日向「安価とコンマで依頼を解決する」セレス「その5ですわ」 (1000)

このスレに関しての注意

・うぷぷ! タイトル通り、安価とコンマを多用するスレだよ!!

・前々々々スレ 『超高校級の』日向「安価とコンマで依頼を解決する」『相談窓口』 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1691056866/)

・前々々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1693921074/)

・前々スレ 日向「安価とコンマで依頼を解決する」ソニア「その3です!!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1696427020/)

・前スレ日向「安価とコンマで依頼を解決する」罪木「その4ですぅううう!!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1697955072/)

さんの続きなんだって!!

>>1が履修しているのは1・2・V3だけ……。だったんだけど、最近は小手先の技術で色んな情報を集めているらしいわね。

・設定及びキャラ崩壊の可能性が高いから、注意しないと絶望しちゃうぞ♪

・俺達V3勢が79期生として希望ヶ峰学園に入学した世界線みただな!

・日向や他の仲間さんを操作して、皆の依頼を達成していくすれ? なんだってよ。

・安価の連取りは一人二回まで。……ニシシッ! ちゃんと守ってよね!!

・酷いエログロや下品、あまりにも鬼畜な安価は私が斬る!!

・すでに相談内容が決まっている人もいるんだってさ。

・グダグダになっても寛大な心で許してあげてね? >>1さんの心はガラスより脆いんだ。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1699081457

ここまでの依頼達成者

左右田 霧切 真宮寺 春川 ソニア 星 戦刃 東条 腐川 セレス 夢野 太和田
罪木 アンジー 舞園 小泉 茶柱 朝日奈 澪田 白銀 大神 桑田 田中 不二咲
赤松 山田 終里 天海 十神 辺古山 百田 葉隠←New!!


未・依頼達成者

弐大 花村 九頭龍 豚神 西園寺 石丸 最原 獄原 キーボ 入間


現在選択不可能なキャラ

苗木 江ノ島 狛枝 王馬

ここまでのあらすじ。


葉隠の依頼を受けて、真宮寺の主催するボードゲーム大会に参加した日向・葉隠・茶柱・入間。

だがゲームが始まった途端、日向達を突如として頭痛と眠気が襲い……。気がつけば四人は見知らぬ世界へとやって来てしまっていた。

それに葉隠と入間は何故か「完全にこの世界の住人」になってしまっていて……? 果たして、この「ゲーム(?)」の行方は?

前スレ>>988の続きから。



~~~追い剥ぎコボルトとの戦闘が終了してから数十分後~~~



陰陽師葉隠「ほーん? つまりあれか? この世界は真宮寺とかいう奴のせいで出来た、あるいは飛ばされた異世界で……」

魔法使い入間「俺様達はその魔法の影響を受けちまってる被害者だってのか?」

俺と茶柱は、おかしくなってしまった葉隠と入間に現状を噛み砕いて説明。なんとか正気を取り戻して貰おうとしたのだが……。


↓1葉隠
↓2入間

高コンマほど、二人の話を信じる。入間は天才魔法使いなので補正+30

葉隠 81 「あり得るな」とは思う。 入間 58 「半信半疑」


陰陽師葉隠「……なるほどな。ありえねー話しって訳じゃなさそうだべ」

勇者日向「!? 信じてくれるのか!?」

陰陽師葉隠「生まれたときから思ってたんだがよ、どうもこの世界は地脈も竜脈も『変動がなさ過ぎる』んだべよ。まるで『世界の意思』みてーな奴があって、ずっとそれに従って時も人も物も流れてるみてーに……。ここがゲームの中の世界ってんならそれにも説明がつくべ」

武闘家茶柱「い、入間さんはどうですか? その……た、確かに普段のあなたは下劣で下品で下ネタが大好きで実はおう……あの男死に心から恋している乙女だとは思えないぐらい酷い性格をしている女子ですが、そんなあまりにも破廉恥な恰好をす女子ではなかった筈なんです!!」

魔法使い入間「……半信半疑ってとこだな。俺様も小さい頃から『俺様は天才だ』『この美貌は兎に角エロいドスケベ衣装を着て、周囲の奴らにも見せつけてやるべきだ』っつー固定概念みたいな物はあったんだが……。いきなり『ここはゲームの中の世界か異世界だ』なんて言われてもなぁ……。まぁお前ら雑魚共の意見としちゃ面白かった。頭の片隅にでも入れといてやるよ」

良かった……。兎に角二人とも「この世界」に違和感を持ってくれる程度にはなったみたいだ。


さて、真宮寺の話しじゃ「魔王を倒せばゲームクリア」って話しだったが、これからどうすれば良いだろうか……。


↓2

①とりあえず街を捜す。
②レベルアップは基本、鍛錬をする。
③取りあえず人を捜してみる。
④その他安価


そうだ、日向創! 七海に散々教わったRPGゲームの基本を思い出すんだ!! ここは──


勇者日向「兎に角、今は街を捜さないか? RPGゲームの基本は「街で情報を集めたり」「クエストをクリアして「条件」」を充たす事だ。休めるし、武器や防具だって買えるかもしれないしな」

武闘家茶柱「……そうですね。この中でRPGゲームに一番慣れているのは七海さんと親しい日向さんでしょうし、ここは日向さんの指示に従いましょう」

陰陽師葉隠「RPG? ってのが何なのかは知らねーが、街を捜すのは冒険者の基本だべ! 大抵宿もあるしな!!」

魔法使い入間「俺様は基本何でも良いぜ。なにせこの国一番の天才魔法つか──「それじゃあ行くか」……ま、待ってよぉ……最後まで話しを聞いてよぉ……」

↓01~50 街が見つかる。
↓51~70 旅人と遭遇する。
↓71~90 モンスターと遭遇する。
↓91~00 魔王の幹部が襲い掛かってきた!!

どんな旅人と遭遇した? ↓1 高コンマほど「良い人」低コンマほど「悪人」

コンマ85 もの凄く良い人だ!! さらにコンマが80を越えたので……?


取りあえず俺達が道なりに前へ前へと歩いていると、後ろからとても高級そうな馬車のような乗り物に乗った貴人が迫ってきた。その貴人は馬車の荷台からササッ─! と優雅に地面に降り立つと


???「あら、その恰好……。もしかしなくても貴方たちが王様に魔王討伐を依頼されたっていう勇者様ご一行ね?」

勇者日向「と、東条!?」

武闘家茶柱「東条さん!? まさかあなたも真宮寺さんの謎のゲームでここに!?」

セイジョウ「? なんの事かさっぱり分からないけれど、私は『セイジョウ・ミルキ』この先にある大きな街で高級メイド喫茶の店長を務めている者よ」

せ、セイジョウミルキ!? なんだ? やっぱり東条の奴も葉隠や入間同様おかしくなっちまってんのか!?


陰陽師葉隠「おお! セイジョウミルキといやぁ、王都でも有名な「パーフェクトメイド」の称号を授かった超有名人でねか!! まさかそんな有名人にこんな所であえるとはなぁ……。あ、ついでと言っちゃあなんだが、俺達を馬車に乗せてその街まで連れてってくんねぇか?」

勇者日向「お、おい! いきなり強引すぎる──「全く構わないわよ」──マジか!?」

セイジョウ「ええ。この国を……布いては世界を救おうとなさっている勇者様達ですもの。私達に出来る事ならなんでもさせて貰うわ」

魔法使い入間「お、それだったら丁度良いや。こいつら(日向・葉隠)も俺様の見抜きじゃそろそろ限界だろうし、夜のベッドで一発──「悪いけど、そういうサービスはやってないの(ギロリ)」そ、そんな睨むなよぉ……。ちょっとした冗談だろぉ……?」

こうして、俺達はセイジョウの案内でこの先にある『大きな街』まで連れていって貰える事になったんだ……。



『絶対希望都市』



馬車のなかでセイジョウからある程度の情報収集を終えた俺達。成果があったのは、宿屋の代わりに自分達のメイド喫茶を宿代わりに使って良いと言う事。酒場の詳しい場所や、情報屋の居場所。そして↓2(日向達にとって特のある物にして下さい)だ。

……そうこうしている内に、俺達はセイジョウが高級メイド喫茶の店長をしているという街──『絶対希望都市』──へと辿り着いたのだった。


勇者日向「……ここが『絶対希望都市』か……」

武闘家茶柱「な、なんだが現代の都会みたいですね。人は多いですし、活気に溢れてますし……」

セイジョウ「当然です、勇者様。なにせこの都市は王都に次ぐ大都市……超一流の防衛師や魔道士が対モンスター用のバリアを貼りに貼りまくった結果、モンスターが全く寄ってこなくなった、王都に次ぐ安全な場所ですもの……。流石に『魔王の軍勢』が攻めてきたらどうなるかは分かりませんけど」

陰陽師葉隠「そんな安全な場所だってなら丁度良いや! 別行動しようぜ日向っち!! 俺はモンスターの魂を売ってる店に行って戦力を補強してくるべ!!」

魔法使い入間「俺様はこの『魔法石店』が気になるぜ! 魔法石は俺様も幾つも持ってるが、希少な物は滅多に取れないからな!!」

武闘家茶柱「わ、私は色々と疲れてしまいましたので、セイジョウさんの所で一足先に休みたいのですが……。日向さんはどうします?」

俺は……そうだな。

↓2

①葉隠に付いていく
②入間に付いていく
③茶柱とセイジョウに付いていく
④一人で街をぶらついてみる


勇者日向「……そうだな。俺も色々と疲れたし、先にセイジョウの店で休ませて貰う事にするよ」

陰陽師葉隠「んじゃ、決まりだべな! 日向っち、茶柱っち、また後でな!!」

魔法使い入間「ん……♪ ああ、久々に街の男共からの視線を感じるぅ……♡ イヤラシい眼で、俺様の誰よりも美しくて綺麗な身体を視姦されちゃっるよぉ……!!」

……葉隠は兎も角、入間は一人にして本当に良かったんだろうか……



~~~セイジョウの経営するメイド喫茶~~~



セイジョウ「さぁ、では早速。「お持てなし」をさせて頂きますわね、勇者様。そしてその御相方様」

メイド達『お帰りなさいませ! ご主人様、お嬢様!!』

お、おおう……。流石は東条……じゃなくてセイジョウが経営しているメイド喫茶だ。メイド達の統率も完璧に取れている。


セイジョウ「プレミアコースのお客様用のお部屋へとご案内させて頂きます。……大変失礼なご質問ですが、お二人は恋人同士で?」

勇者日向「んなっ──!?」

茶柱「な、ななななな何て事を言うんですか東条さ……セイジョウさん!! 転子は「男死」が嫌いなんです!! この方とはその……い、色々と事情がありまして共に行動をしているだけです!!」

セイジョウ「なるほど、雇い主と雇われた拳士様といったご関係なのですね? それではお部屋は合計四つご用意させて頂くという事で……。ああ、お代は勿論結構です。後に『あの勇者様ご一行も利用された』というネームバリューが付きますからね」

そんなこんなで、俺達は各自部屋に案内された。……今日はもう本当に疲れたし、このまま眠ってしまいたいのだが、どうしようか……。

↓2

①もう寝てしまおう。
②茶柱に「今後」の事を話しに行こう。
③メイド達から「お持てなし」を受けよう。
④その他安価。



少し早いですが、今回はここまで。それではまた今夜、8:30から9時頃にお会いしましょう。……と、言いたい所なんですが少し皆様にご相談したい事がありまして……。

これ、この依頼(ゲーム)の長さがどうしてもいつもの「依頼」より数倍長くなってしまいそうなんですね? 葉隠の依頼だけそんなに贔屓するわけにも行かないですし、前にも言った通り「スペシャルシナリオ」や「隠しシナリオ」「???」などもあるので、このゲーム依頼がクッソ長くなった場合、それらの特別感が薄れてしまうんですよ。

……なんとか違和感無く、それでいてRPGしたなーって後味が残るようなVS魔王戦まで上手い事ショートカット出来る方法はありませんかね? 皆様からの意見を募集します。

たまにやる分なら別に良いんじゃない?
ソニアの遊園地もやたら長かったし今更だよ

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。 >>25「ああ、分かったよ、連れてってやるよ! 連れてきゃry(CV左右田)」

……こちらも「覚悟」を決めました。大冒険にしてやるよおらぁ!!


……折角『高級メイド喫茶』とやらに来たんだ。その「お持てなし」とやらを味わってみようじゃないか。

そう考えた俺は一階に降りて、メイドさん達が働いているロビーへと足を運んだ。


メイドA「あら、勇者様。私どもに何か御用ですか?」

勇者日向「あー……。『メイド喫茶』っつっても俺こういう所に来るのは初めて(実際は初めてじゃないけど)でさ。どんな「お持てなし」が受けられるのかなって……」

メイドA「食事はお時間になったらご用意させて頂きますが、オーダーしていただければお茶会をする事も可能です。それからお風呂ですが……」

↓1

01~30 普通の宿屋と同じ規模
31~60 普通の宿屋と規模は同じだが、装飾品や置いてある品が豪華
61~90 風呂に入っている間に、メイドが服の洗濯や装備の手入れなどをしてくれる。
91~00 メイドさんが背中を流してくれる。

何で1割のエロコンマを踏み抜くかなぁ……?


メイドA「私たちが責任を持ってお背中を流したり、マッサージをして疲れを癒やしてさしあげる事になっています」

勇者日向「ぶぅうううううううううう!!?」

俺は吹いた。……セイジョウ、話しが違うじゃないかセイジョウ!! ここは「そういう店」じゃないって言ってたじゃないかセイジョウ!!


セイジョウ「? メイドとして、主の背中を御流しするのは当然の仕事です。サービスの内にも入りませんわ」

勇者日向「いやだからだな……!!」

ここまで言って、俺はようやく気づいた。そうか、ここはゲームの中の「異世界」なんだ!! 俺達の世界とは倫理の緩さってもんが違うのか!!


メイドA「もしや、勇者様はお風呂をお望みですか?。それでは早速、ご用意してまいりますね」

勇者日向「いや、待って……待ってくれぇええええええええ!!」

↓1 コンマ60以上でメイド達の「お持てなし」を受けさせられる日向。コンマ80以上でラッキースケベ発生。

風呂メイドも原作キャラに似た誰かなの?

だから何でじゃい!! ↓1 ラッキースケベの内容。90越えなのでそれなりに過激な物でも良し(描写するとは限りませんが)

だからぁああああああああ!(ゾロ目) >>34いいえ、関係ありません。ただのモブ(の筈)でした。



~~~高級メイド喫茶・風呂場~~~



勇者日向「……あの~、小泉……じゃない、コセンさん」

コセン「はい? 何でしょうか勇者様」ムニュムニュ

勇者日向「背中を洗ってくれるのはその、嬉しいんだけどさ。……なんで胸でやる必要が?」

コセン「わ、私だって恥ずかしいのよ……じゃない、恥ずかしいんですけど、男性の皆様は「これ」が一番喜んでくださるので……//////」ムニュムニュ

俺は小泉そっくりの人間型モンスター「メイド妖精」に素っ裸で身体を洗って貰っていた。それも、全身を。そして、何故か胸で。……いやもうここ完全に「そういう店」だよ!! そういう店の「サービス」だとしか思えねぇよ!!

だ、ダメだ。無心だ、瞑想の修行をする時を思い出せ、日向創!! 俺はこんな胸の感触なんかに……


コセン「(顔を真っ赤にしながら胸で日向の胸板を洗ってくれている)」

……いや、無理に決まってんだろ!! 完敗! 完敗でーす!! 男が勝てるわけねーよこんなの!! ぶっちゃけ『元の世界』に『あいつら』がいなかったらここで襲い掛かっちまってたまであるよ!!

その後も必死になってコセンさんの『ご奉仕』をタップリと受けた俺は、風呂で疲れを癒やすどころかMPがガッツリと減ってしまっていた。……何故かHPとMPの最大値は大きく上がった気はするけど……。


勇者日向のHPとMPの最大値が大きく上がった。



勇者日向「…………(椅子に座ってボーッとしている)」

陰陽師葉隠「おっ、日向っちでねか! ……どした? なんかMP(精神力)の全てを使い切った様な顔してっけども」

魔法使い入間「はっ! どうせオ○ニーのしすぎで精魂尽き果てたんだろ? オカズは当然ここで働いているメイドだよな! ギャハハハハハハハハ!!」

勇者日向「……葉隠に入間か……。お前らはどうだったんだ? なんか良いものでも手に入ったか?」

陰陽師葉隠「俺っちは↓1だべ!」

魔法使い入間「俺様は↓2だな」

(高コンマほど良いものが手に入った)


陰陽師葉隠「俺っちは呪符に使う紙と筆と炭を補充してきたべ! まぁどれもこれも俺からすれば平均点の物ばっかだけど、そこはしゃーないべ」

勇者日向「そうか……。入間、お前は?」

魔法使い入間「ふっふっふっ……見ろ! これが魔法石の店長を懐柔して得た俺様の新たな装備……『セクシーランジェリー』だぁああああああああ!!」マントバッ!!

勇者日向「……ああ、そうか。(これでもスゲーエロいけど布面積が増えてるだけマシだって思えちまうな……俺も毒されてきたか……?)」

陰陽師葉隠「お、おおおおおお! とんでもねぇ魔力を感じるべ!! 入間っち、その装備ってまさか……!!」

魔法使い入間「そう! 全てが魔法石を砕いて造られた超高級魔法糸で細かな文様や魔術式を描いた一品だ!! いやー、俺様の持ち金の殆どと、店主にギリッギリのギリッギリまで身体を使って迫った甲斐があった!! 普通なら金じゃあ絶対買えねぇ装備だからな……。文字道り「伝説」級だ!! これなら魔王の攻撃にも耐えられる自信があるぜ!!」

勇者日向「そっかー。それは心強いなぁ……」

魔法使い入間「……? 今一喜び方もツッコミ(意味深)方も足んねぇな? マジでなにかあったのか? 回復魔法かける必要あるか?」

勇者日向「いや、なんでもない……。俺は疲れたからもう寝る……。飯は明日の朝に食べるってセイジョウさんに伝えておいてくれ……」

陰陽師葉隠「お、おう……。何だかよく分かんねーがゆっくり休めよ、日向っち!」



そうして、この世界での一日目の夜は更けていった……。



──そして朝。



勇者日向「ふわぁああああああ……。腹、減ったな……。昨日から何も食べてないんだからそりゃ当然か……」

俺は歯を磨いて、身支度を調えてから食堂に向かう。そこにはもう既に茶柱、葉隠、入間の三人がいて、すでにメイドさん達からのご奉仕を受けていた。


勇者日向「よう、みんな」

武闘家茶柱「あ、日向さん……。お、お二人から「調子が悪そうだった」とお聞きしましたが……その、大丈夫ですか?」

勇者日向「心配してくれてサンキューな、茶柱。でも大丈夫だ、ちょっと疲れちゃったってだけだから……朝食は?」

陰陽師葉隠「スクランブルエッグに焼きたてのパンとベーコン、それからコーンスープだべ! 朝食としてはこれ以上ねぇな!! ……まぁ「極東」出身の俺っちとしてはあの国の米と豆で出来た料理の数々が恋しくなる時があるんだがよ……」

魔法使い入間「くっそ! なんでソーセージがねぇんだよ……!! これじゃあ俺様の鉄板ネタが出来ねぇじゃねぇかよ……」

その鉄板ネタが何なのかは放っておいて、さっさと朝食を食べたらとっとと「今後の事」を決めないと……。えっと、RPGの基本としては……。


勇者日向「セイジョウさん……この際葉隠でも入間でもいいけど『この国に伝わる伝説』……とかそういうのを知らないか?」

セイジョウ「伝説、ですか? そうですね……↓1」(補正+20)

陰陽師葉隠「うーん、俺っちが知ってる事と言えば……↓2」(補正+20)

魔法使い入間「ああ、伝説だぁ?↓3」(補正+30)



セイジョウ「たしか、勇者様にしか懐かない伝説のドラゴンがいて、頭にしがみつくほどの大きさしかありませんがとんでもない力を有しているとか……」信憑性40

魔法使い入間「大昔に魔王を勇者が必殺剣で倒したんだが、その代償に勇者の魂がモンスターに転生してしまったって話しは聞いた事あるな。ま、これも信憑性は薄いって話しだけどよ」信憑性57

勇者日向「そ、そうか……(やべぇ……伝説の剣のありかとか、魔王の城へ行く方法とかそっちを期待してたんだが……。情報屋に頼るしかないか?)」

陰陽師葉隠「ふっふっふっ……俺っちは知ってるべ。歴代の「勇者」は『森の奥に封印されている伝説の剣』でその時その時の「魔王」を倒してきたってな!!」

勇者日向「!? は、葉隠。その情報、もっと詳しく教えてくれないか!?」

陰陽師葉隠「おう、なんでも──」



葉隠が言うには、こういう話しだった。深い深い神秘に満ちたどこかの森の奥。妖精王とその妃が支配するその森の更に奥。『泉の精霊』が持っている、勇者に勝利をもたらす伝説の『星の星剣』があると──



陰陽師葉隠「──ちゅー話しだべ! 王立魔道図書館の立ち入り禁止エリアにこっそりと忍び込んで得た情報だから間違いねー!!」

武闘家茶柱「……なるほど、ではまずはその『星の聖剣』とやらを手に入れなくてはならなさそうですね。……詳しい場所は?」

陰陽師葉隠「そこまでは知らねぇべ。古い伝説だから、どっかの小さな村にでもいる爺婆なら「話の続き」を知ってるんでねぇか?」

泉の精霊が持っている『星の聖剣』か……。こりゃあ多分ビンゴだな。でもいざ聖剣を手に入れても魔王の元に行けないとどうしようもないんだよなぁ……。つーか魔王って今どこにいるんだ? 何をしてるんだ?

……ダメだ、どの道情報が足りない。だったらまずは──↓2


①情報屋に頼る。
②この国の地図を手に入れて中りを付けてみる。
③クエストが受けられる「ギルド」に行ってみる。

ゾロ目ですねぇ!!


勇者日向「……仕方がない。どれだけ金をふんだくられるかは不安だが、情報屋を頼ろう。セイジョウ、その情報屋ってのはどこにいるか知ってるか?」

セイジョウ「……勇者様、これは「ここだけの話」にしておいてくださいますか?」ヒソヒソ

武闘家茶柱「な、なんですか?」ヒソヒソ

セイジョウ「……実はこの街にいる「情報屋」は腕はそこそこなんですが、実力がそこまで信頼できなくてですね……。そんな情報屋を頼るぐらいなら、孤児院で働いている「春風」さんを頼った方が余程良いかと思われます」ヒソヒソ

魔法使い入間「春風……ってまさか元「殺し屋」だって噂があるあの「ハルカゼ」か!?」ヒソヒソ

勇者日向「こ、殺し屋!?」ヒソヒソ

セイジョウ「……彼女は今は組織を抜けて、孤児院で働きつつ『真の情報屋』をやっています。私の紹介で、自分達が勇者一行だと名乗ればそうですね……3回ぐらいは無料で質問に答えてくれるでしょう。残りはお金と、彼女の「お願い」しだいかと」

勇者日向「……分かった。行ってみるよ、ありがとうな」


こうして俺達は、孤児院にいるという「春風」なる人物を尋ねる事にした。



──絶対希望都市・孤児院──



春風「ふぅ……。子供の世話なんて、私のガラじゃ無ってのに……。なんでこう何年も何年も居座っちゃってるんだか」

孤児A「お姉ちゃーん! お姉ちゃんにお客さんだって!!」

春風「客……? 私に……?」


ガチャリ


勇者日向「失礼するぞ。俺達はメイド長の「セイジョウ」の紹介でここに来た者だ」

春風「……!? ……ここは場所が悪い、奥の部屋に来て」



~~~~~~



春風「なるほどね。アンタ達がこの世界に平和をもたらしてくれるっていう勇者様ご一行な訳だ」

やはりというかなんというか、俺の予想通り「春風」なる人物は俺達の知っている「春川」にそっくりだった。茶柱は驚き、葉隠と入間は何を驚いているのか不思議がっている。


勇者日向「ああ。いきなりですまないが、お前の力を貸して欲しい」

武闘家茶柱「……セイジョウさんから、あなたの実力は折り紙付きだと聞いています。是非、その情報網をお貸し下さい!」

春風「……ちっ、あいつにある「借り」を返すって意味でも喋ってあげるけど、無料で答えるのは三回までだから。それ以上は有料だよ」

勇者日向「助かる! じゃあさっそく↓1↓2↓3を教えて欲しい!!」

聖剣の入手方法

魔王城の入り方

伝説のドラゴンの居場所


>>51 この『絶対希望都市』から北へ一週間ほど歩いた場所に「迷いの森」があるの。その迷いの森を抜けると、妖精王夫婦が支配する「古の森」に。更にそこを抜けると『星の泉』があるって話し。『星の泉』その物である「泉の精霊」に事情を話せば『星の聖剣』が手に入るって伝説だよ。

>>52 王都のすぐ近くに『浮遊している無気味な城』があるでしょ? あれが魔王城だよ。ああ、言っておくけどトンでもなく強力な『闇の結界』に守られてるからまずはそれをなんとかしないとね。……この『絶対希望都市』から南へ一週間ほど歩いた場所にある『光の洞窟』を抜けて『光の精霊』を頼ってみたら? 力を貸してくれると思うよ。

>>53 ……伝説の竜の事なら心配要らないよ。アンタが本当に『勇者』だって言うなら、もう向こうが「アンタ」を探して動き回ってる筈さ。……アンタらがピンチになった時に、颯爽と駆けつけてくれたりしてね。



春風「……教えて欲しいのはこれだけ? 私としてはもっと質問をしてくれたら助かるんだけど」

陰陽師葉隠「……あんのー……。肝心の代金はいかほどだべ?」

春風「ざっと~~~ゴルド(この世界の通貨です)」

魔法使い入間「んなっ! ふっざけんな、家……は流石に無理だけどワイバーンが買える値段じゃねぇか!! ボッタクリだボッタクリ!!」

春風「あっそ、嫌なら帰ったら? ああ、それか私の「お願い(クエスト)」を受けてくれるならもうクエスト成功後にもう3回だけ質問に答えてあげるけどどうする?」

勇者日向「……そのお願い(クエスト)ってのは?」

春風「↓2」(それなりに危険な物、厄介な物でお願いします)

>>28完全に長編でいくみたいなんでショートカットのアイデア提供はやめとくね
安価なら下

魔王軍幹部の王馬の討伐か懐柔
あいつあちこちにイタズラして呪いかけまくってる

>>56 いえ、一応言ってみて下さい。どうしようもなくなった時に使わせて頂くかもしれないので。
>>57 申し訳ありませんが、王馬の役割は既に決まっているので、こちらで配役を変えさせて頂きます。


春風「……魔王軍の幹部にドス・グレムリンって奴がいてさ。私の知り合いがいる『機械の都』を蹂躙してるらしいんだよね。……そいつを討伐してくれたら、もう3回だけ質問に答えてあげるよ」

武闘家茶柱「ま、魔王軍の幹部ですか……。いつかは戦う事になるだろうと思っていましたが……」

勇者日向「こんなに早くかち合う事になるなんてな……。分かった、行ってくるよ」

春風「……良いの? 別に幹部は無視したって魔王の元へは行けるんだよ?」

勇者日向「……お前の知り合い(友達)がいるんだろ? 放っておけないよ」

武闘家茶柱「そうです! 流石日向さん、今あなたは男死にしては非常に良い事を言いました!! 義を見てせざるは勇無きなり! 勇者たるもの、困っている人を見過ごして旅をする事など出来ません!!」

陰陽師葉隠「俺っちも別に良いべー! 魔王軍の幹部、それもグレムリンの長っつったら相当なレア物の品を溜め込んでるに違いねぇからな!!」

魔法使い入間「ちっ……。グレムリン系の魔物は無駄にずる賢くて頭が良いからまともに相手したくねぇんだが……。それは「普通」「平凡」な魔法使いの話だ! 「大天才」であるこの入間美兎さまにとっちゃお茶の子さいさいよ!!」

春風「……変わってるね、あんたら。『機械の都』はここから西に歩いて三日ぐらいの場所にあるよ。……精々気をつけなさい」


こうして、俺達は『絶対希望都市』をでて『機械の都』を目指す事にしたんだ。

>>59一応確認する。今すぐアイデア言っていいの?
自由安価の時じゃなくて今すぐそれ書き込んでいいの?



~~~現実世界~~~


真宮寺?『なるほど、そっちの道を選ぶ事にしたんだネ。それにしても流石は日向くん。出目がすごく良いじゃないか……。でも、そう簡単に「魔王軍の幹部」を倒せるかな? クックックッ……!」



~~~ゲーム世界~~~



勇者日向「テント一式良し、『保存』の魔法を掛けた食料良し、後色んな便利グッズも詰め込んでっと……」

武闘家茶柱「日向さーん! 準備出来ましたかー!!」

勇者日向「悪い、今行く!!」

俺は高級メイド喫茶の外で待っている三人の元に、大慌てで掛けだしていく。


魔法使い入間「おっせぇぞ! どんだけ遅漏なんだテメェは!!」

勇者日向「んなっ! そ、そんな事はない!! ……多分」

陰陽師葉隠「まぁまぁ、日向っちも日向っちで俺らのために色々準備してくれてたって事だべ。……さてと、それじゃあ行ってくるべ!!」

セイジョウ+メイド一同『いってらっしゃいませ。どうかお気をつけて、ご主人様、お嬢様』

武闘家茶柱「任せて下さい! 魔王軍の幹部如き、この転子が見事成敗してくれましょうとも!!」

さて──『機械の都』に向けて出発だ!!


1日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!
71~90 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
91~00 日向のラッキースケベ発動。

>>60 はい、お願いします。

↓1モンスターの危険度(最大保証60)


危険度60 「大きなワイバーン」が襲い掛かってきた!!


勇者日向「──ッツ!? みんな、戦闘態勢用意!!」

武闘家茶柱「言われずとも!!」

ワイバーンの先手。「鋭いかぎ爪」↓1狙い先

01~25 日向
26~50 茶柱
51~75 葉隠
76~00 入間


大きなワイバーン「ギャシャアアアアアアアアア!!」

魔法使い入間「おっと、俺様狙いか。さぁてどうすっかなー」

↓2

①バリアを貼る。
②華麗に回避する。
③『セクシーランジェリー』の防御力を試すため、そのまま受ける。
④むしろカウンター魔法を仕掛けてみる
⑤その他安価

>>63俺が考えてたのは裏技を使う事なんだよね

そもそもこの世界はゲームの世界、ゲームマスターが裏技のクリア条件を用意してもおかしくない。その事を日向が気づけばいい

例えば葉隠に鏡を使って占いをさせる。「3日間後に勇者チーム四人で魔王を倒しハッピーエンド」の映像が占い鏡に映るというもの
葉隠の占いは3割の確率で現実になる。3割の確率でそうなるという事は条件さえ整えれば100%の確率で現実にできるという事
つまり「正攻法を取らずとも四人が3日で魔王のもとまでいき倒せる裏技がある」と日向は気づける
葉隠の占い鏡に映った複数の映像を見せて、その内容から裏技を推理。その裏技を成立させるためのアイテムやキャラを集めるための冒険をダイジェストで描写し、魔王戦に進めばいい

>>69 ありがとうございます。多分これを『そのまま』使う事は難しいでしょうが『裏技のクリア条件』については思いも付かなかったので助かりました。


③『セクシーランジェリー』の防御力を試すため、そのまま受ける。


魔法使い入間「はっ! 今の俺様は伝説級の装備をしてるんだ。その防御力を試してやるよウマ並みチン○野郎!!」

大きなワイバーン「シャアアアアアアアアア!!」

↓1

01~50 ダメージ0 凄いぞセクシーランジェリー!!
51~70 ダメージ10 流石に無防備で受けたらダメです。
71~90 ダメージ20 油断しすぎですよ入間さん。
91~00 セクシーランジェリーがワイバーンの爪に引っかかって剥ぎ取られてしまった!!(入間自体はダメージ0)


ワイバーンの鋭い爪が入間の魅惑のボディを引き裂こうと迫る……。しかし──


ガギィイイイイイイイン!!


大きなワイバーン「ギャ、ギャアアアアアアアア!!(爪が割れた)」

魔法使い入間「なんだ、やっぱこの程度の攻撃ならかすり傷もつかねぇのか。つまんねーの」

勇者日向「言ってる場合か! チャンスだ、畳みかけるぞ!!」

誰から攻撃する? ↓2(攻撃内容の安価もお願いします)


勇者日向の『居合い切り』! ワイバーンに74のダメージを与えた!!(補正無し)

↓2↓3↓4 誰が攻撃する?(面倒臭いんで三人同時にやります。誰かの順番が来る前にワイバーンが倒されたらそれはそれと言う事で……)

茶柱のオラオララッシュ

葉隠がワイバーンの魂奪う

>>81>>83を採用。更にクリティカルなので……?


武闘家茶柱「情け無用です! オラオラオラオラオラオラオラオラァ!!」

武闘家茶柱の『オラオララッシュ』! ワイバーンに51のダメージを与えた!!(「コンボ」宣言していないので追撃無し)


陰陽師葉隠「んで、終いにほいっと」ポーイ

陰陽師葉隠はワイバーンの魂を札に『封印』した! 


陰陽師葉隠「お、こりゃ中々使い勝手が良さそうな奴だべ! 良いもん(魂)が手に入ったな!!」

『ワイバーンの魂』戦闘中、誰かに憑依させる事で「飛龍」の力とスピードを一時的に得る事が出来る。(クリティカルなので複数回使用可)

↓今回の戦闘の成果(高コンマ程良い物が手に入る)



と、いったところで今回はここまで。皆様、新スレでもどうかよろしくお願いします!! それではまた明日。午後3~6時頃にお会いしましょう。

今日は休み?
それならひとこと言って

こんにちは。それでは今日も始めて行きます。

>>91 すみません、ちょっと私用に手間取ってこの時間になってしまいました。


ここまでのあらすじ

勇者日向達は絶対希望都市の真の情報屋「春風」の依頼を受けて『機械の都』で暴れ回っているという魔王軍幹部・ドス・グレムリンの討伐に向かう事になった。
一刻も早く魔王を倒してゲームをクリアしたい日向だが、果たしてその度の行方は……?


勇者日向

持ち物・女性のパンツ(価値10)・ワイバーンの毒爪と謎の鉱石(価値31)
特別な装備・無し


武闘家茶柱

持ち物・特になし
特別な装備・無し


陰陽師葉隠

持ち物・コボルトの魂(使い捨て)大きなワイバーンの魂(何回も使える)
特別な装備・無し


魔法使い入間

持ち物・特に無し
特別な装備・セクシーランジェリー


武闘家茶柱「さぁ、どんどん行きますよ!!」

2日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!
71~90 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
91~00 日向のラッキースケベ発動。

モンスターと、その危険度↓1(最大保証60)

何日目で到着するんだ

>>100 >>59で春風が「歩いて三日」と言っております。


ハーピィ「フフッ……アハハハハハハハハッ!!」(危険度51)

ハーピィの縄張りに入ってしまったようだ! ハーピィが襲い掛かってきた!!


魔法使い入間「はっ、上半身丸出しの露出狂が! 返り討ちにしてやんよ!!」

三人『(それお前(あなた)(入間っち)が言うか(いますか)(べ……?))』

ハーピィの先手。(基本的に、空を飛ぶ相手は素早さが高いので相手が先手です)

ハーピィの「翼で打つ」狙い先 ↓1

01~25 日向
26~50 茶柱
51~75 葉隠
76~00 入間


ハーピィ「アッハハハハハハハハハハハ!」

陰陽師葉隠「おっと、俺っち狙いだべ? さぁてとそれじゃあ……」

↓1

①即席の結界で防御する。
②式神を召喚して防御する。
③回避を試みる
④カウンター攻撃だ!
⑤その他安価


陰陽師葉隠「ここは恰好良く『カウンター』を決めてやるべ! 出よ、俺の式神!!」ブォン!!

獣型の式神「グォオオオオオオオオオオ!!」

ハーピィ「アッハハハハハハハハハハハ!!」

↓1 コンマ40以上でカウンター成功。(カウンターに失敗しても式神の攻撃は通ります(-補正は付けますが)

コンマ73 カウンター成功 ハーピィに73のダメージ!!


獣型の式神「ガウルルルッ!!」ツメデコウゲキ

ハーピィ「ギャァアアアアアアアアッ!!」

陰陽師葉隠「ははっ! 幾ら素早さが低いからって、一流の陰陽師を舐めるとこうやって痛い眼を見るべ!!」

武闘家茶柱「兎に角チャンスです! 畳みかけましょう!!」

四人の行動 茶柱↓1↓日向2入間↓3葉隠↓4(安価によって決まった行動によって、順番を前後させる可能性はあります(サポートの魔法を使った場合など))


勇者日向「茶柱! 葉隠が捕獲しやすいようにサポートしよう!!」

武闘家茶柱「了解しました!!」

魔法使い入間「おっと、それならこれ使いな……そらっ!」バチバチバチッ!!

勇者日向「こ、これは……! サンキュー入間!! うぉおおおおおっ!!」ズバァン!!

ハーピィ「ギャ、ギャアアアアアアアアアアアッ!!」

武闘家茶柱「で、日向さんが空中から叩き落とした所を私が関節技を決めて動けなくして……」

陰陽師葉隠「俺っちが札で封印すると。……いやー、自分で言うのもなんだが見事な連係プレーだったべなぁ!!」


勇者日向は ハーピィを倒した! 日向は「雷撃斬」を覚えた!!(今後は入間のサポート無しで使えます(スパクリ効果))葉隠は「ハーピィの魂」を手に入れた。

↓1 今回の剥ぎ取り(高コンマ程良い物が手に入る)


勇者日向は「サイバーボンテージ」を手に入れた!!(価値60)

……入間はこれよりずっと高くて強い装備(セクシーランジェリー)を装備してるから良いとして、茶柱に着て貰うべきだろうか……?

↓1

①ダメ元で着るよう頼んでみる。
②無理に決まっているので街に着いたら売る。
③その他安価

なお、女性専用装備のため日向と葉隠は装備出来ません。


……提案したら最悪俺がボコられるだろうし、売った金で良い装備を買ってやるか……。


魔法使い入間「さてと、今日一日歩き倒せば『機械の都』に付きそうだな」


3日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!
71~90 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
91~00 日向のラッキースケベ発動。


特に何も無い素晴らしい一日だった。(ボ○の夏休み並感)


……そして



~~~機械の都『アルカトラズ』~~~



勇者日向「ここが『機械の都・アルカトラズ』か……」

魔法使い「魔王軍幹部の襲撃を受けてるって話しだったが、ひでぇ有様だな。被害は↓1(高コンマ程被害が大きい)ってとこか……」

具体的にどんな場所? ↓2

①近未来的な都市
②スチームパンクの世界
③テイルズ・オブ・エ○シリアのような特殊な機械都市
④その他安価

②王様キーボの肖像画と銅像があちこちに立ってる

>>123 この国は王が支配している制度なので、キーボを王様にする事は出来ません。代わりに「こう」します。


……都市の中に入って、俺はスグにここが所謂「スチームパンクの様な都市なんだ」と気づいた。現実世界ではかのチャールズ・バベッジが夢想していたという、様々な蒸気機関で発展した都市。

街のあちこちから色んな蒸気機関によるものと思われる煙が見て取れるが、そんな物よりも特に眼を惹くのが……。


勇者日向「……おい、なんだよ「アレ」」

武闘家茶柱「……き、キーボさん!?」

あの「キーボ」の肖像画と銅像が、街のあちこちに飾ってある事だ。……いや、本当にどういう事なんだよこれ……。


陰陽師葉隠「おいおい、二人とも世間知らずだべなー。「ガーディアン・キーボ」の話しぐらい聞いた事あるべ?」

勇者日向「……無知で悪かったな。悪いけど教えて貰えないか?」

魔法使い入間「はっ! この都市にピンチが訪れた時に解放されるっつーアルカトラズの『秘密兵器』なんだとよ。なんどもモンスターの襲撃や魔王の軍勢を退けてきたから、街の奴らにはそうとう慕われてるって話しらしいぜ。……ま、俺様にかかりゃあもっともーっと素晴らしい一物を付けてやれるけどな! ギャハハハハハハハハ!!」

武闘家茶柱「……ではそのキーボさんはどうしたんです? 今この都市は魔王の幹部の襲撃を受けているのでしょう? ならば今こそ彼の出番なのでは? 都市の3割ぐらいは壊滅しているように見えますが……」

勇者日向「……兎に角、今は情報を集めよう。魔王軍をどうするにしろ、現状がどうなっているか確かめないと」

↓1 どうする?

①酒場に行く。
②ギルドに行く。
③街一番の大きな工場に行く。
④宇宙エレベーターの様な高い建物の所に行く。


RPGの基本と言えば、やっぱり酒場で情報集めだ。どうやらこの世界でも「冒険の基本」であるらしく、葉隠も入間も素直に賛成してくれた。(茶柱だけは「そうなんですか?」と半信半疑の眼で見ていたが」



~~~アルカトラズ・酒場~~~



さて、こういう場所には情報通な奴とか、色んな噂話が飛び交っているもんだが……。

↓1

①まずはマナーとしてノンアルコールカクテル(もしくはビール)を一杯注文する。
②情報通の奴はいないか酒場のマスターに聞いてみる。
③酔っぱらい達の噂話に耳を傾けてみる。
④その他安価。


酒場のマスター「…………」

勇者日向「突然すまない。俺達は王様から魔王の討伐を任された勇者一行なんだが、今この都市で起こっている事に詳しい情報通の奴をしらないか?」

酒場のマスター「↓1」

01~30 ここはガキの来る場所じゃねぇ、帰んな。
31~60 マナーって奴を知らねぇ勇者様だな。酒場で聞きてぇ事があるならまずは何か注文しな。
61~90 ちっ……あの隅っこで飲んだくれてる男に話しかけてみな。
91~00 色んな情報が集まってくるこの酒場のマスターである俺がこの都市一番の情報屋に決まってんだろうが。


酒場のマスター「ちっ……あのカウンター席の隅っこで飲んだくれてる男に話しかけてみな」

酒場のマスターはそう一言言うと、とっとと仕事に戻ってしまった。……あいつがこの都市一番の『情報通』って奴なのか? 完全に酔っ払ってるように見えるし、とてもそうは見えないんだが……。


飲んだくれてる男「…………ウィー……ヒック……」

勇者日向「……突然すまない。俺達は王様から魔王の討伐を任された勇者一行なんだが、アンタがこの都市一番の情報通って奴なのか? それなら情報を買いたい。金なら出す、幾ら掛かる?」

飲んだくれてる男「↓1」

01~30 ああん? まずは酒だ酒、酒を持ってこーい!!(完全に酔っ払っている様だ……)
31~60 マナーを知らねぇガキだな。まずは前金として酒の一杯でも出しやがれってんだ。
61~90 そうだなぁ……大体(後でコンマで決めます)位だな。
91~00 ハッハッハ! 今日は気分が良いぞぉ!! 実は今この街でだな……!!


