モバP「どうすればいいんだ!」 (37)

これはモバマスssです。深夜テンションで書きました。

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モバP「どうすればいいんだ!」

卯月「どうしましたプロデューサーさん!」

モバP「今からライブだろう?」

卯月「はい! 今からライブです!」

モバP「ニュージェネレーションズのライブだよな!」

卯月「はい! ニュージェネレーションズのライブです!」


モバP「それが、凛が家でサンバを踊ってたら骨折したって連絡が!」

卯月「た、大変じゃないですか!」

モバP「くそぉ……誰か、誰か凛の代わりにライブに出るアイドルは……」

モバP「アイドルは居ないのかーーーー!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!」

卯月「ヘレンさん!」

その後めちゃくちゃライブ成功した。めちゃくちゃ激しい流れ星キセキだった。


次の日

モバP「どうすればいいんだ!」

未央「どうしたのプロデューサー!」

モバP「もう年末だろ!」

未央「そうだね!」

モバP「忘年会があるんだよ! その出し物が思いつかねぇ!」

未央「あー、大変だねそれは。あ、じゃあ茄子さんとか、アイドルに芸を教えてもらったら!」

モバP「そうか、その手があったか! かくし芸を持っているアイドルよ! 俺の所へ来いーーーー!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!」

未央「ヘレンさん!?」

その後忘年会でめちゃくちゃ本格的に踊った。ややウケだった。


モバP「どうすればいいんだ……」

小梅「この廃屋、出るって有名なんだよ……プロデューサーさんと三人でこれてよかったぁ」

モバP「あぁ、二人っきりだと流石に怖いけど……ん? 今三人って言った?」

小梅「うん。三人いるでしょ?」

モバP「もしかして、あの子ってやつ?」

小梅「ちがうよ」


モバP「森久保ォ!」

小梅「デレステのコミュ的なパターンでもないよ」

モバP「じゃあ、三人目は……一体……」

モバP「誰なんだーーーーー!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!!」

小梅「ヘレンさん……えへへ」

この後めちゃくちゃ廃屋で踊った。床が抜けた。


またある日

モバP「どうすればいいんだ!」

森久保「ど、どうかしましたか……」

モバP「森久保が可愛すぎて辛い!」

森久保「えぇ!? や、止めてください……森久保が、そんな、可愛いなんて」


モバP「その上気した頬の桃色は、まるで触れることの出来ない果実のようだった。顔を隠そうとする小さな手の白さが、その肌の美しさを」

森久保「ぶんがくてきなひょうげんはやめてくださいぃ……むーりぃー」

モバP「駄目だ! 言葉じゃ表しきれない! どうすればいいか教えてくれるやつは居ないのか!」

モバP「誰か居ないのか!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!」

森久保「……ヘレンさん?」

その後めちゃくちゃ森久保を称える歌を歌った。

森久保「止めてほしいんですけどぉ……」


またまたとある日

モバP「どうすればいいんだ!」

ちひろ「どうしました?」

モバP「課金のし過ぎでお金が……」

ちひろ「それは大変ですね。あっ、そういえばそろそろ新しいガチャを用意しなくちゃ」

モバP「今の話聞いてました?」


ちひろ「お得なセットもありますよ! 復刻があるかは知りません!」

モバP「うぅ……この金欠を解決できる人は居ないのか……」

モバP「誰か居ないのか!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!」

ちひろ「ヘレンさん!?」

この後ヘレン指導でめちゃくちゃ路上ライブした。一時間で18円稼いだ。


またまたまたとある日

モバP「どうすればいいんだ……」

ほたる「あの、プロデューサーさん、すいません」

モバP「いや、ほたるのせいじゃない。ただ、まさか急にセットが崩れてライブがおじゃんになるなんて」


ほたる「やっぱり私みたいな不幸な人間がアイドルをやるなんて無理だったんです……」

モバP「そんなことない! きっとほたるは輝ける! そう願い続ける限り! 誰か、誰かこの状況を何とかしてくれる人は!」

モバP「誰かーーーー!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!」

ほたる「ヘレン、さん?」

ヘレン「ほたる、もっと世界レベルで物事を見なさい。自分の周りの小さい範囲で起こる不幸に囚われてはいけないわ! この程度の不幸になんて負けないという強い気持ちを持つのよ!」ズンドコ♪ズンドコ♪


モバP「流石ヘレン! なんて良いことを言うんだ! ……ん?」

ほたる「ヘレンさんが踊りながら名言を言ってる間に、気付いたらセットが治ってる……!」

モバP「ヘレン、一体どうやって!」

ヘレン「私はヘレンよ」


ヘレン「つまり、そういうこと」


モバP「あぁ、そういうことか」

ほたる「えっと、どういう……?」

その後めちゃくちゃほたるに笑顔が増えた。世界は幸せで満ちている。


更にとある日

モバP「どうすればいいんだ!」

まゆ「Pさぁん。まゆを選んでくれますよねぇ」グイグイ

凛「私がアンタのお嫁さん? ふーん、まぁ、悪くないかな」グイグイ

モバP「二人共引っ張らないでくれ!」


まゆ「まゆと凛ちゃんどっちと結婚するんですかぁ」

凛「早く決めて。逃げないでよ」

モバP「うぅ……俺は、俺は誰と結婚すれば!」

モバP「誰と!」


ヘレン「私よ!」


モバP「ヘレン!」

まゆ「ヘレンさん!?」

凛「ヘレンさん……!」

その後めちゃくちゃ結婚した。踊りながら世界を巡る旅をする人生。辛いこともあるけど、幸せだ。

(Happy end!)


これで終わりです。ヘレン主役のssってあんまり無いなぁって思って書きました。

過去作 

【モバマス】冴島清美に恋した日 http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1521707501


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