天海「安価とコンマで生活」春川「修羅編」 (1000)

【注意】
このスレは

天海「安価とコンマで生活」キーボ「世紀末編その3です!」
天海「安価とコンマで生活」キーボ「世紀末編その3です!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1519297710/)

の続編になります。

みんなで世紀末世界を生き抜く話です

ネタバレがあるかもしれません

誤字、脱字など

キャラ崩壊、解釈違いなど

作者裁量

エログロ描写

基本的にV3メンバーとその関係者、モブ(ナンバリング作品から名前や特徴のみ出てくることがあるかもしれません)


【その他】

V3メンバーが世紀末世界で生活していきます
安価とコンマで行動を決めます

主人公は天海です。天海関係の話は若干多くなります

通貨は (M)と(S) です。10Sで1Mです

エロについてはシチュエーションを聞いたり聞かなかったりします

あまりにもあかん、といった安価は再安価です。連投は基本禁止してません。

ミッションとクエストがあります

ルールは順次増えていくかもしれません

【クエスト】
ロシアについたら追加されます。今はありません。

【ミッション】
百田がプロポーズする
最原カップルの結婚
ロシアに着く
天海妹が再び行方不明に、天海が捜索するかどうか。

随時追加されます。今はこれだけです

【交際関係図】
天海×東条 夫婦
最原×白銀 婚約者同士
百田×茶柱 恋人
春川×赤松 恋人

星→夢野
アンジー→ゴン太
ゴン太→春川
王馬→東条
入間→キーボ
キーボ→アンジー?(不確定)
真宮寺→姉

持ち物
缶詰 ×5(春川)
包丁 (春川)
獣化抑制剤 15本 (天海)
国の情報本(真宮寺)
国の裏情報本(真宮寺)
気絶煙幕(最原)
精神安定剤(天海)
海外情報本(真宮寺)
電動車椅子
拘束具(天海)
武器類(天海)
蛇の彫刻(天海)
裁縫鋏(白銀)
櫛×8 (女子全員)
鉄の着物(キーボ)
ケモノ化薬兎 ×15 (東条)
解毒剤×16(東条)
防寒具(全員)
溶接器具
溶接マスク (入間)
生命の水 16+a (天海、王馬)
飲む媚薬(最原)
宝石(夢野、星)
ボウガン 短剣 (天海)

電子ドラッグ
香油
原油(王馬)
媚薬(アンジー)
大剣

サポート機(東条)
サポート機(キーボ)
婚約指輪(天海、最原カップル)
赤松 催涙スプレー 防弾チョッキ
春川 拳銃 防破チョッキ
王馬 スタンガン ガスマスク
星 グレネード 特殊警棒
アンプル 鍵 春川
かぶら寿司 加賀友禅 輪島塗り(共有)

現在のムラムラ度 嫉妬度 残金(M)
F天海 90 嫉妬度100(+10)7193
C百田 60 970
A星 75 810
Aゴン太 60 1000
A王馬 85 819
A最原 60 380
A夢野 75 1000
A入間 70 740
D春川 60 563
Aアンジー60 1000
A茶柱 60 1000
Aキーボ 65 1000
B赤松 60 950
?東条 ?? 嫉妬度 0 1153
A白銀 60 970
A真宮寺 85 820

(アルファベットは幸福度、最高A~Jまで、Gから下は病気)

~現在情報~
海底都市でも戦争が勃発。避難中
現在地:佐渡島
行き先:ロシア Weltの本部がある

技能値は取得することも可能です
天海
状態 人間 精神度 78
技能値 (共通)
探索 80
潜伏 75
戦闘 75(武器あり)
戦闘 60(武器なし)
回避 75
盗聴 70
説得 75
信用 85
家事 80
知力 75
筋力 70
閃き 80
偽証 80
技能値(個人)
図書 80
知識 85
備考:スレ内では嫉妬で凄いことになっていますがスペックは高いです。(というか嫉妬が凄いのも伏線です)特に国を移動するとなるとかなり役に立ちます。王馬以外のメンバーを大切に思っています。割と理性的で冷徹な部分もあります。
東条
状態 アンドロイドBモデル 精神度 9X
技能値 (共通)
探索 90
潜伏 90
戦闘 99(武器あり)
戦闘 90(武器なし)
回避 85
盗聴 85
説得 80
信用 ??
家事 自動成功
知力 95
筋力 99
閃き 90
偽証 85
技能値(個人)
重火器(銃火器) 90
身代わり 90
知識 95
自動車 95
…(以下非公開)
なんでもできます。アンドロイドになってほとんど怖いもの無しです。(個人技能値の知識とは一般常識ではなく専門知識の方です。)ただ現在謎が多く、また東条視点はほとんどありません。天海やみんなのことをとても大切に思っていますが一方で極端に冷徹かつ理性的になっています。

百田
状態 人間 精神度 80
技能値 (共通)
探索 70
潜伏 70
戦闘 70 (武器あり)
戦闘 55 (武器なし)
回避 70
盗聴 75
説得 85
信用 85
家事 25
知力 85
筋力 65
閃き 90
偽証 40
技能値(個人)
ロシア語、英語、ドイツ語 80
知識 80
カウンセリング 50

筋力もそれなりで、知識もあるのでスペックは高いと言えます。ただし、性格上色仕掛けなどの技能は取ることができません。仲間思いですが感情に任せて発言してしまうと命取りになりかねません。

茶柱
状態 人間 精神度 85
技能値 (共通)
探索 75
潜伏 75
戦闘 85(武器あり)
戦闘 80(武器なし)
回避 95
盗聴 85
説得 70
信用 70
家事 50
知力 40
筋力 85
閃き 55
偽証 30
技能値(個人)
精神攻撃耐性 90
身代わり 70
関節技 85

洗脳やプロパカンダを耐えることができます。知識は少し足りませんが、その分戦闘ではかなり活躍できます。 ただし情に流されやすく理性的になりきれないので少し注意が必要です

ゴン太
状態 人間 精神度 60
技能値 (共通)
探索 70
潜伏 45
戦闘 80(武器あり)
戦闘 75(武器なし)
回避 65
盗聴 40
説得 50
信用 50
家事 30
知力 40
筋力 95
閃き 50
偽証 20
技能値(個人)
対話(虫、狼) 90
制御(虫)85
運搬(重量150kg以上のもの)80

毒虫がいても彼がいれば安全になります。またパワーがあり、非常にタフでもあります。ただ騙されやすいので気にかけてあげないといけません。春川に片思いしていますが赤松とはすでに和解しています

王馬
状態 人間 精神度 90
技能値 (共通)
探索 80
潜伏 80
戦闘 75(武器あり)
戦闘 40(武器なし)
回避 75
盗聴 90
説得 80
信用 40
家事 50
知力 95
筋力 45
閃き 95
偽証 95
技能値(個人)
ピッキング 90
心理学 85
拷問耐性 85
挑発 80

もやしではありますが賢く頭の回転も早いです。味方にしておくことに越したことはありませんが、天海の超えてはいけないラインを軽々と超えてくるので注意が必要です。Weltについて不信感を抱いています

夢野
状態 人間 精神度 50
技能値 (共通)
探索 50
潜伏 80
戦闘 30(武器あり)
戦闘 15(武器なし)
回避 45
盗聴 40
説得 60
信用 60
家事 80
知力 45
筋力 20
閃き 45
偽証 50
技能値(個人)
魔法(手品) 95
(ちちんぷいぷい 80)

〈ちちんぷいぷい〉は精神度5減少する代わりに重要安価の正解(良い方向)が分かります。非力ではありますがそのぶん力を持つメンバーに好かれています。面倒臭そうにしていますが仲間を大切にしています。ただし洗脳耐性、肉体耐性は低いです。


状態 人間 精神度 85
技能値 (共通)
探索 80
潜伏 90
戦闘 85(武器あり)
戦闘 75(武器なし)
回避 95
盗聴 85
説得 70
信用 70
家事 45
知力 75
筋力 90
閃き 75
偽証 65
技能値(個人)
殺人 75
運動 85

技能値の高さはマフィアを壊滅しただけはあります。また感情を出しますが、理性的で頼れる人です。最近想い人の夢野や仲間達のおかげで生気がどんどん回復しています。

赤松
状態 人間 精神度 70
技能値 (共通)
探索 70
潜伏 65
戦闘 45(武器あり)
戦闘 30(武器なし)
回避 50
盗聴 90
説得 80
信用 80
家事 30
知力 50
筋力 65
閃き 85
偽証 80
技能値(個人)
音楽 95
張り手 80
ココロンパ 65

〈張り手〉はたくさんある物体を1日1回だけ吹き飛ばすことができます。耳がとても良いので聞かなくていいことまで聞いてしまうかもしれません。仲間想いですが、どちらかというと感情派です

春川
状態 人間 精神度 85
技能値 (共通)
探索 80
潜伏 85
戦闘 90(武器あり)
戦闘 80(武器なし)
回避 85
盗聴 85
説得 55
信用 60
家事 75
知力 55
筋力 85
閃き 65
偽証 60
技能値(個人)
暗殺・暗殺知識 90
拷問耐性 75
薬・毒耐性 75
資金調達 85

非常に活躍の機会が多くなるであろう技能をたくさん備えています。ただし怒ると手がつけられません。彼女のストッパーである赤松にも気を配る必要があります。

最原

状態 人間 精神度 75
技能値 (共通)
探索 95
潜伏 80
戦闘 50 (武器あり)
戦闘 35 (武器なし)
回避 70
盗聴 95
説得 90
信用 85
家事 70
知力 90
筋力 40
閃き 90
偽証 90
技能値(個人)
隠す 90
ピッキング 50
ココロンパ 65
賭博 80

有能ではありますがいかんせん筋力が足りないので、筋力の高いメンバーと組み合わせた方が良いです。パートナーの白銀や仲間を大切に思っていますが思春期真っ盛りの高校生なので女性に興奮することもあります。

白銀
状態 人間 精神度 65
技能値 (共通)
探索 70
潜伏 70
戦闘 60(武器あり)
戦闘 35(武器なし)
回避 70
盗聴 80
説得 80
信用 75
家事 85
知力 80
筋力 60
閃き 70
偽証 75
技能値(個人)
コスプレ・変装 95
殴打(砲丸) 70
挑発耐性 85

地味ではありますが役に立つ技能を持っています。砲丸で殴打できるくらいパートナーの最原より筋力があります。もっとも一般人に近い感覚を備えています。

入間

状態 人間 精神度 60
技能値 (共通)
探索 80
潜伏 70
戦闘 70 (武器あり)
戦闘 40 (武器なし)
回避 60
盗聴 70
説得 40
信用 50
家事 75
知力 85
筋力 45
閃き 85
偽証 70
技能値(個人)
知識 90
制作 95
発明 95

彼女をやる気にさせることが世紀末世界では重要になります。ただショックは受けやすいのでメンタルケアも重要です。キーボの事を好いていますが、それ以外のロボットや機械もこよなく愛しています。

真宮寺

状態 人間 精神度 95
技能値 (共通)
探索 85
潜伏 80
戦闘 80(武器あり)
戦闘 60(武器なし)
回避 70
盗聴 85
説得 70
信用 50
家事 75
知力 90
筋力 50
閃き 80
偽証 80
技能値(個人)
殺人(友達作り用) 90
知識 85
聞き込み 80

今は大人しいですが、れっきとした殺人鬼です。姉のことを愛していますが仲間のこともそれなりに興味と大切さを感じています。ただ何かしでかすのは間違いありません。

アンジー
状態 人間 精神度 95
技能値 (共通)
探索 80
潜伏 75
戦闘 45(武器あり)
戦闘 20(武器なし)
回避 50
盗聴 80
説得 70
信用 70
家事 30
知力 65
筋力 30
閃き 90
偽証 75
技能値(個人)
布教(プロパカンダ) 95
洗脳 85
カウンセリング 80
芸術 95

備考:戦闘はともかく精神関係は非常に強いです。特に布教は多数を、洗脳は個人を一時的に思い通りに操ることができます。彼女は神様が1番ですが、ゴン太も仲間も大事に思っています。

キーボ
状態 ロボット 未覚醒 精神度 95
技能値 (共通)
探索 90
潜伏 50
戦闘 75 (武器あり)
戦闘 70 (武器なし)
回避 65
盗聴 90
説得 75
信用 80
家事 50
知力 75
筋力 30
閃き 75
偽証 60
技能値(個人)
防御 自動成功
録音 自動成功
ドリンクバー 自動成功
撮影 自動成功

備考:本編ではボロクソ言われていますが彼の存在は世紀末世界では大きいです。動きが少し遅いので身代わりはできませんが、盾にすると硬くて丈夫です。アンジーに興味があるようですが誰が好きなのかは不確定です

~あらすじ~
最原「つむぎさん、結婚しよう」

白銀「喜んで!」

全員海底都市入り
夢野「水の中歩けるなんてこれは魔法じゃな…」

宴会 公開鑑賞プレイ

春川がWeltから贈り物
春川「…何でこんな写真が…」

戦争の為に車で避難
箱から生首

石川から佐渡島→キャンプ地

東条「腕がもげたわ」

百田「…とりあえず戻ろうぜ」

天海「…」

キャンプファイヤー 肝試し ←今ココ

前回の続きから入ります

白銀「うーん…神社とかあるんだし…そうだ!肝試ししようよ!宿泊研修じゃ定番だしさ!」

赤松「あ、それいいね!」

百田「き、肝試しだと!?」

茶柱「…ふふふ、解斗さん…肝を鍛えますよ!」

真宮寺「クク…肝試し…ネ」

アンジー「おー、神様もそれはいいねって言ってるよー!」

入間「じゃあオレ様の作ったくじ引きマシーンで早速脅かす奴とビビっちまう雑魚を決めるぞ!」

キーボ「こういう時だけやる気が出るんですね…」

百田は反対していたが結局肝試しを行うことになった。

~くじ引き後 脅かす役~

王馬「にしし!本気で行くよー?」

白銀「よし、ここはあのコスプレをみんなに…」

真宮寺「本物の霊が降りてこないといいけどネ…ククク…」

入間「ひゃーひゃっひゃっひゃっ!雑魚ども!覚悟しておけよ!特にエセ宗教家はな!」

脅かす役のA班は早速準備を始めた

~キャンプ場マップ~
温泉
森(地雷あり)

神社
管理棟
炊事棟
キャンプ設営地

↓1 肝試しのルートを指定

~B班~

赤松「よしよーし…魔姫ちゃん…」

春川「…」ブルブル  

天海「…大丈夫なんすか?」

ゴン太「は、春川さん…」

春川「…平気…」

赤松「無理しちゃダメだよ?」

春川「…うん」

天海「…確か神社にお賽銭入れて戻ってくるんすよね?」

赤松「うん…夜の神社って怖いけどね…でもみんなで行くから大丈夫だよ!」

ゴン太「ゴン太がみんなを守るよ!」

天海「…俺らが最初っすよね、とにかく行ってみましょう」

往復15分かかるルートをB→C→D班の順に5分ごとに行くことになった。天海は東条と一緒でないのが気にかかったが、仕方がないので早速B班は出発した。

~A班~

王馬「お、来た来た…」

入間「えーと、キャベツに…ツルペタ凶暴女とバカ松にデカチンか…」

白銀「赤松さんやゴン太君は驚いてくれそうだけど…」

真宮寺「というより今の春川さんを驚かすのはまずいんじゃないかなァ…」

王馬「とにかく驚かすよ!ほらほら持ち場に早く行ってよ!家畜と白銀ちゃんと髪が昆布みたいな真宮寺ちゃん!」

入間「か、家畜扱い…」ビクンビクン

真宮寺「昆布ではないヨ…」

↓1 どうやってB班を驚かすか
↓2コンマ 80以下で赤松とゴン太、50以下なら+春川 30以下なら全員驚く
↓3 人物指名、その人のアクションも指定(複数可)

入間「じゃあこいつの出番だな!」

アイテム:ピエロの置物

真宮寺「…定番だネ。百田君あたりなら驚きそうだけど…」

白銀「でも定番だからこそ、だよね!」

王馬「…というかこいつの顔…」

ピエロの顔はスライム顔だった

入間「早速設置だ!」

~設置後 B班~

B班は真っ暗な夜道をランタンを点けて歩いて来た。前方に何か見える

春川「…なんかそこに…」

赤松「これは…箱かな?」

ゴン太「じゃあゴン太が開けて…」

天海「あ、迂闊に開けたら…」

バ-ン!

ピエロ「スライム」

赤松「ほぎゃあああああ!?」

ゴン太「わああああああ!?」

春川「…こいつの顔ムカつく…」

天海「あーあ…」

入間「何て声出すんだバカ松は!」

真宮寺「意外な声だネ」

王馬「ほぎゃあああ!…ねえ…くくく…」

白銀「大成功だね!」

赤松「いやああああ!」

赤松は驚いて走り出すとそのまま神社の方まで行ってしまった。

ゴン太「あ…あ…赤松さん!」ギュウ

春川「あ…」

ゴン太は怯えながらも春川の手を握ると赤松を案じて追いかけて行った。春川は途中でマスコットのようにぶら下がっていた

天海「やっぱりこれ入間さんのっすね。というかこの顔は…」

天海は冷静に仕掛けを弄って看破していた

天海「あっ…」

だがそのせいでいつの間にか置いていかれていた。

↓1 王馬達のアクション

王馬「天海ちゃん置いてかれてやんのー!」

真宮寺「だけど、天海君は幽霊で怖がるとは思わないなァ…」

白銀「あー…クールだもんね」

入間「ったく、キャベツ野郎は遅漏か…トビウオ女も大変だな…じゃあこれだな!」

巨大白黒熊型ロボ「うぷぷぷー」

王馬「うわ、なにこのセンスのない熊」

入間「いけ!シャンシャン!」

真宮寺「…それはパンダじゃないかなァ…」

ダッダッダッ

熊ロボ「クマー!」

天海「…なんすか?」

熊ロボ「…テテテ-テテテ-」

天海「うわっ!?」

熊ロボはクシコスポストを改変した不快な音を鳴らしながら天海を追いかけ回した。天海はどちらかというとうるさそうな顔をして走って行った。

真宮寺「…うるさいなァ…」

白銀「なんだか凄いね…あっ、見てみて、C班の人も来たよ!」

入間「ヒャッハー!アドレナリンが染み渡るぜ!」

~C班~

東条「大丈夫よ、怖くないから…」

最原「も、百田君…」

キーボ「僕たちが付いてますって!」

百田「うううう…」

百田は完全に怯えていた。涙目で震えている。

東条「…とりあえず進みましょう…」

最原「(…今気づいたけど…何で東条さん…)」

キーボ「(百田君の変な風に着ていた上着を…?)」

百田「無理だ無理だ無理だ…」

↓1 C班をどうやって驚かすか
↓2 70以下で百田の変な風に着ていた上着が東条からずれ落ちる

↓1 40以上で最原が驚く、80以上ならキーボも驚く
どの目が出ても百田は驚き、東条は驚きません

王馬「百田ちゃんならチョロいね!足がなくなったフリでもしようか?」

真宮寺「…では行こうカ…」

白銀「リアクションが楽しみ…ふふ」

入間「今度は早漏か…チャバネセセリも大変だな!」

~C班~

ガサガサ

百田「!?」

王馬「…足…足…」

真宮寺「足…どこ…」

白銀「…足どこ…」

恐ろしい声が茂みの方から聞こえてきた

東条「あら…こっちかしら?」

百田「お、おい…近づくのか!?」

最原「…誰だろう」

キーボ「僕気になります!」

白銀「…キボたそ~…」

バサッ

入間「…くらえっ…」コゴエ

最原達が恐々と近づくと入間の綺麗に手入れされた足だけが茂みから出てきた

百田「…ぁぁぁぁぁあああああ!ぎゃああああああああああ!」

真宮寺「!?」

最原「…うわあああああああああ!?じょ、女性の足が…!」

キーボ「な、ななな…!」

東条「あらまあ」

百田は必殺の一撃を食らったような顔をして気絶した。倒れる間際に自分が変な風に着ていた上着を引っ張ってずり落ちてしまう。すると東条の姿が曝け出された

入間「…ぁ…?」

真宮寺「…?」

王馬「…は?」

白銀「え…」

その場にいたメンバーは生えている途中の腕の断面や骨をもろに見てしまった。

お待ちかねの精神度判定です

↓1 最原の精神度判定 60以下で失敗 2減少 30以下で5減少
↓2 キーボの精神度判定 40以下で失敗 2減少 20以下で5減少
↓3 真宮寺の精神度判定 20以下で失敗 2減少 10以下で5減少
↓4 入間の精神度判定 75以下で失敗 2減少 35以下で5減少
↓5 王馬の精神度判定 35以下で失敗 2減少 15以下で5減少
↓6 白銀の精神度判定 75以下で失敗 2減少 35以下で5減少

一度の判定で5減少すると一時的な発狂です。

↓7 東条達のアクション


東条「…」サッ      

東条はすぐに見られたと察して服で隠した

東条「よくできてるでしょう?」

白銀「お、驚かそうと…?」

入間「ぁ…っあ…?」

東条「ええ、そうなの」

東条は誤魔化すように答えると百田を介抱しに行った

王馬「…東条ちゃんやだなー!逆サプライズ?みんな凄く驚いちゃったよ!」

驚かなかった真宮寺と王馬は東条の誤魔化しに疑っていたが、納得したふりをした

東条「…あら…」

そして王馬はそのまま東条を離れた位置に連れて行った

最原「えっ…あ…」

白銀「あ、あれって…偽物なの…?」

キーボ「僕には本物に見えましたが…」

真宮寺「落ち着いて…本物みたいだったネ。それより百田君を起こさないと」

百田「」ブクブク

最原「あ…うん、百田君!」

キーボ「…写真が…」

入間「あ、あれは偽物だよな…そうだよな」

白銀「…あんな風にリアルに…?」

~茂み~

王馬「…ここら辺でいっか」

東条「百田君の介抱をしないと…」

連れ出してきた王馬に東条は言った

↓1 真宮寺達のアクション(肝試しを続行するかどうかも指定)
↓2 王馬のアクション


↓1 王馬のアクション

東条の上着を剥ぎ取り「これ、どうしたの?」と腕について聞く

~道~

真宮寺「…とりあえず百田君を起こそうカ」

最原「う、うん…」

入間「お、おい…起きやがれ!」

入間はどこからか持ってきたバールのようなもので百田をど突いた

百田「痛っ!?」

キーボ「あ…起きました!」

白銀「大丈夫…?」

真宮寺「後ろからあと1組も来ているからネ…せっかくだしこのまま続行しよう」

最原「そうだね…百田君、神社まで行ける?」

百田「ああ…すまねえな、見っともねえところ見せちまって…」

キーボ「とりあえず先に進みましょう」

倒れて記憶の覚束ない百田を連れて最原達は先に行った

入間「…ツルショタはどうした…?」

白銀「まだあっちにいるんじゃないかな…」

真宮寺「…」

~茂み~
バサッ  

王馬「これ、どうしたの?」

王馬は東条から上着を剥ぎ取って尋ねた

東条「…作り物…」

王馬「本物でしょ?嘘は通用しないよ?」

東条「…仕方ないわね、地雷で木が倒れてもげたのよ。これでいいかしら?…あなた達に見られるとはね、申し訳ないわ」

見えてしまったことに申し訳なさそうにしていたがもげたことには東条は平然としているようだった。

↓1 王馬のアクション

王馬「ふーん、アンドロイドって何でもありなんだ。東条ちゃんホントに人間やめちゃったんだね。 …頭がもげても生えてきちゃったりすんの?」

東条「頭は全て飛んでしまったら流石に気絶してしまうけれど、半分くらいなら薬を飲めばすぐに再生するわ」

王馬「…」

とても高価な薬だけどね、と続ける東条を王馬は黙って見つめていた

東条「とりあえず、後ろの組が来てしまうわ。そろそろ戻った方がいいんじゃないかしら」

王馬「…そうだね、じゃあ後でね」

王馬は驚かしに他のメンバーのいるところに戻った。

~D班~

アンジー「にゃははー!楽しみだねー!」

夢野「ん…んあ…」

茶柱「だ、大丈夫です夢野さん!転子が付いていますから!」

星「…大丈夫か?」

アンジー「アンジーは大丈夫だよー!」

夢野「…んあー…」

茶柱「さ、さっさと神社に行ってしまいましょう!」

~茂み~

入間「…あ…チャバネセセリ達が来たぞ…」

白銀「う、うん…」

真宮寺「…元気が無くなっているネ…」

王馬「あれは作り物だよー?オレらが驚いてどうすんのさ!」

入間「…と、とりあえず驚かすか…」


↓1 D班をどうやって驚かすか
↓2 80以下で夢野が驚く、60以下で+茶柱、40以下で+星
↓3 茶柱達のアクション

白銀「じゃあ入間さんにメイクを…」

入間「さ、さっさとしろよぉ…」

~メイク後~

王馬「んー、なかなかだね」

真宮寺「流石にメイクが上手いネ…」

入間「オレ真っ白に汚れちゃった…」

王馬「もともと汚れてるだろ!火の玉飛ばすんだからさっさと行けよ!」

入間「は、はい…い、イきますぅ…!」

入間は急いで星達の方に行った

白銀「これもリアルだね…」

真宮寺「熱くない火だそうだヨ。入間さんは技術は凄いんだけどネ…」

~D班~

ウッウッ…

夢野「な、なんじゃ…?」

星「泣き声か…?」

アンジー「あ、あそこに美兎がいるよー!」

茶柱「何かあったんでしょうか…」

茶柱達は入間のいる方に寄っていった

入間「…うう…ひっぐ…うぐ…」

茶柱「い、入間さん…?」

茶柱は泣いている入間の肩に触れた。すると周りから火の玉が飛んでくる。

入間「…」バッ   

ヒュ-ッ

茶柱「ぴゃあああああああ!?」ギュウ

夢野「んあああああああああ!」ギュッ

星「うおっ…!?」

入間の顔はのっぺらぼうだった。少し明るいのが逆に恐怖感を与える。アンジー以外は全員驚いた。夢野達はお互い抱き合ったが星は我に返って恥ずかしくなった

星「…ちっ…情けねえ…」

アンジー「んー…もうちょっと火は優しい感じで…これは白すぎるよー?」

アンジーは全く驚かずダメ出ししていた

王馬「やっぱり驚かないかー」

入間「…うう…」

アンジー「じゃあ先に進むよー!」

茶柱「そ、そうですね…」

夢野「お、おんぶしてくれ…」

星「さっさと済ませるか…」

Cチームも神社に進んでいった

真宮寺「僕たちも行こうカ…」

王馬「そうだね!」

白銀「お賽銭を入れないとね」

入間「腕…」

~神社~

真宮寺「おや、何か騒がしいネ…」

白銀「どうしたの?」

神社には先に戻ったB班以外のメンバーがいた

最原「あ…つむぎさん」

百田「いや…可愛いのがいてな」

アンジー「にゃはは、尻尾が丸いねー!」

王馬「可愛いの?」

入間「何してんだ…?」

キーボ「あそこに狸がいるんです」

キーボが賽銭箱の近くを指差した

狸「ウューン」

茶柱「か、可愛いです!」

夢野「狐の次は狸か…」

星「カルピンもいるぞ…次は子豚か?」

東条「流石狸の島ね」

王馬「…ん?」

王馬はひらひらと透明な何かが百田の変な風に着ていた上着の中で揺れているのに一瞬だけ気がついた。

↓1 最原達のアクション(狸の捕獲を試みてみる、など)

東条「…あら、あの子…怪我してるわ」

最原「…本当だ…」

狸「ふみゅう…」

星「…足を怪我したのか」

小さな子狸は足を怪我していた。

白銀「た、助けてあげよう…?」

茶柱「そ、そうですよ!」

夢野「可哀想じゃ…」

真宮寺「…ここで助けないとバチが当たりそうだネ…」

アンジー「おいでー!」

最原達は子狸を助けるべく近づいてみた

狸「ふみゅーん…」

キーボ「痛そうですね…」

王馬「狸ってこんな風に鳴くんだー」

入間「さ、さっさと拾ってやれよぉ…」

百田「東条、抱き上げてもらえるか?」

東条「承知したわ」

東条は怖がらせないように狸にゆっくりと近づいて片手で抱き上げた

狸「みゅーん…」

東条「この子をテントで治療して休ませてあげましょうか?」

星「俺らのテントの中にカルピンやアモルもいるぞ」

百田「おっと…」

東条の上着が見えそうになったので百田はさりげなく戻した

入間「…う、腕…」

王馬「…だから作り物だってー!」

白銀「そ、そろそろ戻ろっか…」

とりあえず子狸を連れて設営地に戻ることにした。


↓1 キャンプ設営地で戻ってすることを指定

~設営地~

ゴン太「よーしよし…狸さん、もう大丈夫だよ…」

子狸「うゅーん…」

東条「流石獄原君ね」

星「手際が良いな…」

天海「やっぱり狸いたんすね…」

赤松「見てみて、魔姫ちゃん!可愛いよ!」

春川「…うん」

アモル「…きゅーう」

夢野「なんじゃ、ヤキモチか?可愛い奴め」

カルピン「にゃー」

白銀「それにしても…」

最原「ペットだらけだね…」

アンジー「賑やかなことはいいことだって神様が言ってるよー」

入間「てかこの狸も飼うのか…?」

百田「責任は全員で取ればいい!飼おうぜ!」

茶柱「神社で出会ったのも何かの縁ですし!」

真宮寺「狐と狸ネ…化かし合い合戦が起こりそうな組み合わせだヨ」

キーボ「拾って飼っても大丈夫なんでしょうか?」

東条「とくに禁止されてはいないわ。」

王馬「星ちゃんやゴン太が面倒見るんだしいいんじゃない?」

話し合いの結果小さな狸も連れて行くことにした

狸「うゅーん…」スリスリ

ゴン太「あっ…よしよし…」

夢野「既に懐いておるのう」


↓1 この後全員で何をするか指定、解散する場合は天海か王馬のアクションを指定

↓1 狸の名前を指定
↓2 名前をつけた後の天海のアクション

ミール ロシア語で平和、世界の意なんだとか

ゴン太「そうだ!この子を飼うならちゃんと名前を付けてあげようよ!」

赤松「あ、それはいいね!」

春川「…でも何て名前つけるの?」

茶柱「たぬたぬとか…」

夢野「ぽんぽこ」

星「…他人が聞いたら少し恥ずかしいな…」

入間「シュヴァンツとかどうだ!?」

王馬「ダメに決まってるだろ!このザオ!」

アンジー「んー?どういう意味なのー?」

真宮寺「…尻尾だネ…」

白銀「尻尾…?」

最原「尻尾なら別に構わないんじゃ…」

天海「…外国語でいくならミールとかどうっすか?」

東条「…ロシア語かしら」

百田「平和…それに宇宙か!いいなそれ!」

白銀「ミールって響きもいいね!」

狸「うゅーん!」

キーボ「この子も喜んでますね!」

話し合った後、ミールが新たにペットとして加わった。

~10分後~

天海「よしよし…」

入間「か、可愛いぃ…」

アモル「きゅーん」

ミール「うゅーん」

天海達はすっかりペット達の虜になっていた。特にペット達はよく懐いていたのでとても愛らしかった。

カルピン「みゃー!みゃー!」

春川「…」ナデナデ

東条「百田君、これを返すわ。ありがとう」

百田「…大丈夫か?」

東条「ええ、大丈夫よ。それよりあなたの服の着方が気になるのだけど…」

王馬「…」

↓1 王馬のアクション

王馬「東条ちゃん、俺とお話ししようよ!」

東条「…王馬君?」

王馬「…腕のこととかさ?大声で言われたくないでしょ?」

東条「…」

東条は周りを見ながら仕方がなさそうに頷いた

王馬「じゃあこっちこっち」

王馬は周りの、特に天海の様子を注意しながら東条を見えないところに連れて行った

~設営地 茂み~

東条「…どうしたの?」

王馬「ちょっと腕見せて」

東条「…」

東条はシャツをめくり上げた。腕が生えている。

王馬「…手袋も外して」

王馬がそう言うと東条は手袋を外した。するとミチミチと音を立てながら第二関節あたりまで指が生えていた。そしてしばらく待っていると手は完全に治った

王馬「凄いね!」

東条「…これでいいかしら?」

↓1 王馬のアクション

王馬「痛くないの?」

東条「ええ…大丈夫よ」

王馬は東条の腕を優しく掴んで気遣う素振りを見せた

東条「…戻ってもいいかしら?」

東条は腕を引っ張ってそのまま戻ろうと王馬に背を向けた

王馬「…」グイッ

その瞬間王馬は東条のまとっていたひらひらを全力で引っ張った

東条「…!」

王馬「っ…何これ…」

だがひらひらは取れなかった。よく見ると首元の服の中にも同じような透明なものが見える。おそらく大部分は下着の上か中に着ているのだろうと王馬は思った

東条「…見えていたのね、失念していたわ。それにしても騙すような真似をするなんて酷いことするのね」

王馬「…あーあ…」

東条「なんで取ろうとしたのかしら?これを知っていてこんなことをしたのよね」

王馬「…んー」

エビシオ『…コノ物体ノ名称ヤ効果ハ知ラナイ模様』

王馬「名称とかあるんだ」

↓1 王馬のアクション

↓1 東条→王馬の??判定 50以下で成功
↓2 王馬の知力判定 95以下で成功

王馬は気になって東条に言った

王馬「その名称や効果のこと教えてよ!」

東条「…教えるとでも?」

王馬「誰にも言いふらさないし言わないようなら今度こそ何をするか何するか分からないかもよ?」

東条「…」

エビシオ『…』

王馬が脅すように言うと、しばらく東条と王馬は鋭い目付きで見つめ合っていた

東条「…王馬君」ギュッ

王馬「…ん…?」

突然抱きしめられた王馬は驚いた。だが一瞬チラリと見えた道具で刺されそうになって猫のようにすり抜けた

王馬「…注射器?」

東条「…すばしっこいわね」

王馬は頭を回転させるまでもなく東条が自分に薬を打とうとしたのだと気付いた

王馬「…何を打とうとしたのかなー?」

東条「あなたの行動を制限させてもらおうと思って。だけど失敗したわね」

王馬「…」

失敗したはずなのに東条の顔には焦りがなかった。

↓1 王馬のアクション

↓1 自己ハッキング発動 70以下で成功 成功すると電子ドラッグは無効

王馬「俺って好きな子の事は無理やりでも全部知りたくなっちゃうんだよね。悪い事はしないよ、正直に全部話して貰いたいだけ」ポチ 

電子ドラッグだと察した東条は効く前にエビシオに言った 

東条「…離れて、エビシオ。後で来て頂戴」

エビシオ『ッ…了解…』

エビシオは電子ドラッグの効かない範囲まで逃げた。

東条「っ…う…」

王馬「…効いてるかなー?」

王馬は目を覗き込んだが嫌がる様子がないので、効いていると判断して尋ねた

王馬「今着てるこのひらひらって何なの?」

東条「着ると効果を発揮するものよ」

王馬「名称は?」

東条「angel's feathered robe…上層部はそう呼んでるわ。日本人ではないから」

王馬「…angel's feathered robe?」

王馬はピンとこないので少し困惑した

王馬「効果は?」

東条「精神ショックを受け付けない効果があるわ。」

王馬「…なるほどね、でもまだあるよね?」

東条「…そうね、真宮寺君あたりならよく知っているかもしれないわね。私が知っているのは…ある行動以外での快楽を受け入れなくなるということよ」

王馬「…あのさ」

王馬は何か言いかけた、すると次の瞬間東条が倒れ込んだ

王馬「っ…!」

エビシオ『…』

エビシオが東条のピアスを押していた。そのまま東条を持ち上げたエビシオは主人を守るようにテントまで飛んで行った。

王馬「…あいつ…!」

↓1 王馬のアクション

白銀の鳥さんは事情により出演できておりません、とりあえず名前だけ決めておこうかなと思います

↓1 白銀の鳥の名前を指定

王馬「…ある行動…」

王馬は今までの東条の行動からそれを推理してみた

王馬「…任務かな」

王馬はとりあえず結論を出して東条の方に向かった

~キャンプファイヤーの周り~

東条「紅茶を淹れたわ。飲みたい人はどうぞ」

アンジー「いただきまーす!」

真宮寺「いただくヨ」

夢野「赤松たちは寝たようじゃな…」

星「春川は早めに寝たほうが良さそうだったからな…それに入間とキーボもか」

ゴン太「春川さん達にモルフォ蝶をあげたら喜んでくれるかな…」

天海「あ、斬美さん…俺にも…」

東条「ええ、あなた」

百田「しかしいいな…キャンプファイヤー…」

茶柱「火が暖かいですね!」

白銀「ウィアは元気かな…?」

最原「大丈夫、ちゃんと戻ってくるよ」

王馬「…真宮寺ちゃんなら知ってるかも…ね」

↓1 王馬のアクション
↓2 天海のアクション

東条に肝試しの時自分と離れていたが何もなかったか聞く

天海「ああ、そう言えば…斬美さん、肝試しの時俺と離れていましたが、何もありませんでしたか?」

東条「あなたがいなくて少し寂しかったけれど、大丈夫だったわ」

天海「…そうですか…」

その言葉を聞いた天海は東条を隣に座らせた

天海「今くらいは俺と一緒に過ごしてくれませんか?」

東条「…それは依頼かしら?」

少し照れながら東条は耳元で尋ねた

天海「…はい」

白銀「…り、リア爆」

最原「…つむぎさん、僕達もそうでしょ?」

白銀「あっ…ごめんごめん…」

王馬「真宮寺ちゃん、ちょっといい?」

王馬は小声で真宮寺に尋ねた

真宮寺「何だい?」

王馬「ちょっと来て」

~テントの裏~

王馬は真宮寺をテントの裏に連れて来て、質問した

王馬「真宮寺ちゃん、angel's feathered robeって何か分かる?」

真宮寺「…天使の羽衣?見た目や効果は分かるかい?」

王馬「うん、なんかサラサラしてて、東条ちゃんが言うには精神ショックを受けないって」

真宮寺「…なるほど、それは天使の羽衣ではなくて天人の…天の羽衣だネ。」

王馬「天の羽衣?」

真宮寺「竹取物語を読んだことはあるかい?読んだことがあるな、天の羽衣がどんなに恐ろしいものか分かると思うヨ」

↓1 王馬のアクション

王馬「詳しく教えてよ」

真宮寺「クク…良いヨ。幼児向けのかぐや姫はほとんどハッピーエンドだけど…ちゃんとした竹取物語のかぐや姫がどうなったか知ってるかい?」

王馬「確か月に帰ったんだよね?」

真宮寺「そう、翁達への情を忘れて月に帰ってしまう…平安時代に竹取物語のような物語ができたことは素晴らしいけど…人間の愛としては哀しい話だヨ」

王馬「情を忘れる…」

真宮寺「そう、天人達がかぐや姫を迎えに来て、翁達は帝に兵を借りてまで必死に止めるんだけど所詮人は天人には敵わない…この天人は科学力が凄まじいものでネ…人の心も読むことができた。そして極めつきが天の羽衣…」

王馬「かぐや姫が情を忘れたのってそれが原因なの?」

真宮寺「その通り、かぐや姫は月で罪を背負って地上に堕とされた…赤ん坊の状態でネ…そしてその赤ん坊のかぐや姫をずっと育てたのが翁達だった。かぐや姫は感情というものを覚えていった…だけど月ではそれは穢れの1つでもあった。それに感情が残っていると月に帰すことが困難になるしネ…」

王馬「だから天の羽衣を?」

真宮寺「その通り。君、羽衣伝説の天女の絵は見たことがあるかい?ひらひらとして透明に近い色の衣を纏っている…それと同じものだネ。」

王馬「…効果とか具体的に分かる?」

真宮寺「ショックがなくなるなんて易しいものじゃない…確かに精神的ショックはなくなるけれど、それは情を失うということだからネ。羽衣を着た人間はまさに天人そのもの…人をいたわる気持ちも失せてしまう。」

王馬「…なるほどね…」

王馬は真宮寺が行った羽衣の効果が東条の着ていたものと全く同じものだろうと当たりをつけた

↓1 王馬のアクション

天の羽衣か、なるほど
修羅編と言うくらいだしこれからもっと情勢悪化して戦闘も増えて組織からさらに改造受けたら東条完全に感情失うんじゃないか不安

王馬「ありがと、真宮寺ちゃん。面白かったよ」

真宮寺「いや…僕は人に話をするのが好きだからネ…」

王馬は真宮寺に礼を言った。真宮寺は王馬のテントでもあるCチームのテントに戻った

王馬「…つまらないことしてくれるじゃん」

王馬は東条から人間味を奪って天人…アンドロイドにした国や天海に対して静かに怒りを募らせた

~キャンプファイヤー周り~

百田「アンジー達も寝ちまったか…終一達や蘭太郎達は凄いな…」コゴエ

茶柱「…夢野さんは大丈夫ですか?」

夢野「んあー…星が綺麗じゃな…」

星「ああ…そうだな」

百田や星達は天海や最原達から目を背けていた。というのも夜と火が相まって夫婦組(予定も含む)の炎が上がったようでずっと睦み合っていたからだった

白銀「ん…んっ…終一君…」

最原「…どこで結婚式を挙げようか…?」チュッ  

東条「…ん…」

天海「斬美さん…」

最原達はずっと唇を合わせ、天海達はずっと抱き合ってお互いの髪にキスをしていた

天海「…そろそろテントに戻りますか?」

百田「そ、そうだな…どうしようか?」

王馬「…」

↓1 天海達のアクション

SIT(スーパーイチャイチャタイム)
何かしらイベントが起こりそうだけど今夜はここらで各自テントに戻り就寝
A班のテント内の熱が大変なことになりそうだが

↓1 王馬やアンジー達のアクション(指定しなくても可、特に無い場合はAチームの描写に入ります)

茶柱「そうですね…そろそろ各自のテントに戻りましょうか」

最原「真っ暗になってきたし…火も弱くなってきたしね…」

白銀「楽しかったなぁ…キャンプファイヤー」

夢野「あの怖いテントに戻るのか…」

星「…怖くないようにする」

東条「ではおやすみなさい、他のテントの人たちはきちんとテントのチャックは閉めるのよ」

天海「じゃあまた明日っすね…おやすみなさい」

王馬「…寝るか」

遅くまでキャンプファイヤーをしていたメンバーは各自のテントに戻った

~天海達のテント~

最原「…天海君、車は大丈夫だった?」

天海「まあキツかったすけど…仕方ないっすね」

白銀「それにしても、東条さんの運転すごいね!」

東条「そうかしら?そんなに難しくはないのだけれど…」

天海達は男女分かれてカーテンの仕切りで寝る準備をしていたが、最原が耐えきれなくなり天海と話を始めた

最原「…天海君のパンツって…すごく良いやつだよね」

天海「…そうっすか?」

最原「うん…なんというか…有り体に言えば高そう…」

天海「そうでもないっすけどね、2万くらいっす」

最原「…そうでもなくないよね?」

白銀「…終一君達パンツの話してる…」

東条「あらあら…」

↓1 白銀達のアクション(女子トークでもなんでも)
↓2 天海達のアクション(わざと下ネタトークなどでも構いません)

白銀「…」メラメラ 

東条「白銀さん…?」

白銀はなぜか対抗したくなって東条に下着の話をし出した

白銀「東条さん、私はね普段は地味な白いパンツを履いているんだ」

東条「…そうなのね」

最原「…」ピクッ

天海「…最原君?」

白銀「まあ白いパンツ好きなんだけどね。シルクと綿の混合なんだ」

東条「白…白銀さんらしいわね」

白銀「でもここぞという時は…黒にしているんだ」

東条「…あなたの旦那様に見せる時かしら?」

白銀「きゃー!旦那様だって…きゃー!まだだよ!それはさあ…結婚式するけど!まだ婚約者だもん!あぁ…早くあなた、とか呼んでみたいなぁ…あ、そう言えば東条さんは…エロい下着履いてそうだなぁ…どんな色なの?」

天海「…おっと」

最原「…」ゴクリ  

東条「ふふ、どんな色だと思う?」

白銀「…」ガバッ

東条「きゃっ!?」

白銀は手をワキワキさせると東条のスカートを引っぺがした

白銀「む、紫…それにこれはレースのシルク…かなり良いやつだね!よく考えればこのメイド服も結構良いものだし…」

東条「一応下着にもこだわっているわ。服だけ良いものを着ていても締まらないもの」

白銀「ああ…いいな、東条さんに下着を選んで欲しいなぁ…結構終一君って下着好きだし…」

天海「…そうなんすか?」

最原「し、仕方ないじゃないか!」

白銀「結構じーっと見てきて可愛いんだよね…」

東条「下着にこだわりたいならオーバドゥの下着はどうかしら?」

白銀「オーバドゥ…憧れなんだけどねー…私に合うかどうか心配で…」

東条「あら、似合うと思うわよ…やはりこだわるならシルクね」

白銀「あ、それはあるね!シルクがやっぱり特別な感じがするなー」

最原「…シルク…ツルツルでいいよね…すべすべしてるし…」

天海「高級感ありますしね、貴婦人ぽいですし」

白銀「東条さんは色はどんな色の下着が好みなの?」

東条「私は…紫や黒色かしら。赤色や白は似合ない気がして…」

白銀「そんなことないよ!下着の色だけでもたまに変えて見たら天海君きっと喜ぶよ!」

天海「…まあそうですね」

最原「確かに…あ、そう言えば…天海君って…その、大きさってどれくらいかな?」

天海「…なんすか急に?」

最原「いや…気になって…ちょっと見せ合いっこしない?」

天海「…いいっすよ」

最原達はなぜかモノの大きさの比べ合いを始めた。

最原「…同じくらいだね」ボロン

天海「そうっすね…強いて言えば最原君が若干大きいくらいっすか」ボロン

白銀「…終一君達何してるの?」

東条「どうしたのかしら…?」

最原「…天海君、その…本番の時ってどれくらい気持ち良い?こんなこと話せる人いなかったし…」

天海「…なんかもう…すごく気持ちが良いとしか言えないっすよね…反応可愛いんで正直毎日したいっす」

東条「…なんの話をしてるのかしら」

最原「…よく分かるよ…僕毎日白銀さんを…下着も見たいし…」

白銀「…もう!」

最原「あ、天海君ってフェチとかある?」

天海「フェチっすか…ぶっちゃけ全部好きっすけど…顔はもちろんっすけど…あの鎖骨や首筋は綺麗で興奮します。肌白いっすし」

最原「…お尻と…あとつむぎさん…胸がもっちりしていて好きなんだよね…」

白銀「…エッチ!」

東条「…あらあら…」

↓1 天海達(白銀達)のアクション

↓1 天海の最原に教授する女の扱い方や誘い方夜のテクニックについての内容

今回はここまでです。ちなみに天海君は紅鮭でエッチな本で1人で見るべきだと言っていますが多分1人で見てると思います。スレではちょっとやばいですが、それも環境とあと…。個人的には最原も天海も一線を越えた相手にのみ嫉妬深くなるタイプかな、と思っています。最原は結婚しても初々しい感じにしたいと思います。というか散々白銀とさせても童貞臭が抜けないのが不思議です

それでは、くますみー

白銀「…それならこっちも…」

東条「…白銀さん?」

白銀はまた対抗心を燃やして東条に話しかけた。

白銀「…東条さん、夜の方のお話しない…?」

東条「…夜の?」

白銀「…うん」

白銀達が妖しい話をし始めている間天海達はひとしきり語っていた。すると最原が小声でこう切り出した

最原「…ねえ、天海君…君ってさ、恋愛というか…そういう道のプロだよね?」

天海「えっ…?」

最原「僕なんか全然そっちの経験とかないし…是非天海君にご教授願いたいんだ。女性の扱い方とか…誘い方とか夜のテクニックとか教えて欲しいんだ」

最原は天海のファッションや普段の生活を見て百戦錬磨の強者だと思っていた

天海「…俺、よく勘違いされるっすけど…教えられるほど経験ないっすよ?…まあ見た目がチャラいのは自覚してるっすけど…俺は斬美さんが初めてです」

最原「えっ…そうなの?」

天海「はい…ああでも…女性には気取らず優しく自然体に接することっすね。嘘や見栄はすぐバレるもんっす 。」

最原「気取らず…自然体に…か」

天海「夜の方は何とも言えないっすけど…ムードを作ってあげる事が重要だと思います。時には強引さも必要かもしれないっすね」

最原「僕の方からムードを…それに時には強引に、か…」

天海「テクニックを語れる程経験はないっすけど女性は精神的な繋がりを求めてるらしいので本番より抱きしめたりキスしたりする時間が大事だと思いますよ」

最原「つまり…いちゃいちゃが大事…なんだね」

天海「まあそうっすね…でもやっぱり何よりも愛してるって言葉で伝えることが一番じゃないっすかね」

天海は頭をかき、照れながら言った

最原「くっ…眩しっ…!」

天海から溢れるオーラに思わず最原は目を瞑ったが、参考になったので、とりあえずお礼を言った

最原「ありがとう、天海君…」

天海「そんな…あくまで俺の意見を言ったまでっすよ」

最原「いやいや…さすが天海君だよ…」

最原達が恋愛の話をしている間、白銀達は夜の営みについて話していた

東条「…白銀さん、恥ずかしいわ…隣にいるのに…」

白銀「大丈夫だよ、終一君達も話に夢中だから…!」

東条「…好きな…体位だったかしら…?」

白銀「うん、人によって違うのかなって…」

東条「…そうね…私は顔が見えるものがいいわね」

白銀「あ、やっぱり…?私は正常位もいいけど…対面座位とかも好きなんだ」

東条「…男の人はいろんなものをしてみたいものなのかしら…?」

白銀「まあそうだね…終一君だってこの前エッチな本を…」

東条「…私は重くなってしまったから…」

白銀「あっ…座位とかできないんだ…でも大丈夫だよ!天海君ならきっと支えられるよ!」

東条「…そうかしら…?」

白銀「じゃあ…次はどこを触られたら気持ちが良い?」

東条「鎖骨や首筋かしら…」

白銀「フェチなところだね!私は…やっぱり胸とかかな…?あ、お腹をなぞられるのも好きだよ」

東条「…聞こえてないわよね?」

白銀「大丈夫だよ、じゃあ…どんな抱かれ方をされたら嬉しい?」

東条「…抱かれ方?」

白銀「普通にイチャラブするのもそうだし…嫉妬で激しめとか、逆にこっちが上位とか…私は実は終一君が嫉妬したら私をどんな風にするのか少し気になるんだよね…」

東条「…でもあんまり妬かせたらだめよ?」

白銀「分かっているんだけどね…でも激しめのってしてみたいんだよね」

東条「…まあ激しいわよ、嫉妬してる時は」

白銀「やっぱりそうなんだ!」

こちらもこちらでかなりディープな話題を話し合っていた

↓1 天海達(白銀達)のアクション

白銀「…ねえ、東条さん…」

突然白銀の目が妖しくなったので東条は何か良からぬことを企んでいるのではないかと勘ぐった

東条「…何かしら?」

白銀「ちょっと…キスして欲しいんだ」

東条「はい?」

白銀「あ、恋人同士のキスとかじゃないよ…終一君の反応が気になるんだ。」

東条「…なるほど…そういうことね」

白銀「依頼…いいかな?」

東条「唇は触れるくらいよ。それ以外は好きにして構わないわ」

白銀「ありがとう!」

白銀はゆっくり東条に近づくと肩に手を置いて軽く、ほんの少し触れる程度にキスをした

最原「…!?」

天海「どうしたんす…か?」

最原達は白銀達の影に気づいて驚いた。何しろ2人のシルエットが重なっているから当然だった。天海達側から見ればキスをしているように見える

天海「ちょ…!」

最原「え…え!?」

2人が驚いていることを知る由もなく白銀達はさらに動きだした。

白銀「…失礼するね」

東条「…」

白銀は東条の首筋に軽くキスをした。東条の方は白銀の頭を軽く撫でた。

↓1 天海達のアクション

天海「…」

最原「あ…」

白銀「あむっ…」

東条「…」ナデナデ

自分の嫁達が仲睦まじそうにボディタッチしている様子を見て天海達はしばらく呆然としていた

天海「…あっ…最原君…!」

最原「う、うん…!」

我に帰った天海達が急いで2人を止めにかかった

バッ

天海「何やってんすか!?」

最原「つ、つむぎさん…!東条さん!」

東条「…あら」

白銀「…どうしたの?そんなに慌てて…」

天海達がカーテンを開けると、ちょうど白銀が東条の耳を噛んでいるところだった。

天海「これはどういう…」

東条「大丈夫よ、心配しないで」

最原「つ、つむぎさん?」

白銀「少しお話ししていただけだよ?」

↓1 天海達のアクション

天海「…っ…」ギュウ 

東条「あな…っ…んっ…」

最原「つむぎさん…」チュッ

白銀「ん…終一君…」

天海と最原それぞれのパートナーを抱きしめると熱烈なキスをした

天海「…これ、最原君の荷物です」

最原「…東条さんのだよ」

天海と最原は荷物を渡すと、天海は話していた場所に東条を連れ込み、最原は白銀達がいたほうに移動するとカーテンを閉めた

白銀「…終一君?」

最原「…つむぎさん…」

白銀「…汗、凄いよ?」

最原「あ…うん…」

最原は冷や汗が止まらなかった。そんな最原の様子に白銀は罪悪感もあったが、新鮮さも感じていた

天海「…女子同士の触れ合いって凄いって聞きましたけど…あんなこともするんですか?」

東条「人によるわね…胸を揉み合ったりする人もいるらしいわ」

東条はとても平然としていたので天海は困惑した



↓1 天海・最原のアクション(そのまま寝かせる、などなんでも可)