飲んだくれてる男「ああん? まずは酒だ酒、酒を持ってこーい!!」

どうやら完全に酔っ払っている様だ……。どうする?

↓1

①酒を奢ってみる。(最悪男が使い物にならなくなる可能性があります)
②入間に酔い冷ましの魔法を掛けて貰う。(最悪男がキレる可能性があります)
③諦めて酒場の噂話に耳を傾ける。
④その他安価。


勇者日向「……入間、酔い覚ましの魔法ってあるか?」

魔法使い入間「ああん? 勿論あるぜ、そらよっと」パチン!

やはり杖を振るまでも無かったのか、入間が指を鳴らして男に魔法を掛ける。するとあれだけ酔っ払っていた男は急に酔いが覚めたようで……。


酔っ払っていた男「て、テメェらなんて事しやが──!!」ポニョン

魔法使い入間「ねーぇ、素敵なお・じ・さ・ま♡ 俺様達ぃ、情報が足りなくて困ってるのぉ。情報、格安で売ってくれたらもーっと凄い事してあげちゃうぞ♪」

う、うわぁ……。流石というかなんというか、現実世界の入間と違ってこの世界の入間は自分の「武器」を使うのに一切の躊躇いと羞恥が無い。今入間が装備しているという伝説級の装備だという「セクシーランジェリー」もこうやって手に入れたのだろうか……。

茶柱が「は、はははははは破廉恥すぎますよ入間さん!! 公共の場で何て事をするんですか!?」と慌てていたが、まぁ男を女性が陥落させるなんて常套手段だろうしなぁ……。


魔法使い入間「ねーぇ、おじさまぁ……」

酔っ払っていた男「ぐ、ぐぐぐぐぐ……↓1」

高コンマ程色々な情報を教えてくれる。(補正+30)

52+30=82 とっときの情報以外教えてくれる。


情報通の男「……じ、実はだな。この街を守ってくれてたガーディアン・キーボが魔王軍幹部の・ドス・グレムリンに魔改造されちまったんだよ……」

勇者日向「き、キーボが魔改造!?」

情報通の男「あんたらも知っての通り、グレムリンって種族は機械にめっぽう強い。キーボはそれでも必死になって都市を守ってくれてたんだが、それでもグレムリンの親玉で魔王軍幹部のドス・グレムリンには敵わなかったらしくてな……。今頃はあいつらに更に魔改造されてるか……最悪、あいつが魔王軍の手先になってるって可能性もあるかもな」

武闘家茶柱「そ、そんな……! キーボさんが!?」

陰陽師葉隠「あー……こりゃ相当面倒臭い事になったべ。ガーディアン・キーボは古代から伝わる伝説のガーディアンだからな……。もしも敵対なんかしたらドス・グレムリンよりもこっちの方がよっぽど苦戦する事になりそうだべ」

魔法使い入間「……なんとかする方法はねぇのか?」

情報通の男「そうだなぁ……。この街にいる『スーパーメカニック』とかいう奴なら魔改造されちまったキーボを元に戻せるかもしんねぇな。……それと……」

勇者日向「……それと?」

情報通の男「こ、これ以上はただでは喋れねぇ! い、色仕掛けなんてしてももう無駄だからな!! 酒か金を持って来やがれ!!」

男はそう言うと、背中に抱きついている入間を振り払い、再び席に着いてしまった……。これで出し渋るような情報か……。どうする? ↓1


①素直に酒と金で情報を買う。
②諦めて酒場の噂話に耳を傾ける。
③スーパーメカニックの情報をもっと聞いてみる。
④その他安価。


勇者日向「……ならその『スーパーメカニック』って奴についてもっと情報を教えてくれないか?」

情報通の男「あぁん?↓1」

50以上で詳しい情報を知っている。50未満で素で知らない。


情報通の男「流石にそこまでは知らねぇよ、じゃなきゃ都市伝説なんざになってねぇ。ただ少なくとも『街で一番大きな工場』にはいねぇって話しだ。……『伝手』はあるみてぇだから、工場の奴らがなにか知ってる可能性は否定出来ねぇけどな」

勇者日向「……分かった、ありがとう。参考になったよ」

情報通の男「ちっ……もう一度言っとくが『次は色仕掛けなんて通じねぇ』からな! 俺にだって男のプライドってもんがあらぁ!!」

そう言うと、情報通の男は「飲み直しだ飲み直し」とばかりに酒場のマスターに大ジョッキでビールを注文し始めた。

さて、どうするかな……。↓1

①ギルドに行く。
②街一番の大きな工場に行く。
③宇宙エレベーターの様な高い建物の所に行く。
④スーパーメカニックを捜してみる。


勇者日向「……その伝説の『スーパーメカニック』って奴を捜してみよう」

陰陽師葉隠「んだべな。相手がグレムリンとその親玉だってんならこっちにも『機械』に詳しい仲間が一人は必要だべ」

武闘家茶柱「……けど「都市伝説」になるほどの方なのでしょう? そう簡単に見つかるんでしょうか」

勇者日向「そこは↓1だ」

ここは完全に安価に任せます。(無理がある物は当然却下します)

こんパンフレットによるとこの先の一番デカイ建物が図書館兼データバンクになってるからそこで調べよう。

今日は全員別れて休みながらメイド喫茶で情報収集だ。こっちのメイド喫茶はアングラ寄りだから裏の情報が集まりやすい

>>145 採用
>>146 これから先のために言っておきますが、メイド喫茶は街に普通にあるものではありません。あれは『絶対希望都市特有の物』とお考え下さい。


勇者日向「このパンフレットによると、この先の一番デカイ建物が図書館兼データバンクになってるからそこで調べてみよう」

魔法使い入間「……都市伝説になるほどのメカニックが図書館のデータバンクに載ってるとは思えねぇが……まぁ一応捜してみるか」



~~~アルカトラズの大図書館~~~



武闘家茶柱「……驚きました、図書館の中も完全に機械化されているのですね。全て電子書籍もしくはデータで、紙の本なんて一冊もありません」

陰陽師葉隠「ま、それでこその『機械都市』だろうからな。んじゃ、さっそく手分けしてスーパーメカニックの情報を捜してみるべ!!」

↓4 まで判定。高コンマほど有益な情報が手に入る。95以上でスーパーメカニックが働いている場所まで分かる。



今回はここまで。それではまた今夜。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


日向84 茶柱26 葉隠73 入間71



~~~2時間後~~~



勇者日向「さて……約束の集合時間になった訳だが、戦果はどうだみんな」

武闘家茶柱「転子の方は全くダメでしたね……。ただ「そう呼ばれる存在がいる」という事しか分かりませんでした……」

陰陽師葉隠「俺っちの方はスーパーメカニックとは関係ねぇんだけどよ。あのデッケぇタワーには『スーパー・スペースヒーロ』っつー都市の長みてーな奴がいて、色んな情報を知ってるってのが分かったべ!!」

魔法使い入間「俺様はこの街の『歴史』を調べてみた。メシダバシ博士っつー天才科学者がかつてこの街にいて、ガーディアン・キーボを造ったのもそいつだって話しだ。もしかしたらキーボの弱点とか、そういう情報も隠されてるかもな……。で? テメェはどうだったんだよ粗○ン勇者」

勇者日向「お、俺はそんなんじゃねぇ!! ……『スーパーメカニック』って呼ばれてる奴は、かつてはこの都市の一番大きな工場にいたらしいんだが、ある十期を境に極東に留学。数年後に一度工場に戻って来てからは行方知れず……って話しだった。やっぱりあの情報屋が言ってた通り『この都市一番の工場』に勤務してる人達は何か知ってるんじゃないかと思う」

武闘家茶柱「……思ってたよりは情報が出そろいましたね。さて、どうするつもりです日向さん」

日向「↓2」

①スーパーメカニックの情報を聞きに、この都市一番の工場に行ってみる。
②『スーパー・スペースヒーロー』とやらに会いに、大きなタワーに行く。
③この街の歴史について更に詳しく調べてみる。
④その他安価。


勇者日向「この都市の長なら、普通の市民が知らないような情報も知ってるだろう。俺達の事情を話して、情報を聞き出してみよう」

陰陽師葉隠「それに賛成だべ!! つーか「ヒーロー」っつーんならもしかすっと魔王軍攻略に手を貸してくれるぐらい強えー奴かもしんねぇしな!!」

武闘家茶柱「転子は特に意見が無いので皆さんに任せましょう。……情報が全く手に入らなかったのでどうすれば良いのか分からない──というのが本音ですが」

魔法使い入間「んじゃ、さっそくイクかぁ……。で、でもあんな大きな物を挿れられたら流石の俺様でも壊れちゃうよぉ……」ゾクゾク

勇者日向「(完全無視)よし、じゃあ行くぞ!!」



~~~宇宙エレベーター前~~~



警備員A「止まれ! ……この都市の人間では無いな? 何者だ!!」

勇者日向「あー……、コホン。俺はこの国の王から魔王討伐の任を受けた勇者日向だ! この都市の長であるという「スペース・ヒーロー」と呼ばれる存在に会いに来た!!」

警備員B「ゆ、勇者だと!? ……少々お待ち下さい」

そう言って警備員A、Bは各々色んな所に電話らしき装置で連絡を取ると、俺達の前へやってきて頭を深く下げた。


警備員A「事情を知らぬ事とはいえ、大変失礼しました。ですがドン・カイトウ様は↓1」

01~30 行方不明なんです。
31~60 この時間は街の復興を手伝っているんです。
61~90 貴方達にお会いになさるそうです。どうぞ、塔の最上階までお越し下さい。
91~00 ???「ハーッハッハッハ!!」


警備員A「貴方達にお会いになさるそうです。どうぞ、塔の最上階までお越し下さい」

陰陽師葉隠「おっ! いやぁ、どこぞの情報屋と違って話しが早くて助かるべ!!」

武闘家茶柱「……まぁ私達は仮にも『勇者御一行様』という話しですし、どの街でも無碍にされたりする事は無いでしょうね。……多分ですけど」

魔法使い入間「それよりも早くイこうよぉ……。俺様もう待ちきれないよぉ……」

警備員B「あのー……。こちらの痴女は本当に勇者様のお仲間なのですか? 途中でパーティーに紛れ込んだ変態ではなく?」ヒソヒソ

勇者日向「……ひっじょうに残念な事に彼女は『この国一番の魔法使い』です……はい……」


そうして俺達はあっさりとこの都市の長であるという「スペース・ヒーロー ドン・カイトウ」なる人物に合わせて貰える事になった。──そこにいたのは──



~~~宇宙エレベーター(正確には建設中)最上階~~~



ドン・カイトウ「おう! あんたらが勇者様御一行って奴か!! 俺は『ドン・カイトウ』この都市のリーダーをやらして貰ってるヒーローだ!!」

勇者日向「も、百田!?」

武闘家茶柱「百田さん!? あなたなんで↓1の恰好をしてるんですか!?」

01~30 怪盗の衣装。
31~60 宇宙飛行士の衣装。
61~90 海パン一丁&ネクタイだけ。
91~00 このコンマを取った人の安価に託した。


茶柱は混乱しているが、俺には見覚えがある。そう、現実世界で春川・最原・赤松・王馬と幼稚園で茶番劇をやった時に、百田が着ていた怪盗の衣装だ。……何でその服を着ているのかは分からないが。


ドン・カイトウ「? なんでもなにも、これが俺の正装だが? 人を許して悪を憎む。正義のスペースヒーロー(怪盗)「ドン・カイトウ」様ってな!!」

武闘家茶柱「いや、怪盗とヒーローってどっちかと言えば真逆の属性「ま、まぁまぁ良いじゃないか! ほら、俺達の世界にだって『鼠小僧』っつー義賊がいた訳だしさ!!むぅ……」

ドン・カイトウ「話しは聞いてるぜ。魔王軍幹部・ドス・グレムリンからこの都市を守りに来てくれたんだろ? いやーマジでありがてぇ!! 本音なら俺も戦いてぇんだが、都市の長としての仕事がマジで急がしくてな……」

陰陽師葉隠「それは残念だべな……。ちなみにあんたどれぐらい強いんだべ?」

ドン・カイトウ「↓1(高コンマ程強い)ぐらいだな!」


ドン・カイトウ「ま、まぁ俺は悪人の家に忍び込んでお宝を盗み出すのがヒーローとしての仕事だから……」(戦闘力53 まぁ頑張ればコボルトぐらいなら倒せるんじゃね? 程度)

魔法使い入間「はっ、その程度のステータスじゃあワイバーン一匹にも蹂躙されて終いだろうよ!!」

ドン・カイトウ「…………」ズーン……

勇者日向「……強さの指標は決して「戦える事」だけじゃないさ。アンタはリーダーとしてこの都市を立派に護ってる。それって凄い事だと俺は思うぞ?」

ドン・カイトウ「おっ! 流石は勇者だな、良い事言うじゃねぇか!! で、俺に聞きたい事があるって聞いたが……。なんなんだ?」

勇者日向「ああ、実は↓3」

↓3までドン・カイトウに質問してみたい事を書いてください。(一人一つまで)

春風とのツーショット写真飾ってるが、知り合いか?

ドス・グレムリンの居場所と弱点


>>165 お、春風の奴の事を知ってんのか! ……もしかしてこの都市に来たのもあいつの紹介か? だったらすまねぇな、アンタら今面倒事に巻き込まれてるんじゃねぇか? ──『勇者として当然の事をするまでだ』って? ……そっか。おう、同じ孤児院で育った、所謂幼馴染みって奴だ。

……あの孤児院の『闇』に全く気づかなかった俺のせいで、あいつは望んでもいねぇ道を歩む事になっちまった。どれだけ悔やんでも悔やみきれねぇよ……。


>>166 この都市の近くにある丘に、この都市から奪った機械で出来た根城を建ててる。……弱点は、魔法使いをパーティーにしてるあんたらの方が詳しいんじゃねぇか? 他のグレムリン同様『光魔法』があいつらの弱点だ。特に「目くらまし」はよく効くって話しだぜ!!



勇者日向「……なるほど、よく分かったよ。それじゃあ最後の質問なんだけど……」

武闘家茶柱「この都市にいるという「スーパーメカニック」はどこにいるんです? ドス・グレムリンに魔改造されてしまったキーボさんを助ける為にも、その力が必要なんです!!」

その質問をした途端、ドン・カイトウ(以下カイトウと略す)は渋い顔をして首を振った。


カイトウ「……悪ぃが例え勇者様御一行でも、それは言えねぇ」

魔法使い入間「はぁ!? なんっでだよ! こちとら国王のクソみてぇな命令でだな──!」

カイトウ「言えねぇもんは言えねぇ! これは男と男の約束だからな!! ……あいつは今、色んなもんから解き放たれて幸せに暮らしてるんだ。頼むからその邪魔をしないでやってくれよ……」

陰陽師葉隠「んー……、どうやら複雑な事情がありそうだべな。どする日向っち。人権とか色んな問題を無視すんなら俺が式神を憑依させて、無理矢理情報を吐かせる事も出来るけんども」

勇者日向「……↓2だ」

①粘り強く交渉する。
②いったん諦めて、この都市一番の工場へと行ってみる。
③葉隠に式神を憑依させて情報を吐かせる。(ぶっちゃけオススメしません)
④その他安価。


勇者日向「……いや、それはダメだ。今の俺は「勇者」なんだからな。(ヒソヒソ)……手間を掛けさせて悪かった。俺達はもう行くよ」

武闘家茶柱「ご心配なさらずとも! 魔王軍幹部・ドス・グレムリンとやらは転子達が責任を持って成敗いたします。ご安心くださいももたs……カイトウさん!!」

カイトウ「悪ぃ、恩に着る……!!」


───


陰陽師葉隠「つー訳で外に出て来た訳だけんども」

魔法使い入間「これからどうすんだよ。まさかガーディアン・キーボとかち合う前提でドス・グレムリンの奴の所に行くつもりか?」

勇者日向「いや、出来ればガーディアン・キーボも助けてやりたい。……スーパーメカニックは極東に留学する前は『この都市一番の工場』で働いてるって話しだった。そっちを尋ねてみよう」

武闘家茶柱「……そうですね。例えゲームの中とはいえ、仲間の命を奪うような真似は転子もしたくありません。なんとしてもスーパーメカニックを捜し出しましょうとも!!」

陰陽師葉隠「お、おお。かなり気合入ってんな……。そんじゃあ行くかぁ!!」



~~~アルカトラズ一番の工場~~~



勇者日向「ほ、本当にデッカイ工場だな……!」

魔法使い入間「造ってる物も多種多様だな。武器に日用品に非常用の品に……『機械』に関する品なら何でも造ってるって感じだ……。お、俺様好みの玩具(意味深)はあるかなぁ……」ハァハァ

武闘家茶柱「入間さんの戯れ言は差し置いて、まずはここの工場長に会いに行きませんか? スーパーメカニックについて何か知っているとしたらやはり一番偉い人でしょう」

陰陽師葉隠「ま、それがセオリーだべな。うっしゃ、いっちょ行くべ!!」



~~~工場長の部屋~~~



工場長「なるほど、それで私共の所に……」

勇者日向「はい。どうか、ホンの少しでも良いのでスーパーメカニックについての情報をいただけませんか?」

武闘家茶柱「お願いします! この都市を救う手立てになるかもしれないんです!!」

工場長「……↓1」

01~30 ……すみませんが、私どもは何も知りません。どうかお帰りください。
31~60 ……すみませんが、その質問には答えられません。……ああただ、そうですね……。彼の事は何となく覚えていなくもないので、部屋で一人になると『独り言』で呟いてしまう時がありますね。
61~90 ……絶対に他言無用。全てが終わったら『彼の事はサッパリ記憶から消し去る』と約束して頂けますか?
91~00 ……分かりました、お話ししましょう。


工場長「……分かりました、お話ししましょう」

工場長はとても言い辛そうに、尚且つ悩み苦しみ抜いて、それでも俺達に「スーパーメカニック」と呼ばれている人物の事を話してくれた。


工場長「彼は今、実家の「自転車屋」……地図で言うと、そう、この商店街の隅っこにあるここです。このお店でご家族と共にひっそりと暮らしています」

陰陽師葉隠「おお! 場所も分かりやすいしスグに教えてくれたし、最初っからこっちの方を頼れば良かったべな!!」

魔法使い入間「んじゃ、さっそくその「スーパーメカニック」とやらの力を借りに行こうぜ!! んで、準備を整えたらドス・グレムリンの討伐に出発だ!!」

勇者日向「…………ああ、そうだな」

武闘家茶柱「? どうしたんです? 日向さん」

……俺は、なんだか嫌な予感がしていた。この場所に来るよりずっと前、この都市の大図書館で「スーパーメカニック」の情報を得た時からだ。……それに、カイトウと工場長の辛そうな顔……それが、どうしても気になっていた。


工場長「…………」

勇者日向「工場長」

工場長「……なんでしょう」

勇者日向「……全てが終わったら、俺達はそのスーパーメカニックとはもう一切関わりません。彼が幸せに生活しているというなら、俺は危険な事に巻き込みたくない」

工場長「……ありがとうございます」

俺のその言葉を聞いても、工場長の表情は本当に辛そうで、正直見ていられなかった……。



~~~商店街の隅っこにある自転車屋~~~



魔法使い入間「ここに件の「スーパーメカニック」がいるって話だったな……。早速だが中に入れて貰おうじゃねぇか! おーい! 俺様達は勇者御一行様──」


???「──頼む! 親父、お袋、俺を行かせてくれ!!」

???「──ダメだ! 和太郎!!」

???「──お願いよ、あなたを失う事があれば私は……私達は……!!」


陰陽師葉隠「……なーんかトンでもなく込み入ったお話中みたいだべな。どする、日向っち? 出直すか?」

勇者日向「……いや、ここは強引に押し通ろう。失礼します!!」

初老の男性「!! あ、ああ……いらっしゃいませ。ウチの店に何か入り用で?」

武闘家茶柱「私達はこの国の王様に魔王討伐を任された勇者一行です。このお店に伝説の「スーパーメカニック」がいると聞いて来ました。そのスーパーメカニックさんは今どちらに?」

初老の男性「!? か、和太郎!! 逃げなさ──」

???「……いや、これは運命って奴だよ親父」


──ああ、やっぱりか。と、俺はその時思った。


左「俺がその「スーパーメカニック」って呼ばれてた男……『左和太郎(ひだりかずたろう)』だ」

……お前もこのゲームのNPCとして配役されてたんだな……左右田。



初老の女性「……粗茶ですが、どうぞ……」

魔法使い入間「あ、ありがとうございます……」

店の奥に有った家のリビングを、ズーンとした重苦しい空気が包んでいる。……左右田の……いや、左のご両親が醸し出している雰囲気だ。あまりの空気の重さに、あの入間でさえ丁寧語を使っていた。


左「……で、あんたらは勇者様御一行で間違いねぇんだな?」

勇者日向「……ああ、そうだ。俺が勇者だよ」

左は「……ならやっぱりこれは『運命』って奴だな」とボソリと呟いて


左「分かった。俺に出来る事なら何でも協力させて貰う──その代わり」

武闘家茶柱「……その代わり?」

左「……魔王軍に街の連中が何人か「人質」として奪い取られてるんだが……その中に「東園寺よる子」っつー奴がいるんだ。そいつを必ず助けだしてやって欲しい」

勇者日向「……それだけか?」

左は「それだけだ」と力強く言う。


武闘家茶柱「な、なんだ。それだけですか! でしたらご安心を!! 私達は魔王軍を討伐するだけで無く当然人質の皆さんの事も──「あああああああああああああっ!!」ちょっ! 五月蠅いですよ葉隠さん! 何いきなり大声を出してるんですか!!」

陰陽師葉隠「思いだしたべ……! 『左和太郎』! 極東の大名家の跡取り娘「東園寺よる子」を誑かして誘拐した、国際指名手配犯だべ!!」

三人「「「!!!???」」」

左「……ああ、そいつで間違いねぇよ」

左が、国際指名手配犯……!? そうか、だからカイトウも工場長も情報を出すのをあれだけ渋ってたのか……。



左「……全部が終わったら、俺を憲兵団に突きだして極東送りにすりゃあ良い。……獄門でも釜茹ででもなんでも受けるさ。だから──」

左はその場で俺達に対して乞い願うように土下座をした。


左の父「和太郎!」

左の母「和太郎ちゃん!」

左「頼む! あいつを……あいつを助けてやってくれ!! 悪いのは全部俺なんだ!! 俺が、俺が無理矢理あいつをあの家から連れ出したんだ!! だから──!!」

勇者日向「…………」

陰陽師葉隠「おい、これどうすっべ? たとえ短期間でも国際指名手配犯を庇ったり協力して貰った事が国に知られたら……」

魔法使い入間「……最低でも罰金、最悪魔王討伐時に貰える報酬が大幅に減額されるかもな」

武闘家茶柱「……なぜ、そんな事をしたんです? あなたのスケベ心や下心からですか? それとも──」

左「……自分でも分かんねぇよ。ただ「あいつをここに置いてちゃダメだ」って強く思ったんだ。……そしたら自分でも自分が分からねぇ内にあいつを誘拐してた。……これで良いか?」

武闘家茶柱「……転子にはどうして良いか判断がつきかねますが……。日向さん、どうします?」

勇者日向「……分かった、約束する。その代わり──」

左「ああ、話しはさっき聞いたぜ。ドス・グレムリンに魔改造されたガーディアン・キーボを直しゃあ良いんだろ? ……俺なら多分出来る。……決行の日は?」

勇者日向「……色々準備がいるんでな。明後日でどうだ?」

左「……分かった、それまでに装備や身支度を整えとく。……ありがとな、勇者様よ」

勇者日向「ああ……。じゃあな」


そう言って、俺達は左の自転車屋を出た……日は既に沈み掛かっていたが、やる事が山ほど有る。……さて、忙しくなるぞ。↓3まで謎のコンマ判定。

合計値83



~~~そして、決行の日。



勇者日向「……みんな、準備は出来てるな?」

武闘家茶柱「……ええ、勿論です」

陰陽師葉隠「こっちも対グレムリン用の呪符は大量に作っておいたべ。……とっときの札もあっけども、これは本当に使わなくちゃやべぇ時にしか使わないって先に言っとくべ」

魔法使い入間「俺様も『光魔法』の技を色々と思いだして来た。……グレムリン如き、俺様の魔法で一掃してやんよ」

勇者日向「そうか……。じゃあ左の所に行こう」



~~~機械都市アルカトラズ・左の自転車屋~~~



左「……よう、遅かったな勇者様」

勇者日向「すまない……。色々『準備』があったんでな」

左「……そっか、じゃあさっそく行こうぜ。あいつらが築いた砦までは歩いて一日ほどあるが……。まぁ先兵みてぇな雑魚が何匹か配置されてるだけだろ」

武闘家茶柱「……ちなみにあなたはどれぐらい強いので?」

左「↓1だな(現実世界でも色々頑張っているので補正+30あげましょう)」

なんでこのスレの左右田は素で強いんですかねぇ……?

128 メッチャ強い、ぶっちゃけ勇者一行に加われるレベル。


左「……まぁそんじょそこらの奴には負けねぇ位には強いつもりだ」

武闘家茶柱「? ……ハッキリしませんね……」

魔法使い入間「ま、良いじゃねぇか。そいつがどれだけ雑魚だろうが俺様達がいりゃあ一人がカバーに入りゃ生きてキーボのとこまでたどり着けんだろ」

陰陽師葉隠「そんならこれも持っとくべ! 非戦闘員用の『敵に狙われにくくなる』護符だ!!」

左「ああ、サンキューな」

日向「さて、じゃあそろそろ行くか」

↓1

1日目

01~50 グレムリンの先兵が現われた!
51~70 グレムリンの先兵が大量に現われた!!
71~90 何事も無かった。
91~00 これは、グレムリンが都市から奪っていった戦利品だ!!

99 スーパークリティカル!


勇者日向「お、おいこれって……!!」

陰陽師葉隠「↓1だべ!!」

コンマ99に相応しい品を書いてください。(あまりにも過ぎるものは却下します)

好きな場所にワープできる指輪

あ、マジだトリプルクリティカルじゃん。じゃあ多少無理があるものでも許可します。

>>185 えーっとですね? RPGでいう所の「ワープシステム」はこちらで既に準備してるんで、それ以外の品だとありがたいなぁって……。

>>187
それならバイキンマンの地中を掘り進めるモグラマシンにして

安価を取ったのは>>185 さんなので、>>185さんの書き込みに従います。

>>189 了解しました。


勇者日向「なんなんだこの……すっごくデカイモグラのメカは!?」

陰陽師葉隠「お、おおおおおお! 俺の中の金銭感覚が「これはトンでもない値段で売れる」って言ってるべ!!」

左「バイキン博士が造った『モグリン』じゃねぇか。あいつらバイキン博士の所まで襲撃してやがったのか……」

武闘家茶柱「も、モグリンとは?」

左「文字通り、地中をモグラみてぇに掘り進められる重機機械だよ。バイキン博士っつー、機械都市でも指折りの天才発明家が造ったスーパーメカだ。多分、使い方が複雑すぎて普通のグレムリンじゃあ制御出来なかったんだろうよ」

魔法使い入間「お前は使えんのかよ?」

左「ああ、使える。……博士にも随分世話になったからな。……どうする? こいつがありゃあ地中から奇襲を掛けるっつー事も出来るけど」

勇者日向「うーん、それじゃあ↓2で」

①モグリンを使う
②モグリンを使わない
③モグリンで奇襲する班と、揺動する班に分かれる。
④その他安価


勇者日向「奇襲として使えるなら……」

陰陽師葉隠「使うに越した事はねぇべな! 左っち、頼むべ!!」

武闘家茶柱「道中の雑魚も無視できる可能性がある訳ですしね、私もそれに賛成です」

魔法使い入間「けどよぉ、五人も乗れるように出来てんのかこのモグラ?」

左「多分ギリギリ行ける筈……。よし、全員乗っても大丈夫だな。……そんじゃ、行っくぜぇ!!」ドドドドドドドドドドドドド!!

↓1 高コンマ程敵の砦最深部に侵入できる。99もしくは00で……?

えーっと、あまり最深部には侵入できなかったようですが、ゾロ目なのでこうします。



~~~魔王軍幹部・ドス・グレムリンの砦・入り口近く~~~



ドガァアアアアアアアアアアン!!



グレムリンの大群『ギャァアアアアアアアアアアアアッ!!』

左「おっ! 上手い具合にグレムリンの大群にドリルをぶち当てられたみてぇだな!!」

陰陽師葉隠「こりゃ幸先が良いべ! このまま進める所まで進んじまうべ!!」

魔法使い入間「良いじゃねぇか! 圧倒的な戦力で敵を蹂躙する……戦闘の華だよなぁ!!」

武闘家茶柱「……敵とはいえ弱い物イジメをしているようで転子は気が進みませんが、まぁこれは一種の戦争という事で……」

勇者日向「ああ、進める所まですすんじまおう!!」

↓1 高コンマ程敵を蹴散らしながら奥に進める。

68+11=79 敵の砦の8割を突破出来たようだ……。


左「──っとブレーキブレーキ……ダメだな。こっから先は『対機械』用のグレムリンの術式がわんさか置いてある。折角のモグリンを壊したりしたくねぇ……博士の発明品だしな」

武闘家茶柱「……まぁ砦の8割は突破できたようですし、かなり楽が出来たんじゃないですか?」

魔法使い入間「ああ、このまま何もしないで勝っちまった──なんてのも萎えるしな。こっから先は俺様達の出番だぜ!!」

勇者日向「ああ、みんな。準備は良いな!!」

四人『おーっ!!』

↓1

01~30 大量のグレムリンが襲い掛かってきた!!
31~60 小型の機械兵器が襲い掛かってきた!!
61~90 大型の機械兵器が襲い掛かってきた!!
91~00 ガーディアン・キーボが現われた!!



と、言う事で今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

え-、こんな時間に失礼します。>>1です。せっかく128という高コンマを叩き出したので、左右田……じゃなくて左にも戦わせてやりたいんですが、彼の戦闘スタイルどうしましょう。

①アイ○ンマンみたいに機械の装甲を装備する。
②仮○ライダージョーカー。(中の人ネタ)
③二丁拳銃。
④ゴッ○イーターの「神機」(剣モードと銃モードに変形する武器)

これら四つで迷っているんですが、よければ皆様の意見をお聞かせください。

描きやすいのでいいよ。グダらないのが一番大事

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。それと、今夜は12:30まで更新を続けます。
>>207 ですよね。では>>1の独断でこうします。


俺達が「モグリン」から降りてドス・グレムリンの根城の最奥を目指していた時だった。

砦の奥からガシャーン! ガシャーン!! と大きな音を立てて、ガトリングガンの様な物を装備した大型の機械兵器が「これ以上先には行かせない」とばかりに立ち塞がる。


左「モビルワーカーか!!」

武闘家茶柱「も、モビルワーカーとは!?」

左「俺達の都市で造ってる『誰でも簡単に制御出来て、危険なモンスターともある程度戦える』っつー触れ込みの対魔物用の戦闘機械だ!! グレムリンの魔術と技術でかなり強化されてるみてーだから気をつけろよ!!」

魔法使い入間「ああん? 『こっから先は『対機械』用のグレムリンの術式がわんさか置いてある』んじゃなかったのかよ!!」

左「『コイツだけは例外』っつー術式でもかけてあんだろ多分!(俺も似たような細工はしてきたしな……)くるぞ!!」


遠距離武器を持っているのでモビルワーカーの先手。狙う相手↓1

01~10 左右田(護符の効果)
11~33 日向
33~55 茶柱
55~77 葉隠
78~00 入間


モビルワーカー「……」ドガガガガガガガガガガガガガッ──!!

武闘家茶柱「こ、これが『ガトリングガン』とやらですか……!!」

↓2

①華麗に回避を試みる。
②覇気で弾を吹き飛ばす。
③入間がバリアを貼ってくれる。(間に合うとは限りません)
④その他安価

まーた鉄血ネタか好きだね>>1

>>213 はい、大好きです(真顔)(……でも一番好きなキャラはオルガじゃなくて相方の方なんですけどね)


入間「ちっ! こーれだから弾幕を張って遠距離武器しか脳がねぇ機械は……そらっ!!」ブォン!!

↓1

01~30 バリアが間に合わなかった! 茶柱に↓2(補正-10)のダメージ
31~60 バリアが間に合ったが、茶柱はかすり傷を負った。(ダメージ10)
61~90 バリアが間に合った。
91~00 バリアーによるカウンター攻撃だ!!↓2


武闘家茶柱「ぐっ……! た、助かりました入間さん!!(あのまま銃弾の嵐を受けていた可能性があると思うとゾッとしますね……)」(ダメージ10)

魔法使い入間「ちっ、間に合ったが発動が少し遅かったか……。もっと手早く張れるようにしねぇとな……」

陰陽師葉隠「なぁに、次はこっちの番だべ! やれっ! 茶柱っち──「……ちょっと待ってくんねぇか」あん?」

左「……俺達の中でモビルワーカーの事を一番よく知ってるのは俺だ。……そして──」

勇者日向「ひ、左。お前、それは……!!」

一体いつから彼は「それ」を装備していたんだろう。ハンマーと銃と盾が複雑に一体化したような、その「武器」。メカメカしい印象を覚えるそれだが、同時に『何か』の気配もその武器の中から感じていた。


左「ぶっ壊し方を分かってるのも俺だ! 行くぞ、「タケミナカタ」!!」

左の攻撃↓1(機械特攻+30)

55(ゾロ目)+30=85


左は信じられないような跳躍をすると、そのまま巨大なハンマーをモビルワーカーの側面に叩き付ける。ドガァアアアアン!! という凄まじい激音が響いて、モビルワーカーは横に大きく吹っ飛んだ。(次のターン行動不可能)


武闘家茶柱「なっ、んなっ……!?」

魔法使い入間「お、おい。左お前それって……!」

左「話しは後だ!! まずはコイツを完全にぶっ壊して動かねぇようにするぞ!!」

勇者日向「あ、ああ! 行くぞ皆!!」

それぞれの行動

↓1茶柱
↓2日向
↓3葉隠
↓4入間

コンマ判定も同時にやっているので、この分だとそうだなぁ……こうしましょうか。


武闘家茶柱「と、兎に角比較的脆いであろう関節を……って堅った! さ、流石に転子の拳でも無理がありましたか……」(ダメージ19)

勇者日向「なら俺が……『サンダガ』!!……ってあ、あれ? なんか全然雷が出ない……」(ダメージ13)

魔法使い入間「ばっかお前付け焼き刃で教えた雷系最大呪文を唱える奴があるか!! ああもうしゃーねぇな『コキュートス』!!」(ダメージ64)

陰陽師葉隠「俺も俺で対機械用に用意してきた雷神符をちょいっと(ポイッ)……おー、結構効いてるべな!」(ダメージ57)


合計238ダメージ モビルワーカーはもう虫の息だ。


左「ここまでやりゃあ後はもう大丈夫だろ。……せぇのっと!!」

最後に左がもう一度巨大なハンマーでモビルワーカーを潰しに掛かる。ドゴォオオオオン!! という音と共に、モビルワーカーはピクリとも動かなくなった。……それは良いのだが……。


勇者日向「ひ、左。そ、その、それは……」

魔法使い入間「なーんかトンでもなく「ヤバイ」気配を感じる武器だな……。どっかで見た事があるような気もすっが……」

陰陽師葉隠「……そりゃそうだべ。その武器の名前は「神機(じんき)」極東に出没する「荒神」に対抗するために造られた、神の魂を武器の中に埋め込んだ「対神格」用の国宝級の機械武器……。ぶっちゃけ左っちの罪状は「東園寺よる子の誘拐」より「神機を盗み出した」方がよっぽど重いべ……」

武闘家茶柱「そ、そんなヤバイ物を何故!?」

左「……荒神から、色んな追っ手から、色んなもんから「あいつ」を守る為にどうしても必要だったんだ。幸い、俺は「スーパーメカニック」だからな。神機の適合も上手くいったし、あとはこいつを使って追っ手を薙ぎ払って、あいつを連れてこの国に戻ってきたんだ」

勇者日向「左……」

左は淡々と理由を俺達に話す。……既に「全てが終わった後」の覚悟を決めているのか、身の内を話すのに躊躇が無いようだった。


左「……中途半端な態度取ってて悪かった。自分で言うのもなんだが、俺は多分この国でも滅茶苦茶強い方だと思う。もし機械がまた襲い掛かってきたら俺に任せな、ぶっ潰してやるからよ」


パーティーメンバーに「神機使い左」が選べるようになりました!!


某RPG作品達と同じく、戦闘に出せるメンバーは4名までです。その時その時に応じたパーティーを組んで戦闘に参加しましょう。


勇者日向 特徴 魔王、またはそれに属する魔物に対するダメージが上がる。また、基本的な魔法も一通り習得出来る、

武闘家茶柱 特徴 素早さが高く、空を飛んでいたりでもしないかぎり、よっぽど早い相手でない限り先手を取れるし、連続攻撃「コンボ」も出来る。しかし、攻撃方法が素手なので堅い敵には歯が立たない事も。

陰陽師葉隠 特徴 基本的に「やろうと思えばなんでもできる」 魔物の魂を吸収して使役したり(基本使い切り)、対象者に憑依させて戦闘能力を上げたり、こちらが有利になる「陣」を敷く事も可能。ただ、葉隠なので調子に乗りやすく、あまり頼りにしすぎると偉い事になるかも。

魔法使い入間 特徴 魔法がクソ強い。あらゆる属性の魔法を使えるし、その練度も凄く高い。ただ、本人の性格上慢心しやすく頭のネジが何本か外れているので、突拍子も無い行動にでる可能性も。

神機使い左 特徴 対ボス戦で非常に強い。敵が大型なら大型なほど、強ければ強いほど彼は真価を発揮します。武器の組み替えも自由自在なのでまさに強キャラ……と、言いたい所ですが、対多数の戦闘には滅茶苦茶弱く、ぶっちゃけ雑魚戦では足手纏いです。



さて、これで砦の9割を突破出来たと思うんだが……。そろそろ魔王軍の幹部が……。ドス・グレムリンが動いてくるか?

01~30 何も無し。
31~60 人質達が入れられている牢屋を見つけた!!
61~90 グレムリンの大軍が襲い掛かってきた!!
91~00 ガーディアン・キーボが現われた!!


グレムリンの大軍が襲い掛かってきた! ↓1パーティーメンバーを選択してください。


グレムリンの大軍『勇者……!! 勇者共め、勇者共め!!』

勇者日向「ここでグレムリンの大群か!」

魔法使い入間「数は……ざっと67匹ってとこか。はっ、良いぜ。纏めて相手してやんよ!!」

陰陽師葉隠「んじゃ、左っちは下がってな。万が一神機を奪い取られ出もしたらどんな改造をされちまうか分かんねぇべ」

武闘家茶柱「ええ! 今度こそ、私の力を存分に振るいましょうとも!!」

↓1日向
↓2茶柱
↓3葉隠
↓4入間

の行動。(グレムリンの『弱点』を突く事をオススメします)


勇者日向は乱れ切りを唱えた! グレムリン達に41ダメージを与えた。

武闘家茶柱は手当たり次第殴りまくった! グレムリン達に24のダメージを与えた。

魔法使い入間はバニッシュを唱えた! グレムリン達に59のダメージを与えた!(弱点補正+30)


陰陽師葉隠「はぁー……。何やってんだべお前ら」

勇者日向「い、いやだってさぁ!」

武闘家茶柱「流石に転子でもこの数は……! 捌ききるので手一杯です!!」

魔法使い入間「こいつらっ……どいつもこいつも露骨に俺様を狙いやがって!! これだから小賢しいモンスターは嫌いなんだ!!」

陰陽師葉隠「あのな、こういう時は──」


陰陽師葉隠の「光の護符」!! グレムリン達に128のダメージを与えた!!


陰陽師葉隠「……こうして、全体に効果のある光り属性の術式を唱えてやるのが手っ取り早いべ」


グレムリンの大群に252のダメージを与えた!! グレムリン達は恐れを成して逃げ出した!!

