主人公「小さな国で誰かと恋愛したりする」【安価】 (172)

主人公「田舎町で誰かと恋愛する」【安価】
主人公「田舎町で誰かと恋愛する」【安価】 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1701002329/)
の外伝スレ

一応共通キャラクターは1人だけです
あなたは後にとある小さな田舎町となる土地で一国の主になっていただきます
本編スレッドと違い自由度は高くなっております
また、本編スレでは高難易度なハーレムも最初から可能になっています
戦国時代設定ですが横文字も普通に出てきますがその辺は気にしないでください
メインとなるヒロイン4人以外は途中でキャラ募集する可能性があります


主人公の性別から決定します

>>2
アンケート方式
1 男(ノーマルカップリング)
2 女(百合カップリング)

いきなりミスをしました、先に3票入ったものを採用します

2

1

2

2

女主人公に決定しました
主人公の名前を記入してください
(苗字なしで名前のみ)

すいません、安価は下でお願いします
なぜかこっちのスレだとミス連発してます……

千雪

>>9
読みは「ちゆき」で大丈夫でしょうか?

>>10
大丈夫です

「……さま……ちゆ……千雪様、起きてください」

「う、うぅん……」

聞き慣れた、幼馴染のような少女の声が聞こえる

「千雪様、もう朝ですよ」

「……」

安価下
1 あたしはもう少し寝る!
2 私はもう少し寝ます……

2

「ハナ……私はもう少し寝ます……」

「駄目です、そう言って布団にもぐっていては1日が終わってしまいますよ、起きてください!」

そう言って、ハナは私の布団を剥ぎ取った
まだ春になって間もないこの国でそんなことをするなんてなんて人だ!

「い、いやぁ……さむい……こたつ出して……」

「先日しまったばかりです、さぁ、起きてください」

栗色のロングヘアの少女ハナは私を無理やり起こす
いやいやながら体を起こし、着替えていると

「あ、千雪、起きた?」

扉の向こうからひょこりと顔を出す黒髪、ポニーテールの少女ハオンが私にとことこと近づいてくる
今日もハオンはいい子だなぁ

「おはよう、ハオン」

「もうすぐお昼」

「……アレ、もうそんな時間?」

ちょっと本当に寝すぎたかもしれない
確か、今日の予定は

安価下
1 ハナと城下町へ出かける約束をしていた
2 ハオンと神社へ行く約束をしていた
3 妖怪退治に行く予定だった

3

「確か妖怪の退治の依頼が来てましたっけ」

「それなら兵士に任せておけばいいのでは?」

ハナにそう言われるけど……

「いいえ、私が見てきます。国主として、きちんと自分の目で確かめないといけないことがありますから」

「それなら、私も行く」

ハオンはそう言って私の腕に抱き着く
さて、どうしたものかな?

安価下
1 ハオンをお供に連れて行く
2 残念ながら先客がいると伝える

2

「ごめんねハオン、今日は先客がいるからまた今度ね?」

「ん、千雪が言うなら待つ」

あぁ、ハオンちゃん、本当にいい子……

「鼻の下が伸びてますよ」

「ハナは昔もっとかわいかったんですけどね」

私が目をそらしながらそう言うとハナは笑顔のまま私の頬を引っ張った

「だーれーのーせいですかー?」

「いひゃい、いひゃい、ごへんなひゃい」

うぅ、ひどい目に遭った
そんなわけで私はその先客の場所へ向かう
待ち合わせ場所は……

安価下
1 神社だ
2 裏山の入り口だ

2

森の入り口に行くと背の低い黒いツインテールの少女が待っていた
その背中には弓矢が背負われている

「あ、遅いです、ゆきねぇ!」

そう言って私を見ながら頬を膨らませる少女、ナツちゃんは私に駆け寄ってくる

「ゆきねぇはもっと緊張感を持つですよ!」

「うん、ごめんね」

可愛いなぁ、なでなでしてあげよう

「なでなでするなです! もう!」

まだ怒ってるナツちゃんは大きくため息を吐いた後、私の方を向きなおす

「妖怪には話が通じないような相手も、思いもよらないような術を使う相手もいろいろいるですよ。ただの狩りとは違うです! もっと気を引き締めて……」

「まぁ、妖怪にもいい子はいますし」

「そうですけど!」

ぷりぷり怒るナツちゃんを撫でながら改めて今回の依頼について聞いてみる

「それで、どんな妖怪の退治の依頼が来てるの?」

「えっとですね……」

安価下
1 知能のない妖怪
2 知能のある妖怪(どんな妖怪か記入、記入無しなら鬼にします)

1

「知能のない妖怪らしいです、足がいっぱいのカラスですね」

「そうなんだ、じゃあもしかして私は役立たず?」

「です」

「……」

まぁ、弓矢なんて持ってきてないからね
ちなみに私の刀の腕は……

安価下
1 ザコ中のザコ
2 普通の兵士くらい
3 結構戦えて兵士くらいなら勝てる
4 割と強い、妖怪相手でも戦える
5 天下無双、刀の神様に愛されてる

1

そう、兵士の一人どころか町のちゃんばらしてる男の子に負けるくらいにはザコ中のザコ!
……自分で思い直しててなんだか虚しくなってきた……
いいんです、私は、国主だし戦うために生まれたわけじゃありませんから!

「とりあえず、ボクのそばを離れちゃだめですよ、知能のない妖怪も危険ですから」

「は、はい……」

こうして私はナツちゃんと2人で妖怪退治に出かけることになりました
道中ではとくに何もなく、妖怪カラスが目撃された地域まで到着しましたが……

「うーん、何もいないね」

「ですね」

なかなかカラスが現れる気配はない

安価下
1 もう少し奥へ進もう
2 なんか血の匂い?
3 もう帰ろう
4 自由安価(エッチ系も可)

一旦ここまでで終わります

2

「……ねぇ、血の匂い、しませんか?」

「え、僕はわからないですけど……ゆきねぇが言うなら」

確かに私は剣や棒術、弓矢なんて使えない
でもその代わり互換は人並み以上にある自信がある
それは多分忍者が天井裏に忍び込んだら即座にわかるくらい
もちろんながら嗅覚も強い
だからそのにおいを察知する

「こっちですね」

安価下
1 兵士の死体が!
2 人間の女の子が!
3 妖怪の女の子?が!
4 何もなかった、私の鼻も衰えたものですね
5 自由安価

2

人間の少女のキャラクターを決めます

安価下~下3
【名前】
【年齢】
【見た目】
【服装】
【外したくない設定】
【自己紹介文】(口調、一人称がわかるように書いてください)
【その他設定】
(募集後、多数決で採用する子を決めます)

【名前】ユズリハ
【年齢】18
【見た目】亜麻色のお下げ髪。桜の花びらの髪留めを付けている
背は少し高め
幼気でほんわか和み系な印象の少女、けど胸は大きい
【服装】動きやすい薄い桃色の和服
刀と脇差しを持っている
【外したくない設定】
【自己紹介文】(口調、一人称がわかるように書いてください)
「私はユズリハだよ。ものすごーく遠くの国からやってきた、特にこれといった特徴もない旅人ですよ。よろしくね、千雪様」
「私の故郷? いいとこだよ、ご飯は美味しいし、景色は綺麗だし。けどまあ、色々ありましてね。こうして旅に出てるってわけですよ」
「自慢じゃないけど、多少剣には覚えがありますからね~。ここは一つ、私に任せてくださいなっと」
「こんな私だけど、そりゃ男の人とお付き合いはしてみたいって思いはあるよ。こう見えて私、尽くすタイプですから。きりっ」
「そこまでだ下郎。邪な企みは私の刀が切り捨てる」
【その他設定】
ほんわかした性格で、敬語と砕けた口調が混じった、親しみを感じさせる話し方
マイペースだか他人と話すのは結構好きで、冗談なんかもよく言う
刀の神様に愛されたかのような刀の達人
触れたものを癒やす治癒の力を持つ
かなり良いところのお嬢様で、刀と治癒の才能を磨き、勉学にも勤しんでいて将来は民の役に立とうとしていたが、治癒の力を実力者に目をつけられ愛人にさせられそうになり、両親に密かに逃され旅に出た
以前はもっときっちりした性格だったが、そんな経緯でやや砕けた感じに
それでも元々あまり悩まない性格なのもあり、善良な気質はそのまま
なお自己紹介でいう尽くすタイプは冗談のようで本当
お茶が大好き

