モバP「流れる黒髪」 (17)



SS初投稿で御座います、誤字脱字等の不備は目を瞑って頂けると助かります。
因みに今回の主役はモバPと黒川千秋ちゃん。
ロワイヤルの水着黒川さんが可愛かったのでね、思わずね!
では、本編をお楽しみ下さいませ。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1409487123



モバP「お疲れ、千秋。今日凄く良かったぞ」

千秋「ふふ、有難う。アナタにそう言って貰えると私も頑張った甲斐があったわ」

そう言って笑顔を見せる千秋。その笑顔反則、担当アイドルにきゅんきゅんしちゃうよ、俺。
――時刻は午後4時。今日の仕事は千秋にしては珍しく水着を着てのグラビア撮影だった。
普段から露出の高い衣装での仕事を伝えると一旦何とも形容しがたい、いや、平たく言えば「嫌です」と伝える様な表情を取る彼女。ただ、そこから少しして溜息混じりに承諾する。既にもう俺たちのお決まりの会話となっている。
今回もそうだった。だけど、結局水着を着て仕事に応える千秋マジ天使。

モバP「ほれ、これ羽織っておけ。体が冷えたら大変だ」

千秋「あら、…アナタになら見られても良いのだけど」

モバP「ふええっ!?…良いから、良いから羽織りなさい。見たいのは山々だけどそれは今回のグラビアが雑誌に載った時にでも見るよ」

千秋「…連れないんだから」

何よ、頬っぺたとか膨らませないでよ。反応に困る!
最近何かと冗談とも取れない発言が多くて千秋のペースに飲まれがちなんだよなぁ…。
ちひろさんに相談しても「あらあら、うふふ」しか言わないし。何だよあの返し、村人Aかよ。

千秋「…ねぇ、Pさん。私とした約束、覚えてる?」

モバP「ん?あー…、今回の仕事を頑張れたら何か御褒美を、とかいうあれか?」

千秋「そう、今回は私としても恥ずかしい思いをしての仕事だったの。これだけ頑張ったんだから少し位おねだりしても良いでしょう?」

そう、今回のグラビア撮影の仕事は彼女に取ってもやはり恥ずかしかったらしく仕事を請けるににあたっての交換条件がそてだった。
ん?でも待てよ?さっき、俺になら見られても良いとか言ってなかった?女の子わっかんねぇ…。

モバP「…まぁ俺に出来る事なら聞くぞ。取りあえず言ってみろよ」

千秋「色々と考えたのだけど、そうね…今回は―――」



モバP「何でこうなった…」

今俺が何処に居るかって?いやね、本当は俺も事務所で書類とか残った仕事を片付けようとしてたんすよ。
それが何と!今私は女子寮の千秋の部屋の前に居るのです、わーパチパチ。
怖かったぁ。仕事終わって千秋を車で送ってから事務所帰って即行で帰るの怖かったぁ。
ちひろさんの目がマジだったもん。明日絶対お金毟り取られる。

――――

千秋「今日、ご飯を一緒に食べたいの。…ダメ、かしら」

それが仕事を頑張った千秋の俺に対するおねだりの正体だった。
その時、少し顔が赤かったのは言うまでもあるまい。御馳走様でした。
よくよく考えれば千秋と飯を食べるのは今回が初めてになる。事務所で弁当を食べてる所を「またそんな物を食べて…」と言われる事はあったけれど。
まぁ、飯を一緒に食べるくらいならと俺も二つ返事で了承した訳だけど…。

モバP「どうしょ、すっごく緊張する」

「ょ」とか使っちゃったょ。緊張からかな、緊張からなのかな!?
だって考えれば千秋と千秋の部屋で二人っきりだよ!?…いや、まぁ変な事とか起こす気は更々無いけどさぁ!

