リゼ「缶ばかり撃つの飽きてきたな……生き物撃ってみたい」 (45)

リゼ「って何を言ってるんだ私は!!そんなのだめだ!…」

パスッパスッ

リゼ「はぁ…ゲームでもやるか…」

リゼ「ゲームなら生き物を撃ち殺せるしな」



リゼ「クソ!つまらない!やはり自分で銃を握って撃たないと意味がない!…テレビでも見るか… なんだ?ローカルチャンネルか?これ」

テレビ「この街、ほんとうさぎが多いですねー!かわいいなぁ!」

リゼ「ここの街の紹介してるのか、たしかにうさぎ最近多くなってきたな」

リゼ「………これだ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1614100368

リゼ「親父、ちょっとでかけてくる」

なに?!こんな夜遅くにどこに行くんだ!?

リゼ「友達んとこだよ!」


リゼ「よーし…河原にいくぞ!」



リゼ「いたいた、堂々とベンチで寝てるな」

リゼ「フルオートからセミにかえて…」

カチッ

リゼ(狙うは頭だな…)

リゼ「ってあれ!?よく見たらこれ親父が改造したアサルトライフルじゃないか!?全く同じモデルのやつだからパット見じゃわからないんだよなぁ‥…ちっ…取りに帰るのは面倒だな」

リゼ(これ威力すごいんだよな…瓶軽く割れるし…だ、、、、誰も見てないよな?……)

リゼ「………」キョロキョロ

リゼ「誰もいない…」

リゼ「よーし…今だ!」

バスッ!

うさぎ「っ!?」ダッ!

リゼ「頭に当たった!さすが私だ!…でも動けるのか!よし!行ってみよう!」

うさぎ「……っ…」ヨロヨロ バタッ

リゼ(倒れこんだ!)

うさぎ(‥………)

リゼ(うっ…頭から血が出てる…白いうさぎだから余計目立つな………少し、可哀想だ…でも…………楽しい)

リゼ「もっと他にいないのか?」

リゼ「お、あそこにいるのはシャロじゃないか、こんな夜遅くまでクレープのバイトしてるのか」

シャロ(………)

リゼ「な、、、何を考えている…私は!…ぜ、絶対にだめだ!」

シャロ(あーあ、寒いなぁ…お客さん来ないし帰りたいー…)

リゼ(うさぎは全く鳴かないし正直…人間を……人間を撃ってみたい!………)

リゼ(でもシャロを撃つ必要あるか?そこらの見知らぬ人でも良くないか?………いや…シャロのほうが余計怪しまれないか…自分で言うのも何だがシャロは私に憧れがあるみたいだし)

リゼ(なぜだろう、罪悪感を全く感じない、いやこれはシャロだけではなくココア、チノ、チヤに対してもだ、頭の中でシミュレーションしても全く可哀想だとかの感情が湧いてこない…むしろどんな反応するのかが見てみたい)

リゼ「よし…狙うは…二の腕にするか…後ろからだから後頭部に撃っても反応悪そうだし 二の腕って案外痛いんだよな…w しかもちょうどそのあたりは素肌だし」

シャロ(あー…リゼ先輩今何やってるんだろ……ラピッドハウスにいってコーヒーが飲みたい…チヤの和菓子が食べたい……あーぁ…、暇だなぁ…)

バスッ!

シャロ「!?!? 痛 っ ! ?!?」

シャロ「い、痛?!なに!?今の!?」

リゼ「うくく…w驚いてる驚いてる…!」

シャロ「虫に刺されたのかな…で、でも凄く痛くてヒリヒリする…暗くてよくよくわからない…、て、ていうか血が出てる!?嘘っ!?」

シャロ「ちょ、な、何なのよこれ!うぅ…帰りたいっ!…」ウルウル…

リゼ(凄い焦ってるな)

シャロ「と、とりあえずライトがあってお客さん来るかわかるところ…あ、あそこ!」ダッ


シャロ「な、なにこれ?…皮が擦り付けて血が垂れてる……!なんでよ!?どうして!?」

リゼ「よし、もう一発撃つぞ……!次はその大胆に露出してるふとももだ!」

バシュ!バシュッ!

リゼ「しまった、2発うってしまった」

シャロ「ーーーーッ!!!!!」

シャロ「痛っ!!えっ!?えっ!?!」

シャロ「な、なんなの!?だ、誰かの仕業!?!?もうやだぁ!…」ウルウル…

リゼ(げっ!アイツ騒ぎすぎなせいで誰か来た!)

通りすがりのひと「あ、あなた大丈夫?!」

シャロ「た、たすけてぇ!」

リゼ(よし逃げよう!)

