ノッブ「わし、わしの映画を作ったわぁ。」(53)

ぐだぐだイベントでFGOの二次創作SSイベントです。
二次創作のため、一部キャラ崩壊ありですので注意。

イベント:Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 【映像歌劇映画 グダグダ・ザ・ムービー】
参加条件:第1部の特異点F炎上汚染都市冬木のクリア。
内容:ミッション/アイテム交換
マスターの名は「藤丸立香」で統一

プロローグ:ぐだぐだ映画製作発表

「今、なんて言ったの?」
信長「何って?言葉の通り、映画を作ったって言ってるのじゃ!」
「いやはや、なんでそうなるだ。今になって・・・」
信長「そうじゃなぁ・・・なんか今年のわしらのイベントがなかなかこないっというか?虚無期間っというか?わしら、暇すぎて仕方がないんじゃ。」

信長「それに映画撮影イベをわしらを差し置いてやってたじゃろ?あれだ、特異点「漂流電影空間ハリウッド」での出来事!」
「・・・・・・」
信長「あの特異点には以蔵や龍馬が言ったと聞く。だったら、わしも映画を作ってこの虚無を乗り切ろうかと思ったのじゃ!!」
信長「なに、映画の内容はわしが体験したある出来事を映画にした傑作じゃ!!」

信長「さぁ!ただいまお送りするのは、わしが今まで体験した中で一番カオスな特異点の修正を映画にした物じゃ!!存分に楽しんでくれたまえ!!」


Fate/ぐだぐだ THE MOVIE 開幕!!

Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第1幕:信長 IN 倫敦


とある飛行機の中 コックピットへの扉前

チブノブ達「ノッブ~~ノブノノブゥ~~~!!」扉を叩く
信勝「姉上!!開けてください!!姉上~~~!!」扉を叩く

龍馬「あわわわわ!!大変な事になってるよ、これ!」
お竜「あぁ・・これは、落ちるな!この飛行機というもの・・・・」
以蔵「はぁ!?なんでパイロットをあいつに変えたんじゃワレ!!」
森長可「ひゃっはー!クレイジーじゃ大殿!!」

コックピット内
信長「ジャッハハハハハ!!愉快だなぁ、この空飛ぶ物は!!わし、ライダークラスもいけるんじゃないのか?」
茶々「そういう事じゃ、きゃあっ!?」
ノッブのいい加減な操縦に振り回される飛行機

ロンドン ヒースロー空港
沖田達「・・・・・・」 立香「遅いね、信長達。」
沖田「遅いも何も、なんで私とノッブのレイシフト先が別々なのでしょうか・・・」
マシュ「仕方がありません。レイシフトの最中に不具合が生じ、信長さん達とはぐれてしまいましたし・・・」
マシュ「幸いにも連絡が取れて今、このヒースロー空港に飛行機で来るって言ってましたし・・大丈夫でしょう・・・」
沖田「まぁ、あの人達ならならなんとか合流するでしょうね・・・」
立香「そうだね。」

マシュ「はい。ですが・・・・」

ガヤガヤガヤ  隣では日本の総理大臣を待つ 大衆が待っており

イギリス新聞社記者「安倍総理、そろそろ来る頃でしょうね。」
ファン「そうだよ、早く来て欲しいなぁ安倍マンセー!!」

沖田「隣では日の本の敵を応援する大衆がいて、なんか気味が悪いですよ・・・」
立香「だね・・・・・」

飛行機が空港に近づいて来た。
土方「あれは?」 マシュ「絵柄からして、日本政府のチャーター便でしょうね。」

飛行機は右へ左へとうおさおしながら飛んでいた
李書文「なんか飛び方が変な飛行機だな・・・」
マシュ「あ、明らかに様子が変ですよ!先輩!!!」 立香「変だな!!」

日本政府の飛行機の中では
茶々「うわぁ~~~おちる~~!!」
信長「ぬぅぅ~~~、少しふざけすぎたか!上がれ~~上がらんかぁ~~~!!」
操縦桿を操作して、体勢を立て直そうとする信長だが・・・・

バキィ!!
信長「んな!?操縦桿がもげたぞ!」 茶々「ぎゃあ~~~もうダメ~~~!!」
飛行機は着陸寸前でおかしな方向にバウンドし、滑走路を引きずったあと、飛行機が爆発する形で不時着した・・・

空港内ではこの事態にパニックになっていた
沖田「凄いことになっちゃいましたね・・・」
立香「だ、大丈夫かな。中にいた人達・・・・」 マシュ「とにかく救助を・・・」

?「その必要はないぞ、マスター。」 立香達「!?」

爆炎の中、どっかの登場シーンの如く出てくる信長達

信長「信長!!」 マシュ「信長さん!!」
沖田「一体いつどこから来たんですか!?」
信長「なにって、わしはあの飛行機でこっちについたんじゃからな!!わしの操縦で。」
沖田「はぁ!?ライダークラスでもないのに何考えているんですか、あなたは!!」
信勝「死ぬかと思いましたよ!!(サーヴァントは既に死んでいるけど・・・)」
信長「すまんすまん。着陸の際、ちょっとばかし張り切りすぎて墜落してしもうたわい。」
茶々「ちょっとで済むことじゃないよね、これ!!」
立香「なんか、今回もぐだぐだしそうだな・・・・」

イギリス記者「すみません!!あの飛行機の生存者ですか!?」
信長「ん?そうじゃが、どうした?」
安倍ファン「安倍総理様は無事でしょうか?」
信長「あぁ、同じ飛行機に乗ってた奴か。ならこれを。」なにかを渡す

信長が渡したのは安倍晋三総理と麻生太郎大臣の・・・・笑ってる生首だった
2人「ぎゃあ~~~~~!!」
信長「わしじゃないぞ、わしらが乗った乗った時には既にこの状態だったワイ。」
信長「まぁ、自国の国民より自身とともだちのみ潤わせる憲政史上最悪の売国奴総理だから、こうなってもぜひもないよね~~~!!」

そう言って、信長達はその場を後にする。
立香「安倍晋三の場合は・・・・まぁいっか!」

ヒースロー空港を少し進んだところ

エルメロイ二世「派手なご到着だな、織田信長。」
信長「なんじゃ、お前らは?」 エルメロイ二世「・・・・・」 
マシュ「この人達は、このロンドンの地形に詳しいサーヴァントで今回の特異点攻略の案内人です。」
信長「あぁ、こっちに行くときにそう聞いてたなぁ・・・・」
エルメロイ二世「くぅ・・・君たちの事はマスターから聞いている。このロンドンの微少特異点である以上、勝手な行動は謹んでくれたまえ。」
信長「嫌じゃ!!わしは倫敦は初めてじゃが、わしはわしでこの倫敦という国を歩きまわりたいんじゃ!!」

エルメロイ二世「あのなぁ!!我々は遊びに来てるんじゃないんだぞ!!」
信長「知ってオル!そのために余計じゃが信勝やチビノブ達を護衛にして来たんじゃゾ!!」
信勝「姉上・・・・」 信長「まぁ、使えるかは知らんじゃが。」

信長「と言うことで、早速わしらはこの倫敦という町を・・・観光するのじゃ~~!!」
ちびノブ達「ノッブ~~!!」観光用具を取り出す
沖田「さっそく、職務放棄ですか~~い!?」 沖田オルタ「観光・・・」
 
信長「心配するな。ちゃんと特異点の情報も集めてくるじゃからな!!」
立香「ホントかなぁ・・・・」   信長「本当じゃぞ!!」

信長「よし、行くぞ~~!!ロンドーンロンドン、回るぞロンドン!!」
信勝と長可「ロンドーンロンドン、回るぞロンドン!!」
茶々とちびノブ達「ロンドーンロンドン、回るぞロンドン!!」
お竜と沖田オルタ「ロンドーンロンドン、回るぞロンドン!!」

沖田「あぁ、私オルタまで・・・」 龍馬「大丈夫かな、ノッブたち・・・」
立香達の忠告を差し置いて、ロンドン観光する信長率いるぐだぐだメンバー達

ぐだぐだメンバー「ロンドーンロンドン、回るぞロンド~~ン!!ロンドーンロンドン、回るぞロンド~~ン!!」
ロンドンの名所を観光するぐだぐだメンバー達(沖田や龍馬達も加わってる)


ロンドンの通り

沖田「結局、私たちもつられて、観光しちゃってますけど・・・」 立香「そうだね。」
龍馬「まぁ、たまにはこういう探索の仕方もありじゃないかな?」
以蔵「だな!楽しければ、それで良いんじゃけ!!」

?「そこを止まりなされ!!」
信長「!?。誰じゃ、貴様らは!!」

通りを通せんぼするのは、いかにもロンドンらしからぬサーヴァント3人だった。
弁慶「それがし、ロンドンを観光しているのは織田信長公でありますか?」
信長「そうじゃが、お前らはここの留学生か?どうみてもお前らは地元民にみえんぞ?」
マシュ「牛若さん、弁慶さん、小太郎さん。確かにどれも日本に由来するサーヴァントですが・・・」
牛若丸「我らを知ってるとは、なら話はわかるな!!」
小太郎「信長公!!その命、頂戴する!!!」
牛若丸、風魔小太郎、弁慶が立香達に襲いかかる!!

