ気になることはある」

左梨奈「気になることって?」

ソロ「この教室…隣のもそうだったが窓が一つもないのが疑問でな」

御武美「…!」

さっきは寝起きで気づかなかったけど…これは変だな…

御武美「それは気になるな…」

右梨奈「学校のせんせぇが日光に弱かったんじゃな?い?」

左梨奈「それとも?、ヤンキーが窓を割るからなくしちゃったとか!」

御武美「それは現実的じゃないだろ…」

ソロ「まあ、この疑問も学園から説明があるだろう」

御武美「…それもそうか」


御武美「ところで…」

番井「「なに?」」

御武美「なんで、ソロは『ソロ兄ちゃん』で」

御武美「オレは『政ちゃん』なんだ?」

右梨奈「そりゃあね?」

左梨奈「言っちゃっていいの??」

御武美「ああ、教えてくれ」

右梨奈「ソロ兄ちゃんは、なんか威厳っぽいのがあるけど?」

左梨奈「政ちゃんはそういうのがないからだよ?」

御武美「いや、英雄と比べられても…」

ソロ「………」

右梨奈「そういうの抜きにしてもだよ?」

左梨奈「だから『政ちゃん』なの、分かった?」

御武美「…ああ」

御武美(…なぜだ…)

更新します

ー 体育館前ホール -

ここが最後の部屋だな…

ロキ「見てください!高校卓球の優勝トロフィーです!」

ロキ「もしかしたら、超高校級の卓球部の先輩がいるのかもしれませんね!」

ロキ「他にもこんなにトロフィーがっ!」

ロキ「やっぱり希望ヶ峰学園は凄いですねぇー!」



御武美「あいつは…何をしてるんだ…?」

祇園寺「カメラに向かって喋り続けてるようにしか見えないけど…」

万堂「実況者っていうのは全員あんな人なの?」

御武美「特殊なケースだと思いたい…」

祇園寺「でも…本当に凄いよね」

祇園寺「パッと見ただけでも、いろんなスポーツのトロフィーとか置いてあるもん」

万堂「さすがは希望ヶ峰学園といったところだね」

万堂「ウチも後世に何か残したいな~」

御武美「そういえば…万堂の才能って…」

ピンポンパンポーン

???「あー…マイクテス、マイクテス…」

???「新入生の皆さんは今すぐ体育館に集合してください!」

???「繰り返します、新入生の皆さんは…」

オレたち声を遮って突然流れ始めた放送

この学園の雰囲気にはそぐわないあっけらかんとした声はとても不気味だった

祇園寺「…なに今の…」

御武美「校内放送…にしては変というか妙というか…」

万堂「まあまあ、体育館集合でラッキーじゃん」

万堂「移動が少なくて済むし」

祇園寺「でも、あのへんな声の人の指示に従うのは…」



ロキ「変でしたか!?ボクは楽しそうな声に聞こえたけどね!」

祇園寺「きゃっ!き、急に話しかけないでよ!」

御武美「お前…普通に喋れたのか…」

ロキ「当たり前田のクラッカー!」

ロキ「ていうかキミ達はボクをどういう目で見てたのさ!」

御武美「変人」

祇園寺「変な人」

万堂「変人でしょ?」

ロキ「うわ…ひどっ」

万堂「ていうか、こんなことしてないで早く体育館に行かなきゃ」

ロキ「まって!おいてかないで…」

万堂の言葉に押され、オレたちは体育館に足を踏み入れた

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