安価とコンマでダンガンロンパ風SS【オリロンパ】 (488)

▷このスレは『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生』を基にした安価スレです。ダンガンロンパシリーズのネタバレがあります。

▷安価・コンマでキャラクターを16人作成、そのキャラクターでコロシアイ学園生活を進めます。

▷舞台は希望ヶ峰学園ですが、施設を一部改変しています。

▷システム上、キャラクターが死亡・退場しますが、安価とコンマによってコロシアイの無い展開にする事も可能です。

▷オリキャラ中心であり、原作のキャラクターはあまり登場しません。

▷よろしくお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1560485630

それでは、まずはキャラクターの才能決めから。各キャラクターは『超高校級』と呼ばれるほどの、とてつもない才能を持っています。その才能を募集します。

【超高校級の???】が登場する事は決まっているため、それを除いた15人分の才能を募集します。原作にあるものでも可。

また、同時にコンマ判定。コンマ十桁の位を発言力、一桁の位を集中力とします。


・発言力……高いほど日常生活や議論の場でのイニシアチブを取りやすくなる。低いとあまり発言をしない人間に。

・集中力……高いほど学級裁判などで有利になり、様々な事に気付きやすくなる。低いと「どういう事だ! 説明しろ苗木!」などと言いがちに。


なお、【超高校級の???】の発言力・集中力はこのレスのコンマで判定します。

才能は一レスにつき一つ。人が少ないと思うので連投はアリですが、節度を守ってお願いします。

↓15人分決まるまで。途中経過などを挟む可能性もあります

超高校級の長距離ランナー

図書委員

【超高校級の才能】発言力/集中力

【超高校級の???】1/8
【超高校級の長距離ランナー】1/0
【超高校級の図書委員】0/4
【超高校級の園芸部】1/4
【超高校級の聖職者】6/5
【超高校級の幸運】6/0

以上を採用します。ちなみに0は少し特殊な判定となります。

↓残り10人分決まるまで。途中経過を挟むかもしれません

【超高校級の才能】発言力/集中力

【超高校級の???】1/8
【超高校級の長距離ランナー】1/0
【超高校級の図書委員】0/4
【超高校級の園芸部】1/4
【超高校級の聖職者】6/5
【超高校級の幸運】6/0
【超高校級の悪運】1/8
【超高校級の腹話術師】1/7
【超高校級の怪談師】6/5
【超高校級のドローンパイロット】7/5

以上を採用。もう少しですね。一応、連投はアリです。

↓残り6人分。途中経過を挟むかもしれません

【超高校級の才能】発言力/集中力

【超高校級の???】1/8
【超高校級の長距離ランナー】1/0
【超高校級の図書委員】0/4
【超高校級の園芸部】1/4
【超高校級の聖職者】6/5
【超高校級の幸運】6/0
【超高校級の悪運】1/8
【超高校級の腹話術師】1/7
【超高校級の怪談師】6/5
【超高校級のドローンパイロット】7/5
【超高校級の射撃選手】5/5
【超高校級の冒険家】7/0
【超高校級のアサシン】6/8
【超高校級の彫金師】4/7
【超高校級の俳優or女優】0/5
【超高校級のレーサー】5/2


以上で決定です。長い時間ありがとうございます。


では、この中から主人公にしたい才能を選択してください。

↓多数決で、3票入った才能が主人公。決まらない場合はコンマ判定で一番大きいものが主人公

腹話術師

???

多数決により、主人公は【超高校級の???】に決定です。主人公、発言力1しかありませんが……。


それでは本格的なキャラクター作成に移ります。

順番は、名前・性別→身長・胸囲→容姿・性格・キーワード、です。少々時間はかかりますが、お付き合い頂けるとありがたいです。


最初は、主人公である【超高校級の???】の名前・性別から。名前はなんか主人公っぽいものをお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

赤羽根 宏(あかばね こう)

黒野 真白(くろのましろ)
女性

名前・性別は>>32を採用。圧倒的なコンマですね。


次は【超高校級の???】の黒野真白さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

177cm/89cm

150㎝ 74㎝

身長・胸囲は>>34を採用。かなり高身長だ。


最後は、【超高校級の???】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。


例)
学ランの下にパーカー、アホ毛が生えている
お人好し
人畜無害


容姿・性格はなるべく簡潔にお願いします。キーワードは「前向き」「才能にコンプレックス」「観察眼」みたいな感じで。ゲームで言えばスキルのようなものでしょうか。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

銀髪碧眼
冷静沈着
クールに決める

後ろ髪が地面に付きそうなほど伸びていて前髪も目が隠れている白髪の女性

気弱で常にオトオド

極限状態で人格変化

出席番号No.1
・黒野真白(クロノ マシロ)
【超高校級の???】
性別:女
発言力:1
集中力:8
身長:177cm
胸囲:89cm
容姿:銀髪碧眼
性格:気弱で常にオドオド
キーワード:『主人公補正』『孤独恐怖症』『高速思考』『潔癖症』


主人公、コロシアイ学園生活に不向きそうですが大丈夫ですかね?


続いて、【超高校級の長距離ランナー】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

一条 進(いちじょう すすむ)

橋田 直人(はしだ なおと)

男子

生駒 駆 (いこまかける) 男

>>46
すみませを連取りになってしまったので無しで安価下でお願いします

名前・性別は>>46を採用。


次は【超高校級の長距離ランナー】生駒駆クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

>>46
すみません連取りになってしまったので無しで安価下でお願いします

ありゃ、すいません。了解しました。>>45を採用します。

ここは無効で。身長・胸囲をお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

180cm87cm

182 87

>>53

身長・胸囲は>>54を採用。男の胸囲も大事ですよ!(多分)


最後は、【超高校級の長距離ランナー】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

爽やか系で短パンを着用
性格は笑顔で無意識に毒舌を言うタイプ
キーワードはポジティブ

短髪の黒髪
ラッキーボーイ
幸運

黒髪短髪の美男子
爽やか
人懐っこい

出席番号No.2
・橋田直人(ハシダ ナオト)
【超高校級の長距離ランナー】
性別:男
発言力:1
集中力:0
身長:182cm
胸囲:87cm
容姿:芋ジャージの五分刈り眼鏡
性格:笑顔で無意識に毒舌を言う
キーワード:
『幸運』『人懐っこい』『何事も全力(※)』


※マークはコンマ0による補正です。良い補正かもしれないし悪い補正かもしれません。


続いて、【超高校級の図書委員】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

藤宮 栞(ふじみや しおり)

名前・性別は>>65を採用。


次は【超高校級の図書委員】藤宮栞さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

163cm 86cm

身長・胸囲は>>68を採用。


最後は、【超高校級の図書委員】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

アンダーリムの眼鏡とカチューシャ
思慮深く穏やか
思いやりを大切にする

黒髪おかっぱの目隠れ
大人しく物静か
平和主義

出席番号No.3
・藤宮栞(フジミヤ シオリ)
【超高校級の図書委員】
性別:女
発言力:0
集中力:4
身長:163cm
胸囲:86cm
容姿:アンダーリムの眼鏡とカチューシャ
性格:女子力の高まり
キーワード:『献身的(※)』『ハートフル』『探偵っぽい行動』


すごく可愛い女の子な感じがしますね。


続いて、【超高校級の園芸部】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

池辺華(いけべ・はな) 女

名前・性別は>>80を採用。


次は【超高校級の園芸部】池辺華さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

140cm
61cm

149㎝
66㎝

身長・胸囲は>>84を採用。ロリっ子だ……!


最後は、【超高校級の園芸部】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

金髪のふわふわロールでゴスロリ服着用
純粋無垢
勘が鋭い

出席番号No.4
・池辺華(イケベ ハナ)
【超高校級の園芸部】
性別:女
発言力:1
集中力:4
身長:140cm
胸囲:61cm
容姿:茶髪のショートカットにオーバーオール
性格:罵られたりするのが好き
キーワード:『独特な感性』 『和みのオーラ』『意志が強い』


ドMロリっ子です(ニッコリ)。


続いて、【超高校級の聖職者】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

レオン・リード 男

名前・性別は>>96を採用。ちなみに00は100扱いです。


次は【超高校級の聖職者】レオン・リードクンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

155センチ
68センチ

身長・胸囲は>>101を採用。ちょっと小さめ。


最後は、【超高校級の聖職者】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

黒の短髪、サークレット
真面目な堅物
強い意志

茶色の髪をした男の娘
純粋無垢
慈愛に満ちている

出席番号No.5
・レオン・リード
【超高校級の聖職者】
性別:男
発言力:6
集中力:5
身長:155cm
胸囲:68cm
容姿:かっちりした制服
性格:愛嬌のある生意気
キーワード:『強い意志』『慈愛に満ちている』『悪口や暴力を許さない』


続いて、【超高校級の幸運】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

小西 伝(こにし つたう) 男

名前・性別は>>110を採用。


次は【超高校級の】小西伝クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

このペース、日付が変わるぞ…
安価は190,85

身長・胸囲は>>113を採用。本当だ、もうこんな時間なんですね……。


最後は、【超高校級の幸運】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

出席番号No.6
・小西伝(コニシ ツタウ)
【超高校級の幸運】
性別:男
発言力:6
集中力:0
身長:190cm
胸囲:85cm
容姿:黒髪ショートに所々青のメッシュが入っている
性格:誰からも好かれるお人好し
キーワード:『第六感(※)』『現役ユーチューバー』『可愛いもの好き』


日付が変わるくらいまではやろうかなと思っています。よろしくお願いします。


続いて、【超高校級の悪運】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

羽鳥 真夜(はとり まや)

名前・性別は>>126を採用。


次は【超高校級の悪運】羽鳥真夜さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、一番コンマの高いものを採用

161,86

身長・胸囲は>>130を採用。


最後は、【超高校級の悪運】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

くすんだ黒いボサボサした長髪の目隠れ
内気ネガティブ
痛みにトラウマ

出席番号No.7
・羽鳥真夜(ハトリ マヤ)
【超高校級の悪運】
性別:女
発言力:1
集中力:8
身長:161cm
胸囲:86cm
容姿:黒いパーカーを深めに被っている
性格:内気ネガティブ
キーワード:『二重人格』『神出鬼没』『痛みにトラウマ』


『ポジティブ』は性格とどう頑張っても合わないので安価下しました。


続いて、【超高校級の腹話術師】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

蒼井 彼方(あおい かなた) 男

名前・性別は>>142を採用。


次は【超高校級の腹話術師】蒼井彼方クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

160cm
71cm

身長・胸囲は>>146を採用。


最後は、【超高校級の腹話術師】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

出席番号No.8
・蒼井彼方(アオイ カナタ)
【超高校級の腹話術師】
性別:男
発言力:1
集中力:7
身長:160cm
胸囲:71cm
容姿:アイドル顔のイケメン
性格:秘密主義者
キーワード:『かきみだすダークヒーロー』『コミュ力が高い』『臨機応変』


ここで残り半分です。現在、男4の女4。ちょうど半々です。


続いて、【超高校級の怪談師】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

貝木 由宇菜(かいき ゆうな)女

名前・性別は>>154を採用。


次は【超高校級の怪談師】貝木由宇菜さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

165
71

身長・胸囲は>>159を採用。


最後は、【超高校級の怪談師】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

出席番号No.9
・貝木由宇菜(カイキ ユウナ)
【超高校級の怪談師】
性別:女
発言力:6
集中力:5
身長:165cm
胸囲:71cm
容姿:赤い着物の日本美人
性格:しっかりものの委員長タイプ
キーワード:『憑依体質』『古風なしゃべり方』『血が苦手』


続いて、【超高校級のドローンパイロット】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

白鷺 流(しらさぎ ながれ)

身長・性別は>>170を採用。


次は【超高校級のドローンパイロット】白鷺流クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。安価形式をちょっと変えます。

↓2

174
75

身長・胸囲は>>174を採用。


最後は、【超高校級のドローンパイロット】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

出席番号No.10
・白鷺流(シラサギ ナガレ)
【超高校級のドローンパイロット】
性別:男
発言力:7
集中力:5
身長:174cm
胸囲:75cm
容姿:学ランの前を開けたチャラ男
性格:ムードメーカー
キーワード:『ハッキングやプログラミングも出来る』『寸分違わぬ操作』『メカに詳しい』


日付が変わったので、ここで一度休憩したいと思います。かなりの長い時間、付き合って頂きありがとうございます。

後の6人分は明日やるので、良ければお付き合いください。

おやすみなさい……。

明確な時間はちょっと分かりませんが、午後になるのは間違いないです。今日と同じくらいの始まりですかね。

今日じゃない、昨日ですね。

おはようございます。それでは、キャラ作成の続きをやっていきたいと思います。残り6人。


まずは【超高校級の射撃選手】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

飯田 沙耶(いいだ さや)

名前・性別は>>193を採用。


次は【超高校級の射撃選手】飯田沙耶さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

174
89

身長・胸囲は>>195を採用。割と大きい。


最後は、【超高校級の射撃選手】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

出席番号No.11
・飯田沙耶(イイダ サヤ)
【超高校級の射撃選手】
性別:女
発言力:5
集中力:5
身長:174cm
胸囲:89cm
容姿:褐色巨乳のサイドポニーテール
性格:子供っぽい
キーワード:『皆のママ』『料理上手』『ポーカーフェイス』


続いて、【超高校級の冒険家】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

雷田 空牙(らいた くうが)男

レノ・ジョーンズ

名前・性別は>>205を採用。>>206だと連続採用になってしまうので安価下しました。申し訳ない。


次は【超高校級の冒険家】雷田空牙クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

176
84

159
77

身長・胸囲は>>211を採用。


最後は、【超高校級の冒険家】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

探検服 でかいリュック
頼りになる兄貴はだ
兄貴

出席番号No.12
・雷田空牙(ライタ クウガ)
【超高校級の冒険家】
性別:男
発言力:7
集中力:0
身長:159cm
胸囲:77cm
容姿:全身にアーマー装備
性格:豪快
キーワード:『兄貴(※)』『女の子と話すと照れる』『簡単な手当てとかは心得ている』


続いて、【超高校級のアサシン】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

阮 湖月 (ルァン フーユエ)女

李明倫(リー メイリン)女

六海 千春(むつみ ちはる)

名前・性別は>>220を採用。


次は【超高校級のアサシン】李明倫さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

168
92

身長・胸囲は>>223を採用。デカイ(でかい)。


最後は、【超高校級のアサシン】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

でかいひよこの帽子にワンピース
清楚な雰囲気
笑顔で嘘つき

後頭部でシニヨンに纏められた髪にネコの様な瞳
普段はドジっ子
守銭奴

出席番号No.13
・李明倫(リー メイリン)
【超高校級のアサシン】
性別:女
発言力:6
集中力:8
身長:168cm
胸囲:92cm
容姿:黒髪お団子頭にチャイナドレス、太ももにナイフを装着している
性格:清楚な雰囲気
キーワード:『男を惑わす言動』『守銭奴』『大人のフェロモン』


チャイナドレス……良いよね……。


続いて、【超高校級の彫金師】の名前・性別です。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

霞 亮(かすみ りょう) 男

砥堀 鉱 (とほり あらがね) 男

金本 彩奈(かねもと あやな)女

名前・性別は>>234を採用。


次は【超高校級の彫金師】砥掘鉱クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

163cm 75cm

160
65

181cm/91cm

身長・胸囲は>>238を採用。


最後は、【超高校級の彫金師】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

ブレザー制服にモブ顔
泣き虫ですぐ泣く
ビビり

黒いツナギの作業服を着た女顔
無表情だが喜怒哀楽は激しい
ポーカーフェイス

頭に手拭い鉢巻きをした作務衣姿のちょっと痩せぎす
物事をあまり深く考えない大雑把な行動派
気風が良い

出席番号No.14
・砥掘鉱(トホリ アラガネ)
【超高校級の彫金師】
性別:男
発言力:4
集中力:7
身長:163cm
胸囲:75cm
容姿:黒いツナギの作業服を着た女顔
性格:ナルシスト
キーワード:『ビビり』『気風が良い』『日常を愛する』


続いて、【超高校級の俳優or女優】の名前・性別です。性別によって才能が確定します。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

石原 健(いしはら けん)

塘 スバル(つつみ)男

>>249

性別 男でした

名前・性別は>>249を採用。


次は【超高校級の俳優】石原健クンの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

138
58

190
80

189
63

>>254>>255が同コンマなので再判定。

↓のコンマが偶数なら>>254、奇数なら>>255

奇数のため>>255を採用します。


最後は、【超高校級の俳優】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

すらりとした姿勢正しい優面
意志薄弱で過去に演じた役柄の性格を借りる
見栄っ張り

キラキラしたたかそうな服
クールで冷静
冷静沈着

アイドル顔
落ち着いている
天然クール

出席番号No.15
・石原健(イシハラ ケン)
【超高校級の俳優】
性別:男
発言力:0
集中力:5
身長:190cm
胸囲:80cm
容姿:アイドル顔
性格:プライドが高い
キーワード:『冷静沈着』『見栄っ張り』『カメレオン俳優(※)』


ラスト! 【超高校級のレーサー】の名前です。男が埋まったので、性別は女固定。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

真琴 秋楽(まこと あきら)女

隼総 葵(はやぶさ あおい)女

名前は>>269を採用。


次は【超高校級のレーサー】隼総葵さんの身長・胸囲です。ダンガンロンパのキャラクターっぽい感じでお願いします。

↓3までで、コンマの一番高いものを採用

173
88

身長・胸囲は>>273を採用。


最後は、【超高校級のレーサー】の容姿・性格・キーワードです。全て同じレスに一つずつお願いします。

↓5まで。容姿はコンマの一番高いものを、性格はコンマの一番低いものを、キーワードはそれ以外のレスのものを採用。場合によっては安価下になったりします

出席番号No.16
・隼総葵(ハヤブサ アオイ)
【超高校級のレーサー】
性別:女
発言力:5
集中力:2
身長:173cm
胸囲:88cm
容姿:青みがかったセミロング
性格:セクハラ魔神
キーワード:『ヤンキー』『車両好き』『家庭的』


セクハラ魔神………セクハラ魔神…………!?