千秋「…何をしているの?」

モバP「はうへぇ!?」

うわ情けない声出た。恥ずかしい。
そんな俺を千秋は苦笑いを浮かべながら見ている。

千秋「遅いと思っていたら部屋の前でぶつぶつ言ってるんだもの。…緊張、してくれてたのね」

モバP「…聞いてたのかよ」

千秋「聞こえたのよ。聞く積もりなんて無かったけれど」

モバP「まぁ、担当アイドルと一緒に飯食う位で緊張とか少し情けないよな。少しは男らしくなった方が良いのかね」

千秋「…Pさんはそのままで良いのよ。変に男らしくなるのもあれだもの」

あれって、何だよ。そう言い返そうとした瞬間、千秋の綺麗な手が俺の裾を掴む。
くいくいっ、くいくいっ。

千秋「ねぇ、早く入って?Pさんとご飯を食べるの、楽しみにしてたんだから」



モバP「やっぱ、綺麗にしてんだな。部屋」

千秋の部屋、そういう以前に一人の女の子の部屋。
今時の女の子の部屋かと言われればそうではないが千秋の部屋は綺麗に片付いていた。
千秋の部屋って言うとあれね。徹○の部屋みたいだな、うん。

千秋「ええ、まぁそれなりには…、って何をにやけているの?」

ええ!?にやけてたの、俺!?
嘘だぁ、○子の部屋の部屋のくだりでにやけるなんて…。落ちた物ね、俺も。

モバP「いや、別に何でもないよ。…それにしてもさっきから良い匂いがするな。千秋が作ってくれたのか?」

千秋「ふふ、Pさんに喜んで貰おうと久し振りに作ってみたの。…口に合えば良いのだけど」

…皆さん聞いて下さいよ。何か如何にも"前から作れます"みたいな感じで言ってますけど他の本の下敷きになってる料理のレシピ本が丸見えなんですよ。
然もご丁寧に付箋まで付けて。
どうやら、前々から御褒美は決めていたらしい。頑張って練習したんだろうなぁ。

千秋「…何をにやけてるのよ」

あれ、デジャブ?さっきも言われた気がするよ、その台詞。

モバP「いや、別に。…ところで千秋は俺に何を作ってくれた訳?」

千秋「ええと、これ…なんだけど」

―――

モバP「ふぅ、御馳走さん」

千秋「ふふ、お粗末様でした」

千秋が俺に作ってくれたのは肉じゃがだった。
男の胃袋を掴むことでよく料理の登竜門的位置づけに君臨する肉じゃがだが、一言で言えば千秋の肉じゃがは美味かった。
味がどうのこうのでは無く、千秋が俺の為に頑張って作ってくれたという事実が嬉しかった。
何だかね、本当に胃袋掴まれちゃうよ?目の前の千秋すっごい嬉しそうだし。かーわいい。

モバP「ありがとな、美味かったよ、今度は料理の仕事でも入れてみるか」

千秋「それは…、時期尚早な気もするのだけど」

モバP「はは、まぁいずれな、いずれ。…ってもうこんな時間か」

ふと時計を見れば八時を回った所。
アイドルの部屋にプロデューサー、もとい異性が長居する訳にもいかないしな。
千秋、俺はクールに去るぜ!

モバP「千秋、俺そろそろ…」

千秋「…、ねぇ、Pさん。―――」



モバP「…いやいやいや、おかしい。これはおかしい」

そう、クールに去る筈だったのだ。某財閥団を携える彼の様に俺はクールに去る筈だった。
因みに俺は五部が好き、…じゃなくてぇ!
説明すると現在の時刻は九時過ぎ。あれから千秋に引き止められなんやかんやしてたら帰るタイミングを失いました。
当の千秋はと言うと、シャワーを浴びている訳で。俺はそれをテレビを見ながら待っている所だ。
可笑しくない?可笑しいよね?OKASHIIDESYO?あ、蘭子今噛んだ。

モバP「…変に意識してる俺が可笑しいのか?いや、でも…」

千秋「何が可笑しいのかしら?」

モバP「いや、だから、担当アイドルと二人きりの空間でシャワーを浴びてる相手を待ってて意識する俺は可笑しいのかっていう…、ってうわぁ!?」

千秋「…そんな幽霊を見た様な声を出さないで頂戴」

モバP「あ、あがってたのか…!吃驚したぞ…」

千秋「御免なさい、そんなに驚くとは思って居なくて…」

モバP「あ、いや…別に良いんだけどさ」

………気まずい沈黙。
何か千秋も話題とか提供しにくそうだし、気の所為か火照って見えるし。…風呂あがりだし当たり前か。
いかんいかん。俺が冷静にならなきゃな、年上である俺が冷静に話題を提供しこの状況を打開しなければ…!

