【艦これ】提督「俺の父さんはもういないんだ」 (46)

キャラ崩壊注意



執務室――



時雨「あ……そ、そうなんだ……」

時雨「ご、ごめんね? 辛いこと思い出させちゃって……」

提督「そこまで思いつめなくていいぞ」

時雨「でも、やっぱり悪いじゃないか」

時雨「お義父さんが亡くなってたなんて……」

提督「えっ」

時雨「えっ」

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提督「なんで父さんが死んでるの?」

時雨「亡くなっていないのかい?!」

提督「死んでないよ?!」

時雨「だって『もういない』って言ったよね!?」

提督「実家にいないってだけだから!」

時雨「そっち!?」

時雨「普通はこの世にいないと思うじゃないか!」

時雨「まさか家にいないって意味だとは思わなかったよ!」

提督「あちゃー、なんだか勘違いさせてしまったみたいだな」

時雨「んもう!」プンスカ

時雨「それじゃあ、提督のお義父さんはご存命なんだね?」

提督「さあ?」

時雨「えっ」

提督「えっ」

時雨「え、生きてるか分からないのかい?」

提督「うん」

提督「今頃どこで何をしているのやら……」

時雨「ええー!?」

時雨「提督の家庭環境が複雑なことになってた……」

提督「いやいや、別にそんな大したことじゃないよ」

提督「ただ、突然脱サラして、家を飛び出してしまったんだ」

時雨「痴呆の症状は見られたかい?」

提督「別にボケ老人じゃないからな?」

時雨「そっか……脱サラしたんだ」

時雨「それで、脱サラしてまで、何をしたかったんだろうね?」

提督「ああ、なんでも『マサキ』になりたいらしい」

時雨「……」

時雨「はい?」

提督「ある日突然『父さん、会社をやめてマサキで食っていこうと思うんだ』って言って、家を飛び出していったんだ」

時雨「はいぃ~?」

時雨「……」

時雨「ん?」

時雨「んんん?」

時雨「んんんんん~?」

時雨「おかしいな、僕の耳が不調みたいだ」

提督「なんだって? 早く明石に診てもらえ」

時雨「その前にセルフチェックしたいから、もう一度お義父さんの最後の言葉を言ってくれるかい?」

提督「おう、お前たちのためなら何だって頑張ってみせるぞ!」




提督「『実は父さんな、会社をやめてきたんだ。それで父さんな、今日からマサキで食っていこうと思うんだ。昔からあこがれていたマサキに父さん、絶対なってみせるからな』……だってさ」