後日 ラピッドハウス

ココア「うーん…竜巻かなんかで小石が飛んできたとか?」

チノ「昨日そんな風強くなかったですよ」

リゼ「…」

シャロ「二の腕に傷、太ももにも…何なのよ…」

チヤ「病院にはいったの?」

シャロ「これくらいの傷じゃいかないわよ…」

リゼ(まあ改造したって言っても流石にその程度だからな…やはりもっと強力にしたい…しかしこいつら、エアガンとか全く思い浮かばないんだな…)

ココア「あ、だとするときっと鎌鼬だよ!妖怪の!」

シャロ「はぁ!?」

リゼ(ぷっwwココア呑気なやつだなぁ)

チノ「リゼさんどうされましたか?」

リゼ「…え?なにがだ?」

チノ「いえ、なんか静かなので」

シャロ「リゼシェンパイー…私怖いですぅ…」グスン…

リゼ「……そうだな、安心しろシャロ、私が守ってやるからな」

シャロ「う、嬉しいです先輩!」

シャロ「それじゃ私、ラパンのバイトに行ってきます」

リゼ「ああ」
ココア「またねー!」
チノ「お気をつけて」



チノ「…」ボー…

チノ(…シャロさんのあの傷…やはりおかしいです、同じような傷が腕と脚に3箇所、誰かが近くに来てシャロさんに危害を加えたわけではない…となると遠距離からということになります
遠距離から攻撃できるものといえば…つまり…!)

リゼ「いらっしゃいませー…」

チノ「よし……あのココアさん、ハンカチ忘れたのでちょっと更衣室行ってきますね」

ココア「はーい」

行為室


ガチャ‥

チノ「…リゼさんのロッカー……」 カチッ…

チノ「…エアガン…これだ…………」

チノ(でもエアガンでなぜシャロさんを撃ったのでしょうか…それに犯人はいったい…リゼさんがやるわけ無いですし……ココアさんに後で相談しましょう…)

行為室というヤリ部屋みたいな誤字

圭一くんかな?

すいません
夜にしかかけなくて眠すぎて誤字多いかもしれないです



チノ「あの、ココアさん」

ココア「どうしたの?深刻な顔して」

チノ「その、シャロさんの怪我についてなんですが」

ココア「なにかわかったの?」

チノ「はい、多分エアガンだと思うんです」

ココア「えーっ!?じゃ、じゃあ犯人はリゼちゃんなの!?」

チノ「い、いえ、まだそうとは決まってないです‥」

ココア「でもこの街でエアガン常に持ってる人ってリゼちゃんしか見たことないよ」

チノ「私もです…」

ココア「でもすごいねチノちゃん、エアガンなんて頭になかったよ~」

チノ「そ、そんなことありません とりあえず本当にエアガンか確認するためにシャロさんが撃たれたと言っていたところに行ってみましょう、きっとBB弾があるはずです」

ココア「そうだね…!いこう!」

リゼ「ちぇ…シャロは今日バイト休みか……またうさぎでも撃つか…ん?…いや…見知らぬ人でもいいかな!……ソッチのほうが楽しそうだ!……って…ん?あれは…」

ココア「このあたりかな?」

チノ「あ、これ!見てください!」

リゼ「…ココアとチノじゃないか、何やってんだ?あいつら」

ココア「BB弾だ!!つまり…」
チノ「そういうことですね…」

リゼ「し、、、、、、、しまったぁあああああ!!!!!私は馬鹿だ!!BB弾でバレるに決まってるじゃないか!!しかもこの街でエアガン持ってるようなやつなんて私しかいない!!私が疑われてしまう!!」

リゼ(どうするどうするどうするどうする………)

リゼ「だ、だめだ!思いつかない…!!」

見知らぬ娘「ママー!今日はねー!シチューがいいー!」

母「はいはい、ほら危ないから走らないの」



リゼ「………いいこと思いついた…」

リゼ(よし…これくらいの石がいい……尖ってるし丁度いいな)

リゼ(素肌を狙え…大丈夫だ…私ならできる……当てたら速攻逃げるんだ……)

見知らぬ娘「んっっ…今日寒いね、あ!うさぎさん!」ダッ

母「あ、こら!走らないの!」

リゼ(よし!!!いまだ!!うまくあたってくれ!!)

バシュッ!!

見知らぬ娘「痛ーーっ!!!?!?!?」バタリッ!

リゼ(よしっ!!!ヒット!)

見知らぬ娘「うわぁぁあああああん!!!」ポロポロ…

母「ほらもう!言わんこっちゃないんだから!」

見知らぬ娘「ちがっ!ヒグッ…!ちがう…のぉ!!……痛いよぉままぁ!!」ポロポロ…

母「ほら見せてみt…キャ~!!な、なによこの傷…!血、血が…!ころんだだけで!?そ、そんな!早く医者に…!」アワアワ…


リゼ(はぁ!はぁ!はぁ!!やった!やったぞ!)