モバP「…寝る時はいつもパジャマなのか?」

千秋「え、ええ。寝やすいのが一番だもの、…意外だったかしら?」

モバP「前に仕事で着てたから見慣れてない訳じゃないが…、普段は別のを着てるのかと思ってたよ」

千秋「確かに、パジャマは少し子供っぽいものね。私の印象とはまた合わないかもしれないわ」

モバP「あ、えっと…」

………セーブポイントが来い!
やべぇよ、ギャルゲの主人公とかいつもこんな生活強いられてんの?思考どうなってんだアイツら、天才か!?
話題、何か話題…!って、ん?よく見ると千秋の髪、濡れたままじゃないか?生乾きっつーか…。

モバP「千秋、髪、乾かしてないのか?」

千秋「あ、えっと…、Pさんを待たすのも悪いと思って。簡単に拭いて来ただけなの」

モバP「ちゃんと乾かさないと駄目だぞー?千秋の髪、すっげぇ綺麗なんだから痛んだりしたら大変だ」

千秋「…そう、よね。ねぇPさん、…もう一つだけ、お願いしても、良いかしら?―――」



御免、ちょっとお腹痛いから少し休憩!
ここから自分の性癖垂れ流しなのでご了承下さい…!
ほら、みんな!FEVERタイム中だよ、殴らなきゃ!(ゲス顔)


ぼちぼち再開しまぁす
見てる人居るか分かりませんが…



モバP「気持ち良いかー?」

千秋「ええ、とっても…」

やらしい事はしてませんよ、えっへん。
何をしているかと言われれば俺は今濡れた千秋の髪をドライヤーで乾かしている所だ。
千秋のお願い、それは髪を乾かして欲しいというものだった。
濡れた黒髪も非常に千秋には映えて物凄く良いのだが、やはり痛んで仕舞っては元も子も無い。

モバP「千秋の髪、本当に綺麗だよな。事務所の皆も言ってたぞ、千秋の髪は綺麗!触ってみたいーって」

千秋「あら、そう言って貰えるのは光栄ね。でも…」

モバP「でも?」

千秋「…今はその綺麗な髪をアナタが独り占めなのよ?」

うっわ。ぐっと来た。いや、ぐっと来ない訳が無いんですよ。初任給で両親に飯奢った時に有難うって言われたこと以上にぐっと来たわ。…いや、やっぱり五分五分くらいで。
現に千秋の髪は本当に綺麗だと思う。年相応の子にしては珍しく一度も染めた事が無いという綺麗な黒色。それに女性の特徴とも呼べる長い髪は異性のみならず同性ですら目を奪われる。
俺の前を歩く千秋の揺れる黒髪に何度目を奪われた事か。

――――そう。俺は 髪フェチ なのである。
いや、引かないで下さい。何でもしますからぁ!
物心付いた時から女性の綺麗な髪に惹かれる様になっていたし、決まって学生時代とか好きになる女の子は髪の長い女の子だった。
だから、今のシンデレラ事務所に勤める様になって千秋を担当する事になった時は正直な話、心の奥底でガッツポーズをした。流れる様に垂れる黒髪、一瞬で心を奪われて仕舞った。
これも言って仕舞えば只の偶然である。俺とほぼ同じタイミングで千秋が事務所に入って来ただけ。
BUT.あの日の偶然は今日の為にあったに違いない!

