【安価】魔法少女と欲望の怪物 (632)

『欲種』

突如現れた、正体不明の超常の災厄。

欲種は人の心に寄生し、宿主の欲望を増幅させる。

欲種を宿した人間は欲望に支配され、さらに超人的な身体能力と異能の力を得る。

欲種の宿主による犯罪は、世界で急速に増えていった。

現代科学の領域を遥かに超えた欲種に対抗できる、人類が持つ唯一の切り札。

それが、魔法少女『イノセント・ヴァルキリー』である。

欲種とは真逆の正の感情をエネルギーとする少女たちは、今もどこかで正義のために戦っている。

これは、そんな戦いに身を投じる、とある少女たちの物語である――



このスレは魔法少女たちが欲望にまみれた怪人・怪物たちと戦っていくスレです

魔法少女たち全員が死亡、もしくは悪堕ち、快楽堕ち等で活動できなくなった場合Bad End、

切りのいいところまで戦い抜ければGood Endです

いろいろと試行錯誤しながら進めていきます。

【※連投、連続取得、その他状況にそぐわない安価は再安価か安価下の場合あり】

主人公となる魔法少女たちは以下の三人です。(今後増える可能性あり)
名前、使える魔法等はすでに決まっています


一人目
【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法

二人目
【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法

三人目
【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法



まず最初に、それぞれの魔法少女の性格を決めていきます。
一人目の愛から ↓2
1.アホっ娘。馬鹿だが前向きで折れない心を持つ
2.おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
3.子悪魔ギャル。遊んでそうだが実は純粋

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。肉つきがよく巨乳巨尻

※学年や容姿は性格にあったものにします


次に雫の性格を決めます ↓2
1.クールなイケメン系。女子にモテる女子
2.文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
3.元気なボーイッシュ。男子と距離感が近くて勘違いさせがち

すみませんが安価下にします
今後、安価だけ先にとって後から訂正するという人が出てくるかもしれないので



【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション



最後に颯の性格を決めます ↓2
1.しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
2.気弱な根暗っ子。隠れオタク
3.掴みどころのないふわふわした子。何も考えていないようで意外と考えている

キャラが決定しました。



【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい

次に、それぞれのキャラの現在の強さおよび特性を決めていきます。


【強さ】安価のコンマ以下数値で判定 ゾロ目で強さワンランクアップ
01~10 魔法少女なりたてレベル。HP70、MP3
11~40 魔法少女初心者。HP100、MP5
41~80 魔法少女中級者。HP150、MP10
81~00 魔法少女上級者。HP200、MP15


【特性】以下のうちどれかを選択
1.体術特化。肉弾戦のとき補正あり。また拘束等から逃れやすくなる
2.魔法特化。魔法使用時に補正あり。また使用できる魔法も強めに設定
3.防御特化。ダメージ軽減補正あり。また攻撃回避率もアップ
4.精神力特化。快感ダメージ軽減補正あり。また洗脳、幻術等から逃れやすくなる


安価
↓1 桃
↓2 雫
↓3 颯

現在の強さおよび特性が決定しました。


【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者。HP150、MP10
【特性】精神力特化。快感ダメージ軽減補正あり。また洗脳、幻術等から逃れやすくなる


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初心者。HP100、MP5
【特性】魔法特化。魔法使用時に補正あり。また使用できる魔法も強めに設定


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初心者。HP100、MP5
【特性】防御特化。ダメージ軽減補正あり。また攻撃回避率もアップ

校内の室内プール。

レーンのスタート台に、複数の少女たちが並び立った。

上半身を前に倒し、腰を高く突き上げる。

一瞬の静寂。全員の集中力が高まる。

ピッ! という短く鋭い笛の音を合図に、彼女たちは一斉にプールに飛び込んだ。

その中に一人、一際フォームの綺麗な少女がいた。

彼女――青島 雫は、まるで水に滑り込むように入水し、ドルフィンキックをしながら緩やかに水面に浮上していく。

本格的に泳ぎ始めた時点で、雫は他の少女たちよりも頭ひとつ抜けていた。

両手で交互に水をかきながら、すいすいと泳いでいく。

基本に忠実な美しいフォーム。スピードを出しながらそれをぶれずに維持し続けるのは、相当量の練習が必要となるだろう。

ターンのロールも、勢いを殺すことなく滑らかに決める。

スタート地点に戻り、指先で壁をタッチする。

泳ぎを止めた雫は水面から顔を出し、一度大きく息を吐き出した。


雫「はぁ……はぁ……」

「青島さん今日も早いねー! フォルムも綺麗だし、見てて気持ちがいいよ」

雫「ふふ、ありがとう」

プールサイドに上がり、軽く頭を振る。

競泳水着の滑らかな表面を、水が滑り落ちていく。

露出が少ない水着とはいえ、体表にぴったりと張り付くその水着は、雫の曲線をはっきりと浮き上がらせていた。

背が高く、均整の取れたプロポーションの彼女は、まるでモデルのようだった。

ただ何の気なしに立っているだけで絵になる。

彼女の佇む姿は、性別問わず、その場にいるものの視線を惹きつける。

別レーンで練習している男子部員たちも、動きを止めて雫のほうを見やっていた。


「青島のやつ、本当に綺麗だよな。マジで目の保養だぜ」

「胸もちょうどいいサイズで下品さがないよな」

「バカ、競泳水着着ててあのサイズってことは実際はもっとすげえぞ」

「あんな可愛い子と付き合えたらなぁ」

「無理に決まってんだろ。どんだけライバルいると思ってるんだ。高嶺の花だよ」

「いけね、じっと見てたらちょっと勃ってきた」

「やめろ! 俺らのアイドルをそんな目で見るんじゃねえ!」


ワイワイ キャッキャ


雫「……はぁ」

雫(仕方がないことだとは分かっているけれど……どうしても、慣れるものじゃないわね)

「お疲れ様ー! またね、青島さん」

「ええ、さようなら」


部活を終え、更衣室を後にする。

腰まで届くほどの長髪は、まだ若干の湿り気を帯びていた。

それが、普段の彼女とはまた違う色気を感じさせた。


愛「雫ちゃーん!」

雫「愛先輩! それに、颯先輩も。お疲れ様です」

颯「はい、お疲れさん」


手を振りながら気さくに話しかけてきた二人に、雫は軽くお辞儀を返した。

相変わらずの礼儀正しさと姿勢のよさに、二人は思わず笑みをこぼす。

これでもだいぶ打ち解けたほうだ。これが雫なのだと、二人は知っていた。

声をかけてきた二人とも、雫に負けず劣らずの美少女だった。

姐御と呼ばれるのが似合っていそうな背の高いしっかりした少女――緑川 颯。

お姉ちゃんと呼ばれるのが似合っているおっとりした巨乳な少女――桃沢 愛。

タイプは違えど、どちらも雫にとっては頼れる先輩だった。

愛「はいこれ、今日の部活でつくったマフィン。甘さは控えめにしといたよ」

雫「あ、ありがとうございます!」

颯「砂糖と塩間違えたー、なんてベタなミスはしてないから安心してね。私がもうすでに毒見済みだから」

愛「ひ、ひどいよ颯ちゃん! そんなミス年に数回しかしないよ!」

雫「年に数回はするんですね……」

颯「愛はほんと危なっかしくて目が離せないよ。もう三年なんだし、しゃきっとしないと」

愛「うぅ……私の方がお姉ちゃんなのに」

颯「2ヶ月先に生まれただけでしょ」

愛「颯ちゃんがいじわるするー! 雫ちゃんもなんか言ってやってよ!」

颯「そうそう、雫も言ってやりなよ。愛先輩はもっと私みたいに凛とした女性になってくださいって」

愛「そ、そりゃ、雫ちゃんに比べたら私なんてダメダメだけど……」

雫「い、いえ、そんなことは……」


どうでもいいやりとりをしながら、三人並んで下校する。

校内ですれ違う人たちは、みな彼女たちの方を一瞥していた。

この高校でもトップクラスに人気の高い美少女三人が並んでいるというのもあるが。

そもそも、第三者には彼女たちの繋がりが分からなかった。

部活も違えば出身中学も違う彼女たちが、なぜあんなに仲良さげにしているのだろう。

その理由は、誰にも言えない秘密だった。

「――来た」

雫 颯「っ!?」


ほわほわとした笑顔を浮かべていた愛の表情が一変、険しいものになる。

遅れて、雫と颯も『その気配』を察知した。


愛「行くよ!」

雫 颯「はい!」「ああ!」


三人一斉に、首にかけてあったペンダントを首元から取り出した。


「「「変身(フォームチェンジ)!!!」」」


三人の声が重なる。

瞬間、ペンダントの宝石が強く輝きだした。

光が彼女たちを包み込む。光の中で、何も身に纏わない、ありのままの彼女たちの姿が浮き上がる。

光が収束し、装飾となっていく。フリルのついた、おとぎ話のお姫様のような衣装に身を包んでいく。

三人の髪色が変わっていく。

愛は桃色に、雫は青色に、颯は緑色に。

すべての光が収束し、彼女たちは変身を遂げた。

世界の平和を守る正義の戦士、魔法少女『イノセント・ヴァルキリー』に。


彼女たちが変身するまでの時間は、現実では一瞬にも満たない時間だった。

そして、変身を遂げた彼女たちを、誰も変身前の少女たちと結びつけることはできない。

彼女たちは駆け出した。一蹴りで軽々とビルを飛び越える。

そうして、気配を察知した場所――『欲種』に侵された人間が現れた場所へ向かった。




【!欲種出現!】

現れた怪物・怪人は? ↓1~3でコンマが最も高いものを採用
(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他特徴など)

また、採用レスのコンマ一桁で敵の強さ判定
1~5 雑魚。HP50
6~0 下級の欲種。HP100
ゾロ目 中級の欲種。HP200

【安価結果】
相手が苦手とするものに姿を変える怪人。雑魚

怪人「グ、グググ……!」


人々が逃げ惑う街中で男が一人、獣のような唸り声を上げていた。

首の辺りから、ゴツゴツとした樹木の根のようなものが皮膚を突き破ってのぞいている。

それは、時折脈動するように震えていた。


愛「被害者は……よかった、いないみたい……!」

雫「こいつ、雑魚ですね。自我を失っていそうですし、対して変異もしていません」

颯「油断は禁物だよ。厄介な能力を持ってる可能性もある」


「ま、魔法少女だ……!」

「よかった……! 魔法少女が助けてくれる……!」


逃げる人々が、到着した魔法少女たちを見て安堵の表情を浮かべる。

愛は人々に向けて優しく微笑みかけ、答えるように手を振った。


愛「私たちが来たから、もう大丈夫です。さあ、みんな安全な場所へ避難を!」

颯「みんなを庇いながらじゃ存分に戦えないからね! ほら行った行った!」

雫「……」

雫(二人とも、すごい……この状況で、市民の皆さんを安心させるために、笑顔で声をかけることができている)

雫(私も、先輩たちのように、みんなを安心させる存在でないといけないのに……)


雫は、どうしても顔が強張ってしまう。

もともと、愛想笑いを浮かべるというのは得意なほうではなかったが。

この戦場で、今から殺し合いをするという状況で、他の人の安否を気にかけるほどの余裕がなかったのだ。


怪人「グ、グ……ヴァル、キリ……!」

雫「ひっ……!」


怪人と目が合う。人のものとは思えない、正気を失った目。

激しい殺意と情欲が突き刺さる。思わず後ずさりそうになった雫の手を、愛が優しく掴んだ。


愛「大丈夫だよ、アクア」

雫「アモル……」

愛「大丈夫」


そういって、愛は笑った。変身前の彼女と変わらない、優しい笑みだ。


雫「……はいっ!」

颯「……よし、行くぞ!」

【戦闘ルール(暫定)】
長ければ読み飛ばしてもよいです。

■行動選択
戦闘時、魔法少女側は以下の3つから行動を選択できます。
1.攻撃。通常攻撃をします。コンマ以下を攻撃判定に使用します。
2.魔法。使用する魔法と消費MPを指定して使用します。
3.回避。相手の攻撃を回避します。コンマ以下を回避判定に使用します。

敵側は、通常攻撃、エロ攻撃の二つを指定できます。
また、コンマ判定により異能を発動することができます。


■戦闘判定
戦闘の判定は以下のように行います。
1.魔法少女側が攻撃、敵側が通常攻撃のとき
 コンマが上回った側は、攻撃有利判定となります。
 ただし、コンマの数値差が50未満の場合は、互いにコンマ分ダメージを受けます。
 相手にダメージを与えた場合は攻撃成功判定となります。

2.魔法少女側が回避、敵側が通常攻撃のとき
 敵側のコンマを上回った場合、回避成功判定としてダメージを受けません。
 回避成功時は次のターンコンマ補正が入ります。
 また、敵側のコンマを下回った場合でも差分ダメージのみとなります。
 同じ魔法少女は2ターン連続して回避を選択できません。

3.魔法少女側が魔法、敵側が通常攻撃のとき
 魔法によって、攻撃判定になるものと回避判定になるもの、どちらにもならないものとがあります。
 攻撃でも回避でも魔法の場合、敵側コンマを上回ればダメージを受けませんが、
 敵側コンマを下回った場合、相手のコンマ分のダメージをそのまま受けます。

4.敵側がエロ攻撃のとき
 通常攻撃選択時と判定方法は変わりませんが、
 攻撃成功時に快感ダメージを与えます。(別途コンマ判定)

■勝敗判定
すべての魔法少女が、以下のいずれかの状態になった場合は敗北となります。
1.HPが0になる。
2.快感度がマックスになる。

対して、すべての敵のHPを0にできれば勝利となります。

その他は必要に応じ説明します。
ルールはやってみた感じによっては変える場合もあります。

なにはともあれチュートリアルです


イノセント・アモル(愛)
【HP】150/150
【MP】10/10
【快感度】0/10
【開発度】0/10
【特性】精神力特化
【異常】なし
【魔法】
1.癒しの光(消費MP×5のHPを回復。自身、味方指定)
2.守護の光(回避判定。消費MP×10だけ回避コンマ補正)
3.浄化の光(攻撃判定。攻撃成功時、ダメージを消費MP%分アップ。物理耐性無効)


イノセント・アクア(雫)
【HP】100/100
【MP】5/5
【快感度】0/10
【開発度】0/10
【特性】魔法特化
【異常】なし
【魔法】
1.水面の幻影(消費MP回数だけ、判定不利時に追加判定)
2.薄水刃(攻撃判定。消費MP×4だけコンマ補正。攻撃有利時、相手の攻撃無効)


イノセント・ヴェントゥス
【HP】100/100
【MP】5/5
【快感度】0/10
【開発度】0/10
【特性】防御特化
【異常】なし
【魔法】
1.疾風の加護(消費MPターンだけ、攻撃、回避コンマ補正+20)
2.炸裂弾(攻撃判定。消費MP×4だけコンマ補正。攻撃有利時、追加ダメージ判定)


敵怪人(弱点変化)
【HP】50
【特性】雑魚補正(コンマ最大値を50に制限)
【能力】
1.弱点変化(コンマ一桁が奇数で発動。追加コンマ判定)



行動選択、判定
↓1 愛
↓2 雫
↓3 颯
↓4 怪人

※使用者の名前を指定して安価をとった場合、
 指定と異なる判定レスであれば別途再安価とすることができます。

【判定結果】
愛 21 VS 怪人 37 攻撃不利
雫 26 VS 怪人 37 攻撃不利
颯 12 VS 怪人 37 攻撃不利

怪人 能力発動


怪人「グガアアア!!」

雫(来る……!)


咆哮しながら怪人が一直線に突っ込んでくる。

初速ですでに自動車の速度を上回る。

瞬きをするほどの間で敵が眼前に迫る。

常人では死を覚悟する間もない、絶対不可避の攻撃。

しかし――


雫(動きが単調……! よく見ればいなせる!)

雫「ふっ……!」

怪人「ギャッ!?」


怪人をひらりと交わし、胸を目掛けて掌底打ちを放つ。

相手の前進する力がそのまま掌に加わり、怪人の鳩尾を深く抉った。


愛 颯「「はあああぁぁ!!」」


味方の作ったチャンスを逃すまいと、二人も一斉に怪人に飛び掛った。


怪人「グググググ!!」

愛「なっ!?」

颯「姿が、変わる……!?」


怪人は何になる? ↓2
誰の苦手なものになるのかも

【安価結果】
愛の苦手なもの 父親


怪人の顔が蠢き、形が作り変わっていく。

二十代ほどの若い男から、初老の男性の顔に変貌する。


雫(これは……老けたというよりは別人になったみたいだけど、一体なんの意味が……)

愛「お、父さん……」

雫「……!?」


愛の口から零れた言葉が、かろうじて雫の耳に入ってきた。

愛の目が大きく見開かれる。浮かんでいるのは動揺と、恐怖。

怪人は愛の方にグルリと顔を向き変えた。


怪人「アイイイイイイイイイィィィ!!」

愛「ッ!?」


愛はどうなる? 安価↓コンマ
【精神力特化の特性により、簡易補正が入ります】
1~3 動揺して攻撃を外す(愛分のダメージが0に)
4~7 しっかりと持ち直し攻撃を当てる
8~0 むしろ拳により力が入る(ダメージ+コンマ一桁)

愛「ああああアアァァァァ!!」

怪人「グギャアアア!?」

雫「……!?」


普段の柔かい彼女の声からは想像つかないほどの悲痛な声を上げながら、愛が拳を振るった。

怪人の顔がグシャリと潰れる。愛の拳が血に染まる。

怪人は勢いよく吹き飛び、凹んだ顔を抑えながら痛みに悶えていた。


颯「アモル!! 浄化を!」

愛「!?」


颯の声で我を取り戻した愛は、右手を高く突き上げた。


愛「欲に囚われた魂よ、聖なる光に導かれ、今解き放たれよ!」


地に転がる怪人に、眩い光が降り注ぐ。


怪人「グギャアアアアァァ!!」


聖なる光に焼かれる苦痛で、『欲種』が断末魔を上げる。

怪人に纏わりついていた闇のエネルギーが、掻き消されていく。

光が消えたとき、そこにすでに怪人の姿はなく、元の姿を取り戻した若者が気絶して倒れていた。

眠っているかのような安らかな表情を浮かべている。身体には、傷ひとつついていない。

愛は――イノセント・アモルは、欲種に取り付かれた人間を無傷で救うことができる特別な魔法少女だ。

颯「……どうした、あんなに取り乱して。らしくないじゃん」

愛「……」


愛は変身を解き、元の制服姿に戻った。

それに次ぐように、二人も変身を解く。

魔法少女の認識阻害の機能により、例え変身を解く瞬間を直接見たとしても、魔法少女が彼女たちだったと気付くものはいない。


雫「愛先輩……?」

愛「……ごめんなさい。大丈夫だから」


そういって笑う彼女は、いつもよりも陰があるように思えた。

チュートリアル終了です
が、思った以上に戦闘ルールがやりずらいため、全撤廃使用かと思います。すみません
以降は、自由度を高めにして、状況によりコンマ判定を行うという方法を試そうと思います。

次の発声イベントの安価をとります

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物が現れた場所へ向かいます)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。日常でも怪人や普通の人間とのエロイベントはありです)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【戦闘イベント】


現れる怪人・怪物の特徴や出現場所の状態など ↓2
(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他。設定は少なくてもいいです)

また、採用レスのコンマ一桁で敵の強さ判定(参考用)
1~3 雑魚
4~7 下級の欲種
8~0 中級の欲種
ゾロ目 上級の欲種

「キャアアアアアアァァァ!!!」


夜。小さな街灯がまばらに光る薄暗い路地に、静寂を引き裂くような叫び声が上がった。


耳の怪物「ジ、ジジジ……耳耳(ジジ)……」


闇の中で異形が蠢く。

犬、猫、兎……様々な動物の耳が体表を覆い、それらが芋虫の脚のように規則正しく揺らめいている。

怪異の背中からは、一際大きな人耳がまるで翼のように生えていた。

ビクリ! と生え揃った耳が一斉に同じ方向に傾く。

四本の脚で怪異が避けるのと同時に、地面に光の槍が突き刺さった。

愛――イノセント・アモルは、すでに変身を終えていた。


愛(見た目どおり耳がいいってわけね。それに案外すばしっこい)

愛(他のみんなは……まだ来てないみたいね。もう寝てるってことはないと思うけど……)


愛たちは、みんなが一緒にいない時に欲種があわられた場合、気付いたものから現場に急行することにしていた。

雫と颯にはすでにスマホで現在位置を送信している。

他の二人は、愛ほど欲種の気配を探ることが得意ではない。

まあ仕方がないことではある。魔法少女として、二人は愛に比べまだ経験が浅かった。

愛(そこまで強そうじゃないけど……欲種による異形化がかなり進んでる)

耳の怪物「ジ、ジジ……」


怪物には、耳以外に顔らしいものが見当たらなかった。

ただ、突き刺さるような殺意と情欲が真っ直ぐと突き刺さってくる。

滑らかに蠢く耳が、まるで舌なめずりをしているかのように見えた。

愛は、一瞬、哀れむような表情を浮かべた。

彼、あるいは彼女は、望んでこんな化け物になってしまったわけじゃないはずだ。

彼らもまた、欲種という災厄の被害者なのだ。


愛「大丈夫。今、助けるから」


怪物に向かって一気に駆け出そうと一歩を踏み出した、刹那。


耳の怪物「アアアアアアァァァアアアアァァアアアア!!!」

愛「ッ!?」


聴いたことのない、この世のものとは思えない音が怪異から発せられた。



愛はどうなる? 安価↓1 コンマ
01~20 すんでのところでかわす
21~60 一瞬、立ち竦んでしまう
61~80 痛みにより悲鳴を上げてしまう
81~00 快感により嬌声を上げてしまう
ゾロ目 催淫状態になってしまう

本来なら人間には聞こえない領域の音が、愛の身体を共振させた。

身体の芯が震える。耳から入ってきた音が、脳を直接揺さぶる。

まるで、愛する男からの愛の囁きのような、甘い錯覚を覚える。


愛「んああああぁぁ!♡」


普段の優しい声色とは違う、艶かしい女の声が発せられる。

自らのものとは思えない大きな嬌声に、愛の顔は羞恥で赤く染まった。

足が痺れたように動かせない。

そんな愛をめがけて、異形が猪のように突進してくる。


愛「ガフッ!?」


衝突の寸前、腕をクロスして身を守ったものの、愛の身体は軽く吹き飛ばされてしまった。

転がりながらも、なんとか体勢を持ち直す。

怪物を覆う耳が、大きく戦慄いた。


愛(また来る……!)


愛はどうする? ↓2

1.光の結界を展開する
2.耳を塞ぐ
3.大きく距離を取り遮蔽物に隠れる
4.音を出される前に倒そうとする
5.その他行動指定

体勢を立て直したばかりで、回避が間に合わない。

愛は咄嗟に自らの耳を塞いだ。


耳の怪物「アアアアアアアァァァァアアアア!!!」


体表の耳が一斉に振動し、この世ならざる音を奏でる。

おぞましい異形から放たれるその音は、けれども、甘美な刺激となって愛の身体を貫いた。


愛「ぐっ、んぐぁ、ああああぁぉ!♡」


耳を塞いだところで意味がなかった。

その振動は、愛の肌からたやすく侵入し、体内で反響する。

声を漏らすまいと堪えても、身体の中を跳ねるような快楽に、嬌声を響かせてしまう。

膝がカタカタと震える。

下腹部のあたりがじくじくと疼き、お姫様のようなドレススカートの中で、秘所が湿り気を帯び始める。


愛「はぁ……はぁ……」

愛(まずい、このままじゃ……!)

耳の怪物「ジジ、ジジジ……!」


意識を切り替えようとする愛に、怪物が間髪入れずに突っ込んでくる。

今度は防御も間に合わず、愛の身体は水切りの石のように派手に吹き飛ばされた。

全身を襲う鈍痛に耐える愛に追い打ちをかけるように、怪異は奇声を発した。


愛はどうする? ↓2
1.光の結界を展開する
2.少しでも距離を取ろうとする
3.音を出される前に倒そうとする
4.その他行動指定

また、コンマ以下の数値で救援判定
01~60 助けは来ない……
61~80 雫が助けに来る
81~00 颯が助けに来る
ゾロ目 謎の第三者が助けに来る

愛「く、うぅ……!」


少しでも距離を取ろうと愛は立ち上がる。

だが、快感とダメージで脚に力が入らない。

愛は、後ろによろけるように後ずさることしかできなかった。

不可視の、音速の攻撃が迫る。


愛「いや――」

颯「何してんのさ! アモル!」


愛の後ろから緑色の突風が吹き抜けた。

桃色のウェーブがかかった髪が舞い上がる。

緑の風が、怪物が放った音を搔き消した。

怪物は警戒するように、低いジリジリとした音を上げる。

愛を庇うように、颯――イノセント・ヴェントゥスが現れた。


耳の怪物「ジ、ジジ……」

颯「大丈夫?」

愛「ありがとう、ヴェントゥス……気をつけて。あの欲種の出す音を聞くと、動きを封じられちゃう」

颯「ふふ、任せな。今ので分かった、こいつと私、かなり相性がいい」


颯の周りに風が吹き荒れる。

まるで圧縮された小さな嵐のようだった。

颯は、怒りを隠さぬまま怪物を睨みつける。


颯「私の大切な仲間を、随分と痛めつけてくれたみたいだね」

耳の怪物「ジ……ジジ……」


どうなる? 安価↓コンマ
01~20 逃げられる
21~80 颯が倒す
81~00 颯の風をかいくぐられる
ゾロ目 仲間を呼ばれる

耳の怪物「アアアアアアアァァァァアアアアアアア!!!」


怪物が今までで最も大きな音を鳴らす。

大気がビリビリと震えるかのような音量。

だが、颯は涼しげに笑った。


颯「私は風……空気を操れる魔法少女だ。そんな音じゃ、私の風は超えられないよ!」


魔力を帯びた緑色の突風が吹く。

怪物の放った空気の振動は、魔法少女の風によって減衰させられた。

己の不利を悟ったのか、怪物が跳び去ろうとする。

しかし。


颯「逃がすわけないでしょ!」


颯の手から、風の刃が放たれる。

耳で覆われた醜悪な怪物が、真っ二つに引き裂かれた。

どろりとした黒い血を溢れさせながら、二つに分かれた肉塊が崩れ落ちた。

愛「ちょっ!? ヴェントゥスやりすぎ!」


愛が浄化の光を放つ。

二つの肉塊は解けて交わり、ロックミュージシャン風の青年の姿になった。


颯「ごめんごめん。でもアモルなら、よっぽどの状態じゃなければ元の姿に戻せるでしょ?」

颯「相手が強くなればこっちも手加減なんかできないし、欲種に飲まれた人を救うにはこれが一番いいんだって」

愛「そうだけど……でも、きっとすごく、痛いよ」

颯「……アモルは優しすぎ。その優しさで足元を掬われないか、私は不安だよ」

愛「……」

颯「それよりも……大丈夫?」

愛「……うん」

颯「……そう。ならいい」


颯が変身を解くのに合わせて、愛も元の姿に戻る。

すでに疼きは引いてきたものの、まだあの熱の感覚が残っている。

帰ろう、と颯は踵を返した。

何も見ていなかったのか。それとも、見て見ぬふりをしてくれているのか。

愛(それにしても……また、『あの手』の欲種が……)


欲種は、人の欲望を増幅させる。

支配欲、承認欲、怠惰欲、嗜虐欲、金銭欲……その種類を問わず、負のエネルギーを増徴させる。

理性を持たず、プログラムされた本能のみに従って行動する存在。それが欲種。

そのはずだ。

だが、最近は明らかに、性の欲望を強く持つ欲種が多く現れるようになってきている。

欲種に対抗できる唯一の存在、魔法少女。

その魔法少女の多くが、性欲を司る欲種の餌食になっている。

彼女自身、魔法少女が敗北し、淫欲に溺れていく様を目の当たりにしたことがある。

あの時の彼女の表情が、今でも脳裏をよぎる。

目に見えないところで大きな何かが起きようとしているんじゃないかと、愛は胸騒ぎを覚えていた。


愛(考えすぎだと、いいんだけど……)


愛の淫欲度判定(現在0/10) 安価↓一桁
1~3 増加なし
4~7 +1
8~0 +2
ゾロ目 +3

【安価結果】
愛の淫欲度
0/10 → 2/10


淫欲度が高くなるほど、魔法少女は快感に弱くなります。

淫欲度が10を超えてもゲームオーバーにはなりませんが、快感に非常に弱くなります。


また、戦闘に参加し勝利した魔法少女は、敵の強さや活躍度合いにより強くなることができます。

あくまで参考程度ですが……



現在のまとめ

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化
【淫欲度】2/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv1
【特性】魔法特化
【淫欲度】0/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv2
【特性】防御特化
【淫欲度】0/10

発生イベント安価

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物が現れた場所へ向かいます)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。日常でも怪人や普通の人間とのエロイベントはありです)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【日常イベント 愛視点】


発生イベントの内容について ↓1~3でコンマ最大

・エロイベントでもそうでなくても可
・他の魔法少女たちも出してOKです
・欲種絡みのイベントの場合は、いきなり戦闘から始まるような内容は不可
・情報が少なくてもいいです

【安価結果】
愛になつく小さい仔犬みたいな欲種に遭遇


愛(……いる。ついてきてる)


今日は一人で下校中だった。

下校途中で買ったミルクレープを食べながら、雫ちゃんに見られたら怒られちゃうな、などと平和なことを考えながら歩いていたのに。

すぐ近くに、欲種がいる。

振り向けば目と目が合うほどの距離だろう。

ここまで近づかれて気付けなかったことに冷たい汗が背筋を流れた。

だが、よくよく集中してみると、ただ気付けないほどに弱い反応なだけなのだった。


愛(それに、敵意のようなものを感じない。さっきから、距離も縮まっていないようだし……)


このまま、家まで連れて帰るわけにもいかない。

首元からペンダントを取り出し、意を決して振り向いた。


愛「フォームチェ――」

仔犬欲種「くぅーん……」

愛「え、あ……?」

愛(か、かわいい!?)


変身することも忘れ、足元の欲種を見やる。

間違いなく、欲種だ。額から、欲種の根が伸びて小さな角のようになっている。

だが、それすらも可愛い。非常に愛くるしい。母性本能をくすぐられる。可愛がりたい。

愛を見上げるウルウルとした瞳から、目が離せない。


仔犬欲種「くぅーん……」

愛「……」


愛はその場にそっとしゃがみ込んだ。

仔犬の欲種が飛び掛ってくるようなことはない。

愛はおそるおそる、手を差し出してみた。

もう片方の手にペンダントを握り締める。いつでも変身できるような状態にしておくためだ。

だが、それでも、愛の行動は迂闊と言わざるを得なかった。

欲種のほうも、おそるおそる愛の手に鼻を近づけた。

ひくひくと、小さく黒い鼻を動かす。そして、ざらざらとした小さな舌で指先を舐めた。


愛「はわぁぁ、かわいいよぉ~♡」


すっかり弛みきった表情を浮かべる愛。

そのまま、普通の仔犬に接するように頭を撫でる。

欲種は、嬉しそうに小さな尻尾を振った。


愛(動物に欲種が取り付くことってあるのかな。聞いたことないけど……)

愛「……」



愛はどうする? ↓2
1.それでも欲種は欲種。きっちり浄化する
2.その場は見逃す。
3.つい家に連れて帰ってしまう
4.その他行動指定

愛「ただいまー」


いつものように帰宅する愛。そのまま、二階の自室に向かう。

扉を閉めて、鍵をかける。

そして、ベッドの上に優しくスクールバッグを下ろし、ジッパーを開けた。


仔犬欲種「くぅー、わんっ!」

愛「こら、しー! 大きな声出しちゃダメ!」


ひょこっと顔を出した仔犬型の欲種が、力いっぱい尻尾を振る。

頭を撫でてやりながら愛は、


愛(連れて帰ってきちゃった……うち、ペット禁止なんだけどな……)


などと的外れなことを考えていた。

それどころではない。小型とはいえ欲種を家に連れて帰るなど、颯が知ろうものなら雷が落ちるだろう。


愛(でも、欲種を放ったままにはできないし、かと言って、浄化してしまうのも……)

欲種の頭を撫でながら思案する。

愛は、欲種をも救いたいと考える魔法少女だった。

欲望のままに暴れる怪人たちは、他の人に危害が加わるし、それに、怪人になってしまった人たちも、それを望んでいないはずだ。

しかし、目の前にいる欲種からは、敵意も感じなければ、欲種特有の激しい情動も感じられない。


愛(この欲種が、宿主のどんな欲望を食べてるのかは知らないけど……欲望だって、悪いものだけじゃないはず)

愛(誰かを助けたいって思いも、見方によっては欲望とも言えるしね)

愛(それに、人間と違って動物の欲望は単純だから、欲種も成長しづらいのかも)


都合のいい妄想だと、鼻で笑われてしまうかもしれない。

しかし、目の前の無垢な存在を、私は信じたい。愛はそう考えていた。

仔犬欲種の喉をゆびでわしゃわしゃと撫でる。


愛「欲種って、何を食べるのかな?」

仔犬欲種「わんっ!」


その夜…… ↓2
1.何も起きなかった
2.イベント発生(仔犬欲種関連。その内容も)

その夜。

お気に入りの恋愛小説を読んでいたとき、愛はふと異変に気付いた。


愛「ユニちゃん、それ、翼……」

仔犬欲種「わんっ!」


ユニちゃん、というのは愛が欲種につけた名前だった。

額から伸びた角が、まるでユニコーンのようだと思ったからだ。

気が付いたときには、ユニの背から、まさにユニコーンのように翼が生えていたのだ。

純白の翼。羽根は雲を思わせるようにふわふわで、とても軽かった。

まるで天使みたいだ。愛はそう思った。


愛(それに心なしか、気配も強くなってるような……)

愛「……」


愛はどうする? ↓コンマ一桁
1~3 不安になり、浄化する
4~7 気にはなるものの、とりあえず様子見
8~0 親バカのようにはしゃぐ
ゾロ目 陶酔するように心奪われる

愛「っ……」ゾクッ


急に、悪寒が愛を襲った。

いくら可愛く、弱いからといって、欲種を家に上げてしまうなんて。


愛「……ごめんね、ユニちゃん」


愛が魔法少女に変身する。

途端に、欲種は震えだした。

怯えたように震えながら、小さく鳴き声を漏らす。


仔犬欲種「くぅーん……」

愛「……欲に囚われた魂よ、聖なる光に導かれ、今解き放たれよ」


光が欲種と包む。

今まででもっともあっけなく、欲種の浄化が終わった。

そこには、額には何も生えていない、普通の犬が眠っていた。

愛は悲しそうに目を伏せた後、自身の頬を両手で思いっきり叩いた。

パァン! と小気味いい音が響く。


颯『……アモルは優しすぎ。その優しさで足元を掬われないか、私は不安だよ』

愛(ダメだ、私……こんなんじゃ、私だけじゃなくて大切な人まで巻き込んじゃう)

愛「よし! 頑張るぞ!」


後日、仔犬はクラスメイトの家に引き取られていった。

母親には、仔犬を家に連れ込んだことがバレてしこたま怒られた。

発生イベント安価

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物が現れた場所へ向かいます)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。日常でも怪人や普通の人間とのエロイベントはありです)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【戦闘イベント 颯視点】


現れる怪人・怪物の特徴や出現場所の状態など ↓1~3コンマ最大
(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他。設定は少なくてもOK)

また、採用レスのコンマ一桁で敵の強さ判定(参考用)
1~3 雑魚
4~7 下級の欲種
8~0 中級の欲種
ゾロ目 上級の欲種

外見 バナナ
欲望 エロ
戦闘スタイル あそこめがけて突っ込んでいく(貫通能力)
能力 エロの塊

>>105(上級)で決定

今日はここまで
淫欲度が上がれば、戦闘イベントや日常イベントでえっちな行動を選択できるようになります

颯(んー、今日も走ったなぁ)


程よい疲労感に包まれながら、颯は一人で下校していた。

陸上部のジャージを羽織ったまま街中を歩く。

颯は、走るのが好きだった。

全力で駆けると、全身で風を感じることができる。


颯(にしても、今日はなんだかやけに暑いな)


ハタハタと手で顔を仰いでみる。

最近は少し涼しくなってきたと思っていたのだが。

じんわりと汗が浮かぶ。頬が上気し、吐息に熱が混じる。

ジャージの中が暑苦しくてたまらない。このまま全てを脱ぎ捨てたいという衝動にかられる。


颯(なんだ、これ……ただ暑いっていうより、まるで……)


異変に気付き始めた颯だが、もう遅い。

既にそこは、敵のテリトリーだった。

颯「な、んっ……!?」ゾクッ!