↓1 今回の戦利品(高コンマ程高価な物が手に入る)


陰陽師葉隠「おっ! これは呪いの藁人形でねぇか!! しかもかなり品質が良いベ! 良いもんゲットっと!!」

陰陽師葉隠は「呪いの藁人形」を手に入れた。(魂の概念がある敵に対し、最低82のダメージを与える(使い捨て))



~~~ドス・グレムリンの砦・最奥~~~



勇者日向「ここが砦の最奥か……?」

武闘家茶柱「みたいですね……。出て来なさい、ドス・グレムリンとやら!! この転子達が成敗してさしあげましょう!!」

???「……まったく、揃いも揃って喧しいガキ共だ……」

砦の奥から現われたのは、正しくグレムリンの王──巨大な身体に大きな鉄塊を持ち、鋼の装甲を身に纏った……まさしく「魔王の幹部」と呼ぶに相応しい怪物だった。


魔法使い入間「なんだなんだ? 『オークキング』とほぼ変わらねぇデカさじゃねぇか。いくらグレムリンの王っつったってここまで異常な変化はしねぇ筈なんだがな……」

陰陽師葉隠「(……あの魂、もしかして……)」

ドス・グレムリン「ふん……。丁度良い、俺が相手するまでも無い。あの新しい「玩具」の性能を試してみるか……。出てこい「キーボ」!!」

ドスグレムリンの命令に従うように、砦の奥から俺達にとっては見知った顔の「キーボ」が現われる。……その眼は虚ろで、光を全く宿していなかった。


キーボ「…………」

勇者日向「キーボ……」

武闘家入間「キーボさん……!」

ドス・グレムリン「『命令』だ。あのガキ共を始末しろ」

キーボ「ガ、ガガガ。リョウカイ、シマシタ……!!」

左「来るぞ! 一切手加減するな!! ぶっ壊すつもりで戦え!!」

↓1 パーティメンバーを選んでください。


ガーディアン・キーボ が 現われた!! ガーディアン・キーボの先手

↓1誰を狙う?

01~25 日向
26~50 茶柱
51~75 入間
76~00 左


キーボ「ガガガ……。ハイジョ、ハイジョ、ハイジョ……!」ズドーン!!

勇者日向「お、おいおいおい! いきなりミサイルランチャーかよ!?」

↓1 どうする?

①入間のバリアに期待する。(成功するとは限りません)
②回避を試みる。(成功するとは限りません)
③左右田が盾で庇ってくれる。(成功するとは限りません)
④その他安価


左「(アレをまともに食らったらヤベぇ!!)どけ! 勇者!!」ドンッ!

日向「んなっ、左!?」

↓1 キーボのミサイルランチャーの威力。
↓2 左の盾が上手く防御出来たかどうか(補正+30)

2233のスーパーゾロ目VS60


左の巨大な盾が上手くミサイルランチャーを防御出来た──と、誰もが思ったその時だった。ミサイルが大爆発を起こし、左は後ろへと大きくはじき飛ばされる。


神機使い左「ぐ、ぐぅううううううううっ!!」(このターン行動行動不可能+10のダメージ)

勇者日向「左!!」

魔法使い「ッツ──! おい、文字通り「死ぬ気」でやらねぇとやべぇぞこりゃあ!!」

武闘家茶柱「分かっています! 地の果てまでぶん投げるつもりでやりましょう!!」

それぞれの行動

↓1日向
↓2茶柱
↓3入間

(コンマ判定も同時にやります)

首の後ろの停止スイッチを押す

手に気功術を貯め放つ

>>256 あのー、一応確認なんですがそれ茶柱の安価ですよね?

……まぁ>>255の安価がスパクリな時点でもう結果は決まってるんですが……。


勇者日向「食らえ! 雷・神・剣!!」バチバチバチバチ!!(96ダメージ)

魔法使い入間「んでもって──気功波(の真似事の魔力玉)!!」(84ダメージ)

キーボ「ギ、グガガガガガガ!!」

ドス・グレムリン「ほう、なかなかやるようだな……。だが俺の開発してやった玩具はまだまだ──」

武闘家茶柱「まだまだ──なんです?」ボタンポチッ!

キーボ「ピピー。緊急停止ボタン作動。緊急停止ボタン作動──プログラムを強制終了します」





ドス・グレムリン「…………は?」





神機使い左「……はっ、どうやらテメェもガーディアン・キーボの「最大の弱点」は知らなかったみてぇだな……。「首の後ろにある緊急停止スイッチ」っつー弱点をよぉ!!」

ドス・グレムリン「な、なんだとぉおおおおお!!?」

勇者日向「……これでキーボは後でゆっくり直してやれる」

武闘家入間「後はあなた一人です! 観念なさい!!」

ドス・グレムリン「ぐっ……!! ええい、勇者共。これを見ろ!!」

勇者日向「そ、それは↓1!!」


01~50 人質にされた東園寺よる子
51~00 とっておきの戦略型機械兵器。

あっぶねぇ! あと少しで難易度が爆上がりするところだった……!


戦略型機械兵器「Ω(レプリカ)」「…………」

それは、四つ足をしたボールのような胴体を持つ「何か」だった。俺の眼には普通の機械兵器にしか見えなかったが、左の表情が一気に強張った物になる。


神機使い左「んなっ……! んな馬鹿な……!! そいつは、そいつはっ……!!」

ドス・グレムリンinΩ『ふっふっふ……。かつて神龍を滅ぼした勇者が12の武器を使っても倒せなかった伝説の次元侵略機械兵器「Ω」……こいつはそのレプリカだが、貴様らにはこのレプリカで十分だ!!」

勇者日向「──ッツ! 来るぞ、皆!!」

↓1戦闘メンバーを選んでください。


左「訳が分かんねーかもしんねーが、兎に角速攻で片を付けるぞ!!『波動砲』が打たれちまったらまず終わりだ!!」

陰陽師葉隠「ゆ、猶予はいかほどだべ!?」

左「余裕があったとして3ターン!!」

勇者日向「それまでにコイツのHPを削りきれば良いんだな!! 分かった!!『攻撃に全力を注ぐ!!』


勇者日向達のターン

↓1 勇者日向(魔王の幹部に対する攻撃で補正+30)
↓2 神機使い左(機械特攻・補正+30)
↓3 陰陽師葉隠
↓4 魔法使い入間


勇者日向「食らえ! 『サンダジャブレード』!!」ズバァアアアアアアン!!(106ダメージ)

神機使い左「うおらぁあああああああああああああっ!!」ドガァアアアアアアアアアン!!(120ダメージ)

ドス・グレムリンinΩ『ぐ、ぐぉおおおっ、き、貴様らぁあああああっ!!』

陰陽師葉隠「っち、取りあえずスグに出せるだけの式神を出して総攻撃させんべ!」(47ダメージ)

魔法使い入間「俺様のとっとき、食らいやがれ! 神の雷『インディグネイション』!!」(79ダメージ)


合計ダメージ 352 Ωレプリカはふらついている!! Ωレプリカは『波動砲』の準備を始めた!!

残り2ターン

続けて勇者日向達のターン

↓1 勇者日向(魔王の幹部に対する攻撃で補正+30)
↓2 神機使い左(機械特攻・補正+30)
↓3 陰陽師葉隠
↓4 魔法使い入間


魔法使い入間「合せろウニ頭!!」キュィイイイイイイイン

陰陽師葉隠「……! 了解したべ!!」バチバチバチバチ

入間・葉隠「「タイダルウェーブ!!・ぷらす雷撃符だべ!!」」」ズドドドドドドドドドドドド!!(146ダメージ)

ドス・グレムリンinΩ「ば、馬鹿な……そんな馬鹿な!? レプリカとは言えこいつはΩだぞ!!? それが、こうも簡単に……!!」

勇者日向「……仕上げだ、行くぞ左!!」

左「あいよ、勇者様!!」

日向・左「「サンダジャブレェエエエエエード!!・ブースト・インパクトォォオオオオオオオオオオオ!!」」(216ダメージ)


合計ダメージ 714 Ωレプリカは完全に動かなくなった!!


勇者日向達は戦闘に勝利した!! 今回の戦利品↓1(最低保障70)

勇者日向はマイクロビキニとTバックのビキニアーマーを手に入れた!!(価値70)

勇者日向「……いや、何でこんなもんをドス・グレムリンが持ってんだよ……。もっとあるだろ……機械装甲みたいなもんがあるだろ……」


ドス・グレムリンoutΩ「き、貴様らよくも……よくも……!!」

武闘家転子「観念しなさい! ……その命、頂戴します!!」

魔法使い入間「俺様の光魔法で跡形も無く消し飛ばしてやるぜ!!」

ドス・グレムリン「まだだぁあああああああああっ!! これを見ろ、貴様らぁ!!」

勇者日向「そ、それは↓1!!」

01~70人質にされた東園寺よる子
70~90人質にされたバイキン博士
91~00人質にされたドン・カイトウ(なんでやねん)


縛られた女の子「う、うう……」

左「と、東園寺!!!!!」

ドス・グレムリンが指差した先。その先にはグレムリン達によって縛られ、鉄の牢屋の中に入れられた西園寺ひよ子そっくりの女の子がいた。


ドス・グレムリン「くくく……貴様の事は知っているぞ、左和太郎!! なにせ伝説と呼ばれた「スーパーメカニック」であの「神機」の所有者だ……。なんで貴様が極東から神機を盗み出したのか、なぜ貴様がここへやって来たのか見当は付いている……!!」

左「──ッツ!!?」

武闘家転子「……正攻法じゃ勝てなくなったからって今度は人質ですか? 見下げた……いえ、外道そのものですね、あなたは」

ドス・グレムリン「うるせぇ! 全員武器を捨てろ!! 跪いて両手を上げろ!! さもなきゃコイツの命はねぇぞ!!」

……俺達に選択肢は無かった。俺は剣を、左は神機を、茶柱はグローブを、入間はその大きな杖を、葉隠は身につけていた札の全てを地面に捨てて、両手を上にあげ、地面に跪く。


ドス・グレムリン「へ、へへへ! 本当に頭の良い奴ってのは『勝つ為の手段』も『負けたときの手段』も多く用意してる物なんだよぉ!!」

全員『…………』

ドス・グレムリン「へっへっへ……! 今からコイツをテメェの目の前で部下共に陵辱させてやる!! テメェの全てを掛けても守りたかった女が傷ついて穢れていく様をその目に焼き付けやがれ!!」

左「…………やめろ……っ!」

東園寺「お、にぃ……」

左「やめてくれぇえええええええええええええええええええええええええ!!」

???「……それはどうかな」

ドス・グレムリン「──んなっ!!?」

↓1何が起きた?

全員全裸になった
装備品がはぎとられたのだ
異様にでかいドスグレムリンの正体が明らかになる

>>290 すみませんが「ドス・グレムリンが驚くような」内容でお願いします。

カイトウが間一髪東園寺を救出

違います(いや別にそうでも良いんですが)遊○王でよくある「実は○○が××しておいたのさ!」的な奴のつもりでした。
それと、???に「装備品が全部外れる異能」を付与させて、尚且つドス・グレムリンの正体まで考えないといけないので……。

(それと何でそのキャラがそんな事をするのか分からない……)

ええい、もうストレートに言ってしまいましょうか「日向達にとって逆転の一手」になるような物でお願いします。安価↓2



今日はここまで。明日の更新は「ありません」また明後日の8:30から9時頃にお会いしましょう。

>>293 あなたは神ですか? それを採用させて頂きます。

明日の更新は無いと言ったな? アレは嘘だ。

(元気が有り余っているので1時間だけやります)


グレムリン「り、リーダー……! ひ、ひ、人質が……!?」

ドス・グレムリン「藁人形にすり替わっている……だと!?」

???「そう『すり替えておいたのさ』!! ……クーッ! いっぺん言ってみたかったんだよなぁ、この台詞!!」

勇者日向「あ、あんたは……!!」


──バッ!


ドン・カイトウ「ハーッハッハッハ! スペース怪盗ヒーロー兼アルカトラズリーダー「ドン・カイトウ」ただ今参上!! 人の女を攫い奪ってその愛と尊厳を地の底まで貶めようとする外道共!! そんな真似は天が許してもこのドン・カイトウ様が許さねぇぜ!!」

東園寺よる子「お、お兄! お兄!!」inカイトウノウデノナカ

神機使い左「カイトウ……お前、なんで……!!」

ドン・カイトウ「話しは後だ左! ……その外道を、文字通り星の彼方まで吹き飛ばしちまいな!!」

神機使い左「……ああ!! 悪いが「最後の〆」を貰っちまって良いか? 勇者様よ!!」

勇者日向「……ああ! やっちまえ、左!!」

武闘家茶柱「転子もその外道に最低一発は叩き込んでやりたかったですが……。私達の分まであなたがやってくれると言うのなら!!」

陰陽師葉隠「俺は全然構わんべ! あ、でもついでだから攻撃力上昇の札を左っちにほいっと」

魔法使い入間「んじゃ、ついでに俺様も……「インビンジブル・パワー」!! こいつの攻撃力を更に倍増ってな!!」

ブォン──! という音を立てて、左の「タケミナカタ」のブースト音が唸りを上げる。その音はドンドンドンドン……まるで左の怒りに共鳴するように、強く激しくなっていった。


ドス・グレムリン「ま、待て! こ、交渉しようじゃないか!! ほ、他の魔王軍幹部の奴らの居場所や、弱点や正確を教えてやろう!! お前ら勇者達にとっては垂涎物の情報の筈──!!」

勇者日向「交渉には応じないよ。俺達にはお前何かよりよっぽど信用出来る情報屋から「お前を始末してくれたら情報を教えてやる」って取引でこの都市に来たんだからな」

神機使い左「……つーことらしい、んじゃ、覚悟はできてんだろうな……こんのクソ野郎が!!!」バッ!!

左が大きく跳躍し、一瞬でドス・グレムリンの懐へと潜り込む。



ドス・グレムリン「ま」

神機使い左「ブーストォオオオオオオ!! イン、パクトォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」



ドッ、ゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!! という凄まじい衝撃が場を支配する。俺達が瞬きをした次の瞬間には、魔王軍幹部「ドス・グレムリン」は砦の屋根の一部ごと、空の彼方へと吹き飛んでいった──。



魔法使い入間「……これで全て円満に終われば──」

陰陽師葉隠「めでたしめでたしで、良かったんだがなぁ……」

二人が大きく溜息を付く。そうだ、確か左は……。


──パァン!! という頬を叩く音がその場に響いた。涙をボロボロと流しながら、東園寺が左の頬を叩いた音だった。


神機使い左「……東園寺」

東園寺「バカバカバカバカバカバカバカお兄の大馬鹿! どうして助けに来ちゃったの!? どうして「神機」を使っちゃったの!!? あれが使われたって事は、極東の帝都に……!!」

神機使い左「……間違いなく居場所がバレただろうな。極東だけじゃなくて、勿論この国の王都の魔道士や憲兵団達にも」

東園寺「それが分かっててなんで──「東園寺」ッツ──!」

左は全てを悟ったような眼で、ただ淡々と。言い聞かせるように西園寺によく似た少女に話しかける。


神機使い左「『俺は何があっても、お前を最優先で守る』──そういう約束だっただろ?」

東園寺「お、お兄ぃ……」

勇者日向「…………」

誰も、何も言える雰囲気じゃ無かった。砦に残ったグレムリンの残党がが逃げていく事さえ、頭に入らなかった。



──ザッザッザッ、と砦の中を何者かが集団で歩いてくる音が聞こえてくる。その姿が見えた時、東園寺の顔は本当に真っ青になった。


鎧を身に纏った騎士A「我々はこの国の王直属の憲兵団──。まずは魔王軍幹部討伐の手助けが遅れた事に対して、この都市の長と勇者様達に謝罪をさせてもらう。……申し訳ありませんでした」

東園寺「国王直属の、憲兵団……!!」

武闘家茶柱「……それは一切気にしなくて結構です。……ですが!」

鎧を身に纏った騎士A「そして──国際指名手配犯・極東から国宝である神機を盗みだし、東園寺よる子を誘拐した「左和太郎」だな?」

神機使い左「……ああ」

鎧を身に纏った騎士A「……魔王軍幹部を打ち倒した功績は認めるが、まずは──」

東園寺「待って、待ってよ!!」

東園寺が憲兵団と左の間に割って入る。


東園寺「お兄が私を誘拐したのは私のせい! 私が全部悪いの!! 私が「こんな家、もう嫌だ」なんてお兄の前で言っちゃったから!! あの家のやり方を素直に受け入れなかったから!! だから──!」

鎧を身に纏った騎士A「……その証言でもし仮に誘拐の件が無かった事になったとして、国宝である神機の強奪の件はどうにもなりません、東園寺殿。それだけであの国を揺るがしかねない大重罪なのですから」

東園寺「そ、れは……」

ドン・カイトウ「…………」

武闘家茶柱「なんとか……! なんとかならないんですか!? こんなの、こんなのって……!!」

……ああ、あんまりだ。あんまりすぎる……。だから、俺達は──いや、俺はっ──!!

俺がぐっと姿勢を低くして、鞘に収めた剣を手に掛けようとするその一瞬前。騎士Aが意外な事を言いだした。


鎧を身に纏った騎士A「よって、取りあえず貴様の沙汰はこの国の王が決める事になった……。風魔法による中継とは言え、王の御前だ。全員控えて貰おう」

こ、この国の王だって……!? そう言えばこの国の王って誰だか知らないな……。一体どんな奴なんだ?

↓1

01~30 苗木だった。
31~60 豚神だった。
61~90 モノクマだった。(なんでだよ)
91~00 いや誰だよお前!?(ダンガンロンパ以外のキャラから好きなキャラ(男性限定)を選んでください)

あ、先に言っておきますが裏で江ノ島が操っているとかそういうオチはありません。基本、このスレの『モノクマ』は謎のUMAです。


モノクマ王『うぷぷ! やぁ日向くん。久しぶりだね!!』

勇者日向「…………」

俺の脳内は完全にフリーズしていた。見覚えはある。たった一度だけど俺は現実世界でコイツを見た事があるし、なんなら行動を共にした事がある。
……こいつ「モノクマ」とか言う謎のUMAじゃねぇか!!? なんでこんな奴がこの世界のこの国で王様なんてやってんだよ!!!?

茶柱は俺以上に混乱しているのか「え……え!?」という驚愕の表情をしているし、この世界に順応してしまっている葉隠と入間は王の正体を初めから知っていたのか、最初から最敬礼の姿勢を取っている……。

……まぁここは俺もそうしておくか、なにがどう転ぶか一切分からなくなっちまったしな。


モノクマ王『君達が魔王討伐の旅に出てもう↓1(コンマが大きいほど旅に出てからの日数が長い)くらい? いやぁ、時が経つのは早いものですなぁ……。それで? 君が極東の帝都から大名家のお嬢さんと神機を奪って駆け落ちしたっていう左くん? いやぁ、モブっぽい表情してるわりに凄い事するじゃない君! 殺し合い修学旅行でも南の島で開催したら意外と最後まで生き残るキャラかもね、うぷぷぷぷ!!」

神機使い左「……ああ。俺の沙汰は王様が決めてくれるんだろ? ……煮るなり焼くなり……極東に送って打ち首獄門にするなり火炙りにするなり好きにしてくれ。俺はもう──」

カイトウ「──つっ! なぁ王様よ、なんとかなんねぇのかよ!!」

武闘家茶柱「……左さんは本当に殺されなければならないほどの事をしたんですか!? このままでは彼は女子を心の底から悲しませる史上最低の男死の仲間入りをしてしまいます!! 転子はそんな事は望みません!!」

陰陽師葉隠「んー……。極東の帝都、その陰陽師系の家や部門になら俺もある程度口添えできっけども……。国を守る為に開発された国宝だしなぁ……」

魔法使い入間「……殺すんだったらせめてガーディアン・キーボを直させてからにしな。コイツ以外は多分グレムリン共に魔改造されたキーボを直すのに相当時間がかかるぜ」

勇者日向「……俺からも頼みます、王様。左を……左をなんとかしてやれませんか!?」

モノクマ王「うーん、じゃあ↓2で(高コンマ程好待遇)」


モノクマ王「んー、まぁ取りあえず神機は極東に返してー。そんでもって君を殺すかどうかは極東の帝都に委ねるね? ボク、ただでさえ魔王の軍勢でてんてこ舞いなのに国際問題なんて起こしてる場合じゃないからさ!!」

東園寺「そ、そんな……!!」

神機使い左「……良いんだ、東園寺」

左はそう言うと、憲兵団に手錠を掛けられて砦の外へと連れ出されていく。


神機使い左「……ああ、そうだ。勇者様、最後に一つだけ」

左は憲兵団に一回だけ止まるようにお願いすると、俺達の方を振り返った。


勇者日向「……なんだよ、左」

神機使い左「おいおい、なんであんたまで泣いてんだよ……。……俺の家の俺の部屋の中に、俺が機械都市の博士達と共同開発した「ワープ腕輪」が置いてある。一度行った事のある場所(街・ダンジョンの前など)ならどこにでも瞬間移動できるっつー代物だ。……今回の依頼料として受け取ってくれ。……本当に、ありがとうよ」

東園寺「お兄ぃ……」ポロポロ


……そうして左は東園寺と共に極東送りになり、そして──

↓1

01~20 当然打ち首獄門です。
21~40 モノクマ王の交渉で、なんとか無期懲役ですみました。
41~60 懲役20年ですってよ奥さん。
61~80 神機使いが足りないので、荒神が闊歩する危険な最前線に送り込まれる事になりました。
81~00 東園寺家が改心し、左右田を無罪にしてくれました。



今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。




~~~モノクマ王国・どこかの森の中~~~



ドス・グレムリン「コヒュー、コヒュー……」

???「あれ~? あんな馬鹿げた攻撃を腹に食らってまだ生きてるんだ。流石はドス・グレムリンちゃん! 魔王様に「オーク・キング」と「オーガ・キング」の魂を無理矢理埋め込まれただけはあるね!!」

ドス・グレムリン「お、お前は……!」

ドス・グレムリンがその笑みを大きくする。コイツの『能力(ちから)』なら今の自分でもきっと治せる──そしたら復讐だ。俺をこんな目に合わせたあのクソガキ勇者共とメカニックになんとしてでも──!!


???「あ、今俺が「自分を助けに来てくれた」って思った? ぶっぶー! 大外れでーす!!」

ドス・グレムリン「なっ──ギャァアアアアアアアアアアアアアア!!?」

ドス・グレムリンの身体が「何か」によって押し潰される。地面に抉り混むように、その身体が埋まっていく。


???「俺だってこんな事はしたくないんだよ? 本当だよ? ……でも魔王様の命令でさ。「あれだけ『力』をくれてやっておいて敗北し、外道な真似までした奴を消してこい」──要約するとこんな感じかな? って事なんだ」

ドス・グレムリン「ガ、ガガガガガガ!!……ゾ、ゾンナ……!」

???「ま、地の底で深ーく反省しなよ。あ、その前に死んじゃうか。どうでも良いけどね」

ズドン──!! という一際大きな音がして、ドス・グレムリンの身体は完全に地中の奥底に埋まった。


???「さてと、あとは「自由にして良い」って言われたけどどうしよっかなー。ここで「あの娘」を待ってても良いし、唐突に会いに行っても面白い事になりそうだよね。……ああ、楽しみだなぁ!!」



……後日談だが、俺達はモノクマ王から左と東園寺の結末について聞かされた。


左は「決して囚人が脱獄できる事は無い」と言われている極東随一の刑務所「網走(あみはしり)監獄」で「無期懲役」の刑を食らう事になったそうだ。


モノクマ「いやぁ、ボクもボクで頑張ったんだよ? 極東は断固として打ち首獄門を訴えてたけど「いやいやちょっと待ってくださいよ。こっちは魔王軍幹部の討伐の手伝いに、キーボくんまで直してもらってるんですよ」って口添えしてさ。なんとか無期懲役の刑ですませて貰える事になったんだから」

死か、一生監獄の中か──。確かに「死」って奴と比べればマシなのかもしれない……。けど──


モノクマ「え? 左くんが東園寺さんと再開できるかどうか? いやぁ、普通に無理じゃない? 「網走監獄」はボクでもドン引くような極寒の地にある最悪の刑務所だし、東園寺家は「今度こそ東園寺さんを逃がすまい」と厳重に結界を張った部屋の中で、それも見張りを常時付けさせた状態で生活させる事にしたらしいから。……ま、仕方ないよね。「罪には罰を」これが「社会のルール」ってもんなんだからさ!!」

……それじゃあ、あの二人は死んだのと同じだ。……時間が心を、左に匹敵する素敵な人が東園寺の心を癒やしてれる事を、俺達は祈る事しかできなかった──

……左の親父さんとお袋さんは、左を巻き込んだ事に謝罪する俺達に対して泣きながら『あの子の願いを叶えてやってくれて、ありがとうございました──』と、俺達に頭を下げた。……俺達が左を頼ったばかりにこんな事になったというのに、そう言って左の部屋の前まで案内してくれた。……機械の部品や何かの設計図で埋め尽くされた左の部屋の机の上には、確かに腕輪らしき物が置いてあった。……これが「ワープリング」って奴か……。


勇者日向「(……左、お前の事は一生忘れない)……ワープリング、起動。目標『絶対希望都市』」

……例え、ここがゲームの中の世界だとしても。あの二人は俺に、俺達に一生消えないであろう深い深い「傷」を残していったんだから──



~~~モノクマ王国・絶対希望都市・春風の働く孤児院~~~



春風「話しは色々耳に入ってるよ。私独自の情報網からも、久々に私に連絡を寄越してきた「アイツ」の口からも。……大変だったみたいだね」

武闘家茶柱「……ええ、そうですね」

茶柱は俺達がドス・グレムリンの砦を出てから、ずっと浮かない表情のままだ。……入間や葉隠、勿論俺だってそうさ。


春風「……無理かもしれないけど、仮にも勇者様御一行がずっとそんな顔をしてないで。子供達や街の人達が不安になるでしょうが」

勇者日向「……ああ、分かってる」

陰陽師葉隠「んじゃ、早速だが約束通り──」

春風「うん、追加で三つまで情報を教えるよ。……先に言って置くけど「左の助け方」とか「この件について何とかできないか」って質問には答えないし答えられないから。そんな事、私でも知らないしさ」

魔法使い入間「けっ! わーってるよ……。おい勇者」

勇者日向「ああ、早速だが↓3の質問に答えて貰えるか?」

↓3まで、春風が色んな質問に答えてくれます。ですが、中には春風でも知らない事や、答えられないような事もあります。慎重に質問しましょう。

聖剣を手に入れる最短ルート

カイトウと会う気はないのか

モグリンはどこでも自由に使えるのか

>>312 裏技とかそういうのは無いのかって事? 悪いけど、私は知らないよ。地道に「迷いの森」と「古の森」を抜けたら? ああ、でも「超・世界級の冒険家」って呼ばれてる奴なら何か知ってるかもね。放浪癖が酷いから、私でも「今どこにいるのか」は分からないから。

>>313 なんでそんな事聞くの? 殺されたいの? ……会う気は無いよ。今の私はしがない孤児院勤めで、あいつは機械都市の長だ。……会ったらどこでどんな噂を立てられるか分かったもんじゃない。……そんなの、アイツに悪いでしょ(ボソッ)

>>314 あんたら自分でやった事も忘れたの? モグリンならバイキン博士の所にあんた達の手で返したでしょうが。……まぁ「どうしても貸して貰いたいんです!!」って頭を下げれば、あんたらに借りがある訳だし「1回ぐらいは」貸してくれるんじゃない?


春風「んじゃ、追加の報酬はここまでってことで……。今日はもう休んだ方が良いよ、あんたらも疲れてるでしょ」

勇者日向「……ああ、そうだな。そうさせてもらうよ」

考えるのも、行動するのも、今は明日にしてしまいたい。今の俺達には休息が必要だ……身体だけじゃなくて、心の休息が──



~~~絶対希望都市・セイジョウのメイド喫茶~~~



勇者日向(……眠れない)

その夜、俺は布団に入って目を瞑ってもどうしても寝れなくて、ゴソゴソと布団から這い出した。……こんな時間でも働いているメイドさんはいるって話しだし、悪いけど軽い夜食か何かでも作って貰おうか──


???「…………」

勇者日向「? そこにいるのは↓1か?」

①茶柱
②葉隠
③入間
④セイジョウ


勇者日向「茶柱か?」

武闘家茶柱「ああ、日向さんですか……。あなたも眠れないので?」

勇者日向「まぁ、そんなところだ。……これからメイドさんに軽い夜食でも作って貰おうかと思うんだけど、お前はどうする?」

武闘家茶柱「……そうですね。温かいスープでも飲めば、ちょっとは眠気が出てくるかもしれません」

こうして、俺達は二人揃って夜勤のメイドさんに夜食を頼みに行く。……俺達がどういう目に合って来たのかすでに知られていたのか、メイドさんは何も聞かずに温かい牛乳のスープを作って俺達にふるまってくれた。


勇者日向「ふー、ふー、……あちっ!」

武闘家茶柱「…………」

俺達の間に、暫くの間会話はなかったが、茶柱がふと溢れ出すように呟き始める。


武闘家茶柱「あの人は……左さんはきっと「良い男子」でした。自分が決めた事を最後までやり抜き、全てが終わったら潔く罪を受け入れた……」

勇者日向「ああ、そうだな……」

武闘家茶柱「……あの人が、愛している人と二度と会えないなんていう罰を受ける程の事をしたんですか? 東園寺さんは自分の家に幽閉されなければならないような方だったんですか?」

勇者日向「…………」

武闘家茶柱「……例えここがゲームの中の世界だとしても、転子にはどうしても理解出来ませんでした。そんな結末を受け入れたくありませんでした。……ただただ辛くて、悲しくて、どうしようもない事だってあるんだと、考えても考えても答えは出なくて……。眠れなくなってしまったんです」

勇者日向「茶柱……」

俺達は知っている。「ここがゲームの中の世界」なのだと言う事を。左も東園寺も、俺の知り合いによく似ているだけのただのNPCなのだと言う事を。

……けれど、この胸の痛みは間違いなく本物で、どうしようもなくリアルな物で──


武闘家茶柱「……変ですよね、私」

勇者日向「↓2」

茶柱に対して「どうするか」もしくは「どういう言葉を掛けるか」行動か言葉を選んで安価してください。


勇者日向「……俺さ、七海の奴に本当に色んなゲームをやらされてるんだ」

武闘家茶柱「は、はい?」

勇者日向「特にシナリオを重視してるRPGとか、所謂「泣きゲー」って言われてるノベルゲームとかもやらされてさ。もうこれが泣けて泣けて仕方なかったんだ。……「現実世界であった事」じゃない筈なのにさ」

武闘家茶柱「…………」

勇者日向「……だから、お前のその感情は全然変なもんじゃないよ。理不尽に怒って、どうしようも無い事に絶望して、結末に嘆く……。そんなの、人間として当り前の感情じゃないか。むしろその気持ちはとても大切な──失っちゃいけないもんだと、俺は思う」

武闘家茶柱「大切な物……」

勇者日向「例えこの世界の全てが偽物だとしても、俺達が思ったり感じたりした物は本物だ。この胸の痛みは本物なんだよ。……だから、せめて前をむこう。このゲームをクリアして、元の世界に帰って、真宮時を問い詰めて、全てが待ってる俺達の世界で生きていくんだってな」

茶柱は腕で目元をゴシゴシと擦ると「……そうですね」と頷いた。……メイドさんが作ってくれたスープを俺達が飲み終わる頃には、ちゃんと眠気が襲ってきて、俺と茶柱は今度こそ、グッスリと眠る事が出来たのだった。



~~~朝~~~



勇者日向「おう、おはようみんな」

陰陽師葉隠「お、今日は早いな日向っち」

武闘家茶柱「と言っても、私達の中じゃあ一番最後ですけどね」

魔法使い入間「……はっ! 何だか知らねぇが顔色も昨日よりは晴れてるじゃねぇか。……で、今日はどうすんだ?」

勇者日向「そうだな……↓1」


①一度冒険の準備を整えよう。今までに手に入れた物を売ったり、装備を買ったりする日にする。
②さっそく聖剣を探しに、ここから北を目指す。
③国経営の「ギルド」とやらに行ってみる。
④その他安価。


……そうだよな、七海。RPGの基本は──


勇者日向「今日は、冒険の準備を整える日にしたいと思う」

陰陽師葉隠「おっ、それなら丁度良いや。四人でどっかに買い物にでもいくべ!!」

魔法使い入間「いらねーもんは沢山あるし、質屋で売っ払って金にして、それで新しい玩具(意味深)を買おうって訳だな!!」

武闘家茶柱「魔王軍幹部討伐に関する賞金も、王様から頂きましたしね。準備は万全にして起きましょう。何があるか分かりませんからね!」

よし、方針は決まったな。それじゃあ早速……。↓2

①質屋に行く。
②武器屋・防具屋に行く。
③薬屋さんに行く。
④その他安価。


……俺はこの世界に来てからずっと、ずっと気になっていた場所がある。(より正確にはこの都市に来てからだが)まずはそこに行ってみよう。



~~~絶対希望都市・カジノ~~~



勇者日向「──と、言う訳でカジノにやってきた」

武闘家茶柱「なにが「と、言う訳で」なんですか? 『冒険の準備を整える』って話しでしたよね? 転子に投げ飛ばされたいんですか?」

陰陽師葉隠「ま、まぁまぁ落ち着くべ茶柱っち! 日向っちだってなにかちゃんと考えがあってここに来たに決まってるべ!!(つーか俺も時々普通に行くしな)」

魔法使い入間「ハッ! 大方「王様から得た金をもっと増やそう」って魂胆なんだろ? 考えが浅ぇっつーかなんつーか……だがその趣味、俺様は嫌いじゃねぇぜ。男は度胸もあそこも大きくなきゃいけねぇからな! ギャハハハハハハハハ!!」

勇者日向「それもある。けど重用なのはそこじゃなくてだな──」

ふっふっふ、俺は知っている。RPGにあるカジノには、大抵「ここでしか手に入らない貴重な装備やアイテム」が交換品として売られていたりするもんだ。……もし上手くゲーム序盤からそれを手に入れる事が出来れば、ある程度無双が出来るって位強い装備品なんかが──!!


勇者日向「さっそくやるぞ! やるゲームは↓1(安価)賭ける金は↓2(コンマ)だ!!」

茶柱の野球拳


カジノの職員「このカジノで一番稼げるゲーム、ですか?」

勇者日向「ああ、是非教えて欲しい(デカイ勝負をするつもりだからリターンが大きければ大きいほど良いしな……)」

カジノの職員「それならばこの『野球拳』ですね! お客様達からも大人気で、どちらの選手が勝つか負けるかを賭けにした勝負も勿論なんですが、参加して勝つとなんと賭けたチップが「5倍」になって戻ってくるんです!!」

武闘家茶柱「……この店、風叙陵辱に反する店として通報した方が良いのでは?」

カジノの職員「いえいえご安心を、ここは国が認めているカジノですよ? 非合法な事は一切やっていないとお約束します」

マジかよ……。自分で言い出しといてなんだけど、この国一体どうなってんだよ!!? カジノで一番稼げるゲームが「野球拳」って意味分かんねぇぞ!!?


カジノの職員「丁度今「野球拳に参加する人」……『女性』の方を募集中でして、良ければ参加されませんか?」

魔法使い入間「はっ! 良いぜ、だったら俺様が「あ、すみませんが素で露出狂だったり変態だったりする方は参加をご遠慮願っています」……ちっ! オボコならではの恥じらいが良いって事か……。よく分かってんじゃねぇか。なら茶柱、テメェ出てみろよ」

武闘家茶柱「はぁあああああああああああああああああ!!? ぜっっったいに嫌で──「武闘家特攻のラリホー」……ハイ、ワカリマシタ……」

日向「お、おい入間! お前それは……!!」

魔法使い入間「大丈夫だって、こいつが野球拳をしてる間は催眠が解けねぇ様にしてあっからよ」

陰陽師葉隠「……うわぁ……(何かあったら俺っちは何も関わっていない無罪を只管に主張するべ……。つーか入間っちが茶柱っちにぶっ○される未来が見えるべ……)」

カジノの職員「参加されると言う事でよろしいですね? それではこちらへどうぞ!!」

武闘家茶柱「ハイ……ヨロシクオネガイシマス……」


こうして茶柱は(入間によって無理矢理)野球拳に参加させられる事になり、そして──↓1(高コンマほど追い詰められる)なお、なお、>>328がゾロ目なので勝利は確定しています。


洗脳された武闘家茶柱「──ヨヨイノヨイ!」

対戦相手の男「クッソ、最後の最後で……!! ええい仕方ねぇ、お前ら見やがれ! これが俺の一物だぁあああああああああ!!」

ワァアアアアアアアアアアアアアアア!! っと、カジノ会場は最高の盛り上がりをみせている。……勝負にケリが付いたから、ではない。茶柱が何故か最初にズボンを脱ぎ、次にパンツ、上着、上着その2、ブラジャーの順で脱いでいったからだ。……ギリッギリのギリッギリの勝負になったから、茶柱が履いているのはもう足の足袋しかない。

……俺は、目を逸らしていた。カジノに来た事を、あの時入間に洗脳された茶柱を無理矢理にでも止めなかった事を心から後悔していた。……でも、ああ、ダメだ男としての本能に逆らえない。茶柱のとても健康的でとても素敵な裸体が、俺の脳裏に焼き付いて二度と消せなくなってしまっていたのだから……。



~~~



カジノ職員「いやぁ、本当に最高のショーになりましたよ!! 観客の方もお客様も全員大盛り上がりの大喜び!! 本当にありがとうございます!! あ、お礼と言ってはなんですが、チップは「10倍」にしてさしあげますね!!(スパクリ効果)」

勇者日向「……ありがとう、ございます……」


勇者日向は「840」のチップを手に入れた!! これだけあれば何でも交換出来そうだ!!


こんな、こんな後ろめたい気持ちでチップを受け取りたくなかった……!! 茶柱、本当にすまない……。


そして、茶柱は……↓1 高コンマほど何があったのかを覚えている。


茶柱は、ここで何があったのかを約6割ぐらい覚えていた。……そしてその結果──


魔法使い入間「ギャァアアアアアアアアアアアアッ!! ギブギブギブギブギブ! 頼む、俺様が悪かったからもう止めてよぉぉおおおおおおおおお!!(ガチ泣き)」

武闘家茶柱「このっ! こんのっ!! あなたという人は……!! あなたという人はこの世界でも本当に……ッツ!!」

入間は茶柱に当然の制裁(とてもではないが言葉に出せないレベルの関節技)を極められてガチ泣きしていた。そりゃそうだろう……。自分がどこまで痴態を晒したのかまでは覚えていなくとも、野球拳という下品極まりない競技に無理矢理参加させられたのだから。

(俺と葉隠はただ只管に、必死になって無罪を主張し、入間に全責任を押しつけた結果なんとか制裁を逃れた)


さて、この無駄に大量にあるチップ、どうしようか……。↓1

①当然景品と交換する。
②何かがあった時の為に取っておく。


……こんな世界だ。何かがあった時の為にこのチップは取っておくか……。他の街のカジノでも使えるかもしれないしな……。さて、それじゃあ改めて──↓1

①質屋に行く。
②武器屋・防具屋に行く。
③薬屋さんに行く。
④その他安価。

最初は①
その後は以下をやる

茶柱「日向さんは責任とってください」
もう今までの服と下着は着られません、イメチェンの普段着と転子と日向さんしか知らない下着をいっしょに選んでください

(実は日向を異性として気に入っており今回の事を口実に心理的距離を縮めようとしてる、半分無意識

>>340 ①は認めますが、それ以上の安価をやるには好感度が足りません。(つまり好感度が足りれば……?)


取りあえず質屋だ、質屋に行こう。チップは山ほど有るけど実質金を「84」……王様から貰った賞金が80だから、それを全部失った形になった訳だしな。



~~~質屋~~~



質屋の主人「いらっしゃーい! 余ってる物、要らない物、なんでも買い取らせて貰うよ!!」

えっと、それじゃあ……

日向達の持ち物

「ワイバーンの毒爪と謎の鉱石」(それぞれ価値31)
「サイバーボンテージ」(価値60)
「呪いの藁人形」(魂の概念がある敵に対し、最低82のダメージを与える(使い捨て))(価値82)
「マイクロビキニとTバックのビキニアーマー」(価値70)

どれをどれだけ売る? ↓2


勇者日向「えっと、じゃあハーピィが着ていたこの「サイバーボンテージ」を……」

質屋の主人「それなら60ゴルドで買い取らせて貰うよ! まいど!!」

……今更だが思う。ワイバーンの毒爪と謎の鉱石は武器屋かどこかで「加工」して貰える可能性があるからともかく、何で俺は「マイクロビキニとTバックのビキニアーマー」を売るのを躊躇したんだ? あれか? 入間か茶柱か、これから仲間になるかもしれない女性メンバーに着て欲しかったのか……? 不味いな。俺の中の倫理観がこの世界に来て急速に失われていっているような気がする……。


勇者日向は60ゴルドを手に入れた。


さて、次で今日行動できるのは最後になりそうだな……↓1

①武器屋・防具屋に行く。
②薬屋さんに行く。
③その他安価。


……ここは「薬屋」に行ってみるか。魔法使いの入間が回復魔法を使えるけど専門じゃないらしいし、回復アイテムはどれだけあっても困らない。何か「良い物」があるかもしれないし、ここは薬屋に行ってみよう。



~~~絶対希望都市・薬屋~~~



勇者日向「こんにちわー」

???「ひゃ、ひゃいっ! い、いいいいらっしゃいませぇ!!」

武闘家茶柱「あ、あなたは確か──!」

……罪木か。この世界じゃ薬屋の主人をやってるんだな。


三月「つ、つみきって誰ですかぁ……? 私は『三月檸檬(みつきれもん)』と言う者ですぅ……。し、師匠からお店を継いだばかりの新米店主ですがどうかよろしくお願いしますぅ……!」

勇者日向「あ、ああすまない。俺達の知り合いによく似てたもんでな──それでなんだが……。HP回復薬だとかMP回復薬を買いたい。他にも状態異常を治せる薬や、他にも便利な薬があれば見せて貰いたいんだが……」

三月「ええっと、HP回復薬は↓1(-補正30)MP回復薬は↓2(補正-30)万能薬は↓3(補正-30)↓4安価は(補正無し)で売らせて頂いてますぅ!!」

(高コンマ程値段が高い)

↓4だけどんな薬か安価が書かれていなかったので再安価↓1


三月「HP回復薬が11ゴルド、MP回復薬が34ゴルド、万能薬が13ゴルド、そ、それから新装開店記念セールで媚薬をただで配らせて頂いてますぅ!!」

武闘家茶柱「び、びびびびびび媚薬って、なんでそんな破廉恥な物を……!?」

三月「? は、ハレンチですかぁ? 男女の営みを心地よい物にするためには必須の物だと思うんですけど……?」

魔法使い入間「だよなぁ。作り方もメッチャ簡単だしよ」

陰陽師葉隠「……もしかしたら日向っちと茶柱っちだけ違和感がある物なのか?」

勇者日向「……まぁな」

あー、やっぱり倫理観が俺達の世界よりずっとユルいんだなこの世界。この調子じゃ大浴場は混浴が当り前、とか他にも色々頭を抱える事になるような事がありそうだ……。

さて、今の俺達の持ち金は60ゴルド+↓1ゴルド(補正-20)だが、何をどれだけ買おうか……↓2

葉隠のヘソクリ

77ゾロ目なので持ち金判定をもう一回↓1(補正-20)

……せめて>>360の-補正を無くしましょうか。


勇者日向「じゃあ、薬を全部一つずつ……。それから媚薬も一人一つずつ……」

武闘家茶柱「ひ、日向さん!!?」

勇者日向「落ち着いて聞け、茶柱。「何があるか分からないゲーム世界」なんだぞ。無料でくれるっていうなら貰えるだけ貰っとくべきだろ。どこでどんな役に立つか分からないんだしな」

武闘家茶柱「それは……そうかもしれませんが……」

陰陽師葉隠「んじゃ、決まりだべな!!

三月「は、はぁい! 合計で58ゴルドになりますぅ!!」


勇者日向はHP回復薬を一つ、MP回復薬を一つ、媚薬を四つ手に入れた!! 勇者日向の持ち金は79ゴルドになった!!


三月「また来て下さいねぇ……。えへへ……」


さて、もう夜だ。セイジョウさんのお店に行って休ませて貰おう……↓1

01~30 何も起きなかった。
31~60 ハプニング(小)発生。
61~90 ハプニング(中)発生。
91~00 ハプニング(大)発生。

ハプニング(小)発生、何が起きた? ↓1


勇者日向「は、はぁ!? 俺と葉隠の部屋が!!?」

セイジョウ「はい。大変申し訳ございません、ご主人様……!」

セイジョウは深く深く頭を下げて俺達に謝罪する。セイジョウに付き従うメイド達も同様だ。


セイジョウ「新入りのメイドが『蟲殺し』の毒薬を撒く量を大きく間違えただけでなく、肝心の換気も今まで行なっていなかったと言う事で……。今夜はどうか、茶柱様か入間様と同室でご勘弁願えませんか?」

勇者日向「はぁああああああああああああああああああ!!?」

ど、同室!? 茶柱か入間と同室で一晩過ごせだって!!? 無茶だ。茶柱の所に行ったらどんな理不尽な理由で投げ技や関節技を極められるか分からないし、入間の所じゃ俺の貞操が危ない!!

だったら今日は俺と葉隠だけ宿屋に行く──と言いそうになった所で


陰陽師葉隠「あー、じゃあしゃあねぇな。俺っちは入間っちの部屋で寝るべ。入間っちもそれで良いか?」

魔法使い入間「おう、俺様も別に構わねぇぜ」

勇者日向「なっ!? お、お前ら良いのか!!?」

陰陽師葉隠「良いも何も、宿で部屋が取れなくて二人一組で寝る事なんて今まで何度もあったべ?」

魔法使い入間「それが男女同衾になっちまったってだけだ。何の問題があるんだよ」

いや問題しかねぇんだよ! 「元の世界」の倫理観を覚えてる俺達にとっては!! つーかそれじゃあ俺は茶柱に投げ殺され「──か、構いませんよ」──へ?


武闘家茶柱「い、いいいいい一緒に寝る訳でもないですし、部屋が同じというだけでしょう!!? で、でしたら構いませんよ。……変な事さえしなければ」


……それは、俺が知っている「茶柱転子」から放たれたとはとても思えない言葉だった──




~~~絶対希望都市・セイジョウのメイド喫茶・茶柱の部屋~~~



勇者日向「…………」

武闘家茶柱「……い、いいですか! その布団から出て少しでも転子に近づこうとしたらそこの窓から投げ飛ばしますからね!?」

勇者日向「わ、分かってるよ。……でも、トイレとかで起きる時は……」

武闘家茶柱「……て、転子が完全に寝るまで我慢して下さい!! あ、先に言っておきますが完全に寝たからってこの転子に隙があると思ったら大間違いですからね!!」

そう言って、茶柱は自分のベットに潜り込むと俺の方を見ないように寝転がった。……俺も、何となく茶柱のいる方とは反対側を向いて寝る。……なんだろう、このなんとも言えない緊張感は。「女性と同衾している」という思春期特有のドキドキ感なのか、それとも「一歩間違えれば地獄を見る事になる」というドキドキ感なのか……。両方かな、これは……。

そして俺達は↓1

01~30 何事も無く無事に一夜を過ごせた。
31~60 トイレに行って戻る時にけっ躓いて茶柱の身体にダイブしてしまい、案の定関節技を極められた。
61~90 寝ぼけた茶柱が日向の布団に潜り込んできた。
91~00 日向の「ラッキースケベ」発生。↑1+茶柱が暑いと自分で(無意識に)服を脱ぎだした。



……先に言っておこう、俺は完全に無実だ。少なくとも「俺は」なにもしていない。


──それは、茶柱が一度寝静まって俺もウトウトとし始めた時に起こった。トイレにでも行きたくなったのか、茶柱はベットから立ち上がって部屋の中にあるトイレの中へと入り、数分後に出て来た──そして


武闘家茶柱「む、むぅん……えへへ、夢野さぁん……」

勇者日向「……へ?」

何を勘違いしたのか茶柱は俺の布団へと潜り込み、俺を抱きしめてきたのだ。……いやちょっと待てまてまてまてまてまてまてまて!! こいつ、完全に寝ぼけてやがるな!? 俺は夢野じゃないし、ここはお前のベッドじゃなくて俺の布団の中だ!!