【名前】タキ(滝)
【年齢】11
【見た目】短く切り揃えた黒髪、黒い瞳。幼いながらも可愛い系の顔立ち。色白な肌。小柄な体格だが、一般的な成人男性のモノなら余裕で挟めるほどに豊かなロリ巨乳。安産型の尻。パイパン。
【服装】 農民が着る粗末な服。
【外したくない設定】農村の村娘で、妖怪退治に天性の素質を持つ少女。腕っぷしなら大人にも負けない。
【自己紹介文】
「ウチの名前はタキ。体を動かすのが得意で腕っぷしも男の子に負けへんで。でも蜘蛛とか百足みたいな虫は勘弁してや」
「恋人は欲しいな。ウチよりも強くて白馬が似合う紳士的な美男子。現れへんかな」
「スケベなのはあかんで。ウチの好みは王子様や」
【その他設定】
農村に住む村娘で男の子に混ざって体を動かすやんちゃ娘。
素質を見込まれて妖怪退治の弟子に誘われたが、誘い文句が悪かったらしく色町への勧誘だと勘違いし逃げ出した先で怪我をしたようだ。(怪我の原因はおまかせします)
前述の通り腕っぷしは強い反面、家事や炊事など女性的なことは壊滅的な腕前なことがコンプレックス。
少女らしく運命の相手が現れることを願っているが叶うかは神のみぞ知る。

【名前】アズサ
【年齢】17
【見た目】銀髪ロングのやや小柄な女の子
儚げな雰囲気の美少女
巨乳という程じゃないけど体格の割には大きい
【服装】素朴な町人の服装だが、手入れはしっかりされている
【外したくない設定】無邪気な毒舌天使アズサちゃん
【自己紹介文】(口調、一人称がわかるように書いてください)
「アズサと申します。千雪様、よろしくお願いいたします」
「大丈夫です千雪様! たしかに千雪様は武術はダメダメでからっきしですけど、良いところは沢山ありますから!」
「私は知識はそれなりに学んできましたが、武術の方はまだまだですから。精進が必要ですね」
「もう千雪様ってば、朝が弱いんですから。だから部下の皆さんから威厳がないって言われちゃうんですよ?」
【その他設定】
儚げな雰囲気の美少女だが、実は心身ともに逞しい
同年代の鍛えてない男の子と喧嘩で勝てるくらいには強い
幼い頃から勉学に励み、知識を皆のために役立てたいと思っている
人間だが、ハオンが使うような術を視認できる目を持ち、多少だが同じような術を使える
このことは信頼できるごく一部の人しか知らない
将来は術を農業や産業に活かす方法を研究したいと思っている
温厚で頑張り屋さん、礼儀正しい性格だが、ときおり悪気のない毒舌が出てくる(あくまで本人に悪意はない)

安価下~
2票会得したものを採用
1 ユズリハ
2 タキ
3 アズサ
タキちゃん選ばれた場合、似非関西弁になると思います

1

3

2
エセ関西弁気になる笑

1

ユズリハさんを採用します
1つ忘れていたので千雪の設定を1つ安価させていただきます


安価下
千雪の胸のサイズ
1 すごく大きい
2 大きい
3 普通
4 小さい
5 すごく小さい
6 壁

1

私たちがその場に駆け付けると血まみれな女の子が……

「はっ!」

巨大なカラスを切り裂いているところだった

「え、思ってたのと逆なんですけど」

「まぁ、安価では女の子が倒れてるとか入ってなかったですからね」

「待って、ナツちゃん、安価って何?」

「気にしないでいいです」

そんな話をしていると女の子はこちらに気づき顔を赤くする

「あ、このあたりに住んでいらっしゃる方ですか? こんな姿を見せてしまってなんだかごめんなさい」

こんな姿って、その血まみれの姿のことだろうか?
亜麻色のおさげ髪に桜の花びらの髪留めをしているその女の子はこちらに歩み寄る

「はじめまして、私はユズリハと言います。訳あって旅をしてるんだけど急に妖怪に襲われて」

「……妖怪カラスは狩りの時10羽以上の群れで襲うはずですけど」

ナツの言葉ににこりと笑うユズリハさん

「確か15羽くらいいましたけど、全部切ったので安心してください」

え、妖怪ってそんな簡単に倒せるものなの?
という気持ちを込めてナツちゃんを見ると「そんなわけないです」と言わんばかりに目を点にしながら首を振る

「そ、そもそも群れなら僕も対処できないですよ」

「で、ですよねー」

これ、賊とかが相手なら私たち大ピンチだったんじゃ?

「あ、そ、そうだ、私は千雪、こっちはナツちゃん、わたしたちは……」

安価下
1 この国の主と家臣です
2 近くに住んでいるものです
3 君の運命の相手です
4 自由安価

1

「この国の主と家臣です」

「何いきなり正体ばらしてるですか!!?」

ナツちゃんのパンチが私のお腹にヒットする

「ぎゃうん!?」

「あの人が悪い人だったら誘拐されるですよ!? 実力差は明らかですし!」

「ご、ごめんなさい……」

「だ、大丈夫?」

「ぽんぽん痛い……」

涙目になっている私のお腹をユズリハさんがそっとなでる
すると痛みがすっと消えて行った

「……え、これって?」

「もう痛くないですか?」

「う、うん」

確信する
ユズリハさんは特殊な力を持っている
なんて思っていると

「……え、国主様ですか!?」

「あなたもあなたで気づくの遅すぎです!!!」

驚いた顔をしているユズリハさん
まぁ、急に国主が現れたらそうかもね

「うちの主は馬鹿だから城下町に忍ばず行くし、町の人とは仲良しだし……」

「えっへん」

「ほめてないです、そのでかいものを張るなです」

ともかく、驚いて固まっているユズリハさんに声をかけることにする

「せっかくなので、お風呂、入っていきませんか?」

安価下
1 一緒に入る
2 お風呂上がりまでスキップ

1

一旦ここまでです
また夕方頃

「はぁ、きもちいい~」

「いや、なんで僕たちまで入ってるんですか」

「私は気にしてないよ?」

そんなわけで私とナツちゃん、そしてユズリハさんでお風呂に入っています
あぁ、きもちいい……

「こんなに大きなお風呂に山の上で入れるなんて、びっくりですね」

「うちにはとっても有能な家臣がいるからね! 妖術を使えば……」

言いかける私にお湯がかけられる

「だから秘密をペラペラ話すなです!」

「ご、ごめんなさい」

な、ナツちゃんは厳しいなぁ

「……」

あれ、ユズリハさんがこっちを睨んでる

「妖術というのは、どういうことですか?」

あ、あれ、変なこと言ったかな

「……ゆきねぇ、ハオンさんのこと話さないとまずそうですよ」

「自慢すればいいの?」

「……いい加減ふざけてると僕が先にぶん殴るですよ?」

「ご、ごめんなさい」

ナツちゃんが怖い……

「う、うちの家臣にはとってもかわいくていい子な天狗がいて……」

「天狗!? 妖怪の中でも多くの妖術を使える上級種じゃないですか!?」

「そう、かわいいんですよ!」

「噛み合ってないです……」

なんでナツちゃんは飽きれてるんだろう?
ともかく、お風呂を上がったらハオンを紹介しよう



「そんなわけで、この子がハオンだよ」

「……」

こう見えて人見知りの激しいハオンは私の後ろに隠れながらユズリハさんの方を見ている

「天狗と聞いて身構えたけど、子供だったんだ」

「うん、近くの山の天狗の里の生き残りでね、人間に里が襲われて両親に逃がしてもらったんだって。悪さなんてしてないのにひどいよね」

私の言葉に急に固まるユズリハさん
な、何か変なこと言っちゃったかな

「……あ、ごめんなさい、ちょっと昔のことを思い出して……」

安価下
1 詳しく聞いていい?
2 言いたくないなら言わなくてもいいですよ
3 自由安価

2

「言いたくないのなら言わないでいいんですよ」

「……すいません」

申し訳なさそうな顔をするユズリハさん
これ以上多くのことを話すのはまたナツちゃんに怒られそうだけど

「この国は、多少訳ありの人もいっぱいいるんです。だからあまり気にしないでいいですよ」

「……お気遣い、ありがとうございます」

さて、外を見るとまだ太陽は高らかと昇っている

「ハオン、今日はお昼ご飯何だった?」

「……お魚」

なぜか少し考えこむような動作を取ってからハオンが答えてくれた

「おぉ、楽しみ!」

「千雪は匂いでわかるはず、何で聞いたの?」

「ハオンが可愛いから!」

「……」

まんざらじゃなさそうだ

「ユズリハさんも食べて行ってください、妖怪退治してくれたお礼です」

「私は襲われて、それを返り討ちにしただけで……」

「でも、これでまた町の人たちが山に狩りに行けますから」

「……私は、千冬と釣りに行きたい」

「いいね、行こう行こう!」

「……」

楽しく話をする私とハオンを見ながらユズリハさんは唖然としている
どうしたんだろう?