というわけで、キャラ作成は以上です。長々とありがとうございました。

では、もう少し詳しく纏めた生徒名簿を貼りたいと思います。

◇生徒名簿


出席番号No.1
・黒野真白(クロノ マシロ)
【超高校級の???】
性別:女
発言力:1(人と話すのはすこぶる苦手)
集中力:8(着眼点や観察眼は鋭い)
身長:177cm
胸囲:89cm
容姿:銀髪碧眼
性格:気弱で常にオドオド
キーワード:
『主人公補正』……周りからの好感度が下がりにくく、被害者やクロになりにくい。
『孤独恐怖症』……一人になる事を極端に怯える。
『高速思考』……思考能力が高く、考えを纏めるのが速い。集中力にプラス補正。
『潔癖症』……人と一緒にいたいクセに、人に触れられる事は嫌がる。

出席番号No.2
・橋田直人(ハシダ ナオト)
【超高校級の長距離ランナー】
性別:男
発言力:1(気さくだが、自分から話しかける事は無い)
集中力:0(怖いくらいの集中力を発揮する)
身長:182cm
胸囲:87cm
容姿:芋ジャージの五分刈り眼鏡
性格:笑顔で無意識に毒舌を言う
キーワード:
『幸運』……基本的に運が良い。自分に不利益が及ぶコンマ判定にマイナス補正。
『人懐っこい』……毒を吐く事もあるが、誰とでも気さくに話せる。発言力にプラス補正。
『何事も全力(※)』……どんな事でもやりすぎなほど全力で向き合う。

出席番号No.3
・藤宮栞(フジミヤ シオリ)
【超高校級の図書委員】
性別:女
発言力:0(誰とでも仲良くなれるし、どこにでも溶け込める)
集中力:4(本以外の事は一般的な集中力)
身長:163cm
胸囲:86cm
容姿:アンダーリムの眼鏡とカチューシャ
性格:女子力の高まり
キーワード:
『献身的(※)』……誰かのために自分の身を捧げる事を喜びとしているようだが…………
『ハートフル』……いるだけでその場を和ませる。発言力にプラス補正。
『探偵っぽい行動』……探偵小説のような言動をたびたび繰り返す。

出席番号No.4
・池辺華(イケベ ハナ)
【超高校級の園芸部】
性別:女
発言力:1(性癖のせいで会話にならない事が多い)
集中力:4(園芸以外の事は一般的な集中力)
身長:140cm
胸囲:61cm
容姿:茶髪のショートカットにオーバーオール
性格:罵られたりするのが好き
キーワード:
『独特な感性』……植物に対する独創的な考え方が評価されている。
『和みのオーラ』……ニコニコしているだけで周りを癒してしまう。
『意志が強い』……見かけに反してブレない女。集中力にプラス補正。

出席番号No.5
・レオン・リード
【超高校級の聖職者】
性別:男
発言力:6(発言する機会はそれなりに多い)
集中力:5(一般的な集中力を持つ)
身長:155cm
胸囲:68cm
容姿:かっちりした制服
性格:愛嬌のある生意気
キーワード:
『強い意志』……見かけに反してブレない男。集中力にプラス補正。
『慈愛に満ちている』……どんな人物にも慈悲深く、優しく接する。
『悪口や暴力を許さない』……どんな事があろうとも悪口や暴力は絶対に許さない。

出席番号No.6
・小西伝(コニシ ツタウ)
【超高校級の幸運】
性別:男
発言力:6(誰とでも会話ができる)
集中力:0(いつも落ち着いているように見える)
身長:190cm
胸囲:85cm
容姿:黒髪ショートに所々青のメッシュが入っている
性格:誰からも好かれるお人好し
キーワード:
『第六感(※)』……〝死の気配〟を感じ取る事ができるらしい。
『現役ユーチューバー』……皆を楽しませるような動画をちょくちょく投稿している。
『可愛いもの好き』……可愛いものには目がない。

出席番号No.7
・羽鳥真夜(ハトリ マヤ)
【超高校級の悪運】
性別:女
発言力:1(ほとんど喋らない)
集中力:8(黙っている分、色々な事を考えているようだ)
身長:161cm
胸囲:86cm
容姿:黒いパーカーを深めに被っている
性格:内気ネガティブ
キーワード:
『二重人格』……もう一つの人格が眠っている。
『神出鬼没』……いつのまにか現れている、という事がよくある。
『痛みにトラウマ』……過去に何かあったのか、痛みを受ける事を狂気的なほど嫌がる。

出席番号No.8
・蒼井彼方(アオイ カナタ)
【超高校級の腹話術師】
性別:男
発言力:1(マトモに話してくれる事は少ない)
集中力:7(観察力や推理力は高め)
身長:160cm
胸囲:71cm
容姿:アイドル顔のイケメン
性格:秘密主義者
キーワード:
『かきみだすダークヒーロー』……自らの目的のために様々な場面に介入してくる。
『コミュ力が高い』……実になる話は少ないが、コミュニケーション能力は割と高い。発言力にプラス補正。
『臨機応変』……状況に応じて言動を修正する事が得意。

出席番号No.9
・貝木由宇菜(カイキ ユウナ)
【超高校級の怪談師】
性別:女
発言力:6(場を纏める発言力はある)
集中力:5(一般的な集中力を持つ)
身長:165cm
胸囲:71cm
容姿:赤い着物の日本美人
性格:しっかりものの委員長タイプ
キーワード:
『憑依体質』……怪談を話す時は、まるで何者かが乗り移っているかのようにおどろおどろしく話す。
『古風なしゃべり方』……昔の人のような言い回しを多用する。
『血が苦手』……血を見る事が苦手で、直視できない。

出席番号No.10
・白鷺流(シラサギ ナガレ)
【超高校級のドローンパイロット】
性別:男
発言力:7(誰とでも仲良くやっていけるタイプ)
集中力:5(一般的な集中力を持つ)
身長:174cm
胸囲:75cm
容姿:学ランの前を開けたチャラ男
性格:ムードメーカー
キーワード:
『ハッキングやプログラミングも出来る』……ハッカーやプログラマーとしての才能も持ち合わせている。
『寸分違わぬ操作』……ミリ単位でドローンの操作を行う事ができる。
『メカに詳しい』……ドローンだけでなく、様々なメカについての知識が豊富。

出席番号No.11
・飯田沙耶(イイダ サヤ)
【超高校級の射撃選手】
性別:女
発言力:5(一般的な発言力を持つ)
集中力:5(一般的な集中力を持つ)
身長:174cm
胸囲:89cm
容姿:褐色巨乳のサイドポニーテール
性格:子供っぽい
キーワード:
『皆のママ』……母性に溢れており、全員に優しく時には厳しく接する。好感度が上がりやすい。
『料理上手』……家庭的な料理が得意。料理の腕のコンマ判定にプラス補正。
『ポーカーフェイス』……周りに迷惑をかけないように感情を表に出さないようにしている。

出席番号No.12
・雷田空牙(ライタ クウガ)
【超高校級の冒険家】
性別:男
発言力:7(場を纏める発言力を持つ)
集中力:0(かなりの集中力を有する)
身長:159cm
胸囲:77cm
容姿:全身にアーマー装備
性格:豪快
キーワード:
『兄貴(※)』……周りから頼られるような雰囲気を持つが…………
『女の子と話すと照れる』……女子と話すのは緊張するらしい。
『簡単な手当てとかは心得ている』……医者ほどではないが、簡単な怪我なら手当てできる。

出席番号No.13
・李明倫(リー メイリン)
【超高校級のアサシン】
性別:女
発言力:6(それなりの発言力を持つ)
集中力:8(高い集中力を持つ)
身長:168cm
胸囲:92cm
容姿:黒髪お団子頭にチャイナドレス、太ももにナイフを装着している
性格:清楚な雰囲気
キーワード:
『男を惑わす言動』……男をからかって楽しんでいる節がある。
『守銭奴』……金に厳しく、依頼も莫大な料金を請求するようだ。
『大人のフェロモン』……高校生とは思えないほどの色気の持ち主。

出席番号No.14
・砥掘鉱(トホリ アラガネ)
【超高校級の彫金師】
性別:男
発言力:4(発言は多いが、煙たがられる事もしばしば)
集中力:7(集中する事は得意)
身長:163cm
胸囲:75cm
容姿:黒いツナギの作業服を着た女顔
性格:ナルシスト
キーワード:
『ビビり』……余裕ぶっているが、かなりの怖がり。
『気風が良い』……基本的には大らかで男らしい。好感度が上がりやすい。
『日常を愛する』……変わらない日々の生活を何よりも尊ぶ。

出席番号No.15
・石原健(イシハラ ケン)
【超高校級の俳優】
性別:男
発言力:0(真意の汲み取れない発言が多々ある)
集中力:5(一般的な集中力を持つ)
身長:190cm
胸囲:80cm
容姿:アイドル顔
性格:プライドが高い
キーワード:
『冷静沈着』……どんな時でもクールに振る舞う。
『見栄っ張り』……プライドが許さないのか、他人に弱みを見せる事を嫌う。それで失敗する事もしばしば。
『カメレオン俳優(※)』……まるで別人のように役柄を演じ分ける。日常生活でも演じる事があるようだ。

出席番号No.16
・隼総葵(ハヤブサ アオイ)
【超高校級のレーサー】
性別:女
発言力:5(一般的な発言力を持つ)
集中力:2(何かに集中する事はめっぽう苦手)
身長:173cm
胸囲:88cm
容姿:青みがかったセミロング
性格:セクハラ魔神
キーワード:
『ヤンキー』……性格は優しいが、ガラが悪い。
『車両好き』……電車や自動車などの車両を好む。
『家庭的』……意外にも家事全般は得意で、世話焼き気質。料理や掃除の腕のコンマ判定にプラス補正。

それでは少しだけプロローグをやりたいと思います。自己紹介の最初の方くらいまで。




PROLOGUE【希望の高校生と絶望の入学式】



[教室1-A]



黒野「…………」

黒野「…………うっ……」モゾ……

黒野「…………?」

黒野(こ、ここは……どこ?)キョロキョロ

黒野(えっと、ワタシは確か…………)

黒野「!」

黒野(そうだ……! ワタシは今日、希望ヶ峰学園の入学式だったハズ……!)


希望ヶ峰学園。

様々な分野において秀でた才能を持つ高校生───いわゆる『超高校級』───を集めたスカウト制の学校。世界でも類も見ない特別な学校だ。

そんな特別な学校に、ワタシは通える事になったんだ。


黒野(…………あれ? 何で?)

黒野(ま、待って……! 落ち着いて考えなきゃ……!)

黒野(ワタシの名前は……黒野真白で……そして…………)

黒野「…………」

黒野「こ、これって……もしかして、記憶喪失……!?」

黒野(そ、そんな……! 一体どうして……!)

黒野「……今の状況と、何か関係があるのかな」キョロキョロ

黒野「ここは、教室……。って事は、ここは希望ヶ峰学園……?」

黒野「それにしては……なんか変な感じ……」

黒野(窓には鉄板、天井には防犯カメラ……まるで刑務所……)

黒野(まぁ、各国の要人が通う事もあるらしいし、これくらいの警備は普通……なのかな?)

黒野「……いや、違う、よね…………」

黒野(こんな空間でマトモな授業を受けられるわけない……やっぱりおかしいよ)

黒野(それに、この鉄板……内側から貼り付けられてる……)

黒野「って事は……な、内部の人間の犯行……?」

黒野「ど、どうしよう……とにかく、ここから出た方がいいのかな」

ガラガラ

黒野「!」

黒野(だ、誰か来た……!)



【誰かが来たようです。誰でしょう? >>281-284から生徒を1人選択してください。】

↓2

蒼井「おや、こんなところにも人がいたのか」

蒼井「……大きいね、君。まぁ僕が男としては小さめなのは分かってるけどさ」

黒野「あ、アナタは……?」

蒼井「それは秘密……と言いたいところだけど、こんな状況じゃそうも言ってられないか」

蒼井「僕は蒼井彼方。【超高校級の腹話術師】だよ」

黒野「超高校級……!?」

蒼井「あれ……君も超高校級の一人だと思ったんだけど、違うの?」

黒野「え、えっと……多分、そうなんだけど……」

黒野「ワタシ、その……記憶が無くて……」

蒼井「えっ……本当? それは大変だねぇ」

黒野(……大変そうに思ってくれてないような気が…………)

黒野「あ、あの……ここは、やっぱり希望ヶ峰学園なの?」

蒼井「おそらくね……。僕も今起きたところだから、実のところ良く分かっていないけど」

蒼井「でも、何だかキナ臭いよねぇ……こんな、僕らを閉じ込めるような学園なんて、さ」

蒼井「とにかく、どこか別の場所に行かないかい? 他に人がいるかもしれないし」

黒野「えっ……い、いいの?」

蒼井「ん? 何が?」

黒野「い、いや……ついていっていいのかなって……」

蒼井「いいに決まってるじゃないか。それとも、ずっとここにいるつもり?」

黒野「う、ううん」

蒼井「よし、それじゃあ行こうか! 探索にね!」

黒野(ぐ、グイグイ来るな、この人……)

[玄関ホール]



黒野「えっ……!?」

蒼井「これは……」

黒野(玄関ホールに来たワタシ達は……扉が封鎖されているのを見つけてしまった)

蒼井「ガッチリ閉じられてるねぇ……」

黒野「そんな……」

蒼井「……どうにか開けられないかな? ちょっと操作したら開いたりとか」


羽鳥「───やめた方がいい」


黒野「うわっ……!?」

蒼井「い、いつの間にいたんだい!?」

羽鳥「…………」

蒼井「えっ……急に無視?」

石原「ソイツはさっきからそんな感じだ。諦めろ」

黒野「アナタは……」

石原「石原健だ。まさか……俺を知らないとは言わないだろうな?」

蒼井「あー、うん、知ってる知ってる。ほら、あれでしょ、あの……ね!」

蒼井「あ、そう言えば、君の名前って何?」

黒野「あっ……く、黒野真白です。よろしくお願いします」

蒼井「うんうん、よろしくよろしく」

石原「……………………」ピクピク……

黒野(あっ、お、怒ってる! 無視してたから、石原クン怒ってるよ!)

黒野「し、知ってる! ワタシは知ってるよ!」

黒野「ドラマや映画、舞台まで、色々なところに引っ張りだこの【超高校級の俳優】、石原健クンだよね!」

石原「……フン、知っているならさっさとそう言え」

蒼井「安心してよ、僕も知ってたからさ!」

蒼井「知らないフリしたらどう反応するかなって思っただけだよ!」

石原「貴様……!」

石原「…………まぁいい。それより、天井を見てみろ」

石原「……銃みたいなものがあるだろう」

黒野「あっ……」

黒野(ほ、本当だ……! しかも、すごく大きな銃……!)

蒼井「まさか、扉を開けようとしたら撃たれるって言うの?」

石原「可能性はゼロではないからな。無闇に触るのは得策ではない。だから羽鳥も止めたのだろう」

黒野「……羽鳥?」

羽鳥「…………私。羽鳥真夜。【超高校級の悪運】」

黒野「超高校級の……悪運?」

黒野(一般抽選枠の【超高校級の幸運】なら分かるけど……悪運って……?)

羽鳥「…………」

石原「……ソイツはそれ以上何も教えてくれんぞ」

蒼井「シャイなのかな!」

黒野(そ、そういう事なのかな……)

石原「他に人はいたか?」

黒野「ううん……ワタシ達は会ってないよ」

蒼井「そうだね。誰もいないと思うよ」

石原「という事は、お前らで最後か……」

石原「俺達は体育館で目が覚めてな。他に人がいないか探していたんだ」

石原「……コイツは勝手についてきただけだが」

羽鳥「…………」

石原「体育館であと10人ほど待っている。ついてこい」

黒野「う、うん、分かった」


[体育館]



白鷺「おっ? 誰か来たぞ!」

小西「他にも人がいたんだねぇ……」

隼総「ったく……何でこんな事になってんだか……」

黒野(体育館には、個性的な男女が12人いた)

黒野(もしかして……みんな超高校級なのかな……?)

蒼井「んじゃ……僕は自己紹介でもしてこようかなー」

蒼井「じゃあねー黒野さん!」ヒラヒラ

黒野「えっ」

黒野(……行っちゃった)

石原「……ヘラヘラとした奴だ」

石原「だが、アイツの言う事も一理ある。これからどうなるかは分からんが、皆と顔を合わせておく事は必要だろう」

石原「黒野。お前も自己紹介をしてこい」

黒野「えっ……えっと、はい……」

黒野(ど、どうしよう……まだ混乱してるけど、上手く話せるかな……?)



【自己紹介ターンです。誰と自己紹介するのか、>>281-284から1~2人選択してください。蒼井・石原・羽鳥は不可。】

↓1

では、今日はここまで。次回からしっかり進めていきますので、よろしくお願いします。

こんばんは。では、やっていきます。プロローグは終えたいですねー。

藤宮・レオン選択



黒野(どうしよう……誰から話しかければ……)

藤宮「あのー……」

黒野「ひゃい!?」

藤宮「あっ、お、驚かせてしまいましたか? ごめんなさい」

黒野「う、ううん。ワタシこそごめんなさい……」

藤宮「ふふっ、これでおあいこですね」

黒野「えっ? あ、う、うん……」

藤宮「私の名前は藤宮栞。【超高校級の図書委員】です。よろしくお願いしますね」

黒野(藤宮栞……確か、そのあまりの整頓能力と本に対する知識から国立国会図書館にもスカウトされたっていう【超高校級の図書委員】……)

黒野(最近では海外の有名な図書館からも呼ばれているとか……)

黒野(……自分の記憶は無いけど、他の超高校級の記憶はあるんだよね…………)

黒野(あっ、でも蒼井クンと羽鳥さんの事は知らなかったな……)

レオン「……人から自己紹介されたら、きちんと返すのが礼儀ではありませんか?」

黒野「へっ……? あ、ご、ごめん……!」

藤宮「だ、大丈夫ですよ! もうっ、レオンさんも変な事言わないでください!」

レオン「いえいえ……ある程度の礼儀は守らないといけませんからね」

レオン「もっとも、この方は礼儀が欠けているというよりもただただシャイなだけだとお見受けしますが」

レオン「安心してください。コミュ障の貴女にも神は平等に愛を与えてくれますよ」

黒野「え、えっと……」

レオン「申し遅れました。私の名前はレオン・リード。聖職者をやっております」

黒野(レオン・リード……各国で宣教活動を行っている【超高校級の聖職者】……)

黒野(彼のおかげで解決した紛争は一つや二つじゃないんだっけ……ノーベル平和賞の候補の一人でもあるんだよね……)

黒野(……こんなに小さい子だとは…………)

黒野「わ、ワタシは、黒野真白です。よ、よろしくお願いします、藤宮さん、リードさん……!」

レオン「レオンで構いませんよ。私達は学友となるわけですし」

藤宮「そうです、私も栞と呼んでいいんですよ! えっと……真白ちゃん!」

黒野「で、でも、初対面で名前呼びは……」

レオン「おや……それは初対面で名前を呼んだ栞さんを否定しているのですか?」

黒野「ち、違います! そういうわけじゃ……!」

藤宮「レオン君ったら……ちょっと真白ちゃんをからかいすぎですよ?」

レオン「おや、そういうつもりはないんですがねぇ」

黒野「え……えっと……」

黒野「……よろしくお願いします。し、栞さん、レオンさん」

レオン「ええ、よろしくお願いします」

藤宮「よろしくお願いしますね!」



【自己紹介ターンです。誰と自己紹介するのか、>>281-284から1~2人選択してください。蒼井・石原・羽鳥・藤宮・レオンは不可。】

↓1





……小さな頃、一度だけパパとママに叱られた事がある


あれは……そう。確か、小学生の時。まだ善悪の分別のつかない頃


ずっとお家に帰らない両親が恋しくて、二人が大切にしていた絵画を破いた事があった


最初はこれでパパとママに会えるって思っていたんだけど……結局、二人は戻ってこなかった


帰ってきたのはそれから一ヶ月が経った頃……二人は家政婦さんから事情を聞いたみたいで、私を呼び出すと、大声で怒鳴り付けたんだ


『どうしてこんな事をしたんだ』『貴女をこんな悪い子に育てた覚えはない』『お前がそんな事をするなんて』……


何を言っていたかはあんまり覚えていない。けど、その後パパは私を抱き締めて、こう言ったんだ


『もう、こんな事はしないでくれ』。それが、私とパパの最初で最後の約束だった


怒られた事は悲しかった。けど、それよりももっと大きな事実が、私の心を支配していたんだ




……『約束を破れば、私に構ってくれる』って


それからしばらく経って……私が小学生に上がった頃


私の大好きな友達に、『私のお家に遊びにおいでよ』って誘われた


勿論、最初は行くつもりだったけど……ふと頭の裏を過ったのは、幼い頃の、苦い思い出


……好奇心が沸いたんだ。もし、ここで友達との約束を破ったら、友達は私にどうするんだろう?