俺はなんとか茶柱の抱き付きから逃れようとするが、茶柱は四肢をピッタリと俺に絡みつかせてきてどうしても離れられない。茶柱の──女の子の柔らかい感触が身体に、脚に焼き付いていく。そして、数分後──


武闘家茶柱「もう、夢野さんったら今日は一段と激し…………」

勇者日向「…………よ、よう」

武闘家茶柱「……………………」

勇者日向「先に言っておこう、俺は完全に無実だ。少なくとも「俺は」なにもしていな──!」

それが、俺が弁解できた最後の言葉だった。意識が完全に覚醒した茶柱に文字通り気絶するまで関節技を極められ、俺は「理不尽すぎるだろ……」という言葉を残して完全に眠りについた。(落された)



今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。




~~~翌朝~~~



勇者日向「……よう、おはよう……」

武闘家茶柱「……おはようございます」

陰陽師葉隠「おっ! 今日は日向っち達の方が先に起きてたか」

魔法使い入間「珍しい事もあるもんだな。あれか? お前らあの媚薬を使って一晩中ヤル事ヤッちまって眠れなかったとか──「「断じてそんな事は無い(ありません)!!」」な、なんだよ。ちょっとした冗談だろぉ……?」

今日の朝、茶柱は自分があの時何をしてしまったのか理解したのか、俺に少しだけ頭を下げて謝罪してきた。俺は俺で「ああううん、もう良いよ。気にしてないから……」という返事を返す事しか出来なかった……茶柱の身体、思ってたよりずっとしなやかで柔らかかったなぁ……って違う! いい加減消えろ、俺の中の煩悩!!


陰陽師葉隠「んで、今日は何をするつもりなんだべ?」

勇者日向「そうだなぁ……」↓1

勇者日向(今日がこの都市で過ごせる最後の日になりそうだ、遅くても明日には北か南。どっちかには旅立たないとな)


①伝説の聖剣を探しに北へ旅立つ。
②光の精霊に力を借りるため南に旅立つ。
③この都市のギルドに行ってみる。
④その他安価



俺には、ずっと気になっていた事がある。──この国には所謂「冒険者」の為の「ギルド」があるということだ。

つまり、俺達以外にもこの国を旅をしている奴らがいるし、困っている人達が報酬を出して何か依頼をしているかもしれないし、あわよくば魔王軍の情報だって手に入るかもしれない。

今まで(何故だか)ずっと避けて来た『冒険者ギルド』だが、この際だ。行ってみるとするか──



~~~冒険者ギルド~~~



受付嬢「はぁい♪ こちらモノクマ王国冒険者ギルド・絶対希望都市支部になっておりまぁす!」

冒険者ギルドに行くと、さっそく受付嬢が対応してくれた。俺達が勇者一行だと知ると、是非受けて欲しい依頼があるという。それは……↓1(安価)

対魔忍の澪田がユキカゼの格好で登場し日向らに助けを求める

同じ対魔忍の仲間(ロンパ女子キャラ)が「迷いの森」に巣食う悪党共に捕まった、仲間を一緒に助けて

澪田の瞬間移動の札(使い切りの片道切符)で勇者パーティを「迷いの森」の中に転移できる

助け終わったら澪田は「古の森」まで道案内するそうだ

>>379 ウゴゴゴゴゴゴゴゴ!(OKするかスッゲぇ迷う)……

とりあえず1行目はOK。2行目もOK。三行目の「一瞬で迷いの森」の中に転移出来て、その上古の森の場所まで澪田が知ってるっていうのが不味い。

……なのでこう(改変させて)頂きます。


受付嬢「まぁ、あなた方が勇者様御一行なのですね! お噂は聞いております。でしたらとっておきの「ご依頼」がありますよ!!」

とっておきの「ご依頼」……? なんだ、まさか都合良く魔王軍の幹部の場所でも知っている奴が討伐依頼を出してくれてたりでも──


受付嬢「尾美田さーん! あなたの依頼を確実に受けてくれるだろう、素晴らしい方々が来てくれましたよー!!」

???「えっ!? マジっすか!!?」

ダダダダダダダダッ──!! と、ギルドの二階から誰かが早足で降りてくる。……なんかすっげぇ聞き覚えのある声なんだがもしかして──


尾美田「むっきゃー! 噂の勇者創ちゃんじゃないっすか!! こりゃもう勝った同然っすね!! 挨拶代わりのハグっすギューッ!!」

やっぱお前だったか澪田……。つーかお前なんて格好してんだよ……お前これアレじゃねぇか『対魔忍ユ○カゼ』の衣装その物じゃねぇか……。入間もそうだったけどこの世界ではエロい装備=強者の法則でもあんのか?

茶柱も澪田の恰好に唖然とし。(この世界に慣れてきてしまったのか、叫んだり騒いだりはしなかった)この世界に飲まれてしまっている入間と葉隠は当然の様に澪田の(エロい)恰好を受け入れている。


陰陽師葉隠「おお! そのスーツ、もしかしなくとも『対魔忍』でねぇか!! いやぁ、懐かしいべ。故郷の極東じゃあ魔族退治の専門家としてよく見たべ」

魔法使い入間「へぇ……。これが『対魔忍』って奴か……。見るのは初めてだが、中々「いい格好」してんじゃねぇか。どうだ? 俺様とそっちの趣味で語りわねぇか?」

対魔忍尾美田「良いっすよー! この衣装、(スーツ)唯吹もすっごく気に入ってるんで……つーか美兎ちゃんも噂通りのスゲー恰好っすね! セクシーランジェリーがよく映えててエロ綺麗っす!!」

武闘家茶柱「……転子はもう驚くのも疲れました。日向さん、ツッコミと事情聴取をお願いします」

勇者日向「おう……。取りあえず離れてくれ澪……尾美田。いつまでもハグをしてないでくれ(主に俺の理性がヤバイから)」

対魔忍尾美田「おっと、そうだったっす……。じゃあまず自己紹介から始めるっすね!! はじめまして! 尾美田武威器の尾に、尾美田武器委の美に、尾美田武威器の田に尾美田武威器の武に、尾美田武威器の威に、尾美田武威器の器で『尾美田武威器(おみだぶいき)』っす! 元極東で対魔忍兼バンドグループをやってた者でーす! よろしくお願いしマム!!」

勇者日向「……それで? お前は俺達にどんな依頼があるっていうんだ?」

対魔忍尾美田「いやー、それがっすねぇ……──」



────



勇者日向「ま、迷いの森に根城を築いてる魔王の幹部を暗殺しようとして返り討ちにあったぁ!!?」

武闘家茶柱「な、何て無茶を……! 実際に魔王軍幹部と戦った事がある転子達だからこそ分かりますが、幹部は一人二人でどうにかなるものじゃありませんよ!?」

対魔忍尾美田「いやー、ホントそうだったっすね……。ちょっとばかり相手の戦力と能力を舐めてたっす。命がけで囮になって武威器を逃がしてくれた↓2ちゃんに申し訳ねぇっす……」

陰陽師葉隠「あー……。三人には無茶苦茶な行動に見えっかもしんねぇけど、勘弁してやってほしいべ。『対魔忍』は組んでもフォーマンセル……。一人二人で強ぇ魔族を暗殺しに行くなんて日常茶飯事な奴らだからな」

魔法使い入間「その結果、魔族の飼い犬であるオークやらオーガやらの性処理道具として使われて痛い目見るんだろ? 今頃テメェの相方も今頃そうなってんじゃねぇのか?」

対魔忍尾美田「ふっ……。『対魔忍』の覚悟と意地を舐めて貰っちゃ困るっす……。例えどんなに(性的に)痛い目を見たり(性的な)魔改造をされようとも、心だけは決して負けない! 一瞬の隙を突いて任務を遂行する! ……それが『対魔忍』って奴っす(キリッ)」

……確かにそうなのかもしれないが、俺は俺の世界の倫理や常識を覚えている物として、そんな事は許したくない。なるべく早く迷いの森に行って尾美田の仲間を助けてやらないと…!!


勇者日向「……分かった、その依頼受けるよ」

魔法使い入間「まぁどの道『星の聖剣』は取りに行かなくちゃならなかったからな。丁度良いんじゃねぇか?」

対魔忍尾美田「むっきゃー! 流石は勇者創ちゃん!! 話が分かるっすねぇ!! あ、唯吹も↓3(コンマ補正+30)位は戦えるんで戦闘の補佐ぐらいは出来るっすよ!!」

なんで↓3なのコンマなのに

セレス

>>382 偶には良いかなって……。
>>383 あー、すみません。今までネタバレになるんで言って無かったんですが、その迷いの森で待ち構えている魔王軍幹部って言うのが「セレス」なんですよ。なのでそれ以外でお願いします。安価↓1

対魔忍尾美田の戦闘力105 普通にメッチャ強い。勇者のパーティーメンバーに加わっていてもおかしくないレベル。(ただ、防御力はそこまで無いようだ)


対魔忍尾美田 『忍』なだけあって、素早さがメッチャ高い。よっぽどの相手じゃ無い限り、パーティーメンバーに入れていれば先手を取れる。武器や攻撃手段、敵の妨害手段や敵への状態異常付与など、様々な手段で戦う事が出来る。……ただ、正面戦闘はあまり得意ではなく、もしまともに攻撃を食らってしまうと一番ヤバイ(その代わり回避が高い)


勇者日向「よし。それじゃあ緊急になるけどみんな、早速『迷いの森』に向かうぞ!!」

武闘家茶柱「春風さんの情報だと、歩いて7日は掛かるって話しでしたね……。ですが急ぎましょう、戦闘もなるべく回避する方向で……」

魔法使い入間「一度迷いの森に入った事があるってんなら、案内はテメェができんだろうな、対魔忍」

対魔忍尾美田「もちのロンっす! この武威器に任せといてくださいっす!!」

陰陽師葉隠「そんじゃ、行くとするべ。魔王軍の幹部を倒して、星の聖剣もゲットする……。まさに一挙両得な旅の始まりだべ!!」


1日目


↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~90 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
91~00 日向のラッキースケベ発動。


武闘家茶柱「何も無いのがこんなにありがたいと思える時もありませんね……」


2日目


↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~90 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
91~00 日向のラッキースケベ発動。


陰陽師葉隠「ちっ、モンスターの襲撃だべ!! どうする日向っち!?」

勇者日向「落ち着け、まずは相手の強さを測ってから決めよう。↓1」相手モンスターと、その強さ(最低保障50)


オーク「ぶもぉおおおおおおお!!」(強さ50)

魔法使い入間「なんだ、ただの野良オークじゃねぇか。このぐらいなら即消し炭にしてやれると思うけどどうするよ」

①逃げる(逃げた場合、逃げられたかどうかのコンマ判定に入ります)
②戦う(戦って勝利した場合、次のモンスターとの遭遇率が(次の日だけ)10%減ります)

↓1


勇者日向「この位なら問題無いだろ。全員、戦闘準備!!」

武闘家茶柱「了解しました!!」

対魔忍尾美田「むっきゃー! そんじゃ、唯吹の実力。創ちゃん達に見せちゃうっすよー!!」(今回だけ、澪田が戦闘に強制参加します)

オーク「ゴアアアアアアアアアッ!」

その他のメンバー↓1

>>398 ふっつうに「唯吹」とも「澪田」とも言ってしまっていますが、どうか無視して下さい(滝汗)


対魔忍尾美田「先手必勝っす!」↓1(尾美田の行動安価+コンマ)

武闘家茶柱(……!! は、速い! 流石は忍……と、言ったところでしょうか……)↓2

陰陽師葉隠「そんじゃ、俺達は……」↓3

魔法使い入間「暇になりそうだから「いやちゃんと戦闘に参加しろよ!?」っち、うるせえ勇者だな……!」↓4

グダってもあれだし被った攻撃安価はそのキャラに合ったものに変える方針でいったほうがよさそう

ぶっちゃけデスゲーム要素なくね?


対魔忍尾美田「ねーぇ君ぃ♪ 武器威達のペットになる気はないっすか?」コショコショ!!(威力39-20=19(人語を理解出来る魔物ではない為)

オーク「ぶ、ぶもぉ?」

武闘家茶柱「今です! ふんっ!!」(威力34+20=54)

オーク「ガァアアアアアアアアアアアアアアッ!?」

武闘家葉隠「俺っちの跳び蹴りを食らうべ!!」(威力35-20(近接戦闘員ではない為)=15)

魔法使い入間「んじゃ、俺様は──オラァ! テメェの人生最後のセクシーショットだ、そのまま死にやがれぇ!!」(威力60-20(葉隠に同じ)=40)


合計威力 128 ボロボロだが、オークはまだ健在だ!!


勇者日向「いやなにやってんだお前ら! 舐めプした結果相手にターン渡してんじゃねぇか!?」

オーク「ぐもぉおおおおおおおおおっ!!」

オークの攻撃対象↓1

01~25 尾美田
25~50 茶柱
51~75 葉隠
76~00 入間

>>405 それだと>>1が「最適解」の行動ばかりさせる事になるので面白くないかなって……。
>>406 ネタバレになってしまいますが、この世界はスーダン2の仕様と同じと考えて下さい(つまり……?)


オーク「ぐもぉおおおおおおおっ!!」

陰陽師葉隠「おっと、俺っち狙いだべか……さてと」

↓1

①普通に防御用の札を貼る。
②迎撃用の札でカウンターを決める。
③見かねた日向が追加の攻撃をしてくれる(コンマ判定(難易度・高)に入ります)
④その他安価


陰陽師葉隠「んじゃ、十分弱ってるしこの封印の札で魂を吸収っと──」ポイッ

オーク「ぐ、ぐもぉおおおおおおおっ!?」

↓1成功判定 コンマ値30以上で成功。


陰陽師葉隠「あ、やっべ吸印の札外しちまった──」

勇者日向「おいぃいいいいいいいいいいいいいいいいい!?」

オーク「グモァアアアアアアアッ!!」

オークの攻撃威力↓1(コンマ値(最低保障30)


陰陽師葉隠「ぐほぁああああっ!!(棍棒でぶん殴られた)」ドシャァアアアッ!!

対魔忍尾美田「や、康広ちゃぁあああああん!!」

魔法使い入間「あー……。まぁこんな事もあるわな、うん」

武闘家茶柱「言ってる場合ですか! 貴方たちが真剣にやらないから余計な時間+余計なダメージを負っただけじゃないですか!?」


第2ターン


↓1 尾美田の行動
↓2 茶柱の行動
↓3 葉隠の行動
↓4 入間の行動

葉隠と尾美田のコンマ値が葉隠の方が高いので葉隠の捕獲を優先で。


陰陽師葉隠「こいつ……もう手加減しねぇべ! 入間っち!!」

魔法使い入間「あいよ! 『フレア』!!」(威力63+20=83)

オーク「ギャァアアアアアアッ!!」

武闘家茶柱「で、私が跳び蹴りで体勢を崩して……」(威力7+20=27)

陰陽師葉隠「俺っちが札で捕獲するべ! ……こいつは一生俺の式神として雑用をさせてやるべ!!」


オークとの戦闘に勝利した!! 今回の戦利品↓1(高コンマ程良いものが手に入る)


対魔忍尾美田「あーあ……。折角武威器が愛玩兼性処理用の式神ちゃんにしようと思ってたんすけどねー……」

勇者日向「……で、お前ら茶柱以外座れ」

対魔忍尾美田「え、あのー……もしかしなくても創ちゃん怒って「いいから座れぇええええええええええっ!!」は、はいぃいいいっ!!」

(この後三人は散々説教された)


勇者日向は「モンスター避けのお香」を手に入れた!!(使用すると、一日の間「モンスターとの遭遇を無かった事に」出来ます)



対魔忍尾美田「創ちゃんにタップリ絞られちゃったっす……。絞りとるのは本来武威器の役目なのに……」

魔法使い入間「だよなぁ。普通絞るっつったら──「なんか言ったか?」ひぃいいいっ、な、何も言ってないよぉおおおおっ!!」


3日目


↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
61~80 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
81~00 日向のラッキースケベ発動。


???「うーん、うーん……どうしよう、地味に困ったなぁ……」

武闘家茶柱「……澪田さんに続いて今度は白銀さんですか。まぁどうせ転子達の知っている「白銀さん」ではないんでしょうけれど……」

???「あ、これはこれは噂の勇者様。丁度良いところに!!」

勇者日向「その服……ギルドの職員さんだよな? 俺達に何か用か?」

プラチナ「はい! 私モノクマ王国・中央ギルド所属の『むつぎ・プラチナ』って言います。実は勇者様に是非受けて頂きたいクエストがございまして……。私、ギルドの職員だけじゃなくて大手防具屋の経営主でもあるんですが……。魔物すら魅了するというとある伝説の「エロすぎる装備」を作ってみたいんですが、その装備に必要な「魔物の素材」がどうしても手に入らなくって……」

魔法使い入間「素材を俺様達に取ってこいってか? 俺様としちゃスゲー興味があるんだが、悪いけどいま急いでるんだよなぁ……」

プラチナ「もちろん、相応のお礼はさせて頂きます!! どうでしょう勇者様!!」

勇者日向「うーん……↓1で」

①受ける。
②受けない。
③聖剣を手に入れたら受ける。


勇者日向「入間も言ったけど、今急いでるんだ。それが終わってからでも良いか?」

プラチナ「はい! うわぁ、嬉しいなぁ……! あ、私勇者様達が根城にしてるっていう『絶対希望都市』のギルドで待ってますから、クエストを受けたい時は何時でも話しかけて下さいね!!」


プラチナと知り合いになった!!


勇者日向「さて、さっき手に入れたこのお香だけど……」↓1

①使う。
②まだ使わない。
③まだまだ使わない(少なくとも旅の最中(ダンジョン攻略以外)は使わなくなります)


勇者日向(いや、ここは取っておこう……)


4日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~90 九頭龍らしき人物と出会う。何か困っているようだが……?
91~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「……やっぱ使っておくべきだったかなぁ……(お香)」

武闘家茶柱「何をボサッとしてるんです!↓1が来ますよ!!」(安価&コンマ(最低保障50))


太めのオーク「ぶもぉおおおおおおお!!」(強さ50)

魔法使い入間「なんだ、ただの野良オークじゃねぇか」

対魔忍尾美田「これぐらいなら即ヤっちまえると思うっすよ!!」

勇者日向「おいお前ら2日前にどんな目にあったか言ってみろ」

①逃げる(逃げた場合、逃げられたかどうかのコンマ判定に入ります)
②戦う(戦って勝利した場合、次のモンスターとの遭遇率が(次の日だけ)10%減ります)

↓1


尾美田「今度こそ大丈夫っす! あんな無様は晒さない筈っす!!(多分)」

勇者日向「いま心の中で(多分)って言わなかったかお前」

↓1 戦闘PTを選んで下さい。


勇者日向「取りあえず札を外してオークに吹っ飛ばされた葉隠は今回抜けて貰うって事で……」

陰陽師葉隠「な、なぁそれって今回の戦闘だけだよな? 今回の戦闘だけって意味だよな日向っち!?」


↓1 澪田の行動
↓2 茶柱の行動
↓3 日向の行動
↓4 入間の行動

(コンマ判定も同時にやります)

電撃で澪田をサポート

日向は敵を食材と思って剣にファイラを纏ってスライスした

やだ……なにこの奇跡……(コンマ94×3) あと、状況描写的に>>447>>446を「逆」にします。


武闘家茶柱「取りあえず転子から行きます!……ハァアアアアアアアッッ!!」(鳩尾蹴り・威力94)

オーク「ヒデブッ!!」ジャラジャラ

武闘家茶柱「あら。このオーク、随分とお金を貯め込んでいたようですね」

勇者日向「隙ありだ! 『ファイラブレード』!!」(威力94)

魔法使い入間「こいつも食らっときな! 『ライトニング』!!」(威力94)

オーク「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!」

対魔忍尾美田「おーっと待った待ったぁ! このままじゃあ死んじゃうっすよ!! それは可哀想なんでー……ほいっ! 武威器の式神にしてあげるっす!!」

勇者日向は戦闘に勝利した! 勇者日向は47ゴルド(94÷2)を手に入れた! 澪田はオークを式神にした!(葉隠同様使い捨てです)

今回の戦利品↓1(高コンマ程効果な物)

(今回まではOKですが、次から一回の戦闘につき一つの物品だけとさせて頂きます(特殊な戦闘を除く))


勇者日向は「オークの霜降り肉」と「錆びたガンブレード」を手に入れた!!(両方価値27)



陰陽師葉隠「……なんだか今後俺の見せ場が少なくなっていく気がするべ……。マジで色々出来んのに俺……」


5日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
61~80 ギルドの役員と思われる人物がいる。何か困っているようだが……?
81~00 日向のラッキースケベ発動。

あ、すみません判定間違えました。61~80を「九頭龍らしき人物と出会う。何か困っているようだが……?」に変更で。


???「ちっ……一体どうすりゃ良いってんだ……!!」

勇者日向「今度は九頭龍か。ホント俺達の知り合い(によく似た奴)に会うな……」

???「ああん、何だテメェら」ギロッ!

対魔忍尾美田「ふっふっふっ……。恐れ戦くが良いっす! この方こそこの国の勇者! 名を日向創ちゃんっす!!」

八岐「勇者だと……? ハッ、丁度良いじゃねぇか。俺は『八岐晴彦(やまたはるひこ)』ここからちょっと先に行った街にあるギャングのボスをやってるんだがよ。……テメェら俺の「仕事」を受けて見る気はねぇか?」

武闘家茶柱「……ギャングの「仕事」という時点で嫌な予感しかしませんが、聞きましょうか」

八岐「安心しな、勇者様御一行に穢れ仕事はさせねぇよ。……実はな、俺達が締めてる街に妙なカルト連中がのさばり初めてよ……」

魔法使い入間「カルト連中だぁ?」

八岐「ああ。何でも『神竜教』とか名乗ってるいかにも怪しい集団でな。当然俺達も街から追い出そうとしたんだが……。どういう訳か街の連中は勿論、そいつらを〆に行ったウチの組員までそのカルト連中の仲間になっちまってよ……。どうしたもんかと悩んでたんだ。どうだ? この事件を解決して、あいつらを街から追い出すか、壊滅させてくれたら相応の報酬をやるぜ?」

陰陽師葉隠「うーん……。どうすっぺ日向っち」

勇者日向「……じゃあ↓1で」

①受ける。
②受けない。
③聖剣を手に入れたら受ける。(その2)


勇者日向「悪いけど、魔王軍討伐のために今急いでるんだ。それが終わってからでも良いか?」

八岐「ちっ……。まぁ勇者が引き受けてくれるってだけマシか……。分かった、頼んだぜ」


八岐晴彦と知り合いになった!!


勇者日向「さて、あともう一息だな……」


6日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 『ギガントモンスター』の襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。

その旅人の熟練度↓1(高コンマ程凄い旅人)


どうやら旅人を初めてまだ間も無いようだ……何も有益な話は聞けなかった……。


陰陽師葉隠「まぁ何も無かっただけマシだべ。……さてと、今日一日歩けば『迷いの森』に到着だべな!!」


7日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 『ギガントモンスター』の襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「……俺、思うんだ。ちょっと3割の確率を引きすぎじゃないかなって……」

武闘家茶柱「何を訳の分からない事を言ってるんです? ↓1が来ますよ!!」(高コンマ程強い魔物・最低保障50)


イビルシャーマン×2「「ギャハハハハハハハハッ!!」」

魔法使い入間「ちっ、イビルシャーマンか……。コイツらは『魔法攻撃が効きにくい』から厄介なんだよなぁ……」

陰陽師葉隠「ぶっちゃけ近接戦闘が出来る三人に任せるっきゃねぇしなぁ……」

勇者日向「そうなのか、それじゃあ……」

↓1

①戦う
②逃げる


勇者日向「……相手の素早さも低そうだし、ここは逃げるか!!」

対魔忍尾美田「了解っす! みんなー、武威器に付いてきてくださいっす!!」

↓1 コンマ80以内で逃走成功

5ゾロだと……!!?


対魔忍尾美田「……ふぅ、ここまで来れば大丈夫……ってこれは!!」

勇者日向「↓1じゃないか!!」

01~30 宝箱に入った大金
31~60 宝箱に入った装備
61~90 宝箱に入ったアイテム
91~00 あれ? ここ魔王軍幹部の基地の裏口じゃね? 今なら奇襲かけれんじゃね?

5ゾロに相応しいアイテム(恐らく使い捨て)をお願いします。↓1

対魔忍スーツ
一時的に対魔忍にジョブチェンジできる

オールステータスアップ薬人数分

>>478 えーこれは「装備」の類いに入ると思うので安価下して>>479を採用します。


魔法使い入間「おー! こりゃすげぇ!! 滅多に作れないっつー伝説の秘薬じゃねぇか!! 俺様でも王都で一度しか目にした事ねぇぞ!!」

陰陽師葉隠「1,2,3,4……丁度人数分あるな! 早速飲んでステータス増強と行くべ!!」


勇者日向達は伝説の秘薬を飲んだ!! 今後、ありとあらゆる戦闘判定に+10されるようになった!!



そして──



対魔忍尾美田「……着いたっす。ここが──」

勇者日向「迷いの森、か……。尾美田、魔王軍幹部の根城は分かってるのか?」

対魔忍尾美田「↓1」

01~30 迷いの森なので分かる訳無い。
31~60 大体の見当は付いてる。
61~90 迷いの森なら完全に攻略できている。
91~00 その先の「古代の森」まで完璧に覚えている。


対魔忍尾美田「何言ってんすか創ちゃん。ここは『迷いの森』っすよ? 当然、分かる訳無いっす!!(エッヘン)」

武闘家茶柱「何故威張っているんですか!? でしたらここまで来た意味が無いじゃないですか!!?」

対魔忍尾美田「そうなんすよねー……。ホントどうしよう……暁ちゃん、無事だと良いんすけど……」



一方その頃──



対魔忍暁「う、うううちっくしょう……」

???「ふふふ、随分と「いい格好」じゃありませんか対魔忍さん?」

↓1 高コンマ程「ヤバい+エロい」状況



今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


コンマ27 まぁ取りあえず対魔忍スーツはボロボロだよね+特殊な鎖で繋がれてて身動きが取れないって事で。


対魔忍暁「……はっ! 俺を舐めるなよ吸血鬼野郎……!! この程度で俺達対魔忍をいつまでも封じ込めておけるなんて思ったら大間違いだぜ!!」

???「まぁ、それは恐いですわね。恐いのでそうですねぇ……。私は「そういう趣味」はありませんし私を慕う「彼ら」にあなたの処遇は任せるとしましょうか(ニッコリ)」

対魔忍暁「彼ら……だと?」


────


魔法使い入間「あー、本当にどうする? 時間がねぇ事は分かってるがこの「迷いの森」を何とか攻略しねぇと幹部討伐も聖剣ゲットもできねぇぞ」

陰陽師葉隠「ご自慢の魔法で何とかならんべ? 入間っち」

魔法使い入間「俺様でも無理だな、この「迷いの森」はありとあらゆる「探知魔法を無効にする磁場」が発生してる。加えて、森に入った者の方向感覚を狂わせる「索敵妨害」に近い古代魔法も掛けられてる。……そういうテメェはどうなんだよウニ頭」

陰陽師葉隠「いやぁ、ちょっと探ってみたけど厳しいべ……。正確には地脈と龍脈を利用した「陣」を張って一歩一歩歩いて行けばなんとかなる気もするんだども……。それとんでもなく時間が掛かっちまうしなぁ……」

武闘家茶柱「そんな悠長な事などしてられません! 尾美田さんのお仲間のピンチなのですよ!?」

対魔忍尾美田「そうっす! あまり時間を掛けすぎると荒々しく粗暴見えて実は乙女な一面を持つ暁ちゃんがとても口には出せないようなエロい目にあっちゃうかもしれないっす!!」

勇者日向「なんで「痛い目」じゃなくて「エロい目」優先なんだよ……」

しかし、本当に参ったな。……どうすりゃ良いんだ? ↓1


①一度『絶対希望都市』に戻って情報を集める。
②一度『王都』に戻って情報を集める。
③一度『機械都市・アルカトラズ』に戻って情報を集める。
④その他安価(魔法使い入間「言っとくが「森を燃やしてみる」なんていうのは止めとけよ? とんでもねぇしっぺ返しを食らう事になるぞ」)


……仕方が無い「急がば回れ」だ。


勇者日向「ここは一度「機械都市・アルカトラズ」に戻って情報を集めよう」

魔法使い入間「あー、確かにあそこのデータベース(図書館)なら何か迷いの森を突破できる情報があるかもしんねぇな」

陰陽師葉隠「んじゃ、そういうことで──」

対魔忍尾美田「いやいやいやいやいやいや! 「アルカトラズ」っつったらここから歩いて10日は掛かるっすよ!? 武威器言ったっすよね、時間が無いって──!!」

勇者日向「それなら心配無用だ。尾美田、俺と手を繋いでてくれ」

対魔忍尾美田「? こうっすか?」

勇者日向「ワープリング起動! 目標『機械都市・アルカトラズ』!!」


ブォン──!!



『機械都市・アルカトラズ』



対魔忍尾美田「な、な、なんすかこれ!? 何で武威器達いつの間に機械都市に!? 瞬身の術でも掛けてあるんすかこの腕輪!?」

武闘家茶柱「……この機械都市一の「良い男子」だった人から頂いた物です。さぁ、速く行動を起こしましょう「時間が無い」んでしょう?」

勇者日向「ああ、早速↓1だ!!」


①当然図書館に行く。
②酒場に行く。
③ドン・カイトウに会いに行く。
④その他安価。



機械都市・アルカトラズ・データベース(図書館)


対魔忍尾美田「ウッキャー! 初めて来たっすけどここがアルカトラズのデータベース(図書館)っすか!! メッチャ広いしハイテクって感じがするっすね!!」

陰陽師葉隠「んじゃ、さっそく手分けして調べてみるべ。キーワードは『迷いの森』『突破方法』……こんなもんで良いか」


↓1 日向
↓2 茶柱
↓3 葉隠
↓4 入間
↓5 尾美田

(高コンマ程良い情報が見つかる)

連投いいよね?

>>494 連続したコンマ判定の時はOKです。


~~約2時間後~~


勇者日向「みんな、どうだった?」

陰陽師葉隠「俺は全然ダメだったべ……。素直なキーワードじゃ何も良い情報が出てこなかった……」

勇者日向「そうか……俺も大体そんな感じだよ。迷いの森の詳細と、眉唾な逸話ぐらいしか出てこなかった」

武闘家茶柱「情けない事に転子もです……。やはりこういう頭を使う作業は転子には向いていません……」

魔法使い入間「ハッ、テメェら雑魚共は揃いも揃って情けねぇなぁ! 俺様はちゃーんと見つけたぜ『迷いの森』攻略のヒントになりそうな情報をよぉ!」

勇者日向「ほ、本当か!? どんな情報だったんだ!!」

魔法使い入間「そもそもだな、俺様は疑問に思った訳だ『どうやって歴代の勇者共は「迷いの森」を突破したんだ?』ってよ」

武闘家茶柱「──! そ、そう言えばそうです。『迷いの森』を突破して『星の聖剣』を手に入れる必要があるなら、歴代の勇者達は必ず『迷いの森』を突破している筈!!」

魔法使い入間「だから一端そっち方向から探ってみたんだよ。すると出て来たじゃねぇか……『道しるべ妖精』っつー如何にもそれらしい妖精の名前がよ!!」

陰陽師葉隠「そ、その妖精の力を借りれば『迷いの森』を突破できるんだべ!?」

魔法使い入間「ああ、ほぼ間違いねぇ。色んな方向から『本当か否か』を探ってみたからな……」

勇者日向「よし、じゃあ次はその『道しるべ妖精』ってのがどこにいるか──「これじゃないっすか?」そうそう、如何にもこういうイメージの……へ?」

対魔忍尾美田「だーかーらー。この娘じゃないっすか? 武威器達が探す『道しるべ妖精ちゃん』っての──」


道しるべ妖精がいる森までの距離↓1(最高保障30)

>>498 四捨五入で2日とします。


対魔忍尾美田「いやー、それにしてもラッキーだったっすねぇ!! これで歩いて10日とか言われてたら暁ちゃんが完全にアウトの状態になってたかもしれないっす」

勇者日向「言ってる場合か!! 兎に角急ぐぞ、ここから歩いて二日だったな!!?」

武闘家茶柱「ええ、急ぎましょう!!」

魔法使い入間「おいおい焦んなって、まずは妖精捕獲の為の専用のビンを買わなきゃいけねぇんだからよ」

陰陽師葉隠「妖精は「専用のビン」じゃないと捕まえらんねぇからなぁ……。急ぐんなら道具やにだべ。大した品でもねぇから置いてねぇって店はまずねぇからな!」

妖精のビンの価格↓ 最大保証50

>>501 ゾロ目なので特別に半額で売ってあげましょう。


勇者日向は「妖精のビン」を手に入れた! 勇者日向の持ち金は54ゴルドになった!!


勇者日向「……俺は今『女の恐ろしさ』って奴をみた」

陰陽師葉隠「セクシーボディで超エロい入間っちと、「男の堕とし方」を熟知してる対魔忍の尾美田っちのダブル色仕掛け攻撃だからなぁ……。半額で売る事になった店主が憐れだべ……」

武闘家茶柱「てて、転子はあんな真似しませんからね! 間違っても一緒にしないでください!! だ、男死にあんな風に迫るだなんてそんな……」

対魔忍尾美田「まぁまぁ、お金を節約できて何よりじゃないっすか!」

魔法使い入間「そーそー。あの店主も俺様達で「良い思い」はしただろうからな。正当な取引って奴だ、ギャハハハハハハハハッ!!」

勇者日向「(どこがだよ……)じゃ、じゃあ今度こそ急ぐぞ。目指すは『妖精草原』だ!!」


1日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「おいおかしいだろ、何回三割を引く事になるんだよ!? あれか、コイツ(葉隠)がPTにいるからか!?」

陰陽師葉隠「どういう事だべ!?」

↓1 襲撃してきた魔物(最低保障50)


ゴーレム「ご、ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……!!」(脅威度50)

武闘家茶柱「ゴーレムですか……あのいかにも堅そうな表面。転子の拳はあまり通りそうにありませんね……」

魔法使い入間「おう、ここは俺様達に任せときな!!」

(流石にここで茶柱が抜けないのはおかしいと思うので茶柱以外で戦闘を行ないます)

それぞれの行動。

↓1尾美田
↓2日向
↓3葉隠
↓4入間

逃げるコマンドはねーの?水魔法でドロドロに

>>509 やっべ素で忘れてました……。次の安価に補正入れるんで許してつかぁさい!!


対魔忍尾美田「ここは先制攻撃しつつゴーレムちゃんからお宝を頂きま……あ、あれ? もしかして何も持ってない?」(02 盗む失敗)

勇者日向「何やってんだこの馬鹿! ええい「アーマーブレイク」!!」(ゾロ目で威力倍増&ゴーレムの守備力が半分になった!!)(威力66+10=76)

ゴーレム「ぐ、グガガガガガガガガ!!」

陰陽師葉隠「ナイスだべ日向っち!水符『鉄砲水!!』」(威力87+20+10=117)

魔法使い入間「続けて俺様が行くぜ! 『アイスボール』!!……っち、よりによって装甲がかてぇ所に……!」(威力23+10=33)


合計威力228 ゴーレムの身体は崩れ落ちた!!


今回の報酬↓1(高コンマ程良い物が出る)

すみませんが世界観にあまりにも合っていないので安価↓1(スマホ型の「何か」はあってもTVという概念が無いと思います)


勇者日向は「ゴーレムのコア」を手に入れた! ……あまり価値のある物では無いようだ……。(価値28)


対魔忍尾美田「い、今のは偶々っす! 今度こそ、武威器の実力を見せる時っす!!」


2日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~50 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
51~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
61~70 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「おいおかしいだろ、なんでだよ。……真宮寺の奴ズルしてねぇだろうな!!?」

武闘家茶柱「き、気持ちは分かりますが抑えて下さい!!↓1が来ます!!」

(最低保障50)


リザードマン「キシャァアアアアアアアアアアアッ!!」(脅威度50)

魔法使い入間「リザードマンか、弱点は爬虫類なんだから言うまでも無く『あの魔法』なんだが……」

陰陽師葉隠「どうすっぺ日向っち、逃げるか?