千秋「ふふ、ドキドキしてくれたかしら?」

モバP「それはもう存分に」

千秋「…Pさんに触られるの、私も好き」

モバP「ヘアメイクさんみたいに上手く出来ないぞ、俺」

千秋「良いの。―――相手がPさんだから、私もドキドキしてるのよ?」

モバP「はは、ドキドキしてくれてるんだ?」

千秋「…Pさんったら、意地悪なのね。―――」



モバP「えっと、…あらかた終わったけど」

千秋「…もう乾き終わっちゃったのね」

こっちの台詞だよ、と口には出さず心の中で本心を紡ぐ。
あれ以降、髪を乾かしている間、千秋との会話は無かった。
無言の状況と言うのは正直未だに慣れない。相手が傍に居ながら何も喋らないという状況は苦手だ。
今では意識することは無いが当初の千秋とのそれも息苦しかったのは覚えている。
ただ、部屋にドライヤーの音しか聞こえなくても、俺はその息苦しさを覚える事は全くなかった。
…いや、千秋の髪の手触りを堪能する為に神経をフルで左手にあれしてたからかもしれんけど!

千秋「ねぇ、Pさん?その、…指で梳いてくれないかしら?」

御褒美ktkr。断る理由などどこにも無い。
だが、立ったままではどうにもやりにくい。それをくみ取ったのか千秋が普段とは違う目でソファと俺に交互に視線を送る。
こんな表情の千秋を見るのは初めてだが何となくは分かるよ、うん。
―――これは、甘えん坊モードの目だ。当然拒否権は無い。

モバP「そこに座れと」

千秋「ええ。そうした方がPさんもしやすいでしょう?」

千秋の御髪を堪能させて頂く側の俺に対する配慮とか良い子だわぁ。
俺、絶対千秋みたいな子と結婚するんだ!…あれ。今の発言ヤバくない?あぶね、撤回撤回。

モバP「ん…、ほらこれで良いか?」

千秋「じゃあ、…お邪魔するわね」

こちらに背を向けソファに座る千秋の後ろ姿に思わず息が漏れる。
何度も見てきた彼女の黒髪は一段と美しく見えた。背中までするりと伸びる髪には痛んだ箇所も枝毛の一つも見られない。
形容するなら流れている、という言葉が相応しいかもしれない。
いやマジで綺麗だな、おい。髪フェチの俺大歓喜。とは言っても千秋は俺が髪フェチっていう事実を知らない訳であって。
そう考えると何だかいけない事をしている様で興奮すら覚える。

するり。
伸ばした人差し指を下に降下させる。当然、指がひっかかる事など無い。

モバP「…触ってる俺まで気持ちよくなってくるな」

千秋「私はそれ以上に気持ち良いわよ?…Pさんに触られるの本当に好きみたい」

胸がきゅんきゅんするんですけどぉ!千秋たん可愛いよぉ!
―――指櫛で何度も梳いても飽きる事は無い。むしろ触る度に心地よさが増していく。
指に伝わる感触と共に鼻孔を刺激するシャンプーの甘い香り、黒髪から伝わるその香りは俺の興奮材料になるには十分だった。
いけないと思った。だが、体は言う事を聞かない。千秋の髪に顔を埋める。
千秋は抵抗する様子は無く寧ろ俺の欲求に応える様に首を軽く左右に振り長い黒髪を靡かせ俺の嗅覚を刺激する。
うっわ、千秋の髪マジさらさら。顔に髪とか触れたら普通嫌悪感とか抱くものだけどそれが全然無いの!あ、俺だからだね☆
いや、「☆」じゃねぇんだよ!頭の中お星さまだらけか、おぉ!?

モバP「千秋の髪、さらさらで良い匂いだな…」

千秋「…お手入れ頑張ってるもの」

モバP「確かに、千秋の綺麗な黒髪は仕事を取る大きな武器になるからな。…結果も出てるし」

千秋「結果…?何の事かしら?」

おっと、あぶね。これは未だ千秋には言わないでおくんだった。

千秋「それに、仕事の為に頑張ってお手入れをしている訳じゃないのよ?私は―――」



モバP「―――~っ、あんまそういう事言うな」

千秋「本当の事だもの。気づいていないかもしれないけど、アナタの視線。結構感じるものよ?」

嘘だ!ダウトだ、ダウト!いや、だって完璧に千秋の隙をついて見ていた筈だよ!?
確かに千秋の黒髪に視線をやっては、はぁ、綺麗…。とか呟いてたけども!