時雨「あちゃー僕の耳は正常かー残念っ」


時雨「え、何? マサキ?」

時雨「マサキってまさか、あのマサキ?」

提督「多分お前の言っているのと同じ、あのマサキだ」

提督「お前が山城や満潮と出会った、あのマサキのことだ」

時雨「あのマサキって、あの魔鎖鬼かい!?」

提督「そうそう、それそれ」

時雨「魔鎖鬼なのかい!?」

提督「そうだよ」

提督「いやー、さすがの俺も、あの時は驚いて何も言えなかったなー」

提督「まさか父さんが脱サラしてまで魔鎖鬼になりたかっただなんて……」

時雨「え、もしかして、あの魔鎖鬼は……提督のお義父さんだったのかい?!」

提督「違うよ?」

時雨「えっ」

提督「えっ」

時雨「えっ」

提督「えっ」

提督「んもー!」

提督「今日の時雨ったら、勘違いしてばっかりなんだからー!」

時雨「ご、ごめんね?」アワワ

時雨「なんだか頭が回らなくなる情報ばかり耳に入ってくるから、ついつい……」

提督「うむ、それは大天使時雨を困らせる方が悪いので、許します」

時雨「わあい」

提督「時雨たちが出会った魔鎖鬼こそ、正真正銘、本物の魔鎖鬼だ」

提督「父さんは、そんな魔鎖鬼に憧れていただけの、ただの中年元サラリーマンでしかない」

提督「顔だって、似ても似つかない別人レベルだし、なんなら不細工だ」

時雨「でも提督の遺伝子の素なんだから、少しは希望が――」ドキドキ///

提督「あっ俺母さんの連れ子だから」

時雨「――無いんだよこれが」ハァ

満潮「大変! 大変ったら!」ダダダダ

提督「どうしたミッチー?!」

時雨「何があったのミッチー?!」

満潮「鎮守府に不審者が侵入してきたのよ!」

提督「なんだって!? 許せん!」

時雨「僕と提督の鎮守府を汚す者は何人たりとも許さないよ!」

満潮「鎮守府を私物化しないの!」

提督「不審者はどこだ!? 俺の手で制裁を加えてやる!」

満潮「海から上陸してきたわ!」

満潮「今は山城が行く手を阻んでくれているけれど、どうなることやら」

提督「何!? 山城の危機だと!?」

提督「俺についてこい! 時雨! ミッチー!」ダダダダ

時雨「ミッチー、行こう!」ダダダダ

満潮「あ! 待ってってば!」ダダダダ

鎮守府――港――



提督「山城! 大丈夫か!?」ダダダダ

山城「あ、提督!」

山城「あいつが、話の通じない侵入者よ!」

提督「話が通じないだと!? それは俺よりもか!?」

山城「どっちもどっちだわ!」

提督「よし! それなら俺の出番だな!」

提督「やいやいやい! そこの全身マント男!」

提督「ここは鎮守府だぞ! 民間人が勝手に入っちゃダメなところなんだぞ!」

提督「そして俺はこの鎮守府の提督様だ!」

提督「踵を返してとっとと帰ってもらおうか!」

時雨「さすが提督!さらっと 『返』と『帰』をかけた高度なギャグを言い放つなんて!」

時雨「誰にもできないことをさらっと言ってのける! さすが提督! 提督さすが!」

満潮「いや今のは偶然でしょ(冷静)」

「クックック……」

「立派な男になったものだなあ」

提督「そ、その声はまさか……!?」

「ようやく気付いたか」

「そう、俺の正体は――」バッ!!










父(深海魔鎖鬼mode)「父さんだ!!」ジャーン!!



提督「父さん!!」








提督「まさか父さんが、本当に深海魔鎖鬼になったなんて……!」

父「いや、本物の深海魔鎖鬼は別にいる」

父「父さんはただの、深海魔鎖鬼のコスプレおじさんだ!!」

提督「ぐっ……しかし、その恰好はまごうこと無き深海魔鎖鬼!」

提督「人々が父さんを深海魔鎖鬼と認識した時、父さんは深海魔鎖鬼になるということか……!」ギリッ...!

