2021夏アニメ『そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！』

疲れてるけど、寝る前に短いアニメを見る程度には元気。そんな現代人に贈る、ウサギさんとタヌキさん二人（二匹）のテキトーク。だけどお喋りの終わりにはいつも……。

登場人物（動物）
ウサギさん……意味のなさそうでありそうでやっぱりないことばかり喋る。
タヌキさん……ウサギさんのお喋り友達。よくウサギさんに振り回される。
ヒポポタマス……哺乳綱偶蹄目カバ科カバ属に分類される偶蹄類。

制作：PRIDE
放送：新緑テレビ　毎週火曜　1:25～1:30
主題歌：南テテ「ヒポポポポタマス！」

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第一話『ラ・ピッド・ゲイル』

「ラ・ピッド・ゲイルって知ってる？」
今日もウサギさんとタヌキさん二人（二匹）のテキトークが始まった。
人の名前？　何かの呪文？　スワヒリ語で「爪楊枝」？
タヌキさんは色々考えますが、ウサギさんは中々ピンポーンをくれません。

そして現る偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第二話『子宮から産道へ』

ヒポポタマスに踏みつぶされた二人（二匹）。気が付くとそこはよく分かんない所でした。
ウサギさん曰く、これは輪廻転生の途中らしい。よく分かんないので、係の人が来るまで『生まれ変わったら何をしたいか』について話すことになりました。

しかし来たのは偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第三話『まるでサーカス』

気が付くとそこは体育館でした。
タヌキさんは色んなスポーツに誘いますが、ウサギさんは口しか動かさないのでした。
仕方ないので話題だけでもスポーツで。二人（二匹）は『スポーツで疑問に思ってること』を話し、オフサイドの真実ににじり寄ります。

ゴールの前に偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第四話『愛ゆえに』

気が付くとそこは結婚式場でした。
それに気付くなり毒を吐きだすウサギさん。何やら結婚式に苦い思い出があるみたい。
話題も自然と『結婚式の嫌いな所』に。ウサギさんの豊富な語彙が自己満足引き出物の存在意義を問い詰める様子を、タヌキさんはただ黙って聞いているしかないのでした。

ご祝儀未納偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第五話『宵闇』

気が付くとそこは＼ピシャーン／停電で何も見えなくなってしまいした。どこだここ。
灯りが欲しい二人（二匹）は、百物語をして火のついたロウソクを呼び寄せることに。
怖い話を喋＼ドスーン／ヒポポタマスに踏みつぶされてしまいました。
……今回早くない？まだ五分経ってないよ？もしかしてこのカバ『怖い話』が苦手なのか？
ついにカバの弱点を見つけた二人（二匹）は番組の残り時間を使ってカバを追い返そうとします。

雷はねて偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第六話『これぞ真夏のサンシャイン』

気が付くとそこは砂浜でした。
かんかんの太陽に晒されながら、二人（二匹）は『夏と言えばコレってやつ』について話すことに。
かき氷、怪談、スイカ割り、黒いガムテープ。色々挙げていきますが、なんだか何かが足りていないような。

生足魅惑の偶蹄類。

七話～最終話までのタイトルを安価します。

第七話のタイトル　↓１
第八話のタイトル　↓２
第九話のタイトル　↓３
第十話のタイトル　↓４
第十一話のタイトル↓５
最終話のタイトル　↓６

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第七話『今から始めるFX』

気が付くとそこはなんかギザギザした線がある場所でした。
それを見つけたウサギさんは、このギザギザはカバの高度を表しているのではないかと仮説を立てます。
……じゃあ株価じゃなくてカバ価ってこと？
あらゆる意味で出オチにならないよう、二人（二匹）は『このギザギザが下まで落ちない方法』を考えます。

有り金溶かし偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第八話『PS5当選！』

気が付くとそこはヨドバシカメラでした。
始まるやいなやウサギさんは大喜び。大人気ゲーム機（ﾊﾟｰﾌｪｸﾄｽｺﾞｲﾔﾂ5）を買えたんだって。
これを踏みつぶされちゃ、今までの苦労も水の泡。今回ばかりはウサギさんも本気になって『カバを避ける方法』を模索します。
だけどタヌキさんはあんまりノリ気じゃないみたい。

転売絶許偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第九話『実写』

気が付くとそこは富士サファリパークでした。
「そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！　BD」特典映像の冒頭五分を地上波で紹介！
ウサギさん役：上田陽光さんとタヌキさん役：シバマキさんが二人でサファリパークを歩きます（どうせならウサギもタヌキも居る動物園に行けばいいのに）。

本当に本当に偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第十話『泥沼』

気が付くとそこは＼ピシャーン／沼のほとりでした。
さっきの雷でウサギさんの体の半分が沼と入れ替わってしまいました。心配するタヌキさんでしたが、いつもと変わらない口車に一安心。
そこで二人（二匹）は疑問に思います。『「ウサギさん」を「ウサギさん」と定義しているものはなんなんだろう？』
実存と虚構の境界とは？イデア界の自分とは？

アイデンティティティ偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
第十一話『決・戦』

気が付くとそこは夕日が照らす河川敷でした。
次で最終回だし山場を作ろう。とはウサギさんの提案。
それで夕日と河川敷とはセンスが古すぎる。そんな発言を皮切りに話題は『最終決戦にありがちなやつ』にシフト。一期のOPを流すタイミングについて持論を展開します。

伏線回収偶蹄類。

そこのけ！そこぬけ！ヒポポタマス！
最終話『ゼロ』

「ラ・ピッド・ゲイルって覚えてる？」
今日もウサギさんとタヌキさん二人（二匹）のテキトークが始まった。

意味がなさそうでありそうでやっぱりない言葉。その意味を決めるのは誰なのか？
「ゼロ」という数字。これが終わりの数字なのか、始まりの数字なのか、決めるのは……。

なんだっけその言葉。そういえば前にも聞いたことがあるな。二人（二匹）は今までのテキトークを振り返ります。全ての始まりに向かって。

そして現るヒポポタマス！