天海「…余りひやひやさせないでください」

天海は少しだけ不安そうな声で東条を抱きしめた。

東条「…ごめんなさいね」

天海「…そろそろ寝ましょう」

抱きしめ返してきた東条をより強く抱きしめて、天海達は眠った

最原「…」

最原もまた罪悪感があった。というのも2人の様子を見て思わず興奮し、嫉妬したからだった

白銀「…嫉妬した…?」

最原「…少し…」

白銀「…ありがとう…ごめんね、でも嬉しいんだ。」

最原「…僕たちも寝ようか」

白銀「うん…おやすみなさい」

最原「おやすみなさい…」

最原達も複雑な気持ちを抱えながら眠った

~早朝 5時頃

天海「…んっ…」

天海は旅に出たら早起きする癖が付いていた。流石に東条もいるだろうと思って隣を見た。

天海「…あれ…」

予想に反して東条はいなかった。隣の最原達はぐっすりと眠っている

↓1 天海のアクション

天海「…準備してるんすかね?とりあえず探しに行きますか」

最原「…黒…」

白銀「うーん…初対面で『おーい、みんなー!俺を忘れてんじゃないだろうなー!』はちょっと…」

天海「…」

天海は東条を探しに外に出た

天海「…ん、空気が澄んでますね」

久しぶりにキャンプ明けの朝の空気を吸った天海は背伸びをした

天海「あ…斬美さん…」

焚き火をたいて何かを見ている東条を見つけて天海は近づいて行った

東条「…困ったことになったわね…」

エビシオ『…ショックヲ受ケル可能性大』

東条「そうでしょうね」

天海「斬美さん、どうしたんですか?こんな朝早くに」

東条「あら…もう起きてたの…まあいいわ、丁度良かった」

天海「…丁度良かった?」

東条「落ち着いて聞いてね。妹さん達がバラバラになって失踪してしまったようなの」

天海「…えっ…」

東条「失踪した後の安否は分からないわ。あなたのお父様…旦那様が必死に探していらっしゃるみたいだけれど…」

天海「…」

いきなり落とされた爆弾に天海は頭が混乱していた。


↓1 天海のアクション
↓2 天海の知力判定 75以下で成功。成功すると東条の近くに置いてある箱の見た目の詳細が分かる

↓1 箱を開けてみるかどうか(箱の見た目はわかりません)

天海「…それは…どこからの情報なんですか?」

東条「政府と国連よ。」

天海「…失踪当時の状況を教えてもらえませんか?」

東条「詳しくは分からないわ…ただ昨日の夜にオーストリアに避難した妹さん達の内2人の妹さんがはぐれて…そのうちに全員失踪してしまったということだけ分かっているわ」

天海「…そうですか」

天海に急に不安が襲ってきた。冷や汗も流れている。不意に東条の近くに置いてある小さな箱が気になった

天海「…箱…」

天海は箱にトラウマに近いものを抱えていた。

天海「…」

だが気になって仕方がない天海は東条が向こうを向いた瞬間小箱に手を出した

パカッ

天海「…?」

天海の思っていたものは入っていなかった。代わりに入っていたのは一枚の何も書いてない紙だった。ほんのり蜜柑の香りがする

東条「安心した?」

天海「あっ…」

東条「その中には生首のような人体の一部は入っていないわ」

東条は天海の方を向いてすらいなかった。天海が開けることを予想していたようだった

↓1 天海のアクション

天海「…これ…炙り出しじゃないっすか?」

東条「そうね、柑橘系の香りがするし」

天海「炙ってもいいですか?」

東条「構わないけれど…妹さんの情報はいいの?」

天海「知っているなら教えてください」

東条「妹さんはヨーロッパにいると考えられるわ。失踪当時は怪我をしていなかったそうよ」

天海「…そうですか」

天海は少しだけ安心しながら手紙を焼いてみた。

天海「…内容は…」

~手紙の内容~

替えの心臓と脳を森に埋めてある

天海「…替えの心臓と脳を森に埋めてある?」

天海は文が意味不明で思わず声を出した

東条「ああ、なるほど。よく用意してくれたわね。すごく高価なのに」

↓1 天海のアクション

天海「…そんな危険な任務に行くんすか?説明してください」

東条「ああ、それは違うわ。任務に行くわけではないのよ。襲われて頭部が破壊されたら困るもの。あくまで保険よ」

エビシオ『…後デ取リニ…』

東条「そうね、お願い」

天海「…本当なんすか?」

東条「本当よ、それよりあなたは妹さんの方を今は気にしていた方がいいと思うわ」

天海「…」

東条に言われて天海はまた不安に襲われた

東条「顔色が悪いわ、これを飲んで」

東条は自分が飲んでいたものと同じハーブティを天海に差し出した

天海「…」ズズ

東条「あら…他の人も起きてきたわ。朝食を用意するわね。あなたは座っていて」

天海「…分かりました」

天海は言われた通り大テーブルに座っていた。すると隣に真宮寺が座ってきた

真宮寺「おはよう、天海君」

天海「あ、真宮寺君…おはようございます」

星「…なんだ、もう起きていたのか。」

王馬「ふわぁ…ご飯ご飯」

茶柱「きええええ!男死ばかり…!転子はテントに…」

東条「あら、茶柱さん。朝食できているわよ」

茶柱「…いただきます」


↓1 早朝組のアクション (いつまでキャンプをするのか聞く、など)

真宮寺「あの、東条さん…キャンプの日程とロシア行きの船の到着はいつになるのかな?」

東条「キャンプは今日の夜9時までよ。9時30分にはここを出て佐渡島港に行くわ。ロシア行きの船は今日の夜11時に着く予定よ」

王馬「じゃ完全に夜だね!」

茶柱「あの、後で温泉に行きたいんですが…」

東条「もう開いているけれど…全員が起きたくらいに行ったらいいわ」

星「ならしばらく待つか…」

天海「…あ、百田君おはようございます」

百田「お、蘭太郎…転子も他のやつも朝早いな…」

最原「おはよう…お腹が…」

白銀「うーん…変な夢を見たなぁ…」

東条「おはよう、3人とも。朝食にエッグベネディクトを用意してあるわ。和食がいいならそっちに用意してあるわ」

百田「おお、助かるぜ…」

茶柱「寝癖すごいですよ…」

↓1 人物指定、その人のアクションも指定(真宮寺が茶柱に声をかける、など)

星「…俺は夢野を起こしてくるぜ」

茶柱「あ…では転子も…」

天海「…いや、茶柱さん。星君1人で大丈夫っすよ」

茶柱「…それもそうですね」

星「…すまんな」

~夢野の寝ているテント~

夢野「んあー…んあー…んあー…」

星「…可愛い寝言だな…夢野、朝だぞ」

夢野「んあー…誰じゃ…?」

星「…俺だ、茶柱じゃなくて悪かったな」

夢野「…お主か…もう朝か…ご飯を食べなければ…お主はもう食べたのか?」

星「ああ…」

夢野「そうか…では転子とお主でウチの話し相手になってくれんかのう。東条に綿あめを頼んでるんでな」

星「…構わねー」

~大テーブル~

赤松「よーしよし…後から湖に行こうねー」

春川「…なんかごめんなさい」

王馬「しっかしいつ見てもしおらしい春川ちゃんだね!むしろその方が危害が少ないんじゃない?」

赤松「ちょっと!やめてよ!」

アンジー「おはよー!斬美ー!アンジーにも綿あめー!」

ゴン太「おはようみんな!」

キーボ「うーん…潤滑油が…」

エビシオ『…コレ…』

キーボ「ありがとうございます!エビシオさん!」

入間「あー…風呂入りてえ」

東条「おはよう、ご飯はそっちのテントの中よ」

全員が起床して朝食を摂り始めたり、コーヒーを飲んだり綿あめを食べたりしていた。

百田「全員で行動するのもあれだしな…またグループ分けするか?」

天海「ああ…確かに全員で温泉行くと邪魔になるっすね」

↓1~3 グループ分け、4人ずつ指名

↓1 混浴にするか男女別の風呂にするか指定

入間「じゃあ例のごとくくじ引きだな!さっさと引けよ!」

入間は若干嬉しそうにくじ引きの機械を持ってきた

最原「…入間さんって便利だよな…」

白銀「うーん…確かに入間さんって世界の宝物かもしれないね…」

~くじ引き後~

東条「あら…」

天海「…っ…余計なのまで…」

王馬「たはー!よろしくねー!」

真宮寺「…なかなか面白そうなメンバーだネ…最近姉さん修羅場に興味が湧いたらしいし…やっぱり友達にしたいけど…人妻はまずいよネ…」

赤松「魔姫ちゃん、同じチームだよ!」

春川「…うん…」

アンジー「魔姫ー!元気出すのだー!」

ゴン太「春川さん、体調が悪いなら言ってね」

茶柱「あ、夢野さんと同じですか!嬉しいですね!」

夢野「んあー…お主らとなら安心じゃ」

百田「…星…」

星「…最近の俺の態度は柄に合わねえだろ…?ふん…その通りさ」

百田「いや…そうじゃねえ…だがそれは後で話そうぜ」

入間「あ、キーボと同じか…」

キーボ「よろしくお願いしますね!」

最原「つむぎさんと一緒ならこの2人にも耐えられるよ」

白銀「あはは…」

キーボ「そ、それはどういうことですか!?」

新しくチームを組み直して行動することになった。

↓1 どのチームの視点にするか。そのチームが何をするのかも指定

各チームはそれぞれ分かれて昼のキャンプ地を楽しむことにした

~夢野チーム~

夢野「こ、こうか…!」

グルグル

夢野は洗濯以外にも新たな才能を見出していた。かなり綿あめを作るのが上手で、茶柱達にもあげていた

茶柱「きゃー!夢野さーん!」

百田「意外だな…あいつこんなこともできたのか」ペロペロ

星「…甘いな」カンショク

夢野「んあ…満足したわい。綿あめ食べながら雑談でもするかのう」

茶柱「美味しいです夢野さん!転子夢野さんの優しさで蕩けてしまいそうです!」

夢野「それは甘い綿あめのせいじゃ…ところで…転子…お主と百田はどんな風に結ばれたのか聞きたいのう」

星「…ああ、それは気になるな。あの男子嫌いの茶柱が…」

茶柱「えっ…それは…」

夢野は前から実はかなり気にしていた。というのもこの2人の馴れ初めはかなり痛々しいものだったからだった。たとえ本人達が覚えていなくても夢野の記憶にはしっかり残っていた

茶柱「…転子…その…優しさに…好きになってしまって…時々強引なところもあるけど…転子は明るい人が好きですし…」

夢野「百田は転子になんかしたのか?」

百田「ああ…まあな」

夢野「そうか…まあよい。お主らが幸せになれないと多分誰も幸せになれんからのう。眩しくてしかたない恒星みたいな奴らじゃから」

星「…言えてるな」

百田「こ、恒星っつっても色々あるんだぞ!?」

茶柱「…ゆ、夢野さんは…」

夢野「何じゃ?」

茶柱「ああ…いえ、何でもないです」

百田は服の着方のように変な風に照れ隠しをしていた。星は綿あめを心底美味しそうに食べていた。茶柱は夢野の気持ちを今この場で聞いてみたかったが、やはり抑えた



↓1 どのチームの視点にするか。そのチームが何をするのかも指定

↓1 春川チームが何をするか指定
↓2 天海チームが何をするか指定

~最原チーム~

白銀「あー…マシュマロ美味しいよ…」

最原「でも下手すると燃えちゃうんだよね…」

キーボ「…」

入間「このマシュマロ…オレ様の胸とおんなじ感触だな…」

最原「…」プイッ  

白銀「うーん…大きいね…温泉の効果で一時期大きくなったけど…入間さんの話天然物だからなぁ…」

入間はいつも以上に着こなしが雑だった。胸のところは強調が激しい。まさに男殺しの胸だった

キーボ「そういえば…最原君たちに聞きたいことがあるですけど…」

最原「どうしたの?」

キーボ「夫婦ってどういうものなんですか?」

入間「き、キーボ…お前まさか誰かと夫婦に…?」

白銀「うーん…夫婦かぁ…まず普通はお互いが愛し合っている人がなるものだよね」

最原「僕とつむぎさんみたいにね。まあまだ結婚してないけど…時期するし…その証がこの指輪だよ」

最原と白銀が指輪を見せるとキーボはなるほどと頷いた

キーボ「なるほど…好きな人同士が指輪を薬指にはめる…それが夫婦なんですか」

白銀「うーん、まあそれだけじゃないだけどね。夫婦ってそんな単純じゃないし…」

入間「けっ…羨ましくなんか…どうせ夜も凄いんだろ!」

キーボ「…夜…?そういえば…夫婦の営みというのを聞いたことがあります。ほとんどが夜だそうですが…何をするんですか?」

白銀「あーうん…愛の結晶を作る作業というか…特別な愛し合いかたをするんだよ」

入間「裸でな!こんな風に…あ、でもフニャチンセク原はコスプレさせてしたいとか思ってんだろ!」

入間はマシュマロに串を突き刺した

最原「…まあそうだけど…相手を気持ちよくさせてあげるのが大事でもあるんだ」

白銀「え、ええ!?…まあいいか…定番はメイドさんとか…あ、キャラ被っちゃう…」

段々と話がエスカレートした。そのうち具体的な言葉も出てきたので入間が大興奮してショートした。

最原「…たまにどっちが先に相手を…天国に連れて行くか競争したりとか…」

キーボ「て、天国!?」

白銀「あ、違うからね…!ただ…気持ちを天国に…」  

入間「…」プシュ-

暴走した婚約者達に段々とキーボ達は飲み込まれていった

~設営地~

赤松「じゃあ魔姫ちゃん、湖にお散歩に行こうか!」

春川「…湖畔…」

赤松「魔姫ちゃん朝の湖畔好きだもんね!」

春川「…うん」

ゴン太「あ、ゴン太も…」

赤松「うん!あ…ちょっと待ってね…水筒を…はい、行こうか!」

ゴン太は赤松と春川について行こうとした」

ガシッ

ゴン太「あ、アンジーさん…?」

アンジー「にゃは、ゴン太ー!」

アンジーが嬉しそうにゴン太を引っ張った

ゴン太「あ、アンジーさん…とりあえず湖に行こう?」

アンジー「んー、いいよー!」

ゴン太とアンジーも湖に向かった

~朝の湖畔~

春川「…楓…」

赤松「なぁに、魔姫ちゃん?」

上機嫌の春川は少し症状が和らいだのか、落ち着いて赤松に寄り添っていた

ゴン太「…良かった…」

何事もないので、ゴン太は安心した

アンジー「ゴン太、嬉しそうだねー?」

ゴン太「それは…春川さんが元気になったから…」

アンジー「どうして魔姫が元気なると嬉しいのー?魔姫はゴン太に振り向いてくれないし、楓は絶対譲らないよー?アンジーも魔姫は大事だけど、何で魔姫のことが好きなのー?」

ゴン太「それは…」

アンジー「アンジーはゴン太をお婿さんにしたいのに、ゴン太はアンジーのこと避けてるよねー?悲しいなー」

↓1 ゴン太のアクション

ゴン太「ゴン太バカだからよくわからないけど結婚は本当に好きな人同士じゃないとしちゃいけないと思うんだ。ゴン太は皆と仲良くしたいけどアンジーさんといると紳士的じゃないことをしちゃいそうで怖いんだ、ごめんね…」

アンジー「んー、なるなるー。でもねー、ゴン太は紳士じゃないって神様は言ってるよー」

ゴン太「えっ…」

アンジー「いずれ分かるよー、でも今は魔姫たちと楽しんでねー!」

アンジーはいつものように笑うといつの間にか走り去っていた

赤松「おーい!ゴン太くーん!」

春川「…獄原…」

ゴン太「あ…春川さん達が…」

ゴン太は心にモヤモヤとしたものを抱えながら春川達のいる方に向かった

~天海チーム~

王馬「にしし、混浴しよっか、東条ちゃん?」

真宮寺「おやおや…」

東条「…離れて頂戴」

王馬「それはお断り…おっと」

王馬があまりに絡むので天海は東条の手を引き寄せた

東条「あなた…」

天海「斬美さん、温泉はいいところですか?」

東条「そうね…景色は結構綺麗よ」

王馬「…あはっ、じゃあますます混浴したくなるね、ねえ東条ちゃん」

天海「…吹き飛ばされたくないならさっさと離れてください。」

天海は東条をしっかり抱きしめると王馬を牽制した。

王馬「…へえ」

天海と王馬が睨み合っているのを楽しそうに真宮寺は見つめていた

真宮寺「クク…これもまた人間の美しさだネ…」

天海「…」グイッ
 
東条「あっ…」

天海は東条と手を繋いで少し先を歩いていった。その様子を見た王馬は真宮寺に話しかける。

王馬「ねえ、真宮寺ちゃん。あの羽衣の件なんだけどさ、実は東条ちゃんがおんなじもの着てるんだよね」

真宮寺「…天の羽衣を…?一体どうして…あれを着ると感情が…」

王馬「うん、だから羽衣を脱がせるのに協力して欲しいんだよね」

真宮寺「…なるほどネ。せっかくの美しく最高のとも…人から感情を奪ってしまうのは海鮮丼に海鮮が乗っていないのと同じだヨ。」

王馬「それに…感情ないとつまんないし」

真宮寺「事情はよくわかったヨ。付き合おうじゃないカ」

王馬「にしし!ありがとうね!」

1番結託してはいけない2人が羽衣を剥がすのに協力しあうことになった

~温泉 番台~

温泉に入るための鍵を券売機で借りると、東条は3人を振り返った

東条「どうしましょうか、温泉は源泉の都合上一つしかないのだけれど」

王馬「うわっ、本当だ。一つしかないや」

天海「つまり…男女分かれて入ることができないんすね」

真宮寺「ンー…」

↓1 天海達のアクション

奇しくも東条と肉体関係のある3人と混浴することはキルミー的にはどうなんだろうな
妹失踪ショック受けてる今王馬が何かやらかしたら天海ブチ切れそう


真宮寺「…とりあえず東条さんに先に着替えて入っていて貰えばいいんじゃないかな。」

天海「…いいですか?」

東条「私は構わないわ」

王馬「覗いちゃおうっかなー?」

天海「…」バシッ  

王馬「いてっ!」

真宮寺「…クッ…」

天海は思い切り王馬の脳天にチョップを食らわせた。真宮寺は思わず吹き出しそうになった。

東条「…では入っておくわね」

東条は苦笑いすると暖簾をくぐってドアを開けて入っていった。

王馬「…」カタッ

王馬はその際に少しだけドアを開けておいた

天海「…何してるんすか」

王馬「…んー…」

王馬は着替えている様子を覗いてみた。東条はゆっくりと服を脱いでいった。するとあの透明なひらひらの全貌が見えた。東条は下着の中に着ていたようだった。下着も取り払うとひらひらの上にタオルを巻いて浴槽に向かっていった

王馬「…やっぱり脱がないか」

グイッ

王馬「ちょっ、首掴まないでよ!痛い!マジで痛い!」

天海「…」

真宮寺「…子猫みたいだネ」

天海「そこの水瓶にでも入浴していていればいいんじゃないっすかね」

天海の筋力の前では王馬はほとんど無力だった。そのまま水の入った水瓶の上に落とされそうになる


王馬「ちょっ…!」


↓1 天海達のアクション

お前は最後に落とすと約束したな、あれは嘘だ
積年の恨みを込めて水瓶に王馬をシュート
落とされた王馬も反撃、水を全力で掛け返してきて天海真宮寺も巻き込まれてびしょ濡れ
そのまま温泉に特攻する王馬を追いかけてなし崩しで混浴することに

天海は一瞬だけ王馬を宙で止めていた

王馬「…ふ…わっ…!?」

天海「…ふんっ」ブンッ

真宮寺「わぁ…」

バッシャ-ン

王馬が一息ついた瞬間天海は水瓶に王馬をぶち込んだ。王馬は全身をびしょ濡れになるが鼻に水が入ってとても痛くなった

王馬「っう…このっ…!」バシャッ

天海「っ…何反撃してきて…」

真宮寺「ちょっと…濡れるヨ、やめてヨ。うわっ…」

だが落とされた王馬もすぐさま反撃してきた。天海達に全力で水を浴びせかける。天海達もびしょ濡れになった。

王馬「…」タタタッガラッ

天海「あっ…!」

王馬はそのまま走って脱衣所の方に入っていった。天海達もその後を追いかける

天海「っ…待て…!」

王馬「嫌だよ!」

王馬は服を脱ぎ捨てると籠に放り込んで東条のいる浴場に入った

東条「…あら?」

天海「あっ…」

王馬「あはっ…」

真宮寺「…どうしようか?」

東条「…みんな濡れてるわ、風邪を引いてしまうから早く入りなさい」

王馬「はーい!」

天海「…はぁ…」

真宮寺「…タオルを巻こうカ」

真宮寺は王馬を持ち上げるとタオルを巻かせた。そして天海達も仕方なくタオルを巻いて混浴することにした

東条「…随分暴れたのね…」

天海のアンテナが水でひしゃげているのをみて東条は言った

↓1 天海達のアクション

王馬「…やっぱりおっぱい大きくなったね?」ジ-

天海「っ…」

東条「…」

天海は王馬の東条を舐め回すような目付きを見て王馬と東条の間に割り入った

天海「人の嫁をじろじろと見ないでください」

天海は鋭い目付きで王馬を威嚇した

王馬「見るくらいいいじゃん、天海ちゃんたら過保護過ぎー」バシャッ

天海「っ…」

王馬は天海に湯を掛け始めた

天海「…本当に子供みたいっすね」

王馬「子供ならママに甘えていいよね!」

もはや売り言葉に買い言葉であった。

東条「…あなた、温泉くらいゆっくりしましょう?」

天海「…こいつがいるとゆっくりできないんです」

王馬「褒め言葉だね!」

真宮寺「…」

天海達が喧嘩している間真宮寺は東条を観察していた。入るときタオルは取ったようで、丁寧に畳まれて置いてあった。羽衣は着たままだった。羽衣は白く美しい肌が少し透けるくらいで、光を反射していてとても綺麗だった。却って芸術性を増している。その様子だけ見ていれば古代の貴婦人の入浴そのものだった

真宮寺「…効果が効果だけど…美しいと言わざる得ないネ。やっぱり姉さんの友達に…いや…夫婦を引き裂くのはあまりに無粋だからネ…うーん…悩ましいヨ…」

王馬「このキャベツ頭!」

天海「…茄子のヘタみたいな髪している癖に何言ってんすか」

東条「落ち着いて…」

↓1 天海達のアクション

王馬「茄子のヘタ…ね、天海ちゃんもここに変なの付いてるけど?」

天海「あっ…ちょ…!」

王馬が天海に絡みつくようにアンテナを触ろうとした。天海は振り払おうとするがそのうちイライラとして、ついに王馬を突き飛ばした。

天海「っ…!」ドンッ

王馬「…よし…っ…!」

真宮寺「おや…」

そしてその瞬間を見計らって王馬は東条の羽衣を掴み、勢いのまま引っ張ろうとした

東条「あっ…っ…!」グイッ

王馬「…う…」グググ

ずり落ちそうになった羽衣を東条が引っ張り返した。王馬は必死に掴む

王馬「あ…」

バッシャ-ン

だが王馬が負け、湯の中に落ちた

東条「…大丈夫?」

天海「…何がしたいんすか」

王馬「ちっ…」バシャバシャ

真宮寺「…」

東条「…きっとのぼせてるのよ。そろそろ上がりましょう」

↓1 天海達のアクション

天海「そうですね…」

天海と東条はタオルで身体を隠すとそのまま脱衣所に向かった

王馬「…流石に身体能力高いなぁ…」

真宮寺「上手くいかなかったようだネ…」

王馬「てか真宮寺ちゃんも手伝ってよ!」

真宮寺「…まァ、そのうちにネ」

王馬「はー…」

王馬と真宮寺も脱衣所に上がった

ブオオオオオ

天海「ん…」

東条「最近疲れが溜まっているのかしら…、大丈夫?」

天海「大丈夫です…ん、気持ちいいですね」

天海は東条に髪を乾かしてもらっていた

王馬「…ちっ」

真宮寺「…あれはどういう仕組みなんだろうネ…」

真宮寺は段々と乾いて立ってきた天海の頭の双葉を見つめていた

王馬「…あれどうにかなんないかなー」

王馬は東条の腕あたりに揺れているひらひらを見つめて呟いた



↓1 天海達のアクション(王馬が天海に羽衣のことを言う、など)
↓2 どのチームの視点にするか指定、何をするのかも指定

↓1 王馬と真宮寺の作戦の内容を指定
↓2 ゴン太が春川を好きな理由 内容指定

王馬「んー…」ゴソゴソ

王馬は着替えながら何か考えていた

王馬「真宮寺ちゃん、ちょっといい?」

真宮寺「どうしたんだい?」

王馬「羽衣の件についてなんだけどさ…」

王馬は何とかあれを剥ぎ取れないかと真宮寺と作戦を練り始めた

真宮寺「…無理矢理するのは不可能だネ…東条さんの筋力は僕らを遥かに上回ってるし…」

王馬「…じゃあ自分で脱いでもらうしかないか」

真宮寺「…」

天海「じゃあそろそろ戻りましょうか」

東条「ええ、そうね」

真宮寺は2人を遠目で見ながら王馬に提案した。

真宮寺「夫婦の営みをするときは流石の東条さんも羽衣を脱ぐと思うんだよネ。その時を狙えばいいんじゃないかな?」

王馬「んー…確かに…ナイスアイデアだね!」

王馬と真宮寺は2人の情事を狙うことにした

~湖畔~

春川「…楓から話は聞いたよ。どうして私なんかのことが好きになったの?」

ゴン太「えっ…あ…」

春川「…言いたくないなら構わない」

ゴン太「…春川さんは…いつも冷静だけど気が強くて素敵なレディだけど…たまに遠くを見てるような…消えてしまいそうで…儚いって言うのかな…それで少しずつ春川さんが気になっていったんだ」

赤松「…」

ゴン太「そして…たまに見せる春川さんの強さや狩りをする狼みたいな表情を見ちゃって…この人にこんな顔はさせたくない、させるぐらいなら自分が守りたい、安らかな表情をさせてあげたいと思っちゃって…これがみんなの言う恋なんだって気付いちゃったんだ」

赤松「…ゴン太君…」

↓1 春川のアクション

おっと、暗殺者バレですね、了解しました

↓1 春川暗殺バレ後の赤松、ゴン太のアクション(重要)

春川「…」チラッ

赤松「魔姫ちゃん…?」

春川は赤松の方を見つめると震えながら声を出した。

春川「……正直さ、なんで私なんかがこんなに二人に好かれてるのかなって思うよ…」

ゴン太「は、春川さん…?震えて…」

春川「私は二人が思ってるような人間じゃない…本当の私は、どうしようもない人殺しなんだよ」

赤松「えっ…?」

春川は2人に好意を向けられていること、自分の身の上、あの時の精神的ショックから罪悪感で心が混乱していた。そしてついに誰にも話せなかった秘密を明かした

春川「私は…本当は超高校級の暗殺者で…」

ゴン太「暗殺…者?」

赤松「超高校級の暗殺者…」

2人の顔を見た春川は段々と震えが激しくなった。ほとんど涙声で気持ちを告白した

春川「ごめん…楓や獄原、あんた達や他のみんなが離れてくのが怖くて言い出せなかったんだ…!」

赤松「…魔姫ちゃん…」

ゴン太「春川さん…」

赤松とゴン太は春川の様子を見て、2人で一瞬だけ目配せするとそのまま春川を抱きしめた。

春川「えっ…あっ…!」

赤松「そうだとしても、私達が魔姫ちゃんを好きなことに変わりわないんだよ!!私達の気持ちは、魔姫ちゃんが思っているものより、ずっとずっと強くて、本気なんだよ!」

春川「か、楓…」

ゴン太「それに、春川さんは、今はゴン太や皆を守ってくれるじゃないか!ゴン太バカだから春川さんの事情は分からないけど...それでも、春川さんが人を殺してしまったとしても、ゴン太達が春川のことを嫌いになるなん
て絶対にない!みんなもきっとそうだよ!」

春川「あ…」

赤松「話してくれてありがとう。辛かったよね。魔姫ちゃんは、もう一人じゃないよ。私が、ゴン太君が、...皆がいるよ。」

ゴン太「抱え込まないで!いざとなったらゴン太達が力になるよ!ゴン太、バカだけど一生懸命春川さんを支えるよ!」

赤松とゴン太は懸命に春川に訴えかけた。太陽のような言葉は激しく春川の心を揺さぶった。

春川「…っ…うぅ…」

赤松「だから、私達とずっと一緒にいて!離れて行かないで!」

ゴン太「春川さんがいなくなっちゃったら、ゴン太、すごく悲しいよ!きっと皆も悲しむよ!何処にも行かないで!春川さん!!」

春川「あ…あああぁ…!」

追い討ちをかけるような赤松達の言葉でついに春川は身体を支えきれなくなった。いつもの春川らしくなく赤松やゴン太に抱きついた

春川「楓…!獄原…!」

赤松「魔姫ちゃん…魔姫ちゃん…!」

ゴン太「大丈夫だよ…赤松さんがずっと春川さんの側にいるから…ゴン太も春川さんを支えていくよ!」

春川「うう…うううう…!」

子供のように泣きじゃくる春川を赤松とゴン太は泣きながら抱きしめ合っていた。そしてその様子を見ていた人物がいた

アンジー「んー、良かったねー、魔姫ー…んー…もうゴン太は諦めた方が良さそうだよねー。神様も潮時だって言ってるしねー」

アンジー「どうしようかなー?神様に聞いてみようかなー」


↓1 神様のお告げの内容を指定
↓2 チームを指定、そのチームが何をするか指定

アンジー「んー…そうだよねー、お婿さんは諦めるべきだよねー」

アンジー「みんなと仲良くするべきだよねー!和を乱すのは神ってないしー」

アンジーはゴン太を諦めて、応援してみんなと仲良くすることにした

~百田チーム 設営地~

夢野「んあ…美味い…」

星「甘いものが好きなんだな…」

夢野「乙女は甘いものが好きなんじゃよ。後イケメンもじゃ」

茶柱「あむ…美味しいです!」

百田「あちっ!」

百田チームはマシュマロを食べていた

茶柱「…」ジ-

百田「どうしたんだ?いつもより夢野を真剣に見て」

茶柱「…少し夢野さんたちの様子を見てみましょうか」

百田「うおっ!?」

茶柱は百田の腕を思い切り掴むとテントの後ろに隠れた

夢野「んあ?転子達はどこに行ったんじゃ?」

星「…2人きりの時間が作りたいんじゃねーか?」

夢野「そうか…まあ良い。そういう時間も大事じゃろ」

夢野はめんどくさそうにあくびをするとマシュマロを食べ続けた

星「…」

夢野のマシュマロのような肌がマシュマロで膨らんでいるのを見て星は少し突きたくなったがやめた

星「…ふん…」

星は時々夢野を見ていたが、何か考えるようにニヒルな笑みを浮かべていた

茶柱「も、もどかしい…」

百田「まあ対極な2人だからな…」

茶柱達は思い出しそうなのに思い出せないようなもどかしさを感じながら2人を見つめていた。


↓1 誰の(どのチームの)視点にするか。天海に戻しても可。その人(達の)アクションを指定。(キャンプ地での最後の自由行動です)

神様「諦めんなよ、諦めんなよお前!」
アンジーも王馬も誰とくっ付いてもいいけど片想いしてる時が一番面白いんだよなぁ

神「どうして被るんだそこで!安価下!」

~テント 18時頃~

天海「…だいぶ日が落ちてきましたね」

天海は東条が夕食を作っているのを見ていた。するとエビシオが森に向かって飛んで行くところを目撃した

天海「あ…もしかして…」

天海は心臓と脳を取りに行くのではないかと思い着いて行った

~森~

天海「っ…」

天海はここに地雷があると分かっていたので少し震えた。

天海「…地雷地帯を通ったこともありますし…」

天海は森に一歩踏み出そうとした

エビシオ『…』ヒュ-ン

天海「あっ…」

エビシオ『…着イテキタ理由ハ…良ク分カル…コッチ…』

エビシオは天海をバリアに入れるとゆっくりと前進した

天海「…いいんですか?」

エビシオ『人ノ、気持チガ最近少シ分カッテ来タ…ダカラ…イイ』

天海「…ありがとうございます…」

~15分後~

エビシオ『…コレ』

エビシオが鉄の箱を持ち上げて見せた

天海「…この中に…心臓と脳が?」

エビシオ『ウン…ロック解除』

天海は恐る恐る開けてみた

天海「…あっ…」

そこには透明な箱に、透明な心臓と脳が入っていた。その美しさに天海はなぜか興奮してしまった

↓1 天海のアクション
(今回は精神度判定はありません)

天海「…触っても、大丈夫ですか…?」

エビシオ『…コレヲ…』

エビシオは真っ白な宝石を取り上げる時によく使う、あの手袋を渡して来た

天海「…これが…心臓…」

天海は手袋をつけると慈しむように心臓を持ち上げた。

天海「…」チュッ

決して落とさないように、とても大切な宝物のように手のひらに包み込むとそっと心臓に
キスをした

天海「…臓器の入れ替えってどうするんですか?」

エビシオ『マズ…今ノ心臓ニソレヲ直接押シ当テル…ソシテ、今ノ心臓ガ損傷、又ハ損失シタ場合ニ中ニ入レル…脳モ同ジヨウニスル…』

天海「直接ってことは…切り開いて?」

エビシオ『…』コクコク

天海「…まさか自分で?」

エビシオ『主人ハ見ラレタクナイト思ウカラ、夕食ノ時間カ、今日ノ夜ニ実施スルカモ…』

天海「…わかりました、ありがとうございます。そろそろ戻りましょう」

エビシオ『…足元ニ、気ヲツケテ…』

~設営地の茂み~

東条「エビシオ、待っていた…わ…」

東条は天海が箱を持っているのを見て驚いていた

エビシオ『…ゴメンナサイ…』

天海「…斬美さん…」

東条「…2人とも怪我はない?大丈夫…?」

天海「あ…はい…」

東条「…そう…もうすぐ夕食会よ。エビシオはありがとう。休んでいてね」

↓1 天海のアクション

東条は大テーブルを中央に置きに行った

天海「この脳や心臓は斬美さんの細胞から作った複製品のような物なんですか、それとも別物なんですか?心臓ならまだしも脳を入れ替えてしまったらそれはもう斬美さんではなく顔が同じ別人なのではないんですか?」

エビシオ『コノ心臓モ脳モ主人ノアンドロイドニナル前ノソレゾレノ細胞ヲ使ッテ作ラレタ物…複製品トイウヨリモウ一ツノ脳ト心臓ト言ッテモ差シ支エナイ』

天海「もう一つの…と言うことはこれは斬美さんの脳と心臓の代わりというより…脳と心臓が増えた…と?」

エビシオ『…』コクコク
 
天海「…と言うことは今の脳の状態がこの脳に…?」

エビシオ『…』コクン
 
天海「…そうですか、まあ使わないのが一番いいんすけど」

天海は苦虫を噛み潰したような顔でエビシオに言った。

天海「…あ、入れ替えるってことは、斬美さんの脳や心臓に今損傷が…?」

エビシオ『現在主人ノ脳ヤ心臓ニ損傷ハ見ラレナイ』

天海「…良かった…」

東条「…話は終わったのかしら?」

天海「あ…斬美さん」

東条は天海に近づくと天海の胸にそっとキスをしてきた

東条「さっき私の心臓を触ったのはあなたね。」

天海「…はい」

東条「…聞きたいことが特にないのならご飯にしようと思うのだけれど…班ごとに作るか私が作るかどちらがいいかしら」

↓1 天海のアクション


天海「…斬美さんが用意して欲しいです」

東条「では私が用意するわ。と言っても今日はバーベキューにしようと思っているけれど。あなたはみんなを呼んで来てもらえないかしら?」

天海「…分かりました」

天海は他のメンバーを呼びに行く間際に東条に尋ねた

天海「君の心は…いまどこにいるんですか?」

東条「…」

すると東条が去りかけた天海に近づくと頬を強く掴んで思い切り唇を重ねてきた

天海「あっ…んっ…んん…!」

東条「…んむっ…」

驚いている天海の舌を自分の舌と絡ませて深くキスをしていた。何分かずっとそのままだった。天海の呼吸が苦しくなってくるとやっと離れた

天海「…ふっ…どうしたんですか…?」

東条「…ご飯を用意するから、みんなを呼んで来てね」

天海「…」

天海は混乱していたが、とりあえず東条の言う通り他のメンバーを呼びに行った

~20分後~

百田「バーベキュー美味いな!」

茶柱「…赤松さん達、目が腫れてませんか?赤いですし…」

春川「…美味しい…」

赤松「うん…うん…!」

ゴン太「とっても美味しいよ…!」

入間「つーか泣いてないか?」

キーボ「何かあったんでしょうか…?」

アンジー「神った出来事があったんだろうねー!」

最原「つむぎさんはチキンとビーフどっち派?」

白銀「うーん…ポークもいいよね!」

真宮寺「パプリカも結構いけるものだネ。あ、僕は塩をかけるヨ」

東条「分かったわ」

星「俺も塩で頼む」

夢野「ウチはマショマロを…」

天海「…栄養偏るっすよ。バランスよく食べないと…」

王馬「あー、炭酸欲しいなー」

メンバーはバーベキューを楽しんでいた


↓1 夕食後、誰の指定にするか指定(天海に戻しても可) その人が何をするのかも指定

~夕食後~

百田「…そうだ、転子…食べて30分くらいたったし、今ならスタミナあるだろうから…転子のネオ合気道を指南してくれないか?」

茶柱「ネオ合気道をですか!?…いや、嬉しいんですけど…そんなに甘くないですよ?」

入間「何だお前ら、ここで夜のネオ合気道でもする気か!?」

夢野「…夜のネオ合気道とは何じゃ?」

茶柱「昼と夜のネオ合気道があるんですか!?初めて聞きましたが…」

百田「…転子、少し離れて教えてくれ」

東条「あら、スポーツをするならこの薄めた塩と砂糖を混ぜた水を持って行って頂戴。水分補給は大事よ」

茶柱「ありがとうございます、では転子がみっちり教えますので!」

百田「おう!頼むぜ!」

~設営地の広場~

茶柱「ほらほら!もっと腰を踏ん張ってください!受け身はこうです!そんなことだと首の骨を折りますよ!」

百田「ほ、骨が折れるのか!?」

茶柱「ええ、そもそも合気道自体結構危険なんですから!」

茶柱は百田をしごいていた。百田は普段しているトレーニングより何倍も疲れていた。一方の茶柱は余裕そうだった

百田「くっ…!」

茶柱「甘い!こうです!」

百田「ぐわあああああ!?痛い痛い痛い!」

百田は思わず声を上げた。というのも顎を掴まれ関節技をかけられていたからだった。その痛さは半端ではない

茶柱「きえええええええ!」

百田「うおおおおおお!?」

~1時間後 車付近~

百田「…」チ-ン

茶柱「ふう…なかなか骨が折れましたね」

入間「…ナニやってたんだ?」

天海「あっちから凄い声が上がってましたが…」

東条「しっかり水分補給をしてね。それから、みんな忘れ物はないかしら?」

わずか10分でキャンプ道具の撤去をした東条は全員の確認をすると車を持って来た

↓1 天海達のアクション

天海「…乗る前に、武器の点検やルートの確認…それにいざという時のためにシミュレーションをしてみませんか?」

春川「…それに賛成」

最原「そうだね…いざという時何もできなかったら意味ないし…」

赤松「できれば使う機会なんてないといいけど…武器を持ってこようか」

残り30分間で出来る限りのことをしようと天海達は動き出した。特に春川や天海、東条、茶柱、星達は周りのメンバーに防衛術を教えた。

赤松「防弾チョッキ…うん、これでいいかな。」

春川「…催涙スプレーはあんまり離れていると意味がないから気をつけて」

防衛術が終わった後、赤松達はそれぞれ防弾チョッキ、防刃チョッキを着て、拳銃、催涙スプレーをいつでも使えるようにした

星「夢野、これはあんたの力でもピンを外せるようにしてある。危ない時にピンを抜いて投げるんだ」

夢野「んあ、分かったぞ」

星は特殊警棒をぶら下げ、夢野にグレネードを渡した。

天海「…百田君、茶柱さん…これを」

百田「…ボウガンか」

茶柱「…解斗さんが持っていてください」

短剣を装備した天海はボウガンを百田達に貸した。茶柱は身を守る術を知っているので、百田にボウガンを持たせた

最原「…つむぎさん、僕より前には出ないでね」

白銀「うん…!」

最原は気絶煙幕を用意していた。白銀はどこかで砲丸を手に入れようと考えた

王馬「アンジーちゃん、武器とか無いみたいだけど大丈夫?」

アンジー「んー、いざという時は神様が助けてくれるからねー」

東条「…アンジーさん、あまり私から離れないで。真宮寺君、入間さんも…」

真宮寺「クク…了解だヨ」

入間「ぜ、絶対守れよ?オレ様が死んだら世界規模の損失だからな…!」

キーボ「…確かに…」

天海「…斬美さん、暴徒が襲ってきても君1人に任せる気はありません。」

ゴン太「そうだよ…あんまり無茶したら…ゴン太東条さんが傷つくのも嫌だよ」

星「…もっと仲間を頼れ」

東条「…そうね、ありがとう…そろそろ時間ね。ルートは…とりあえず車で話すわ」

時間が来たので車を見て少し嫌な顔をする天海に強い酔い止めを飲ませると、東条は全員を車に乗せた。

~車内~

王馬「で、どのくらい港までかかるの?」

東条「1時間くらいよ。佐渡島を出ると船はムルマンスクに着くわ。ムルマンスクまでには1日かかるから、船の部屋を取っているわ。他に質問はあるかしら?」

↓1 天海達のアクション

天海「…後は特に無いっすね…とりあえず目的地に早く着いて欲しいっす…申し訳ないっすけど…」

入間「顔がテメーのケフィアみたいな色になってるぞ」

最原「…見たことないだろ…」

白銀「入間さん元気だなぁ…」

特に何も聞かれなかったので、東条は車を100kmくらいで走らせた。天海の顔は名前の通り空と海の色になっていた

~港~

夜の10時を過ぎていたのでメンバーのほとんどは車ですることもなく眠っていた

東条「料金はいくらですか?」

係員「えーと…15人に2体で…20Mになります」

最原「…あ、着いたんだね…」

天海「…」

夢野「…」zzz

星「…えらくスピードを出していたが…天海は大丈夫なのか?」

天海「大丈夫です…」

春川「…この後どうするの?」

東条「車を船に乗せて、その後は車から降りて部屋に行ってもらうわ。寝ている人を起こしてもらえるかしら?」ブォ-

ガタンゴトン

東条は船に車を乗せながら言った

春川「…楓、入間、夢野、夜長、最原、白銀、起きて」

ゴン太「ゴン太も少し眠くなってきちゃった…」

赤松「うーん…」

王馬「早く部屋行こうよー!」

東条「ところで、部屋は1つしか借りられなかったのだけれど…流石にあの時のように男女雑魚寝という訳にもいかないわ。どうしましょうか、カーテンを借りようと思えば借りられるけど…」

↓1 部屋をどうするか(カーテンで男女別、分けない、など)

春川「…分けなくてもいいんじゃない?カップルの奴らは一緒に寝たいだろうし」

東条「あら、それでいいかしら?」

星「…まあいいんじゃないか」

天海「…それでいいと思いますよ。」

百田「ああ、いいと思うぜ!転子…空がすごい綺麗だぞ!」

茶柱「キラキラしてますね!」

部屋は分けず、各自で好きなように寝ることになった。起きているメンバーは眠っているメンバーを起こしてとりあえず部屋に移動した。

~大部屋~

アンジー「およー、このシャンデリアは神ってるねー!」

夢野「んあー…眠い…」

星「マトリョーシカがなんで10体もあるんだ…?」

入間「これ面白いな!」

キーボ「だ、出したらまた戻さないと…」

入間「だ、出したら戻す!?」

天海「船、かなり大きいみたいですけど、船内マップとかあるんすか?」

東条「ええ、あるわよ」

~マップ(船内で行ける場所)~
武器専門店
薬専門店
大食堂
大広間

東条「立ち入り禁止の場所もあるから気をつけて頂戴。布団はすぐに敷くわ。お風呂に入りたい人はお手洗いの隣のドアがジャクジーになっているわ。後は…夜はあまり出歩かないようにね」

話しながら東条はどんどん布団を敷き始めた。5分後には全て整え終わって、ドアから出て行こうとした。

春川「…どこかに行くの?」

東条「ええ、少し用があるから」

キーボ「あ、僕も…」

百田「そうか、お前ら気をつけろよ」

茶柱「布団…いつもありがとうございます」

天海「…あ…」

東条はよく見れば箱を持っていた。エビシオやキーボも付いて行こうとしている

↓1 天海のアクション

天海「…俺もちょっと行きたいところあるんで行ってきます」

東条達が出て行ったあと、少し待って、その後天海も付いて行った

~廊下~

天海「…どこに行くんすかね」

天海は気付かれないよう距離を少しとって東条達の後を追った

キーボ「それにしても…政府が管理しなければならないほど強いんですね、僕の力は…」

東条「そうね…あの電子光線は一般人が使っていいものではないもの。」

エビシオ『…防グ事ガデキルノハアンドロイドトソノサポート機ノミ…』

キーボ「だから僕の上役が東条さんなんですね…」

東条「くれぐれも味方や一般人がに向けて打たないでね。肉体が消し飛ぶわよ」

キーボ「はい!あ…脳のコピーを手伝って欲しいと言われたんですけど…僕で良かったんですか?」

東条「あなた以外がやったらショックで大変なことになるわ…トラウマになるでしょう」

キーボ「なるほど…」

東条「何にせよ頭部を切り開いてすぐに脳を押し当てないともう一つの脳の細胞が働かないから…お願いね」

キーボ「任せてください!」

天海「…脳のコピー…」

エビシオ『…到着…』

小部屋の中に東条達は入っていった

↓1 天海のアクション
↓2 他に誰か来るか指定、その人のアクションも指定

天海「…」ギギ-  

天海は小部屋のドアを少しだけ開けて中を覗き見た

~小部屋の中~

東条「服を脱ぐから少しあちらを向いていてもらえるかしら」

キーボ「あ、はい!」

エビシオ『…襦袢…』

東条は服を脱いで、下着も脱ぐと裸と衣の上に襦袢を着た。

東条「エビシオ、箱を開けて頂戴。脳の方をね」

エビシオ『了解』

エビシオは鉄の箱を開けると、中に入っていた透明の箱を開けて足袋をつけたアームで脳を取り出した

キーボ「…こ、これが脳ですか…?」

キーボは初めて透明な脳を見て驚いていた

~小部屋の外~

天海「…」ゴクッ

天海が思わず生唾を飲み込むと、後ろから肩を強く叩かれた

天海「…!?」

入間「な、なぁ…こいつらナニしてんだよ?キーボが気になってきた訳じゃねーんだけど…な、なんか白い着物みてーなの着てるし…脳が浮いてるし…」

天海「い、入間さん…」

キーボのことが気になって来た入間は怯えた顔で天海に尋ねた

東条「では切開するわね。少しだけ血が滲み出てくるから気をつけてね」

キーボ「は、はい」

東条がメスを取り出すと後頭部のちょうどあたりに刺そうとした

↓1 天海達のアクション

天海は見る、ということでいいですかね。

↓1 天海の精神度判定 78以上で失敗 失敗すると精神度5減少
90以上だと10減少

1に良心があってハッピーエンド予定なら脳の取り換えだけはやめてくれ…
せめて安価で回避できるようにしてほしい。今迄のはどれもこれも強制イベントで如何しようも無いし…。

~1日以上の狂気一覧~

1~10 会話ができなくなる
11~20 強迫性障害
21~30 攻撃(特定の人物)
31~40 異常な性的趣向(露出、ムラムラ度の異常な上昇など)
41~50 拒食症
51~60 破壊衝動(不定の人物や物)
61~70 自傷
71~80 異常食衝動(人の髪や生肉、血を飲みたがる、など)
81~90 過剰感情表現(常に泣いている、高笑いし続ける、など)
91~ 嘔吐などの体調不良

心臓はもしかしたら機会があるかもしれませんが、脳については今の所替える気はありません。再生薬くらいなら出そうと思っています。心配なら破壊するのも一つの手です。天海の行動は安価で決まります。その点をご留意ください。ただしイージーモードではないのでキツイイベントは必ず入れます

↓1 天海の1日以上の狂気 コンマで決定

↓1 天海が攻撃する人物を指名

これ特定の人物って事は発狂中は永遠に入間に攻撃ってことだよな?

