春香「『メイドとして働いていた過去をもつ我那覇響さんに質問です』」響「え?」 (15)


春香「『メイドの仕事というのは、どういったことをするのですか?』とのことです」

響「………」

春香「響さ~ん?」

響「……ん?」

春香「質問の内容聞いていましたか?」

響「お、おお…聞いてたぞ」

春香「それじゃあ早速答えてください」

響「う、うん……」

春香「…?どうかしたんですか?なにかご様子が……質問が難しすぎました?」

響「いや…自分がメイドをしてたことを知ってる人がいるとは思わなかったから……驚いちゃって……」

春香「……おや?」


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響「いや~懐かしいなあ~、メイド時代!」

春香「……なるほど」

響「ん?」

春香「慌てるわけでも、悩むわけでも、適当に答えるわけでもない……と?…いいでしょう、聞きましょう」

響「ああ、うん。それじゃあどこから話そうかな……」

春香「できれば最初からお願いいたします」

響「最初から?それじゃあ、自分がお嬢様と出会った時のことからだな」

春香「お、お嬢様?……仕上がってるね響ちゃ……響さん」


響「自分がお嬢様と出会ったのは、雪の降る寒い日だったぞ」

春香「ほうほう」

響「すっごく可愛い娘でさ!お嬢様とお嬢様のお母様と家の庭で遊んでいた所を目撃して」

春香「ほう可愛い女の子なんですね?」

響「自分はお嬢様の笑顔と愛らしさに、一発で胸を打ち抜かれたんだ」

春香「なるほど、一目惚れと?」

響「でも、それ以降お嬢様と会うことはなくて……何度か家に行っても見当たらなくてさ……」

春香「ふむふむ……響さん軽くストーカー入ってますね、春香さん少し怖くなってきました」

響「自分が見たのは雪の妖精か幻だったんじゃないか?と思って諦めかけていたところに、偶然その家の塀に
  貼ってある、家政婦募集のチラシを見つけたんだ」

春香「わざわざ家まで行っといて偶然とはよくいいますね」


響「仕事内容は、炊事、洗濯、掃除そして子守り。全部自分の得意科目!」

春香「知らなかったわ~響さんが子守り得意って私知らなかったわ~」

響「まあ、それで色々あって見事その家に家政婦として採用されたんだ」

春香「なるほど……ちなみに、何故その家は家政婦を募集されていたのですか?」

響「ああ、自分が来る少し前にお嬢様のお母様が亡くなられてな」

春香「ふむふ……え?」

響「それで家事が行き届かず家は荒れ放題、お父様も仕事があってあまり家にはいられなくて
  お嬢様も学校に行かず家に引き篭っててさ……」

春香「え?ちょ…ひ、響ちゃん?その設定少し重……」

響「それで仕事の中に、子守りってあったんだ。せめて誰かと一緒に居てあげてほしいって……」

春香「………」


春香「……え~、スタジオの空気が何やら重くなってしまったので、次の質問に移りたいと」

響「それで、それからお嬢様のメイドとして働き出したんだけどさ」

春香「移りたいんですけど?もうこの質問終わりたいんですけど?」

響「お嬢様が自分に対して心を開いてくれなくてね。食事なんて一人で部屋に篭って食べるとか言ってさ…」

春香「あ~…うん、まあそんなもんですよ。最初から仲良くなんて中々……」

響「自分は、お嬢様の食事で汚れた口元を見たかったのに……悲しかったなあ……」

春香「そういうとこじゃない?なんかもうそういうとこが駄目なんじゃない?」

響「でも、一緒に(拉致って)キャンプしたり、(騙して)ゲームで一緒に遊んだりして……」

春香「合間合間に不穏当なナニカが……」


響「そんなこんなで、徐々に仲良くなっていったんだ!」

春香「う、う~ん……仲が…良い?」

響「あ、信用してないな?」

春香「いえいえそんなことはー(棒」

響「むっ!自分の説得によって、お嬢様は再び学校に通うようになったんだぞ?」