そんな無邪気な好奇心に負けて、私は、もう一度約束を破った




翌日、学校で何気無く話しかけてみた。友達からの返事は無くて、顔はこっちを向いていなかった


一瞬でわかった。私は無視されている。友達の視界から、世界から私は殺されている……


好奇心が罪悪感に変わったのはすぐだった。ごめんなさい。許してください。もうしないから。お願いだから


思い付く限りの謝罪と懇願。頭が壊れるかと思う程頭を下げ続けて、その子はゆっくりとこう言った


『もう友達との約束を破らないって、誓える?』。私はこの時、ようやく自分のした事の重さに気づいたんだ



約束を破る事はいけない事。それも、友達との約束を破った人には罰を与えないといけない事

私は、心に硬く誓った。もう約束は破らないって

友達との約束は、絶対に叶えないとダメなんだって……





……嫌な夢を見た。よりにもよって、辛い事があった日に限って悪夢を見る

目を閉じると、瞼の裏に昨日の出来事がスクリーンの様に映し出される

殺人事件、学級裁判、オシオキという名の処刑……

その果てに、天地さんと吊井座君。二人もの命が、たった一日で何処かへ消えてしまったんだ

……どうせなら、私もここから消えてしまいたい。一刻も早く、私のモラトリアムに浸りたい

けど、ここから帰ろうとした二人は……もう、戻れない所まで行ってしまったんだ

「はぁ……行くしかないかぁ」

進むも退くも最悪なら、進んだ方がいいと思う。流石に今のタイミングで逃げるのはイメージが悪い

……皆の様子も、一応見ておきたいしね

「……よし!行くぞ!」

鏡の中の私に渇を入れる。思ったよりも、鏡の中の作り笑顔は大丈夫そうだった




スグル「あ、瀬川さん……」

月神「……おはよう。瀬川さん」

瀬川「うっ……お、おはよ」

入った瞬間に、重苦しい雰囲気が歓迎してくる

どんよりとした顔つきに淀んだ目。生気の無い顔の集団は、ゾンビゲームを連想させる

まるで、お葬式をした直後に怪獣が襲来してきたかと思わせる様な……そんな諦めと絶望の混じった顔

モノクマ「うわぁ、オマエラ酷い顔してるね!何か変な夢でも見てた?」

瀬川「げっ」

うん。もしかしなくても、お葬式の後に怪獣が出てきたね……全ての元凶が

スグル「モノクマ……!」

古河「モノクマァ!おどれよくもウチらの前に出てこれたなぁ!?えぇ!?」

モノクマ「まあまあカッカしないでよ、閣下!」

竹田「それは駄洒落か?」

モノクマ「今回はコロシアイをしてくれたオマエラに、いいお知らせを持ってきたんだよ」

御影「いい知らせ……?もしかして脱出の手がかりとか!?」

臓腑屋「絶対に違うでござる!」

月乃「……わざわざ教えに来るとは思えない」

モノクマ「まあ見てみればわかるよ!という訳で、パパッと再生スタート!」




~~~♪



ハルカ『良い子のみんなー!ココロオドルTVの時間だよー!』

ハルカ『うぅっ!やっと終わったんだね……!あの学級裁判が!』

ヨウ『悲しんでいるのか?殊勝な心掛けだな』

ハルカ『いなくなっちゃった人達には悪いけど、今生きている人達にはいいお知らせがあるよ!』

ヨウ『切り替えが早すぎるだろ。せめてもう少し悲しげな態度を取れなかったのか』

ハルカ『皆にはここで共同生活を送って貰っているけど、この学園には色々と足りてないものがあるんだよね』

ヨウ『そうだな。主に娯楽方面での不足ぶりは見るに堪えない』

ハルカ『そこで私は考えました。この学園に足りないものはなんなのか!』

ヨウ『おっ?それで何が足りないんだ?』

ハルカ『それはズバリ!運動です!』

ハルカ『なので、皆には体操着のプレゼントを上げちゃいまーす!勿論女の子はブルマだよ!』

ヨウ『……………………』

ハルカ『どしたの?まるで養鶏場の卵を見るような目をしているけど』

ヨウ『いや、お前の下心丸出しのプレゼントに少し気分が悪くなってな』

ハルカ『や、やだなー……純粋な好意デスヨ?』

ハルカ『そもそもブルマに下心のあるヨウ君の方が不純だよ!ちゃんとジャージも用意してるし!』

ハルカ『ってもうこんな時間じゃん!さっさと合言葉言って切り上げないと!』


『『鮮やかな!!』』

ハルカ『遥かな明日を!』ヨウ『見届けよう!』

ハルカ『バイバーイ!アンドバイバーイ!』




モノクマ「という訳なんだけど」

御影「いやどういう訳なんだよ!?」

臓腑屋「そもそも、今頃体育着など渡されてどうすれば良いのでござるか……」

飛田「いや……これはもしかしたら革命かもしれぬ……!」

飛田「ここには麗しきレディが居るのに、肝心の衣服が少なすぎる!少しでも潤いを増すべきだッ!」

御影「それに賛成だよ!」

古河「反対や!そもそもオマエ真っ先に伸びとった癖に何で乗り気なん!?」

飛田「フゥ!何故か今朝から身体が軽くてね!」

月神「ああ、すぐに気絶していた分深く休めていたのね……」

駆村「誰か飛田を止めてくれ……」

モノクマ「ああそれと、こっちの方はどうでもいいんだけどさ……」

モノクマ「彩海学園の二階にも行ける様にしといたから新しい施設を確認してね」

朝日「そっちの方が重要だと思うんだけどなぁ」

モノクマ「それじゃあ良い学園生活を!オマエラの健闘を祈る!うぷぷぷぷっ!」

言いたい事だけ言いました。と言わんばかりの速さでまくしたて、その速さのまま去っていく

後に残された気まずい沈黙。取り合えず何か声をかけようとして……口を閉じた

今はまだ、動くタイミングじゃない。その時になるまで行動するのは止めておこう



照星「……しゃ!行くっすよ!先輩!」

そして、時は動き出す。照星さんの底抜けに明るい声で

照星「新しい場所が出来たなら、そこに何か手がかりがあるかもしれないっすよね?」

照星「だったら、ここでモタモタしてる暇は無いっす!行動あるのみっすよ!」

デイビット「フム。一理あル。でハ、各々探索を進メ、昼頃に集まり情報を纏めるのは如何かネ?」

月神「そうね。なら皆、これから学園の二階の探索をしましょうか」

竹田「だけどよぉ、二階に行く階段も無えのにどうやって行きゃあいいんだ?」

月乃「……梯子?」

スグル「梯子で移動する学校なんて聞いた事ありませんね……」

竹田「なら俺は無理だな。……冗談だっての」

陰陽寺「僕は行く。行きたい奴だけ来い」

照星「あっ!待って欲しいっすよー!」

こうして二階への探索が決まった。意気揚々と足取り軽く、重い何かを振り払う様に




御影「あ、照星さん。糸屑ついてるよ!」

照星「……っ!?」

照星「……ど、どーもっす!先輩!」

御影「そ、そんなに驚かなくてもいいじゃんか!?」




瀬川「ええと、階段は……あったあった」

学園を徘徊する事数分あまり。二階へ続くであろう階段を発見する事に成功した

ここまで、他の人とは会っていない。皆はもう二階へ上がっていったのかな……

スグル「あ、瀬川さん!今から探索ですか?」

瀬川「うん、そうだよ。スグル君も今からかな?」

スグル「はい!ちょっと気になる事があったので、確認しに行ったら遅れちゃって……」

瀬川「……気になる事?」

気になる事。スグル君の何気無いその一言が、今の私の気になる事だ

思わず彼を問い質してみる。彼は直ぐに顔を伏せ、少し悲しげに語ってくれた

スグル「……天地さんの、死体です。いつの間にか無くなっていました」

スグル「恐らく、学級裁判の最中に片付けられたのだと思いますけど……」

……私達に弔う資格はない。って事かな、そうだ、彼女には別れの言葉も掛けられなかったっけ

進んだ足跡は消す事は出来ない。例え道を違えたとわかっていたとしても

瀬川「……行こっか。早く先に、さ」

スグル「え?あの、瀬川さん……?」

だったら、もう後戻りはしない。溢した水が還らないなら、潔く捨ててしまえばいい

瀬川「皆が上で待ってるよ。私達も早く行こ!」

見据えるのは未来だけ!……今、目の前にあるのは真っ暗な道だけなんだけどね




瀬川「ええと、階段は……あったあった」

学園を徘徊する事数分あまり。二階へ続くであろう階段を発見する事に成功した

ここまで、他の人とは会っていない。皆はもう二階へ上がっていったのかな……

スグル「あ、瀬川さん!今から探索ですか?」

瀬川「うん、そうだよ。スグル君も今からかな?」

スグル「はい!ちょっと気になる事があったので、確認しに行ったら遅れちゃって……」

瀬川「……気になる事?」

気になる事。スグル君の何気無いその一言が、今の私の気になる事だ

思わず彼を問い質してみる。彼は直ぐに顔を伏せ、少し悲しげに語ってくれた

スグル「……天地さんの、死体です。いつの間にか無くなっていました」

スグル「恐らく、学級裁判の最中に片付けられたのだと思いますけど……」

……私達に弔う資格はない。って事かな、そうだ、彼女には別れの言葉も掛けられなかったっけ

進んだ足跡は消す事は出来ない。例え道を違えたとわかっていたとしても

瀬川「……行こっか。早く先に、さ」

スグル「え?あの、瀬川さん……?」

だったら、もう後戻りはしない。溢した水が還らないなら、潔く捨ててしまえばいい

瀬川「皆が上で待ってるよ。私達も早く行こ!」

見据えるのは未来だけ!……今、目の前にあるのは真っ暗な道だけなんだけどね






カンカンカンと階段を上がると、目の前には酷く簡素な通路が広がっている

モニターの張り巡らされた一階と比べると、何処と無く殺風景な印象だ

もう、何でモニターがあんなにあったのか。それを疑問に思わなくなる位には馴染んできたのかな?

スグル「地図によると、二階は大きなフロアが一つと、小さなフロアが三つで構築されている様です」

スグル「近くにあるのは大きなフロアですね。どうしますか?」

瀬川「どうするも何も……行くしかないよ」

わざわざ遠い所から潰していく必要もない。近くにあるなら、そこに向かうしか道はない

瀬川「さ、行こっか。私に付いてきてね」

スグル「あっ……!?」

くい、とスグル君の小さな手を引く。男の子とはいえ未だ完成には至らない白い手が、私の手の中で少しだけ跳ねた

白い頬を微かに赤らめる。初々しくて純朴なその姿に、とくんと胸が高鳴った気がした

小さな男の子相手にこの感情は……多分、気のせいだ。と思いたい






カンカンカンと階段を上がると、目の前には酷く簡素な通路が広がっている

モニターの張り巡らされた一階と比べると、何処と無く殺風景な印象だ

もう、何でモニターがあんなにあったのか。それを疑問に思わなくなる位には馴染んできたのかな?

スグル「地図によると、二階は大きなフロアが一つと、小さなフロアが三つで構築されている様です」

スグル「近くにあるのは大きなフロアですね。どうしますか?」

瀬川「どうするも何も……行くしかないよ」

わざわざ遠い所から潰していく必要もない。近くにあるなら、そこに向かうしか道はない

瀬川「さ、行こっか。私に付いてきてね」

スグル「あっ……!?」

くい、とスグル君の小さな手を引く。男の子とはいえ未だ完成には至らない白い手が、私の手の中で少しだけ跳ねた

白い頬を微かに赤らめる。初々しくて純朴なその姿に、とくんと胸が高鳴った気がした

小さな男の子相手にこの感情は……多分、気のせいだ。と思いたい






月神「……あら、二人とも。一緒だったの?」

綺麗だ。……勘違いしないで欲しいけど、別に月神さんにそう思ったわけじゃない

扉を開くと、シャンデリアの眩しい光が目を包む。傍らには、剣、槍、斧。各々の武器で武装した鎧が佇んでいる

鈍く重厚に輝く鎧。シャンデリアの優美な光に当てられて、幻想的な風景を造り出していた

瀬川「ここは……?」

飛田「ダンスホール!即ちオレのオンステージ!」

スグル「わっ!?」

飛田「ここはオレの一人舞台!誰の追随も許さぬ美の極致!とくと見てくれ……オレの勇姿を!!!」

朝日「あ、スグルくぅん。ここはねぇ、来賓をおもてなしする為の部屋なんだってねぇ」

瀬川「あぁ、映画とかでよくあるアレね……」

朝日君の説明で合点が行く。途端に頭の中で、正装の紳士と婦人がくるくると踊り始めた

手を取り合って輪になって。二人は比翼の連理の様に、繋いだ身体は広がっていく

二人の歩はカツカツと音を立てながら、新しい足跡を床に刻んで……

臓腑屋「……瀬川殿?瀬川殿ー!?」

瀬川「ハッ、またボーッとしてた……」

朝日「大丈夫ぅ?チョコはねぇ、頭の栄養にぴったりなんだよぉ?」

可愛くラッピングされたチョコを丁重に断る。頭に栄養が足りてない程バカじゃない

残念。と少しだけ困った様な表情を見せる朝日君。チョコをぱくりと頬張って、甘ぁいと満足げに微笑んでいた


瀬川「こほん!ところで、この剣とかって本物?」

咳払いをして空気をリセット。まずは気になる事を聞いてみようか

壁に佇む鎧。その手にある銀色の煌めきは、確かに本物の刃物だと理解できるけど……でも、確認するに越した事はない

駆村「ああ……デイビットと陰陽寺に確認させた。殺傷力は充分ある」

瀬川「え!?それじゃあ危ないじゃん!」

駆村「と言っても、結構重たいぞ?スグル、持ってみるか?」

スグル「はい!……わわっ、これ凄く重たい……!」

駆村君がゆっくりと引き抜かれた剣を手渡す。渡されたスグル君は、あっちこっちへよろよろ動く

そんな挙動を少し続けたスグル君は、もう疲れたのか、剣を下げて息を切らしていた

スグル「はぁ、はぁ……」

瀬川「お疲れさまー……そんなに重いの?」

駆村「俺も重く感じるが……軟弱過ぎないか?」

スグル君こら剣を受けとると、軽々とした動きで剣を納め直す。さすがは農筋……

瀬川「剣は無理そうだけど他の凶器はどうなの?ハンマーとか短剣とかあるけど」

月神「それに関しても二人に意見を貰っているわ」

月神「ハンマーは重くて振り回しにくいし……短剣はよほど深く突き刺さないといけないみたい」

月神「でも、危険な事は危険だから……皆も充分に注意してほしいとの事よ」

朝日「危ないから隠しちゃおっかって話もあったんだけどぉ、そうしてもモノクマに直されたら意味が無いって話になったんだぁ」

……要するに、危ないから気を付けてね。って事か

対処出来ないなら放置する。合理的だけど、寂しい解答だ……なんちゃって


瀬川「スグル君、他に気になる事は無いかな?」

スグル「あ、なら……あの窓開けてみませんか?」

彼が指を差したのは、ステンドガラスの嵌められた窓。中央にサッシが入った変わった形だ

開いてみると、内側に向けてガラスが動く。キラキラとガラスを通して変化した光が、顔をくすぐった

瀬川「わ……凄い!花畑が一望出来るよ!」

スグル「こんなに色とりどりの花が咲いてたんですね。普段の目線だと気づかなかった……」



「瀬川さーん!スグルクーン!!」



瀬川「……あれ?誰の声?」

何処からか私達を呼ぶ声がする。その声は外から。いいや、隣から聞こえていたようで……

御影「おーい!こっちこっちー!」

身を乗り出す様な体勢の御影君が目に入る、手を振って存在感を精一杯にアピールしていた

スグル「御影さん!?何処にいるんですか?」

御影「更衣室だよ!隣にあるから来てみなって!」

瀬川「更衣室か……行ってみよっか」

スグル「はい!待っててください、御影さん!」






御影「あっ!二人とも!こっちこっち!」

御影「ここが更衣室だよ!赤い扉が女子で青い扉が男子なんだってさ」

ここだよ。と御影君が指差した先にあったのは、赤と青の二つの扉

年期の入った重苦しそうな見た目だけど、よく見てみたらパネルの様なものがついている……

御影「電子ロックなんだって。電子生徒手帳をかざせば開くんだって」

御影「男子は男子の、女子は女子の生徒手帳じゃないと開かないから気をつけてってさ!」

瀬川「ふーん……なら、御影君が私の生徒手帳を使えば女子の更衣室に入れたりする?」

御影「そうそう。ボクもそう考えて古河さんに借りようとしたんだよ?でもそれがさぁ……」



古河『オマエ絶対覗くつもりやろ!貸さへんわ!』

モノクマ『そうそう!他の人の生徒手帳を使う事は禁止!校則にも追加しておくからね!』

御影『そんな~~~!』



御影「だってさ。残念だよね……」

スグル「残念でもなんでもなく、当然な気が……」

全くもってその通りだ。うんうんと頷きながら生徒手帳を確認する

校則の欄に新着がある。そこには確かに、『他者の電子生徒手帳を使用した場合、生徒手帳の持ち主を罰します』と書かれていた





古河「……で、スグルとどっか行ったんか?」

瀬川「まあ、色々あったけどそういう事だね」

臓腑屋「どういう事なのでござるか……」

今、私達は更衣室で雑談をしている。部屋の中は、更衣室というよりちょっとしたトレーニング施設だ

ダンベルにランニングマシン。それに、握力を計るアレも備わっている。箱には粉末状のスポーツドリンクまで用意されているなんて……