>>249 その通りです。この場合は発狂中、入間を見ただけで攻撃します。特定なので攻撃対象は入間だけです

天海「っ…!」

入間「なっ…んんっ!?」

天海は思わず入間の目と口を塞いだ

東条「…ん…」

ブシャッザクッ  

天海「あ…あ…」

切開の様子を見た天海は強い精神ショックを受けて頭が真っ白になった。

キーボ「えっと…これを…」

キーボが切り開いた頭部から現れた脳に透明な方の脳を押し付けた。すると透明な方な脳の血管が赤くなる。そしてほんのわずかに透明な方の脳が振動した

東条「…ありがとう、キーボ君。血管は赤くなってるかしら」

エビシオ『…両方ノ脳ノ正常ヲ確認』

東条「そう…では後は心臓ね」ブシュッ

東条は切開した脳に薬を打ちもと通りにした。そして心臓に取りかかろうとする。その時ドアの方から大きな音がした。

東条「…?誰かいるのかしら」

キーボ「何か喧嘩しているような…」

東条達は驚いてメスをしまうとそちらに駆け寄った。

天海「…!」フ-フ-
 
入間「や、やめろよぉ!ら、乱暴する気か!?」

天海が入間の胸ぐらを右手で掴んで左手で腕が赤くなるほど強く握っていた。天海の目は血走っている。

東条「あなた…それに入間さん…!?」

キーボ「これは…どういうことなんですか!?」

↓1 東条のカウンセリング判定 85以下で成功
↓2 キーボ達のアクション

東条「エビシオ、心臓をしまいなさい!後日するわ。箱も厳重保管よ」

エビシオ『了解』

キーボ「入間さん!」

入間「き、キーボ!」

天海「…どいてください」

キーボ「嫌です!」

キーボは入間と天海の間に入って庇おうとした。その間に東条が後ろから天海を抱きしめる

天海「…!」

東条「あなた、落ち着いて!」

天海「っ、離してください!」

東条「キーボ君、入間さんを連れて部屋に戻って!彼はおそらく精神的ダメージを受けて攻撃的になっているわ。危ないから急いで!」

キーボ「分かりました!」

入間「な、なんなんだよぉ…!?」

キーボは急いで訳が分からず固まっている入間を連れて部屋に戻った。そして東条は天海を部屋に引き入れた。

東条「…あなた…」

天海「…」

東条「…見ていたのね?」

天海「…」

天海の首がほんの僅かに縦に動いた

東条「…薬を買いに行くわ。エビシオ、蘭太郎君とここにいて」

エビシオ『…了解』

↓1 天海のアクション

今回の攻撃は、特定人物(入間)を見たり、声を聞いたり、話題に出したりすると攻撃、またら攻撃したくなります。それ以外は特にありません。

ちなみに薬専門店では精神系に効く危ない薬が売っています。(発狂は解除できます)お求めになる場合はお早めに

↓1 (天海が抱きついた後の)東条のアクション

天海「…置いて行かないでください。傍にいてください」

出て行こうとした東条を天海が抱きしめようとしてきた。

東条「あなた…」

東条は天海を抱きとめると、頭を撫でて天海にキスをした。

東条「すぐ帰ってくるわ…だから待っていて」

天海「…」ギュウ

天海はより強く抱きしめると東条を離して、椅子に座った。だが目は東条を縋っているようだった

エビシオ『…大丈夫ダカラ…」 

エビシオが話し相手をしている間に東条は薬の専門店に向かった。

~薬専門店~

東条「…あったわ」

~精神系薬リスト~
精神安定剤V 500M
(発狂の軽減、精神度の回復3)
精神度安定剤V2 1500M
(発狂の解除、精神度の回復8)
脳内物質増幅剤 150M
(発狂の種類変更、精神度の回復1)
睡眠安定剤 850M
(発狂の解除、半日の睡眠)

↓1 どれを購入するか(複数購入可、天海と東条合わせて8326M所有)

↓1 天海に薬を使用するかどうか指定。使用する場合はどちらを使用するか指定

東条「…V2と睡眠安定剤がいいかしらね」

東条は強めの薬2本を購入した

~小部屋~

東条「あなた…」

天海「斬美さん…」ギュウウ

東条「…ん…」

天海は帰ってくるなり東条を抱きしめた。

エビシオ『…薬…』

東条「ええ…あなた」

天海「…!」

東条は精神安定剤V2を注射器に入れると天海に打った

天海「…あ…」

東条「…大丈夫?」

天海「…はい…俺…」

東条「…とにかく、一旦部屋に戻って入間さんに謝りましょう。」

天海「…悪いことしたっすね…」

天海達は他のメンバーのいる大部屋の方に戻った

~大部屋~

入間「い、淫乱キャベツ野郎が…何の用だ…?」

天海「…すみません、入間さん…さっきは襲ってしまって…」

入間「な、何もねえんだよな…?」

天海「…俺少しおかしくなってたみたいで…本当に申し訳ないです」

入間「そ、そうか…オレ様のヴィーナスボディなら襲いたくなるのも分かるが、テメーの古女房で我慢しとけよ…?(…少し興奮したとか言えない…)」

東条「…本当にごめんなさいね」

百田「何があったんだ…?」

白銀「入間さん泣きながら頬が真っ赤になってたし…」

↓1 この後の天海のアクション
↓2 人物指定、その人のアクションも指定

入間に何度か謝罪した後に、天海達は自分達の布団のところに行った

天海「…あの、斬美さん…念のため今日は一緒にいてくれませんか?」

東条「ええ、構わないわよ。…お風呂に入りましょう。もっと落ち着くと思うわ」

天海「…はい」

天海達は他のメンバーが入っていないのを見て、断ると風呂に入った

~風呂場~

天海「…少し広いっすね、船の割には」

天海は服を脱ぐと籠に放りいれた

東条「…2人きりなのだから…」

なけなしの感情から東条は天の羽衣と呼ばれている兵器を籠に畳んで入れておいた

~大部屋~

他のメンバーななんとなく触れられずにいたところを王馬達が話しかけた

王馬「ねえねえ、ビチ子ちゃん。何があったの?」

真宮寺「天海君が君に謝るなんてただことじゃないよネ」

入間「あ、ああ…キャベツ野郎が…」

入間は小部屋でチラッと見えた東条達の様子や天海の急変について話した

真宮寺「…なるほどネ」

王馬「…ふーん…ねえ、真宮寺ちゃん」

真宮寺「なんだい?」

王馬「お薬買いに行こうよ」

真宮寺「構わないヨ」

王馬達は急いで薬の専門店に向かった

~薬専門店~

王馬「色々あるね」

真宮寺「何を買うんだい?」

~肉体系~
睡眠剤 100M
ドーピングコンソメスープ 250M
硬直剤 300M
石化剤 1000M
(ランダムで肉体が何かの石になる)


↓1 >>261から、何を買うか指定(何も買わない、でも可)

王馬「うーん、色々買いたいものあるけどお金ないしねー」

王馬は睡眠剤と脳内物質増幅剤を買うことにした

真宮寺「資金調達も行わないとネ」

王馬「んー、カジノとかあればいいんだけどね」

王馬達は薬を購入すると部屋に戻った

~大部屋 風呂場~

天海「…ふう…」

東条「…ごめんなさい、ショックだったでしょう?」

天海「…はい」

東条「…」ゴシゴシ

天海「…平和に暮らせたら俺はそれでいいんですけどね」

東条「…必ず平和で住むことができる場所が見つかるわ」

天海「…そうだといいんですけど」

~大部屋~

王馬「あれ、東条ちゃん達は?」

最原「東条さん達ならお風呂だよ」

白銀「時間とったら悪いからって2人で入ってるみたい」

王馬「ふーん…」

↓1 浴室の天海のアクション
↓2 王馬のアクション

~浴室~

天海「…ふー…」

東条「気持ちいい?」

天海「はい、人よりは丁寧に洗う方だと自負してますけど、やっぱり女性に…斬美さんに洗ってもらうと違いますね」

髪を洗ってもらっていた天海は気持ち良さそうに言った。

東条「次は前を洗うわね」

天海「いいんすか?自分でできますよ?」

東条「洗わせて」

天海「…分かりました」

天海は夫婦とはいえやはり前を洗ってもらうのは少し気恥ずかしかった。

東条「…」ゴシゴシ

天海の首筋、肩、胸板を丁寧に洗った東条は腹の下に触れ始めた

天海「…んっ…」

東条「…あなた…」ギュッ   

天海「っあ…!?」

背後から洗っていて手に触れた天海のソレを東条は優しく握りしめた

東条「…ここも洗うわ」

天海「そこは…っ…!」

東条「…ん…」シュコシュコ

天海の触れられて硬くなり始めている肉棒の根元から頭の下まで東条は規則的に手で上下に動かし続けた

天海「つ…ぅ…!」

東条からの攻めは激しくそれでいて全く粗雑さがなかった。天海を気持ちよくしたいと言うように白く、細くて長い指が蜘蛛の糸のように絡みついている。

東条「…とても硬いわ」

天海「それは触るからっ…!」

東条「…」ハムッ  

天海「…!?」

天海が反論すると東条は天海の耳を甘噛みしてきた。そしてそそり立つ肉棒の頭の方を親指で優しく撫でたり、裏筋やカリを軽く揉んできた

天海「あっ…!」

東条「…ん…」

東条はまるでアイスクリームでも食べるように天海の耳たぶを舐めたり噛んだり、時にはしゃぶったりしていた。上からも下からも攻められた天海は身体を震えさせ始めた

天海「…は…っ…ふっ…!」

東条「あっ…」

肉棒から透明な液をたっぷりと溢れさせていた天海は耐え切れなくなって東条の手を強く握って止めると抱きしめた

東条「…どうしたの?」

天海「…俺だけ気持ちがいいのは嫌です。…湯船で続きをしましょう」

東条「…分かったわ」

興奮で爆発しそうになっていた天海は何とか東条と湯船に浸かった。

天海「…俺の上に座ってもらえますか?」

東条「…でも…」

天海「支えられるくらいには力あります」

天海は少し足を広げて東条の腰に手を当てた。そして向き合ったまま顔が見えるように座るように促した。

東条「…んっ…」ズプッ

天海「っ…」

ズシリと天海に体重が掛かった。だが天海は東条にお返ししたい一心でそんなことは問題ではなかった。

天海「…全部挿入りましたね」

天海は東条を興奮させようと耳元で囁いた

東条「…ん…んむっ…」

天海「んんんっ!?」

すると東条が思い切り口付けしてきた。キスなどと言う生易しいものじゃなかった。東条はまるで天海から空気を搾り取るように舌を絡めていた。

天海「んっ…んんっ…はっ…」

~カーテンの外~

王馬「…お楽しみ中かな?」

浴室にはカーテンが付いていた。簡易的な鍵など王馬には問題外で、羽衣を脱いでいないか確認するために入ってきていた。

王馬「…脱いでるね」

籠の中には服と一緒に羽衣が置いてあった

エビシオ『…』

王馬「…おっと」

↓1 王馬のアクション

↓1 天海の知力判定 75以下で成功、成功すると王馬に気づく
↓2 天海のアクション

王馬「…」

エビシオ『…』ブ-ン

エビシオは気まずそうに飛んで行った

王馬「何だったんだ今の…まあいいや」

王馬は羽衣を盗んで持っていこうとした

ガサッ

天海「…!」バシャッ

東条「あっ…!」

天海は誰かがカーテンの外で弄っているのに気づいて下着泥棒だと勘違いして思わず東条を下ろすと立ち上がった

バサッ

王馬「ちっ…!」

天海「何してんすか?」

東条「…何でここに?」

王馬「(ちょっとヤバいかも…)」

天海「…ほんとに春川さんの言う通りクソヤローですね。なんか盗みにきたんすか?」

天海の顔は憤怒に染まっていた。

王馬「…あーあ」

東条「あっ…それは!」

東条は王馬が羽衣を持っている事に気付くと王馬から取り上げようとした

王馬「おっと…」ヒョイ

↓1 王馬のアクション
↓2 天海達のアクション

王馬「…」バサッ

東条「あっ…!」

王馬は羽衣を羽織ってみた。すると一瞬だけスーッと気持ちが落ち着くのを感じ、マイナスの感情が一切消え去っていた。

王馬「…あ…」

天海「っ…!」グイッ

バ-ン!

天海は王馬の腕を掴むと床に叩きつけた。王馬は何も抵抗できなかったが、痛みはほとんどなかった。

東条「…」バサッ

東条は王馬から羽衣を剥ぎ取った

天海「…行きましょう、斬美さん」

東条「…そうね」

天海と東条は服を着込むとドアから出て行った。東条はエビシオを呼ぶと羽衣を預けておいた。

王馬「…あれヤバイな…」

王馬は羽衣に恐怖を感じていた。真宮寺の言う通り本当に情が薄くなるのを感じていた

王馬「…チャンスだったんだけど…まあ仕方ないか」

~大部屋~

大部屋は既に眠りに入っているメンバーがいたり、起きているメンバーはパートナーと話し合ったりしていた。

東条「…」

天海「…はぁ…」

途中で邪魔されたので天海は中途半端に興奮していた。

↓1 天海のアクション
↓2 王馬のアクション

もう、トイレでやっちゃうか
さっき東条に攻められた分のお返しとして、手や舌で全身を愛撫
「声出すと聞こえちゃいますよ」みたいな言葉攻めをしつつ、トイレは狭いだろうから、立ったまま挿入,片足持ち上げて角度変えたりして可愛がる。
便器に座らせて2ラウンド目突入してもいいな...

天海達が微妙な雰囲気に襲われている間に王馬はついでに風呂に入っていた

~浴室~

王馬「まあ自分で頑張るしかないかー」ワシャ  

茄子のヘタのような髪がどんどん濡れて散髪したような髪型になった

王馬「…あのエビシオちゃんが持ってるんだったっけ」

王馬はストールを巻きながらまた何か企んでいた

~大部屋~

百田「…なんか天海達不機嫌じゃないか?」

茶柱「何かあったんじゃ…?」

天海は耐えられずに声を掛けた

天海「…続きしませんか?」

東条「…場所がないわ」

天海「…お手洗いなら…」

東条「…他の人が使えなくなってしまうわよ…」

東条は珍しく少し怒っているようだった。今はかなり積極的になっているのかずっと天海の手を握っている。それと同時に心配事で頭が痛そうだった。


↓1 天海のアクション
(行動次第で>>238に持っていきます)

あ、>>283ですね。申し訳ありません

↓1 再安価

天海「…今は俺だけに夢中になって下さい、君が他の事を考えているのが嫌なんです」

東条「あなた…っ…んんっ…」

天海「…んっ…」チュパッ

天海は東条に聞こえるようなリップ音を立てて深くキスをする。そして自分の手を握っていた東条の手を自分の下腹部に触れさせる

東条「…また大きく…」

天海「君のおかげっすよ。最後まで責任とってください。」

そう言って天海は東条を連れて行こうとした

東条「…みんなが寝てから…」

東条は百田達の方を向いて言った

天海「…わかりました」

~深夜~

天海「…みんな眠ったみたいですね」

東条「…そうね」

他のメンバーは息を立てて眠ったり、抱き合って眠ったりしていた

天海「…」グイッ   

東条「あっ…」

~トイレ~

天海「少し広くて助かりますね」グイグイ

泊まり客の為に洗面台があるのでそこそこ広めのトイレだった。天海は壁に東条を押し付けると、服を脱がせて愛撫をしようとした。

東条「…あなた…」ドンッ 

天海「えっ…あっ…!」

すると東条は途中で脱げ掛けている服もほったらかしにして天海の首に噛み付いた。そして天海を壁に押し付けると激しくキスをし始める。

天海「んっ…んんん…!」

東条「ぷはっ…」

口を離すと天海のシャツを取り払ってその胸を口で愛撫し始めた

天海「ちょっ…あっ…!」

東条「…やっぱり立つのね」

東条は天海の胸の蕾に口付けながら言った。これでは天海が東条を抱いているのではなく東条が天海を抱いているようだった。

↓1 天海のアクション
(>>283と混ぜます)

天海「…」ムラッ 

天海は対抗心を湧き上がらせると胸を愛撫する東条の腕をまるでワニを捕獲した時のように強く掴んで壁に押し付け返した

東条「あっ…」ゾクッ

天海「…今日はずいぶん積極的っすね…嬉しいけど…俺も男なんで…」

天海は東条の服を強引に脱がせて足元まで落とした。そして下着だけにすると、先ほど東条がしたように鎖骨や首筋あたりに噛み付いた。

東条「んっ…!」

天海「ふー…っ…」チュッチュッ   

そして細くて白い首や、噛んだ場所、そして胸元に吐息をつきながら何度も何度も強く吸って紅い痕を残した

天海「…柔らかいっすね」ペロッチュッ  

東条「…んっ…んん…!…あなた…」

天海はお返しだと言わんばかりに見た目は丸くて白い桃で、感触はマシュマロのようなその乳房を舐めたり吸ったり味わった

東条「はっ…あっ…」

天海「…いただきます」ハムッ 
  
東条「あっ…!そこは…!」


天海は東条の乳輪をなぞった後に強く乳頭を捏ね回すと思い切り吸った。あの甘しょっぱい味が口の中に広がる。加えて東条の甘い声が余計にその味を引き立たせた

東条「あっ…はっ…ああっ…!」

天海「…気持ちいいですか?」

反撃が成功した天海は東条の真っ赤な顔を見てますます興奮していた。試しにショーツを触ってみると既にビショビショだった。怒っていたのはお預けを食らったからだろうかと天海は思って意地悪そうな笑みを浮かべて尋ねてみた。

天海「…いつの間にこんなに濡らして…さっきここに俺のを挿入れたのにお預けされたからですか?」

東条「それは…」

天海「…ふふ、教えてください」グリッ

東条「んっ…あっ!」

ぷっくりと主張している秘豆を押しつぶすように、東条が自分を攻めた時のように親指で可愛がった。

東条「んっ…やっ…そうよっ…!だからそれをやめっ…!」

天海「嫌ですよ。もっと可愛い顔を見たいです…それに俺も散々可愛がってもらったようですし」クリクリ

東条「あっ…違っ…んんんっ…!」  

天海「…だから次は俺が君を可愛がってあげます。」

天海はショーツをずり下ろして指を挿れるとグチュグチュとかき回した。そして自分の分身を取り出すと入り口に擦り当てた

東条「はっ…あっ…やっ…」

天海「おっと…」

咄嗟に東条が手を伸ばして天海の肉棒を握ろうとしたが、天海は避けてその手を取った。そしてまた壁に腕を押し付けた。東条は既に力が抜けていたので容易かった。

天海「…いけない子ですね。そんな子は自分から欲しいって言うまであげませんよ」

そう言って天海は秘部の入り口で肉棒を擦らせるだけで、中には挿れようとせず、何度も焦らした。

東条「あ…あなた…」

天海「何ですか?」

東条「…ごめんなさい…だから…お願い…頂戴…」

天海「何をですか?」

東条「…あなたを」

天海「…これはこれで可愛いですね。いいですよ、受け取ってください」ズプリッ

東条「あっ…あああっ!」

天海は一気に腰を突き上げるといきなり東条の奥まで貫いた。たまらず東条は軽く達してしまった。

天海「中凄いですよ…可愛いですね」

東条「いやっ…あっ…んんっ…!」

天海は中に挿れた瞬間チーズフォンデュを思い浮かべていた。それくらい東条の中は蕩けていて熱かった。きゅうきゅうと締め付け襞が何度も天海に絡みついた。

天海「ふっ…動きますよ」パチュンッ

東条「あっ…待っ…ひっ…ああっ…!」

立ったまま東条の顔を横に向かせると天海は腰を突き上げ、胸を弄った。それを一定のペースで繰り返して東条を攻めるのでとても耐えられるはずがなかった。甲高い嬌声が天海の脳を刺激する

東条「んうっ…!んっ…はあっ…あっ…あ…んっ…!」

天海「っ…そんなに声を出すと、みんなに聞こえちゃいますよ?」

天海は東条にああ言ったが、お預けを食らったのは東条だけではない。寧ろ天海の方が余裕がなかったくらいだった。東条を攻めたくてたまらなかった天海は言葉でも攻めてみた

東条「あっ……っ…」カプッ  

すると東条は自分の腕を噛んで必死に声を抑えようとした。その様子は普段とかけ離れていてたまらなく可愛いものだったが天海は余計にいじめたくなって、腕に付けていた道具を使って東条の腕を縛り上げた

東条「あっ…!?やっ…外して…!声が…」

天海「…俺は君の声を聞きたいです。」パンッ

東条「んっ…んんぅ…!他の人が…!」

天海「大丈夫っすよ、聞いているのは俺だけです。…俺のことだけ気にしていてください」グチュッグリッ

東条「あっ…ふああっ…!」

天海は思い切り東条の片足を持ち上げた。そして角度を変えて東条の壁をグリグリとしてみたり、擦ったり、指で弄くり回したりしてみると東条はますます声を高く上げた

東条「いやっ…!あっ…下ろして…んんっ…ひっ…やっ…!」

天海「ふっ…は…可愛い…見てください、足を上げたから、こんなに繋がっている様子が見えますよ。根元まで飲み込んでいるところが…」グリグリ

東条「言わないで…んんっ…!?」

天海「…ああ、ここ好きなんですね、いいですよ」ズリュッ

天海は東条の最も感じる部分を当てると、足を持ち上げたまま、激しく打ち付けて執拗に攻めた

東条「あああっ…!やっ…いや…!んんっ…!ひあっ…!」

天海「ふっ…!」

より一層締め付けが激しくなって、天海も手加減なしに東条を攻めた。だんだんとお互いが震え始めたのが分かった

東条「あっ…あなた…もう…んっ…ふああっ…!」

天海「…じゃあ一緒にいきましょうか」ドチュン

東条「あっ…あああっ…!ひっ…あっ…!」

天海「…んっ…はっ…ふっ…!」

東条「あっん…っ~~~~~~~~~~!」

天海「っ…斬美さ…!」ビュルルルル

天海がお互いが一番好きなペースで腰を突き動かし、東条が一番感じた場所を何度か擦り抉ると中は激しく締め付けて東条の身体が跳ね上がり、天海のモノは震えて東条の膣に熱
を全てぶち撒けた。

天海「…っ…」ツプッ  

東条「あっ…は…」ガクッ

そして天海が抜き取ると白い液と透明な液が混ざったものが足に掛かり、天海が東条の腕の拘束を解く頃にはお互い脱力していた。

天海「…っ…」

だが天海は体力が残っていた。再び分身が目を覚まして鎌首を持ち上げる。天海は東条の腕を握った

東条「…」スクッ

天海「えっ…?」

すると東条が立ち上がった。そして天海を軽々と持ち上げる。2人の服を拾い上げて天海と一緒に持つとトイレから出た

天海「き、斬美さ…!?」

東条「…静かに…」

東条はその足で天海を風呂場まで連れて行き、籠に服を投げ入れると、少し冷めたお湯をまたすぐに温めて天海を湯船に下ろした。

天海「…斬美さん?」チャプッ
 
東条「…愛してるわ」

天海「えっ…んっ…!」

天海は東条に唇を奪われた。そしてその後の出来事で天海の頭は真っ白になった。

~早朝~

天海「…んっ…?」

天海が目を覚ますと、東条が天海を抱きしめていた。

東条「あっ…あなた…」

東条の顔はとても紅くなっていた。湯船にはいつの間にか泡が立っている。お湯の色は鮮やかな緑色だった

東条「…ごめんなさい、その…昨日は…」

天海「…えっと…あの後何があったんすか?」

東条「…」

天海は東条を尋ねてみたが、東条は恥ずかしそうにしていて答えようとしなかった

天海「…ん…」

天海はひどい倦怠感から脱出したような爽快感を覚えていた。不意にカーテンや床を見てみた

天海「…!?」

天海は思わず驚いた。と言うのもカーテンや床、そして東条の髪にも白く粘ついた液体が付いていたからだった

天海「…えっと…」

東条「…」

東条は恥ずかしそうに目を伏せてジャグジーに身体を預けていた。時々天海の目を見ると更に顔が紅くなった。東条の様子はあまり変わっていないようだった

天海「…」

↓1 天海のアクション

了解しました。限界が来たので今回はここまで。天海はあまりに暴走した東条が激しかったので今は記憶が飛んでいますが頭か何か打ったりしたら思い出すかもしれません。(つまり東条のターン) 作者に余力があったら書くかもしれません

とりあえずくますみー

天海「…ああ」

天海は東条の仕草や床に飛んだ白い液体を見て何があったのか色々と察した

天海「…ふふ」ギュッ

東条「あっ…んっ…んん…」

天海は東条に愛情を込めて優しくキスをした

天海「君から激しく求められて嬉しいです。…汚してすみません」

天海は東条の身体や周りに飛び散っているものを見て言った

東条「あ…違うの…あなたのせいじゃないの…私が…その、少し興奮しすぎてしまって…」

天海「…それが俺にはとても嬉しいんですよ。身体を洗わせてもらえますか?」

東条「えっ?でも…」

天海「お願いします」

東条「…わかったわ…」チャプッ   

東条は湯船からゆっくりと立ち上がった

東条「っ…あ…」ドロッ

天海「…あっ…」
 
すると中から重さで白い粘液がドロリと足に伝った。天海たちは少し気まずくなったが、とりあえず椅子に座った

ジャ-ゴシゴシ

東条「んっ…手慣れてるわね。妹さんにもしていたの?」

天海「小さかったころっすけどね…ああ、髪にもこんなに…」

天海は髪についた粘液を洗い流した。そして髪を丁寧に洗い終わると全身を優しく擦り始めた

東条「んっ…」

天海「…」

天海は東条の身体を洗うのを楽しんでいたが、下腹部が少し膨らんでいるのが気になってさすってみた。

東条「あっ…ダメよ…出てしまうから…」

天海「えっ…?あ…」

天海は足元を見ると今しがたさすったので出て来た白い粘液が水たまりのようになっていた。

東条「…みんなには先に朝食を食べてもらわないと…私はしばらく入らないわ…アンドロイドは体内に入ったものはほとんど吸収してしまうから…」

天海「…」

天海は膨らんだ部分に自分の子供と後何が入っているのかだいたい想像できた。

東条「あ…あなたはお腹が空いているだろうし…みんなと食べて頂戴…」

↓1 天海のアクション

判定入れるのでお待ちください…(懇願)作者はエロを書くとその後力尽きてしまうので…見たい!という方が多ければ判定も多めにしようかな、と考えております。ただ内容はかなり東条が暴走気味なので…とりあえず進めます

天海「っ…」

天海は昨日の記憶が無いことが心底悔しくなったが、気を取り直して東条の身体を洗うのを続けることにした。

天海「…」ゴシゴシ

東条「んっ…ふ…」

天海は目を閉じて無心で洗い続けた。というのも肌に触るたびに東条が声を出すので堪らなくなったからだった。

東条「あなた…もう大丈夫よ…あとは流すから…」

天海「…分かりました」
 
パシャパシャ

東条は身体の泡を洗い流すと、カーテンや床などあらゆる場所に付いた粘液を全て流した。

東条「…これであとは脱臭をして…あなた…申し訳ないけれど、身体は自分で洗ってもらえないかしら?」

天海「ええ、もちろん…というか洗ってもらうのは特別な時くらいですし…」

東条「そう…洗ってもらったのにごめんなさい…あんまりあなたの肌を触っているとまた欲しくなってしまうから…」

東条はそんな風に照れながらタオルで身体を拭いていた

天海「…」バシャバシャ

天海は本当に心底記憶が無いことを悔やんだ

東条「とりあえず上がりましょうか」

天海「そうですね…」

天海達は風呂場を綺麗にして、何をしていたのかバレないように脱臭まですると大部屋に戻った。

~大部屋 朝4時30分~

夢野「…んあー…わたあめの雲…」zzz

星「…カルピン、アモルの飯を食べるな…そしてアモルもミールの飯を取るな…ミール…夢野の腹に乗るな…」zzz

百田「転子!あれが軌道エレベーターだ!俺たちはここから宇宙に行くんだぜ!」zzz

茶柱「ふへへ…合気道アイドルin宇宙ステーションのステージは大成功です…」zzz

最原「…つむぎさん…探偵服…ありがとう…あ、お客様だ…」zzz

白銀「うーん…終一君には一回ミディアムボブのショートで茶髪になって欲しい…」zzz

赤松「みんなー!今から魔姫ちゃ…春川さんが歌のお姉さんになってお遊戯してくれるよー!伴奏は私!」zzz

春川「…朝のご飯じゃない…湖畔…」zzz

アンジー「んー…犯人は是清!ばいならー!」zzz

真宮寺「…ンー…近頃の口紅は質が良くないネ…」zzz

ゴン太「ゴン太はお箸はこっちの手で持つんだよ…!」zzz

入間「館の下にトイレットペーパー落ちてた!?はぁ!?」zzz

王馬「んー…ミンチ肉は嫌だね…」zzz

キーボ「ふふん!僕は校舎くらいなら吹っ飛ばせるんですよ!」スリ-プモ-ド

東条「…あなた…何かすることはないかしら?もう寝るには遅すぎるから…」

天海「…んー…」

↓1 天海のアクション

天海「…この時間ならご来光が見えるんじゃないっすかね、デッキに行けるなら行ってみませんか?」

東条「デッキ…わかったわ。行きましょう」

天海達は他のメンバーを起こさないようにデッキに移動した。

~10分後~

船員「あ…おはようございます…お早いですね…」

東条「デッキは借りられますか?」

船員「こんな時間に起きていらっしゃるのはお客様くらいですよ…はい、どうぞ。軽食はそちらです…」

東条「ありがとう…あなたは食べる?少し早いけど…」

天海「ああ、そうですね…みんなと一緒でもいいんすけど、君と一緒に食べるのが一番いいですし…」

東条「…クッキーくらいなら入るかしら…」

~デッキ~

天海「…流石に寒いですね…」

東条「…そうね、毛布を持ってきておいてよかったわ…」

天海「…ん…あ、見えてきましたよ」

東条「…あら…」

大きく美しい太陽が水平線から顔を出した。少し眩しかったが、早朝の太陽はやはり美しいものだった

天海「…やっぱり格別っすね。こういうところで食べる飯は…あ、トースト食べれますか?」

東条「…私はいいわ。クッキーと…あなたでお腹がいっぱいよ。ホットミルクくらいはいただくけれど…」

天海「…」

自分はどれだけ搾り取られたのかやはり天海は気になったが今は黙っていた

東条「…ずっとあなたと一緒にいたいわ…早く平和になればいいのに…」

天海「…俺もですよ」

天海は東条を毛布ごと抱きしめた。すると東条がまた激しくキスをしてきた

天海「んっ…んんっ…ぷはっ…」

東条「…あらいけないわね。またあなたが欲しくなるなんて…私は強欲になったのかしら…ごめんなさい、これを飲んで…精力が戻るわ。昨日は散々だったでしょう?」

天海「…積極的で嬉しいです…あっ…これ凄いっすね…」

東条が渡してきた金色の液体をミルクに混ぜて飲むと一気に身体が回復したようだった

東条「…5時20分…このままゆっくり過ごしましょうか?」

天海「まだそんな時間なんすね」

↓1 天海のアクション

天海「…俺らはここでゆっくりしておきましょう」

東条「ええ、わかったわ」

東条が天海の肩にこてんと頭を傾けると天海はその頭を優しく撫でた

天海「あ、ところでさっきの金色のやつは何なんすか?」

東条「確か…ロイヤルゼリーに、高麗人参…それに蝮やすっぽんが含まれているものを甘くして飲みやすくしたものよ」

天海「…どうりで元気になるわけですか」

東条「よかったわ…私あの時あなたがこのまま起きないんじゃないかと思ったもの…」

天海「そんなにひどかったんすか?」

東条「…私のせいよ…」

天海「…でもこんなに積極的になってくれたのは初めてっすよね。俺は何度も言ってますけど嬉しいですよ」

東条「ふふ…ありがとう…っあ…!」

天海「あっ…どうしたんすか…!?」

東条「あ…大丈夫よ。…吸収されてるのが分かって少し気恥ずかしいだけだから…」

そう言ってお腹をさする東条を見ると天海も恥ずかしくなった

天海「…やっぱり可愛いですよ。美人だとも思ってますけど…」

東条「…もう…でもあなたも逞しいと思っているわ。美男だとも思っているけど」

天海「あはは、まあ鍛えてますから」

しばらくゆっくりと穏やかな時間が流れた

東条「…ああ…そろそろ身支度をしないと…服がよれているもの…」

天海「…ああ、斬美さんの服…」

確かに東条の服はよれていた

東条「…エビシオ、エビシオ?ああ、起きていたのね、お風呂場で待っていてね。…私は支度をしてくるわ。あなたは部屋で待っていて」

天海「…」

少し哀しそうな顔を東条はしていたが片付けると毛布を持って天海と出ようとした

↓1 天海のアクション

~大部屋~

天海達は部屋に戻ってきた。東条は浴室に入って行った。天海は起きているメンバーを探すことにした

アモル「きゅーん」

ミール「うゅーん」

カルピン「にゃー」

星「…今餌をやるから待ってろ、慌てるな」

最原「…ふわぁ…」

白銀「うーん…地味に変な夢を見たような…」

王馬「…最高の夢だったよ、嘘だけど!」

真宮寺「みんなの寝言が凄いネ…」

天海「…おはようございます」

天海は余計な1人を除いて起きているメンバーに挨拶をした

最原「あ…天海君、おはよう」

白銀「朝強いんだねー…目ぱっちりだよ…」

真宮寺「あァ、おはよう…東条さんはどうしたんだい?」

天海「今服の手入れしているんです」

ガチャ

東条「おはよう、みんな。」

星「天海に東条か…そういやあんたら朝いなかったが…」

王馬「えー?ナニしてたのー?」

東条「デッキに行っていたのよ。」

天海「…」

王馬は東条を見てみるとひらひらがあるのに気づいた

王馬「…やっぱ着てるか」

東条「みんなは朝食を食べて来たらどう?もう用意できているはずよ。」

白銀「あ…そうだね、お腹すいて来たし…あ、でも私武器も欲しいかも…」


↓1 天海達のアクション(朝食を食べに行く人と別のことをする人で分けても可)

最原「…まあとにかくご飯食べに行かない?」

白銀「あ、そうだね…武器は後でいいか」

星「…そうだな」

王馬「朝は炭酸だよねー」

天海「俺たちは食べたんで…」

東条「私は食堂で手伝いがあるから、あなたも行ったらどう?」

天海「ああ、なら俺も行きます」

真宮寺「和食はあるかな?」

東条「和食も洋食もあるわよ」

真宮寺「良かったヨ…ロシアに行ったらおそらく食べられなくなるだろうしネ…」

最原「…おかか…」

白銀「あっ、終一君おかかが好きなんだね」

早く起きたメンバーは食堂に向かった

~大食堂~

東条「はいどうぞ、和食セット3つに洋食セット2つよ。最原君はおかか、真宮寺君と星君は塩、白銀さんはブリオッシュ、王馬君はフランスパンね」

王馬「硬っ!」ガチッ

白銀「マリーアントワネットのあのブリオッシュの迷言って嘘らしいね」

真宮寺「マリーアントワネットの言葉は別の人のものヨ」

最原「そうなんだ…」

星「…美味い飯と漬物と味噌汁は最高だな…」

天海「…客他にいませんね」

東条「この船のお客様は夜まで寝ている方が多いのよ」

~朝食後~

白銀「じゃあこの後は…」

↓1 この後の天海達のアクション

最原「武器専門店だよね?」

真宮寺「せっかくだし、僕も行こうかな…自分の身は最低限守らないとネ…」

天海「あ、じゃあ俺も行きます」

東条「私は皿を洗わないといけないから…また後で会いましょう」

天海「分かりました」

王馬「部屋で寝よーっと」

天海達は武器専門店に向かい、王馬は部屋に行くふりをして船内をまわることにした

~武器専門店~

赤松「あ、おはようみんな!」

春川「…全員で食べて来たって顔だね」

天海「おはようございます…まあその通りっすよ」

白銀「おはよう、あ…砲丸があるよ!」

最原「おはよう…僕に使えそうなものは…」

真宮寺「おや…ブーメランもあるネ」

~リスト~
砲丸 10M
鉄ブーメラン 20M
投網装置 30M
ヒ素 30M
青酸カリ 20M
ドクツルタケ 30M
カエンタケ 20M
空気銃 30M
伸縮性刀 100M
鉄コルセット 50M

赤松「あ、この毒みたいなキノコや危険なもの以外は試供品があるよ!」

白銀「砲丸の試供品ってどう使うんだろう…私気になります!」

↓1 どれを購入するか、誰が購入するかまで指定。
↓2 天海達のアクション(試供品を使ってみる、など)

↓1 65以下で赤松の砲丸が誰かに当たる
↓2 70以下で白銀の砲丸が誰かに当たる

↓1~2 それぞれ誰に当たってしまうか指名。(この場のメンバー、本人達以外で)両方同一人物でも可

申し訳ありませんが王馬はいないので無効です…

↓1 白銀の砲丸が当たる人を指名 赤松と同一人物でも可

赤松「…この砲丸なら私でも…」

白銀「なぜか砲丸投げって得意だったんだよね…」

天海「…捕まえるんだったらこれは便利ですね」

最原「うん…これはいいかも」

春川「…空気銃の威力も馬鹿にならない…値段も安いし買っておこう」

真宮寺「ふむ…興味深い品だネ…カンガルー狩りの武器にそっくりだヨ」

赤松と白銀は扱いやすい砲丸、天海と最原は投網装置、春川は空気銃、真宮寺は鉄のブーメランを購入することにした

赤松「あ、試しに投げてみようよ!」

白銀「うん、投げられなかったら地味に意味ないからね」

天海「…大丈夫っすか?」

春川「…怪我しないでね」

赤松「大丈夫だよ!えい!」ブンッ

白銀「ほっ…!」ブンッ

赤松と白銀は同時に砲丸を軽く投げてみた。

天海「なっ…!?」

真宮寺「天海君…?」

赤松「あっ…!」

すると砲丸はまるで虹を描くようにアーチ状に飛んでいくと、天海の頭にクリーンヒットした。天海は気絶し、流石の真宮寺も動揺していた。

天海「なっ…んで…砲丸なんかが…」ガクッ

春川「天海!」

最原「天海君!?」

白銀「あ…あ…天海君!」

赤松「め、目を開けて!」

真宮寺「とりあえず部屋まで運ぶわヨ!」

真宮寺が天海を抱き上げ急いで部屋まで戻った。

というわけで2発も食らったら流石の天海の記憶も戻ります。しばらく天海の回想(東条のターン)です。書き溜めないといけないので一回沈みます。ちなみに内容は主従プレイも入っていますが、東条攻めです。天海が搾り取られますが、最後逆転して欲しいとか、色々あったら↓2 まで受け付けます

↓2 上記を見て何かあったらどうぞ

では一旦ばーいくまー

1 天海の頭が砲丸に当たった衝撃で天海は気絶していたが、それと同時に記憶を回復していた。たんこぶも2つおまけについていた

~天海の回想~

天海「…んっ…んん…!」

東条「ふ…んむっ…」

天海は東条に唇を奪われていた。天海の口内を嬲るような激しいキスで、唾液はもはやどちらのものか分からない程だった

天海「はっ…ふはっ…」

東条「…まだ足りないんでしょう?」

天海「それは…っ…!」

膨張した天海の肉棒を東条が足の指で擦り上げていた。

天海「ちょっ…まっ…出っ…!」

さっき出したばかりの天海のモノはとても敏感になっていた。

東条「あらあら…」

東条は両方の足を使って挟むと何度も根元から擦った。手入れされた足の裏が天海を刺激する。天海は真っ白な足に目が行ってますます興奮した。東条はリラックスするように湯船に背中を付けて足を伸ばしている。

天海「っ…う…もう…!」

東条「…出そう?」

天海が堪らなくなって震え始めると東条は急に足の動きを止めた

天海「…あ…」

天海はもうすぐで達することができたのに止められてもどかしくなったが、それも一瞬だった。

東条「んっ…」ドプッ

天海「っ~~~~~!?」ズピュッ

天海は当然強制的に東条の中に挿れられ、締め付けられたので達してしまった。

天海「あっ…ふ…」

恥ずかしくなった天海は思わず目を逸らしたが、東条が動くと再び素直な天海の分身が起き上がった。

東条「…あら、元気ね。ふふ…」

天海「…っ…」

天海はなんとか主導権を取り戻そうと東条を押し倒そうとした。

東条「…んっ…」チュ  

天海「んんんっ…!」

だが東条がまた激しくキスをした上にアンドロイド特有の力で押し返したので力の抜けている天海は湯船に背中を付けるしかなかった

東条「…ふっ…」

天海「…は…」

東条が腰を浮かすと中から肉棒が抜けた。だがもどかしい天海は何とか入れようと東条の腰を掴んだ。

東条「…」ギュウ

天海「…斬美さん…?」

天海は余裕のなさそうに息を荒くあげながら、急に抱きしめてきた東条を受け止めた

東条「…蘭太郎様…」

天海「えっ…?」

突然様呼びされた天海は若干興奮したが、大部分は困惑していた。

東条「…私があなただけのメイドでいれたらどんなに良かったでしょうに…でもそういう訳にもいきませんものね。」

天海「…なればいいじゃないっすか。」

東条「なりたくてもまだ無理ですよ。…でも今だけはあなただけを旦那様として奉仕させてください」

天海「…」

男としては言われたら堪らない台詞だった。しかも目の前にいるのは本物のメイドで才色兼備と言っても過言ではなかった。おまけに自分の妻となれば好きにしてしまいたい気持ちが湧くのも当然だった。天海はあまりそういう本は読まない方だし、昔家にメイドがいたので敬意を持ってそんな妄想はしないようにしていたが、日本でメイドとなるとエッチな本やら性的な奉仕やらが大半なので嫌でも主従ものを見たことはあった。

天海「分かりました…で、俺をどうしてくれるんですか」

東条「あなたを全力で気持ちよくいたします」

天海「…そうですか…じゃあ俺のことはあなたではなく名前でちゃんと呼んでください。」

東条「はい、蘭太郎様」

冷静に考えれば突然ご主人様になれと言われたり敬語になったりしたら戸惑って何もできなくなるが、天海の頭は早くこの分身をどうにかしたいので、「ご奉仕」してもらおうと早々に受け入れた

天海「えっと…じゃあ…」

東条「あ、何もおっしゃらなくて結構ですよ。私がいたしますので、リラックスしていてください」

天海「えっ…!?ちょっ…!」

天海は当然腕を縛られた。もがいたが東条の力は凄まじく結局拘束された

天海「あ…これは…っ!?」

だがそれ以上の驚愕が天海を襲った。天海は突然自分の肉棒に触れられたかと思うとその根元を縛られた。

天海「ど、どこでそんなっ…!」

東条「…以前最原君や百田君が夜中でパーティをした後の片付けをしている時に本を読んだんです…それより…」ハムッ

天海「っふ…あっ…!」

東条「ふふ、気持ちいいですか?」スリスリ

天海は耳を優しく触られた。そして耳の裏筋や、耳たぶを噛まれたり、舐められたり、しゃぶられたりを繰り返される。下の方もぬかりなく奉仕されていた。天海の最も敏感な部分である二つの玉も慎重に、しかし感じるように優しく手に包み込まれていた。そのまま卵の表面を撫でるように指で愛撫された。

天海「っ…ぅ…!」

だが天海は快楽を感じるとともに地獄のような我慢もさせられていた。もうとっくに限界は来ていたが、根元を縛られているので天海の中で熱は溜まる一方だった。

天海「斬美さん、もう…!」

東条「こんなに大きくなって…もう少し気持ち良くなったら出す時は、ずっと気持ちいいはずですよ」

天海「っ…!」

そう言われた天海は色んな意味で絶望した。この地獄のような快楽に耐えなければならいのかと思うと爆発しそうだった

天海「ふっ…あっ…!」

東条「ん…」

天海が外して欲しそうに暴れると、東条はその胸を優しく舐めたかと思うと少し強めに蕾を甘噛みした

天海「やめっ…!」

触られる度にピクピクと解放して欲しいというように天海の肉棒は震えた。東条は微笑んで竿の裏筋を揉んだり擦り上げたり時に舐めたりした。その動きはメイドというより女王様だった。

天海「…はっ…あああ…!」

東条「蘭太郎様…」ジュポッ

まるで棒アイスを口に入れるように東条が愛おしそうに震えてはち切れそうなモノを口で根元から舐め上げると、もはや天海はやめて欲しいとさえ言えなかった。

東条「んっ…ふっ…」ズプッズプッ
 
天海「…!」プルプル

東条が亀頭を舐めながら手で包んで擦ったり、咥えて吸ったりする度天海は首を反らした。天海はもう頭がどうにかなりそうだった。するとそれを察した東条がにっこりと笑って自分の中に挿れた。

東条「ぷはっ…そろそろ出しましょう」ズプン
 
天海「っ…ふっ…あああああっ!」ビュルルルルルル

東条「んっ…あっ…!ふあっ…!」

東条の中が天海を包み込むように締め付けていた。東条は天海に優しく言葉をかけると腕の拘束と肉棒の拘束を解いた。堰を切ったように天海は熱と精液をぶち撒けた。まさに極上の快楽だったが同時に搾り取られる地獄も味わっていた。その地獄は地獄なのか天国なのかも分からなかった。

天海「はっ…あっ…!」ビュルルルル 

天海は悶絶している東条を抱きしめる暇もなく出し続けていた。

東条「あ…もったいない…」ズプッ

天海は中から溢れてしまうほど出していた。東条はもったいなくなって一杯になった中から肉棒を抜いた

東条「…ん…んっ…」ゴクゴク

そしてまだミルクが出続けている天海の肉棒を咥えて濃厚なそれを飲んだ。


天海「…は…は…ふっ…」

天海は脱力して湯船に背中をぶつけた

東条「あっ…あなた…」

東条は驚いて天海を労わるように抱きしめた

天海「…っ…は…」

東条「…気持ち良くなってもらえた…?」

天海「…素晴らしい…ご奉仕…でしたよ」

天海は息も絶え絶えにそう答えた

東条「そう?良かった…全力で奉仕しても気持ち良くなってもらえなかったら意味がないもの…それより、あなた…疲れたでしょう…?ごめんなさい。休みましょう」

天海「…待ってください。」バシャッ  

東条「あっ…!?」

天海はいつもよりずっと疲れる射精をしたというのに物凄い力で東条を引き込んだ。そしてその上に跨ると思いきり東条の手首を押さえ込んだ

東条「…あなた…?」

東条は天海の目の怖さに少し震えていた。

天海「…散々奉仕してもらって何もないというのもアレなんで…たっぷりご褒美をあげますよ」ズチュン

東条「…ひっ…あっ…~~~~~っ!?」

そう言っていつの間に木の根のように硬くなっていた肉棒を東条の中に突き入れた。中は天海のものなのか東条のものなのか分からない液体でぐちゃぐちゃだった。しかもとても熱い。天海は溶けてしまいそうだと思いながら達した東条を更に攻めた

東条「あっ…あっ…!やっ…~~~~~~~!あなた…!」

ジュップジュップジュップトプッ!