「ユズリハ様、ゆきねぇはあれが平常運転です、能天気で馬鹿なだけですけど」

「……いい国みたいだね」

「自慢の国ですよ」

あれ、ナツちゃんとユズリハさん、笑顔で会話してる、いいなぁ、もう仲良しさんだ!



午後になる
今日はこの後何をしようかな?

安価下
1 ハナとお出かけ
2 神社にお参り
3 ハオンと釣りに行く
4 ナツと狩りに行く
5 ユズリハとおやつを食べる
6 自由安価

6 顔合わせも兼ねてハナ、ハオン、ナツ、ユズリハとまったりお茶とお団子食べる

早いですが、本日はここまでで
明日以降はおそらく片方ずつ更新する形を取ります

おつおつ
ほんわか国主すこ

「せっかくですから、顔合わせを兼ねてみんなでお茶とお団子にしませんか?」

私の提案にナツちゃんが手を上げる

「じゃあ、フユねぇも呼んだ方がいいと思うです」

「フユねぇ?」

「神社の巫女さんですよ。たしかにそうですね、じゃあ……」

安価下
1 ハナに呼んできてもらう
2 ナツに呼んできてもらう
3 自分で呼びに行く
4 誰かと一緒に呼びに行く(ハナ、ハオン、ナツ、ユズリハから選択、1人だけ)

3

「私が呼んでくるからハオンとナツちゃんはハナにお茶の準備するように伝えておいて」

「わかった」

「はいです!」

ハオンの手を引いて、ナツちゃんが走り出す

「廊下を走ったらだめだよー、じゃあ、ユズリハさんは庭の、えっと、あの木のところで待っててください」

「え、ひ、一人でいいの?」

「なにが?」

「私は今日ここに来たばかりの部外者で……」

「あ、もしかして道わからない?」

「そうではなくて!」

なぜかため息を吐かれた、私変なこと言ったかな?

「……あまり部外者を信用しすぎるのはだめだよ。盗みを働かれたり、今だって私が切りかかるかもしれないし」

「しないよね、ユズリハさんはそんなこと」

「……」

ユズリハさんは怒ったような顔をした後、こちらに刀を振るう
でも、私は一切動かずにいると刃は寸止めされる

「……どうしたの?」

「……驚かないんだ」

「殺気は感じなかったからね。悪い人かどうかの判断ができないで国主はやってないよ。じゃあ、またあとでね!」

そう言って、私はユズリハさんと別れ神社へ向かう



神社に着くとあたりを見回す
するとどこからか寝息が聞こえてくる
む、おそらくこっちかな?

「……くぅ……」

草陰を見てみるとロングツインテールの黒髪巫女がそこで寝ていた

「フユー、起きてー」

「ん……ゆきちゃん……?」

黒髪巫女、そしてナツちゃんの姉であり私の幼馴染のフユが目を覚ます

「もうお昼?」

「正午はとっくに過ぎてるけど、おやつにしようと思ってて、くる?」

「いく!」

わかりやすいくらい元気に返事するフユ

「じゃあ、いこうか」

「……ゆきちゃん、おんぶ……」

「自分で歩いてね?」

という訳でお城に帰ってきた私とフユはさっそく庭に移動する
そしてそこにはすでにナツちゃんとハオン、そしてユズリハさんがいた

「ハオンちゃん、久しぶりー」

「ん、フユ、久しぶり」

「改めて、私の幼馴染で巫女をやってるフユだよ」

「幼馴染だったんだ」

ユズリハさんがフユを見ながらつぶやく
一方のフユはじっとユズリハさんを見つめてる

「……ナツ、気づいてる?」

「へ、何がです?」

「……ゆきちゃんは?」

「?」

私とナツちゃんは顔を見合わせて首を傾げた後、あっ、と同時に呟く

「え、な、なに?」

「すごいの連れてるんだねー」

「えっ? えっ?」

フユは巫女だ
それも、ものすごく強大な力を持っている
もちろん幽霊だって見える人で……つまり、そう言う事だ

安価下
1 ユズリハさん、知らないほうがいいことはいっぱいあるんだよ
2 ユズリハに真実を伝える(信じてもらえる)
3 ユズリハに真実を伝える(信じてもらえない)

2

「たぶん、ユズリハさんに幽霊が憑りついてるんだよ」

「ゆ、幽霊?」

「うん、フユはそう言うのが見えてるから」

「……」

安価下
1 ガチで超怖がる
2 怖がる
3 少し怖そう
4 平気そう
5 反応を自由安価

4

「そうなんだ」

ユズリハさんは少し驚いてこそいるけど幽霊に関しては平気そうだ

「ちなみに大きいカラスのお化けがいっぱい……」

「あぁー……」

私とナツちゃんが同時に声をもらす
間違いなくさっきの妖怪の幽霊だ……

「お祓い、しておく?」

フユが首をかしげる
ユズリハさんの答えは……

安価下
1 しておく
2 必要ない

1

「幽霊に憑りつかれっぱなしなのもあれだし……せっかくだからお願いしますね」

「はーい」

そして……




「皆さん、おまんじゅうできましたよ……って、何してるんですか!?」

ハナが大きな声を出す
私たちは庭で火を焚いたり、大きな絨毯を敷いたりしてユズリハさんのお祓いをしているところだった

「え、お祓い?」

「な、なんでこんなところでお祓いしてるのかってことですよ!」

「ユズリハさんが幽霊に憑りつかれてたからだって」

「え?」

そこでハナの顔が青ざめる
そう言えばハナは幽霊が苦手だっけ

「え、そ、それ、わたしたちには無害な幽霊ですか?」

「いや、それはフユじゃないとわからないですけど」

ちなみに今、フユはお経?を唱えている最中だ、邪魔すると怒られる

「は、ハオンちゃん、今日は一緒に寝ましょう?」

「ハナと寝ると暑いからヤダ」

「そう言わないでー!」

ハナに抱き着かれていやがるハオン
なんというか……

「にぎやかだねー」

ようやくお祓いも終わり、お茶会が始まる

「というわけでお客さんのユズリハさん」

「ユズリハです、よろしくおねがいします」

ユズリハさんが頭を下げる
じゃあ、順番に自己紹介をしていこう

「改めて、国主の千雪です、それからこちらが私の家臣トリオ」

「雑です! ……弓兵長をしてるナツです」

ナツがツッコミをした後で頭を下げた

「ハオン、天狗、千雪の家臣」

「挨拶できて偉いね、ハオン」

「ん」

あぁ、ハオン可愛い、いい子いい子しておこう

「最後に、軍師兼千雪様のお世話係のハナです、よろしくお願いいたします」

ハナにはいつもお世話になってます!

「ナツの姉で巫女のフユだよ~」

最後にさっき紹介したばかりだけどフユ

「ユズリハさん、誰かに質問あればどうぞ?」

安価下
1 千雪に
2 ハナに
3 フユに
4 ナツに
5 ハオンに
6 特にない
質問の内容も記入してください


ちょっと寝向けに負けそうなので今日はここまでで終わります

1 今まで男性の方を見かけてないんですけど、ここは男性厳禁とかあるんですか?

乙です

「今まで男性の方を見かけていないんだけど、ここは男性厳禁とかあるの?」

ユズリハさんは私にそう聞く

「お城が大きく分けて2つになってるのはわかりますか? この奥側と入り口側」

「はい、建物自体が分かれてますね」

「奥側は男性厳禁です!」

「やっぱり、そうだったんですね」

国自体には男の方はいっぱいいるけどね

「ちなみに、理由はハオンさんです」

ナツちゃんが付け加える

「ハオンさん?」

「もともとは男性もこっちに入れたんですが、ハオン様は少し男性が苦手みたいで」

ハナが付け加える

「それでゆきねぇが男性厳禁って……過保護ってやつです」

「ほめても何も出ませんよ?」

「ほめてないです!」

な、なぜかハナとナツちゃんが声を被らせて怒った顔を向けてくる

「……愛されているんですね」

「……ん」

あ、ユズリハさんとハオンが話してる
このまま仲良くなってくれるといいなぁ

「ところでユズリハさんはいつ頃まで滞在する予定ですか?」

「そうですね」

安価下
1 まだ出国の予定はない
2 1か月ほど
3 一週間くらい
4 明日には出ようかと

1

「実を言うと、今お金がなくて……しばらくは出国の予定も、泊る場所の予定も……」

「そうなんですか、それならしばらくこのお城で働きませんか?」

私が提案するとハナとナツちゃんがまた勝手に、という顔をこちらに向ける

「い、いいんですか?」

「妖怪退治のお礼もしないといけないし、今お城に部屋が余ってるんで」

「……」

あれ、ユズリハさん、少し変な顔をしてる?