リゼ「し、しかしまてよ…たった一人だけでニュースになんかなるのか?」

リゼ「ニュースになってくれないと意味がない…みんなに『不良集団が石を投げつけて一般人に無差別な暴力行為を行っている』という風にしないといけないんだ…そしてシャロもその被害者の一人ということに…」

リゼ「……いまは夜の20時…やるしかない…!……」

リゼ(こんなことになるなら動物だけにしとけばよかったんだ……しかし今は考えたって仕方がない…やってやる!やってやるぞ!)

こうしてリゼは人気のないところに歩いてる人を見つけ、石を投げつけた

翌日

ニュース「えー昨晩何者かによる~……石の可能性が高く~……遠くから投げつけて~…みなさんも夜には気おつけてください、不審な人を見つけた場合は…」

リゼ「っし!!!いいぞ!」

リゼ(そうと決まれば今日はみんなを呼ぼう!)

リゼ「えーっと…」

なあみんな、今日はみんなでお茶しないか?ラピッドハウスに集まって

リゼ「これでよし」

ココア「うん、いいよー」
チノ「わかりました」
シャロ「はい!よろこんで!」
チヤ「いいわね、話したいこともあるし」

リゼ「よし!こんときにニュースの話を持ち出すんだ!アイツラの頭の中からエアガンを取り除こう!」

ラピッドハウス

このお菓子すごくうまいねー
あーこら!ココア!それ食べ過ぎよ!
ワイワイガヤガヤ

リゼ「あー、そうそう シャロ」

シャロ「はい?」

リゼ「まだ痛むか?傷」

シャロ「も、もう大丈夫ですよ!」

シャロ(ほんとは痛いけど…リゼ先輩に心配かけたくない!)

リゼ「よかった、そういえば最k チヤ「ねえリゼちゃん?」

リゼ「な、なんだ?チヤ」


チヤ「昨日の晩 なにしてたの?」

リゼ「」


リゼ「な、、、なにが?」

チヤ「昨日ね、リゼちゃん見かけたの夜」

リゼ「それがなんだ?…」

リゼ(やばい!見られてたのか!?)

チヤ「すごく焦ってたように見えたけど…」

リゼ「気のせいだろ」

チヤ「じゃあなんでココアちゃんとチノちゃんになんにも話しかけずに去っていったの? 」

ココア「へ?あそこにリゼちゃんいたの?」

チノ「どういうことです?」

リゼ(こ、こいつ…!見てたのか!)

チヤ「あのとき私もシャロちゃんが心配になってね、シャロちゃんが襲われた現場に行ってみたの、そしたらリゼちゃんが遠くからココアちゃんとチノちゃんを眺めてたのよ」

チノ(たしかに…それは変ですね…)

ココア「そうなの?リゼちゃん?チヤちゃんは私達と一緒に現場で色々見て回ったんだよねー」

チヤ「ねー♪」

シャロ「しぇ、しぇんぱい?……あのぅ?……」モジモジ…

リゼ「っ…」ジリッ…

リゼ(くそっ!!怪しまれてる!!…で、でも大丈夫だ…チヤはココアたちと合流したなら私が石を投げていたところは見てないはず…いくらでも言い訳ができる!)

リゼ「あ、、あぁ!あのときな!あの時は親父に買い物頼まれててな、買い物の途中だったんだ、でも私もシャロのこと気になってな、通り道だったから見に行こうとしたんだ、そしたらそこにはココアとチノがいて声をかけようと思ったんだが…買い物遅くなったら親父に叱られるし急いで買いに行ったんだよ… 全く、ウーバーイーツ使えって話だよな はははは!」

チヤ「ふーん、でも一声かけるくらいいいんじゃないかしら」

リゼ「い、いやまあ…そうなんだが ココアとチノがいるのに私も一緒になって証拠とかを探しても仕方ないだろう?それに後日改めて明るいときにみんなで行こうと思ってたしな」