天海「…中凄いっすね…んんっ…!」ドピュッ

天海も東条も敏感などというレベルではなかった。動かす度にお互いに電気のような刺激が走る。東条の中にはすでにたっぷりのホッとミルクが注がれていた。それが動くと中から押し出され、溢れる。だが溢れる度にその中に新たなミルクが注がれていった。

天海「ふっ…!斬美さん…っ!」パンッパンッ   

だが天海は出しても出してもすぐに回復した。いやらしい結合音、射精音や東条の喘ぎ声、そして目の前にいる東条を求める気持ちで疲れもすぐに吹っ飛んでしまうらしく、天海に賢者の時間などなかった。まるで狼の如く東条を激しく求めた

天海「ふっ…!斬美さん…っ!」パンッパンッ   

だが天海は出しても出してもすぐに回復した。いやらしい結合音、射精音や東条の喘ぎ声、そして目の前にいる東条を求める気持ちで疲れもすぐに吹っ飛んでしまうらしく、天海に賢者の時間などなかった。まるで狼の如く東条を激しく求めた

東条「はっ…あっ…いやっ!激し…っ!ひっ…っ~~~~~~~~~~!」

天海「…んっ!」ドピュピュッ

東条の手首を強く押さえてその首にキスの痕をつけたり、甘噛みと言えないほど激しく噛んだりしながら、天海は東条に出し続けた。

天海「はっ…んむっ…」ハムッグリッ

東条「んんっ…やっ!」
 
東条の全身に中に入りきらなかった白濁液が飛び散っていた。噛み跡や、赤い痕も付いている。天海は東条に自分を刻みつけているようでますます興奮して東条の乳房を弄り回した。自分がされたようにその蕾も強く甘噛みして腰をグリグリと押し付けた。

東条「あああっ…ひっ…んうっ…!」

天海「ふっ…う…」グイッビュルルルル

東条「っ~~~~~~~~~~!」

散々弄り回されて東条をいじめたい気持ちが溢れている天海は東条の足を持ち上げて、更に角度を変えて強く突いた。

東条「あっ…あっ…もうだめ…!んんっ…んんんんっ~~~~~~~~~~!」

天海「はっ…俺ももう…限界近いんで…」

天海の頭はクラクラとしていた。限界が近いと悟った天海はもう2人で限界を超えてしまおうと思い、より一層激しく、ピンポイントで東条の敏感な場所を突き続けた

東条「………!」

東条は一瞬声すら出なくなった。ピクピクと痙攣させて脱力しかける。だが天海がそれを許さない。すぐに下腹部から全身に快感が広がっていく


東条「っ…あああっ…!ふっ…あっ…んっ!やっ…!」

だがすぐ半強制的に声を上げさせられた。

天海「…好きです…大好きです…愛しています…っ…!」

東条「んっ…ひっ…蘭太郎く…!」

天海は東条の耳元で愛の言葉を言いながら果てるように全て解き放った

天海「っ~~~~~~~~~~!」ビュルルルルル

東条が自分を抱きしめながら脱力するのを感じながら天海は頭が真っ白になった。

~回想終了 現実~

淫靡な記憶を思い出した天海は真っ赤になったが思わずにやけてしまった。

天海「ん…?」

東条「あっ…あなた…!」

エビシオ『…主人ノゴ主人様…!』

天海は呼びかけられて起きた。いつの間にか白い布団の上で眠っていた。目の前に東条が
心配そうに見ている。エビシオがひらひらを持って心配そうに揺らめいているのも見えた

赤松「あっ!天海君…ごめんなさい…!投げた砲丸が当たって…!」

白銀「お、起きた…天海君ごめんなさい!」

そして白銀達が頭を下げて謝罪している様子も見えた

春川「…生きてた…良かった…」

真宮寺「心配したヨ…」

最原「…大丈夫?血が凄かったけど…」

天海「えっと…」

天海は混乱したが、すぐに状況を説明してもらった。

天海「ああ、なるほど…」

赤松と白銀の投げた砲丸が当たったことは分かったが、それより戻った記憶のことで頭が一杯だった。

↓1 天海のアクション

なんか同じ文章が続いてるところがありますね…申し訳ありません。投稿ミスです…とりあえず続きを書いてきます

天海「…」

天海は情事を思い出せたことでにやけ顔がおさまらなかった

東条「あなた…?」

天海「あ、すみません…とにかく俺は大丈夫っすよ」

赤松「ほ、本当…?大丈夫…?」

白銀「そ、そのままいっちゃったりしないよね…?」

真宮寺「…たんこぶができていることと血が出たこと以外は…まあ脳震盪を起こしているかもしれないけど…」

最原「とりあえず安静にしていた方がいいよ…」

天海「そうですね、そうします…」

東条「…良かった…本当に…とりあえず怪我の場所をみたいから…みんなありがとう」

赤松「ううん…私のせいだから…ごめんね、しっかり休んでね」

白銀「赤松さんだけじゃないよ…私も当てちゃって…ごめんね」

謝り倒した赤松達は天海を疲れさせるのもまずいと思って部屋から出た

天海「えっと…ここは?」

東条「昨日の…個室よ。…出血量が酷かったから焦ったわ…たんこぶができているけれど…これもなんとかなるわね…」

東条は天海の患部を触りながら言った。天海は東条の下腹部を見てみた。すると膨らんでいたのが半分ほど元に戻っていた

東条「…?どうしたの?まだ痛い?」

↓1 天海のアクション

天海「大丈夫ですよ、それに怪我の功名もありましたから…ね?俺だけのメイドさん 」

東条「えっ…あっ…」

東条の頬が一気に真っ赤になったのを見ながら天海は東条を抱き寄せた

天海「…んっ…」チュッ

東条「っあ…!」

そして東条のお腹にキスをした。

東条「…思い出したのね」

天海「ええ、まあ…あんなこと思い出せなかったなんて…すごく良かったですよ」

東条「…」カァァ

天海「あんな風に積極的になってくれるなんて嬉しいですけど…俺はやられたらやり返しますんで」

東条「…」

東条の顔はますます赤くなっていたが、小さな声で天海を見つめながら言った

東条「…たまにはご奉仕させてくださいますか?」

天海「…!…ふふ、もちろんいいですよ。なんなら1年くらいは毎日朝ごはん食べなくてもいいようにしましょうか?」

東条「…それはダメよ。毎日あなたがいてくれないと生きていけなくなってしまうじゃない。それではメイド失格よ…と、この話はまた今度にして…この後どうしましょう。念のために休んでおきましょうか?」

↓1 天海のアクション

天海「いえ、もう大丈夫っす。君のおかげで元気になりましたから。...可愛いメイドさんが優しく膝枕してくれるならずっと休んでたいっすけどね」

東条「あら、それは困るわね。私より可愛いメイドなんてたくさんいるわ。もしそんな人に会ったらあなたはずっと私以外の人に膝枕されてしまうわね」

天海「…ふふ、そんな人は絶対見つかりませんよ。だって俺にとってのメイドさんは君1人ですから」

天海達はしばらくお互いに揶揄いあっていた

天海「さてと…斬美さん、目的地にはいつ着くんですか?」

東条「今日の夜10時過ぎに着く予定よ」

天海「10時ですか…わかりました。何か船内でできることは…」

東条「少し船内を回ってみましょうか。エビシオもおいで」

エビシオ『…』

東条「…この子、照れてるわ…」

天海「確かに頬…?が赤くなって…」

エビシオ『…昨日ノ…データガ…録画シテテ…』

東条「…え?」

天海「…あはは、消さないで取っていてくださいね。後で見たいんで」

エビシオ『…了解』

東条「ちょっと…!」

天海がエビシオを撫でながら言うとエビシオはますます照れていた。

~船内 大広間~

王馬「んー、なんかないかなー?」

王馬は船内を周りながら何か情報を手に入れられないかと考えていた

王馬「ん、あれアンドロイドかな?」

アンドロイド「それでね…」

アンドロイド2「そんなに高く売れたの!?」

アンドロイド「まさに一石二鳥だよね」

王馬「…」

↓1 王馬のアクション

↓1 王馬の盗聴判定 90以下で成功

王馬はアンドロイド達の話が気になり、しばらくソファの裏に隠れて聞くことにした

アンドロイド「だいたい私は君とみたいな人間になりたいんだし。感情薄くなったら元も子もないもん」

アンドロイド2「うーん、でも羽衣…?だっけ、あれは辛い任務のときは便利だよ?」

アンドロイド「確かに軍事任務は辛いけどさ、それでも辛いって感情も大事だし…まあ君の友人には必要かもしれないけど。超高校級だからって性欲増しやすいんでしょ?」

アンドロイド2「ああ…そもそもの才能が軍人だからね…私たちより任務に駆り出されること多いし…」

アンドロイド「大変そうだね…まあそれはいいとして…とにかく新居買う資金にもなるし、売っちゃえば?」

アンドロイド2「うーん…どうしようかな、彼女にも相談してみるね。今は任務大変だから無理だけど…」

アンドロイド「早く住めるようになったらいいね…でも買取価格が15000Mってことは…元はいくらしたんだろうね」

アンドロイド2「…カールさんお金持ちだしね…」

アンドロイド「まあカールさんも偉大な人だしね…」

王馬「…ふーん、羽衣ってそんなに高いんだ…」

↓1 王馬のアクション

エビシオが撮っているやつ自体は射精管理プレイのやつです。エビシオは優秀なので東条がアンドロイドになってからの情事シーンは全て録画してあります。なので映像見ながら一緒に寝る(意味深)というのも良いかな、と思っています。ちなみに他の女子は女子で他のプレイもしてみたいです

王馬は更に情報が聞き出せそうなので留まることのした

アンドロイド2「でもカールさんって手紙の時と会った時とじゃ印象全然違うよね」

アンドロイド「あ、私もそう思うよ。これ録音していたやつなんだけど…」

王馬「…お…」

アンドロイドの1人が録音機器を取り出して再生していた

~録音していた内容~

アンドロイド「これが報告書です」

カールさんらしき人「ああ、ありがとう」

アンドロイド「それでは失礼します」

ガチャ

カール「…と、東条君…薬を…」

東条「胃痛ですか?これをどうぞ」

王馬は少し驚いた。録音機器から東条の声が聞こえてきたからだった

カール「…はぁ…脅迫状は届くし…やっぱり恨まれているよね…」

東条「…議長?」

カール「…どっちが正しかったのか私には分からないよ…食料も水も足りなかったあの時60歳以上の老人達を犠牲にしてしまったのは事実だったから…」

東条「犠牲にしたのが正しかったかどうかは私には分かりませんけれど…少なくともあのまま何もしなければ全滅は免れなかったでしょう。無駄では無かったと思いますよ」

カール「…はぁ…ありがとう。優秀な秘書だよ、君は…ドイツ語話せるようだし助かるよ…あ、そろそろ旦那さんのところに帰ってあげなさい。…議会では子作りを促進する活動が承認されているけど…無理はしなくていいからね」

東条「はい、では失礼します。…それと、そこのお薬は飲むのを忘れないでくださいね」

カール「ああ、ありがとう…」

ガチャ

カール「あ…またお腹が…」グルル-

~再生終了~

アンドロイド2「…本当に気が弱いなぁ」

アンドロイド「まあでもこの人12歳で大学卒業した人だからね」

王馬「…なるほどね、今のは議長か」

↓1 王馬のアクション

アンドロイド2「凄い経歴なんだけどね…才能あるぶん、責任ある位置につかされて大変だよね」

アンドロイド「才能というのも考えものだよね、はぁ…でもそういう人はアイスランドとかに優先で住めるんでしょ?」

アンドロイド2「ノルウェーとかスウェーデンとかもね…あそこらへんは世界一住みやすくて平和だから…」

アンドロイド「平和といえば南極もだけどね」

アンドロイド2「確かに平和だけど住み辛いじゃん…」

アンドロイド「まあそうだけど…喉乾いてきちゃったね、コーヒーもらいに行こうっと。どうせ夜から任務あるし…」

アンドロイド2「でもロシアには服がたくさん売ってるし…私と彼女のワンピース買おうかな…」

2人は話しながら食堂の方に向かって行った

王馬「…まあこれだけ聞ければ十分か」

~船内~

東条「エビシオ…まだ照れてるのね」

エビシオ『…コッソリ見タカラ…』

天海「おや、結構そういうのに興味あるんすね。内容とか覚えてるんですか?」

エビシオ『…主人ガ押シ返サレテ可愛ガラレタ…』

東条「…ちょっと、エビシオ…?」

エビシオ『主人、今日ノ朝、コッソリ天海主人ニタクサン痕付ケテイテ…』

天海「痕?」

天海は服の中を見てみた。すると梅の花のような痕がいくつかハッキリと残っていた

東条「…どこで覚えてきたの?」

エビシオ『主人達ヤ主人ノ仲間ヲ見テイテ覚エタ』

天海「…君は賢いですね」

↓1 天海のアクション
↓2 王馬のアクション

天海「…君の撮った映像を見せてもらえますか?」

エビシオ『了解』

東条「こんな昼間から…」

天海「…ふふ、さっきの小部屋に行きましょうか」

東条「…わかったわ」

天海達は小部屋に向かった

~武器屋~

王馬「うわ、なにこれ」

王馬は紫色やら青色やらとたくさんある拳大の玉を取ってみた。グニュグニュしている

~リスト~
スライム弾 30M
(投げて当てると相手を窒息させる)
シークレットブーツ 10M
トランプ銃 20M
斧 30M
親指締め器 30M
拷問致死薬 50M

王馬「夜には東条ちゃん動くだろうしチェックする計画とかも立てとかないとなー」

↓1 王馬のアクション(購入するものがある場合はそれを指定)

王馬「このいかにもな薬とシークレットブーツ以外にしようかな。こんなブーツ履かなくても俺は背が高いしね!」

王馬は拷問致死薬とシークレットブーツ以外を全て購入した

王馬「お、これトランプの銃じゃん。いいね、かっこいいし…これは尋問に使えそうだね」

王馬「じゃあまた船内を回ってみようかな」

王馬はまたふらふらと船内を回り始めた

~小部屋~

天海「…凄いっすね」

小部屋中に甲高い嬌声、激しい結合音や水の跳ねる音が響いていた。

天海「…客観的に見てみるとまた違いますね…いかがわしいビデオ見ているみたいです」

東条「…いかがわしいビデオそのものじゃないの。私たちが映ってるだけで…」

東条は恥ずかしそうに俯いていた。自分の痴態を半強制的に見せられているのだから当然と言えば当然だった。

東条「っ…」

天海「…ふふ、凄い可愛い声ですね。」

東条「…エビシオ、もうやめて…」

天海「やめなくていいですよ」

エビシオ『…続ケマス』

東条「…他の人が見たら私のことどう思うのかしら…」

エビシオ『…エッチナ人?』

東条「…それは嫌よ」

天海「ふふ、でもエッチな人でも間違いないですね。こんなに俺のを飲み込んでいるんですから。」

今しがた天海のミルクを大量に吸い取っている様子が流れているので天海は笑いながら言った。

東条「…っ…」

天海「…どうしたんですか?真っ赤になって…興奮しちゃいましたか?」

天海は映像の中の自分が耳をしゃぶられているので東条の耳を噛んでみた

東条「…エビシオ、最初から再生して頂戴。」

エビシオ『エッ…』

天海「えっ?いたっ…!」

天海は思い切り引っ張られると東条の上に無理やりのしかからせられた。

東条「録画したらダメよ。思い出せなくなるまで一緒に寝るだけだから。」

天海「あっ…その…斬美さ…っ!?」

東条「動いたら頭の傷に障るわ」

天海は再び記憶を一時的に失うことになった

↓1 視点一時変更 誰の視点にするか、その人のアクションも指定

~大部屋~

百田「お、可愛いな…」

ミール「うゅーん」

茶柱「不思議な鳴き声ですね…」

星「餌をやってみるか?」

百田「いいのか!?」

星「ああ…ほら、これを」

星はアジの開きを渡した

夢野「んあっ…!?」

茶柱「ど、どうしたんですか!?」

カルピンやアモルと遊んでいた夢野が大きな声を上げた

百田「よーしよし…こっちだ」

百田がミールにアジの開きを渡した

ミール「ゆーん!ゆーん!」

百田「おお…!」

星「…いいよな、動物は…それでなくても小さくて可愛いものはいいな」

百田「小さくて可愛いもの…か」

↓1 百田のアクショ

↓1 具体的にどういう風に告白のチャンスを作ってあげるか
↓2 小部屋に誰か来るかどうか

百田「…なあ、星…夢野に告白する気はねえのか?」

星「…なんだ、急に…」

百田「言いたくはないが…こんな世の中だ、早く告白したほうがいいぜ」

星「…確かにあいつに好意はある…だがよ、俺が伝えちまったら…また不幸にさせちまうんじゃないかって不安なんだよ。俺は女を不幸にしちまうんだ。」

百田「…星、それは違うぜ。お前がいつもそう思うから不幸になるんだ。お前がお前のことを信じられないってことはお前のことを大切に思うやつにすげー失礼なことなんだぞ」

星「…俺のことを大切にしている?」

百田「ここにいる全員がそうだ…それにお前だって仲間を、そして一際夢野を大事に思ってるんだろ?」

星「それはそうだが…今伝えんのは…」

百田「…」

百田は何か考え込むとペットと戯れる茶柱と夢野を呼んだ

百田「おーい、転子!夢野!」

茶柱「なんですか?」

夢野「なんじゃ?」

百田「あ、わりーな、夢野。俺は転子と少し用事があるんだ」

茶柱「えっあっ!」

百田は茶柱を引っ張って風呂場に隠れた

茶柱「な、なんなんですか?」

百田「…かくかくしかじかでな…」

百田は茶柱に詳細を話した

茶柱「…なるほど」

~大部屋~

夢野「…んあ、なんなんじゃ?」

星「…そういうことか…」

↓1 星のアクション(告白してもしなくても可)

夢野「…んあー…」

星「…夢野…」

夢野「どうしたんじゃ?」

星「…カルピン達はもう懐いたか?」

夢野「んあ、そうじゃな…おいで!」

カルピン「にゃー!」

ミール「うぇーん!」

アモル「きゅーん!」

夢野「よーし、よし」

夢野は寄ってきたペット達を撫でた

星「…だいぶ懐いてるな。…あんたの心が優しい証拠だ」

夢野「んあ!?ま、まあそうじゃな…ウチは心優しき乙女じゃから…」

星たちはしばらく取り留めのない話をしていた。

星「…なあ、夢野…」

夢野「んあ?」

星「…俺があんたのことを好きと言ったらどうする?」

2人共一瞬時間が止まったような気がした

夢野「な…な…ウチのことが好き…じゃと?」

沈黙を破り夢野の方から喋り始めた

夢野「ま、まあ仕方がないの…ウチは魅惑的な乙女じゃ。魅了されてもおかしくはないのう…こんな風に男を虜にしてしまうとは罪な女じゃ…」

星「…」

夢野はからからと笑いながら言ったが、すぐに悲しそうになった

夢野「…嘘じゃ。ウチはいつも笑われておった…超高校級になってもじゃ…妄想癖のある幼女だとか他の…超高校級より凄みがないとか…手品じゃとか悪口も未だに言われておる。…確かにその通りじゃ、ウチは大魔女とはいえある程度の魔法しか使えん…。極めつきは嘘の告白じゃ…よくからかわれた。」

星「…夢野」

夢野「お主は本気でウチのことを好きなのか?嘘なら嘘でもいいのじゃ」

↓1 星のアクション

星「夢野、俺が嘘をつけるほど器用に見えるか?」

夢野「…嘘をつくような男には見えんが…」

星「…そのとおりだ、俺は嘘はつかねぇ主義なんだ。あんたが好きな気持ちに嘘偽りはねぇよ。」

夢野「ん、んあ…」

星「だから、お前の気持ちも嘘偽りなく教えて欲しい。それがどんな結果になろうと、俺は受け止める所存だし、覚悟は出来てるさ。」

夢野「…星…」

星「それに、あんたの魔法は本物だ。あんたには人を笑顔にする魔法が確かにある。」

夢野「…」

星「他がなんと言おうと、あんたの魔法を俺たちは信じてるし、バカになんてしねぇ。もしバカにするやつがいたら、俺がそいつにわからせてやるよ"夢野秘密子の魔法は本物だ"ってな。」

夢野「…そ、そうか…信じてくれるか…ウチのことが本気で好きなのか…」

星「ああ、そうだ」

星はついに夢野に告白した。その真剣な顔を見た夢野は少しすくんだが、すぐに照れ顔になった

夢野「…前々からお主はウチの使い魔に相応しいと思っていたんじゃ」

星「…使い魔?」

夢野「んあ、一緒にいて楽しいし…頼もしい男じゃ…ウチの使い魔に相応しいと思っていたがのう…」

星「…」ゴク

夢野「…お主はウチの使い魔ではない。パートナーじゃ。」

星「…いいのか?」

夢野「ああ、お主は使い魔に相応しくない…何しろ、愚かな主人が使い魔に恋してしまっというのはアレじゃからな…」

星「…!」

夢野「…じゃから大魔女の夢野秘密子は恋したパートナーと共に世界をもっと笑顔にする、ことにする」

星「…ゆ、夢野…」

夢野「…じゃから、ウチから離れてはならんぞ。『パートナー』なのじゃから」

夢野はにっこり笑って言った

~風呂場~

茶柱「ゆ、夢野ざあああああああん!」

百田「星ぃいいいいいいいいいいい!」

見ていた茶柱と百田は号泣して拳を握りしめて抱き合っていた

↓1 星達のアクション

星「…待ってな、少し礼を言わなくちゃならねえ奴らがいる」

夢野「んあ?ではウチも行くぞ。パートナーにはちゃんとついていかなくてはのう」

星「…そうか、ありがとうな」

星は夢野の手を握り潰さないように気をつけて風呂場に行った

百田「ほ、星ぃいいいい!」

星「…おいおい、何泣いてんだ」

茶柱「ゆ、夢野ざん!夢野ざん!」

夢野「…顔がすごいぞ?」

星「…あんたらには礼を言わねえとな。機会をくれて…本当に感謝する。」

百田「いいや!いいんだ…幸せになれよ」

夢野「ウチとおって幸せにならんやつはおらんぞ…お主らもじゃ。泣いておらんで笑うんじゃ」

茶柱「は、はぃいいいいい!」ボロボロ

百田「…」ゴシゴシ

百田達は号泣しながら笑った

夢野「んあ、じゃあ船内デートをするかのう。お主らもしたらどうじゃ?」

茶柱「はい!…ですが転子達は別の場所でします!」

星「…そうか」

夢野「では行くぞ、船内デートなんぞ初めてだしのう。」

小さく可愛らしい2人の恋人は茶柱達より先に船を回りに行った。

茶柱「…夢野さん…星さん…」

百田「…よし、俺たちも行こうぜ!」

茶柱「はい!」

~小部屋~

王馬「この部屋何があるんだろ?」

王馬は小さい部屋を見つけてドアを開けてみた。

↓1 天海達がどんな状態だったか(不健全でも全然可、夫婦なので)

~小部屋~

王馬「…あはっ」

王馬は中の様子を見て思わず笑ってしまった。

天海「…」ス-ス-

東条「…」ス-ス-

天海の身体は汗と何か甘い匂いのする液で塗れていた。そして東条の方も白くて粘着質な液が全身に付いていた。

王馬「…すっごいね。こんな昼間から激しくやっちゃったのかな?」

どう見積もっても1回や2回の射精でこうはならないだろうと王馬は思った。おそらく10回以上は出しているだろうと思われた。

王馬「…天海ちゃんってもしかして絶倫ちゃんかなー?体力ありそうだしね」

王馬は腕を拘束されている東条を見て身体を素直に反応させながら言った。拘束している道具は普段天海が付けている腕のものだ王馬は見抜いた

王馬「んー、やっぱり夫婦って凄いねー。大人っぽいというか…にしし」

東条の上に寝ている天海を東条は首を抱きしめて眠っていた。天海も東条を抱きしめている。

王馬「…で、エビシオちゃんは何なんだろうね?」

エビシオ『…』プシュ-

激しい行為を見たせいなのかエビシオは沸騰していた。

王馬「…東条ちゃんのお腹…」

王馬は乗っている天海の隙間を見てみると東条の下腹部が膨らんでいるのに気づいた。

王馬「…あれ、妊娠してるからじゃないよねー。ということは…ミルクかな?」

↓1 王馬のアクション

王馬「…えい」パフッ

東条「…あっ…んんっ…!?」

ドボドボと白い液が東条の秘部から溢れ出してきた。東条は軽く達したのか震えている。

王馬「…あはっ…」

東条「…」プルプル

天海「…」ス-ス-

天海はまだ深く眠っていた。王馬は面白くなったのか腹をさすってみる

王馬「おっ…?」

すると東条の秘部がひくひくと動いたかと思うと白い液をどんどん吸っていった。まるで飲んでいるかのようだった

王馬「…へえ…」

王馬は東条が朝食を食べなかったのはたっぷりミルクを飲ませてもらったからだったのではと感じた

王馬「…あはっ、本当に淫乱…というかエッチなメイドさんだね。いつも取り澄まして母親みたいなのに」

王馬は少しだけ見えている東条の母性の象徴を見ながら眠る東条に言った

王馬「だけど天海ちゃんも隅に置けないなー。かなりでかいね。絶倫でもおかしくはないか」

↓1 王馬のアクション

ありですよ。シチュエーションで好みがあるならお聞きします。途中でどっちか起きるのもありですよ

あ、この方がいいですね

↓1 何か好みのシチュエーションがあるならどうぞ。途中でどっちか(あるいは両方)起きても可です。

睡姦もいいかなーとは思っています。星夢のエロシーンを書いていいのか迷っています…

王馬「…据え膳食わぬは男の恥って言うよねー、こんな状態の東条ちゃんに何もしないって訳にもいかないし…」

王馬は自分の分身か布を押し上げているのに気付きながら天海をそっと東条から下ろした。天海は深く眠っているようでやはり起きなかった。王馬は天海が起きた時にはっきりと結合部が見えるようにか顔を横に向けておいた。念のため東条のネクタイで拘束もしておいた。

王馬「…エッロ」

王馬は東条の身体を見て思わずそう言った。すでに胸の先端は立っている。ヒクついた秘部は液体が出たり入ったりを繰り返していた。本人の身体がもつ美しさが白い液で塗れている様子は大人の女の持つ色気で溢れかえっていた。

王馬「とても妊婦さんには見えないなー…とりあえず俺のミルクも飲んで欲しいし、散々飲んでいるだろうから天海ちゃんのは出しちゃおうかな」

王馬はぷっくりとした魅惑的な秘部に指を突き入れた。すると特徴的な白い粘液が王馬から秘部を守るように絡みついた。

東条「あっ…!」

王馬「んー…凄いたっぷり…それに締め付けも凄いなー…天海ちゃん搾り取られたんだねー。こんなに出すのも凄いけど」

王馬は指を入れるだけで軽く達した東条を欲情した目で見つめながらかき出すように指を動かした

東条「っ…ん…う…」キュンッ

王馬「はっ…やっぱりど淫乱じゃん…」ジュプッジュプッジュプッ

指を往復運動させるだけで白濁液が東条の下腹部に池を作った。

王馬「…これで空腹になったかな?」

東条「…あ…ん…蘭太郎君…?」ス-ス-

王馬「寝言でも呼んでもらえるなんていいねー、まあ今度は俺のミルクを楽しんでもらおうかな。」ドチュンッ

東条「あっ…!」

王馬「…あはっ…」ビュルルルル

王馬は挿れただけなのに興奮と背徳感、そして同じように挿れただけで達した東条のおかげで射精した。

王馬「んー、欲しがりさんだね…たっくさんあげるからね」パンッビュルルルルッ

東条「ひっ…あっ…」ビクッ   

意識もないのに感じている東条を見て王馬は奥まで挿れると、漏れないようにして激しく突いた。

東条「あっ…!あなた…!」

王馬「その言い方いいね、蘭太郎君よりいいよ。…んっ…!」ビュルルッ

王馬の肉棒はそれなりの大きさだったが驚異的なのはそのタフさだった。何度締め付けられて達してもすぐに勃った

王馬「もー、強欲すぎだよ東条ちゃん?」
パンッパンッパンッズピュッ

東条「ふあっ…!」

王馬は東条に精液が吸収されているのを感じ取った。すでに中の容量は限界で、蓋をしたはずが漏れている。だが王馬はお構いなしに突きまくった
 
王馬「んっ…んんっ…激しっ…!」ドプッ

東条「…ふっ…はっ…んぅ…」キュウウ

東条の下腹部がほんのわずか膨らんでいた。ここに溜め込んでいるのかと王馬は思ってますます興奮した

王馬「淫魔みたいだね、あはっ…もう俺とも子作りしちゃおっか?」ビュルルル 
 
東条「んんっ…あっ…」


王馬「ま、答えられないよね。にしし」チュッ 

天海の付けた赤い痕をいくつか上書きした王馬はその後何度も搾り取られていたが、東条の中が自分の液で満たされていることに満足感と虚無感を感じていた。だがそれ以上に快楽が上回った

王馬「眠っていても欲しがるなんてこの淫乱メイド!さっさとイッちまえ!」パンッパンッパンッドチュンッパンッ

東条「あっ…あっ…!」キュウウウウ

王馬「あは、いじめられるの大好きだもんね…もっと弄ってあげるよ。眠っているくせに締め付けはとっても激しい東条ちゃん…この前はあんなに澄まし顔だったのにね」ビュルルル

王馬が8回もの射精を経てもなお、寝ている東条との情事を楽しんでいると、物音で天海が目を覚ました

天海「…斬美さん…?」

王馬「おっと…」ビュルルルルッ

東条「あっ…んっ…!」

天海「えっ…?」

覚醒した天海の目に入ったのは東条の秘部と目の前にいる憎き敵の王馬の肉棒が結合している景色だった。肉棒が肉壺を突く淫らな音も同時に聞こえてくる

天海「…っ!?」

天海は咄嗟に王馬を投げとばそうとしたが腕を拘束されて動けなかった

王馬「天海ちゃんどう?目の前で自分の奥さんが犯されちゃってるよ」パンッグリッズピュッ

天海「お前っ…!」

自分を殴り殺しかねない天海を見つめて王馬は笑った

王馬「東条ちゃんは俺のだって気付かず吸収するんだろうね」ビュルルルルッ

天海「…は…?」

王馬「だって東条は天海ちゃん大好きだもん、ね?」

王馬は天海に敵わないという虚しさや悔しさも感じながら東条を天海の目の前で犯した。

東条「…ん、んんう…?」パチッ 

王馬「…あは、起きちゃったか」

天海「っ…斬美さん!」

東条「えっ…あっ…?」

王馬「にしし」

王馬は咄嗟に目を覚ましかけた東条に目隠しをして1番感じていた部分を思い切り貫いた。

東条「あっ…ひあっ…~~~~~~~~~~っ…!」

王馬「おやすみなさい、東条ちゃん」ポチッ

王馬は激しく達させた後にスリープボタンを押して東条を眠らせた

天海「…さっさと抜いて斬美さんを離してください」

王馬「もー、怖い目で見つめないでよ?ほら、深呼吸深呼吸」


↓1 天海達のアクション

今回はここまで。ntrは人間関係も面白く(こじれる)なるので結構ストーリー向きですね。書いていて本人達は大変ですが割と面白いです。エッチなプレイたくさんできますしね。星夢はどうしようか迷ってますが、とにかく純粋カップルにします。ドロドロは間に合ってますし。

それでは、くますみー

天海の顔は鬼の形相だった

王馬「だーから、そんな怖い顔しないでよ、あ、羽衣でも羽織る?東条ちゃんから感情を奪ったみたいに自分も辛い気持ちをなくしちゃえば?」

天海「…はぁ?」

王馬「もー、とぼけないでよ。東条ちゃんに国が羽衣着せて感情を一時的に奪えるようにしたの、説明くらいされたんでしょ!」

天海「…またいつもの虚言癖ですか」

王馬「…虚言癖?」

王馬は怒りを抑えきれずにぶち撒けた。羽衣についての情報も教えたが、国や天海に対する怒りも一緒に伝えた

王馬「国の力借りて東条ちゃんを思い通りにするなんて本当に隅に置けないよね!」

天海「…お前のせいでアンドロイド化する羽目になったんすけどね」

王馬「俺のせい?」

すると天海も王馬に怒りをぶち撒けた。お互い睨みつけたが、王馬は天海以外のメンバーに見られると困るので抜こうとした

東条「…ん…」

王馬「…あっ…にしし、抜いて欲しくないんだ?また締め付けて…だけど今日はここまでね、今度またたっぷりあげるからね。俺のせいで貞淑になれない東条ちゃん」チャプッ

王馬は東条の中から引き抜いて天海の拘束を少しだけ緩めた

天海「っ…」バタ

王馬「にしし、じゃあね、天海ちゃん」

ガチャ

天海「…」

天海は王馬が憎くて仕方なかったが、とりあえず東条に近づいた。羽衣についての真偽も確かめたかった

東条「…あなた…」

天海「斬美さん…?」

東条「私の身体を触ったのは蘭太郎君なの…?それに…こんなに…」

下腹部は膨らみ、天海と王馬の液が混ざってぼたぼたと池を作っていた

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「…んむ…」チュッ

東条「んっ…?」

天海は東条を抱きしめると先ほどまで王馬と繋がっていた秘部にそっと指を入れた。白い粘液が指に触れた。

東条「んっ…んんっ…!」

天海「…ふ…」

天海は指を曲げると奥まで押し込んで入り口まで何度もかき出した

東条「…はっ…ふ…どうしたの…?」

東条は天海がかき出してしまったので不思議そうに尋ねていた

天海「いや、流石に出し過ぎてしまったんで…それよりも斬美さん…」

天海は抱きしめながら東条に尋ね返した

天海「斬美さん、君が持ってる羽衣について教えてくれませんか?感情を奪うって本当なんですか?夫婦の間に隠し事なんて無用ですよ。どんなことでも受け入れるつもりなので、話してくれませんか?」

東条「…どうしてそれを…」

東条は驚いたように目を見開いていたが、少し黙るとまた口を開いた

東条「…羽衣と呼ばれているあの衣服はね、一つの兵器なのよ。」

天海「兵器…ですか」

東条「そうよ。どうしても任務が辛いものになってしまうから…精神的疾患を防ぐために作られたの。天の羽衣なんて呼ばれているのはその効果が竹取物語に出てくるものに類似しているからよ」

天海「…やっぱりそうなんですね」

東条「ええ…ごめんなさいね、黙っていて…」

天海「いえ、いいんです…話してくれてありがとうございました」

東条「…それはそうと、蘭太郎君…あなたって本当に体力あるのね」

天海「…体力?それはまあ…人並みには」

東条「人並みどころじゃないわ…この分だと20回以上も…」

東条はミルクの池を見たり、自分のお腹をさすってみたりして妙に赤くなりながら言った

天海「えっあっ…それは…」

東条「とりあえず倒れたらいけないからこれを飲んで頂戴」

東条はまた金色の液体を渡して来たので、天海は素直に飲んだ

天海「…ぷは…」


↓1 天海のアクション(他のメンバーの所に戻る、船を回ってみる、など)

天海「…ありがとうございます。凄いですねこれ…」

天海は奥底から湧き上がってくる精力に改めて驚いていた

東条「…蘭太郎君、本当のことを言って」

天海「…え?」

東条「さっき私の身体を触ったのはあなたじゃないのでしょう?」

天海「…っ…それは…」

東条「…王馬君ね…ごめんなさい。私のせいでまた辛い思いをさせてしまって…」

東条は天海をゆっくりと抱きしめた

東条「…貞淑でありたいのに…本当にごめんなさい」

天海「…君のせいじゃありません」

天海は悔しさから泣き出しそうになったがなんとか堪えて立ち上がった

天海「…船内を回ってみましょう。」

東条「そうね…分かったわ」

天海達は汚れた部屋を片付けると服も綺麗にしてから着て小部屋を出た

~船内~

天海「…」ギュウウ

東条「…あなた…」

天海は取られたくないとばかりに東条の手を本気の力で握りしめていた

東条「…あら?」

女「あ、アイリス!」

東条「マーリンね、またロシアに?」

天海「…知り合いですか?」

東条「ええ、仕事仲間の…外交担当よ」

マーリン「いやー、パーティも連日だと疲れるよ…何しろ言葉が通じないんだから…あ、そうだ…アイリス、今度のロシアでのパーティ…アイリスが行ってくれない?」

東条「私が?」

天海「…パーティ?」

↓1 天海の幸運判定 78以下で成功
↓2 天海のアクション

天海「パーティーとは何ですか?」

マーリン「社交界に出たことがあるんだったら分かると思うけど…まあ礼装してダンスして…あと接待とか…面倒臭いやつだよ」

天海「ああ…なるほど…」

東条「…あなたまだワルツを…」

マーリン「ダンスとかダメなんだよ…ね、お願い…!」

東条「…分かったわ」

天海「あの、俺達も付いて行ってもいいですか…?」

マーリン「俺達…?あ、もしかしてこのイケメンは…天海蘭太郎君?」

天海「…はい」

マーリン「確か16人だっけ…招待状は…まあアイリス1人でも大丈夫か。超高校級だし。あ、待って…もしかしてあのイカしたロボも来るの!?」

天海「キーボ君のことっすか?」

マーリン「そうそう!超二枚目の!」

東条「…その話は今度にしましょう。」

マーリン「あー…残念…まあいいか…じゃあ明日の夜お願いね。あ、もちろんアイリス1人だけでも構わないから。それじゃあねー」

東条は渡された招待状を受け取ると、いつの間にか戻って来ていたエビシオに渡した。

天海「…社交界っすか…」

東条「…面倒なことになったわね…」

↓1 天海のアクション

天海「…面倒って、何が面倒なんですか?」

東条「…一緒にパーティーに行ってくれるのはいいのだけれど…あらぬ噂や…まあとにかく不快な思いをするかもしれないわ。それでも大丈夫?」

天海「…それはいいんですけど、まずパーティーって何が目的なんですか?危険なことはないんですか?」

東条「一言で言えば…まあ外交よ…接待でもいいわね。ここで何か失態を犯したら大変ね。…危険ではないけど、気を使うわよ。何しろ集まっている方が方だから…」

天海「…君が知らない男に色目を使われたり触れられたり踊ったりするのは不安です。本当に大丈夫なんですか…?」

天海は東条を抱きしめながら言った

東条「…大丈夫よ」

天海「…わかりました…とりあえず大部屋に戻りましょう」

東条「今は…17時ね。みんなに夕食を食べるように伝えないと…」


↓1 大部屋に戻った後の天海のアクション

~大食堂~

あの後天海達は大部屋に戻った。そしてパーティーのことは伏せて、夕食を食べるように伝えて大食堂に来て夕食を食べていた

天海「…なんであいつまで…」

東条「…」

百田「今日の夜にはロシアに着くらしいぞ、転子!」

茶柱「ロシア…転子マトリョーシカしかわかりません…」

夢野「んあー、ロシア旅行か…せっかくじゃしデートでもするかのう…?」

星「…デートか…」

赤松「ロシアと言ったら…バレエの名門のチームがあるね!ピアノも凄いんだよね…」

春川「…楓が1番すごい」

最原「…結婚式…」

白銀「民族衣装がとっても可愛いんだよね!」

王馬「へー、いいね!俺もそこまではしたくないけど大総統になりたいよね!」

真宮寺「スターリンのした事はある意味では…歴史に残る偉大な事だったかもしれないネ」

アンジー「ゴン太ー?どうして食べないのー?それ美味しいよー?」

ゴン太「これ蜂の子さんだよ…」

入間「…なんでカップル増えてんだよぉ…オレ様だけ…」

キーボ「げ、元気出してください…」

天海は他のメンバーと一緒について来ていた王馬を睨みつけていた

茶柱「…天海さん、どうしましたか?」

王馬「…にしし」

天海「…っ…!」

東条「…!あなた…!」

天海「えっ…あっ…んむっ…!」

短剣を握り王馬に掴みかかろうとした天海をとっさに東条は抱きしめてディープキスをした。絡み合う音が静まり返った食堂に響く。男子は声も出なくなった。

入間「…えっ…」プシュ-

茶柱「は、はわわ…」

夢野「…んあ…」ゴクン

赤松「だ、大胆…!」

食事時にラブシーンを見せられた他のメンバーはまるで父親が隠していたいかがわしい本を見つけた気分になった。

↓1 天海達のアクション

王馬「…へぇ」

真宮寺「なるほどネ…これはこれで美しいヨ」

最原「…」パクパク

百田「ら、蘭太郎…東条…」

白銀「…アニメでも見ないよ…」

アンジー「おー、神ってるー!」

反応は人それぞれだったが、ほとんど全員が驚愕していた。

キーボ「えーと…皆さんどうしたんですか?食事をするなら早めにした方がいいですよ?」

最原「…」

王馬「…」

夢野「…んあ…」

キーボはこの雰囲気を全く読み取れていなかった。

東条「…んっ…ん…ぷはっ…」

天海「…ふ…はっ…」

東条「…あら…ごめんなさいね、みんな。冷めてしまうから早くお料理は食べて頂戴。私たちのことは気にしないで」

百田「お、おう…そうだな」

星「…お熱いな」

夢野「んあ…」

だが気にするなと言われると却って気になるのが人間の性だった。ヒラメを食べさせる東条に目が行く

天海「…ん…」モキュモキュ

東条「美味しいかしら?」

天海「ええ、美味しいです」

赤松「…ディープキスの次はあーん…」

春川「…東条ってあんなに熱烈だったっけ」

茶柱「…天海さん…?」

天海が立ち上がりかけた瞬間の殺気のようなものを春川や茶柱は感じ取っていた。

↓1 天海達のアクション

春川「…茶柱、星、獄原」

茶柱「…春川さん」

ゴン太「どうしたの…?」

星「…何だ?」

春川「…何かあったら動けるようにして」

茶柱「…そうですね…」

春川達は星やゴン太に声を掛けておいた

最原「…つむぎさん、あの2人…すごいね…」

白銀「…夫婦になったらああいうこともできるんだね」

最原「…」チュッ

白銀「…んっ…」

赤松「あの2人すごいね…」

春川「え…うん」

赤松「ねえねえ、魔姫ちゃん…私たちもイチャイチャしようよ!」

春川「えっ…あ」

キーボ「あれ、入間さん?」

入間「…ふえ…」プシュ-

キーボ「入間さん、入間さん!」

~夕食後 大部屋~

東条「夜に着くから準備をしていておいてね」

アンジー「にゃははー!分かったよー!」

キーボ「いーるーまーさん!」

入間「けっ…何なんだよぉ…あいつら…」

天海「…はぁ…」


↓1 夕食後の天海のアクション(夜まで)

天海は落ち着かない気持ちを抑えて東条と一緒にいることにした

東条「…大丈夫?」

天海「…はい、さっきは取り乱してすみませんでした…」

東条「いいえ、仕方ないわ…パーティーには出られそう?」

天海「ええ、俺は大丈夫です…それにしてもパーティーですか…君のドレス姿、見てみたいっすね。白無垢も素敵でしたが、ウェディングドレスも捨てがたかったっすね...」

東条「…嬉しいわ、そう言ってくれて…ロシアには教会がたくさんあるから最原君たちや百田君たちも挙げられる機会があるかもしれないわね」

天海「…そう言えば教会たくさんありましたね…」

東条「…あなたのお父様がね、本当はロシアで挙げて欲しかったと仰ってたわ。」

天海「俺の父親がですか?」

東条「ええ、それに…流石に早過ぎたみたいでね、少し困惑されていたわ」

苦笑しながら東条がお腹を撫でて言った

天海「…」

東条「前々から洗濯物や部屋の掃除で気づいてはいたけれど…資産家の御令息だったのね。お父様が困惑されるのは無理もないわ」

天海「…何故ですか?」

東条「あなたが成人する前にきちんとした方とお見合いをさせるつもりだったそうよ。当然と言えば当然だけれど…」

天海「…お見合いが普通なんすか?」

東条「…少なくとも資産を持っている方のご家族はみんなそうだったわ。…パーティーでは色々言われるでしょうね…」

天海「…」

↓1 天海のアクション

もちろん構いませんよ。他のメンバーも挙げる機会ができるかもしれません

↓1 再安価

天海「…俺の父親はそのパーティーに来るんですか?」

東条「ええ、いらっしゃると思うわ。各界でもかなりご高名な方だもの」

天海「…妹たちのことは知っているんですか?」

東条「もちろんよ。船で回って捜索されているわ」

天海「…そうですか…」

東条「お父様はあなたの無事を確認して少しだけれど…安心していらっしゃったわ。妹さんたちは今の所怪我も病気もしていないようよ」

天海「…何故わかるんですか?」

東条「妹さん達が怪我や病気になったら分かるようにしているそうなの」

天海「…それなら良かった…早く見つかるといいんすけど…」

東条「そうね…ああ、それと…あまり出たくないなら出席しなくても構わないわ。その時は私1人で出るから」

天海「…君1人で行かせたくないです」

東条「…もう一度言っておくけれど…不快な噂を聞くこともあるのよ、あなた以外の人達もあまり慣れていないと思うから…」

東条は他のメンバーがいる方を少し見ながら言った。

東条「…何よりあなたの相手ができるとは限らないわ」

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「…みんなにも話しましょう。もともとそういうつもりだったんですし」

東条「…そう、分かったわ」

東条は悩ましげな顔だったが、すぐに凛とした顔付きになった

天海「あの、少しいいですか?」

百田「蘭太郎か、どうしたんだ?」

~天海説明後~

赤松「パ、パーティー?」

春川「…私そんなの出たことないよ」

アンジー「んー?お祭りみたいなものー?」

ゴン太「えっと…あ、紳士やレディーが集まる会だね!」

天海「はい、そうなんです。それで…斬美さんが出るんですけど、他の人も連れてきていいらしいんですよ」

真宮寺「パーティー…鹿鳴館の夜会みたいなもの、と考えていいのかな?」

東条「ええ、それで間違っていないわ」

白銀「ということは…ドレスを着てワルツを踊ったりできるの?」

最原「…ワルツ…」

東条「…え、ええ。一つ問題なのが…悪い噂や邪な噂を耳にしてしまうことが…それからマナーが厳しいの」

入間「昼ドラか!」

星「…どちらかというと夜だろ」

夢野「んあ、でもウチはドレス着てみたいの」

茶柱「…転子には無理かもしれないですね…」

百田「…マナーか」

キーボ「社交場でのマナーは厳しいと博士から聞いたことがあります。というか面倒臭いそうです」

王馬「俺は踊れるよ!ワルツくらいならね!」

天海「…」


↓1 天海達のアクション(誰がパーティーに出るか、などの結論を出してください)

~話し合い後~

天海は思い切り王馬を睨みつけていたので王馬はとりあえず嘘をついておいた。

王馬「俺は行かないよー、面倒臭そうだし」

入間「オレ様も行かねーぞ。そんな面倒臭そうな集まり」

キーボ「では僕も…そもそも踊れませんし…」

アンジー「よく分からないからアンジーもやめておくよー」

百田「俺らも舞踏…とかいうキャラじゃないしな…転子はどうする?」

茶柱「転子は…迷惑をかけたくないので…」

百田「そうか…じゃあ俺らも待機しとくぜ」

真宮寺「下衆な噂があると分かれば僕はやめておくヨ」

赤松「ピアノが弾けそうだし私は行くよ!もう弾き足りなくて…魔姫ちゃんの髪で毎晩弾いちゃってるもん…」

春川「…なら私も…というかそれ初めて知った」

ゴン太「じゃあゴン太も行くよ!」

白銀「私は絶対行くよ!リアル舞踏会なんて初めてだもん!」

夢野「ウチが社交界の華になるのも夢ではないのう…」

星「…心配だから俺も行くぞ」

最原「もちろん僕も行くよ」

百田達や入間、キーボ、アンジー、真宮寺は行かず、王馬は表向きには行かずに潜伏し、他のメンバーは行くことにした

東条「…では船を降りるまでにワルツの練習をしましょう。」

行くメンバー「へ?」

東条「踊れないと恥をかくわよ。とりあえず私と踊ってみましょう。あ、あなたは大丈夫よ。踊れることは知っているから」

天海「えっ…は、はい…」

東条はとりあえずダンスの腕を見ることにした

↓1~7 赤松、春川、ゴン太、白銀、夢野、星、最原のダンスの腕(50以上でまあ観れるレベル)

~練習中~

東条「赤松さん、足を踏んだらダメよ」

赤松「えっあ…うん…!」

東条「ホールド…この姿勢よ、保たないと優雅に見えないわ」

春川「…」

赤松「んー…難しいよ…!っあ…!」ツマズキ

東条「…あら…」ガシッ 

赤松はステップからしてうまくいかなかった。

アンジー「んー、神ってないなー」

~春川~

東条「…そこそこ上手だけれど…それだと男性は逃げるわよ」

春川「…楓以外とは踊りたくない」

東条「…気持ちは分かるけれど舞踏会では男性と1度でもいいから踊って頂戴ね」

真宮寺「…春川さんと踊る男性は不運だネ…」

~ゴン太~

ゴン太「こう…かな?」

東条「何とか大丈夫ね…だけれど、手を置くのはこっちの肩よ」

ゴン太「う、うん…!」

東条「…ダンスはまだ大丈夫そうだけど問題は服装の方ね…オーダーメイドかしら」

白銀「やっぱり着替えるんだね…!」

ゴン太「ゴン太は紳士になるんだ…!」


~白銀~

東条「白銀さん、きちんと身体をくっつけないと…」

白銀「で、でも…地味には恥ずかしいし…」

東条「手はこうよ、これもしっかり握ってね」

最原「…結構難しいね」

百田「…俺には無理だな」

白銀「きゃっ!」コケッ

東条「…まず転けないようにしないとね」

~夢野~

東条「…そうね、可愛らしいけれど…」

夢野「そうじゃろ?」

キーボ「…東条さん大変そうですね」

入間「けっ、アジの開きには不向きだな!海の中を泳いでた方がいいぜ!」

王馬「お、ビチ子ちゃん言うねー!」

星「…」ギロッ

~星~

東条「っ…」

星「…すまねえな」

東条「い、いいえ…大丈夫。それにしても上手ね」

星「そうか?」

茶柱「…そもそも上手いとか以前の問題では?」

天海「まあ上手いっすけどね…」


~最原~

最原「…どうかな?」

東条「…まあ…」

最原と東条のワルツは見ていて気持ちが良かった。まさにお手本であった。東条は驚いていたが、上手かったのでそのまま全部踊った。

入間「…ね、根暗原のくせに…」

キーボ「お似合いですね!」

真宮寺「…ほお」

夢野「…んあっ…」

星「意外だな…」

ゴン太「紳士と淑女だね!」

百田「上手いじゃねーか!流石終一だ!」

茶柱「こ、これは…」

アンジー「おー、神ってるねー。絵にしていいかなー?」

赤松「なるほど…ああするんだね」

春川「…」ガンミ

王馬「名カップルになりそうだねー!」

天海「…」

白銀「…」

東条「…最原君、この分ならお誘いがたくさん来るわ」

最原「えっ、お誘い…?」

東条「あなたは聞こえの高い超高校級よ、それにルックスもダンスのセンスも良い。だからお誘いが来ると思うけれど…お誘いを受けても丁寧に断るのよ。間違っても突っぱねないでね。」

最原「う、うん」

ずっとワルツを踊りながら東条は最原に指南していた。

天海「…上手いっすね」

白銀「…お似合いだね…うん」

東条「後は衣装…だけれど、それはロシアに着いてからね」

↓1 天海達のアクション

天海「…練習しましょう。各カップルで」

白銀「うん、それがいいよ」

赤松「…私大丈夫かな…?」

東条「そうね…明日までにはどうにか踊れるレベルにしないと…」

このままだと星や最原以外はパーティーで何を言われるかわからないので夜になる前に練習をすることになった

~練習中~

入間「ったく、こいつらに舞踏会とか大丈夫なのか?面倒臭ぇぞ、あの世界はよ」

キーボ「知ってるんですか?」

ゴン太「ごめんね、ゴン太が相手で…」

春川「…別にいい」

赤松「ちゃららららら ちゃーら らーら らーら ちゃら らんらん !」

アンジー「楓は何言ってるのー?」

東条「チャイコフスキーの花のワルツね」

天海「…よく分かりましたね」

王馬「んー…完璧だねー」

天海と東条の動きを見ながら行くメンバーは練習をしていた

最原「…こう…おっと」

白銀「あっ…!」

最原「大丈夫、僕が付いてるから…」

白銀「…う、うん!」キュン

最原は完全に紳士と化していた

真宮寺「…微笑ましいネ」

百田「な、なんというか…」

茶柱「…か、可愛らしい…」

星「そうだ、こっちの手を握って…」

夢野「い、意外と難しいのう…」

練習は2時間ほど続いた

~2時間後~

東条「…本番までにマナーも踊り方もたたき込むとして…そろそろ車に戻るわ。何か降りる前に聞いておきたいこととかはないかしら?」

↓1 天海達のアクション

突然なんですが、メンバーの過去というか家庭環境についてお聞きしたいことがあって…通信簿では明かされていないメンバーがいるのですが、今後に関わったりもしなくないので聞いておきたいなーと…というかここで決めてしまいたいです。

作者的には

裕福 天海
裕福より 赤松 王馬 真宮寺 最原
普通より上 最原 キーボ 百田 アンジー(島) 白銀 星
普通 茶柱 夢野
野生 ゴン太

入間と東条をどこに入れるべきか迷っています…東条はお嬢様説とかあるんで割とあるんじゃないかなーと思っていますが問題は入間ですね…通信簿は一通りしましたが作者は鳥頭なので入間について何かご存知なら…ないなら決めます。

↓1~5 くらいまでで、意見をください。良いものを採用します。

よくみたら最原分裂してますね…

普通より上 最原 孤児院 春川 も追加でお願いします
↑1~2 も含めて考えさせていただきます

↓3 まで 引き続きお願いします。できれば具体的な家庭環境も書いてくださると考えやすいです

東条は日給100万請求するくらいだしかなり裕福な家庭の一人娘のお嬢様、元から大人び達観した性格だったが実家のお抱えメイドの真似をしてみたら才能開花、親の反対を押し切り独立、メイドとして活躍する一方家族とは一切疎遠。
入間も父親が有名機械メーカーの社長とか裕福な家のお嬢様だったが親が厳格すぎて反動であの性格に、見兼ねた親とは別居、発明家として成功するが親とは気まずい関係が続く。
二人とも才能で既に一人で生計立てて生活してる、みたいなイメージ(妄想)してる。
でも身辺についてゲーム本編で語られてないキャラは別に掘り下げなくてもいいような。特に東条と王馬は出来れば謎のままでいて欲しい。
あと家庭環境に関しては個人的に以下のイメージ
超裕福 天海
裕福 東条 入間
普通上 赤松 真宮寺 王馬 白銀
普通 最原 百田 茶柱 夢野 星
不明 ゴン太(幼少裕福のち野生) アンジー(島) 春川(孤児院) キーボ(ロボ)

上二つ取り入れて(自分のアイデアもありますが)
東条...裕福な一人娘のお嬢様だったが、両親が他界。その後叔母に引き取られ、叔母の家のメイドの真似事で始めたメイド業で才能が開花。才能が項をなして裕福な家庭に。
入間...親が有名機械メーカーの工場を経営。そのため機械をいじる機会が多かったが、父親の厳格さ故に性格が今の状態に。見兼ねた母親が別居を勧める。才能が開花し発明家として活躍し、裕福になるのも、未だ父親とは気まずい関係。母親には仕送りやらなんやらで面識が多く、関係は父親に比べてだいぶ良好。
と、言う感じでどうでしょう?長いですが...

謎は謎でも面白いんですが、やっぱり決めておいた方が書きやすいので…ご意見ありがとうございます。詳しく書いてくださった方を優先して採用させていただきました。入間と東条については>>462>>465をベースにしてもう少し改変します。なので少し謎ができます。

特:アンジー(島) ゴン太(野生)春川(孤児院)
キーボ(博士)
かなり裕福 天海
裕福 東条
裕福寄り 入間
普通上 赤松 真宮寺 王馬 夢野
普通 百田 白銀 星 茶柱 最原

天海: 通信簿より、父親が貿易会社の社長
東条:金銭感覚が少しずれているため。仕草を見る限りは育ちが良さそう。詳しい話は教えてくれない
入間:裕福ではあるがすごい上流というわけではなさそう。こちらも詳しい話は教えてくれない。
赤松:ピアノはかなりお金がかかるため
真宮寺:フィールドワークにもお金がかかる
夢野:マジシャンの師匠に弟子入りには少しお金がかかる?
王馬:高校を見るに普通の家庭ではない?
百田:特別な家庭ではなさそう。祖母や祖父の家に行ったりもする。
白銀:地味。地味だけどそれがいい
星:家族が全滅する前は普通の生活をしてそう
茶柱:丈夫な父母に育てられた。きええ。
最原:割と普通、伯父が探偵なのが異質

こんな感じでどうでしょうか

天海「聞いておきたいことですか…」

天海達は話し合って決めた

白銀「…あの、東条さん…」

東条「何かしら?」

最原「もし踊りやマナー、受け答えで失礼な態度を取ってしまった場合どうなるの?」

星「ロシアでの生活やら旅やらに影響するのか?」

東条「ええ、もちろん。社交界はね、恐ろしいところよ。評判一つで人生が変わってしまうとも言われているわ。」

真宮寺「…まァ、確かにネ…怖い世界だヨ」

百田「…」ゴクン

茶柱「わ、悪い評価をされたら…」

東条「ホテルに泊まれなくなったり、入店拒否されたり…嫌がらせをされるわ。生半可ではない嫌がらせをね」

夢野「ん、んあ…」

天海「…詳しい話をまた聞かせてもらえますか、明日の夜ですよね?」

東条「ええ…そうよ。…そろそろ車に行きましょう。」

明日のことに行くメンバーも行かないメンバーも冷や汗をかいたが、とりあえず車に向かった

~車内~

天海「…みんな寝ちゃったみたいですね」

星「…疲れたんだろうな」

東条「そうね…あら、見えてきているわ。あれがムルマンスクの港よ」

最原「…ごめん見えないや」

キーボ「僕は見えますよ!」

春川「少し見える…」

真宮寺「ムルマンスク…漁業が盛んな地域だネ」

東条「船を降りたら2時間かかるわ、着いた時にもし寝ていたら起こすわね」

7人以外のメンバーはみんな寝てしまった

↓1 天海達のアクション(誰かを起こす、なども可)

最原「そういえば…僕たちがパーティーに行っている間、行かない人は…」

星「…暇だろうからな…観光地とかあればいいんだが」

天海「ムルマンスクはオーロラが見えるはずですが」

春川「…ならそれを見に行けばいい…オーロラって何だっけ?」

真宮寺「光のカーテンみたいなものだヨ。とても美しいから…観光にはうってつけだネ」

東条「そうね…ホテルから見えるはずよ。運が良ければ見られるわ」

キーボ「オーロラですか…見たことがないので見てみたいですね」

ガラガラガラゴトンゴトン

星「…っと、いよいよ下船か」

天海「…ぐっ…」

春川「また気持ち悪そうな顔になってる」

天海「平気です…」

最原「車本当にダメなんだね」

東条「そういえば寄りたいところがあるのだけれど、寄っていいかしら?」

↓1 天海達のアクション

春川「…運転するのはあんたなんだから好きにすれば」

星「ああ、俺らは運転できねーからな」

東条「ありがとう、ではすぐ向かうわね」

天海「…うっ…」

最原「天海君…」

キーボ「どこに…」

東条「すぐに着くわ。」

東条は急いで車を走らせた

~5分後~

天海「…ここは…?」

真宮寺「…暗くてよく分からないネ」

東条「外には出ないでね、少し待っていて頂戴。」

~10分後~

コトッ  

東条が荷物を抱えてきたと思うと座席の間部分に置いた。

春川「…?」

星「…これは何だ…?」

最原「開けてみていいかな?」

東条「ええ、もちろんよ」

パカッ

最原達は高級そうな箱を開けてみた

春川「…え、なにこれ…」

箱にはかなり高価そうなアクセサリー類が入っていた

真宮寺「…同種のイヤリング…ネックレス…リング…あァ、なるほどネ」

同じような箱が4つあった

↓1 天海達のアクション

最原「…パーティーで使うものなの?」

東条「ええ、その通りよ」

ブルルルルブ-ン

真宮寺「パリュールだネ。ということは本物の夜会に参加するみたいだネ」

春川「…ぱりゅーる?」

天海「…女性は夜会では正装で…揃いのアクセサリーをしなければならないんです。」

星「…おい、これ全部本物の宝石じゃねーのか?」

キーボ「イミテーションではないみたいですが…」

東条「当たり前よ、偽物を着けさせる訳にはいかないわ。私の持っているものではサイズが合わないでしょうし…」

春川「…これ…綺麗」

天海「…インペリアルトパーズっすか。もしかして赤松さんのですか?」

東条「ええ、その通りよ。そちらの青いものと赤いものはすぐにわかると思うわ」

最原「サファイアとルビーかな?もしかしてつむぎさんと…春川さん?」

東条「ええ、最後のものは分かるかしら?」

真宮寺「…珊瑚かな?」

東条「ええ、夢野さんのものよ。」

星「…可愛らしいやつだな…いや、それより…」

春川「…これ着けるの?私が?」

東条「ええ、帰ったら身体を洗わせてもらうわね。」

春川「えっ…」

東条「え、じゃないわ。することが山ほどあるのよ。」

↓1 天海達のアクション

テスト投稿です
Skolko nomerov

星「…女の支度は大変だな」

東条「なに言ってるのよ、あなた達もよ。もちろん蘭太郎君もね」

最原「えっ、僕らも?」

真宮寺「男性はエスコートしないといけないから大変だヨ」

天海「まあそれは…」

東条「とにかく急ぐわね」

ブ-ン!