信長「名、奇襲じゃトォ~~~!?」
マシュ「マスター、下がってください!!ここは・・・」
戦闘態勢に入ろうとするマシュ達だが・・・

びゅーん!! グサ!!
「うわぁ~~~!!」

エルメロイ二世「マスター~~~!!」駆けつける
グレイ「あぁ、そんな・・・せつたちが遅かったばかりに・・・」
立香「あの、刺されていないんですけど。」 グレイ「え?」

弁慶「ぬぉ~~~!それがしの手が矢に刺されておった~~~!!」
牛若丸「な!?どこのどいつだ!!出てこい!!」

壁の向こう側から誰かが出てくる

?「ふ~ん。サーヴァントって奴も、戦い方にしてみればチョロいもんだな。」
弁慶「な、なにを~~~!!」

びび~~~!!
?の眼からビームが発射される。
 
弁慶「ぬぉ~~~!?」 
牛若丸「弁慶!?き、きさま~~~!!」
弁慶「おぉ、おぉぉぉぉ~~~!!」 牛若丸「ど、どうした弁慶!!」
弁慶「わ、わかりませぬ・・・あのビームを受けて以来・・あやつを見ると・・」
小太郎「あいつを見るとどうなる!?」 弁慶「あやつをみると・・・・・」

弁慶「ど、ドキがムネムネするでござる~~~!!」 
小太郎「ど、ドキがムネムネ!?」
マシュ「それは、胸がドキドキするってことでしょうか?」

Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第2幕:その役者、美少女キラー

また?の眼からビームが発射され、今度は牛若丸に当たる。
牛若丸「ぬわぁ~~~・・・・ほ、ホントだ・・私もあいつを見てると胸の鼓動が止まらぬ♡」
小太郎「な、なんだって~~~!?」

信長「おぬしは一体・・・・」 ?「私の事か?私は・・・・」
あやめ「アーチャー、芳澤あやめ。美少女キラーをやっております。どうかお見知りおきよ。」

芳澤あやめと名乗るサーヴァントは、牛若達との戦いに入る
あやめは武器である弓矢と使いながら、眼からビームで攻撃していた

牛若丸「ぬわぁぁぁ~~~!?」攻撃をかわすのに必死
小太郎「ぐぅ!!」こっちも避けるのに必死
あやめ「ふん、にがさんぞ!!」追撃する

マシュ「す、すごい。サーヴァント三人に対して、あの余裕とは・・・・」
エルメロイ二世「芳澤あやめ・・・江戸時代、元禄から享保にかけて大坂で活躍した女形の歌舞伎役者。」
立香「女性の歌舞伎役者ですか!?」
エルメロイ二世「正確に言えば、女形の役者とは、男性が女性の役を演じて芸をする事であり、史実ではあやめの本当の性は男だ。」
沖田「男の人が、女の人を演じるとは・・・・」
信長「わしらの見た目とは大違いじゃな!!」 沖田「黙っててください。」

3人「あやややややや~~~・・・・」
全員、昇天するかのように倒れる牛若丸達

あやめ「ふん。たわいもなかったな。」

立香「ありがとうございます。あやめさん。」
あやめ「ん?君が人類史最後のマスター、藤丸立香だね?」
マシュ「あやめさん、先輩のことを知っているのですか?」
あやめ「あ・・まぁ、英霊の座からも君たちカルデアの話は流れてきているからね。」

信長「おい!芳澤あやめと言ったな。余計なお世話じゃったが、わしを守ってくれたことには感謝するぞ。」
あやめ「・・・・誰ですか、このちんちくりんな幼子は?」
信長「なぁ!?わしを知らんだと!?貴様、わしを誰だと思っているのだ!!」 
あやめ「私は美少女以外は興味はないんですよ。」
信長「わしは天下分け目の戦乱の世に咲いた美少女にして唯一無二の第六天魔王、織田信長だぞ!!」
あやめ「ふーん・・・なら今のあんたは裸の魔王様だな。」
信長(なぜか水着)「なんとまぁ、わしの水着が見たいと言うなら見せてやっても良いぞ・・・」
信勝「裸の魔王様です!!姉上、あの女装役者に馬鹿にされてるのですよ!!」
お竜「(ぷっ・・・馬鹿にされてやンのwww)」

茶々「しかしまぁ、伯母上の命を狙うなど・・なんと浅はかな考えじゃのぉ。」
牛若丸「くぅ・・・私たちをどうするつもりだ?拷問なら、なにも吐かんぞ!!だた・・・」 立香「ただ?」
牛若丸「あやめ様、どうか最後に1回でも・・私とキスをして頂けてもよろしいでしょうか?」赤面
マシュ「き、キキキキス~~!?」顔真っ赤

あやめ「良いですよ。それがし、とても良い美少女だからね。」
そう言って、牛若丸にキスをする芳澤あやめ 

立香「これって一体・・・・」
龍馬「これはあやめさんが持っている魅了のスキルの一部かもね。」
マシュ「もしかして・・あの眼から出るビームのせいでしょうか?」
龍馬「おそらく、あの光線も相手を魅了させてしまう技みたいだね。」

牛若丸「はぁぁ~~ん、幸せ・・♡」倒れる
あやめ「うん。良かったよ、君!」
信長「むむ、話にもならん!!ならば・・・」

信長「おい、坊主!」弁慶の顔を上げさせ・・・
信長「黒幕が誰か言わんか!!言ってくれたら、わしがキスをしてあげるぞ♡」
弁慶「やめろ・・・い、言うからキスだけはご勘弁を・・・」
信長「遠慮するでないぞ!!」
そう言って、信長の後ろの骸骨が弁慶にキスをする

弁慶「ぎゃあ~~熱い~~~!!」焼かれる
信長「ジャッハハハ!!わしにキスなど150年早いわぁ!!」
以蔵「えげつねぇなぁ・・・・」

信長「!?。なんだキスした骸骨の口から臭ってくるザリガニ臭は・・・まさか、お前たち・・・」
信長「サイタマサーヴァントだな!!!」
弁慶達「ち、ちが~~う~~~!!」全力で否定する
立香「サイタマサーヴァント?」

あたりが埼玉県春日部市に変わり
信長「マスターには言ってなかったなぁ・・。サイタマサーヴァントとは、埼玉県民の魂が入っているサーヴァントの事じゃ。」
立香「はぁ・・・」
信長「埼玉県民はな、日本人のようで日本人じゃない文化も身分も違うちょっと変わった日本人なんじゃ。」

景虎「ちなみに昔は、私の領土である越後の一部でもあり、羽生市には私が住んでた羽生城もあったんだよ!」
長可・茶々達「・・・・・・!?」静かに景虎から離れる
景虎「な!?なんで私から離れるの!?」
信長「羽生城を拠点としてたなら・・・長尾景虎、あんたもサイタマサーヴァントじゃな。」
景虎「えぇぇ~~~~~!?」

信勝(マスク付け)「姉上、気をつけてください!!サイタマラリアに感染しますよ!!」
あやめ、立香「サイタマラリア!?」
信長達はソーシャルディスタンスを取るように景虎と弁慶たちから離れる

信勝「春日部や羽生に生息する蚊から媒介する埼玉特有の熱病でして、強い伝染力を持っているんです!!」
信勝「ナイチンゲールさんに例えるなら、症状は高熱・嘔吐・下痢などで、最悪の場合は死んでしまう凄く恐ろしいウイルスなのです!!」
景虎「にゃ!?新型コロナウイルスより酷いのか!?」 信勝「はい!!」 景虎「・・・・・・・」
景虎はそのことを聞いて、ある想像を思い浮かべる


景虎の想像:恐怖!ウイルス感染ゾンビ サイタマラリア編

埼玉県 春日部市
人々「きゃあ~~!!」 「逃げろ~~~!!」

サイタマラリアゾンビ(アルトリア)「うぅぅぅ~~~~!!」
サイタマラリアゾンビ(エミヤ)「うがぁ~~~!!」

エレシュキガル「ちょ!?確かに私は新聞で埼玉県を広告したけど、それとは関係な・・・」
サイタマラリアゾンビ(ヘラクレス)「がぁぁぁ~~~!!」襲いかかる
エレシュキガル「えぇ!?助けて、ねぇ!!いやぁぁぁぁ~~~~!!」
サイタマラリアゾンビに取り囲まれたエレシュキガル

イシュタル「ね、ねぇ・・・エレシュキガル?」
エレシュキガル?「ぐ・・・ぐぅぅ・・・」

>>11 続き
サイタマラリアゾンビ(エレシュキガル)「ひぎゃぁぁぁあ~~~!!」
イシュタル「きゃあ~~~~~!!」 人々「うわぁぁ~~~!!」

サイタマラリアゾンビ(メディア)「サイ・・・タマ・・・」
サイタマラリアゾンビ(シトナイ)「カンデヨォ・・・・」
サイタマラリアゾンビ(エレシュキガル)「深谷ネギィ~~~~~!!」襲いかかる

想像終了
景虎(青ざめ)「私、あんな恐ろしい所に羽生城を建てていたんだぁ・・・・」ガクブル

*注意:>>11>>12のこの物語はフィクションです。
実際に埼玉県にサイタマラリアもゾンビもいません。埼玉県は普通にとても良い所です。
ダ・ヴィンチちゃん「不快に思った埼玉県民がいたら、本当にごめんなさい!!」


マシュ「話を戻しますけど、どうしてあなた達は信長達を襲ったのですか?」

弁慶「・・藤丸立香さん、許してください。私たち、この日本サーヴァントの身体を勝手に借りた埼玉県民の亡霊なのです。」
弁慶達の姿がゴースト型エネミーに変わる

埼玉ゴースト1「私たちは、身分や文化の違いから差別に苦しんで死んでいった埼玉県民の亡霊です!」
立香「埼玉県民の怨念・・・」

埼玉ゴースト2「我々は許せなかったのです。身分や文化の違いから来る他種からの差別!!」
埼玉ゴースト達「差別!!!」
埼玉ゴースト3「そんな我らの前に現れた人が、信長達を葬ることが出来れば、埼玉県を日本の首都にしてくれると約束し、我らにサーヴァントの身体を与えてくれたのです。」
埼玉ゴースト1「埼玉県が日本の中心となれば、もう誰も埼玉を差別されずに済むと思っていましたので・・・」
立香「そっか・・・苦労してたんだね、埼玉県民も・・・」
マシュ「私も埼玉県にはあまり詳しくありませんが、埼玉はとても良い場所だと信じていますので。(多分)」

エルメロイ二世「で、お前らにサーヴァントの身体を与えたそいつの顔と名はわかるか?」
埼玉ゴースト2「いえ・・会ったとき、暗く閉ざされた場所で身体を与えられましたので知りません・・・」
エルメロイ二世「そうか・・・」

埼玉ゴースト1「皆さん方、どうか我ら埼玉県を悪く思わないでください・・」
信長「う~~ん・・そんな理由があったとなると倒しづらいんじゃがなぁ・・・」
立香「もう襲わないって約束するなら、良いんじゃないかな?」
信長「じゃな。マスターが許すと言うなら許してやろう・・・ほら、さっさと成仏なりするが良い!」
埼玉ゴースト達「は、はい!!」

そう言って、埼玉ゴースト達は消えていった

信長「さて、次はどこに行こうなのぉ?」
沖田「あなた達、本来の目的をすっかりお忘れですよね?」
信長「???。あぁ~~そうじゃった!!」
エルメロイ二世「特異点の発生源は見当している。さっさと着いてこい。ぐだぐだのアホ共!」
信長、沖田「アホ言うな!!」

あやめ「君!そこの桜色の和服姿の君!!」
沖田「え!?わ、私ですか?」
あやめ「そうだよ、君の名は?」
沖田「えぇ、え~と・・・初対面のサーヴァントに真名をあかすなどはぁ・・・良いですよ。」
いつもの新撰組スタイルになる沖田

