アルミン「」(25)

このスレを見た人は3日以内にエレンとミカサが付き合っているという内容の文を女狐共の下心をへし折るような濃厚な書き方で50コのスレに書き込まないと胃痛に苦しんだ後謎の人影にうなじを削がれます。ので、私の幼馴染は実際に胃痛に苦しみうなじを削がれました。

ミカサ「これでエレン私のモノになる。ネットは便利」

ミカサ「後はレスを特定して書かないヤツを削ぐだけ」ゴゴゴゴゴゴゴ

50スレは無理ゲ

ミカサ「そもそも私とエレンは家族。そ、その恋人同士…というものではない」

アルミン「えっ?」

ミカサ「確かに私はエレンが好き。愛していると言ってもいい。だけどそれは家族愛であって…」

アルミン「えっ?えっ?えっ?」

ミカサ「アルミン、何を驚いているの?」

アルミン「いや、だってどう見てもミカサは…」

ミカサ「?おかしなアルミン」

アルミン「あ、あはは…」アセアセ


アルミン(いやいやいや!おかしいのはミカサ、君の方だろ!)

アルミン(恋愛感情はないっていうのか!?そんなわけないだろ!)

ミカサ「ところでアルミン。エレンはまだ寝ているの?」

アルミン「あ、ああ。そうみたいだね」

ミカサ「休日とはいえ、少し起きるのが遅すぎる」

アルミン「ん…ちょっと様子を見てくるよ」

ミカサ「うん。食堂で待っている」

男子寮

エレン「zzz」

アルミン「エレン!そろそろ起きなよエレン!」ユサユサ

エレン「んん……」

アルミン「エーレーンー!」ベシ

エレン「んぁ…誰だよ…」

エレン「はっ!もしかしてミカサか!?」ガバァ

アルミン「ぐはっ」 ガンッ

エレン「痛!…って、なんだよアルミンか」

アルミン「何だよって…ひどいなあ…せっかく心配して起こしにきたっていうのに」

エレン「ああ…スマン、ありがとう」

アルミン「まあいいけどね」

エレン「でもどうせならミカサに起こして貰いたかった、なんて///」

アルミン「は?」

アルミン「……エレン?」

エレン「な、何だよその目は」

アルミン「今、なんて?」

エレン「ど、どうせならミカサに起こして貰いたかったな、って…///」

アルミン(なぜそこで顔を赤らめる)

エレン「あ、ゴメンなアルミン!せっかく起こしてくれたのに…」シュン

アルミン「そこじゃねえよ」

エレン「?お、おうスマン……ところで」

アルミン「何?」

エレン「ミカサは?もう食堂か?」

アルミン「そうだけど」

エレン「そうか…さっさと準備するから待っててくれ」モジモジ

アルミン「う、うん」


アルミン(…エレンは鈍感駆逐野郎じゃなかったのか?分からない…何がおこってるのか分からない…)

廊下

エレン「なあアルミン?俺寝癖とかついてないよな?」

アルミン「大丈夫だけど…エレンが寝癖を気にするなんて珍しいね」

エレン「そうか?ま、まあミカサにいつまでも世話をやかれる訳にはいかないからな」キリッ

アルミン(よかったいつものエレ…)

エレン「た、たまには俺が世話をやいてカッコいいとこを見せたり…なんて///」

アルミン(…ンじゃなかった)

食堂

ミカサ「エレン、アルミン。こっち」

アルミン「ミカサ!」

アルミン(ん?今のエレンをミカサに近づけても大丈夫なのかな?)

アルミン(まあいいか)


エレン「よ、よおミカサ。その、今日も可愛いな///」

ミカサ「……え?」

ミカサ「エレン?どうしたの?」

エレン「ど、どうもしてねえよ…///」

ミカサ「熱でもあるの?」

エレン「俺は元気だぜ?」

ミカサ「エレンはすぐに無理をする。ので、確認させて」グイッ

エレン「ひゃっ///」ピトッ

ミカサ「熱はない…でも顔が赤い」

エレン「っ、ミカサ、顔が近いんだよ!離せよ!///」

ミカサ「駄目…もしかして風邪の前兆?それなら…」ブツブツ

エレン「離せっての!」バッ

ミカサ「あっ…ごめんなさい…つい」シュン

エレン「が、我慢できなくなっちゃうだろーが!///」

ミカサ「えっ?」

ミカサ「やっぱりエレン…体調が…」

エレン「そういうことじゃねえよ!」

ミカサ「…じゃあ何?教えてほしい」

エレン「くっ…そんな目で見るなよっ…///可愛いにも程があるだろ!?」グイッ

ミカサ「ひゃっ」

エレン「我慢できねえってのはな…こ、こういうことだよ!///」


チュッ



ミカサ「ふぁっ!?////」

ミカサ「エエエエエレン!?///」カァァ

エレン「お、お前が悪いんだからな!お前があんまりにも可愛いから、そのっ///」


アルミン「」

ザワザワ オイ…アノエレンガ…
キャーキャー ミカサカワイー

アルミン「何が…どうなって…」

ミカサ「あの、その、エレン!?」アタフタ

エレン「な、何だよ」

ミカサ「こういうことは、その、こういう場所ですることでは…いや、そういうことじゃない、ので…ので?」アタフタ

ミカサ「えっ、と…その、こういうことは、す、好きな人と…すること。ので、誰とでも、というのは…」

エレン「お前は俺のことが嫌いなのか?」ウルウル

ミカサ「そ、そんなことは…」

エレン「俺はお前のこと、その…好きなんだが//」

エレン「それでも、駄目なのか?」

ミカサ「」 ボンッ

アルミン「ミカサー!!」

エレン「ミカサ!?」

ミカサ「あ、あの、ので…ので?」プシュー

エレン「おいミカサ!?大丈夫か!?」

ミカサ「ーーーっ!!」 ボンッ

アルミン「エレン!今君はミカサに近づくべきじゃない!」

エレン「なんでだよ!!本当だったら24時間でも一緒にいたいくら… 」

ミカサ「」 プシュー

アルミン「いいから黙れえ!!」

アルミン「ライナー!君は担架を!ミカサを今すぐ医務室へ運んでくれ!」ビシッ

ライナー「お、おう!?」

アルミン「ジャン!君は…あ!?死んでる!ベルトルト、君はエレンを抑えて!」ビシッ

ベルトルト「え?ああ…」

ベルトルト「ごめんよエレン」ガシッ

エレン「離してくれ!ミカサが、ミカサが!」ジタバタ

アルミン「お前のせいだよ!!」

ミカサ「ので…ので…の、」 ガクッ

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