臓腑屋「駆村殿も喜んでいたでござるよ。それと陰陽寺殿も意外と興味があったみたいでござるな!」

瀬川「そりゃあ、これだけ充実してたら運動する人にとっては嬉しいよね!」

あの二人は如何にもな体育会系だし嬉しがる気持ちもわからなくもない

……でも、一番こういう施設を好みそうな人の名前は、全く出てこなかった

瀬川「ところで照星さんは?こういうの好きそうなイメージがあるけれど……」

古河「それなんやけどな、『今は少しそんな気分やない』いうて別のトコにいってもうた」

瀬川「……へぇ」

そんな気分じゃない、か。空々しい言い訳としては及第点といった所かな

普段の頭が空っぽの様な行動ばかりの彼女にも、何か思うところがあるのかもね

……せっかくだし、会いにいってみようかな?

瀬川「ふぅん……照星さんって、今どこなの?」

臓腑屋「にゃあう。恐らく……美術室でござるな」






御影「あっ!二人とも!こっちこっち!」

御影「ここが更衣室だよ!赤い扉が女子で青い扉が男子なんだってさ」

ここだよ。と御影君が指差した先にあったのは、赤と青の二つの扉

年期の入った重苦しそうな見た目だけど、よく見てみたらパネルの様なものがついている……

御影「電子ロックなんだって。電子生徒手帳をかざせば開くんだって」

御影「男子は男子の、女子は女子の生徒手帳じゃないと開かないから気をつけてってさ!」

瀬川「ふーん……なら、御影君が私の生徒手帳を使えば女子の更衣室に入れたりする?」

御影「そうそう。ボクもそう考えて古河さんに借りようとしたんだよ?でもそれがさぁ……」



古河『オマエ絶対覗くつもりやろ!貸さへんわ!』

モノクマ『そうそう!他の人の生徒手帳を使う事は禁止!校則にも追加しておくからね!』

御影『そんな~~~!』



御影「だってさ。残念だよね……」

スグル「残念でもなんでもなく、当然な気が……」

全くもってその通りだ。うんうんと頷きながら生徒手帳を確認する

校則の欄に新着がある。そこには確かに、『他者の電子生徒手帳を使用した場合、生徒手帳の持ち主を罰します』と書かれていた





古河「……で、スグルとどっか行ったんか?」

瀬川「まあ、色々あったけどそういう事だね」

臓腑屋「どういう事なのでござるか……」

今、私達は更衣室で雑談をしている。部屋の中は、更衣室というよりちょっとしたトレーニング施設だ

ダンベルにランニングマシン。それに、握力を計るアレも備わっている。箱には粉末状のスポーツドリンクまで用意されているなんて……

臓腑屋「駆村殿も喜んでいたでござるよ。それと陰陽寺殿も意外と興味があったみたいでござるな!」

瀬川「そりゃあ、これだけ充実してたら運動する人にとっては嬉しいよね!」

あの二人は如何にもな体育会系だし嬉しがる気持ちもわからなくもない

……でも、一番こういう施設を好みそうな人の名前は、全く出てこなかった

瀬川「ところで照星さんは?こういうの好きそうなイメージがあるけれど……」

古河「それなんやけどな、『今は少しそんな気分やない』いうて別のトコにいってもうた」

瀬川「……へぇ」

そんな気分じゃない、か。空々しい言い訳としては及第点といった所かな

普段の頭が空っぽの様な行動ばかりの彼女にも、何か思うところがあるのかもね

……せっかくだし、会いにいってみようかな?

瀬川「ふぅん……照星さんって、今どこなの?」

臓腑屋「にゃあう。恐らく……美術室でござるな」






瀬川「えっと、確かこっちだったっけ……?」

竹田「ん…?よう、嬢ちゃん。どうかしたのか?」

……余談だけど、この彩海学園は割りと入り組んだ通路をしている

モニターまみれの通路だった一階と違ってさっぱりとした二階だけど……それでも初めて通る路は混乱する。……しない?

だから、まごついていると誰かに捕まる訳で……

瀬川「あ、竹田さん……ちょっと色々あってー……」

竹田「丁度いいか。どうせ今暇してんだろ?ちっと付き合ってくれや」

瀬川「……………………」

竹田「おいおい、そんなセクハラ親父を見るような目で見ないでくれよ?」

がっははは!と破顔しながら大声をあげる

豪快に笑い飛ばしているけど、今の発言はセクハラ親父以外の何物でもないよ

ひとしきり笑い飛ばした後、私に向き直る。その顔は、さっきの豪放なものではなくて……

竹田「……ここだけの話だけどよ。照星の嬢ちゃんの状態があまり良くねえんだわ」

瀬川「?どゆこと?」

竹田「ずっと上の空でろくに反応しねえ。俺も何とかしてやりてえのは山々だけどよ」

竹田「俺よりも同性の瀬川の嬢ちゃんのが話しやすいだろ?頼まれてくれよ。若いんだしよ」

そっか……やっぱり、彼女は……

瀬川「わかった。それじゃあ行こっか」

竹田「あいよ。そんじゃあ着いてきな」






竹田「着いたぜ、嬢ちゃん……デイビットの坊主、後は頼むぜ」

デイビット「承っタ。でハ、瀬川女史は此方ニ」

瀬川「ちょ、ちょっと待って?少し質問させて?何でこんなに慎重なの?」

着くや否や、竹田さんとデイビット君の刑事ドラマで見たようなやり取りが襲う

まるで魔法の白い粉を取り扱う様な……いや、今の照星さんが危険なのはわかるけど!

デイビット「照星女史。現在、彼女の状態は極めて不安ダ」

デイビット「感情を取り繕うという事ハ、その深層を他者に覚られる事を恐れる故の傾向であるからニ」

竹田「下手に気を使うと逆効果ってこった。だからこうして秘密にしてんのさ」

瀬川「……取り扱い注意って事だね」

二人の言葉に気を引き締める。これからの対応次第で、私の好感度が左右される気がするから

照星さんを何とかする。私にしか出来ない事だから頑張らないとね!

瀬川「それじゃ、行ってきまーす!」

手を軽く振ってドアを開く。私が活躍するいいチャンスなんだから……!






竹田「…………本当に嬢ちゃんで大丈夫かぁ?」

デイビット「ム、何か言ったかネ?」

竹田「何でもねえよ。……ふぁあ~あ、運動したら眠くなっちまったなぁ」





照星「……………………」

……いた。美術室の椅子の上、ぽかんとした表情で絵を見詰めている

何を考えているかは読み取れない。そもそも、何も考えていないのかもしれない

瀬川「……照星さーん。今、大丈夫?」

慎重に、慎重に……むやみやたらに刺激しない様にそっと話しかける

ぽん、と肩に手を置くと、ビクン!と身体を震わせながら振り向いた

照星「ひゃあ!?せ、先輩!近くに居るなら言って欲しいっすよー!」

瀬川「言ったんだけど……」

これは中々重症だ。それを、本人が自覚していなさそうなのが更にマズイ

流石に面と向かってそんな事は言えない。照星さんと喧嘩になったらまず間違いなく殺される

照星さんにぶつける言葉を選択する。……よし

瀬川「照星さん……少しいいかな」

照星「な、なんっすか?顔怖いっすよ……?」

深呼吸して息を整える。人格を切り替えて、





瀬川「いつまで、そうやって情けない態度をとっているつもりなのかな?」






天地「わー絵の具に石膏像!なっつかしー!」

瀬川「吊井座君的にはどう?お眼鏡に適うかな?」

吊井座「ま、まあいいんじゃねえの?お、俺もたまにはここで描いてみるか……」

照星「吊井座先輩、絵を描くんすか!?」

瀬川「忘れてない?イラストレーターだからね?」

照星「冗談っすよ!にっひひひ♪」





……もしかした、こんなやり取りをしていたのかもと思いを馳せる

もう絶対に有り得ない、有り得る訳がない未来だけど、だからこそ綺麗だと思うんだ

手に入らないからこその美しい毎日。今の理不尽な生活では、きっと手から零れる煌めき

そんな時に溢れる感情を、人は尊いと言うんだ

瀬川「……あれ?」

風景画を眺めていたら、急に強いデジャヴに襲われた。ここの絵はどれも始めて見るはずなのに

……忘れているだけ?まさかね

古河「瀬川ァ!そっちはもうええかー?」

古河「そろそろ集まって報告せなアカンねん、はよ食堂に来てなー」

瀬川「あ、はーい」

古河さんに催促されるがままに美術室から立ち去る

チラッと振り返って絵を見たら、絵の真ん中に亀裂が走っている様に見えた

池辺・雷田選択



黒野(えっと……次は……)

雷田「そこのお前!」

黒野「ひっ……!」ビクッ

雷田「む? すまない……驚かせてしまったな!」

雷田「俺は雷田空牙! 【超高校級の冒険家】だ!」

黒野(雷田空牙……世界中の未開の地を踏破し続けている【超高校級の冒険家】……)

黒野(彼の冒険は世界史に影響を与えたとも言われているけど……)

黒野(…………何で鎧付けてるの?)

雷田「何やら不思議な状況になっているが安心しろ! 何があろうとこの俺が守ってやるからな!」

黒野「う、うん……ありがとう……」

雷田「はっはっはっはっ! なに、兄貴分として当然の事さ!」

雷田「だからいつでも頼ると…………ぬおっ!?」

池辺「うわっ!? な、何!?」

雷田「す、すまない! あまり近づかないでくれないか!?」

黒野「ひ、ヒドい言い方!」ガーン

池辺「そ、そんな言い方……!」

黒野(ほら……ショック受けてる……)

池辺「うんっ……♡ すごくイイ……っ♡」ゾクゾク

黒野「……えっ?」

雷田「本当にすまない池辺……女子と話すのは緊張するのでな!」

黒野(じゃあ何で話しかけてきたんだろう……)

黒野「池辺って……もしかして、池辺華さん?」

黒野(砂漠の緑化や熱帯雨林の保護にも取り組んでいるっていう【超高校級の園芸部】の……)

池辺「そうだよ。あなたは?」

黒野「く、黒野真白、です」

池辺「うん、よろしくね!」

雷田「よろしくなー!」ブンブン

黒野(あれ、いつのまにか遠くに……)

池辺「私から離れて……? そんな、ひどいよ……っ♡」ビクッ

黒野(…………変な人達だなぁ)



【自己紹介ターンです。誰と自己紹介するのか、>>281-284から1~2人選択してください。蒼井・石原・羽鳥・藤宮・レオン・雷田・池辺は不可。】

↓1




デイビット「でハ、宜しく頼むヨ。スグル氏」

スグル「はい。わかりました」

……? デイビット君とスグル君。比較的珍しい組み合わせの二人が話している

相性は悪い訳じゃないけど、こうして向かい合って話しているのを見ると不思議な気分になる

スグル「あ、瀬川さん。どうしたんですか?」

瀬川「いや、二人が話してるのって珍しいから気になってさ」

スグル「そうですか?デイビットさんは頼りになるので、懇意にさせて貰っています」

……そうなんだ。確かに、デイビット君はこの中で一番冷静な考えの人だし、頼りになるのはわかる

でも、なんだろう。この胸のモヤモヤは……嫉妬。じゃないとは思いたい

デイビット「フム、丁度良イ。瀬川女史もご一緒に如何かネ?」

デイビット「無論。無理ニ、とは言わないガ」

瀬川「んー……わかった。いいよ」

唐突なお誘いだけど……今は暇だし、乗ってみよう

返事を聞いて満足したのか、デイビット君は深く頷き、スグル君と一緒に歩いていった……

スグル「―――――……終わりました。目を開けていいですよ」

デイビット「感謝、感謝。よもやスグル氏がこの様な事に詳しいとはネ」

瀬川「えっ?そうなの?」

スグル「はい。本当になんとなくですけど……」

スグル「死者の弔いや普段の生活……僕は、何らかの宗教を信仰していた様な気がするんです」

宗教。色んなヤバイ事をする人達のイメージが強い私にとって、スグル君は真逆の存在だ

私と友達になったのも勧誘する為……?スグル君とはちょっとだけ距離をおいておこう

スグル「……? 瀬川さん、何か?」

瀬川「べ、別に~?」

デイビット「ハ、ハ、ハ。宗教と一言で纏めてモ、実際には様々な宗派が存在するものダ」

デイビット「スグル氏が、真に宗教関係者だからとして怯える必要は無いだろうヨ」

瀬川「肝に命じておきま~す……」

そんな考えを見透かされていたのか、デイビット君に釘をさされた。本当に油断も隙もない……

デイビット「……スグル氏、協力感謝すル。然シ、葬儀等本来ならしなくても良いものダ」

デイビット「ワタシモ、もう二度とワタシの力を必要としない事を祈っているヨ」

服を翻しながら、デイビット君は外に出ていく。どこか決意の様な発言を残して

……学級裁判は起きない方がいい。それは皆もそう思って当然だと思うけど、でも……

…………私は?自分の本心と向き合う勇気は、まだ私には無いみたいだ




「……えっと、今日の夜はお魚がいいかな」

「味噌が余ってるし、鯖の味噌煮とか……?」

瀬川「……ん?」

少し小腹が空いたから食堂に来たら、誰かがまだ奥にいたみたい

瀬川「もしもーし、誰かいるのー?」

臓腑屋「にゃあ!?せせせ、瀬川殿ぉ!?」

瀬川「あれ?臓腑屋さんだけ?」

臓腑屋「にゃあ……そうでござる。致し方ない。実は拙者……」

瀬川「おかしいなぁ、空耳かな?ごめんね」

臓腑屋「話を聞くでござる!それは紛れもなく拙者でござるから!」

臓腑屋「拙者は、一人の時や通学の場合は普通の口調なのでござる!これはあくまで条件反射なのでござるからな!?」

瀬川「へぇー……じゃあキャラ作ってるって事?」

臓腑屋「い、意識している訳ではないでござるが、そう言われると否定できないでござる……」

がっくりと肩を落としてシュンとする

そのわざとらしい忍者キャラが作ってるのはわかってたけど、そんなにがっくりする事かな……?

因みに、余談だけど……今晩の晩御飯は私の大好きなハンバーグに決まったみたい。やったね!

……不正は無かった。いいね?





御影「サッカーやろうぜ!」

朝。そろそろ皆も立ち直りかけたかなという微妙な時期に、その発言は撃ち込まれた

御影「サッカーやろうぜ!」

月神「えっと、御影君。それは……」

瀬川「スグル君、ちょっと醤油取ってくれない?」

スグル「あ、はい。これですね」

駆村「この味噌汁……いい味だな。具はなんだ?」

朝日「えっとねぇ今日のお味噌汁の中はぁ、玉ねぎと油揚げと、後は……たあっぷりの愛情だよぉ♪」

臓腑屋「最後のは必要でござったか……?」

御影「聞けよ!無視するなよ!」

飛田「しかし毎日朝は和食ではつまらんッ!食卓の色味が薄すぎるッ!」

デイビット「フム、偶には欧州風の朝食でも如何かネ。と提案してみよウ」

月乃「……本格的なブレックファスト。興味が無い事もない」

御影「ちょっとー!ねえ!ボクの声が聞こえてないの!?おーい!!」

古河「じゃかあしいわボケカス!オマエのどうでもいい話なんて聞きたかないわ!」ドスッ

御影「そんな~~~!!……あ痛ぁっ!?」

うろちょろと目の前を右往左往する御影君。ウザイを通り越して鬱陶しい

我慢の限界が来たのか、古河さんからの強烈な蹴りが御影君に炸裂する

古河さんのヤクザキックをモロに受けた御影君は、よろよろと呻き、バタリと床に手をついた


月乃「……珍しく、真面目な事を言うと思ったら」

スグル「やっぱり、下らない考えでしたね……」

御影「ちょっと!?スグル君はボクを何だと……ぐふぅ!?」ドスッ

古河「ちっと黙ってろやボケカス。オマエはもう一生口開くなや」

臓腑屋「厳しすぎるのではござらんか!?もう少し位は温情を……」

古河「なら臓腑屋は明日から体操服で過ごそか?」

臓腑屋「御影殿は調子に乗りすぎでござる!今回ばかりは厳しい処遇を求めるのでござる!」

瀬川「汚い……さすが忍者汚い」

飛田「まぁまぁ落ち着きたまえ!良いではないか、体操着!オレは大歓迎するぞ?」

古河「ウチらが嫌なんや!何で好き好んで体操服なんざ着なアカンねん!」

デイビット「ワタシは構わんガ、月神女史はどうお考えかネ?」

月神「私?そうね……」

月神「私は、御影君に賛成かしら」

古河「せやせや!こんなん反対に……なぁ!?」


月乃「……珍しく、真面目な事を言うと思ったら」

スグル「やっぱり、下らない考えでしたね……」

御影「ちょっと!?スグル君はボクを何だと……ぐふぅ!?」ドスッ

古河「ちっと黙ってろやボケカス。オマエはもう一生口開くなや」

臓腑屋「厳しすぎるのではござらんか!?もう少し位は温情を……」

古河「なら臓腑屋は明日から体操服で過ごそか?」

臓腑屋「御影殿は調子に乗りすぎでござる!今回ばかりは厳しい処遇を求めるのでござる!」

瀬川「汚い……さすが忍者汚い」

飛田「まぁまぁ落ち着きたまえ!良いではないか、体操着!オレは大歓迎するぞ?」

古河「ウチらが嫌なんや!何で好き好んで体操服なんざ着なアカンねん!」

デイビット「ワタシは構わんガ、月神女史はどうお考えかネ?」

月神「私?そうね……」

月神「私は、御影君に賛成かしら」

古河「せやせや!こんなん反対に……なぁ!?」

月乃「……珍しく、真面目な事を言うと思ったら」

スグル「やっぱり、下らない考えでしたね……」

御影「ちょっと!?スグル君はボクを何だと……ぐふぅ!?」ドスッ