春川「…夜会って何するの…?」

キーボ「踊るんですよ」

~約1時間後 目的地到着~

真宮寺「…ホテルの名前は…」

春川「…読めない」

東条「アヴローラ・ムルマンスクね。確かに難しいわね…」

天海「キリル文字難しいっすからね…」

星「…とりあえず他のやつを起こすか」

キーボ「そうですね起こしましょうか…」

~25分後 フロント~

東条「Skolko nomerov dostupno v nomere?」

ホテルマン「On pochti pust.」

東条「ほとんど部屋は空いているみたいだけどどうしましょうか。」

百田「ふわぁ…よく寝たな…どうする?」

春川「…準備とかあるんじゃ…」

東条「ええもちろんあるけど…部屋を決めた後でね」


↓1 天海達のアクション(部屋割りを決定してください)
↓2 天海の知識判定 85以下で成功。成功するとロシア語が分かります。(ちなみに百田視点では判定なしで分かります)

最原「部屋が余っているなら普通にカップルごとでいいんじゃないかな」

真宮寺「…カップルごとなら余る人がいるけど…」

茶柱「えーと…アンジーさんとゴン太さん…入間さん、キーボさん、と…あと男死2名ですね」

王馬「茶柱ちゃんったら酷いや!」

赤松「えーと…どうしようか?」

入間「オレ様はキーボとだぞ。カルトもデカチンも虚言癖野郎もナメクジも嫌だからな!」

キーボ「あ、僕はそれでいいです…はい」

天海「真宮寺君、悪いんですけどあの…ナスのヘタと一緒にいてもらえませんか?何かあったら困るんで」

真宮寺「あァ、構わないヨ」

王馬「ちょっと!」

アンジー「てことはアンジーとゴン太が一緒の部屋だねー」

ゴン太「よ、よろしくね…」

東条「私の別部屋のキーカードを頂戴」

ホテルマン「ええ、どうぞ。」

天海「別部屋?」

百田「別部屋って何だ?」

茶柱「な、何を話してるかわかるんですか」

東条「衣装が…まあいいわ、とりあえずパーティーに行く人達はこっちに来て」

時間が遅いので、パーティーに行かないメンバーはそれぞれ部屋に戻ったり浴場に向かったりした。

~20分後~

最原「あの、東条さん?一体どこに…」

東条「着いたわ、ここが私の別部屋よ」

カチッ

春川「えっ…」

赤松「うぇえ!?」

白銀「な、何!何これ!この衣装達は…!」

部屋はかなり大きかった。どうやらサウナやら風呂も付いているようだったがそれよりやたら大きな化粧台、マッサージ台。そして数え切れないほどの服だった。

ゴン太「服がいっぱいある…」

天海「えっと…これは…?」

夢野「んあっ…?」

星「…なんだこれは」

王馬「へえ…」

王馬は気付かれないようついて来ていた

白銀「…!ぜ、全部…高価なものだ…素材…」プシュ-

白銀は倒れかけた

最原「つ、つむぎさん!?」

衣装はほとんどドレスだったが、時々タキシードやら燕尾服があった。そしてその全てがかなりの代物だと素人目でも分かった。

夢野「こ、こっちは…髪飾り…?」

春川「…夢野、触らないで。私でもわかる。これ全部高いやつだよ」

アクセサリー類に触る夢野を春川はたしなめた。

最原「…靴もたくさんあるね…」

最原は高価そうな靴をみて尻込みした

天海「あ、これ…いい化粧品ですね。こっちにはペディキュアやマニキュアも…」

↓1 天海達のアクション

東条「男装とかもするのよ。さあ、春川さん」

白銀「男装!?」

春川「えっ…」

赤松「魔姫ちゃん頑張って!」

春川「ちょっ…私は…」

東条「春 川 さ ん」

春川「…はい」

~風呂場~

春川「…広っ…」

東条「そこに横になって」

春川「なん…東条「春川さん」

春川「…これでいいの?」

春川はトルコ式の風呂場に横にさせられた

春川「ひゃっ!?」

東条「あら、意外と可愛らしい声出すのね。そのまま力を抜いて。あなたの力は少し強すぎるのよ。」ワシャワシャ

春川はアカスリを寝かされてされるのは初めてだった。気持ちは良いがくすぐったかった

~風呂場の前~

赤松「…」ゴクリ

最原「あ、赤松さん…おっさんじゃないんだからそんな聞き耳立てなくても…」

白銀「こ、これは…」

天海「…星君のサイズはこれ一つですね…あ、手袋やブラックネクタイもありますよ」

星「よくあるな…なんでこんなに東条はたくさん持ってるんだ?」

↓1 春川のアクション

天海「…ところでこれは一体…」

東条「これは全部私のものよ。」

最原「えっ!?」

白銀「えええええ!?」

天海「…ここで何をするんですか?」

東条「まず身体を洗って体毛を剃るわ。そして香油や…クリームを塗ったり…1番時間のかかる人からするわ。他の人はドレスを選んでいて」

ゴン太「東条さんのものなのになんで男の人のものが…?」

星「…俺のサイズのもあるぞ…」

これ抜けてますね…申し訳ありません

↓1 春川のアクション

東条「…さてと、一度洗うのは中断して試しに着てみましょう」

春川「…やだ」

春川は逃げようとした

東条「だめよ」

~10分後~

東条「…細いからこのくらいかしらね」

春川「ちょっ…苦し…!」

春川はコルセットをしめられていた。

東条「さてと…試しにヌーヴォースタイルにしてみたのだけれど…いい感じね。色も赤と黒で大人らしいわ。」

春川「…似合わない」

東条「似合ってるわ、さあ見せるわよ。」

~部屋~

春川「…」

赤松「き、綺麗…!似合ってるよ…!」

ゴン太「凄いよ春川さん!美人さんだよ!」

星「…ほう」

天海「なかなかいいですね」

白銀「ヌーヴォースタイルかぁ…それに赤と黒…あ、本物のレース…」

最原「…き、綺麗だ…」

夢野「あんなに綺麗になるのか…」

春川はなかなか着こなしていた。

東条「さあ、おしまいよ。春川さん、来て」

春川「も、もういいでしょ…東条「来て」

春川はまた風呂場に連れて行かれた

~風呂場~

春川「…こんなのになんの意味が…」

サリサリ

春川は毛を剃られていた

東条「体毛を剃らないと、誰かに見えると恥をかくわよ」

春川「…」

春川はツルツルになった。下の毛はある程度剃られていたが春川は気づかなかった

東条「さあ、春川さん。この中から好きな匂いを選んで」

春川「…う…」

春川は金木犀を選んだ

東条「では香油とクリームを塗るわね」

ペチャペチャ

春川「…っう…」

慣れない感覚に春川は少しもがいた

東条「動いたらダメよ」

春川は身体を散々ケアされた。身体が良い匂いを放っているので春川は何故か恐ろしくなった。

東条「明日は化粧もあるのよ。」パチャパチャ

春川「…」

春川は長い髪を隅から隅まで洗われ、たっぷりと香油やらクリームを塗られた。

東条「…少し顔を見せて」

春川「っ…!?」

春川は東条に顎を掴まれるとそのまま品定めするように見つめられた

春川「な、何…!」

東条「化粧しがいのある綺麗な肌ね…さてと、マッサージするわね」

春川「っ~~~~!?」

春川は軽く揉まれるとツボをいきなり押された。そして白樺の葉で叩かれる

春川「…な、なんで気持ちいいの…!」

東条「マッサージにもコツがあるのよ」

春川「ちょっ…まっ…!」

~20分後~

東条「では次の人を呼んできてね、あなたはドレスを選ぶといいわ。」

春川「…」ハァハァ

↓1 呼ぶ人を1人指名
↓2 東条達の様子か、ドレスを選ぶ様子かどちらを見るか指定

~部屋~

春川「…」

春川が外に出て見ると、他のメンバーは色とりどりの衣装を選んでいた

天海「やっぱり正装ならこれがいいですよ」

最原「あ、これなら見たことあるよ…」

星「…ブラックタイでいいか…」

夢野「なかなか似合っておるではないか」

天海「後女性は手袋は必ずしないといけませんね」

白銀「あ、それは聞いたことがあるよ…手袋をしていないと裸も同然なんだってね」

赤松「ふえ…そうなんだ」

春川「…楓、次は楓だよ」

赤松「あ、魔姫ちゃ…へっ!?さ、さっきより肌が…」

赤松は春川の肌が美しくなっていることに気づいた。

赤松「…じゃあ行ってくるね!」

春川「…うん」

~浴室~

東条「次は赤松さんね、そこに横たわって…」

赤松「うん!それにしても…すごく綺麗になれるんだね!」

東条「そうね…でも一人前のレディーになるには当たり前のことなのよ」ワサワサ

赤松「ぴゃあ!?」

赤松は気持ちよく、それでいて痛くない程度に擦られ始めな

赤松「ん…んん…」

東条「あらあら、力を抜いて…今は身を委ねて頂戴。」

赤松「あ…で、でも…」

赤松「(こ、この繊細な手つき…理想的な擦り具合…そしてマッサージを挟んでいる…だ、だめ…私…東条さんに委ねちゃいそう…!」

東条「声に出てるわよ」

赤松「はっ!?ぴゃあああ!」

赤松は全身を洗浄された。

東条「では毛を剃るわ」サリサリ

赤松「あ…ふ…」  

赤松「(な、なんとも言えない…気持ち良さ…)」

赤松はマッサージや毛剃り、アカスリを筆舌に尽くしがたいテクニックで施されていた。

~10分後~

赤松「ん…んんぅ…」

東条「塗らなくてもいいくらい綺麗ね」ヌルヌル

赤松はたっぷりと桜の匂いのする香油をつけられていた。その感覚に思わず尻込みしていたが、やがて髪にもつけられ、肌にたっぷりと軟膏やクリームを塗られた

~20分後~

東条「これでいいわね。では赤松さん、次の人を…」

赤松「…ひゃ、ひゃい…」

~3時間後~

ようやく全員の全身の肌のケアが終わった

最原「…く、くう…」

白銀「ふあ…」

星「…なかなかだな」

夢野「んあっ…」ビクビク

春川「み、みんなが東条の犠牲に…」

赤松「わあ、お肌凄いよ!」

ゴン太「ありがとう、東条さん!」

東条「いえ、いいのよ…これもメイドの仕事だから…では、明日の8時にここに集合してね。」

天海「…肌が…」

東条はそれから化粧や髪、正装の準備、さらに社交界でのルールについて教えるために、と8時に集まるように伝えた。他のメンバーはあらかた衣装に目星を付けておいて、解散した

天海「…」

天海は一つ気になることがあった。それは何故夢野サイズのドレスまであるのか、ということだった。仮にメイド時代に来ていたとしても身長が合わない。これは全て東条のもの、ということであればレンタルもあり得なかった。

東条「少し骨が折れたわね」

皆に施術する前よりツヤツヤと東条は輝いて微笑みながら東条はそんなことを言っていた

↓1 天海のアクション

天海「お疲れ様です。ずいぶん楽しそうですね。生き生きしていて、可愛らしいですよ。」

東条「あら、そう見える?」

東条はとても楽しそうだった。天海はそんな彼女が可愛くなって本心のままに口にした

東条「ああいう主人のケアもね、イギリスではメイドの仕事だったのよ。特にコルセットを着けたり、毛を剃ってさしあげたり…私はヴィクトリア朝のメイドが好きなの…憧れていてね…」

珍しく口数が多くなる東条を見て天海は思わず微笑んでいた。

天海「ヴィクトリア朝と言えばまさしくメイドですからね…ところで、このドレスや燕尾服って全部斬美さんのなんですよね?星君や夢野さんのサイズまであるなんて...どうしてこんなにあるんですか?」

天海はにこやかに笑いながら少し気になる程度の気持ちで尋ねた

東条「…!」

カタンッ

天海「あっ…!」

天海が尋ねた瞬間東条の目が凍りついた。そして持っていた手鏡を落としてしまった。天海はその様子を見て驚いて目を見開いた

東条「…良かった…割れてないわ…とんだ失態ね。ごめんなさい」

天海「…斬美さん?」

東条「…あれはね、報酬よ。以前受けた依頼の報酬」

天海はどう聞いても嘘だと分かった。

東条「…とりあえず、夜も遅いから部屋に帰りましょう」

天海「…はい」

~天海達の部屋~

天海「広いっすね、セミスイートくらいですか?」

東条「ええ、ここは広い部屋が多いのよ」

東条はアロマを焚いていた。そしていつの間にか黒いネグリジェに着替えていた

天海「…斬美さ…んっ…!」

天海は突然抱きしめられて驚いていた

東条「…愛しているわ…」

天海「斬美さん…?」

何度も愛している、と天海はベッドの上で聞かされた。東条は天海の服に手を滑り込ませると、自分が手入れした肌をずっとガラスでも触れるかのように触っていた。

↓1 天海のアクション

天海「…」

天海は気持ちを抑えると、東条の背中を撫でた。

天海「あの服のこと…本当のことを教えてもらえませんか?」

東条「…」

天海はなんとなく想像がついていたが、東条の口から聞きたくて尋ねた

東条「…あなたも想像がついているんじゃないかしら」

天海「…」

東条「…あれは私の幼いときの服よ…歳で言えば…10の時のものかしら。星君サイズのものはもっと小さい時の服よ」

天海「やっぱり…」

天海は夢野サイズの方の服が何着もあったことを思い出した。どれもこれもかなりの物だった。

東条「…喉が渇いたでしょう、飲み物を持ってくるわね」

東条はそれ以上は話そうとせずにクイーンサイズのベッドから起き上がると冷蔵庫から瓶を取り出し、小さなグラスに入れると戻って来た

天海「…この匂いは…クワスですか?」

東条「ええ、そうよ。慣れると美味しいのだけど…」

天海「最初は少し微妙なんですよね…」

そんな会話をしながら天海は飲んでいたが、やはり先程の出来事の方が気になった。

↓1 天海のアクション

東条「…さあ、そろそろ寝ましょうか」

天海「…そうですね、8時には起きないといけませんから…」

グラスを洗い終わると照明を消して、天海達は寝る準備を始めた

東条「おやすみなさい」

天海「…はい、おやすみなさい」

天海は気になってはいたが、やはり眠気には勝てず東条に寄り添って眠った

~早朝 6時~

天海「…ん…」

東条「あら…早いのね。3時間程しか眠ってないのに…」

天海「ああ、俺は…旅をしていた時は朝早い方なんで…」

東条「それはいいことね…朝食会場に行きましょうか?」

天海は起きると顔を洗い、髪を整えた

天海「ん…そうですね。というか開いてるんですか?」

東条「ええ、ここのホテルは5時から開いているのよ」

天海「すごい早いんすね…お腹空いてますし行きますか」

東条「みんなが来る前にあなたの準備もしておきたいし、そうしましょうか」

~ホール~

天海「やっぱりまだ誰も来てませんね」ゴク

東条「そうね…ん、やっぱり美味しいわね。」

2人で紅茶を飲みながら、ジャムを舐めていた。

天海「緑茶よりも紅茶が好きなんすよね」

東条「ええ、緑茶もいいけれど…紅茶の方が慣れ親しんでいる味だから…」

2人は穏やかに会話をしていた。

↓1 この後の天海のアクション

天海「…あの、斬美さん」

東条「どうしたの?」

天海「君の家族の話を聞かせてくれませんか?」

東条「…」

天海「いつも俺の家族の話ばかりしてる気がして…君の家族のことも聞いてみたいんです」

天海はできるだけ自然に話を切り出してみた

東条「…そうね、あなたの家族のことばかり聴いていたわね。私は…まあ普通に育ったわ。ほとんど不自由することはなかったわね」

天海「…普通…」

東条「家事が得意だったから…メイドの仕事では困ることはなかったわ…これだけよ」

天海「…そうですか…」

天海はアルバイトでメイドをするような娘が普通の家庭で育つとは思えなかった。それに親兄弟の話も全くないので少し不思議だった

↓1 天海のアクション

天海「…まあ、俺と斬美さんももう家族ですけどね」

東条「…そう、ね…」

天海は察して、今は探らずに空気を戻すことにした。

天海「そういえば、今日の予定はどうなっているんですか?」

東条「8時から12時まで支度をして、13時にはホテルを出ないといけないわね。」

天海「その前に…どこで舞踏会は開かれるんですか?」

東条「サンクトペテルブルクに近い、エカテリーナ宮殿…もう知ってるんじゃないかしら?」

天海「ああ…靴にキャップを履かないと入れなかった場所ですね」

東条「ええ、以前はね…今は社交場になってるわ」

天海「それで、そこに…何時に着くんですか?」

東条「16時くらいに着くわ、結構掛かるわよ。」

天海「ということは…夕食も?」

東条「ええ、もちろん…だからしなければならないことが山積みなのよ。食事についても色々あるから」

天海「…なるほど」

天海は時計を見てみたが、まだ7時だった

↓1 天海のアクション

↓1 夫婦で何かしたいことがあればどうぞ(できるだけのんびりしたもので)

天海「せっかく2人きりなんでゆっくりしませんか?」

東条「…そうね、でもここでするわけにはいかないわ」

ウェイター「…」

天海「…ああ、なるほど」

東条「衣装部屋に行きましょう」

天海「そうですね」

~別部屋~

天海「ん…」

東条「…」フ-フ-

天海は衣装部屋のソファで膝枕されていた。そして耳かきも受けていた

東条「綺麗ね、お手入れをしっかりしているのね」

天海「身だしなみは整えたいんで…んっ…」

東条「…それにしてもこんなにピアスが…一旦外すわね」

天海「あ…はい」

~5分後~

ボッボッ

天海「!?」

天海は何事かと思って見てみると東条が耳にポンポンと熱くない程度に炎を当てていた

東条「耳毛処理よ、安心して」

天海「は、はあ…」

↓1 天海のアクション

天海「…」

天海はしばらく横になっていたが、今度は東条を自分の膝に寝かせた

東条「…蘭太郎君?」

天海「次は俺にさせてください」

東条「あら…でもあなたの手を煩わせるほど…」

天海「いえ、お礼がしたいんです」

東条「…分かったわ」

天海は耳かきで東条の耳を触ってみたが、全く汚れていなかった。そして耳毛もなかった

天海「…ふふ、綺麗ですね」

東条「あっ…!」ピクッ 

天海が耳元で囁くと東条の身体が少し跳ねた

東条「…いきなり…吃驚するじゃない…」

天海「はは、すみませんっす」

天海は可愛いと思いながらしばらく東条と過ごした。

東条「…あら、8時ね。そろそろみんな来る頃だわ」

天海「おっと、では…」

ガチャッ

最原「おはよう、東条さん…」

白銀「おはよう…肌がやっぱり全然違うよ…!」

ゴン太「おはようございます!」

春川「…」ビクビク

赤松「すっごくお肌がピチピチだよ!」

夢野「餅みたいじゃ…」

星「…ロシアの飯は変わった味だな」

東条「みんな、おはよう…早速だけど…」


↓1 何の準備から始めるか(衣装、化粧、社交ルールの中から)
また、何かみたいアクションなどがあればどうぞ(試しに燕尾服を着た最原に思わず女子がときめく、など)

東条「まずは衣装から支度をしましょうか」

エビシオ『…』ヒョコ

ゴン太「わわっ!?」

夢野「んあっ!?」

東条「どうしたの?」

春川「…なんでこいつもメイド服を着てるの?」

東条「細かいことは気にしなくていいのよ、まずは靴から選ぶわね」

東条は白い箱をたくさん持って来た

春川「…なにこれ…」

東条「女性用の靴よ」

赤松「わあ!見て、これ可愛いよ!」

赤松は紫色と赤色のパンプスを持っていた

東条「ああ、それは揃いのドレスがあるのよ…春川さん、この赤色の方を履いてみて頂戴」

春川「…分かったよ」

白銀「…こ、これは…」

春川が渋々履いている間白銀はガラスの可愛らしい靴を見つけて興奮していた

最原「えっ…もしかしてこれ…ガラス?」

夢野「んあ!シンデレラか…」

星「…ガラスの靴か、履けるのか?」

東条「ああ…それは履けなくはないけど歩きにくいわ、他のものがいいわね。その水色のフランス靴とか…」

コケッ

春川「あっ…!」

ゴン太「春川さん…!」

慣れないヒールに転けそうになった春川をゴン太は反射的に抱きとめて支えた

東条「…素敵ね」

白銀「ご、ゴン太君…」

赤松「…」ギュウ

春川「…ごめん獄原っ…!?」

ゴン太「わっ!?」

赤松「怪我はない?魔姫ちゃん…ゴン太君、ありがとう!」

星「…やるな」

天海「ゴン太君は本当に紳士ですね…」

最原「うん…」

↓1~3 赤松、春川、白銀の選んだ靴。(東条のも選びたい場合は明記してください。)
↓4 天海達のアクション

あ、選んだ靴というのは靴の種類や色などを決めてくださいということです。先ほどの紫色のパンプスとかそういうのです。ちなみに男子は統一なのでご了承ください

↓1~3 再安価
↓4 天海たちのアクション

赤松「うん、色違いのものがあって良かったね!」

春川「…うん」

赤松達はヒールに慣れないのでそこまでヒールが高くないものを選んでいた。

天海「お、やっぱりピンクっすね…なかなか可愛いっす。春川さんは赤色っすか…イメージと合ってますね」

最原「レースとリボンの色違いでお揃いもの…」

白銀「うんうん、2人とも可愛いよ!」

赤松「白銀さんのはエレガントだね!」

春川「…あんた、そんなに高くて大丈夫なの?」

白銀「これでも低い方だよ!」

東条「3人共良く似合ってるわ…」

夢野「しかし3人共個性が出てのう」

星「…ピンクは赤松、黒と赤は春川…それに白レースやパールは白銀らしいな」

ゴン太「みんな凄く可愛いレディだよ!」

東条「では赤松さん達はヒールに慣れていないだろうから練習しましょうか」

春川「…うん」

~練習中~

春川「…ふ…っ…」

赤松「結構大変だね…!」

ゴン太「大丈夫だよ!」

天海「…微笑ましいっすね」

最原「うん…春川さん優しくなったな…」

ゴン太と赤松が春川の腕を取って歩く様子を他のメンバーは見ていた

東条「さてと、そろそろ化粧に入りましょうか」

星「化粧か…」

夢野「ウチ化粧なぞ初めてじゃ…」

東条はメンバーを男子と女子と分けて化粧室に連れて行った

~45分後~

星「…なんだろうな」

天海「やっぱり少し違いますね…あ、この匂い…」

最原「いい匂い…」

ゴン太「これが紳士の匂いなんだね…」

男性陣は香水をつけられていた。天海と星はピアスを外されている。ゴン太は髪を結ばれていてツヤツヤだった。そして最原と天海はまつげを上げられていた。

ゴン太「でも東条さん大変そうだね…」

天海「…自分のメイクは大丈夫なんすかね…」

最原「メイクとかされているだけでも疲れちゃうのにね…」

星「慣れてるのかもな…」

↓1 天海達のアクション

最原「…天海君、凄いね…」

星「…本物の貴族様みてーだな…」

ゴン太「やっぱり天海君は紳士なんだね!」

天海「いや…最原君達も凄いですよ。子爵の令息みたいです」

星「…俺はまるで七五三だな」

最原「いや…むしろ令嬢の父親みたいな…」

天海達はお互いの変貌ぶりを褒め合っていた

~女子部屋~

東条「…ふう…」

白銀「…ふあ…」

赤松「…ひえ…」

春川「…誰これ…」

夢野「んあ…」

そしてこちらの4人もまた自分の変貌ぶりに驚いていた

赤松「ほ、本当に私…?」

赤松は髪をねじられて、まるでオーロラ姫のようになっていた。金髪は輝いて、唇はバラ色だった。金色の睫毛や眉毛も綺麗に整えられ、本物の令嬢のようだった。

春川「…」

春川の方は赤い口紅をひかれていた。より一層肌の白さが際立っている。髪の艶めき具合といい、白雪姫のようだった。赤松より抑え気味に巻き毛を加えられ、髪はハーフアップ風に上げて、床にはつかず、まるで別人だった

白銀「ほ、本当に…舞踏会に…」

白銀は眼鏡を取られた。代わりにコンタクトを渡されて、入れてみると自分の姿がはっきり見えた。地味だ地味だと言ってはいるが、白銀は普段見られている分、よりフェロモンが出ている。こちらは女王のように髪を一部三つ編みにして纏め上げられていた。

夢野「んあっ…やはり…ウチ…結構可愛いのでは…?」

化粧をした夢野は抱きしめたくなる可愛さだった。髪は少し櫛を通して整えられ、後は敢えてそのままにしている。前の3人とは違う魅力を兼ね備えている夢野はそれをますます増加させていた。全員に共通しているのは身体から芳香を放っていることだった。

東条「夢野さん、これを…」

東条はヒールはさほど高くない色が可愛い靴を夢野に履かせた。

東条「やはりあなたには赤色系統が似合うわね」

夢野「そ、そうか…?」

東条「ではドレスをこっちに持って来ていてね。他の道具は私が持ってくるから」

赤松「う、うん…」

~男子部屋~

部屋を出た東条はまた男子部屋に入って来た

東条「さてと…服を着ましょうか」

天海「あ…斬美さん。何か手伝えることはありますか?」

東条「もちろんあるけど…とりあえずこれから着て頂戴」

東条に言われるまま、男子達は夜の正装の服に着替えた

~30分後~

最原「…これ僕?」

東条「…いいわね、なかなかだわ」

東条が満足そうに息をつく中、男子達はまた自分の変貌ぶりに驚いていた

天海「イカ胸シャツに…燕尾服…白手袋、ホワイトタイ…やっぱり最高の正装っすね…」

星「…俺がこんなのを着ていいのか?」

ゴン太「わ…わ…」

天海以外はこの格好に慣れていない。少しそわそわとしていた

東条「さて…とりあえず社交ルールや踊り方なのだけれど…あなた、手伝ってもらえるかしら?」

天海「ああ、もちろんですよ」

最原「…凄いね…」

星「…ああ…」

ゴン太「紳士とレディだね!」

最原達はしばらく手本を見せられた。そして礼儀作法、食事のルール、ダンスなど男性側のマナーを叩き込まれた。その時の東条の顔はかなり怖かった

~30分後~

東条「ではテストするわね」

天海「…ふう…」


↓1 最原の社交度(補正 70以下にはならない)
↓2 星の社交度(補正 60以下にはならない)
↓3 ゴン太の社交度(補正 40以下にはならない、社交度が50を下回るとあからさまに嫌がらせをされます、30以下だともっと酷くなります)

~10分後~

東条「完璧とまでは言えないけど…合格よ。これなら十分社交界に出られるわね」

最原「本当…?良かった…」

東条「ええ…ただ…あなたはダンスは完璧だけれど…女性から声を掛けられると緊張してしまいがちだから気をつけてね」

最原「う、うん…」

天海「星君は他の女性のエスコートが難しいかもしれませんね…夢野さんとできればずっと一緒にいられたらいいんすけど…ゴン太君はもう少し力を抜くっすよ」

星「ああ…なにせこの身長だからな…」

ゴン太「う、うん!頑張るよ!」

東条「では私はお姫様たちの支度をしてくるわね」

東条は安堵して女子部屋に移った

星「…お姫様か…」

ゴン太「凄く綺麗なんだろうね…」

~女子部屋~

赤松「あ、東条さん…」

春川「…支度…?」

東条「ええ、今からコルセットを締めたりするから…少しきついけど我慢して頂戴」

白銀「う、うん…」

夢野「ウチもプリンセスに…」

それから赤松達は地獄のような着付けと猛特訓を受けた。コルセットを締められ、慣れない手袋をはめ、扇子を持たされ、貴族達も大変だったのだな、と赤松達は思っていた。だが同時に新鮮味や興奮も感じていた。

~1時間後~

東条「…」

エビシオ『…少シ…疲レタ…』

春川「…だろうね」

アクセサリー類まで付け終わった赤松達はまるで別人だった。


↓1~4 赤松、春川、白銀、夢野のそれぞれの格好を指定(ドレスの種類、色など。またそれぞれのコンマで社交度も判定。春川は50以下、夢野は30以下にはならない)

言われてみれば赤松も白銀も一応知識としてはあるかもしれませんね、補正+10しておきます。

赤松「…ふえ…」

白銀「あ、赤松さん…本物のお姫様だ…」

春川「…」キョロキョロ

夢野「んあ…」

赤松「いや…白銀さんも…魔姫ちゃんも…夢野さんも…」

赤松は完全に姫だった。可愛らしいミルキーピンクのプリンセスラインドレスで花の刺繍をあしらったレースが何段も重なっている。赤松の金髪とよく合っていた。胸元は開かれて編みかけのレースが隠してはいたが赤松の谷間が魅力的だった。

白銀「色気がすごいよ…春川さん…夢野さんは凄く可愛い…」

赤松「このドレス…凄い大人っぽい…」

春川「…」キョロキョロ

春川はマーメドラインの赤いドレスだった。ワインのような赤色で、落ち着いた大人の雰囲気だった。だが黒レースやリボンがあしらわれ色気を出しているだけでなく可愛らしさも感じさせた。露出はほとんどなく春川の細い身体の魅力を引き出させるドレスだった。

夢野「大人じゃな…」

春川「…肩…すごいね」

白銀「…そうかな…?」

赤松「白銀さんにぴったりだよ!」

白銀は肩を大胆にもさらけ出していた。ドレス自体は白銀の髪に合わせてラピスラズリのような色でタイト目のシンプルなAラインドレスだった。胸元には黒地の白ストライプの入ったリボンのみが主張している。地味なドレスではあったが肩や肌で艶めかしさが感じられた。髪型もそれを手助けしている

春川「…あんた可愛いよ」


赤松「うんうん…!」

夢野「んあっ…そうか…?」

白銀「抱きしめたい…!」

珍しく春川が褒めていたが、確かに夢野は可愛がられている箱入り娘のようだった。膝丈の白銀と同じくAラインのドレスで可愛らしさを増させているピンクと白レース、そしてこれまた可愛らしい赤いリボン、袖付けと袖口にギャザーを入れて膨らませたパフスリーブだった。

東条「…これはなかなかの出来ね。」

夢野以外のメンバーは更に化粧を加えられていた。赤松は更に目元を明るくされ、春川は睫毛を上げられアイラインを引かれていた。白銀はなんとラピスラズリの粉を上まぶたに引かれ、下まぶたには緑色を使われていた。

東条「…さて、疲れているところ悪いのだけど、社交マナーについて教えるわ」

赤松「う、うん…!」

春川「っと…」コト

白銀「社交マナー…」

夢野「ウチが覚えられるかのう…」

~更に30分後~

東条「…」

流石の東条も疲れ始めていた

赤松「ご、ごめんね…」

東条「いえ…春川さんと夢野さん、白銀さんはまあ大丈夫かしら…問題は赤松さん達ね…男女ペアでないとダメなのよ」

白銀「えっ、それって…」

春川「…私たちはダメなの?」

東条「基本的には…」

夢野「んあ…どちらかゴン太と一緒に行けばいいんじゃないかのう?」

赤松「うーん…」

↓1 春川と赤松についてどうするか(そのまま2人で行く、など)

赤松「あ、そうだ!私と魔姫ちゃんとゴン太君と一緒に行ったらいいんじゃないかな?」

春川「え…」

白銀「それは大丈夫なの…?」

東条「…3人で…」

夢野「んあ…ゴン太は両手に華じゃな…」

東条は少し考え込むとまた顔を上げた

東条「…仕方ないわね、構わないわ」

赤松「本当!?ありがとう!」

春川「…大丈夫なの?」

東条「変な勘違いをされることもあるだろうけど…そこは抑えてね」

白銀「変な勘違い…?」

夢野「んあー?」

東条「さてと…いま12時前ね…あともう少し社交マナーについて叩き込めるわ」

夢野「んあっ!?」

春川「えっ…」

白銀「どーんと来い!だよ!」

赤松「うん、頑張るよ!」

それから12時30分になるまで赤松達は再びみっちり叩き込まれた



↓1 コンマで出た目を4で割った数だけそれぞれの社交度が上昇
↓2 パーティーに行かない組を見てみるかパーティー組みの馬車を見てみるか指定

~30分後~

東条「結構上達したわね…ではそろそろホテルから出るわ。持っていくものは確認できたかしら?」

白銀「うん、扇子やハンカチも持ったし…」

春川「…だいぶ慣れた」

赤松「なんとか行けそうだね!」

夢野「んあー…」

東条「ではホテルの表に馬車が来ているはずだから、そこで待っていてね。男子も来たら好きな人と乗っていいわ」

春川「…分かった」

白銀「ちょっと緊張してきたね…」

赤松達はゆっくりと馬車の方に行った

~10分後 男子部屋~

エビシオ『…ソロソロ出カケル』

最原「あ、分かったよ」

天海「女子はもう外に?」

エビシオ『待ッテル』

ゴン太「分かったよ!」

星「…どんなもんなんだろうな、全く縁のない世界に行くわけだが…」

星達は男子部屋の外に出た

エビシオ『コッチ…』

~ホテルの外~

白銀「あっ…みんな…終一君!かっこいい…」

最原「…あ…つむぎさん…」

ゴン太「わあ…!」

赤松「す、凄い…本物の燕尾服だよ!」

春川「…馬子にも衣装?」

夢野「それは褒め言葉なのか…?」

星「…可愛いな…」ボソッ

天海「あれ…」

エビシオ『主人ハモウスグ来ルノデ先ニ乗ッテテ、ダソウデス』

天海「ああ…そうですか、じゃあ乗りましょう」

金色と黒、銀色と水色の馬車を見てお互いの格好に驚いているメンバーはとりあえず乗ることにした。

御者「…そろそろ出発か…手綱をこっちに」

王馬「はいはーい!」

だがいつの間にか王馬が衣装をかっぱらって御者台に乗ってることには気付いていなかった

↓1 それぞれどちらの馬車に乗るか指定

言葉が足りませんでしたね
例えば金色に 赤松春川、銀色に星夢野、という感じです

↓1 再安価

本当に申し訳ありません…金と黒、銀と水色は同一の馬車です。それから東条の乗る馬車も指定してください

↓1 再再安価

~銀と水色の馬車~

白銀「わあ、内装も可愛いよ!」

夢野「何じゃろう…不思議の国のアリスみたいじゃな…」

春川「…可愛い…」

赤松「本当にお姫様になったみたい…」

白銀「十分お姫様だよ!」

内装もこれまた凝っていた。クッションは羽毛でカーテンはシルクだった。装飾もまた水色と銀色であしらわれていた。

~金と黒の馬車~

最原「…かっこいい…」

星「どっかの映画で見たんだが…こういう馬車を…」

ゴン太「凄いよ!紳士が載っている乗り物だよね!」

天海「しかし中も真っ黒ですね」

最原「でもそこがいいんだよね」

天海は内心東条の格好が見られなかったので少し落胆したが着いたら見られるだろうも思って最原達と雑談することにした

~女子~

カタッ

東条「待たせたわね、ごめんなさい」

赤松「あっ、東条さ…」

春川「……着こなしてる…」

ドアを開けて東条が入って来た。仕草は赤松達と比べるととても慣れていて優雅だった。着ているドレスはバッスルスタイルでヒップラインが強調されていた。色は薄紫の下地に濃い紫の装飾でスカートの前面は三段のフラウンス飾りがされていた。黒いヘッドドレスには何か模様が刺繍されている。

夢野「んあ…白いのう…」

胸元が開かれているので白い肌が覗いている。顔の化粧はドレスに合わせているのか紫でアイメイクしていたのでより気品が増していた。赤松達と同じく唇はふっくらしていたが、色はより大人らしい色だった

赤松「お、大人だ…」

東条「…どうしたの?珍しいものを見るような顔をして…それにしてもみんな綺麗ね」

白銀「東条さんが綺麗にしてくれたおかげだよ…それにしても地味な私が行っていいのかな…?」

春川「全然地味じゃないし…」

夢野「…んあー…」

~男子~

最原「…結構かかるみたいだし何かしない?」

天海「でも何するんですか?」

↓1 天海達のアクション

↓1 猥談の内容を指定、紐パン履いて欲しいなど何でも可

最原「うーん…雑談かな?」

ゴン太「お話し合い?」

星「まあ馬車の中でできることはそのくらいだよな」

天海「じゃあ…何話しますか?」

最原「…えっと、その…じゃあ…夜の方の誘い方とか…」

天海「ぶっ…!?」

星「…頭打ったのか?」

ゴン太「夜の誘い方?」

最原「いや、もう僕らにとっては真剣な話だよ」

最原はとても真剣そうな顔をしながら言った

天海「まあそうですけど…」

星「…」

ゴン太「よく分からないけど、とっても大事な話なんだね?」

ゴン太までが真剣な顔になったので天海達も呑まれてしまった

最原「やっぱり悩むよね…拒否されたらどうしようとか…」

天海「そうですね…」

燕尾服を着た超高校級の男子達が馬車の中で猥談している様子はなかなか異様だった

星「…で、最原はどんな意見なんだ?」

最原「ムードを作ってあげること…かな…」

星「だがいくら作っても断られることはあるぞ」

天海「俺は結構ムードを作ったらグイグイいっちゃうっすからね…」

ゴン太「…えっと…ゴン太は…」

星「…ああ、ゴン太は分からないよな、例えば…夜、好きなやつと一緒に寝たい時にどう誘うか、って話だ」

ゴン太「うーん…ゴン太はね、一緒に寝て欲しいって言っちゃうかな」

~10分後~

天海「…」

星「…」

ゴン太「たくさんお話しできたね!」

最原「うん…」

天海「…あんまりこういう話すると試してみたくなるのでいけませんね…」

最原「確かに…」

↓1 この後の天海達のアクション(更に過激なトークで盛り上がる、など)

最原「…ねえ、時間まだ全然あるみたいだし…自分のパートナーの可愛いところ自慢しようよ。…あっちの方で」

天海「…え、ここでですか?」

星「…」

ゴン太「?」

他に喋る事もないので結局天海は乗った。星とゴン太はしたことがまずないので聞いているだけにした

最原「じゃあさ、まず…シているときどこが好き?」

天海「やっぱり声っすよね、いつものキリッとしたような声が凄く甘い声になるんす」

最原「東条さんの声が?」

天海「そうですね、凄く蕩けたような声に…」

最原「全然想像できない…あ、でも確かにそういう時の声や言葉は好きだな」

星「…」

天海「ああ、俺は…斬美さんってたまに自分からしてくる時あるんすけど…結局俺にやり返されるところが可愛いですね。最原君はどうですか?」

最原「…やり返される?」

天海「ええ、結局攻められるところは凄く可愛いです」

最原「…やってみたいなぁ…あ、でも来てっておねだりするところは可愛いな…」

天海「おねだりっすか…」

最原「うん、天海君はないの?」

天海「ああ…そういえば、足上げないで、とか…やっぱり早く来て欲しいとは遠回しに言ってきますね…遠回しなのが可愛いです」

最原「確かに直接言うのもいいけど…遠回しに言ってくれると清楚感あるよね」

ゴン太「うんうん…」

星「…メモしてるのか」

最原「そういえばつむぎさん…結構胸を弄ると感じやすくなると言うか…すぐ達しちゃうんだよね」

天海「へえ…俺の場合は足を上げるとすぐ…それから鎖骨が凄くいいみたいなんですよね」

星「…」

ゴン太「鎖骨…」

星はなんとも言えなくなり、ゴン太はメモをしていた。

天海「…結構語りましたね」

最原「かれこれ30分は…」

↓1 他に何かしてみるか、する場合は内容指定、しない場合女子の方に行くか、16時まで飛ぶか指定

星「…こう言ったらなんだが…お盛んなんだな」

天海「はは…おかげさまで…」

最原「まあ…良い夫婦の証拠…だと思ってるし…まだ夫婦じゃないけど」

ゴン太「えっと…夜たくさん一緒に寝た人とは良い夫婦になれるんだね!」

星「…まああながち間違っちゃいねーか」

~女子~

白銀「ところで、夢野さんは星君のどこが好きになったの?」

赤松「あ、確かに気になっちゃうよね!」

夢野「んあ…ウチは非力じゃろ?無人島や無人島から出てきた時もウチは怖くての…じゃがあやつは側にいてくれてのう。まあ一緒にいただけじゃが…それに動物が好きなやつに悪い奴はおらんじゃろ」

こちらはこちらで健全なパートナー自慢大会を行なっていた

東条「なるほど、危険な時に側にいた人に好意を持つのもおかしくないわね」

春川「…夢野から喋り出すとか珍しい」

夢野「んあっ…次は…白銀、お主が喋るのじゃ。最原の魅力をな」

白銀「え、私が?…うーん、男らしさもあるのに可愛かったりするところかな」

赤松「男らしさもあるのに…」

春川「可愛かったりする?」

白銀「うん、私に告白した時も、プロポーズした時も…凄く真剣に…どもりながらでも伝えてくれたんだ。嬉しかったんだらとても…」

東条「確かに、最原君は普段は戸惑っているイメージもあるけれど、いざという時は結構しっかりしているわよね」

白銀「そう、そうなんだ!」

夢野「なるほどのう…では東条、次はお主じゃ」

東条「蘭太郎君は…そうね、あえて言うけれど…嫉妬深いところよ。」

春川「…嫉妬深いのがいい?」

東条「彼はね、とても大事な妹さんがいたでしょう?だから妹さんが見つかればわたしに興味を無くすのではと…恥ずかしいけれどとても悩んだの」

赤松「ああ、…シスコンだもんね」

東条「そうね…でも一線を超えた相手なら欲してくれるとわかって…心が弾んだわ。恋の嫉妬というのは少なくとも相手を大切にしていないと生まれないものだから」

白銀「…確かに嫉妬してくれた時は嬉しかった…」

夢野「ジェラシーというやつか…確かに乙女の憧れではあるのう…ではお主ら、好きなだけ惚気るが良い」

赤松「うーん、魔姫ちゃんの魅力…全部かな?」

春川「…じゃあ私も…」

東条「あら、それがいいなら私も…」

白銀「いやいや、ダメだからね!具体的に言ってよ!」

赤松「うーん、魔姫ちゃんってさ…とても可愛いんだよ。言い切れないくらいに。凄く愛情深いんだよ、大変な経験をしてきたのに…」

春川「…楓…」

東条「…ああ、なるほど…言いたいことは分かったわ。」

白銀「えっ?」

夢野「…今のじゃただ赤松が褒めているだけじゃが…」

東条「まあそれは…春川さんはどう?」

春川「…楓は優しいよ。太陽みたい。いるととてもポカポカする。だから…好き」

夢野「うむ、単純明快じゃ」

赤松「あ、魔姫ちゃんって…月の光みたいな…月みたい。とっても綺麗なんだよね」

白銀「月と太陽かぁ…」

夢野「…でも楽しいのう、こうして雑談するのも」

赤松「うんうん、みんながパートナーのことどう思っているのか分かって楽しいよね!」

白銀「それは言えてるよ、やっぱり馴れ初めとか気になっちゃうしね」

春川「…なんか話しすぎた気が…」

東条「顔真っ赤よ」

↓1 このまま16時まで飛ぶか、何かするか指定

東条「ああ…そう言えば、春川さんと赤松さんは獄原君のことをどう思ってるのか聞きたいわね。せっかくだから」

春川「…獄原を?」

赤松「ゴン太君かぁ…」

春川「…いいやつだとは思ってる。どことなく楓に似てるし。一緒にいても嫌な気はしない」

赤松「ゴン太君は優しいから好きだよ!魔姫ちゃんのことも大切に思ってくれてるし…」

夢野「よく分からんが仲いいんじゃな」

白銀「ゴン太君は紳士だもんね…」

東条「獄原君も喜ぶわよ…あら、もうこんな時間…最後の確認だけしておきましょう」

赤松「うん、少し不安だからね…」

春川「とりあえず序列とやらを守ればいいんでしょ?」

エビシオ『…ウン』

白銀「わっ!?びっくりしちゃった…」

東条「笑い方や声もできるだけ小さくね、あまり派手な行動は下品に見られるわ」

夢野「面倒じゃな…」

~男子~

天海「お、そろそろ16時っすね」

最原「あ…いよいよ着いちゃうんだ…」

ゴン太「少し緊張するね…」

星「…ま、やるだけやればいいだろ。確か…PARMは避けるんだったか」

天海「政治、金、宗教、病気…こういう話はしないのが吉ですね」

最原「なるほど…」

コトコト トントン

すると馬車が止まったかと思うと誰かがドアをノックしていた

最原「誰だろう…はい」ガチャ

東条「待たせたわね、着いたわ。まず手続きをしてくるから…」

最原「…どなたですか?」

ゴン太「あれ…東条さんのお姉さん?」

最原とゴン太は勘違いして思わずそう言った

東条「…」

星「…いや…東条本人だろ」

ゴン太「えっ…あっ…ごめんなさい!」

最原「ご、ごめん東条さん…」

↓1 天海のアクション

↓1 具体的にどういう風に褒めてあげるか、褒め方によっては嫉妬度などに影響が出ます

天海「…いつものとは違いますけど…その服も似合ってますよ」

東条「…ありがとう」

東条は微笑むと少しキリッとした顔になった。

東条「それで…手続きを…」

最原「うん、分かっ…」

天海「とても綺麗ですよ」

天海は東条の唇と頬を触り、そのまま手に口付けした

星「…ほう…」

東条「…ふふ、ありがとう…では手続きをするから…こちらについて来て頂戴。」

天海「はい、わかりました」

そう言って東条は馬車から離れた。

ゴン太「…天海君達凄い…」

最原「うん…」

そして天海達も付いて行った

~16時~

馬車から出ると他にも沢山の馬車があった。すでに何人もドレスやら燕尾服やらタキシードやらを着た紳士淑女達が目の前にある階段から建物に中に入って行った

赤松「わあ…イギリスに行った時と同じような宮殿があるよ!」

白銀「綺麗…本物の…」

春川「こんな立派な建物初めて見た…」

夢野「…んあ?」

女「あら…新顔さんが…」

女2「ああ、お茶会に新しい方が来ると…」

ドレスを着た女達がこちらを向くと少し会釈して、階段から登って行った

最原「…やっぱり…」

星「流石に綺麗な女が多いな」

天海「まあそれは…」

ゴン太「あれが紳士淑女って言うんだね…」

東条「今から18時まではアフタヌーンティーよ。晩餐が21から…普通は男女別れるけど希望があれば一緒でも大丈夫よ。何かあるかしら?」

↓1 天海達のアクション

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天海「ここはとりあえず形式通りにしましょう。慣れるためにも」

最原「…確かに、形式に慣れた方が良さそうだね」

ゴン太「形式…うん、そうだね」

星「…まあ慣れた方がいいよな」

東条「白銀さん達はそれでいいかしら?」

白銀「うん…少し淋しいけど、私達も形式やルールに慣れた方がいいし…」

夢野「んあ、構わんぞ」

東条「…ではとりあえず受付を済ませて、そこから別れることになるから、登りましょう」

赤松「…よ、良かったね…」

春川「うん…」

赤松達は別れなくても大丈夫なので安心していた。

王馬「…にしし…」

~大広間~

赤松「わあ…」

白銀「す、凄く綺麗…」

星「…すげえ…」

中はいかにも貴族の館という感じだった。皆が中を観察している間、執事が東条に声をかけた

執事「おや…もしかしてあなたは…斬美さんですか?」

東条「あら…あなたは…ジョンさんじゃない。久しぶりね」

最原「あれ…東条さんと知り合いかな?」

星「…メイドと執事か。知り合いでもおかしくはねーな」

ジョン「いらっしゃるとは伺ってましたが…奇遇で…またお会いできて嬉しゅうございます」

東条「ええ、こちらこそ。あなたのような名執事にまた出会えるなんて嬉しいわ。でもあなたはお茶会には出席なさらないのかしら?」

天海「…」

ジョン「参加したかったのですがね、大旦那様が名誉なことに…今回の舞踏会以外は…お客様方の案内をと…」

東条「なるほど…あら、いけないわね、つい話し込んでしまったわ。私を入れて…9名…連絡を入れていたのだけれど、大丈夫かしら」

ジョン「ええ、もちろんでございます。…赤松様、春川様、白銀様、夢野様、天海様、最原様、獄原様、星様…そして…はい、確認できました。男女別でございますか?」

東条「男女別よ。席は足りるかしら」

ジョン「もちろん大丈夫でございますよ」

白銀「あの人かっこいい…」

最原「そ、そうだね…」

赤松「ふええ…」

春川「…なんか雰囲気が全然違う」

ゴン太「あれが本物の執事さんなんだね…」

東条「ありがとう…みんな、手続きは終わったけれど…最後に時間の確認もするから何か質問があったら今のうちにね」

↓1 天海達のアクション

天海「…時間の確認をお願いします」

東条「わかったわ、18時までは茶会よ。そして21時から23時までが晩餐…つまり夜ご飯よ。」

赤松「凄く遅いんだね…」

ゴン太「起きていられるかな…」

春川「…シンデレラは24時くらいまで踊ってたし…」

星「…春川の口からシンデレラなんて聞くとは思わなかったな」

東条「ふふ…そして23時からがダンスパーティー…つまり舞踏会ね。くれぐれも眠らないようにね」

白銀「こんな宮殿に来れたら興奮しちゃって眠れないよ…!」

最原「つむぎさん今日は凄く元気だなぁ…」

東条「さて、では女子は…あそこに執事がいるでしょう?そこの扉から入ってね。男子は2階よ。メイドが案内してくれるそうだから付いて行ってね」

夢野「んあ…ではまたのう」

星「ああ…」

白銀「じゃあ最原君、後でね」

最原「うん」

それぞれ男女別れると、男子は天海が、女子は東条が連れて行った

~男子~

メイド「こちらになります」

天海「ああ、ありがとうございます」

星「…しかし東条以外のメイドを見るってのも新鮮味があるな」

最原「やっぱり白黒逆だね…」

ゴン太「ありがとうございます!」

案内された天海達は部屋に入った。部屋には暖炉があり、そこの周りにソファが置かれて隣に丸テーブルがある。アリスのようなお茶会を想像していた最原達は少し面食らったが天海は気にせずみんなを座らせた。周りで男達が紅茶を飲んだりトーストを食べたり、パイプを吸ったりしている。すると隣のソファに座っていた男が話しかけてきた