↓1

①戦闘する
②逃げる


勇者日向「逃げよう! 野良モンスターとの戦闘はもう沢山だ!!」

対魔忍尾美田「はいはーい。それじゃあ武威器に着いてくるっすよー」↓1 コンマ75以下で逃げれる。


上手く逃げ切れたようだ……。


────


~~~妖精草原~~~



勇者日向「……着いたぞ、ここが……」

武闘家茶柱「『妖精草原』ですか。色々な妖精が集まる場所として冒険者達の中では噂されているみたいですが……」

陰陽師葉隠「兎に角、ここにいるっつー『道しるべ妖精』ってのを捕まえりゃあ良いんだべな!!」

対魔忍尾美田「そんじゃあ手分けして探すっすよー!!」

↓5までのコンマで80以上が一つでもあれば『道しるべ妖精』ゲット。


勇者日向「(……ただ闇雲に振り回すんじゃダメだ。……狙いを定めて……!)」

勇者日向「今だ(ブンッ!)……み、見つけたぞ! コイツじゃないか『道しるべ妖精』って!!」

対魔忍尾美田「うぉおおおおおお! 創ちゃんナイスっす! ご褒美のギューッ!!」

勇者日向「お、おい!?」

武闘家茶柱「な、なななななは、ハレンチですよ尾美田さん! 日向さんから離れて下さい!! その恰好で抱きつくのは色々とアレです!!」

陰陽師葉隠「まぁまぁ、良いでねぇべか細かい事は。道しるべ妖精も見つかったんだし……」

魔法使い入間「あとは迷いの森の入り口に戻って、魔王の幹部野郎を探しだしてぶちのめして、古の森に向かうだけだな!!」

対魔忍尾美田「はいっす! ……待ってて下さいね、暁ちゃん!!」



──一方その頃──


対魔忍暁のヤバさとエロさ↓1(高コンマ程ヤバイ補正+20)

35+20=55(そこそこヤバイ)


対魔忍暁「う、うぅううううううううううう!(ムズムズもぞもぞ)」

???「あら、驚きましたわ。彼らの瘴気ををあれだけ吸い込んでまだ正気を保っていられるのですね。……対魔忍とは陵辱や拷問に対する耐性も高いと噂では聞いていましたが……。これはどうやら「出力」を上げて、増員も増やす必要があるみたいですわね」

対魔忍暁「ぞ、ぞう、いん……?」

???「ええ。どうぞ、タップリとお楽しみ下さいな。あなたのお仲間が来るまで、あなたがあなたのままでいられれば──のお話ですけれど」クスクス



~~~迷いの森・入り口~~~



対魔忍尾美田「ふっふっふっ……。迷いの森よ、武威器達は帰って来たぁあああああああっす!!」

魔法使い入間「んじゃ、さっそくその『道しるべ妖精』に事情を話して──」

勇者日向「ああ……頼む。俺達を『魔王の幹部の根城』まで連れていってくれ!!」

道しるべ妖精「」コクコク

陰陽師葉隠「おっ、道しるべ妖精が動き出したべな!」

武闘家茶柱「行きましょう! ボーッとしていて置いて行かれたなんてオチはゴメンですよ!!」

↓1 一回目の判定(三回判定に成功すれば魔王幹部の根城に辿り着きます)


01~20 何も無し
21~50 迷い人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「あ、あれは……!」

陰陽師葉隠「ああ、多分無謀にも「迷いの森」に挑んだ冒険者だべな。おーい、助けてやっから何か知ってる事があったら教えて欲しいべ!」

迷い人「↓1」(高コンマ程良い情報が得られる)


迷い人「な、なんでもこの森を根城にしている魔王軍の幹部は餃子が大好物だって話しだ……」

魔法使い入間「クソの役にも立たねぇ情報じゃねぇか! なぁこいつ放っといて先に進まねぇか!?」

武闘家茶柱「そうはいきませんよ! 勇者一行として、困っている方は見捨てておけませんからね!!」

勇者日向「それに道順を教えるだけだしな……。ほら、ここをこう行けば森の外に出られるはずだぞ」

迷い人「お、恩に着る……!」

↓1 二回目の判定(三回判定に成功すれば魔王幹部の根城に辿り着きます)


01~20 何も無し
21~50 迷い人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


陰陽師葉隠「まーた迷い人だべか……」

武闘家茶柱「……まぁ「迷いの森」ですし、迷っている方が誰もいないというのもそれはそれで不自然ではありますけど……」

対魔忍尾美田「それでそれで? あなたはどんな情報をもっているんすかね?」

迷い人「↓1」(高コンマ程良い情報が得られる)


迷い人「へ、へへへ……俺様をただの迷い人だと思うなよ……。さっきまでこの森を根城にしている魔王軍の幹部の根城に潜入してたんだからな……!」

勇者日向「!? そ、それで? お前が知っている事は!?」

迷い人「ああ、魔王軍幹部の正体は「吸血鬼(ヴァンパイア)」だった。それもかなり高位の奴だ……気をつけねぇと串刺しの刑にされちまうぜ……!」

魔法使い入間「うっげマジかよ、よりにもよって超高位魔族じゃねぇか! つーかお前よく無事だったな!!?」

対魔忍尾美田「いやー。……実は武威器達の極東の『魔都』を締めてる魔族集団の長も『吸血鬼の王(ヴァンパイアロード)』でしてー……」

陰陽師葉隠「敵の弱点は知り尽くしてるし行けると思ったら普通に返り討ちに遭ったと……。よくある対魔忍の末路だべな」

武闘家茶柱「言ってる場合ですか!? 兎に角『対吸血鬼』用の術式や戦い方を今の内に考えておいた方が良さそうですね……!」


↓1 三回目の判定(三回判定に成功すれば魔王幹部の根城に辿り着きます)


01~20 何も無し
21~50 迷い人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


対魔忍尾美田「何事も無い平和な日常……。そんな一時を守る為に、武威器達は戦ってるんだって思うっす」



~~~魔王幹部の根城~~~



勇者日向「ここが、第二の魔王幹部の根城か……」

陰陽師葉隠「雰囲気は『森の洋館』だべな。いかにも吸血鬼が出て来そうな雰囲気だべ……。つーかさっきから魔界からの瘴気が辺りに漏れ出してるべ……」

魔法使い入間「あんま魔界の瘴気を吸い込みすぎると面倒な事になるからな……『光の妖精よ、加護を』……ほれ、これで数時間は大丈夫な筈だぜ」

茶柱「助かります。……で、どういう作戦で行きます?」

勇者日向「そこは↓2だ!!」


①正面から堂々と潜入する。
②陽動班と潜入班に分かれる。
③裏口を探してみる。
④その他安価

ゾロ目ですねぇ!(しかも縁起が良い)


勇者日向「なぁ入間、お前の魔法で俺達を「モンスターの姿に変装」させられないか?」

魔法使い入間「ああ? 出来るけど、それをやってどうしようってんだ?」

勇者日向「勿論、正面から堂々と入れて貰うのさ。……いずれバレるにしても、幾らか時間は稼げるだろ」

陰陽師葉隠「なるほどな、良い案だと思うべ。吸血鬼ってのは仲間意識が強い魔族だからな……最高に上手く行けば幹部に不意打ちまで出来るかもしれねぇべ」

武闘家茶柱「ではその案で参りましょう!!」

対魔忍尾美田「それは良いンすけど、武威器達どんなモンスターに変装させられるんすか?」

魔法使い入間「はっ! 吸血鬼の舘に出入りしてて当然の魔物といやぁこいつに決まってらぁ!!『フォーゼ』!!」



────



影霊(シャドウ・ゴースト)「ウォオオオオオオ……」

影霊「ウォオオオオオオオオ……」

………

勇者日向「凄いな、全然バレてないぞ(ヒソヒソ)」

武闘家茶柱「……こんな手段があったのなら今後も積極的に使うべきなのでは?」

魔法使い入間「そんなに上手く行く訳ねぇだろこの暴力女! ……この迷いの森の磁場やらなんやらが奇跡的に噛み合って「バレてない」ってだけだ。他の場所やダンジョンだとまた違ってくるだろうぜ」

陰陽師葉隠「そんじゃ、気づかれる前に……」

対魔忍尾美田「イケイケゴーゴっす!!」

↓1高コンマ程屋敷の最深部へ忍び込める(補正+30)

あ(察し)


勇者日向「……いや本当に凄いな。マジでバレずに幹部がいるだろう最深部までこれちゃったぞ」

武闘家茶柱「幸先が良いですね! どうします、このまま一気に奇襲を掛けますか?」

陰陽師葉隠「あー、それは良いんだけれども……」


むーっ! うーっ!!


魔法使い入間「……隣の部屋からどう考えても喘ぎ声としか思えねぇエロい声が聞こえて来やがるな……」

対魔忍尾美田「きっと暁ちゃんっす! 創ちゃん、お願いします!! どうか先に暁ちゃんを助ける事を優先して下さいっす! 幹部には確実にバレるだろうけどもしそうしてくれたら武威器がなんでもするっすから!!」

魔法使い入間「ん? 今何でもするって──」

勇者日向「言ってる場合か!! ……ここは↓1だ」

①暁を助ける事を優先する。
②幹部を倒す事を優先する。


……『勇者は仲間を見捨てない』そうだよな、七海。


勇者日向「分かった、先にお前の仲間を助け出そう」

対魔忍尾美田「創ちゃん……! 本当に本当にありがとうございマム!!」

魔法使い入間「はぁ……、やっぱこうなんのかよ……。ま、俺様にとっちゃ吸血鬼なんざチョチョイのチョイだからどうってこたぁねぇがな!!」

武闘家茶柱「ですね! 女子の尊厳が地に貶められているんです!! 無視する事など出来ません!!」

陰陽師葉隠「んじゃ、扉を開けんべー。……不意打ちが出来る様に、バレないようにそーっと……」ギィイイイイイイイッ


暁のヤバさとエロさ↓(補正+40)

草草草の草

えーっと、これどうしましょう。描写したら最後、確実にこのスレが消されると思うんですけど;;

0000のウルトラクリティカル+30に相応しいエロ内容↓3まで(全部描写に困る様な物だったら、それはそれで一つ考えがあるのでご安心を)

なるほどなるほど、これらなら「ピー音」と描写に気をつければなんとかなりそうですね。やってみます。


ゴブリンシャーマン①「ケケケケケ、流石はタエコティア様……! 僅か2週間足らずであの『対魔忍』を完全に自分の玩具にしてしまうとは……!!」

ゴブリンシャーマン②「タエコティア様バンザイ……! タエコティア様バンザイ……!!」

ゴブリンシャーマン③「ほら、もっと自分で腰を振るんだヨ、胸を動かすのも忘れるなよ、ギャハハハハハハハハッ!!」

その部屋には、目を覆いたくなるような光景が広がっていた。マイクロビキニを着せさせられた終里によく似た少女が、三匹のゴブリンシャーマンにその尊厳を地の底の底まで叩き落とされている。……酷い、酷すぎる。あれじゃあただの玩具同然だ。

終里によく似た少女のその目に、既に光は無い。その目に、既に希望は無い。もうどうでも良いやという諦観と、ただ快楽に動く身体だけがそこにあった。


↓1 最初にブチ切れて斬りかかったのは?


①現実世界で終里に告白されている日向。
②仲間+自分の所為でこんな目にあった+ゴブリンシャーマン×3に恨みがある澪田。
③女子を大切にしている茶柱。


スッ──と。ブチ切れた俺が今すぐにでも抜刀して斬りかかろうとして時にようやく気がついた。


尾美田「────」

あの尾美田が、音も、気配も、その存在感さえ。何もかもを消し去って、ゴブリンシャーマン達の後ろに立っている。そして、次の瞬間──



スパッ、スパッ、スパンッ──!!



本当に音も無く、ゴブリンシャーマン三匹の首が地に堕ちた。ゴトゴトゴトン! という首が落ちる音だけが調教部屋にこだまする。


対魔忍暁「あ……あ……?」

対魔忍尾美田「ごめん……。本当にごめんっす、暁ちゃん……! 武威器が、武威器のせいで……こんな目に……!!」

ポロポロと涙をこぼしながら、尾美田は暁を優しく抱きしめる。

……誰も、何も言えなかった。こんな事を命じた魔王軍の幹部とやらは必ず倒す──そういう共通した決意が、そこにはあった。



???『あらあら、そんな所まで進入していたんですね。勇者様御一行方』

何者かの声が、調教部屋に響く。……ちょ、ちょっと待ってくれよ……。これは、この声は……!!


???『そんな堕ちたお人形にいつまでも構ってないで、是非私と遊んで下さいな。……隣の部屋で待ってますわ』

勇者日向「…………尾美田、お前は……」

対魔忍尾美田「……大丈夫っす。武威器も行くっすよ……あの女の首、必ずこの刀で断ち切ってやるっす……!!」

武闘家茶柱「……無理かもしれませんが、怒りを抑えて。激しい激情は時に刃を鈍らせ、周りを見えなくさせるときがあります。……大丈夫、きっと勝てますから」

魔法使い入間「……せめてコイツを受け取っきな『セイント・ヒール』……別に同情とかじゃねぇぞ。そいつがそんな目に合ったのは、半分以上こいつとそいつの油断と慢心の所為だ。……ただ、面倒臭ぇ事に『勇者様御一行』っつーのはこういう事を見過ごさないって集団らしいからな」

陰陽師葉隠「……んじゃ、行くべ。吸血鬼退治の時間だべ」



~~~迷いの森・魔王軍幹部の洋館~~~



???「ようこそいらっしゃいました。心から歓迎いたしますわ、勇者様。そしてそのお仲間様達も」

……ああ、クッソ嘘だろう? いくらRPGったって、幾らゲームの世界だからって、やって良い事と悪い事ってもんがあるんじゃないのかよ真宮寺……!!



勇者日向「……セレス……」

タエコティア「私の名前は『タエコティア・ヴァイオレット』……恐れ多くも魔王軍の幹部が一人をやらせて頂いている、か弱いか弱い少女です」


武闘家茶柱「……なんとなく、なんとなくですが、この世界において私達の知り合いや友人によく似た方々は「仲間のNPC」としてしか出てこないのだと思っていました……」

ああ、そうだな……。俺もそう思ってたし、そう願っていたよ……。「うふふ」と微笑むその少女が、俺に愛を告げてくれたあいつにそっくりで、俺は「なんでなんだよ……!」と心の中で叫ぶ。


武闘家茶柱「──ですが違った。真宮寺さん、あなたは──!!」

タエコティア「? なにをお仲間だけでお喋りしていますの? 是非私も仲間に入れて下さいまし。お茶会の用意だってほら──」

ガギィイイイイイイイイン──! と、刃と刃がぶつかる音がこだまする。トンでもない速さで一直線にタエコティアに斬りかかった尾美田と、それを宙に浮く真っ赤な色をした不思議な四本の剣で受け止めた音だった。


対魔忍尾美田「…………」

タエコティア「あらあら。殺気が隠せていませんわよ? それと、そんな短刀で私の首を絶てるとでもお思いで? つくづく『対魔忍』という方々は理解出来ませんわね……それっ!」

対魔忍尾美田「ッツ──!!」

勇者日向「尾美田!」

武闘家茶柱「尾美田さん!!」

ドガァアアアアアアアアアアン!! と大きな音がこだまして、尾美田は屋敷の壁に叩き付けられてピクリとも動かなくなった。


タエコティア「さぁて、それじゃあ本格的に『遊びましょうか』……どうか、私を退屈させないでくださいまし。勇者様」

魔法使い入間「来るぞ! あいつの化け物みてぇな身体能力と宙を舞う四本の剣に注意しろ!! 最悪一瞬で切り刻まれるぞ!!」


魔王軍幹部・タエコティア・ヴァイオレットが襲い掛かってきた!!


勇者日向達のターン! どうする?


↓1 日向
↓2 茶柱
↓3 葉隠
↓4 入間



本日はここまで。それではまた明日……は休日なので3時~6時の間にもお会いしましょう。(なお、時間は多少前後する可能性があります)

祝詞を唱え味方を強化

罵倒して心理戦に持ち込む。お前は変態だべ!助けにくる澪田の心を乱して戦闘に有利になりたいだけなら終里を殺して死体を晒せば済む話だべ!それをわざわざ手間かけて女を嬲らせたお前はただ歪んだ性欲を満たしたいだけの変態に他ならないべ!

こんにちは。少々遅くなりましたが、今日も初めて行きます。

なお、>>573はどちらかと言えば葉隠が、>>574も入間が言っても違和感がないので順番を前後させて頂きます。


陰陽師葉隠「まずは俺っちからだべ! 高天原におわす神々よ、力を──!!『祝詞』!!」(3ターン中、PT全員の魔族に対する攻撃力、防御力が10UP(重ね掛け不可能))

勇者日向「……次は俺だ! 行くぞ『ホーリー』+『回転切り』!!」(93+30+10+10=143)

タエコティア「──ッツ! 私の剣が一瞬で二本も……!!」

武闘家茶柱「ならば私も剣の破壊を優先します! 『斬鉄拳』!!」(82+10+10=102)

タエコティア「……やるではないですか。流石は勇者様御一行、といった所でしょうか」

魔法使い入間(よし、あの剣はアイツの血と魔力で作られたもんだからいずれ復活するが、これで本体へのダメージが通りやすくなった!! なら俺様は──)

魔法使い入間「どうしたどうした? 大した事なさそうだな、この変態野郎が!」

タエコティア「……はい?」

魔法使い入間「おいおい分からねぇのか? お前実は⑨か? 助けにくる尾美田の心を乱して戦闘に有利になりたいだけなら暁を殺して死体を晒せば済む話だろうが! それをわざわざ手間かけて女を嬲らせたお前はただ歪んだ性欲を満たしたいだけのただの変態に他ねぇだろうが!!」

タエコティア「↓1(58以下で挑発に乗る)


タエコティア「はぁ……。何を言うかと思えば……私とて魔族です。相手に対する礼儀や作法は学んでいます。『対魔忍』という種類の人間には『ああするのが作法』なのでしょう? ……というかその低度の罵倒で私を挑発しているつもりですか? あなたこそ⑨なのでは?」

魔法使い入間(あっ、やっべぇこいつ挑発とかそういうの一切効かねぇタイプだ……;)

タエコティア「さて、次は私の番ですわね──ふふふっ!」

↓1 タエコティアの狙い

01~25 日向
26~50 茶柱
51~75 葉隠
76~00 入間


タエコティア「さて、やはりまずは私の旦那様になるに相応しそうな勇者様から倒してしまいましょうか(ニッコリ)」

日向「──ッツ……剣が!!」

日向の行動↓1

①防御態勢を取る。
②入間がバリアを張ってくれる。
③葉隠が結界を張ってくれる。
④剣の攻撃に対してカウンターを狙ってみる。
⑤その他安価


勇者日向(……いや、よく考えろ勇者日向。ここで相手の剣を破壊出来れば次のこっちの攻撃は全部素通りだ!)

勇者日向「ここはカウンターを決める! うぉあおおおおおおおっ!!」

勇者日向のカウンター↓1(補正+30)
タエコティアの攻撃↓2

100vs30 相手の剣の破壊に成功。


ガギィィイイイイイイン! とおう何かが砕け散るような音がして、タエコティアの紅蓮剣はバラバラになった。


タエコティア「ッツ──! そんな、私の剣がたった1ターンで全て……!!」

陰陽師葉隠「チャンスだべ! 今タエコっちを守る厄介な剣はねぇ!!」

武闘家茶柱「ええ、全力で攻撃です!!」


↓1 日向
↓2 茶柱
↓3 葉隠
↓4 入間


魔法使い入間「今度は俺様からだ! 食らいやがれ『ジゴスパーク』!!」

タエコティア「!? こ、これはあっ……!!」

魔法使い入間「はっ! 対吸血鬼用に調整した特製緊縛魔法だ!! これでこのターンはテメェは何も出来ねぇだろ!!」(スパクリ効果)

武闘家茶柱「なら次は転子が! オラオラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」ガガガガガガガガガガッ!!(威力12+10=22)

タエコティア「この程度の拳でっ──!」

勇者日向「ならこれはどうだ? 『五月雨突き』!!」(62+30+10+10=112)

タエコティア「グウッ──! なんの、まだまだですわ──!!」

陰陽師葉隠「ならこういうのはどうだべ? 『呪いの藁人形』+『幻惑呪術』だべ!!」(82ダメージ固定さらに……)

タエコティア「こ、れは……?」 ↓1 53以下で幻惑呪術に掛かる


タエコティア「……? 一体なにをしているんですの、貴方?」

陰陽師葉隠(あっやっべ、こいつ幻惑魔術に対してもかなり強い耐性があるみたいだべ……)

武闘家茶柱(さっきから後方支援組の方々がやらかしてますね……)


勇者日向達は タエコティア に 216のダメージを与えた!


タエコティアは緊縛魔法で身動きが取れない!!


勇者日向「搦め手が通じないなら正攻法で突破するだけだ! 行くぞ!!」


↓1 日向
↓2 茶柱
↓3 葉隠
↓4 入間

ガチギレの日向はセレスの服をビリビリに破って下着姿にした

>>593 「偶然そうなってしまった」なら許可します。


魔法使い入間「俺様とっときの大技だ、食らいな!! 『エクスプロージョン』!!」(93+10+20(火属性が吸血鬼の弱点なため)=123)

タエコティア「グ、グゥウウウウウウウウウッ!!」

武闘家茶柱「そこです! 『ライダーキック』!!」(32+10=42)

勇者日向「隙が出来たな! おりゃぁあああああっ!!」(64+30+10=104)


ビリビリビリビリビリッ──!!


勇者日向「……あ」

タエコティア「↓1」高コンマ程恥ずかしがる)


タエコティア「い、いやぁあああああああああっ//////!!」

意外や意外・タエコティアは自分のブラジャーとショーツを抑えてその場に蹲ってしまった。


武闘家茶柱「……日向さん?」ゴゴゴゴゴ

勇者日向「ち、違う! ワザとじゃない!! 頼むから信じてくれ!!」

魔法使い入間「はっ! 暁の奴にあんなことやらせといてテメェは初心のオボコかよ! なんだ可愛いところあるじゃねぇか!!」

陰陽師葉隠「ま、まぁまぁ。大きな隙が出来たのは良い事だべ!! 『封印術・鬼』!!」

↓1 コンマ33以下でまさかの戦闘終了。(33以上でも33ダメージは与えられる)


陰陽師葉隠「ま、まぁそう上手くはいかねぇべな……。仮にも魔王軍幹部なんだし……」(33ダメージ)


勇者日向達はタエコティアに 累計518のダメージを与えた! あともう一息だ!!


タエコティア「う、うふふふふふふふふふふふ!」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

勇者日向(あっ、やっべぇどう見てもキレてる……)

タエコティア「勇者様……あなたは……貴方だけは殺します!! 殺して、私の力で蘇らせて、魂も身体も私に尽くす私だけの旦那様になっていただきます!!」

タエコティアの紅蓮剣が復活した!! タエコティアの攻撃!!

↓1

01~40 日向
41~60 茶柱
61~80 葉隠
81~00 入間


タエコティア「だから一回死ねぇえええええええええええええええ、このエロ勇者ぁあああああああああ!!」

勇者日向「ですよねぇえええええええっ! いや、本当にそんなつもりは無かったんだって!!」


タエコティアの紅蓮剣×4が勇者日向に襲い掛かる!! どうやらこれをカウンターするのは至難の業だ……!!

↓1

①入間がバリアを張ってくれる。
②葉隠が結界を張ってくれる。
③その他安価

日向に紅蓮剣が集中してる!これはチャンスだ!
葉隠以外の面子が日向をまもる!葉隠が隙だらけのセレスを捕獲し式神にしてやるぜ!

>>604


イマジナリーモノクマ王『違うよ日向くん、逆に考えるんだ。「今のタエコティアさんは隙だらけだ」と考えるんだ』


勇者日向「──そ、そうか! 入間、茶柱! 俺のフォローに入ってくれ!! 葉隠は今の内にもう一回封印術を!!」

魔法使い入間「……! なるほどな、『バリアー』!!」↓1(補正+30)

武闘家茶柱「了解しました!! 斬鉄剣!!」↓2

勇者日向「んで、俺も剣を打ち返す! うぉおおおおおおおっ!!」↓3

紅蓮剣×4の攻撃威力(コンマ×4倍)↓4

とりゃ

バリアー 92 斬鉄拳 63 日向の迎撃 89 紅蓮剣合計3本破壊。しかし>>610のコンマが11ゾロ目なので……?


タエコティア(ニヤリ)

武闘家茶柱「!! 日向さん、後ろです!」

勇者日向「なっ──!!」

タエコティア「死ねぇぇえええええええっ!!」

紅蓮剣の追加攻撃↓1のコンマだけダメージ。

1

>>612 97ダメージ。勇者日向は後ろから剣で背中を刺されて大ダメージを負ってしまった!!


ズバァアアアアアン! という肉を突き刺す音が部屋の中にこだまする。


勇者日向「ガッ……ハッ……ッ!!」

武闘家茶柱「日向さん!!」

魔法使い入間「日向!!」

タエコティア「うふふっ……勇者様の串刺しの出来上がりですね♪」

陰陽師葉隠「ッツ! こんのぉおおおおおおおおっ!!『封印術・鬼』!!」↓1(補正+10)

↓1 コンマ23以下でまさかの戦闘終了。

嘘でしょ……(ススズ並み感)


葉隠渾身の封印術がタエコティアの身体に炸裂する。──が


タエコティア「う、うふふふふふふふふ! 素晴らしい封印術ですが残念ですね。私たち吸血鬼は「首を絶たれて身体を燃やされない限り」絶対に死ぬ事はありません。封印術も同じです。そう、何度でも何度でも──」

対魔忍尾美田「なんどでも……なんすか?」



スパンッ──!! ゴトリ



タエコティア「……へ? あれ?」

それは、今の今まで気絶している「ふり」をしていた尾美田渾身の一太刀だった。小刀でタエコティアの首と胴体を泣き別れにした尾美田は、そのままタエコティアの顔面を思いっきり蹴り飛ばす。


タエコティア「げふあっ……!」

対魔忍尾美田「今っす! 康広ちゃん!!」

陰陽師葉隠「──!! おう! 『封印術・鬼』最大威力だべ!!」

ギュルルルルルルルルルルル──!! という音と共に、強大な魔力と魂が、葉隠の持つ特別な札に封印されていく。「あ、ああ……こんな、こんな筈じゃ……」というタエコティアの最期の言葉を残して、戦闘は終了した。


勇者日向達は魔王軍幹部・タエコティア・バイオレットを倒した!! ↓1 今回の剥ぎ取り(最低価値70)

勇者日向は「イカサマダイス(使用したターンのみ、出た目の数×2倍のダメージを与える(使用者のみ))」(価値70)を手に入れた!!


戦闘は終わった、終わったのだが……。


勇者日向「グフッ……。ゲフッ……!」

対魔忍尾美田「は、創ちゃん! 酷い傷っす……は、速く手当てしないと!!」

武闘家茶柱「このままでは日向さんが……。日向さんが死んでしまいます!!」

魔法使い入間「任せな!『ハイ・ヒール!!』」(補正+20)

陰陽師葉隠「んじゃ、俺っちは入間っちのサポーとをっと……」(補正、更に+10)↓1

合計82 症状はかなり改善したようだ! 少なくとも傷は完全に塞がった!!


勇者日向「…………」

対魔忍尾美田「ど、どうっすか創ちゃん……」

勇者日向「あ、ああ。おかげでかなり良くなったよ。ありがとうな、入間、葉隠」

魔法使い入間「けっ! 勇者に死なれちゃ魔王を倒す奴がいなくなるだろ。ただそれだけだ」

陰陽師葉隠「変なとこ素直じゃないべなー、入間っちは……。まぁ何にせよ魔王の幹部は倒せたし、メッチャ強い魂をゲットできてレアアイテムも手に入ってほっくほく……」

対魔忍尾美田「……その事なんすけど、ちょっと良いっすか?」

武闘家茶柱「どうしたんですか? 尾美田さん」

対魔忍尾美田「……そのタエコティアの式神、唯吹に譲ってほしいんす」

勇者日向「どういう事だ?」

対魔忍尾美田「勿論ただとは言わねぇっす。唯吹が持ってるこの『対魔石』(価値測定不能)を譲るっす。持っているだけで例えPT全員が全滅しても即座にHPとMPを全快にして復活できるっつー対魔忍の秘密兵器みたいな代物っす」

魔法使い入間「おいおい良いのかよ! 対魔石っつたら対魔忍の中でも極々一部の者にしか持たされてないっつー超レアアイテムじゃねぇかよ!!」

武闘家茶柱「……そんな貴重な物を譲ってまで、何故?」

対魔忍尾美田「決まってるじゃないっすか……。復讐っすよ」

勇者日向「……!!」

陰陽師葉隠「あー……。まぁそうなるべなぁ……」

尾美田から途方も無い怒りと嘆きを感じる。それはきっと、彼女がずっとずっと……俺達と行動を共にする前から背負い続けてきた物で……。


対魔忍尾美田「こいつを武威器や暁ちゃんと同じ……。いや、それ以上に酷い目に合わせてやるっす。異性に下着をみられただけで恥ずかしがるオボコを『もう許して下さい何でもしますから』って心の底から懇願するまで徹底的に辱めてやるっす……!!」

武闘家茶柱「尾美田さん、それは……」

対魔忍尾美田「……勿論、虚しい事だってのも意味の無い事だってのも分かってるっすよ。でも武威器はどうしても……!!」

魔法使い入間「…………正当なる復讐劇ほど衆人が盛り上がる物は無い、だったけか?」

対魔忍尾美田「お願いっす創ちゃん。どうか……どうか武威器に復讐のチャンスをくださいっす……!!」

勇者日向「↓1」

尾美田に式神となったタエコティアを渡すかどうか。渡さない場合は台詞安価もお願いします。

渡さない。安いメイド喫茶で強制労働の刑にさせる

魔王軍幹部の式神は使い捨て品じゃないそうだ。無茶をさせなければ何百年も使える仕様
絶対希望都市に戻ってタエコは葉隠の呪符で前科者のメイドが多数働く安いメイド喫茶で強制労働の契約を結ばせる。セイジョウに絶対服従の契約
通常のメイド業務の他は男風呂で男性の身体を胸で洗う奉仕やマッサージの萌萌メイド。呪いで普通の少女レベルに弱体化しており逆らえない

この方が復讐になるぞ

>>624 少し改変しても良いならこの安価で採用します。


勇者日向は考えていた。元の世界の事、この世界の事。セレスとタエコティア、澪田と尾美田、終里と暁の事。そして『この式神を尾美田に渡して良いのかどうか』を──


勇者日向(……ああ、そうだよな。最初から「答え」なんて分りきってるよな「日向創」)


勇者日向「……悪いけど、断わる。こいつへの罰は、勇者である俺が考えてるからな」

対魔忍尾美田「……具体的に、どんな罰っすか?」

勇者日向「前にメッチャ魂が強いワイバーンと対峙して、その魂を葉隠が封印したんだけど……。そいつの魂、何度使っても無くならないんだ。多分タエコティアの魂も使い捨てじゃない。何度でも何度でも使えるはずだ」

対魔忍尾美田「…………」

勇者日向「だから絶対希望都市に戻ってタエコティア……タエコで良いか。はセイジョウがメイド長をやってるメイド喫茶で強制労働の契約を結ばせる。勿論、セイジョウに絶対服従の契約も一緒にな。通常のメイド業務の他に男風呂で男性の身体を胸で洗う奉仕や、マッサージの萌萌メイド……兎に角、コイツが恥ずかしがるような『人間へのご奉仕』を魂がすり切れて無くなるまでさせ続けるんだ。……この方が「復讐」になると思わないか?」

対魔忍尾美田「……でも、でも暁ちゃんはコイツに……! 尾美田だってあのゴブリン達に……!!」

ポロポロと涙をこぼす尾美田をとても見ていられなくて、俺はその身体を優しく抱きしめて頭を撫でた。


勇者日向「……俺の我が儘かもしれないけどさ。お前にも、そしてあの暁って奴にも幸せになってほしいんだ。幸せな未来を迎えるのに『復讐』なんて後ろ向きで陰鬱な物はいらない……。頼む、分かってくれ尾美田」

対魔忍尾美田「……創ちゃん……」

尾美田は目元をグシグシと腕で拭うと「……分かったっす」と頷いてくれた。


対魔忍尾美田「そいつの処遇は、創ちゃん達に任せるっす」

勇者日向「ああ。……それで、お前はこの後どうするつもりだ?」

対魔忍尾美田「↓1」

01~30 極東に戻って、凄腕の魔界医師に暁の治療をさせる。
31~60 王都に戻って、凄腕の治療術士に暁の治療をさせる。
61~90 絶対希望都市にもどって、暁の治療をしてくれる医者を探す。
91~00 仲間の対魔忍に暁の事を任せ、日向達の冒険に着いていく。



今回はここまで。それではまた今日の8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


対魔忍尾美田「武威器は絶対希望都市にもどって、暁ちゃんの治療をしてくれる医者を探すっす」

陰陽師葉隠「お? 王都の方じゃなくて良いんか? 俺は極東に戻って専門の医者に任せるっつー方法を取ると思ってたんだけども」

対魔忍尾美田「それも考えたんすけど、暁ちゃんはあいつらに徹底的に辱められてたってだけで大した呪術も淫紋もなかったっすから……。あそこの都市のお医者さんでも十分何とか出来ると思うっす。……それに──」

武闘家茶柱「……それに?」

対魔忍尾美田「やっと見つけた武威器の主様から、そう長い事離れたくないっすから」

そう言って、尾美田は担当を俺の前に置くと最敬礼の姿勢を取って頭を下げた。


勇者日向「……へ? ……え?」

対魔忍尾美田「対魔忍尾美田。あなた様を今生の主とし、その命に従い続け、この命ある限りあなた様に絶対の忠誠をここに誓います。──ま、要は創ちゃんが武威器のご主人様になったって事っすね!!」

勇者日向「は、はぁ!!? いやいや待てまてまてまて!! 俺はそんな事──」

対魔忍尾美田「例え創ちゃんが望んでなくとも! 武威器は、武威器の魂がそう決めたっす!! ……本当にありがとうございますっす! そして、これからもよろしくお願いします、創ちゃん!!」

そう言って、尾美田は俺が何か言う前に頬にキスをした。入間と葉隠はヒューヒューと騒ぎ立て、茶柱は俺を投げ飛ばすかどうか散々迷った様な表情をしていた。



クエストクリア! 尾美田の依頼をクリアしました! 魔王幹部・タエコティア・ヴァイオレットを討伐しました!! 勇者日向は80ゴルドを手に入れました!!



尾美田がPTを離脱しました!!


陰陽師葉隠「さて、さっそくではあるんだけどもこの後はどする? 俺達も一端『絶対希望都市』に帰るべ?」

魔法使い入間「このまま迷いの森を抜けちまうってのも手だと思うぜ。折角ここまで来たんだし、噂の「妖精王」とやらがどんな奴か俺様も気になるしな!」

武闘家茶柱「むむむ。……転子には判断が付きかねます……。情けないですが、ここはやはり日向さんの判断を頼るとしましょう」

勇者日向「そうだな……。ここは↓1」


①絶対希望都市に戻る。
②このまま迷いの森を抜けてしまう。
③その他安価


勇者日向「……『ワープリング』はこの洋館を「ダンジョン」だって認識してる。こようと思えば何時でも来れるんだから、俺達も絶対希望都市に帰ろう。冒険の準備もしたいし、無駄な装備も増えてきたからな」

陰陽師葉隠「おっ、それならさっき渡しておいた呪符で尾美田っちに連絡を入れて一緒に帰る事にするべ! あー、おーい尾美田っち聞こえっか? 実はだな──」

そういう事で、俺達は全員揃って『絶対希望都市』に帰還。さっそく超高級メイド喫茶を経営しているセイジョウに訳を話して、タエコティア(式神)と主従契約を結ばせ、店で働いて貰う事にした。

そして、その日は冒険の疲れを癒やすべく──

↓2

①お腹いっぱい美味しい料理を食べる。
②持ち物の整理整頓をする。
③お風呂に入ってゆっくりする。
④寝ようと思っても眠れなかったので風に当たりに行く。
⑤寝ようと思っても眠れなかったのでメイド喫茶の屋根の上に登ってみる。

それぞれ「交流できるキャラクター」が違います。

こういう時にゾロ目引くんだもんなぁ!!


勇者日向「ふぅ……。やっぱ疲れた時は風呂だよな風呂」

俺は爺じゃないが、風呂は好きな方だ。ゆったりと大きな湯船に浸かっていると、全身の疲れや疲労がお湯に溶けていく気がする……。

そうして俺が風呂に浸かっていた時だった。ガラララッ──と風呂場の扉が開き、誰かがお風呂に入ってくる。


タエコティア「し、失礼します。ご主人様……//////」

勇者日向「……は?」

それは、全裸のタエコティアだった。……いやいやいやいやちょっと待て、待ってくれよセイジョウ!! 確かに俺は『この店で散々扱き使ってやってくれ』とは言ったけどさっそく『このサービス』に起用する奴があるかよ!? しかも俺はコイツを倒して無理矢理式神にした勇者そのものだぞ!?


タエコティア「お、お背中を御流しに参りました……。ど、どどどどういう作法でご奉仕したら良いかはセイジョウ様より聞いておりますわ……。ど、どうぞ湯船からお上がりになって下さい……」

俺は散々迷いに迷ったが、タエコティアの「ご奉仕」を受ける事にした。


タエコティア「ん……。あんっ……//////」

勇者日向「……そ、その……なんだ。無理しなくても良いんだからな?」

タエコティアはその胸で俺の背中を洗ってくれているが、どうにもやり慣れていないのかその……ち、乳○の先っぽがギュウギュウと当たって、まるで俺の背中でオナ○ーをしているような感じになってしまっている。……さっきからその……あ、喘ぎ声が隠せてないし……。

ええい、煩悩よ消えろ! 今の俺は勇者なんだぞ!! こんな、こんな『ご奉仕』なんかに絶対負けな──


タエコティア「あの……。少しよろしいでしょうか、ご主人様」

勇者日向「な、なんだよ」

タエコティア「……どうして私をあの女……あの対魔忍達の様に辱めなかったのですか? 私を戦力に加えて自由自在に使役する戦闘人形にする事も、衆人観衆の見世物にする事もできた筈なのに、あなたはこの場所での永久奉仕を命じた……。それは何故ですか?」

勇者日向「……↓3だからだ」

↓3までの台詞安価を>>1が良い具合に纏めます。(日向が言いそうにない物は却下or安価下)


勇者日向「……勘違いするなよ。俺はお前じゃなくて尾美田の事を思ってお前にこの罰を与えたんだ」

タエコティア「それは……どういう……?」

勇者日向「復讐に復讐で返したら、あいつらはきっと幸せにはなれない──。そう思ったんだよ」

尾美田は──あいつらは『対魔忍』だ、考えたくも無いけどいつ同じような目にあっても不思議じゃない。……その度にやったやり返したを繰り返してたら、きっと次第に心がドンドン暗く重くなっていく。……そんな状態じゃあ多分「幸せ」って奴にはなれない。


勇者日向「それに誰にだって『やり直すチャンス』はあると思うからな」

だからアイツにも……左の奴にも「やり直すチャンス」を与えてやって欲しかった。……でも与えられなかった、与えてやれなかった。タエコティアにやらせているこれは、その代償行為なのかもしれない。


タエコティア「勇者様……」

勇者日向「それに言っとくけどこの罰は全然軽くないからな? お前俺を旦那にするとか言ってたけど、俺以外の男にも同じ奉仕するんだぞ?わかってんのか?」

タエコティア「うぅ……と、とても恥ずかしいですけど頑張りますわ……」

勇者日向「……ああ、頑張れよ」

前にあった威勢と余裕は何処へやら。本当に極普通の少女になったタエコティアのご奉仕を、俺は最後まで受け続けた──。




~~~次の日~~~



陰陽師葉隠「いやぁ今日も良い朝だべなぁ! 風呂にゆっくりと入って美味いもんを食ってグッスリ眠る!! このルーティーンが待ってると思えばこそ、冒険も頑張れるってもんだべ!!」

武闘家茶柱「それで? 今日はどうするんです? あの屋敷までワープリングで戻って『古代の森』を目指すというのも──」

魔法使い入間「「プラチナ」や「八岐」の依頼を受けに行くって手もあるな。おっと、その前に『冒険の準備』もしなくちゃな。それが終わったらどうすっかはいつも通りテメェが決めなDT勇者」

勇者日向「……じゃあ↓1で」


俺はずっと思ってたんだ……いい加減装備を整えても良いなって……。初期装備のままじゃあ限界が来るだろうなって……。


勇者日向「取りあえず、冒険の準備をしよう。まずは武器屋・防具屋からだな」

魔法使い入間「あいよ。えっと──今俺様達が持ってるのは…………」




勇者日向・(魔王・魔族特攻+30霊薬+10)

持ち物

ワイバーンの毒爪と謎の鉱石(価値それぞれ31)
マイクロビキニとTバックのビキニアーマー(価値70)
カジノのチップ(840枚)
HP回復薬・MP回復薬・万能薬・媚薬
モンスター避けのお香(使い捨て)(価値40)
オークの霜降り肉と錆びたガンブレード(両方価値27)
妖精のビン(価値50)
ゴーレムのコア(価値28)
イカサマダイス(ダメージを倍にする)(価値70)


武闘家茶柱(素早さが高い+『コンボ』で連続攻撃可能。霊薬+10)

持ち物

媚薬



陰陽師葉隠(妖怪・霊特攻+30霊薬+10)

持ち物

コボルトの魂(使い捨て)
ワイバーンの魂(∞)
ハーピィの魂(使い捨て)
オークの魂(使い捨て)
媚薬


魔法使い入間(霊薬+10)

装備・セクシーランジェリー(価値96)

持ち物
媚薬


対魔忍尾美田

持ち物
太めのオークの魂(使い捨て)


持ち金 134ゴルド


特殊事項

モグリン

・機械都市・アルカトラズの『バイキン博士』が発明したスーパーメカ。地面を自由自在に掘り進める事が出来る。(頼めば一回位なら貸してくれるかも)


魔法使い入間「──ってとこだな。んじゃ早速武器屋、防具屋に行くか! 100ゴルドもありゃ大抵の装備は買えんだろ」



~~~武器屋・防具屋~~~



武器屋の主人「へいらっしゃい! 何をお求めで?」

勇者日向「んー……取りあえず『武器』はどんな物があるか見せてくれないか?」

武器屋の主人「それなら↓4でさぁ!」

↓4まで、好きな武器を書いてください(コンマで強さと値段を決めます)(なお、書いておきますが日向はこの後「星の聖剣」を手に入れる予定です)


武器屋の主人「鉱物系やスライム系の魔物にダメージ与えられる特注の『鉄甲』が94ゴルド・爆裂グローブが61ゴルド・名工十六夜が作った刀が47ゴルド・仕込み刀が入ったエルダートレント素材の杖が42ゴルドで売らせて貰ってまさぁ!」

魔法使い入間・陰陽師葉隠「「…………」」ジーッ……


入間&葉隠の目利き↓1↓2 コンマ80以下で成功。


魔法使い入間「おい店主。この『仕込刀入のエルダートレント素材の杖』っての欠陥品だろ」

武闘家茶柱「……へ?」

勇者日向「……どういう事だ?」

武器屋の主人「な、何を根拠に……!」

魔法使い入間「『エルダートレント』ってのはな、植物族の魔物の中でも最上級に位置する怪物だ。確かにそのきっ端を集めに集めて作ったってんならこの値段でも納得なんだが……。その割にゃあエルダートレント特有の『古代の魔力』って奴がこの杖からは感じられねぇ。そもそも本当にエルダートレントを素材に作った杖なら「仕込み刀」なんて余計なもんを入れるわきゃねぇだろうが! 絶対純度を高めた方が良いに決まってんだよ!!」

陰陽師葉隠「それと、この名工十六夜が作った刀ってのも偽物だべ。『十六夜』シリーズ独特の「波」が変だ。俺っちは刃物にゃそこまで詳しくねぇんだが、流石にそれぐらいは知ってるべ。精々「鉄甲」と「爆裂グローブ」ぐらいじゃねぇか? 値段相応なの」

勇者日向「……そうなのか? もしそれが本当ならこの街の憲兵団に──」

武器屋の主人「ま、ままま待ってくれ! 鉄甲と爆裂グローブを↓1引きするから! もうこんな事はしねぇから黙っておいてくれ!!」


武器屋の主人「21ゴルド引きするから黙って──」

勇者日向「おい葉隠」

陰陽師葉隠「あいよー。おーい! そこの憲兵さーん!!」

武器屋の主人わ、分かった!!↓1ゴルド追加で引くから!!」


武器屋の主人「特注の鉄甲を19ゴルドで売る! 爆裂グローブに関してはただでやるから!! これからは心を入れ替えるから!!」

魔法使い入間「たっく、最初からそうしてりゃあ良いんだよ。……ほらよ」


勇者日向は『特注鉄甲』と『爆裂グローブ』を手に入れた!! 勇者日向の持ち金は115ゴルドになった!!


武闘家茶柱「……で? まさかと思いますがそちらも粗悪な品を売ってらっしゃらないですよね?」ギロッ!

