【ミリマスSS】言いたいことが言えない琴葉と紬 (20)

アイドルマスターミリオンライブ!のSSです。
内容が何も無いですがご了承ください。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1585456736


ガチャ

紬「おはようございます」

紬「・・・誰もいませんね」

紬(プロデューサーに用があったのですが、担当アイドルを置いてどこをほっつき歩いているのでしょう)

紬(仕方ありません。ソファで予定の確認でもしていましょう)

ペラ


琴葉「あっ、紬ちゃん。紬ちゃんもお茶飲む?」

紬「琴葉さん、おはようございます。私は持参したものがありますので。それよりプロデューサーを見ませんでしたか?」

琴葉「ううん、今日はまだ見てないかな」

紬「そうですか・・・全く仕方のない人ですね」

琴葉(紬ちゃんが座ってるその席・・・)


琴葉(レッスンの予定を決めようと手帳を置いていたんだけど)

琴葉(「そこ私の席だったんだけど」って言うのも感じ悪いし・・・)

琴葉(かといって「ちょっとごめんね」って手帳だけ取っていくのも感じ悪いよね・・・)

琴葉(うーん)


琴葉「となり、座るね」スッ

紬「!?」


紬(ど、どどどどうしてこんなに広い事務所でわざわざうちの隣に!?)

紬(ううううちと琴葉さんってほんな仲良かったけ!?)

琴葉「・・・」ズズズ

紬(どうしよう、何か喋らんと・・・)

琴葉(お茶を飲んで一息ついたら、自然に話しかけないと・・・)


琴葉「あ「あの!」

紬「え、えっと・・・」

紬「お茶、美味しいですよね!私も好きです!」

琴葉「え?う、うん・・・」


琴葉(紬ちゃんもやっぱりお茶飲みたかったのかな?)

紬(うぅ・・・自然に、自然にしないといけんのに・・・)


琴葉「やっぱり、紬ちゃんの分も淹れてくるね」スッ

紬(あぁ、うちがお茶を催促したみたいに・・・)

紬「待ってください!」グッ

琴葉「ひゃっ」

紬「・・・行かないでください」


琴葉(ちょ、紬ちゃん、近い。それに「行かないで」なんて・・・)

紬「うちが伝えたかったのは、そうじゃなくて」

琴葉(紬ちゃん、目が潤んで、)

紬「うぅ・・・」

琴葉「紬ちゃん!」

紬「は、はい!」


琴葉「えっと、私たちはアイドルだから、こういうのは良くないと思うんだけど・・・」

紬「えっ!?」


紬「アイドルだから・・・?」

紬(つまり『私と貴方はライバルとして敵同士なのだから、敵に塩を送る気は無い』ということですか・・・?)

紬「ま」

琴葉「ま?」

紬「負けんげん!琴葉さんにも!」

琴葉「!?」


琴葉(負けないって!? アイドル同士でも構わないってこと!?)

琴葉「紬ちゃん、私は」

紬「うちだって、茶くらい沸かせます!」

琴葉「へそで茶を沸かすようなこと!?」

紬「えっ!?」


琴葉「紬ちゃん、気持ちが抑えられないのは分かるけど、私は本気でアイドルをやってるから」

紬「う、うちだって本気やげん!」

P「ど、どうした? 喧嘩か?」

琴葉「プロデューサー!」

紬「プロデューサー!」


紬「大切なアイドルの話なのに、どうして早く来ないんですか」

琴葉「これはプライベートなお話なので、席を外していただけますか?」

紬「えっ!?」

琴葉「えっ!?」


P「ちょっと二人とも落ち着こうか。なんの話をしていたんだ?」

紬「ライバルとしての矜持を・・・」

琴葉「アイドル同士の恋愛を・・・」

紬「えっ!?」

琴葉「えっ!?」


紬「琴葉さん、貴女は一体何の話を・・・?」

琴葉「紬ちゃんこそ、ライバルって・・・?」

P「な、何か二人とも誤解していたみたいだな・・・」

紬「プロデューサーが入るとややこしくなるので入ってこないでください!」

P「えぇ・・・」

琴葉「プ、プロデューサーも交えて三人でなんて、そんな・・・」

P「琴葉ぁ!正気に戻れぇ!」



おわれ

おわりました。HTML依頼出してきます。
琴葉と紬って一緒にしたら面白い子たちだと思うんだ。

2人きりにさせてはいけない‥‥
乙です

>>2
白石紬(17)Fa
http://i.imgur.com/McbwTmk.png
http://i.imgur.com/gwy6on6.png

>>3
田中琴葉(18)Vo/Pr
http://i.imgur.com/gsYAYBe.png
http://i.imgur.com/NGhomXO.jpg

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