男「おや…もしかして…天海さんのお坊ちゃまでは」

天海「ん…?あ…もしかして…」

星「…知り合いか?」

天海「…はい、俺の父親の取引先の相手で…」

男2「天海…天海さんだと…?」

男3「ほぉ…うちの娘を連れてきて良かった」

男の1人と会話している天海達に気づいて他の紳士達もそわそわと話し始めた

男「いやはや…しかし天海さんがいらっしゃると令嬢達も騒ぎ始めますねぇ」

男2「まだ未婚でしょう?良かったら娘にお会いしてもらえませんかな」

星「…なんか変な話になってねーか」

男3「おや…そちらのお三方は…」

男4「これまた美男揃いで…しかもどこかで見たことがあると思えば超高校級の…私の姪にお会いしてはくださいませんか」

最原「…えっと…」

天海「…社交界は婚約者を探す場所と言っても過言ではないので…」

星「なるほどな…」

ゴン太「そうなんだね…」

星「…そういえばあまり若い男がいないな」

男2「ああ、若い紳士達は婚約者探しの見物に…」

男3「天海さん…私はオリバー・ウィリアムズと申します。娘が今茶会室にいますので…是非一目ご覧になってください」

ウィリアムと名乗る男が天海達に娘を紹介しようとして連れて行こうとした

男「おや、抜け駆けは狡いですよ」

天海「あー…」

最原「天海君…」

↓1 天海達のアクション

天海「あの、連れも一緒に行っても構いませんか?」

オリバー「お連れさんですか?」

天海「はい、…君、あっちの部屋から東条さんを呼んできてくれませんか?」

メイド「東条様ですか?かしこまりました」

男「ふむ…では待ちましょうか。」

男2「そういえばそちらの方々のお名前を聴いても良いですか?」

ゴン太「えっあ…獄原ゴン太です」

最原「…最原終一です」

星「…星竜馬だ」

男3「ふむ…しかしお若い方ばかりで…女達もこのご時世婚約者探しで困ってますからね、喜ぶでしょう」

男4「ダンスの方も盛り上がりそうですな」

最原「あ…いや…」  

ガチャ

最原達が言いよどんでいるとドアが開いた

メイド「失礼いたします、お連れの方を…」

東条「…お初にお目にかかります、そして突然男性の社交場にお邪魔してしまい申し訳ございません。」

あくまで社交辞令なのでそこまで気持ちがこもってはいなかったが扇子を持っていることも相まって、とても優雅な動きだった。

男「…おっと…」

突然女性が入ってきたので流石に男達は驚いていたがすぐに慣れたのか会釈していた。そして品定めするように見つめている

男4「…新顔さんのようですね」

オリバー「おやおや…これは是非今日のダンスのお相手を願いたいものですね」

男2「ひょっとして貴方のお姉様かな?」

男の1人が天海に尋ねてきた

ゴン太「あ…」

最原「…同じ間違いを…」

男3「…どこかで見たことがあるような…」

↓1 天海達のアクション


男3「ああ、思いだした…確かあの女性は超高校級のメイドだったはず…」

男「…メイド?」

男2「メイド…」

男4「ああ…どうりで、礼儀作法がしっかりしているはずだ、ということは君の従者か。いいメイドを持ったものだね」

最原「…確かにメイドだけど…」

天海「…公には発表していませんでしたが…ここにいる女性は俺の妻です」

オリバー「…へっ?」

男「…妻?」

星「…随分驚いているな」

ゴン太「ど、どうしたんですか…?」

男達が呆気にとられている様子を見て最原達も驚いていた

男2「…いや、冗談だろう?」

男3「メイドが妻…いや…流石に身分の差が…」

男4「…ああ、なるほど!…つまりそこにいる女性は君の側室という訳か」

天海「…はい?」

最原「そ、側室…?」

東条「…」ハァ  

メイド「…あらまあ…」

今度は天海達が呆気にとられた。傍にいる東条はやはりこうなったかと言わんばかりの表情だった。ついでに隣の金髪のメイドも驚いていた

男2「一夫多妻なんて珍しくもなんともない、身分の差があって結婚するなら側室が従者というのもおかしくはない」

星「…メイドが結婚したら側室になるのか?」

オリバー「相手が天海さんだからね、そう考えるのが普通だろう。…まさか正妻というわけでもないだろうに」

ゴン太「せ、正妻って…?」

最原「…正式な妻のことだよ。側室は…妾というか…正式な奥さんではないというか…」

天海「…厄介なことってこういうことっすか」

男3「となれば、是非正式な奥様をお持ちになった方が良いでしょう。君、娘は…」

メイド「えっ…はあ…エレノア様ならあちらのお部屋に…確か赤松様と言う方とお話を楽しんでいらっしゃいました。」

↓1 天海達のアクション


↓1 天海の幸運判定 76以下で成功

男「…しかし…ジェームズ君のご息女も可愛らしいが、見た目や仕草ではこちらの方の方が正妻に相応しい気もしなくはないがね」

ジェームズ「何か仰りましたかな?」

男「いやいや、何もないですよ」

星「…」

最原「す、すごくギスギスしだしたね…」

男4「全くレディの前でお家同士の喧嘩とは…」

天海「…あの」

オリバー「おお、何でしょうか?私の娘に興味を?君、早く呼んで来てくれたまえ」

メイド「は、はい…」

東条「…」

天海「…もう一度だけ…この人は俺の大切な妻です」

オリバー「はは、分かっていますよ。ご側室でしょう。しかしお父様も正室を望んでおられるのでは?」

男4「…まったく、対面したときろくに話が出来なかったのによくまあ…」

男「…口が過ぎますよ」

ジェームズ「いや、私の娘とお会いしてください」

天海「…ふー…」

星「…天海」

天海は埒があかないので、息を深く吸って東条の肩を抱き寄せた

男「…おお?」

東条「…あなた」

天海「…愛に身分は関係ありません。それに彼女はメイドですが、それなりの身分の方です。何より、俺には彼女しかいません。彼女を心から愛しているんです。彼女以外を愛するなんて器用なこと、俺にはできませんし、するつもりもありません。お話は大変光栄ですが、お受けすることはできかねます。本当に申し訳ございません。」

天海は物腰柔らかに、丁寧にきっぱりと目の前の男達に断って謝罪した。自分の娘との縁を期待していた男達はまた呆気にとられたが、すぐに反論してきた

ジェームズ「しかし、天海さん。やはり階級の違いと言うものがございますよ」

オリバー「その方も確かに素晴らしいレディとは思いますが…」

男4「…やめなされ、無粋ですよ。」

男「そうですよ、これ以上話し合いの余地もないでしょう。あなたの仰る通りこのご婦人は素晴らしい奥様のようですから」

ジェームズ「な…」

だがその反論もすぐに止むことになった。他の2人の男達が諌めていた。どうやら同じ紳士でも格の違いがあるのか諌める男達の方が若干上の立場のようだった

オリバー「…後悔なさいますな」

少し恨めしそうな目で天海を見ると2人の男達は気まずそうに出て行った。

天海「…ありがとうございます…でもどうして…」

男「いえ、あなたにはお世話になったもので…」

男2「あなたのお父上様はかなり顔が効く方で…良かったら是非私達のことをよろしくとお伝えください」

天海「…ああ…なるほど」

東条「…実に上流階級の方らしいお振る舞いですね」

最原「強かって言うんだろうね…」

ゴン太「ど、どういうこと…?」

星「…あの2人を止めた代わりに天海の父親と良い関係を結びたいって言ってるんだよ」

ゴン太「そうなんだ…」

男「しかし、おそらく困ることになるでしょうな」

天海「困ること?」

男2「超高校級とは言えメイドや…家政婦、それに執事や料理人などは…あなたや私達のような身分とは吊り合わないと思われると言うことですよ」

最原「…もしかして僕達も…」

男「ああ、いやそれはないでしょう。とにかく使用人と呼ばれる人間は…と言うことです」

東条「十分承知しております。お気遣いありがとうございます」

天海「…」

男「今後もおそらくご友人も含めて縁を持ってくる方がいらっしゃるでしょうし、お気をつけた方がよろしいでしょう」

↓1 天海達のアクション

2やら3やらでごちゃごちゃしてますね…いくつか間違いがあるのでとりあえず賛成してくれた方が1と4、恨めしそうに出て行ったのが2と3です。後から出てきたやつは間違いです。申し訳ありません

↓1 天海達のアクション

天海「…ありがとうございます。…俺達にはもう大切な人がそれぞれいるんです。決して意思が揺らいだりすることはありません」

星「…俺みたいなのにはもったいないがな…」

最原「…すみません、でも天海君の言う通りで…もう大切な人がいるんです」

ゴン太「ご、ごん…僕にもいるんです、守らないといけない人達が…」

男「若いですねぇ…ではくれぐれもお気をつけて」

男4「そちらのレディも先ほどは失礼いたしました…では茶会をどうぞお楽しみください」

紳士2人はまたふわふわの肘掛け椅子に座るとパイプを吸いだした

東条「…そろそろ戻るわね、時期若い人も戻ってくるだろうから…」

天海「…その前にさっきは大丈夫でしたか?」

東条「大丈夫よ、これくらいは言われるとは思っていたから」

最原「…ふう…ヒヤヒヤしたよ…」

星「…まったく、気を遣うな…」

ゴン太「…天海君、凄いなぁ…」

天海「…そういえば、あっちの部屋に若い男がいるんですか?」

東条「ええ…まあそれは…」

天海「…一緒に行かせてください」

最原「あ…じゃあ僕も…星君達は?」

星「…いや、俺はヘマをしたくねえ、ここで待ってるぜ」

ゴン太「…ゴン太も待ってるよ」

東条「…分かったわ、では案内して頂戴」

メイド「か、かしこまりました」

~茶会室~

ガチャ

エレノア「ふふ…流石に超高校級のピアニストですね」

赤松「そんな!エレノアさんだってとっても音楽に対して博識で…」

令嬢「…エレノアさんですって…新顔の娘が…」

令嬢2「…慣れてないんでしょうね、おや…?」

男子部屋と違ってかなりの人数がアフタヌーンティーを楽しんでいた。キュウリのサンドイッチを食べたり、紅茶にたっぷり砂糖を入れて飲んでいる。

令嬢3「まあ…新顔の令息とはあの方達のことですね」

令嬢4「麗しいお顔ではありませんか…」

天海や最原を見るなり女達はひそひそと話を始めた。そしてにっこりと微笑みかけてくる

令嬢5「ここに来るということは…」

令嬢3「品定め…でしょうね」

夢野「雰囲気が変わったのう…」

白銀「さっきの紳士さん達が来た時みたいな…あっ終一君達だ…!」

春川「…ふー…」

春川は赤松の陰口を聞いていたのでかなり腹が立っていた。ただ仲良くできる相手が見つかったらしくまだ切れてはいなかった

令嬢6「…ま、見てください…あの娘が…」

令嬢7「あ、斬美さん…今魔姫さん達とお話ししていたところなんですよ」

東条「あら、そうなの…私も一緒にお茶を楽しんでもいいかしら?」

令嬢7「先ほどまでそうしていたんですからもちろん構いませんよ」

夢野「んあー…」

幼令嬢「んあー?」

夢野「さっきから真似して面白いのかのう?」

幼令嬢「だって…叔母様達と比べて気取ってなくて楽しいんですもの…」

夢野「そうか…」

白銀「あっ…!」

令嬢「お名前を伺っても?」

最原「えっ…あの…」

東条「あら…」

天海「ちょ…」

娘達が一気に最原達に駆け寄って行った。少しだけ驚いた東条は天海や最原のそばから離れた。

赤松「す、すごくモテてるね…」

春川「…あいつら…」

令嬢4「お茶を召し上がっては?」

最原「あ、あの…」

↓1 天海たちのアクション

天海「申し訳ないですけど彼は待っている人がいるので…最原くん、行ってくださいっす」

最原「う、うん…」

令嬢2「あっ…!」

天海はまだこういうあしらい方に慣れてない最原を白銀の所に行かせた

白銀「だ、大丈夫…?」

最原「うん…大丈夫だよ、つむぎさん…」

令嬢「まあ…あの方とあの瑠璃色の娘さんはお知り合い…?」

天海「そうですよ、だから…」

令嬢4「では貴方は一緒にどうですか?」

令嬢5「そうですわ、折角ですし交流もかねて…」

令嬢3「それはいいですわ、さあこちらに…」

そして華やかなドレスを着た令嬢達に天海は椅子に座らされた

~5分後~

令嬢「この紅茶の種類は分かりますか?」

天海「…ダージリンですか、定番ですね」

令嬢2「流石ですわ…」

春川「…凄い馴染んでるけど」

最原「…社交慣れしてるんだね」

白銀「若干めんどくさそう…?」

赤松「うーん…あ、東条さ…」

東条「…ジュディ、スポンジケーキはいかが?」

ジュディ「あら、ありがとう…」モキュモキュ

夢野「…東条少し怖いぞ…?」

星「…」

令嬢6「ねえ、天海さん…今晩晩餐会にいらっしゃるでしょう?よかったら一緒に…」

令嬢「あら、ではダンスパーティーは予約をしていても?」

令嬢2「お父様に貴方を紹介したいのですけれど…」

天海「ちょ…ちょっと落ち着いてください」

令嬢4「ふふ、いっそ…夜舟の会にでもお呼びいたしましょうか」

夢野「流石イケメンじゃな」

星「揉みくちゃじゃな…」

春川「星、言葉が移ってるよ」

東条「…」

↓1 天海達のアクション

うぇあああああ!申し訳ありません…突然星君が生えて…騒ぎに気づいて来たことにします

↓1 再安価

赤松「と、というかいつの間に…?」

星「騒がしいんでな…」

ゴン太「ど、どうしたの?」ヒョコッ

夢野「お主も来たのか」

令嬢「まあ、また…」

令嬢2「あの方達も可愛らしい紳士ですが…やはり礼儀作法をマスターされている貴方と…」

天海「お気持ちは嬉しいですが、もう決まっている人がいるので...申し訳ありません。」

令嬢3「決まっている人?どなたですの?」

エレノア「こすぷれいやー?ですか、とても面白そうなご職業ですのね」

白銀「エレノアさんも綺麗な金髪ですからとても似合うと思いますよ~」

最原「…この2人は我関せずって感じだね…」

天海は席を立って優しそうな令嬢と話している東条に近づいた

天海「斬美さん、今夜のダンスの相手をお願いできませんか?」

ジュディ「あらまあ…」

そして手を取ってキスをすると紳士的に挨拶して誘った

東条「…喜んで」

少しだけため息を吐くと東条は立って形式的に承諾した

令嬢「ま、まあ…よ、よりによって新顔さんに2度も…」

令嬢4「しかもそのお連れ様方まで新米の…こ、これがダンスパーティー中ならどんなに…」

令嬢3「こ、こんなこと…お父様にお知らせしなくては…」

屈辱的な顔をした令嬢達はそそくさと出て行ってしまった

赤松「あ、あれ…?」

白銀「みんな出て行っちゃった…」

エレノア「あの方達は貴女方を妬んでおられるのですよ。」

春川「…何なのあいつら、楓を悪く言ったりして…」

ジュディ「一つでもマナーに間違いがあれば絶対に何か言われるのですよ。特に可愛らしかったり、美女であったりすれば…女の園は怖いですねえ」

ただ気さくに話をしていた2人だけはまた我関せずとばかりに紅茶を飲んでいた

星「…随分気さくだな」

エレノア「これでもいじめられたことはあるのですよ、すぐに慣れてしまいましたが」


↓1 天海達のアクション(18時まで何をして過ごすか具体的に指定しても可、ただし外出は無し)

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天海「…貴女方とは親交を深められそうですね。是非茶会をご一緒したいのですが」

エレノア「ええ、もちろん構いませんよ」

ジュディ「超高校級の方とお話しするのはとても楽しいですからね」

東条「…あなた、空のお皿を下げて、新しいお茶請けを持って来て頂戴」

メイド「はい、かしこまりました」

それから友好的な令嬢とついでに金髪のメイドも混ぜてお茶会を始めた

夢野「しかしどうしてお主らはウチらをいじめないのじゃ?」

エレノア「あら、それはいじめるなんてはしたないですもの。それにあなた達と仲良くしていきたいのです。」

春川「…本心?」

赤松「ま、魔姫ちゃん…」

エレノア「ええもちろんですよ。なにせお父様がとても煩いのです。お父様より私のお兄様の方がお偉いというのに」

天海「お兄様?」

エレノア「ええ、私にはお兄様がいらっしゃいます。と言ってもお父様違いなのですが…」

たわいもない話をしていると段々と打ち解けていった。

ゴン太「あの…もしお誘いを受けた時はどうやって断ったら相手を傷つけずにすみますか?」

ジュディ「ああ、それはね、手を取ってキスした後にワインを差し出せば良いのですよ」

エレノア「ワインは敬いすぎていて恐れ多いという印ですからね。された方は嬉しくなるんですよ」

春川「…そんなんでいいの?」

夢野「女もそうするのか?」

エレノア「女性は断りたい時は一礼して同じくワインを差し出すんですよ」

赤松「…ふむふむ、なるほど…」

白銀「えっと…気をつけた方が良い人…っていらっしゃいますか?」

ジュディ「もちろん、そうですね…流行りものと噂話がお好きなお方ですね」

最原「流行りものと噂話…」

エレノア「…久しぶりね、こんな風に誰かに社交を教えるのは…」

東条「ありがとう、どうぞそのスコーンをクロテッドクリームで召し上がってください」

ジュディ「あら、クロデットクリーム!」

ゴン太「わあ…美味しそうですね」

エレノア「ふふ、美味しいですよ、さああなた達も」

星「…これは生クリームなのか?」

エレノア「ホイップではどうも薄すぎるのですよ…ああ、美味しいですね」

夢野「んあっ、濃厚じゃ…」

春川「…そういや、なんでお父様が煩いと仲良くしたがるの?」

エレノア「それはもう…私の友人作りにまで口を出すんですから、反抗したくなるんです」

最原「…ああ、なるほど」

その後も紅茶の銘柄当てをしたり、サンドイッチを食べたり、なぜか煙管をもらったりして楽しく過ごした

~18時~

エレノア「あら…もうこんな…」

ジュディ「…楽しかったですわ…もう18時…一旦お別れですわね。…くれぐれも人の妬み嫉みにはお気をつけください」

そして2人の令嬢と別れて、天海達は茶会室から出た

東条「この後21時までは自由なのだけれど…私は少し会いたい方がいるの。あなた達はどうしましょうか、普通は観劇をするものなのだけれど…」

↓1 天海達のアクション

天海「邪魔になるといけませんし、観劇しましょうか」

夢野「観劇…?」

星「何を見るんだ?」

東条「オペラ…椿姫よ」

白銀「つ、椿姫かぁ…」

赤松「えっ…椿姫…」

春川「…楓?」

赤松「あ、ううん大丈夫だよ」

椿姫の内容を知っているメンバーは少しだけ妙な表情だった。

天海「…気をつけてくださいね」チュッ  

東条「…んっ…ありがとう、行ってくるわね」

というわけで20時30分にまた同じ場所に集合することになった

王馬「…どこ行くんだろうねー」

王馬はとりあえず追いかけて行った

~オペラ劇場 上映後~

天海「…いや…いつ見てもなかなかですね…」

赤松「…うん…」ポロポロ

春川「…」ポロッ

夢野「んあ…」ポロポロ 

白銀「…悲しくなっちゃうよ…」ポロポロ

ゴン太「う…うう…ヴィオレッタさん…」ポロ

星「…凄い話だな…」

最原「…」

他の観客を見ても若干涙ぐんでいる客が多かった。なにせヒロインが死ぬのでやはり悲しくなってしまうオペラだった。

令嬢「あら…天海様方ではありませんか」

令嬢2「本当…来ていらっしゃったのね」

天海「あ…これはご婦人方、こんばんは」

全員で感想を語り合っていると茶会でいた令嬢が声をかけてきた

春川「…」ジ-

令嬢「…ふふ、あなたのパートナーの方…よく調べましたのよ。」

天海「…それはどういうことですか?」

令嬢「あなたはパトロンなのでしょう、あのメイド御前の…ふふふ…」

令嬢2「使用人をパートナーにだなんてまるでこのオペラのようにロマンチックですこと…でもねえ、御妹様のご縁にも関わるでしょう?メイドがパートナーでは」

ゴン太「あ…」

天海「…」

星「…」

明らかに嫉妬のこもった目で見つめていた。気がつくと他の客もチラチラと見つめている

令嬢「そうねえ、だってメイドも高級娼婦も大して変わりませんもの、このご時世では」

赤松「ちょ、ちょっと…!」

令嬢3「あらあら…ピアニストとはいえ素人令嬢が口を挟むとは何事ですの?」

春川「…っ…!」

赤松「あ…」

最原「…あの」

令息「おや、君は…あの瑠璃色のお嬢さん、パートナーだと聴いてるよ、可愛らしいね、ああいう素人娘ほど籠絡したくなるんだけど…それに中々綺麗だしね」

白銀「えっ…あ…」

最原「…っ…」

この男もよく見たら先ほど茶会で見たジョーンズと名乗っていた男だった。

夢野「お、おい…さっきから聞いておれば…」

令息「おやおや、こんな小さな狸娘は誰のパートナーなのかい」

夢野「た、狸娘じゃと…」

ゴン太「…紳士じゃないよ…」

星「…ちっ…」

↓1 天海達の幸運判定 70以下で成功
↓2 天海達のアクション
(ちなみに嫉妬を買っているので今後少し嫌がらせをされる確率大です)

天海「…」フ-ッ

最原「…天海君?」

天海は大きく息を吸うと目を見開いて目の前の令嬢や紳士を見据えると低く威圧するような声で言った

天海「…謝ってください」

令嬢「…はい?」

令嬢2「何です?」

天海「ここにいる全員に、そして貴女方が罵った俺のパートナーに対して謝っていただきたいと言っているんです」

令息「…謝罪しろと?」

天海「はい、どれだけ高貴な人でも言っていいことと悪いことがありますよ」

令嬢3「ま、まあ…私達に新米のひよっこ娘に謝れと…」

天海「もちろんそのパートナーにも謝っていただきますよ」

令嬢「な…いくら天海様とはいえなんと無礼な…!」

春川「…無礼なのはあんたらでしょ」

赤松「そうだよ…私達のことずっと馬鹿にしていたのに…」

白銀「…地味に傷ついちゃったよ」

最原「…謝ってもらえませんか?」

星「…流石に俺のパートナーを狸呼ばわりさせたままでいるわけにはいかねえ」

ゴン太「レディを傷つけてごめんなさいを言わないなんてそんなの紳士じゃないよ…!」

夢野「そうじゃそうじゃ!」

令嬢「な…おのれ…!」

逆上した令嬢や令息はさらに罵ろうと口を開いた。その時1人の貴婦人がこちらに気づいて寄ってきた。周りの客はさーっと波が引いたように貴婦人の道を開けていた

貴婦人「何の騒ぎです?」

令嬢2「あっ…え、エリザベート様…」

赤松「あ…あなたは?」

エリザベート「…また貴女達ですか…それに…貴方も…新しいメンバーをいじめることで名を広げるとは…恥ずかしいと思わないのですか?」

令息「も、申し訳ございません…」

エリザベート「謝ってこの場から立ち去りなさい」

令嬢3「…ご無礼をお許しください」

貴婦人に言われて為すすべがないのか令嬢達は謝るとその場から恥ずかしいやら怒りやらで立ち去った

春川「…あんたは…一体誰なの」

エリザベート「名を名乗るほどのものではありません。ただ…騒ぎが聞こえて…乱入してしまって申し訳ございませんでした」

黒い繻子のドレスを着た貴婦人は優雅な仕草で謝罪するとゆっくりと去って行った

最原「…あ…もうすぐ集合の時間だ…」

↓1 天海達のアクション

赤松「…ちゃんとお礼を言おう」

天海「ええ、そうですね…すみません、あの方のお名前をご存知ですか?」

令嬢「えっ…あっ…エリザベート夫人とお呼びしております」

天海「ありがとうございます、レディ」

令嬢「あ、は…はい…」ポッ

白銀「…お、女たらし…」

側で見ていた令嬢の手袋にキスをした天海を見た白銀は思わず呟いた

天海「ミセス、先ほどはありがとうございました」

エリザベート「おや…あなたは…存じておりますよ、天海蘭太郎様でしたね。」

天海「おや、ご存知とは光栄です」

エリザベート「ふふ…ここはね、見た目は華やかですけれど、中身は欲望渦巻く危険な場所です。お気をつけなさい」

天海「はい、重ね重ねありがとうございます」

夫人はにこやかに笑って去って行った

最原「…あの、騒いでしまって申し訳ありませんでした」

ゴン太「あ、あの…ごめんなさい…」

星「…すまねえな、通り道を塞いで…」

令嬢2「あら…可愛い紳士やレディ達ね」

紳士「大丈夫でしたか?あの男はかなり陰険で…」

白銀「え、ええ…ありがとうございます」

夢野「…狸娘に見えるのかのう?」

紳士2「か、可愛い…」

春川「…」ジト-

紳士2「ひいっ!?…あ…その目付きくせになりそう…」

赤松「ま、魔姫ちゃん…睨んだらダメだよ!」

天海達は誠意を込めて感謝と謝罪をした後集合場所に向かった。何人かは好意を持ってくれたようだった。

~集合場所~

東条「…みんな、ライトナー夫人からお聞きしたわ。大丈夫だった?」

春川「…大したことはなかった…というかライトナーって誰?」

東条「エリザベート夫人の事よ…そう…よかったわ…そういえば、オペラは何を見たのかしら?」

白銀「椿姫…」

東条「…ああ、なるほどね…では今から晩餐会だけれど…準備は大丈夫かしら?」


↓1 天海達のアクション(夫人は何者なのか、とかそっちは何かされなかったか、など質問も可)

星「…そのエリザベート夫人は何者だ?」

夢野「そういえば、ダダダダーと他の奴らが道を開けていたのう」

東条「ああ…あの方はね、日本で言えば皇妃にあたる身分の人なのよ」

白銀「皇妃…つまり王妃様…?」

東条「まあそんなところね…御本人は隠しているつもりだし…お国のことはあまり聞かれなくないそうだから気をつけてね」

春川「…そっちは何もなかったの?」

東条「まあなかったと言えば嘘になるけれど…そちらよりはマシね」

夢野「何があったのじゃ?」

東条「私が通るときに階段にゴムひもが仕掛けられていたのよ」

赤松「ご、ゴムひも…」

最原「…なんというか…陰湿だね」

ゴン太「大丈夫だった…?」

東条「ええ、大丈夫よ、ありがとう」

天海「…気をつけてくださいね」

東条「…そうね、ではそろそろ行きましょうか」

天海達は道中気を付けながら、晩餐会の会場に向かった。

~会場~

会場には天海達含めておよそ100人ほどいたが、それぞれ長テーブルは分かれていて、新顔の客はまとめて座らされているようだった。今回のパーティーの主催者の夫人が挨拶をしたのを合図に客達はシェリー酒を飲むと野菜のアミューズを食べ始めた

最原「…そうそう、ゆっくり…」

ゴン太「う、うん…こうだね…」

天海「…ん…美味しいですね…」

老紳士「…そこのお若い方々…少しよろしいですかな?」

天海「…あ…はい、何でしょうか?」

他の客達が和やかに談笑し始めた中でアミューズを食べ終わった天海達に老紳士が話しかけてきた

老紳士「…今は周りの客達は和やかに見えるでしょう…?」

赤松「えっと…そうですね…」

白銀「…あれ…でも…」

だがよく見ると何人かの客がこちらをジロジロと見ていた

老紳士「あちらの席をみなされ、1人いらっしゃらないでしょう」

最原「…本当だ…」

老紳士「茶会の時に死なない程度に毒を盛られたのですよ、嫉妬を買ったから…何しろ淑女方に1番好かれた方からご寵愛されて…その御子を産まれたのです」

春川「…毒?」

老紳士「気に入らない者を排除したいのでしょうな…」

↓1 天海達のアクション、また40以下でイベント発生

天海「…斬美さん、体調は…」

東条「大丈夫よ」

最原「…つむぎさん…」

白銀「ちょっと怖いけど…大丈夫だよ…」

ゴン太「み、みんな…春川さん…赤松さん…」

春川「…毒は盛られてない」

赤松「…大丈夫だよ」

星「…夢野…大丈夫か」

夢野「んあ、盛られてないぞ」

天海「…みんな大丈夫そうですね…ご忠告ありがとうございます」

老紳士「…いえいえ…」

最原「…でもなぜそこまで分かっているのに毒を盛られたことを誰も訴えないんですか?」

老紳士「…訴えたところで意味がない上に、逆に訴えた自分の身が危うくなるからでしょう」

星「…ちっ…」

老紳士「…こんなことをするのは階級がトップの方ではない、ということは確かです。おそらく子爵家クラスの…」

夢野「なるほどのう…いじめもスクールカースト6位くらいの者がやるものじゃしのう」

天海「…他に気をつけるべきことはありますか?」

老紳士「…気をつけるべき…プレゼントですかね」

赤松「プレゼント?」

老紳士「はい…おっと…これ以上聞かれると困りますな、では…」

そう言って老紳士は前菜を食べ始めた。するとメイドがこちらに歩いてきて天海に話しかけてきた

メイド「あの…もしかして天海様ですか…?」

天海「ん…そうですけど…あなたは…?」

星「天海、知り合いか?」

天海「いえ…知りませんけど…」

メイド「旦那様が…いえ、貴方のお父様が…」

赤松「天海君のお父さん…?」

メイド「それから…貴方は獄原様ですね?」

ゴン太「あ…うん、そうだけど…」

メイド「その…貴方のご両親からお手紙が…」

ゴン太「えっ…」

メイドの言葉を聞いた途端ゴン太は凍りついた。メイドは困惑しながらもゴン太に手紙を渡して天海の方を向いた

春川「…獄原、大丈夫?」

ゴン太「あ…うん…」

メイド「若旦那様、お父様が後でお会いしたいとのことで…」

天海「…父親が…」

↓1 天海達のアクション

天海「…後からこちらから行くと伝えてもらえますか」

メイド「かしこまりました」

ゴン太「…」ペラッ

~手紙の内容~
ゴン太へ
パーティーに参加していると聞いて父さんも母さんも驚きました。ですがとても嬉しいです。パーティーに参加しているということはあなたが森の家族より我が家に相応しい子になってくれたということですから。そうそう、あなたのいるそのパーティーで伴侶に相応しい女性が見つかるはずです。是非良縁に恵まれるよう願っています。それはそれとして、これからも家の名に恥じない行動を心がけてください。 父母より

春川「…獄原?」

赤松「ゴン太君…?」

星「大丈夫か、顔色が…」

ゴン太「へ、平気だよ…ご飯を食べようよ」

夢野「…んあ…」

白銀「う、うん…」

東条「…」

それから最後に紅茶を飲むまでゴン太の顔は深刻そうな顔だった。なんとなく雰囲気が気まずくなった。

~22時過ぎ~

東条「さてと…23時からダンスパーティーなのだけれど…赤松さんはピアノが弾きたいのなら、その準備ができるそうよ。それから…この後は少しだけ時間が空くわ、あまりバラバラにならない程度で自由時間にしましょう」

↓1 天海達のアクション

↓1 ゴン太のアクション

天海「…あの、ゴン太君…さっきの手紙はなんですか?」

ゴン太「あ…えっと…」

ゴン太はかなり顔を青くして言おうかどうか悩んでいた

赤松「ゴン太君…良かったら話してもらえないかな…私、ゴン太君の悩みを受け止めたいんだ」

春川「…悩みがあるなら抱え込まない方がいい」

それでも赤松や春川に励まされ、ゴン太は小さい声で話し始めた

ゴン太「…これは…ゴン太の本当の家族からの手紙なんだ…」

そう言ってゴン太は手紙に書かれていた内容や家族について話した

最原「…ゴン太君の山の家族を本当の家族の人たちは認めてくれない…そうだよね?」

ゴン太「うん…」

星「…本当の家族とやらもゴン太のことを思ってはいるんだろうが…ゴン太、この手紙を見るにあんたは良い家の生まれか?」

ゴン太「分からないけど…よく家の為にって言われる…」

夢野「うむ、典型的な良家じゃな…じゃが手紙の内容は…お主が可哀想に思えてしまうのう…」

赤松「…家族と確執があるんだね」

ゴン太「うん…あまり戻りたくはないんだ…悪い子だよね…」

春川「…」

天海「…もうゴン太君も立派な一人前の男子だと思いますよ、だから家族に縛られる必要もないはずです」

東条「…とにかくゆっくりで良いと思うわ。でもしっかりと自分の考えは持っておいた方がいいわ、貴方は…良くも悪くも流されやすい部分があるから」

白銀「ゴン太君は優しすぎる部分もあるからね…」


ゴン太「うん…ありがとう、みんな…」

王馬「…なるほどねー…」

天海達(ついでに王馬も)しばらくゴン太の話を聞いていたが、時間が来たので中断した。

東条「…あら、もうデビュタントのオープニングが終わる頃だわ、急ぎましょう」

天海達は急いでメインホールに向かった

~メインホール~

東条「赤松さん、ピアノ演奏はあちらだから、もし弾くのだったらあそこに行ってね」

赤松「うん、分かったよ」

星「…前が見えねえな」

夢野「…まあ大丈夫じゃろ」

ゴン太「よ、よろしくね…春川さん、赤松さん…」

春川「…うん…」

赤松「よろしくね…」

最原「つむぎさん…準備は大丈夫?」

白銀「うん、大丈夫だよ」

デビュタント達のオープニングが終わり、メインホールにはすでに人で溢れかえっていた。そんな中またメイドが話しかけてきた

メイド「あの、蘭太郎様…旦那様がいつ来るのか、と仰せです」

天海「…」

令嬢「…まあ、見てあの方達…」

令嬢2「ああ…例の茶会の…」

貴婦人「…まあ、あれは…赤松楓では…?」

紳士「…おや…あれは最原さんの…」

ひそひそとまた噂話が広がっているようだった。

↓1 天海のアクション

↓1 天海の父の名前、性格、容姿などを指定。経歴についてはこちらで決めます。また天海→父、父→天海の呼び方についても指定をしてください

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天海「…わかりました、すぐに行きます」

メイド「では案内いたします、どうぞこちらに…」

東条「さあ、もうすぐ演奏が始まるわ…」

天海「…斬美さん、一緒に…」

東条「…とりあえず2人きりでお話しした方がいいわ。積もる話もあるでしょうし」

天海「…ああ、確かにそうですね。ではまた後で…」

天海はメイドの後を追って行った

東条「…星君達はあちらに行きましょう」

夢野「ここにいたら埋もれてしまうわい…」

~別室~

天海は暖炉のある部屋に案内された

メイド「旦那様、蘭太郎様をお連れいたしました」

天海父「ご苦労だったね、ありがとう。蘭太郎の分の紅茶もお願いできるかな?」

メイド「はい、今すぐに」

メイドは銀の盆を持って出て行った

天海「…父さん」

天海父「…蘭太郎…」

そこには天海の父親が紅茶を飲みながら肘掛椅子に座っていた。懐かしそうに、とても労わるように天海を見つめている。

メイド「あら…まあ…あれが蘭太郎様…」

執事「だが…やはり似ておられる…」

執事の言う通り、天海の父にも双葉が生えていた。髪質も天海に似ていて、色は天海より若干濃いうぐいす色だった。その髪をワックスで整えてオールバックにしていた。やはり正装だったがとても似合っている。だがそれは本人が若々しくダンディーだからというだけではなかった。紅茶を飲む仕草や言葉遣いなど、本人の所作や立ち振舞いが美しく気品があるものだった。天海はどことなく東条の仕草に似ていると感じていた。

天海父「…父さんの名前を覚えているか?」

天海「…蓮…天海蓮…忘れていませんよ」

蓮「…そうか…良かった…」

天海の父は思わず天海を抱きしめていた。やはり労わるように背中を撫でると優しく話しかけてきた。

蓮「…おや、蘭太郎…パートナーは…」

天海「ああ…俺と父さんのことを気遣ってくれて…今はホールにいますよ」

蓮「…なるほど…では、まずは…蘭太郎…見つかって本当に良かった」

天海「…はい」

蓮「…蘭太郎の方から何か報告することがあるなら言いなさい。パートナーの前では言えないようなことをだよ」

天海「…報告…」

↓1 天海のアクション

undefined

天海「…報告らしい報告はないっすけど…ただ……自分の判断や行動が俺の最愛の人の運命を捻じ曲げているような…罪悪感を感じているんです」

蓮「…なるほど」

執事「…ということは…旦那様…」

蓮「分かっているよ…その口ぶりだと、結婚したというのはどうやら本当らしいね」

流石に驚きを隠せないのか天海の父は目をパチクリとさせていた

蓮「…正直に言うとね、もう少し待ってもらいたかったよ。蘭太郎には悪いが…やはりこういう仕事をしていると世間体というものを気にしなければならない。もちろん蘭太郎の気持ちも分かるけれどね」

天海「…まあ…早いなとは思っています」

蓮「そうだね…さて、問題はたくさんあるが…まず君に対して恋慕を抱いている女性達がこのパーティーに参加しているという事実だ。」

天海「…そんな人がいるんですか?」

蓮「…私が言うのもなんだがね、蘭太郎は色んな面で優れている。見た目もそうだ。もう少し自覚した方が良い」

天海「…はあ…」

蓮「つまりね、君のパートナーが嫉妬を買ってしまうと言うことだ。噂によれば、確か…メイドさんだったね。本当か?」

天海「はい」

蓮「ということは身分に差があると言うことだ。私からは反対する気はないが…どうにも周りの方々があれやこれやと…やはり側室扱いをされている。…こんなことは聞かせたくないんだがね。だがこのままでは本当に君の最愛の人の運命を捻じ曲げてしまうことになりかねない」

天海「…その話は俺も聞きました。…俺は罪悪感を感じていますがやはり…彼女を守りたいし、愛しています」

蓮「そうか…蘭太郎にもそこまで想える人が妹以外にできたのか…」

執事「…旦那様…」

メイド「あの…旦那様…」

天海「…どうしたんすか?」

なにやら執事達が期待の眼差しで見ていた。天海の父は目配せをして天海を同じような目で見つめ始めた

天海「…あの…」

蓮「それはそれとしてだね、そろそろ…君のパートナーに会ってみたいんだが…やはり親としてはだね、まだ孫のことは話すべきではないとは思うんだが…いずれは蘭太郎も子供を持つかもしれないからね…」

執事「コクコク」

メイド「…」キラキラ

この場にいる全員が天海にキラキラと視線を送っていたので思わず天海は尻込みした

↓1 天海のアクション

↓1 東条を呼ぶかどうかを指定

天海の父の経歴を1つ明かしておきます。妹がたくさんいるのは一部の人が想像しているかもしれませんが、天海の父が若い頃光源氏みたいなことをしていたからだという設定です。彼は責任をもちろんとって連れ子(義妹)、天海と半分だけ血がつながる実妹、天海と血が全く同じ実妹を子供としています。

あれ…ID変わってしまってますが、作者ですので安心してください

↓1 天海が東条を呼ぶか指定

天海「…あの、実は…いえ、君、東条さんを呼んで来てもらえますか?」

メイド「はい、かしこまりました」

蓮「実は…?」

~5分後~

メイド「失礼いたします、東条様をお連れいたしました」

東条「…失礼します」

するとメイドと一緒に東条が入って来た。扉の前で頭を下げてしずしずと歩いて来た

天海「…斬美さん…」

蓮「…ふむ…」

執事「…淑やかなお方のようですね…」

東条「お義父様、先ずは…申し訳ありませんでした。大事な御子息と報告もなしに…」

蓮「あまり固くならなくていいよ、もう君は家族なのだろう」

天海「…そうですよ…それに…」

天海は東条の方に寄って行くと肩を抱いて、そのお腹を優しくさすった

天海「父さん、もう1人家族ができたんです」

執事「…ということは…」

メイド「…ご、御令孫様が…」

蓮「…こ、子供が?」

天海「はい」

東条「…申し訳ありません、報告が遅くなってしまって…」

蓮「…妻に報告をしてくれ、それから家の者にも…」

驚愕の表情がさらに大きくなった天海の父は目をまん丸にしながら使用人に命じていた

執事「は、はい、すぐに…」

メイド「そ、それで…お孫様の性別は…」

蓮「ま、孫…お祖父ちゃん…」

天海「と、父さん?」

天海の父は完全に惚けていた

メイド「よ、よろしかったら簡易性別健診を…」

東条「それよりお義父様が…」

↓1 天海達のアクション

天海「と、とりあえず父さんを落ち着かせましょう。性別健診はパーティーが終わってからでいいんじゃないんですか?」

東条「え、ええ…」

メイド「そうですね、旦那様…いえ、大旦那様、少しお茶を飲まれては…」

蓮「そ、そうだね…うん…」ゴクゴク

天海の父がお茶を飲んで落ち着くまで結構時間がかかった

蓮「ふう…すまない…取り乱して…」

東条「いえ…驚かれるのも無理のないことですから…」

蓮「…そうそう、こちらも一つ報告が…妹達は見つかって…みんなそれぞれの国の別荘にいる。だから安心していい…」

天海「ほ、本当ですか…?」

東条「それは良かった…」

蓮「…それで、二つ頼みがあって…一つは私の妻にも会って欲しいんだよ。それから…ロシアにいるなら私の屋敷か船で滞在してもらえないか?」

天海「父さんの船か屋敷に?でも…」

蓮「蘭太郎の友人についてはすでに知っているよ。もちろん部屋はいくらでもあるから構わない。まあ気が向いたら…」

天海「…考えておきます」

蓮「ところで…少し君と話をしたいのだけど、いいかな?」

東条「私とですか…お気に召すような話ができるかは分かりませんが…」

蓮「あはは、何でもいいんだよ。話せればいいんだ」

そして天海の父は東条と話し始めた

~10分後~

蓮「それでね、蘭太郎が10の時に…もらったダチョウの卵を布団で温めていたんだ…」

東条「ふふふ…可愛らしいご子息だったんですね」

天海「…」

東条「…しかし…本当にご子息はお義父様に似ていらっしゃいますね…」

蓮「まるで蘭太郎が大人になったみたいだってよく言われるよ。」

天海の父はすっかり義娘を気に入ったようで天海の幼少期の話をし始めていた。自分の恥ずかしい思い出を暴露されているので居心地が悪かった

↓1 天海のアクション

天海「…そろそろダンスパーティーに行かなきゃいけないですし、他の人達も心配なので…」

蓮「ああ…そうか…ではまた後で来て欲しい」

天海「分かりました…行きましょう、斬美さん」

東条「ええ…では失礼します、お義父様」

天海は一旦東条を連れてホールに戻った

メイド「…これはお祝いですねー」

蓮「…そうだね、使用人達も交えてみんなでパーティーしようか」

執事「ではそのように手配しておきます」

~ホール~

赤松「…」ウキウキ

赤松はすっかり場を支配していた。その演奏にほとんどの客が魅了されている

令嬢「まあ…何て素晴らしい演奏なんでしょう…」

紳士「ダンスにも気合が入りますな…」

春川「…楓…」

ゴン太「赤松さんの演奏ってとっても凄いね!」

春川「…うん」

夢野「んあ…」

星「…大丈夫か、酔ってるみてーだが…」

夢野はついついイケメンのウェイターからワインをもらって飲んでしまったので、髪の色のように頬が真っ赤だった

夢野「…踊るぞ!」

星「お、おお…」

最原「…ふふ、つむぎさん…」

白銀「終一君…」

最原のダンスに関してのエスコートは完璧だった。白銀の緊張もすぐに解きほぐして楽しそうに踊ることができた

令嬢2「…新顔でしかもただの庶民の癖に…」

令嬢3「…ウェイター、こっちに…」

故にコスプレイヤーということが広まっている白銀に嫉妬の目が集まった。

紳士2「…」

そして最原も白銀を誘おうとしていた男達から嫉妬を買っていた。

天海「…なかなか様になってますね」

東条「そうね…」

天海達の方はお手本そのものだったが、同じくらい素晴らしく嫉妬と羨望を買っているようだった。

東条「…とにかく入間さんは連れてこなくて正解だったわ」

東条は入間を連れて来た時の嫉妬やら軽蔑やらを考えなくて済んで安心していた

↓1 発生するイベントの内容を指定、ただしコンマが60以上だと悪いイベントも同時に発生

天海「確かに入間さんは見た目で嫉妬されそうですしねぇ…おまけに言動で散々言われそうですし…」

東条「ええ…それに…それ以前の問題でもあるもの…」

天海「…ああ…」

赤松「…ふーふーん…」

赤松は今まで弾けなかったぶん張り切って演奏していた。もはやダンスより演奏を聴く客もいたので、周りが見えやすくなった。すると春川に一目惚れした男性が寄って来た

紳士「あの…良かったら私と踊っていただけませんか?」

春川「えっ…」

春川は断り方は一応教えてもらったが、緊張して身体が動かなかった

ゴン太「…あの、髪飾りがずれちゃってますよ」

春川「えっ…あ…」

紳士「あっ…」

すると困った春川を助けるようにゴン太が割り込んで春川の髪を触って直した。

ゴン太「…良かったら…僕と踊ってもらえませんか?」

春川「…よ、喜んで…」

そしてゴン太は周りの人を真似して見て性一派の紳士になりきり春川の腰に手を当てた

赤松「…わあ…!」

赤松は2人の様子を見て感激しながら弾いていた。

紳士「…」パチパチパチ

春川を誘った紳士は本物の紳士だったらしく2人の様子を見ると少し驚いたが、にっこり笑って拍手してまたどこかに行った

令嬢「まあ…チャールズさんお可哀想…」

令嬢2「素人が何様のつもりかしら…」

老婦人「…おやめなさい、貴女達」

悪口は絶えなかったが、何人かは好意的になってくれていたようだった


↓1 このまま深夜にするか、イベントを行うか。イベントの場合は内容を指定、ただし70以上なら悪いイベントも発生。深夜なら再び天海父登場です

最原「…っ…」

白銀「…ごめんね、私のせいで…」

最原「…君のせいじゃないよ」

夢野「…狸の次はひよこ娘か…」

星「…ちっ…」

赤松「…うーん…」

しかしやはり悪口は悪口で、言われれば傷つくのも当然だった

天海「…やられっぱなしは嫌ですね…」

東条「あなた…?」

天海「斬美さん」

天海は東条にダンスを完璧に踊って見せつけてやろう、と耳打ちした。すると東条は即座に頷いた。やはりメイドがメイドがと言われて気に食わなかったようだった

赤松「…ふう…」

気を取り直した赤松が曲を弾き始めたのを見計らって天海達はくるくると踊り出した

令嬢「あ…」

貴婦人「ま、まあ…」

天海「…ふふ…」

東条「…やはり貴方は素敵ね」

完璧なヴェニーズワルツだった。とても優雅で素早く、なおかつほとんど右や左にくるくると回っているのでとても美しかった。ドレスが大人っぽいのも相まって露出が一切ないのにどこか艶めかしくさえ感じた。

紳士「…今夜のナンバーワンだな…」

紳士2「ああ…完敗だ…」

貴婦人2「あの方々はどなたかしら…」

気がつけば誰も踊らず天海達を見ていたが、本人達は夢中で全く気づいていなかった。

天海「…ふう…」

東条「ふふ…」

曲が終わってやっと踊りが終わったが、その頃には嫉妬からの悪口は聞こえなかった。天海達の連れでもある最原達に対しての悪口もパタリと止んだ

令嬢「…くう…」

令嬢2「…悔しい…」

春川「…流石と言わざる得ないか」

ゴン太「す、すごいよ…!」パチパチ  

最原「…いや…本場の英国紳士みたいだね」

白銀「社交界の華って感じだね…」

夢野「大人じゃなぁ…もっと身長があれば…」

星「…天海も隅におけねえな」

貴婦人3「あの方々に対抗できる方はいらっしゃらないようね…」

貴婦人4「あの方々はお互いがベストパートナーなのでしょうね」

令嬢3「…なんで…新米なのに…」

令嬢4「…私達よりお上手でしたわ」

メイド「…だ、旦那様…ご立派になられて…」

執事「…感激いたしましたなぁ…」

メイド「はっ…見入っている場合ではありませんね、旦那様…!」

天海「…あれ、どうしたんですか?」

メイド「大旦那様がお呼びです、奥様も…」

東条「あら、私も…」

執事「それから、ぜひご友人様も…」

天海「…ということは最原君達も…?」

↓1 天海達のアクション(最原達も含めて、深夜に入ります)

執事「はい、是非一度お会いしたいとのことです」

天海「分かりました…最原君達、少しいいですか?」

白銀「どうしたの?」

最原「うん…あれ、その人達は…」

メイド「私達は天海家に仕える使用人でございます」

春川「…使用人…?」

メイド「大旦那様が是非ご友人の方々ともお会いしたいそうです」

ゴン太「えーと…つまり…」

最原「天海君のお父さん…?」

天海「はい、そうですね」

白銀「わあ…会ってみたい」

星「…天海の父親…」

夢野「多分イケメンじゃな」

最原「…確かに…」

東条「…赤松さんも呼んで…」

春川「…私が呼んでくる」

春川は赤松をピアノから連れてきた

赤松「えっと、天海君のお父さんに会いに行くの?」

天海「はい、もし良かったら…」

赤松「行くよ!会ってみたいもん!」


メイド「ではこちらに…」

天海達は天海の父の部屋に案内された

~大居室~

蓮「おお、来た来た!いらっしゃい…ん、どうしたのかな?」

春川「…」ブンブン

赤松「…ほえ…」

白銀「に、似てる…」

夢野「…そっくりじゃな…」

赤松達は天海と父親を何度も見比べていた

最原「…あ、あの…こんばんは…」

ゴン太「こんばんは…」

星「…」

蓮「ははは、こんばんは。さあさあ、座って座って。」

とりあえず赤松達は椅子に座った

メイド「…そういえば失礼ではございますが…奥様は多胎妊娠でございますか?」

東条「…なぜそんなことを?」

メイド「いえ…近頃多胎のお方が増えているそうなのです、噂では7つ子なども…」

東条「7つ子…?」

↓1 天海達のアクション(父親に何か質問したりする、など)

メイド「…性別よりもそちらの健診を後でいたしましょう」

東条「…」

メイドは慌ただしく出て行った

最原「最原です、超高校級の探偵で…白銀さんの婚約者です」

ゴン太「えっ…えっと…獄原ゴン太です。」

星「…俺…は…」

蓮「あまり緊張しないで、君たちのことはよく知っているよ」

春川「…春川…魔姫」

赤松「赤松楓です、魔姫ちゃ…春川さんとお付き合いしています」

白銀「え、えっと…白銀つむぎです…」

夢野「夢野秘密子じゃ。超高校級の魔法使いじゃ」

蓮「…なるほどね、なかなか個性的だけど良い友達を蘭太郎は持ったものだね」

天海「それで…父さん、なぜ俺たちを呼んだんですか?それに…なぜ船や屋敷に滞在させたいんですか?」

蓮「呼んだのは単純に蘭太郎の友人が気になったからだよ。滞在の件は…まあもう知っていると思うけどね、治安が良くないし…私の屋敷や船にいてくれたら目が届く。そういう訳だ」

赤松「でも16人もいて大丈夫なんですか…?」

蓮「もちろん大丈夫だよ」

最原「…どうしようか」

星「…確かに天海の屋敷の方が安全かもしれないな」

星は夢野を見ながらそう言った

蓮「まあ直ぐに決めなくてもいいよ。話し合ってどうするか教えて欲しい」

~別室~

メイド「奥様、一応説明を…この薬に血液を入れると多胎妊娠か否かが分かります。それから多胎妊娠であれば薬の色が変化します。その色によってお子の数が分かります」

東条「…」

↓1 天海達のアクション(屋敷や船に泊まるかどうかを指定)
↓2 東条のアクション(検査してもしなくても構いません)