沖田「セイバー、新撰組一番隊隊長 沖田総司。それが私の真名です。」
あやめ「・・・実に美しい・・京の新撰組にこんなに綺麗な女性がいたなんて・・・」
沖田「わ、私の事を・・・綺麗ですかぁ!?」赤面

沖田「(私が綺麗・・・マスターにも可愛いと言われていますが・・・)」
沖田「(なんだろう・・・私、あの人を見ていると・・・胸が、キュンと熱い・・・)」
沖田総司の目線はあやめと花で埋まってしまっていた

土方「・・・・・おい、総司!」睨む  沖田「は!!」正気に戻る
沖田「べべ別に!わたしがこんな事でうつつを抜かす事なんてあり得ませんから!!」
あやめ「失礼。これも私のスキルのようなモノですので。」
沖田「ほら、あやめさんも認めていますよ!」

沖田「さぁさぁ、早いとここの特異点を解決したしましょう!!」
立香「そうだね。もう行こうか。」 信長「じゃな。」
あやめ「特異点の発生源と言ってたね。なら、私も同行しよう。」
マシュ「一緒に来てくれるのですか?あやめさん。」
あやめ「まぁね。私も、聖杯に呼ばれたはぐれサーヴァントみたいな者だしね。」
立香達と同行する事になったアーチャー:芳澤あやめ。

土方「・・・・・・・・」 
龍馬「気になるのかい?あの芳澤あやめの事が?」
土方「あぁ・・・・・」
土方「(嫌な予感がする・・・・・。芳澤あやめ、お前は一体・・・)」

ロンドン美術館 ある絵画の前

信長「これがこの微少特異点の原因か?」
見ている絵のタイトル:ある花と聖杯

マシュ「花の花瓶が聖杯になっている絵が、聖杯となっているとは・・・」
エルメロイ二世「この特異点からして、聖杯の影響がとてつもないぐらいからな。」
辺りにはまるで動き出しそうなポーズを取っているサーヴァント(特に円卓・EXTRA組)の絵が飾られていた

エルメロイ二世「問題はこの絵をどうやって持ち出すかだな・・・」

警備員「・・・・・・・」警備している

信長「この絵の警備から、よほどあの絵が重要な物だと思われるな。」
エルメロイ二世「他の奴らはどうした?」
信長「わしらがやろうとしてるのは絵画の強奪じゃ。大人数は目立つから龍馬・以蔵・沖田・マシュとわしを除いて、信勝達を外の店に待機させておる。」

一方の信勝達 
信勝達「カンパーイ!!」チビノブ「ノブノッブ~~!!」
近くのパブで勝手に食事をしていたのだった

マシュ「まぁ、あの人達ならぐだぐだして失敗してしまいそうですし、少ない方が良いかもしれませんね。」
エルメロイ二世「あり得るな。では、どうやってこの絵を盗み出すと?」
信長「ワシに考えがあるのじゃ!!」 立香「考えって?」
信長「まぁ、見ておれ!わしの天才的、快盗術をな!!」

美術館内 午前10時30分
龍馬「では、いきますか!」
煙筒を排気口に投げ入れ、中に煙幕が張られる

絵画のサーヴァント達「ゲホゲホゲホ!!」 立香「け、煙!?」
以蔵「火事じゃあ~~~!!あそこで火事じゃ~~!!みんなにげろ~~!!」
客が慌てだして、美術館内がパニックになる

館長「あわてないで落ち着いて!!非常口はあちらでーす・・あ!?非常口はこちらでしたぁ!!」
マシュ「これは一体・・・先輩、我々も・・・」

信長「よし、これをかけてっと!」
絵に壁と同じ紙を絵画につける
エルメロイ二世「(これは!?)」立香「(絵画を隠した!?)」

信長「(よし。)大変じゃ~~!!絵が盗まれた~~!!」
館長「なに!?あぁ~~、大変じゃ~~!!」
信長「怪しい奴が正面から逃げたぞ!!」
館長「ありがとう!正面玄関からだそうじゃ、追跡せよ!!」
警備員達が正面玄関口に向かう

沖田「ちょっと!額縁をこのままにしておいて良いのか!!警察で届け出を出した方が良いんじゃないのか?」
館長「あぁ、確かにそうじゃ・・・」
沖田「忙しそうだから、私と残りの警備員達で警察に持って行ってあげるよ!」
館長「すまん!協力感謝する!!」 警備員と玄関口に向かう

龍馬(警備員)「さぁ、マスター達も!」 立香「あ、あぁ!!」
立香に警備員の服を着させ、絵を隠した額縁を持って美術館を去る立香達

>>15 タイトル
Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第3幕:聖杯絵画を手に入れろ!!

ロンドン美術館 外
信長「どうじゃ?これで戦わずに絵を手に入れる事が出来たわい!!」
沖田「なんか、バレバレのようでしたが・・こうも簡単に手に入れられるとは・・・・」
エルメロイ二世「しかし、こうも簡単に手に入れられるとなると・・この絵、取ってくれとしかみえんのだが・・・」

信長達がそう思いながら、歩いていると林から銃を構える人影が・・・

あやめ「マスター、伏せろ!!」
あやめが弓矢で銃を構えた警備員を撃っていく

警備員の姿がアサシンの姿に変わった
立香「は、ハサンだって!?」
龍馬「百貌のハサンか!でも、どうしてあやめさんが?あなたは信勝達と一緒に・・・」
あやめ「この芳澤あやめを舐めない方が良いよ!美しく可愛いこの子(沖田総司)のためにもね!」

沖田「!!?」(ズキュン♡)
沖田「わ、私のためって・・・・(もしかして、あやめさん、私の事を思って・・・)」ドキドキ

以蔵「なにをしちょる!!さっさと絵とマスターを連れて逃げんかワレ!!」
沖田「は、はい!!マスター、こちらに!!」 立香「わかった!!」
沖田と一緒に逃げる立香

エルメロイ二世「このパターンからして、聖杯の絵を囮にマスターを討つつもりだったか!!」
信長「抜かったワイ・・・バレなかったのもワザとじゃったのか!」
あやめ「とにかくこのハサン達を倒すよ!!」
沢山のハサンの相手をする信長達

あやめ「はぁ!!」矢を放つ  ハサン1「ぐわぁ~~!!」
信長「喰らえ!!」発砲  ハサン2「ぎゃあぁ~~!!」
次々とハサンの刺客を倒す信長達

ロンドンの墓地
沖田「ここに隠れてくださいマスター!!」 立香「あぁ!!」
墓地の溝に隠れる立香

百貌のハサンと戦う沖田
アサ子「ふん!!」 沖田「くぅ!!」構える
立香「沖田さん・・・」溝から見る

立香の前に猛毒大サソリが落ちてきて
立香「うわぁ、サソリ!!」
沖田「な!?マスター!!」 
アサ子「よそ見するんじゃないわよ!!」 沖田「ぐわぁ!?」

サソリ「シャァァ~~~!!」威嚇
立香「うぅ・・このままじゃ、刺される・・・」

がしゅん!!
その時、サソリが立香に襲いかかって来た所をあやめの矢がサソリを射貫いた!!

あやめ「大丈夫か、藤丸立香!!」
立香「あやめ!!」 沖田「あやめさん!!」 アサ子「な、なんだと!?」

あやめ「真の英霊は、眼で心を殺す!!」 眼からビーム!!
アサ子「あはぁ~~~ん♡」悩殺で倒れる

墓地に信長達が集まってくる
マシュ「大丈夫ですかマスター!!」
立香「うん。あやめさんが守ってくれたんだ!!」
マシュ「そうですか!ありがとうございます!!」
あやめ「あぁ、こんな事など、たやすいことだよ。」

沖田「あぁ・・・あやめさん・・・」メロメロ
沖田オルタ「・・・・・・(な、なんか負けた気がする・・・・)」
土方「・・・・・」

龍馬「さて、このアサシンから黒幕の正体を聞き出すかい、マスター?」
アサ子「うぅ・・・・・・」
立香「そうした方が良いね。」

アサ子「これで勝ったと思うなよ・・・・お前らはこの聖杯で、カルデアは崩壊するからな!!」
立香「ほ、崩壊だって!?」
アサ子「そうだ、ではさらば!!」
アサ子は煙幕を使って、逃げた

あやめ「つぅ、逃げられたか・・・・。」
沖田「ご、ごめんなさい・・・私が不甲斐ないばかりに、マスターを危険な目に遭わせてしまって・・・・」
あやめ「君は悪くないよ。サソリがいたとは、私も想定外だった・・・お互い様だ。」
立香「そうだよ、沖田さんが悪くはないよ!!」
沖田「マスター・・・あやめさん・・・」きゅん♡

沖田オルタ「(ガーン!!!)(ま、負けた・・・・完璧に私の負けだ・・・)」

そうこうしてるうちに一行が特異点退去の光に包まれ・・・
信長「おや?随分早い特異点の解決だったワイ。」

マシュ「短い間でしたが、ありがとうございました。あやめさん!」
あやめ「あぁ、またどこかで会おうね。沖田さん、カルデアのマスターさん!」
沖田「あ!あの・・私・・・・・あなたのことが・・・」

沖田は何を言おうとした時に、立香達はレイシフトしてしまった。


???