「なぜ、城に部屋が余っているのかは、聞いていいですか?」

「……えっと」

安価下
1 答える
2 少し答えられない
3 過呼吸を起こしちゃう

1

「この国は1回、隣国との戦で大きな被害を受けてまして、両親もその家臣もその時にいっぱい死んじゃったんですよ」

私が笑顔でそう言うとユズリハさんは怖いものを見るような目をこちらに向けた
同時に、フユがユズリハさんの服を少し引っ張る

「……この話題は、あまり出さないでほしいよ」

「っ……」

「そうそう、今夜少し神社に来てもらえると嬉しいなぁ、話したいこともいっぱいあるから」

二人で内緒話をされている、まぁ私の耳には聞こえてるんだけど

「ほら、千雪様、お団子ですよ」

……ハナまで誤魔化すように私にお団子を差し出してくる
もう、私は吹っ切れてるのに
とにかく、お茶会が終わり、今夜だけユズリハさんは神社に泊まる事にして、明日以降、お城の客室に泊まる事となった
今後のことは今夜フユと話すとのことらしい



安価下
1 ユズリハの様子を見る
2 このまま千雪視点で夜パート

1

「ごめんね~、白衣しか無くて」

「いえ、寝間着らしい寝間着がなかったから助かったよ」

私ことユズリハは、フユさんに誘われ、神社に泊まりに来ていた

「本題を話すとね、ゆきちゃんのこと、ドン引きしてたよね、ユズリハさん」

「は、はい」

「ゆきちゃんのこと、誤解しないでほしくてね……」

そう言いながらお茶を出される

「すこーし、昔の話で長ーい話になっちゃうけど、聞いてくれる?」

安価下
1 聞く
2 聞かない

1

「あれは3年位前かなぁ……本当に突然私たちの国は近くの国から襲われたんだぁ。もともと大きい国じゃなかったけど、山にある食料や城下町の畑で取れる食料のおかげで本当に食べ物には困らない地域だったから、それを狙われたんじゃないかなって私は思うんだけどね」

そう言って話し始めたフユさんはそっとお酒に手を伸ばす……ん、お酒?

「え、の、飲むのですか?」

「ごめんねぇ、私もこの話は多少酔わないとできないくらい……整理、出来てないから」

そう言って酒を口に運ぶフユさんを私は止められるはずもなく



それが起きたのは、今みたいな、もうすぐ春になるくらいの夜だったかな

「お母様、いっぱい足音がするんです!」

そう言って、不安そうに母親にすがったゆきちゃん
ゆきちゃんは耳がよかったからね、闇夜を歩く兵士たちの足音が聞こえてたらしい
そんなゆきちゃんの言葉に気づいた国主様たちはゆきちゃんをこの神社に隠れさせて城で合戦を行ったんだ
結果は、こちらの惨敗に近かった
ある出来事で流れが変わるまではね

「うっ、うぅ……」

「ゆきちゃん、大丈夫、大丈夫だからね……」

「ぐすっ、フユねぇ、ユキねぇ……」

「ナツも、絶対にお姉ちゃんが守るから」

この神社は私の力で作られた結界で守られてた
でも、結界は少しだけ姿を隠すことと、多少の戦火をよけることだけしか役立たない
誰かが神社に戦火が届いてないと気づけばこの場所も簡単に襲われるだろうし、何より……

「やだ、××の声、聞こえなくなって、○○の足音が、ああああ……」

その時のゆきちゃんは……全部、聞こえてたんだよ、いつもそばにいた人々が、死んでいくのが……
何度も耳をふさいで、涙を流して、震えて……
それを見てた、ハオンちゃんがね、立ち上がった

「……千雪、ごめん、行ってくる」

「やだ、ハオンまで、行かないで! お願い!」

「大丈夫、全員守る、もう、誰一人……殺させない」

そこからは、流れが変わった
ハオンちゃんは今まで、自分の術を誰かを殺すために使ったことはなかったんだ
でも、今回は違った
容赦なく相手を惑わし、吹き飛ばし、最後には確実に殺していった
そして相手を洗脳し、敵の陣地を簡単に割り出して……
終わったと思った

「敵の大将を、殺してきた。もう、平気……」

その言葉に、お城のみんなはやっと警戒を解き始めた
外からの声に私もナツもやっと恐怖から解放された
でも、ユキちゃんだけは違った

「ちがう……お父様、お母様!」

「ゆ、ユキちゃん!?」

走り出したユキちゃんに追いついた後、私は見ちゃったんだ……
ユキちゃんの、お父様が忍者に殺されるところを
そして、それを見てしまったユキちゃんを
忍者はそのすぐ後にユキちゃんのお父さんの側近に殺されて……

「ユキちゃん、ユキちゃん!!!」

ユキちゃんはその場で、気を失ってた
そりゃ、そうだよね。大好きだったお父さんが目の前で死んだんだから
ユキちゃんの耳には、まだその場に忍者が残ってたことがわかってたんだ
それに、すでに自分の母親が、死んでいることもね
生き残った兵士からは自分たちが雇われた身だという事と隣国の主の命令でこの夜襲をしたことが分かった
つまり、まだ終わりじゃない
そんなことがわかって、私もナツも、すごく、怖くなった

それから、三日間寝込んだユキちゃん
でも、目を覚ますとすぐに何かの支度を始めたんだ

「……ユキちゃん、もう大丈夫なの?」

「あはは、心配しすぎですよ、フユ」

「何、その格好?」

ユキちゃんが目を覚ましたって聞いて、すぐにユキちゃんの部屋に行った私が見たのは似合わない甲冑に身を包んだユキちゃんの姿だった

「……許さない、絶対に」

多分ね、その時には、すでに……ユキちゃんは壊れてたんだと思う
相手の居場所がわかるユキちゃんと人知を超えた力を持つハオンちゃん
2人以外にもあの襲撃で家族を、仲間を失った人たちはいっぱいいて、その怒りは隣国を簡単に滅ぼした
戦えないユキちゃんは、指示を出し続け、簡単に敵将を罠にはめ、陥れ、そして討伐していく
その時、ユキちゃんのそばにいた人から聞いた話なんだけどね、最後に、敵の国主の首が落ちる音を聞いたユキちゃんは……

「えへへ、やっとおわりましたね」

見たことのない、怖い、笑顔をしてたって言ってた……



「それからはね、ユキちゃんは泣かなくなっちゃったんだ、ふざけて泣きそうな顔をするときもあるけど、絶対に泣かないの。その代り、笑うんだよ。無理してるんじゃない……本当に、壊れてしまったように、笑うんだ」

「……」

「ただ、ね、ユキちゃんの笑顔は私たちや、兵士の人たちのための笑顔でもあるんだよ」

そう言いながら、またお酒を口に運ぶフユさん

「私たちがいることが、プレッシャーになって、ユキちゃんを壊しちゃったのかな?」

「……」

「それからはね、国主となったユキちゃんが色々頑張ったんだー、でも、もともと国主様、えっとユキちゃんのお父様以外は男性厳禁だったゾーンを城の3階以上の階から城全体に移したりとか、結構わがままもしてるんだよー」

壊れてしまった優しい国主の娘……
少しだけ、他人事のようには感じないでもなかった

「あれから、ユキちゃんは殺気とかもわかるようになったみたいでね、だからユズリハさんのこともすぐ信用したんじゃないかな?」

「……」

私は、なんて言葉を出していいのかわからなかった

「ごめんねぇ、少し、酔っぱらってきたみたい、そろそろ寝よっか」

話を遮るように、フユさんがそう言う
ニコニコした笑顔が似合う彼女は、語っている最中もずっと笑顔を作っていた
でも、話が進むごとにお酒を飲む速度が上がっていて、無理をしているのが丸わかりだった

「そうだね、そろそろ寝ましょうか」

「うん、おやすみなさい、ユズリハさん」

フユさんは蝋燭の火を消す
私は布団に横になり目を瞑る

「千雪様、まだ寝ないのですか? 明日また朝が辛くなりますよ」

「ん、平気ですよ、ハナ」

部屋の中でゴロゴロしている私にハナが声をかけてくる

「……ユズリハ様の監視はしなくていいのですか?」

「大丈夫ですよ、そう言えばハオンは?」

「もう寝てますよ」

「じゃあ夜這いにでも行こうかな」

「気絶させてあげましょうか?」

「じょ、冗談ですよ」

今夜も、夜が更けていく
もうしばらくの間でいいから、こんな時間が続きますように
そう願った



1日終了

安価下
1 翌日へ
2 キャラ別番外編(解放キャラナツ、フユ、ハオンのみ)

1

「……ゆきさま、千雪様!」

「んぅ……」

ハナが朝からうるさい……

「起きてください、もう、だから昨晩言ったじゃないですか!」

「あと1時間半か3時間……いや、4時間……」

「せめて1分くらいと行ってください!」

布団を剥ぎ取られ、いやいや起きる
今日は何をしようかなぁ?