チヤ「…ほんと?」

リゼ「ああ………」

みんな「「「……」」」シーン…

シャロ「……もーーーー!!!ちょっとあんた!さっきからリゼ先輩に当たり過ぎじゃない!?」

リゼ「シャロ、まあいいじゃないか」

シャロ「チヤ!結局何が言いたいわけ?!」

チヤ「……なんでもないわよ?ただ不思議だったから」

ココア「あわわわわ…」

チヤ「あ、それと一つ、ねえチノちゃん なにか話があるのよね?」

チノ「あ、はい、シャロさんを傷つけたモノについてですが何かわかりました」

シャロ「えー!?!?そ、そうなのチノちゃん!?」

チノ「はい…それはエアガンです」

シャロ「エア…ガン?…エアガンってあの…アレ?」

チノ「はい、アレですね」

ココア「凄いんだよエアガンって、空き缶に穴をあけるくらいつよいのもあるんだって」

チノ「しかも改造なんかしたらもっと威力を出せます」


シャロ「でもなんでエアガンってわかったの?」

チノ「それはこれです」つBB弾

シャロ「あ、それって……ああなるほど…そういうことね…」

リゼ(…こうなったらどのタイミングでニュースの話を持ち出すかだ…)

チヤ「この街にエアガンを持ってる人ってわたし一人しか知らないわ」

ココア(…)チノ(…)

シャロ「な、ふざけないで!リゼ先輩がそんなことするわけないじゃないの!」

シャロ「リゼ先輩!違いますよね?!」

リゼ「ん?当たり前だろ 私がするわけないじゃないか」

シャロ「ほ、ほら!!謝りなさいよ!チヤ!」

チヤ「証拠とかはあるのかしら」

リゼ「ほらこれみてみ」つスマホ

ココア「ニュースサイト?」

チノ「えっと…16人の未成年の女の子が集団で石を投げられる…?しかもこの街!?被害者の怪我は擦り傷、切り傷、痣 どれも軽症…不良集団の暴行とみている…」

チヤ「…………」

シャロ「こいつよ!この不良集団よ!!きっと!!」

リゼ「ああ、私もそうとしか思えない」

シャロ「なんだか腹立ってきたわ!!!私がこの手で捕まえてやりたいー!」

ココア「カフェイン呑んだシャロちゃんにかかれば不良なんて余裕だよー!」

チノ「危険だと思いますが…」

シャロ「当ったり前よ!ココア!はやく頂戴!今すぐにやつけにいくわ!」

ココア「アイアイサ リゼ「やめろしシャロ!!!!」ダンッ!!!

ココアチノ「「…!」」ビグッ!!

シャロ「…り、りぜしぇんぱい?」オロオロ

リゼ「そんなことをしてさらにシャロが傷ついたらどうするんだ…!私はもうお前に怪我をしてほしくない!頼むからもう危険なことはやめてくれ…本当は私が…先輩としてお前を守ってやらねばならんのに…!私のそばから離れないでくれッ…!」

シャロ「はうぁ…////り、リゼしぇんぱい~/////」

リゼ(決まったな…)

シャロ「ほら!さあチヤ!リゼ先輩に謝りなさい!」

チヤ(………私は…こんなの認めない…絶対にリゼちゃんのはずよ!…でも今は…)ギリッ…

チヤ「…リゼちゃん、ごめんね?変に突っかかってしまって」

リゼ「いやいいさ、チヤ お前はシャロの幼馴染だもんな 、一緒にこれからとシャロを守っていこう」

チヤ「…ええ」ニコッ…

シャロ「もう…チヤのバカ…///」ボソッ…

チヤ(………)

お前みたいな奴はマックさんにアイアンクローでもされればいいのに

リゼ「よし、もう遅くなったし帰るか」

シャロ「あ、じゃあ私もそろそろ帰ります」

ココア「え!?もう帰っちゃうの?!」

チノ「ココアさん、時計」

ココア「わっ、もうこんな時間なんだ…わかったよ、それじゃあまたねー!おやすみー」

リゼ「ああおやすみ、シャロ私が送ってやるよ」
シャロ「ふぇえ!?いいんですか!?ありがとうございますぅ!」

…リゼ帰宅

リゼ(よし…すべてばっちしだ…もうこんなことはやめよう、流石に色々と危なすぎた…もう寝よう…)

チヤ「………」

チノ(この人帰んないんでしょうか…)