防具屋の店主「ひ、ひぃいいいいい! も、ももも勿論でさぁ!! ↓4まで全て適正価格で売らせて頂いてますよ!!」

↓4まで、好きな防具を書いてください(コンマで強さと値段を決めます)

気合のハチマキの効果書くの忘れてた。効果は誘惑完全無効と気系の技に補正が入る


防具屋の主人「漆黒のローブを19ゴルド・裸エプロンを26ゴルド・透明マントを24ゴルド・気合のハチマキを80ゴルドで売らせて頂いてます!!」

勇者日向「入間。買う価値があるとしたら?」

魔法使い入間「裸エプロンか気合のハチマキだけだな。気合のハチマキは一割の確率でどんな攻撃にも耐えられる。裸エプロンは他に何の防御品も付けれねぇ+防御力が下がる代わりに、魔法や肉弾戦の威力が一度だけ倍になる……気合のハチマキはまだ兎も角、裸エプロンはネタ装備だと思うがな」

勇者日向「ふぅん……じゃあ↓1(好きなだけ書いてください)を購入で」


勇者日向「じゃあ裸エプロンで……」

武闘家茶柱「ひ・な・た・さ・ん・?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者日向「ま、待ってまって待ってくれ! 気合のハチマキに>>666の追加効果があるって分かったから考え直すから!! ↓1(好きなだけ書いてください)で!!」

脅されるなら気合のハチマキ一択しかねーじゃん

>>670 いえ、別に全然裸エプロンを買っても良いですよ?(ただ日向が茶柱にぶん投げられるってだけで)

作者様に質問ですが名工や伝説の武器や防具の本物はコンマどれ位で決めてますか?


勇者日向「と、取りあえず気合のハチマキを買って、あとは裸エプロンを……↓1」

①買う。
②買わない。
③お前に着て欲しいんだと茶柱に頼み込む。
④お前に着て欲しいんだと入間に頼み込む。

>>674 最低でも90は越えないと「伝説」とは認めてませんね。


勇者日向「お前に着て欲しいんだ入m「ふんっ!」うわぁあああああああああっ!!(ぶん投げられた)」

魔法使い入間「えぇ……。んー、どうすっかなぁ……?」

↓1コンマ50以上で買う。それ以外で買わない。

重ね重ねすみません伝説が90以上なら名工クラスは何の位?モンスターが落とす安価の時の目安に聞いておきたくて。


魔法使い入間「いやー無いわー……。流石の俺様でも大事なところが全部丸見えになる可能性がある装備は無いわー……」

陰陽師葉隠「んじゃ、気合のハチマキだけ購入って事でお願いするべ」

防具屋の主人「ま、まいどあり……」


勇者日向は『気合のハチマキ』を手に入れた!! 勇者日向の持ち金は35ゴルドになった!!


武闘家茶柱「さて、そこで気絶している男死は方っておいて次は↓1です」


①質屋に行く
②薬屋に行く
③ギルドに行ってプラチナの依頼を受ける。
④迷いの森付近の街に寄って八岐の依頼を受ける。

>>680 80以上で「名工」ですね。


武闘家茶柱「ギルドによってプラチナさんの依頼を受けましょう!!」

魔法使い入間「あ? なんだよテメェもやっぱ『そういう装備』に興味あったのか。勇者の前だからカマトトぶってただけか?」

武闘家茶柱「……はい? 確かプラチナさんのご依頼って…………あ、ああああああああああああああっ!!」

陰陽師葉隠「んじゃ、茶柱っちがムッツリって事が判明したんで依頼を受けに行くべー」

武闘家茶柱「ままままま待ってください! 違いますからね!! 転子は決してそういうつもりじゃ──」



~~~絶対希望都市・ギルド~~~



プラチナ「うわぁ! 本当に来てくれたんですね勇者様……ってどうしたんです? なんか地味にもの凄く気まずい雰囲気が流れちゃってますけど」

武闘家茶柱「……何も聞かないで下さい……」

勇者日向「ホントに悪かったって……ちょっとした悪ふざけのつもりだったんだよ……」

魔法使い入間「あー、こいつらが夫婦漫才してたってだけだから気にしなくて──「「夫婦じゃない(ありません)」」!!」

陰陽師葉隠「ま、まぁまぁまぁ……。で? プラチナっちはどんなモンスターの素材が欲しいんだべ?」

プラチナ「↓1です!!」

モンスターとその素材を書いてください。同時にコンマ判定でモンスターの強さも決めます(最低保障70)


プラチナ「『星の泉』に棲んでいるっていう人魚のブラジャーです!!」

魔法使い入間「うっわまた史上最高レベルに面倒臭ぇ素材が……!」

勇者日向「? 人魚ってそんなにヤバイ魔物なのか?」

魔法使い入間「いや、問題なのは『星の泉に住んでる』って事だ。人魚は人間とも敵対的なモンスターじゃねぇし、人間と結婚した例もある。あるんだが……」

陰陽師葉隠「星の泉に住んでる人魚=星の泉の精霊の保護下にあるっつー事だからな……どんな無茶な要求をされるか分かったもんじゃねぇべ……」

武闘家茶柱「……いつものように討伐して素材を剥ぎ取る──と言う訳にはいかないって訳ですか」

プラチナ「そうなんですよねー……。ただでさえ迷いの森と古の森を抜ける必要があるのに……そんな事ができる冒険者なんて限られてるからホント困ってたんです。……あ、勿論出来上がった装備一式は勇者様達にお渡ししますのでどうぞ、有効活用してくださいね!!」


勇者日向はプラチナの依頼を受けた!!


勇者日向「さて、それじゃあ次はっと↓1」


①早速武器と防具を整えて迷いの森の探索の続きに戻る。
②質屋に行って要らない物を売る。
③カジノに行ってみる。
④その他安価。

ゾロ目ですねぇ!!


……カジノに行ってみるか。いい加減この山のようなチップを何とかしたいしな。(重いし)



~~~絶対希望都市・カジノ~~~



カジノの支配人「おお! これはこれは勇者様……!! 以前はあなた方がそうとは知らず、内の従業員が大変失礼な真似をしました……」

勇者日向「ああいえ、そんな……」

カジノの支配人「お詫びと言っては何ですが、現在カジノで↓1(補正+60(最高値が90を越える事はありません))を丁度800枚で交換しております。是非いかがでしょう!!」

魔法使い入間「そ、そりゃあ伝説の装備orアイテムじゃねぇか!!」


魔法使い入間「そ、そりゃあ『伝説の裸エプロン』じゃねぇか! あまりのエロさと強さに選ばれた物しか装備出来ないっていうあの……!!」

陰陽師葉隠「攻撃力がずっと2倍になって、かつ自分の防御力も下がらないっつードチートレベルのアイテムだべな。どする? 真面目に交換するだけの価値はあると思うべ」

茶柱「む、むむむむむ……た、確かにそれは凄まじい効果ですが……!!」

勇者日向「……ここは↓1だな」


……この先どんな強敵が現われるか分からないし、交換しておくか。


勇者日向「えっと、じゃあお願いします……」

カジノの支配人「ご交換実にありがとうございます!!」



勇者日向は『伝説の裸エプロン』を手に入れた!! 日向のチップは残り40枚になった。



武闘家茶柱「……さて、もう良いでしょう。いい加減出発しますよ!!」

勇者日向「あ、ああ。でもまずは装備を整えないと……」



勇者日向・(魔王・魔族特攻+30霊薬+10)

持ち物

ワイバーンの毒爪と謎の鉱石(価値それぞれ31)
マイクロビキニとTバックのビキニアーマー(価値70)
カジノのチップ(840枚)
HP回復薬・MP回復薬・万能薬・媚薬
モンスター避けのお香(使い捨て)(価値40)
オークの霜降り肉と錆びたガンブレード(両方価値27)
妖精のビン(価値50)
ゴーレムのコア(価値28)
イカサマダイス(ダメージを倍にする)(価値70)
特注の鉄甲(価値94「堅い敵やスライム系の敵を攻撃する際に+補正が入る」)
爆裂グローブ(価値60)
伝説の裸エプロン(価値90「常時攻撃力と魔法攻撃力が2倍になる」)
気合のハチマキ(価値80「誘惑完全無効+気系の技に+補正+1割の確率でどんな攻撃にも耐える)


武闘家茶柱(素早さが高い+『コンボ』で連続攻撃可能。霊薬+10)

持ち物

媚薬



陰陽師葉隠(妖怪・霊特攻+30霊薬+10)

持ち物

コボルトの魂(使い捨て)
ワイバーンの魂(∞)
ハーピィの魂(使い捨て)
オークの魂(使い捨て)
媚薬


魔法使い入間(霊薬+10)

装備・セクシーランジェリー(価値96)

持ち物
媚薬


対魔忍尾美田

持ち物
太めのオークの魂(使い捨て)


持ち金 35ゴルド


特殊事項

モグリン

・機械都市・アルカトラズの『バイキン博士』が発明したスーパーメカ。地面を自由自在に掘り進める事が出来る。(頼めば一回位なら貸してくれるかも)



勇者日向「みんな、どういう装備編成が良いか一緒に考えてくれ↓2」

そんな事あるんだな
連取り禁止になる時あるけど1の裁量的には単発の連取りはどうなんですか?

>>695 なんか普通にカジノのチップが減ってませんが「40枚」に脳内変換しておいてください。


勇者日向「取りあえず伝説級の鉄甲と気合のハチマキを茶柱に渡して……」

武闘家茶柱「はい。……まぁこれは転子が装備してなんぼみたいな物ですしね」

勇者日向「そんで、伝説の裸エプロンなんだが──」


────


勇者日向「…………」ボロッボロ

陰陽師葉隠「日向っち、おめぇなんつーか命知らずというか恐いもの知らずというか……『懲りる』って事を知らねぇんだべな……」

勇者日向「しょ、しょうがねぇだろ! あんなもん誰に装備させても問題があるだろ!! だったら装備させて一番似合ってるって思った女の子に着て貰うのがまだマシだろ!! ……マシ、だよな?」

陰陽師葉隠(この世界が本当に「ゲームの中」だとして日向っちは元の世界に帰った時に常識的な行動を取れるんだべか……なんだか心配になってきたべ……)

魔法使い入間「おう、勇者。準備が出来たぜ」↓1

武闘家茶柱「う、ううう……な、なんで転子がこんな物を……!!」↓2

対魔忍尾美田「尾美田もいつでもOKっすよー!!」↓3

勇者日向「そ、それじゃあ登場して貰おうか……どうぞ!!」


──バッ!!(コンマ判定。一番高かった人が『伝説の裸エプロン』を装備)

>>698 「今の所は」その人の「良心」にお任せしたいと思います(確かめる術が無いので)


魔法使い入間「うっふーん♪ どうだよ、俺様の裸エプロンは!! マジで股間に来るだろー?」

陰陽師葉隠「どう思う? 日向っち」

勇者日向「初々しい恥じらいが足りない。40点」

魔法使い入間「」


武闘家茶柱「て、ててててて転子は着たくてこんな物を着てる訳じゃないんですからね!!(エプロンの裾ギューッ)」

陰陽師葉隠「日向っち、採点は?」

勇者日向「恥じらいはあるんだが、幾ら何でも恥ずかしがりすぎてる。69点」

武闘家茶柱「」


対魔忍尾美田「じゃ、じゃあその……武威器はどうっすか? ……あ、アハハ。なんだか普通に恥ずかしいっすね。普段はもっと恥ずかしい恰好のスーツを着てるっていうのに……(ご主人様の前だから……っすかね?)」

陰陽師葉隠「日向っち」

勇者日向「(現実世界で見てしまった澪田の裸体を思いだしてしまった……)恥じらいも仕草もほぼ完璧だな84点」

対魔忍尾美田「そ、そうっすか……(ふ、普通に「嬉しい!」って思ってしまったっす……)」



陰陽師葉隠「じゃあこの装備は尾美田っちに装備して貰うって事で……」

勇者日向「火力面もカバーできるし、防御は回避に任せりゃ良いからな。それじゃあ今度こそ……(ガシッ)……ん?」

入間&茶柱「「…………」」

勇者日向「あ、あのー……。なんで二人は俺の肩を掴んで放さな──!!」


このあと滅茶苦茶ボコボコにされた。



勇者日向「…………」ボロッボロ

魔法使い入間「さてと、あのエロ勇者は放っといて今度こそ「迷いの森」を攻略すんぞ」

武闘家茶柱「この新しい装備がどれだけ役に立つかは分かりませんが……。兎に角速く『古の森』まで辿り着きたいですね」

陰陽師葉隠「まぁ何とかなんべ。それじゃあ早速──」

対魔忍尾美田「『ワープリング起動』! 目標、森の洋館の前に~~~出発おしんこーっす!!」


~~~~~


一回目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 迷い人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「なにも無いのが一番なんだよホント……。だからそろそろ許してくれよ……」

入間&茶柱「」プイッ

陰陽師葉隠「まぁまぁ。二人とも本気で怒ってる訳でもねぇんだし、もう少ししたら許してくれんべ」

対魔忍尾美田「そ、そうっすよ! それに二人がいなくても創ちゃんには……(モゴモゴ)」


二回目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 迷い人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。

まさか裸エプロンで旅してるのか?

>>708 流石にそれはアカンと思うので、上にローブか何かを羽織ってるって事で。


対魔忍尾美田「ほ、ほら! モンスターの襲撃っす!! 仲違いしてるばあいじゃねぇっすよ!!」

陰陽師葉隠「↓1が来るべ!!」(最低保障50)

盗賊×2(脅威度69)


盗賊×2「へっへっへ……。どこぞの誰かは知らねぇが、金目の物と女と服……兎に角持ってるもんは全部追いてきな!!」

武闘家茶柱「……こんな迷いの森の奥にまで「盗賊」とかいう連中は入り込んでるんですね……」

対魔忍尾美田「どうするっすか、創ちゃん!」

勇者日向「↓1だ!!」

①戦う
②逃げる

666のトリプルゾロ目。……つまり?


魔法使い入間「……テメェらにゃ恨みはねぇが、今俺様はスカッとしてぇ気分なんだよな……」ゴォオオオオオオッ!

武闘家茶柱「……奇遇ですね、転子もそうです」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!

盗賊×2「「…………((あ、こいつらヤベぇ奴らだ)という顔)」

勇者日向「じゃ、じゃあ俺も……「日向さん(テメェ)は下がっててください(ろ)!!」は、はい!!」

陰陽師葉隠「ほんじゃ、後は俺と……」

対魔忍尾美田「ふっふっふっ……。武威器のセクシーショットに魅了されながら逝くと良いっす!!」


↓1 尾美田(威力×2)
↓2 茶柱(怒りにより補正+30)
↓3 葉隠
↓4 入間(怒りにより補正+30)

えー、もう分かってると思いますが、順番を前後させたり自然な流れに変えたりします。


対魔忍尾美田「そ~れ! これがホントの『ヒップアタック』って奴っす!!」(威力84)

盗賊A「──んなっ! ぐほぉおっ! な、なんだテメェそこの下着姿の変態魔法使いよりずっとやべぇ痴女じゃねぇか!!」

魔法使い入間「(ブチッ)死ね『ドレイン』」(威力113)

盗賊A「ぐ、ぐぁあああああああああっ!」ギュルルルルルルルルルルルル!

陰陽師葉隠「ここまですりゃもう良いべ。対人用の牢屋札をポイッとな」

盗賊B「と、盗賊Aー!!」

武闘家茶柱「余所見してる場合ですか? ふんっ!」(威力39)

盗賊B「ぐふっ! (な、なんだこいつら……! やべぇ、ヤベぇぞ!!?)

盗賊B「こ、ここは逃げるに限る! うぉおおおおおおっ!」

↓1コンマ20以下で逃走成功


対魔忍尾美田「逃がすと思ってるっすか?」シュン!

盗賊B「」

ここから盗賊Bが勝てると思えない(連続でこちらのターンになるので)ので戦闘強制終了。今回の報酬↓1↓2(それぞれ一個ずつ。最大保証70)



それでは今回はここまで。それではまた明日。3時から6時頃にお会いしましょう。

料理指南書(日向専用)モンスター食材や食材を使用して作れるようになる

名刀菊一文字

こんにちは。それでは本日も始めて行きます。

まず>>725>>726が両方ゾロ目なので価値を上限突破させて10ずつ上げます。

料理指南書(日向専用)モンスター食材や食材を使用して作れるようになる(価値76)
名刀菊一文字(人間形態の敵に+10の補正が付く)(価値87)


魔法使い入間「おっ、迷いの森に入るだけあって良いもんもってんじゃねぇか(ニヤァ)」

武闘家茶柱「このアイテムは転子達が有効活用して差し上げましょう!!」

陰陽師葉隠(俺っちが言える事じゃねぇけどこっちの方がよっぽど盗賊っぽいべ……)


3回目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 迷い人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


武闘家茶柱「またしても「何も無し」ですか……。まぁ『迷いの森』と呼ばれている場所でしょっちゅう迷い人と遭遇しても困りますが……」



~~~古の森・入り口~~~



迷いの森を彷徨う事系6時間。俺達は、これまでの鬱蒼とした雰囲気とはまるで違う、神秘的で陽の光がよく当たる開けた広場のような場所に出た。


勇者日向「……もしかして、ここが『古の森』か?」

魔法使い入間「ああ、多分な」

陰陽師葉隠「……で? 肝心の『妖精王』とその妃とやらはどこにいるんだべ?」

???「う、うーん……どうしよう、どうしよう。困ったなぁ……」

対魔忍尾美田「……もしかしてあそこの木の下にパンツ一丁でいる羽の生えた筋肉モリモリマッチョマンくんのことじゃ無いっすか?」

武闘家茶柱「……ご、ゴン太さん!? あなたが『妖精王』なんですか!!?」

オベロン「え? ……確かにみんなからはそういうあだ名で呼ばれる事もあるけど……あの、君達は?」

勇者日向「ああ、実は──事情説明中──って事なんだ」

オベロン「あ、ああ! 君が今代の『勇者』なんだね! 初めまして! ボクは『オベロン』妖精王オベロンさ。森の皆からは「ゴン太様」って呼ばれてるよ!!」

陰陽師葉隠「んじゃ、さっそく『聖なる泉』まで案内して欲しいんだども……」

オベロン「んー……そうしてあげたいのは山々なんだけど、実はちょっと困った事になってて……」

魔法使い入間「ああん、困った事?」

オベロン「うん。僕達妖精にとって「父さん」とも呼べる存在……「デクの木様」の様子がおかしいんだ。どうやら父さんの「中」に何か『良くない者』が入り込んじゃったみたいで……。『聖なる泉』に行くにはどうしても父さんの『導きの枝』が必要なんだよね……。ボクが父さんの中に入り込んで『良くない者』をやっつけられたら良いんだけど『もし万が一ボクに何かあったら森の皆が困るから止めろ』って父さんもボクのお嫁さんも言ってて……」

武闘家茶柱「なんだ、そういう事なら簡単じゃないですか!」

オベロン「え?」

勇者日向「ああ、俺達が『デクの木様』の中に入って、原因を調べてくるよ」

オベロン「ほ、本当!? ありがとう! 助かるよ!! 『勇者は心優しくて勇敢な人物だ』って伝承で聞いてたけど、やっぱりそうなんだね!!」

魔法使い入間「+エロスケベ野郎が付くけどな、今代の勇者様は」

勇者日向「……土下座でもなんでもするからいい加減許してください……」



~~~デクの木様・入り口~~~



オベロン「父さん! 勇者様を連れて来たよ!! 父さんの中に入って、良くない者を取り除いてくれるんだって!!」

デクの木「オ、ォオオオオオオオオオオオオ……」

陰陽師葉隠「な、なんて言ってるんだべ?」

オベロン「『おお。ありがとうございます、勇者様。お手を煩わせて申し訳ありません』って言ってるね!!」

対魔忍尾美田「そうなんすか!? オオオオ言ってる様にしか聞こえなかったっすよ!?」

魔法使い入間「妖精にだけ分かる言葉なんだろ。んじゃ、さっそく行くとするかぁ!」

オベロン「父さんの『最奥』までは「3ターン」は掛かるだろうから気をつけて!!」


1回目の判定

↓1

01~30 何も無し
31~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
61~70 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「ッツ──デクの木の中にモンスターが!?」

陰陽師葉隠「↓1が来るべ!!」(最大保証60)


オオカマキリ「ギャシャァアアアアアアッ」(脅威度36)

対魔忍尾美田「うわぁああああああっ! デッカ! そしてキモいっす!! 武威器、昆虫系のモンスターには慣れてるつもりっすけどここまでデカイと話しが別っすね!!」

武闘家茶柱「ですが、所詮はただ大きいだけのカマキリです。どうしますか、日向さん!」

勇者日向「↓1だ!」

①戦う
②逃げる

逃げる

>>735 ゾロ目なので判定無しで逃走成功で。


勇者日向「雑魚モンスターに構ってる場合じゃない、先を急ごう!!」

対魔忍尾美田「了解っす! んじゃ、いつも通り武威器に付いてきてくださいね!!」

魔法使い入間「対魔忍って奴が仲間にいると敵から逃げる時はマジで楽なのが良いよなぁ……」



2回目の判定

↓1

01~30 何も無し
31~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
61~70 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


武闘家茶柱「どうやらここには何も無いようですね……」

陰陽師葉隠「もうそろそろ「最奥」に着くべ。それなりの覚悟はしといた方が良いな」


3回目の判定

↓1

01~30 何も無し
31~60 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
61~70 宝箱だ! 何か良い物が入っているかもしれない!
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


魔法使い入間「おっ、隠された宝箱みっけ! さぁて、この俺様に相応しいアイテムは入っているかなっと!!」

↓1(最大保証80)


魔法使い入間「うっげ! エロスライム入りのビンじゃねぇか!!」

武闘家茶柱「……聞くのも嫌ですが「エロスライム」とは?」

魔法使い入間「その名の通り、ぶっかけられた人間の服だけを溶かすスライムだ!! こんなもん1ゴルドの価値もねぇよ! 精々特殊なプレイに使われるぐれぇだ!!」

勇者日向「そ、そんな物まであるのかこの世界……」



~~~デクの木・最奥~~~



ボリ、ボリ、ボリ……と、樹木を……。デクの木を貪り食う音が聞こえてくる。とても不快で、嫌な音だと俺は思った。


???「」ボリ、ボリ、ボリ……

武闘家茶柱「……転子でも分かります。あれがデクの木様の中に進入した「良くない物」だと──!」

対魔忍尾美田「どう見ても普通の魔物とは違うっすねー……闇の瘴気がダダ漏れっす。美兎ちゃん、あれは?」

魔法使い入間「十中八九魔王軍のモンスターだ! 気をつけろ、そんじょそこらの魔物とは訳が違うぞ!!」

???「グォオオオオオオオオオオッ!!」

勇者日向「来るぞ!!」

↓1 PTメンバーを選んでください。



『甲殻寄生獣ゴーマ』が襲い掛かってきた!! 勇者日向達のターン!!


↓1 澪田(ダメージ2倍)
↓2 茶柱(鋼鉄系の敵なのでダメージ+30+10)
↓3 日向(魔族の敵なのでダメージ30+10)
↓4 葉隠(+10)

あ、言い忘れてましたがゴーマには装甲+10が付いています。


対魔忍尾美田「ふっふっふ……。まずはさっき盗賊ちゃん達から奪ったこの菊一文字で……とりゃああああああああっ(ガキィイイイイイイイン)い、痛いっすぅ……」(18-10=8)

魔法使い入間「ばっか何やってんだ! よりにもよって一番堅ぇ所を刀で攻撃する奴があるか!! 日向「フルブレイク」を使え!!」

勇者日向「おう! 『フルブレイク』!!」(103-10=93&この次の行動から-補正無し)

ゴーマ「ギャァアアアアアアアアアアアアッ!!?」

武闘家茶柱「今です! ふんっ!!」(132&戦闘終了後に追加報酬獲得)

陰陽師葉隠「ついでにくらっとべ『起爆札・爆』!!」(61)


勇者日向達はゴーマに294のダメージを与えた! ゴーマのターン!!


狙い↓1

01~25 尾美田
26~50 茶柱
51~75 日向
75~00 葉隠

あ、やっべぇ;(ダブルゾロ目&スーパークリティカル)



ゴーマ「グオァアアアアアアアアアアアアアッ!!」


ゴーマは怒り狂って大暴れし始めた!!


魔法使い入間(素早さが上がってる……? 『フルブレイク』で重い装甲が無くなっちまったからか!!)

陰陽師葉隠「あ、これマズ──!」

勇者日向「葉隠!!」

武闘家茶柱「葉隠さん!!」

対魔忍尾美田「康広ちゃん!!」

↓1 防御不可能+補正+20

ワイバーンの魂を盾にするべ

>>756 普通のゾロ目orあなたのコンマがゾロ目だったら考えましたが、数値的に不可能です。


陰陽師葉隠「ごっ……! はっ……!!?」(96ダメージ。もう立っているのもやっとという感じ)

ゴーマ「ギシャアアアアアアアアッ!!」

勇者日向「葉隠ぇええええええええええええええええっ!!」

対魔忍尾美田「こんのぉおおおおおおおおおおっ!!」


勇者日向達のターン!!


↓1 澪田(ダメージ2倍)
↓2 茶柱(鋼鉄系の敵なのでダメージ+30+10)
↓3 日向(魔族の敵なのでダメージ30+10)
↓4 葉隠(+10)

大ガマ召喚

>>759 大ガマ召喚は「尾美田自身の攻撃or魔法」ではないため、ダメージが倍にはなりませんがそれでよろしいですか?


葉隠がやられた(別に死んではいない)事で、俺達の中の何かがキレたのか、全員の目の色が変わり、殺意もMAXになる。


武闘家茶柱「……食らいなさい! 『旋・風・拳」!!」(98+40=138 戦闘終了後、ゴルドゲット)

対魔忍尾美田「武威器、もうブチ切れたっす! 時子ちゃん直伝対魔奥義!! 『分身苦無乱れ投げ』!!(ダブルスーパークリティカルによりダメージ8倍=99×8=792)」

ゴーマ「グギャァアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!??」

勇者日向「チャンスだ! 葉隠、起きてくれ『ケアルガ』!!(72+10=82回復)

陰陽師葉隠「お、おう。かなり楽になったべ……。こんの……よくも俺っちの腸を……絶対に許さねぇべ!『封印』!!」(42)

ゴーマ「ギャァアアアアアアア………」ギュルルルルルルルルルルル!


勇者日向達は『甲殻寄生獣ゴーマ』との戦闘に勝利した! 勇者日向は↓1(最低保障70)を手に入れた!! 武闘家茶柱は↓2(最低保障38)ゴルドを手に入れた!!

アイテムをぶんどるして追加報酬の事が書いてないので追加報酬はアルテミスて言う弓


勇者日向は『モンスターに寄生する美味しいキノコ』を手に入れた!(価値71) どうやらゴーマやワイバーンの式神に寄生させれば食べても無くならないようだ……。

武闘家茶柱は46ゴルドを手に入れた!! 勇者日向達の持ち金は81ゴルドになった!!



~~~~~~



オベロン「やぁ、みんな本当にありがとう! 父さんも森の仲間達もお礼を言ってるよ!!」

虫&小妖精達『ishiohcichbscciehehchehch♪』

勇者日向「あ、ああ。……そりゃあ良かった」

陰陽師葉隠「いやいや全然良くねぇべ! おい! デクの木の中にあんなに強ぇ魔物が住み着いてるなんて聞いてねぇべよ!! 相応の慰謝料を要求させてもらうべ!! こちとら腸をモロに食いちぎられ──!!」

武闘家茶柱「ま、まぁまぁまぁ……結果的に五体満足で無事だったんですし、良いじゃないですか!!」

対魔忍尾美田「そうそう。それにこれから『聖なる泉』まで案内して貰うんだし、それでチャラって事で!!」

オベロン「うん……本当にゴメンね。せめて今日はゴン太達にできる精一杯の宴を開くから、みんな楽しんでいってよ!!」

魔法使い入間「『古の森』の果物はどれもこれも最高に美味いっつー話しだからな。期待させて貰うとするかギャハハハハハハハハッ!!」


──こうして、俺達はオベロンと虫と小妖精達。そして彼の妻『ティターニア』であるという女性のお持てなしを受けた。

出された食べ物は野菜や果物ばかりだったがどれもこれも最高に美味しくて、俺達みんな(葉隠だけは今だに不満そうだったが)は大満足したのだった。


そして、その日の夜──


勇者日向(……眠れないな)

あれだけ激しい戦闘があったからだろうか。それともいよいよ『星の聖剣』とやらを入手して、本格的に勇者を名乗らなければ行けなくなるからだろうか。

……夜風を浴びれば少しはこんな気分も晴れるだろうかと、俺は一人で馬鹿デカイ葉っぱで作られたテントから外に出て……。


勇者日向「……? そこにいるのは↓2か?」


①茶柱
②葉隠
③入間
④尾美田
⑤オベロン
⑥いや誰だよお前!?

>>770 すみません、その事すっかり忘れていたので先に『アルテミス』という弓の価値のコンマ判定から……。↓1(ゾロ目なので補正+30)

勇者日向は『月弓アルテミス』(価値61)を手に入れていた!!


勇者日向「そこにいるのは……尾美田か?」

対魔忍尾美田「あ、創ちゃ……ご主人様ではないですか」

尾美田はサササッとこちらに寄ってくると、俺の元に傅く。


勇者日向「お、おい。止めてくれよ……。俺の事はいつも通り「創ちゃん」で良い。お前からは、そう呼ばれ慣れてるしな」

対魔忍尾美田「? そうですか? 尾美田達、まだ出会ってから間も無いと思うのですが……」

勇者日向「こっちが素のお前……と見せかけて、本当は普段見せてる方が本当のお前なんだろ? だったら主人の前だからって畏まらないでくれ。お前にそんな態度を取られると……。距離を置かれてるみたいで嫌なんだよ」

……思い出す。元の世界にいた澪田の奴の事を。いつも滅茶苦茶で、俺や皆の事を散々振り回して、テンションが常に高くて、でも根はとっても優しくて仲間思いな……。そして、俺を好きだと言ってくれた女の子の事を。

よく似ているだけだと分かっていても……。やはり彼女に距離を置かれているみたいで、俺は辛いのだ。


対魔忍尾美田「……分かったっす! それじゃあ二人っきりの時もいつも通り「創ちゃん」って呼ばせて貰うっすね!!」

勇者日向「ああ。それと……」

対魔忍尾美田「それと、なんすか?」

勇者日向「……お、俺と二人っきりの時もローブは羽織っててくれ。そのお前の装備してる裸エプロンがだな……」

対魔忍尾美田「……(クルリと一回転)」

勇者日向「ぶっ! ……お、お前なぁ!!」

対魔忍尾美田「えへへ……。対魔忍は『お色気の術』も使えてなんぼっすからねー♪ 創ちゃんが似合ってるって言ってくれたこの『伝説の裸エプロン』大切に使わせて貰うっす!」

勇者日向「……ああ、そうしてくれ」


そうして、俺と尾美田の談笑が夜の古の森に響いていたのだった──



~~~翌朝~~~



オベロン「みんなおはよう! じゃあ早速だけど『聖なる泉』まで案内させて貰うね!!」

勇者日向「ああ、よろしく頼む」

魔法使い入間「大体どのぐらい掛かるんだ?」

オベロン「そう遠くないよ。「3ターン」って所じゃないかな?」

武闘家茶柱「いよいよ『星の聖剣』の入手ですか……なんだか緊張してきましたね……」

陰陽師葉隠「ぷらす、白銀っちの依頼もな。……ぶっちゃけ聖剣入手よりこっちの方が面倒臭そうだべ……」

対魔忍尾美田「それじゃあ元気を出して、いってみよーっす!!」


1回目の判定

↓1

01~30 何も無し
21~40 古の妖精と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


???「…………」

そこに佇んでいたモンスターは、今まで戦ってきたモンスターのどれよりも強く、どんな魔物よりも気高く、そして強く見えた。


魔法使い入間「うっげ、ありゃギガントモンスターじゃねぇか!!」

武闘家茶柱「『ギガントモンスター』というのは?」

魔法使い入間「ギルドが懸賞金を掛けてる、やべぇ強さのモンスターの事だ! 噂じゃあ魔王軍幹部と同等か、それ以上に強い奴もいるらしい。……眉唾もんだが『魔王より強い』ってモンスターもいるらしいな」

陰陽師葉隠「そんかわり、討伐したときに貰える金や装備品、アイテムは全部伝説クラスの代物だけどな! どうする? 戦ってみるべか? ああ、逃げるなら簡単だべ。奴らは基本的にこっちから手を出さない限り無害なモンスターだからな」

勇者日向「うーん。じゃあ↓1で」

①戦ってみる。
②逃げる。


魔王軍幹部より強いだって……!? そんなの一々相手にしてられるか! 今は星の聖剣入手が最優先だ!!


勇者日向「……ここはスルーしよう」

魔法使い入間「あいよ。今の俺達じゃあそれが懸命な判断って奴だろうぜ」

オベロン「それじゃあ先に行こうか!」


2回目の判定

↓1

01~30 何も無し
21~40 古の妖精と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~00 日向のラッキースケベ発動。

(ギガントモンスターは一つの街道かダンジョンに一匹ずつという裁定なので、こうします)

ラッキースケベイベントの内容↓1



それでは今回はここまで。それではまた今日の8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


……最初に言っておこう。これは決して「ラッキースケベ」なんかじゃないんだと。茶柱の奴に不幸が降りかかっただけで、俺はなにも関係がないんだと。


──それは、俺達が古の森を進んで2時間程経った時だった。誰も気づかなかったが、大きな樹の上で『狙い』を定めていた巨大「それ」は、まるで選んだかのように茶柱の元に襲い掛かったのだ。


武闘家茶柱「──んなっ! ぶくぶくぶくぶく……!!」

勇者日向「茶柱!! 入間、こいつは──!」

魔法使い入間「ゴチャゴチャ言ってる場合じゃねぇ! とっととこのスライムを追っ払わねぇと暴力女が溺死するぞ!! 『ファイガ』!!」

陰陽師葉隠「『炎符・爆裂風』だべ!!」

勇者日向「わ、分かった! 『炎神斬』!!」

俺達の炎属性の攻撃にそのスライムは「これはたまらん」とばかりにイソイソと逃げ出す。あとに残ったのは──


武闘家茶柱「ぷはっ……! はぁ……はぁ……。あ、ありがとうございます。実は転子、まったく泳げなくて……あのままでは溺死してしまう所でした……」

対魔忍尾美田「あのー……。転子ちゃんが無事だったのは本当に良かったんすけど、実は全く無事じゃないというか……」

魔法使い入間「あー……。暴力女、今の自分の恰好を見てみろ」

武闘家茶柱「……はい? ……あ、あああ……!!」


──そう、茶柱に襲い掛かった件のスライムは、例の「エロスライム」とか言う奴だったらしく……


武闘家茶柱「い、い、いやぁああああああああああああああああああっ//////!!」

茶柱が着ていた服は、下着は、跡形も無く溶けてしまっていたのだ。正真正銘、素っ裸のすっぽんぽんである。……そして、数十分後。


勇者日向「……あのー、茶柱?」

武闘家茶柱「…………うう」

魔法使い入間「げ、元気出せって。……それにほら、お前は嫌だろうけど『ビキニアーマー』を着てたほうが防御力は上がるんだぜ?」

茶柱は俺が持っていた『マイクロビキニとTバックのビキニアーマー』を着る羽目になってしまっていた。最初は断固として拒否していた彼女だが『じゃあこのまま素っ裸で冒険続けるっすか?』と尾美田に正論をぶちかまされ、仕方なくビキニアーマーを装備してくれた。してくれたのだが……。


武闘家茶柱「…………」

勇者日向(ダメだ、完全に目が死んでる)

これじゃあ戦闘でも探索でも使い物にならないだろうし、どうするべきか──(クイクイッ)──ん?


対魔忍尾美田(創ちゃん。ここは創ちゃんの出番っす。武威器の見立てでは転子ちゃんは創ちゃんの事を「ちょっと気になる男子」程度には意識してる筈っす!)

勇者日向(は、はぁ!?)

対魔忍尾美田(兎に角褒めちぎって口説いて口説いて口説きまくって、転子ちゃんを復活させるっす、ほら早く!)グイグイ

勇者日向「(わ、分かった! 分かったって!!)あー、あの……茶柱?」

武闘家茶柱「……なんですか?」

勇者日向「↓3」

↓3まで、茶柱を褒めちぎったり、口説くような安価を書いてください。それを>>1が上手い具合に纏めます。


──口説け? あの茶柱転子を口説けだって!? ……本当ならそんな自殺行為に手は出したくないんだが今は色んな意味で緊急事態だ。やってやろうじゃないか!!


勇者日向「……お前、成長したな」

武闘家茶柱「……何の事ですか?」

勇者日向「俺たちの為に恥ずかしい思いをおさえてその格好を受け入れてる。男死を嫌いすぎてテニスで力を発揮できなかった時より格段に成長してる、夢野も今のお前の姿をきっと立派だって言ってくれるぞ、もっと堂々と胸を張っていいくらいだ」

武闘家茶柱「褒めてくれる……? 夢野さんが……?」

魔法使い入間「そうそう。だからもっとそのデケぇ胸を張って(モゴモゴ)」

陰陽師葉隠「良い雰囲気を台無しにしそうな入間っちはちょっと黙ってるべ。流石に俺でも分かるべ」

勇者日向「それに、徳の高い事もしてる。……お地蔵さんの役割は知ってるか? それと同じ事をしてるんだよ。他の女子にいやらしい視線をいかせない徳の高い行いだ」

武闘家茶柱「徳が高い……この恰好がですか?」

勇者日向「ああ、それにそのエロ格好いい装備は『お前だから似合っている』んだと思う。……だからさ、俺の手を取って立ち上がってくれないか?」

武闘家茶柱「………↓1」(高コンマ程納得&この装備を受け入れる(補正+30)

コンマ51 半信半疑だが取りあえず納得した。


武闘家茶柱「……分かりました。日向さんがそこまで言うのなら……し、暫くはこの装備で冒険してみます」

勇者日向「ああ、これからも頼りにしてるぞ。よろしく頼む」

オベロン「えっと……一件落着……って事で良いのかな? じゃあ案内を続けるね!! 『聖なる泉』までもう少しだよ!!」


3回目の判定

↓1

01~30 何も無し。
21~40 古の妖精と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~00 日向のラッキースケベ発動。

今までラッキースケベが一度も発動してなかったからってちょっと連続で引きすぎじゃ無いですかねぇ……モンスター連続出現の時といい、やっぱり「3割」って大きいんでしょうか。
あ、それとこれは入間が日向に掛けた「ラッキースケベの呪い(入間以外解除不可能)」なので、「日向に関する」ラッキースケベでお願いします。

では「何が起こった?」↓1


……ああ、認めるよ。これは俺の不注意だ。不注意なんだけどさぁ……!


オベロン「あ、ほらあそこ! 『聖なる泉』が見えたよ!!」

勇者日向「!! マジか、一体どんな──(グラッ)──ッツ!」コケタ

対魔忍尾美田「──! 創ちゃん、危ないっす!!」


グワシャァアアアアアアアン!