安価下
1 ハナと城下町へ出かける
2 ナツと狩りに行く
3 ハオンと食べ歩きに行く
4 ユズリハ、フユに会いに行く
5 自由安価

1

「ハナ、今日のお買い物ついて行っていいですか?」

「はい、もちろんですよ」

私の質問にハナはあっさりと答えてくれた
そんなわけで、2人で町へ買い物に出かける
肉屋へ出かけると巨大な猪が縄で吊るされていた

「おぉ、イノシシです!」

「買いませんよ?」

「おぉ、千雪様、いらっしゃい」

店主の男の人に声をかけられる

「おじさんが捕ったんですか?」

「いや、息子が捕ってきてくれたのさ、これも千雪様が化けカラスを退治してくれたおかげですよ」

「正確に言うと私じゃないんですけど……」

そんな話をして、鶏肉を買って町を歩く

安価下
1 何か、喧嘩してるような声が聞こえる
2 町の外で何かの音が聞こえる
3 町に誰かが向かってきてる
4 自由安価
5 何もないので城へ帰る

1

もうそろそろお昼
そんな時間だった
もう帰ろうか、とハナと話していたその時

「……町の外で喧嘩してる音が聞こえます」

「え?」

私の耳に届く、肉を殴るような音
それと罵声
喧嘩だと思い私は何も考えずに走り出す

「千雪様! ま、待ってください!」

安価下
1 町の人同士の喧嘩のようだ
2 妖怪の子供が襲われているようだ
3 どこかの兵士が町の人を襲っているようだ

3

本日はここまでです

私が駆けつけると見たことのない鎧を着ている兵士が顔を見知った町の人を襲っているのが見えた

「何をしているのですか!?」

「ち、千雪様!」

「この兵士たちが勝手に畑を……」

見てみると畑に植えられていた野菜が無惨にも踏み荒らされている
それを見るために一瞬目をそらしていると兵士が私の方へ近づいてくる

「様? この国のお偉いさんか?」

ニヤニヤとした視線が気持ち悪い

「町の人や畑に何をしたんですか?」

「食糧が不足していてな、わけるように言ったのにこいつらが断わったから勝手にもらってやっただけだよ」

「……」

どう見ても武器を抜いている相手
町の人たちを脅したりしたのは確実だ
私は……

安価下
1 謝るし食料を渡すから町の人たちには手を出さないで
2 刀を抜いて応戦する
3 自由安価

3 町の人達に謝罪するように言って会話を続けつつ、どこの所属の者かを探る+密かに部下に応戦用意を伝える

1は領主としてダメっぽい感じだけど、弱々領主ちゃんだから2も悪手っぽくて悩む

↑『脅してきている相手』に対して、『町の人達』に畑を荒らしたことや、脅してきたことを謝罪するようにです

分かりづらくてすみません

(今は私一人しかいません……ハナならすぐに追いついてくれると思いますが……)

「謝ってください」

私の言葉に兵士たちの目つきが変わる

「は?」

「町の人たちに謝ってください、この野菜は去年の冬から皆さんが大事に、必死に育ててきたものです。そもそもこの畑自体皆さんが一生懸命作ってくれたものなんです、それにさっき町の人たちを脅してましたよね! 謝ってください!」

私の言葉に一瞬怯んだ兵士たちだったけれど、次の瞬間私の両手を2人の兵士が掴む
これでは相手の素性を探るどころではない

「っ、は、放してください!」

「調子に乗るなよ? どれだけえらい奴かわからねぇけどお前ひとりで俺ら5人に敵うと思ってるのか?」

「へぇ、結構でかい胸してるじゃん」

「は、放して、放せ!!」

暴れてみるものの私の力で兵士たちの腕力に敵う訳もない
必死に抵抗しようと足搔く私をあざ笑うかのように兵士たちが私の着物に手をかけようとする
しかし、次の瞬間、私の着物に手を伸ばしている兵士が急に気を失いそれに驚いた他の兵士たちは私の手を離す

「っ」

「千雪様、こちらへ!」

町の人たちが私の手を引いてくれる

「だ、駄目です、まだ兵士が……」

言いかける私の耳に兵士の首の骨が折れる音が聞こえた



「いきなりどこの兵士かもわからない相手に一人で喧嘩を売るなんて何をしているのですか!?」

「ご、ごめんなさい」

ハナに正座をさせられた私は自分の部屋で泣いている
ハナが怒るとそのくらい怖いのだ

「もう、無茶はダメですよ! 今はお客様もいるので私も……」

「わ、わかってるけど……」

「……まぁ、そこが千雪様のいいところでもありますからね。あとは私が何とかしておきます。あの兵士たちの素性に関しても……どこかの落ち武者にしては装備もしっかりしていましたからね」

ハナはさすがの観察眼だ
この件に関してはハナに任せるのがいいかもしれない

安価下
1 手伝えることはあるか聞く
2 ハオンに癒してもらう
3 ナツに会いに行く
4 フユ、ユズリハに会いに行く
5 自由安価(ただし城下町の外や裏山に行く場合危険な目やエッチな目に遭いかねません)

2

「ハオン~……ハナに怒られたぁ」

「……」

「あ、あれ、ハオン?」

いつものように抱き着こうとするとハオンは私の抱き着きをよける
あ、あれ、顔も不機嫌気味?

「は、ハオンちゃん? 私何かしちゃった?」

ハオンに嫌われたら終わる
私の世界が終わってしまう

「……さっきハナから聞いた、何も考えないで兵士に喧嘩を売って危ない目に遭ってたって」

「うっ」

ハナさん手回し早いですね……さすが私の家臣ナンバー1……

「千雪が反省するまで抱き着くの禁止」

私に雷が落ちたような感覚が襲う
それは……!
お酒が大好きな人が禁酒をくらい
食事が大好きな人が食事を禁止され
いや、私にとっては空気を吸うのを禁止されてるのと同じであった

「……どうか抱き着くことをお許しください、ハオン様」

「ど、土下座はやめて……」

安価下
1 お出かけに誘う
2 何かお話をする(話題を記入)
3 お部屋に誘う
4 狩りに誘う
5 自由安価

3

「ハオン、少しお部屋の中で過ごそう」

「ん、わかった」

そう言って私の部屋にハオンを招く

「も、もう抱きしめは解禁してますか?」

「……しょうがないから、する」

「やったー!」

許可をもらったのでハオンを抱きしめる
あぁ、安心する
私に妹がいたらこんな感じだったのかな
それとも……

「……」

あ、ハオンがすりすりしてきた
あぁ、もうかわいいなぁ!

安価下
1 ハオンをしばらく堪能する
2 もう1ステップ踏み出してみる
3 そろそろ終えてハオンと別れる
4 そろそろ終えてハオンと出かける

2
ハオン吸い

私の脳裏に雷が落ちる
世の中には○○吸いという言葉があるとフユから習ったことがある
これはハオンで試す大チャンスでは!?