ココア「チヤちゃん??」

チヤ「ねえ、ココアちゃんチノちゃん、ちょっといい?」

チノ「はぁ」

ココア「んー?」

チヤ「ココアちゃんとチノちゃんはさっきの話、不自然だったと思わない?」

チノ「さっきって、あのシャロさんのですか?」

ココア「不自然かなー?」

チヤ「不自然よ!よく考えてみて!いい?まず1つ目 BB弾のこと!リゼちゃんに不良集団とか石とかで誤魔化されたけどbb弾があったのはおかしいわよね?!」

ココア「あー、忘れてたよ!」

チノ「…もしかしたらたまたま落ちてただけじゃないですか?」

チヤ「BB弾なんてエアガン以外に使いみちなんて無いわよ…?」

ココア「でもそれだけじゃリゼちゃんが犯人だとは決めつけられないよ…それに私はリゼちゃんはそんなことする人じゃないと思うもん、しかもシャロちゃんになんて」




チヤ「じゃあ‥…私が一番引っかかる所…どうしてシャロちゃんだけ被害が一昨日で他の10人以上は昨日なの??」

ココア「…あ…」

チノ「たしかにおかしい…」

チヤ「………私はこう推理してるの、まず初めに理由はわからないけどリゼちゃんはシャロちゃんにエアガンで撃った、 Bb弾でココアちゃんたちに気づかれたと思ったリゼちゃんは石を使って無差別に未成年の女の娘たちに投げつけ怪我を負わせ、不良集団という偽の容疑者を作った!シャロちゃんの怪我も不良集団がやったことに見せかけた!」

チノ「…すごいですね」

ココア「そんな…そんなの嘘だよ!リゼちゃんがそんな…」グスッ…

チヤ「………」

チノ「あの、失礼ですがどうしてチヤさんはそんなに必死なんですか?リゼさんとは友達で疑いたくないですし、わたしもココアさんもリゼさんが犯人だなんて微塵も思わなかったんです」

チヤ「…それは……」

チヤ「私の…私の大事な幼馴染を怪我させたから…許せないの」

ココア「私は信じたくないよ…リゼちゃんがやっただなんて…」

チノ「私もです…」

チヤ(なんとかしてリゼちゃんを…)

ココア「…もうこの話はやめよ?私達3人だけの秘密にしてなかったことにしようよ!何も言わなければ何もしなければこれまで通りずっとこのままなんだから!」

チノ「私もそれに賛成です、第一リゼさんがやった証拠はまだ一つもないですしね」

チヤ(くっ……)

チヤ「わかったわ……ごめんなさい…」

ココア「そ、そんな!謝らないで!すごいよチヤちゃんは!」

チノ「はい、一人でそんな推理してただなんて感心しました」

チヤ「ふふ、ありがとっ♪じゃあわたし御暇するわ おやすみふたりとも」




チヤ「こうなったら……私がリゼちゃんに……」

チヤ(これと…あれと…よし準備おkね)

チヤ「………いこう…私がシャロちゃんを守るんだ…」

チヤ(…)タッタッタッ…

バイト中シャロ「あれはチヤ?こんな遅くにどこに行くんだろ…」

おい!桐間!はやくお客様に持って行け!

バイト中シャロ「ひゃ、ひゃいー!」



チヤ「……来た…」

リゼ「おーい…チヤ、こんな夜遅くにみんなに集まってほしいってどうしたんだ? っていうか私とお前だけじゃないか」

チヤ「ええ、リゼちゃんしか呼んでないから」

リゼ「一体どういう…」

チヤ「この間の続きよ」

リゼ「は?」

チヤ「ねえリゼちゃん、本当のことを話して」

リゼ「お前まさか、またあの話を…」

チヤ「そう、本当はリゼちゃんなんでしょ?シャロちゃんをやったのは」

リゼ「な、ふざけるな!この私がシャロにそんなことするわけないないだろう!!」

チヤ「嘘よ、本当のこと言うならまだ許してあげてもいいわ、私とリゼちゃんの間だけの話で終わりにしてあげるから」

リゼ「ちっ…しつこいぞ本当に 妄想も大概にしろ」

チヤ「実はね、あのときリゼちゃんを追いかけたの」

リゼ「…は?」

チヤ「ココアちゃんとチノちゃんと会ったっていったのは嘘 私も遠くから見てたの そう、あなたを」

リゼ「…は?」

チヤ「ココアちゃんとチノちゃんにね、前もって言っておいたの、私の口裏に合わせてって」

チヤ「それでね、リゼちゃんを追いかけたらそこには泣いてる女の子がいたの」

リゼ(…)

チヤ「そして反対方面には、走って逃げるように駆けるリゼちゃん」

チヤ「その女の子はね、被害者の1人…」

リゼ「はぁ…付き合いきれんな、もういい 私は帰る この話はなかったことにしてやる、この5人の関係を壊したくないからな 」

チヤ「残念ね、石を投げるところ、わたし動画で撮ってあるわ」

リゼ「…な に?……」

チヤ「これを警察に届けるわ」

リゼ(………)

チヤ「なにか言い残したことあるかしら」

リゼ「…」

チヤ「ないのね…残念……さようなら…」

リゼ「…それをかせ」

チヤ「嫌よ じゃあね」

リゼ(力づくで取るしかない!)

リゼ(力なら私のほうがある!)ダッ!

チヤ「来ると思ってたわ!!!」カチッ!