突如、今までに感じたことのないプレッシャーを感じる。

直接殺気を向けられたわけでもないのに、魂が削られ、押し潰されそうだと感じるほどの威圧感。

気が付けば、そこはもう、彼女たちが普段過ごしている世界ではなくなっていた。

空間の、世界の質が異なることを、颯は本能で感じ取っていた。


颯(愛から聞いたことがある。上位の欲種は、現実と切り離された異空間を作ることができるんだって)


厄介なことになった。ここまでの欲種と遭遇するのは初めてだ。

ましてや、今は一人。

他の二人もこの異空間に閉じ込められているのか。

外にいた場合、いつ助けに来てくれるのか。そもそも、この異常の発生に気付くことができるのか?

考えるよりも先に、颯――イノセント・ヴェントゥスは駆け出していた。


颯(私は、魔法少女だ)

颯「なら、じっとしてるわけにはいかないよな!」

その場に駆けつけてまず目に入ったのは、見上げるほどに巨大な樹木だった。

ここまで大きな欲種は見たことがない。

樹木の天辺には、大きな葉が多方向に広がるように生えており、日差しを遮っていた。

また、黄色い棒状の実――バナナのような実が、何房も実っていた。

次に目に入ってきたのは、樹木の下に大量に倒れている女性たちの姿だった。

服を引き裂かれ、白濁液にまみれている。

意識はあるようだが、皆虚ろな目から涙を流していた。

颯の怒りが漏れ出すかのように、颯の周りで小さく風が爆ぜる。


颯「テメェ……!」ギロッ!

バナナ欲種「……」


こちらに気付いているのか、そもそも意思なんてものがあるのか。

大きな葉が風に揺れて、ザワザワと音を立てるだけだった。


颯はどうする? ↓2
1.人命救助と時間稼ぎに専念する。
2.軽めの攻撃で相手の出方を見る
3.ありったけの魔力を込めた最大の一撃を放つ
4.その他行動指定

欲種の周りは、先ほどいた場所よりもさらに暑さが増している気がする。

いかにも南国にいそうな見た目してるしな、と颯は一人納得する。

火照る身体を冷ますように、颯は身体の周りに風を吹かせた。

緑色のショートヘアと、短めのフリルスカートがはためく。


颯(確かにでかいし、威圧感もすごい……でも、思ってたよりはヤバそうには見えないな)

颯(何をしてくるのかまったく想像がつかない……まずは出方を見る!)


風が吹き荒れた直後、既にそこから颯の姿は消えていた。

風に乗り、欲種の周りを大きく旋回するように駆ける。


颯「はぁ!」


駆けながら、風を圧縮した砲弾を複数飛ばす。

一つ一つの威力は高くはないが、数と速度でかわしづらい攻撃だ。

欲種は回避するそぶりも見せず、颯が放った弾を全て被弾した。

押さえ込まれていた風が炸裂し、欲種の幹の皮を引き剥がす。

パァン!という乾いた音が響く。


颯(なんだこいつ、動けないのか? それとも何かの罠?)


まさか、かわすほどでもないと思われているわけじゃないだろうな。

高速で移動し続けながら、颯は訝しむ。

ざわつく風に、欲種に実る果実が揺れた。


欲種はどうでる? ↓1コンマ一桁
1~3 何もせず
4~6 バナナの皮が剥ける
7~0 バナナが発射される
ゾロ目 バナナが人型になる

【判定結果】
0 バナナが発射される


命中判定 ↓1
※防御特化の特性により回避できる可能性が上がっています
1~3 かろうじて回避
4~7 直撃し貫通
8~0 直撃し貫通、絶頂
ゾロ目 上の穴と後ろの穴にも貫通、絶頂

ブチ、と。

たくさん実っているバナナのうちの一本が、なんの前触れもなく千切れて落ちた。

なんの意思も感じない、ただ時が来てそうなっただけの、自然現象に見えた。


颯「は?」


バナナがすぐそこまで迫っていた。

常人では残像しか捉えられない颯に向かって、まっすぐに伸びてきている。


颯「うおおおぉぉ!!」


自らが作った風の壁にぶつかることで、強制的に方向転換する。

無理な方向に力が加わったことで、身体がミシミシと悲鳴をあげた。

とはいえ、通常の人間なら体がバラバラにちぎれ飛ぶほどの衝撃が加わっているのだ。

イノセント・ヴェントゥスのタフさと、類い稀な反射神経があったからこそできた芸当だった。

バナナは、颯の下腹部スレスレを通り過ぎ、ビルの壁にぶつかってぐちゃりと潰れた。

黄色く分厚い皮が裂け、白濁色の実がドロドロと壁を伝い落ちた。

颯は、欲種を見据えながらも、欲種から真っ直ぐに距離を取る。


颯(い、今のはヤバいって! 避けられたのは半分まぐれみたいなもんだし、何度もできることじゃない!)


さっきのバナナは明らかに、正確に颯の秘所を目掛けて飛んできた。

魔法少女のコスチュームは非常に頑丈で、そう簡単に破られることはない。

しかし、直撃した時のことを考えると、ゾッとしてしまう。

股間にバナナを突っ込まれる。

文字だけで見るとバカらしいかもしれないが、彼女からすれば恐怖以外の何物でもなかった。

恐怖と痛み、そしてまとわりつくような暑さによって、颯の呼吸が荒くなる。


颯(どうする、どう戦う!? いや、それとも、ここは一度退くべきなのか……?)


颯の行動指定 安価↓2
1.一度撤退する
2.倒れている人たちを避難させてから撤退する
3.実ったバナナを全て撃ち墜とそうとする
4.ありったけの魔力を込めた最大の一撃を放つ
5.その他行動指定

颯(いや……退くのはダメだ。今ここであいつを倒せるとしたら、それは私しかいないんだ)

颯(私が逃げたら、誰があいつを止める? あいつに襲われた人たちを、誰が助ける?)

颯「私は、魔法少女なんだ……この力は、あいつらを倒すための力だろ!」


欲種から遠ざかっていた動きを止める。

足で地面を力強く蹴って、再び欲種の元へ駆け出した。

三人の魔法少女の中で、力あるものの責務というものを、最も重く受け止めているのが颯だった。

それが、彼女の強さでもあるし、彼女の弱さであるとも言えた。

だが、それがどちらの結果に転ぶのかなんて、結果論にしか過ぎない。


颯(距離が離れていれば、それだけさっきの攻撃もかわしやすくなるはずだ。でも当然、離れていればこっちの攻撃の威力が落ちる)

颯(虎穴に入らずんばなんとやらだ! あのふざけた変態バナナを全部刈り取ってやる!)


走りながら風の刃を飛ばす。

樹木の欲種は、相変わらずどっしりと構えたままだ。

バナナの房の部分に刃があたり、数本まるごと地面に落ちる。


颯(よし! これを続ければ、少なくともあのバナナでの攻撃手段は潰せる!)

颯(……はず、だよね?)


一抹の不安を覚えながらも、颯は風の刃を飛ばし続けた。



そして、どうなる? ↓1 コンマ一桁
1~3 落ちたバナナが熟し、芳醇な香りがあたりを包む
4~6 バナナが落ちきる前に、バナナを一斉に発射しだす
7~0 バナナが落ちきったあと、新しいバナナが実る
ゾロ目 落ちたバナナから芽が生えだす

次々と、バナナの房を撃ち堕としていく。

ボト、ボト、と房が落ちるたび重たい音がする。


颯(何もしてこないなら好都合……! このまま、全部落としてやる!)

バナナ欲種「……」グラグラ!

颯「!?」


突如、欲種が大きく横に揺れだした。

大樹がしなり、大きな葉同士が擦れて、ガサガサと音がする。

初めてみせる本体の能動的な動きに、颯は一気に緊張を高めた。


颯(来る……!)

颯「うおおおおおおぉぉぉぉ!!!」


何かを視認するよりも早く、大量の風の刃を前方に飛ばす。

一つ一つに全霊の魔力を混め、風を濃縮し、刃を研ぎ澄ませる。

次の瞬間には、目の前で大量の果実が破裂していた。

まるでマシンガンのようだった。ボババババババ! と絶え間ない炸裂音が響く。

目前が、白濁色と若緑色のマーブル模様で覆われる。

全身が軋むように痛む。筋肉に無理な負荷をかければ痛めてしまうのと同様に、魔力の使用にも限界がある。

喉から声を絞り出すことで、気力を高める。

少しでも魔力が乱れ、刃のキレが落ちれば、欲種の果実に身を貫かれることになる。


颯「うおおおおおおおおォォォォオオオオ!!」


そして…… 安価↓ コンマ一桁
1~2 全てを撃ち落としきる
3~7 全身をバナナに打たれ、マンコも貫かれる
8~0 連続してマンコに挿入され続ける
ゾロ目 助けが入る

命を燃料に火を灯すかのような、極限状態での魔法の行使。

そんなものが、いつまでも続けられるはずもない。

ほんの一瞬、刃の密度が薄くなる空間ができた。

唐突に、終わりは訪れた。


颯「んぐううウゥゥ!?」


ついに、颯はその身を貫かれた。

強固な防御力を誇るはずの魔法少女のショーツも、いとも容易く突き破られてしまった。

割れ目を無理やりこじ開けられた痛みに、颯は悲痛な叫び声を上げた。

痛みによって集中が途切れ、無数の刃が風に溶けて消える。

散弾銃のように迫る果実を交わす術を、もはや颯は持っていなかった。

第二撃が、颯の肉体に着弾する。

二本目も寸分違わずに、吸い込まれるように颯の秘所に挿入された。


颯「んぐううううぅぅううっ!?♡」


元々挿入されていたバナナは、颯の膣内でぐちゃりと潰れた。

やわらかくどろどろとした感触が、子宮口の近くに押し付けられるのが分かる。

三本目も、四本目も、容赦なく颯の肉壷に突き挿れられていく。

前のバナナは潰され、どんどん奥を満たしていった。

挿入されたときのズンとした衝撃と、奥を押し広げるぐちゃぐちゃとしたものの圧迫感とで、颯の視界は白と黒に点滅する。


颯「でゃめえっ! らめろっ!♡ むり、こ、こんにゃのっ、おがひぃ!♡」


覚悟を決めた頼れる戦士としての表情はもはや見る影もなかった。

理解を超えた衝撃に、身動きをとることもできない。

着弾の衝撃に否応もなく汚い喘ぎ声が漏れ、口はだらしなく開き、瞳は上を向いていた。

そんな彼女の様子などお構いなしに、果実の着弾は続く。


颯「おっ、お゛お゛っ!♡ もう、ひゃめ…んお! む、むり、おなか、しゃけりゅ…!♡」


そのうちに、颯のおなかが妊婦のように大きくなっていった。

コスチュームがめくれ上がり、張りのいいおなかとへそが露になる。

はち切れそうな痛みに、けれども、颯は快感を感じていた。

欲種の果実で膣内を満たされるのが、最高にキモチいい。まるで、膣内を支配されているかのようだった。

挿入のたびにもたらされる衝撃を、まるでピストンを受け入れているかのように錯覚する。

最奥への刺激に、下から突き上げられるように身体をビクビクと震わせる。

もはや、ソレを待ち望んでいるかのようだった。膝が震える状態で懸命にがに股を開き、果実を甘んじて受け入れている。


颯「おひょおおぉ!!♡」


ようやく、最後の一本がぶち込まれる。

普段の彼女とは別人と思えるほどに、颯は弛みきった雌犬の表情を浮かべていた。

颯(や、やっと……終わった……ん、んぎゅうっ!?)


常人なら、とっくに破裂して死亡している。

ぱんぱんに膨れ上がったお腹は、すでに限界を迎えていた。


颯(いやだ…いやぁ……で、でも、もう、無理……!)

颯「ん、でりゅ、でりゅううううぅぅぅぅ!!♡」ビクンビクン!


膣口から、大量の白濁液が噴き出した。

まるで決壊したダムのように、溢れ出す勢いは止まらなかった。

勢いよく排泄する快楽に、颯は小刻みな絶頂を繰り返した。


颯「んほ、おほぉお!」

颯(イっちゃった……どろどろバナナをおまんこから噴き出して、イっちゃった……♡)


ガクガクの膝が限界を向かえ、颯はついに崩れ堕ちてしまう。

涙で掠れる目で、欲種のほうを見やる。

大樹の欲種は、何も変わらず、ただそこにそびえ立っていた。


颯「はぁ、はぁ……ダメだ、立たないと……また、ヤられちゃう……♡」


すべてを吐き出し、解放的になった膣内が、もの寂しさにじくじくと疼いた。

座り込んだまま、颯はただ、潤んだ瞳で欲種を見つめ続けた。



そして…… 安価↓コンマ一桁
奇数 直後に助け出される
偶数 助けが訪れたときには、すでにもう……
ゾロ目 愛たちが、颯を見つけることはなかった

愛「しっかりして! 颯ちゃん!!」

颯「……!」

雫「このッ!!」


水の刃が大樹の欲種に直撃する。

大樹に、大きな切り傷が刻まれた。

しかし、欲種はやはり微動だにせず、葉をざわざわと揺らすだけだった。


愛「負けないで、ヴェントゥス! 気をしっかり持って!」

颯「ア、モル……」


愛の治癒の光が、颯の体を優しく包み込んだ。

『愛』に包まれているかのような、暖かく、優しい感触。

颯は目を瞑り、意識を落とした。

バナナ欲種「……」ザワザワ…

雫「……!?」


突如、欲種が消えた。

先ほどまで辺りを包んでいた異様な熱気も、欲種の威圧感も消え去っている。

辺りはすっかり夜だった。元の世界に戻ってこれたのだ。


雫(逃げた? なんで……私たちを、警戒して……?)

雫「あ、愛先輩! 颯先輩は!?」

愛「……大丈夫みたい」

雫「よ、よかったぁ……」

愛「……」


意識を失い、変身が解けた颯の頭を、愛は優しくなでた。

体の方は大丈夫だ。愛の治癒魔法で、傷も疲れも癒せるだろう。

だが、心は……。


愛(一人で、あんな上位の欲種相手に……)

愛(ごめんね、颯ちゃん……ごめん……!)


颯の力ない手を、ぎゅっと握り締める。

雫に気付かれぬように顔を伏せ、愛は唇を噛み締めた。



颯の淫欲度判定 安価↓1 コンマ一桁
奇数 +6
偶数 +8
ゾロ目 +10

【判定結果】
颯の淫欲度
0/10 → 6/10
また、しばらくの間、颯が中出し中毒となります。
そして、上級欲種との戦闘を経て、颯が成長します。
(あくまでフレーバー程度)


現在のまとめ

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化
【淫欲度】2/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv1
【特性】魔法特化
【淫欲度】0/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv5
【特性】防御特化、中出し中毒
【淫欲度】6/10

発生イベント安価

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物が現れた場所へ向かいます)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。日常でも怪人や普通の人間とのエロイベントはありです)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【戦闘イベント 雫視点】


現れる怪人・怪物の特徴や出現場所の状態など ↓1~3コンマ最大
(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他。設定は少なくてもOK)

また、採用レスのコンマ一桁で敵の強さ判定(参考用)
1~3 雑魚
4~7 下級の欲種
8~0 中級の欲種
ゾロ目 上級の欲種

【外見】全ての光を吸い込むような黒さの大剣
【欲望】人を殺したい
【戦闘スタイル】 純粋に斬りかかる
【能力】ダメージを与える以外ではお互いに如何なる小細工も通用しない状態になる空間を生む
【その他特徴】強さ判定が雑魚に近いほどただの厨二病、上級に近いほどガチの殺人鬼になる

>>158(下級)で決定

今日はここまで
いやぁバナナは強敵でしたね…

塾の帰り道、雫は思いつめたような表情を浮かべていた。


雫(颯先輩、本当に大丈夫なのかしら……)


例の上級欲種出現から、一週間ほどが経過していた。

普段の颯は、以前と変わらないように見えた。


颯『本当に大丈夫だって! 愛のおかげで体調バッチリだよ。あのバナナ、次会ったら絶対に倒してやる!』


そう言って、颯はいつものように笑ってみせた。

本当に、強い。魔法少女として戦いだしてから、雫は二人の先輩の強さを日々感じていた。

雫が颯と同じ状態になった時、恐れず立ち向かえるだろうか。

あんな目にあっても、折れずに笑い続けることができるだろうか。


雫(私も、もっと強くなりたい……先輩たちや、周りの人たちを守れるぐらい、もっと強く……)

雫「……!」


唐突に現れた欲種の気配に、雫の胸がざわついた。

細く鋭い、突き刺さるような殺気を感じる。

ペンダントを取り出し、手の震えを止めるためにぎゅっと握りしめた。


雫(私も、戦うんだ……先輩たちのように、立派な魔法少女として!)

「た、助けてくれぇ!」

大剣欲種「フ、フシュー……コ、殺ス……!」

「ひぃぃ!!」

雫「待ちなさい!」ガキン!

大剣欲種「!?」


振り下ろされそうになっていた大剣を、雫は水の剣で受け止めた。

そのまま、欲種を弾き飛ばす。


大剣欲種「ヴァ、ヴァルキリ……!」

雫「早く逃げてください!」

「う、うわあああぁぁ!!」


襲われていた中年の男性は、転がるように逃げていった。


大剣欲種「コ……ココ、殺ス!」


それは、人型の怪人だった。

右手には、漆黒の大剣を持っていた。大剣からは黒い根が伸び、怪人の腕の肉に深く食い込んでいる。

全ての光を吸い込みそうな黒の冷たさに、背筋が凍る。

研ぎ澄まされた、刃のような殺気が放たれる。

今まさに、喉元に刃をつきつけられているかのような緊張感に、雫は息を飲んだ。


雫(落ち着いて……相手は、そう強くはない。落ち着いて戦えば、私でも勝てるはず……)


一度深呼吸をし、息を整える。

雫が意を決したと同時に、怪人は駆け出した。


雫はどうする? 安価↓1~3 コンマ最大

雫「はぁ!」


気合いの掛け声と共に、雫は水の魔法を放った。

尾を伸ばす水が、まるで彗星のように欲種を目掛けて飛んでいく。


大剣欲種「カァ!!」


ズパン! と水塊が両断される。

綺麗な切断面を作り二つとなった水塊は、欲種を避けるようにして後方に飛んでいった。

欲種はスピードを落とさない。

雫に向かって一直線に駆けてきている。


雫「くっ……!」

大剣欲種「コ、コココッ!」ズパン!


放った水弾を、ことごとく斬り伏せられていく。

欲種の切っ先が、どんどん迫ってくる。

焦り、怯えそうになる心と体を、雫は奮い立たせた。


雫(もっと早く、もっと強く……!)


どうなる? ↓1コンマ一桁
※魔法特化の特性により、補正がかかっています。
1~4 近付けることなく倒す
5~7 接近を許すも、辛うじて倒す
8~0 接近を許し、斬りつけられてしまう
ゾロ目 重傷を負ってしまう

雫「はぁ!」


雫は、再び水弾を放った。

代わり映えのしない水芸に業を煮やしたかのように、怪人は黒剣を大袈裟に振り下ろした。


大剣欲種「カァ!」


今までと何も変わらない攻撃。であれば当然、変わらない結果が訪れる。

しかし、そうはならなかった。

刃が水塊に触れた瞬間、水塊が風船のように弾け飛んだ。

散弾銃のような飛沫をまともにくらい、怪人は初めて動きを止めた。


大剣欲種「ガフッ!?」

雫「はあぁ!!」


雫が追撃を放つ。

しなる水野鞭が、怪人の体を締め上げた。

関節を極められ、怪人は身動きが取れなくなる。

軋む体など無視する容易、怪人は暴れ、唸り声を上げた。


大剣欲種「ガアアァァァ!! コ、殺スゥゥ!!」

雫「……欲に囚われた魂よ、清らかな聖水にて、その身を禊ぎたまえ」


怪人が、浄化の水に包まれた。

澄んだ青色の聖水に、欲種の黒が溶け出していく。

水が虚空に消え去った後には、元の姿に戻った少年が倒れていた。

顔色が悪くぐったりとしているが、かろうじて息はある。

欲種との結びつきが弱い状態であれば、雫や楓でも宿主を救うことができる。

それでも、魂が完全に欲種と同化してしまったような状態では、宿主の魂ごと消滅させるしかなくなる。

どのような状態であっても、欲種のみを浄化することができ、ボロボロになった魂を修復することができるのは、

『愛』の魔法少女であるイノセント・アモルだけである。


愛「アクア! 大丈夫!?」

雫「アモル! それに、ヴェントゥスも」

颯「あらら、一足遅かったか」


倒れていた少年の元に愛が駆け寄り、治癒魔法をかけた。

意識は戻らないものの、少年の表情が和らいだ。

さすが先輩だ、と頼れる先輩の到着に雫は安堵した。

と、緊張の糸が切れてしまったのか、雫の体がふらっとよろけた。

颯に肩を掴まれ、支えられる形となる。


愛「アクア!?」

颯「っとと、大丈夫か?」

雫「は、はい、大丈夫です……すみません」

愛「……やっぱり、アクアはすごいよ。魔法少女になってまだ日が浅いのに、一人で欲種を倒して、浄化までするなんて」

雫「いや、そんなことは……今回は運良く、相手が危険な欲種じゃなかったってだけです」

愛「いやいや、十分すごいって! 私がアクアぐらいのころは、怖くてドジばっかり踏んでたもん」

颯「うーん、簡単に想像できるな」

愛「ちょっと!」

雫「ふふっ」

愛「……アクアはきっと、すっごく強くなるよ。私やヴェントゥスよりも強い、立派な魔法少女になれる」

雫「っ……」


尊敬する先輩に強くそう言い切られ、雫は言葉が詰まってしまった。

上辺だけで評価され、周りから雑に持ち上げられることは、雫にとってはよくあることだった。

だが、彼女の弱さをよく知っている愛からのその言葉に、雫の胸はじんわりと暖かくなった。


颯「おいおい、私は負ける気なんかないからね。でも、頼りにしてるよ、後輩!」

雫「ぅ……はいっ!」


先輩たちの期待に答えられるような、立派な魔法少女になりたい。

雫は改めて、強くそう思うのだった。

雫の淫欲度に変更はありません。
また、欲種との戦闘を経て成長しました。


現在のまとめ
(颯の中出し中毒は継続します)

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化
【淫欲度】2/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv3
【特性】魔法特化
【淫欲度】0/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv5
【特性】防御特化、中出し中毒
【淫欲度】6/10

発生イベント安価

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物が現れた場所へ向かいます)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。日常でも怪人や普通の人間とのエロイベントはありです)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【日常イベント 颯視点】

発生イベントの内容について ↓1~3でコンマ最大

・エロイベントでもそうでなくてもOK
・他の魔法少女たちも出していいです
・欲種絡みのイベントの場合は、いきなり戦闘から始まるような内容は不可
・情報が少なくてもいいです

片思いの先輩に逆レ未遂

相手の反応はコンマ次第で

「こういう欲種を倒した」というのは有り?

>>180
明らかに内容に無理があるとかでなければありです
バナナ欲種より強いのを一人で倒した、とかはなしかも
とはいえコンマ判定で最大のものを選択するという方式なので、多少の無理は取り込みます

安価内容は>>177で決定

颯「んっ……ふぅ、うぁ……!♡」クチュクチュ


夜。電気を消した自室で一人、颯は自らを慰めていた。

中指と人差し指の二本を使って、入り口近くの膣壁を引っ掻く。

それまでは、週に一度か二度、軽くクリを弄る程度しかしてこなかったのに。

ここ数日は、毎日のようにこんな激しい自慰を繰り返していた。


颯(ほしい……もっと奥まで、指じゃ届かないところまでぇ……♡)


自身が何を求めているのかも理解しないまま、颯は自らの秘所を探るように指をかき回す。

いや……本当は、分かっていないふりをしているだけかもしれない。


颯「ん、んんっ~~!♡」ビクビク!


颯は絶頂を迎えた。声が部屋から漏れてしまわないように、下唇を噛み締めた。


颯「はぁ……はぁ……」


愛液にまみれ、糸の橋がかかる二本の指先を、颯は漫然と眺めていた。

私、何やってるんだろ。

颯を俯瞰するもう一人の自分が、嫌悪するように呟いた。

絶頂の余韻で、膣奥がじくじくと疼いた。

翌日。

街中で、颯は懐かしい顔を見つけた。


颯「あ、せんぱーいっ!!」

「おお、緑川! 久しぶりだな!」

颯「はい、お久しぶりです!」


颯は男の元に駆け寄り、元気一杯に挨拶する。

彼は、颯が所属する陸上部のOBだった。

そして、颯が密かに片思いしていた相手でもある。

といっても、颯は意外にも分かりやすいため、陸上部の何人かは颯の気持ちに気付いていたが。

現在は三年として、時に厳しく後輩たちを導く立場にある颯だが、その青年の前では、いっさい威厳のない恋する少女の表情をしてしまっていた。


颯「おでかけですか?」

「いや、今帰り。さっきまで彼女と街に出てたんだ」

颯「……へぇ、そうですか」


青年の彼女は、確か彼と同級生の陸上部のマネージャーだったはずだ。現在も関係が続いているならだが。

当時、先輩に彼女がいることを知り、颯はあっさりと身を退いたのだった。

先輩に迷惑をかけたくない。本当に先輩が好きなら、先輩の幸せを願うべきだ。

そうやって、聞き分けのいい女を演じていた。本当は、ただ自分が傷つくのが怖かっただけなのに。

「陸上はちゃんと頑張ってるか?」

颯「はい! 最近は絶好調です! 今度地区大会があるんで、よかったら見に来てください!」

「ああ、もちろん」


あの頃と変わらず、先輩は素敵な人だ。いや、大学生になって垢抜けたから、前よりもかっこよくなっている。


颯「……先輩、この後用事ありますか?」

「え? ないけど……」

颯「それじゃあ、せっかくですしどっかでお茶でもしませんか?」

「ん、あ、ああ。別にいいけど……なんだか珍しいな、お前がそんなこと言ってくるなんて」

颯「ふふ、そうですか?」


先輩の言うとおりだ。

颯が先輩を二人きりの何かに誘ったことなんて、一度もない。

颯の胸が高鳴る。懐かしい、この感じ。

ふわふわとして、不安定になって嫌なのに、それがキモチいい。

颯は、久しぶりの甘美な刺激にゾクリと身体を震わせ、上唇を舐めた。

先輩との会話は楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎていった。

自身のコーヒー代を払おうとする颯を、先輩は軽く制した。


「バイトでちょっと稼いでるんだ。後輩にぐらいいいカッコさせてくれよ」


そんな先輩のスマートさに、さらにキュンとしてしまう。

辺りはすっかり暗くなっていた。


颯「まだ話し足りないんで、あそこの公園で休んでいきませんか?」

「いいのか? もう結構な時間だぞ?」

颯「子ども扱いしないでくださいよ。先輩が高三のときも、これぐらいの時間まで遊んでたでしょ?」

颯「それに、何かあったら、先輩が守ってくれますよね?」

「う……緑川、お前そんなキャラだったか?」

颯「ふふ、二年もあれば変わりますよ、私だって」

夜の公園。

二人でひとつのベンチに腰掛ける。

沈黙が始まる。

話し足りないといっていたのは颯のほうなのに、颯からは何も話そうとしない。

なんだか気まずい、と青年が無理やり話題をひねり出そうとしたとき。

颯の指先が、青年の指先に触れた。


「え、あ、緑川……!?」

颯「先輩……好きです……」

「あ、は!? す、好きって……!」

颯「私、先輩が欲しい」


颯の手のひらが青年の手を握り締める。

青年が颯に振り向いた瞬間、颯は青年の唇を奪った。

青年の目が見開かれる。颯は、青年にもたれかかるように身体を密着させた。

服の上から、確かに存在感のある胸が青年の腕に押し付けられる。


颯「先輩……♡」


人前では正しくありたいと振舞う普段の颯では考えられない行動だった。


颯(私、最低だ……でも、どうしても、自分の欲望を抑えられない)

颯(先輩に抱かれたい。女にされるのなら、先輩のがいい……!)


縋るように、青年を掴む手の力を強くする。

そして、自らを急かすような情欲のまま、再び唇を近づけた。



颯はどうなる? ↓コンマ一桁
1~5 先輩に突き飛ばされる
6~8 先輩と、互いに手マンと手コキでイかせあうにとどまる
9~0 流れのまま青姦
ゾロ目 実はヤリチンな先輩のセフレに堕とされる

颯「ん、ちゅ、れろ…ぢゅぷ……」

「ん、むぐっ……み、緑川……!」

颯「ちゅ、んぷ……颯、って呼んでください」

「は、颯……!」

颯「ぢゅぷっ、んん、れろ、んああぁ……♡」


ベンチに座ったまま、颯は青年と舌を絡めあう。

かつて、妄想の中でしていたキスよりもずっと激しいキスを交わす。

惚れていた男の唾液を飲み干すたびに、彼女の中の雌が目覚め、子宮がキュンキュンと疼く。

ふわふわと、地に足がついていないかのような高揚感を覚える。

本能のままに唇を、舌を動かしながら、颯の手は冷静に、青年の腰のベルトを外していた。

青年の手も、颯の秘所に伸びてくる。

青年の指が触れた瞬間、颯は一際高い声を上げて身を跳ねさせた。

すでに濡れそぼっているパンティの感触に、青年は生唾を飲んだ。

颯は、青年の耳元に唇を寄せ、かすれた声で囁いた。


颯「先輩、もう、我慢できないの……お願い、して……?」

颯「はぁ、はぁ……♡」ズル…


公園の樹に手をつき、お尻を掲げた状態で、ショーツを擦り下ろされる。

火照ったマンコが外気に触れる。ひんやりとして気持ちいいが、最奥の熱は上がるばかりだ。

熱すぎて、火傷しそうなほど敏感になった膣内に、青年の肉棒が挿入された。


颯「ん、んああぁ~~♡」ビクンビクン!


颯は舌を突き出し、はしたない売女のような声を上げた。

颯の腰を掴む青年の手の握力が増した。熱々に蕩けきった膣内の気持ちよさに、挿れただけでイきそうになったからだ。

それは、颯も同じだった。

颯自身では届かなかった場所まで届く肉棒の圧迫感に、颯の頭で小さな火花が爆ぜる。


颯「う、動いて……めちゃめちゃに、してください……」

「ハァ、ハァ……颯、ハヤテッ……!」パンパン!