安価下
1 髪を吸う
2 胸を吸う
3 お尻を吸う
4 お股を吸う
5 羽を吸う
6 自由安価
(クンカクンカするだけです、1か所だけ地雷があります)

1

ハオンのポニーテールの髪に顔をくっつける
あ、石鹸のいい香りがする
さぁ、さっそく吸おう

「すぅー……」

「!?」

あ、ハオンが真っ赤に
こんな顔もできるんだ、かわいい

「え、千雪、何?」

「うふふふふ、ハオン成分補充……」

「さ、さすがに恥ずかしいから……」

「すぅーはぁー」

「……聞いてない」

カラスの行水っていうけどハオンはきちんと毎日お風呂でしっかり身体を洗っている
これもハナの教育の賜物なのかも
あぁ、もうこれダメだ、何もする気起きなくなる
しばらくハオン成分を堪能したのちになんだか疲れが一気に出てくる

安価下
1 ユズリハパートへ
2 千雪パート継続

1

「悪いねぇ、神社のお掃除手伝ってもらっちゃって~」

「ううん、泊めてもらってるし当然だよ」

私はそう言いながら箒をしまった
こうやってどこかを掃除するのは久しぶりだったので楽しかった

「お掃除も終わったけどどうしようか? どこか遊びにでも行く~?」

安価下
1 お城へ行ってみる
2 フユと過ごす
3 フユと出かける(出かけ先記入)
4 一人で出かける(出かけ先記入)
5 自由安価
(エッチ系可、一部地域に行くと戦闘あり)

1

「それでは、お城に行ってくるね」

「うん、行ってらっしゃい、美味しいものの予感がしたらいいに来てね~」

「は、はい」

そうやって私はフユさんと別れてお城へ行く
すると

「あ、ユズリハさん」

ナツさんが出迎えてくれる

「今日は申し訳ないですけどお城は立ち入り禁止です」

「え、そ、そうなの?」

何かあったのだろうか?

「一応、ハナねぇに聞けば入っていいって言われるかもしれないですし、聞いてきます?」

「じゃあ、お願いします」

ナツさんはわかったですと返事をしそのままいなくなる
……あれ、これは入れちゃうじゃ?

安価下
1 こっそり入ってしまえ
2 ナツの帰りを待とう

1

こっそり侵入してみる
昨日歩いたおかげで千雪様の部屋はわかるし
そんなことを考えつつ彼女の部屋を目指してみる
そしてたどり着いた千雪様の部屋の扉をそっと開けてみると

「すぅーはぁー」

「も、もうやだ……」

……
開けた扉を閉める
どうやら部屋を間違えたらしい
……もう一度確かめてみよう

「すぅーはぁー」

「……うぅー」

……扉をもう1度閉める
なんだこれ……

「あ、みつけたです! 勝手に入っちゃだめです!」

「あ、ご、ごめんね!?」

ナツさんに見つかってしまった
と思っていると

「ユズリハ様、勝手に侵入したという事でよろしいですね?」

ハナさんが笑顔で私にそう聞いてきた
なんだかものすごいプレシャーを感じる
その恐怖心からか腰の刀に勝手に手が伸びるが次の瞬間ハナさんが私の手を掴む

「おっと、まずはお仕置きですね。お客様とはいえ容赦はしませんよ」

「え、ちょ、腕力つよ、ナツさん助けて!?」

「……」

あ、あれ、ナツさんからすごく冷たい目を向けられてる……
や、やっぱり勝手に入っちゃったことは失敗だったみたい……



お城の地下にある牢屋に連れていかれた私は刀を奪われ、牢の中に閉じ込められる

「あ、あの、本当に何かしようとか、悪事を働こうとしていたわけじゃ」

「関係ないですよ。千雪様に少しでも危害が加わる可能性があるなら排除するのが私の仕事です。安心してください、この地下牢は私が特別に作った場所。千雪様の耳でもここの音は聞き取れません。それゆえに」

言いながら私の指に針を刺すハナさん

「っ、いつっ!?」

「すぐ痛みは消えますよ。その代り、まともな思考も出来なくなるでしょうけど。さっきの兵士さんはすぐに落ちちゃいましたけど、あなたはどうでしょうね?」

今まで、この人は千雪様の側近で、ただの家政婦のようなものだと思っていた
でも、それは間違いだったようだ
あの腕力も私の手を掴む反射神経もただの女の子じゃない
それどころか、この国で、一番……なんだか……ぼぅっと、して、きて……

「だいぶ効いてきたみたいですね」

「は、ぅ……」

安価下
どこを責められますか?(エッチ安価)

乳首とクリの三点責め

ユズリハがまるで歯が立たない強さなら、ハナ一人で外から来る荒くれ者や妖怪全部どうとでもできそうね

「それで、あなたはどこの国出身でなぜ旅を?」

それは、私の口から言うのは……辛い……
思い出したくない過去なのに……
でも口を閉ざしている私をハナさんが睨んだ
多分、口を開かない理由を別の意味でとらえられたのだろう

「血だらけになって戦うような犬歯が痛みに弱いわけはないでしょうね。でも、こういうのはどうですか?」

言いながら私の服を脱がすハナさん

「桃色でかわいい乳首ですね」

そしてくりっと乳首をはじく
次の瞬間私の身体は大きく跳ね上がる

「にゅいっ!?」

まって、なにこれ
こんなのしらない
からだがおかしい

「毒にも弱いようですね、早く言わないと大変なことになりますよ」

いっしゅん、くにのなまえを、だしそうになる
しかしりょうしんのかおが、おもいうかんで、くちをとざす

「……じゃあ、こっちも攻めてみましょうか?」

かたてでちくびをせめたまま、かのじょはわたしのくりとりすを……

「あっ、あぐっ、ぎゅうっ」

「……まさかここまで弱いとは、少し予想外でしたね」

……からだ、こわれ……

「一度つぶしてから、もう一度やり直すことにしましょうか」

なに?
なんていってるの?
わからない……

くりくりっ
ぐりゅぐりゅっ

「あひぃっ、ひゃあんっ!?」





「なんだか城の中の様子がおかしいような」

「?」

ハオン吸いを終えた私はそんなことをつぶやく

「気のせいですよ」

「そうなの? もうそろそろお昼だけど、お昼ご飯何かな? 鶏肉を買ってたし鶏肉系のご飯かな?」

「能天気ですね」

安価下
1 ご飯を食べに行く
2 ナツと出かける
3 ハオンと出かける
4 両手に花で出かける
5 自由安価

安価下

1

「お昼ご飯何かなぁ?」

「あんなことがあったと言うのに、本当にのんきですね」

「だって鶏肉だよ鶏肉!」

ナツちゃんはため息を吐く

「……お腹すいた」

「ハオンさんの場合って共食いになりかねないんじゃ」

そんなことでみんなでお昼ご飯を食べに行く

「や……」

「野菜のお鍋……」

そして、お昼ご飯は野菜のお鍋だった

「え、鶏肉は?」

「私もお肉食べたい」

「ぼ、僕もお肉って聞いてたからお腹がお肉モードで……」

私もハオンもナツちゃんも代わる代わる口を開くと

「お肉はお夕飯です、そんなこと言うなら食べないでいいですよ」

「そ、それはご勘弁くださいー!」

「私、狩り行ってくる」

「僕もです!」

「そっちの2人は素直に出されたものを食べなさい!」

みんなで仲良くご飯を食べた
食事中だけど、誰かと何か話そうかな?

安価下
1 ハナと話す
2 ハオンと話す
3 ナツと話す
4 話すことは特にない
話す内容も記入してください、午後の行動を約束することも可能です
ハナ相手にのみある話題が地雷となります

1
さっきの兵士の素性について

「そう言えば、ハナ、さっきの兵士の素性はわかった?」

「はい、どうやら以前とはまた別の隣国の兵士のようです。この国が平和ボケしていると噂を聞き町の人たちを脅して好き勝手楽しめると思ってきたそうです」

「……生かしてる?」

「っ……は、はい、1人だけまだ……」

安価下
1 殺しておいて
2 連れてきて
3 解放してあげて
4 そう、とだけ答える

3
いっぱい痛めつけてから解放

「いっぱい痛めつけてから解放してあげて」

「よろしいのですか?」

「うん、ひどい目に遭ったってことを噂で流してくれれば多少はああいう輩がいなくなるでしょ」

「……わかりました」

ハナはなんだか不服そうだ
私は耳がいいからそう言う感情の揺れが言葉に出ているのもよくわかった




午後になったけど何をしようかな?

安価下
1 ハナと過ごす
2 ハオンと過ごす
3 ナツと狩りに行く
4 フユとユズリハに会いに行く
5 自由安価
(城と城下町以外は危険かもしれません)

4

本日はここまでです
ユズリハさん完全に2人目の主人公になってますね
次回は本スレを更新します

乙です
拷問部屋いっぱい使いたい

おつー

さてと、ユズリハさんとフユに会いに行こう
そう考え神社へ向かうと

「すぅ……すぅ……」

フユがまた寝てる
基本寝てるよね、フユ
聞いた話では巫女の力が強すぎてそれを抑え込むのに体力を使ってて、その体力を補うためによく寝ちゃうらしい
でもナツちゃん曰く嘘らしいけど

「ん、ユキちゃん……? おはよぉ……」

「おはよ、フユ。ユズリハさんは?」

「あれ、入れ違いかな、お城に行ったはずだけど」

これは入れ違いのようだ
どうしようかな?