リゼ「なっ!? 」

ビリビリビリビリッッ!!!

リゼ「アグゥァアアアアガガガ!!!! ぁ…ぁぅ…」バタリッ…

バイト終わりシャロ「はぁ…はぁ…たしかチヤこっちの方に行ってたわよね?」



チヤ「よかった、持ってきておいて…」つ護身用スタンガン

リゼ(くそっ!!!くそ!!!!」)

チヤ「最低最悪よあなた…じゃあね…」

リゼ(あれ…は……)

遠くから見てるシャロ(え…何やってるのふたりとも…)

リゼ「ふっ…いいこと思いついた…」

チヤ「え?」

リゼ「……」すっ… ザクッ!

リゼ「…痛っ………い…!!……」ハァハァ…

チヤ「な、なにして…」

駆け寄るシャロ「ふ、ふたりとも…!何して…」

ハァ…ハァ…

シャロ(え)

シャロ(リゼ先輩…どうして血まみれなの…?……)

シャロ「きゃ、きゃぁあああああ!!!!リゼセンパイ!!?!?!」ダッ…

チヤ「…ぁ…ぁ…ち…ちが…ちがうの…違うのよ…シャロちy リゼ「あああぁぁああああ!!痛いぃ!!痛いよぉ!!シャロぉお!!……ごふっ!…ごふっ!…ハァハァ…助け…てぇ…」ポロポロ…

シャロ「イヤイヤイヤ!リゼ先輩ぃぃ!!!!… そ、そうだ!…救急車!…!救急車呼ばないと!!!」

チヤ「まっ、まって!シャロちゃん!話を聞いて!」

シャロ「うるさい!人殺し!私はあんたを絶対に許さない!!!!!」

チヤ「そ、、、そん…な…………はっ!…こ、これを見て…シャロちゃん…!ほら!」つ石を女の娘に投げるリゼの動画

シャロ「そんなの知ったこっちゃないわよ!!どうでもいい!!私はリゼ先輩をこんな目に合わせたあんたを絶対に許さない!!!!」ギリッ!

チヤ(そん…な…)

リゼ「しゃ…ろ……頼みが…ある…」

シャロ「えっ!?」

リゼ『あいつから…スマホを奪い取って……それを…消して…くれ…』

シャロ「…わかりました…」

チヤ「えっ…な、なに…」

シャロ「かしなさい!!」ブンッ!

チヤ「キャッ!!」

シャロ「………よし…」

チヤ「な、なにしてるの…!?返して!」

シャロ「はい、返すわ」ポイッ

チヤ「ど、どうが…!?な、なんで消したの!?」

シャロ「私にとってそんなのどうでもいいのよ!!!私はリゼ先輩が大切でそのリゼ先輩の頼みだから消したのよ!だいたいアンタは何がしたいのよ!!私達友達でしょ!!リゼ先輩を追い詰めて…!いじめて…!あんたなんて…あんたなんて!!しんじゃえ!!」

チヤ「……いや…やめて…!!やめてぇ!!……ううぅうう……」ポロポロ…

リゼ(……)

ココア「みんな!!!」

チノ「り、リゼさん!?!?」

ココア「きゃぁああああ!!?リゼちゃん!?!?」

シャロ「二人友聞いて!!!全部チヤが仕組んだことだったの!!エアガンも!石も!!それにリゼ先輩のこの怪我も!!」

チヤ(…………違う…ちがう……私は…)ポロポロ…

そして沈黙が流れた…

Aルート

ココア「……チヤちゃん‥」

チヤ「ココ…ぁ…ち゛ゃん……うぅ…」ポロポロ…

ココア「…私は……チヤちゃんを信じるよ!」

シャロ「…‥は?」

チヤ「っ…!?グスッ…」ポロポロ…

ココア「だってよく考えてよ!初めからおかしかったんだよ!」

シャロ「な、何言ってんのよ!! 」

チノ「……そうですね…リゼさんの今の怪我 シャロさんを撃った犯人 石を投げた犯人……」

ココア「まずリゼちゃんの怪我…どうしてリゼちゃんは怪我をしているのかな…」

シャロ「そ、それは…えっと…」

シャロ(あれ…なんでだっけ?……)