颯「んあっ! あ、おほっ、ああん……!♡」


パンパンと肉が打ち合う音が響く。

こんなところで、誰かにバレてしまうかもしれない。

わずかに残っていた理性が、漏れる声をとどめようとする。

しかし、ダメだった。誰かにバレてしまうかもしれないと、この状態の異常性を意識するだけで、どうしようもなく快感が増してくる。

獣のような喘ぎ声を、抑えることができない。

颯「ん、んぐ!? んん、んうぅぅ!」


後ろから突く青年に、口を乱暴に塞がれる。

颯を黙らせようと思ったのか。

けれども、青年は容赦なく颯を突き上げ続けた。

ピストンの激しさが増していく。前後に揺さぶられ、颯の頭がクラクラと揺らぐ。


「だ、出すぞ! いいんだよな! 射精すぞ、中に!」

颯「ん、んんんっ! むぐうぅ!!♡」


颯は唸ることしかできない。

その問いの答えを待たずして、青年は膣内で射精した。

熱い精液が、子宮口に叩きつけられる。

颯は、ようやく理解した。

私がずっと欲しかったのは、これだったんだ!

歓喜に身を震わせながら、颯は絶頂を迎えた。


颯「むぐうううううぅぅぅぅううう!!!♡」ビクンビクン!


蜜壷から、肉棒が引き抜かれる。

それからしばらくして、奥から白濁液が漏れ出してきた。


颯「はぁ、はぁ……せんぱぁい♡ すきです、せんぱい……♡」


向き直り、抱きしめあいながら、二人はキスをした。

愛し合う恋人同士がするような情熱的なキス。

しかし、今の二人を結びつけるのは、汚れ、澱んだただの情欲だった。

緑川 颯という少女の歯車が、確かに狂い始めた。

颯の淫欲度が上がります。
6/10 → 8/10


【現在までの振り返り】
間違えていたら指摘お願いします。


【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【淫欲度】2/10
巨乳なおっとり系おねえさん。
調理部に所属。おいしいものを作るのも食べるのも好き。
中級の魔法少女。三人の中では最も魔法少女暦が長い。
父親に苦手意識がある。
欲種の宿主も被害者であり、救いたいと思っている。
かわいいからと仔犬の欲種を家に上げるなど、何かと甘いところがある。


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【淫欲度】0/10
文武両道才色兼備のお嬢様。
周りからは高嶺の花と避けられるが、実際はよく迷いよく悩む普通の女の子。
水泳部に所属。泳ぐのが好き。
戦闘では、下級欲種相手とはいえ一対一で勝利しているなど、能力の高さが伺える。
三人の中で、最もポテンシャルが高い。
先輩たちに並べるように強くなりたいと願っている。


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【淫欲度】8/10
頼れる姐御肌のお姉さん。みんなを引っ張る力があるが、弱いところをみせたがらないという面も。
陸上部に所属しており、走るのが好き。
力を持つものの責務というものを強く意識しており、大儀のためには時にシビアな判断もできる。
バナナの上級欲種に敗北、中出しされる快感の中毒になる。
その感覚が忘れられず、片思いしていた先輩を無理やり襲い、関係を持った。
三人の中でもっとも快楽堕ちに近い位置にいる。

発生イベント安価

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物が現れた場所へ向かいます)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。日常でも怪人や普通の人間とのエロイベントはありです)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【戦闘イベント 愛視点】


現れる怪人・怪物の特徴や出現場所の状態など ↓1~3コンマ最大
(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他。設定は少なくてもOK)

また、採用レスのコンマ一桁で敵の強さ判定
1~2 雑魚
3~6 下級の欲種
7~0 中級の欲種
ゾロ目 上級の欲種

【外見】ドラクエのエビルスピリッツ
【欲望】様々な欲望の融合体
【戦闘スタイル】 未知数
【能力】未知数
【その他特徴】融合し合う欲望同士の相性が良ければ良いほど強くなる

>>200(中級)で決定
元ネタが分からないので、イメージで書きます

今日はここまで

愛「颯ちゃん、なんか変わったと思わない?」

雫「え、そうですか?」


二人での下校中、愛の唐突な発言に雫は首を傾げた。

とうの颯は、今日は部活の友人と帰るということで今ここにはいないのだった。


雫「まあ確かに、最近一緒に帰れないことが増えてきましたけど」


少し寂しいです、という言葉を飲み込む雫。


愛「それもあるけど……うーん、なんか、前よりもその、可愛くなったよね?」

雫「颯先輩はもともと可愛いですよ?」

愛「そうだけど、そうじゃなくて……彼氏でもできたのかな」

雫「えぇ!? そうなんですか!?」

愛「い、いや、知らないけど……」


意外と食いつくね、という言葉を飲み込む愛。


雫「でも、最近の颯先輩は楽しそうだからいいじゃないですか。暗い顔してるより、よっぽどいいです」

愛「ふーむ……そうかもね」

愛 雫「――!?」

愛「欲種……!」

雫「それも、複数……!?」

愛「……雫ちゃんは、あっちの方をお願い。私は、街の方に行くから」

雫「ま、待ってください!」

愛「大丈夫、雫ちゃんなら一人でも戦える」

愛「でも、無理はしないでね? 私もすぐそっちに行くから」

雫「そうじゃなくて! 街に現れた欲種、強いですよね?」

愛「……」

雫「先輩のこと、決して弱いだなんて思ってはいないですけど……一人で大丈夫なんですか?」

愛「……ふふ、大丈夫!」


そう言って、愛は満面の笑みを浮かべた。

愛の覚悟を感じ取り、雫は食い下がれなくなってしまう。


愛「ありがとね、雫ちゃん」

雫「……私もすぐに、そちらに向かいますから」

愛「うん、分かった! でもお願いだから、無理だけはしないで」

雫「愛先輩こそですよ」


変身した二人は、そのまま別々の方向へ飛んでいった。

その欲種の気配は、とても乱雑だった。

小さな気配が集まり、ノイズのようになって実態が掴みにくくなっている。

テレビの砂嵐のようだ、と愛は思った。


融合魂「ボ、ボボボボボ……」


欲種の見た目は、まるで怨念の集合体のようだった。

霊魂のように揺らめく紫色の炎に、無数の顔が気泡のように浮かんでは消えていく。

辺りは、惨状となっていた。

燃え上がる車、大きな裂傷が入った道路、枯れ果てた街路樹、ぐにゃりと曲がった電柱、凍った人。

複数の異なる欲種が暴れていたように思えるほど、多様な残痕が残されていた。

逃げ惑う人々や、倒れている人々が大勢いる。

悲鳴と怒号が上がる。


愛「みんな、落ち着いて避難してください!! 助けに来ました、もう大丈夫です!」

融合魂「ボボ……ボボボ……」

愛「こ、のっ……!」


愛は欲種に向かって、光の魔法を放った。

欲種に浮かんだ顔面の一つが、愛の姿を捉えた。


欲種の攻撃、行動、発動する異能など ↓1~3コンマ最大

浮き上がった顔が、ニタニタといやらしく口を歪めた。

何かをまくしたてるように、欲種の口が動いた。

欲種の囁きは、音ではなくイメージとなって、愛の脳裏に直接叩き込まれた。


愛「ア、え……!?」


高解像度の映像が、瞬時に脳に流れ込んでくる。

脳が多大な負荷を処理するために、高速に回転し始める。

そこに映っていたのは、愛のよく知る人物だった。

それは、彼女と、とある青年との、秘密の情事の記録だった。

彼女の家で。あるいは男の家で。ホテルで。カラオケボックスで。映画館で。陸上部の更衣室で。深夜の公園で。

至る場所で、男と女は淫らに交じり合い、快快楽を分かち合っていた。

男と舌を絡ませ、男の一物を喉まで咥え、男の精を最奥で受け入れ、彼女は恍惚とした表情を浮かべていた。

どう見ても、それは彼女なのに、愛は、地震の知る友人とその映像の女とを結びつけることができなかった。


愛「颯、ちゃん……?」


呆然と呟く愛に、欲種はニタニタと笑いかけるだけだった。


愛の反応 ↓1コンマ一桁
※精神力特化の特性による補正が入ります。
1~4 動じない
5~7 動揺してしまう
8~0 動揺し、軽い催淫状態になる
ゾロ目 颯の感覚まで共有される

【コンマ数値00のため、通常のゾロ目よりもさらに強判定です】


颯ちゃんが、こんなことするわけない!

そんなこと、分かりきっているはずなのに、そう言いきるべきなのに。

愛は、見せられたシーンに動揺してしまっていた。

その鮮明な映像が、クリアな音が、漂ってくる媚香が。

その現実としか思えない臨場感が、愛に親友を疑わせていた。

欲種がニタニタと笑い、さらに激しくまくし立てる。

欲種の『告げ口』は、それだけにとどまらなかった。

映像の中の颯が、男に肉棒を突き立てられる。


愛「ひぎゅっ!?♡」


突如下腹部からもたらせた異物感と快感に、愛は素っ頓狂な声を上げた。

颯が目の前で、激しく責め立てられる。その動きと連動するように、愛の急所を痺れる刺激が襲った。


愛「んあっ、な、なんで……! いや、やめっ、んああ!♡」


颯の喘ぎ声と、愛の喘ぎ声が重なる。

全く同じタイミングで、喘ぎ声が高くなる。

欲種の異能によって、颯の痴態を、その身をもって教え込まれていた。

愛(こ、こんなの、おかしい……! なんで、こんな、キモチいいの……!?)


今の愛は、バナナ型の欲種に犯され、敏感になっていた颯の感度までトレースされていた。

映像の場面がめまぐるしく切り替わる。

陸上部の更衣室。

思い出深いその場所で、他の女子たちの残り香に包まれながらするセックスの背徳感。

そのときの颯の興奮まで、愛は自身のものとして感じ取っていた。


愛「やだ、やだよぉ! 颯ちゃん、お願い、もうやめて……!」

颯『あ、あんっ! 突いて! もっと、めちゃくちゃにして……!♡」


この一週間以上もの間、颯が行ってきたセックス、颯が感じてきた快楽。

その全てを、愛はこの一瞬で追体験していた。

徐々に、目の前の少女と自分との境目が曖昧になっていく。

今ここで、男に激しく肉壷を責められ、はしたなく喘いでいるのは誰だ?

何度目かの、膣内射精。

吐き出された精の熱さに、膣内が火傷しそうなほどに熱くなる。


愛「あ、あひんっ! イ、イく、イぐうううううぅぅぅぅううう!!!♡」ビクンビクン!


何にも触れられていない愛の秘所から、愛液が噴き出した。

颯のすべてのセックスを経験した愛のソコは、もはや颯のソレよりもいやらしい肉壷となっていた。


愛「はひぃ……はひぃ……♡」ガクガク!


頭が真っ白になるほどの快感を感じながらも、愛は膝をつかなかった。

みんなを守りたい。その想いだけで、限界を迎えつつある身体を支えていた。

そんな愛をあざ笑うためか、欲種に新たな顔が浮かんでくる。



欲種の攻撃、行動、発動する異能など ↓1~3コンマ最大

欲種の揺らめく炎に、髑髏が浮かび上がる。

死を思わせる暗い双眸の前に、黒い魔力の塊が現れた。

がい骨がカタカタと歯を鳴らした。

黒い魔力は天高く昇っていったかと思うと、そのままあらぬ方向へ飛んでいった。


愛(何を……まさか!?)


あの方角の先には、別の欲種が現れた場所がある。

つまり、そこでは雫が戦っているはずだ。


愛「こ、の……! やめて!!」

融合魂「ボボボボボボ……!」


複数の人面が愛を嘲笑う。

再び、黒い魔力の玉が現れる。それも、複数。


愛「やめろぉぉ!!」


どうなる? ↓1コンマ一桁
1~4 何もできず、黒い魔法が放たれてしまう
5~7 戦闘を終えた雫が現れる
8~0 颯が助けにくる
ゾロ目 謎の第三者が助けに来る

愛が光の魔法を放つよりも早く、黒の魔法が天高く飛翔していった。

そのまま、雫がいるであろう地点に急落下していく。

ドゴォン! と、魔法が落ちていった方角から轟音が響いてくる。


愛「そ、そんな……」

融合魂「ボボボボボボ!!」


可笑しくてたまらないという風に、人面たちが破顔した。

愛の中で、激しい怒りの感情が湧き起こった。

親友を侮辱しているとしか思えない、最低の幻覚を見せられながらイかされて。

そして今、弱っている自分ではなく、他の場所にいる後輩への攻撃を黙ってみることしかできなかった。


愛(悔しい……! こんな卑劣な欲種相手に、好きなようにやられている自分が許せない!)

愛「こ、のおおおぉぉ!!」

融合魂「ボボボボボ……」


愛が浄化魔法を放つ。

欲種はニタニタと笑ったまま動かない。

そして、魔法が当たりそうになった寸前で、虚空に消えていった。


愛「はぁ……はぁ……!」


怒号を上げそうになるのをこらえる。

頭を振り、邪念を振り払う。

今私がするべきことは、そんなことじゃない。

大切な仲間の元へ、愛は全速力で翔けていった。


愛(雫ちゃん……!)


雫はどうなっている? ↓コンマ一桁
1~3 傷だらけになりながらも、欲種に勝利している
4~7 欲種に倒され、犯される寸前
8~0 欲種に犯されている
ゾロ目 すでに犯されきった状態で見つかる

【コンマ数値00のため、通常のゾロ目よりもさらに強判定です】


愛「あ、アクア……」


愛が到着した場所は、まるで爆撃をうけたかのようだった。

あたりの建物は崩壊し、道路は波紋状に大きくヒビが入っている。

愛は、雫に向かって、よろよろと歩み寄っていった。

足場が悪くなった道で躓きそうになりながらも、愛は少しずつ歩を進めた。


愛「アクア……」


風にかき消されそうなほどのか細い声で、愛は雫に呼びかける。

雫は、答えることができなった。


雫「んっ…んへぇ……あひぇ……♡」ビクン!


地面に逆さに突き刺さった電柱に、雫は縛り付けられていた。

両手は、頭の上でちょうど手首が交差する形で固定されており、脚はM字に大きく開かれていた。

剥き出しになった雫の秘所から、純潔を奪われた証である赤と、濁った白の液体が溢れ出てくる。

愛がすぐ目の前までやってきたのに、雫の虚ろな瞳は、彼女の姿を映さない。

流れ出る涙が、雫の頬を伝った。

雫「もぅ、ゆるひてぇ……たひゅけて、せんふぁい……」

愛「く、うぅ、くぅぅ……!」


腰が抜けるほどの快感にも耐えた愛が、膝から崩れ落ちた。

瞳から、大粒の涙をこぼす。

守れなかった。私が、無責任な言葉で、一人で戦わせてしまったばっかりに……!


愛「ごめんなさい! ごめんなさい……!」

雫「うぅ……たすけて……せんぱい……」




愛の淫欲度判定 ↓1コンマ一桁
奇数 +5
偶数 +6 と中出し中毒付与
ゾロ目 +7 と中出し中毒付与、精神不安定付与


雫の淫欲度判定 ↓2コンマ一桁
奇数 +6
偶数 +7 とトラウマ付与
ゾロ目 +8 と被虐性癖付与

【安価判定】
愛 
淫欲度 2/10 → 8/10
中出し中毒付与


淫欲度 0/10 → 6/10

また、今回の戦闘では成長なしです。



現在のまとめ
(颯の中出し中毒は継続しています)

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化。中出し中毒
【淫欲度】8/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv3
【特性】魔法特化
【淫欲度】6/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv5
【特性】防御特化、中出し中毒
【淫欲度】8/10

現在までのイベントまとめ

【0.チュートリアル 戦闘イベント 苦手変身の欲種】
愛が父親が苦手だということが判明

【イベント1 戦闘イベント 耳の欲種】
愛がイかされそうになるも、颯の救援により助かる

【イベント2 日常イベント 仔犬欲種との遭遇】
愛が仔犬型の欲種を家に連れ帰ってしまうも、突然の進化に恐れを抱き浄化

【イベント3 戦闘イベント バナナの欲種】
颯が遭遇したものの敗北し、何発ものバナナをまんこに突っ込まれる
これが原因で颯が中出し中毒に

【イベント4 戦闘イベント 黒剣の欲種】
雫が一対一で勝利を収める

【イベント5 日常イベント 颯の先輩逆レ未遂】
颯が片思いしていた先輩を性的に襲った
結果的に逆レイプどころか和姦になる。以後、颯と先輩が浮気セックスする仲に

【イベント6 戦闘イベント 霊魂集合体の欲種】
愛が、颯の性行為を追体験させられ、颯と同じ中出し中毒に。
また、欲種が放った攻撃により雫が敗北。雫が純潔を散らした。



10回目のイベントで、節目としてボスイベントを行おうと考えています。
(当然、10回目を迎える前にゲームオーバーとなる可能性もあり)

戦闘イベントでは、内容や勝敗結果により、魔法少女が強くなります。
また、日常イベントでは、内容によって淫欲度が下がるようにします。

発生イベント安価 イベント7

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物と戦闘。内容や結果により魔法少女が強くなります)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。内容により淫欲度を下げられます)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【日常イベント 雫視点】

発生イベントの内容について ↓1~3でコンマ最大

・エロイベントでもそうでなくてもOK
・他の魔法少女たちも出していいです
・欲種絡みのイベントの場合は、いきなり戦闘から始まるような内容は不可
・情報が少なくてもいいです

学校の至る所で派手に[田島「チ○コ破裂するっ!」]

安価は>>258に決定
ただ、学校内で派手にオナニーするほどにはまだ淫欲度が足りていないので、
どこまでするかはコンマ判定になるかと思います

今日はここまで

雫は泳ぐのが好きだった。

重力から解放された水の中を、ぐんぐんと前に泳いでいくのが気持ちいい。

プールの端にタッチし、水面から顔を上げる。

呼吸を整えながら、雫はゴーグルを外した。


「青島さん今日も絶好調だねー」

雫「ええ、ありがとう……」

「……? 上がらないの?」

雫「え、ご、ごめんなさい」


雫がプールサイドに上がる。

均整の取れた、抜群のプロポーションがさらされる。

白くすらっと伸びた四肢。きゅっと持ち上がったお尻。

引き締められたくびれ。大きく開かれた背中。魅惑的な陰影を作り出す胸。

雫がプールサイドに上がるとき、その場の全員の視線が彼女に惹き付けられる。

「最近の青島、ぶっちゃけすげえエロいよな」

「分かる。前はなんつーか、すげー綺麗って感じだったけど」

「色気? みたいなもんが漂ってるよな」

「彼氏でもできたのか?」

「ねーだろ! あの青島と付き合えるとか、どんなハイスペックイケメンだよ」

雫「……」チラッ

「や、やべっ……!」


するべきではないと思いつつ、つい、男子たちのほうに視線をやってしまった。

今までは受け流すことができていたその視線を、もう無視することができなくなっていた。

自分の身体の曲線を、なぞられる様に見られている。

一度意識してしまえば、ソレは『発散』するまで雫の中で大きくなり続ける。


雫「っ……」


雫は逃げるように、プールを後にした。

雫「んっ、くふ……♡」


更衣室近くの女子トイレで、雫は甘い吐息を漏らしていた。

洋式の便器に腰掛け、脚をはしたなく開き、指で割れ目を擦り続ける。

濡れた秘所から、ぴちょぴちょと水気を帯びた音がする。

もう片方の手で、曝け出した自らの胸を優しく弄る。

泳いでいたときからすでに硬くなっていた乳首を指の腹で転がすと、ビリッとした刺激が走った。


雫「ん、んんっ~~!」ビクビク!


絶頂を向かえ、雫はぎゅっと目を瞑った。

全身を、じんわりとした倦怠感が包む。

雫はしばらく放心したのち、衣服を整え始めた。

まだ水気を帯びている髪の毛が、頬や首裏にひっつく。

雫は、満足に髪も乾かさず、飛び出すように更衣室を後にしていた。

少しでも早く、自らの中に燻る微熱を発散させたかったからだ。

雫(最低だ、私……学校のトイレで、こんなこと……)


手洗い場の鏡を覗き込みながら、雫は自己嫌悪に陥った。

始めは、仕方なくだったのに。

昂りすぎた身体を鎮めるために、この一度限りと強く自身に言い聞かせて、学校のトイレで自慰をした。

それがいまや、部活終わりのこれがお決まりとなってしまっている。

それどころか、部活後のこの行為を思って、部活中から身体が疼き始めるようになってしまった。



人間も雌雄を持つ動物である以上、性欲を持つことは仕方がない。

だが、それを理性で御することができないのは、人間として恥ずかしく、卑しいことだ。

ましてや、公の学び舎で淫行に耽るなど、雫にとって軽蔑に値する行為だったはずだ。

それなのに、今、自分自身が軽蔑していた存在そのものになっている。


雫「最低だ……」


吐き捨てるように呟く。

だが、自らを傷つけるその響きに、ヒリつくような感情を覚えている自分がいることを、雫は自覚していた。

「この問題、分かるやついるかー?」

雫「ん、ふぅ……」

「じゃあ、青島……青島!」

雫「は、はい!?」

「これ、ちょっと解いてみろ」


そう教師に言われ、雫は黒板の前まで歩いていった。

雫がチョークを叩く音が教室に響く。

生徒全員の視線が集まるのを、背中に感じる。

少しだけ応用が必要な問題だったが、雫はすらすらと答えを導いていく。


雫「……できました」

「よし、正解だ。さすがだな。みんなも、ここの考え方をよく理解しておくように」

雫は澄ました顔のまま自席に戻った。

さすが青島さん、と隣の女子に声をかけられ、雫は愛想笑いを返した。

そのまま、何食わぬ顔でノートに目を落とす。普段と変わらない、品行方正な優等生の姿だ。

だが、雫の心臓は、破裂しそうなほどに鼓動を強めていた。


雫(バレて、ないわよね……?)


バレようがないはずだ。外からは、何も分からないはずだ。顔にも出ていなかったはず。

誰も夢にも思わないだろう。学年でもトップクラスの優等生が。高嶺の花と呼ばれる憧れの存在が。

授業中に、オナニーでイきそうになっていたなんて。


雫(あともうちょっとでイけそうだったのに……!)


的外れな怒りを覚えながら、雫は内股を擦り合わせる。

今から自慰を再開する気にもなれない。

そもそも、授業中にそんなことをするなんて言語道断だと、理性が今さらな主張をしてくる。

雫は結局、悶々としたまま授業を終えた。

後半の内容は、ほとんど頭に入ってこなかった。



放課後、雫はどこで発散する? ↓1~3コンマ最大
学校内で。場所や条件によってはコンマ判定あり

放課後。

校庭から、運動部員たちの元気な掛け声が聞こえてくる。

きっと、雫のよく知る先輩も、校庭で部活に励んでいるはずだ。

雫も、いつもなら水泳部の部活に向かっているはずの時間帯。

だが、雫は一人、誰もいない教室に残っていた。


雫(ダメ、部活終わりまで我慢できない……♡)


バクバクと、心臓がうるさい。

辺りを見渡す。

がらんとした無人の教室は、いつもとはまた違って見えた。

だが、誰も戻ってこないという保証はどこにもない。

誰かが忘れ物を取りにでもきたら。誰かが、放課後の教室で待ち合わせでもしていたら。

見つかってしまう。バレてしまう。取り返しがつかない。

どうなってしまうんだろうか。軽蔑されてしまうのか。それとも、欲情されてしまうのか。

冷ややかな視線に貫かれる自分を想像する。

想像しただけで、震え上がる。

優等生の、皆が望んだ青島 雫が壊れていく様を想像するだけで、ジリジリと腹の底が痛み出す。

雫「はぁ……はぁ……!」


机の角に割れ目を押し付ける。

ぐっしょりと濡れたショーツ越しに、敏感になった性感帯を刺激される。

より強い快感を求めて、ぐいぐいと押し付けるように腰を揺らした。


雫「はぁ……はぁ……!」


一度火が付くと、止まらない。

一心不乱に、キモチいいところを擦り続ける。

ぐちゅぐちゅと、水気を帯びた音が大きくなる。

雫の吐息が、どんどん荒くなる。


雫(イく……! あと、もう少しで……!)


授業中に不発に終わってしまった分を取り戻そうと、ギリギリまで快感を高めていく。



そして…… ↓1コンマ一桁
奇数 そのまま絶頂する
偶数 男子生徒に見つかる
ゾロ目 変態体育教師に見つかる

雫「イ、くぅ……!!♡」


雫の身体が、小刻みに震える。

お漏らしのように、ちいさく潮を噴いた。

大きく肩で息をする。

急速に、世界が色を取り戻す。自分が、放課後の教室にいたということを再認識する。

自らのあまりの迂闊さにゾッとした。だが同時に、心が麻痺していく感覚があった。

今まで常識だと思っていたものが、固定観念が、黒で塗りつぶされていく。

経験してしまった。一度経験してしまえば、心の障壁が下がってしまう。

もう、坂を転がり堕ちていく自分を止められない。


雫「はぁ……はぁ……♡」


雫は机を拭き、教室を後にした。

そのまま更衣室へ向かう。遅れてしまったが、サボりはよくないことだと自分の中の常識が告げる。

それに。

水着姿を男子たちの目に晒され、高まった熱を鎮めるその瞬間が、待ち遠しくて仕方がないのだった。

雫の淫欲度がアップします
6/10 → 7/10


現在のまとめ

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化。中出し中毒
【淫欲度】8/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv3
【特性】魔法特化
【淫欲度】7/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv5
【特性】防御特化、中出し中毒
【淫欲度】8/10

発生イベント安価 イベント8

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物と戦闘。内容や結果により魔法少女が強くなります)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。内容により淫欲度を下げられます)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【戦闘イベント 愛視点】


現れる怪人・怪物の特徴や出現場所の状態など ↓1~3コンマ最大
(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他。設定は少なくてもOK)

また、採用レスのコンマ一桁で敵の強さ判定
1~2 雑魚
3~6 下級の欲種
7~0 中級の欲種
ゾロ目 上級の欲種

夜。

普段は明かりの少ない閑静な街が、眩いほどの光に満ちていた。

カラフルな光が、あたり一面を照らしながらくるくると回っている。

その光源は、天空を浮遊する巨大なミラーボールだった。

ナイトイベントのようなライトアップに浮かれたように、街は喧騒に包まれていた。

酒を飲み、物を壊し、至る場所で盛り合っている。

まだ正気を保っている女性を、男が犯そうと掴みかかる。


愛「はぁ!」

「ぐあっ!?」


男の体を、優しい純白の光が包んだ。

そのまま気を失い倒れそうになるところを、愛に抱えられる。


愛「普通の人に他の人を襲わせるなんて……許せない!」

ミラーボール「ピロピロ……」


浮遊するミラーボールは、現れた魔法少女など気にも留めず移動を続けた。

どうやら、雫や颯はまだ到着していないようだった。

それならそれでいい。彼女たちが来る前に終わらせる。

この前の屈辱を思い出す。守れなかった後輩の涙を思い出す。

私が皆を守ってみせる! 愛は決意を強くする。



空中の敵に近づくため、近くのビルの屋上に飛び移る。

近づいてみると、予想以上に大きい。

欲種の周りを覆う小さな鏡面たちが、七色の光を放っていた。



愛はどうする? ↓1~3コンマ最大
戦い方の方針、攻撃方法、魔法の使い方など。一言だけでもいい(ガンガン攻める、様子見など)

愛は、その欲種を観察した。

体表は小さな鏡面に囲まれ、鏡面の隙間から七色の光が漏れている。

顔や、手足のようなものは見当たらない。

こちらに気付いているのかいないのか、ゆっくりとした速度で空中を浮遊していた。

ビルから街を見下ろすと、暴れたり、犯したりする人たちが大勢いた。

欲種の放つ光で惑わされているのかもしれない。

このまま黙っていても欲種が反応を示そうとしない以上、こちらから攻めるしかない。

まずは、相手の出方を見る。

欲種目掛けて、愛は光の魔法を放った。

威力は小さいが、非常に高速な攻撃。

浄化の光が、欲種に着弾しようとしていた。



どうなる? ↓1コンマ一桁
1~3 欲種に当たり、鏡が一枚割れる
4~6 欲種の放つ光に相殺される
7~0 鏡で跳ね返される

まっすぐに伸びた光弾が欲種に着弾した。

そして、その勢いを殺さぬまま、光弾が進行方向を反転させる。


愛「くっ!?」


すんでのところで、両腕をクロスして防御する。

浄化の光は、対欲種に特化した特別な魔法だ。

もともと威力が弱かったこともあって、愛の腕が痺れる程度ですんだ。


愛(あの鏡、私の魔法を跳ね返すの!? 相性が悪すぎる!)


愛を敵と見なしたのか、欲種が愛に向かって怪しい光を放ってくる。

加護の魔法で防ぎながら、愛は別のビルに飛び移った。



愛(くっ、どうしよう……!)


愛はどうする? ↓1~3コンマ最大
戦い方の方針、攻撃方法、魔法の使い方など。一言だけでもいい(ガンガン攻める、様子見など)

バリアで防ぎながら接近し鉄拳制裁

両方を反映させるのは難しそうなので、先に書かれた>>297を採用します
ゾロ目なので補正ありです

愛(……魔法が効かないなら!)


愛は自身に加護魔法をかけた。

血流に乗って、全身を魔力が駆け巡る。

身体能力の向上と合わせて、単純な物理的耐久度も強化される。

愛は足場を強く踏みしめ、欲種めがけ砲弾のように飛び出した。

愛を迎撃するように、ミラーボールが眩い七色の光を放つ。

重なり、一点に収束する光の束を、愛は光の障壁を展開することで防いだ。

異なる性質の光がせめぎあう。

だが、愛の勢いは止まらない。

愛は、握りしめる拳にありったけの魔力を込めた。

加護の光が漏れ出す拳を、浮遊する球体に叩き込む。


愛「うおおおおおぉぉ!!」

ミラーボール「ピ、ピロ……!」


パリン! と鏡が割れる音が響いた。


そして、どうなる? ↓コンマ一桁
※ゾロ目補正がかかっています
1~7 ミラーボールが全壊する
8~0 半壊するにとどまる
ゾロ目 全壊し、あたりを眩い光が包む

愛の拳が入った場所から、稲妻が走るように一気に亀裂が広がっていった。

鏡が割れる甲高い音が続けて響く。

愛の拳から愛の魔力が欲種に伝わり、ミラーボールから純白の光が漏れ始める。


愛「うおおおおぉぉ!!」


愛は、そのまま拳を振りぬいた。

巨大なミラーボールが、大きくひしゃげた。

表面の鏡面が砕け散り、きらめく塵となって風に流されていく。

街をライトアップしていた異様な光が消えさった。



ミラーボールが浮力を失い、重力に引きずられ始める。

真下には、まだ人が大勢いる。

愛はすかさず、浄化の魔法を放つ。


愛「欲に囚われた魂よ、聖なる光に導かれ――!?」


突如。愛の視界が暗闇に包まれた。

人も、街も、空も、すべてが消え去る。

目の前に、一枚の鏡が現れた。

そこには、一糸纏わぬ姿となった愛が映っていた。


愛(な、なにこれ……!? 欲種はもう無力化したはずじゃ……!)


鏡の中の愛が、口を薄く引き伸ばし、虚ろな目で笑いかけてきた。



そして、どうなる? ↓1コンマ一桁
※精神力特化の特性により抵抗が入ります。
奇数 欲種を拒絶する
偶数 欲種に寄生される

【ゾロ目のため強判定です】


鏡に映っているのは、ありのままの姿。

本当の自分を受け入れて。

鏡の中の愛が、語りかけてくる。


愛「本当の、自分……」


鏡が光り輝いた。

強い光が、愛の心の影をより鮮明にする。

鏡が砕け散り、虚像の中の自分と、現実の自分とが重なった。

鏡の破片が、愛のより深いところに突き刺さった。


愛「え、あ……?」


気付けば、そこは先ほどまで愛が戦っていた街だった。

欲種の姿は見えなくなっていた。どうやら浄化は成功していたらしい。

今のはなんだったんだろう。欲種が最後に見せた苦し紛れの幻か。

街は依然として喧騒に包まれていた。

我を忘れた暴徒たちが、そこかしこで好き勝手に騒ぎ立てていた。

まだ欲種による混乱が解けていないようだ。

早く元に戻さないと。愛の理性は、他人事のように呟いた。

分かっている。今ここで自分が魔法少女として何をするべきか、頭では理解している。

そして、彼らを救いたいと思っているのも本心だ。

でも。

私が本当にしたいことって、そんなこと?

「ウガアアアアァァァァ!!」パンパン!

愛「……」


女が、男に乱暴に犯されている様を、愛は食い入るように見つめていた。

視線を逸らすことができない。息をするのも忘れてしまうほどだった。

鼓動が、どんどん早くなっていく。

自らの秘所が熱く濡れそぼってきていることに、愛は気付けなかった。

――と、男と目が合った。

愛の心臓が跳ね上がる。

今犯している女よりも遥かに上等な獲物を見つけて、男は舌なめずりをした。


「ヤ、ヤらせろ……!」

愛「え、え……?」

「ヤらせろおおお!!」


暴徒の一人が、獣のような唸り声を上げながら愛に向かって走ってきた。

愛は動かない。そのまま、男に乱暴に腕を掴まれてしまう。

痣になりそうなほど強く握り締められた腕から、男の情欲が伝わってくるかのようだった。

正気を失い、血走った男の目と、数瞬の間見つめあう。

今、私が『すべきこと』じゃない。今、私が『したいこと』は何?