千秋「その呟きも偶に聞こえてたわ」

モバP「読心術でも使えるのかい、お前は!」

これからは雑念もなるべく抑えようと思います(小並感)。あ、使えた!流行ってる奴使えた!

千秋「ねぇ、Pさん。私の髪、Pさんには気に入って貰えたかしら?」

モバP「…一目見た時から千秋の髪には見惚れてたよ。すっげー綺麗だな、って素直に思った」

千秋「それから?」

モバP「…さらさらで気持ちよかった」

千秋「――それから?」

モバP「…良い匂いもした」

千秋「ふふ、それから?」

モバP「……勘弁してくれって」

千秋って意外と意地悪なのね。こういう時に限って意地悪な千秋たんには今度どんなお仕置きをしようかしらね!
でも、自然と心地の良い言葉のやりとりだった。…心なしか千秋も満更でもなさそうだし。

千秋「でも、私もPさんに触って貰えて、愛でて貰えて嬉しい」

モバP「―――何ならさ」

考えるよりも前に言葉を紡いでいた。

モバP「―――毎日でもさ」

後には引けねぇな、これ。

モバP「俺が―――」

一瞬、その先の言葉は紡いではいけないと思った。
後戻り出来ないと感じたその瞬間、俺の唇に千秋の黒髪が触れる。
え、唇に触れてもさらさらなのね。超気持ち良い!あ、他意は無いよ?本当に本当!

千秋「Pさん、その言葉の先は、私がトップアイドルになってからでも良いかしら?」

モバP「ん、…そうだな。悪い、軽はずみな言葉だった」

千秋「…良いのよ、――私も、その気が無い訳じゃないもの」

モバP「千秋…?」

え?どゆこと?ふえっ!?何々、それは期待しちゃって良いのかしら!
どうしようね、…すっごく嬉しい。

千秋「だから、…これからも私の傍に居てくれるかしら?」

答えは決まってる。

モバP「勿論だよ、…明日からまた頑張ろうな」

千秋「ええ!――そう言えば、さっきの結果って何のことかしら?」

モバP「ああ、それはな―――」



―――後日。

モバP「お疲れ様、千秋」

千秋「ええ、有難う。…ずっと憧れていたお仕事だから、緊張もしたけど、嬉しかったわ」

そうそう、千秋にシャンプーのCMガールの仕事が入ってるんだよね。
それを聞いた千秋は目を点にした後に嬉しさから満面の笑みを零したのを覚えてる。可愛かったんだもん。

モバP「綺麗に撮れてたか後で確認しないとな、一応確認用の映像は用意してもらったし」

千秋「…私も一緒に見て良いかしら?」

モバP「…良いけど、今日はもう遅いし無理しなくて良いんだぞ?」

千秋「…あなたに褒められた自慢の髪の晴れ舞台だもの。一緒に見たい」

その目反則です。
アナタに拒否権は無いのよって顔してるし。

モバP「りょーかい、帰って事務所で一緒に見ような」

千秋「ええ。――そうだ、Pさん、目を閉じてくれるかしら?」

ん?こんな所で何する積もり…?ちょ。千秋さん!それは駄目よ!

モバP「~って、え…?」

予想とはうって変わって唇に触れたのは千秋の髪だった。
いや、予想通りになっても困ってたけども。
――まぁ、千秋が何だか嬉しそうだし、…いっかな。



千秋「(髪への口づけの意味、後でPさんに教えてあげようかしらね♪)」

モバP「(はああぁ…、千秋の髪綺麗…)」

千秋「…聞こえているのだけど」





--Fin--



お終いです~!随分と長くなって仕舞った…。
駄文ですが読んで頂けたら幸せで御座います。
本当はエロ有りで書こうかとも思っていたのですが今回は見送り致しました!
エロ有りのは後日談的な感じで続きが書けたら良いなぁなんて。
本当に黒川さんが可愛すぎて最近辛いです!黒川さんの黒髪prprしたひ…。
ではでは、今回はこの辺りで!有難うございました~!

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