ココア「リゼちゃん答えてよ」

リゼ「…」

シャロ「リゼ先輩は痛くてしゃべれないわよ!こんなに血もでてるし」

チノ「って言っても手首きって血を大袈裟に出してるだけです、そんなに痛くはないはずです、そんな深くもないですし」

ココア「さあこたえて!リゼちゃん どうしてリゼちゃんは怪我をしてるの!?」

リゼ「ち、チヤが襲ってきたんだ!」

ココア「なんのために?」

リゼ「し、しるか!…」

シャロ「証拠隠滅のためよ!チヤがやったのをリゼセンパイが突き止めてチヤが口封じのために殺そうとしたんだわ!!」

チヤ「…私はこのスタンガンと催涙スプレーしか持ってきてないわ…」

シャロ「うそよ!そこに転がってるナイフはアンタのでしょ!」

チノ「これ…前にリゼさんのお家に行ったとき見ましたね」

ココア「うん、みんなでリゼちゃんの家に行ったとき リゼちゃんが振り回してたやつだよ… アニメだかゲームのキャラが使ってるのと同じ公式グッズの限定モデルナイフだっけ…」

リゼ(…し、、、しまった!…)

シャロ「え……え………」

ココア「そして私とチノちゃんはさっきね、リゼちゃんの家族に聞いたんだ シャロちゃんがエアガンで撃たれた日、リゼちゃんは何してたか そしたら」

リゼ父『あぁ、その日は夜遅くに友達のところに行くとか言って出ていったな…エアガン持って…ほんと不良みたいになっちまったよ…』

ココア「って…」

シャロ「り、、、、リゼ…しぇんぱ……い?………」

リゼ「はは、……あはははは…………」


ココチノチヤシャロ「「………」」

リゼ「そうだ、全て私さ…私がやったんだよ……いやぁ、すごいなお前ら」

ココア「っ…」

シャロ「そ、そんな……」

リゼ「でも、それがなんだって言うんだ?」

チヤ「な、何言ってるのよ!私の大切な…大切な幼馴染にひどいことして!!!!」

シャロ(チ…ヤ…)ウルッ…

リゼ「いいじゃないか、シャロは許してくれるし、それにシャロは私に惚れてるみたいだからな わたしがなにしてもいいじゃないか だろ?シャロ?」

シャロ(……)

チノ(最低ですね)

チヤ(ッ!)バチンッ!

リゼ「いつっ……」

チヤ「リゼちゃん…もういいわ…もう終わりにしましょう…警察呼ぶ…」

シャロ(だ、だめ…そんなのやだ……この5人が…ばらばらになっちゃう…!私が許せばそれでいいの…!だけ…ど……!!)

シャロ「だ、だめ…待っt リゼ「そうか、ならお前も道連れだ!」ダッ!!

チヤ「ッ!!」

グサッ!!!

ココアチノ「「!!!!!」」

シャロ「かっ…ふ…ごふっ…」ビチャッ…

チヤ「い、いやあぁああああぁぁああああ!!!!!!」

リゼ「ど、どけよ!!シャロ!!!!私は!チヤを!!」

チヤ「シャロちゃん!シャロちゃぁぁん!!!」ポロポロ…

シャロ「どきま…せん!…‥」

リゼ「くそっ!」ズルッ…

シャロ「がふっ!」ボタボタッ…

チヤ「血が!血が止まらない!!」ポロポロ…

ココア「危ない!!」
チノ「チヤさん!」

リゼ「しねぇ!!!」

あそこです!
早くしろ!

警察「そこまでだっ!!」ドガッ!!

リゼ「っぐっ!!!!そぉ!!!はなせぇ!!!私は!私は!!」

警察「貴様を殺人未遂で逮捕する!!」

リゼ「くそ!くそ!くそが!!お前らなんて!お前らなんて!!友達じゃない!!最初からな!! ゼハァゼハァ!…
…『5人』とか言っておいて!私をずっと疑っていたくせに!!なにが仲間だ!何が友達だ!ココア!お前もだ!!結局お前も私を最初からずっと疑っていた!くそ!くそっ!!!!殺してやる!!死ね!!死ね!!!死ね!!!みんな死ね!!!!」

警察「黙って歩け!!こっちに来い!」


ココア「……私…私……」ガタガタッ…

チノ「…ココアさん…大丈夫です…」ギュッ…



チヤ「シャロちゃん…どうして…私を庇ったの…?」ポロポロ…

シャロ「…当たり前 じゃない……幼馴染なんだから …それより…ご め… ん…ね…?…わた…し…チヤに…たくさん…酷いこと……言っちゃった……グスッ
わたしバカだった………」ポロポロ…

チヤ「そんな…」

シャロ「チヤは…何も間違ってなかった……ゴフッ…!…」ビチャッ

チヤ「っ!?それ以上喋っちゃだめ!…」

シャロ「う…ん……」

ピーポーピーポー…

シャロ(…チヤ…大好きだよ…)

そして数日後
シャロは無事完治
リゼは…

リゼ(家が金持ちだったからか、親父のコネなのか事件をもみ消しにして私は直ぐに家に帰らされた……)

リゼの父「お前これからどうするきだ…」

リゼ「どうだっていいさ…」

リゼ父「…俺が間違っていたんだな…お前に銃とかを教えたのが悪かったんだ すまない…」

リゼ「うるさい!」ダッ!