内なる自分が話しかけてくる。

そして、愛は、魔法少女の変身を解いた。

雫「そ、そんな……」

颯「何、やってんのさ……!!」


雫と颯がそこに到着したとき、すでに喧騒は落ち着きつつあった。

多くの暴徒は体力がつき、気絶してしまったようだった。

彼らの身体からは、もう欲種の光による影響は消え去っているはずだ。

そんな中にあって、一箇所だけ異様に人が集まっている場所があった。

男たちが代わる代わる、中心にいる女を犯している。

ゆるいウェーブのかかったロングが、白濁液にまみれている。

ずっしりと重みのある豊満な乳房は、それぞれ別の男に引き千切られそうなほど強く握られていた。

女は、両手で一本ずつ肉棒をしごきながら、口をすぼめてチンポを啜り上げる。

そして、バックから叩きつけられる情欲を、自らも腰を動かして迎え入れていた。


愛「んぶっ、ぢゅぷ、れろ……! もっひょ、おチンポちょうらぁい♡♡」

雫「あ、愛先輩……」

颯「クソッ! テメェらいい加減に……!」

愛「ふぁ? ひずくひゃん、はやへひゃん!」


愛が、二人の存在に気付いた。

チンポから口を離す。唾液と精液にまみれた肉棒が、愛の頬に押し付けられる。

愛「来てくれたんだ~」

颯「待ってろ、今助ける!」

愛「へ? ……ふふ、大丈夫だよ。私は別に、何も困ってないよ?」

颯「は?」

雫「せ、先輩……?」


自体が飲み込めていない二人に、愛は普段どおりの優しい笑顔を向けた。

ぷっくりとした唇が、体液に濡れて艶かしくてかっている。


愛「私、気付いたの……本当は、ずっとこうしたかったんだって♡」

雫「何、言って……」

颯「全然笑えないんだよ!」

愛「ひゃんっ♡」


こっちに集中しろといわんばかりに、愛の後ろの男が剛直を奥まで突きたてる。

一度口から離した肉棒を舐め上げながら、愛は続けた。


愛「んはっ、ごめんなさい、私、もう自分に嘘つけない! ほんとは、チンポにめちゃくちゃに犯されたかったの!♡」

愛「颯ちゃんのエッチな姿を見てから、んぢゅ、ずっとずっとエッチしたかったけど、あんっ! いけないことだから、が、我慢してたの!」

愛「でも、こんなにキモチいいなんて……! もっと、早く、教えてくれれば、ひゃうぅ!」

颯「な、ぇ……」

雫「颯、先輩の……?」


顔が青ざめる颯とは裏腹に、愛の顔には朱がさし、とろんとした瞳をしていた。

愛「魔法少女として、みんなを、助けたい! のは本当だけど……エッチの方が、いい! こっちのが、しゅきっ♡」

愛「あっ、イく! イくイくイくうううぅぅぅ!!!♡♡」


そうして、愛は二人が見ている前で、絶頂をさらした。

瞳が上を向く。だらしなく鼻の下を伸ばし、開いた口から舌が零れる。

男との接合部から、こぽこぽと体液が溢れてくる。

男が交代し、別のチンポが挿入される。


愛「あんっ♡ あ、あはっ、おふ、んんん……!♡」


そうして、二人に助け出されるまで、愛は欲望のままに男たちと交わり続けた。



愛の中にいる欲種はどうなる? ↓1~3多数決
1.今の雫と颯では浄化できなかった
2.浄化することができた

2…と見せかけた実は1とかあり?

>>316
欲種が残った状態だと、愛は日常生活を送れないレベルで欲望に素直になるのでそれはなしですね
欲種を完全に消し去った状態でも、今の愛はもう堕ちる直前なので何かあればすぐにエロいことをします

最終投票↓です

愛の淫欲度がアップします
8/10 → 10/10

淫欲度が10になりましたが、これだけでは再起不能にはなりません。
ただ、何かきっかけさえあればすぐに股を開くクソビッチになってしまっていまいました。
また、状況次第で快楽堕ち、悪堕ちもありえます。


現在のまとめ

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化。中出し中毒
【淫欲度】10/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv3
【特性】魔法特化
【淫欲度】7/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv5
【特性】防御特化、中出し中毒
【淫欲度】8/10

発生イベント安価 イベント9

次のイベントは? (内容は別途安価を指定します)↓1
1.戦闘イベント(怪人・怪物と戦闘。内容や結果により魔法少女が強くなります)
2.日常イベント(日常のイベントを描写します。内容により淫欲度を下げられます)

誰視点で始める? ↓2
1.愛
2.雫
3.颯

【日常イベント 雫視点】

発生イベントの内容について ↓1~3でコンマ最大

・エロイベントでもそうでなくてもOK
・他の魔法少女たちも出していいです
・欲種絡みのイベントの場合は、いきなり戦闘から始まるような内容は不可
・情報が少なくてもいいです

男子生徒たちが最近いやらしい目で見てくるような気がする

安価は>>327で決定

あと、愛を強くするのを忘れていました。
戦闘自体は勝利したため、レベルが上がります

【強さ】魔法少女中級者Lv1 → 魔法少女中級者Lv3

少しずつ、歯車が狂っている様な気がする。



二人の先輩が、最近なんだかギクシャクしている。

前から見られた軽口の叩き合いも、最近はどこか無理して明るく努めているように感じてしまう。

まあ、無理もない。欲種が原因だったとはいえ、愛はあんな痴態をさらしてしまったのだから。

魔法少女になって戦うと決めたときから、この身を穢されることは覚悟している。といつか先輩が言っていたのを思い出す。


愛『魔法少女にとって一番大切なのは、心を強く持つこと』

愛『欲種は、心の隙間に入り込んでくる……たとえ何があっても、希望を捨てちゃダメだよ?』


雫は初めて魔法少女になったとき、愛に言われた言葉だ。

その言葉を胸に、今日まで雫は戦ってきた。

例え自らが穢されても、例え大切な人が穢されても、決して正義の心を捨てはしないと。

だけど……誰よりも優しく、誰よりも強い心を持った愛が、あそこまで快楽に溺れてしまうなんて。


雫「ん、んぅ~~!♡」


汚濁にまみれ、雌の表情を浮かべていた先輩の姿を思い出しながら、雫は絶頂に達した。

場所は、女子のシャワー室。

薄っぺらいカーテン一枚で区切られた空間で、他にシャワーを浴びる部員たちがいる状態で。

雫は水着をずらし、胸とマンコを露出した状態でオナニーをしていた。

もし、誰かに喘ぎ声を気付かれたら。もし、今カーテンを開けられたら。

見つかったときのことを考え、背筋がゾクリと震える。

その悪寒が、雫にさらなる刺激を求めさせるのだった。

プールでの練習中。

水を飲むため、一度プールサイドに上がった。

そのまま、自然な動作で大きく伸びをする。身体を反らしたことで、胸の膨らみが強調された。

それを凝視すれば、もしかしたら乳首が硬く勃っていることに気付けるかもしれない。

今は、前までの水着より若干サイズが小さい水着を着ていた。

お尻と水着との間に、人差し指を挿し込む。

そのまま、一度くいっと布を押し上げ、そして元の位置に戻す。

端から見たら、ずれた水着を直したようにしか見えないはずだ。

――視線を感じる。

女子が練習しているレーンとは別のレーンから。

舐め上げるようなジロリとした視線に気付かないふりをしながら、雫は給水機の方に向かった。

そして、授業中。


「この問題分かるやついるかー?」


教師の問いかけに、雫はすっと手を上げた。


「……青島だけか。じゃあ頼む」

雫「はい」


背筋を、黒板に向かって歩いていく。

そして、教科書の模範解答のような答えを黒板に書き記していった。


「……正解だ。戻っていいぞ」


座席側へ向き直る。ひらりと、校則よりもわずかに丈を短くしたスカートが揺れる。

クラスメイトたちの視線を感じるが、誰とも目を合わせないようにして自席に戻る。

席に着き、そのまま流れるように自慰を再開した。

前に座る人たちは、すれ違いざま、匂いがしたりしなかっただろうか。

席に戻るまでの間に、赤い頬や潤んだ瞳に気付かれなかっただろうか。

今この瞬間、ペンを持つ手とは逆の手を股座に添えていることに、誰か気が付くだろうか。

雫「っっ~~!♡」


本日、三度目の絶頂だった。

荒い呼吸を抑えるために、ペンの上側を唇に強く押し付ける。

明らかに、ヤりすぎだ。本当に気付かれてしまったらどうするんだ。

そうなったら、破滅だ。先輩たちにも軽蔑される。最悪退学だ。親も泣かせることになる。

理性が、歯止めをかけるための言葉を投げかけてくる。

そのすべてが、自身を燃え上がらせるためのスパイスにしかならないことに、雫は気付いていた。



最近、すれ違う男子達の視線が変わってきたような気がする。

意識のしすぎなのかもしれない。あるいは、そうであることを、望んでしまっているのかもしれない。

だが、それまでの高嶺の花を遠くから眺める憧れの視線よりは、遥かに心地がいいと思えた。



そして……
どうなった? または何が起こった? ↓1~3コンマ最大
1.部活後、男子部員に声をかけられる。
2.授業中、後ろの席の男子に声をかけられる
3.生徒指導の教師に声をかけられる
4.その他

雫の危険なお遊びは、明らかに過激さを増してきていた。

だというのに、雫の日常はまるで代わり映えしなかった。

まあ、当然であるともいえる。

誰も、あの青島 雫がそんなオナニー狂いになっているなんて思わないだろうからだ。

多少の違和感を感じることはあっても、それ以上の可能性は、妄想として切り捨てられていた。

変わらない日常に、雫は心から安堵していた。

雫は、自らの痴態がバレてほしいだなどとはまるで思っていなかった。

失うものの大きさを理解していたし、それらを失ってしまったときのことを考えて本当に恐怖を覚えた。

そう。これでいいのだ。これでいい。

このまま、バレないように続けていけばいい。

そして、ここまでしてもバレないのだから、これぐらいなら、何の問題もない。


雫「……♡」


そうやって、少しずつ、少しずつ。

不安定な積み木を積み上げていくように、雫の行為はエスカレートしていった。

部活が終わり、雫は足早にシャワー室へ向かった。

誰もいないことを確認し、忍び込むように個室に潜り込みカーテンを閉める。

そのまま、シャワーを流し始めた。

少しして、シャワー室に部員たちがやってきた。


「今日も疲れたなー」

「肩パンパンだっつの」


声変わりを終えた、低い男の声。

彼らが、入るシャワー室を間違えたのではない。

雫が、故意に男子用のシャワー室に入ってきたのだ。

男子たちが、シャワーの個室に入っていく。

雫が入っている個室の横にも、男子が入っていった。

みんながシャワーを使い出したのを確認して、雫はシャワーを自らの秘所に近づけた。


雫「っっ~~!!♡♡」


「にしても、今日の青島見たか?」

「お前また青島かよ。いい加減セクハラだぞ」

「いや、あいつ絶対見せ付けてきてるって。こっちの反応見て楽しんでる」

「妄想はやめとけよ。あの青島がそんなことするわけないだろ」

「そんなんだからお前童貞はなんだよ」

「ど、童貞は関係ねーだろ!!」

雫「フゥー……フゥー……!♡」


男子たちが雫の話題を出しているのを聞きながら、雫は鼻息を荒くしていた。

股の部分の布をずらし、剥き出しになった陰唇にシャワーの水を直接当てる。

ぷっくりと膨らんだクリトリスにシャワーが当たると、思わず叫んでしまいそうになる。


「いや、真面目にさぁ……青島とヤりてぇわ」

「そりゃ男なら誰だってそうだろ。あんな可愛い子、テレビでもそう見ねえし」

「はーあ、青島の未来の彼氏が羨ましい」

雫(みんな、ヤりたいんだ、私と……セックス、迫られちゃったらどうしよう……♡)


彼らの手が強引にソコに伸びてくる妄想をしながら、自身を高めていく。

今、目の前のカーテンを開けられてしまったら、その妄想が現実のものとなってしまうかもしれない。

男子だけのこの空間で、雫は明らかに異分子だった。

高い女の声を上げれば、すぐに気付かれてしまうだろう。

シャワー室の足元をのぞかれてしまえば、白く、すらりとした女の脚だとバレてしまうだろう。



男たちが、シャワー室から出て行こうとしている。このままやりすごせば、何の問題もない。

そう分かっていながら、男子たちが更衣室に消えていくその瞬間、雫はシャワーの水圧を高めた。


雫「んんくううぅぅ~~!!♡♡」ビクンビクン!


仰け反り、深い絶頂を迎える。こらえていた喘ぎ声が漏れてしまう。


雫「はぁ……はぁ……♡」


恐る恐る、雫はカーテンを開けた。

そこには、雫以外誰も残っていなかった。

授業中。

例のごとく、難しい問題を雫がみんなの前で解いていく。

百点満点の答え。それを、教師も生徒も、当たり前のこととして受け取る。

踵をかえし、自席に戻る。歩くたびに揺れるスカートに、意識を持っていかれる。


「……顔赤いけど、大丈夫?」

雫「!? え、ええ、大丈夫よ」


隣席の女子にそう言われ、思わず声が裏返りそうになった。

ぎゅっと心臓を鷲掴みにされたかのようだった。激しく泳いだときよりも、鼓動が異常に早くなる。

流石にやりすぎたと後悔した。だが、この授業はこれで乗り切るしかない。

いつもよりもと風通しのよいスカートの中で、雫のマンコはすでにぐっしょりと濡れていた。

内腿をつたう愛液に、気付かれなかっただろうか。

スカートには、染みができていなかっただろうか。

スカートの裾を、少しずつじりじりと捲り上げていく。

前から見れば、ひくひくと物寂しそうに動く雫の陰唇が、はっきりと見えただろう。

雫は、ノーパンのまま授業を受けていた。

それまでの雫なら、そもそもそんな行為の可能性にすら思い至らなかっただろう。

左手の指で、クリトリスを転がす。蜜液の音が鳴らないように、最新の注意を払い優しく動かす。

そのじらすような刺激と、脳をビリビリと痺れさせるスリルとで、雫の頭は沸騰しそうになっていた。

雫(だめ、イく! すごいアクメ来る♡ 声、抑えないと、抑えないと……!)

雫「んんんんっっ~~!!♡♡」


口を手で塞いで、漏れ出す嬌声を無理やり抑えこんだ。

明らかに不自然な行動だが、そうでもしなければ、教室中に雫の喘ぎ声が響いていただろう。

膝がガクガクと震える。

絶頂の勢いで小さく潮を噴いてしまった。スカートの裏地が濡れてしまう。

この状態で立ち上がったら、次こそバレてしまうかもしれない。


雫(ダメだ、こんなの……いつか絶対にバレる、バレるに決まってる……!)


もういっそ、バレてしまいたいとすら思った。

そうじゃなければ、もっと、もっと、過激な快感を求めてしまう。


雫(私、もう戻れない……変わっちゃった……エッチな、変態女になっちゃった♡)


絶頂を迎えても、身体の熱がひかない。

残り少ない授業時間で、どうにかしてあと一回イけないかと、雫は思案していた。

雫の淫欲度がアップします
7/10 → 9/10


現在のまとめ

【名前】桃原 愛(ももはら あい)
【変身名】イノセント・アモル
【魔法】回復魔法、障壁魔法、浄化魔法
【性格】おっとり系。少しドジだが優しく包み込む母性を持つ
【学年】高校3年
【容姿】緩いウェーブのかかったロング。巨乳
【強さ】魔法少女中級者Lv1
【特性】精神力特化。中出し中毒
【淫欲度】10/10


【名前】青島 雫(あおしま しずく)
【変身名】イノセント・アクア
【魔法】水を操る魔法
【性格】文武両道才色兼備のお嬢様。近寄りがたい雰囲気があるが根は普通の子
【学年】高校2年
【容姿】絹のような美しい長髪。背が高く均整のとれたプロポーション
【強さ】魔法少女初級者Lv3
【特性】魔法特化
【淫欲度】9/10


【名前】緑川 颯(みどりかわ はやて)
【変身名】イノセント・ヴェントゥス
【魔法】風を操る魔法
【性格】しっかりした頼れる先輩。人前では弱みを見せず無理をすることも
【学年】高校3年
【容姿】髪型は短め。雫よりも背が高く胸も大きい
【強さ】魔法少女初級者Lv5
【特性】防御特化、中出し中毒
【淫欲度】8/10

現在までのイベントまとめ

【0.チュートリアル 戦闘イベント 苦手変身の欲種】
愛が父親が苦手だということが判明

【イベント1 戦闘イベント 耳の欲種】
愛がイかされそうになるも、颯の救援により助かる

【イベント2 日常イベント 仔犬欲種との遭遇】
愛が仔犬型の欲種を家に連れ帰ってしまうも、突然の進化に恐れを抱き浄化

【イベント3 戦闘イベント バナナの欲種】
颯が遭遇したものの敗北し、何発ものバナナをまんこに突っ込まれる
これが原因で颯が中出し中毒に

【イベント4 戦闘イベント 黒剣の欲種】
雫が一対一で勝利を収める

【イベント5 日常イベント 颯の先輩逆レ未遂】
颯が片思いしていた先輩を性的に襲った
結果的に逆レイプどころか和姦になる。以後、颯と先輩が浮気セックスする仲に

【イベント6 戦闘イベント 霊魂集合体の欲種】
愛が、颯の性行為を追体験させられ、颯と同じ中出し中毒に。
また、欲種が放った攻撃により雫が敗北。雫が純潔を散らした。

【イベント7 日常イベント 雫の学校オナニー(前編)】
性欲が強くなった雫が、学校で自慰をしだすようになる。
トイレ、授業中の教室、放課後の教室でオナニー。オナニーがクセになってしまう。

【イベント8 戦闘イベント ミラーボールの欲種】
愛が単独で倒すも、倒したはずの欲種に寄生され、欲望を曝け出される。
融合魂戦以降、ずっと犯されたかった欲望を自覚。
雫、颯に欲種を浄化してもらうも、あの時の快感を忘れられなくなってしまっている。

【イベント9 日常イベント 雫の学校オナニー(後編)】
雫の自慰が、どんどんエスカレートしていく。
男子シャワー室でのシャワーオナニーと、授業中のノーパンオナニーを経験

次が10回目のイベントです。

前に言ったように、ボスイベントを実施します。
イベントには三人で挑みます。
状況的に、これをクリアできればハッピーエンド、駄目ならバッドエンドでしょうか。


まずはイベントの種類を決めます ↓1~3コンマ最大
1.戦闘イベント(上級欲種またはそれと同等の敵との戦闘です。過去倒せなかった欲種も選べます)
2.日常イベント(エロイベント確定。戦闘以外の欲種絡みのイベントもありです)

1

【戦闘イベント】

それでは、ボスとなる怪人・怪物を決めます。 ↓1~3コンマ最大
1.バナナ欲種
2.進化した融合魂
3.それ以外の欲種(外見・欲望の種類・戦闘スタイル・能力・その他。設定は少なくてもOK)

※採用レスがゾロ目の場合は、通常の上級よりもさらに強い欲種とします

1

バナナ欲種(再戦)
以前よりもさらに太く大きな大樹になっている

>>361(バナナ欲種)に決定
強さは変わらず、上級のままです

日が沈みかけている街中を、三人の美少女が歩いていた。

すれ違う人たちは、老若男女問わず、一度は彼女たちの方をみやる。

一人は、緩いウェーブのかかったロングと、柔和な顔立ちに似合わない豊満な肉置きの少女――桃原 愛。

一人は、絵にかいたような大和撫子を思わせる、芸術品のように整った容姿の少女――青島 雫。

一人は、爽やかなショートヘアと、意思の強そうな眼差しが印象的な長身恵体の少女――緑川 颯

ただ三人が並んで歩くだけで、ドラマのワンシーンのように映えた絵になる。

彼女たちは同じ高校に通う女子高生であり、世界の平和を守る魔法少女『イノセント・ヴァルキリー』でもあった。


愛「なんだか、こうして三人一緒に帰るのも久しぶりな気がするねー」

雫「……確かに、そうですね。颯先輩は、もう他のご友人の方とは下校しないんですか?」

颯「ん、い、いや、そうだね。やっぱり、この三人で一緒にいるのが落ち着いてさ」

愛「もう、嬉しいこと言ってくれちゃうね!」


そういって、愛は颯を肘で小突く。

そんな先輩たちの掛け合いを見て、雫は小さな笑みをこぼした。


雫(よかった……一時期はギクシャクしてると思ってたけど、元の先輩たちに戻ってくれたみたい)

愛 颯「「……」」

だが、雫は知らなかった。

颯が、つい最近まで雫の知らないところで何をしていたのかを。

愛が、その一部始終をどんな方法で知ることとなったのかを。

欲種に犯され、辱められて深く刻まれた情欲が、二人をどんな風に変えてしまったのかを。

そして、二人の先輩たちも、後輩がどのように淫らに堕ちていったのかを知ることはなかった。

今、笑い合いながら一緒に歩いているこの瞬間にも、三者三様の理由で、自らの欲望と戦っていた。

だが、悲観してはいけない。

魔法少女にとって最も大切なことは、心を強く持つこと。

諦めなければ、奇跡は起こる。奇跡を起こすのが、魔法少女なのだから。

それは唐突に訪れた。

さっきまで傾いていた日が、いつの間にか真上に上っている。

強い日差しがジリジリと照りつけ、彼女たちの体温を上昇させた。

明らかに、先ほどまでいた場所とは違う。現実から切り離された、異質で歪な空間。

これを、三人はよく知っていた。


雫「こ、これは……!?」

愛「あの時の、欲種の異空間……!」

颯「あの野郎……!!」


街中に、巨大な気配が現れる。

改めて対峙すると、その異常さに気付く。明らかに、今まで戦ってきた敵とは格が違う。

欲種の姿も視認できない、殺気も感じないこの状況で、三人は威圧感に押しつぶされそうになる。


愛「行こう!」


一番最初に足を踏み出したのは愛だった。

いつだって、こういうときに先を切り開いてくれたのは愛だった。


颯「……ああ!」

雫「今度こそ、絶対に倒しましょう!」

愛 雫 颯「「「変身(フォームチェンジ)!!!」」」


桃、青、緑の光が、それぞれの身体を包み込む。

光の中から、魔法少女たちが現れた。

強く、可憐で、清廉な魔法少女たち。

彼女たちは、人々を救うため、欲種の元へ翔けていった。

街中に悠然とそびえ立つ、見上げるほどに巨大な樹木。

南国の木々を思わせる大きな葉が、風に揺られてざわざわと音を立てている。

そして、樹木の天辺には、黄色い房状の果実――バナナが、たわわに実っていた。

これが、上級の欲種。

敵意――そもそも意思のようなものをまるで感じないが、今まで遭遇してきた中でもトップクラスに危険な欲種だ。

それを示すかのように、樹木の葉の影には、絶頂を向かえ倒れている女性たちが大勢いた。

前回の被害者たちは、愛によって身体的ダメージは治癒ことができたが、快楽への異常な中毒性はどうすることもできなかった。

人を使い捨ての玩具のように壊してしまえる欲種に、三人の怒りは激しく燃え上がった。


雫「もう好き勝手はさせないわ!」

颯「あの時の借りはきっちり返させてもらうよ、クソバナナ!」

愛「あなたを倒す! そして、これ以上、誰も傷つけさせない!」


三人は魔力を漲らせ、それぞれの魔法を発動した。



戦闘開始! どうなる? ↓コンマ一桁
奇数 欲種はなにもせず
偶数 いきなりバナナ発射
ゾロ目 いきなりバナナ発射、三人とも貫通

おしい

【判定結果】
いきなりバナナ発射


回避判定 三人の強さや特性により補正あり


愛 ↓1コンマ一桁
1~7 回避
8~0 着弾

雫 ↓2コンマ一桁
1~4 回避
6~0 着弾

颯 ↓3コンマ一桁
1~6 回避
7~0 着弾


一人でも回避ゾロ目が出れば全員回避
着弾ゾロ目が出た魔法少女は即戦闘不能に

その欲種の特徴は颯から聞いていた。

バナナを飛ばしてくる。ただそれだけの、非常にシンプルな能力。

ただ、そのバナナには圧倒的な速度と精密な追尾機能、さらには魔法少女のコスチュームをも容易く引き裂く貫通能力がある。

非常に危険な攻撃だ。

近づき過ぎないように距離をとり、バナナの弾を切れさせるように戦うべきだ、と颯は言っていた。

十分に警戒していた。魔力を漲らせ、いつでも反応できるようにしていた。

それなのに。

雫の秘所を、黄色い果実が貫いた。


雫「ひぐぅ!?♡」


膣肉を一気に抉じ開けられ、最奥をノックされる。

それだけで子宮が応えてしまう。肉棒を迎え入れるように膣内のひだが蠢き、子宮が降りてきた。

激痛を感じても可笑しくない突然の挿入にもかかわらず、雫は絶頂を迎えた。

あまりにもあっけない絶頂に、雫の理性は現実を受け入れられないでいた。

それでも、身体は迅速に状況を理解する。割れ目から、とめどなく愛液が溢れ出した。


雫「ぁ、え、あ……?♡」

愛「アクア!?」

颯「クソッ!!」


二人の先輩魔法少女は、バナナをすんでのところでかわしていた。

だが、次もかわせるという保証はない。

ましてや、動けなくなった雫を庇いながらなど。

思案する魔法少女たちを前に、大樹の欲種はただ、そびえ立っているだけだった。



愛たちはどうする? ↓1~3コンマ最大
戦い方の方針、攻撃方法、魔法の使い方など。一言だけでもいい(ガンガン攻める、様子見など)
※ 現在、雫は絶頂の余韻で行動できません。

欲種に実っているバナナが数本、ひとりでにもがれ落下する。

気付けば、そのバナナが目前にまで迫っていた。

発射の予兆がまるで分からない。

その速度と合わさって、全神経を集中させなければ回避不可能な攻撃となっていた。

ひとつだけこちらに有利な点を上げるなら、その攻撃が恐ろしく正確無比だということだ。

着弾点は分かっている。目でその弾道を捉えることはできなくても、発射に気づけさえすれば迎撃、回避は可能だ。

それでも、非常にシビアなタイミングを求められることに変わりはないが。

愛は光の障壁でバナナの軌道をそらしつつ、身体強化で着弾を回避する。


愛「はっ……はっ……!」


極限の集中状態が続くため、身体能力を向上させているにもかかわらずすでに息が切れ始めていた。

照り付けるよな日差しも、地味ながらもじわじわと体力を奪っていく。

愛の身体が、芯から暖められていく。玉のような汗が浮かぶ肌が、ヒリヒリと敏感になっていく。

ドレススカートの中のショーツが、汗と、彼女自身の愛液で濡れ始めていた。

自身の身体に起こる変化を自覚しながらも、愛は攻撃の回避に全神経を注いでいた。

一発でも着弾されれば終わる。愛はそう予感していた。

鏡の欲種に取り付かれ、己の欲望を自覚したあの時から、愛は懸命に自身の欲望に抗っていた。

雫のように自慰に狂う未来もあっただろう。そうならなかったのは、愛の強靭な精神力があってこそだった。

だからこそ分かる。愛の身体は、おそらくもう限界だ。

水は、既に器いっぱいに満たされている。何かを落とし入れれば、簡単に零れだすだろう。

日差しの熱が、思考をぼやけさせていく。撃ち落とした果実から、甘い芳醇な香りが漂ってくる。

隣で戦う仲間の姿が目に入る。

今戦っている欲種に敗れた、あの日の仲間の悲惨な姿と、欲種により追体験させられた仲間の情事の記憶が、曖昧に重なり合った。


颯「アモル!!」

愛「!?」


ほんの一瞬、意識を反らしてしまった。戦場では、それが命取りになることもある。

放たれたバナナが、愛の目前に迫っていた。



どうなる? ↓1 コンマ一桁
奇数 回避
偶数 着弾
ゾロ目 雫が愛を助ける

【判定結果】
着弾

今日はここまで
絶望的な実力差ですが、安価とコンマで魔法少女たちを勝利へと導きましょう


勝利の法則は決まった!(白目)

かわすどころか、着弾を覚悟する余裕もないまま。

欲種の果実が、愛の最奥までたやすく到達した。


愛「お゛、ほっ!?♡」


子宮口をズン! と押し上げられ、愛は潰れたような喘ぎ声を上げた。

一般成人のソレよりも太く長いものが、愛の膣内にすっぽりと収まる。

果実の分厚い皮が裂け、中からドロドロに溶けた実が勢いよく溢れ出してきた。

果物を模しているくせに、中身は本物の精子のように熱かった。

しかし、量も、濃さも、人間のソレを遥かに上回っている。

強制的に、思い起こされる。颯の情事の追体験を。欲望の赴くまま堪能した輪姦を。

膣内に、男たちの情欲の種を無遠慮に吐き出されたときの快感を。

膣壁が、白濁液を啜ろうと蠕動する。その熱に、雌としての自分を支配されていく。

一発でも着弾されれば終わる。愛はそう予感していた。

だけどこれは、想像以上だった。


愛(こ、こんなの……♡ こんなの、耐えられるわけっ♡)



そして、愛は…… ↓1コンマ一桁
※精神力特化の特性により、耐えられる可能性があります。
1~7 完全に堕ちてしまう
8~0 寸前のところで持ちこたえる
ゾロ目 雫と颯にありったけの加護を与えた後、気絶する

愛の秘所から、ボタボタと白濁液が垂れ落ちる。

愛はしばらくの間、動こうとしなかった。本人の意思とは関係なく、膝が快楽に震えていた。

愛の唇がわなないた。強い決意を感じさせた眼差しが緩み、目尻が下がっていく。

今にも泣き出しそうな表情になった愛は、搾り出すように呟いた。


愛「もう、むり……」


愛はドレススカートの前方を捲り上げた。

濃い目の癖のある陰毛と、赤く火照ったマンコがあらわになる。

果実の甘い香りと愛の雌の匂いが混ざり合い、あたりに淫臭を撒き散らす。

今度は、欲種によって無理やり欲望を曝け出されたわけじゃない。

今の一撃で理性を完全に砕かれた愛は、自らの純然な意思によって、欲種に屈服する。

堰を切ったかのように、愛から欲望を求める言葉が溢れ出した。


愛「もう、むりだよぉ! こんなキモチいいの知っちゃったら、平和のために戦うなんてもうむりぃ!♡」

愛「早く、次のバナナ♡ バナナチンポっ♡ どちゅ、どちゅっ♡ て、私のナカに、叩き付けて!♡」

愛「ほしいほしいっ! バナナチンポで、ハメられながら、中出しほしいのっ♡ ちょうだい、はやくぅ!♡」



愛は、瞳にハートが浮かんでいるかのような媚びた表情を浮かべたていた。

欲種にお情けをもらえるように、腰を揺らして求愛のダンスを踊る。

颯「ッ!? ダメだ、気を強く持って!」

颯「あんたらしくないよ! お願いだから、負けないで、愛……!」


颯が、半ば縋るように愛を叱咤する。

しかし、愛の淫らな動きは止まらない。愛の視線は、欲種に実るバナナから外れなかった。


愛「ごめんなさい、颯ちゃん、雫ちゃん……でも、もう自分でもどうすることもできないの……!」

愛「バナナチンポ恵んでほしくてたまらないのっ♡ お願い、バナナ、バナナ早く――」


愛の願いが届いたのか。それとも、単にうるさい雌を黙らせたかっただけなのか。

バナナが、愛の秘所を貫いた。

仰け反る愛が喘ぎ声を上げるより早く、二弾目、三弾目が着弾する。


愛「ッッッッ~~!!?♡♡」ビクンビクン!


愛の瞳がグルンと裏返る。

着弾の衝撃に、嬌声が無理やり塞き止められる。

ようやくその衝撃に身体が反応できる状態になったときには、既に次弾が挿入されていた。

呼吸もままならない。衝撃に快感がぐんぐんと突き上げられるが、それが一向に降りてこない。

愛は、連続して絶頂し続けた。常人の許容量を超えた快感が、愛の脳を焼き切ろうとする。

愛(イグイグイグイグイグイグイグイグイグウウウウウゥゥゥゥ!!? イっぐうううぅぅぅううう!!♡♡)

愛(しゅごしゅぎる! 壊れるっ♡ 女ですらない、ただのバナナザーメンタンクにされちゃうっ!)

愛(死ぬ、本当にじぬ゛っ♡ 助けて、誰か助けてぇ!♡ えっちなこと以外何も分からなくなるっ!♡)


時間にすれば数秒にも満たなかっただろう。

ようやく、バナナの発射が止まった。

愛のお腹が、はち切れそうなほどにまんまるに膨らんでいた。

追撃が止んだことで、ようやく、脳と身体が快楽を処理し始める。

蓄積された快感が爆弾となって、全身のいたるところで爆発した。


愛「おほおおおおおぉぉぉぉおおおおぉぉぉおおおお゛お゛お゛お゛!!?♡♡」


真上から太陽が照りつける中、愛の絶叫が響いた。

ブリュリュリュリュ! と、愛のお腹に溜まり切った白濁液が汚い排泄音とともに吐き出された。

その勢いで、愛はさらに絶頂を繰り返す。

愛のコスチュームが、光の粒子となって消え去った。

何の力も持たない、ただの壊れた少女がそこにいた。

極楽に導かれたかのような恍惚とした笑みを浮かべながら、少女は白濁液の水溜りに倒れこんだ。

――そうして、『愛』を司る魔法少女イノセント・アモルは、欲望の怪物に完全敗北した。



颯たちはどうする? ↓1~3コンマ最大
戦い方の方針、攻撃方法、魔法の使い方など。一言だけでもいい(ガンガン攻める、様子見など)
※ 雫はもう動けるようになりました。変わりに愛は戦闘不能です。

雫「愛、先輩……」


大切な人がなす術もなく蹂躙される様を、雫はただ眺めていることしかできなかった。

まだ雫がただの少女出会った頃、欲種に襲われていたところを助けてくれたのが愛だった。

その姿は、とても強く、美しく、優しかった。

魔法少女として、そしてただの高校の先輩として、頼れる憧れの存在。大好きな人。

そんな彼女が、いやらしく欲種に屈服し、無様な姿をさらして負けた。

未来が、黒く塗りつぶされていく。光が見えない。

雫の瞳が絶望に見開かれる。その瞳から、光が消えた。



そして、ショックを受けているのは颯も同じだった。

思考が空回り続ける。

残された者として、自分が雫を引っ張っていかなければいけないのに、この状況を打破できる術がまるで思いつかない。

颯の心を占めていたのは、燃え盛る怒りとそれを覆うほどの深い絶望。そして、破滅願望。

絶望と恐怖に、心が砕かれそうになる。

そうであればいっそ、愛のように快楽でめちゃくちゃに壊れてしまいたい。

以前、大樹の欲種に敗北したときよりも、その心と体には深い淫欲の記憶が刻まれている。

今なら、完璧に壊れてしまえる。颯は、そんなことを考えてしまっていた。


颯(ダメだよ、愛……! 私はあんたみたいに、強くなれないよ……!)