満潮「二人は何を喋ってるの?」

山城「時雨、翻訳してあげて」

時雨「『さすがに自分は普通の人間だし、あこがれの深海魔鎖鬼を名乗るのははばかれるけど、みんなが勝手に想像して決めつけるなら問題ないよね!』の精神さ!」

満潮「なるほど! 分かりやすい!」

山城「うちの時雨ってばすごいでしょ?」ドヤァ

満潮「まるで自分の子供を自慢するかのようなドヤっぷり!」

満潮「この鎮守府は勝手に私物化する輩ばかりね!」

提督「俺や母さんを捨てて、深海魔鎖鬼を目指した父さんが、一体何の用だ!?」

父「ふっ……愚問だな」

父「確かに父さんはただのコスプレおじさんだ」

父「しかし! 憧れの深海魔鎖鬼に近付くため、独自のトレーニングをひたすら積み、すっごく強くなったのさ」

提督「何!? すっごく強くなっただと!?」

父「ああ! すっごく強くなったんだ!」

父「力を手に入れ、すっごく強くなった父さんの力……」

父「今日はお前に、その力を見せつけに来たのさ」

父「人はそれを自慢と呼ぶ!」

提督「くっ……家族を投げ捨ててまで手に入れたすっごい力……!」

提督「さぞやすっごい力なんだろう……!」

山城「何言ってるんですか! 不審者は排除です! 排除!」

時雨「でも、そこまで言われるとすっごく見てみたくならない?」

山城「早く私の時雨に、そのすっごい力を見せなさい!」

満潮「みんな何らかの軸がブレている……!」

父「お望み通り! 父さんの力を見せてやろう!」

父「来い! 深海道化鬼たちよ!!」

提督「し、深海道化鬼を従えているのか!?」









レ級(深海道化鬼mode)「クックック、怖いか?」

集積地棲姫(深海道化鬼mode)「もう帰りたい……」

戦艦棲姫(深海道化鬼mode)「うう、どうして私が……」

北方棲姫(深海道化鬼mode)「似合ってるのに」



提督「まてまてまて」

提督「あれれー? おかしいなー?」

提督「俺の知っている深海道化鬼じゃないぞー?」

父「フフフ……まだまだ甘いな、せがれよ」

父「本物の深海道化鬼たちは、名前は同じなのに、二人いただろう?」

提督「ああ! 可愛かった!」

父「つまり! みんなが深海道化鬼だといえば! 誰しもが深海道化鬼になれるということだ!!」

提督「な、なんだってー!?」

満潮「いやいやいや」

満潮「あんな屁理屈に負けてるんじゃないわよ、このバカ提督!」

提督「ありがとうございます!!」

満潮「あれはどう見たってレ級と集積地棲姫と戦艦棲姫とほっぽちゃんじゃないの!」

提督「でも、深海魔鎖鬼の隣にいるのは深海道化鬼と、昔から相場が決まっていて……」

満潮「その深海魔鎖鬼は司令官のお義父さんじゃないの! このバカ提督!」

提督「ありがとうございます!!」

父「あ、それ、こっちにもお願い」

満潮「このバカお義父さん!!」

父「ありがとうございます!!」

時雨「くっ……彼女たちがお義父さんの深海道化鬼だなんて……!」

山城「でも、どういう人選なのか、気になるわね」

提督「確かに、何かのメッセージが込められているかもしれないな」

提督「深海魔鎖鬼ならやりかねない」

満潮「そうかしら?」

父「ほほぉ、いいところに気が付いたな」

父「彼女たちは、父さんが世界中から探し求めた、才能ある子たちなのだ!」

父「今日は特別だ、深海道化鬼の名に相応しいその実力を教えてやろう!」

父「まずは戦艦ちゃん!」

戦艦「こんな服を着させられるなんて……」パツンパツン

父「彼女は砲撃や魚雷など、あらゆる武器を引き寄せる特技を持っているのだ!」

父「こんな芸当がお前にできるか? いやできない(反語)!」

提督「くっ……俺にそんなマネは不可能だ……!」

時雨「すごい……サーカスを超えてマジックじゃないか……!」

山城「彼女の二つ名は『ブラックホール』に違いないわ!」

満潮「ダイソンよ(現実)」

父「次は集積地ちゃん!」

集積地「動きたくないんだけど……」グッタリ

父「彼女は何もしなくても、勝手に燃え上がる特技を持っているのだ!」

父「火の輪くぐりなんてもう古い! 時代は火の深海棲艦さ!」

提督「おお! それは見た目が派手で良いじゃないか!」

時雨「火力、つまり大艦巨砲主義! つまり山城の時代だね!」

山城「任せなさい、どんな敵も私の主砲でイチコロよ!」キリッ

満潮「またカミ(特二式内火艇)を食らいたいようね(威圧)?」

父「そしてレ級ちゃん!」

レ級「レキュー、可愛い服着れてうれしいゾ!」ルンルン

父「彼女はスイッチが入ると、我を忘れて破壊活動を行うことができるのだ!」

父「やっぱり深海棲艦の本分を忘れちゃダメだからな!」

提督「さすが父さん! なんて隙が無いんだ!」

時雨「ピエロ特有の狂気を、深海棲艦の本能で補ったんだね!」

山城「ふふ……あの子となら、私も存分に戦えそうだわ……」コォォ...!

満潮「それジョーカーやろ、ピエロちゃうやんか(疑惑)」

父「最後はほっぽちゃん!」

北方「ほっぽ、頑張る!」ピョンピョン

父「可愛い!」

父「ほっぽちゃん可愛い!!」

提督「可愛い!」

時雨「可愛い!」

山城「時雨の方が可愛いわ!」

満潮「可愛い(真理)」

父「どうだ、父さんの深海道化鬼たちは?」

父「最高の深海大サーカスだろう?!」

提督「くっ……確かに素晴らしいメンバーだ……」

提督「だが! 俺の艦娘たちだって負けていない!」

父「ほほお、吠えるじゃないか」

父「ならば! お前の艦隊と父さんのサーカス団!」

父「どちらがこの鎮守府に相応しいか、決着をつけるぞ!!」

提督「応ッ!!」

満潮「えぇー……」

満潮「待ちなさい、私は反対よ?!」

時雨「そうだよ! あんな面白メンバーに勝てって言うのかい!?」

山城「ダメよ提督! 私の時雨を芸人にさせはしないわ!」

レ級「Yes ピエロ、No ゲーニン」

満潮「うるさいわね! カミでも食らいなさい!」ブンッ!

戦艦「ちょ、そんなもの投げたら私に当たr――痛いっ!」ゴツン!!

集積地「あ! 跳ね返ったカミが私n――痛いっ!」ゴツン!

集積地「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛燃えるううううううううううううう!!」ジタバタボーボー

北方「どうダ! 明るくなったろう!」ピョンピョン

時雨「可愛い!」

山城「時雨の方が可愛いわ!!」

父「いくぞせがれよ! まずは挑戦者から仕掛けるのがマナー!」

父「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」ダダダダ

提督「来い!! 父さん!!」









ズボッ!!

