期待

堀「諸君、ようこそ首都体育高校へ！私が監督の堀だ」

みずき「私がキャプテンの橘。よろしくー」

聖「2年の副キャプテンの六道だ。よろしく頼む」

パワプロ（副キャプテン？）

堀「さっそくだが、お前達の実力を見せてもらおう！実力次第では一年レギュラーも検討する！気合いを入れろよ！」

パワプロ「よし、頑張るぞ！俺は足の速さが売りだ！絶対に目立ってやる！」

堀「よし、次はパワプロ！」

パワプロ「はい、頑張ります！」


ｶｷｰﾝ ｶｷｰﾝ ﾊﾞｼｯﾊﾞｼｯ ﾀｯﾀｯﾀ…

…………

パワプロ「はぁはぁ、打撃と守備はあまり自信はなかったけど、走りだけは完璧だったぞ」

みずき「ふーん」

聖「……ふ」

パワプロ「あ、あれ、あまり驚いてないぞ」

堀「パワプロ！なんだ貴様は！？」

パワプロ「え？な、なんだと言われても…全力を出しましたが……」

堀「貴様は首都体育高校を嘗めているのか！？」

パワプロ「ええ！？」

堀「六道！見せてやれ！」

聖「はい。…ほら」ﾋﾟﾗﾘ

パワプロ「こ、これは？」

聖「お前の実力をアルファベットで表した」

ミートG
パワーF
走力D
肩力F
守備G
エラー回避力G

パワプロ「な！？こ、これはなんですか！走力Dって！？俺はバス停中の韋駄天と呼ばれていたんですよ！？」

弱すぎだろ

聖「…というか、走力云々ではないんだ」

堀「貴様、首都体育高校に来ておいて、パワーFとは何事だ！？」

パワプロ「な、何事だと言われても！」

堀「見ろ！これが六道の実力表だ！」ﾋﾟﾗﾘ

パワプロ「…なっ！こ、これは！？」

ミートC
パワーB
走力E
肩力C
守備A
エラー回避力A

聖「は、恥ずかしい///」

堀「一年上とはいえ、女に力負けするとは何事だ！貴様、恥ずかしくないのか！！」

パワプロ「い、いや、先輩が高すぎるんですよ！」

パワプロ（うっ、よく見ると六道先輩、俺より腕が太い！）

みずき「私も腹筋には自信あるよー。ほれほれ」ﾁﾗｯ ﾋﾞｷﾋﾞｷｯ

パワプロ（ひえっ、お、俺よりすごい！）

堀「パワプロ！貴様は三軍行きだ！！」

パワプロ「さ、三軍！？」

堀「一軍に上がりたくば、力をつけてこい！！行け！！！」

パワプロ「ひいい、う、嘘だ。バス停中のボルトと呼ばれたこの俺が………」

パワプロ「ここが三軍の練習場所かあ…」

パワプロ「おや、俺以外にも二人いるみたいだぞ？おーい」

矢部「ん？でやんす」

あおい「あれ、もしかしてあの人も…」

パワプロ「君達ももしかして…」

矢部「そうでやんす。三軍スタート一番乗りの矢部でやんす。よろしくでやんす」

あおい「二番乗りのあおいです。よろしくね」

パワプロ「俺はパワプロ、よろしく
」

矢部「どうやら、三軍はオイラ達だけのようでやんすね」

あおい「みたいだね…」

パワプロ「はあ、3人で何をしろっていうんだよ」

矢部「パワプロ君もパワーが弱いと言われたでやんすか？」

パワプロ「うん、足には自信があったのに。見向きもされなかったよ」

矢部「奇遇でやんすね。オイラも足には自信あったでやんす」ﾋﾟﾗﾘ

パワプロ「へえー、そうなん…！？」


ミートC
パワーD
走力B
肩力B
守備C
エラー回避力B

おい「」あー、ボクもだよ。ほらはﾋﾟﾗﾘ

ミートA
パワーD
走力C
肩力C
守備A
エラー回避力A

パワプロ「…」

スマホ打ちづらすぎワロタ

完