古河「ちっと黙ってろやボケカス。オマエはもう一生口開くなや」

臓腑屋「厳しすぎるのではござらんか!?もう少し位は温情を……」

古河「なら臓腑屋は明日から体操服で過ごそか?」

臓腑屋「御影殿は調子に乗りすぎでござる!今回ばかりは厳しい処遇を求めるのでござる!」

瀬川「汚い……さすが忍者汚い」

飛田「まぁまぁ落ち着きたまえ!良いではないか、体操着!オレは大歓迎するぞ?」

古河「ウチらが嫌なんや!何で好き好んで体操服なんざ着なアカンねん!」

デイビット「ワタシは構わんガ、月神女史はどうお考えかネ?」

月神「私?そうね……」

月神「私は、御影君に賛成かしら」

古河「せやせや!こんなん反対に……なぁ!?」

瀬川「……もしかして、体操服着たかったり?」

月神「そうじゃないわ。皆で集まって運動すれば、きっと気分も晴れるはずよ」

月神「普段より運動不足になっている部分も否めないし……いいアイデアだと思うわ」

御影「でしょ!?」

コスプレ願望でもあるのかなって思ったら、割りと納得できるアイデアだった

うんうんと御影君も便乗してるけど、さっきのは絶対に出任せだよね?

駆村「でも、何でサッカーなんだ?」

御影「ボクが出来るからね!」

瀬川「あ、基準はそこなんだね……」

月乃「……私は、バスケットボールやバレーボールの方がいい」

御影「はぁ~?そんな背の高い奴が有利になる競技だとボクが活躍できないじゃんか!」

古河「チビやもんな!」

御影「言っておくけど、皆がデカ過ぎるだけでボクの身長は平均だからね!?」

古河「でもこん中ならチビやろ?」

御影「そうだけど!そうだけどさ!?」

デイビット「ならバ、他にスポーツの提案のある者はいないのかネ」

朝日「はぁい。ドッジボールなんてどうかなぁ?」

朝日「ルールも簡単だしぃ、運動の苦手な人も一緒に楽しめると思うんだけどぉ……」

デイビット「ドッジボール……フム、悪くないアイデアだとワタシは思うガ」

飛田「いいじゃあないか!外野に行けば無様に動き回る事もないだろう?」

スグル「そうですね。全員に活躍の場があり得るのはいいと思います」

月乃「……認めたくないけど、悪くない」

臓腑屋「頑なに認めてあげないのでござるな……」

月神「私も、朝日君の提案はいいと思うわ。他の皆はどうかしら?」

古河「まあ……ええんとちゃう?どうせやるならおもろい方がええもんな!」

御影「やったぜ!それじゃあ早速着替えてきて!」

竹田「あ?今からなのか?坊主はともかく嬢ちゃん達にも準備が必要だろうよ」

月神「一度試しに着てみないと困るわね。いざ着てみたら不都合があると困るもの」

臓腑屋「であれば、明日の昼はどうでござろうか。食前の運動は健康に良いでござる!」

御影「ならそうしようよ!ボクはいいと思うな!」

駆村「ったく……調子のいいやつめ」



こうして、とんとん拍子で明日の昼に急遽ドッジボール大会を行う事になるのであった

……そう言えば、何だかいつもより騒がしくない気がしたけれど……気のせいだよね?

朝日「はぁい。ドッジボールなんてどうかなぁ?」

朝日「ルールも簡単だしぃ、運動の苦手な人も一緒に楽しめると思うんだけどぉ……」

デイビット「ドッジボール……フム、悪くないアイデアだとワタシは思うガ」

飛田「いいじゃあないか!外野に行けば無様に動き回る事もないだろう?」

スグル「そうですね。全員に活躍の場があり得るのはいいと思います」

月乃「……認めたくないけど、悪くない」

臓腑屋「頑なに認めてあげないのでござるな……」

月神「私も、朝日君の提案はいいと思うわ。他の皆はどうかしら?」

古河「まあ……ええんとちゃう?どうせやるならおもろい方がええもんな!」

御影「やったぜ!それじゃあ早速着替えてきて!」

竹田「あ?今からなのか?坊主はともかく嬢ちゃん達にも準備が必要だろうよ」

月神「一度試しに着てみないと困るわね。いざ着てみたら不都合があると困るもの」

臓腑屋「であれば、明日の昼はどうでござろうか。食前の運動は健康に良いでござる!」

御影「ならそうしようよ!ボクはいいと思うな!」

駆村「ったく……調子のいいやつめ」



こうして、とんとん拍子で明日の昼に急遽ドッジボール大会を行う事になるのであった

……そう言えば、何だかいつもより騒がしくない気がしたけれど……気のせいだよね?





古河「ったく。月神は御影に甘いんと違うか?」

月神「そうかしら……。でも、皆の親交を深める事にはうってつけだと思うわ」

月乃「……皆でワイワイするのは楽しい。わかる」

瀬川「いや、わかるじゃなくてさ?ちょーっと聞きたい事があるんだけど」

古河「ん?どうかしたん?」

瀬川「えーっと、何で皆は私の部屋にたむろしているのかなって」

食後、古河さんに部屋で待っていろと指示されてからはや数分。気がつけば照星さんと陰陽寺さん以外の女子がここに集っていた

勿論、別に来て困る理由はあんまり無いけど…私はこんな事になるなんて、聞いてない!

古河「アハハ!ええやんええやんそんくらい!」

瀬川「嫌だよ!良くないよ!人権とプライバシーの侵害だよ!?」

臓腑屋「瀬川殿、お気を確かに!」

月乃「……落ち着いて。マシュマロ食べる?」

瀬川「あ、うん……。って勝手にお菓子を持ち込まないでよ!?」

古河「細かいなぁ。疲れるで?」

瀬川「もう現在進行系で疲れてるよ……」

ケラケラと笑う古河さんに殺意を覚えながら腰をかける。やけにずっしりとした感覚が、全身にのし掛かってきた

瀬川「……で、何で来たの…………?」

臓腑屋「にゃあ。明日にドッジボール大会をやるのは瀬川殿も知っているでござるな」

月神「激しく動くだろうから普段着ではやれないのだけど……」

月乃「……体操服がどんなものかも知らない。一度誰かが着てみてから私達も着る」

瀬川「だから、試しに私に着せてみようって?」

古河「せやな。理解が早くて助かるわ!」

瀬川「……なんで私?」

古河「一番着慣れてそうやからな。コスプレイヤーなんていかがわしい服着てナンボやろ?」

いったい古河さんはコスプレイヤーを何だと思っているんだろう。酷い偏見だ

そもそも、いかがわしい服なんて着た覚えが……

瀬川「…………あー、うん。ワカリマシタ」

古河「せやろ?あんなキラキラフリフリしたん着とるんやし、ワケないやろ!」

脳内に浮かび上がるキラキラフリフリとした衣装。本当になんでああなったのか、私にもわかんない

瀬川「別にいかがわしくないよ……元ネタは」

月神「私も着るから……ね?瀬川さん」

瀬川「はーい。わかりましたよーっと……」

肩にぽんと掛けられた手が、ずっしりとした重みになって身体にのし掛かる

もう既に無駄な抵抗は出来そうにない。観念して体操服を手にとって、浴場へと歩いていった

メイリン・白鷺選択



白鷺「ったくアイツら……初対面だってのにエンジン全開だな」

メイリン「あら、それが良いところだと思いますよ?」

白鷺「いやまぁ、わりーとは言わねぇけどさぁ……」

白鷺「アイツら変な奴らだけど悪い奴らじゃねーと思うぞ。仲良くしてやってくれな」

黒野「う、うん」

白鷺「黒野……でいいんだよな? オレは白鷺流。【超高校級のドローンパイロット】だ」

黒野(白鷺流……卓越した操作技術で見た事のないような映像をたくさん撮っている【超高校級のドローンパイロット】……)

黒野(最近は遺跡みたいな人の入れない場所の調査も任されてるんだっけ……)

メイリン「わたくしは李明倫。名字だと他人行儀な感じがするので、メイリンと呼んでください」

黒野(李明倫……? 聞いた事のない人だな……。忘れているだけかもしれないけど……)

メイリン「才能はあまり言いたくありませんが……隠していても仕方ありませんものね」

メイリン「才能は【超高校級のアサシン】……です」

黒野「あ、アサシンって……こ、殺し屋って事……!?」

白鷺「そんなビビるなって。大丈夫さ! メイリンは悪い奴じゃねぇよ!」

黒野「そ、そうなの……?」

白鷺「可愛いからな!」

黒野(関係あるかな、それ……)

メイリン「危害を加えるつもりはありませんから……仲良くしてくださいね?」ニコッ

黒野「う、うん。よろしくね……」

黒野(確かに優しそうな雰囲気だし、大人びてるけど……本当に殺し屋なのかな……?)



【自己紹介ターンです。誰と自己紹介するのか、>>281-284の橋田・小西・貝木・飯田・砥堀・隼総から1~2人選択してください。】

↓1

瀬川「……で、何で来たの…………?」

臓腑屋「にゃあ。明日にドッジボール大会をやるのは瀬川殿も知っているでござるな」

月神「激しく動くだろうから普段着ではやれないのだけど……」

月乃「……体操服がどんなものかも知らない。一度誰かが着てみてから私達も着る」

瀬川「だから、試しに私に着せてみようって?」

古河「せやな。理解が早くて助かるわ!」

瀬川「……なんで私?」

古河「一番着慣れてそうやからな。コスプレイヤーなんていかがわしい服着てナンボやろ?」

いったい古河さんはコスプレイヤーを何だと思っているんだろう。酷い偏見だ

そもそも、いかがわしい服なんて着た覚えが……

瀬川「…………あー、うん。ワカリマシタ」

古河「せやろ?あんなキラキラフリフリしたん着とるんやし、ワケないやろ!」

脳内に浮かび上がるキラキラフリフリとした衣装。本当になんでああなったのか、私にもわかんない

瀬川「別にいかがわしくないよ……元ネタは」

月神「私も着るから……ね?瀬川さん」

瀬川「はーい。わかりましたよーっと……」

肩にぽんと掛けられた手が、ずっしりとした重みになって身体にのし掛かる

もう既に無駄な抵抗は出来そうにない。観念して体操服を手にとって、浴場へと歩いていった





瀬川『うぅ……これなんか……』

月神『そ、そうね……これは、ちょっと……』

古河「お?終わったんか?はよ出てこんかーい!」

臓腑屋「瀬川殿ー月神殿ー、人生には諦めも肝心なのでござるよー」

月乃「……大丈夫。笑い者にはしないから」

瀬川『その微妙な優しさが怖いんだってー……!』

外からはお気楽そうな三人の声が。他人事だと思って調子のいい……!

月神『瀬川さん、もう……』

瀬川『わかったよ……!ええい!』

ガチャッ

瀬川「はい!着てきました!どう!?」

月神「へ……変じゃ、ないかしら」

臓腑屋「お、おおう……これはなんと言えばよいのでござろうか……」

瀬川「素直な感想をお願いしまーす……」

古河「感想も何も際ど過ぎやろ!?脚とかヘソとか丸見えやんけ!!」

月乃「……いかがわしいお店みたいな雰囲気」

臓腑屋「これは流石に男子の皆には見せられないでござるな……先に確認しておいて正解でござる」

月神「そ、そうね……私もこれはちょっと……」

頬を赤く染め、もじもじと恥じらう月神さん。胸の部分に書かれた名前が、動きに合わせて控えめに歪んでいく

これ、プレイはプレイでも別の意味じゃ……こんなモノを女子に配布するモノクマは、ちょっとマトモな頭をしていないと思う

……コロシアイをさせてあいて、何を言っているんだって話だけどね


瀬川「それじゃ、もう着替えてくるね……」

月乃「……待った。千早希の胸の名前、どうして塗り潰してあるの?」

瀬川「えっ……と、何だか本当にアレっぽくなるから……この話止めよ?」

月乃「……そう?なら聞かない事にする」

臓腑屋「瀬川殿が着ると、本当にコスプレ用に見えてくるのが不思議でござるな……」

瀬川「と言うかそうだからね……皆、これ着る?」

古河「着るワケあらへんやろ。ジャージで充分や」

月神「これは流石にダメね……」

結局、私と月神さんだけが恥ずかしい目にあっただけだった。ちぇっ

月乃「……夕と魔矢にも伝えておいて。明日は体操服じゃなくてジャージを着てきて」

臓腑屋「では、その様に。尤も、照星殿はともかく陰陽寺殿は来ないと思うでござるが……」

瀬川「そう言えば照星さんって今日来なかったね。こういうの、呼んでなくても来そうだけど」

月神「それが……今日は身体を動かしたいからって断られたの」

古河「アイツは少しくらい動いてた方がええわ。ちっとは大人しくなるやろ!」

瀬川「まあ、それもそうだよね。私からも少し言ってしておいたし」

……昨日、私は照星さんを元気つけたんだし、照星さんは大丈夫なはずだ

彼女に向けた言葉。思い返すと恥ずかしいけど、私なりにいい話を言えたはずだ

だから……きっと、もう立ち直ってるはずだから


月神「ふふっ。瀬川さんは優しいのね」

瀬川「……そんな事無いよ。普通だよ」

月神「普通じゃないわ。誰かの事を気にかけて行動出来る人は、案外少ないもの」

月神「貴女の優しさは、皆の事が大好きだから誰かの為に動く事が出来るのだから……」


……痛い、痛い、イタい。月神さんの暖かくて綺麗な言葉が、身体と心を抉っていく


古河「ほぇー、月神は瀬川を評価しとるんやな。ウチは自分勝手な奴やと思っとったわ」

臓腑屋「本人の目の前でござるよ!?いや陰口よりはマシかもしれないでござるが……」

瀬川「別にいいよ……自覚はあるからさ」

月神「瀬川さんはそんなに悪い人じゃないわ。皆の事を真剣に考えられる、優しい人よ」


……違う。私は、そんなに良い人間じゃないんだよ

照星さんを励ませば私に感謝してくれるから。皆が私を頼ってくれるようになってくれると思ったから

前に陰陽寺さんが私を偽善者って言っていたけど、私はそれに反論出来なかった

他でもない私が、そう思っていたんだから



瀬川「と、とにかくもういいでしょ!?」

月乃「……まだお菓子が残っている。待っていて」

もぐもぐとお菓子を頬張りながら答えられる。その姿からは私の苦悩を理解出来そうな素振りも無い

全てのお菓子を皆で食べ終えた後、誰からともなく解散していった





瀬川「はぁ、お腹減った……」

あの後、ほとんどのお菓子は月乃さんのお腹の中に入っていった

私が口をつけたのはほんの数個だけ。それだけだと小腹満たしにもなりはしない

照星「……あっ。先、輩」

瀬川「どうも。今は休憩中かな?」

食堂でお昼を取ろうとしたら、ぼんやりと座っていた照星さんと目があう

額に汗を垂らしながら水を眺めていた照星さん。私を見て少し驚いた様な表情を見せた

照星「そうっすね、絶賛お休み中っす!先輩もお隣どうっすか~?」

ぺしぺしと隣の席を叩いて座ったらと聞いてくる。この調子ならもう大丈夫だよね

瀬川「うん、ありがたく座らせて貰おうかな。何かあるか見てくるね」

照星「あざーっす!それじゃあゆっくり待ってるっすね」

瀬川「……無い」

迂闊だった……普段料理を作ってくれる臓腑屋さんが、何か作っているでしょと思っていた

よく考えたら、その臓腑屋さんは私の部屋でお菓子を食べていたんだ。当然料理なんて作ってない……

かといってこのまま引き下がるのは私の面子に関わるし……よし!手早く作っちゃおう!

瀬川「何がいいかな……卵焼きとか?」

卵を溶いて丸めればいいんでしょ?それ位誰だって出来る。私にだって出来るはずだよ

瀬川「どれだけ使えばいいんだろ……?取り合えず十個位割ればいっか」

それだけ割るとなるとお皿じゃダメだよね。もっと大きなお皿……ラーメン丼を使えばいいかな?

瀬川「んしょっと。でもこれフライパンで引っくり返せる?無理でしょ……」

目の前のタプタプになった卵を溶いたの。料理した事ないけど、これはちょっと無理ってわかる……

瀬川「もっとおっきなフライパン使わないとダメっぽいなぁ……あ!あれ使お!」

壁にかかっていた大きなフライパン。これならなんとかなるかな……

瀬川「よし!やるぞ!」

気合も充分あるし、これは成功フラグだよね!まずは火をつけて……

瀬川「……あれ?つかない?ガスの元栓どこ?」




飛田「……何かね?このエイリアンの卵は?」

瀬川「私の作ったのでーす……ごめんなさーい……」

飛田「ハハハハハ!中々愛嬌のあるフォルムじゃないか。そう思うだろう?」

古河「コイツホンマ首へし折れんかな」

臓腑屋「古河殿は容赦無いでござるな……」

飛田「ところで、このオブジェは何故食堂に置いてあるのかな?」

駆村「言っておくが卵焼きだからな。それ」

朝日「味の全く無い、ただ焼いただけのパサパサな卵の塊だけどねぇ……あぅ」

月乃「……次に余計な事を言ったら二度と味を感じられなくなる位辛い物を食べさせる」

瀬川「いいんだよー……事実だしー……」

和やかな夕食の中、阿鼻叫喚を生み出しているのは私の力作こと卵焼き

努力の甲斐も虚しく、ボロカスに叩かれた私の卵焼き……もといエイリアンの卵

もしゃもしゃと月乃さんが処理する姿を見ると申し訳無い気分になる。けど私は食べたくない

月神「そ、それじゃあ明日はドッジボール大会だし早めに終わらせましょう?」

御影「そうだね!それじゃあいただきまー……」


…………ザザッ