大樹が、風に揺られてざわめいた。

欲種は、ただ静観していた。

欲種は、何も変わっていない。一度も攻撃を当てることすらできていない。

あいつにとっては、私たちなんて蜜を求める羽虫にしかすぎないのか?


颯(クソ、クソ、クソッ!!)

颯「うおおオオオオォォォ!!!」

雫「ヴェ、ヴェントス!?」


颯が、欲種に向かって駆け出した。

全身に緑風の刃を纏った状態で、突風のごとく大樹に向かって突っ込んでいく。


無茶だ、と雫は思った。どうみても、撃墜覚悟の特攻にしか見えなかった。

そして事実、颯には何か策があるわけでもなかった。

きつく欲種を睨みつける颯の瞳から、熱い涙が零れだし、後ろに向かって流れていった。


颯(ふざけるな、ふざけるなッ!! こんなやつに、負けるのか!? 愛が、私たちが!?)

颯(嫌だ、そんなの絶対に嫌だ!! こんな終わりなんて、絶対に嫌だ!)

颯(速く、もっと疾く!! 風を……何もかもを置き去りにできるぐらい、もっと……!)


颯が、ぐんぐんと加速していく。景色が高速で流れていき、無数の線になっていく。

彼女が通った道に、無数の切り傷が刻まれていく。

颯自身が巨大な砲弾となり、欲種に迫る。一瞬にも満たないうちに、欲種と交差する。



どうなる? ↓1コンマ一桁
1~7 欲種には届かなかった
8~0 欲種に大ダメージを与えることができた
ゾロ目 欲種に風穴を開け、颯が覚醒した

颯がどんどん前傾姿勢となる。

颯から放射状に後ろに流れていく緑風が、ひとつの巨大な槍を形成した。

欲種から無数のバナナが放たれる。

だが、颯はそれらを無視してひたすら加速し続けた。

無数のバナナが、颯に着弾する前に弾け飛ぶ。

颯が形成する分厚い風の鎧を、欲種の果実は突破することができなかったのだ。


バナナ欲種「オオオオオオォォォ……!!」


欲種が大きく唸り声を上げた。空気だけでなく、世界そのものが揺らぐかのようだった。

初めて見せる上級欲種の殺気に、一瞬、颯の心が恐怖で塗りつぶされた。

しかし、颯の足は止まらない。

今まで何十キロ、何百キロと走ってきた颯の身体が、加速するための術を覚えている。

颯は、折れそうになる心を奮い立たせる。

欲種の反応は、逆に言えば颯の攻撃を驚異だと見なしているということに他ならない。


颯(止まれるか! やるんだ、このままあいつの土手っ腹をブチ抜いてやる!!)

颯(勝つんだ! 私は魔法少女だ! 私が、みんなを守るんだッ!!)

颯「オオオオオオォォォォ!!!」


颯が、ひとつの限界を超えようとしていた。

あともう数歩で、音の壁を越える。風を置き去りにした、その先に辿り付ける。

加速していく世界の中で、颯の周りを流れる時間が、ゆっくりになった。

唐突に、情景が思い浮かぶ。高校三年になって、初めて地区大会で入賞したときの光景。

ただひたすらに、ゴールラインに向かって駆けていた。部員たちの張り上げるような声援も、耳には届かない。

ただがむしゃらに、全身で風を切るのが最高に気持ちよかった。

在りし日の、守りたい日常の象徴。

または、走馬灯だったのか。



突如、天と地が逆さになる。

前と後ろ、右と左が分からなくなる。

自身の身体が宙に向かって放り投げられたのだと気付くのに、数瞬を要した。

アスファルトを突き破り、地面から複数の根が天に向かって伸びているのを視認した。

あの根が、颯を地面ごと真上に吹き飛ばしたのだ。

進行方向を上にずらされた颯は、周りの瓦礫よりもはるか頭上に吹き飛ばされていた。

極限まで加速していたはずの颯の身体が頂点で停止する。

運動エネルギーを失った颯の身体は、重力に引きずられ落下を始めた。

風はどこにも届くことはなく、颯はただ堕ちていくだけだった。

颯の身体は、剥き出しになった土の地面にそのまま衝突した。

大地が強く振動し、砂塵が舞い上がる。

遠巻きにみていた雫のところにまで、砂を含んだ風が吹き荒れてくる。


雫「は……颯先輩っ!!」

颯「お、お゛ほっ♡」


颯が上空に吹き飛ばされ、地面に落下するまでの数秒にも満たないうちに。

何本もの剛直が、颯の秘所を貫いていた。

空中で快楽に蹂躙された颯は、魔法で衝撃を和らげることもできずに地面に衝突してしまったのだった。

落下の浮遊感の中で絶え間なく絶頂を迎えた颯は、現実と夢想の区別がつかなくなっていた。

膣内で潰され、ぐちゃぐちゃになった白濁の果実が颯を満たしている。

あの時よりも、深く、深く、白濁の熱が身体に染み込んでいく。

思考が白に塗りつぶされる。もう、自身が何に怒っていたのか、何を守ろうとしていたのかも思い出すことができない。


颯「お、おひょおおおぉぉおおお!?♡」


颯の中に満ち満ちていた白濁液が吐き出される。

舌を突き出し、背中を仰け反らせながら颯は小刻みに絶頂を迎えた。

虚ろな目で、颯は空を見上げた。果てしなく続く空が、颯を見下ろしていた。

もはや理由も思い出せない涙を流しながら、颯の意識は闇に沈んでいった。

雫「は、颯先輩……颯、せんぱい……」


雫は、力を失いただの少女となった颯に縋るように呼びかける。

少女は応えない。生気を失った表情で虚空を眺める少女は、時折、生理現象として快楽に腰を跳ねさせるだけだった。

雫は、自身の近くで倒れている少女を見やる。

惚けた顔で犬のように舌を出した彼女は、いつものような優しい笑みを雫に向けてはくれなかった。


バナナ欲種「オオオオォォォ……」


欲種が唸り声を上げる。

地表を突き破り現れた複数の根が、獲物を見定めるかのようにゆらゆらと揺れていた。


雫「助けて……誰か、助けてよ……」


絶望した瞳から一筋の雫が零れ落ち、地面に跡をつけた。



雫はどうする? ↓1~3コンマ最大

雫(無理よ……愛先輩も、颯先輩も負けてしまった相手に、私が一人で勝つなんて……)


雫の心を、絶望が覆っていく。

二人のように、壊されてしまうのではないかという恐怖。

そして、あの二人をあそこまで壊してしまうほどの快楽への甘美な誘惑。

雫の中で、その二つが相反して両立していた。

雫の秘所は既に、愛蜜でぐっしょりと濡れていた。

ショーツが秘所にぴたりと張り付き、割れ目を浮き上がらせているはずだ。

もういっそ、愛のように全てを受け入れてしまおうか。

震える手で、スカートの裾を掴む。

学校の至る場所で自慰をしていたときの、身を焦がすような悪寒で全身が粟立つ。

心臓が狂ったように跳ね回る。恐怖と、照りつける日差しの熱が、正常な思考力を奪っていく。


雫(愛先輩、颯先輩……ごめんなさい、私、もう……!)

愛『魔法少女にとって一番大切なのは、心を強く持つこと』

愛『たとえ何があっても、希望を捨てちゃダメだよ?』


記憶の中で、憧れの魔法少女が優しく微笑みかけてきた。

無理だ、と雫は切り捨てた。

こんな状況で、どうやって心を強く持てというのか。

事実、その台詞を言った愛だって、結局は情欲に屈し敗北しているじゃないか。


愛『……アクアはきっと、すっごく強くなるよ。私やヴェントゥスよりも強い、立派な魔法少女になれる』

颯『おいおい、私は負ける気なんかないからね。でも、頼りにしてるよ、後輩!』


二人の言葉が、暗く閉ざされた心の奥底から湧き上がってくる。

先輩たちとの、かけがえのない日々の記憶が蘇ってくる。

いつだって私の前に立ち、背中で語ってくれた頼れる仲間たちの姿が、脳裏に焼きついている。


雫「うう、うううぅぅ……!」


雫の瞳から、大粒の涙が零れた。

その雫の煌めきが反射して、瞳が光を取り戻し始める。

雫(もう、あの頃には戻れないかもしれない)

雫(先輩たちも、私も、もう取り返しのつかないところまで変わってしまったのかもしれない)

雫(この戦いが終わったって、もっと強い欲種や、もっと辛い絶望が待っているかもしれない)

雫(もう、先輩たちは私を守ってくれないかもしれない)


でも、だからこそ!


雫「私が、守るんだ!! 私が、先輩たちの分も、魔法少女として戦うんだ!!」

雫「どんな絶望だって、欲望だって、何度だって跳ね除けてみせる!」


雫の周りで、急速に魔力が膨らんでいく。

魔力で、さらさらと透き通るような長い青髪が揺らめいた。

ゴポゴポと気泡が浮かび上がってくるように、何もない空間から水の玉が現れる。

水が柱となって、まるで天に昇る龍のように巻き上がる。

あたりの温度が急激に下がっていく。身体の火照りも、徐々に鎮まっていった。

自身が展開し支配しているはずの領域の異変に、大樹の欲種が唸り声を上げた。


バナナ欲種「オオオオォォ……!!」


欲種が、根を鞭のように振るってきた。

近くのビルが、袈裟斬りされたように斜めに両断される。

高速で迫る根を、雫は水の柱で弾き飛ばした。

根が、複数同時に振るわれる。根の軌道にあるあらゆるものが、引き裂かれ、捻じ曲げられていく。

縦横無尽にあらゆる方向から迫り来る攻撃を、雫は複数の水の柱ですべて対処していた。

膨れ上がった雫の魔力が、今度は逆に収縮していった。

濃縮し、縒り合わせ、研ぎ澄ませていく。

欲種が葉を揺らしながら、一際大きな唸り声を上げた。


バナナ欲種「オオオオオォォォ……!!」

雫「これで終わりよ! 欲種ッ!!」


どうなる?
※魔法特化の特性により補正がかかっています。
1~3 雫、覚醒
4~0 奇跡は起こらなかった……

ゾロ目指定がないときは、基本的にゾロ目がでても特別な選択肢は発生しません。
ただ、強判定となり、安価結果がより強く反映されます。
>>311など)

あと安価指定を忘れていました。
↓1だったので>>423で決定です。

【ゾロ目のため強判定です】


欲種は根を振り回しながら、バナナをガトリング砲のように連射した。

雫は、水の柱で根を弾きつつ、水の槍でバナナを撃ち落としていく。

極限の集中状態の中、雫は魔法を放ち続けた。

ひとつの取りこぼしも許されない。高密度に魔力を練り上げつつ、魔法を緻密にコントロールする。


雫「うおおおおおぉぉぉ!!」


雄叫びを上げながら、全霊で魔力を放つ。

無理な魔法の使用で全身に高負荷がかかっているが、そんなものはお構いなしだ。

身体が軋み、心臓が破裂しそうなどに強く血液を送り出していく。

しばらくの間続いていた均衡が、徐々に崩れ始めた。

水の槍が、バナナの雨を潜り抜けて欲種に突き刺さり始めた。

水の柱が欲種の根を弾く衝撃で、いくつかの根が千切れ飛んだ。


雫(行ける! このまま押し切る! 絶対に倒す!!)

目から血が流れそうになるほどの負荷をかけながら、雫は魔力を巡らせ続けた。

そして、ついに水の柱が欲種の本体を捉えた。悠然と構えていた大樹の幹が初めてぐらつく。

鞭打たれた場所には、大きな裂傷ができていた。

雫の瞳に、希望の光が見えたそのとき。

欲種の大樹に、果実以外の部位があわられた。


雫(あれは……つぼみ?)


それは、人間大ほどはあろうかというほどの巨大な蕾だった。

付け根のあたりが大きく膨らんでおり、切っ先に向かうほど細くなっている。

突如として生えてきたその蕾が、ゆっくりと花弁を開いていく。


雫「っ!?」ゾク!


あれは、まずい。魔法少女の本能がそう告げていた。

あれを花開かせてはならない。なんとしても止めなくては。


雫「うおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!!」


水の柱をすべて撚り合わせ、巨大な槍を創り出す。

大樹の欲種よりも太く、巨大なそれを、蕾めがけて突きつけた。

轟音を鳴らしながら、高純度の青い魔力を秘めた水の槍が欲種に迫る。

そして。

その街並みの一角を水没させられるほどの水が、一瞬で消し飛んだ。


雫「は?」


雫は、状況が理解できないでいた。

今、いったい何が起こったの?

水の魔法が、すべて掻き消されている。

理性をぼやけさせる、うだるような暑さも戻ってきていた。

身体が重い。膝がガクガクと震えている。

と、視界の下端に、奇妙なものが見えた。

錆びた機械のように、少しずつ顔を動かし、視線をさげていく。

雫のお腹が、ぼっこりと大きく膨らんでいた。

愛や颯のように、白濁液で満たされているわけではない。

お腹の上から形が分かるほどの巨大な剛直を突き挿れられているのだ。


雫「ッッ!?!!?」


雫は一瞬、パニックに陥った。

こんな凶悪なモノをいったいいつ、どうやって挿れられたのか、まるで分からなかった。

人体構造上ありえない異常な光景に、生理的嫌悪と恐怖を覚える。

そして、脳と身体が状況を理解したことでようやく、とっくに受け取っていたはずの快感が訪れた。

雫「おほおおおおおぉぉぉぉおおおお゛お゛お゛お゛!!?♡♡」ビクンビクン!


色気の欠片もない喘ぎ声を上げながら、雫は深く絶頂した。

快感が、子宮から脳まで一直線に身体を串刺しにする。

そのまま、脳を突き破られてしまったかのようだった。

子宮と脳が直結する。もう、快楽以外のことを考えることができない。


雫(なにこれなにこれナニコレ!? ありえない!♡ キモチよすぎるっ!♡♡)


今まで、破滅と隣り合わせになりながら繰り返してきた自慰は、すべて偽物だった。

そう思ってしまうほどの、強烈な快感。

今までの人生で雫が感じてきたすべての快感を、この一撃で上回られてしまった。

決壊してしまったマンコから、愛液がぴゅっぴゅっとシャワーのように噴き出る。

子宮がお腹の位置まで突き上げられ、内臓が圧迫されている。

そんな状態であっても、雫が感じ取れる信号は快感だけだった。

魔法少女でなければ死んでいた。あるいは、その欲種の種子の特性で意識を保つことができているのかもしれない。

膣内を占領していた種子に亀裂が入る。

そして、そこから大量の精液がぶちまけられた。

第二撃が雫を襲った。


雫「んぶうううううぅぅぅぅうううううう゛う゛う゛う゛!!?♡♡」


雫が、豚のような嬌声を上げた。人形のような端整な顔立ちが、淫らなブサイク面になる。

パチパチと、膣内で濃厚な精液が弾ける。熱で蕩けた膣肉が、精液と混ざり合うかのようだった。

逃げ場などなく、膣内のすべての箇所が犯され、性感帯へと作り変えられていく。

お腹が風船のように膨れ上がり、精液の圧迫感で骨が軋んだ。

精液に、身体も思考も満たされる。すべてを白濁で塗りつぶされてしまう。


雫(お、溺れるっ♡ 精液に溺れちゃうっ♡ 息、できない…!♡)

雫「ん、んぼっ、おほおおおおぉぉぉおおお!!♡」


膣内の精液が、ゴボゴボゴボ!と音を立てながら勢いよく外に流れ出ていった。

膣壁ごと引きずり出されそうになる感覚に、雫の絶頂が止まらなくなる。

雫はエビ反りになり、噴水のように白濁液が噴き出すマンコを前方に突き出す姿勢となった。

ぶぴ、と最後の一滴が漏れ出した。

雫の足元に、白濁液の水溜りができあがる。

甘い芳醇な香りが、追い討ちとばかりに雫を絶頂に追いやった。

すっきりと元に戻ったお腹が解放感を覚えたのは一瞬で、雫はすぐ飢餓感に襲われた。

空虚になった膣内が物寂しくてたまらない。またいっぱいに満たしてほしいと、子宮がキュンキュンと疼く。

雫の腰が、ありもしないチンポを迎え入れるかのようにカクカクと揺れた。



たった一撃で、魔法少女はすべてを破壊され、ただの雌と成り下がってしまった。

顔や股から、あらゆる体液がとめどなく溢れる。

水の魔法少女であったはずの彼女は、もはやそれらを拭うことすらできなくなっていた。


雫「ま、まけにゃい…♡ わ、わたひはっ、じぇったい♡ まけにゃいぃ…♡」


それでもなお、雫はうわ言のように呟き続けた。

変身はすでに解け、魔法少女としての敗北が決定的なものになりながらも、雫は膝をつかなかった。


バナナ欲種「……」


だが、もはや奇跡は起こらない。彼女はもう、魔法少女ではないのだから。

彼女を待ち受けているのは、他の力なき女たちと変わらない。

欲望に犯される、絶望の未来だけだ。



雫(と愛、颯)はどうなる? ↓1~3コンマ最大
※ 敗北が確定しました。もはや逆転はありえません。

雫「わたひは、まけませんから……♡ せんふぁい……♡」


愛は、震える足を引きずるようにして前に進んだ。

焦点の定まらない目で、眼前にそびえ立つ大樹を見つめる。

倒さなければ。先輩たちの代わりに、私が成し遂げなければ。

わずかに残った理性の欠片が、雫を亡霊のように突き動かしていた。

もしかしたら、自身の変身が解けていることにも気付いていないのかもしれない。

そんな夢から覚めない少女に、現実が突きつけられる。


雫「ひぎゅうっ!?♡」


バナナが、雫の最奥に着弾した。

ただの少女となった雫には、その残像すら視認できなかった。

視界が白黒に点滅し、歯がカチカチと音を立てる。

果実の皮が裂け、膣内に濃厚な白濁液が広がった。

擬似射精の快感に雫の中の雌が歓喜し、膣内を蠕動させた。

フー、フー、と荒い息を吐きながらも、雫は抵抗の意思を示す。


雫「ぜ、ぜったい、まけぇえええ~~!?♡♡」


第二撃がブチ込まれる。

舌を真上に突き出し身体を仰け反らせながら、雫はいとも容易く絶頂した。

涼しげな切れ長の目は、薄く細められ、愉悦に歪んでいた。

きゅっと閉じられていた小さな口は、だらしなく緩み、よだれが端から零れ出ている。

知性と美しさを併せ持つ高嶺の花であった少女は、もうそこにはいなかった。

淫液を垂れ流し、ただ情欲を貪ることしか考えていない発情した雌の姿が、そこにはあった。

なおも敗北を認めようとしない雫に、欲種の果実が連続して突き挿れられる

どちゅ、どちゅ、どちゅ、どちゅ、と、果実が着弾し爆ぜるたびに、雫の脳内に火花が散り、思考が吹き飛んだ。


雫「まけ、にゃいっ!♡ ぜったいっ♡ わたひ、はっ!♡ こんな、バナナ、チンポっ、なんかに!」

雫「ずんずん、突いてくるっ♡ バナナ、チンポ♡ 何度、ナカに、出されてもっ!♡」

雫「チンポ、チンポがっ♡ 奥まで、奥までえええぇぇぇ!?♡」

雫「あへぇ、おほっ♡ 何度、イかされたってぇ、あっ、バナナで、またイくぅ!!♡」

雫「んあ、あへぇぇええっ♡ こんな、キモチいい、反りチンポ、何本も、チンポ、またっ♡」

雫「あっ、あい、ひぇんぱいっ♡ はやて、しぇんはい…! わたひぃ、ぜったいぃ、こんな、チンポにぃ!」

雫「ま、まけっ、まけまひゅううううううぅぅぅううううう!!!♡♡」


雫は一際大きく絶頂したあと、その場に尻餅をつくように倒れこんだ。

ゆるゆるになったマンコから白濁液がとめどなく溢れ出してくる。



雫は後ろ側に手をつき、腰を軽く持ち上げた。お腹側を上にした、逆向きの四つんばいの姿勢になる。

ぴんと伸ばしたつま先で下半身を支える。膝が震えるが、腰を下ろすのをやめない。

雫は、割れ目を欲種に見せ付けるようにしながら、その引き締められた小ぶりなお尻をふりふりと横に振った。


雫「こ、降参ですぅ♡ ま、負けっ、負けました! 私たちの、負けですっ!♡」

雫「こ、こんにゃの、勝てるわけないっ♡ バナナおチンポ様つよすぎる!♡ どちゅどちゅマンコ突いてくるの、強すぎるっ♡」

雫「い、いいでひゅよねっ♡ 負けちゃったけど、いいでふよね♡ だって、せんぱいたちだって、負けひゃったしっ♡」

雫「わたひ、がんばったのっ、ひとりで、さいごまれ…!! りゃから、も、もう、イぐうううぅぅぅううううう!!♡♡」

雫はお尻を高く突き上げ、ブリッジ状態になって絶頂した。

蛇口を強く捻ったかのように、白濁液が愛液と混じって勢いよく噴き出した。

雫は知性の欠片も感じさせない雌犬の表情を浮かべ、欲種にむかってさらにおねだりする。


雫「すいまひぇんでした♡ みのほども、わきまえずっ!♡ いどんでしまった、おろかなわたひたちを、許してくらはいぃ!」

雫「あやまりまひゅ、ごめんなひゃーい♡ もう、にどと、勝てるだなんてばかなこと、いいまひぇんっ!♡」

雫「だから、もっとバナナぶち込んでぇ!♡ おなか、どぷどぷ、バナナしぇーえきで満たしたいんでふぅ!♡」

雫「わたひのこと、飼ってくらひゃああい!♡ よくしゅさませんようの、バナナケースにくべんきにしてぇええ!♡」


雫の秘所に、バナナが一定のリズムで挿入されていく。

何の力の持たない人間でも死んでしまわないように、速度や実の量が適切に調整されていた。

それはまさに、ピストンのたびに射精するペニスのようなものだった。

雫の顔に恍惚の表情が浮かぶ。

完全に、バナナチンポの虜になってしまっている。完全に、この欲種に心奪われている。


雫「しゅき、しゅきっ♡ よくしゅさまっ、あいしていますっ!♡♡ しずくのぜんぶ、ささげまひゅ!♡」

雫「あっはぁぁあ!! と、とんじゃうっ、もう、もどってこれにゃい!♡」

雫「イっくううううううぅぅぅぅううううううううううううう!!!!♡♡♡」

細い身体が折れてしまいそうなほど弓反りになりながら、雫は絶頂に達した。

少女は、無様なアヘ顔をさらしながらイキ狂う。

あの品行方正な優等生がこんな表情を浮かべることができるなど、誰が想像できただろうか。



ついに、雫の身体が沈む。あたり一面に溜まっていた白濁液が、パシャンと跳ねた。

もう、彼女は戻れない。かつての日常にも。かつての自分にも。

でも、そんなことに思いを馳せる理性も感性も、もはやその少女には残っていなかった。


バナナ欲種「……」


欲種は、すっかり物言わぬ大樹に戻っていた。

風が吹き、大きな葉がざわめく。

天上に上っていた太陽が消え去る。現実世界では、すでに夜になっていた。

冷えたアスファルトの地面に、大量の犯された女たちが転がっていた。

だが、その中に、かつて魔法少女だった彼女たちの姿はなかった。



少女たちはこれから、その短い余生を、欲種に犯され嬲られるだけの存在として過ごすことになる。

彼女たちの最期を知ることができる存在は、この世界には一人として存在していないのであった。



【敗北エンド……】

愛たちの物語はバッドエンドで終わりました。
いやぁバナナは強敵でしたね…

>>1としてはすごく面白かったのでキャラを変えてもう一周やりたいぐらいですが
やるにしてもしばらく時間をあけてから別スレでやろうと思います。
安価をとってくれた方、読んでくれた方ありがとうございました。

本編だけで終わらせるつもりでしたが、書きたくなったので少しだけ番外編を書こうと思います
二度目のバナナ欲種と遭遇しなかった場合の三人の快楽堕ちIFルートです
蛇足になるかもしれませんが、もしよかったらお付き合いください

まずは愛から

愛「~~♪」


上機嫌に鼻歌を歌いながら、少女は家に向かう道を歩いていた。

スキップでも始めそうなほどの軽い足取りに、ゆるいウェーブのかかった髪が揺れる。

天使のような満面の笑みは、すれ違う人にまで笑顔を伝染させていた。

彼女の持つケーキボックスから、幸せの甘い匂いが漂う。

それは、彼女のかわいい親友たちからのプレゼントだった。

今日は、彼女――桃原 愛の、記念すべき1X回目の誕生日だった。


愛(はぁーあ、早くケーキ食べたいなぁ~~♡)


待ち遠しくて、緩んだ口元からよだれがたれそうになる。

雫からは、しっとりとした上品な甘さのチョコレートケーキを。

颯からは、フレッシュな酸味が甘さを引き立たせるフルーツケーキを貰っていた。

また、ケーキと一緒に、二人から小さな仔犬のキーホルダーもプレゼントされた。



二人からプレゼントを貰ったとき、恥ずかしながら、愛は感極まって涙目になってしまった。

雫は慌ててなだめはじめ、颯は悪戯な笑みを浮かべてからかってきた。

二人のらしい反応に、愛は思わず笑みをこぼした。胸が、暖かいものでいっぱいになった。

二人とは、同年代の友達として、そして世界の平和を守る同士として、かけがえのない時間を共に過ごしてきた。

時には絶望し、心が挫けてしまいそうになったこともあったが、それでもここまでやってこれたのは二人がいたからだ。

次の二人の誕生日には、ちゃんとお返しをしないと。お菓子を作るのは好きだから、私は手作りにしようか。

そうやって、大切なものを貰って与えて、これからもずっと三人で一緒にいたい。

そんなことを考えながら、愛は帰路についたのだった。

愛「ただいまー!」


玄関を開け、元気いっぱいに挨拶をする。

とはいえ、誰からも返事は返ってこない。

愛の母親は、平日は夜遅くまで働いている。二人分の料理を作り母親の帰りを待つのが、愛の日常だった。

とはいえ、今朝、今日は愛の誕生日を祝うため早めに帰宅すると母親は言っていた。

今日は、母が手料理を振舞ってくれるらしい。愛は、母の作った料理が大好物だった。


愛(ケーキはお母さんと一緒に食べよ)


ケーキを冷蔵庫に入れるため、愛は二階の自室ではなくリビングに向かった。



「おかえりなさい。愛」



愛「え――」


ピタリと、愛の動きが止まった。

返ってくるはずのない返事が、リビングから聞こえてきた。

聞き覚えのある声。忘れられない、耳にこびりついた男の低い声。

愛の瞳がぐらぐらと揺れる。呼吸が浅くなり、冷や汗が止まらなくなる。

愛の指から、ケーキボックスの取っ手が滑り落ちた。床に落ちた衝撃で、中のケーキがぐしゃりと潰れた。

そして、声の主が愛の前に姿を現した。


愛「お父、さん……」


震える声で、愛はそう呟いた。

その男は、紛れもなく愛の実父だった。記憶よりも幾分か老いを感じるが、それでもこの顔を別人と見間違えるはずもない。

もう二度と見ることはないと思った、そうであってほしいと願った男の顔だった。

実は先日、愛は目の前の男と同じ顔を目の当たりにしていた。

遭遇した欲種が、愛の父親に変化したのだ。

あの時の愛は、雑魚欲種相手に珍しく動揺してしまった。

だが、今この瞬間、凶暴な欲種と対峙したときよりも、愛は恐怖を感じていた。

男が、柔和な笑みを浮かべる。何も知らない人が見れば、人当たりのよさそうな落ち着いた男性に見えただろう。

だが愛は、この状況で完璧な笑みを浮かべることができるその男の精神性に寒気を感じずにはいられなかった。


「久しぶりだね、愛。元気にしてたかい?」


この男がこうして愛の前に現れたのは、数年ぶりのことだった。

まだ幼かった愛と母親を捨てて、よそで作った女と一緒になるために出て行ったのだ。

あの日、愛は、父に泣いて縋りつく母の手をただ握ることしかできなかった。

雫や颯のような気の強い性格をしていたなら、今さらどの面さげて帰ってきたのかと啖呵を切ることもできたかもしれない。

しかし愛は、目の前の男に対しすっかり萎縮してしまっていた。


「いつまでそうしているつもりだい? 早くこっちに来なさい」


静かで落ち着いた男の声に、愛は喉元を締め付けられるかのような息苦しさを覚えた。

今すぐこの場から逃げ去りたいと、愛は強く思った。

しかし、愛の身体は石になってしまったかのように動かすことができなかった。

そもそも、逃げるなんて、どこに逃げればいいというのか。

この場所こそが、愛の帰るべき場所だというのに。

愛は結局、男の声に従うまま、リビングの中へと足を踏み入れた。

「今日は愛の誕生日だったろう。どうしても祝いたくなってしまってね」

愛「あ、ありがとう……」

「愛、お誕生日おめでとう」

「だんだん、母さんに似てきたね。ここまで大きく育ってくれて、私は嬉しいよ」

愛「っ……!」ビクッ


男の薄く細められたまぶたの奥から、じっとりとした視線が愛の身体を貫いた。

ブラウスを内から押し上げる豊満な胸を隠すように、愛はたじろいだ。

二人はリビングにある椅子に座り、テーブルを挟んで向かい合っていた。

テーブルには、近くの街で評判の人気スイーツ店のケーキが置かれていた。


「結構人気だったから手に入れるのに苦労したよ。ほら、遠慮しないで食べなさい」

愛「……ごめんなさい……今、お腹、あんまりすいてなくて……」

「……そうか。じゃあケーキはお母さんと一緒に食べるといい」

愛「……」

「最近、学校はどうだ。ちゃんと勉強にはついていけているかい?」


とりとめのない世間話をし始める父。

久しぶりにあった娘との距離感が掴めず、当たり障りのない内容しか喋れない、という反応ではない。

愛の日常なんて、目の前の男は興味ないのだ。ただ、父としてのロールを演じるためにそれらしい会話をしているに過ぎない。

愛も、無難な答えを返していく。この地獄のような瞬間が、早く終わってくれることを祈りながら。

「彼氏はできたかい?」

愛「……!」


自然な流れでそんな話題が出される。だが、男の纏う空気の質が確かに変わった。

じっとりとねぶるような視線が、愛の身体の曲線をなぞっていく。

巧妙に隠されてはいるが、このゾワゾワとする狂気を孕んだ熱を、愛は知っていた。

あの日。魔鏡の光に欲望を暴かれ、本能のままに愛を犯した男たちのソレと、同じものだ。

愛の鼓動が早くなる。じんわりと汗をかき始める。ぎゅっと、内股を閉じた。


愛「彼氏なんて、できたこと、ないよ……」

「そうか……少し、安心したよ。年頃とはいえ、娘に彼氏ができるなんてのは父親としては複雑なものだからね」

愛「そ、そっか……」

「じゃあ、セックスはしたことあるか?」

愛「なっ!?」


愛の顔が濃い朱に染まる。

父親から突如発せられた生々しい言葉に、愛の心臓が跳ね上がった。

彼氏がいたことないのに、セックスなんてしたことあるわけがないだろう。普通に考えれば、そんなこと聞くまでもない。

だが、愛は普通ではなかった。

愛は魔法少女だった。そして、戦いの中で欲種に敗れ、犯されたのは一度や二度ではなかった。

欲種に惑わされていたとはいえ、人間ともまぐわったことがある。

愛の身体は、すでに男を知っていた。

「答えられないのかい?」

愛「そ、そんなっ……!? そんなこと、したことない!」

「はは、そうだろう。愛がそんなことするわけないよな」


取り乱すように叫ぶ愛に対し、男は悠然と笑みを浮かべていた。

男はいつの間にか立ち上がり、愛のすぐ側までよってきていた。

愛の肩に、男の手が添えられる。なんの力も込められていないのに、愛の身体に重圧がのしかかる。

椅子に縫い付けてしまったかのように、愛は立ち上がることができなくなってしまった。

男のほうを向くことも出来ない。愛はただ、ケーキの上にのった苺をじっと見つめることしかできなかった。

男の無骨な手が触れる箇所を、意識せずにはいられない。

すぐ隣に感じる男の気配に、愛の体温は否応なしに引き上げられていった。

「お前、男に犯されたがっているだろ」

愛「――!?」


肩に添えられていた男の手のひらが、愛の鎖骨を撫で、首元に至った。

首元のリボンとブラウスのボタンを、指先で器用に外される。

そのまま、男の手は服の下に滑り込み、愛の豊満な乳房を鷲掴みにした。

愛が小さな悲鳴を上げる。だが、愛はその手を跳ね除けようとはしなかった。

まるで毒蛇に体表を這われているかのような恐怖が、愛の身体を竦ませた。

そして、恐怖とは別の感情が、愛の下腹部をジクジクと疼かせていた。



大きめなブラジャーの上から、愛の柔乳を揉みしだかれる。

実の父に胸を触られるというありえない状況に、愛の頭は混乱していた。

それでも、身体は素直に反応してしまう。

ブラがずらされ、肌に直に触られる。硬くなった乳首を摘まれ、愛は甲高い嬌声を上げた。


愛「んああぁ!? ん、くぅ、あぁん……!」

「すっかり感じているようだね。こうされることを期待していたのかな?」

愛「ち、ちがっ……! ん、はあぁ……!」

「まさか、愛が実の父親に胸を触られて感じてしまうド変態だったなんて……父さんは悲しいよ」

愛「へっ、変態、なんかじゃ……! やめて、お父さん……!」

「本当は、じっくりと……お前の母親のように堕としていこうと思っていたけど、手間が省けたみたいだね」

「こんなに感じやすいエッチな女の子に育ってくれるなんて、愛はお父さん思いのいい子だね」

愛「や、やめて……! い、いやぁ……!」


椅子に座ったままの愛は、すでにブラウスを全開にされ、胸を曝け出されていた。

ずっしりと実った大きな胸が、男に弄ばれるがままぐにぐにと形を変える。

乳輪をなぞる指に時折乳首を弾かれると、愛は簡単に甘い声を上げた。


「顔を上げなさい」

愛「ん、んんっっ~~!?」


胸を弄るほうとは逆の手が、愛の顎に添えられた。

無理やり上を向かせられた愛の唇に、男の唇が重ねられた。

愛「んんっ、じゅぷ……!? れろ、んぐ、むはぁ……!♡」


何度か犯されたことがある愛だが、キスをされた経験はそう多くはなかった。

それも、乱暴に咥内を犯されるといったものがほとんどで、このように舌をねっとりと絡ませあう恋人同士のようなキスは初めてだった。

優しく、探られるように咥内を舐められる。愛自身も知らなかった急所を舌先でなぞられ、愛の腰がビクンと跳ねた。

上から、重力にしたがって、父親の唾液が垂れ込んでくる。

親鳥から餌を受け取る雛鳥のように、愛はそれを抵抗なく飲み下していく。

吐き気を催してしかるべき状況で、少女は愛おしそうに喉を鳴らしていた。

咥内と乳房を同時に愛撫され、愛は軽い絶頂を迎えた。


愛「んむぅぅうう……!!♡」ビクン!