アサ子「申し訳ありません・・・第六天魔王とそのマスターの殺害に失敗してしまいました・・・」
?「そうか、まぁ・・・アサシンのサーヴァントッと言うのはこんな者だったか・・・」
アサ子「いえ、次からは必ず!!」
?「聞いてなかったか?次は無い。失敗した者は士が待っていると・・・」

機械魚「ギュウイイ~~~ン!!」
アサ子「!!!?うわぁぁぁぁ~~~~!!」
どこからか機械の魚が現れて、アサ子を食べてしまった

?「ふん。軟弱なんだな、汎人類史というのは・・・・そうだろ?」

弓を持った男が近づいてきて
弓を持った男「そうですよね。あなたは紛れもない神そのものだから」
?「だろ?人が神に叶うことなど・・あり得るはずもない・・・」
弓を持った男「では、予定通り。あのマスターとカルデアの者達を内側から攻撃すると?」
?「攻撃ではない、無条件の降伏・服従だ。君には僕の力の一端を貸し与えているんだ。」

?「それなりの働きをしてもらうよ・・・アーチャー:芳澤あやめ。」
弓を持った男→あやめ「はい。仰せの通りに・・・・」

「時を同じく、はるか平行する蒼輝銀河『サーヴァントユニヴァース』ではとんでもない事が起こっていた」

時にユニヴァース暦 第4.95シーズン
蒼輝銀河で謎のウイルスが大流行し、サーヴァント達が次々と感染する事態が発生した。
それはかつてダークラウンズ帝国で役ただずかつ顔がキモいと評判だったスパイ大王:岸総理のまご「安倍晋三」がもたらした
自分とそのお友達だけが幸福を得られる「自民党GOto計画」の一部であった。
安倍晋三率いる自民党軍団はウイルスによって自粛とステイホームを余儀なくされた星々を次々と
「売国」「規制」「改竄」「隠蔽」「増税」「情報統制」などの略奪行為を施し、蒼輝銀河は貧困と搾取、自粛疲れで泣かされていた。
だが、希望が断たれたわけでは無かった。ある辺境宇宙に一つの伝説が伝えられている。
「宇宙が心なき者の手に陥り、人々が涙するとき、異界からノブミンの花を咲かせる「伝説のスーパー信長」が現れ、蒼輝銀河を救う。」
その言葉を信じ、「伝説のスーパー信長」を探していたレジスタンスのリーダーであるノブミン星人の長老は、安倍のお友達である「小池百合子」に捕らえられていたのだ・・・

宇宙船「トーキョートチョウ」
小池百合子「こいつがレジスタンスのリーダーというのか?」
白髪の魔王信長「ノ・・ノブ~~・・・」
小池「ノブミン語ね、明らかにノブミン星人ね。」

ノブミン長老「(君たちは、こんなことをして恥ずかしくないのか?)」
小池「恥ずかしい?私、この言葉には結構ワケがわからないんですよねぇ・・・」
ノブミン長老「(そう・・やはり何も救われない圧顔無恥な上級国民じゃったか・・・)」
小池「なんだって?その意味だけは私でもわかりますよ!!」
電気ベットでノブミン長老を痛めつける

ノブミン長老「(都合の悪い事は消したいんじゃな・・しかし・・・)」
ノブミン長老「(例えお前タチがのさばっていても、伝説のスーパー信長がお前ら上級ゴミ共を倒すであろう・・・)」
ノブミン長老は電撃を受け、うごかなくなった。
金の織田家の紋章のメダルを落として・・・  小池「死んだか。」

メダルは宇宙船を飛び出し、宇宙を彷徨った。
まるでノブミン長老の代わりに伝説のスーパー信長を探すかのように・・・・

Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第4幕:恋する沖田総司


数日後
カルデア マイルームにて

マシュ「先輩、おはようございます。」
立香「おはよう、マシュ!」
マシュ「先輩、早速報告したい事があります。ダ・ヴィンチちゃんによりますと、絵の中の聖杯は取り出せるんですけど時間がかかるって・・・」
立香「ダ・ヴィンチちゃんでも苦労するとは・・・・」
マシュ「はい。黒幕もわからないまま、カルデアに戻りましたので違和感が残りましたね・・・」

信長「マスター、いるか?」 立香「なにかよう?」
信長「ここに沖田は来ていたか?」
立香「今日はまだ見ていないけど・・・・」
信長「そうかぁ・・・・なぁマスター・・沖田の奴、最近なんか変だと思わないか?」
立香「変って?」

信勝「あの特異点以来、どうも沖田さんがため息をつくほど元気があまり無いんです。」
マシュ「沖田さんがですか?」
信長「そうじゃ、あそこで出会ったあやめというアーチャーがカルデアに召喚するかしないかを愚痴っいてな。」
立香「まぁ、出会ってすぐに来るわけ無いんだから・・・・」
信長「ともかくあの沖田の奴が変なことには何か理由があるんじゃないかと思ってある事をあやつに聞いたんじゃ・・・」
立香「なにを?」

信長「わしが思うに、沖田の奴・・・・・」

信長「芳澤あやめというサーヴァントに惚れ取るんじゃと思う。」

立香達「!!?」
マシュ「それって・・沖田さんがあやめさんに一目惚れしたって事ですか!?」
信長「まぁ、沖田のあの様子じゃ、明らかに惚れとることは間違いないかのぉ・・・」
マシュ「ですが、あやめさんのチャームスキルが続いてるって事もあり得るかもしれませんよ!!」
信長「そうじゃな。このカルデアの事を除けば、サーヴァント同士は聖杯求めて殺し合うか・人理の救済のために協力するかで、サーヴァント同士の恋愛などありえんからな。」

信長「そのことで昨日の晩、土方と一緒に沖田に問い詰めたんじゃが・・まぁ、ちょっとばかり口喧嘩になってしもうてな・・・・・」
信勝「あれ、ちょっとってレベルじゃないと思いますが・・・・」

昨日の晩
沖田「私が何をしようが私のかってですよ!!」
信長「なんじゃと!!もういっぺん言ってミロや!!」
龍馬「ふ、二人とも落ち着いて・・・」
土方「これが落ち着いてられるか!!」

土方「沖田、あやめって奴はなにかと信用ならねぇ!少しはあいつを疑うことも・・」
沖田「土方さんもあやめさんを疑うのですか?私はただ、あやめさんが気になるだけで魅入られたわけではありません!!」
沖田「なんなら生前に局中法度に恋愛禁止とか付け足しておけば良かったんですよぉ~だ!!」
土方「な!?なんだその態度は!!」
信長「沖田、やっぱりお前さん・・・あやめの事が好きなんじゃな?サーヴァントのくせに・・・」
沖田「~~~~~~~~!!黙ってなさい!!この・・・」顔真っ赤

沖田「織田信長を語っているだけの『ダンシング・ささくれ女』の使い魔!!!」

信長「・・「ダンシングささくれ女」・・ジャト・・・・」
茶番として信長がささくれを被った姿で信勝達とダンスする

現在 マイルーム
立香「良いかも、ダンシングささくれ女。」

信長「そうか?マスターが言うならそれも良いかもねぇ~~・・・」
信勝「じゃないでしょ、姉上!!」 信長「あぁ、そうじゃった・・・」

信長「そういうわけで沖田の奴が暴言吐いて、わしらの部屋から出て行ったきり戻ってくる様子がないんじゃ・・・」
立香「沖田さんがあんな事を・・・・」
マシュ「それほど沖田さんにとって、不快に思えたんでしょう・・・」
信長「わしも言い過ぎたところはあるが、そもそもあやめの奴はまだカルデアに召喚すらされていないのに・・・」
マシュ「そのことなんですが・・・・・・じつは・・・」

マシュ「来ているんですよ・・・芳澤あやめさんが・・・」
信長「な、なぬうぅ~~~!!」 立香「いつの間に!?」
マシュ「私も先輩の部屋に行くときに、なんかクラッとしたと思ったら、あやめさんとバッタリ会ってたんです・・」
信長「なんと!?まさかマスター・・・」 
立香「いやいや、召喚した覚えが無いよ・・・・・」

そこにマイルームに向かって駆け出しで入ってきた者が現れた
?「芳澤あやめさんがカルデアに召喚されたんですが!?」
マシュ「そうですが・・・・あなたは!?」 
信長「なぁ・・・・」 立香「えぇ~~!?」

そこに立っていたのは、現代のファッションを来た沖田総司の姿があった

立香「なんというデカルチャーショック・・・」
マシュ「沖田さん、そのお姿は・・・・」
沖田「はい?・・・あぁ、これですか?」今の姿を見て
沖田「朝起きたら、アマゾネスの速達で送られてきた特注の霊衣なんです!」
信長「霊衣じゃと!?送り主は誰じゃ!?」
沖田「無論、芳澤あやめさんに決まっているでしょう!私のために手紙でスリーサイズを聞いてきた事もありましたが・・」
マシュ「文通してたんですか!?」 沖田「そう!!」

沖田「それに今日来た手紙にあやめさんがカルデアに来るって書いてあって、この霊衣を着て来たんです!!」
信長「おおう、そうか・・・良かったなぁ、推しのサーヴァントが来てくれてなぁ・・・」
沖田「はい!!あやめさん、今の私を見たらどう反応するかなぁ♡」ウキウキ
信勝「そ、そうですねぇ・・・・」

沖田「マシュ殿、あやめさんは今どちらに?」
マシュ「確か食堂に向かっていましたよ。皆さんにあいさつをしてくるって・・・」
沖田「食堂ですね!!では、私はこれで!!」
そう言って、マイルームを出る沖田

信長「・・・・・・」
立香「ねぇ、これって・・・・・」
信長「最悪じゃ・・・沖田の奴、恋に落ちて頭がいかれてしもうたワイ!!」
マシュ「ど、どうなってしまうのでしょうか?沖田さん・・・・」

マイルームの近く
沖田オルタ「・・・・・・・・・」悲しい顔

カルデア 食堂
サーヴァント達が芳澤あやめを囲って集まっている

女性サーヴァント達「~~~♡♡」くらくら
男性サーヴァント達「~~~~~♡♡」くらくら

あやめ「どーもどーも!」あいさつをしていく
沖田「あ、あやめさ~~ん!!」 あやめ「沖田さん!」
沖田はあやめの所に言って、なにかを話している

立香「大人気だね、あやめさん。」
マシュ「大人気って言っても、あの人の魅了のスキルがそうしているんですよね・・・」

ダ・ヴィンチちゃん「君たちも来てたのか!随分と人を呼び込むサーヴァントを召喚したようだね。」
マシュ「ダ・ヴィンチちゃん!あの人は芳澤あやめと言いまして・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「聞いている。江戸時代、女形の歌舞伎役者を勤めた男性俳優で自称美少女キラー。」
ダ・ヴィンチちゃん「私も少しばかり、彼のチャームで貧血を起こしそうになったところだ。」
マシュ「ダ・ヴィンチちゃんでも魅了されかけるなんて・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「人間でもサーヴァントでも、突発に来るサガにはあらがえないってね。だってサーヴァントでも元は人間だし。」

ダ・ヴィンチちゃん「絵の中の聖杯のことは一通り解析は完了してるが、取り出せる方法はまだ見つかってない。引き続き調べるつもりだ。」
立香「そうか。まかせるよ、ダ・ヴィンチちゃん!」
ダ・ヴィンチちゃん「もちろん!これも私のサーヴァントとしても役割なんだから!」
食堂を出るダ・ヴィンチちゃん

沖田オルタ「マスター・・・・ちょっと良いか?」
立香「沖田オルタ、どうしたんだい?」
沖田オルタ「ちょっと相談したいことある。」

カルデア 人気の無い場所のテーブル
沖田オルタ「・・・・・・」 立香、マシュ「・・・・・」 玉藻の前「・・・・・・」
虞美人「・・・・・・」
なぜか虞美人と玉藻を含めてテーブルを囲って座る立香達

虞美人「・・・なに?」 玉藻「沖田オルタさん、一体なにを理由に私たちを集めたんですか?」
沖田オルタ「なぁ、マスター・・・・・」 立香「なんだい?」
沖田オルタ「・・・なぁ、マスター・・・・・・・」