武闘家茶柱「ひ、日向さん尾美田さん! 大丈夫で──」

魔法使い入間「クックックッ……。こういうのだよ、こういうハプニングを待ってたんだよ俺様は!!」

陰陽師葉隠「うわぁ……(日向と入間に対して)」

勇者日向「痛っててて……。すまない尾美田、大丈夫──「(ふにゅん)アンッ//////も、もう創ちゃんったら……昼間に、それも外でこんな事したらダメっすよ……♪」……」

俺は、顔と手で澪田の胸を揉んでいた。エプロン一枚しか隔てる物が無い澪田のあまり大きくは無いけれど柔らかくてとても揉み心地が良いそれを──


武闘家茶柱「ひ・な・た・さ・ん?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

勇者日向「ご、誤解だ! お前だって見てただろ!! 今のは──!」

武闘家茶柱「ええそうですね。「貴方の不注意で」こうなりましたよね?」

勇者日向「……はい「ふんっ!」うわぁああああああああああっ!(泉の方へぶん投げられた)」


理不尽じゃ無いけど理不尽だ……。そんな気持ちになりながら、俺は『聖なる泉』に頭からダイブしたのだった。



~~~聖なる泉~~~



陰陽師葉隠「おー、流石『聖なる泉』と呼ばれてる場所なだけあってすげー綺麗だべな! 迷いの森さえ何とかなれば立派な観光名所になりそうだべ!!」

武闘家茶柱「ええ、そうですね。あそこでゲホゲホ言っているエロ男死さえいなければとても綺麗な場所だと転子も思います」

対魔忍尾美田「あのー……。創ちゃんも絶対ワザとあんなことをした訳じゃ無いと思うんで、許してあげて欲しいっす」

武闘家茶柱「……分かってますよ。そんな事くらい……」

魔法使い入間(大天才である俺様には分かる。……こいつ、ちょっとずつちょっとずつ日向に絆されていってやがるな(ニヤァ……))……お、我らが勇者様が戻ってきたじゃねぇか!」

勇者日向(びしょ濡れ)「…………それで、『泉の精』ってのはどうやったら出て来てくれるんだ?」

オベロン「僕か勇者くんが普通に声を掛ければ出て来てくれると思うよ? おーい! 泉の精霊さーん!!」

???「↓1」


01~30 赤松だった。
31~60 アンジーだった。
61~90 ウサ美だった(どういう事だよ)
91~00 いや誰だよお前!?(ダンガンロンパシリーズ外から「女性キャラ」を一人お願いします)


泉の精霊「あれー? ゴン太だ! 久しぶりだね!! ハローハロー、元気にしてたー?」

オベロン「うん。ゴン太も森の皆も元気だよ。それで、精霊さんにお願いがあるんだけど──」

武闘家茶柱(今度はアンジーさんですか。……「敵」側に回っていなくて良かったと考えるべきですねここは)

泉の精霊「大体分かってるよ-。さっき私の身体(泉)に飛び込んできたのが今代の勇者くんでしょー? 『星の内海』で鍛えられた『星の聖剣』が欲しいんだよね?」

勇者日向「あ、ああ。魔王討伐の為に是非借りたいんだ。お願い出来るか?」

泉の精霊「んっとねー……」

↓1

01~50 それなら「試練」を受けて貰わないとね! 創が聖剣を手に入れるにに相応しい勇者かどうか、確かめさせて貰うよ!(バトル)
51~90 それなら「試練」を受けて貰わないとね! 創が聖剣を手に入れるにに相応しい勇者かどうか、確かめさせて貰うよ!(精神攻撃)
91~00 別に良いよー。はい、どうぞ♪



泉の精霊「それなら「試練」を受けて貰わないとね! 創が聖剣を手に入れるに相応しい勇者かどうか、確かめさせて貰うよ!!」

魔法使い入間「あー、そうなんのか……。じゃあ俺様達も……」

泉の精霊「あ、このバトルは創一人でクリアしてね? じゃないと意味が無いって神様も言ってるよー!!」

陰陽師葉隠「なるほど、これが歴代の勇者が受けてきたっていう『泉の試練』だべか……」

対魔忍尾美田「創ちゃん! 武威器、一生懸命応援するから是非頑張って欲しいっす!!」

武闘家茶柱「……情けない所を見せたら、気合を入れ直しますからね!!」

オベロン「ゴン太も応援してるよ! 頑張れ日向くん!!」

勇者日向「あ、ああ! 分かってる……行くぞ!!」

泉の精霊「アハハハハッ! 久しぶりに楽しくなりそう! じゃあ行っくよー!!」


『泉の精霊』が襲い掛かってきた!! 勇者日向のターン!! ↓1 どうする?


勇者日向「(水には電気がよく通る──ってな!)食らえ!『ライトニング』!!」(76+10÷2=43)

勇者日向「……ってあれ? あんま効いてない……?」

魔法使い入間「ばっかお前相手は『泉の精霊』だぞ!? 当然その身体も純粋な『真水』に決まってんだろうが!! 魔法で戦うなら『土属性』の魔法だ!!」

泉の精霊「……今代の勇者くんは面白いねー。そんな基礎の基礎も知らないでここまで来た勇者くんなんて君が初めてだよ!!」


勇者日向は泉の精霊に43ダメージを与えた!! 泉の精霊のターン! ↓1 何をしてくる?(試練、なので泉の精霊は手加減をしてくれています)

74-20=54 日向が状態異常(重力)に掛かるかどうか。↓1 30以下で掛かる。


泉の精霊「じゃあまずは体力から削ろっか! 『グラビデ』!!」(威力54)

勇者日向「ぐっ……か、身体が重い!!」

陰陽師葉隠(……あれで「手加減してる」っぽいんだからつくづく精霊って奴は恐ろしいべ……この世界の概念の具現化その物だべ……)

勇者日向は54のダメージを受けた! 勇者日向のターン!! ↓1 どうする?


勇者日向「だったらこれだ! 『ストンジャブレード』!!」(45+30(弱点)+10=85)

泉の精霊「そうそう! そうやって私の体力を削っていってねー」

勇者日向は泉の精霊に累計128のダメージを与えた! 泉の精霊のターン! ↓1 どうする?(補正-20)

02-20=-18(次のターンの日向の行動に補正+18)


泉の精霊「……(コネコネコネコネ)♪」

武闘家茶柱「あのー……何をやってるんです?」

泉の精霊「だって今のままじゃまるで負ける気しないからさー……。趣味の粘土兵でも作って時間潰そっかなって。ほら出来た! 神ってる可愛さでしょ?」

粘土兵「」ウゴウゴ

対魔忍尾美田「お、思いっきり馬鹿にされてるっす!!?」

勇者日向「こんの……! 絶対後悔させてやるからな!!」


勇者日向のターン! ↓1 どうする?


勇者日向(まずは媚薬をアイツの身体(泉)に投げ込んで……)ポーイ

泉の精霊「あれー? なんだか頭がくらくらしてきたよー……?」

勇者日向「動きが鈍った所でコイツだ! MP全部持ってけ!! 『クエイガ』!!」ズドドドドドドドド!!(90+30+10+18=148)

オベロン「うん! これはかなり効いたんじゃないかな!!」

泉の精霊「うーん。やるねぇ……じゃあ私も少しだけ神っちゃおっかな♪」


勇者日向は泉の精霊に累計276のダメージを与えた! あと少しだ!! 泉の精霊のターン! ↓1どうする?(ちなみにこのターンから-補正はありません(媚薬によって1ターンだけ-10補正はつけますが))

44(ゾロ目)-10=34(しかし元の目がゾロ目なので……)


泉の精霊「これが私の真骨頂♪ 『非力なレッド!!』」(威力34)

勇者日向「ぐっ! ……な、なんだこれ……ち、力が抜け……」

武闘家茶柱「日向さん!!」

魔法使い入間「ちっ『色彩魔法』か……。しかもトンでもねぇ純度だ……。あんなの俺様でも再現出来るかどうか分かんねぇぞ……!」


勇者日向は累計88のダメージを受けた!! 勇者日向の物理攻撃力がぐーんとさがった!! 勇者日向のターン! ↓1 どうする?


勇者日向「(物理攻撃が通らないなら魔法で攻めるしかない……!)アスピル!!」(52+10=62MP回復)

泉の精霊「あれれー? 良いのー? 次の私の攻撃で決まっちゃうかも知れないよー?」

勇者日向「……耐えてみせるさ。今の俺は勇者なんだ! ──こい!!」

泉の精霊「……ふふふっ! そうそう!! 勇者っていうのはそうでなくっちゃね!!」


泉の精霊のターン! ↓1 どうする?

でも一度だけ慈悲あげちゃうよ。すぐに終わってはつまらないから。リレイズを勇者に

>>827 あのーすみません。流石に2回も舐めプはしないと思う+ここで回復魔法を日向に掛けると間違いなく試練を突破してしまう+実はもう少しで日向が勝てるんですよ。

なので再安価↓1(高コンマがでたら? 大丈夫。対策はちゃんと考えてあります(それもダメだったら……どうしましょうね;;)



泉の精霊「だったらこれはどうかな~?『魔抜けのパープル』!!」威力32

勇者日向「がっ……。ぐうっ……!!」


勇者日向の魔法攻撃力が下がった!! 勇者日向は累計130のダメージを受けた! 勇者日向は今にも倒れそうだ!!


武闘家茶柱「日向さん!」

対魔忍尾美田「創ちゃん!」

魔法使い入間「日向!」

陰陽師葉隠「日向っち!」

オベロン「日向くん!」


勇者日向「ま、けるかぁああああああああああっ!!」


勇者日向は最後の力を振り絞った!! 勇者日向のターン!! ↓1 どうする?


勇者日向「『ドレインブレード』!!」(43-20=23)

泉の精霊「……んー。悪くは無い一手なんだけど、それが敗着っぽいんだよねー……」


泉の精霊は累計299のダメージを受けた! 勇者日向は23のHPを回復した!!

泉の精霊のターン! ↓1 どうする?



泉の精霊「それじゃ、終わらせちゃおっか。これが私の本気──『タイダルウェーブ』!!」(63+相性抜群+30=93)

勇者日向「う、うわぁああああああああああああああああっ!!」


勇者日向は大津波に呑み込まれた!! 勇者日向は93ダメージを受けた!! 勇者日向は目の前が真っ暗になった!!



~~~



勇者日向「う、ううん……」

???「気がついた?」

日向の傍にいたのは? ↓2

①泉の精霊
②茶柱
③尾美田
④入間
⑤オベロン


泉の精霊「ハロハロー。気がついた、創?」

気がつくと、俺は泉の精霊に膝枕をされていた。泉の精霊はとても優しく、まるで慈しむかのように俺の頭を撫でてくれている。横目で周りを見ると、他のメンバーが泉のほとりでキャンプの準備をしてくれているのが見えた。


勇者日向「俺は……そっか、試練に負けて……」

泉の精霊「うん。創は試練に失敗した……。本当に本当に本当に本当に惜しかったんだよ? ──どうして負けちゃったのか、分かる? ヒントはねー。最後の最後で創が選んだ選択」

勇者日向「……↓2か?」



勇者日向「……あそこでドレインブレードを選択して、倒せるチャンスを逃した事だ。苦しくてもストンジャで攻めるべきだった」

泉の精霊「んー、それじゃあ80点かなぁ? 正解はね『自分の命を惜しんだ事』だよ」

勇者日向「『自分の命を惜しんだ』……?」

泉の精霊「「まだ生きていたい」「死にたくない」っていうのは、生物として……人として当然の感情なのだー。でもね? 勇者はそれじゃあダメ。文字通り『勇気』を武器にして死地に飛び込まなくっちゃ。だからあそこで土魔法を使っていれば私に勝てた。試練を突破出来たって事なの」

勇者日向「勇気を武器に……」

泉の精霊「そう! 今回は試練には失敗したけど、今代の勇者も期待出来そうって事がよく分かって私はとっても嬉しいよ!! はい、ご褒美のチュー♪」

そう言って、泉の精霊は俺の頬にキスを落した。『どうか、この者に祝福がありますように』という純粋な願いが込められているような……。そんなキスだった。


泉の精霊「それじゃ、今日はゆっくりお休みなさーい! あ、色々話しがあると思うけどまた明日ねー!!」

そう言うと、泉の精霊は泉の中へと溶けていってしまった……。俺も仲間達の元に戻ろう……。


対魔忍尾美田「あ! 創ちゃん、目が覚めたんすね!! よかったぁ……。武威器もう心配で心配で……」

勇者日向「ああ……。ごめん、みんな。俺、勇者なのに負けちまった……」

武闘家茶柱「……負けてしまいましたが、とても良い試合だったと思いますよ。それに、一度や二度の敗北が何だというのです。あなたが真の勇者であるというのなら、何度地に伏せさせられようとも歯を食いしばって立ち上がるべきでしょう!!」

陰陽師葉隠「おう、茶柱っちの言う通りだべ! 試練は何度でも挑めるみたいだし、また力を付けて挑戦すりゃ良いだけだべ!!」

魔法使い入間「……ったく、最初の『ライトニング』さえなけりゃあ勝ってただろうによぉ……。まぁお前にそこんとこ教えてなかった俺様にも責任はある……と思う」

オベロン「うん、皆の言う通りだよ。今夜はゆっくり休んで、疲れを取ってね!!」

勇者日向「みんな…………」

今更かもしれないが、俺はここに来て仲間がいるという事の心強さを骨身に染みて感じていた。もしたった一人でこのゲーム世界に閉じ込められていたら、早々に絶望してしまっていたかもしれない。


勇者日向(……次の試練こそ、頑張ってクリアしなくちゃな……!)

そう決意して俺はその日、グッスリと眠りについた──



~~~一方その頃~~~


???「んー、全然来ないなぁ。……もしかして聖剣の方を先に取りに行った? って事はタエコちゃんはやられちゃったのかなぁ。……このまま待ってるのも暇だし、こっちから遊びに行ってみよっかな!!」




~~~翌朝~~~



オベロン「やぁ、みんなおはよう!!」

勇者日向「ああ、おはようオベロン」

対魔忍尾美田「おっはようございマム!!」

魔法使い入間「……今日の飯も野菜と果物かよ……。あーあ、肉が恋しいなぁ……」

オベロン「ご、ゴメンね! 僕、人間さんの『料理』はあまり得意じゃなくて……」

武闘家茶柱「いえいえ、ゴン太さんが気にすることではありません! これは仕方が無いことなのですから!!」

陰陽師葉隠「おう。街に帰ったらステーキハウスにでも行くと良いべ! それで? 泉の精霊はなんて言ってるんだべ?」

勇者日向「↓1だってさ」


01~30 もっと力を付けて出直してきてね~。
31~60 私の頼みを聞いてくれたら、良い物が手に入るしきっとレベルアップも出来るよー!!
61~90 『精神の試練』の方なら今すぐやれるけど、どうする?
91~00 じゃ、さっそく第二ラウンドやろうか♪



勇者日向「泉の精霊『もっと力を付けて出直してきてね~』……だってさ」

武闘家茶柱「……今の日向さんでは試練を突破するのは難しい、とお考えになったという事でしょうか」

魔法使い入間「ま、そういう事だろうよ。しゃーねぇ、一端街に帰ってどうするか考えっか。上手い事レベルアップが出来る場所でもありゃ良いんだがなぁ……」

陰陽師葉隠「この場所も「ワープリング」に登録されたみたいだから何時でも来れっしな!!」

対魔忍尾美田「でもでも~。プラチナちゃんって娘の頼みは聞かなくて良いんすか? 折角ここまで来たんだし、そっちだけでもやっとくべきだと思うっす」

勇者日向「あ、やっべぇすっかり忘れてた……! おーい、泉の精霊ー!!」

泉の精霊「はいはーい♪ 私に何かご用かなー?」ザバーン!

勇者日向「この泉に人魚が住んでるって聞いたんだが……。そいつと会いたいんだ、ダメか?」

泉の精霊「ああ「蒼衣ちゃん」の事だねー。ちょっと待っててー。……もしもーし。あのね……うんうん、分かった。ありがとねー。すぐ来てくれるって!」

武闘家茶柱「な、何をしてらしたんです?」

泉の精霊「水の波紋による通話だよー♪ 私の「中」に棲んでる娘達はみーんな出来るよ?」

魔法使い入間「まぁ自分の体の中だし、こいつは精霊だしな……。その程度出来て当然か……」


~~~数分後~~~


人魚蒼衣「はーい、私が『蒼衣』だよ、勇者様! 私に何か用があるって聞いたけど……何かな?」

勇者日向「(やっぱり朝日奈だったか……)その、非常に言いにくいんだが~~~事情説明中~~~って事なんだ。余ってるブラがあればくれないか?」

人魚蒼衣「私のブラジャー? うーん……↓1」


01~50 わ、私の頼みを聞いてくれたら良いよ。
51~80 よし、なら私と水泳バトルだね! 勝ったらブラジャーをあげるよ!!(勿論手加減します)
81~00 こんなのが欲しいの? はいどうぞ♪(自分が付けてたブラジャーをそのままくれる)


蒼衣「わ、私の頼みを聞いてくれたら良いよ!」

魔法使い入間「やっぱそう来るか……『人魚の頼み』っつーと厄介事の予感しかしねぇんだよなぁ……」

対魔忍尾美田「それでそれで? 肝心の「頼み事」ってのは一体なんなんすか?」

蒼衣「う、うん。実はね~~~」



~~~



勇者日向「こ、この国の第一王子に会いたいぃ!?」

陰陽師葉隠「お、おおう。それはまたトンでもねぇ頼み事が……」

武闘家茶柱「か、仮にも勇者一行である私達は王様に謁見出来てますから王子様とも謁見出来るとして……。なぜ会いたいのです?」

蒼衣「んっと、その、ね……。この泉、実は海に繋がってて、私昔は海に棲んでたの。それでなんだけど、ある時海で溺れているとっても格好良くて童顔の人を助けたら……」


第一王子『──本当にどうもありがとう、是非君の名前を教えて欲しい。父さんにも皆にも紹介したいんだ』


蒼衣「でね? その時の私は怖くなって逃げちゃったんだ……。私の一族って代々人間に関わるのには否定派で、「人間に恋するなんてもっての他だ!!」って家で……。まぁそのあと魔王軍の進軍で海が滅茶苦茶になっちゃって、私の一族も散り散りになっちゃったんだけど……」

対魔忍尾美田「それで、この際だからあの時の思いをちゃんと伝えたいって事っすね! 良いんじゃないっすか? きっと王子様も蒼衣ちゃんの事が気がかりになってる筈っすよ!!」

魔法使い入間「この国の第一王子に辺境の泉にすむ人魚が恋かぁ……。……モノクマ王、話しに納得してくれっかなぁ……(でも俺様達が旅に出る前、日向の隙を突いて『ラキスケの呪い』を掛けた時に『GJ!』ってサムズアップするような人(?)だしなぁ……ワンチャンあるか?)

勇者日向「……分かった。一度王都に戻って王様に掛け合ってみるよ」

蒼衣「本当!? ありがとう、勇者様!!」

武闘家茶柱(そう言えばこの世界に取り込まれているお二人は兎も角、私と日向さんはこの国の『王都』には行った事ないんですよね……。「ワープリング」にはちゃんと登録されてますけど……一体どんな場所なんでしょう)

陰陽師葉隠「んじゃ、一度王都に戻っかー! ワープリング起動!! 目標『モノクマ王国・王都』だべ!!」ギュィイイイイイイイン!!


↓1 具体的に王都とはどんな場所?

非常に暑苦しい熱帯
具体的には裸エプロンやビキニアーマーなど露出度の高いものでないと活動不可

>>850 古代アステカ文明とか古代マヤ文明とかそういうのをイメージした物でよろしいですか?

>>872 くっそそれ目当てかwwww了解しました。



~~~モノクマ王国・王都~~~



日向&茶柱「「あっっっっっっっっつい!!?」」

い、一体なんなんだこの熱さは!? まるで日本のジメジメした湿気の多い夏を十倍酷くしたような蒸し暑さだ。と、とてもじゃないけど氷+風の魔法を唱えないと行動してらんないぞ!!?


魔法使い入間「んあ? ……ああ、お前らにとってはここが「初めて」かもしんねぇのか。ここがモノクマ王国の・王都──別名を『黄金郷エルドラド』だ。見て見ろよ、あの王様の顔(モノクマ)を形取った金で出来た馬鹿でかいピラミッドを……あれがこの国の王城だ(既にローブは脱いでいる)」

陰陽師葉隠「いやー、懐かしいべなぁ……。ここから旅立って、もう三ヵ月は経つんでねぇべか? 色んな事があったよなぁ……」

対魔忍尾美田「ムッキャー! 武威器も一度来たことあるっすけどやっぱトンでもない蒸し暑さっすねぇ!! ローブなんか着てられねぇ!! 唯吹の裸エプロンを見ろ! って感じっす!!」

武闘家茶柱「て、転子はこのビキニアーマーとかいうハレンチな装備のおかげでまだ涼しいですが、葉隠さんと日向さんは大丈夫なんですか?」

勇者日向「お、俺はダメだ。とてもじゃないけどこのまま行動してたら熱中症で死ぬ!!(服をパンツを除いて服を出来るだけ脱ぐ)」

陰陽師葉隠「俺はこう見えて『耐熱・耐暑用の装備』をしてっからなー。つーかそういう式神と契約してんだべ。暑い所でも寒い所でも陰陽服で行けるから金を大きく節約できるべ!!」

う、うらやましい!! ……そんな機能があるなら俺が陰陽師をやればよかった!!


武闘家茶柱「……通りで水着姿やハレンチな恰好をした人が多い……そういう装備が売られているはずです。王都がこの熱さなら、少しでも涼しい装備の方が良いですからね……」

魔法使い入間「んじゃ、さっそくモノクマ王に謁見しに行くか」



~~~モノクマ王国・王都・王城前~~~



警護兵「モノクマ王に今すぐ謁見したい、ですか?」

勇者日向「はい。ダメでしょうか」

警護兵「↓1」


01~30 幾ら勇者様とはいえ、事前にアポイントメントを取って頂かなくては……
31~60 外で数時間お待ち頂くことになりますが、よろしいですか?
61~90 分かりました、少々お待ちください。
91~00 ???「あれ? 君達って勇者様とその仲間達、だったよね?」



それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。


警護兵「ただ今モノクマ王様は業務中ですので……外で数時間お待ち頂くことになりますが、よろしいですか?」

武闘家茶柱「す、数時間!?」

こ、こんな熱さの中数時間も外で過ごせってのか!? 間違いなく熱中症で頭が茹だっちまうぞ!!?


魔法使い入間「あ? 何言ってんだテメェら。質屋とか武器屋とかは当然王都にもあっから冒険の準備をするにゃあ丁度良いじゃねぇか」

陰陽師葉隠「だべなぁ。屋根のある所ならちったぁ涼しいだろうし、腹も減ったから俺っちもそれに賛成だべ!!」

対魔忍尾美田「えっと、今武威器達が持ってるアイテムは──」



勇者日向・(魔王・魔族特攻+30霊薬+10)

持ち物

ワイバーンの毒爪と謎の鉱石(価値それぞれ31)
カジノのチップ(40枚)
HP回復薬・MP回復薬・万能薬
モンスター避けのお香(使い捨て)(価値40)
オークの霜降り肉と錆びたガンブレード(両方価値27)
妖精のビン(価値50)
ゴーレムのコア(価値28)
イカサマダイス(ダメージを倍にする)(価値70)
爆裂グローブ(価値60)
料理指南書(日向専用)モンスター食材や食材を使用して作れるようになる(価値76)
服だけ溶かすスライム入り瓶(価値1)
モンスターに寄生する美味しいキノコ(式神に寄生させれば使っても無くならない(ただし、インターバルはある物とする))(価値71)
月弓アルテミス(価値61)


武闘家茶柱(『コンボ』で連続攻撃可能。霊薬+10)

装備・特注の鉄甲(価値94「堅い敵やスライム系の敵を攻撃する際に+補正が入る」)・気合のハチマキ(価値80「誘惑完全無効+気系の技に+補正+1割の確率でどんな攻撃にも耐える)
マイクロビキニとTバックのビキニアーマー(価値70)

持ち物

媚薬



陰陽師葉隠(妖怪・霊特攻+30霊薬+10)

持ち物

コボルトの魂(使い捨て)
ワイバーンの魂(∞)
ハーピィの魂(使い捨て)
オークの魂(使い捨て)
ゴーマの魂(使い捨て)
媚薬


魔法使い入間(霊薬+10)

装備・セクシーランジェリー(価値96)

持ち物
媚薬


対魔忍尾美田

装備・名刀菊一文字(人間形態の敵に+10の補正が付く)(価値87)・伝説の裸エプロン(価値90「常時攻撃力と魔法攻撃力が2倍になる」)

持ち物
太めのオークの魂(使い捨て)


持ち金 81ゴルド


特殊事項

モグリン

・機械都市・アルカトラズの『バイキン博士』が発明したスーパーメカ。地面を自由自在に掘り進める事が出来る。(頼めば一回位なら貸してくれるかも)


対魔忍尾美田「大体こんな感じっすね! ……武威器が言うのもなんっすけど、どう考えても要らないアイテムが溜まってる感じがするっすし、まずは質屋に行ってお金に変換して貰うっす!!」



~~~モノクマ王国・王都・質屋~~~



質屋の店主「あいよ! 適正価格でなんでも買い取らせてもらうぜ!!」

勇者日向(……通行人とかそういう人達の姿から想像はしてたけど。やっぱりお店の店主や店員さんも「そういう恰好」をしてるんだな……)

↓1 なにをどれだけ買い取って貰う?


勇者日向「じゃあ、爆裂グローブ・ハーピィの魂・ゴーレムのコア・錆びたガンブレード・ワイバーンの毒爪をお願いします」

質屋の店主「あいよ、全部で197ゴルドだよ。まいど!!」


勇者日向の持ち金は278ゴルドになった!!


勇者日向(さて、これだけあれば買えない物は無さそうだが……どうする? 他にも店を見て回るか?)

↓1

①武器屋・防具屋に行ってみる。
②薬屋に行ってみる。
③食事をする。
④プール(と言う名のただの川)に入る。


ああ、もうダメだ。暑くて暑くて耐えられない!!


勇者日向「入間! なんかこう……プールか何かそういう水浴びが出来そうな施設は無いのか!?」

魔法使い入間「ん? なんだよお前もうダウンしたのか……。ま、それなら丁度良い所があるぜ、付いてきな」



~~~モノクマ王国・王都・滝のあるプール(と言う名のただの川)~~~



勇者日向「はぁあああああああ……生き返る~……」

俺は王都のすぐ近くにある滝のあるプールで浮きながら涼んでいた。水が冷たくてとっても気持ちが良い……。先ほどまでの不快感が一掃されていくようだ。
葉隠は「ちょっと個人的に調べたいことがある」とかなんとか言って、どこかへ行ってしまった。……まぁあいつは「式神」と契約しててこの炎天下でも問題無く動けるみたいだから心配いらな──


魔法使い入間「おー、勇者。待たせたな」↓1(補正+30)

対魔忍尾美田「武威器達もプールに入らせて! って言うか入るっす!!」↓2(補正+20

武闘家茶柱「う、うぅうううううう……転子が、何故転子がこんな水着を……」↓1(補正+20)

高コンマ程エロい水着。

入間・茶柱「マイクロビキニ」 尾美田「白いスケスケワンピース」


俺は、一瞬目を疑った。入間と尾美田は良い、分かる。彼女達の性格的にもこの世界の倫理的にも「ああ、まぁそういう水着を着てくるよな」という覚悟があった。……あのー、茶柱さん? なぜ貴方まで「マイクロビキニ」なんていう男の欲情を煽るような水着を着てらっしゃるので?


武闘家茶柱「て、て、転子のことをイヤらしい目で見ないでくださいこのハレンチ勇者! ……仕方が無かったんです。転子の身体に合う水着がもうこれしか残ってなくて……」

魔法使い入間「そーそー。それにもうマイクロビキニとTバックのビキニアーマーを着ちまってるんだから今更だろうが」

対魔忍尾美田「武威器はあえて露出度抑えめのワンピース水着を選んでみたっす! どうっすか? この見えそうで見えない透明感がグッ! とくるっしょ?」

確かに全員とってもエロ可愛い。「ここが天国だ」と誰かに言われたら俺は同意せざるを得ないだろう。……さて、人数も揃った事だしまずは誰と何をして遊ぼうか。

↓1

①入間
②茶柱
③尾美田

遊ぶ内容まで書いてください。



茶柱がまたスライムに襲われても脱出できるよう泳ぎの特訓。日向がコーチで練習

開始5分後に女性の兵士からこの時間に川で泳ぎの練習をする場合は全裸でないといけない決まりと聞かされる。日向は澪田と入間に強引にパンツを脱がされそうになり抵抗するが、ムカッときた茶柱が「日向さんもたまには恥ずかしい気持ちを味わってください」と言って日向のパンツを脱がせてしまう。日向に罪悪感を感じた茶柱はお詫びにその目の前で裸になり泳ぎの練習をお願いする。澪田入間はお邪魔しちゃいけないと退散

日向と茶柱ははじめは手で隠していたが次第に隠さなくなっていく

>>871 よく一分足らずでこんな内容が出て来たなと感心してますよボクァ……


勇者日向「……なぁ、茶柱。泳ぎの特訓をしないか?」

武闘家茶柱「……へ?」

勇者日向「元の世界で夢野から聞いた。お前カナヅチなんだろ? もし今後「海の中」に冒険に行かなくちゃいけなくなった場合、一人だけ『泳げませんから戦力に加われません』じゃ困るだろ」

魔法使い入間「なんだ、暴力女テメェ泳げねぇのか?」

対魔忍尾美田「だったら武威器達に任せるっす! 泳ぎの特訓も対魔忍としての訓練に入ってるっすからね……。自慢じゃないけど武威器、故郷では「岩魚の武威器」って呼ばれてるぐらい川では泳ぎ慣れてるっすよ~!」

武闘家茶柱「……ま、まぁ確かに尤もな意見ですが……今日一日で泳げるようになるのでしょうか……」

勇者日向「別に今日一日で泳げるようにならなくても良いさ。お前が男死嫌いを少しずつ少しずつ克服出来てるのと一緒だよ。大丈夫、お前がちゃんと泳げるようになるまで責任持って付き合うからさ

武闘家茶柱「……え、えっと……。それじゃあお願いします……」


そうして俺達は三人でコーチをしながら茶柱に「泳ぎ」を教えていった。水面に顔を付けるのは問題無く出来たから、あとは川底に足の付かない場所で慌てないようにするだけだ。


武闘家茶柱「こ、こうですか?」バチャバチャ

勇者日向「そうそう、そんな感じそんな感じ!!」

対魔忍尾美田「今は創ちゃんに手を引かれて何とか恐怖を克服してるって感じっすけど──」

魔法使い入間「これなら以外と早く「泳げる」様にはなりそうだな。ちぇっ、つまんねーの。どれだけ泳ぎが下手くそか見てからかってやろうと思ってたのによぉ……」


そんな時だった。「ピピー!」という笛の音が陸から聞こえてきて、そのあとメガホンで「そこの四人、こっちに来なさい!」と俺達は監視員さんから呼び出される。……なんだ? 別に何も変な事はしてない筈だよな──



勇者日向「こ、こ、この時間にこの川で川遊びする場合は全裸ぁ!!!?」

監視員「ええ、そうです。ここはモノクマ王国にとって身を清める神聖な場所……。勿論時間帯によっては水着を着て入れますが、今の時間帯は全裸で入って貰う決まりです」

じょ、冗談じゃ無いぞ!? 幾らこの国が性に大らかでそういう文化があるからって全裸はダメだろう全裸は!! いや全裸より恥ずかしい恰好を女性陣はしてるじゃねーかとツッコまれれば「そうですね」って返すしかねぇんだけど……。と、兎に角そんな決まりがあるってんなら俺は川から上が──

入間・尾美田「…………」ニヤァ……!

……ちょっと待ってくれ。いやマジで待ってください。なんで二人はスゲーいい顔をしながらこっちににじり寄ってくるんでせうか?


魔法使い入間「いやー、そういう決まりがあるなら仕方ねぇよなぁ?」

対魔忍尾美田「そうそう。創ちゃん、覚悟してそのパンツを脱ぐっすよ!!(グイグイ)」

勇者日向「待てまてマテ待てまてマテ待てまてマテ!! お、お前らに普段からあんな恰好をさせておいてアレだけど俺にも男としての羞恥心ってもんが……!!」グイッ

武闘家茶柱「…………」グイグイ

勇者日向「あ、あの。茶柱? 茶柱さん?? 自分が何をしてるか分かってる???」

武闘家茶柱「わ、私達に普段からあんな恥ずかしい恰好をさせてるんです! 日向さんもたまには恥ずかしい気持ちを味わってください!!」バッ!

そう言って、二人に加わった茶柱はあっさりと俺の水着を脱がせ──


勇者日向「いやぁあああああああああああああっ!!」

俺は、まるで女子のような悲鳴を上げた。いやだってしょうがないじゃん。今の俺の創の状態は──!!


魔法使い入間「お、おおぅ……。け、結構……いや、スゲーもん持ってんじゃねぇかお前……」ゴクリ

対魔忍尾美田「さ、流石は勇者なだけあるっすね……。対魔忍の対陵辱拷問用の訓練に使われるそれよりデカイっす……」ゴクリ

武闘家茶柱「こ、ここここここれが男死の……男死の……//////(カァアアアアアアッ)」


三人の超美少女の超エロい水着を前にしてこれ以上なく希望に満ちちゃってるんだから!! だってこんなもん男なら誰でもどうしようもねぇだろ!!?


勇者日向「クッソ……! そ、そういうコトするんならお前らも責任持って水着を脱げよ!?」

魔法使い入間「あん? 良いぜ、ほらよ」

対魔忍尾美田「武威器も勿論良いっすよー!」

そう言って、二人はポイポイと水着を脱ぎ捨てて全裸になってしまった……。マジかよ、本当にこの国の倫理観どうなってんだよ!? いやそういう世界なんですって言われたら納得するしかねぇんだけどさぁ!!


武闘家茶柱「…………ええい、ままよっ!!」バッ!

……俺は、夢でも見ているんだろうか。あの男死嫌いで俺を「エロ勇者」呼ばわりする茶柱が、大事な所を手で覆い隠しながらとは言え俺の前で全裸になっただって!!?


対魔忍尾美田「んー、どうみるっすか、解説の美兎ちゃん」

魔法使い入間「これ以上無く恥じらってはいるが、多分無理矢理全裸にした勇者に罪悪感でも感じてるんだろ。コイツはそういう女だ」

いやそんな罪悪感なんて感じなくて良いから! お前は普通に陸に上がっちゃってて良いから!!


武闘家茶柱「こ、こここここここれで問題は無いでしょう!? さぁ日向さん! 泳ぎの練習を再開しますよ!!」

え? お前それマジで言ってんのか? 大丈夫か? 暑さと羞恥心で頭が茹だっちまってないか!!? 監視員は「それで良いんです」と言って持ち場に戻っちまったし……え、全裸同士で泳ぎの練習すんの? マジで???


魔法使い入間「……このまま二人っきりにした方が面白くなりそうだし、俺様達はあっちに行ってようぜエロ魔忍」

対魔忍尾美田「オッケーっす! でも創ちゃーん? 幾ら転子ちゃんが可愛くてもこんなところでヤルことヤッちゃあダメっすからね??」

うるっせぇ! お前らは黙ってろ!! こちとら理性と倫理と男と本能とで頭が大混乱中なんだよ!!



~~~~~



武闘家茶柱「…………」バチャバチャ

勇者日向「……そう、そんな感じ……。あ、慌てなくて良いからな。ゆっくりでも水に慣れていこう。大丈夫だ。溺れないようにちゃんとお前の手は掴んでるからな」

武闘家茶柱「……あ、ありがとうございます……」バチャバチャ

……果たしてこれは現実なんだろうか(いや現実じゃねーわ。ここゲームの中の世界(多分)だったわ)川で、男女が全裸になって泳ぎを教えているなんて今時日本のド田舎でも見ない光景だろう。

茶柱は最初顔から火が出るんじゃないかと思うほど恥ずかしがっていたが、次第に見られるのに慣れてきたのか、胸もあそこも隠さなくなっていった。俺もそうだ。全く「慣れ」って奴は本当に怖いよなぁ……。元の世界に無事に戻れた時、果たして大丈夫なんだろうか俺の感覚って奴は。

そうして、俺達は茶柱が「全裸で泳がなければいけない時間」が終わるまで水泳の特訓を続けた。……茶柱の胸が大きくて健康的でとても美しい裸体は、今後絶対に消せない物になってしまっただろう……。



~~~~~



陰陽師葉隠「おーう、お疲れさん四人とも。……ん? 日向っちと茶柱っちはどしたんだべ? まるで付き合いたてのカップルみてぇに顔が真っ赤っかだけども」

勇者日向「んなッ……!」

武闘家茶柱「か、かかかかかかカップル!? じょ、冗談でもそんな事は言わないで下さい!! 転子は別に日向さんの事なんてその……」

魔法使い入間「あー……。まぁ色々とあったんだよ、察してやれ」

対魔忍尾美田「そうっす! それに創ちゃんと初めて『そういう事』をするのは武威器って決まってるっす!!」

陰陽師葉隠「いやそれはそれで問題がある発言だと思うんだべども……んで、どうすんべ? そろそろ「良い時間」って奴じゃねぇか?」

勇者日向「……そうだな……」

↓2

①武器屋・防具屋に行ってみる。
②薬屋に行ってみる。
③モノクマ王に会いに行く。
④その他安価


……モノクマ王に会いに行こう。つーか理由を付けて何か行動してないと三人の全裸姿が嫌でも想起させられちまう……!


陰陽師葉隠「んじゃ、決まりだべな。さっそく王城に行くべー」



~~~モノクマ王国・王都・王城前~~~



警備員「大変お待たせいたしました、勇者様。モノクマ王がお会いになると言う事です。どうぞ、謁見の間までお越し下さい」

勇者日向「ありがとうございます」

魔法使い入間「んじゃ、邪魔するぜー」

対魔忍尾美田「むっきゃー! 武威器、こんなに金ピカなお城に入るの生まれて初めてっす!! なんだかワクワクしてきたっすね!!」

陰陽師葉隠「金ピカなのは外側だけじゃねぇべ。内側も紛う事なき金ピカなお城だべ……。ああ、この城、売ったら幾ら位すんだろうなぁ……」

武闘家茶柱「あのー、仮にも「王」が支配している国でその発言は色々と不味いのでは? 不敬罪になったりしませんか?」

そうして俺達は謁見の間に通された。そしてモノクマ王は──↓1


①今までの日向の冒険譚を見れるTVを見て大爆笑していた。
②美女を侍らせてバナナを食べていた。
③ピラミッドの上から落ちてきた。
④その他安価





~~~モノクマ王国・王都・王城・謁見の間~~~



モノクマ王「ぶひゃーっひゃっひゃっひゃっひゃっひゃ! ヒィヒィヒィ……! し、死ぬ。面白すぎて笑い死んじゃう……!! 日向くん、君ボクを笑い殺して暗殺する計画とか立ててないよね? あーっはっはっはっは!!」

何故だかは知らないが、モノクマ王は大爆笑していた。……なんだ? 一体なにを見てるっていうんだ……?


モノクマ王「ああこれ? 今までの君の冒険譚が見られるロストオーバーテクノロジーアイテム」

勇者日向「……は?」

お、俺達の冒険が今までモノクマ王に見られていただって……!! じゃ、じゃああんなことやこんな事も……!!


モノクマ王「いやぁ、君が勇者に選ばれたのは本当に神の采配って奴かもね!! 今までの勇者の冒険譚も見てきたけどみんなありきたりな物ばっかでツマラナくてさぁ……。本当面白くて助かってるよ、ありがとね!!」

対魔忍尾美田「そ、そんなヤバイアイテム持ってるんすか!!? この国の技術はどうなってるんすか!!?」

魔法使い入間「……ま、噂じゃあ単体で魔王の幹部どころか魔王すら倒せるって噂の王だ。その程度のアイテムなんざ持ってて当然だろうよ」

陰陽師葉隠「……この国でなんで王様が王様やれてっか知ってるか? 王様が一番賢くて民を纏められてそして何よりも「強い」からだべ。剣闘士が戦うトーナメント優勝者へ与えられる報酬が「モノクマ王とのバトル」っつーぐらいだからな……。んで、今まで一回も負けなし。ぶっちゃけ今の俺らよりずっと強いと思うべ……」

……じゃあ自分で魔王を倒しに行ってくれよ……。それが民を守る王様の役目だろ……。


モノクマ王「いやぁ、だってボクそんなキャラじゃないし? どちらかと言えばこの国のマスコットみたいなもんだし? 魔王を倒したあとに挑戦できる隠しボス的な?」

武闘家茶柱「……なんでしょう。この方に対する敬意とかそういうのが急速に失われていくんですけど……」

モノクマ王「で、用件は分かってるよ。この国の第一王子を蒼衣ちゃんって人魚に会わせたいんでしょ?」

勇者日向「……知ってるなら話しが早いです。どうか第一王子を『聖なる泉』までご案内させてはいただけませんか?」

モノクマ王「んー↓1」

01~30 んー。ダ・メ♪
31~60 その蒼衣ちゃんってさ、第一王子とどこまで行きたいの? ぶっちゃけ彼の事をちゃんと「愛してる」って言える子なの?
61~90 それは彼に直接聞いてみないと分からないなぁ……。おーい、第一王子ー!!
91~00 全然良いよ! ただし……うぷぷ!


モノクマ王「うーん、それは彼に直接聞いてみないと分からないなぁ……。おーい、第一王子ー!!」

???「は、はい! お父様。今ここに」

奥から聞こえてきた聞き覚えのあるその声に「まさか」とは思った。ああ思ったさ。そしてこうも思った──頼むから早く世代交代してくれ……! と。


苗木「初めまして……だよね。勇者の皆。僕の名前は『ナエトル・ハヤシガメ・ドダイトス』……国民の皆からは『苗木王子』って呼ばれてるよ」

武闘家茶柱「な、苗木さん!? あなたがこの国の第一王子なんですか!?」

苗木「はははっ、やっぱりそう思う? そうだよね……死んだ母さんはボクそっくりだったって話しだけど、父さん……モノクマ王とは欠片も似てないんだもの……。小さい頃は「僕は養子なんじゃないか」って散々疑ったよ」

モノクマ王「そんな苗木くんが今ではこんなに強く逞しく成長してくれて……。ぼかぁとっても嬉しいです!! お嫁さん候補も既に三人もいるもんね!! あ、一人は男の娘だけど!!」

苗木「と、父さん。その話しはまだあまり大っぴらには……。正直全員とっても魅力的だから誰を正妻として迎えるかまだまだ迷ってる段階だし……」

……そうか、王が納める制度の国なら王とその家族は「正妻」だけじゃなくて「側妻」も持てるのか……。「あの三人」ってのも多分「あの三人」で間違いないんだろうな……。


苗木「それで、僕に会いたいって人がいるって聞いたけど……誰なの?」

勇者日向「はい、実は~~~事情説明中~~~と、言う事なんですが、どうですか? 覚えていらっしゃいませんか?」

苗木「↓1」高コンマ程覚えている(補正+30)

86+30=116 バッチリ覚えてるし、今でも時折彼女の事を思い出す。


苗木王子「か、彼女が『聖なる泉』にいるの!? ──お願いします、父さん。いや、モノクマ王。僕を『聖なる泉』まで行かせて下さい!! 彼女に伝えたい事、話したい事が山ほどあるんです!!」

モノクマ王「あー……。まぁそう言うと思ってたよ。良いよ、行ってきなさい」

苗木王子「あ、ありがとうございます!!」

モノクマ王「……勇者くん達? もしも、万が一、苗木くんに何かあった時は……分かってるよね?(ギロリ)」

勇者日向「は、はい! この身を賭しても必ずお守りいたします!!」

武闘家茶柱「と、言ってもただ『聖なる泉』に行って帰ってくるだけですし……」

陰陽師葉隠「そーそー。すぐに帰って来られるべ!」

対魔忍尾美田(なんだろう……。いまスゲー嫌な予感がしたっす……。はっ! もしやこれが「フラグ」って奴っすか!?)

魔法使い入間「そんじゃ行くぜ、王子様よ。ワープリング起動! 目標『聖なる泉』!!」キュィイイイイイイイイイイン!!

↓1

01~80 何の変化も無い普通の聖なる泉だった。
81~90 古の森が焼けていた。
91~00 泉の精霊が謎の人物と戦っていた!!