東条「…後で検査しても構わないかしら」

メイド「もちろん、お好きな時に検査なさいませ」

東条「…」

~大居室~

天海「…少し話し合いましょう」

最原「そうだね、大事なことだし…」

赤松「す、少しお時間をください!」

蓮「もちろん、好きなだけ話し合ってくれ」

~10分後~

天海達は話し合った末、ほとんど意見が一致したので天海の父に返答した

天海「では父さん、滞在中は屋敷か船で過ごすことにします」

蓮「おお、嬉しいよ。この地図を渡すから明日にでも来てくれ。セバスチャン、屋敷の者たちにすぐに連絡を」

執事「はい、そのようにいたします」

赤松「あ…ホテルにいる人達にも連絡しないと…」

蓮「ああ、安心していいよ。こちらから連絡しておくから」

最原「親切にありがとうございます…」

夢野「ところで…この後ウチらはどうするんじゃ?」

蓮「ん、この後はこの宮殿で客は泊まるはずだよ。確か…東条さん名義だったね、客室はこの部屋と同じ西の間に5部屋取っているみたいだけど…一つ注意しておくけれど、誰か尋ねて来てもすぐに扉を開けないように」

星「…何故…」

執事「夜這いというものが…」

蓮「これ、セバスチャン」

ゴン太「よばい?」

最原「…ああ、なるほど」

赤松「えっと…じゃあこの後どうする…?」

↓1 天海達のアクション

↓1 謎のアイテムだけではよく分からないので何を見つけたのかを指定してください。また、部屋に戻るのか別の行動をするのかも明記してください

天海「各自部屋に行って休むことにしましょう」

春川「…正直眠くなって来たし…」

星「…そうだな」

蓮「確かに高校生にしてはかなり夜更かししているみたいだしね、みんな休みなさい」

最原「はい…ありがとうございました」

最原達は天海の父に礼を言うと教えてもらった部屋に移動した

~天海の個室~

天海「…ふー…ん?」

天海達はそれぞれ分かれて部屋に行った。貴族用に作られた部屋なので旅好きの天海はやはり少し落ち着かないが、数分すると部屋を観察していた

天海「…なんすかこれ」

天海はごてごてとした変なボタンを見つけた

天海「…女体化マシン、入間美兎作…入間さんって何でも作るんすね…」

天海はもはや入間に尊敬の念さえ抱いていた

ガチャ

天海「あ…斬美さん…今まで何を…」

東条「…これを…」

東条は天海に多胎妊娠や検査薬について話した。

天海「つまり双子かそれ以上の可能性もあるってことっすね」

東条「ええ…どうしましょう…2人以上だったら…」

東条はそれ以外のことでも大きな悩みを抱えていたがそれは言わずにいた。

↓1 天海のアクション

↓1 多胎妊娠か確かめるかどうか指定
ここで検査しない場合は不明のままで日常編(クエスト受注など)に入ります

ちなみに他の女子が身ごもった場合も同じような検査をしますが…問題はコンマと安価、どちらで決めるかと言うことです。

↓1~3 子どもの数について安価とコンマどちらで決めるかを指定(多数決、重要安価)

コンマですね、了解しました。
↓1 子どもの数について上限を設定してください

天海「…大変でしょうけど…君との子なら何人生まれても俺は嬉しいです」

東条「…あなた…」

東条はある可能性について考えていたが、天海からその言葉を聞いて罪悪感のようなものが胸に宿るのを感じた

東条「…検査は…」

天海「…一応しておきませんか?もし多胎妊娠なら色々と準備しなければいけませんし…」

東条「…そうね、では検査しましょうか」

天海「どうやるんですか?」

東条「まず注射器で血を少し抜いて…そしてこの薬に入れたら色によって分かるらしいの」

天海「色…?」

東条「色が変わらなければ単胎妊娠で…赤なら双子、黄色なら品胎、青なら四胎…という具合に変わるみたいね」

天海「…なるほど…では早速…」

東条「ええ…」

東条は注射器を腕に刺して血を少し抜き取ると薬に入れた。そして色が変わるかどうか2人は真剣に見守った

~扉の前~

王馬「やーっと戻ってきた…」

何時間も単独行動していた王馬は少し疲れていたが、天海達をどこからか嗅ぎつけたのか様子を見ていた。

↓1 10未満なら4つ子、90以上なら3つ子、20~40なら双子、それ以外なら単胎妊娠(重要)
↓2 検査後の天海達のアクション

~5分後~

東条「…あ…」

天海「これは…」

薬は赤色に変わっていた

東条「…双子…」

天海「…斬美さん…」ギュウ

天海は東条を優しく安心させるように抱きしめた。

天海「双子の出産についてリスクとかはあるんですか?」

東条「…早産になる可能性があるわ。あとは…高血圧症候群や貧血かしら…とにかく単胎よりは色々と子どもに対して気遣いが必要ね」

天海「…子どものこともそうですけど、自分のことも気遣ってくださいね」

東条「ええ、ありがとう…お義父さまへはどう報告を…」

天海「父さんへの報告は明日以降でも大丈夫ですよ。とりあえず2人でゆっくりしましょう」

天海は東条のお腹を撫でながら言った

~扉の外~

王馬「…へえ、双子ちゃんだったんだ。おめでたいねー」

王馬は相変わらず楽しそうに聞いていた

↓1 天海達のアクション(王馬も含めて、寝ても構いません。寝るなら明日の朝になります)

ゴン太が赤松と春川の部屋に呼び出されたので行ってみると二人で乳繰りあっていた
ダンスパーティーの件や暗殺者バレの時のお礼がしたいとのこと

えっと…天海達のアクションでこの安価は作者にはよくわからないので…申し訳ありませんがもう一度安価をとります。ゴン太達の描写として>>710を後で書きます

↓1 再安価



天海は東条としばらく紅茶を飲んでいたが、ふと東条が何か悩んでいた様子だったので尋ねてみた

天海「斬美さん…何か悩みがあるなら言ってください、君は一人で重荷を抱える癖があるっす」

東条「えっ…?」

天海「君は隠してるつもりでも俺には分かります、ここまでずっと一緒に居てきたからです」

東条「…それは…」

天海「少なくとも俺は誰かに少しでも頼るだけでだいぶ気持ちが楽になるのを今までの経験で分かっています…だから斬美さんも、遠慮とかしないで俺を頼ってください」

東条「…」

天海の言葉で東条は少し震えていたが、意を決したように話し始めた

東条「…私は…そんなことはないと思っているけれど…もし…間違いがあったらって…」

天海「…間違い…?」

東条「万が一…万が一にも…私があなた以外の子どもを宿しているのではないかって…思ってしまったの」

天海「…」

東条「…ごめんなさい…私が未熟だったから…とんでもない間違いを犯してしまったのではないかと悩んでいるの…」

天海は東条をベッドに座らせると黙って抱きしめて撫でた。

東条「…あなた…」

天海「んっ…!?ん…んむ……」

すると東条が泣きながら天海に深く口付けをしてきた。天海は驚いたが優しく受け止めた

東条「…ふ…はっ…私は…あなたとこの子達を愛しているわ。…でももしもこの子達が…」

天海「…斬美さん…」

~扉の外~

王馬「…ま、ほぼ同時期にやっちゃったからねー」

↓1 天海のアクション

↓1 一応感想なのか安価指定なのかわからないので再安価。もしアクション指定をしていたのなら申し訳ありません

天海「…」ギュウウ

天海は無言で東条を抱きしめた

東条「…あなた…」

東条の方はポロポロと涙を流していたが、不意に天海にまたキスをした

天海「…きる…んっ…み…さん…ふっ…」

東条「…蘭太郎君…」

そして口を離したかと思うと天海を押し倒した。

天海「斬美さん…?」

東条「…ごめんなさい…ごめんなさい…!」

天海「ん…っ…!」

~扉の外~

王馬「…大胆だねー、悲しくなっちゃったのかなー?寂しいと人肌恋しくなっちゃうもんねー」

王馬はするすると衣擦れの音がするのを聞きながら茶化しきれない声でそう言った

王馬「…」

~春川達の個室の前~

ゴン太「えっと…ゴン太の隣の部屋だから…ここだよね」

ゴン太は赤松と春川に呼び出されたので2人の部屋を訪ねようとしていた

ゴン太「えっと…春川さん、赤松さ…」

赤松「…んっ…ま、魔姫ちゃん…!」

春川「…楓はこんなに可愛いのに…悪口を言う奴は…っ…」チュッチュッ

赤松「んんぅ…!」

どうやら赤松の悪口を言われたのが気にくわない春川が赤松を可愛がっているらしかった。赤松は赤松でそれが少し嬉しいらしく、押し倒されていると見せかけて春川の首に手を回していた。

ゴン太「あ、あの…」

春川「あ…」

春川は暗殺者と言うことを明かした時や、パーティーでのお礼をするためにゴン太を呼んだことが一時的に吹っ飛んでいた

↓1 ゴン太達のアクション

赤松「あ…ご、ゴン太君…」

春川「…ごめん」

春川と赤松は固まって動けないゴン太を見て恥ずかしそうに髪を弄ったり、ヘアピンを触ったりしていた

ゴン太「う、ううん…ごめんね…」

赤松「ゴン太君は謝らなくていいんだよ…えっとね、お礼が言いたかったんだ」

春川「…あんたは色々と私や楓に優しくしてくれたから…」

赤松「…ありがとう、ゴン太君」

春川「…ありがとう」

ゴン太「あ、あ…ど、どういたしまして」

どもるゴン太を見ながら春川は借りていたバックから自分のヘアゴムを取り出した。

春川「…これ…良かったらあげるよ」

赤松「あ…!じゃあ私も…」

赤松はいつも持っている音符のピンを取り出して一つゴン太に差し出した

ゴン太「えっ…あ…」

春川「…嫌なら捨てても…ゴン太「だ、大事にするよ!」

春川「…ふふ…」

赤松「ゴン太君ったら…あ、そうだ…良かったら少しお話しして行ってよ!」

ゴン太「でも…2人きりの時間が…」

春川「あんたには積もる話もあるし…いてくれたら頼もしいよ、ご、…ゴン太」

ゴン太「…!よ、喜んで!」

そして3人は気がつけば川の字で寝ていることに気づくまで話し明かしていた

~早朝~

天海「…あ…」

天海が起きた時には気がつけば朝だった。枕は微かに濡れている。隣にいる東条はドレスを着たまま眠っていた

~レストラン~

王馬「いやー、ドレスはやっぱり着てるままの方がいいねー」

徹夜くらい余裕だと言わんばかりに王馬は宮殿内のレストランで紅茶を飲んでいた。腹を押さえて泣いていた東条を見ていた王馬は少し可哀想だとは思ったがやはり興奮していた。

↓1 天海のアクション

東条「…」ス-…

天海「…斬美さん…」

天海は眠る東条の頭を撫でながら呟いた

天海「君にも...ましてや子供にも罪はありません。考えたくはありませんが、もし俺との子供で無かったとしても二人とも俺達で愛してあげましょう。」

東条「…ん…」

エビシオ『…旦那タマ…』

天海「血が繋がってなくても家族です。君も子供達も俺はずっと愛し続けます。安心してください。」

東条「…」

天海「それに…そんな事が起こるなんて確証もないんですから。きっと大丈夫ですよ。」

天海はお腹にそっと頭を乗せながら言った

東条「…あな…た…」サワサワ  

天海「あっ…」

すると東条が気づいたのかお腹に乗っている天海の頭を手で包み込んだ

東条「…この腹に宿るのは…何があってもあなたと私の子だけよ…」

天海「…斬美さん…」

東条「…まだ早いけど…起きてしまったわね…エビシオ…」

エビシオ『ホテルヘノ連絡ハ済マセテイル』

東条「…ホテルにいるメンバーは…」

エビシオ『13時ニ宮殿裏ノ道路デ車デ集合予定』

東条「…ありがとう…」

天海「…ということは13時に全員集合っすか…」

東条「…お義父様のお屋敷に移動するのだったわね…宮殿から近いらしいから助かるわ…それより…あなた、この子達のことは…」

天海「ああ…そうですね…」

妊娠したということは伝えているが双子となるとやはり話が変わる。天海はいつ父親に話すか悩んだ

↓1 天海のアクション

天海「…もう少ししたら報告しに行きましょう」

東条「そうね…今は7時だから…8時半頃に行けるように朝食を摂っておきましょう…疲れたでしょうからきちんと食べておかないと…」

天海「…ああ、確かに疲れましたね」

天海は今更ながら疲労を感じていた。だが驚いたことにテーブルにはいつの間にか2人分のマフィンと紅茶がティーポットごと、それに鴨肉のサンドイッチが置かれていた。

東条「昨日のうちに持って来ていたのよ…さあ、いただきましょう」

天海「…ええ、いただきます」

天海はおそらく手製のものだろうと感じた。談笑しているうちにいつの間にか時間が経っていった

東条「身だしなみを整えて…」

天海「…あっ…」

天海はこれまたいつの間にか皺が入ってしまっていた東条の紫のドレスがピチッと完璧に整えられているのを見て驚いていたが、数分すると自分も同じように整えられた。そしてその足で父親の所に向かった

~大居室~

東条「おはようございます、お義父様」

蓮「おはよう、でも朝から挨拶とは一体どうしたんだ?」

天海「あの…父さん、実は…斬美さんのお腹の子…子達は双子だったんです」

蓮「…双子…?」

東条「…はい」

蓮「…セバスチャン、セバスチャン」

執事「はい、ここに…」

蓮「…祝いの準備をさらに盛大にと、家の者に伝えなさい。」

執事「はい、かしこまりました」

蓮「…蘭太郎…双子なら普通の出産とは訳が違う。気遣ってやりなさい」

天海「…はい」

蓮「確か…斬美さんだったね、色々と苦労はすると思うが…無理はしないでね」

東条「ありがとうございます、お義父様」

蓮「こうしてはいられないな…急いで家に戻ろう…後は何かないかい?頼みたいことや報告したいことがあれば何でも言いなさい」

天海「…報告や頼みたいこと…」

↓1天海のアクション

天海「…いくつかあります。父さんはアンドロイド化についてはもう知っていますか?」

蓮「ああ、聞いているよ」

天海「…その経緯について話しておきたいんです」

東条「…あなた…?」

天海「そんなに心配そうな目で見ないで、安心してください」

蓮「…それで、その経緯は…」

天海はいくつか伏せていたが、後遺症やケモノ化についての話をした

蓮「なるほどね、あの薬は効きすぎる人もいるらしいから…大変だったようだね」

天海「はい、それで…見通しがついたら解毒剤や…アンドロイドから人間に戻る薬を使おうと思っているんですけど…その時は金銭的な援助を頼むかもしれません」

蓮「ああ、構わないよ。そのくらいなら…」

天海「借りっぱなしにする気はありませんよ。もう俺も所帯を持つんですから…もし借りたら一生働いてでも必ず返します」

蓮「…分かった、協力しよう」

東条「…お義父様、申し訳ありません…」

蓮「いやいや、障害を乗り越えてこそ夫婦だよ…現に私も若い時は…」

執事「旦那様、そろそろ戻られませんと…」

蓮「おっと…では私はそろそろ行くよ」

慌ただしく天海の父親は出て行った

天海「…喜んでくれましたね」

東条「ええ…そういえば…他の人にはまだ言わない方がいいかしら…」

天海「ああ…みんなにですか…」

↓1 天海のアクション(朝することなども指定)

そういえば星は夢野と付き合うかどうか葛藤してる時に昔の彼女の事とか引き合いに出さなかったな
星竜馬にとって重要なファクターな筈なのになんでだろうな、>>1が忘れてただけ?

>>741 もちろん忘れていませんよ。星君は彼女に対して今もまだ気持ちを抱いていたりします。おそらく今後葛藤したり、思わず夢野と彼女を比べてしまったり…とかなり悩んでいきます。そこをどう支えるかがポイントですね。本編では幸せになれなかった星君をどうにか幸せにしてあげたいな、と作者は思っています。

天海「…いや、隠すようなことではないですよ。とてもおめでたいですし…みんなにもきちんと報告しましょう」

東条「…そうね、分かったわ。そういえば…日程確認もしないといけないから、とりあえず庭園の噴水で集合しましょうか。エビシオ、お願いね」

エビシオ『了解』

~20分後 庭園 噴水前~

白銀「ここはサンクトペテルブルクでは有名な観光地なんだよね…」

天海「その通りっすね、エカテリーナ宮殿自体が観光地でしたから」

最原「確かに…すごく豪華絢爛って言葉が似合うよ」

赤松「ところで話って…」

東条「まずは今後の日程だけれど…13時にホテルのメンバーと合流して…それから天海君のお父様のお屋敷に向かう予定よ」

春川「…屋敷…」

ゴン太「ご、ゴン太が屋敷なんて…」

星「…」

夢野「んあ?どうした、浮かない顔をして」

星「…ああ、いや…何でもねえ」

赤松「でも本物のお屋敷なんて何回か見たことしかないのに凄いなぁ…」

白銀「何回かはあるんだ…」

天海「…それで…もう一つ報告があって…」

白銀「もう一つ?」

天海は東条のお腹を撫でながら口を開いた

天海「…実は…双子だったんです。俺たちの子供…」

最原「えっ…」

春川「…双子…?」

↓1 最原達のアクション

夢野「何と…双子ちゃんじゃったのか…おめでたいのう。」

白銀「わあ…2人の双子だなんて絶対可愛いよ!」

赤松「すっごくおめでたいよ!もう愛の夢を50回くらい弾き続けても足りないくらいおめでたいよ!」

星「…例えはよく分からねーが…子供…しかも双子か、確かにおめでたいな」

最原「…子供…僕とつむぎさんにもいつか…あ…おめでとう、天海君、東条さん」

春川「…これから多分大変だけど一応祝福しておくよ」

ゴン太「双子の赤ちゃん…ゴン太も抱いてみたいな…2人ともおめでとう!」

天海「みんな…ありがとうございます」

東条「ありがとう…」

赤松「あ、じゃあさ双子ちゃんや東条さんの身体のことを考えて…みんなで家事や仕事を手伝おうよ!」

白銀「それはいいね!私たちの花嫁修行にもなるし…」

東条「あら…でも…」

夢野「遠慮するでない、お主はもうママなんじゃから…まあ前からそうだったがのう」

春川「…いいよ、手伝う。それから…ベビー用品とかも揃えた方がいい」

赤松「確かに…それにみんなでお買い物もしたいしね」

星「しかし、天海は二児の父か。隅におけねえな」

最原「うんうん」

ゴン太「天海君って凄いんだね!」

天海「いや…でも嬉しいです」

全員がこの吉報を聞いて喜んでいた

↓1 このまま13時まで飛ばすか、アクションを指定するかどうか(昼食を食べる、午前のお茶会に招かれてみる、など)

グウウウウ   

赤松「あ…お腹すいちゃったね…」

東条「…ではお昼を食べに行きましょう。美味しい店を知ってるの」

白銀「東条さんが言うなら美味しんだろうな…」

エビシオ『レッツゴー』

最原「…何でどんどん人間味が…」

~レストラン~

夢野「こ、このサラダ美味いぞ…」

最原「このスープ冷たい…」

天海「それはオリヴィエサラダっすね。最原君が飲んでいるのはオクローシカと言って…夏の定番料理なんですよ」

星「…てことは今は夏か?」

本場の料理を楽しみながら赤松達が子供の話をしだした

赤松「双子ちゃんどっちに似るかな?」

春川「…2人いるんだからそれぞれに似るんじゃない?」

白銀「でもどっちに似ても多分美人だよね」

東条「…」ナデナデ

夢野「んあ…」

白銀「…私と終一君の子供はどんな風に…」

最原「えっあっ…その…きっと可愛いよ。お母さんがそうだから…」

白銀「…終一君ったら…もし可愛かったら終一君のおかげだよ。やっぱり男の子も女の子も欲しいなぁ…」

星「…」

春川「…そういえば双子の性別は?」

東条「…それはまだ分からないわ。検査をしていないから…」

白銀「姉妹か兄弟か…どっちもだったりして」

夢野「…子供、か…ウチは…」

赤松「…私と魔姫ちゃんは…頑張ったらできるかな?」

天海「えっ…」

春川「…いや…頑張っても無理だよ」

赤松「うーん…そっか…」

それからしばらく子供談義に花が咲いていた。生まれてくる子も超高校級になるのだろうか、とか性別や性格はどう似るのかなど話の種は尽きなかった

↓1 この後の天海達のアクション

~13時前~

天海「あ、そろそろ時間ですね」

東条「エビシオ、支払いを頼むわね」

エビシオ『了解』

赤松「そういえば着替えは…」

東条「それは大丈夫よ、荷物もまとめて合流する予定だから」

夢野「準備がいいのう」

~合流場所~

百田「お、来た来た…うおっ!?」

茶柱「ゆ、夢野さん…可愛いです!他の皆さんも…男死はまあ…馬子にも衣装ですね」

ホテルのメンバーは正装を初めて見るので驚いていた

最原「あはは…」

アンジー「蘭太郎のお家に行くんでしょー?」

キーボ「正確には天海君のお父さんの家ですね」

入間「キャベツ野郎金持ちだったんだな…」

天海「まあまあ…とりあえず車に乗りましょう」

真宮寺「いつの間にか車がリムジンになっているから驚いたヨ」

星「…何でリムジンなんだ?」

王馬「そりゃ天海ちゃん家が金持ちだからでしょ」

天海「…」

東条「…とりあえずこの後の予定だけれど…もう知っていると思うけど天海君のお父様のお屋敷にお邪魔することになっているわ」

赤松「うんうん…じゃあ、天海君達…」

天海「…何すか?」

赤松「みんなに…言うことがあるよね?」

赤松が期待のこもった目で見つめてきたので天海は察し、ホテルのメンバーにも伝えることにした。

茶柱「どうしたんですか?」

天海「…実は…ホテルにいた人達には伝えていなかったんですけど…双子を授かったんです」

真宮寺「…双子…?」

↓1 茶柱達のアクション

入間「ふ、ふ、双子だとぉ…!?」

アンジー「わーお、おめでたいねー!神ってるよー!」

真宮寺「これはとてもおめでたいネ…」

キーボ「おめでとうございます!産まれたら僕にも見せてくださいね!」

東条「…ええ、もちろんよ。ありがとう、みんな…」

茶柱「双子…」

百田「…そうか、おめでたいな…」

入間「…お盛んだっ茶柱「ほ、本当におめでたいですね!」

事情をしらないメンバーは子宝に恵まれたことを喜んでいたが、百田を筆頭に王馬とのことを知っているメンバーは内心複雑な気持ちだった。

天海「…みんな、ありがとうございます」

東条「…と、そろそろ向かいましょうか」

16人で立ち話をすると流石に邪魔なので、車に乗り込んで目的地に向かった

~道中~

入間「つーかよ、いつ産むんだ?」

東条「まだ1年半以上先よ」

赤松「なんだか待ち遠しくなってきちゃったね」

真宮寺「姉さんにも会わせてあげたいなァ」

王馬「可愛い子が産まれたらいいねー」

アンジー「神様は可愛い子が産まれるって言ってるよー!」

百田「…」

↓1 道中での天海達のアクション(特になければ14時までカット)

王馬「ねえねえ、せっかくだから双子ちゃんのいるお腹を触らせてよ!」

茶柱「あっ…!」

百田「おいっ…!」

王馬が東条にちょっかいを出そうとするのでその首根っこを茶柱が掴んだ

茶柱「何やってるんですか!」

入間「ひゃっひゃっひゃっ、子猫みてーだな!ひゃーひゃっ…うごっ!」

真宮寺「…咳き込み方…美しくないネ」

夢野「どこからそんな声を出したのじゃ?」

王馬「ちょっと!茶柱ちゃん、離してよー!」

百田「テメーは少し大人しくしてろ!」

王馬「もー、仕方がないなー。じゃあ茶柱ちゃんのへそでいいや」ピトッ

茶柱「ひゃっ…!?…きえええええええ!」

百田「こ、このヤロー!」

王馬「グエッ!」

茶柱のへそを触った王馬を本人と百田が凄い声を上げて投げ飛ばした。

赤松「わわっ!」

春川「…何してんの」

ゴン太「え、えっと…仲良しさんなんだね」

星「…違うだろ」

王馬「いってー!何で投げ飛ばすのさ!ヘソ出してる茶柱ちゃんのくせに!」

茶柱「まだ言いますか!後50回くらいは投げ飛ばしましょうか!?」

ギャーギャーと喚く王馬達を傍目に見ながら羽衣のことを思い出し、天海は東条と話していた。

天海「…斬美さん、この先危険な任務はあるんですか?もしあるなら…君の体や子供のことがあるんで控えて欲しいんですけど…」

東条「そうね…連絡してみるわ。…もしかしたら任務も免除されるかもしれないし…」

天海「…それならいいんすけど…」

アモル「…きゅーん」クンクン

東条「…あら、よしよし…そういえば…もしこの子達に耳や尻尾が生えていたら…」ナデナデ

天海「そのことはもう受け入れるって言ったじゃないっすか。だから安心してください」

東条「…でもお義父様は…」

↓1 天海達のアクション

天海「俺の父さんはそれくらいで拒否しませんよ、むしろ可愛がりすぎてじじバカにならないかが心配っすね」

天海は笑いながら安心させるように言った。すると東条は少しだけ安心したように微笑んでいた。

茶柱「…赤ちゃん…ですか…」

百田「ったく離れろ!」

王馬「うるさいこの脳筋バカ!」

百田「誰がバカだッ!」

茶柱「…」

百田は茶柱が見つめていたことに気づいていなかった。

~14時~

入間「…で、でっかい…こ、こんなに大きいの…」

夢野「んあっ…」

いかにも夢野のような女子が憧れそうな大きな屋敷だった。なにしろ13人の子供や使用人、そして夫妻が使う家が大きくなるのも無理はなかった。

コンコン

家政婦「あのー、旦那様はお出かけのようなんですー。ですので先にお上がりになってくださいだそうでーす」

天海「あ、はい…」

春川「…凄い話し方…」

家政婦「…あっ、あなたは美兎ちゃ…入間さんじゃないですかー!」

入間「お、おう…な、何だこいつ…」

家政婦「あ、ではそろそろ失礼しまーす」Vピース

アンジー「おー!じゃあねー!」Vピース

家政婦「きゃー!かわいいー!食べちゃいたーい!あ…ではごゆっくり~」

家政婦は去っていった。

天海「…」

王馬「…」

キーボ「…」

↓1 天海達のアクション

赤松「…あの、入間さん。もしかして知り合い…?」

入間「んな訳ねーだろ!何だあいつ、脳みそにカニ味噌でも詰まってんのか!?」

王馬「…そういう入間ちゃんも脳みそに豚味噌が詰まってるようなもんだけどね!」

入間「ぶ、豚味噌…」

真宮寺「豚味噌は鹿児島の名産品で…ご飯によく合うんだよネ」

天海「…味噌は置いておいて…とりあえず中に入りましょう」

天海達はとりあえず車から降りて屋敷内に移動した

~屋敷内~

メイド「あ…あ…あの…いらっしゃいませ…その…ご主人様から言付けを…この屋敷は…わ、和風と洋風の折衷で…お好きな棟にお泊まりください…とのこ、こ、ことです…」

白銀「…あんまり緊張しなくても…」

メイド「す…すみません…それから…滞在中お出かけの時は…係の者をお呼びくださいだそうです…」

天海「…わかりました、あとは休んでいてください」

メイド「は、はい…失礼します」

星「…こう言ったらなんだが…変な使用人が多いな」

夢野「そういう仕様なんじゃろ」

春川「…使用人だけに?」

百田「…ぐっ…」プルプル

茶柱「え、えーと…とりあえずこのあとどうしましょうか?」プルプル
 
↓1 この後の天海達のアクション

天海「…とりあえず屋敷の設備と部屋割りを確認しておきましょうか…」

メイド「…ご歓談中失礼いたします。旦那様から言いつけを賜っております。どうぞこちらへ」

王馬「またメイドちゃんが出てきたよー?」

アンジー「どこにいくのー?」

メイド「広間です」

キーボ「とりあえずついていきましょう」

~10分後 広間~

広間には肖像画もあった。インテリアは凝っていてなおかつ広い。彫刻の入ったマントルピース、ソファ、そしてペルシャ絨毯が敷かれている趣味の良い部屋だった

メイド「こちらにお部屋の鍵と、当屋敷の見取り図がございます。これをお見せするように、それからご夫婦や恋人同士であってもできるだけ寝室は個室を、と」

真宮寺「ふむ、なるほどネ…」

メイド「では失礼いたします」

先ほどより厳ついメイドがいそいそと黒檀のドアから出て行った

茶柱「ど、どうして別部屋で…」

東条「…上流階級の家では夫婦でも寝室が別なことが多いのよ」

百田「ま、マジかよ!?」

天海「…どれどれ」

~屋敷内見取り図(洋館)~
広間
応接間
居間
ダイニングルーム・厨房
書斎・図書室
喫煙室・撞球室
温室・庭園・菜園
使用人室
貯蔵庫
洗濯室
子供部屋
寝室(20人分)

赤松「ひ、広い…」

春川「…子供部屋…」

東条「…イギリス式…趣味の良い屋敷ね」

↓1 天海達のアクション

↓1 女子達のアクション(ショッピング、屋敷探索など)
↓2 男子達のアクション (同じく)

久しぶりに男女別でいきます

~ブティック アクセサリーショップ~

赤松達は使用人に声をかけて、ショップのあるところまで連れて行ってもらった

春川「…これは…」

東条「琥珀ね、ロシアは産出量が多いのよ」

赤松「綺麗…」

夢野「なんというか…優しい美しさじゃな」

入間「蜂蜜みてーだな」

アンジー「この人形多いねー」

白銀「マトリョーシカだよね、やっぱり定番のお土産だから…」

茶柱「この赤いの…夢野さんみたいで可愛いです!」

白銀「あ、見てみて、服も可愛いのがたくさんあるよ!」

東条「ああ…これは…サリファンね。ロシアの民族衣装…」

入間「もみの木の下で暮らしてそうな格好だな」

赤松「ああ…確かにハ○ジ感あるね」

入間「ハイ○いいよな!」

春川「…あんたそんなの見るんだ…」

女子達は好き勝手に見るあたりは乙女らしかった。

従僕「お嬢様方、お求めになるものが決まりましたら声をお掛けください」

↓1 赤松達のアクション(何を買いたいか具体的に指定。内容は具体的であれば自由です。)

白銀「凄いよ…こんな家に住んでいるなんて…フィクションでしか見たことない…」

最原「…探索してみたいね…」

春川「…そういえばこの後何かあるの?」

東条「特に何もないわ。自由よ」

赤松「あ、じゃあさ、女子のみんなでショッピングしない?」

王馬「いいねー!」

夢野「お主はいつから女子になったんじゃ」

王馬「ここだけの話…実はオレ女子だったんだー!」

ゴン太「えっ!?」

春川「…あっち行って」シッシッ

春川が王馬を追い払って女子だけ集まってどこに行くのか決めた

赤松「まずはベビー用品だよね!」

東条「…まだ早いのでは…」

茶柱「1年なんてあっという間です!」

白銀「あ、じゃあ服やアクセサリーも買いに行きたいな!」

入間「ベビー用品か…子供向けアニメとか…」

アンジー「早く行こうよー!」

わらわらと話し合いながら女子達は買い物に向かった。

星「…俺も行くか…プレゼント…あいつを思い…いや…」

ゴン太「星君、プレゼントを買うならゴン太とついて行っていいかな?」

星「…構わねえが」

ゴン太「ありがとう!」

百田「…蘭太郎、指輪選びに付き合ってくれねえか?」

天海「…いいですよ、行きましょう」

男子の方も買い物に行くメンバーと、屋敷探索をするメンバーで分かれ動き出した


これが飛んでいました。順番を入れ替えてお読みください

↓1 再安価

赤松「でもせっかくだからお揃いがいいよね」

夢野「お揃い…」

白銀「じゃあ何を買おうか?」

アンジー「アンジーはこのキラキラした石がいいなー!」

入間「オレ様もこれがいいぜ!なんか美味そうだしな!」

茶柱「えっ、美味しそうかどうかで決めるんですか…?」

入間とアンジーは琥珀を指差していた。かなり大きく高そうだった

赤松「…確かに綺麗だけど…値段…」

東条「あら、日本の半値以下ね」

春川「…1つ500M…」

夢野「そこまで高くないのう」

白銀「琥珀に金色の鷲が…」

入間「かっこいいな!」

東条「…ではこれにしましょうか?」

赤松「うん、ブローチだから扱いやすいし、みんなつけられるしこれでいいと思うよ」

従僕「ではお会計はこちらで済ませますので…」

アンジー「おー、太っ腹~!」

春川「えっ…」

そしてあっという間に従僕が会計を済ませてブローチの箱を渡してきた

白銀「え、えっと…いいのかな…?」

従僕「旦那様が、『息子達のお祝いに友人のみんなにも惜しまず贈り物をしなさい』とのことです。旦那様がこう仰るときは派手に買い物をしろ、ということなので」

入間「流石ボンボンだな!」

茶柱「な、なるほど…」

春川「…でも大丈夫なの?」

従僕「ご心配なく」

赤松「じゃ、じゃあ次は…ベビー用品を…」

夢野「そうじゃな…」

赤松達は財力に戦いたが無下に断る訳にもいかないのでとりあえずベビー用品を見に行くことにした

~道中~

夢野「ん…んあ…」

東条「夢野さん、少しじっとしていて…はい、これでいいわよ」

夢野「助かる…」

入間「でかくて丸い金平糖みてえだな」

春川「…優しい色」

琥珀はなんとも言えない優しく暖かい色が魅力的だった。そして入間の言う通り美味しそうでとろりと滑らかな感じも特徴だった

赤松「いい買い物だよ…あっ、ここかな?」

東条「Detskiye tovary…ここね」

アンジー「全然読めないねー」

茶柱「どうしてこんなに難しい文字なんでしょうか…」

白銀「キリル文字かっこいいんだけどね…東条さんいいなぁ…」

赤松「うーん…英語なら少し分かるんだけど…まあいいや、入ろう!」

ガランゴロン

~ベビー用品店~

入間「おっ、あるじゃねーか!」

入間は子供向け番組の入ったビデオを見つけていた

春川「…オムツ、ベビー用クリーム…離乳食…赤ちゃん用ミルク…ベビーカー…ハイローラック…チャイルドシート…抱っこ紐…それにまだ色々あるね」

赤松「赤ちゃん用ピアノだ!」

白銀「わぁ…!幼児服…可愛い!」

茶柱「…」ゴクリ

東条「みんな楽しそうね…」

アンジー「わーい!」ガラガラ

夢野「んあっ?」

アンジー達はマトリョーシカの付いたガラガラで遊んでいた

↓1 赤松達のアクション(購入したいものがあれば何でもどうぞ)

了解しました
↓1 何か買うかどうか、今はまだ必要ではないので買わなくても構いません

東条「…でもまだ初期だから…」

春川「…ならこれを買えば?」

春川が一枚のCDを渡してきた

赤松「なになに?…ええっと…なんとか…クラシック…?」

東条「…胎教用の…」

アンジー「胎教ってなにー?」

夢野「何かの宗教か?」

入間「エセ宗教家ならそこにいるけどな!」

アンジー「…」

春川「…お腹の赤ちゃんに良い影響を与えるように妊婦さんが心や行いを正しくすること…というか赤ちゃんを意識して過ごすこと全般…赤ちゃんにクラシックを聴かせるのも胎教に入る」

白銀「赤ちゃんもクラシックを聴くんだ…」

赤松「じゃあ私のピアノも聴いてくれるかな?」

東条「…聴いてくれるんじゃないかしら」

茶柱「…」

春川「とりあえずこれ買おう。せっかく来たんだし」

アンジー「賛成ー!」

CDを買いに行った春川達を見ながらお腹をさすって笑う東条を見て茶柱は尋ねてみた

茶柱「あの…東条さん、母親になるって…どんな気持ちなんでしょうか…?」

東条「…母親になる気持ち?」

茶柱「はい…」

東条「…そうね、少し不安になるけれど…それよりもパートナーがますます好きになるし…赤ちゃんに対して愛情が出てくるの。お腹の中にいるって分かるから…大好きな人の赤ちゃんがね」

茶柱「…大好きな人の赤ちゃん…」

東条「…もしかして、茶柱さんも赤ちゃんが…?」

茶柱「あっ…いえ…違うんです」

↓1 茶柱のアクション

茶柱「二人を見ていたらとても幸せそうで…転子もいつか解斗さんの子を授かるのかなと想像してしまって…」

東条「…茶柱さん…」

茶柱は恥ずかしそうに顔を赤らめていたが同時にとても幸せそう幸せそうに指を合わせながら話していた。東条は見ていて微笑ましくなった

東条「2人の赤ちゃんならきっととても明るくて元気な子よ」

茶柱「そ、そうでしょうか…」

茶柱は子供を想像して更に赤くなっていたが、気を取り直して東条に言った

茶柱「な、何か悩みがあったら言って下さいね!転子も解斗さんも力になりますから!もう一人の体ではないのですから無理しないで仲間を頼って下さいね!」

東条「…ありがとう…そう言ってくれて安心したわ。茶柱さんも何か困ったことがあったら言って頂戴ね」

茶柱「は、はい!」

茶柱達が話をしている間に春川達はCDを購入した。

従僕「子供部屋にクレヨンなどもありますよ」

アンジー「ほえ~、何でもあるんだねー」

入間「んなことより早く帰って聞こうぜ」

赤松「じゃあとりあえず帰ろっか!」

東条「あら…行きましょう、茶柱さん」

茶柱「はい!」

~雑貨屋~

家政婦「行ってらっしゃいませ~。購入する際は言いつけてくださいね~」

星「お、おう…」

ゴン太「わあ…!星君、このお人形さんとても可愛いよ!」

星「…確かに可愛いが…」

雑貨屋にはずらりとこれ見よがしにマトリョーシカが並べられていた。あまりにもたくさんあるので若干狂気も感じた

星「…このスカーフは綺麗だな」

家政婦「そちらはプラトークと言うんですよー」

ゴン太「プラトーン?」

星達は夢野や赤松達にあげるものを探していた。探している間とてつもない幸福感があったが星は罪悪感も感じていた

ゴン太「あれ…どうしたの?星君…顔が…何か悩んでいるの?」

星「…なあ…獄原…俺は…」

ゴン太「うん…」

星「…いや、やっぱり何でもねえ。早く選んじまおうぜ。あいつがコサックダンスを始めたからな…」

家政婦「priyatnyy!fuuuuu!」

ゴン太「あ…うん…そうだね…」

↓1 星達のアクション(できれば夢野や赤松達へのお土産も選んでください)

~10分後~

ゴン太「これはどうかな…?」

ゴン太はピンクに赤いバラが散りばめられたプラトークと黒地に同じく赤いバラが散りばめられたプラトークを星に見せた

星「…ほう、なかなかいいじゃねーか。赤松と春川のイメージにぴったりだぜ」

ゴン太「ほ、本当…?ありがとう!星君は…夢野さんにだよね、とても可愛いよ!」

星の手にしたプラトークは少し小さめで、小柄の花が赤地に散りばめられ、そして真ん中に黒と白の猫が刺繍されていた

ゴン太「…そういえば…星君…良かったら…悩み事を話してくれないかな…?」

星「…藪から棒だな…」

ゴン太「あ、もちろん話したくないならいいんだ…」

星「…」

星は悩んでいたが、ゴン太なら信用できると思って口を開いた

星「…なあ、獄原…あんたはよ…大切にしたいヤツを失うのが怖いと思わないのか?」

ゴン太「…大切に…?」

ゴン太は星の問いに頭を巡らせたが、卑下するようにこう言った

ゴン太「よく分からないけど…でも、ゴン太は失うのが怖いから大切なんだって思うよ。春川さんや、赤松さん…仲間や虫さんもいなくなったら嫌だけど、いなくなって欲しくないって気持ちも大切だと思うんだ」

星「…ほう」

星はゴン太の考え方に思わず目を見開いた

星「…じゃあ…もう一ついいか?…もし罪を犯して…大切なヤツらを不幸にしちまって…死なせたやつが幸せになっていいと思うか?ずっと不幸のまま悩み続けろって思うか?」

ゴン太「えっと…幸せになっていいと思うよ」

星「何でだ?」

ゴン太「罪…を犯さないって人はいないと思うし…その人が大切にしていた人はきっとその人に幸せになって欲しいって思うんじゃないかな?そういう風に悩む人はきっと本当は心の優しい人だと思うんだ」

星「…」

↓1 星のアクション

星「…ありがとな。すぐには割り切れねぇだろうが…前向きに考えていけたらと思う。…そういう風に言ってくれるあんたこそ、俺は心の優しいヤツだと思うぜ」

ゴン太「…?」キョトン

星はゴン太から優しく言われて過去のことや夢野のことに向き合おうと考えた。ゴン太はキョトンとしていたが、嬉しそうににこにこと笑った

ゴン太「何か困ったことや悩みがあるならゴン太やみんなを頼ってね!」

星「…ああ…」

そしてゴン太達はお土産を買うと、屋敷に戻った

~ジュエリーショップ~

百田「…これって確か色が変わるんだよな?」

天海「ああ、アレキサンドライトっすね。緑青から赤紫に変わるんですよ」

百田「すげーな…」

百田と天海はプロポーズ用の指輪を買いに、ジュエリーショップまで来ていた

天海「でもロシアはダイヤモンドの産出量も多いんすよね」

百田「そうなのか?」

店員「その通りです。まあ何しろ国土が広いので…ああ、それと…ロシアでは右手の薬指に結婚指輪するんです」

百田「なるほどなあ…」

天海「それで…決まりましたか?」

百田「…んー…」

↓1 百田達のアクション(指輪のデザインや宝石も選んでください)

プロポーズ用なら婚約指輪でもいいですし、結婚指輪でも構いません。前に決めたデザインでいいのならそちらを採用しますが…

↓1 再安価

と思いましたが、前スレで決定すると書いてありましたね、申し訳ありません。そちらを採用します。

現在のムラムラ度 嫉妬度 残金(M)
C天海 80 嫉妬度100(+65)5163
A+百田 70 270
A星 75 810
Aゴン太 60 1000
?王馬 85 569
A最原 70 350
A夢野 75 1000
B入間 70 740
A春川 70 533
Aアンジー60 1000
A+茶柱 70 1000
Aキーボ 65 1000
A赤松 70 940
E東条 80 嫉妬度 20 790
A白銀 70 960
A真宮寺 85 800

(アルファベットは幸福度、最高A~Jまで、Gから下は病気)

百田「せっかく蘭太郎のアドバイス聞いて前に決めておいたしよ、やっぱりそれにするぜ」

天海「えーと確か…シルバーにダイヤモンドのフォーマルハウトの指輪でしたよね?」

百田「おう!それにするぜ!」

店員「シルバー、ダイヤモンドのフォーマルハウトですね。お時間を少々いただきます。お名前は?」

百田「宇宙に轟く百田解斗だぜ!」

店員「パートナーの方のお名前は?」

百田「茶柱転子…転子だ!」

店員「かしこまりました」

ちなみに指輪だけは百田が断固として自分が代金を払うと言ったので、百田の財布は大分軽くなった

天海「…百田君、嬉しそうっすね」

百田「そりゃ嬉しいに決まってるだろ!」

~カフェ~

赤松「うーん…美味しいよ!」

春川「…バターが美味しい…」

屋敷に帰る予定だった女子達はティータイムを楽しいんでいた。本場の、サモワールから淹れるロシアンティーや、バターたっぷりのブリヌィにいくらやキャビア、サーモンを乗せたもの、コケモモのジャムが詰まったピローグ、鳥のミルクと呼ばれるケーキに舌鼓を打っていた

白銀「いやー…優雅だね」

入間「…後でレシピ本買おうかな…」

夢野「ところで東条よ、お主は双子を授かったんじゃよな?」

東条「ええ…そうだけど…」

夢野「そこまで子宝に恵まれるということは夫婦円満というわけじゃ。その秘訣を教えてくれんかのう?」

茶柱「!」

白銀「あっ、私も聞きたい!」

アンジー「神様はー、斬美に子供が出来た時の気持ちも聞きたいってー!」

東条「…秘訣と言えるかは分からないけど…スキンシップが大事かしら…」

入間「スキンシップって意味深だな!」

東条「そちらの意味のスキンシップも入るわよ」

入間「えっ…」

春川「えっ…」

東条「…性生活って大事なのよ?1番相手の身体や心に触れる時間だから」

赤松「なるほど…」

夢野「性生活ってなんじゃ?」

茶柱「え、えーと…まあそれはいいとして…」

東条「…子供が出来た時の心境よね、それは…やはり嬉しかったわ。彼も喜んでくれたし…愛する人との子だもの…もちろん不安や戸惑いもあるけれどね」

白銀「うんうん…」

アンジー「蘭太郎踊って喜んでたもんねー!」

↓1 女子達のアクション(反応や、この後の行動など)

そういえば生まれてくる子供たちの名前は決めたの?