リゼ父「お、おい!どこにいく!」

リゼ「でりゃー!」バリーン!!

リゼ父「お、おい!それは私のコレクションの…!それは危険な本物の銃だ!返しなさい!」

リゼ「黙れ!!」バン!!!

リゼ父「ぐはぁ!!!」バタッ!


リゼ「ちっ…なんだこれ ゴム弾じゃないか…まあ何発も撃ち込めば死ぬか じゃあな親父 また私を牢屋から出してくれよな」

ガチャ…バタン…


リゼ父「……あいつの…友達にしらせな…ければ……」

深夜1時

リゼ「ついた…」

リゼ「ここを開けろ…」

メイド「で、ですがお嬢様‥」

リゼ「早くしろ…殺すぞ…」カチャッ…

メイド「ひっ…わ、わかりました…」ガチャガチャ…

リゼ(ピッキングできるメイドがいたなんてな、ラッキーだ)

ガチャ…

リゼ「いいか?ここで待機だ」

メイド「はい…グスッ…」

リゼ「もう後戻りはできないんだよ」



リゼ(そういえばあいつ、たしかばあちゃんと暮らしてたんだったな…)

リゼ「この部屋か?………いた……寝てるな…」

リゼ「こいつは面倒くさいからナイフで殺すか…喋らせないように枕をとって…ふっ!」

チヤのばあちゃん「っ!?んー!んー!!」ジタバタ!

リゼ「死ね」 ざくっぐさっ!!

リゼ(死んだか…よし次はチヤお前だ)



チヤ「なんだか落ち着かない…胸騒ぎがするわ… シャロちゃん今何やってるのかしら」

チヤ :シャロちゃん起きてる?
シャロ:起きてる

チヤ「よかった…」

チヤ:明日楽しみね♪
シャロ:うん

チヤ:シャロちゃんとデート♪
シャロ:デートじゃない!もう!
チヤ:そ、そんな!デートだと思ってたの私だけなのね…グスッ…

ノソノソ…

チヤ「…?おばあちゃん?」

シャロ:ま、まあデートでもいいけど…!

リゼ「明かりがついてるな 起きてるのか…」

リゼ「せいっ!」ダーン!

リゼは思い切りふすまを蹴り飛ばした

チヤ「っ!?!?」ビグッ!!

リゼ「よう、久しぶりだなチヤ」

チヤ「ひっ…えっ……」

チャリーン←通知音

シャロ:おーい、チヤー?

チヤ「やっ…だ、だれか……!!シャロちゃ…!!」

リゼ「おっと!」バンッ!

ゴム弾はチヤの手に命中した

チヤ「痛っ!!!!!!!」

チヤ「ひいぃぃ!!!や、やめてっ!……」ガクガクッ…

リゼ「はは、痛いか?痛いだろ」

バンッ!!

チヤ「っぐっぁ!!!!」ボタッボタッ…

リゼ「おー、腹に命中したか 次は顔を狙ってほしいか?ん?」

チヤ「…あ、なたの…その血は……いったい…」ハァハァ…

リゼ「ん?ああ こいつの血だよ」

そういってリゼはチヤのおばあちゃんを引きずってきた

チヤ「あっ……あっ………お、おばあちゃ……」ガタガタッ…

リゼ「はははは!!笑いが止まらない!チヤ!わかるか!?この痛みが!!私の心の痛みに比べならまだまだだろうけどな!」バンバンッ!!

チヤのおばあちゃん「」ドロッ…

チヤ「いやぁぁああ!!やめてぇえええ!死んじゃう!!!!」ポロポロ…

リゼ「なにいってんだおまえ?もうしんでるよ」

チヤ「っ…!嘘よ!!!!!」

リゼ「はぁ…もういいよ、チヤお前の顔めちゃくちゃにしてやる」カチャ…

チヤ「だ、だれか……た、たすけ…て…」

メイド「えいっ!」

チヤ「っ!?」

リゼ「なっ!お前!?!?」

メイド「チヤ様!お逃げください!」

リゼ「くそ!はなせ!!」

チヤ「あっ…あっ…」

メイド「はやく!はやく行きなさい!」

チヤ「は、はい‥!た、助けを呼んできます!!」

END

話し終わらなくなるのでもうやめます
ここまで読んでくれた人
ごめんなさい

は?

見てるぞ

続き書いて

このSSまとめへのコメント

1 :  MilitaryGirl   2022年04月21日 (木) 04:38:18   ID: S:9mk6QV

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