「はは、キスと胸だけでイったか。本当に母親譲りの、いや、母親以上に淫乱な女だね」

愛「はー…♡ はー…♡」


父親を見上げる愛の瞳が潤む。とろんと、恋をした乙女のような瞳になる。

あれだけ嫌悪していた実の父に犯されたのにもかかわらず、今、愛の心は多幸感に包まれていた。

あの日から必死に抑え込んでいた欲望が堰を切ったかのように溢れ出し、愛の内側を満たしていく。

見上げた父親と、その日初めてまともに目があった。

欲種や暴漢たちのように激しくはないが、粘りつき、こちらを溶かすような雄の視線が愛を貫いていた。


「母さんには、今日はこの家に帰ってこないように伝えてある。今日は、父娘二人で愛を深め合おう」

愛「そ、そんな……」


くったりと椅子にもたれかかる愛に、男の手が差し出される。まるで、淑女をエスコートする紳士のようだった。

その手に指を重ねると、そのまま力強く引っ張られ、愛は椅子から立ち上がった。

ふらつく身体を、腰に手を添えられて支えられる。

男の、食後のデザートを楽しもうとするかのような丁寧な振る舞いに、愛の胸がキュンと高鳴る。


愛「……♡」


そのまま、父親に導かれるようにして、愛は二階の自室に向かった。

そうして。

誕生日が終わるまでの間、男に『愛』を注がれ続けた彼女は、実父のオンナになった。

かつて、愛の母親も、愛と同じ年齢のときにその男に堕とされていたのだった。

母親はその日、本当に家には帰ってこなかった。



この後の描写 ↓1~3 コンマ最大
1.堕ちた時の描写(どうやって堕とされたのかプレイの内容や状況なども指定)
2.その後の描写(堕ちた後の父親とのプレイや愛の様子など指定)
3.愛の物語はこれで終わり

2
Mに目覚める

>>484を採用します

愛「パパー♡ 起きて、朝ごはんできたよー」

「おはよう、愛……いつもありがとう」

愛「んふふー♡ これぐらい平気だよ。大好きなパパのためだもん。ねっ、おはようのちゅー♡」


愛は上体を起こした父親に抱きつき、キスをせがんだ。

男は当たり前のようにそれに応じた。粘膜同士が絡み合ういやらしい音が響く。

愛は、素肌の上からエプロンを羽織った、いわゆる裸エプロンの格好をしていた。

豊満な胸が男にぎゅっと押し付けられ、潰された横乳がはみ出した。

男に巨尻を鷲掴みにされ、愛は甘い嬌声を漏らした。


「すっかり甘えん坊になったな、愛は」

愛「うん。私、本当はずっとこうやって誰かに甘えたかったのかも…♡」


父親に捨てられ、母に女手ひとつで育てられた愛は、幼い頃から自分がしっかりしなければという気持ちを強く持っていた。

魔法少女になってからは、その傾向がより強くなった。

颯も雫も、強い心を持った魔法少女ではあるが、結局は心のどこかで愛のことを当てにしていた。

そんな二人の期待や尊敬が、重圧になって愛を苦しめたこともあった。

愛は強く優しい心を持っていた。だから戦ってこれた。

でももう、強い雄に支配され庇護される悦びを、安心感を知ってしまった。

もう、愛は戦えない。

事実、父親に組み敷かれ身も心も堕とされてしまってから、一度も魔法少女に変身していなかった。

いつからか、街中で発生する欲種の気配も感じ取れなくなっていた。

彼女はすでに、魔法少女としての資格を失っていたのだ。

今の愛は、学校にすら通っていなかった。

ただひたすら、幼な妻のように愛する男のために尽くし、男の情欲の捌け口とされる毎日だった。

「本当に、愛はかわいいよ。私の自慢の娘だ」

愛「そんなこと言って、私がおばさんになったらお母さんみたいに捨てちゃうんでしょ? 本当に、最低なヒト♡」

「そんな最低な男と一緒になるために母親を捨てて、肉便器に成り下がった愛はなんなんだ?」ギュウ!

愛「んぎいぃ!? わ、私は、エッチのことしか考えられない、サイテーなドスケベ肉便器ですぅ♡ 壊れるまで、可愛がってぇ♡」

「はは、まさか愛にドMの素質があったなんてなぁ」


男は笑いながら、大きく突き出された胸の先端を思いっきり抓り上げた。

ぷっくりとした大きめな乳輪から伸びる乳首は、度重なる開発の結果、すっかり肥大化していた。

男は、乳首に刺されたハート型のピアスに指を引っ掛け、ぐいぐいと引っ張った。

愛の柔かい胸が、釣鐘のように引き伸ばされる。胸の重みで突起が千切れそうになる痛みに、愛の視界がチカチカと点滅した。


「彼氏がいたわけでもないのに処女じゃなかったようだし。いったい誰に散らされたんだい?」

愛「んぎっ!? そ、そりぇは……!」

「愛の大切な初めては、お父さんが貰おうと思っていたのに……親泣かせのクソビッチが」

愛「ご、ごめんなしゃいぃ……! ゆ、ゆるひてぇ! ち、乳首ちぎれちゃうっ…!」

「お父さんじゃなくて、自分の身体の心配かい? まだ、調教がなってなかったようだねぇ!」

愛「はぎゅうっ!?♡」


愛は、父親に思いっきりお尻を叩かれた。

パァン! という小気味いい音が響いた。叩かれる衝撃で、尻肉がたぷんと揺れる。

愛のお尻に、大きな紅葉の跡が浮かび上がる。それを上書きするかのように、男の本気の平手打ちが飛んでくる。

ヒリヒリと敏感になった肌に痛みが走る。

いくら愛が元魔法少女で戦闘に明け暮れていたとはいえ、ただの少女の姿ではその耐性にも限界があった。

愛「も、もうやめてぇ! 痛い、いたいよパパぁ!」

「悪い子にはお仕置きが必要だろ? こんなんじゃ足りないよ。叩かれて気持ちよくなってる、変態マゾ女にはね!」パァン!

愛「おほおぉぉ!?♡ ご、ごめんなひゃいぃ…!♡」


叩かれ、お尻が震えるたびに、愛の膣内はキュンキュンと疼いた。

外側への強い痛みが、内側には甘い痺れとなって伝わってくる。

雄に支配されている状況に恐怖を覚えながらも、愛の雌としての部分は深い安堵を覚えていた。

このまま、この強い雄に蹂躙されていれば、自分はただ、キモチいいことだけを考えていられる。

男の平手が、秘所近くのギリギリに叩きつけられた。

それが決定打となり、愛は絶頂に達した。


愛「んくうううぅぅううっ~~!!♡♡」


絶頂の勢いのまま、父親を力いっぱい抱きしめる。

鍛え抜かれた男の身体が、愛の柔肌を押し返す。

絶頂が終わり、力の抜けた愛は父親にもたれかかるようにだきついた。

荒い息を吐きながら、愛はだらしなく舌を零していた。

愛「はぁ……♡ はぁ……♡」

「叩かれてイったのかい? 本当にどうしようもない淫乱だね、愛は。間違いなくあの女の娘だよ」

愛「ひゃんっ…!♡」


腕をつかまれ、ベッドの上に乱暴に押し倒される。

そのまま、前にかかっていただけだったエプロンを剥ぎ取られる。

男も衣服を脱ぎ捨て、一糸纏わぬ姿となる。

その美しい筋肉に、そして股間にそびえ立つ剛直に、愛は目を奪われた。


愛「はあぁ~…すごい……それで、私とお母さんを女にしちゃったんだよね♡」

「そうだよ? そして今度は、あの女と同じように、君を母にしてあげよう」

愛「んん、んああぁぁああ~~!!♡♡」ビクン!


剛直を最奥まで突き挿れられ、それだけで愛はイってしまった。

外から何度も叩かれていた愛の膣内は、すっかりとろとろにほぐれきっていた。

何度咥え込んでも慣れることはない、愛を堕とした肉棒。愛おしい男のチンポ。

今まで愛が交わってきたどの男よりも大きく硬いのに、膣内にぴったりと納まる感覚に安心感を覚える。

そして、これがすごいのは大きさだけじゃない。

ズン、と奥を突き上げられたのを合図に、男は抽挿を始めた。

肉の打ち合う音がリズムよく響く。


愛「あ、あんっ、あっ♡ やっぱり、パパ、すごい……!」

愛(私の感じるところ、全部把握されてる……! 私の弱いところ、全部チンポに突かれちゃってる♡)

「ここを突かれると感じるのは、母親と一緒だね」

愛「お、おほぉぉおおおぉぉ!?♡ んひっ、んほおぉおお!♡」


片脚を抱えられた状態で、弱いところを執拗に擦られる。

ただ欲望のままに犯してきた獣のような男たちとは違う。

猛々しく突き上げながらも、愛の弱点を、緩急をつけながら的確に攻めてくる。

ベッドのシーツをめいいっぱい掴みながら、愛は喘ぎ続けた。


愛(お母さんが、パパのこと好きになったの、今なら分かる♡ こんなすごい大人のセックスされちゃったら、女なら誰だって惚れちゃうに決まってる♡)

愛「出して、孕ませてぇ!♡ 私に、パパの子供産ませてぇ!!♡」

「いいのかい? 女の子だったら、愛みたいに犯してしまうかもしれないよ?」

愛「い、いいのぉ♡ パパに、あげるからっ! パパのために、頑張って女の子産むからぁ!♡」

愛「そ、それは……いやぁ!」


愛は思わず、縋るように男に抱きつこうとした。

男は、そんな愛の頬を掴み、ベッドへと力強く押し付けた。

その雄の腕の強さに、愛は自身の立場と、どうしようもない愚かさを自覚した。


「そうか、嫌なのか。じゃあ、子作りセックスはもうおしまいにしようか」

愛「ご、ごめんなひゃいぃ…! メスブタ肉便器が、調子にのりまひたぁ!」

愛「パパが望むなら、何人だって産みまひゅからぁ! だから、子作りセックスっ♡ 中出しせっくしゅやめないでええ!!♡」

「本当にいい子だね、愛は……ほら、射精すよッ!!」

愛「んんんんっっ~~!!?♡♡」


絶頂し痙攣する膣内に、熱い精が吐き出された。

実の父親の容赦ない中出しに、子宮が歓喜に震えた。

肉棒が、ゆっくりと引き抜かれる。しばらくして、秘裂から白濁液が零れ出してきた。

顔に差し出された愛液まみれの肉棒を、愛は愛おしそうに舐め上げた。

父親に、頭を撫でられる。愛は、子供のような無邪気な笑顔を浮かべた。


「今日こそ、妊娠してしまうかもしれないね」

愛「ん、んちゅ……だったら、嬉しいな……早く、パパのお嫁さんになりたい……♡」


亀頭に優しくキスをする。男の肉棒は、もう反り勃っていた。

今日はまだ始まったばかりだ。今日も、この愛の巣のいたるところで、男に抱かれることになるだろう。

最愛の父との愛の結晶を早く宿したいと、少女は自らのお腹を優しく撫でた。

その時が、肉便器である自身が存在価値を失う時であることを知りながら。



【愛IFルート エンド】

次は颯ルートやります
雫ルートも合わせて明日中には終わらせたい

>>502の最初の一文が抜けてしまっていた……
申し訳ない
以下が正しいのです

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


「その子がとてもかわいく育ったら、愛のことも捨てちゃうかもしれないね?」

愛「そ、それは……いやぁ!」


愛は思わず、縋るように男に抱きつこうとした。

男は、そんな愛の頬を掴み、ベッドへと力強く押し付けた。

その雄の強さに、愛は自身の立場と、どうしようもない愚かさを自覚した。


「そうか、嫌なのか。じゃあ、子作りセックスはもうおしまいにしようか」

愛「ご、ごめんなひゃいぃ…! メスブタ肉便器が、調子にのりまひたぁ!」

愛「パパが望むなら、何人だって産みまひゅからぁ! だから、子作りセックスっ♡ 中出しせっくしゅやめちゃいやぁ!!♡」

「本当にいい子だね、愛は……ほら、射精すよッ!!」

愛「んんんんっっ~~!!?♡♡」


絶頂し痙攣する膣内に、熱い精が吐き出された。

実の父親の容赦ない中出しに、子宮が歓喜に震えた。

肉棒が、ゆっくりと引き抜かれる。しばらくして、秘裂から白濁液が零れ出してきた。

顔に差し出された愛液まみれの肉棒を、愛は愛おしそうに舐め上げた。

父親に、頭を撫でられる。愛は、子供のような無邪気な笑顔を浮かべた。


「今日こそ、妊娠してしまうかもしれないね」

愛「ん、んちゅ……だったら、嬉しいな……早く、パパのお嫁さんになりたい……♡」


亀頭に優しくキスをする。男の肉棒は、もう反り勃っていた。

今日はまだ始まったばかりだ。今日も、この愛の巣のいたるところで、男に抱かれることになるだろう。

最愛の父との愛の結晶を早く宿したいと、少女は自らのお腹を優しく撫でた。



【愛IFルート エンド】

安価まで少し長くなりましたが、颯ルート始めます

「は? ……悪い、もう一回言ってくれないか?」

颯「……もう、この関係を終わりにさせてください」


そう言って、颯は深く頭を下げた。

深夜の公園。そこは二人の秘密の逢引の場所だった。

街灯は少なく、少し明かりから離れれば近くにいる人の顔も良く見えない。

二人は時折ここで待ち合わせては、人目を憚りながらも愛欲を燃え上がらせていた。

端から見れば、好青年と美少女の健全なカップルに見えるが、実際には、彼の方には本命の彼女がいた。

彼の浮気相手。もしくは、都合のいいセフレ。それが今の颯にふさわしい表現だった。

そんな関係を終わらせたいと、颯は青年に切り出したのだ。

元を辿れば、颯のほうから、片思いしていた先輩に半ば強引に迫る形で始まったこの関係。

いくらかの負い目と名残惜しさを感じながらも、颯がこの関係を終わらせようと強く決意したのには理由があった。

颯の大切な後輩――青島 雫が、欲種に犯されて純潔を散らされたと知ったとき、颯は自分を殺してやりたいと思った。

愛と雫が欲種と戦っていた頃、颯は案の定、その先輩と情事に耽っていたのだった。

濡れ場シーンの多い恋愛映画が上映される映画館で、颯は先輩の股座に顔をうずめ、肉棒を頬張っていた。

そのまま火照った体が冷めないうちに、ラブホテルに入り熱い精を三発ほど最奥に受け入れた。

彼との性交に夢中になりすぎて欲種の出現に気付けなかった、など笑い話にもならない。

そして、彼女の大切な親友――桃原 愛が、男たちに犯されながら口にした言葉。


愛『んはっ、ごめんなさい、私、もう自分に嘘つけない! ほんとは、チンポにめちゃくちゃに犯されたかったの!♡』

愛『颯ちゃんのエッチな姿を見てから、んぢゅ、ずっとずっとエッチしたかったけど、あんっ! いけないことだから、が、我慢してたの!』

愛『でも、こんなにキモチいいなんて……! もっと、早く、教えてくれれば、ひゃうぅ!』


淫らに微笑む彼女は、颯を真っ直ぐに見つめてそういった。

あの時の愛は、颯を責めているような雰囲気ではなかったが、それでも颯は血の気が引いていた。

もしかしたら、颯が欲種に犯されていたときのことを言っていたのかもしれない。

けれども、人間の男のチンポをおいしそうに咥えていた彼女からは、純粋に雄とのセックスを楽しみたがっているように見えた。

愛に、知られてしまっている。先輩と繰り返してきた、最低の行為を。

いったいどこで、どうやって? どこまでを、知っている?

あの日のカラオケか。あの日のファミレスか。あの日の公園か。

思い当たる節はいくらでもあった。颯たちの学区とは少し離れた場所で会っていたとはいえ、彼女たちはあまりにも場所を選ばなさすぎた。

愛だけじゃない。他の知り合い――それこそ雫にだって、見られていた可能性はある。

冷静に考えれば、自身がどれだけ愚かな行為を繰り返してきたのかが分かった。

だが、かつての想い人であった彼に強く求められ、深く繋がることができることに舞い上がってしまっていたのだ。

恋は盲目というが、彼女は病的なまでに、周りのことが見えなくなってしまっていたことを自覚した。

颯(もう、こんなことは終わりにするんだ。そもそも最初から、こんなのおかしかったんだ)

颯(私は、魔法少女なんだ。欲種を倒すべき立場の私が、欲望に流されてしまってどうするんだよ!)

颯「本当に、ごめんなさい……でも、私は間違っていたんです。お願いします、もう終わりにさせてください」

「……分かった。もう終わりにしよう」

颯「……」


安堵したと同時に、胸がわずかに痛む。

心の中の、弱い颯が呟いた。本当に、先輩との関係を終わらせてしまってもいいの?

かつて諦めていた、諦めたふりをしていた恋の相手と、歪んだ形であるとはいえ、強く結ばれることができたのに。

想いも伝えられないまま先輩が卒業していったあの日、すごく後悔したじゃないか。

自分の心に嘘をつくのはもうやめないか? これからは、魔法少女としての活動もしっかり行えばいいだけじゃないか。


颯(黙れ黙れ! 私は決めたんだ! もう仲間を裏切れない! だから、黙っててよ!)


頭を振り、邪念を振り払う。私はこんなに弱い女だったのかと、颯は自嘲的に笑った。

だが、これでおしまいだ。後は、颯がみっともなく泣き縋ったりしなければ、先輩が颯の前からいなくなって、終わる。

そう思っていた。

「なんて、俺が簡単に言うと思ったのか?」

颯「え?」


颯は青年に強く腕をつかまれ、樹に押し付けられてしまった。

颯は背が高く、腕っ節にも多少の自信があったが、それでも健康的な男子大学生には適わない。

どうしようもなく、自分は被虐される側なのだと自覚する。

颯の中の雌が疼くのを宥めていると、颯の頭上から低い男の声が降ってきた。


「元はと言えば、お前から俺を襲ってきたんだよな? かわいい後輩だと思ってたやつに無理やり襲われた俺の気持ち、考えたことあんのか?」

颯「そ、それは……ごめんなさい……!」

「謝ってすむ問題じゃねえだろ! 俺は、俺は、お前にそそのかされて、ずっと彼女を裏切ってきたんだぞ!」

颯「ひゃんっ!? や、やめて、先輩……!」


短いキャロットスカートの上から、青年の手が颯の股座を乱暴に弄った。

颯の秘所は、すでに湿り気を帯びていた。濡れたショーツの上から、割れ目をぐいぐいと押される。


「もう濡らしてるじゃないか。こんなところに二人きりで呼び出すなんて、本当はお前も期待してたんじゃないのか?」

颯「そ、そんなんじゃ……!」

「もう、無理なんだよ。お前みたいな変態、もう普通なんかじゃ満足できねえだろ……!」

嫌だ嫌だと首を振る颯にお構いなしに、青年は秘所を責め続けた。

変えられてしまったのは、颯だけではなかった。

颯のようなトップクラスの美少女を自由にできる権利を与えられて、正常な倫理観を維持できる男などどれだけいるだろうか。

颯が片思いをしていた、爽やかな笑顔が似合う好青年はもはやそこにはいなかった。

何かに追い立てられるような必死の形相を浮かべた先輩に、颯は初めて恐怖を抱いた。

だが、そんな状態にあっても……そんな状態だからこそ、女の快楽を刻まれた颯の身体は昂り続けた。


「颯……颯……!」

颯「あひんっ!?♡ や、やめ……!」


荒く、興奮した様子で、男が颯の名前を口にする。

その度に、ひどく甘美な刺激が颯の身体をゾクリと震わせ、心臓を張り裂けそうなほどに高鳴らせた。

いつの間にか、青年の手はキャロットスカートの内側に挿し込まれ、直に秘所に触れていた。

ショーツの生地が伸びるのも気にせず、青年はぐしょぐしょに濡れた膣口の辺りを掻き回した。

淫らな水音に羞恥の感情が高められ、ざらざらとした膣壁を力強く擦られる刺激に颯は高い嬌声を漏らした。


颯「ひ、やっ!♡ やめっ、先輩! もう、私……!」

「オラ、イけよ! いつもみたいに、イけ、イけ、イけッ!!」

颯「イ、クッ~~!!♡」ビクンビクン!


先輩の身体に口元を押さえつけながら、颯は声にならない絶叫を上げた。

くたくたになった颯の身体から、青年の指が引き抜かれる。

洪水のように溢れた愛液が太ももを伝い、ショーツだけでなくキャロットスカートまで塗らしていた。

颯は頬を上気させて、荒い息を吐いた。

普段は強い意志を感じさせる瞳が蕩けた。先輩の前では何度も見せた、恋する少女の顔になった。

颯は青年に強く抱き寄せられ、強引に唇を奪われた。抵抗する間もなく、舌を挿し込まれる。

乱暴な舌の動きに応えるように、颯も舌を絡ませにいった。

このままでは、また流されてしまう。そしてずるずると、関係を続けていってしまう。

桃色に染まりそうになった脳内に、守りたいと思った、大切な仲間たちの姿が浮かんだ。


颯「んんむっ……! や、やめてくださいっ!」

「ッ!?」


渾身の力で、青年の身体を突き飛ばした。青年の顔に、驚愕と困惑の色が浮かぶ。


颯「ハァ、ハァ……これ以上、関係を続けるつもりなら、先輩の彼女に、全部話します」

「な、お前!!」

颯「その代わり、先輩も、私のこと他の人に話してくれて構いません……私は、本気です」


強く、先輩を睨みつけた。本当は、そんなことをする資格などありはしないのに。

自己嫌悪に胸を貫かれながらも、颯は眼光を緩めなかった。

青年の拳が強く握り締められる。

もしかしたら、このまま殴りつけられ、無理やり犯されてしまうかもしれない。

そんな最悪のシナリオが浮かび、颯の身体が強張る。

だが、青年は一度大きく息を吐き出すと、吐き捨てるように言った。


「もう、二度と顔を見せるな」


そうして、青年は去っていった。青年は、一度も振り向かなかった。


颯(……そんな資格なんて、あるはずもないのに……)

颯「う、ううぅう……! 先輩……!」


颯の瞳から、大粒の涙が流れた。

どこで間違えてしまったのだろう。そんな思いが胸に渦巻く。

颯の片思いは、最悪の形で幕を閉じた。

そう。これでもう、先輩との関係は終わったのだ。

すべて終わった。虫がいい話かもしれないけど、すべて忘れて、元通りの日常に戻ろう。

そう思っていた。


雫「こうしてまた颯先輩と一緒に帰れるようになって、私嬉しいです」

愛「雫ちゃん、颯ちゃんと一緒に帰れないからって寂しそうにしてたもんねー」

雫「そ、そんなことは……! まあ、少しだけ……///」

愛「んふふー、かわいい後輩だこと。 颯ちゃんもそう思うよね?」

颯「……」

愛「……颯ちゃん?」

颯「ん、あ、ああ。そうだな。ごめんな二人とも、寂しい思いさせちゃって」

愛「私は別に、寂しくなんてなかったけどねー。颯ちゃんとは心が通じ合ってるからさ!」

雫「なっ、愛先輩ズルいですよそれ!」

颯「あ、あはは……」


親友と、後輩とくだらない話で笑いあう、かけがえのない大切な時間。

それなのに颯は、ここにはいないその人のことばかりを考えてしまっていた。


愛「……」

愛「――欲種!?」

雫 颯「「!?」」

愛「二人とも、行こう!」


可憐な魔法少女のコスチュームに身を包んだ三人は、邪悪な気配のする方へ駆けていった。

そこにいたのは、お腹だけがでっぷりと膨らんだ、餓鬼のような怪人だった。

大して強くはなさそうだ。だが、数が多い。

話し合うでもなく、三人は目線だけを交わし、分かれて怪人たちと対峙した。

愛と雫は、怪人を順調に倒し浄化させている。

それに続こうと、颯も風を身体に纏わせた。

しかし、颯はそのまま、攻撃に打って出ようとはしなかった。


颯「はぁ……はぁ……」


颯は、一点を食い入るように見つめていた。

餓鬼の股座にそそり勃つ、凶悪な肉棒を。

血管が浮き上がり、ごつごつとしたイボに覆われた肉棒は、白濁液にまみれててかりを帯びていた。

餓鬼の足元には、その肉棒に犯されて気を失った女性たちが倒れている。

乱暴に引き裂かれた衣服から覗く肌に、痛々しい痣ができているのが見て取れた。

全身を穢され、秘裂からはその悲惨さを物語る、赤が混じった白濁液が零れだしていた。

許せない。颯は憤り、その餓鬼の首を風刃で刎ねたとしてもおかしくない。

魔法少女になった当初の彼女なら、本当にそうしていたかもしれない。

でも、今は。

想像してしまう。この下級の欲種に敗北し、無惨に犯される自身の姿を。

あの凶暴な肉棒を突き挿れられ、よがり狂う自らの痴態を。


愛「ヴェントゥス!!」

颯「!?」


眼前まで迫っていた餓鬼が、浄化の光によって消し飛んだ。

颯の足元に、元の姿に戻った男性たちが倒れこんだ。

愛「やっぱりおかしいよ、ヴェントゥス……何かあったの?」

颯「……」

愛「……もしかして、先輩とのこと?」

颯「なっ!?」

愛「……やっぱり、そうだったんだ……」

颯「そ、それは、なんで……」

愛「ごめんなさい、触れられたくないことだってのは分かってる……それでも、今の颯ちゃんをそのまんまになんてできないよ」

愛「辛いことがあったなら、いつだって相談に乗るよ? 颯ちゃんが苦しんでるなら、私……」

颯「愛には関係ないだろ!! ほっといてよ!」

愛「ま、待って!」



変身を解かないまま、颯はその場から逃げるように飛んでいった。

愛は後を追わず、ただ悲しげに目を伏せるだけだった。

颯(最低だ、最低だ……私、最低だ!)


自室で明かりもつけないまま、颯は自分を責め続けていた。

愛は、純粋に私のことを心配してくれただけなのに。

愛だってデリケートな話題を出すのは勇気がいったはずなのに、私はそれを自分勝手に拒絶してしまった。

関係がないなんて、そんなことあるわけがなかった。

あのままでは、颯は欲種に犯されていた。

颯は魔法少女なのだ。颯が欲種に敗北してしまえば、愛や雫、そして何の力を持たない人々を危険にさらしてしまうことになる。

そして、そんなことを抜きにして、愛にとって颯は親友だった。

颯も逆の立場だったら、彼女の力になりたいと思ったに決まってる。

迷惑をかけたくないと先輩との関係を終わらせたのに、その結果、大切な人を傷つけてしまった。

颯(私、本当に何やってんだ……!)

颯「はぅ、んん……!♡ くふ、んああっ…!♡」ビクン!


背中を反らせながら、颯は軽い絶頂を迎えた。

だが、全然足りない。こんなものでは、まったく疼きを抑えられない。

颯は、壁に背中を預け、下半身を丸出しにした状態で、ディルドを膣内に突き挿れてていた。

先端の出っ張りを子宮口に押さえつけるようにしながら、膣内をグイグイと掻き回す。

だけど、どれだけ立派な男性器を模していても、一切の熱を感じないハリボテではあの脳が蕩けるような快感を味わうことができなかった。


颯(ほしい、ほしい……チンポ、熱々のチンポで、めちゃめちゃにしてほしい……!♡)


自身の手で慰めるのではない。自身よりも強い雄に、欲望のままに激しく求められたい。愛されたい。

偽物の男根を激しく動かしながら颯が思い浮かべていたのは、幾度となく交わった彼の姿だった。

彼にガッチリと組み敷かれ、逃げることもできずに犯される様を想像しながら、颯は絶頂した。

しかし、当然、膣内の張型から熱い精が吐き出されることはなかった。


颯(ダメだ……私、このままじゃ本当におかしくなる……)


先輩との関係を断ち切ってから。

授業中も、部活中も、ただ街を歩いているだけでも、颯は男を目にするだけで欲情してしまうようになっていた。

このまま声をかけて、セックスに誘おうかと何度も思った。

次第には、倒すべき異形である欲種にすら発情しはじめていた。

このままでは、本当に取り返しのつかないことになる。

私は魔法少女だ。力を持つものとして、人々を守るという使命があるんだ。

だから。そう、だから。

颯はスマートフォンを手に取った。そして、結局削除することができなかった連絡先に通話をかけた。

深夜の公園。薄暗い闇の中、颯は一人立っていた。

颯は、部活のジャージジャケットを羽織っていた。

ジャケットの下からは、すらりとした健康的な生脚が伸びていた。

颯はポケットに手を突っ込み、落ち着かない様子で身体を揺らしていた。

と、公園の砂利を踏みしめる音が聞こえてきた。

颯はパッと顔を上げた。人影が近づいてきて、顔を視認できるようになる。

まるで何年も会っていなかったかのように錯覚するほど、待ち望んでいた顔があった。


「本当に驚いたよ、まさかお前から連絡があるなんてな。いったいどの面さげて俺に会いたいなんて言いやがったんだ?」

颯「そ、それは……」

「終わりにしたいっていったのはお前だよな? もう二度と顔を見せるなって、俺言ったよな?」

颯「う、うぅ……」


颯は顔を伏せ、肩を震わせた。

息が荒くなる。恐怖と緊張で、心臓がバクバクとうるさい。

「なんか言ったらどうなんだ、クズ女」

颯「せ、先輩……」

颯「この前は、本当に……本当に、すみませんでしたぁ!♡」


颯は、ジャージジャケットを勢いよく全開にした。

ジャケットの下には、何ひとつ身につけていなかった。

引き締まっていながらも女性らしい丸みを失っていない、美しい肢体が曝け出される。

剥き出しになった双丘の先端が、ぷっくりと膨らんで存在を主張していた。

大き目のジャージでぎりぎり覆われていた股座は、最初から何も穿かれていなかった。

ただ、秘所には深々とディルドが突き刺さっていた。


颯「私、気付かされました♡ もう、ダメなんです♡ 先輩なしじゃ、もう生きていけないんです♡」

颯「本当にごめんなさい!♡ 本当に私がバカでした♡ 許してもらえるならなんでもしますっ♡ 土下座でも、アナル舐めでも、何でも!」

颯「先輩と一緒に居られるなら、セフレでも肉便器でもオナホでも何でもいいっ! 先輩の言うこと、全部従います!♡」

颯「いつでも先輩の都合のいいときにおマンコする、先輩専用変態ビッチになりますからぁ♡ だからお願い、許してぇ!♡」


普段の芯の通った声とは違う、媚びるような甘え声を出しながら、颯はいやらしく身体をくねらせた。

「……お前それ、陸上部のジャージだよな?」

颯「はいっ♡」

「そんなふざけた格好でここまで来たのか?」

颯「はいっ♡ 先輩に少しでも早く会いたくて、走ってここまで来ました♡」


その格好は、颯なりの表明だった。

もう二度と逆らわない、彼だけの変態ドスケベ女に成り下がるという颯の意思を示していた。

それが果たして青年に伝わったのか。青年は何も言わず、颯に近づいてきた。

野外でバカみたいな格好をしている羞恥と、ここまでしてなお先輩に拒絶されるかもしれないという恐怖。

そして、もう一度先輩に抱いてもらえるかもしれないという淡い期待が入り混じり、颯は頭がパンクしそうになっていた。

颯のすぐ側にまで来た青年は、颯の割れ目からはみ出たディルドの下端を掴んだ。

ディルドはすでに、颯の愛液にまみれヌルヌルになっていた。


颯「ハァ…♡ ハァ…♡」


おあずけを食らった犬のように、颯の息が短く荒くなる。興奮が、高まっていく。

そして。

「こんな格好で街中を走るなんて……誰かにバレたらどうするつもりだよ!!」ズボッ!

颯「おひょおおおぉぉおおおお!!?♡♡」プシャアアアア!