>>798 まだ決めていませんよ。きちんと安価を取ろうと思っています。とりあえず進めます

↓1 再安価

赤松「二人の子供なら絶対可愛いよ!何かあったら相談してね、同じ女子同士相談に乗るし協力するよ!」

春川「…楓が協力するなら私も協力する」

白銀「私にできることなら何でも言ってね!」

入間「あ、赤ん坊オレ様にも見せてくれるなら何か作ってやるぜ」

東条「…みんなありがとう…」

夢野「んあっ…あんまり無理をしたらいかんぞ…ってもう17時じゃぞ」

アンジー「アンジーの島では生まれた赤ちゃんの血…」

茶柱「と、とりあえず帰りましょう!」

応援しながらお菓子を食べていた女子達は急いで屋敷に戻った

~広間~

王馬「最原ちゃん何してたの?草だらけになってるけど」

最原「話せば長くなるけど…」

カルピン「みゃーう」

真宮寺「…猫が1匹増えているネ」

猫「にゃー」

キーボ「…仲が良いみたいですね」

カルピン「にゃー!」

ガチャ  

ゴン太「ただい…あれっ?カルピンが2人…?」

星「どうした…何でロシアンブルーが2匹いるんだ…1匹はカルピンか…」

赤松「ただいまー!」

春川「…何してんの?」

最原「かくかくしかじかで…」

夢野「猫が1匹増えたじゃと?」

入間「つーか番じゃねーのか?」

茶柱「番…?」

東条「…夫婦みたいなものかしら」

アンジー「およー、カルピン結婚したのー?」

白銀「ええっ!?結婚?」

カルピン「みゃーうー」

天海「どうしたんすか?」

百田「何か騒がし…うおおおっ!?」

星「…とりあえずどうするか…」

猫「みゃうー」

カルピン「にゃうー」

白銀「た、確かに…恋人っぽい…」

最原「カルピンを探して餌をあげようとしたら2匹に増えてたんだ…」

↓1 天海達のアクション

↓1 恋猫の名前を指定 カルピンは男の子…です

真宮寺「おそらく恋人…ならぬ恋猫だろうネ」

赤松「ど、どうしようか?」

星「…引き裂くのは可哀想だしな、この猫も飼えばいいだろう。世話は俺が…」

夢野「ウチも世話するぞ」

百田「なんかよくわからねーけど…これで一件落着だな!」

茶柱「お名前はなんて言うんですか?」

キーボ「まだつけていないのでは?」

白銀「せっかくだからこの子も名前つけてあげようよ…そういえば…もしかしたらあの子も恋人を作って帰ってくるかも…」

最原「そうだね、名前をつけて、星君達だけじゃなくて僕たちも遊んだり世話をしてあげようよ」

アンジー「にゃははー!賛成賛成ー!」

ゴン太「もしかしたら…」

入間「他のペット共も嫁作ってきそうだな!」

春川「…出産ラッシュ…」

王馬「つまり猫と狐と狸の子供で溢れるかもしれないってことだね!」

東条「…とりあえず名前からつけてあげましょう」

天海「そうっすね、可愛い名前にしてあげましょう」

~10分後~

夢野「セレス…セレスティアはどうじゃ?ロシアンブルーじゃし…かっこよくて可愛いと思うんじゃが…」

赤松「キ○ィ…」

最原「うーん…キテ○は被っちゃうかもしれないからセレスがいいかも…」

そして話し合った結果メス猫の名前はセレスティアになった。

セレス「みゃー」スリスリ

カルピン「みゃうー」スリスリ

キーボ「ラブラブですね…」

家政婦「若旦さーま、お客さーま、今夜のご夕食はー、旦那様がおられなーいので、食堂でも外食でも構わないそうーです」

猫を観察しているとやたらと伸ばしながら家政婦が話しかけてきた

天海「あ、はい…」

家政婦「では失礼しまーす、ムゲムゲドーン」

天海「…」

↓1 この後の天海たちのアクション(夕食をとるなど)

飼っているペットはやす…セレスティア以外は雄ということにしています。そしてしばらくしたら子供ができます。ただ増えても天海父が面倒をみてくれるので場所についての心配はいらないと思います。

星「だいぶ日本語が怪しいようだが…大丈夫なのか?」

天海「多分大丈夫っすよ…とりあえず外でご飯食べましょう」

百田「ついでに夜の市街地も見に行けるしな!」

入間「夜の街?なんだテメー、おっパブにでも行くつもりか!?」

百田「何でそうなるんだよ!ちげーよ!」

茶柱「…」ジト-

百田「ち、違うからな!俺は転子の胸のサイズが1番好き…茶柱「早く行きましょう!」ドゴッ

百田「ひでぶっ!?」

春川「…何やってんの…」

真宮寺「漫才を見てるみたいだネ」

それから天海達は猫達を屋敷に戻して高校生だけで行くのは危ないと言われたのでまた使用人の運転する車に乗って夜の市街地に出かけた。

~20分後~

赤松「わあ…」

春川「…この量…」

アンジー「凄いねー!」

料理店につくと16人もいるのでテーブルを10つも繋げて座った。するとテーブルが埋まるくらいの量の料理が並べられた。

真宮寺「…それにしても多くないかい?僕たちはロシア人ではないんだけど…」

最原「うん…僕たちじゃ食べきれないよ…」

キーボ「あ、見てください。カラオケ機能が付いてますよ」

王馬「今そういう話してねーよ!」

白銀「でもこの豚の丸焼き美味しそう…」

天海「…とりあえず食べましょうか」

↓1 夕食時の天海達のアクション(特になければカットします)

白銀「これってキャビアだよね…」

最原「こんなにいいのかな…?」

例のごとくブリヌィが焼かれていたが、バターたっぷりの上にキャビアとイクラも同じくらいたくさん乗っていた。

アンジー「ねーねー、みんなで歌おうよー!」

入間「採点機能あるぜ!」

キーボ「では誰が上手いかカラオケ大会しましょう!」

王馬「え、キー坊がそれ言っちゃうの?」

茶柱「では解斗さんから歌ってください」

百田「ま、まだ怒ってるのか…?」

春川「じゃあ百田から歌って」

赤松「いつの間にかカラオケの流れに…」

なんだかんだで百田から時計回りの順で男子から歌うことになった

↓1 ~4百田、ゴン太、最原、真宮寺の歌の上手さ。20以下だと聞けないレベル

百田「て、転子…デュエットしないか?」

茶柱「…は、恥ずかしいのでまずお一人で歌ってください」

入間「さっさと歌えよ!この色ボケ猿!」

天海「たくさん食べてくださいね」

東条「そうね、お腹の子達のためにも栄養をたくさん取らないといけないもの…」

夢野「あむ…美味いのう…」パリパリ

星「子豚の皮か…」

百田「じゃ、じゃあ歌うぜ…」

~百田 歌唱中~

百田「I see trees of green, red roses too …
I see them bloom for me and you …」

茶柱「…なんて言ってるのかわかりません」

アンジー「日本語でお願いー!」

百田は宇宙飛行士に人気の歌を歌ったが、そもそも音程を知らないメンバーが多く、本人もうろ覚えだったので38点だった

百田「ちくしょー…」

アンジー「次はゴン太だねー!」

ゴン太「えっと…じゃあ…」

~ゴン太歌唱中~

ゴン太「ある日、森の中熊さんに…」

春川「ぶっ…」

赤松「か、可愛い…」

天海「なんかこの感じ…妹に似てますね」

初めて歌を覚えたような歌い方で、音程は合ってなかったが却って可愛らしさが増していた。点数は37点だった

夢野「花咲くもーりーのーみーちー」

ゴン太「熊さんにーでーあーあったー」

王馬「お遊戯会かなー?」ポリポリ

王馬がチョウザメの背びれを食べながら野次を飛ばした。

白銀「じゃあ次は終一君だね!」

最原「う、うん…頑張るよ…自信ないけど」

~最原歌唱中~

最原「ざーんーこーくーな…

白銀「わあ!定番だね!」

音程は合っていたがいたって普通だった

キーボ「特に言うことはありませんね…」

最原「…じゃあ真宮寺君…どうぞ」

真宮寺「何を歌えばいいかな…」

真宮寺は迷いに迷っていたが決まったのかマイクを手に取った

~真宮寺歌唱後~

夢野「んあ…」ガタガタ

東条「…」

真宮寺「民謡なんだけどネ、入っているとは思わなかったヨ」

赤松「魔姫ちゃん!?」

春川「…」

百田「ひいぃ…」

アンジー「ナイスだねー!」

聞けなくはなかったが、明らかに聞いたらまずい曲だった。夢野はテーブルに隠れ、東条は思わずお腹を守り、春川は赤松の耳を塞いだ。ついでに百田も怯えていた

最原「と、とりあえずご飯食べよう…冷めちゃう…」

↓1 天海達のアクション(カラオケ大会続行などでも可)

赤松「じゃあ私と魔姫ちゃんでデュエットしよう!」

春川「えっ…」

百田「お、おう!デュエットしてくれ!」

茶柱「この世の歌だったんでしょうか…」

キーボ「謎ですね…」

赤松「魔姫ちゃん何がいい?」

春川「…じゃあこれ…」

星「夢野、大丈夫か?」

夢野「んあ…」

アンジー「もっと聞きたかったなー」

入間「テメーと根暗ナメクジで一生歌ってろよ…」

~デュエット中~

春川「まーつをいーろーどーるー、かーえーでーやーつーたーが」

赤松「!」

最原「なるほど…」

白銀「楓って歌詞に入ってるから…」

ゴン太「なごむよ!」

王馬「東条ちゃん、真宮寺ちゃんの呪いに掛かってない?大丈夫?」

東条「あっ…」

王馬は隙あらば東条のお腹に触ろうとしてきた。

天海「…」ブンッ

王馬「んぐっ!?」

すると王馬の口に天海が思い切り豚足をぶち込んだ。出さないように顎を掴んで無理やり噛ませた。

天海「ほーら大好きな豚足ですよ」

王馬「んぐっ…んぐぐぐ…」

流石に効いたのか王馬の顔色は青かった

真宮寺「これは見ものだネ」

夢野「キャットファイト…じゃないのう。星よ、危ないから守ってくれ」

星「ああ…天海も溜まってんだろうな…」

星は夢野の手を掴んで引き寄せた

↓1 天海達のアクション

そろそろ嫉妬度を他のカップルも入れようかなーと思ってます。半数近くがカップルやその関係者ですから。とりあえず調節したらまた載せます

~20分後~

王馬「?おぇ…」

入間「きったねー声出すんじゃねーよ!」

王馬「ビチ子ちゃんに…言われたくないっつーの…??…」

春川「それで、この後どうする…?」

なんだかんだで全ての料理を平らげて、ゴン太の合図でごちそうさまをした後春川が口を開けた。

メイド「若旦那様、旦那様がこの地図を渡しておくようにと…」

天海「あ…はい、ありがとうございます」

夢野「…」ジ-

メイド「な、なんでございますか?」

星「…普通だな」

メイド「よく言われます…では失礼します」

アンジー「見せて見せてー!」

~天海邸付近の地図~
屋敷(天海邸)
教会
クラブ
チョウザメの釣り堀
料理店
居酒屋
ホテル(謎)
大きな屋敷
喫茶店

最原「謎ってなんだろう…」

↓1 天海達のアクション

白銀「ちょっと行ってみたい気もするなぁ…」

百田「折角だし行ってみるか!」

入間「気になるしなー!」

天海「…そうですね、行ってみますか」

最原「ちょっとワクワクするよね…」

アンジー「にゃはー!行ってみようー!」

好奇心旺盛な天海達は食事の後に謎のホテルに向かった

~謎のホテル~

夢野「んあ…豪華じゃな!」

王馬「リゾートホテルみたいだねー」

メイド「今夜はここでお泊まりになりますか?」

天海「んー…」

アンジー「お泊まりー?」

白銀「とりあえず入ってみようよ!」

見た目はホテルらしいホテルだった。天海達はぐるぐると回転するドアから入ってみた

~フロント~

ホテルマン「いらっしゃいませ」

赤松「…普通のホテルだね…」

普通よりむしろ豪華だった。

ホテルマン「日帰りですか?それとも…」

茶柱「えっと…」

↓1 天海達のアクション

真宮寺「…ここはどう言ったホテルなのか教えてほしいんだけど…」

ホテルマン「当ホテルは別段他のホテルと変わっている所はほとんどございません。強いて言うなら…リストバンド式の鍵を付けていただくこと、食事などはお部屋でとっていただくこと…それからお泊まりする場合の時間を正確に教えていただくことくらいですか」

赤松「ピアノはありますか!?」

ホテルマン「ひ、一通りの楽器や娯楽のための道具も準備しております」

春川「楓…落ち着いて」

王馬「娯楽のための道具って?」

ホテルマン「ボウリングやプール、卓球、テレビ、それからエステやマッサージ施設もございます」

百田「へー、面白そうじゃねーか!」

茶柱「武道場とかは…」

ホテルマン「一応ございますが…」

入間「なんでもあるな」

夢野「んあ、楽しそうなホテルじゃのう」

ホテルマン「お気に召していただければ幸いです」

キーボ「どうしますか?」

最原「面白そうではあるけど…」

↓1 天海達のアクション

↓1 今晩ですね 、念のために時間指定をお願いします。とりあえず今晩だけだと12時間です。それ以上泊まりたい場合は24時間、18時間など指定をしてください。現在の時刻は20時です

了解しました、ここで注意をしておきます。この先ntr要素が入る可能性があります。苦手な方はブラウザバックを…この施設はラブアパートの亜種のようなものです。詳しい説明は後ほど行います

百田「とりあえず一晩だけ泊まってみようぜ!」

ホテルマン「一晩…というと…12時間でよろしいですか?」

茶柱「いいんじゃないですか?」

ホテルマン「かしこまりました、延長する場合は部屋のスロットをお使いください」

最原「スロット…」

ホテルマン「…と、部屋の準備が整いました。0503号室です。これがリストバンドです。これを付けないで廊下に入ると警報が鳴りますので…」

入間「んじゃさっさと付けるか」

夢野「んあっ…」

ホテルマンから渡されたリストバンドのようなバングルを全員が付けると、部屋までホテルマンが案内した

~0503号室~

星「…広くねえか」

ホテルマン「…ではごゆっくりと」

ガチャッ   

夢野「このレーンはなんじゃろう…?」

『こんにちは』

アンジー「およー」

天海達はあまりの部屋の広さに驚いていたが突然の声にまた驚いた

ロボット『こんにちは、僕はソルトです』

真宮寺「…ロボット?」

王馬「ロボットならここにいるよ?」

キーボ「ちょっと!」


ソルト『この、ホテルの説明書と部屋の案内図を受け取って下さい』

入間「お、おう…」

ソルト『では、失礼します』

ロボットはレーンに乗って出て行った

春川「…とりあえず読んでみよう」

赤松「えっと…」

~案内図~
プール
カジノルーム
マッサージルーム
武道場
食事レーン
台所
談話室(兼食堂) 現在地
女子寝室
男子寝室
図書室
特寝室
浴室 トイレ

~ホテル説明書~
1 食事はタッチパネルから注文するとレーンから流れてきます。自分で作りたい場合は材料を注文して下さい
2 当ホテルは料金を払わない代わりに、課題が出されます。その課題を必ずこなしていただきます。課題の対象者はくじ引きです。なお課題は当ホテル風に合わせたものです
3 必要な道具があればタッチパネルからご注文ください。

天海「…課題?」

ゴン太「えーと…虫取りとか…?」

白銀「うーん…よくわからないね」

↓1 天海達のアクション

最原「あれ…まだ書いてある…」

4 なお当ホテルで起こった出来事はぼんやりと記憶に残る夢でございます。万一問題が発生しても現実での弊害はございません。

王馬「ふーん、記憶に残る夢、ね」

百田「…とりあえずその課題ってやつから確認するか…」

ゴン太「えっと…」

~課題 1 ~
指定された2人が裸で抱き合う

真宮寺「…なるほどネ…」

キーボ「えっ…ええっ…!?」

天海「…っ…何ですかこれ…」

星「…裸で抱き合う…だと」

白銀「ええええっ…!?」

東条「…」

入間「はぁぁぁぁ!?」

茶柱「な、なんですって…!?」

春川「…」ビリビリ

アンジー「おー、やっぱりそういうホテルなんだねー!」ブン

赤松「あ、アンジーさん…そ、それは…」

アンジーがペニバンを振り回しながら言った

王馬「いわゆるラブホかな?」

入間「こ、こんなラブホがあるかよぉ!」

天海「…対象者は…」

最原「…あ…」

5 お題遂行は全て特別寝室で行ってください。また、お題の対象者はできれば1時間以内に特別寝室に行ってください。1時間以内に行かなかった場合はリストバンドから媚薬が注入されます。

百田「…ペナルティか」

↓1 天海達のアクション(対象者を確認等)

02~6 最原
7~13 百田
14~20 星
21~27 真宮寺
28~34 王馬
35~41 天海
42~48 キーボ
49~54 入間
55~61 東条
62~68白銀
69~75 春川
76~84 赤松
85~90アンジー
91~96夢野
97~01茶柱

コンマで決めるのもいいかな、と思ったのでこちらをまた使います

↓1~2 対象者のコンマ、被った場合は再コンマ

茶柱「…名前が…」

~対象者 天海様 赤松様~

天海「っ…」

赤松「あ…」

春川「なっ…!」

東条「…」

王馬「…へえ…」

最原「そ、そんな…」

百田「お、おい…!」

対象者が発表されるとその場は騒然となった。本人はもちろんそのパートナーである春川や東条の顔も険しかった

茶柱「お、お二人共相手がいるんですよ!今すぐ撤回してください!」ユサユサ  

茶柱達が憤慨してパネルを揺らしたがなんの効果もない。見兼ねた赤松が口を開けた

赤松「…私は…いいよ…」

春川「か、楓…!」

天海「…赤松さん…春川さん…斬美さん…すみません、でも…」

東条「…仕方がないわ、赤松さん、春川さん…大丈夫?」

赤松「平気だよ!」

春川「っ…!」

ゴン太「は、春川さん…」

赤松「魔姫ちゃん…ごめんね…特別寝室とやらに行こう、早く終わった方がいいと思うし…」

天海「…そうですね…」

春川「待って…こんなホテル出れば…」

王馬「無理だよ、出られない」

真宮寺「…王馬君の言う通りだヨ…扉は開かない、窓もない」

最原「…隠し扉とかもなかったよ…」

星「…酷いことをしやがる…」

入間「は、早くやれよ…」

夢野「…んあ…」

アンジー「んー?抱き合うだけなのになんでそんなに深刻そ…キーボ「し、しー…」

赤松「…じゃあ…行こうか…」

天海「…はい」

結局脱出も不可能で時間も経つ一方なので、赤松達は特別寝室に向かった

春川「…」ヘタリ

東条「…赤松さん…蘭太郎君…」

パチッ

白銀「あっ…」

談話室の大きなモニターに天海と赤松2人の姿が見えた。一面ピンクと赤の趣味の良いとは言えない露骨な部屋に2人はいた

春川「か、楓…!」

~特別寝室~

天海「…すみません、本当に…」

赤松「ううん…天海君のせいじゃないよ…」

2人は謝りあっていたが、やがて真剣な顔つきになった

赤松「…じゃあ…脱ぐね…」スルスル

天海「…俺も…できるだけ早く済ませた方がいいでしょうから…」カチャカチャ

赤松と天海はお互いの服を脱ぐ音でかなり緊張していた。何しろ他人のパートナーと裸で抱き合うのである。当たり前だった

赤松「…えっと…一応隠すね…」

天海「…見たくないもの見せてしまったらすみません」

しかし、行動力はあるのですぐに裸になると正面を向いて、そのままゆっくり相手の懐に入っていった

モニター「5秒以上抱き合うこと」

赤松「5秒…」

天海「…5秒っすか…」

2人はモニターを確認すると、一気に相手を抱きしめた

赤松「…っあ…」

天海「ふっ…」

長い長い5秒だった。赤松も天海もパートナー以外の異性の体に触れるのは初めてであった。天海は東条より幾分かふくよかで柔らかさのある色気を赤松から感じた。赤松の方も、いかにも男という感じの硬い天海の筋肉や、色気を感じさせる腹回りの引き締まった筋肉を全身で感じていた。加えて男の象徴も嫌でも感じ取ることができた。そして2人ともどこか危険な匂いを感じ取った

天海「…」バサッ     

赤松「あっ…」

天海は時計で5秒以上経ったのを確認するとバスタオルを赤松に被せ、礼をすると急いでその場から出た

↓1 この後の天海達のアクション(談話室も含めて、今のでチュートリアル終了です)

わかりました。ここまで言われたらntrなど書く気にもならないのでお題レベルも下げます。ただ一言言わせてください。苦手な方はブラウザバックを、と書いております。その上でここまで言われるのは少し心外でした。最後に、このホテルで起こったことは全て夢ですので現実ではありません。どうぞご心配なく。

見る限りでは見てくださる方が多そうなので書こうかな…と思います。…このために施設を用意したようなものですし…番外編のようなものだと思ってくだされば幸いです。ただし、覚えさせていたいという方はカジノの景品にあるのでそちらをご利用ください。改めて注意をしておきますが、苦手な方は読み飛ばしてください

~談話室~

王馬「ひゅー!やるねー!」

アンジー「ほえー、凄いねー。神様も褒めてるよー」

真宮寺「なかなか興味深いネ」

入間「へー、割と良い体してるな…」

キーボ「これがいわゆる裸の付き合いってやつなんでしょうか…」

夢野「いや違うじゃろ…」

百田「…蘭太郎…赤松…」

茶柱「…」フ-

白銀「あわわ…」

最原「…ホテル側はこのお題をさせることで利益があるのか…?」

星「…そこが謎だな」

ゴン太「こ、これ以上は何もないよね…?」

談話室にいるメンバーが様々な反応をしていると、服を着た当人達が戻ってきた

赤松「…魔姫ちゃん、ごめんね!」ギュッ

春川「あっ…」

天海「斬美さん…すみません…俺…」ギュウ  

東条「…誰の責任でもないわ…」

そして自分のパートナーに謝って強く抱きしめた。

アンジー「およー?なんかまたモニターに映ってるよー?」

百田「なんだと!?」

アンジーの声で全員が急いでモニターを確認した。

~モニター~
チュートリアル終了です。お疲れ様でした。一定時間経ちましたらまたお題が出されます。それではごゆっくりとお過ごしください

↓1 天海達のアクション

百田「…ご、ごゆっくりだと…」プルプル

真宮寺「落ち着いて、百田君。どうにもならないみたいだし…」

茶柱「…悔しいけどその通りです…」

赤松「…魔姫ちゃん、一緒にゆっくりしよう…ここ、施設はたくさんあるみたいだし…」

春川「…楓のピアノ、聞かせて」

赤松「うん…あ、タッチパネルから注文できるみたい…ゴン太君も来る…?」

ゴン太「う、うん…」

白銀「…しゅ、終一君…」

最原「…一緒に過ごそうか」

夢野「…何やら大変なことになったのう、猫の図鑑でも眺めておくか…行くぞ」

星「…ああ…」

東条「…お茶を淹れるわ、とりあえず落ち着きましょう」

天海「…すみません…」

入間「何か面白くなってきたじゃねーか!」

キーボ「えぇ…」

パートナーがいるメンバー達は不安そうに寄り添いながらそれぞれ過ごすことにした。

王馬「にしし…いいね、滾るよ!」

アンジー「…こーきーちー…」

王馬「お、アンジーちゃんじゃん、どしたの?」

アンジーが王馬にさりげなく近づいていたが、他のメンバーはそれどころではないので気づいていなかった

↓1 それぞれのメンバーのアクション(どこで何をするか)

アンジー「小吉ーアンジーと協力してー?」

王馬「へー、どういうこと?」

アンジー「ここでならゴン太と愛し合えるかもしれないって神様が言ってるんだー、それに…夢の中でならゴン太を諦めないで良いよね?もっちもち小吉にも協力するよー」

王馬「なるほどねー!いいよ!俺も…ハーレムっていうのをやってみたいんだよねー」

アンジー「んー?ハーレム…じゃあアンジーもー?でも小吉は斬美のこと…」

王馬「うん、そうだよ。でもここは夢の中だからね、たまには他の夢を見ても文句言われる筋合いないし…それに本命はアンジーちゃんの言う通りだよ」

アンジー「んー、なるなるー。アンジーは小吉のそう言うところはいいと思うよー。じゃあ契約成立だねー!」

王馬「かんぱーい!」

アンジー「かんぱーい!」

いつの間にか用意していたプァンタで王馬達は乾杯するとまた協力関係を結んだ

~談話室 食堂側~

談話室はとても広いので王馬達の様子は赤松達からは見えていなかった

赤松「…」タ-ン

赤松はショパンのノクターン第20番を弾いていた。その切なげで悲しい旋律は春川達を取り込んだ

春川「…なんでこんなことに…」

ゴン太「…」ポロポロ

その迫真の演奏に弾いている本人でさえ目が潤んでいた。

赤松「…これからどうしようか…」

↓1 赤松達のアクション(このままリサイタルを続ける、など)

是清さんはもちろん活動しても構いません。ある意味極限状態に陥ったメンバーを観察するもよし、緊縛アートを作ってみるもよしです。ただしこの夢の世界では殺人は必ず失敗します

ゴン太「あ、あのね…少しいいかな…」

赤松「どうしたの…?」

ゴン太「ご、ゴン太…赤松さんが春川さん以外の人と…天海君とあんな風に抱き合ってるのを見て胸がザワザワしたんだ…」

赤松「ゴン太君…」

ゴン太「もし春川さんまでそうなったら…んっ…!」

春川「…ん…」

ゴン太と赤松はとても驚いていた、何しろ春川がゴン太にキスしたからだったが、赤松が驚いている間に春川は赤松にもキスをした

春川「…そんなのは嫌だけど…もし楓以外とそんなになるんなら…あんたとなら安心できるかも」

ゴン太「えっ…あ…」

赤松「…私も…もし魔姫ちゃん以外とそうなるのなら…ゴン太君ならちょっぴり安心できるよ」

ゴン太「春川さん…赤松さん…」

そしえ3人はそのまま慰め合い、お互いに励ましあった

~武道場~

茶柱「きええええええ!」ブンッ

夢野「んあああああ!?」ドテッ

百田「よっしゃああ、まだまだ!」

星「くっ…」

武道場では百田達がこういう時こそ身体を動かして心を落ち着かせようと茶柱からネオ合気道の指南を受けていた。そしてその荒削りな武道は意外なことにかなり精神統一には効いていた。

茶柱「…水分補給しましょう…」

百田「ああ…」

夢野「…のう、星、転子、百田…ウチがもしあんな風にお題の対象者になったらどうすればいいんじゃ…?」

だが、休憩の間にやはり不安の残る夢野がそんな風に零した。

↓1 茶柱達のアクション

茶柱「転子達がそんな事にはさせません!」

百田「おう!俺たちが絶対守るぜ!」

星「…夢野、安心しろ。あんたには仲間や…俺がいる」

夢野「…そうじゃな、お主らなら安心じゃ」

夢野が安心したところで茶柱達は体験稽古を
再開した

~マッサージルーム~

ソルト『お加減はどうですか?』

入間「まあいいんじゃねーか…オレ様最近疲れてんだよなー…」

キーボ「キャンプの時1人で大変そうでしたしね…」

入間「お前らのおかげでな!はぁ…ツルショタには脅されるし…あの双葉芽キャベツ野郎にもなんか脅しっぽい頼みをされるしよ…」

ゴリゴリ

入間「ってぎゃああああ!?」

キーボ「ど、どうしましたか!」

入間は足つぼを押されていた

ソルト『凝ってますね』

入間「は、離せっ…いっ痛い…痛いからぁ…!やめてぇ…!それ以上…あっ…!」

キーボ「入間さん!?」

もはや嬌声に近い入間の悲鳴をキーボは1時間近く聴かされていた

~プール~

真宮寺「へぇ…どうなっているんだろうネ」

部屋の中にはどうやっているのか空や太陽があった。ウェットスーツに髪を結んでマスクもそのままにした露出度がほとんどない真宮寺が部屋を観察してそう言った

最原「…科学…」

白銀「科学って万能だね…」

最原「…でも科学より…」

最原は一応考えてはいたがその場にいる白銀や東条の水着に目がいっていた。最原の水着は黒と白でいつもの格好らしかったが、白銀の方は地味な青と白だったが大胆なビキニだった

天海「…ふー…」

東条「飲む…?」

ハワイにいそうな格好をしているが落ち込んでいる天海に紫と黒のパレオを着ている東条がクリームソーダを差し出していた

天海「ああ…すみません…」

何気なくハートのストローをさしながら天海は言った

東条「あら…」

白銀「あっ…私達もあれやりたい…」

最原「ハートのストロー…」


真宮寺「うーん…やっぱり子持ちの人妻を友達にするのはまずいよネ…といって白銀さんももうすぐ…うーん…悩ましいヨ」

↓1 天海達のアクション(何かさせたいことがあればどうぞ)

白銀「あんなルールが無ければ平和なところなのにね…」チュ-チュ-  

最原「うん…」

東条「そうね…設備自体は悪くないのだけど…」

天海「平和…」

白銀の呟いた言葉に最原達は同意したが、天海は考え込んだ

天海「平和……そういえばアイツはこんな状況で大人しくしてるやつか…?」ボソッ

そうして胸を騒つかせている間に居ても立っても居られなくなり、東条の手を掴んだ

東条「あなた…?」

天海「斬美さん、少し付き合ってください」

そう言って東条を連れて王馬を探しに行った

最原「どうしたんだろう…」

白銀「焦ってたような…」

真宮寺「…まァ、焦るよネ」

~談話室~

王馬「あ~れ~」

アンジー「良いではないかー良いではないかー」

東条「…」

天海」「…」

王馬達は帯回しをして遊んでいた

↓1 天海達のアクション

天海「…考えすぎっすかね…」

東条「…帯回し…?」

そう思いつつ天海達は影で見ている事にした

ピンポ-ンパ-ン

赤松「わっ!?」

『課題の時間です。モニターに注目してください。また希望者は談話室に来てください』

春川「…!」

ゴン太「あっ…」

王馬「おっと…」

アンジー「おー、ついに来たねー」

天海「っ…」

モニター『課題2 対象者が赤ちゃんプレイ。なお性交はしなくても可』

東条「…?」

アンジー「赤ちゃんプレイー?」

王馬「うわっ、変態だねー」

天海「…」

春川「…赤ちゃんプレイって何」

ゴン太「赤ちゃん…」

赤松「よく分からないんだけど…」


↓1 談話室に来るメンバー(全員でも可)
↓2~3対象者のコンマ(被った場合再コンマ。今回は同性同士でも可ですが絵面が地獄になる可能性があるので注意)

あー…言い方が悪かったですね、ラブアパートの亜種と言いましたが今起こっているのが夢ということ以外は共通点ほとんどないです。課題については安価を取ろうかなーとは思いましたが…Rっぽいものだけ取ったらいいですかね。とりあえず次のお題を取ってみます。ちなみにチュートリアルを抜かして6ターンお題を出すつもりです。延長ももちろん可能です

↓1次の課題を指定

申し訳ありませんが3pも予定しておりますのでそれは不可です…人を決めてからお題を決めるのはあまりにもぬるいと思いますのでそちらも不可とさせていただきます

入間「ひゃっひゃっひゃっ!赤ちゃんプレイだってなー!?誰がやるんだ!」

キーボ「赤ちゃんプレイ…少し気になりますね」

春川「赤ちゃんプレイって何なの?」

赤松「うん…」

入間「あー?テメーは保育士なのに知らねーのかよ。赤ちゃんプレイはな…」

~入間説明後~

ゴン太「…」

モニター『対象者:天海様、茶柱様』

東条「…あ、あなた…」

天海「…」

王馬「…くっ…」ブルブル

アンジー「おー、頑張ってー、蘭太郎ー」

ダダダダダ

茶柱「あ、あの…転子…赤ちゃんプレイって何ですか…?みなさん知らないようで…」

王馬「とりあえず寝室に行きなよー、媚薬注入されちゃうよー。というか百田ちゃんは?」

茶柱「一応見せないようにしましたが…え、は…」

アンジー「そだよー、大変な事になる前に行きなよーって神様が言ってるよー」

茶柱「わ、分かりました…では天海さん行きますよ」グイッ

天海「えっ…あっ…!」

東条「…あなた…」

王馬「…にししー」

~特別寝室~

茶柱「趣味の悪い部屋ですね…」

天海「…そうっすね…」

茶柱「…あのベビー服とかオムツは何なんでしょうか…」

天海「…茶柱さん、赤ちゃんプレイって何か知っていますか…?」

茶柱「いえ…知りませんが…」

天海「…あ…ここに紙が…」

~紙の内容~
赤ちゃんプレイ必須内容(男女の場合)
まず男性がベビー服に着替えること。そして女性側が乳房を男性に含ませて吸わせる。その後に男性に女性側がオムツをはめる。この内容を満たした場合部屋のロックが外れます。ただし、喋る場合は赤ちゃん言葉以外使用禁止。男性側は具体的な言葉は使わず、立ったり座ったりすることは禁止。

茶柱「は…はぁあああああ!?」

天海「…きついっすね…」

茶柱「…うううううう…」

天海「…あ、あの…母親体験という事で…」

茶柱「赤ちゃんがデカすぎますよ!」

~30分後~

散々茶柱がごねた後についに天海達は行動に移した

天海「…ば、ばぶー…」(ベビー服)

茶柱「くっ…ら、蘭太郎…」

茶柱は青いベビー服を着た天海を見て吹き出しそうになったが、すぐにこの後の行動を思い出して顔色が悪くなった

茶柱「…」シュルシュル

天海「…ばぶー…」

茶柱はゆっくりと服を脱いだ。下までは脱がずに、上だけブラジャーだけになった。そしてそのブラジャーも脱ぎ、天海の頭を自らの胸に抱き寄せた。

天海「…っ…」

天海はまた東条以外の胸を見てしまう事になって、気まずくなった。しかも天海の肉棒は正直で、いつの間にかテントを作っていた

茶柱「…さ、さぁ、蘭太郎…おっぱいの時間でちゅよー」

天海「…っちゅ…っぱ…ッちゅぱっ」チュパチュパ

茶柱「ひゃうっ…!?」

天海は覚悟を決めて茶柱の大きめな乳房の先端に口をつけた。茶柱は暖かく滑りとした口内が敏感な部分に触れて思わず跳ねた。

天海「…っ…あ…っちゅ…」

茶柱の仕草はかなり魅力的だった。慣れてないせいで吐息や喘ぎ声が漏れ、ぷるぷると震える様子は可愛らしい。百田が見たら駆け込んでくるであろうと思われた。

茶柱「お、おっぱい飲めまちたねー、お利口さんでちゅねー。じゃあ次はオムツ変えまちょうかー」

天海「…ばぶー…だぁあー…」

茶柱「…はーいごろんしてくだちゃいねー」

天海は寝っ転がった。天海の着ているベビー服はオムツが替えやすい短肌着だったので茶柱は楽にパンツを脱がすことができたが、勃っている肉棒に怯み、かなり時間がかかって脱がした。

茶柱「じゃ、じゃあオムツをはめまちゅねー」

やっとの事で脱がせた茶柱は紙パンツを天海にはめようとした

茶柱「う…ううう…」

茶柱は嫌でも天海の玉や綺麗な尻、それから勃ってしまっている肉棒が見えていたので、はめるのにも時間がかかった。

天海「…だぁあ…ばぶばぶー…」

茶柱「さ、さぁはめまちたよー…」

カチャッ

オムツをはめ終えると扉のロックが開いた

天海「…は、はぁ…」

茶柱「や、やっと終わりました…」

天海「…本当にすみません…」

茶柱「…とりあえず服を脱いだらどうでちゅか?…あっ…」

~談話室~

王馬「ねえねえ、東条ちゃん。天海ちゃん茶柱ちゃんの胸を吸って興奮してたよー、どう思う?」

東条「…生理現象よ…仕方がないわ…」

赤松「…」

春川「…夢に出そう…」

ゴン太「え、えっと…」

入間「ぎゃっははははは!」

キーボ「…え、エッチなんですかね…?」

アンジー「にゃははー、面白いねー」

トタトタトタ

天海「…」

茶柱「…」

王馬「あ、帰って来たよー」

↓1 天海達のアクション

天海「…あの、百田君は…」

ダダダダッ
 
百田「て、転子…!」

茶柱「あっ…解斗さん…」

天海「…百田君…!」ガバッ

百田「ら、蘭太郎…」

天海は百田の前で土下座した

天海「すみませんでした…茶柱さん、百田君…!」

王馬「おー」

アンジー「ジャパニーズ土下座ってやつだねー」

百田「…か、顔を上げてくれ…蘭太郎のせいじゃないんだ…」

茶柱「そ、そうですよ…男死が簡単に土下座するのは…」

そうして天海が謝っているとまたあの音が鳴った。

~モニター~
課題3 選ばれた2人が互いの下着を選び、着てもらう

入間「なんだよ面白くねーな」

キーボ「だいぶ楽になりましたね…」

王馬「蘭太郎赤ちゃん可愛かったのにー」

プァンタを飲んでいた入間達が冷やかしていた。

天海「…」ギロッ

東条「…」

↓1~2 課題の対象者 (コンマ)
(課題3が終わったら自由時間に入ります)

今思ったけど>>841のコンマにゴン太がいないな

>>922 大変失礼しました。書き直したものを載せておきます。


最原 1~6
百田 7~12
星 13~18
ゴン太 19~24
真宮寺 25~30
王馬 31~36
キーボ 37~42
天海 43~48
東条 49~54
白銀 55~60
入間 61~66
春川 66~71
赤松 71~76
アンジー 77~82
夢野 83~88
茶柱 89~94

これ以外の数字が出た場合は安価指定

と思ったらまた間違えてますね…書き直して着ます


最原 1~6
百田 7~12
星 13~18
ゴン太 19~24
真宮寺 25~30
王馬 31~36
キーボ 37~42
天海 43~48
東条 49~54
白銀 55~60
入間 61~66
春川 67~72
赤松 73~78
アンジー 79~84
夢野 84~89
茶柱 90~95

これ以外の数字が出た場合は安価指定
今度こそ合っているはずです…


最原 1~6
百田 7~12
星 13~18
ゴン太 19~24
真宮寺 25~30
王馬 31~36
キーボ 37~42
天海 43~48
東条 49~54
白銀 55~60
入間 61~66
春川 67~72
赤松 73~78
アンジー 79~84
夢野 85~90
茶柱 91~96

これ以外の数字が出た場合は安価指定
本当の本当に申し訳ありません…最終版です

ゾロゾロ

真宮寺「大丈夫かい?」

最原「その…赤ちゃんプレイ…」

白銀「次は下着だっけ…」

春川「…地獄絵図…」

赤松「…」プシュ-

ゴン太「あ、赤松さん!」

夢野「転子…無事か?」

星「あんたも天海も災難だったな…」

茶柱「だ、大丈夫です…」

天海「…はぁ…記憶から消したいっす…」

東条「…」

百田「…何があったんだ…」

王馬「傑作だったね!」

アンジー「にゃははー!神様も喜んでたよー!」

入間「ところで次は誰だよ?」

キーボ「モニターを…」

~モニター~
対象者:キーボ様 春川様

王馬「キー坊のw下着をww春川ちゃんがww」

真宮寺「…ロボットの下着を…?」

キーボ「えっ…」

春川「…」

↓1 春川達のアクション

春川「……プラモデルのパーツを選ぶ感じでいいのかな」

春川は何気なくそう言った

王馬「ブフォッ!」

百田「ブハッ!」

真宮寺「プラモデル…ククッ…」

キーボ「ぷ、プラモデル…!?」

入間「ぶっひゃひゃひゃひゃ!」

そしてその言葉に吹き出しそうになったり、笑い出したりするメンバーが続出した

キーボ「ひ、酷いです!あんまりです!告訴しますよ!」

春川「…悪かったよ、早く行くよ」

キーボ「ううううう…」

そして場が温まると春川達は寝室に向かった

王馬「いやー、最高だねー。春川ちゃん」

東条「…あなた、私たちは見ないでおきましょう」

天海「あ…はい」

最原「…プラモデル…」

白銀「でもキーボ君の下着だもんね…」

~寝室~

春川「…下着がたくさんある…」

キーボ「凄い数ですね…」

寝室にはいつの間にか大量の女性用下着とロボット用の下着パーツが用意されていた

春川「これでいいや」

キーボ「早い!?」

春川は即決で赤い鉄の下着パーツを手渡した

春川「早く選んで」

キーボ「えっあっ…わかりました…」

そしてキーボは選び始めた。ついでに春川が選んだ下着もはめた

~10分後~

キーボ「これはどうですか!」

春川「…あんたバカなの?」

キーボ「ダメですか…?」

キーボが選んだのは貝の下着だった。春川は却下した

~更に5分後~

キーボ「これでどーでしょう!」

春川「あのさ、頭大丈夫なの?」

キーボが選んだのは赤と黒の紐でできた隠す部分がほとんどない下着だった

キーボ「入間さんはこれが一番いいと…」

春川「入間と私を一緒にしないで」

~20分後~

春川「…すかすか…」

キーボは聞いたら断られると思ってシースルーの黒い下着を春川に渡して「これが僕が選ぶ最高の下着です!」と言った。春川はいたたまれなくなって着た。春川の綺麗な白い肌が薄く見えて魅惑的だったし、女の象徴が密かに主張しているのもたまらなかったが、疲れてきた2人には関係なかった

キーボ「悪くないですね!」

カチャッ

春川「…もういいよ、帰るよ」

キーボ「は、はい!」

~談話室~

赤松「す、すけすけ…」

王馬「エロいけど胸ないねー」

アンジー「小吉は酷いねー」

夢野「そうじゃそうじゃ」

星「…もう少しオブラートに包めよ」

真宮寺「キーボ君のセンスもセンスだけれど…」

入間「まあオレ様が色々と入れ知恵してやったからな!」

白銀「どうりでエロいのばっかりだったんだ…」

最原「…春川さん普段の白もいいけど大胆なのも…あっ…」

百田「わかるぜ…わかるぜ終一…下着は男のロマンだ…」

茶柱「…これだから男死は!」

ゴン太「…し、紳士は下着を見ないんだよ!」

東条「…終わったようね」

天海「そうっすね、平和そうで良かったっす」

トコトコトコ

春川「ただいま」

キーボ「どーですか!」

王馬「パンツ見せびらかすなんて猥褻物陳列罪に…あ、ロボにそんなのないか」

キーボ「またロボット差別ですか!」

↓1 自由時間 天海達のアクション

~モニター~
ごゆっくりお過ごしください

赤松「自由ってことかな…」

王馬「さーてと、カジノに行ってみるか」

王馬は景品が気になるのでカジノに向かった

最原「僕もちょっと気になるかな…」

天海「…あいつ1人にしたくないですし一緒に行きませんか?」

最原「うん…つむぎさん、僕カジノに行ってくるね」

白銀「あ、分かったよー」

百田「お、面白そうだな!俺もいいか?」

天海「もちろんっすよ」

そして男3人で王馬の後を追った

~カジノルーム~

最原「えっと…スロットに…マリ○みたいな…ピンクの車のレース?的なゲーム…タロットカード…あみだくじ…」

天海「ケバケバしいっすね…」

百田「でも楽しそうだぜ!お、0コインからでもできるんだとよ!」

天海「…文無しで負けたらパンツ取られるみたいっすけど…」

王馬「えーと…景品景品っと…」

~景品一覧~
おおねっこ剤 媚薬 超精力剤 筋肉増強剤 30コイン
時間延長スイッチ 課題増加スイッチ 50コイン
時間停止スイッチ 階級シール 80コイン
とこじょーず判定スイッチ(入間作) プライスレス

王馬「雌豚が作ったやつ入ってるけど…えーとなになに…エロテクニックがどれだけあるか判定できます。こんな発明ばっかりだな!」

↓1 天海達のアクション

天海「…」ジト-

王馬「んー、でもなんか良さそうなのあるし…!?」

王馬はゲームをしようとしたところで天海に羽交い締めにされた

最原「あ、天海君!?」

王馬「ちょっと離してよ!」

天海「最原君、百田君、ここからこいつを追い出すのを手伝ってもらえませんか?どうせ景品でロクでもないことするの目に見えてるんで」

百田「お、おう…」

王馬「はーなーせー!」バタバタバタ

最原「ちょっ、暴れるなよ…」

百田「じっとしてろよ!」

結局1時間かかって王馬を追い出した

~談話室~

東条「…大変だったわね」

赤松「うん…でも茶柱さんよりは…」

茶柱「…」チ-ン

春川「…まあ…母親体験だと思えば…」

↓1 被害者女子の会 茶柱達のアクション

赤松「…み、みんな…元気だそう!私が元気の出る曲を弾くから…」

茶柱「…」ズ-ン

春川「…楓、とりあえず弾いてあげて…」

東条「茶柱さん…」

赤松はビゼーのカルメンや百田が好きそうなホルストの木星やら英雄ポロネーズやらと元気が出そうな曲を弾きまくった

茶柱「あ…この曲は聴いたことあります」

東条「百田君が好きそうね」

春川「元気出た?」

茶柱「はい…ありがとうございます」

赤松「良かった…いつもの茶柱さんらしくなかったから…」

ピ-ンポ-ンパ-ンポ-ン
~モニター~
課題4の内容だけ先に発表します。今回はペナルティの内容が厳しいので気をつけてください。

~浴室~

入間「お、またきたぜ!今度はどんな面白い場面見れるか楽しみだな!」

アンジー「おー、何だろー何だろー」

キーボ「何で僕まで女子の方の浴室に…」

アンジー「キーボはあわあわ気に入ったー?」

入間「キーボにジャグジーが分かるのか?」

キーボ「も、もちろんわかりますよ!」

↓1 課題4の内容

んー…何かやるだと範囲広すぎてよくわからないので申し訳ありませんが再安価でお願いします。もちろん同じ方でも構いません。
↓1 再安価

↓1~2 対象者 コンマ

5と6については男女別でコンマをします。以前も言っていましたが作者はホモは書けないので…

↓1 談話室で鑑賞するメンバーを指定

~モニター~
対象者:夢野様 真宮寺様
お互いを学生服に着替えさせて自慰を見せ合う。

入間「おっ、合法つるぺたロリとナメクジ野郎か!」

キーボ「じ、自慰ですか…」

アンジー「秘密子にはキツそうだねー」

~プール~

夢野「んあ…ウチの番か…自慰って何じゃ?」

星「…夢野…」

真宮寺「…夢野さん、急いで向かおう」

夢野「んあー…?」

真宮寺は夢野が知らないようだったので急いで寝室に連れて行こうとした

星「…真宮寺、くれぐれも夢野を…」

真宮寺「あァ…分かっているヨ」

星は強烈な不安が残ったがどうしようもないので夢野の手を引いているせいでいつにも増して不審者に見える真宮寺に夢野を託した

~談話室~

茶柱「ゆ、ゆゆゆゆゆ…夢野さああああああん!」ドッタンバッタン

赤松「お、落ち着いて茶柱さん!」

茶柱「離して…離してください!夢野さんが…夢野さんが!」

東条「ちゃ、茶柱さん…落ち着いて頂戴!」

春川「落ちつきなよ…!」

~カジノルーム~

百田「夢野おおおおおお!」

最原「…犯罪臭が凄いんだけど…」

天海「夢野さんっすか…そもそも自慰が分かるんすかね…」

王馬「夢野ちゃんは意外と耳年増だからオ○ニーつったら分かると思うしみんなちょっとは真宮寺ちゃんの心配しなよ」

~図書室~

ゴン太「ゆ、夢野さん…」

白銀「真宮寺君が犯罪者に…あっ…夢野さんは合法だったね…いや、そんなこと言ってる場合じゃなくて…」

~寝室~

夢野「何じゃこの部屋は…」

真宮寺「趣味が悪いネ…時間があるからゆっくりしていなヨ」

夢野「制服がたくさんあるぞ」

真宮寺「…僕は先に着替えているから選んで貰えるかい?」

夢野「…んあー…んあ?よく見たらウチの高校の制服が…」

真宮寺「君の高校の制服?」

夢野「夢森女子高のな…お主の学校の制服もあるんじゃないか?」

真宮寺「…夕陽ヶ丘学園の…おや、本当にあった…」

少し早く来た夢野たちはお互いの高校の制服を選んでいた。そしてそっぽを向きながら着替えた

夢野「…お主、案外普通の男子高校生だったんじゃな」

真宮寺「君もネ」

お互い割と普通の格好だったので拍子抜けしていた

~談話室~

パチッ

赤松「あれっ…時間はまだ余っているのに…」

春川「あっ…」

モニターに映っているのは少し早く来て制限時間のタイマーが動く前に制服に着替えている夢野たちだった

茶柱「夢野さああああん!」バタバタ

東条「…真宮寺君なら夢野さんに淫らな真似はしないでしょうし…お姉さん一筋だから…」羽交締め

茶柱「ううううう…」

~寝室~

夢野「んあー…ところで自慰とは…」

真宮寺「…後でお手本を見せるから今はゆっくりしてなヨ」

夢野達は時間があるのでトランプをして遊んでいた

~談話室~

トテトテトテ

星「夢野…!」

最原「ほ、星君待って…!」

白銀「…」ゼエゼエ

最原達は途中で白銀と出会い、やはり不安で駆け込んで来た星を追いかけて来た。王馬は面白そうだったがつまみ出されると思ってゴン太をいじりに行ったのでついて来なかった

百田「落ち着けッ!」

星「落ち着いていられるか…!」

天海「斬美さん、状況は…」

東条「今制服に着替えて…」

赤松「と、トランプをしてる…」

春川「今の所特に問題は起きてないけど…」

ダッダッダッダッ

入間「ひゃーっひゃっひゃっひゃっ!つるぺたロリの○ナニーを見に来てやった…最原「ほ、星君!とりあえず出よう!」

星「だが…」

白銀「大丈夫だよ、真宮寺君はふしだらなことはしないから…」

最原達は星が激昂したらまずいと思って連れ出そうとした

白銀「それに…ほら…自分を慰めているところってあまり彼氏には見せたくないものだし…」

最原「えっ…あっ…そ、そうだよ…」

星「…」

天海「星君…帰って来たら夢野さんをフォローしてあげないといけませんよ。そのためには冷静でいないと…」

星「…そう、だな…」

星は何とか折れてくれたので最原達が連れ出して落ち着ける場所に向かった

春川「…星が見にこないように見張るから、私も出るよ」

赤松「あっ…じゃあ私も…」

そして談話室に百田と天海達のペア、それから物好きな入間が残った

入間「しっかし2人並んでると完全に事案だな!」

東条「…それは…」

百田「否定できねえ…」

茶柱「夢野さん…」

天海「…とりあえず2人が帰って来たらアフターフォローしないと…」

東条「とりあえず茶柱さんはこのお茶を飲んでね…」

茶柱「あっ…ほうじ茶ですか…ありがとうございます…」グビグビ

~寝室~

パチッ

~モニター~
課題4 半分終了確認いたしました。残りの「お互いに自慰を見せ合う」の遂行を今回は12時間以内に始めてください。ただし達しなくても可です。互いに自慰を始めて30秒経てば課題クリアです。始めなかった場合は全員含めてランダムで新たな課題を追加します。

夢野「んあ…ついに来たか…」

真宮寺「…さて…見ても気絶しないでネ…」ジジジ

夢野「何をしておるんじゃ…ってんあああ!?」

夢野は真宮寺が突然ズボンのファスナーを下ろし始めたのでびっくりしていた。

夢野「お、お、お主…ウチを手篭めにする気では…」

真宮寺「…僕はそんな趣味はないヨ…自慰を始めるんだヨ…」

夢野「じ、自慰を…」

そうこう話しているうちに真宮寺は下着姿になると、真ん中の穴から手を入れて自分の分身を掴んだ

真宮寺「ンッ…」

夢野「んあああー!?」

何分か経つと真宮寺のモノはテントを張って先が下着を濡らしていた。見た目は制服だったのてどこか初々しさがあっていやらしさも上がっていた。

真宮寺「…夢野さん、できるかい?」シコシコ

夢野「う、ウチもするのか…」

夢野は自分の下半身を見ながら真宮寺のも見ていた。

真宮寺「…あの、あまりまじまじと見ないでもらえるかな…」

~談話室~

茶柱「あわわわ…」

百田「流石真宮寺だな…」

天海「民俗学学んでいるだけはありますね…」

東条「…彼が見て来たものはこれよりもっと大変なものだもの…」

入間「案外チッセーな。ポーグビッツみてーで…つるぺたでも食べられるんじゃ…んぐっ!?東条「静かにしていてね」

入間「んぐう…んぐぐぐ!」

~寝室~

夢野「…」マジマジ

真宮寺は恥じらいなく見せていたが、あまりにもまじまじと夢野が見るので少し隠した

真宮寺「…夢野さん、やり方は分かるかい?」

夢野「やり方と言われても…」

真宮寺「とりあえず触ってくれればいいんだヨ…下着の上からでもいいんだ」

夢野「下着の上…どこを触ればいいんじゃ…?」

真宮寺「…少し失礼するよ」

夢野「んあっ…?」

真宮寺は埒があかないので夢野の手を取って下着の上から秘部に近づけた

真宮寺「ここを円を描くように触るんだ。30秒は耐えてネ」

夢野「円を…分かったぞ」サワッ

夢野は言われるがままに下着の上から円を描くように秘部をくるくると触った

真宮寺「…ふ…んっ…」シコシコ

夢野「…んあっ…!?」

夢野は自分の身体に異変を感じた。だんだんと敏感に身体が反応して、えも知れない快感が身体中に走る。自然と強く触っていた

真宮寺「…あと…15秒…」シコシコ

夢野「んっ…んんあっ…!」

真宮寺「…」

夢野に大人の色気はなかったがその代わりに妙なエロさを感じた。慣れない生娘でしかも見た目はロリ娘だったので快感に溺れそうな姿が可愛らしかった。

夢野「んあっ…んあっ…」グリグリ

真宮寺「…あと8秒…」シコッシコッ

夢野「んんっ…んん…ふあっ…んあっ…」

そして30秒経った

カチャッ

真宮寺「…!さあ、夢野さん、出よう…」

夢野「し、真宮寺ぃ…う、ウチ…」

真宮寺「なんだい…?」

夢野「た、助けてくれ…」ギュッ

完全に夢野は興奮していた

~談話室~

茶柱「きえええええええ!?」

百田「お、落ち着け転子…!」

天海「…興奮しちゃったみたいっすね…」

東条「…」

入間「見た目に反して変態だったんだな!一部のやつには受けそうだけどな!」

~寝室~

夢野「…んあ…んあ…」ビクビク

真宮寺「夢野さん…擦りつけないでヨ…」

夢野は身体を擦り付けて身体を跳ねさせていた。真宮寺はどうしようかと悩んでいた。

真宮寺「…夢野さん、ごめんネ」

真宮寺は夢野を抱き上げると急いで談話室に連れて行った

~談話室~

ダダダダダ

天海「あっ…」

真宮寺「東条さん、依頼していいかな…!」

夢野「んあー…んやっ…」ビクビク

入間「トビウオみてーだな」

東条「え、ええ…」

真宮寺「夢野さんを落ち着かせてあげて欲しいんだヨ」

茶柱「…」チ-ン

百田「転子!?」

真宮寺は抱き上げていた夢野を東条に手渡した。

東条「…ねーんねんころーり…」ナデナデ

百田「そんなんで落ち着くのか…?」

夢野「…」zzz

百田「落ち着くのかよ!?」

↓1 天海達のアクション

天海「…真宮寺君、大丈夫っすか?」

真宮寺「おかげさまでネ…もっと酷い目にあったことはあるし、これくらいなら…」

百田「大変だったな…ところで星は…」

東条「呼んで来ましょうか…」ナデナデ

夢野「…」スピ-

茶柱「ん…う…夢野さん…!?」

天海「…いや、星君のところに夢野さんと茶柱さんを連れて行って来てください」

百田「…そうだな、それがいいぜ…お願いできるか?」

東条「分かったわ、行きましょう、茶柱さん」

茶柱「えっ…はっ…はい…」

東条は茶柱を星のいる場所へ連れて行った

真宮寺「しかしまァ…恥ずかしい課題ばかりでるものだネ…」

天海「…そうですね…」

天海は先程の悪夢を思い出しながら賛同した

百田「これからどうしようか…」

↓1 課題5の内容(1~4よりもきつめのものをお願いします)
↓2 課題5までの天海達のアクション

入間「そ、そんなに褒められたら…ひいいいいん…!」
という感じですね。みなさん稚拙な作者の文を読んでくださり感謝感激雨あられです。課題については最低6つです。スレがそろそろ足りなくなるので番外編としてスレ立てするのもありですかね…?この生活シリーズをすぐに完結する気はあんまりないですので番外編を入れても良いかなと思っています

最原 白銀 0~11
百田 茶柱 12~23
星 夢野 24~35
天海 東条 36~47
ゴン太 赤松 48~59
王馬 春川 60~71
真宮寺 入間 72~83
キーボ アンジー 84~95
これ以外なら安価指定
↓1~2 男子、女子の順で対象者のコンマ

所詮できればなんでパイずりできないひとは無しってことで

というかよりにもよって春川か……心えぐれる

えーと…パイズリ…ですか…うーん…ちょっと無理なので無しで…というか春川さんをどう受け入れさせるか…しないと他の女子(男子の場合は男子)が身がわりにというペナルティつけちゃいますかね。

というかこれ夢野さんに当たってもできない…ということで犠牲者を増やします。

↓1 (パイズリ担当) 女子のコンマ ただし80センチない人が当たった場合は春川のみで殺伐プレイを楽しんでいただきます

>>976 おっとっと、無しでいいんですかね?すみません、早まってしまって…一応聞いておきますがそのままで構いませんか?

番外編ってことは、本編と並行するの?
大変そうだけど、本編の続きもきになるからなぁ...

これは結局どうなるの
ちなみにパイズリは無くても出来るってえろい人が言ってた
番外編では是非王馬にハーレム王になったり東条とイチャイチャしてほしい
それと天東百茶最白の夫婦組に嫁交換プレイさせたい

>>984 番外編というか…ホテル編なので本編と並走ではありません。完全に関係ないというわけではありませんので…このホテルの裏の陰謀とかもちょこっと入れます。ただ、基本的に本編には番外編(ホテル編)のことは入れません。

>>986 残念ながら無理だそうです…作者的には巨乳も好きですが貧乳や美乳も大好きです。まな板の人は乳首をこすりつけるといいらしいです、感度が上がって最高ですね

そろそろスレがやばいので準備してきますが、今回は途中でパイズリ兼春川仲裁担当として1人突っ込みます。最初は殺伐プレイをお楽しみいただければ幸いです。(ただ80センチ未満の人だった場合は最後まで殺伐プレイですが、シチュエーション聞きますので、来ても来なくても本番やっちゃってもいいですよ)あと作者もそろそろ入間のエロ書きたいです。

↓1 コンマ(女子)

↓1 96なので安価指定(または春川のみも可)続きは次のスレで書きます。

天海「安価とコンマで生活」入間「番外編だ!」
天海「安価とコンマで生活」入間「番外編だ!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1523794846/)

一応こちらにも…すぐに埋めます

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