安価下
1 フユと神社でのんびり
2 フユをお出かけに誘う
3 城へ戻ってみる
4 自由安価

2

「フユ、どこかでかけない?」

「んー、掃除終わったらねぇ~」

掃除かぁ、結構時間かかりそうだけどどうしようかな?

安価下
1 手伝おう(掃除後行先、お城)
2 手伝おう(掃除後行先、茶屋)
3 手伝おう(掃除後行先、自由安価)
4 手伝わない(掃除後行先、お城)
5 手伝わない(掃除後行先、茶屋)
6 手伝わない(掃除後行先、自由安価)
町の外に出てもたぶん大丈夫です

1

掃除を手伝うことにする

「うーん、なんで巫女服にならないとだめなの?」

「それはなんとなくだねぇ」

なぜか巫女服で掃除をしている私
まぁ、フユが言うなら従っておこう

「それにしても毎日掃除するのは大変だよね?」

「そうだよぉ、ナツはお城で暮らしてるから手伝ってくれないし、ハオンちゃんはたまに手伝ってくれるけどねぇ」

「さすがハオン、優しいね!」

「ユキちゃんも優しいけどね」

なんだか照れてしまい顔が熱くなる
また手伝ってあげよう

「はい、お掃除終わりだよぉ」

「じゃあお城に行こうか」

「うん」

そして私たちは城へ向かう
お城に付いて最初に会ったのは

安価下
1 ハナ
2 ナツ
3 ハオン
4 皆いないみたい?

4

お城に帰り、私たち以外立ち入り禁止の城の奥へ行く
しかし

「あれ、皆いない」

「さ、さすがユキちゃん。もうわかるんだ」

「音が何もしないから……」

皆いないみたい
ハオンまでいないなんて、おかしいな

「……まさか、これは」

「間違いないね」

「私をハブいておいしいもの食べに行っちゃった!?」

「町へ戻ろう! 私もおいしいもの食べたい!」

安価下
1 あれ、一瞬おかしな場所で音がした
2 町へ探しに行く
3 裏山へ探しに行く

1

「まって」

引き返そうとするフユを止める

「ん、どうしたのぉ?」

「今、変な場所で音がした気がする」

「変な場所?」

「台所の奥の方……」

私とフユは息をのんでその場所へ向かう

「んー、おかしい場所はないみたいだよぉ」

「……」

「ネズミか何かじゃないかな、ね、ユキちゃん」

「……」

「ユキちゃん?」

安価下
1 隠し部屋に気づいたことをフユに告げる
2 隠し部屋に気づかなかった振りをして話を合わせて出ていく

1

「ここ、奥から変な音がする」

「え?」

「嗅いだことのない匂いもする……」

壁の一部をそっと手で押す
音の鳴り方が、厚い壁の音ではない
思えば、いつからかハナに台所への立ち入りを禁止されていた気がする

「ここ、隠し扉になってるみたい」

「……ユキちゃんも知らなかった場所に入っていいの?」

「……」

胸が大きな音を立て脈を打つ
この奥の秘密は、私は知ってしまっていいのだろうか

安価下
1 調べに行く
2 やめておく

1

調べに行くことにする
そして、隠し扉を調べていると木目の一か所が押し込めることに気づく
そこを押し込んでみると木目が飛び出し扉をこちらへ引くことができるようになる
私とフユは黙って頷きあった後、そっと扉を引く
地下へと続く階段があり、その先には鉄の扉がついている
鉄の扉を開き、さらに先へ進むとまた鉄の扉、その先にも鉄の扉

「……これは確実に音を消すために扉を増やしてるね」

「……」

私に聞かせないため、かな……
胸が苦しくなってくる
甘ったるい、でも、嫌なにおいが漂ってきて、それ以上に……鉄の、いや、血の匂いがする
息が苦しくなってきて……
吐き気が……

「だ、大丈夫?」

「……」

フユが抱きしめてくれる
決めたから、そう言いたかったけど声が出ない
でも、次の扉が勝手に開く

「え、ち、千雪様!?」

顔を真っ青にしたハナがそこにはいた

「……この場所に、気づいてしまわれたのですか」

「ご、ごめんね、ハナ。ゆきちゃん、止めるべきだったよね……」

ハナに謝るフユ
違う、フユのせいじゃない
言いたいのに言えないほど吐き気がする

「ここは、千雪様には毒とも言える空気が流れています。さぁ、外へ出ましょう」

そう言いながらハナにお姫様抱っこをされ外へ連れ出される

安価下
1 身体が熱い
2 ハナの顔が赤い
3 フユの顔が赤い

1

「はうぅう……」

身体が熱い
変だよ……

「ゆ、ゆきちゃん大丈夫!?」

「こ、これは……ふ、フユ、一度神社へ戻っていただけますか?」

「断るよ、ゆきちゃんが心配だもん!」

「そ、そこは私が! 何とかしますから」

「なんでいま「私が」をお声で言ったの?」

「なんでもいいじゃないですか!」

なんかみんなの声がぐわんぐわん聞こえる

「よくないから!」

「……わ、わかりました、正直に言います、今の千雪様は媚薬で発情した状態になってます」

「……びやく? はつじょー?」

「それを戻せるのは! 私だけなんです!」

「そ、そうなの?」

「そうなのです!!!」

何かわからないけど、人肌が恋しい

安価下
1 ハナに抱き着く
2 フユに抱き着く
3 ナツの名前を呼ぶ
4 ハオンの名前を呼ぶ
5 ユズリハの名前を呼ぶ

5

「ユズリハ、さん……」

「っ」

私は朦朧とした意識でそうつぶやく
うぅ、会いたいよ……

「……」

「は、ハナ? 顔が怖いよ?」

「……気のせいですよ」

「……フユ、申し訳ありませんが治療を行いますので一度神社へおかえりください。本当に、お願いします」

「う、うん、終わったらすぐ呼んでね?」

足音がする
フユ、帰っちゃったのかな?

「千雪様、失礼しますね」

安価下
1 ハナ視点に変更、千雪を鎮める
2 邪魔(ナツ)が入る
3 邪魔(ハオン)が入る

1

本日はここまでです
ついでにアンケート

この時代、下着はないと思われますが気にせず下着を履かせますか?
3票得たものを採用します
安価下~
1 履かせる
2 みんなノーパン

2

乙です

安価は1で

1
ハオンやユズリハにはふんどししててもらいたい


ナツはちょっと背伸びパンツ、ハナはお子様パンツでお願いします!

「はぁ、はぁ……」

千雪様は真っ赤になりながら苦しそうにしています
あぁ、苦しんでる千雪様もおかわいい
役得というやつですね

「脱がしますよ」

仕方ない、これは仕方ないことなんです
千雪様の着物を脱がし……

安価下
1 白いシンプル下着を露出させる
2 黒いセクシーな下着を露出させる
3 千雪の下着の種類を自由安価
4 肌を露出させる

1

白いシンプルな下着を露出させる
まだ濡れてはいないようなので指で軽く胸を刺激してみると

「あぅぅ……」

あ、駄目です、鼻血が……
耐えろ、耐えるんです私!!!
よし、いける、もう一度、今度は強めに揉んでみる
指が吸い込まれるように柔らかい
あぁ、最高……
そのまましばらく揉んでいると下半身の方にシミができ始める

安価下
1 もっと胸を攻める
2 股間を攻める
3 全部脱がす
4 自由安価

2

ユズリハさんにはピンクの下着が良いと思います!

濡れてしまっていてはじけそうな股間へ手を伸ばす
そして指先が触れるとその瞬間

「きゃうぅ!」

まるでお小水をもらしてしまったかのようにあふれ出す膣液
そして私の腕を掴み、強く握られる
わ、私もだいぶ濡れてきてしまってますね……
あぁ、千雪様、千雪様っ
そのまま股間を攻め続けているとすぐに絶頂を迎えてしまったのか大きく仰け反る千雪様
本来ならばここで終わりでいいはず
でも、続けていいですよね?
ここまでやったご褒美にいいですよね!!?