夜の公園で恥部を露出させていることも忘れて、颯ははしたない嬌声をあげた。

秘所から愛液がシャワーのように噴き出す。

走りで鍛え抜かれているはずの颯の脚が、ガクガクと震えた。


「本当に、とんでもない変態だなお前。真面目なやつだと思ってたのに、失望したよ」

颯「ご、ごめんなしゃいぃ……嫌いにならないでぇ……」

「……お前みたいな変態、彼女とかありえないからな。性欲処理のための道具としてしか扱わないぞ、いいのか?」

颯「!? せ、せんぱぁい…♡」


颯は顔を綻ばせ、大きく頷いた。心の底から、先輩の道具にされてしまうことを喜んだ。

どんな形だっていい。もう一度、大好きな人の側に居られるようになるのなら。

そしてようやく、颯は待ち望んでいた本物の肉棒を迎え入れることができた。

その瞬間、颯が今まで守りたいと固執してきたものが、ひどくちっぽけなものに思えた。

その後、颯が腰を抜かして立てなくなるまで、二人は熱い情欲を交わし続けた。



そして…… ↓1~3 コンマ最大
1.その後の描写(その後の二人がしたプレイ、二人の陥った状況や様子など指定)
2.颯の物語はこれで終わり

それにしても驚いたよ、まさか颯が魔法少女だったなんてな」

颯「は、はっ♡ ん、ああん…!♡」

「でも、言われてみれば髪や目の色が違うだけで顔はまんま颯だな。むしろなんで今まで気付けなかったんだ?」

颯「はっ、ん♡ 魔法少女は、正体が、バレないように、魔法で、気付かれないように、なってるから……!」

「はは、じゃあ俺にバラすのはダメだったんじゃないか?」

颯「ううん、だって私は、もう先輩のものだから♡ 先輩だけは、特別です♡」


緑を基調としたコスチュームに身を包んだ颯は、青年の上にまたがり懸命に腰を振っていた。

気持ちよさそうな顔をしながら、引き締まった腿と尻を青年に叩きつけている。

青年に感じてもらえるように、全身のバネと膣肉を使ってチンポにご奉仕する。

可憐で清楚な魔法少女の衣装を着た少女は、淫猥な売女のように肉欲を堪能していた。


「お前みたいな欲まみれの変態女が、魔法少女なんてできるのか?」

颯「そ、それは……! 言わないで……!」

「本当は、あの怪物みたいなやつらに犯されてキモチよくなりたいとか思ってるんだろ」

颯「そ、そんなこと……!」


颯は、かつてバナナの欲種に敗北したときのことを思い出した。颯を狂わせた元凶を。

あの時の、膣内を次々と満たしていく白濁液の感触を、今でも忘れられないでいる。

そして、先日遭遇した餓鬼の肉棒を思い起こす。

あの凶器のようなモノに犯され、壊されてしまう自分を想像しなかったと言えば、嘘になる。

颯の子宮がキュンと疼き、膣内の肉棒をぎゅっと締め付けた。

「この……!? お前は本当にどうしようもない変態だな!!」

颯「きゃあ!?」


青年は上体を起こすと、自身に跨っていた颯をひっくり返した。

仰向けになった颯の脚を大きく開かせる。二人の愛液で濡れた陰毛と、いまだ肉棒を咥え込みヒクヒクと動く陰唇があらわになった。


「こうやって、押さえつけられて、無理やりヤられるのが好きなんだろ! この変態女!」

颯「せ、せんぱいっ♡ はげしっ、んあ、はぐぅ……!♡」


男は、颯の身体を押し潰すかのように覆いかぶさった。

颯の腕を掴み、上体でがっちりと颯を押さえつけ自由を奪う。

颯の形のいい乳房が、男の胸板によって潰され左右に広がった。

青年は、逃げ場をなくした颯を追い詰めるように、腰を容赦なく叩きつけた。

颯は息苦しさを感じながらも、唯一動かせる脚を青年の腰に絡ませた。

雄による圧迫感が心地よい。先輩が我を忘れて自身を求めてくれることが、颯はたまらなく嬉しかった。

魔法少女になった自分も犯されることで、自分の全てを捧げることができたと颯は感じていた。

宝石のように煌めく若緑色の瞳が潤み、目の前の彼の姿だけを映した。

颯「そ、そうですぅ♡ 私は、犯されて興奮する、魔法少女失格のマゾ女ですっ♡」

「この、この……! ほら、イけよクソビッチ!!」

颯「あはっ、イきますぅ!♡ お、おほっ、イく、イくぅぅううう!!♡♡」

「うおおおぉぉぉ……!」ドビュルルル!


体重を乗せて最奥に叩き付けられた肉棒から、無遠慮に精が吐き出された。

絶対に屈服させてやるという強い意思を感じる射精に、颯の中の雌は歓喜に打ち震えた。

颯は青年に力いっぱい抱きついた。鍛えられた筋肉の隆起を肌で感じ、胸が高鳴る。

互いにかいた汗で、二人の肌が密着する。このまま溶けて一つになってしまいたいと颯は思った。


颯「んへぇ……あひぃ……♡」

「おい、颯」

颯「あぇ……?」


覆いかぶさったまま、男は颯に耳打ちした。

その内容に、蕩けていた瞳が見開かれる。

颯は、平和を守る魔法少女だ。その力は、欲に侵される罪なき人々を救うためにある。

それなのに。


颯「そ、それは……」

「……できないのか?」


低い声でそう言った男は、肉棒を颯から引き抜こうとした。

慌てて、颯は青年の身体に抱きついた。


颯「や、やる、やります! 先輩が言うことなら、何だって!♡」

「そう、それでいい……お前はもう、俺のモノなんだからな」

颯「え、えへへ……そう、私はもう、先輩のモノです……♡」


絡みつく深いキスをした後、種付けプレスが再開された。

潰れた蛙のような嬌声を上げながら、颯は何度も愛する男の子種を受け入れた。

颯「そこまでだ!!」

クラゲ欲種「……!?」


女性に絡み付いていた半透明の触手が風で切り刻まれた。

イノセント・ヴェントゥスが駆け付けた先にいたのは、クラゲのような姿をした欲種だった。

半透明のゼリー状の物体が、ゆらゆらと宙に浮いていた。

気配の大きさから、下級の欲種だと判断する。

どうやら、颯以外はまだ到着していないようだった。だが、これぐらいの欲種であれば、颯一人でも危うげなく勝てるはずだ。


颯(これぐらいなら、ちょうどいいか……)

颯「ふっ……!」


魔力を帯びた突風が巻き起こり、倒れていた女性が風に乗って飛ばされていった。

女性の身体は、遠く離れた安全な場所のベンチに横たえられた。

獲物を横取りされた欲種は怒ったように身体をぶるぶると震わせると、颯目掛けて突っ込んできた。

颯は、反射的に迎撃しそうになるのを抑える。

恐怖と興奮が、背筋をゾクゾクと震わせた。

下級欲種とはいえ、下手を打てば緑川 颯という人間はここで終わることになる。

私は、魔法少女なのに。みんなを守るために、戦わなければならないのに。

欲種を倒さなければいけないのに、私は、今から――


颯「ガフッ!?」


棒立ちになっていた颯の鳩尾に、触手のブローが決まる。

痛みで怯んだ颯を逃すまいと、触手が颯の全身に絡みついた。

身動きが取れなくなるが、焦ることはない。風の魔法を発動すれば、こんなやわらかい触手簡単に切り裂ける。

ただもがくだけの颯に、欲種は追撃をしかけた。


颯「ガアアアアァァァアアアア!!?」


颯から、余裕が消え去った。

絡みついた触手から、電気が発せられたのだ。

颯のつま先から頭のてっぺんまで、鋭い刺激が一瞬で駆け巡った。

避けようのない痛みに、颯が絶叫を上げた。本人の意思とは関係なく筋肉が収縮し、身体がビクビクと揺れた。

電気が止むと、颯の全身から力が抜けた。

絡みついた触手に吊られて宙に浮いたまま、四肢をだらりと垂らす。

薄く焦げたフリルスカートの内側から、黄色い液体が漏れ出した。


颯「あっ……んひっ……♡」


失禁し、意識を朦朧とさせていた颯の秘所に、ゼリー状の触手が突き立てられた。

新たにもたらされた刺激に、颯の身体は敏感に反応した。


颯「んひいぃぃいいい!?♡」

クラゲ欲種「……」ジュプジュプ!

颯「んおっ、らめっ♡ そんな、奥まで……!」


ブニブニとした感触の触手が、膣内を自在に暴れまわりながら最奥まで到着した。

人間の肉棒では決して実現できない身勝手な動き。だが、軟らかく丸い触手は痛みを与えず、純粋な快楽だけを与えてくる。

犯してくる触手に翻弄されながらも、颯は気力を振り絞り魔法を発動させた。

スカートのポケットから風を使ってスマートフォンを取り出す。そして、指先に近づけ、カメラアプリを起動した。

動画の撮影を始めたスマートフォンのカメラが、颯の痴態を記録していく。


颯「イ、イきましゅ♡ 雑魚欲種の、ブニブニ触手に犯されてっ、イ、イくうううぅぅ!!♡♡」


アヘ顔をさらしながら、颯は絶頂を迎えた。颯の秘所から、尿だけでなく愛液も噴き出した。

こんな無様な姿を彼に見られることになるのかと思うと、颯は顔から火が出そうなほどの羞恥を覚えた。

だが、それが颯をさらに燃え上がらせた。触手が動いていないのに、颯は再び小さくイってしまった。

この背徳の快楽に、病み付きになってしまいそうだ。

颯は、最初からこうされるつもりだった。

弱そうな欲種に一人で遭遇した場合、そいつに犯されて、その姿を自分で撮影する。

それが、颯のご主人様からの命令だった。

魔法少女というものの在り方を侮辱するかのような行為であると共に、颯自身の命を危険にさらす最低のゲームだった。

だが、颯の胸は、彼の命令をやり遂げた達成感でいっぱいだった。

これで、彼に褒めてもらえる。彼に、愛してもらえる。そう考えただけで、幸せな気持ちになれた。

颯(も、もう十分でしょ……こんなやつ、さっさと倒して――!?)

颯「ん、んぶっ……!?」


突如、クラゲの傘の部分が颯の顔に覆いかぶさってきた。

颯の顔が、クラゲの中に入ってしまう。クラゲの傘の中は、半透明の液体で満たされていた。

動揺する颯の口から気泡が漏れた。息ができない。

慌てて風の魔法で欲種を切り裂こうとした颯に、二回目の電撃が襲い掛かった。


颯「んぶうううぅぅぅううううう!!?♡♡」


陸に打ち上げられた魚のように身体が跳ねた。膣内が収縮し、まだ挿っていた触手をキュンキュンと締め上げる。

敏感になった膣内を、触手が容赦なく突き上げた。

颯が喘ぐたびに、体内の空気が気泡になってクラゲに溶け込んでいった。

そうして、再びの電撃。頭が真っ白になり、脱力し無防備になった膣内を再び触手で犯される。

快楽を耐えるための力を奪われた颯は、絶え間なく絶頂を迎えていた。

息が限界を向かえ、本格的に死を覚悟した中にあって、颯は強制的に快感のみを意識させられる。

宙に浮いていたスマートフォンが、糸が切れたかのように地面に落ちた。

颯「ご、ごぼっ……! んぼぉおっ!?♡」

颯(し、死ぬ、本当に殺される……! やだ、やだよ、助けて先輩!)

颯(助けて、愛……!!)



愛「ヴェントゥスッ!!」



浄化の光が、クラゲの欲種を蒸発させた。

城下の光は颯には一切傷を残さず、欲種だけを浄化させた。


颯「ガハッ、げほっ!?」

愛「大丈夫!?」


淡い光が颯を包んだ。

息苦しさが、急速に和らいでいく。颯は、眠ってしまいそうになるほどの愛のあたたかさを感じた。


颯「……ありがとう、アモル……」

愛「ヴェントゥス……お願い、もう無茶しないで……私、怖いよ、ヴェントゥスが、どっかに行っちゃいそうで……」

颯「……大丈夫……私は、大丈夫だから……」


久しぶりに、心から安らかな笑顔を浮かべて、颯は眠りについた。

愛が、颯の身体を抱きしめた。

地面に落ちたはずのスマートフォンは、いつの間にか消えてなくなっていた。

颯『イ、イきましゅ♡ 雑魚欲種の、ブニブニ触手に犯されてっ、イ、イくうううぅぅ!!♡♡』

「お前、マジで怪物に犯されて感じてるじゃねえか! 頭おかしいんじゃねえのか!?」パンパン!

颯「ご、ごめんあしゃいぃ!♡ あ、あひぃ…!♡」


青年の自室。スマートフォンに収められていた颯の痴態を眺めながら、二人はまぐわっていた。

あの時、愛にスマートフォンの存在がバレないように、颯は最後の力を振り絞って魔法でスマートフォンをポケットに収めていた。

命の危機に瀕し、親友に助け出されたそのときでも、颯は先輩との約束を果たすことだけを考えていたのだった。

映像の中の颯に、クラゲの傘が覆いかぶさった。

クラゲの中で苦しそうに悶える颯の表情が、二度目の電撃を受けてから恍惚の表情に移り変わっていく様が見て取れた。

怪物にあえなくイかされている自分の姿を眺めながら、颯は絶頂を迎えた。


颯「んほぉ……あへぇ……♡」

「何勝手に一人でイってんだよこのマゾ!」パン!

颯「はひぃん!?♡」

「……変身しろ」

颯「へ?」

「いいから!」

颯「は、はい……!」

狭い部屋の中を、淡い緑の光が照らした。

光が収まった後、そこには魔法少女の姿があった。

軽やかなショートの緑髪に、愛や雫よりもフリルが少なめな、動きやすさと可愛さを兼ね備えたコスチューム。

普段よりも幾分と少女らしさが増した颯の細首を、青年の両手が掴んだ。


颯「へ、せ、せんぱい……!?」

「魔法少女になったら、普通の人間よりもずっと強くなれるんだよな? 俺が本気で首を絞めたぐらいじゃ、どうってことないだろ?」

颯「な、なん……!? やめへ……!」

「この時の颯、とっても苦しそうだよな? どうだ、今とどっちが苦しい?」

颯「そ、んな……! 怖いです、せんぱい……!」

「苦しくなっても感じるんだろうが、このクソビッチ!!」ズン!

颯「はぐッ!?♡」


青年は颯の首を締め付けながら、抽挿を始めた。

息苦しくて、酸素を多く取り込まなければならないのに、颯は最奥を突き上げられる度に呼吸が止まった。

脳がバチバチとショートし、思考が回らなくなる。世界から、快楽以外の情報が失われていく。

涙で滲む視界に、青年の顔が映る。

口元は笑みを浮かべているが、狂気を孕んで血走った目は、まったく笑っていなかった。

同じだ。欲望に飲まれ、本能のまま罪なき人々を犯す欲種たちと同じ目をしている。

意識がおぼろげになっていく颯の頬を、一筋の涙が伝った。


颯(何やってるんだろ、私……)

颯(先輩のために、全てを捨てたのに……私が好きだった先輩は、もう、どこにも……)

「オラ、イけ、イけよ!!」

颯「お、お゛お゛お゛お゛ぉぉ!!?♡」


低く掠れた声で絶叫しながら、颯は絶頂に達した。

もう、何もかも、どうだってよかった。

今、確かに分かることは、他の誰でもない目の前にいるこの人こそが、今の私のご主人様だと言うことだ。


颯「イ、イぎまず……! わだしは、首を絞められながら、イっぢゃう変態マゾ奴隷でずぅ!♡」

颯「好きにじてっ♡ もう、壊じでもいい! 貴方で、めちゃめちゃにしてえええ!!」


狂ったように笑いながら、颯は再び絶頂した。

熱い精が吐き出されたと同時に、颯の目がグルンと裏返る。

颯の首を思いっきり絞めながら、男は最後の一滴まで颯に注ぎ込んだ。

颯の変身が解ける。愉悦に歪んだ表情のまま、颯はビクンと身体をはねらせた。



颯が欲種に堕とされるのが先か、あるいは彼が颯を壊してしまうのが先か。

いずれにせよ、終わりはそう遠くない未来に訪れることだけは確かだった。



【颯IFルート エンド】

颯ルート終わりです
次は雫ルート

書きたいことを書いていたらまた長くなってしまいました
雫編はじめます

青島 雫は、高嶺の花だった。

頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗でいいところのお嬢様。

ただ歩いているだけで、洗練された振る舞いと抜群のプロポーション、芸術品のような美貌で空間が華やいだ。

それでいて性格もよく、弱きものには手を差し伸べ、悪しきものには鉄槌を下さんとする正義の心を持っていた。

そんな彼女が魔法少女に目覚め才能を開花させたというのは、決して不思議なことではなかった。



愛や颯も人気が高かったが、雫は学内で最も多くの異性から好意を寄せられていた。

中には、同性であっても彼女に心を奪われたものもいた。

だが、彼らは遠巻きに彼女を眺めるだけで、本気で思いを実らせようと行動したものはいなかった。

あの青島 雫と付き合えるはずがない。あまりにも、釣り合いが取れてなさすぎる。

多少自信があるものであっても、雫の前に立ったものは皆そういった思いを感じていた。

雫は、みんなにとって、手の届かないアイドルだった。


一方的に憧れられてしまうことに雫は慣れてしまっていたが、それでも息苦しさを覚えていたのは否めなかった。

そんな彼女だからこそ、等身大の自身を見つめて自然に接してくれる愛や颯のことが大好きになったのだが。


青島 雫は、高嶺の花だった。

だが、雫自身に訪れたとある変化によって、周りの雫を見る目は、少しずつ変わっていった。

放課後。

校内の温水プールで練習に励む生徒たちの中に、雫はいた。

絹のように艶やかな長髪は、まとめられスイムキャップに収められていた。

普段は隠れている、白いうなじがあらわになっている。

現在は、100メートルスイム8本のインターバル中だった。

プール内で身体を休める雫の息は荒かった。それは、練習によるものだけが原因ではなかった。

切れ長の目が、熱を帯びている。上気した頬と薄く開かれた唇が、扇情的な色気をかもし出していた。


雫(少しだけ……少しだけなら、バレないわよね……?)


他の部員たちも、雫と同じようにプール内にいる状況で。

雫は、股のあたりの布を横にずらした。

温水が、曝け出された雫の秘所に直接触れた。

今、水の中に潜って雫を見やれば、秘裂に指を挿し込み、自らを慰めている雫の姿をはっきりと見ることができるだろう。

ぴっちりとした水着に押し込まれ窮屈そうにしている二つの半球の先端に、突起の影がくっきりと浮かび上がっていた。

ほんの一瞬、気を紛らわせるためのつもりだったのに、雫は自身の指が止められなくなってしまっていた。

雫(ダメ、流石に、これ以上は……!)

「――島さん、青島さん!」

雫「!?」

「もう出発しないと、青島さんの番だよ!」

雫「え、ええ……!」


壁を蹴った生んだ勢いを殺さずに、水の中をぐんぐんと進んでいく。

その中で、さりげなく水着を元の位置に戻した。


雫(だ、誰にもバレてないわよね……?)


プールの温水では、赤く火照った頬を冷ますことはできなかった。

練習が終わり、彼女はすぐさま更衣室を後にした。

そして、更衣室近くの女子トイレで、三回果てた。

雫の密かな楽しみ。それは、学内でのオナニーだった。

欲種に敗北し、純潔を散らされたその日から、雫は自身の性欲を制御することができなくなっていた。

元々、雫は周りの女子たちよりも性欲が強いほうだったが、快楽に溺れることは恥ずべき事だと、自身で発散するということをほとんど行っていなかった。

そんな中与えられた強烈過ぎる快楽。我を忘れた雫のナカに、何度も吐き出された白濁の感覚。

常人ならばそれだけで堕ちてしまうほどの快感を刻まれた雫は、たがが外れてしまったかのように自慰に夢中になってしまった。

そのお遊びの過激さは、どんどんエスカレートしていった。

更衣室で、シャワー室で、トイレで、教室で、保健室で、体育倉庫で、屋上へ続く階段の踊り場で。

放課後でも、授業中でも、身体が昂ればいつでもどこでも自らを慰めた。

だが、どれだけ過激さを増しても、彼女の痴態は誰にもバレなかった。彼女の日常が変わることはなかったのだ。

雫は、どんどん味を占めていった。

ついこの前までは決してできないと思っていた行為が、今では物足りなくなってしまっていた。

ありえない行為を繰り返していくうちに、それはありえる行為になってしまっていた。

もっと、もっとキモチよくなりたい。腰が抜けて背筋が震えてしまうような、そんな極上の快感を味わいたい。

決して露呈してしまわないように細心の注意を払いながら、けれども雫はどんどん大胆になっていった。

バレたらすべてが終わる。そう自分に強く言い聞かせながら、雫はギリギリをうまく攻め続けていた。

少なくとも、雫自身はそう思っていた。

「えー、であるからこの意味は……」

雫「ん、くぅ……!♡」


授業中。雫は当たり前のように自慰を行っていた。

今の雫にとって、授業時間は勉強をするためのものではなく、周りの人たちにバレないように自慰をする時間となっていた。

その分家ではちゃんと自主勉強をしているし、小テストの点数なども落としていない。何の問題もないはずだ。

そんな言い訳で、雫はこの本末転倒な状況を正当化していた。


雫(そろそろ、クる……! 大きいアクメ来る……!♡)


唇を強く閉ざし、来るべき衝撃に備える。

しかし、膣内を責める手は決して緩めなかった。

この数週間で発見し、開発した自身の弱点を、雫は重点的に擦りあげた。


「じゃあここを……青島」

雫「く、あんっ……♡」

「青島!」

雫「ひゃ、ひゃい!?」


教師からの呼びかけに、雫の声が裏返った。

「この問題、解いてみろ」

雫(そんな、い、今なの……!? なんで、こんな時に……今は、無理……!)

雫「……わ、分かりません……」


教室内がざわめいた。

雫が授業で出された問題を分からないと答えたことなど、過去に一度もなかったからだ。

それも、特別難しい問題ではない。これまでの授業内容をしっかりと理解できていれば解答できるレベルのものだった。


「……本当に分からないのか?」

雫「す、すみません……授業内容を、き、聞き漏らしてしまいました……」

「……青島なら、落ち着いて考えれば解けるはずだ。とりあえずやってみろ」

雫「そ、そんな……」


クラス中の視線が、雫に集まった。

いずれにせよ、これだけ注目された状態ではイくことなどできはしない。

早く終わらせて、みんなの視線から解放されたい。


雫「わ、分かりました……」


そう言って、雫は立ち上がった。

少しだけ腰の引けた姿勢で、雫は黒板の前まで向かった。

その歩みはぎこちなく、いつもの上品さを感じるほどの姿勢の良さは失われていた。

チョークを握り、勢いに任せて答えを書いていく。

普段の彼女の文字よりも数段汚い、よれた走り書きの文字が記されていく。


「なんだ、やっぱり答え分かってるんじゃないか。嘘をついたのか?」

雫「っ……!」


教師の言葉を無視して雫は答えを書き続ける。もう、限界が近かった。


「……青島ぁ、スカートの丈が随分と短くなったよな。俺の気のせいか?」

雫「そ、れは……!」


確かに、今の雫のそれは校則に定められているものよりもだいぶ短かった。

だが、周りの女子たちも普通にこれぐらいの丈にしているし、そのことについて教師たちも黙認していたはずだ。


「前までは、ちゃんと校則を守る真面目な子だったのになぁ」


答えを最後まで書き終わる。チョークを叩きつけるように置いて、踵を返そうとする。

「そんなに短かったら、ジロジロ見られても文句言えないぞ!」パシン!

雫「あひんっ!?♡」


お尻を叩かれた。

教科書で軽くポンと叩かれただけとはいえ、教室内にどよめきが走る。

教師の行為は、ともすればセクハラと糾弾されてもおかしくないものだった。

しかし、それ以上に生徒たちを動揺させたのは、雫のオーバーすぎるリアクションだった。

お尻を軽く叩かれた雫は、誰も聞いたことがない素っ頓狂な声をあげてから動かなくなってしまっていた。

いや、よく見れば、体が小刻みに震えているのが分かる。

教室中の視線が、雫に注がれていた。

雫は、もう限界に達していた。


雫(ムリ、もう……! 耐えないと、耐えっ♡ でも、限界、歩く、ことも……!♡)

雫(ダメダメダメ、イったらダメッ!♡ イったら、全部終わる! でもっ♡ イく、イく――)

雫「んうううううううううぅぅぅぅうううううぅぅぅぅぅうう!!?♡♡」プシャアアア!


ビクン! と雫の身体が大きく跳ねた。

雫から聞こえてきたのは、凛とした落ち着いた声ではなく、誰が聞いても喘ぐ女のそれだった。

雫の股下から透明な汁が勢いよく噴き出し、雫の足元を濡らした。

そして、ゴトリと、何かが床に落ちた鈍い音がした。

「んー、何だこれは、青島?」

雫「あ、ぃ、いや……」


朱に染まった雫の顔が、徐々に青ざめていった。

開かれた目が絶望に揺れる。唇がわななき、肩が震えた。

雫のスカートの中から落ちてきたソレを教師は拾い上げた。

クラスメイトたちの視線が一点に集まる。

それは、雫の愛液にまみれててかてかと光る、極太のディルドだった。

ディルドは凶悪なほどにそり返り、カリは膣壁を容赦なく引っ掻けるほどに高かった。

その表面には、半球のでこぼこがたくさん並んでいた。

ディルドには、雫の膣内の熱がまだほんのりと残っていた。

「こりゃあまた随分と悪趣味だなぁ。こんなものを挿れて俺の授業を受けていたのか、青島?」

雫「ち、違う……それは、違うんです……!」


狼狽した様子で、同じ言葉を繰り返す雫。

だが、この状況では、どうあっても言い逃れなどできようもなかった。

雫の目から涙が零れる。完全な自業自得ではあったが、見る側が胸を痛めるほどなうろたえようであった。

世間が思い浮かべる理想の良い子として過ごしてきた雫には、不道徳な行為が露呈してしまうことへの耐性がなかった。

ましてや、このような変態じみた行為など、常識ある人間ならば絶対に行わないことだ。

すべての未来が鎖されてしまったかのように、雫の目の前が真っ暗になった。

雫を深い後悔が襲う。どうしてあの時、どうして、と自分の愚かさを責め続けた。

だが、もうどうすることもできない。時間は巻き戻せない。

なおも言い訳にならない言い訳を呟く雫に、教師は無慈悲に告げた。


「ま、とにかくだ。放課後、生徒指導室に来い」


雫は、教師が浮かべた愉悦の表情に気付くことができなかった。

雫「な……」


放課後。生徒指導室に入った雫を待ち構えていたのは、大勢の教師たちだった。

先ほどの授業を行っていた教師だけではない。

校長や教頭、クラス担任のほかにも、歴史担当の教師や体育担当の教師など、関係のなさそうな人たちまで集まっていた。

大人数の大人たちに取り囲まれ、尋問でも始まるのかというような雰囲気に、雫はたじろいだ。


「さて、青島くん……さっそく本題に入ろうか」


真ん中に座る校長はそう言って、机の上に例のディルドを置いた。

自身の淫らな玩具が大勢の前に晒されて、雫は耳まで羞恥の色に染まった。


「この張型でオナニーをしながら授業を受けていたというのは本当かね?」

雫「そ、れは……」


あまりにもストレートな質問に言葉が詰まる。

クラス全員に見られてしまったのだ。否定などしようもない。だが、肯定してみせることもできなかった。

結局、雫は口をあうあうと動かすだけで、質問に答えることができなかった。

「いつ頃から、このようなことをしていたのかね」

雫「っ……」


ディルドを使ったオナニーを始めたのはつい最近のことだ。

だが、学校でのオナニー自体は、かれこれ数週間以上は続けている。

またも答えられないでいる雫に、校長はため息をついた。

その仕草に自身への失望を感じ、雫は心臓を掴まれたかのような痛みを覚えた。


「バレていないと思っていたのかね」

雫「へ……?」


予測していなかった言葉に、雫は間抜けな声を返した。

最初、その言葉が何を意図しているのか雫は分からなかった。

それは、雫が無意識のうちに排除していた選択肢だったからだ。


「校内のいたるところで、あれだけ派手なオナニーをしていて、誰にも気付かれないと本気で思っていたのかね?」

雫「ぇ、え……? それ、どういう……」

「だとすれば、君は我々が考えていたよりも、ずっと馬鹿な女だったみたいだな」


そういって校長は、テーブルの上に複数の写真を投げ捨てた。

そこには、校内のあらゆる場所で淫欲を貪る雫の姿が、あらゆるアングルから収められていた。

雫「え、そ、そんな……!」


雫は、怯えたような引き攣った声をあげた。

自身の鼓動の音が聴覚を奪う。喉がひりつき、呼吸が上手く行えない。

背筋を冷たい汗が流れる。顔が、生気を失っていく。

それらには、更衣室やトイレの個室で無防備に股を開く雫の姿を捉えた写真もあった。

明らかに盗撮されたとしか思えないものだった。だが、今の雫にはそんなことを気にかける余裕もなかった。

追い討ちをかけるように、校長は告げた。


「私たちだけじゃないぞ。生徒たちの間でももっぱらの噂だよ。学園のアイドル青島 雫の正体は、オナニー狂いの変態女だとね」

雫「う、うそよ……だって誰も、そんなこと……!」

「まあ、噂は噂にすぎんからな。いくら怪しいと思っていても、そんなトンデモ話の真相を本人に確かめようとは誰も思わんよ」


雫は、突如足元が崩れ去ったかのような錯覚に陥った。

校長のいうことが本当なら、学園の生徒たちの多くが、雫の痴態を知っていたということになる。

今朝、普通に挨拶を交わしたクラスメイトたちも。

日々、同じプールで一緒に練習している水泳部員たちも。

みんな、知っていたの? 私だけがそのことを知らないで、みんなの前で自慰を繰り返していたの?

それでは、自分はあまりにも愚かじゃないか。

誰一人、雫にそのことを教えてくれる人はいなかったし、誰一人、雫は彼らの異変に気付くことができなかった。

雫は、多くのクラスメイトたちと友好的な人付き合いを行ってきていたが、友達と呼べると呼べるほどの間柄の知り合いは、それこそ愛と颯しかいなかった。


雫(もしかして、愛先輩や、颯先輩も……それは、それだけはいや! そんなの、私、耐えられない!)