~~~♪



ハルカ『良い子の皆ー!ココロオドルTVの時間だよー!』

ハルカ『皆、久しぶり!元気にしていたかな?』

ヨウ『俺達は人知れずネタ切れとの戦いに明け暮れていたぞ。連休?そんなもんあるか!』

ハルカ『そんな私達がどうしてTVに出ているのかは聞かないでね。大人の事情ってやつだから』

ヨウ『クソッタレ。アニメーターは賃金が安いと聞くが、それに動かされる俺達は更に薄給だ』

ヨウ『俺達の一月の給料は、丁度牛丼並盛一杯分位だ。ここテストに出るぞ』

ハルカ『聞きたくなかったそんな話……』

ハルカ『まあそんな話はおいておいて、皆、明日はドッジボール大会なんだってね!』

ヨウ『小学校の頃よくやったな。顔に延々と当てられ続けてサンドバッグになった奴もいたアレだ』

ハルカ『はい顔面セーフ!これは負けてはいられないと、私達も新たなミッションを作ってきたよ!』

ヨウ『ミッションといっても、今回はアンケート形式だ。各々の電子生徒手帳に送っておいたぞ』

ハルカ『これで皆の仲も深まる事間違いなし!』

ハルカ『それじゃあ皆で仲良くね!今回もいつもの合言葉で終わらせるよ!』



ハルカ『鮮やかな!』

『遥かな明日を!』『見届けよう!』

ハルカ『バイバーイ!もひとつバイバーイ!』


……………………

…………

……








古河「……な、なんやこれ!?」

最初に声を挙げたのは古河さんだった。持った生徒手帳から目を離さず、大きく目を見開いている

照星「これ、って……!」

駆村「なんだこれは……!?こんな事を答えろって言うのか!?」

月乃「……悪趣味な」

御影「こんなの答えられないって!絶対!」

口々に飛び交うのは文句と悪態。言葉は違えど、内容は概ね似たようなもので

デイビット「ほウ。これハ……」

陰陽寺「騒がしいと思って来てみたが、成る程な。そういう事か」

ふらりと表れた陰陽寺さんが毒づく。でもその言葉を咎める人は誰もいない

何人かはアンケートの狙い。アニメの作成者であるモノクマの意図に気づいたみたい

それもそうだ。だってアンケートにはたった一行。こう書かれている






『貴方の嫌いな人を教えてください』





モノクマ「わんばんこ~。アンケート答えてる?」

月神「モノクマ!これはどういうつもりなの!?」

モノクマ「どう言う津守……?津守って誰の事?」

臓腑屋「知らないでござるよ!?」

古河「こんなんがアンケートやと!?ふざけんのも大概にせえや!」

竹田「なんだこの内容は?こんなん誰が素直に答えると思うよ、なぁ?」

スグル「真面目に答える必要性を感じません。誰か適当な人に票を集中させれば問題は無いはずです」

月神「そうね……皆、私に投票して。それで平和に解決するはずよ」

モノクマ「……本当に?本当に解決するのかな?」

瀬川「な、なんで?別に本人がいいって言うなら大丈夫なんじゃないの?」

モノクマ「当の月神さんは誰に投票するの?他の人がちゃんと月神さんに投票するって断言出来る?」

瀬川「それは……」

モノクマに問われて言葉に詰まる。全員がちゃんと投票するとは限らないんだ

それに、月神さん本人は誰に投票するのか……彼女に嫌われている。影でどんな風に思われているのか

他人の本音なんて絶対にわかりっこない。例えば、誰かが、誰かを憎んでいたとしても……

モノクマ「選挙というのは公正でなくてはならないのです。オマエラ、清き一票でお願いします!」

モノクマの発破で投票が行われていく。私も、名簿にある名前一覧から一人を選んで、タップした


モノクマ「うぷぷ。これで全員の投票が終わったみたいだね、ありがとうございました!」

……投票は案外速かった。それは、月神さんの言う通りに、素直に彼女に投票したからなのか

モノクマ「いやぁ、これはこれは驚いたよ。なんせ票がビックリする程バラけてたからね!」

御影「ちょっと!?何でわざわざ票がバラけけた事を言うんだよ!?」

モノクマ「別にいいじゃん。単純に驚いただけだしさ。それとも言ったら困る事あるの?」

飛田「貴様。もしかしてとは思うが、梓の言う事を無視した訳ではあるまいな?」

御影「まままっさかぁ!そんな訳ないじゃん!?」

……明らかに怪しい。御影君は嘘がつけないんなら素直に黙っていればいいのにね

現に……皆の口数は、わざとらしい程に減っているんだもん

モノクマ「えー、アンケートにお答えいただき誠にありがとうございます。この結果は真摯に受けとめ今後に役立てていきたいと思います」

古河「嘘つけやぁ!!!」

モノクマ「そして、今回アンケートにご協力していただいたオマエラに、ささやかながらオマケを用意しておきました!」

スグル「理屈がよくわかりませんが……」

竹田「ああ。保険会社のアンケートに答えてやったら飴ちゃんくれるみたいなモンだろ?」

スグル「そ、そうなんですか。知らなかった……」

合点がいった様子のスグル君。でも少し世間知らずだと思うんだ

周りも微妙に呆れているしそれを見ているモノクマもクツクツと笑っているし……

……笑っている?


モノクマ「うぷぷ。これで全員の投票が終わったみたいだね、ありがとうございました!」

……投票は案外速かった。それは、月神さんの言う通りに、素直に彼女に投票したからなのか

モノクマ「いやぁ、これはこれは驚いたよ。なんせ票がビックリする程バラけてたからね!」

御影「ちょっと!?何でわざわざ票がバラけけた事を言うんだよ!?」

モノクマ「別にいいじゃん。単純に驚いただけだしさ。それとも言ったら困る事あるの?」

飛田「貴様。もしかしてとは思うが、梓の言う事を無視した訳ではあるまいな?」

御影「まままっさかぁ!そんな訳ないじゃん!?」

……明らかに怪しい。御影君は嘘がつけないんなら素直に黙っていればいいのにね

現に……皆の口数は、わざとらしい程に減っているんだもん

モノクマ「えー、アンケートにお答えいただき誠にありがとうございます。この結果は真摯に受けとめ今後に役立てていきたいと思います」

古河「嘘つけやぁ!!!」

モノクマ「そして、今回アンケートにご協力していただいたオマエラに、ささやかながらオマケを用意しておきました!」

スグル「理屈がよくわかりませんが……」

竹田「ああ。保険会社のアンケートに答えてやったら飴ちゃんくれるみたいなモンだろ?」

スグル「そ、そうなんですか。知らなかった……」

合点がいった様子のスグル君。でも少し世間知らずだと思うんだ

周りも微妙に呆れているしそれを見ているモノクマもクツクツと笑っているし……

……笑っている?

モノクマ「それではオマエラ、電子生徒手帳をご確認くださーい!」

瀬川「えっ? ……あっ!」

モノクマが言うや否や、皆の電子生徒手帳には新着の履歴が表示される

待ってましたと言わんばかりの速度だったから、私の反応は一瞬遅れて……

だから、かな? 手帳に映し出された文章が、やけにくっきりと目に焼き付いたんだ









『―― ――は、  “オンミョウジ マヤ” さんに投票しました』

『“超高校級のヒーロー”陰陽寺 魔矢は、対戦相手に選手生命を断つ程の暴行を加えた事で、高校剣道会から追放されている』





御影「う……うわああああ!?何だよコレ!?」

照星「これ、って……! 何でなんすか!? 何で自分が……!? むぐっ!?」

月乃「……しっ。今は言ったらダメ」

月神「どうしたの!?モノクマ、皆に何を……!」

モノクマ「うぷぷ。特になーんにも? ボクはただ教えてあげただけだよ」




モノクマ「『嫌いな相手として投票した人の、周りに知られたくない秘密』をね……!」




臓腑屋「何てものを教えたのでござるか……!?」

飛田「あが、あがががががが……ガッデム!!」

陰陽寺「嫌いな相手の秘密か。下らないマネを」

吐き捨てる様に呟く陰陽寺さん……私が投票した人

これを世間に公表したら、まず間違いなく彼女は破滅する……少なくとも、今後超高校級のヒーローを名乗る事は出来なくなる

その事実を理解した瞬間、背筋が凍り付く。もし、もしも誰かが私に投票していたら……?

そして、その秘密が仮に“ずっと隠してきた、私にとって極めて致命的”なものだとしたら……

瀬川「……っ!」

脳裏に浮かぶビジョンに目眩がする。今まで被ってきた仮面を、無理矢理に剥がされた様な感覚が


御影「う……うわああああ!?何だよコレ!?」

照星「これ、って……! 何でなんすか!? 何で自分が……!? むぐっ!?」

月乃「……しっ。今は言ったらダメ」

月神「どうしたの!?モノクマ、皆に何を……!」

モノクマ「うぷぷ。特になーんにも? ボクはただ教えてあげただけだよ」




モノクマ「『嫌いな相手として投票した人の、周りに知られたくない秘密』をね……!」




臓腑屋「何てものを教えたのでござるか……!?」

飛田「あが、あがががががが……ガッデム!!」

陰陽寺「嫌いな相手の秘密か。下らないマネを」

吐き捨てる様に呟く陰陽寺さん……私が投票した人

これを世間に公表したら、まず間違いなく彼女は破滅する……少なくとも、今後超高校級のヒーローを名乗る事は出来なくなる

その事実を理解した瞬間、背筋が凍り付く。もし、もしも誰かが私に投票していたら……?

そして、その秘密が仮に“ずっと隠してきた、私にとって極めて致命的”なものだとしたら……

瀬川「……っ!」

脳裏に浮かぶビジョンに目眩がする。今まで被ってきた仮面を、無理矢理に剥がされた様な感覚が


モノクマ「いやぁボクって優しいね!いじめっ子に報復の言い分をあげたんだからさ」

モノクマ「ん……? あっ! しまった! ボクとした事が、投票されなかった生徒の事を全く考えていなかったよ……」

モノクマ「世の中は今男女平等ブームだしね。何せ男の子だってプリキュアになれるし!」

朝日「えへへ、そうだよぉ。オトコノコだってぇ、いくらでも可愛くなれるもんねぇ」

月乃「は?」

駆村「気持ちはわかるが落ち着け……! 朝日も余計な事は言うな……!」

モノクマ「という訳で……明日から四日後、全員の秘密を公衆の面前でバラ撒きたいと思いまーす!」

古河「はああああああああああああ!?!?!?」

モノクマ「いやあワクワクするね!それとも気になるあの子やイラつくアイツに影でこっそり噂されててドキドキする?」

瀬川「そんな事思える訳ないでしょ!?個人情報とプライバシーの概念が無いの!?」

モノクマ「まあボクも鬼じゃないからね。オマエラが誠意を見せてくれたら取り止めてあげなくもなくなくないよ?」

月神「誠意、って……」

陰陽寺「どうせ殺し合いだろう。わざわざ聞く必要も無いがな」

モノクマ「イグザクトリィ!ご近所のクラス会で噂されたくないならコロシアイするんだね!」

御影「案外範囲が狭かった!」

モノクマ「そんじゃアデュー! 精々こっ恥ずかしい秘密で強請られないように気を付けるんだね!」





瀬川「……大丈夫だよ。きっと!」








……嘘だ。言葉とは裏腹に、心の中は焼けつく様な焦燥感と、凍てつく程の殺意に満ちていた


誰かが冷酷な悪意を隠しているなら、私だって全力で対抗してみせる


もしも秘密が“あの事”なら、私はそれを死守しなくちゃいけない……。例え、何を犠牲にしてでも


例え、この場にいる全員を、闇の中に葬ってでも




※ミス
>>58>>59の間にこれが入ります





……モノクマは去っていった。軽やかな足取りで、重苦しい動機を残して

嫌いな相手の知られたくない秘密。それは、相手にとってはこれ以上ない悪夢になる

そして、自分にも……致死のダメージが与えられる恐怖がつきまとう諸刃の凶器

御影「だ……誰だよ! ボクに投票した奴は誰なんだよ!」

月神「大丈夫よ、御影君。きっと皆は私に投票しているはずだから……」

飛田「そんな事は無いだろう!何故ならオレはレディに投票なぞ出来ないから、適当に投票したのだからなッ!」

古河「オマエそんな事滅茶苦茶な事したんか!?誰に投票したんか言うてみろや!」

デイビット「止めた方がいイ。飛田氏にとってモ、月神女史にとっても不利益な結果となル」

スグル「こんなの……どうしようもない、です……」

誰かの秘密を握りながら、誰かに秘密を握られる。しかも、自分の秘密を握っているのは悪意を秘めた人かもしれない

個人情報の流出がどれだけおぞましい事態かは理解しているつもりだ。それこそ、私の身に深く染み付く程に

月神「どうすれば……。このままじゃ、皆バラバラになっちゃう……!」






突然だけど、私は夜が好きだ

暗い位の闇の中。一人で物思いに耽る時だけは、他の誰でもない”私”でいられるから

……ただ、そのせいであまり眠れなくなる時もあるんだけれどね

「……ふぁあぁ。もう朝だ……」

欠伸を噛み殺して頭を振る。少しだけクラクラするけど、動く分には問題はなさそう

昨日は誰も、何も言わずに帰っていった。皆の後ろ姿から、全員が強い警戒心を抱いていた事は明白だ

……もう一度生徒手帳を確認してみる。そこにあるのは紛れもなく陰陽寺魔矢さんの秘密……

勿論、これがただの嘘の可能性もあるけど……確認の為には本人に聞かなくちゃダメだもん



『ねぇ!私、陰陽寺さんが嫌いだから投票したんだけど、対戦相手ボコッて殺したって本当?』



……ないない。そんな事を聞いた日には間違いなく私が再起不能になる。見てわかる様な明らかな地雷を踏みたくないし

グルグルグルグル思考は回る。とめどなく溢れる思考が、お腹に強い違和感を……

……? お腹? そういえば……

「……夕食食べ損ねてた……」

エイリアンだの何だの言われてたから、食べるのが申し訳なくて口をつけてなかった

食堂に行くのは怖いけど……どの道何か食べないと頭だって動かせない

とにかく今はご飯が食べたい。重たい足をなんとか動かして、食堂に向かった

砥堀・隼総選択



砥堀「ご機嫌いかがかな? 黒野サン?」

黒野「あ、え、えっと……」

砥堀「あぁ、失礼した、自己紹介が先だよね?」

砥堀「ぼくは確かに美しいが、仕事の面ではまだまだ無名だからね……」

砥堀「ぼくの名前は砥堀鉱。【超高校級の彫金師】なんて呼ばれているよ」

砥堀「末永くよろしくね?」

黒野(砥堀鉱……金属製のアクセサリーを作ったら右に出る者はいないと言われる【超高校級の彫金師】……)

黒野(高校生ながらも、たくさんの弟子がいるんだっけ……あれ? でも……)

黒野「……えっと、女の子?」

砥堀「はははっ! 確かにぼくの顔は女性に負けない美しさを誇るが、ぼくはれっきとした男だよ!」

隼総「ああ、オメェは男の子だよな? 砥堀?」ムギュ!!

砥堀「ぬぐおっ……!?」

砥堀「は、隼総サン……? こ、ここ股間部をニギニギするのは止めてくれないかな……!?」

隼総「あ? 細けぇ事気にすんなよ」

砥堀「ぜ、全然細かくないと思うけど!?」

隼総「ほれほれ」ムギュ~……!!

砥堀「ぬおおおおおおおっ……!?」

隼総「まっ、このくらいで勘弁してやらぁ」

隼総「さっきからコイツ、こんな感じでナンパしまくってんだよ。だからオシオキしたんだ」

砥堀「制裁がキツすぎるよ……! 大丈夫かい、ぼくの相棒……!」

隼総「うるせーヤロウだな……」

隼総「アタシは隼総葵。【超高校級のレーサー】だ。まっ、仲良くやろうや」

黒野(隼総葵……車のレースで負け無しと言われる【超高校級のレーサー】……)

黒野(最近ではバイクやボートでも才能を発揮してるらしいけど……)

隼総「……あ? 何だよ」

黒野「う、ううん……! よろしくね……!」

隼総「おう!」

黒野(ヤンキーみたいで怖いな……)



【自己紹介ターンです。誰と自己紹介するのか、>>281-284の橋田・小西・貝木・飯田から1~2人選択してください。】

↓1






陰陽寺「………………」

御影「………………」

デイビット「おヤ、瀬川女史。ご機嫌よウ」

瀬川「アッ、おはようございまーす……」

入りにくい空気の中、気配を消していたのにデイビット君に見破られる

鋭く、ギロッと皆から睨まれた……様な気がした

ピリピリとした空気は、きっと気のせいじゃない。全員の放つ殺気が、食堂に張り巡らされていた

大なり小なり……隠す気のあるなしに関係なく、ね

スグル「あ、あの、瀬川さん」

スグル「その、えっと……誰に投票しましたか?」

不安げに訪ねられて、思案を重ねる。ここでなんて答えるかで、私の道は少し変わる気がする……

瀬川「……月神さんだよ。本人が言ってたしね」

スグル「そうですか。……良かった」

良かった。その言葉には、どんな意味があるの?

真意を問うその前に、一筋に放たれた言葉が、張り詰めた空間を引き裂いていった


月神「……皆! 私の話を聞いてほしいの」

月神「動機で誰に投票したとか、誰の秘密を見たとか……そんな事は聞かないわ」

月神「ずっとここに閉じ込められて、互いに不安や不満もあると思う。それは否定したらいけないの」

月神「でも、どうしても我慢できないなら……今日のドッジボールで、精一杯ぶつけてほしい」

月神「ネガティブな気持ちも、我慢できないイライラも! ボールに乗せて伝えてほしいの!」


響かせる様に私達に届く、月神さんの切なる想い

ヒリついた空気が和らいでいく。マイナスに満ちた雰囲気が、一気にプラスに切り替わる

彼女の声には、心には。それだけの大きな力が秘められているから


古河「……しゃ! ウジウジしとるのはウチらしくないわな! 御影、ブチのめしたるわ!」

御影「えっ!? ボクだけ!? 何でさ!?」

臓腑屋「にゃっ! うるさいでござるよ!?」

駆村「そうやって騒がしい方が安心するよ……」

お通夜ムードからバースデイに。皆の雰囲気を一言で変えた、月神さんのその言の葉に、どれだけの力があるんだろう?

どれだけの才能があれば……いいんだろう?


月神「……皆! 私の話を聞いてほしいの」

月神「動機で誰に投票したとか、誰の秘密を見たとか……そんな事は聞かないわ」

月神「ずっとここに閉じ込められて、互いに不安や不満もあると思う。それは否定したらいけないの」

月神「でも、どうしても我慢できないなら……今日のドッジボールで、精一杯ぶつけてほしい」

月神「ネガティブな気持ちも、我慢できないイライラも! ボールに乗せて伝えてほしいの!」


響かせる様に私達に届く、月神さんの切なる想い

ヒリついた空気が和らいでいく。マイナスに満ちた雰囲気が、一気にプラスに切り替わる

彼女の声には、心には。それだけの大きな力が秘められているから


古河「……しゃ! ウジウジしとるのはウチらしくないわな! 御影、ブチのめしたるわ!」

御影「えっ!? ボクだけ!? 何でさ!?」

臓腑屋「にゃっ! うるさいでござるよ!?」

駆村「そうやって騒がしい方が安心するよ……」

お通夜ムードからバースデイに。皆の雰囲気を一言で変えた、月神さんのその言の葉に、どれだけの力があるんだろう?

どれだけの才能があれば……いいんだろう?