沖田オルタ「恋とは一体、なんなんだ?」 立香「・・・はい?」

玉藻「ま、まさかの恋愛相談ですか!?オルタさん。」
虞美人「なんであたしが、ぐだってるオルタ沖田の恋バナ話に付き合わなきゃならないのよ!!」
沖田オルタ「だって・・・恋をして、結婚したらその人の妻になる・・それが献身的な愛なのでは?」
マシュ「政略結婚などで妻にするって事もありますが・・・・」
沖田オルタ「・・・・なら愛とはなんだ?夫婦愛も愛のひとつなのでは?」

玉藻「確かに私は、良妻系サーヴァントを名乗ってはいますが、恋とか愛とはにはお力にはなれません・・・・」

玉藻「それに夫婦愛にはそれぞれ違った形がありまして・・・・」


玉藻「クラスの影響なのか体型が生前より違っている夫婦もありますし・・」
(例:カエサルxクレオパトラ)

玉藻「愛しているのかわからないほど、夫を殺めようとする妻もいますし・・・」
(例:シグルドxブリュンヒルデ)

玉藻「愛しているのに呪いで会うことさえ許されない夫婦もいますし・・・」
(例:ラーマxシータ)

玉藻「それに近くに、怪物に近し者の妻をしてる真祖近き女性がいたりしますし・・・」
虞美人「悪かったわね!!」(例:項羽x虞美人(芥ヒナコ))

マシュ「でもどうして、恋愛相談をする理由は?」
沖田オルタ「それは、元の沖田が芳澤あやめに一目惚れしたからだ・・」
虞美人「はあ?それは沖田の勝手でしょ!あんたもあやめに惚れてるって言いたいの?」
沖田オルタ「それは違う・・私は確かに一部は元の沖田の別側面だからわかるんだ。ただ・・・・」

沖田オルタ「私にはあやめの事に「キュン♡」って感じないんだ・・・・」

立香達「・・・・・・・」
マシュ「それって、単に沖田オルタさんがあやめさんの事が好きじゃ無いって事ですよね?」

沖田オルタ「マシュ、あり得る事だと思うが。私は元の私を見てるとなんか空しくなってきて・・・」
玉藻「もしやと思いますが、オルタさん・・あなた、沖田さんが彼氏持ちになったことに嫉妬してるのでは?」
沖田オルタ「・・・・嫉妬・・・」

沖田オルタ「そんな事はない!私は抑止力の使者であり、一個人に対して恋質などましてや、嫉妬などあり得ん!!」
虞美人「まぁ、そうね。あんたは沖田総司の別側面だし、恋愛感情なんてもってのほかだしね。」
立香「パイセン、それはちょっと・・・・」
沖田オルタ「そうだ・・・あるわけがない!恋や嫉妬・・・私の中に・・・そんなものなどないはずなのに・・・」
ぶつぶつ言いながらその場を立ち去る沖田オルタ

虞美人「ふん!私なんかに人間の恋話を聞かせたのが、大きな間違いだったわね。沖田オルタの奴。」
マシュ「ヒナコ先輩・・・貴方はしばらく項羽さんに会わせないようにした方が良いですね。」
立香「そうだね。」
虞美人「ちょ!?一体なにを!!」
虞美人は令呪でしばらく液状化され、項羽とのふれあいをしばらく禁止した

Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第5幕:沖田オルタの憂鬱


カルデア 大浴場
マシュ(ナレーション)「ここはカルデアが誇る大浴場。ここでは職員のみならず、サーヴァント達もこの場所で日頃の疲れを洗い流す憩いの場でもあり、数々の会話も見られる浴場なのです。」

ネロ「それでな、あやめの事を見てるうちに雷帝の股下をくぐっていたことに気がつかなかったんじゃよ!」
牛若丸「アハハハハ!それはけっさくだ!!」
モードレッド「あの雷帝もあやめに夢中でネロが股下をくぐってることに気がついてなかったって話もあるからな!!」
頼光「皆さん!あやめさんに気をとられてた事はわかりますが、これ以上の股話はご禁令ですよ!!」
清姫「あやめさん、沖田さんと付き合ってるって聞いていますが・・・カルデアはライバルが多いですからねぇ・・・」

沖田オルタ「ここでもあやめと私の話ばかりだ・・・・」

浴場を出て、マッサージチェアがある休憩所
ティーチ「しかしあの沖田総司に彼氏、しかも特異点で会ったばかりの芳澤あやめさんですよぉ~~!!」
蘭陵王「あぁ、一目惚れとはいえあのあやめという男性を好きになるとはなぁ・・サーヴァントの身であるのに・・・」
ディルムッド「魅了のスキルを持つサーヴァントとして、これほどやましい事を考えるのはさだかではあるが・・・」

沖田オルタ「ここでも、あやめの事ばかり・・・」
見かけるサーヴァント全員、芳澤あやめのことで話題となっていた

信勝「おや?オルタの方の沖田さんじゃないですか!」
沖田オルタ「信勝か。信長とは一緒じゃないのか?」
信勝「まぁ、たまには一人で風呂に入ろうかなと思いまして・・・」

頼光「あらあら、信勝さんじゃ無いですか。」
信勝「頼光さんじゃありませんか!お会いできて光栄です!!」
モリアーティ「おやおや。幻霊であるはずの信勝君が、一人で風呂場に来るとはなかなかな者よ。なにせ、ここは疲れを癒やしに来る正真正銘の英霊達が沢山来るところだからねぇ~~。」
信勝「それはそうですけど・・・・」
頼光「モリアーティさん、あまり信勝さんを混乱させることは、母である私が許しません事よ?」
モリアーティ「すまんすまん。ついからかってしもうたわい・・」
信勝「まぁ、僕も自身が幻霊なことに変わりはありませんし・・・」

信勝「あっ、母と言えば!私や姉上にもいましたよ、母上が!」
沖田オルタ「そう言えば聞いてなかったなぁ、織田家の家族構成。」
信勝「まぁ、織田家も家督争いがありましたからねぇ・・・」
モリアーティ「そうだとも。当初、織田家の大臣共は信勝を家督にしようとしてたんだろ?おかあさんも含めて。」
信勝「そうですよ。特に僕の母上、『土田御前』は特に僕の事を溺愛してたんですよ。頼光さんと同じで。」
頼光「まぁ!!」
信勝「まぁ、僕は家督を継ぐ気なんて一ミリもなかったんですかね!!」
沖田オルタ「まぁ、そうなるよな。あの信長の・・・アレではな・・・」

信勝「ところが母上は、それを認めたくなくて・・僕はウンザリしてたんだ!」

信勝の過去:天文21年(1552年) 末森城

信勝(当時19歳頃)「お呼びでしょうか、母上。」
土田御前(シルエット)「おぉ、愛しき信勝よ!あなたはなんて可愛いだのぉ。」
信勝「やめてくださいよ、もうそういう歳じゃないんですし・・・・」
信勝(本心)「(あ~~嫌だ嫌だ。まだ僕の事を溺愛してるなんて・・いい加減子離れしてくださいよ・・・)」

信勝「それで、何か御用はおありですか?」
土田御前「そのことじゃが・・・ぬしはどう思うか?織田の当主を信長にする事を。」
信勝「姉上の事ですか?何か関係があると?」
信勝(本心)「(姉上~~、やはり当主は姉上でしたか!信勝は信じておりましたよ!!)」
土田御前「私は、当主は信勝の方が良いと思うのじゃ!!」

土田御前「信秀は何を考えたのじゃ!!あやつは女である上に見苦しい姿で町中を歩き回っていたと聞く。」
信勝「まぁ・・・僕もそれは聞いております。」
土田御前「それに葬儀の態度と来たら、丁寧にやった信勝と違って・・抹香を掴んで仏前に投げるとは、なんという「大うつけ」なのじゃ!!」
信勝「あれは酷かったですねぇ・・確かに大うつけと言われても仕方がないですよね~~。」

信勝(本心)「(大うつけはお前じゃい、母上!あれは姉上なりのお父上の弔いであり、決別でもあるんだぞ!!それを親なのにわかってやれないなど、それでも姉上の母上か!!)」

土田御前「ともかく、愛しき信勝よ。お主には主に味方する家老達やなれもおる。いつかお主は織田家の真の当主として君臨するはずじゃ!」
信勝「はい!この信勝、皆や母上の期待通りに姉上から当主の座を手に入れて見せます故!!」
土田御前「その息じゃ、我が愛しき信勝よ。」
信勝「はい!!」

信勝(本心)「(誰がなるか!!あいつらなど、姉上に粛正された方がマジだ!!)」

現在 カルデアの休憩室

信勝「それを境に僕は姉上を焚きつけ、あのバカ家老共を粛正させ、僕は現在の立ち位置になったって事ですよ!」
モリアーティ「ほぉ~~、信長を織田家の家督にするために自身を犠牲にしたとはなぁ~。」
信勝「姉上のためを思っての、無能なりのやり方です!ちなみに母:土田御前には母であることもあり、お市の方の面倒をさせるという形で僕の前から追い出しておきました。」
頼光「なんてこと・・・自身の身内を追い出すなんて・・・」
信勝「仕方がありません。姉上を家督にするため、それなりの犠牲が必要だったんです。それに・・・」

信勝「僕が戦えるような霊基を持って、姉上と共に人理の救済することが今の僕の夢であり、僕の「姉弟愛」なのですから!!」
沖田オルタ「!!!?」
ネロ「ほぉ、姉弟愛とはなぁ!余もマスターを愛する愛は負けておらんぞ!!」
清姫「いえ!私のマスターへの愛は貴方たちより上です!!」
頼光「なにを!母であるこの私の愛が・・・」
愛あいあいあいあいあいあいあいあいあい
沖田オルタ「~~~~~~~~~~~~~」

沖田オルタ「だぁ~~~~!!もうダメだぁ~~~!!!」
何かにキレたかのように休憩所を出る沖田オルタ

信勝「あぁ、沖田オルタさん!?」
ネロ「どうしたものだね?沖田オルタのやつ・・・」
ティーチ「さぁ~どうしたものかねぇ~~?」

沖田オルタ「わからん・・・私には愛など・・わかるわけがないんだ・・・」
泣きながら、カルデア中を走る沖田オルタ

カルデア どっかの隅っこ
沖田オルタ「うぅぅぅ~~・・・」泣いている

?「どうかされましたか?」
沖田オルタ「・・・誰なんだい?」
?→カーマ「カーマ。インドの神、愛の女神と自称している疑似サーヴァントですよ~だ。」
沖田オルタ「そうか・・今は愛という言葉を聞きたくないんだ。」
カーマ「はい?あなた、愛と言う言葉が嫌いなのですか?」
沖田オルタ「いや、わからないんだ・・・私、愛というものがなんなのかを・・・」
カーマ「あぁ、そっちの方ですか・・・何か訳ありですから、特別に話を聞いてあげましょうか?」
沖田オルタ「・・・聞いてくれるのか?私の話を?」
沖田オルタの話を聞くカーマ