安価下
1 邪魔が入る
2 何とか我慢する
3 続ける(何をするかを書いてください)

3 全部脱がす

フユさんは巫女さんだからやはり白系統がお似合いかと存じます

これはもうしょうがないから最後までやりましょう
しょうがない、仕方がないんです
とりあえず上の下着を脱がすとお風呂の時に注目を集める(私談)桃色の乳首が露出される
そしてそのまま下の下着を脱がすと……

安価下
1 濃いめの毛
2 薄目の毛
3 つるつる

3

つるつるの性器が露出しました
もちろん、とろとろです
そんなわけで脱がし終わったので、ついでに私も脱いで……

安価下
ハナの下着
1 さらしとふんどし
2 白いブラとパンツ
3 黒い紐系
4 下着はつけていない
5 自由安価

3

たんおつ

誤爆ごめん

すいません、選択肢に「お子様パンツ」を入れるのを忘れていた為再安価を失礼します
今日はグダグダですいません

安価下
1 黒い紐系
2 お子様系

黒い紐系の下着を露出する
そして身体を千雪様に重ねた

「きゃぅん……」

あぁ、ほんと千雪様はなんでこんなにかわいいんですか、好き、大好きです!

安価下
1 貝合わせ
2 手マン+キス
3 自由安価
(いったんエッチパートは最後になります)

1

そのまま私はそっと自身の股間と千雪様の股間をくっつける

「っ……」

あぁ、これ、だめです
もう完全に千雪様とつながって……
一応罪悪感から自分の下着を脱げていませんが、これ実際に肌同士でくっつけたらどうなっちゃうんですか!?
もう何も考えられず腰を振る
膣液がどんどんあふれて、ぬめぬめで、こすれ、あうっ、うぅ……

「ひっ、んんっ」

腰が勝手に動いて、おまた、どんどん熱く
もう何も考えられない

「きゃうっ」

千雪様も、きもちよさそうで
だんだん頭が真っ白になってくる
腰を振る速度も押し付ける強さも上がっていく

「もうっ、もうぅっ!」

そして次の瞬間身体がはじけ飛ぶような感覚が押し寄せてくる
私の股間から膣液が溢れ出し千雪様の身体を汚す

「はぁ、ん……」

もっとやりたいけれど、もうこれ以上は罪悪感で耐えられなくなる
私はそこで身体を離した



安価下
1 千雪視点へ
2 ユズリハ視点へ
3 視点変更先のキャラクターを自由安価
4 視点はこのまま

2

静かだ
とっても、静か
いつか、初めて国から逃げ出した夜を思い出す

「……」

周りを見る、牢屋の扉は閉まっているものの私自身の身体は壁から伸びる鎖とそれにつながっている首輪以外は束縛されている部分はないようだった
ハナさんには悪いですが、このまま捕まっているわけにはいきません
何かしないと
どこか調べてみないと
まずは私の身体は全裸
もちろん首輪をどうにかなんてできない
あとは……
壁を見ると石垣のように複数の岩でできている
そこに鉄でできている輪が埋め込まれているようだ
輪には私の首輪の鎖がつながっている
力づくでは外れないだろうけれどうまく岩を外していけば輪の部分を外せそうだ
私はどこか、はずれそうな岩がないか探ってみる
どうやらこの部屋は後から作られたものらしい
そして、作り自体かなり雑だ
1つ岩が崩れた
それを皮切りに少しずつ岩を崩していく

「よし、はずれた」

あとはこの牢屋を何とか突破しないと

安価下
1 鍵をいじってみる
2 岩をぶつけてみる
3 蹴り開ける
4 自由安価
(成功するとは限りません)

1

鍵をいじってみる
もちろん力づくでは開かない
どこかに細い棒状のものがあれば……
なんて思っていると見つけた
意識を失う前に刺されていた針だ
これで、何とか……

「なんて、うまくいくわけありませんね……流石に開かない……」

しかし、今できることはこれだけ
何とか続けてみる
ダメだ
開きそうにない
そんなことを思っていると牢屋ではなくその向こう側の鉄の扉が開いた

「っ!」

「やっぱりここにいたぁ」

「ふ、フユさん?」

扉の向こう側にいたのはフユさんだった

「ごめんね、私のことも怖いよね……すぐ出してあげるからね、それにしても派手に壊してるねぇ」

そう言って鍵を開けてくれる

「今は巫女服でいいかな、それと刀は……」

「そっちに持っていかれたのは見てたよ」

「じゃあ、急いで着替えて取り行こうか。でも、何で捕まって……」

「……そこはノーコメントで」

自業自得とはとても言い出せない
刀は取り戻したが服は見当たらない
申し訳ないけれど巫女服に身を包ませてもらう

「どうするの、もうこの国は出る?」

安価下
1 匿ってほしいと告げる
2 もう出ていく
3 きちんと千雪へ会いたい

3

「きちんと、千雪様に会いたい。国を出るのはそのあとかな」

「そっか。じゃあ、一度神社へ戻ろうか」

フユさんが私に手を差し伸べる
その手を握ろうと手を伸ばした瞬間、その間に矢が飛んできた

「っ」

「な、ナツ!?」

フユさんの言葉と同時に矢の飛んできた方向を見るとこちらを睨むナツさんがいた

「フユねぇ、脱獄の手伝いは許せないですよ」

「……ナツ、大きくなったねぇ。私に勝てるようになったつもり?」

「勝つ負けるじゃないです。その人は信用できない、またあんなことになってほしくないです、だからもしフユねぇがどうしても邪魔するならボクはフユねぇだろうと痛い目に合わせますです」

そう言いながら弦を引くナツさんとそれに伴って懐からお札のようなものを取り出すフユさん

安価下
1 間に割って入る
2 フユに加勢する
3 ナツに斬りかかる
※地雷が1つあります

1

「ま、待って! 今回のことは、本当に私が悪いから……だから!」

「ユズリハさん……」

フユさんは札をしまい、それを見たナツさんは矢をこちらに向ける

「牢屋に戻れです」

安価下
1 従う
2 断る

1

なんか忍び込んだ一件でここまでずっと牢屋入ってろ云々とかで長引かせると、作者さん側も大変な気がする
発端の忍び込みも、そもそもユズリハの設定的にちょっとした好奇心程度で勝手に忍び込むようなキャラかなって疑問だし

「わかりました。戻ります」

私は命令に従い壊した牢屋とは別の牢屋へ戻る
それを見たフユさんは私についてきた

「フユさん?」

「私も一緒に牢屋に入るね。変なことされそうになったら守ってあげるからね」

「フユねぇ! その人は罪人です! 罪人が罰せられるのは当然です!!!」

「その罰が見合うかどうか、見極めたいだけだよぉ。それならいいよね?」

「……」

ナツさんは不服そうに牢屋の鍵を閉める
そしてフユさんを睨む

「あとで後悔しても知らねぇですよ」

そして牢屋の向こうの鉄の扉は閉められてしまった

「ごめんねぇ。何があったかわからないけど、少しピリピリしてるところあるから、この国」

「い、いえ……私のせいでフユさんまで……ごめんなさい」

「謝らないでよぉ、私は平気だからね?」

そう言いつつ、フユさんは私のことを撫でてくれる
姉がいたら、こんな感じなのだろうか?

安価下
1 身体が興奮してきた
2 フユさんの顔が赤い
3 千雪パートへ

2

「……はぁ、はぁ……んっ……」

フユさんの顔が赤い、この部屋のお香のせいだろうか
フユさんの方から聞こえる布がこすれる音が少し卑猥に聞こえてしまう

「よ、よくこんな場所に居られたねぇ、あ、あはは」

笑ってごまかそうとしているが発情気味なのは丸わかりであった

安価下
1 失礼しますと言いつつ慰める
2 気づかないふりをしておく
3 寝たふりをしておく
4 自由安価

4 治癒魔法でフユさんの発情を治す

ご、ごめんなさい、わたしには魔法というものは使えません!
再安価は極力取らないようにしていたのですが、取らせていただきますね!

安価下
1 失礼しますと言いつつ慰める
2 気づかないふりをしておく
3 寝たふりをしておく
4 自由安価

あれ、ユズリハって治癒魔法使えなかったっけ?
それとも設定からオミットされた?

安価は1で

すいません、治癒の力を持っていましたね……間を開けすぎてど忘れしていました、本当にすいません





「フユさん、少し失礼しますね」

「え? ちょ、ちょっと待って、わ、私は巫女だからそう言うのは!」

勘違いしている最中のフユさんの手を握ると少しだけ集中をする
すると慌てていたフユさんの表情が和らいでいく

「ふぇ、なにこれぇ……眠くなってくる……」

「よくわからないんだけど、私は治癒の力を持ってるらしくて」

「だから眠くなるんだぁ」

「眠くなるって感想をいただいたのははじめてですけどね」

まぁ、この力は……
私自身に使えないのでまだ体が火照ったままなんだけど……




安価下
視点を移すキャラを自由安価

千雪

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