竹田「ま、話はまとまったんじゃあねえのか?」

竹田「ビビる事なんかねえ。楽しめる時は存分に楽しめばいいってコトよ」

パンパンと手を叩き、竹田さんが話を纏める。既に全員はやる気みたいだし、辞める人もいなくなった

照星「…そう言えば、陰陽寺先輩はやるんすか?」

陰陽寺「やらない。する必要も無いからな」

朝日「この雰囲気でも断っちゃうんだねぇ……」

いや、一名いた。空気も考えも読めない人が

竹田「おいおい陰陽寺の嬢ちゃん。若いのにノリが悪いんじゃねえの?」

竹田「命短しなんとやらだ。肩肘張った生き方は嬢ちゃんには合わねえよ」

陰陽寺「知るか。僕はもう戻る」

竹田「でもなぁ~、万一何かあった時に一番頼れるのは嬢ちゃんなんだけどなぁ~」

陰陽寺「頼りにする様な奴はない。僕には何の関係もないからな」

竹田「厳しいねえ。まっ、気軽に来な。坊主共も嬢ちゃんを今更省く事はないだろうからな」

立ち去ろうとした一瞬。ふいっと振り向いた陰陽寺さん

でも、直ぐに前を向くと……そのまま廊下へ消えていった









飛田「フッハハハハ! 楽しみだなぁ諸君!」

御影「勿論さ! だって女の子達の体操服姿が拝められるんだもんね!」

月神「ああ、女子は全員ジャージでお願いね?」

御影「そんな~~~~~!!!」

駆村「そうだ。陰陽寺が入らないなら誰か一人余りになるな……」

竹田「その心配は要らねえ。俺はやらないからな」

朝日「どうしてですかぁ?」

竹田「派手に動いて腰をやっちまうのは、な?」


……こうして、最後にに一悶着あったけれど無事に朝を終わらせる事ができた

でも、まだ少し余裕があるかな……お昼になるまで誰かと話してよう








飛田「フッハハハハ! 楽しみだなぁ諸君!」

御影「勿論さ! だって女の子達の体操服姿が拝められるんだもんね!」

月神「ああ、女子は全員ジャージでお願いね?」

御影「そんな~~~~~!!!」

駆村「そうだ。陰陽寺が入らないなら誰か一人余りになるな……」

竹田「その心配は要らねえ。俺はやらないからな」

朝日「どうしてですかぁ?」

竹田「派手に動いて腰をやっちまうのは、な?」


……こうして、最後にに一悶着あったけれど無事に朝を終わらせる事ができた

でも、まだ少し余裕があるかな……お昼になるまで誰かと話してよう






御影「あ、ちょっと瀬川さん!」

瀬川「何?」

御影「瀬川さんってコスプレイヤーでしょ? ならせめて瀬川さんだけでも体操服着てくれない?」

瀬川「お断りします」

したごころをきみに。残念だけど、私はコスプレをそういう目的でするつもりはありません

御影「ちぇっ。まあいいや! 今日のドッジボール楽しみだよね!」

御影「月神さんは投票とか気にするなって言ってたけど……ま、まあ? ボクに投票する人なんていないし!」

投票かぁ。確かに御影君の秘密はどうって事なさそうだもんね

……私は気にしてる。少なくとも、バラされる秘密次第では、私は……

瀬川「……そうそう。御影君って誰に入れたの?」

御影「いやそれはちょっと……そう言う瀬川さんはどうなのさ!?」

瀬川「ちょっと言いたくないかなー……」

流石に易々とは教えてくれないかぁ……でもあの反応を見るに、月神さん以外に投票したと思ったんだけどなぁ

瀬川「教えてよー。ダメ?」

御影「ダメだから! ……ああ、でも」







御影「あ、ちょっと瀬川さん!」

瀬川「何?」

御影「瀬川さんってコスプレイヤーでしょ? ならせめて瀬川さんだけでも体操服着てくれない?」

瀬川「お断りします」

したごころをきみに。残念だけど、私はコスプレをそういう目的でするつもりはありません

御影「ちぇっ。まあいいや! 今日のドッジボール楽しみだよね!」

御影「月神さんは投票とか気にするなって言ってたけど……ま、まあ? ボクに投票する人なんていないし!」

投票かぁ。確かに御影君の秘密はどうって事なさそうだもんね

……私は気にしてる。少なくとも、バラされる秘密次第では、私は……

瀬川「……そうそう。御影君って誰に入れたの?」

御影「いやそれはちょっと……そう言う瀬川さんはどうなのさ!?」

瀬川「ちょっと言いたくないかなー……」

流石に易々とは教えてくれないかぁ……でもあの反応を見るに、月神さん以外に投票したと思ったんだけどなぁ

瀬川「教えてよー。ダメ?」

御影「ダメだから! ……ああ、でも」













御影「それ相応の誠意と真心を見せてくれるならいいよ!」

瀬川「ん? 今見せてくれるって言ったよね?」



瀬川「ふぅん。ならさぁ……」

ムギュッ

御影「ちょ、え…ええええええ!?!?!?」

瀬川「…教えて欲しいな。み、か、げ、く、ん?」



ぐいっと体を近づける。不審そうな表情を見せる彼に両手を伸ばして……抱きしめた

互いに抱き合う様な体勢に移る。まるで、愛し合う恋人の様な甘い姿……

尤も私にそんな感情は無いし……私の目的は御影君から情報を引き出す事なんだけどね

呆気にとられるその合間に、耳元に言葉を流し込んでいく。かかった獲物を絡めとる蜘蛛のように



御影「あ、あの、瀬川さん? えーっと、柔らかくて大きいものが当たってるんだけど」

瀬川「あててるんだよ?」



腕にぎゅうっと力を込める。御影君の身体が、私の肢体に、全身に、蝕まれる様に沈んでいく

神経がぴりぴりと焼き付く感覚。きっと、私の顔は今真っ赤っかに染まっているんだろう

ここまでしたんだ。絶対に話して貰うんだから……









御影「それ相応の誠意と真心を見せてくれるならいいよ!」

瀬川「ん? 今見せてくれるって言ったよね?」


瀬川「……ねえ。まだダメかな?」

御影「い、いや? えっと、その、あー……」

御影「ぼぼぼボク達ってまだそんな合って間もないし? まだそんな親密な関係には……」

うーんこの。少し引っ付いただけで好意があるって勘違いするんだから。オタクって怖いなー

あんまし長くやると、今後の生活に悪影響を及ぼさないとも言えなくなるし……ぱぱっと終わらせよう

瀬川「ね? 私にこっそり教えてよ。絶対に、絶対秘密にするから……」

御影「う、うう……わ、わかったよ! はい!」

もぞもぞと腕を動かし始める御影君。それを察した私はクールに腕を外していった

御影「ほら! これがボクのやつ! 古河さんには本当に黙っててよね!?」

電子手帳を動かして、秘密の書かれたページを見せてくれた。誰のモノかは……言った通りだね





『御影 直斗さんは、 "コガ ユメミ" さんに投票しました』

『"超高校級のスタイリスト"古河 ゆめみは、中学時代の素行が悪く、喫煙、飲酒経験がある』


瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……

瀬川「うわぁ、これは……」

御影「要するに元ヤンって事だろ? まっイメージ通りだけどさ!」

元ヤンっていうか……これもう暴走族の人じゃん……

やたら気が強いし、直ぐに手が出るとは思ってたけど、これはちょっと衝撃が強いかな……

瀬川「これは確かに知られたくない秘密だね……」

御影「ね、ねえ? 本当に黙っててよ? ボクまだ死にたくないしさ」

瀬川「うん、約束するよ」

まっ、口約束には何の制約も無いんだけどね! 万が一何かあった時の為にとっておこっと

瀬川「でも、どうして古河さんに要れたの? 別に月神さんでも良かったのに」

御影「だってさぁ! いっつもボクの事馬鹿にしてくるじゃん!? ムカついてるんだよね!」

要するに、ただの私怨だね……

瀬川「もしかしたら気になってるのかもよ? ほら好きな子程イジメたくなるって言うし」

御影「えっそうなの!? いやあボクって今モテ期なのかなぁ!? 辛いなぁ~!」

単純過ぎる……まあ、古河さんに向けていれば私に来る事はないよね

御影「なんでこんなにツイてるんだろ? あっ! ボクって超高校級の幸運だったもんね~!」

ケタケタと笑う御影君を遠巻きに眺めながら、冷ややかな笑顔をプレゼントする

……まあ、暇潰しにはなった……よね……うん……





「……遂に、この時間が来たみたいだね」

ポンポンとジャージを叩き、袖を通す。思った以上に、滑らかに入っていった

「もう、皆待ってるかな……?」

ドクドクと心臓が早鐘を打つ。緊張は想像以上に私を蝕んでいたみたいだ

「よし……頑張るぞ!」

目を閉じて、鏡に向かって喝をいれる。目を開けた時に見えたのは、自信に満ち溢れた、いつもの顔だ

さあ、行こうか……!



暴力と理不尽と圧倒的力の差が乱舞する、ドッジボール大会へ……!






瀬川「……全員、来てたみたいだね」

体育館に集まった、十四人のクラスメイト達

全員が……。いや、竹田さんと陰陽寺さんだけは普段着だけど……ジャージに着替え、待っていた

談笑したり、準備運動したりと思い思いに過ごしているように見えるけど……

瞳の奥は戦意に燃えている。そう。これは誰を攻撃して誰を守るか。好き嫌いがハッキリと解る戦争だ

勝ち負けだけじゃない……ここで、皆が皆の事をどう思っているかが決まるんだ




スグル「瀬川さん……何を言ってるんでしょう?」

古河「放っとけや。そんなん気にするより、そろそろ始まるんとちゃうか?」


月神「……今日は集まってくれて、ありがとう」

月神「それじゃあ、始めに……御影君。お願いね」

彼女の指示で御影君が前に出る。心なしか……なんて思わなくても、その顔からは興奮が溢れていた

御影「え~、今日はボクの尽力で……」

古河「調子のんなや! 殆ど月神のお陰やろ!」

御影「なんだよ! アルコール中毒のニコチン中毒の癖に!」

あっ。自分から言っちゃった……

駆村「ん? 何の事だ? 古河」

デイビット「フム、タバコと酒に心当たりハ?」

古河「な、なんでその事……。 ……御影! オマエウチに投票したやろ!?」

御影「えっ何でその事を……瀬川さぁん!!」

瀬川「話を振らないでよー!!」

唐突な飛び火に動揺を隠せない。私まで命の危機に晒されるなんてまっぴらなのに!

古河「ははーん……理解したわ。表に出ろや」

瀬川「してないから! て言うか、もう隠す気全然無いでしょ!?」

指をポキポキと鳴らしながらにじりよってくる古河さん。私達はその圧倒的迫力に震えるしか出来ない

眼前に満面の笑みの古河さんが近づいてくる。そのまま腕を振り上げて、殴ろうとした瞬間……

月神「ストップ! ここで喧嘩は良くないわ。続きは……ね?」

月神さんが制止してくれた。安堵の視線を彼女に向けると、可愛らしいウインクで返答してくれる

……いちいち可愛い人だ。本当に


月神「……今日は集まってくれて、ありがとう」

月神「それじゃあ、始めに……御影君。お願いね」

彼女の指示で御影君が前に出る。心なしか……なんて思わなくても、その顔からは興奮が溢れていた

御影「え~、今日はボクの尽力で……」

古河「調子のんなや! 殆ど月神のお陰やろ!」

御影「なんだよ! アルコール中毒のニコチン中毒の癖に!」

あっ。自分から言っちゃった……

駆村「ん? 何の事だ? 古河」

デイビット「フム、タバコと酒に心当たりハ?」

古河「な、なんでその事……。 ……御影! オマエウチに投票したやろ!?」

御影「えっ何でその事を……瀬川さぁん!!」

瀬川「話を振らないでよー!!」

唐突な飛び火に動揺を隠せない。私まで命の危機に晒されるなんてまっぴらなのに!

古河「ははーん……理解したわ。表に出ろや」

瀬川「してないから! て言うか、もう隠す気全然無いでしょ!?」

指をポキポキと鳴らしながらにじりよってくる古河さん。私達はその圧倒的迫力に震えるしか出来ない

眼前に満面の笑みの古河さんが近づいてくる。そのまま腕を振り上げて、殴ろうとした瞬間……

月神「ストップ! ここで喧嘩は良くないわ。続きは……ね?」

月神さんが制止してくれた。安堵の視線を彼女に向けると、可愛らしいウインクで返答してくれる

……いちいち可愛い人だ。本当に


月神「……今日は集まってくれて、ありがとう」

月神「それじゃあ、始めに……御影君。お願いね」

彼女の指示で御影君が前に出る。心なしか……なんて思わなくても、その顔からは興奮が溢れていた

御影「え~、今日はボクの尽力で……」

古河「調子のんなや! 殆ど月神のお陰やろ!」

御影「なんだよ! アルコール中毒のニコチン中毒の癖に!」

あっ。自分から言っちゃった……

駆村「ん? 何の事だ? 古河」

デイビット「フム、タバコと酒に心当たりハ?」

古河「な、なんでその事……。 ……御影! オマエウチに投票したやろ!?」

御影「えっ何でその事を……瀬川さぁん!!」

瀬川「話を振らないでよー!!」

唐突な飛び火に動揺を隠せない。私まで命の危機に晒されるなんてまっぴらなのに!

古河「ははーん……理解したわ。表に出ろや」

瀬川「してないから! て言うか、もう隠す気全然無いでしょ!?」

指をポキポキと鳴らしながらにじりよってくる古河さん。私達はその圧倒的迫力に震えるしか出来ない

眼前に満面の笑みの古河さんが近づいてくる。そのまま腕を振り上げて、殴ろうとした瞬間……

月神「ストップ! ここで喧嘩は良くないわ。続きは……ね?」

月神さんが制止してくれた。安堵の視線を彼女に向けると、可愛らしいウインクで返答してくれる

……いちいち可愛い人だ。本当に


御影「た、助かった……」

古河「チッ月神が言うんなら今は見逃したる……」

古河「まっここは正攻法で、ドッジボールでボコればいいだけの話やしな?」

瀬川「ひえっ……」

……残念だけど、驚異はまだ去ってないみたいだ。古河さんの満面の笑顔が、今は凄く不気味に見えた

スグル「だ、大丈夫ですよ。古河さんと同じチームになれれば……」

瀬川「その手があった! ……で、どうやって二つのチームを決めるの?」

竹田「ジャンケンでいいだろ。偶数だしよ」

駆村「ただ、照星や臓腑屋が同じチームだと力量差がありすぎるからその二人は別れてくれるな?」

照星「了解っす」

臓腑屋「承知したでござる!」

照星さんがこくんと頷き、臓腑屋さんが勢いよく返事する。それにうんうんと男子が納得してるけど、恥ずかしくは無いのかな……

何気無いジャンケンだけど、これで古河さんと同じチームになれるか……身の安全が決められる……!

御影「ボクは幸運なんだ……誰が何と言おうと超高校級の幸運なんだ……!」

月神「それじゃあ……、ジャンケン、ぽん!」

皆が一斉に手を出す。私の運命を決める一手を……





……で、チームが決まったんだけど

瀬川「ちょっとねえ御影君!? なんで私と同じ手を出したの!?」

御影「瀬川さんがどの手を出すかなんてわかるわけないじゃんか!?」

最悪だ……よりにもよって御影君と同じで古河さんと離れるなんて……

朝日「あは。よろしくねぇ~皆ぁ~」

デイビット「フム、宜しく頼もウ」

照星「よろしくっす! やるっすよー!」

飛田「フン……オレを動かすにはレディが足りなさ過ぎる。つまらんな……」

御影「あーあ。せっかく瀬川さんと照星さんが同じチームなんだから体操服着てほしかったなぁ」

瀬川「どういう意味で言ってるのかな?」

セクハラかな? だからコスプレはそういうのじゃないって言ってるのに……

朝日「えっとぉ、実は女の子じゃないけれど……」

朝日「私じゃ……ダメ。かなぁ?」バッ

瀬川「うわぁ!? 朝日君なんでそんな短いの着てるの!?」

朝日「えへへぇ。実は下に着てきたんだぁ」

瀬川「そういう意味で聞いたんじゃないけど!?」

デイビット「ハ。朝日氏は平常運転だナ。慣れぬ事だがワタシも楽しもウ」

飛田「よし! やる気と元気が沸いてきたぞッ!」

御影「えぇ……」






月神「さあ、皆の準備はいいかしら?」

月神「私達は今からチームよ。よろしくね!」

古河「なーんか、作為的なモンを感じるわ……」

月乃「……同感」

スグル「あはは……お手柔らかにお願いします」

古河「せやな! こうしてなったんも何かの縁や。絶対に勝ってやるで!」

駆村「あんまり闘争心を高められても、相手が困るがな……」

臓腑屋「にゃあ、喧嘩が起きないか……拙者も心配でござるよ」

スグル「大丈夫ですよ……二人とも、しっかり場は弁えられる方ですし」

スグル「……あれ? 朝日さん、下にブルマを着ていたんですね」

月乃「……あいつ。後で締め上げる」

古河「おーおー鼻の下伸ばしとる……アイツら女の見た目しとったら何でもええんやなぁ」

駆村「……本当か?」

スグル「……た、多分」




竹田「おーい。話し合いはそろそろいいか?」

竹田「いい加減に始めちまうぜ。全員コートの中に入っちまいな!」

月神「……皆! よろしくお願いします!」

瀬川「お、お願いしまーす!」

竹田「うし。んじゃ早速始めるか。ボールはまたジャンケンでいいよな?」

御影「ちょっと待った! ボクらの方が弱いんだからせめて先攻くらい譲ってよ!」

朝日「そうだよぉ。私はあんまり運動出来ないからちょっとだけハンデが欲しいなぁ」

月乃「両腕へし折ってやろうか?」

古河「ここで目ぇ潰せばええで?」

臓腑屋「スプラッター!? 親睦が目的なのでござるから暴力暴言はダメでござるよ!?」

飛田「梓ァ! どうか、どうかオレにボールを渡してはくれないだろうか!?」

飛田「オレにはわかる……その美しい瞳の奥、懊能を秘めたその憂いを断ち切る為にも!!!」

月神「え、ええっと……皆、いいかしら……?」

駆村「俺はいいぞ。平等は大切だしな」

スグル「ボクも……ボールどうぞ」

照星「あ、どうもっす」

……ゴネ得って単語がちらつくけど。ボールは私達が奪取した。これならなんとか戦える……!

竹田「決まったな? んじゃ坊主共、思いっきり遊んできな!」

竹田さんの一声で皆の表情が真剣になる。色んな意味で絶対に負けられない戦いが始まるんだ……!