カーマ「つまりあなたは、あなたがキュンとしないあやめっていう男と元の沖田とイチャついているのが許せないと?」
沖田オルタ「そうだ。新撰組:沖田総司は恋愛などしない・・私があのあやめという奴に恋をしたって事になると・・私は、なんか負けている気分がして・・・」
カーマ「そうでしたか・・・その気持ちはわかりますよ。で、あなたは何を望みますか?」
沖田オルタ「私は・・沖田とあやめを引き離したい・・別れさせたいんだ!!どんなことをしても!!」
カーマ「離縁希望ですか・・・でしたら、うってつけの方法がありますよ。」

カーマはショルダーバックを取り出す。
沖田オルタ「なんだこれは?」 カーマ「中身、見てみます?」
中身には沢山の爆薬が入っていた

沖田オルタ「こ、これを使って・・あやめを殺せって言うのか!?」
カーマ「そんなことしたら、マスターに怒られますよ・・・貴方にもおわかりですよね?」
沖田オルタ「あぁ・・・・」
カーマ「貴方には、カルデアの地下にありますある物を破壊して欲しいんです。」
沖田オルタ「ある物・・・・」 
カーマ「カルデアで最も大事な物が保管されているんですよ。とても人には言えないような何かをね!」
沖田オルタ「それを破壊すると?」
カーマ「はい!破壊した犯人をあやめさんになすりつければ、あやめさんの株価は暴落、無事に沖田さんを離縁させられると思われます。」
沖田オルタ「そうなのか!?」
カーマ「今なら、私からの弁護付きでお得ですよ!」

沖田オルタ「そうか!なら引き受けよう!!その方法を!!」
沖田オルタはショルダーバックを持っていく

カーマ「爆心地予定の場所はバックの中に地図がありますので、忘れずに!!」
沖田オルタ「わかった!!」

カーマ→あやめ「ふん。騙しやすいサーヴァントだったなぁ・・誰が弁護するか。」
あやめ「沖田オルタ、お前が破壊する物は・・・・・お前のマスターだからな・・」


カルデア 廊下
沖田オルタ「必ず成し遂げて見せる・・・あやめとわたしは本来、結ばれぬ運命なんだから・・・」
沖田オルタが通過したところを聞いていたサーヴァントがいた

信長「ふ~~ん。オルタの奴、そんな悩みを持っていたのか・・・わかるぞこれは。」
信勝「オルタさん、自身とあやめさんを破局させたいためにあんな事をしようとスルなんて・・・」
信長「風呂場でワシらの事をカッツが暴露したのが、始まり見たいじゃナ。」
信勝「え!?それって、僕がオルタさんを暴走させたって事じゃ無いですか!?」

信長「お主はなぁ!ワシのためと思っているんだが、余計なところが多すぎるのじゃ!!それだから、お主はいつまでも役に立たぬ幻霊のままなのじゃ!!」
信勝の鼻を掴んで、張り線を叩いて説教する信長

信勝「どうするんですか、これから・・・」
信長「止めるに決まってるだろ!!オルタの奴を止めて、ついでにマスターにも恩を売らんといけんしな!」
沖田オルタの後を追い始める信長達

深夜近く 消灯後のカルデア 地下に向かう入り口

沖田オルタ「よし。この時間帯なら、誰も近くにいないなぁ。」
沖田オルタ「しかし、警備が残ってる事もあるしなぁ・・・ここは忍び足で地下に入るとしよう・・」
抜き足差し足忍び足で地下への入り口に向かう沖田オルタだが・・・

がコン!!
沖田オルタ「む!?」隠れる


ポルクス「兄様・・・こんな所で・・」むちゅちゅう♡
カストル「妹よ・・そんな事を言わぬとて、本当は求めたんだろ?」ちゅう・ギュウ♡
ポルクス「うぅ~~・・・ほ、欲しいです~~兄様のガァ♡」
秘密の愛好をしているディオスクロイ

沖田オルタ「・・・・・・」気づかれないように入り口に入る

ズチュ~~ウ♡
ポルクス「あぁ~~♡にいさまのが、入ってくる~~♡」

信勝「うわぁぁ・・あの人達が双子座の神霊である、ディオスクロイですか・・」
信長「兄妹揃って盛りよって・・・」
信勝「姉上、いつか僕とも・・・」 信長「やらんぞ、ヨスガるような事はせん!!」
ディオスクロイが性に盛ってるところを静かに通る信長達

信勝「姉上、どうオルタさんを止めると?」
信長「信勝、お主にも手伝ってもらうことがある・・・」

沖田オルタ「ここかぁ・・・カルデアが最も大事にしてる物はぁ・・・・・」


カルデア地下 爆心地予定場所
そこには得体の知れない建造物はあったが・・・

沖田オルタ「ちっさぁ・・・・」
建造物のあまりの小ささに驚愕する沖田オルタ
しかも中身にはこれまた小さいピザが焼いてあった
沖田オルタ「これ、美味しいか?」食べながら
沖田オルタ「それはさておいて、さっさと爆弾をセットしないと!!」
爆弾のセットをする沖田オルタ

上ではマイルームで藤丸立香がベットで休んでいた

沖田オルタ「爆弾設置完了。」タイマーを押そうとするが・・
?「なにをしているんだ?」
沖田オルタ「な、何者だ!?」
信長「なにって、わしじゃ!!それより、なんだいその物騒な物は!!」
沖田オルタ「こ、これは・・・その・・・」
信長「聞いたぞ。おぬし、あやめと沖田のラブラブに嫉妬して二人を別れさせようとしてただろ!」
沖田オルタ「な、なぜそれを!?」
信長「わしの地獄耳を侮っては困るぞ!別れさせたいと思うなら、こんな回りくどい事などせんでもわしらがなんとかするから。」
沖田オルタ「ダマレ!!抑止の守護者である私には、恋も愛も必要ないんだ!!」
信長「オルタ・・・・」

沖田オルタの後ろでは
信勝「姉上が言うに姉上が囮で、話し合いをしている内にあの爆弾を回収する作戦。悪くはないですが、話し合いの内容が重すぎます・・・」

沖田オルタ「私は、あのあやめとか言う奴に、心を奪われないんだ!それは私に恋なんてない証拠なんだ!」
信長「なるほど、だからって沖田の彼氏を別れさせる理由など・・・」
沖田オルタ「私はあの私が恋にうつつになってるのが嫌なんだ!!こんな想いをするなら、恋愛などなくなってしまえば良いんだ!!」
信長「・・・そうか。じゃが、ぬしのやってることは断じて、見てられぬ!」

信長「爆弾を爆破させたいならワシと戦え、沖田オルタ!!」
沖田オルタ「良いだろう!私の邪魔をするなら、仲間でも倒す!!」
信長と沖田オルタの戦いが始まった


沖田オルタ「はぁ!!」斬撃 信長「ふん!!」銃撃

信勝「あわわわわ!?もう当初の作戦、忘れていますよねぇ!?」
信長達の攻撃を必死でかわす信勝

信長「ふん。腕を磨いたな、オルタ!」
沖田オルタ「こっちこそ、ふざけてもいない信長など・・・久しく見るよなぁ!!」
信長「なによ!ならば・・・三千世界に屍をさらせるがいい!!」宝具を放つ体勢をとる信長

信勝「待ってください姉上!!こんな狭いところで宝具を放たれたら・・・」
信長「問答無用じゃ!!天魔轟臨、わしの説教代わりの「三千世界」じゃあ~~!!」
沖田オルタ「来い、織田信長!!」構える

信長の宝具、「三千世界」が地下中に放たれる

ノブ達がいる地下の上 マイルーム 
ドン!!ドコーン!!

立香「なんの音だ?」
下から三千世界のビームが貫いてきた!
立香「一体なにがあったんだ!?」驚愕
とたんに床に穴が開いて、ベットごと落ちる

地下では
沖田オルタ「うぅ・・・」宝具を受けて、傷だらけ
信長「どうじゃ?少しは頭は冷えたか?」
沖田オルタ「の、信長・・・貴様、わざと急所を狙わずに撃っただろ・・・」
信長「まぁ、カルデアにいる間は殺し合いはしないのが鉄則じゃからな。」
沖田オルタ「・・・・・・」

ドスン!!! と音と共に立香が落ちてきた
信長「おぉ、マスター!一体どうして上から現れたんじゃ?」
立香「こっちが聞きたいよ!!これは一体なんの騒ぎだ!!」
信長「これはその・・・爆弾を設置したオルタを止めようと・・・」
信長「そうじゃ、爆弾はどうなったんじゃ!?信勝!!」
信勝「そのことなんですが・・・爆弾に姉上の弾が当たってしまい・・・・」

爆弾のタイマー・・あと2秒
信勝「あと2秒で爆発します!!!(泣)」
信長「な、なんじゃとぉ~~~~~!!!」

ドガァァァ~~ン!!
光と共に爆発に巻き込まれる信長達

Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第6幕 バック・トゥ・ザ・織田信長

何故かレイシフトしている立香達

どこかの家の近く
信長「ドキャス!?」 立香「イタタタタ・・・・」
沖田オルタ「なんだ、ここは?」
信長「わしらは確か、爆弾の爆発に巻き込まれて・・・」

信勝「うぅぅ・・・」 立香「信勝!?」 
?「どうかされましたか?」
沖田オルタ「!?。ちょうど良い、少し助けてくれませんか?連れが倒れてしまって・・」
?「まぁ!それは大変!!すぐに私の家にお連れしますね!」
立香「お願いします!!」
立香達は?の案内の元、家の中へ信勝を運ぶ
運ばれた家の先の札に、「沖田」と書かれていることも知らずに・・・

沖田家
信勝「・・・・・」寝ている
信長「すまんのぉ・・・わしが変なことをやらかしたばかりに・・・」
?「いいえ。長旅でお疲れだったでしょう?少しここらで休んでいてよろしいですよ。」
立香「ありがとうございます。お名前は・・・」
?→おみつ「みつと申します。」
信長「みつかぁ。しばらくいさせてもらうぞ!!」
おみつ「はい。どうぞ、ごゆっくりと・・・」去る

