吉田家
シャミ子「ぐわああああああああああああああああああああ!!!!!」
桃「シャミ子!?」
シャミ子の叫び声を聞いた桃は、吉田家の入り口の扉を破壊して突入した。
シャミ子「はあ、はあ、はあ……」
桃「助けに来たよ、シャミ子」
シャミ子「臭いです……」
桃「臭い?何が?」
シャミ子「足の裏……凄く臭いです……」
桃「……」
シャミ子「おえぇ……」
桃「何故嗅いだ?」
シャミ子「こんなボロ廃墟に住んでる人間の足の裏の臭いが気になったので自分のを嗅ぎました」
桃「……」
シャミ子「……自分の体の一部とは、思えないくらい強烈な臭いでした……まるで生ゴミです……こんな真実知りたくなかったです……」
桃「……シャミ子は」
シャミ子「えっ?」
桃「シャミ子は、生ゴミなんかじゃない」
桃は、シャミ子を押し倒した。
シャミ子「ぐはぁ!何するんですか!痛いです!」
桃「……」
シャミ子「え?桃?」
桃「シャミ子に臭いところなんて無い」
桃は、シャミ子の片足を掴んで足裏の臭いを嗅いだ。
桃「はあ、はあ、はあ……いい匂い……」
シャミ子「桃!?」
桃は、シャミ子の足裏を舐め回した。
桃「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
シャミ子「ぐわああああああああああああああああああああ!!!!!」
桃「ハアハアハアハアハアハア……」
シャミ子「桃がおかしくなっちゃった!」
桃「シャミ子は……臭く……ない……」
シャミ子「あちょーっ!」
シャミ子は、桃を蹴飛ばした。
桃「あんっ」
シャミ子「いい加減にして下さい!気持ち悪いですよ!」
桃「自分の足裏の匂いを嗅ぐシャミ子に言われたくない」
シャミ子「うっ……」
桃「シャミ子、足拭いてあげるから動かないで」
シャミ子「本当ですか~?」
桃「シャミ子、私を信じて」
シャミ子「……」
桃「……」
シャミ子「……分かりました。早く拭いて下さい」
桃は、シャミ子の足を掴んで……。
桃「ラウンド2ゥ~」
シャミ子「えっ?」
再び舐め回した。
桃「ペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
シャミ子「うげえええええええええええええええ!!!!!」
桃「シャミ子の足裏……可愛い、ハアハア……パンツも可愛い……」
シャミ子「こんな桃知りたくなかったですうううううううう!!!!!」
玄関
ミカン「壊れた扉……叫び声……シャミ子が危ない!」
ミカンは、シャミ子を救った。翌日、シャミ子の足裏の臭いは何故か柑橘系の香りになっていた。
桃「シャミ子の匂いが消えたぁ~……」
ミカン「ハアハア、いい匂いよ……」
シャミ子「こんなミカンさん知りたくなかったです……」
完
あとがき
シャミ子達が本編で臭い臭いって言われないのは、何でだろう?
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