提督「わあっ!?」

時雨「な、なんだい、今の音は!?」

提督「父さんが、謎の穴に落ちたんだ!」



ウィイイイイイイイン……



山城「ちょっと! 何かが穴から出てきたわ! 全員離れなさい!」

レ級「なんだなんだ?」

北方「黒い筒!」

集積地「なんだか、どこかで見た覚えが……」




ガシャンッ!



「「ああ!! 大砲だ!!」」


提督「父さんが落ちた穴から、大砲がせりあがってきたぞ!?」



ウィイイイイイイイン……



時雨「か、傾いてるよ!?」

戦艦「まずい! もっと離れて! 早く!」

レ級「逃げろー!」ダダダダ

山城「時雨! ミッチー! 逃げるわよ!」ダダダダ

満潮「いや誰がミッチーよ(遅延ツッコミ)!!」ダダダダ

集積地「ま、待って! まだ火が消えてn――!」




ドオオオンッ!!



父<うわあああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~……!!



提督「父さあああああああああああああああああああん!!」

満潮「お義父さあああああああああああああああああん!!」

レ級「団長おおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」

集積地「わあっ!! また火の粉が降りかかってk――」

集積地「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛燃えるううううううううううううう!!」ジタバタボーボー

北方「きたねえ花火ダ!」

時雨「ほっぽちゃん可愛い!」

山城「時雨の方が可愛いわ!!」

戦艦「じ、地獄絵図……!!」ガクブル

提督「な、なんてこと……!」ガクッ

提督「父さん……どうして大砲で飛ばされてしまったんだ……」

戦艦「ちょっと! こんな罠を用意してるなんて卑怯よ!」

満潮「はあ!? あんなの知らないってば!」

レ級「じゃあ、この大砲は誰の仕業だ?」

集積地「うう……こんがり焼かれてしまった……」プスプス

北方「あ! あれ見て!」

時雨「向こう? 何か見つけたのかい……って、ああ!!」

提督「鎮守府の裏山からこちらを見ているあの影は――」










深海魔鎖鬼「……」

深海道化鬼「……」ニコニコ

深海道化鬼「……」ノ









「「深海魔鎖鬼!!」」

提督「すげえ! 本物だ!」

戦艦「嘘! 初めて見たわ!」

北方「ピエロたちも一緒……!」

レ級「三人そろい踏みか……興奮してきナ!」

集積地「まさか、偽物が自分の評判を落とさないよう、お仕置きをしたんじゃ……!」

山城「確かに、あんなニセピエロと一緒だと思われたくないって気持ちは分かるわ」

時雨「なるほど! イメージは大事だもんね!」

満潮「あの、誰か飛ばされたお義父さんの心配を――ま、いっか」

深海魔鎖鬼「……」フッ

バッ!!



レ級「消えた! 消えたゾ!」

満潮「嵐のように現れ、そして消えていったわね」

北方「バイバイ……」ノ

時雨「さようならー深海魔鎖鬼ー!」ノ

戦艦「ふ……これで私たちは廃業か……」

提督「おっそれならウチに来ない?」

集積地「焦げなければなんでもいいや……」プスプス

山城「深海魔鎖鬼……一体、誰京本政樹なのかしら……!?」

そして――
鎮守府――執務室――



提督(こうして俺と父さんの戦争は幕を閉じた)

提督(父さんの行方は誰も知らない)

提督(あの後すぐに捜索が行われたが、その姿を見つけることができなかったからだ)

提督(あれからずいぶんと時が経ったものの、今もその行方は一向に知れず……)

提督(しかし、俺には分かる)

提督(さらなるパワーアップを遂げて、再び父さんは現れるであろう)

提督(その時は返り討ちにしてやるからな……!)

提督(一方の俺はと言うと……)



戦艦「はい、お茶をどうぞ」つ茶

時雨「ちょっと! 今日の秘書艦は僕だよ!」プンスカ

集積地「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛勝手に燃えるううううううううううううう!!」ボーボー

山城「あ、まだ消えないで! 冷えたお菓子を温めたいの!」

満潮「大変! また大量の深海棲艦たちが殴り込みをかけてきたわ!」

レ級「アヒャヒャヒャヒャ! 暴れる口実が出来たゾー!」ダダダダ

北方「いってらっしゃーい」ノ



提督(深海道化鬼を廃業した深海棲艦たちを、うちの艦娘として引き抜くことに成功した)

提督(彼女たちのポテンシャルはとても高く、優秀な人材として大活躍している)

提督(これも、父さんに見初められた実力のおかげか)

提督(今回の事件で、俺たちは教訓を得た)

提督(『芸は身を助く』――ンッン~名言だなこれは)

提督「みんな! 自分磨きを忘れるなよ!」



おわり

以上です、ありがとうございました。

本作書き終えるだけで一日が終わりました……

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