沖田オルタ「みつ・・・どっかで聞いたような・・」

信長「しかしまた、爆発に巻き込まれてなお、わしらは無事でこんな場所に・・・」
立香「それになんか、レイシフトしたような感じだったなぁ・・・」
信長「レイシフト・・・まさかわし、あの爆発で・・・単独でレイシフト出来るようになったんじゃないのか?」
立香「はぁ!?なにいってるの?!」
沖田オルタ「マーリンじゃないんだから、それはあり得ないのでは?」
信長「い~や!わしが、あの爆発でクラスがライダーになって、レイシフトできる能力を得たのでは!?」
立香「あり得るわけないだろ!!」
立香が怒鳴って、信長が後退りして・・・

ツルっ!
信長「なぁ~~~!!」ザブで足を滑らせて、立香と共に横倒しする。
その時、立香と信長がレイシフトして消えてしまう

沖田オルタ「き、消えた!?」


サーヴァント・ユニヴァース 宇宙船「トーキョートチョウ」
アナウンス「緊急警報!緊急警報!トーキョートチョウ内にて、反自民党主義者の左翼サーヴァントが逃走中!!」

ワルキューレ「逃がすな!追え!!」
謎のヒロインX「なんだってこんな!私はただ、セイバーが嫌いでダイナーのメシが不味くてクレームをかけた善良のサーヴァントですよ!!」逃げながら
ワルキューレ「それでもあんたを捕らえよの命令だ!!」
ヒロインX「なにが命令ですか!!この忖度するだけの裏切りサーヴァントが!!」
謎のヒロインXがラーメンを食べながらワルキューレ達との逃走を繰り広げていた

逃げている最中にヒロインXの足下にノブ達がレイシフトしてきた
ヒロインX「アタァ~~~!?」転ぶ

信長「いったいのぉ・・・誰じゃ、わしをどさくさに蹴ったのは!!」
立香「これって!?レイシフトだよねぇ!!」
信長「なに!?言われてみれば、なんか前より未来感があるぞ!」
信長「どうじゃ!やっぱりわしの言ったとおりになったわい!!」
立香「それはそうだけど・・・ここは一体・・・」

ヒロインX「イタタタ・・・誰ですか、私の足を引っかけたのは・・」
立香「貴方は、X師匠!?」
ヒロインX「あら、誰かと思ったら・・永遠のトラブルメーカー、藤丸立香じゃないですか!!」
信長「なんじゃ?お主、知り合いじゃったか?」
立香「まさかここ、サーヴァント・ユニヴァースじゃないのか!?」
信長「なぬ!?そうか、ここがマスターが秋に飛ばされたというさーう゛ぁんと・ゆにう゛ぁーすってとこだな!!随分と殺風景なとこじゃなぁ!」
ヒロインX「お、お前は!?・・ってそれどころではありません!!」

オルトリンネ「見つけたわ!!しかも近くにいる貴方たち、ノブミン星人のなかまだったのね!!」
ワルキューレ達が立香達を追い詰める

信長「じゃじゃ!?これは一体なんじゃ!?」
立香「な、なんでこうなるの!?」
ヒロインX「貴方たちのせいですよ・・・立香さん。」

汎人類史 沖田家では

沖田オルタ「一体、マスターとノブはどこへ・・・」
おみつ「どうかされたんですか?」
沖田オルタ「い、いえ・・なにも・・」
おみつ「ほかの連れの方々は?」
沖田オルタ「あぁ、厠の方だろう。」
おみつ「そうですかぁ・・・なんでしょうねぇ。あなたを見ていると、なんか他人とは言えないような感じがして・・」
沖田オルタ「いえ、それは気のせいだと思うのだが・・・・」

お隣さん「大変じゃ~~~おみつ!!」
おみつ「どうかされましたか?」
お隣さん「お母様が、お腹の抱えて倒れてしまって、今にも生まれそうなんじゃ~~!!」
おみつ「な、なんですって~~~!?」
お隣さん「今、こちらに運んで お医者様にも来てくだはってる!!手伝ってくれんか!?」
おみつ「は、はい!!」

沖田オルタ「おみつ殿、こっちは大丈夫だ!生まれてくるんだろ?」
おみつ「ハイ・・」 沖田オルタ「ならば、そばにいた方があの子のためになるだろう?」
おみつ「・・・・・・」おみつは自身の母親と元へ行く

沖田オルタ「・・・(間違いない。ここは・・・この時代は・・・)


一方、サーヴァント・ユニヴァース 宇宙船「トーキョートチョウ」では
信長達がヒロインXと一緒にある尋問を受けていたのだった。

信長「おい!!わしはノブミン星人っていう宇宙人ではないぞ!!」
立香「なにかの間違いなのではないですか?」

ワルキューレ・スルーズ「まだしらばっくれるのね。ならこれを見なさい!!」
ワルキューレ・スルーズの後ろのモニターから何かを写して見せた

そこには頭に不思議な葉っぱみたいな植物がついたチビノブの姿があった。

信長「な、なんじゃこいつらは!?」
ワルキューレ・ヒルド「あなた、どう見ても我々の敵「ノブミン星人」そっくりじゃない!!」
ヒロインX「確かに似ているなぁ、ノブミン星人に。」 信長「おい!!」

WARNING WARNING WARNING
ノブミン星人(映像)「ダンシングささくれ女、yeiyeiyeI~~!ダンシングささくれ女、yeiyeiyeI~~!」
しかも映像では、ダンシングささくれ女を踊りながら増える映像が見られた

ワルキューレ達「・・・・・・」近づく
信長達「!!!???」近づかれる


汎人類史 沖田家

あ~~~~~
信勝「・・・うぅ~~ん・・」
沖田オルタ「気がついたか、信勝!」
信勝「オルタさん、一体どうしたんですか?」 沖田オルタ「ま、待て!見るなぁ!!」
何かを覗いている沖田オルタに加担する信勝

そこには沖田家の母が、今にも子を出産しようともがいている姿があった。

サーヴァント・ユニヴァース 宇宙船「トーキョートチョウ」

信長「ぎゃあぁぁ~~痛い痛い痛い!!」鼻フック
信長達は 鼻フック、バルブ責め、むち打ちと様々な拷問を受けていた。

ヒロインX「くそ~~!なんでこんな目に~~!!」
立香「なんとかならないのか!!」
信長「なんとかって・・・・そうじゃ!!」
信長「おい!!そんな拷問じゃ、わしにはビクともせん!!わしをもっと痛めつけんか!!」
スルーズ「な、なにを!!」

ワルキューレ達が一斉に信長に拷問攻撃しはじめる
立香「いったいなにを考えてるんだ!!」
信長「マスター、とにかくワシにまかせい!!」

信長「さぁ!ワシを打ち負かしたいんなら、もっと痛みを当えんかぁ!!」
スルーズ「な・・・こ、この変態Mのノブミン星人風情ガァ~~!!」

ワルキューレ達「終末幻想・少女降臨(ラグナロク・リーヴスラシル)!!」
ワルキューレ達の槍が一斉に信長に襲いかかる

信長「今じゃ!!ワシに貼り付け~~い!!」
立香「わ、わかった!!」 ヒロインX「えぇ~~!?」
信長に張り付く立香とヒロインX
すると、ラグナロク・リーヴスラシルが当たった瞬間に信長の身体が光り出し、そのままレイシフトする

スルーズ「な、消えただと!?」
突然の信長の消失に困惑するワルキューレ達

レイシフト中
信長「ふぅ。なんとかなったわい・・・」
ヒロインX「これは一体、どういうことですか?」
立香「説明してくれる?」
信長「う~ん。どうやら、ワシのレイシフトはある程度の痛みを受けない発動しないようなんじゃ。」
ヒロインX「なるほど・・・それを利用し、危機を脱出したと・・・」
信長「うむ。レイシフトも悪くはないんじゃが、なんか使いづらいのぉ・・・」


汎人類史 沖田家

三段重ねで着陸する立香達
立香「ここって・・・」
信長「なんじゃ?ここは信勝を運んだ場所ではないか!」
立香「そうだよ!信勝達を連れて、早くカルデアに帰らないと!!」
信長「まぁ、そうじゃな。で、肝心の信勝達はぁ・・・・」

沖田オルタ「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
信勝「オルタさん、大丈夫ですか?」
信長「オルタ!?一体なにがあったんじゃ!?」
信勝「じ、実はぁ・・・」

少し前
おみつ「阿弥陀様!なんとか宗次郎を、宗次郎をお救いください!」
沖田オルタ「・・・・・」
おみつ「どうか宗次郎を・・・この子はきっと良きことをなします・・・・なにとぞ、宗次郎をお救いください!!」

沖田オルタ「・・・なれば、その童。この先の生において、ーーただ一度、我と約し。その身、世界へと召し上げん。」

現在 沖田家
一人の赤子が、おみつと母親と共に眠っている

信勝「おみつさんの母上が、早産で赤ちゃんを産んでしまって・・息のしていないその赤ちゃんを救うために、オルタさん自身の魔力を生命力にして移してしまって・・・」
立香「そうなのか、沖田オルタ・・・」
沖田オルタ「そうだ・・・あの子は私・・・沖田総司の生まれた時の姿だったんだ。」
立香「あの子が・・沖田さんだって!?」
ヒロインX「なんという!!生命の神秘を目撃したのつかの間、いきなりの生命の危機に我が身を犠牲に赤子の時の自身を救うなんて・・・」
信長「そうか・・・つまりこの日・この場所・この瞬間が、沖田総司誕生の瞬間だったんじゃな。」
沖田オルタ「あぁ・・また私が私を救う事になるとはなぁ・・・・」

信勝「姉上、もうカルデアに帰りましょうよ!!カルデアに帰れば、オルタさんを回復できるかもしれませんし・・」
信長「そうじゃな。信勝、なんかワシを一番痛めつける物はないか?」
信勝「な、なんで僕が姉上を!?」
信長「こうでもしないとわしのレイシフトは発動しないのじゃあ!!」
沖田オルタ「だったら、これはどうだ?」

沖田オルタは、持っていた煉獄剣のさやを信長のケツにぶっさした!
信長「んぎゃあ~~!!こ、これは心にきくわい!!」
そう言って、信長達はレイシフトした

レイシフト中
信長「全く・・・使いづらい宝具じゃな ワシのレイシフトは・・イテテテ。」
信勝「あの爆発でレイシフトの能力を手に入れるなんて、さすが姉上です!」
立香「そうかなぁ・・・・」
ヒロインX「もっともです。ちなみに私はカルデアに帰った時にはすぐに私の世界に帰りますからね!」
立香「そうさせてもらうね。」

Fate/ぐだぐだ・THE・MOVIE 第7幕 信長とノブミン星人
「時を同じく、はるか平行する蒼輝銀河『サーヴァントユニヴァース』ではとんでもない事が起こっていた」

レジスタンスのリーダーであるノブミン長老を失い、混乱が続く打倒自民党連合。
新たにレジスタンスのリーダーとなったノブミン長老の孫である「ノブミン吉法師」は、団結のために母星:ノブミン星で大規模演説を行う。
その演説の中に山本太郎率いるれいわ新撰組のほか・・
治療薬生成の鍵となるノブミンの花を探すスペース・イシュタルとカラミティ・ジェーンも含まれており・・

ノブミン星 演説会場
ノブミン吉法師「(我々と力を合わせ、この宇宙全体を死にたくなるような世界を生きてて良い世界に作り直してあげます!!そのためにも、必ず我々は伝説のスーパー信長を探し出し、この世界にはこびるウイルスを治すノブミンの花を咲かせたいと思っております!!)」
山本太郎「ですから、どうかこのノブミン星人に力を貸していだたいてくれたら幸いです!!」
ノブミン星人「ノブノブゥ~~~!!」

カラミティ・ジェーン「ワオ!なんか三密って感じの演説がありますねぇ~!!」
Sイシュタル「この星ではウイルスにかからないのが幸いだけど・・肝心の特効薬の元になるノブミンの花がないとねぇ・・・」

演説会場ど真ん中に、信長達が5段重ねでレイシフトしてきた
信長「ふぎゅう!?」 立香「お、おもい・・・」

ジェーン「あぁ!?あの子は・・」
Sイシュタル「藤丸立香!?それにXまで・・・なんでこの星に!!」

司会「誰なんだい、君たちはぁ!?」
信勝「ご、ごめんなさい!!って、なんですか!?こんなにもチビノブ達がここに!?」
信長「こいつら、ノブミン星人じゃ!?」 信勝「ノブミン星人?」
ヒロインX「あのノブミンの花があるノブミン星の原生物ですか!?まさか、本物を見れるなんて・・・」
信長「なんてこった・・今度はノブミン星人のいる星にレイシフトしてしまったワイ・・・」

ノブミン吉法師「ノブノ~ブ?(誰じゃ、お主らは?)」信長達を見て
信長「っ?!」見られて
ノブミン吉法師「ノ・・・ノッブ~~~!!」

ノブミン吉法師「ノブ~~!!ノブノブノブーーー!!」
信長「な、なんじゃって!?」
信勝「どうしましたか?」
信長「こやつ、ワシの事を「伝説のスーパー信長」だと言ってるのじゃ!!」
立香「言葉わかるのぉ!?」

ノブミン星人達が信長に近寄ってくる
ノブミン吉法師「(伝説のスーパー信長様!貴方が来ることを心から信じてました!!)」
ノブミン星人「ノブノブゥ~~~!!(伝説のスーパー信長様!)」
ノブミン吉法師「(どうか我々ノブミン星人を導き、この蒼輝銀河に愛と平和をもたらしてくださいませ!!)」

立香「なんか人気者ですねぇ・・・」
ヒロインX「彼ら、信長さんを救世主だと称えているのでしょうね。」
信長「さすが姉上!こちらの世界でも超有名なサーヴァントみたいで・・・」

信長「ノッブ~~ン!!(チッガァ~~~ウ!!)」
ノブミン星人達「ノブブ!?」
信長「(わしは、お前らが言う「伝説のスーパー信長」ではないワイ!!)」
ノブミン星人「ノブブ?(違うの?)」
信長「(そうじゃ!ワシは第六天魔王波旬、織田信長!伝説のスーパー信長ではない!!)」
ノブミン語で自身は伝説のスーパー信長ではないと否定する信長

ノブミン吉法師「(いや!あなたみたいなサーヴァントが伝説のスーパー信長様じゃないわけがない!!)」
信長「はぁ!?どういうわけじゃ?」

ノブミン吉法師「(伝説のスーパー信長様ではないのなら、この「ノブナガンナー」は反応しないからな!)」
ノブミン吉法師は、しおれた花を信長に手渡す。

するとしおれた花が元気になって、火縄銃型ビームソードになった
信長「な、なんじゃこの花ワァ~~!?」
ノブミン吉法師「(これぞ、我がノブミン星人が代々語られる伝説の武器「ノブナガンナー」!!)」
ノブミン吉法師「(あらゆる悪を切り裂き、ノブミンの花を咲かせる伝説の武器なのだぁ!!)」

Sイシュタル「そ、それが起動したってなると・・あのサーヴァントが伝説のスーパー信長だと言うの!?」
ジェーン「ワオ!!本当に伝説のスーパー信長がいたって事だね!!」
ノブミン星人達が信長を囲って歓喜・歓声を上げる

沖田オルタ「た、大変な事になりましたねぇ・・・」
立香「本当に宇宙を救っちゃうか、信長?」
信長「そ、それはじゃなぁ・・・・・」
信勝「させませんよ!伝説のスーパー信長だか知りませんが、チビノブモドキに好きにはさせませんぞ!!」

信勝が信長に飛びかかり・・
信勝「必殺・ノブカツキッ~~ク!!」キック
信長「どぎゅう!?」蹴られる
立香達を巻き込む形で信長のレイシフトが発動する

Sイシュタル「き、消えた!?」
ヒロインX「いや、元の世界にレイシフトしたんでしょう・・・」
ヒロインX「でも・・信長は必ずこのサーヴァント・ユニヴァースに戻ってくると思う・・・」

レイシフト中
信勝「どうですか!僕のキックで再び姉上のレイシフトを起動させました!!」
信長「急すぎるワイ!!」信勝を叩く

信勝「で、でもこれで皆さん、カルデアに戻れると思いますよ!」
信長「そ、それはそうじゃが・・・・あのままで良かったのかのぉ・・・」
立香「ノブミン星人の事?」
沖田オルタ「確かにあの人達、よほど困ってたみたいでしたし・・・」
信長「あぁ・・・今度は準備もかねて、サーヴァント・ユニヴァースに行こうかのぉ・・・」
そう考えながら、レイシフトする立香達


汎人類史 カルデア マイルーム
ホームズ「それで、来てみたらベットの所に穴が開いていたって事だね。」
マシュ「はい・・・先輩は無事でしょうか?」
ダ・ヴィンチちゃん「わからない・・・レイシフトの反応はあったことは確かだ。」
ダ・ヴィンチちゃん「しかし、コフィンも使わずにレイシフトなど意味消失の危険性もあるし、おまけに観測さえ位置がごちゃごちゃだし・・」

その時に信長達が3段重ねで現れた
立香「お、重い・・・」
信長「なんでついたときにこんなになるんじゃ・・」

マシュ「せ、先輩!?」 立香「あぁ、マシュ・・・」
沖田「今までどこに行ってたんですか!?」
信長「すまんのぉ・・ちょっとマスターらと散歩がてらにレイシフトを・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「散歩がてらって・・あのレイシフトはあなたのせいだったの!?」
立香「しかも、信長の独断の能力で・・・」
ダ・ヴィンチちゃん「な!?無断レイシフトどころか、信長自身でレイシフトするなんて!!」
ホームズ「信長君、詳しい話をしてくれないかな?これは強制だ。」

信長「ま、まぁそうなるよなぁ・・・ぜひもないわ・・・」

沖田「まったく・・カルデアに迷惑をかけるどころかマスターを危険な目に遭わせるなんて!!」
信長「なぬ?確かにあれは不味かったとおもうじゃが・・元々はあやめといちゃついて不抜けている沖田に緊張感と真面目さを出させるためにワシがやったことなんじゃがなぁ・・」
沖田オルタ「・・・・・!?」
沖田「わ、私があやめさんに一途な恋をして何が悪いのですか!?」
信長「悪いに決まっておるワイ!!マスターの危機に駆けつけてくる気配もなかったくせに!!」
沖田「!!?。あぁ~~もう良いです!!もうノブ達の事なんてもう知りませんから!!」

沖田は怒って、マイルームを去ろうとする
信長「召喚した恩さえも忘れたか、恩知らずの宗次郎が!」
沖田「?!!。なんで信長が私の幼名を知っているんですか!?」
信長「なぬ?宗次郎って、沖田の幼名じゃったか?しらんかったワイ・・・」
沖田「知らなかったって、知ってたような口ぶりでしたよ!!」
信長「そうかい・・・なら、その幼名を芳澤あやめにも教えようかな~~?」
沖田「な!?それだけはやめてください織田信長~~!!」

立香「なんなんだぁ、この状況は・・・」
マシュ「さぁ・・・・ぐだぐだしてる以外はなんも変わりはないのですが・・・」
沖田オルタ「(信長の奴・・・私がやろうとした罪を被って、私を守ろうとしてるのか?)」

信長「はて?そういえば・・・信勝はどうした?」

????
信勝「姉上~~どこなんですかぁ~~~?」
どこかの世界で迷子になった信勝

???(あやめと黒幕のアジト)

???「・・・・・」
あやめ「沖田オルタの奴が、恋質を嫌ったゆえに私の用意した爆弾でマスターを殺させるように仕向けさせました。これでもはやカルデアは・・・」
???「あやめ、君には失望したぞ。」 あやめ「え?」
???「たった今、信長と言う奴がマスターと共にレイシフトから戻って来たと報告が入った。つまりこれは、あやめが殺しに失敗したことになる。」
あやめ「そ、そんなわけがない・・だってマスター共々爆発したところを私はちゃんとこの目で・・・」
???「君の宝具と技に期待はしてたが・・・わかっているだろ?失敗したらどうなるって事を・・・」
あやめ「ま、待ってください!!まだ私にはあの藤丸立香と沖田総司との信頼関係が残っている!!今度は直接藤丸の心臓を撃ち抜く、だからもう少しだけの猶予を!!」

あやめ「それにあなたのその姿も、元は私の身体を素体にしたモノ!私が消えれば、いずれあなたも・・・」
???「・・・・・ふん。確かに僕の真体の代わりとして君を依代にして僕の一部を与えた。しかしそれもいつまでかな?」
???「僕の力や真体も少しずつ適応しはじめている。君がいなくても良いぐらいに・・・」
あやめ「そ、そんな・・・・」
???「しかしまだ君には利用価値はあることはわかった。次はないと思え、芳澤あやめ。」
あやめ「・・・は!!」

あやめ「(利用価値がまだあるか・・・ギリシャ神話の神がこの私をこき使うなんて・・・それぐらいなら英霊として我慢できる。)」
あやめ「(でも・・・・沖田総司、せめてあなたにはこの私の本当の姿を見せるわけには・・・)」

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