今にも命を絶ってしまいそうなほど絶望的な表情を浮かべる雫を前にして、校長は咳払いをした。


「で、君への処遇だが」

雫「っ……」

「本来ならば停学、もしくは退学でもおかしくないほどの行為だ」

「だが、このご時勢だ……事情によっては、恩赦を与えてあげることもできる」

雫「え……?」

「青島くん。単刀直入に聞くが……君は、例の怪物たちに犯されたことがあるかね?」

雫「!?」


怪物……欲種による人々への暴行、強姦は、立派な社会問題として認識されていた。

欲種に犯された人々には、性的快感への強い依存症が残ることがあることも広く知られていた。

「もしそうであるのなら、流石に君に責任を取らせるのは酷だろう。君への処罰は、厳重注意に留めておこう」

雫「あ、ありがとうございます……!」

「ということは、やはり怪物に犯されたことがあるんだね?」

雫「っ……はい、私は以前、あの怪物たちに、犯されました」


嘘をついているわけではない。だが、自身が犯されたということを他人の男性たちに告げるのは、とても抵抗のあることだった。

とはいえ、そんなことを気にしていられる状況ではない。嘘をつかずに許してもらえるなら、本当のことを喋ってしまったほうがいい。

何も事態は解決していないが、押し潰されそうになっていた雫の心が、少しだけ軽くなった。


「証拠はあるかね?」

雫「は?」


今度こそ、雫は質問の意味が分からなかった。

欲種に犯された証拠なんてあるはずがないだろう。そもそも、仮にそんなものがあったとして、雫はそれを差し出すことなどできなかった。

雫が犯されたのは、魔法少女イノセント・アクアとしての戦いに敗れたからだ。

赤の他人である彼らに、魔法少女としての正体を明かすことなどできるはずもなかった。


「証拠がないのであれば、君が嘘をついていないという保証もない。さて、困ったな」

雫「え、え、え……?」


雫が戸惑いの声を出した。

目の前に差し出されていた解決策をそのまま取り上げられて、雫はどうすればよいのか分からなくなってしまった。

何も分からない子供のように、雫はただうろたえるだけだった。

「ダメですよ、校長。そんな回りくどい言い方じゃ、青島みたいな真面目ちゃんには届きませんって」

「むぅ……」

雫「え、せ、先生……?」


助け舟を出してくれるのか、と雫は淡い期待を抱く。

雫の所業を暴いた張本人にすら縋ろうとする雫に、教師は意地汚い笑みを浮かべながら歩み寄った。


「証拠がないならさ、確かめさせてくれよ」

雫「え?」

「もともと青島はドスケベだったのか、それとも怪物に犯されたからエロくなってしまったのか」

「そのカラダで調べさせてくれよ」

雫「あ、ぇ……」


教師は、いつの間にか手に取っていたディルドの先端を、雫の腹部に軽く押し当てた。

そして、雫の身体をゆっくりとなぞるように持ち上げていく。

左胸にさしかかったあたりで、もう一度軽く押し込まれた。ブラジャー越しに乳首を潰されて、雫は小さく吐息を漏らした。

鼓動の高鳴りが、意味合いを変えた。

そのまま、ディルドの先端は焦らすように雫の身体を上っていった。

白い滑らかな首筋を通り、一度顎を持ち上げた後、亀頭が柔らかな唇に押し当てられた。

洗わないまま放置されていたのか、キツイ雌の臭いが雫の鼻腔を突き抜けた。


雫「ハァ、ハァ……♡」


大勢の男たちの視線が、雫を貫いていた。

ここにきてようやく、雫は彼らのやりたいことを理解した。

狭い室内で、目に見えない狂熱が高まっていくのを感じた。

突き出された男根の模型に視線を釘付けにされながら、雫は抵抗の言葉を漏らした。


雫「ダメ、です……そんなこと、できません……」

「じゃあ、青島はこのまま退学になってもいいのか? 両親や友達が悲しむぞ?」

雫「……それも、ダメ……」

「わがまま言うなよ。元はと言えば、お前が公の場であんなはしたないことするのが悪いんだぞ」

雫「そ、れは……」


上唇を、張型によってぐにっと持ち上げられる。

綺麗に並んだ白い歯が覗く。

「なあ、教えてくれよ。青島はただ怪物に犯されて、どうしようもなくおかしくなってしまっただけなんだってこと、先生たちに見せてくれよ」

雫「……んちゅ、れろ、んぐ……♡」


ついにこらえきれず、雫は偽物の亀頭を舐め始めた。

大人たちが、一斉に生唾を飲む。

その素直な反応に、雫は思わず笑えてきてしまった。

雫は、破滅なんてこれっぽっちも望んでいなかった。ただ、ギリギリのスリルと背徳感を味わいたかっただけだ。

だけど。

もう、ギリギリなんかじゃ物足りない。心の奥底で待ち望んでいた、破滅の向こう側にある身を滅ぼすほどの快楽がほしい。

これから味わえるであろう快感の予感に、雫は背筋をゾクリと震わせた。

飴蜜を舐めるかのように舌を艶かしく動かし、雫は妖艶に微笑んだ。


雫「ん、れろぉ……♡ 分かりました……私が怪物に犯されてドスケベ変態女になってしまったってこと、先生方にお見せします♡」


清楚な美少女が浮かべた淫靡な笑みに取り付かれてしまったかのように、男たちが一斉に雫に群がった。

無数の手が雫に伸び、衣服を剥ぎ取り、媚肉を揉みしだき、そして……

雫「お、お゛ほっ♡ んおぉっ♡」


整った顔立ちをだらしなく蕩けさせながら、雫は汚い喘ぎ声を上げていた。

ピンク色の綺麗な肉唇から、大勢の男たちの精が混じり合い、零れだしていた。

雫は全身のいたるところを白濁液で汚され、むせるような濃い雌臭を漂わせていた。


「いやぁ、よく分かったよ。青島は怪物に犯されておかしくなっちまっただけなんだって」

「普通の女子高生が、あれだけ乱暴に輪姦されてイきまくるわけないもんな」

雫「あ、ありがとう、ごひゃいますぅ……♡」


教師は荒い息を整えながら、ネクタイを締めなおした。


「明日からも普通に学校に通っていいぞ。ま、今日のアレのおかげで、青島はもう普通には接してもらえないだろうけどな」

雫「お、んふぉ……♡」

「じゃあまた明日、学校でな。ちゃんと授業の復習しとけよ」


白濁が漏れ出す膣に栓をするように、教師はディルドを深々と差し込んだ。

下を押し込んだ代わりに、雫の口から白濁液が漏れ出した。


雫「お、んぼぇええ!?♡ さ、さようなりゃ……!♡」


教師が部屋からでていくのを見送った後、雫の意識は深く沈んでいった。



雫の日常は、音を立てて崩れ去った。もう、かつての日常が戻ってくることはない。

だけど、これは、始まりに過ぎなかった。

明日から、雫を取り巻くすべてが一変する。

雫はもう、高嶺の花などではなかった。

どれだけ薄汚れた者であっても簡単に踏み躙れるとろこまで、雫は堕ちてしまっていた。



そして…… ↓1~3 コンマ最大
1.その後の描写(雫が堕ちてからのプレイ内容や雫の陥った状況、様子など。相手は教師以外でも可)
2.雫の物語はこれで終わり

進化した霊魂欲種に取り憑かれ、あられもない姿を全世界に放送する

>>563で決定
少しずつ書いていきます

だいぶ時間が経ってしまいましたが、最後までやりたいと思います
ただ平日は無理そうなので、次の投稿は早くても今週末になるかと思います

【これまでのあらすじ】

※本編とはパラレルのIFストーリー中でした


青島 雫は、魔法少女イノセント・アクアとして『欲種』と呼ばれる怪物との戦いの日々を過ごしていた。

魔法少女としての優れた才能を開花しつつあった雫だが、ある時ついに、欲種に敗北し純潔を散らされてしまう。

激しい陵辱で快楽の記憶を刻まれてしまった雫は、身体の火照りを鎮めるため、日常の中で自らを慰めるようになった。

スリルと背徳感がもたらす淫悦に溺れ始めた雫の行為は、箍が外れたように過激さを増していった。

そしてついに、決定的な破滅が訪れた。

雫は大勢の生徒の目の前で絶頂を迎え、授業中に自慰に耽っていたことを晒されてしまう。

言い逃れのしようもない状況に陥った雫に、教師たちは退学を臭わせる。

退学を回避するために雫に提示された条件は、『雫の痴態は欲種に犯された後遺症によるもの』だと証明することだった。

それを示すため雫は、教師たちに身体を差し出し、彼らの情欲をその身で受け止めたのだった。


青島 雫は、誰もが見惚れるような高嶺の花だった。

だが、その花はもはや汚濁に堕ち、たやすく踏みにじられる存在となった。

―― ** ――


次の日。

雫は、普段よりは遅めではあるものの、いつも通り学校へと向かった。

当然、休むことも考えた。あれだけの醜態を晒しておいて、他のクラスメイトたちにどんな顔で会えばいいのか分からない。

だが、学校をサボることはよくないことだと、こんなときであっても彼女はそんなことを考えていた。

いつものようなモデルのような姿勢の良さは失われ、雫は常に視線を落としていた。

他人の視線が怖い。同じ制服の生徒を見かけると、背筋に嫌な汗が流れる。

脚を止めるともう歩けなくなってしまう。彼女は生気を失った表情のまま、フラフラと学校への道を歩いていた。


「よーっす、雫ちゃん! 今日学校来たんだ、すごいねー!」

雫「え、あ、あの……誰ですか……?」


校門前に差し掛かったところで、雫は数人の男子生徒たちに声をかけられた。

彼らとは、まったく面識がなかった。

制服をルーズに着崩し、髪は明るく染まっている。馴れ馴れしく、こちらの領域にずかずかと入り込んでくる。

雫の苦手なタイプの男子たちだった。彼らのような人たちに、雫は関わろうとしたことはない。

声をかけられた理由に検討がつかない。雫は、スクールバッグの持ち手をぎゅっと握り締めた。

「ねー、あの噂って本当なの?」

雫「あ、あの噂って……」


男の一人が、雫の肩に気安く腕を回してくる。雫の肩が跳ねた。

男たちに、雫は本能的な恐怖を覚えた。心臓が早鐘を打つ。払いのけたいのに、身体が動かない。


「授業中に、こーんな太いので、オナニーしてたってやつ」

雫「っ……!」


何の抵抗もなく出てきた言葉に、雫の心臓が止まりそうになる。

雫の顔が、耳まで赤く染まった。


「ビックリだよね、まさかこんな可愛い子がそんなチョー変態なんてさ」

「俺ら、その噂がマジかどうか確かめたいんだけど、いい?」

雫「確かめるって……何を……!」


雫に肩をまわしたまま、男たちは歩きだした。

校門から遠ざかっていく。他の生徒たちが、好奇の目でこちらを眺めている。

逃げなければ、振りほどかなければ。このままついていけばどうなるかなんて、そういうのに疎い雫にだって分かる。

だが、それでも。

雫はそのまま、言葉を発することもな彼らと裏路地に入っていった。

雫「んびぃ!?♡ んえ、えへ、おほっ!♡」

「ヤベー、最高だわ雫ちゃん! 膣内キュンキュン締め付けてくるし、エロすぎっしょ!」パンパン!

雫「あひぃ!? しょ、しょんなことぉ……!♡」


壁に手をついた状態で、雫は後ろから突き立てられていた。

ショーツだけ脱がされ、スカートをまくられた状態で激しく腰を打ち付けられる。

乱暴に、ゴリゴリと最奥を押さえつけられる。ただ己の欲を満たすだけの腰振りに、雫はたやすく高められていった。


「うっ……! 出るッ!」ビュルルルル!

雫「んひょおおおおぉぉぉおおお!!?♡」

雫(な、中出しぃぃ♡ 当然みたいに……!)

雫(ひど、酷すぎるぅ♡ 赤ちゃん、できるかも知れないのにぃ……♡)

「ヤベ、ついつい射精しちまった」

「ははっ、何やってんだよお前」

雫「あひっ、あへぇ……♡」

「でも、中に出されてイくなんて、雫ちゃんがエッチ大好きなクソビッチだったってのは本当だったんだね」

「ホント、こんなエロ可愛い子とヤれるなんて最高だわ。写真撮ったからな、呼んだらすぐ来いよ」

雫「は、はいぃ……♡」


チンポが乱暴に引き抜かれる。壁によりかかって動けないでいる雫を放ったまま、男たちは学校に戻っていった。

―― ** ――


放課後。

校内プールの男子更衣室で、肉が打ち合う淫らな音が響いていた。


雫「やんっ、や、やめてぇ……もう、許してぇ……!♡」

「クソ、何が許してだ! 部活中、さんざん俺らを誘ってたくせに!」

雫「そ、そんなこと……!」

「とぼけんな! 水着の上からでも分かるぐらい乳首勃たせやがって!」

「お前のせいで、こっちは練習に集中できねえんだよ! この、変態女……!」

雫「あん、ひっ、あひぃ……!♡」


更衣室のベンチの上で寝そべる雫に覆いかぶさり、男は必死に腰を振っていた。

雫は水着を着ていたが、水着の布が谷間に寄せられ、両脇から胸がまろび出ていた。

突き上げるたびに揺れる形の良い胸を、男は強引に掴んだ。

乱暴に掴まれたことによる痛みで、雫は一瞬眉をひそめた。だが、その痛みもすぐに荒々しい快感に変換されていく。

「青島が、こんな女だったなんて……! クソ、クソッ……!」

雫「んあ、ご、ごめんなさいぃ……!♡」


謝罪の言葉をかける雫に、男はより責めを激しくした。

突かれてよがっている雫を、他の男子部員たちが取り囲むようにして見下ろしていた。

中には、自らで肉棒をシゴいているものもいた。

彼らが自身に向ける視線の意味には気付いていた。

ずっと、彼らにめちゃくちゃに犯される姿を想像していた。

それが今、こうして現実になっていることを、雫は半ば受け入れられないでいた。

自身の上で必死の表情で腰を振る少年に、雫は自身が強く求められていることを感じていた。


「青島ッ! イけ、イけッ!」

雫「うん! イく、イく、イくうううううううぅぅぅ!!♡」


雫が背中を仰け反らせると同時に、膣内に挿っていた肉棒が限界を迎えた。

最奥にどくどくと熱いものを吐き出されている感覚を味わいながら、雫は余韻に酔いしれた。


「次、俺! 俺だ!」

雫「んへぇ……もう、ゆるしてぇ……♡」


そのまま雫は、全身が汚濁に染まるまで、絶え間なく男子部員たちに犯され続けた。

―― ** ――


「――であるからして、ここの答えは――」

雫「ん、ふぁ……♡」


授業中。

雫はもはや、ただ席に座っているだけだった。授業内容など微塵も頭に入ってこない。

かつては自宅での予習復習で補っていたが、とうとう雫は授業についていくことができなくなっていた。

現在、雫は小さなローターを乳首とクリトリスにつけられている。

だがそれは、彼女自身の意思によるものではなく、他のクラスメイトの指示でつけられていたものだった。

彼らの持つリモコンにより、振動の強弱を勝手に弄られる。

予告なく襲ってくるその刺激に、少女は完全に意識を奪われていた。


「じゃあここを……青島、答えてみろ」

雫「え……! んっ、わ、分かりません……」

「またそうやって。こんな問題、青島が解けないわけないだろ」

雫「ほ、本当に、分からないんです……」

「……じゃあ、俺が解き方を教えてやる。いいから前に来い」

雫「……はい」

雫は教師に言われるがまま、ゆっくりと前に歩いていった。

クラス中の視線が自身に集まる。それだけで、雫は気をやってしまいそうだった。

幸いにも、ローターの振動は微弱なものになっている。

雫はチョークを手に持つと、教師の方を見やった。

教師は、ニヤニヤといやらしい笑みを浮かべていた。

雫に浮かんだ嫌な予感と答え合わせをするように、教師は雫の引き締まったお尻を掴んだ。


雫「んひぃ!?♡」


教卓に隠れて、生徒たちからは見づらい状態になっている。

だが、今この状態でこんなことをされたら、雫にはそれを隠し通せる自信がなかった。


雫(何、考えてるのこの人……! みんなの前で、こんな……! ダメ、声が……!)

「いいか、ここはこの公式を使って……」

雫「お、おひっ、んくぅ……!♡」


歯を食いしばりながら、必死に問題を解いていく。

教師は問題の解き方を教えながらも、雫のお尻を揉み解すように弄ぶ。

ショーツをずらされ、肌を直接触られる。すっかり濡れそぼった割れ目に指を這わせられた。

そして、教師の指が、クリトリスに取り付けられたローターに触れた。

教師の目が愉悦に歪む。

雫の背筋が凍った。しかし、それと同時に、身を焦がすほどの情欲の炎が、身体の芯で燃え上がっていた。

教師の指が、ローターをクリトリスに押し付けてくる。くいくいと、ローター越しに敏感なところを押さえつけられる。

そして、まるで見計らったかのように、ローターが激しく震えだした。

雫は、一秒も耐えることができなかった。


雫「んあああああああああぁぁぁぁぁあああ!!?♡♡」


雫が甲高い嬌声を上げたと同時に、黒板に押さえつけられていたチョークが折れた。

雫は、絶頂を迎えた姿を、再びクラスメイト全員に晒すこととなった。

生徒たちの息を飲む音が聞こえたような気がした。


教師「くくっ、もう戻っていいぞ」

雫「は、はひ……」


膝を震わせながら、雫は自席に戻る。スカートの間から、愛液が滴り落ちていた。

その様子を、クラスメイト全員が見ていた。その光景に、誰も何も言わなかった。

狂っていた。

雫だけじゃない。雫を取り巻く周囲の人間たちも、もはや正常ではなくなっていた。

理性の基準が、崩壊していく。日常が、欲望に支配されていく。

そして、そんな彼らの欲望に釣られて、ソレは集まってくる。

―― ** ――


いったい、いつからだったのか。

ついさっきのことなのか。それとも、もうずっと前からなのか。

気が付いた頃には、学校全体がソレの気配に覆われていた。


雫(欲種……!?)


あらゆる色が入り混じり、結果として黒に染まったかのような、濃く重たい気配。

それは、かつての大樹の欲種に匹敵するほどのプレッシャーだ。

明らかに異常事態だった。雫は即座に魔法少女に変身する。


雫(あたりが欲種の気配に満ちてて、本体の位置が分からない……! 愛先輩たちは……!?)

「キャアアアアアアア!?」

雫「っ!?」


雫は、叫び声が聞こえた方に駆けた。


そこは校庭だった。空は雲もないのに灰色に染まっている。

そこにいたのは、揺らめく霊魂に無数の顔が浮かんでいる巨大な欲種だった。

まさに、人の欲望が形を成したかのようなおぞましい形貌をしていた。

融合魂「ボボボボ……」

雫(この欲種、もしかして愛先輩が言っていた霊魂型の欲種……!)

雫「はぁ!!」


雫は、欲種目掛けて水の槍を放った。

しかし、嘲笑を浮かべていた顔が泡のように弾けたと同時に、水の槍は跡形もなく消え去った。


雫「なっ!?」

融合魂「ボボボボボボボボボ!!」


欲種に浮かんだ顔面たちが、一斉に笑い出した。

声にならない嘲笑が、雫の脳内に直接響く。グワングワンと、少女の脳内を揺らす。

少女が聞いていたのは、彼女を見る周りの人たちの笑い声だった。

肉欲に溺れ、玩具のように犯されながらも感じていた自身に向けられる、侮蔑と嘲弄の笑い。

みんながその惨めな姿を見て笑う。そして、歪んだ瞳の奥に、じっとりとへばりつくような情欲を宿していた。

少女は、見世物だった。踏みにじられ、ケタケタとただ笑われるだけの存在だった。

雫「やめてえええええええぇぇぇぇ!!」

融合魂「ボボ……ボ……」

雫「はぁ……はぁ……」


思考が現実に戻ってくる。直接何かをされたわけでもないのに、雫はすでに疲弊し、ぐっしょりと汗をかいていた。

そして、彼女の最奥が、グズグズに溶けそうなほど熱を帯びていた。


雫(今のが、愛先輩の言っていた幻……? こいつの、能力なの……?)


精神を磨耗させながらも、雫は霊魂に浮かぶ面相たちを睨みつけた。

欲種に浮かぶ顔たちは、ただニヤニヤと笑うだけだった。

彼女は気付いていなかった。

今この瞬間、欲種の『告げ口』によって、全世界に彼女の痴態が晒されたのだということを。

彼女がこれまでに感じていた五感を、記憶を、意思を、そのまま知らされてしまったのだということを。



雫はどうなる? ↓1~3 コンマ最大
(この後すぐの出来事でも、時間が経ってからの出来事でも)

融合魂「ボボボ……」


霊魂の欲種は、薄気味悪い笑みを浮かべたまま、虚空に消え去った。

厳しい戦いになることを予想していた雫は、呆気にとられてしまう。

確かに、愛の話でも途中で姿を消してしまったということだったが……


雫(一体、なんだったの……? 何が目的で……)


しばらく警戒を続けるが、本当に消えてしまったらしい。

空は色を取り戻し、校庭が夕焼け色に染まった。

そのまま、雫は変身を解いた。


愛「雫ちゃん……」

雫「愛先輩!? それに、颯先輩も……!」


欲種の気配を察知して来たのか、校庭に愛と颯がやってきていた。

雫は思わず、視線を伏せた。こうして二人とちゃんと顔を合わせるのは、随分久しぶりのことに思えた。

雫が学園共有の玩具になってから、雫は二人と出会うことを避けるようになっていた。

彼女たちに落ちぶれてしまった今の自分を見せたくなかったし、軽蔑されてしまうことが怖かったのだ。

勿論それは雫の杞憂ではあったが、しかし、かつての愛たちであれば今の雫を放っておくはずもなかった。

欲種によって刻まれた情欲で狂い始めていたのは、雫だけではなかった。

愛「雫ちゃん……今まで、ごめんね……」

雫「っ……そ、そんな……」

颯「お前があんな辛い思いをしてたのに、私たち、何の力にもなれなくて……」

雫「……」

愛「本当に、ごめんなさい……」

雫「……うぅ、ぐすっ……せんぱい……!」


目から熱い涙を零す雫に、愛たちは笑みを浮かべながら歩み寄った。

愛が、雫の細い身体を抱きしめた。

自身を散々組み敷いてきた男たちとは違う、その抱擁の優しさに、雫の瞳からさらに涙が溢れる。


雫(あったかい……愛先輩のハグ、とても落ち着く……)

愛「本当に、ごめんね……んっ」

雫「んん――!?」

愛「んちゅ、ちゅぱ、れろっ……しずくちゃん……♡」

雫「ん、れろ、ぢゅる……! せ、先輩……!?」


突然のことに、雫は頭がついていかなかった。

愛は、とても自然な動作で雫にキスをしていた。

舌同士をねっとりと絡めあうキス。母性を感じる笑みを浮かべていた彼女は、いつの間にか妖艶に微笑んでいた。


颯「雫、本当に綺麗だ……」

雫「ひゃうっ!? は、颯先輩……!?」


愛と同じく身体を寄せてきた颯は、雫の脚のラインを確かめるように手を這わせた。

女性にしては低めの、凛々しい声が雫の耳元で囁かれる。


颯「今まで、気がつかなかった。犯されている雫が、こんなに美しいなんて……」

雫「あっ、や、やめ……!」

愛「今の雫ちゃんを見てると、心の底から湧きあがってくるの……私も、雫ちゃんを穢したいって♡」

雫「そんな、お、おかしいですよ……! 二人とも、正気に戻ってくださいっ!」

颯「正気だよ、私たちは……気付いたんだ、雫の持っていた、本当の価値に」

雫「い、いやあああぁぁ!! 離して!」

愛 颯「「っ!?」」

二人を強引に引き剥がした雫は、涙目になりながらその場から走り去った。


雫(おかしい、こんなのおかしいわ!! なんで、先輩たちが……!)


雫は、ただがむしゃらに走っていた。

何も考えたくなかった。ただ、ここにはもう居たくなかった。

そんな彼女を見た生徒たちは、虚ろな目をしながら口々に呟いた。


「女神様……女神様だ……」

雫「!?」

「さっき、天啓で見た、女神様……! 女神様ぁ!」

雫「来ないで!」


生徒たちが亡者のように雫を取り囲む。

雫は咄嗟に魔法少女に変身し、その場から跳躍した。

欲種との戦闘以外で、魔法少女に変身したのは初めてだった。

とにかく人のいないところを目指して、雫はビルの上を駆けた。

雫(きっと、あの欲種のせいだわ……あいつのせいで、みんな、おかしくなってしまったんだ)


雫は、自身の部屋に戻ってきていた。

制服も脱がず、そのままベッドに倒れこむ。

ここ最近は毎晩のようにベッドで自慰を行っていたため、ベッドには濃い雌の臭いが染み付いていた。

だが、今日ばかりはとてもそんな気分にはなれなかった。

一刻も早く、あの欲種を見つけて倒さなければならない。

しかし、愛や颯も狂ってしまった状況で、あの強力な欲種を倒すことができるのだろうか。


雫(そもそも、あの欲種が再び現れなければ、戦うことすら……)


だが、思考を巡らせるにしても、今日はもう限界だった。

まぶたの重さに逆らうことができず、雫は目を瞑った。

そのまま、雫の意識は暗い水の底に沈んでいった。



雫「――!?」



目を覚ました雫の状況、またはそれから起こることは? ↓1~3 コンマ最大

念のため
場所は雫の自宅じゃなくてもいいです
安価↓

雫「な、なに、これ……!? ここは……!?」


目が覚めると、そこは雫の部屋ではなくなっていた。

そこには、混沌とした闇が広がっていた。

光などどこにもないはずなのに、自身の姿や目の前の光景を捉えることができた。

雫の目の前にいたのは、姿形が異なる、夥しい数の欲種だった。

生まれたばかりのような気配が微弱なものから、大樹の欲種に並ぶほどの上級の欲種まで、何も言わずその場に座している。

まさに地獄のような光景だった。

悪夢でも見ているのかと思ったが、はっきりとした思考や五感がそうではないと告げていた。

もはや、絶望すら沸いてこない。理解を超えた状況に、雫は変身することも忘れてしまっていた。

融合魂「ボボボボボボボボボボ!!」

雫「……!?」


雫の頭上には、数多の亡霊を溶け合わせたような欲種が浮かんでいた。

空間を轟かすような狂笑が響いた。雫は、その笑みがどういう感情によるものなのか理解できないでいた。

ぼとりと、欲種に浮かんでいた顔面の一つが溢れ、零れた。

それはそのまま、真下にいた雫の身体に沈み込んだ。


雫「ひぎゅう!?♡」ビクン!


雫の身体が跳ねた。

人間の魂一つ分しか入っていない器に、欲望が一つ、無理やり入り込んだ。

自身のものではない強烈な情欲によって、思考や感情が染められそうになる。

雫はそれを、魔法少女としての強い精神力で耐えた。

魂に連動するように、肉体にも変化が訪れる。

体温が上がっていく。快楽が欲しいと、子宮が疼いて膣内を濡らした。

瞳を滲ませながら天を見上げた雫と、ニタニタと笑う欲種の目があう。

そして、欲種を形成していた霊魂が一斉に雫に飛び込んできた。


雫「ひぎいいいいいぃぃぃいいいい!!?♡♡」

雫「は、はいってこにゃいでえええぇぇ!?♡ こ、こわれりゅうう!!♡」


瞳をグルンと裏返しながら、雫は身体をガクガクと震わた。

欲望の奔流によって、少女の魂が攪拌される。

彼女を構成していた記憶が、理性が、感情が、ぐちゃぐちゃに掻き乱され、どす黒い欲望と入り混じる。

視界が赤と黒に点滅する。沸騰したかのような熱い血が、全身を駆け巡る。

何も分からなくなった世界で、少女の身体は快楽だけを求め、戦慄く。


雫「あはははははははははははははは!!!」


泣き喚いていたはずの少女が、壊れたように笑い声を上げ始めた。

それは、彼女自身のものだったのか、それとも、彼女の中に入り込んだ欲望たちの笑い声だったのか。

やがて、最後の一体が、雫の身体に入り込んだ。

雫の身体が、一際大きく跳ねた。

笑い声は止み、雫はそのまま動かなくなった。

本来であれば、あれだけ肥大化した欲種が、宿主でない別の人間の身体に入りきることなどありえないことだった。

肉体が爆散して血肉が飛び散るか、欲種に糧として取り込まれるかという未来しかないはずだった。

だが、彼女には魔法少女としての……膨大な魔力を持つ器としての才能があった。

別の未来では、世界を救うこともできたかもしれない稀代の才能。

しかしそれは、最悪な形で開花することとなった。


雫「……うふっ♡」


瞳に光を取り戻した少女は、妖艶に微笑んだ。

魂の変容に合わせて、器もふさわしいものへと形を変える。

透き通るような白い肌が、浅黒い褐色に染まっていく。引き締まっていた身体が、蠱惑的な肉感を増す。

魔法少女のときよりも露出が増えた、扇情的なコスチュームが身を包む。下腹部には、淫らな紋章が刻まれていた。

吹雪く凍土を思わせる、わずかに白みがかった冷めた青の長髪が靡く。

その様子を眺めていた欲種たちは、静かに跪きながら、新たな女王の誕生を迎え入れていた。



生まれ変わった雫はどうする?(どうなる?) ↓1~3 コンマ最大

雫「とても清々しい気分……まるで生まれ変わったみたい」


自らの新しい身体の感覚を確かめながら、雫は呟いた。

事実、今の彼女はかつての彼女とは根本から変わり果てていた。人間ではなく欲種に近い存在だ。

彼女の中では、融合魂の欲種が取り込んできた何百、何千という人々の欲望が渦巻いていた。

犯したい。犯されたい。虐げたい。虐げられたい。

時には相反し、矛盾しあう欲望が、己を満たしてくれと彼女の中で叫んでいた。

常人であれば発狂しそうになるその叫喚も、人を超越した今の彼女にとっては愛おしくすらあった。

淫紋が刻まれた下腹部を、彼女は優しく撫でた。


雫「あぁ、満たしたい……欲望を、満たさなきゃ。『私たち』は、そういう存在だものね」


眼前に広がるさまざまな怪物たちを見つめながら、少女は身体を震わせた。

欲種には、理念も感情もない。あるのは、本能に刻まれたただ一つのプログラムのみ。

宿主の欲望を肥大化させ、それを追い求めさせること。

ただ、それだけである。



雫はどうする?(どうなる?) ↓2
1.欲種たちと交わり、欲種を産み続ける存在となる
2.人間たちの欲望を満たす存在となる
3.欲望のままに人間たちを支配する存在となる

雫は、新たに生まれ変わった自身の役割を理解していた。

彼女の身体の中で、欲望が荒れ狂う。身も心も、もう我慢の限界だった。

大勢の欲種たちを慈愛と情欲が入り混じる目で見つめながら、少女ははしたなく脚を開いた。

濡れそぼった秘裂を両手の人差し指で開きながら、雫は媚びた雌の声を出した。


雫「さあ、来て……誰でもいいから、欲望のままに私を犯してぇ♡」


その一言で、跪いていた欲種たちは一斉に雫の元へ群がった。

3メートルほどはあろうかという巨大な狒々が、股を開く雫の前に陣取った。

人間の腕よりも遥かに太い怒張したソレを、少女の秘所にあてがう。

赤黒い先端が触れただけで、雫の身体は期待でブルリと震えた。

そのまま一切の躊躇もなく、剛直が雫を最奥まで貫いた。


雫「ぼっへええぇ!?♡ おごっ、んおおぉ!!♡」


規格外の剛直が子宮口を殴るたびに、雫のお腹は臍の辺りまでぼっこりと膨らんだ。

一突きの衝撃で肺の空気が押し出され、脳天を揺さぶられる。

常人ならばそのまま気を失うほどの痛みが、快感となって少女の背筋を迸った。

身体を仰け反らせ潰れたような嬌声を上げる雫の口を、触手型の欲種が塞いだ。

粘液にまみれた肉厚な触手が、少女の小さな口で抽挿を繰り返す。


雫「んぶ、ぢゅぶっ……! んぶ、ずぼぼっ……!♡」


喉奥まで挿し込まれるたびに気道を塞がれるので、雫は触手が引き抜かれている間に懸命に空気を取り込む。

その瞬間、待ち望んでいた酸素を得た身体が歓喜に震えるのだった。


狒々に突かれるたびに弾む胸に、小柄な体躯をした小鬼が吸い付いた。

ちゅうちゅうと甘えるように乳首を吸い上げ、歯で乳首を軽く噛み潰す。

じりじりとした甘痒い痛みが、先端から胸全体に広がっていく。

小鬼は乳房を絞るように握り締めながら、一際強く乳首を吸い上げた。


雫「んくおおおおぉぉぉ!?♡ おっぱい、おっぱい出てりゅうぅぅ……!♡」


小鬼は、雫の母乳をおいしそうに飲み下していく。母乳が吸い上げれるときの快感で、雫は絶頂を重ねた。

雫を突き上げていた狒々が、雫の身体を持ち上げた。

肉棒で身体の中心を貫いたまま、雫の前腕を後ろに引っ張り胸を反らせる。

狒々との体格差により、雫の脚が宙に浮く。膣に刺さっている肉棒と、引っ張られている腕の三点で身体を支えられていた。

その状態で、狒々は容赦なく雫の身体を突き上げた。

重力に従い下がる身体と突き上げてくる剛直とがぶつかる衝撃で、雫は意識を飛ばしそうになる。


雫「ごっ、お、お゛っ♡ んぶっ、い゛、おぼっ!♡」


ブランブランと、少女のしなやかな脚が揺れる。肉棒が出し挿れされる度に、雫のお腹の形が大きく変わる。

ごつごつとした剛直に、膣壁を抉られる。剛直を咥え込み限界まで押し広げられた秘所から、愛液が飛沫となって飛び散る。

身体がバラバラになりそうなほどの激しい快楽に、少女の中の被虐の欲望が歓喜した。

狒々の動きがさらに激しさを増す。射精の気配を感じ取った雫は、それを受け止めてあげたいという母性にも似た欲望を抱く。


雫「ぎひっ!?♡ んご、イグっ♡ いぐうううううぅぅぅううううっ!!♡♡」


白濁が子宮口に吐き出されると同時に、雫は深い絶頂を迎えた。

吐き出された精液は、膣内に留まらず子宮の中をも蹂躙した。

爆発を思わせるほどの射精に、雫の思考回路が弾け飛ぶ。瞳が裏返り、視界がグルグルと回る。

凛とした印象を抱かせる端整な顔は淫らに緩み、零れだした舌から涎がつたった。

雫「かひゅー……あひえぇ……んびぃ!?♡」 


剛直が引き抜かれたことで、惚けていた雫は素っ頓狂な声を上げた。

支えを失った雫の身体は、そのまま床に落下した。

雫のお腹は、はち切れんばかりに膨らんでいた。膣口からは、どろりとした濃い白濁液が溢れてきていた。

横になり呼吸を整えながらも、雫は愛おしそうに大きくなったお腹を撫でた。

精液で満たされていた胎内で、何かが蠢く気配があった。

そして、臍下のあたりが火傷しそうなほどの熱を帯び始めた。

最奥から湧き上がってくる快楽に、雫は身をよがらせる。


雫「んああっ! う、産まれる、私の赤ちゃん……! 欲種の卵、産まれちゃう……!♡」


雫の胎内に吐き出された精液は、雫の持つ膨大な魔力と生命力を糧に、急速な成長を遂げた。

雫の持つ、雌としての最も根源的な本能……子を孕み、産み落としたいという欲望が、生命の神秘を捻じ曲げる。

雫「んひいいいいいいぃぃぃいいいいいいい!!?♡」ビクンビクン!


排泄感にも似た出産の快感に、雫は絶頂を迎えた。

膣口が押し広げられ、白濁液とともに丸い卵が吐き出される。

卵は、真珠のように黒い輝きを放っていた。

すぐさま殻にヒビが入り、中から黒い靄が現れる。

まだ形をもたない欲望の種。これから人間に寄生することで、宿主の欲望にそった形状に変化するのだ。


雫「はぁ……はぁ……赤ちゃん……私の、愛しい子……」


靄は生み出した母に触れることもなく、異空間から消え去った。

欲望を抱えた人間を見つけるために、実世界に飛んだのだ。

愛しい我が子が大きく成長することを願って、母となった少女は優しく微笑んだ。

「ギシシ……ギシシシ……」

雫「……ふふ、分かってるわ……あなたも、私を孕ませたいんでしょう……♡」


さきほどまで母の顔だった少女が、雄を求める雌へと変貌する。

まだ白濁液が滴る膣口を見せつけながら、形のいいおしりを誘うように振った。


雫「んはぁ! もっと、激しく犯してぇ! 私に、欲種の赤ちゃん孕ませてぇ!♡」


かつて、正義を掲げ人々を守っていた魔法少女は、欲種を産み落とすためだけの存在である女王に生まれ変わった。

ただただ、欲種の欲望を満たすため、そして自身の欲望を満たすためだけに、少女はその身を怪物に捧げ続ける。

すべての生命力を欲種の子に注ぎ、命が尽きるその時まで。


【雫IFルート エンド】

以上で番外編も終了です
時間が空いたにもかかわらず付き合ってくれた方はありがとうございました
次似たようなSSを書く場合は別スレでやります

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