春香「え?マジですか?」

響「マジだぞ!これこそがお嬢様と自分の絆!自分の想い(愛)がお嬢様に届いたんだ!」

春香「響さんに日中粘着されるくらいなら学校に行ったほうがマシと思われたのでは?」

響「あははは、ないない!」


響「あ~でも、学校で教壇に立って熱弁してるお嬢様は凛々しくて可愛らしかったなあ」

春香「ん?それはどういう?」

響「お嬢様のクラスでハムスターを飼ってたんだけど なんか増えすぎちゃったみたいでね」

春香「ハムスターあるあるですね」

響「お嬢様は飼育係で、増えすぎたハムスターの引き取り先を探すわけさ」

春香「ハムスターは増えすぎたら共食いするかもしれませんしね……」

響「でも、安易に引き取るとか言ったクラスメイトを『簡単に決めないで!』と嗜める一幕も……」

春香「やだイケメン……」


響「命の貴さ、大切さを説くお嬢様……ご立派だったぞ!!」

春香「いや、本当に立派ですよそのお嬢さん……え~っと、ちなみに年齢はおいくつで?」

響「お嬢様は当時小学2年生だ」

春香「小学生ですか、響さんと結構年齢が離れていたんですね」

響「うん、だからさっきのお嬢様の小学校に侵入した時なんかはハングライダーを使って屋上から」

春香「ぢょっ!?マイク止めてっ!!」ブツッ





~~~~~~しばらくお待ちください~~~~~~~




.


春香「ただいまのトークの中で不適切な発言があったことをお詫び申し上げます」

響「申し上げます」

春香「当番組はいかなる理由があっても犯罪及びこれに該当する行為を容認致しません」

響「致しません」

春香「今後このようなことがないよう努めてまいります、真に申し訳ございませんでした」

響「ございませんでした!」

春香「………」

響「………」




響「それでお嬢様の登校中も心配だから、変装してお嬢様を監視して」

春香「響ちゃん努めて!このようなことがないよう努めてえ!!」


春香「はあ……はあ……」

響「あ~ごめんな春香、自分この話になると夢中になっちゃって……」

春香「もう、いいです……」

響「え?」

春香「もう今日の質問は終わりです!」

響「ええ?もう終わりなのか!?まだ一個しか質問されてないぞ?」

春香「一個で十分です!」

響「というか、まだまだ語り足りないんだけど?」

春香「ほんと勘弁してください!」


響「いやだって自分のメイドとしての仕事はまだまだあるぞ?」

春香「メイドは、炊事洗濯掃除そしてストーk……時々子守り!これだけで十分です!」

響「お嬢様の魅力もまだ全然伝えきれていないし!」

春香「はい、それじゃあ今日はここまで!」

響「やっぱり自分が好きなのは初潮が来る前の子で」

春香「み・な・さ・んんん!!さよ~ならああぁぁ~~~!!」



番組終了後



響「第二次性徴前って生殖能力がない時点でもうほぼ妖精だろ?」

春香「………」

響「そういう少女から女性、妖精から生身の女に変化する前の貴重な時期!」

春香「………」

響「つまり花は散る寸前が一番!その点でもお嬢様は自分の理想の!!」

春香「……う…」


春香「ウチの響ちゃんがウザすぎるーーー!!」




おわり

終わりです
ありがとうございました

今作は
アイドルマスターと うちのメイドがウザすぎる!
のコラボでお送りさせてもらいました


前作
春香「最初のお手紙『ご実家がヤ○ザな萩原雪歩さんにご質問です』」雪歩「え?」
春香「最初のお手紙『ご実家がヤ○ザな萩原雪歩さんにご質問です』」雪歩「え?」 - SSまとめ速報
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合わせてお読みいただけると幸いです

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