対魔忍尾美田「……まぁ普通に何も起こらないっすよね。何の変哲もない普通の聖なる泉っす」

武闘家茶柱「? 何を言ってるんです尾美田さん? 苗木王子というこの国の第一王子がいらっしゃるじゃないですか」

苗木王子「こ、ここが『聖なる泉』かぁ……。伝承で聞いた事はあったけど、実際に来るのは初めてだよ」

勇者日向「王子、一度お下がりを……。泉の精霊! 俺だ、勇者日向だ! 出て来てくれないか!!」

泉の精霊「はいはーい!(ザパーン!) あんまり時間が経って無いけど、もう帰って来たの?」

勇者日向「いや、試練の方じゃなくて……」

苗木王子「い、泉の精霊よ! この泉に以前僕を助けてくれた美しい人魚がいると聞いて来ました! 是非お会いしたいので会わせてくれませんか!?」

泉の精霊「あー、そっちねー……。ちょっとまっててね。もしもーし……うんうん。なるほどなるほど。↓1だって!」


01~30 いざ憧れの王子様に会えると思うと凄く恥ずかしくて出て行けないって。
31~60 今大至急お化粧して身支度を整えるから待っててだって。
61~90 すぐに来てくれるって! やったね!!
91~00 蒼衣「王子様!? 王子様はどこ!?」


泉の精霊「今大至急お化粧して身支度を整えるから待っててだって! いやー、恋する女の子は大変だよねー」

苗木王子「そんなの気にしなくて良いのに……」

魔法使い入間「まぁまぁ。向こうにしてみりゃもう会えないと思っていた憧れの人とのご対面って奴だ。ちょっとぐらい待っててやれよ」

陰陽師葉隠「そーそー。……監獄に閉じ込められてマジで一生会えないあの二人に比べたら一億万倍マシだべ(ボソッ)」


~~~約20分後~~~


蒼衣「お、お久しぶりです王子様……。あの時あなたをお助けさせて頂いた人魚の「蒼衣」です……(モジモジ)」

俺達と初めて会った時とはまるで違う様子の蒼衣が泉の中から出て来た。首には真珠のネックレス。ブラは白く美しく輝く貝殻のそれになっていて、下半身もツヤツヤしている様な気がする。

そんな蒼衣に苗木王子は……↓1

①会いたかった……と、笑顔で話しを開始した。
②思わずギュッと抱きしめた。
③彼女に近づこうとした時にスッ転んで唇にキスをしてしまった。
④その他安価


苗木王子「会いたかった……。もう一度で良いから君に会ってお礼を……感謝をしたかったんだ。蒼衣って名前なんだね」

蒼衣「は、はい! あの時はその……。申し訳ありません、家の都合で名乗りもせずに海に戻ってしまって……」

苗木王子「ううん、良いんだよ。そんな事よりもっと話しを──」ズルッ!

その時、もっと泉に近づこうした苗木王子はぬかるみに足を取られてスッ転び……。


勇者日向「あ」

武闘家茶柱「あ」

陰陽師葉隠「あ」

魔法使い入間「あ」

対魔忍尾美田「あ」

泉の精霊「うわー、もうキスしちゃった。人間って手を出すのが早いねー……」


苗木王子「…………」

蒼衣「…………」

そう、苗木王子は蒼衣の唇にキスをしてしまったのだ。それだけならショッキングな再会ですんだかもしれないが……。


魔法使い入間「おいおいやべぇぞ……! 人魚と人間がキスをするってことはつまり……!!」

↓1

01~30 恋人の契約になる。
31~60 結婚の契約になる。
61~90 結婚しないと災いが降りかかる。
91~00 その場で蒼衣が人間になってしまった!!


魔法使い入間「恋人の契約になるって事だ!」

勇者日向「は、はぁ!!?」

そ、そんな事になっちまうのか!? いや、俺達の世界の「人魚姫」のストーリーと結末に比べたら万倍マシか……?


陰陽師葉隠「あー、これどうすんべ? 最悪モノクマ王に「なんでちゃんとカバーしなかったの?」ってお叱りを受けるかもしれんべ……」

武闘家茶柱「か、肝心の二人はどうなんです!? 久々の再会で心の準備とかそういうのが全く出来て無いかもしれませんが、そういった覚悟はあったのですか!?」

苗木王子「ぼ、僕は↓1」(補正+30)

蒼衣「わ、私は↓2」(補正+40)

高コンマ程嬉しいと思う。

苗木王子 60 嬉しいけどいきなりはちょっと……という感じ。 蒼衣 133 天元突破。もう嬉しくて嬉しくて仕方がないといった風 


苗木王子「こ、こんな綺麗な人魚の蒼衣さんと恋人になれるっていうのはす、素直に嬉しいけどやっぱりまだ心の準備が──!」

蒼衣「わ、わ、私は大歓迎です!! 絶対叶わないって思っていた夢が叶った気分!! ああ、本当に夢みたいだよ……!!」ギューッ!!

苗木王子「あ、蒼衣さん……その、胸を押しつけないで……。は、恥ずかしいよ……」

魔法使い入間「ひゅー。流石人魚、アプローチが大胆だぜ」

対魔忍尾美田「これで苗木ちゃんの恋人兼正妻候補が4人っすか……。モノクマ王、どんな顔をするっすかね……」

陰陽師葉隠「うーん、ちょいと俺っちが『ワープリング』で王城に戻ってモノクマ王の話を聞いてくるべ」シュン!


~~~数分後~~~


陰陽師葉隠「戻ったべ」

武闘家茶柱「で、どうだったんですか?」

陰陽師葉隠「↓1って言ってたべ」


01~30 取りあえず恋人になるのは仕方がないとして、オマエらはあとでオシオキね?
31~60 あー、やっぱりこうなっちゃったか……。まぁ仕方ないよね! 僕の息子は国一番の無自覚女タラシだし! あ、今は日向くんに抜かれちゃったかな?
61~90 仕方ないなぁ……。オマエら責任持って蒼衣ちゃんを人間にする方法を探しなよ? ボク? 知ってるけど教えてあげませーん!!
91~00 災厄が降りかかったら嫌なんで、蒼衣ちゃんは苗木くんの正妻確定って事で……。



モノクマ王『仕方ないなぁ……。オマエら責任持って蒼衣ちゃんを人間にする方法を探しなよ? ボク? 知ってるけど教えてあげませーん!!』


陰陽師葉隠「……つってたべ……。こりゃ蒼衣っちをなんとかして人間にするまで王都にゃ帰れねぇな……」

魔法使い入間「マジかよ……。俺様達は勇者様御一行だから王城に泊まれる&スゲーお持てなしを受けられるって思ってたのに!!」

苗木王子「あのー……、なんかゴメンね。僕と父さんのせいで……」

勇者日向「……いえ、王子がお気になさる必要はありません」

武闘家茶柱「それよりもです! 結果的にやらなければならない事が増えてしまいました!! 蒼衣さん、泉の精霊さん! 人魚を人間にする方法について何か知りませんか!?」

蒼衣「↓1」

泉の精霊「↓2」

蒼衣は90以上。泉の精霊は70以上で知っている。


蒼衣「うーん……。伝説にある『深海の魔女』様は「やり方が陰湿すぎる」って事で「ポセイドン王」の怒りを買ってただのタコにされちゃたしなぁ……」

泉の精霊「私も知らないよー。でも実際に人魚と結婚した人は『ちゃんと相手を人間にする事が出来ていた』って話しだから、どこかに伝承が残ってるんじゃないの?」

勇者日向(うーん。ただブラジャーを貰うだけの(?)クエストの筈がトンでもない事になってきちゃったな……)

魔法使い入間「しゃーねぇ、ここは↓1だ」


①困った時は機械都市のデータベースだ。
②プラチナorギルドの職員なら何か知っているかもしれない……。
③その他安価

いったん朝比奈にブラ貰って絶対希望都市に戻りプラチナに渡す
今度は光の洞窟クリア目指そう人魚は後回し

>>906 なるほどそう来ますか……。ではこうしましょう。


魔法使い入間「いったん蒼衣にブラ貰って、絶対希望都市に戻ってプラチナに渡ちまおう。『第一王子と会わせる』っつー約束自体はもう守っただろ。人魚を人間にする方法は探すけど、それは後回しだ。どうせ王城にゃ帰れねぇんだから先に『伝説の装備』を貰っちまおうぜ?」

勇者日向「おいおい、それって良いのか?」

蒼衣「全然良いよ! 君達なら私を人間にしてくれる方法も見つけてくれるって信じてるから!!」

苗木王子「……もし蒼衣さんを人間にしてくれる方法を見つけてくれたら僕の持ってるアイテムをあげるよ。それなりに貴重な物だと思うんだけど……」

対魔忍尾美田「んじゃ、決まりっすね!!」


勇者日向は『人魚のブラジャー』を手に入れた!!


それから俺達は苗木王子を一旦王都まで送り届け、絶対希望都市のギルドで待っているプラチナの元を尋ねた───



~~~絶対希望都市・ギルド~~~



プラチナ「うわぁ! 本当に持ってきてくれたんだ!! 地味に……ううん、大いに凄いよ! 流石は勇者様!!」

武闘家茶柱「……それで? あなたが作ってみたかったっていう伝説の装備はどういう物なんです?」

プラチナ「すぐに完成するから待ってて下さい(トテカントテカン)……出来ました。この世で最もエロいとされる装備。その名も↓1です!!」

(価値90以上+一般モンスターに対する魅了攻撃をターン開始時に自動的に行なう+味方男性キャラが一度だけ戦闘不能になる攻撃に耐える)


プラチナ「その名も『バカには見えない服』(価値98)です!!」限り無く最強に近い伝説の防具になったので、更に効果を+します。

勇者日向「おい茶柱」

武闘家茶柱「この茶柱転子、一般的な女子にはなるべく手を上げたくないタイプなのですが……」ゴキッゴキッ

プラチナ「いやいやいやいやいやいや!! ほ、本当にここにあるんですってば! う、疑うなら触ってみて下さいよ!!」

魔法使い入間「……マジだ。これ、全部無色透明の最上級魔法糸で織られてるから見えねぇってだけでマジで『見えない服』がここにありやがる!!」

プラチナ「でしょう!? 効果も凄いんですよ!! まず一般モンスターに対する魅了攻撃をターン開始時に自動的に行ない、味方男性キャラが一度だけ戦闘不能になる攻撃に耐えて、自分のターンをパスする事で次のターン『戦闘に出ている男性キャラ全員』に「補正+40」を付与するんです!!」

対魔忍尾美田「マジっすか!? それで素の防御力も高いとかマジモンのチートじゃないっすか!!」

陰陽師葉隠「……で? その伝説の装備は誰が装備するんだべ?」

勇者日向「……尾美田は今の伝説の裸エプロンがとても似合っているから……。ここは↓1だな」

①入間
②茶柱



それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

丸々1スレ使ってまだ終わりそうにないな

こんにちは。こんな時間に失礼します>>1です。

今更なんですが「そう言えば入間って価値96の「伝説の装備」である「セクシーランジェリー」を着てるのに追加効果考えて無かったな」という事に思い至りまして、急ではありますが、皆様に「セクシーランジェリー」の効果を募集します。(採用するかどうかは兎も角)どうかご意見をお聞かせください。

>>916 最悪次スレも使い倒す可能性があると思ってますよぼかぁ……。まぁ「話しのプロット」はもう出来上がってるんで、ダイス神様がトンでもない事をやらかさない限り次スレ以内には終わる……。筈……終わりますよね?

FFXのアビリティで消費MP1と魔法ブースターって有るんですがルールーの七曜の武器に付いています。魔法ブースターはMPを2倍消費する代わりに威力を上げるアビリティ何ですが消費MP1のお陰で2で済むんですね。入間にはピッタリのスキルになると思います。

受けるダメージ分MP消費でダメージ無効にできるとかかな

こんばんわ。それでは今夜も始めて行きます。

>>918 なるほどなるほど。ですがそれはあまりにも強すぎると思うのでちょっと却下で。(禁断魔法連発とかされたら堪ったもんじゃないので)
>>919 これが良さそうですね、そうしましょうか。


勇者日向「女子の中で唯一『伝説の装備』を着てない茶柱に着てもらお──」

はいはい、自分で言っといてなんだけど分かってるよ。どうせ思いっきりぶん投げられるんだろ? 最悪そのあとグーパンでボコボコになるまで殴られるかもな。でも仕方ないじゃん。『効率』ってもんを考えるなら茶柱に着て貰うのが一番……。

……あれ? そう言えば今まで(何故か)一度も使ってないけど茶柱って連続攻撃が使える『コンボ』が出来た筈だよな? 尾美田に『バカには見えない服』を着て貰って、茶柱に『伝説の裸エプロン』を着て貰う方が効率が良いんじゃ──


武闘家茶柱「…………」

勇者日向「あ、あれ?」

茶柱は顔を真っ赤っかにしてはいるものの、押し黙ったままだ。俺を投げ飛ばそうともぶん殴ろうともしていない。……これは一体どういう──(グイッグイッ)──ん?


対魔忍尾美田(創ちゃん創ちゃん、これは大チャンスっす。唯吹の見立てではあともう少しで転子ちゃんは創ちゃんに「落ちる」筈っす。ここで思いっきり口説いて、なんとか伝説の装備を着て貰うっす!!)ヒソヒソ

勇者日向(はぁ!? またかよ!! つーか少しずつマシになって来たとは言えあの茶柱が俺にその……そんな訳ないだろ! 裸を見せ合って泳ぎの練習までしといてなんだけど……)ヒソヒソ

対魔忍尾美田(ああもう焦れったいっすね! 武威器、ちょっとイヤらしい雰囲気にしてやるっす!!)ヒソヒソ


対魔忍尾美田「転子ちゃーん! 創ちゃんが『大事な話がある』って言ってるっすよー!!」

──ちょっ、おまっ!!


武闘家茶柱「…………なんですか?」

ええい! もうヤケだ!! やってやるよ! やってやりゃあ良いんだろ!!


日向「茶柱……↓3」

↓3までの安価で、ビキニアーマーの時と同様、茶柱を思いっきり口説いて下さい。安価の内容によってその後のコンマ判定の難易度を決めます。


勇者日向「……お前のカラダ、凄く綺麗だった。お前が日頃から女子を想って重ねた努力と研鑽のたまものだ。芸術と言っていいくらいだ。それをみんなにも見せてあげるべきだ。そうすればみんなお前の素晴らしさに気づき、世の中はもっと良くなる。俺はそう信じる」

武闘家茶柱「わ、私の身体がですか……?」

茶柱が若干の動揺を見せる。……あれ? これもしかしてイケるか?


勇者日向「人前で裸になる勇気がわかないか?だったらすぐでなくても構わないよ。……練習代わりに俺と毎日風呂に入らないか?(ボソッ)

武闘家茶柱「な、な、ななななななななな//////」

勇者日向「それにだ。……例え見えなくても、この服はお前にとっても似合うと思う。頼む、この服を着てくれないか?」

武闘家茶柱「……↓1」

01~30 や、やっぱり恥ずかしい物は恥ずかしいです!!(日向ぶん投げられる)
31~60 せ、せせせめて尾美田さんの裸エプロンにしてください!!(尾美田がバカには見えない服を着る事になる)
61~90 わ、分かりましたよ……。い、い、言っておきますけど転子は断じてそういう趣味はありませんからね! これは仕方なくなんですからね!!
91~00 日向さん……//////(落ちた)


武闘家茶柱「や、やっぱり恥ずかしい物は恥ずかしいです!!」ブォン!

デスヨネー。いや知ってたよ、分かってたよこういうオチになるって事は。でもまぁ良いか……オチが分かっててやったんだし、それにいつかはあいつも『伝説の装備』を着てくれるようになるかもしれないしな。

そうして、俺はギルドの中で気絶した。最後の最後に「日向さんの前でだけなら……」という声が聞こえたのは、きっと幻聴だろう。


~~~


武闘家茶柱「…………(顔真っ赤)」

対魔忍尾美田(あー……。あともうちょっとの所だったんすけどねぇ……)

陰陽師葉隠「あー……。当然のオチになった所でこれ次はどうすんべ?」

魔法使い入間「そうだなぁ……。次は──」


──ガチャッ!


ギルド職員「で、伝令! 緊急伝令です!!」

プラチナ「緊急伝令……? なにか魔王軍に動きが?」

ギルド職員「ま『魔法使いの里』が魔王軍幹部とその配下である悪魔族の軍勢に襲われているとの事!! 大至急、応援を要請! 旅に出ているという勇者様御一行にも──」

魔法使い入間「つっ──!? おい、今「悪魔族の軍勢」っつたか!?」

ギルド職員「え? あ、あの──」

魔法使い入間「今すぐ答えろ。確かに「悪魔族の軍勢」に里が襲われてるんだな!?」

ギルド職員「は、はい! 間違いなく──」

それを聞いた入間は、今まで見せた事も無いような激情の表情をしながら、ギルドを飛び出していく。


対魔忍尾美田「み、美兎ちゃん!?」

武闘家茶柱「お、入間さん!?」

魔法使い入間「テメェらはあとから来い! 『魔法使いの里』はここ(絶対希望都市)から東に三日ほど歩いた場所にある!! ワープリング起動! 目標『魔法使いの里』!!」

そう言って、一人ワープリングを使って「魔法使いの里」とやらに行ってしまった。


陰陽師葉隠「……『魔法使いの里』に『悪魔族の軍勢』か……。こりゃまた一段と厄介な事になりそうだべ……取りあえず気絶してる日向っちは……」

武闘家茶柱「……緊急事態のようですし、起きるまで待っていられません。……ふんっ!」

勇者日向「ゲフッ! ゲホッゲホッ……。あ、あれ? 俺は一体……」

対魔忍尾美田「かくかくしかじかまるまるうまうまっす! 武威器達も急いで「魔法使いの里」とやらに行くっすよ!! ……美兎ちゃん、どう考えても正気の表情じゃなかったっす」

陰陽師葉隠「ああ、正直心配だべ。じゃあ急ぐとすっか……入間っちが大暴走しちまう前に」



1日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。

その旅人の熟練度↓1


そこそこ熟練度が高い旅人「「魔法族の里」は超一流の「魔法使い」の集まりだ。それだけ張られている結界も協力で、数も種類も多いはずなんだが……。一体魔王軍の幹部は一体どうやって「里の中」に入ったんだろうな」

勇者日向(……無理矢理結界を破れるほど強力な力を持った幹部か、さもなければ……)

陰陽師葉隠(最初っから「どうやったら里に入れるかを知っていた」って事になるべな……)


2日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。

具体的にどんなラッキースケベ?(96に相応しい物でお願いします)↓1

夜の休息中にオアシスの温泉を発見
茶柱は魔王軍との戦いの次第ではこれからバカには見えない服を着るかもしれないと考える
日向を誘い一緒に裸で入る、三日に一度以上は本日同様一緒に裸で風呂に入る約束を交わす

入間はシリアスモードで澪田葉隠はそのフォローで不在

>>935 そもそも入間は現在単独行動中でPTにいません。


勇者日向「ここは……温泉地帯なのか?」

陰陽師葉隠「んだ。ここらじゃ有名な「秘湯」って奴だべ……。いや有名なんだから「秘湯」じゃねぇだろってツッコまれたらその通りなんだども」

対魔忍尾美田「……今は入間ちゃんを追う事を優先したいっすけど……。武威器達もここまでランニングして来て疲れてるっすからね。今日はここで一旦休む事にするっす」

武闘家茶柱「そうですか……。では日向さん、その、えっとですね……」

勇者日向「ん? どうした?」

武闘家茶柱「お、お願いしたい事があるんです……」



~~~オアシスの温泉~~~



勇者日向「…………」

武闘家茶柱「…………」

女子の裸をみるのは、当然(いやこの年で当然なのは絶対におかしいと思うのだが)初めてじゃない。茶柱の裸だって、これでみるのは三度目だ。

……なんだ? やっぱり俺は夢でも見ているのか? あの茶柱が俺を誘って「一緒にお風呂に入りましょう……は、裸同士で……」なんて事を言い出すなんて。


武闘家茶柱「ひ、日向さんが言ったんじゃないですか! 『練習代わりに俺と毎日風呂に入らないか?』って!!」

いや確かに言ったけどあれはお前に『バカには見えない服』を来て貰うための一種のジョークみたいなもんでだな……!。……いや、でもそれにしてもやっぱり健康的で綺麗な身体してるよな茶柱って。これで「男死嫌い」じゃなかったら相当モテるだろうに……。


武闘家茶柱「……分かってるんです。この世界の事も、魔王軍がこれからどんどん手強くなってくるんだと言う事も。……その為には『強い装備』を嫌でも着た方が良いんだって事も」

勇者日向「いや、別に強要してるつもりは無いよ。こっちこそ悪かった。だんだんこっちの世界の倫理の緩さに慣れてきちまったみたいだ……すまない」

武闘家茶柱「ひ、日向さんが謝る事じゃありませんよ!! その……えっと……。今までの転子からは考えられない様な感情なんですが……『悪くは無かった』んですよ? 日向さんが私のか、身体を褒めてくれた時……。あなたは男死なのに」

勇者日向「……そっか。悪く思われてなかったんならなによりだよ。お前に嫌われたくないからな」

武闘家茶柱「……で、ですからその……。こ、これからもですね……み、三日に一度位は一緒にお風呂に入りませんか? 責任持って転子の特訓に付き合って下さい」

勇者日向「……お前がそれで……。俺で良いなら幾らでも付き合うよ。男にとっちゃ福眼ここに極まれりって奴だからな!!」

武闘家茶柱「……まったくもう……。これだから日向さんは……」


そうして、俺達だけの時間は過ぎていく。……ゆっくりと、のんびりと……。今この瞬間だけでも。



対魔忍尾美田「むむむっ……。武威器、折角の乱入チャンスを逃した気がするっす……。今度そういう事があったら武威器の番っすからね!!」



3日目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 旅人と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


陰陽師葉隠「ま、そう上手く行く筈ねぇべ。気にするな尾美田っち」

対魔忍尾美田「ぐぬぬぬぬ……! ↓1(最大保証65)が来るっす!!」


人食いサボテン「ウォオオオオオオオオオ……!」

陰陽師葉隠「うっげやっべぇ! 『人食いサボテン』ねか! 時たまクリティカルヒットの全体攻撃をしてくる事がある中級植物族モンスターの中でもかなりヤバイ奴だべ!! ……まぁ倒した時に手に入るアイテムはそれなりなんだけども」

勇者日向「ここは↓1だ!」

①戦闘
②逃げる


陰陽師葉隠「戦闘すんのか……。良いか! 人食いサボテンは植物族モンスターにしては珍しく「火」に対する耐性があるべ!! 斬属性か闇属性の攻撃で攻めるのをオススメすんべ!!」

人食いサボテンが襲い掛かってきた! 勇者日向達のターン!!


↓1 尾美田
↓2 茶柱
↓3 日向
↓4 葉隠


対魔忍尾美田「食らうっす! 風神斬!!」(ゾロ目で威力4倍(33×4)+40=172)

人食いサボテン「ヴォオオオオオオオオオオッ!!?」

武闘家茶柱「そこを私が……って痛った! このサボテンの針ふつうに痛いですね!?」(2+10=12ダメージ&当然ですが何も剥ぎ取れませんでした)

勇者日向「なにやってんだ! 『空裂斬』!!」(53+40=93)

陰陽師葉隠「これで決められると良いんだども……『暗夜・獄厄玉』!!」(84+40=124)


勇者日向達は人食いサボテンに401のダメージを与えた!! 人食いサボテンは倒れた!! 今回の報酬↓(最低保障65)


勇者日向は「オリハルコンメイル(のレプリカ)」(価値65)を手に入れた!!



~~~魔法使いの里・入り口~~~



勇者日向「こ、こりゃあ一体どういう事なんだ……!?」

対魔忍尾美田「も、森が……。魔法使いちゃん達の里が……!!」

陰陽師葉隠「↓1になってるべ!!」

花村モドキの大群がとにかく明るい安村みたいな格好でくねくね踊ってる気持ち悪い光景

>>952 すみません「安村」とは誰でしょうか……?

でも確かに想像するととてつもなく気持ち悪いですね(笑)しかも大量発生(笑)

>>956 なるほど了解しました。ですが>>1はお笑いに全く詳しくない(精々内○プロデュースを見てたぐらい)なので、ご了承願います。



花村(?)の大群「「「「「「「あっははははははは! ようこそ!! ここは「魔法使いの里」だよ!!!!!」」」」」


な、なんだこの世の地獄の様な光景は……。花村そっくりの羽の生えたパンツ一丁の男がくねくねそこら中でくねくね踊ってるだって……!?


武闘家茶柱「あのー……。まさかとは思うんですが、これが「魔法使いの里」の日常的光景だったり……?(ドン引き)」

対魔忍尾美田「さ、流石の武威器もこの光景はちょっと……(ドン引き)」

陰陽師葉隠「いやいやんな訳ねーべ! これは『悪戯魔法』だ!! 多分魔法使いの里の森中の妖精が『悪戯魔法』でヘンテコな姿に変えられちまってんだべ!!」

勇者日向「た、確かに見てるだけで気持ち悪くなってくるけど……。こ、これが魔王軍の仕業なのか!?」

陰陽師葉隠「それを確かめるには里の中に入ってみるっきゃねー! 急ぐべ!! ここから「3ターン」もありゃ里の中心につける筈だべ!!」


1回目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 花村と化していない妖精と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。

その妖精の知性と持っている情報↓1(高コンマ程良い情報を持っている)


妖精「大変だよー! 妖精のみんなは角の生えた変な男の人に変態にされちゃったし、魔法使いの皆は↓1の状態になっちゃってるし、美兎様は里の中心で一人角の生えた変な男の人と戦ってるよー!!」

勇者日向「入間が!?」

武闘家茶柱「急ぎましょう! いくら入間さんでも一人で魔王軍の幹部に挑むだなんて無謀すぎます!!」

あ、書き忘れましたが>>962の妖精がここまで詳細な情報を持っているのは>>960のゾロ目効果です。


対魔忍尾美田「それであちらこちらで子供っぽい仕草をしてる魔法使いちゃんが大量にいる訳っすか……」

陰陽師葉隠「……正直治療してやりたいが、今は入間っちの事が最優先だべ!!」


2回目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 花村と化していない妖精と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。


勇者日向「……何も無くてもパンツ一丁の花村(にさせられている妖精)が俺らのSAN値をガリガリ削ってくるんだが……」

武闘家茶柱「と、兎に角早く森を抜けてしまいましょう! 私達の頭までおかしくなってしまう前に!!」


3回目の判定

↓1

01~20 何も無し
21~40 花村と化していない妖精と出会う。何か有益な話を聞けるかもしれない。
41~70 モンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
71~80 ギガントモンスターの襲撃だ!!(逃げる事も出来ます)
81~00 日向のラッキースケベ発動。

その妖精の知性と持っている情報↓1(高コンマ程良い情報を持っている)


妖精「うわーんうわーん! ヒック、ヒック……。み、みんなおかしくなっちゃったよー!!」

対魔忍尾美田「おー、よしよし大丈夫っすよー。すぐに武威器達がみんなを元に戻してあげるっすからねー」

勇者日向「……もうすぐ里の中心だな。入間の奴、無事だと良いんだが…………」



~~~魔法使いの里・中央部~~~



???「おっ、やっと来た! まったくもう、待ちくたびれちゃったよ日向ちゃん。こちとら光の洞窟の前でずっと待機してたのに先に聖剣を取りに行っちゃうわ王都に一度戻っちゃうわで本当に退屈で退屈で死ぬ所だったんだからね!!」

武闘家茶柱「……予想はしていましたが、本当にあなたでしたか王馬さん」

ダイキチ「王馬? 誰それ? 俺はオーマ・ダイキチ。魔王軍四幹部の一人で、魔王様に悪魔族の皆を率いらせて貰ってるよ」

王馬が敵……か。こりゃ今まで以上に厄介そうだな……!


対魔忍尾美田「……戦う前に聞いきたいんすけど、美兎ちゃんはどこっすか?」

ダイキチ「ああ、入間ちゃん? 入間ちゃんならほら。↓2(入間の状態を詳しく)」

勇者日向「んなっ──!?」

陰陽師葉隠「入間っち!!?」


魔法使い入間(幼女)「うわーん! ヒックヒック……嫌だよぉ……ダイキチぃ……!! なんでこんな事するのぉ……!?」

そこには幼女と化した入間が、泣きじゃくるように王馬に対して何かを訴えていた。……なんだ? あの口ぶり……。入間は王馬……じゃない、ダイキチの事を前から知っていたのか?


ダイキチ「なんでって俺が悪魔族の総統で、魔王様の幹部だから。もう何度も言ったでしょ? いい加減言い飽きたよ」

魔法使い入間「ち、違うもん! ダイキチは本当の本当の本当はそんな人じゃないもん! 私もユメノンも知ってるもん!! ダイキチは本当は──」

ダイキチ「だーかーら。ここを出る時にも言ったでしょ? 皆に見せてきた俺は全部『嘘』こっちが本当の俺って訳。分かる?」

頭から二本の角が生えた王馬……ダイキチは、やはり俺達の知っている王馬小吉にそっくりな表情と口調で入間を追い詰める。……現実世界のそれと、変わらぬように。


ダイキチ「……さて、我が儘な子供は放っておいて。いい加減遊ぼうよ……。退屈させないでよね? 勇者日向ちゃん?」

勇者日向「──! 来るぞ!!」





……と、普通ならこれからダイキチとのバトルに入る所なんですが、それだと中途半端な所で次スレに行く事になるので、ここから先は皆さんが『こんなシュチュエーションが見たい』というのを募集して、>>1が書くコーナーにします。

さっそく行きましょう↓1

苗木王子と嫁たちの日常

朝日奈も入っているよね?

>>975 えー、それだと嫁達(がどんな衣装を着ていて普段何をやっているか)のネタバレになりますがそれでもよろしいですか?

>>976 うーむ……人魚の状態で王城に運ばれた「専用の水槽の中」という事なら……。




~~間章・苗木王子の日常~~~



苗木王子(まずは、簡単な自己紹介から始めたいと思う。僕の名前は『ナエトル・ハヤシガメ・ドダイトス』この「モノクマ王国」の第一王子だ)

苗木王子(限り無く万能に近い父さん……モノクマ王と違って、僕は『全ての事が平均的に出来る』──位の能力しかない。唯一の取り柄と言えば「人よりちょっと前向きな事」ぐらいかな?)

苗木王子(自分でも「こんな僕が第一王子だなんて……」って思う事は時々ある。けど、それでも僕はこの国の王子だ。国を動かす重要な立場にいる人物だ。それを素直に受け入れて、お嫁さんを貰って、立派に父さんの後を継がなきゃいけない……。いけないんだけど……)



~~~早朝・苗木王子の寝室~~~



苗木王子「……あのー、霧切(ギリギリ)さん」

霧切「なにかしら、苗木王子」

苗木王子「僕毎回言ってるよね? 勝手に寝室に忍び込むのは止めてって」

霧切「勘違いしないでもらえるかしら。私はこの国随一の探偵として、一晩中貴方の護衛をしていただけよ」

苗木王子「そのかなり際どいブラジャーとショーツで僕のベットの中に潜り込んで?」

霧切「貴方を狙う暗殺者の不意を突くには絶好の位置だと思わないかしら?」

この娘は「霧切鏡子(ぎりぎりきょうこ」さん。僕の正妻候補の一人で、この国随一の探偵だ。父さんの暗殺未遂事件(いや霧切さんがなにもしなくとも父さんは死ななかったと思うけど)を未然に防いでくれた恩人でもある。

その腕は本物で、普通の探偵じゃあ解決出来ないような難事件を幾つも解決してきた。……それと、とっても綺麗な人だ。こんな綺麗な人が僕を心の底から好いてくれているなんて、夢なんじゃないかと今でも思う。


舞苑「おはようございます! 苗木王子!! さっそく朝の舞を──霧切さん? なにをしてらっしゃるんです?」

霧切「違うのよ、聞いて舞苑さん。これは──」

舞苑「『正妻が正式に決まるまでは同衾は禁止』──そういう約束でしたよね?」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

霧切「…………」

この踊り子の様な恰好をして部屋に入ってきたのは「舞苑八坂(まいぞのやさか)」さん。元々この王都一番のアイドルグループのセンターだったのだが、僕が彼女の舞台で告白紛いの事をしてからは、「僕だけの専属アイドル」をやると宣言してくれている。……あれ「これからもずっと(アイドルとしての)君が大好きです!! いつも(君からはファンの一人でしかなくとも)君の事を想っています」って意味だったんだけどなぁ……。

いや、後悔は無いよ? だってこの王都一番のアイドルが僕のお嫁さん候補になってくれるなんて夢にも思ってなかったし、彼女の『舞』は今も昔も僕を魅了して止まない物だ。

……けどその……い、衣装がドンドンドンドン過激になってきてるんだよね……。ぼ、僕も男だからその辺も考えて欲しいんだけどなぁ……。せめてヒラヒラの付いたブラジャーとショーツだけとかさ……。今の舞苑さん、透けてるんだもん。服もスカートもブラもパンツも。




~~~モノクマ王国・王都・王城の研究室~~~



苗木王子「やぁ、藤咲さん。また根を詰めたりしてない? 大丈夫??」

藤咲「あ、ありがとうございます、苗木王子。その……王子が僕の事を想ってくれるだけで、ボクはとっても嬉しいですから……えへへ」

苗木王子(可愛い)

この滅茶苦茶可愛らしい娘は「藤咲陽治呂(ふじさきひちろ)さん。霧切さんや舞苑さんと同じく、僕の正妻候補だ。元々は『機械都市・アルカトラズ』出身の「プログラマー」だったのだが、機械都市で行なわれた美少女選手権で見事優勝してしまい、父さん……モノクマ王の権限で僕の正妻候補になった。

……そして、実は『男の娘』という奴でもある。最初は「男として情けない自分にコンプレックスを持って」女装をしていたらしいのだが、『苗木王子の事が好きです!!』と告白されてからはすっかり「如何に可愛らしくなるか」について研究しているらしい。なんでも「男の娘でも妊娠が出来る秘薬」の開発を目指しているとか。

……とても優しくて、王城の皆や正妻候補の皆からも愛されている。僕自慢の恋人の一人だ。



蒼衣「あ、苗木王子! こんにちは!! 今日もとっても暑いですし、一緒に泳ぎませんか?」

苗木王子「そうだね……。水着を着ても大丈夫な時間になったらプール(川)に行こうか」

蒼衣「苗木王子、どんどん泳ぎが上手になってきてますし、私も思わず熱が入っちゃいますよ!!」

そしてこの娘が(多分)最後の正妻候補にして、新入りの蒼衣さん。昔海で溺れかけた僕を助けてくれた人魚で、勇者日向くんのおかげで最近ようやく再開出来たんだ。今は王室特製の巨大水槽の中で日々を過ごして貰っている。

その日向くん達は魔王討伐の任務を受けているだけでなく、蒼衣さんを人間にする方法まで探してくれるらしい。(父さんは知っているみたいだけど教えてくれなかった)……ホント、日向くんには頭が下がるよ。……この国も、僕みたいな平凡な人間じゃなくて、日向くんみたいな勇気のある人が王様に──


霧切「あら、抜け駆けは許さないわよ蒼衣さん」

舞苑「どの口が言うんです? でも私も久々に泳ぎたくなっちゃいました!」

藤咲「あの、えっと、ぼ、僕も一緒に泳いでも良いかなぁ……?」

蒼衣「勿論だよ! ね、苗木王子!!」

その言葉に、僕は「うん」と頷く。……そうだ、ヘコんでいる場合じゃない。彼女達みんなを幸せに……希望に満ちた未来を見せられるように、僕は頑張らなくちゃいけないんだ。……この国の王子だから、じゃない。他ならぬ僕自身が「そうしたい」って願ってるんだから。



~~~苗木王子の日常・完~~~


はい次どうぞ↓1

新人メイドのタエコティアが裸風呂の中で萌え萌えメイドになりきり胸で男性達の身体を洗いまくる。
人気メイドはお客様に指名される事があり料金が高くなる。タエコティアは最初のうちは希望都市で舎弟にした山田くらいしか指名が無かったが、要望に答えて大衆浴場で山田に萌え萌え媚び媚びプレイするようになったら大人気。
男性たちにお礼を言われたり指名が増えて喜んでるとこが見たい。

>>985 そう来たかぁ……! 了解しました。



セイジョウ「はい、はい……申し訳ありません。彼女の使命は二ヵ月先まで埋まっておりまして……。ええ、もし『空き』が出来たらすぐにご連絡さしあげますわ。では──」

ふぅ……。と風魔法の通信を切り、絶対希望都市で超高級メイド喫茶のメイド長をやっている「パーフェクトメイド」こと、セイジョウミルキは頭を抱えていた。

最初は「勇者様以外にあんなことをするのはゴメンですわ!!」と嫌がっていた元・魔王軍幹部「タエコティア・バイオレット」だが、この屋敷でメイドとして働く内に色々と『慣れ』てきたのか次第に彼女自身が『奉仕する喜び』に目覚めたらしく今では──



~~~絶対希望都市・大浴場~~~



タエコティア「あんっ//////……いかがでしょうかご主人様ぁ♪ タエコのお胸、気持ち良いですかぁ?」

男性客A「ああ……最高だよ……。正直あの「セイジョウ」さんの所のメイドさんじゃなかったら俺の全財産を叩いてでも専属メイドにしてるよ……」

タエコティア「ふふっ、光栄ですわ……♪ もっともっと、タエコの身体でお身体をお洗いしますね……♡ ゴシゴシ……ゴシゴシ……♪」

男性客B「な、なぁもう良いだろ! 俺に変わってくれよ!!」

男性客C「お、俺もいるんだからな! なぁタエコちゃん。本当に『身体を洗ってもらう』以上の事は出来ないんだよね?」

タエコティア「申し訳ありません、ご主人様。それはサービス外となっております……。せめてタエコの恥ずかしい姿を見てご自身を慰めてくださいまし……♪」

男性客D「良いじゃねぇか。こうしてタエコちゃんが俺達の身体を洗ってくれるってだけで一日の……。いや、一週間分の疲れが吹っ飛ぶってもんだ!」

タエコティア「ふふっ、皆さんに喜んでもらえてタエコ、とっても嬉しいですぅ……♪」

男性客Y「そうですぞ。それに実はプライドの高いタエコさんがこうして拙者達に萌え萌え媚び媚びプレイをしてくれているのですから──「後方理解者面してんじゃねぇぞブタぁ!!」ひぃいいいいっ! すみませぇえええええええん!!」

ドッ! ワッハハハハハハハハハハハ──!!



──と、毎日毎日この始末。……少し「調教」と「矯正」をしすぎたかもしれないと反省するセイジョウなのであった。

な、難産だったが書いたぞぉ……。さて、次のお題↓2でこのスレはお終い。次スレに移り、冒険の続きをやって行きましょう。……本当に、何時終わるんだろうこのRPG……。

それでは今回はここまで。それではまた明日。8:30から9時頃にお会いしましょう。

王馬登場でストーリー佳境に入ってるもうすぐじゃない?

こんばんわ、それでは今夜も始めて行きます。(と言ってもすぐに次スレに移りますが)


もしも>>925で、茶柱が「バカには見えない服」を着る事を了承していたら~~~



武闘家茶柱「わ、分かりましたよ……。着れば、着れば良いんでしょう!!」

ヤケになってマイクロビキニとTバックのビキニアーマーを脱ぎ捨て「バカには見えない服」とやらを装備する。すでに茶柱の裸を見ている日向、入間、尾美田は兎も角、葉隠まで「おお……!」という感想を漏らしていた。


武闘家茶柱「その……。ど、どうでしょうか……?」

勇者日向「ああ、いつも通り。とっても綺麗だよ茶柱」

日向はとても和やかで素敵な笑顔で茶柱を褒める。ああ、本当に止めて欲しい。そんな顔で褒められると、この世界の倫理の緩さに対する抵抗心がますます薄くなってしまう。


魔法使い入間「くっ……。改めて見ても良い身体してんじゃねぇか暴力女……! 俺様の超エロい身体とと互角の魅力があるって褒めてやるぜ」

対魔忍尾美田「むっきゃー! 流石は転子ちゃん。「ヴィーナス」の顕現っと言ってもおかしくないっすね!!」

陰陽師葉隠「日向っちが羨ましいべ……。こんな綺麗な娘を嫁さんに出来るってんだから」

武闘家茶柱「よ、よよよよよよよよよよよよ嫁!!?」

チラリ、と日向の方を見る。見てしまう。日向は「それも悪く無いかもな」とクスクス笑いながら言っていた。……お嫁さんになる? 私が、日向さんの……?


勇者日向「それじゃ、行くか」

日向は茶柱の腕を掴み、ギルドの外へ出て行こうとする。どこに行くつもりなのか慌てて尋ねると、日向は当然の様にこう言った。


勇者日向「決まってるだろ? 特訓だよ、特訓──」



~~~絶対希望都市・街中~~~



武闘家茶柱「う、うぅううううううう……//////」

勇者日向「ほら、そんなに恥ずかしがらないでちゃんと胸もあそこも皆に見せるんだ。……出来るか?」

武闘家茶柱「わ、分かりましたぁ……」

文字通りの生まれたままの姿(実際には違うのだが)で、街中を歩く茶柱。日向が常時手を繋いでくれているが、否、だからこそ周囲の人々からのジロジロとした視線がとても気になる。

──綺麗だ、変態だ、痴女だ、羨ましい、妬ましい、今すぐ襲い掛かりたい──そんな感情が込められた視線がビシビシと転子の身体を貫く。ああ、なんて屈辱で、なんて恥ずかしくて、そして──。


武闘家茶柱(どうして「嬉しい」「気持ち良い」なんて思ってしまうんですか……)

一体自分はどうしてしまったのか。前までの「茶柱転子」なら絶対にありえなかったはずの行動をして、絶対にありえなかったはずの感情を抱いてしまっている。胸のドキドキがさっきから止まらない。これは民衆からのイヤらしい視線のせい? それとも──


勇者日向「頑張れ、あと少しだ」

……日向が優しく手を繋いでくれているから、なんだろうか──

それから暫くして路地裏に入った所で、ようやく日向は手を放した。


勇者日向「はい、今日はここで終わりだ。……頑張ったな、茶柱」

武闘家茶柱「は、はいぃ……」

もはや羞恥やらなんやらで自分の頭がどうなっているのか訳が分からない。本当になんなんだろう、このドキドキした気持ちは──。否、実際はもう既に分かっている、これは、これがきっと──


勇者日向「さて、ちゃんと訓練を終えられた偉い娘にはご褒美をあげなきゃな」

武闘家茶柱「……へ?」

日向はそう言うと、所謂「顎クイ」という奴をして、茶柱の唇に自分のそれを少しずつ近づける。


武闘家茶柱「あ、あの! ひ、日向さ──!!」

してしまうのか? このまま自分の大事な最初の経験を奪われてしまうのか? こんな路地裏で、全裸で、日向に──。そうこうしている間にも唇はドンドンドンドン近づいていって、最後には──






武闘家茶柱「や、やっぱりダメですぅうううううううううう!!」

そういうのはちゃんと清い交際をして、深い愛情で結ばれて、ちゃんとした「恋人」という奴になってからじゃないと──じゃないと自分は何時でもどこでも日向を求める「イヤらしい女」その物に──



勇者日向「……ど、どうしたんだ茶柱。突然飛び起きるなり大声を出したりして……」

武闘家茶柱「……へ?」

陰陽師葉隠「ひょっとして、怖い夢でも見たんだべか?」

気がつくと、自分は寝袋の中で寝ていた。……そうだ、今自分達は暴走した入間を止めるために「魔法使いの里」へ向かっている最中だった。夜になり、今日はもう休もうという話になって寝袋に入り、そして──


武闘家茶柱「……日向さん」

勇者日向「ど、どうした?」ガシッ!

武闘家茶柱「理不尽の極みだと分かっていますが、このまま転子に投げ飛ばされて下さい!!!」

日向の「どわぁあああああああああああっ!!」という叫び声が草原に響く。……日向のせいだ。あんな夢を見たのも、あんな気持ちになったのも、そして……自分の中で「いつかもっとハレンチな装備」を着る覚悟が決まってしまったのも。


武闘家茶柱(……責任は、取って貰いますからね)


~~~茶柱の見た夢編・完~~~

さて、今回のスレもご閲覧ありがとうございました。次スレでもよろしくお願いします。

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