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

小西・貝木選択(この後自動で橋田・飯田が選択されます)



貝木「ふむ……小西殿はなかなか知識がお有りですなぁ」

小西「どうなんだろう……そうなのかな?」

小西「あれ、キミは確か……さっき入ってきた人だよね? 黒野真白さんだっけ」

黒野「え、あ、うん……」

小西「……ああ、何で名前を知ってるのか、かな? さっき蒼井クンが教えてくれたんだ」

黒野(あ、蒼井クンか……)

小西「ボクは小西伝。今年の【超高校級の幸運】だよ。よろしくね」

黒野「アナタが……」

小西「うん、抽選で選ばれた一般人枠だよ」

黒野「……あれ? でも、どこかで名前を聞いたような…………」

貝木「それはきっと、小西殿がゆーちゅーばーなる職業についているからではありませんかな?」

小西「職業だなんて……ただの趣味みたいなものだよ」

黒野「なるほど……だからかな……」

黒野(記憶が曖昧だから何とも言えないけど……)

貝木「私もゆーちゅーぶに動画をあっぷろーどしたら様々な人に見て頂けるでしょうか?」

小西「わ、悪くはないと思うけど……貝木さんだと内容が内容だからなぁ……」

小西「あっ、彼女は貝木由宇菜さん。【超高校級の怪談師】だよ」

貝木「よろしくお願い致します」

黒野(貝木由宇菜さん……チケットが即日完売してしまうほど人気な【超高校級の怪談師】……)

黒野(彼女の影響でホラー好きが爆発的に増えたらしいよね……)

貝木「良ければ、今度私の怪談聞いてくださると有り難いのですが」

黒野「う、うん……機会があったらね……」

黒野(怪談は苦手なんだよね……怖いから……)

飯田「最後はあたし達かな?」

橋田「……そうだな」

飯田「あたしは飯田沙耶! 【超高校級の射撃選手】としてスカウトされたんだ!」

黒野(飯田沙耶……クレー射撃で数多くの記録を持つ【超高校級の射撃選手】……)

黒野(ピストルやライフルみたいな銃の扱いにも長けているって話だよね……)

飯田「なんか変な状況だけど……あたし達がクラスメイトなのは間違いないっぽいよね。これからよろしく!」

黒野「う、うん……よろしく……」

橋田「……もう少しハキハキと喋ったらどうだ」

黒野「うっ……」

飯田「ちょっとちょっと! そんな言い方ないんじゃない?」

橋田「……ハキハキと喋った方が互いにとって良いと思っただけだ。無理強いはしてないさ」

橋田「橋田直人。【超高校級の長距離ランナー】だ」

黒野(橋田直人……マラソンなどの長距離走で日本代表にも選ばれた事のある【超高校級の長距離ランナー】……)

黒野(そのかなりストイックな練習は結構有名だよね……)

飯田「あなたは何て言うの?」

黒野「黒野真白、です。よろしくお願いします」

橋田「…………才能は?」

黒野「えっ……あ、いや、それが……」

黒野「…………実は、分からなくて……」

橋田「何……? どういう事だ……?」

黒野「そ、それは…………」





モノクマ「まったく……自己紹介なんかでこんなに尺取らないでよ!」


モノクマ「よく言うでしょ? タイム・イズ・マネー、デス・イズ・イコール……ってさ!」


黒野「……!?」

黒野(な、何……!? この、聞くだけで心がゾクゾクする声は……!?)

モノクマ「うぷぷぷ……やっと可愛いボクが登場できるみたいだね!」

黒野(そう言って出てきたのは…………)

黒野「…………ぬいぐるみ?」

黒野(色は黒と白で、左右非対称のクマの……ぬいぐるみ? だった)

小西「いや、可愛くはないんじゃないかな……」

隼総「つーか、お前何なんだよ!?」


モノクマ「うぷぷ……名前を聞かれたら答えるのが世の情けってものだよね!」


モノクマ「ボクはモノクマ! この希望ヶ峰学園の、学園長なのだー!」


黒野「が、学園長……?」

黒野(……クマのぬいぐるみが?)

白鷺「はー……しっかし良くできてんなぁ……」

白鷺「お前、ロボットか? それともラジコン?」

モノクマ「失礼な! ボクはモノクマ! それ以上でもそれ以下でもないよ!」

石原「御託はいい。それより、これはどういう事だ?」

モノクマ「はにゃ? 何が?」

石原「ここは希望ヶ峰学園だろう? にも関わらず……俺達を閉じ込めているとはどういうわけだ」

砥堀「と、閉じ込められているのかい!?」

黒野(や、やっぱりそうなんだ……)


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

モノクマ「…………だからこそ、だとは思わないの?」

橋田「……何?」

モノクマ「オマエラは『超高校級』なんだよ? タダの高校生とは訳が違う。世界の希望なんだ」

モノクマ「そんなオマエラをボクは守りたいんだよ!」

モノクマ「というわけで……」


モノクマ「オマエラには一生をここで過ごしてもらいます!」


黒野「…………えっ?」


貝木「い、一生……!?」

雷田「ぬう……!? つまり、俺達はここから出られないという事か!?」

モノクマ「簡単に言えば、そういう事だね」

池辺「か、監禁って事……!? そ、そんなの……!」

池辺「そんなの……っ♡ 認められないよぉ……♡」ビクビクッ……!!

白鷺「何でちょっと喜んでんだよ! 状況考えろや!」

レオン「ふむ……業が深いですね……」

レオン「しかし認められないというのは私も同じ気持ちです。こんな事、神はお許しになりませんよ」

砥堀「そ、そうだとも! 認められないよ!」

隼総「そうよ! 早く出しなさいよ!」

黒野(こ、ここで一生みんなと過ごす……? そんな……そんな事って……?)


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

モノクマ「まぁまぁ……発情期の獣みたいに騒がないで落ち着いてよ。そんなに出たいの?」

メイリン「当たり前でしょう? 仕事だってありますし……」

モノクマ「そんなあらゆる欲望にまみれたオマエラのために、ここから出る方法は……あるよ」

黒野「えっ……!?」

飯田「な、何さ! 早く教えてよ!」


モノクマ「コロシアイだよ」


黒野「……………………は?」


モノクマ「刺殺撲殺焼殺轢殺縊殺絞殺毒殺圧殺……殺すのであれば何でもオッケー!」


モノクマ「オマエラの中の誰かを殺して、それが他の人間にバレなければ晴れて〝卒業〟です! やったねオマエラ!」


蒼井「〝卒業〟って……ふざけた言い回し使って……」

蒼井「要は人殺しだけがここから出られるって事かい?」

羽鳥「…………くだらない」

石原「ああ、まったくもってその通りだ。貴様の戯言に付き合っている暇などないのだがな」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

モノクマ「───言っておくけど、ボクは本気だよ」

黒野「…………!」ゾクッ!!

モノクマ「オマエラが何をどう捉えようと勝手だけど、ボクがオマエラにコロシアイを求めていて、コロシアイが起きなければ出られないのは事実だよ」

モノクマ「信じられないからと言って目を背けてはいけないよ。ちゃんと目の前の真実を見極めないとね」

モノクマ「残念ながら、オマエラの前にあるのは絶望だけだけどさ!」

黒野(……私達は、分かってしまった)

黒野(モノクマが冗談で言っているわけでも、狂言だって事もない)

黒野(モノクマは……本気でワタシ達にコロシアイをさせようとしているんだ……!)

モノクマ「……というわけで、これを学園長の祝辞とし、入学式を終えたいと思います」

藤宮「こ、これ入学式だったんですか!?」

モノクマ「それじゃあ最後に、新入生のオマエラにプレゼント!」ポイッ

黒野(そう言うと、モノクマはワタシ達に何かを放り投げた)

黒野「これは……?」

モノクマ「それは電子生徒手帳! 生徒のプロフィールや地図、校則、その他諸々色ーんな機能が付いたスペシャル生徒手帳だよ!」

モノクマ「希望ヶ峰学園の叡智が詰まったトンデモナイ機械だからね! 間違っても壊さないようにね!」

モノクマ「それじゃあ、より良いコロシアイをー!」ピョーン

黒野(……き、消えた)


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

白鷺「……なぁ、これからどうする?」

蒼井「そうだなぁ……バトルロイヤルでもしようか? 最後の一人まで殺し合おうぜ!」

砥堀「ひいいいいいいっ!」

蒼井「あっはっはっはっ! 冗談だよ、冗談」

白鷺「こ、こんな状況で冗談なんか言うなよ!」

飯田「ま、まぁまぁ……きっと蒼井はみんなの緊張をほぐそうとしたんだよ」

蒼井「違うよ?」

飯田「違うの!?」

蒼井「いや、だって……まさかあのヌイグルミの話、本気にしてるわけじゃないよね?」

飯田「そ、それは……」

石原「……蒼井の態度は気に食わんが、言っている事は正しい」

石原「混乱している者も多いだろうが、モノクマとやらの口車に乗らない事だな」

砥堀「さ、流石に混乱しててもコロシアイなんてしないよ……」

レオン「ええ、そんな野蛮な行為……神が許す許さないの話ではなく、常識的にあり得ませんよ」

メイリン「あはは……耳が痛いです……」

砥堀「……そ、そうだっ! め、メイリンちゃんは確か…………!」

貝木「暗殺者、でしたか」

隼総「お、オイ! って事はコイツやべーんじゃねぇのか!?」

メイリン「み、皆さん……安心してください」

メイリン「わたくしは雇われのアサシン……報酬を貰わなければ殺しはしません。快楽殺人者ではありませんからね」

メイリン「なので、ここでコロシアイに参加する事はありませんよ」

石原「……だ、そうだ」

白鷺「ああ、メイリンはそんな奴じゃねぇよ!」

小西「そもそも……仮にコロシアイをしてここから出たとしても、世間から殺人者として見られちゃうよね?」

藤宮「モノクマさんに強制されたって事で情状酌量の余地はあると思いますけど……だからって人殺しの罪が消えるわけじゃないですもんね」

橋田「……そうだな。どの観点から考えてもコロシアイに参加するなんてナンセンスだ」

橋田「ともかく……最初に白鷺が言ったように、これから俺達がどう行動するかを考えよう」

黒野「これから、どうするか……」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

小西「ここから出られないってモノクマは言ってたけど、本当なのかな?」

蒼井「うーん、おそらく本当じゃないかな? あれだけ啖呵切っておいて逃げられるーなんて事、しないでしょ」

小西「それもそうだねぇ……」

メイリン「それに……ここには至るところに監視カメラがあります。逃げようとしてもモノクマに止められるでしょうね」

池辺「か、監視カメラ……ま、まさか……自室の中にもあるんじゃないよね!?」

池辺「そ、そんなの……っ♡ 私、耐えられないよ……っ♡」ビクンッ!!

白鷺「全然余裕じゃね?」

小西「ある意味、耐えられてないんじゃないかな……」

貝木「ふむぅ……幽霊から見られるのは平気なのだが……」

羽鳥「……どっちも嫌なんだけど」

石原「……おい、池辺。何故自室があると分かる」

池辺「えっ? だって、生徒手帳に書いてあるよ?」

黒野「こ、これに……?」

黒野(そう言われ、ワタシは電子生徒手帳を起動した)

黒野(うわ……なんかスゴいハイテクだ……)

黒野(えっと……ここかな?)ピッ

橋田「……これか」

藤宮「えっと……今私達がいるのが体育館だから……」

藤宮「ここは希望ヶ峰学園の一階なんですね」

小西「そうだね。そして、反対側に寄宿舎があるのか」

砥堀「本来だったら、ぼく達はここで仲良く暮らしていたわけか」

貝木「食堂……大浴場……と、とらっしゅるーむ……?」

飯田「ゴミ捨て場みたいなところかな?」

貝木「なるほど! かたじけない、飯田殿」

飯田「な、なんか堅苦しいね……」

石原「つまり……最低限の衣食住は保たれている、という事か」

蒼井「まっ、そうだろうねー。こんな大掛かりな事したのに餓死、なんてモノクマも望んでないだろうし」

藤宮「って事は……取り敢えず、ここで過ごしながら救助を待つ感じ、ですかね?」

石原「そうなるな。俺ほどではなくとも貴様らも超高校級……外の人間がただ傍観しているわけがないだろう」

池辺「放っておかれるのも悪くないけど、やっぱり外には出たいもんね」

池辺「ここ、植物とかあんまり無さそうだし……」

隼総「チッ、走り回れねーのは気にくわねーけど、しゃーねーよな」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

橋田「……だが、自力での脱出を諦めてはいけない。何か手掛かりがあれば報告する必要があるだろう」

雷田「むむむ……では、朝飯は皆で食べる事にしてはどうだろうか!?」

雷田「ある程度規則正しく生活した方が精神衛生上良いし、報告会を開ける場があるのも悪くないであろう!」

飯田「うん、いいんじゃない! みんなと仲良くなれるしさ!」

雷田「む……むう……! そ、そうであろう!」

飯田「? どうしたの?」

雷田「な、何でもない! 何でもないぞぉ!」

黒野(見るからに緊張してるな、雷田クン……)

小西「ボクはただの一般人だけど……みんなは超高校級なんだ、ここから出るのだって簡単だよね!」

藤宮「そうですよね!」

羽鳥「…………どうだか」

黒野「……え?」

羽鳥「…………」

黒野「あ……」

黒野(行っちゃった……)

蒼井「いるよねー、ああいう場の結束を乱すタイプ。空気が読めないっていうかさー」

蒼井「まったく……僕を見習ってほしいよねー」

白鷺「……それはツッコミ待ちなのか?」

蒼井「早くツッコめよ」

白鷺「やっぱツッコミ待ちかよ!」

石原「やかましい奴らだ……。とにかく、今日は解散だな。各自部屋に行き、身体を休めた方がいい」

橋田「……明日は何時に集まるんだ?」

雷田「ふむ……7時くらいでいいのではないか? そのくらいなら皆起きているだろう」

隼総「マジかよ、アタシ午前中はずっと寝たいんだけど」

レオン「何て不健康な……」

メイリン「朝は頑張って起きて、その後二度寝すればいいんじゃないでしょうか。そういう催しにはきちんと参加した方がいいですよ」

隼総「チッ、分かったよ……」

蒼井「それじゃあ……解散、かな?」

蒼井「最後に……みんな、電子生徒手帳の校則の欄はちゃんと見た方がいいよ」

蒼井「……大事な事が書いてあるから、さ」

白鷺「何だよその意味深な言い方は……」

蒼井「ほら、僕って腹話術師だし」

白鷺「関係ねぇよな!?」

黒野「はは……」

黒野(不安な事はたくさんだけど、皆といれば何とかなるかな……)


※※※※※


黒野「ここがワタシの部屋……」

黒野(端っこか……隣は、小西クンか……。前は……石原クン、だね)

黒野(部屋の名前の下に描かれてるのは……ドット絵?)

黒野(……なるほど。名前だけじゃなくてドット絵で誰の部屋なのか分かるようにしてるんだ。凝ってるなぁ…………)

黒野(……入って、みよう)

※※※※※


黒野「これは……」

黒野(……うん、思ったより立派な部屋だ。シャワー室もあるし)

黒野「あれ? これは……裁縫セット?」

黒野(何でだろう……服が破れたら自分で縫えって事かな)

黒野「あっ……。これが、部屋の鍵……」

黒野(……モノクマの顔のデザインなんだ。イヤだな)

黒野「はぁ…………」

黒野(どうしてこんな事になっちゃったんだろう。コロシアイなんかに巻き込まれるし、記憶もないし……)

黒野(……こんなに混乱した状態じゃあ、何にも手につかないや。早く寝ちゃおう…………)

黒野「……あ、そう言えば…………」


~~~~~


蒼井「最後に……みんな、電子生徒手帳の校則の欄はちゃんと見た方がいいよ」

蒼井「……大事な事が書いてあるから、さ」


~~~~~


黒野(……校則、か。一応見てみようかな…………)カチカチ

黒野(…………これかな)

▶︎校則◀︎


・生徒の皆さんは、この希望ヶ峰学園内で共同生活を行ってください。期限はありません。

・夜10時から朝7時までを『夜時間』とします。『夜時間』の時に立ち入り禁止となる区域があるので注意しましょう。

・就寝は寄宿舎エリアに設けられた個室でのみ可能です。他の部屋での就寝は居眠りとみなし〝おしおき〟です。

・学園長であるモノクマへの暴力や監視カメラの破壊を禁じます。破ったら〝おしおき〟です。

・皆さんの誰かを殺したクロは〝卒業〟となりますが、自分がクロだと他の生徒達に知られてはいけません。

・生徒内で殺人が起きた場合は、その一定時間後に、全員参加が義務付けられる学級裁判が行われます。

・学級裁判で正しいクロを指摘した場合はクロだけが〝おしおき〟、間違ったクロを指摘した場合はクロ以外が〝おしおき〟されます。

・校則はモノクマの気分で追加される可能性があります。

黒野「……なんか、嫌な感じの文章だな」

黒野(学級裁判って……つまり、ここを乗り切らなきゃ〝卒業〟できないって事? そんなのあったら余計にコロシアイに乗る人なんて出ないじゃん……)

黒野(ワタシ達には良い事だけど……)

黒野(あと……〝おしおき〟って……? わざわざ強調してあるのが意味ありげだ……)

黒野(……考えていても仕方ないか)


モノクマ『ピンポンパンポーン!』


モノクマ『えー、校内放送でーす。午後10時になりました。ただいまより〝夜時間〟となります。間もなく食堂はドアをロックされますので、立ち入り禁止となりま~す』


モノクマ『ではでは、いい夢を。おやすみなさい……』


黒野「…………モノクマの、アナウンス?」

黒野(もしかして、これ毎日流れるのかな……)

黒野「……寝よう」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」


瀬川「で、ボールはこっちが貰えたけど……誰から狙っていくの?」

御影「古河さん! って言いたいんだけど、正直当てたら当てたで後が怖いんだよね……」

それは私も思う。今の古河さんは怒っている。彼女を下手に刺激したら、ろくな目に合いそうにない

御影「駆村クンや臓腑屋さんを狙っても取られるだろうしなぁ……動きがトロそうな月乃さんやスグルクンから潰していこうか!」

弱い人から順に潰していく。うん。作戦……もといバトロワの定石としては妥当な所だね! 戦わなければ生き残れない!

デイビット「どうやラ、決まった様だナ?」

朝日「御影くぅん。誰を狙うか決めたのぉ?」

御影「うん! えーっと今ボクに近いのは……月乃さんの方だね!」

朝日「月乃ちゃん? それは止めた方がぁ……」

御影「ゴメンね月乃さん! これも勝負だから!」

月乃「…………はっ!」パシッ

御影「片手で取られた!?」

月乃「っ!」

飛田「ゴハァ!?」

御影「飛田クンが一撃でやられたー!?」

瀬川「恐ろしく速い球……私よく見てなかった……」



竹田「飛田の坊主アウトー。外野に行ってくれや」

飛田「オレの出番……これだけ、なの、か……ガク」

月乃「……先制点、貰った。ぶい」

【モノクマげきじょう】


モノクマ「えー……どうもオマエラ。モノクマと申します」

モノクマ「プロローグを終わらせようと思ったらこんな時間ですよ……参ったね……」

モノクマ「んで、明日からやっと自由行動パートに入るわけですが、ちょっとだけ説明をば」

モノクマ「このスレでは好感度や選択肢によるフラグ、動機の影響率などでクロ・被害者を決めるわけなんですが……」

モノクマ「最終的にはコンマ判定で決めます! その方が安価スレっぽいし」

モノクマ「クロ・被害者の数が決まった後に起こりうる事件パターンを考え、その中からコンマで決まった事件が起きる……まぁそんな感じ」

モノクマ「事件を起こしたくなかったらクロ候補を0にする事だね! 難易度は鬼だけど!」

モノクマ「……まぁ色々言ったけど、好きな人と好きなように交流したらいいと思うよ。全ては安価とコンマの名の下にってね!」

というわけで今日はここまで。ちなみに黒野さんは原作の霧切さんの部屋です。

次からは自由行動パートです。よろしくお願いします。

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom