天海「安価とコンマで生活」キーボ「世紀末編その3です!」 (1000)

【注意】
このスレは

天海「安価とコンマで生活」茶柱「世紀末編その2です!」
天海「安価とコンマで生活」茶柱「世紀末編その2です!」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1517804867/)

の続編になります。

みんなで世紀末世界を生き抜く話です

ネタバレがあるかもしれません

誤字、脱字など

キャラ崩壊、解釈違いなど

作者裁量

エロ、時々モブがグロかったりします

V3メンバーとその関係者、モブのみです

【その他】

V3メンバーが世紀末世界で生活していきます
安価とコンマで行動を決めます

主人公は天海です。天海関係の話は若干多くなります

通貨は (M)と(S) です。10Sで1Mです

エロについてはシチュエーションを聞いたり聞かなかったりします

あまりにもあかん、といった安価は再安価です。連投は基本禁止してません。

ミッションがあります。ミッションは2つあります。

国民(モブ)達などからお願いされたり、働かされたりします。これを課題とします

ルールは順次増えていくかもしれません

現在のムラムラ度 嫉妬度 残金(M)
E天海 90 6693 嫉妬度100(+74)
A百田 65 970
A星 65 895
Aゴン太 70 1000
A王馬 70 904 執着度60
A最原 70 850
A夢野 65 1000
A入間 65 740
A春川 80 683
Dアンジー70 1000 嫉妬度60
A茶柱 60 1000
Aキーボ 50 1000
A赤松 60 1000
F東条 65 1195 嫉妬度10
A白銀 60 977
A真宮寺 50 820

(アルファベットは生活満足度、最高A~Jまで、Gから下は病気)


【ミッション】
クエストの完了
百田と茶柱の関係を深くする
赤松と春川の関係を深くする
最原にプロポーズさせる
星が告白するかどうかを決める
カップルを1組以上増やす
男子同士、女子同士の友情も深める

【イベント 特殊コンマで発生】
瑞穂国に新国ができる
直前薬の販売
大国からの貿易船の到着

~海底都市 マップ~
アンドロイド基地
海軍基地
武器屋
漁港
海底町
巨大牧場
巨大球体
~クエスト一覧~
巨大牧場での羊の解体
海底町での地上人と海底人との交流

天海「…とりあえず武器屋に…金は十分ありますし…」

天海は武器屋に向かった

~道中~

天海「…えっと…こっちっすかね…?」

天海はマップを頼りに武器屋に向かった

「…何者だ!」

天海「…!」

海兵「こんな時間に…出歩いて何をして…ん、観光客…?」

天海「はい、観光客です」

海兵「…気をつけてください」

海兵は敬礼して去っていった

天海「…えらく緊張していますね…」

天海は何かあったのかと思いながら目的地に移動した

~武器屋~

天海「ここは水中じゃないんすね」

主人「ん…こんな時間にお客さんか…あんた地上の人だな?」

天海「はい。」

主人「…リストだ」

~リスト~
自動拳銃 200M
リボルバー 100M
弾 50M
短剣 100M
ハッキング銃 20000M
日本刀 300M
鉄コルセット(女) 280M
鉄コルセット(男) 250M
ボウガン 200M

天海「…」

↓1 何を買うか、複数指定可(買わなくても可)

天海「…ボウガンと短剣を…」

主人「…これだ」

天海はボウガンと短剣を受け取った

天海「…ありがとうございました」

主人「…ああ」

天海は武器屋を出た

天海「…とりあえずこの後は…」

天海はどこに行こうか迷っていた。体は結構疲れている。

タッタッタッタッ

アンドロイド「あーあ…だからKモデルは嫌なんだよ…」

アンドロイド2「仕方ないでしょ…最近事件多いんだから…」

アンドロイド「そうは言ったって…もう2徹だよー?」

アンドロイド2「Bモデルも同じくらいよ…」

アンドロイド「しかも最近Bモデル…1人減ったんだよねー…」

天海「…」

↓1 天海のアクション(どこに泊まる、または野宿するかも指定)

天海「…」コソッ

天海はアンドロイド達の話を盗み聞きするために少しずつ付いて行った

アンドロイド「しかし、まだなりたてなんでしょ?可哀想に…」

アンドロイド2「かなり優秀みたいだけどね…」

アンドロイド「優秀でも元仲間殺しはかなりキツイと思うよ…」

アンドロイド2「…抵抗されるだろうから余計にね」

アンドロイド「…任務こなしてきたらサポートしてあげないとね。おっと…」

アンドロイド2「…急ごう」

アンドロイド達はそのまま全速力で走って行った

天海「…元仲間殺し…」

~海底町~

天海は疲れが酷かったので海底町に来た

天海「…久しぶりっすね、こういう宿…」

ハンザ同盟があった時代を思わせるような宿を見つけて天海はそこに泊まることにした

天海「…一泊1S…安いっすね」

天海「…明日の計画…」

↓1 明日の予定の内容を指定

天海「…とりあえず聞き込みから…」

天海は明日、町で聞き込みをしようと思い、ゆっくりと瞼を閉じた

~アンドロイド基地~

王馬「…ん…」

東条「…おはよう」

王馬「おはよう東条ちゃん。…なんか顔色良くないけど大丈夫?」

東条「…平気よ」

王馬は東条が用意したパンケーキを食べた

王馬「で、どこに…」

東条「…今から行くのよ。危険だから私より前には絶対出ないで。…エビシオ」

エビシオ『…』

東条「彼のためにシールドを…」

エビシオ『了解』

東条「それでは行きましょう」

王馬「うん」

王馬は東条とエビシオの後を付いて行った

~漁港~

王馬「うーん、凄いねー」

王馬は泳ぎながら海底都市の凄さに感心していた

東条「…そろそろ目的地よ」

王馬「分かったよー」

~目的地~
王馬と東条が目的地に着くと、1人の女が物陰に隠れていた

エビシオ『シールド発動』

王馬「わわっ…」

東条「…ABiV」

ABiV「…ひっ…ABii…お、お願い…」

東条「…ごめんなさい…」

ABiV「わ、私…もう…人間で…あなたの仲間…」

東条「…もう仲間じゃないのよ」

ABiV「いや…許して、お願い。見逃して…」

東条「…」ブンッ

東条は大きな剣を取り出すと構えた

ABiV「い、いや…!」

その女は逃げようとしたが逃げ場はなかった。すると最後の抵抗なのか、小さなナイフを取り出した

ブシュ-ッ!

王馬「…っ」

金属が身体を貫く音がした。使い物にならなくなった身体から血が噴水のように溢れ出している。

ABiV「…ぁ…」ピクッ 

倒れた女の身体を東条が横たえていた。そして何か作業をしようとしている。だが東条の手は震えていて、なかなか進んでいなかった。

王馬「…!」

エビシオ『…ABiVノ機械心臓反応ノ停止ヲ確認』

↓1 怪我判定 60以上で怪我をしている
↓2 王馬のアクション

王馬「…」ダッ   

王馬は東条に駆け寄ると、東条の震える手を包むように掴んだ

東条「あ…」

王馬「東条ちゃん、怪我…」

東条はABiVが死の間際に突き出したナイフが当たって太ももから血が出ていた

エビシオ『…治療開始』

エビシオが布切れで東条の足を止血して、巻き始めた

王馬「…手伝えることがあったら言って」

東条「…目を…ABiVの目を…取り出して欲しいの…固まってしまう前に…」

東条は目を取り出そうとしていたらしい。しかしできなかったようだ

王馬「…んっ…」グジュッ 

王馬は流石に顔をしかめながら、それでも小型のナイフで何とか眼球を取り出した

エビシオ『…ABiVノ眼球ノ保存完了』

エビシオはその眼球を受け取って体内にしまった

東条「…」

東条はABiVの目を閉じて、死体を整えた

東条「…ごめんなさい…」ポロポロ
 
王馬「…大丈夫?」

東条「…この人は…仲間だったの…同じBモデルで…でも辛さのあまり…彼女は司令部を裏切ってしまったの…味方を攻撃した隙に逃げて…」

王馬「…」

東条「…ごめんなさい…それで、もう1つあるの…」

王馬「もう1つ?」

東条「…今度は…Tモデルの脱走兵の集団を…これで…」

東条は爆弾を取り出した

王馬「…T…」

↓1 王馬のアクション

王馬「Tモデルってどんなアンドロイドなの?」

東条「…一言で言えば…拷問が担当よ…精神的に参る人も多いわ。…だけどもし逃げられると機密が漏れてしまうから…」

王馬「…なるほどね。てか俺に話していいの?」

東条「司令部はあなたをアンドロイドにしたがってたわよ…」

王馬「何で?」

東条「…分からないわ…とりあえず…一旦休んで…そして…」

そこで東条は言葉を切ったが何を言いたいか王馬はすぐに理解した

王馬「手伝うよ」

東条「…そう…」

東条達は他のアンドロイドが来る前に移動した。

~海底町~

天海「…ん…」

天海は深く眠っていた

天海「…聞き込みを…」

天海は起きるなり仕度を始めた。そして朝食に適当にパンとミルクを食べるとすぐに街に出た

~海底町~

天海「…と言っても…まず何を聞くか…」

男「最近塩分濃度が…」

女「低くなってるわね。…もう少ししょっぱい方が…」

ボコボコ

天海「…」

↓1 町の住民に何を聞くか。また、このコンマが50以上だった場合住民から教えてもらえる

天海「あの…すみません」

男「あ、はい、どうしましたか?」

天海「俺…地上から来たんですけど…少し聞きたいことがあって…」

女「聞きたいこと?」

天海「…地上人と海底人の違いや…アンドロイドや人間がよくここに来るのかを…」

男「あ、それなら…この先に広場があるから…そこで交流会してるよ」

女「地上の人は少ないから…行ったら喜ばれるはずよ」

天海「…分かりました、ありがとうございます」

天海は広場に向かった

~広場~

男「いらっしゃい!地上の人でしょ?」

天海「あ、はい…」

男2「珍しい!地上の話を聞かせてよ!」

海底の人々は地上人と比べると皮膚に鱗が生えたように光っている膜が付いていた

天海「…地上は…」

~1時間後~

女「地上っていいのねー…」

男「酒がもっと欲しいなぁ…地上の酒は美味いんだろうなー…」

天海「はは…」

天海は地上の、特に酒や肉の話をするとひどく喜ばれた

天海「…」

↓1 交流会の人に聞きたいことを指定(1つのみ)

天海「あの…少しいいですか?」

男「おう、構わねえが…少し待ってくれ」

男が何かを取りに行った

男「これ、少ないが報酬だ!持って行ってくれ」

アイテム: 500M

天海「…ありがとうございます…でも、いいんですか?」

女「交流会に参加してくれる人は少ないから…」

男2「ま、確かに海底人は元が良くないしな…」

天海「元?」

男2「隕石降って来てから…住む場所がなくなって…それで海の中でも住めるように何人も人体実験して…やっと産まれたのが俺たちだからな…」

天海「…なるほど…」

男「あ、すまねえ。話って?」

天海「…ここ最近…アンドロイド絡みの事件が起きませんでしたか?」

男2「最近っつーか、今日の朝もあっただろ?」

天海「朝…?」

女「何でも大きな剣で一撃…」

男「多分最近多かった脱走兵の1人だと思うんだけどな…可哀想に…」

男2「でも仲間を殺した方も可哀想だよなぁ…」

天海「…仲間殺しの事件…」

↓1 天海のアクション

天海「…アンドロイドなのに、国が制御できないんすか?」

女「そこなのよ。国に制御されてしまうのが怖くなって逃げ出してしまうらしいの」

天海「…なるほど」

男「特に最近アンドロイドになったりした人に多いんだよ。」

男2「まあアンドロイドには守ってもらってるから、それなりに感謝しているよ」

天海「…ありがとうございました、事件が起こった場所って…」

男「ああ、あっちの漁港の端だよ」

男2「あ、一つ頼み事があるんだけど…」

天海「何でしょうか?」

男2「地上の酒と肉に憧れてるんだけど…高くて買えない…よかったらいつでもいいから持って来てくれないか?」

天海「…分かりました」

女「また来て頂戴」

天海「親切にしていただいてありがとうございます」

男「気をつけてな」

天海は漁港に向かった

~漁港 端~

天海「…結構歩いたっすけど…」

天海は泳ぎながら事件の場所を探した

天海「…!」

アンドロイド「…ABiV…」

アンドロイド2「どうして…優秀だったお前が脱走なんか…」

アンドロイド「…とにかく…死体を…データはもう抜き取ってあるし…」

アンドロイド2「…ああ」

大きな血溜まりの周りで女が横たわっていた。死体を囲むようにしてアンドロイドが立っている

天海「…ここみたいっすね」

↓1 天海のアクション

天海「…どこに…」

天海は死体がどこに運ばれていくのか尾行することにした

アンドロイド「じゃあ基地に…」

アンドロイド2「よいしょっと…」

アンドロイド達は女の死体を担架に乗せると、そのまま運んで行った

天海「…」

天海はその後をゆっくりとつけて行った

~アンドロイド基地~

天海「…ここが…」

水中に巨大な施設があった。アンドロイド達がせわしなく働いていた。すると入り口の門にアンドロイド達が入っていく

アンドロイド「よし、着いたよ」

アンドロイド2「…あ、ABii」

東条「…ABiV…」

アンドロイド「…大変だったでしょ?休んでいた方が…」

東条「…ありがとう、でもまだ任務が残ってるから…」

アンドロイド2「…気をつけてね」

天海「あ…!」

東条が門に姿を現した。アンドロイド達と話している

↓1 天海のアクション

天海「…」

天海は物陰に隠れて、会話の内容を探った

アンドロイド「…その任務ってもしかして…あの…Tモデルの…?」

東条「そうね…」

アンドロイド2「…剣で?」

東条「いいえ…爆弾の使用許可が下りたわ」

アンドロイド「良かった…Tモデルは結構強いから…」

東条「心配してくれてありがとう」

アンドロイド2「町の中にアジトがあるんだっけ…?」

東条「ええ、周りの建物も頑丈だから爆弾の被害は気にしなくても大丈夫そうだわ」

アンドロイド「海底のいいところはそこだからね…」

東条「…っと、そろそろね…」

アンドロイド2「行ってらっしゃい」

天海「…爆弾…?」

天海は東条が危険物処理でもするのかと困惑していた

東条「…」コツコツ

天海「…」

↓1 天海のアクション

東条はガラスパイプから町の方へと行ってしまった

天海「…」

天海はその後を、隠れながらついて行った

~海底町 路地裏~

路地裏は地上よりずっと暗く、寂れているような雰囲気だった。しかし、建物の一つだけ明かりがついている。

東条「…ふぅ…」

王馬「あ、東条ちゃん。報告し終わったの?」

東条「ええ、それで…中は…」

王馬「うん、大丈夫だよ。爆弾置いてきたし」

東条「そう…ありがとう」

すると東条はどこからかスイッチを取り出した

天海「…!」

天海は建物の中に人影を見たがそれも一瞬だった

ドゴ-ン!

建物が大きな音を立てて崩壊した。

東条「エビシオ、確認と要請をお願い」

エビシオ『了解』

天海「…これは…」

天海は崩れた建物の中に四肢が吹っ飛んだ死体を見つけた。頭部がないものもあった

エビシオ『…全員ノ反応停止ヲ確認』

東条「ありがとう。…あらAMi」

AMi「わーお…元Tモデルの死体がこんなに…あ、君が協力者?ありがとう」

王馬「ま、爆弾運ぶだけだったしねー」

AMi「1番大事なことだよ…ま、それはおいといて…この後の任務は…」

東条「確か調査だったわね。」

AMi「後、追加で見つけたら即殺害してもいいって、司令部が」

東条「了解したわ」

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「…あ…」

天海は瓦礫に挟まれて身動きが取れないアンドロイドを見つけた。

アンドロイド「っ…重い…!」

天海「…」ダッ

天海は駆け寄って、アンドロイドの上に乗っていた瓦礫を退けようとした

天海「…ふっ…!」グイッ

天海はどうにかこうにか退けた

アンドロイド「はっ…ありがとう、あなたは…アンドロイド…?」

天海「あ…いえ、人間です」

アンドロイド「ああ…ごめんね。爆発の調査をしていたらとちっちゃって…治療お願い」

サポート機『了解』

アンドロイドはサポート機に治療をしてもらうと、何とか立てるようになった

アンドロイド「…足折れちゃってる…」

天海「…あっちまで、手伝います」

アンドロイド「そんな…重いよ?」

天海「大丈夫です」

天海は肩を貸して東条達がいるところに連れて行った

AMi「おや…ARii!」

東条「…!」

東条は天海とARiiが一緒に来たことに驚いて目を見開いていた

ARii「瓦礫に挟まれちゃって…この人に助けてもらったんだよ!」

AMi「そうか…ありがとう」

天海「いえ…」

天海はARiiをAMiに引き渡した。そして東条の方を向いた

東条「…彼女を…助けてくれてありがとう」

そう言って東条は早足に引き返した

東条「…AMi、私は海底の調査に行くわ。あとはよろしくね」

AMi「任しとけー」

王馬「もう次のに行くのー?」

東条「…ええ」

王馬は天海に気づいていないようだった。大人しく東条に連れて行かれようしている。

天海「っ…」

↓1 天海のアクション

天海「待ってください」

天海は低い声で東条を引き留めた

東条「…」ビクッ

東条は天海の声を聴いて肩を跳ねさせたが、すぐに王馬に言った

東条「…王馬君、海底の調査は延期よ。エビシオと基地に戻って頂戴」

王馬「ん?いいけど、なんかあったの?」

東条「…早く」

王馬「まあいいや、じゃあ後でねー」

エビシオ『…』

天海「…何でこんなことをするんですか?」

東条「…」

東条は天海の質問には答えず黙っていた

天海「…答えてください」

東条「…どうしてここが分かったの?」

天海「…喋っているところ聴いたんで」

天海はエビシオに教えてもらったとは言わなかった

東条「…見られるなんて…」

東条はそう呟きながら肩を震わせていた

東条「…帰って頂戴。私は仕事があるから…」

天海「…」

↓1 天海のアクション


天海「…王馬君には話せて、俺には話せないんですか…?」

東条「…」

天海「…もう君の隣に俺のいる場所はないんですか?」

天海は寂し気に東条に向かって言った

東条「…違うのよ。そうじゃないの」

天海「…何がですか…?」

東条「…あなたの隣にいる資格は私にはないの」

東条は天海に近づくとそっと肩に顔を埋めた

天海「…斬美さ…」

東条「…ごめんなさいね、私は基地に戻るわ」

東条はそのまま天海から離れると、泳いで行ってしまった。天海は引き留めようとしたが、水中型のアンドロイドの速さには敵わなかった

天海「…」
~~~~~~~~~~~~~~~
入間「…こいつ…何してんだ?」

キーボ「アンジーさん…?」

アンジーは春川の真似をして黄色のセーラー服を着ていた。髪型も春川そっくりだった

ゴン太「アンジー…さん?」

アンジー「似合うー?アンジーも着てみたんだー」

ゴン太「急に…どうして…?」

アンジー「あ、それより…美兎ー、ちょっとおいでー!」

入間「な、何だよぉ…」

アンジー「作ってくれたー?」

入間「あ…これか…?」スッ

アンジー「にゃはは、神ってるねー!さすが美兎だよ!」

入間「何のポイントだよぉ…」

キーボ「…どういうことなんでしょう…?」

ゴン太「ゴン太は馬鹿だからわかんないや…」

~百田達の部屋~

百田「よし、荷造りできたな!」

茶柱「天海さん大丈夫でしょうか…」

春川「…ダメだった時はどうにかすればいいし…」

赤松「私も行っていいのかな…?」

春川「もちろん…ん?」コンコン

星「…ん?あんたらどこかに移動するのか?」

百田「おう…星、どうしたんだ?」

星「…少し相談があってな…」

茶柱「相談…?」

星「…夢野に…伝えようと思ったんだが…気持ちが邪魔をしてな…」

春川「…何の?」

星「…俺みたいな人殺しが…気持ちなんぞ伝えていいのか…と思ってな…」

茶柱「…夢野さんに…」

春川「…人…殺し…」

↓1 百田達のアクション

茶柱「…好きな気持ちを伝えるのに資格も何もないですよ!」

星「…!」

春川「…行ってきなよ」

百田「…星…」ドンッ

百田は星の背中を押した

百田「人殺しだろうがなんだろうがお前は俺達の大切な仲間だし、夢野だって同じ気持ちだと思うぜ。」

星「…そうか…感謝するぜ」

星は少し笑うと、部屋を出て行った

星「…ムードも大事だよな…ちゃんと誘ってから…」

星は良い日を選んで夢野に想いを伝えようと決意した

~百田達の部屋~

春川「…あいつ、変わったね」

茶柱「前はすっごく暗かったんですけれど…良かったですね!」

百田「これであいつも…本当に良かったぜ…夢野次第だが…」

茶柱「…夢野さんは大丈夫ですよ」

茶柱は少し寂しそうに笑っていった

百田「そうか…」

春川「…それより…そろそろ移動した方がいいよ。楓連れてくるから」

百田「そうだな、そろそろ行くか」

~アンドロイド基地~

天海「…斬美さん」

結局天海は東条の後を追ってきてしまった

天海「…」

AMi「あれ、さっきの…」

AMiが天海に気づいて声を掛けてきた

天海「…どうもっす」

↓1 天海のアクション(嫉妬度100以上なので少し過激な行動になります。)

天海「…ちょっといいですか?」

AMi「どうしたんだ?」

天海「…斬美さんはいったい何をしてるんですか?」

AMi「何をか…任務…とでも言えばいいか?」

天海「…俺は斬美さんにあんなことをさせる為にアンドロイドにさせたんじゃないのに…」

AMi「…ふむ…」

天海「それにあの男…王馬もここにいるんすか?」

AMi「ああ、いるぞ」

天海「…連れてきてもらえませんか…?」

AMi「…君は何者なんだい?」

天海「…斬美さんは俺のパートナーです」

AMi「…あー、なるほどね…君には恩があるし、いいよ。連れてくる」

天海「…ありがとうございます」

~10分後~

AMi「えっと、目隠しするなら入ってもいいって、司令部が。入る?」

天海「入ります。連れて行ってください」

AMi「よし…じゃあ、連れて行くよ」

~20分後~

コンコン

AMi「ABii、入るねー」 

東条「何かあった…の…」

天海「…」

東条「…何で…」

AMi「吐くのは治った?」

東条「…治ったけれど…なぜ彼が…?」

天海「すみません、ちょっと2人きりにさせてください」

AMi「いいよ、じゃあゆっくりねー」

AMiは扉から出て行った

東条「…」

↓1 天海のアクション

天海「…すみません。メッセージを聞いたのに来てしまって」

東条「…どうして…」

天海「…攫われて…心配でたまらなかったんです。彼を許しはしませんが…攫われた君には責任はありませんし、愛想をつかしてなんかいません。」

東条「…あなた…」

天海「君が何をしようと…俺は君を愛し続けます」

天海はそう言って、東条を抱きしめた

東条「ん…」

東条は抵抗せず、抱きしめられていた

天海「それから…吐くってどういうことですか?」

東条「…大丈夫よ。ただのストレスだから…」

東条は天海の腕の中で目を閉じていた。少し安心している表情だった

天海「…斬美さん」

天海は抱きしめた途端に嫉妬心が爆発しそうになったが、どうにか抑えていた。王馬のことはやはり気に入らなかった。彼女が王馬を抱えて逃げた時からずっとこんな感じだった。それと同時に彼女が愛おしくてたまらなかった。

↓1 天海のアクション

天海「…俺はもう君と離れるのは嫌です、家族なのにどうしてそばにいられないんですか…?」

東条「私も…側にいたい…けれど…私は…」

天海「…私は…?」

東条「…人を…」

天海「…俺は君が何をしようと愛するって言ったじゃないですか」

東条「…」

天海「俺は…ただ君と子供と静かに暮らしたいんです」

天海は東条を強く抱きしめて、腹を撫でながらキスをした

東条「ん…」

ひどく甘い味が天海の舌を襲った

天海「…斬美さん」

天海は部屋を見回した

天海「ここ…斬美さんの?」

東条「…エビシオ、蘭太郎君の荷物を取ってきて」

エビシオ『了解、場所ヲ入力』

天海「ああ、分かりました」

天海はエビシオに宿の場所を教えた

天海「…いいんですか?」

東条「…あなたは私の家族だから」

東条は天海に抱き付いてそっと声を漏らした

東条「…本当は…私はあなたに見捨てられるのが怖かったの…。人を殺してしまった手であなたに触ることも…そして…」

天海「…」

東条「…あなたが王馬君を殺してしまうんじゃないかと…そうでなくても…」

天海「…」ギュッ

天海は抱きしめながら王馬の名前を聴いて目を背けた。すると、目の前に本が置いている

天海「…」

本にはアンドロイドのマタニティブルーや妊娠中のストレスのことが書いてあった

↓1 天海のアクション

天海「あなたが人を殺しても、誰が敵になっても、俺は、俺だけはあなたを愛し続けます。見捨てたりなんてしません。 」

東条「…」

天海「あなたが…彼を連れていったとき、胸が張り裂けそうな思いがしました。今だって、ずっと…… 」

東条「蘭太郎君…私は…」

天海「あなたの側で、あなたを、俺たちの子供を支えさせてください……あなたの支えになりたいんです」

東条「…ありがとう」

それだけ言うと、東条は天海を抱きしめてしばらく顔を埋めていた

天海「…」

天海はずっとその背中を撫でていた

~マギア 大通り~

最原「…よく考えたら…子作りのことばかり考えているけど…まずプロポーズしないと…」

白銀「終一君?どうしたの、顔が…」

最原が悩ましげな顔をしていたので白銀は思わず声をかけた

最原「あ…ごめん…」

最原は白銀の手を取った

白銀「…?」

最原「…指のサイズに合うもの…」

白銀「しゅ、終一君…?」

最原「…指輪…」

↓1 最原のアクション

最原「…つむぎさん、ちょっと…行きたいところがあるから」

白銀「いいけど…どこに?」

最原「行ってからのお楽しみだよ」

最原は白銀の手を引いて、あちこち回った

~1時間後~

最原「…ふう、ごめんね。やっと見つけた」

白銀「大丈夫だよ。ところで…」

最原「…入るよ」

ギイ

アンティーク調の店を見つけて最原は入って行った。明るい店内に宝石やら金属やらが光っている

最原「あの、すみません」

店主「ああ、どうしましたか?」

最原「腕のいいジュエリー職人って…あなたのことですよね」

店主「まあそう言われていますが…あ、もしかして…ご結婚ですか?」

白銀「あ、あの、終一君…これって…」

最原「…うん、その…一緒に結婚指輪を作ろうと思って…」

白銀「…!嬉しい!」

最原「わっ…!」

白銀は最原に飛び付いてキスをした

店主「…うむ。…デザインはどうしますか?材料や宝石も選べますが」

最原「…どうする?」

白銀「うーん…」

↓1 指輪のデザインや材料を指定
↓2 その場でプロポーズするかどうか指定

白銀「ねえ、最原君…同じデザインの指輪をペアで1つ持つのもいいけど…結婚指輪を1つずつ…それぞれデザインして作って…2つ持つことにしない?」

最原「それもいいね、じゃあそうしようか」

白銀「うん!じゃあデザインを…」

最原「…結婚指輪のデザイン…」

店主「…ふふ…」

~1時間後~

最原「…すごく地味に…」

白銀「ううん、私っぽいし…どんなデザインにしたの?」

最原「…つむぎさんの誕生石の黒瑪瑙に…シルバーリングの…シンプリなデザインだよ」

白銀「いかにもエンゲージリングって感じで好きだよ!…私の誕生石にしてくれるなんて嬉しいよ」

最原「…ありがとう。つむぎさんは?」

白銀「私と終一君って…紺色のイメージがあるから…サファイアに…シルバーのシーニュだよ」

最原「シーニュ…白鳥…それにシルバー…」

白銀「ふふ…あ、じゃあイニシャルもお願いしていいですか?」

店主「はい、お代は…」

最原「全部僕が持ちます」

店主「…かしこまりました。1時間程お待ちください」

白銀「い、1時間!?」

店主「…魔法です」

~1時間後~

最原「…本当に…出来てる…」

白銀「ふあ…凄いね…」

最原「…」

↓1 最原のプロポーズ、内容を指定

最原「…」ギュッ

白銀「きゃっ!…どうしたの?」

最原は白銀の手を取って強く握り、真っ赤になりながら言った

最原「…ぼ、僕なんかの恋人になってくれて本当に嬉しくて君はいつも自分を地味って言うけど全然そんなことなくて…」

白銀「終一君…?」

最原「僕にとっては君はとても魅力的で素敵な女の子でそんな君と僕は一生一緒にいたくて…その…つまり… 」

白銀「…あ…」

最原「つむぎさん君が大好きです僕と結婚してください! 」

どもったり噛んだりしながら言い切った最原は、白銀を強く抱きしめた。

白銀「…終一…君…」

最原「…つむぎさん…」

白銀「…こんな私で…良ければ…」

白銀はにっこりと笑って最原に抱きついた

最原「…君じゃないとダメなんだ。つむぎさん、愛しているよ」

白銀「…嬉しい…結婚式の衣装…一緒に作ろうね」

最原「うん。…それから新婚旅行もして…」

白銀「…そして、一緒に店を持って…」

最原「幸せに暮らそうね」

白銀「うん…!」

最原と白銀はお互いに指輪をはめあい、いつまでも抱きしめ合っていた。

~基地~

コンコン

東条「あら…誰かしら」

AMi「ABiiー、開けてくれ」

ヴィ-ン

東条「AMi…どうしたの?」 

天海「…」

AMi「すまんな、折角の2人の時間を邪魔して。」

東条「もしかして任務かしら…?」

AMi「んー、ミーティングだ。海底調査のなー。連れのやつも一緒に。早く行かないと司令官から大目玉を食らうぞ」

東条「…分かったわ。蘭太郎君、すぐに戻るから…」

天海「…斬美さん…」

東条は部屋から出て行った

天海「…連れって…まさか…」

コン

天海「…何ですかこれ」

AMi「直前薬のサンプルだ」

天海「…直前薬?」

AMi「ああ、そうだ」

天海「…と言われても」

AMi「ま、簡単に言うとアンドロイドからアンドロイドになる前の状態に戻る薬だな」

天海「…アンドロイドから戻れる…それは本当ですか?」

AMi「ま、色々とリスクはあるけど」

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「…なぜ俺にこの薬を?」

AMi「あんたの嫁は仕事するのが好きみたいだからな…辛い仕事でもするだろうけど、それじゃあ夫婦生活が上手くいくはずもないだろ。あんたは心配で心配でたまらないんだろ?」

天海「それは…」

AMi「人間になったら任務は一応あるが…戦闘は緊急事態の時以外はほとんどない。あったとしても前線には出されないし」

天海「…」

AMi「ま、飲むには条件が色々あるし、ゆっくり考えてからでいいぞ」

天海「…値段とかは…」

AMi「アンドロイド兵価格だと5000Mだな。通常なら10000Mする。後私に500Mくれたら嬉しいな」

天海「…抜け目ないっすね…」

AMi「ははは!これでも50年アンドロイドをしてきたんだ。慣れてるんだよ。あ、これABiiの任務報酬だ」

天海「はぁ…」

アイテム:2000M 休日5日

天海「休日…」

ヴィ-ン

東条「あら…AMi、どうしたの…げほっ…」

AMi「すっごい甘い匂いがするんだけど…また吐いたのか?つわりか?」

東条「…はぁ…またいつもの変な話をしていたの?」

AMi「変とはなんだ変とは」

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「斬美さん、今回の任務で5日間休日を貰えたから俺と一緒に過ごしましょう」

東条「ええ…分かったわ」

天海「どこか行きたいところややりたいことはありませんか?」

東条「…行きたいところ…」

天海「体調が優れないなら一緒に休みましょう」

東条「…ありがとう」

AMi「んじゃ、あたしは行くよ。あ、ついでにリスクについての資料も置いておくよ。それから…あの巨大球体にはいいホテルがあるぞ。」

東条「…リスク…?」

天海「ありがとうございます」

AMiは手を振って出て行った

天海「…つわりなんですか?」

東条「…分からないけど…でも大丈夫よ」

天海「…無理はしないでください。…それから…あの男もミーティングに来たんですか?」

東条「…ごめんなさい。でも大丈夫よ、何もされていないし、エビシオが見張っているから

天海「…斬美さん」

天海は資料や本を手にとりながら、東条の目を見つめた

↓1 天海のアクション

天海「人間に戻りたいと思うことはありませんか?」

東条「人間に…」

天海「ありますか?」

東条「私としては奉仕活動…と言うよりメイドの仕事ができればアンドロイドでも人間でも構わないのだけど…」

天海「…」

東条「でも…蘭太郎君や、子供のために戻った方が良いなら…」

天海「…そうですか…」

ヴィ-ン

エビシオ『ABiiヘ、王馬小吉カラノ伝言。』

天海「…っ…!」

東条「…何かしら…?」

エビシオ『コノ基地カラ出テモイイノカ、トノコト』

東条「…そうね、あまり出歩かないように伝えておいて。」

エビシオ『了解』

天海「…そういえば…ここにいるんすね、あの男」

東条「…ええ、ごめんなさい…」

東条は申し訳なさそうな顔をしていた。天海は今は王馬の名も聴きたくないくらいだった

天海「…」

↓1 天海のアクション(例:荷物を持って外に連れ出す、など)

天海「…どうして…あの男を連れて行ったんですか?」

東条「…私1人で…仲間たちを…殺してしまう自信がなかったの…。仲間の死体を弄る自信も…だから彼に手伝ってもらおうと…」

天海「…俺に頼む気はなかったんですか?」

東条「あなたにそんなこと頼める訳ないじゃない…」

天海「…」

東条「…ねえ、蘭太郎君…せめて…」

天海「…何ですか?」

東条「…せめて…王馬君のこと…王馬、でも彼でもいいから…あの男と呼ぶのは…」

天海「…どうしてですか?」

東条「…無人島に行く前からずっと仲間だったじゃない…」

天海「…」

確かに王馬とは無人島に行く前から仲間だった。しかし今はそれ以上王馬の名を聞くだけで嫉妬心がむらむらと湧き出してきた。

東条「…蘭太郎君」

↓1 天海のアクション

天海「なぜあの男にそこまで甘くするんですか?俺はもうあんなやつ仲間とは思ってません」

東条「…あなた」

天海「正直今すぐ殺してしまいたいくらいなんです。君も俺が彼を手にかけるんじゃないかと心配していたくらいだし、俺の気持ちは分かっているはずでしょう」

東条「…」

天海「嫌がるようだから、殺しまではしませんが、呼び方くらいは好きにさせてください」

東条「…そうね、あなたの気持ちも考えるべきだったわ…ごめんなさい」

東条はしばらく目を伏せていた

天海「…斬美さんは、あの男のことどう思っているんですか?」

東条「…私は…」

天海「…」

東条「…彼のやったことは…酷いことだと思うわ。だから…彼に…任務の…手伝いをしてもらったのよ」

天海「…」

人殺しの、とは言わなかったが多分そういう意味で言ったのだろうと天海は思った

↓1 天海のアクション

天海「…この話は置いておきましょうか。」

天海は東条の手を握った

東条「…蘭太郎君?」

天海「疲れているでしょうし休んでいてください。」

東条「…分かったわ、ありがとう」

東条は部屋のベッドに寝転んだ

天海「…あの男に…今度聞いてみましょうか…」

~ヴェルヌ国 入国審査場~

百田「…すげー…」

茶柱「解斗さん!涙が出てますよ!」

春川「…なんで泣いてるの?」

赤松「多分感動しているんじゃないかな…」

百田「だって海底都市なんてロマンありすぎるだろ!」

入国審査官「4名ですね…滞在期間は?」

春川「分からない」

入国審査官「分かりました。」

茶柱「え、それでいいんですか?」

入国審査官「アンドロイド基地と海軍基地には許可なく入らないようにお願いします。それからこれがマップです」

百田達はマップをもらった

赤松「…とりあえず、この後どうする…?」

↓1 百田達のアクション(行く場所も>>3から指定)

百田「とりあえず地理を把握しねーとな」

春川「…じゃあ国をまわってみるか」

茶柱「えっと…これを…」

赤松「泳ぎながら呼吸できるのかな…」

ゴゴゴ

赤松たちは門が開くとそこから出た

~3時間後 巨大球体~

春川「…」ゴポゴポ

赤松「魚になった気分…」

茶柱「とりあえず基地に…牧場に町に…港に…武器屋さん?」

百田「なんか羊の解体を頼まれたが…」

春川「…羊…捌いたことないし…」

百田「いや…捌いたことあるやつはいないじゃねーか」

赤松「あ、ここにここのマップがあるよ!」

~巨大球体(コクーン)~
ホテル
水族館
レストラン
式場
軌道エレベーター(海底)

春川「…とりあえず部屋取ろう」

百田「…軌道エレベーター?」

百田達はとりあえず部屋を取りに行った

~マギア教国~

星「…珍しいな、あんたから話なんて」

真宮寺「いや…君が好きそうな国があったからネ…教えようかと思ったんだヨ」

夢野「んあ…?」

真宮寺「猫の国だヨ」

星「…猫の国、だと…?」

↓1 星のアクション

星「…詳細を聞こうか」

真宮寺「クク…その言葉を待っていたヨ…」

真宮寺は星と夢野に情報本を見せた

~猫の国 コーシカ王国~
国中が猫だらけで、国民も猫の尻尾や耳が生えているものが多い。国民も猫も魚やマタタビが大好きで、衣服も猫っぽい服や、首輪、鈴を付けていたりする。世界中から猫を集めたりしていて、他国から猫を持ってくるとお礼金が貰える。ちなみに猫をいじめたり、殺したりしたものは死刑になる

星「…猫だらけ…」

夢野「星が嬉しそうじゃ…」

真宮寺「ここに行くことも考えたらいいんじゃないかな…?」

星「…他の奴らに相談するか…」

星はどうしても行ってみたいので相談することにした

~ヴェルヌ国 基地~

天海「…話に行きますか」

天海は東条が眠ると、すぐさま準備して、部屋から出た

東条「…蘭太郎君?」

~廊下~

AMi「おっと、何してんの?」

天海「…王馬に会いに行きたいんですけど」

AMi「はいはい、じゃあ案内するから目隠ししてね」

天海「はい」

~10分後~

天海は同じような部屋に連れて行かれた

王馬「あれ、天海ちゃんじゃん。何でここにいるの?」

AMi「じゃああたしはこれで。」

AMiは部屋から出て行った

天海「…」

↓1 天海のアクション

↓1 右ストレートを食らわせた後にする話の内容

ブンッ

天海が王馬を右手で殴った

王馬「…っ…」

天海「…」

王馬「…随分手荒な挨拶だねー、何の用?」

天海「…腹を割って話しましょう」

王馬「ふーん、何を?」

天海「…今回東条さんに手を出したんですか?」

王馬「何でそんな質問を?」

天海「いいから答えてください」

王馬「うん、出したよ」

王馬はさらりと言った

天海「…彼女のことをどう思ってるんすか?」

王馬「好きだよ。そりゃそうでしょ」

天海「…君は笑えないことはしないんじゃなかったんすか?」

王馬「好きな子は首を締めてでも手に入れるとも言ったと思うけど」

天海「っ…」

天海の言葉はどんどん余裕がなくなってきた。一方の王馬は真顔で答えていた

↓1 天海のアクション

↓1 王馬が東条を好きになった理由

王馬「冬の島で襲った時の泣き顔が可愛かったのがきっかけかな」

天海「なっ…!」

王馬「天海ちゃんには話すなって、秘密にしようって言った時の東条ちゃん可愛かったなー」

天海「…っ!」

王馬「人の物って欲しくなっちゃわない?」

王馬は笑いながら言った

王馬「で、正直に話したらくれるわけ?」

天海「…王馬…!」

天海は王馬に掴みかかった

王馬「で、天海ちゃんは何で東条ちゃんを好きになったの?馴れ初めは?」

天海「今そんなこと関係…!」

王馬「もしかして、無人島でたまたま裸見ちゃったとか?それともそこで手を出したから?」

天海「…っ…!」

王馬「ねーねー、教えてよー。あの東条ちゃんをどうやって落としたの?」

↓1 天海のアクション

天海「…俺は…!」

天海は東条との馴れ初めを思い出して自己嫌悪を覚えながら王馬の首を絞めた

天海「お前とは違う…!」

王馬「…ぐっ…!」

すると王馬は天海の服に噛み付いた

王馬「…俺は絶対…離れてあげないよ…!」

天海「…諦めの悪い男っすね」

天海は王馬のスカーフを引っ張り殴った

王馬「…ふっ…!」

天海の股間を王馬は蹴り上げた

天海「…っあ…!」

天海に激痛が走ったが、それでも天海は応酬した。王馬の鳩尾に一発食らわせた

王馬「っう…この…!」

天海「…お前を…絶対許さない…!」

~1時間後~

天海「…ふ…」

王馬「はっ…」

2人とも傷だらけになっていたが、相手を掴んで話そうとしない

ヴィ-ン

東条「…!あなた…王馬く…何して…」

扉が開いて部屋に東条が入ってきた。東条は天海に駆け寄って介抱した。

天海「斬美さ…」

東条「蘭太郎君…それに…王馬君…何をしたらそんな怪我を…」

王馬「…にしし…」

↓1 天海と王馬のアクション

天海「男には譲れないものがあるっす。だから黙ってて下さい」

天海は東条を払いのけて王馬に殴りかかった。

王馬「…待ちなよ」

王馬は天海を制止した。

王馬「いっそ東条にちゃんとどちらを選ぶかこの場でハッキリと決めさせようよ」

東条「…?」

天海「何言ってるんすか?」

王馬「ねーねー、東条ちゃん。どちらを選ぶの?」

東条「…私の夫は蘭太郎君ただ1人よ」

王馬「まあそう言うだろうね」

天海「…分かったらもう…」

王馬「じゃあさ、こんな世界なんだから一夫多妻…一妻多夫の国なんていくらでもあると思うんだよねー。そしたら…東条ちゃんは…俺も選んでくれる?」

天海「…っ…!」

東条「何を…」

天海「…斬美さん、出ますよ」

東条「あっ…」

天海は強引に東条を連れ出した

~20分後 基地の外~

天海は東条に目隠しを外してもらった。

天海「…っ…」

海水が傷に沁みて天海は体が跳ねた

東条「…大丈夫?」

↓1 天海のアクション

天海「…もっとブン殴ってやりたかった、どうして来たんですか?」

東条「…起きたら隣にあなたがいなかったから…AMiに聞いたら王馬君の部屋にって…心配になって…」

天海「…斬美さん…」

東条「…こんなに怪我を…」

東条はいつの間にか救急箱を持って来ていた。天海の治療を始めている。

東条「…王馬君に…?」

東条は天海の引き裂かれた服を見て言った。そういえば王馬のスカーフも破れていたことも思い出した

東条「…あなたたち…随分…」

天海「…ああ…これっすか…」

東条は天海についていた噛み跡やら殴られた痕を触っていた

東条「…ところで…この後どうしましょう…?」

天海「…」

天海は王馬のせいで激しく心を乱していた。

↓1 天海のアクション

天海「あの男に手を出されたんですよね。斬美さんも消毒しましょう」

東条「あっ…!」

天海は物陰に東条を連れて行くと、首元に舌を這わせ、キスをし始めた。東条の全身を余すことなく口付けし、満足するまで口で愛撫した。

東条「…んっ…蘭太郎君…人が来たら…」

天海「…今日はずっと一緒にいてください」

天海は強く抱きしめた。しばらく抱きしめ続けていたが、少し落ち着いて顔を上げた

天海「…本を読みたいんすけど…」

東条「それならどこか室内に入って…」

天海「…ホテルにでも行きますか」

東条「…荷物をエビシオに…」

エビシオ『了解』

天海「…いつから…」

~1時間後~

東条「…噂には聞いていたけど大きいわね」

天海「若干楕円形に見えなくもないっすけど…とりあえずホテルを…」

天海は部屋を取ったら本や資料を一緒に読もうと考えた

↓1 40以上で百田達が天海達に気づく

百田「…お、あれ蘭太郎達か?」

茶柱「…部屋を探しているんでしょうか?」

百田「…蘭太郎…」

百田達は天海が東条を閉じ込めるのではと少し気になったが、今は夫婦2人だけにしてやろうと思って部屋に戻った

天海「…ふう、チェックインできましたね」

東条「ええ。じゃあ…部屋に」

~部屋~

天海「…結構綺麗っすね」

東条「そうね…蘭太郎君、服を着替えたら?」

天海「あ…そうですね」

天海は破れた服を脱いで、バスローブに着替えた

天海「…そういえば…」

天海は本と資料を読んでみた

~アンドロイドの妊娠時の注意~
1 悪阻は不定期
2 戦闘や任務で不安定になりやすい
3 精神が落ち込みやすく、誰に対しても強気に出れなくなる
4 任務によって性欲が溜まりやすくなることがあり、性交渉をやめると却って不安定になりやすい(個人差有り)

~直前薬~
1 飲むとアンドロイドになる直前の状態まで条件付きで戻る
2 副作用は、排泄器官は一応戻るが、実際に排泄することはない。摂取したエネルギー源は全て体内で使われる。
3 飲んでもある時期までは任務を遂行しなければならない
4 ある時期とは、一定の任務活動または物資、資金を国に送り終わるまで、とする

天海「…ふむ…」

東条「蘭太郎君、どうしたの?」

↓1 天海のアクション

天海「…斬美さん、実は…AMiさんから直前薬を貰ったんです」

東条「…直前薬…」

天海「はい」

天海は東条に直前薬の資料を読ませた

東条「…と言うことは…狐に戻るのかしら…?」

すると天海が東条の手を握った

天海「…前に言った通り君がアンドロイドでも狐でも人間でも愛し続ける事にかわりないです」

東条「…ええ」

天海「…ですが…仲間殺しのような君にとって辛い任務を行わせる事や、戦闘で危険な目に遭うのが耐えられないんです」

天海は東条を強く抱きしめてそのまま続けた。

天海「…狐化してる状態だと危険な事も解っているのですぐにとは言いません。子供の事もあるし今後の事を二人でゆっくりちゃんと考えていきたいんです」

天海は真剣な眼差しで東条を見つめると、東条がゆっくりと手を伸ばして天海の頬を掴んで見つめ返してきた

東条「…そうね。ゆっくり…きちんと考えていきましょう」

天海「…はい」

天海はしばらく東条と抱き合っていた。

天海「…斬美さん、体調は大丈夫ですか?」

東条「ええ、今はすっかり良くなったわ」

天海「そうですか…良かったです」

天海は東条のお腹を撫でて優しく言った。

天海「…あの男は…どうして君に…」

東条「…彼の考えていることはよく分からないのよ…急にあんなことを言い出すし…」

天海「…」

↓1 天海のアクション

ヤッたほうが東条は精神安定するの?
天海も喧嘩後だから興奮してるし嫉妬度高いしセックスしとこう
抵抗できないキルミーを後ろから獣の発情交尾みたいに犯したい
一発出して賢者モードになったら謝りながらチュッチュし合って回復したら正常位で疲れるまでイチャイチャ続行

天海「…ふっ…」ドンッ
 
東条「あっ…」

天海は東条の背中を押して上からのし掛かった。天海は先程の殴り合いと嫉妬心で脳は沸騰寸前でとっくに理性は切れかけていた

東条「…蘭太郎君?」

天海「ん…」ペロッ

後ろから流れるように耳や首筋を食んだりなぞったりしながら鎖骨を撫でた

東条「ひ…っあ…!」

天海「…気持ち良いですか?」

天海は東条のエプロンスカートを下ろしていく。わざと全て脱がさずに下着だけ脱がして後はそのままにした。天海にはもう余裕がなかったからだった。だが全裸も美しかったが中途半端に服を着ている東条の姿はギリシャ彫刻のようで艶かしかった

天海「…ふ…ごめんなさい。もう…」

東条「あな…た…」

天海は獣のように四つん這いになって自分の肉棒を東条の秘部に当てがってそっと割れ目をなぞった。とろりと蜜が溢れている。

天海「…興奮しているんですか?」

東条「…ん…」コク

東条は素直に頷いていた。その可愛いらしい仕草をみて天海は東条の両腕を引くと一気に肉棒を突き入れた

東条「…っ…」

天海「…ふっ…!」

東条は声を我慢して枕を噛んでいた。天海の征服欲はますます大きくなり東条の乱れた姿をもっと見たい、と激しく腰を動かした

東条「…ん…ぅ…っ…」

天海「…斬美さん」

天海が東条に声を掛けると東条の身体は跳ねた。それでも東条は恥ずかしいのか声を抑えている

天海「…」パンッパンッ

東条「…んっ…っぅ…」

天海がより深く、強く打ち付けると東条の尻は突き上がった

天海「…」パシッ

東条「んっ…!」

天海はその柔らかく、白くて丸い尻を見ていると思わず軽く叩いてしまった。すると東条の背中は反り返った。たまらず東条は天海の方を振り返った

天海「…綺麗です」

東条のS字型にくねらせた真っ白な背中は天海にとって魅力的なもの…いや、天海でなくても雄であれば涙目になって頬を紅潮させた東条の顔や乱れた髪は魅惑的なものであった。

東条「…蘭太郎君…」

天海「…」ガシッ

天海は尻を鷲掴みにするとそのまま突き上げた。何度も何度も腰を打ち付ける。部屋中に行為の音と東条の小さな嬌声が響いた

東条「…んぅ…んっ…む…っ」

天海「ふっ…も…」

東条「ん…ぁ…!」

もはや夫婦の営みと言うよりは獣の交尾に近かった。やがて天海の肉棒が東条の中で震え始める。

東条「ん…んんぅ…!んんっ…!やっ…!」

天海「う…あっ…!」

天海がより一層深く穿つと東条の襞は天海を激しく締め付けた。その勢いで天海は嫉妬心も熱もぶち撒けた

東条「ん…ぅ…」

東条はすっかりのぼせ上がって真っ赤になって布団にしがみついていた。天海は東条を仰向けにしてやり、抱き締めた

天海「…ふ…」

2人の足に白濁液と蜜が絡み合って垂れていた。

東条「…蘭太郎君…」

天海「…んっ…」

天海と東条はキスをして舌を絡ませた。満足した頃には唾液が橋を作っていた。

天海「…斬美さん…ごめんなさい。大丈夫ですか?」

東条「…大丈夫よ。すごく気持ち良かった…」

天海「…」チュッ

東条「んっ…ふ…」

天海は再びキスをした。今度はお互いの口を啄むような軽いキスだった。ぷっくりとして桜貝のような色をした唇を天海は自分の唇と触れ合わせた。すると再び肉棒が鎌首を持ち上げる。

東条「…あなた…その…当たって…」

天海「…ん…」

東条「あっ…!」

天海は今度は枕を噛ませないようにさせて鎖骨にキスをした。

東条「んっ…んん…」

天海「ふ…」

天海は東条の脱げかけて乱れた服を取り払おうとした。すると東条が手伝ってゆっくりと白い肌があらわになった

東条「…あなたも…」

天海「…そうっすね」

天海は自分の服を脱いだ。全て脱ぎ去った時には東条の顔は真っ赤になっていた

天海「ふふ…何度も見てるじゃないっすか」

東条「…そうだけど…」

東条は天海の胸に顔を埋めて擦りよせた。天海はその髪を撫でて可愛らしいと思いながらしばらく東条の好きにさせた。

天海「…」ハムッ

天海は東条の首筋を甘噛みした。ついた噛み跡を舐めて強く吸い付く。赤い痕が花のように付いていった。肌が白いのでよく見える

東条「んっ…」チュッ

天海「あっ…」

東条は天海に付いた噛み跡を上書きするように噛んだ。そして同じように強く吸い付いた

東条「…ふふ」

天海「…斬美さん」

天海はメラメラと対抗心を燃やした。

天海「…」チュウ
 
東条「あっ…やっ…!」

天海は乳房を舐め上げ先端を強く吸った。液が染み出してきたので天海はそれを飲んだ。甘くしょっぱい味がした

天海「…美味しいです。…そういえば…あの男は…どこを触れたんですか?」

東条「…ん…今…触っているところ…」

天海「…ここっすか」チュウ

東条「ひっ…あ…」

天海は吸い付くす勢いで何度も口付けた。そのうち東条は母性本能が目覚め、微笑みながら天海の頭を撫で始めた

東条「…んっ…ふふ…」

天海「…」

以前から思ってはいたがやはり東条は母親らしさが他の女子より強いと天海は思った。しかし子供のように扱われているので反抗心が湧いた。先程声を聴き損ねたので上げさせてやりたくなり、東条の足を大きく開いた

東条「あっ…」

天海「…いいですか?」

天海は血管の浮き出た肉棒を割れ目に擦らせて言った。

東条「…んっ…」

東条は天海の肩をしがみついて首に手を回した。天海の雄の匂いですっかり酔っている。天海はそれと見てゆっくりと押し挿れた

天海「…ふっ…」

天海の方は東条の母性と雌の匂いのギャップで脳が真っ白になりそうだった。

東条「ひ…っ…あっ…んんっ…」

天海「…ふっ…」

天海は絡みつく凸凹の襞を肉棒でかき回した。東条は嬌声を肩を噛んで抑えようとしたが、天海がそれを止めた

天海「…声、今度は聴かせてください」

東条「んっ…やっ…あ…!」

天海「…ん…」

天海は口で東条の乳房を吸った。天海は東条を貪ることに悦楽を覚えていたが王馬も東条を抱いたことに嫉妬心を覚えて東条を自分の色に染め上げてやろうと、自分の存在を東条の身体に刻みつけてやりたいと奥までねじ込んだ

東条「んんんっ…!」

天海「…ふふ…」コツッ

コツリと音を立てて最奥まで当てると出し入れを繰り返した。東条の中はすっかり天海の肉棒の形を覚えている。全体でキュウと締め付けた。

東条「んんっ…あっ…んんっ…!」

天海「ふっ…うっ…」

東条の中は蕩けきっていたので天海に極上の快楽を与えている。天海は限界が近くなって腰の動きを速くした

東条「っ…んぅ…あああっ…!ひっ…あっ…!」

天海「くっ…うっ…」

東条「ひっ…あっ…んんんっ…やっ…」

天海「…っあ…!」

東条「っ~~~~~~~!」

天海の肉棒の震えが東条に伝わった瞬間激しく肉棒を中が締め付けた。大量の白濁液が蜜が溢れる中に注がれる。

天海「…ふっ…」

東条「…あっ…う…」

天海「…大丈夫ですか?」

東条「…はっ…」

東条の目は虚ろになっていた。しかし蕩けきっているようにも見える。天海をしっかり抱きしめて震えていた

天海「…斬美さん」

東条「…あなた…」

東条は震えながら水を汲んで来た。2つのカップの内1つを天海に渡す

天海「…ありがとうございます」

東条「…ん…」

2人の身体は体液まみれだった。水を飲んで少し落ち着いたのか東条の震えが止まった

天海「…ふぅ…」

東条「…今日のあなた…ずっと…」

天海「…ずっと…?」

東条「ずっと…何かに縛られてるみたいで…激しかった…何か…悩み事があるの?」

天海「…悩み事っすか…」

天海は行為をしたからか少し嫉妬心は和らいでいたが、やはりむらむらと湧き上がってきている。

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「ようやく君に追い付けたのにまた遠くへ行ってしまうのではないか不安なんです、そしてどこかへいった先にまたあいつがいるのではと考えると…」

東条「…大丈夫よ。どこにも行ったりしないわ」

東条は天海を抱きしめながら言った

天海「…」

天海はその言葉が嬉しかったが、それでも不安と嫉妬心が治まる気配がしなかった

~マギア教国 宿~

アンジー「そういえばー、他のみんなはどこに行ったのー?」

入間「キーボ、知ってるか?」

キーボ「あ…何でも海底都市に…」

入間「海底都市だと!?」

ゴン太「海底…都市…?」

アンジー「ほうほう…じゃあアンジー達も行こうかー!」

入間「行くに決まってんだろ!」

キーボ「あ、じゃあ少し待ってくださいね」

プルププルプル

~ホテル~

東条「ん…あら、キーボ君?」

天海「どうしたんすか?」

東条「キーボ君から連絡が…どうかしたの?」

~宿~

キーボ「あの、今海底都市にいらっしゃるんですよね?行き方を教えてもらえませんか?」

『それなら伏見国の海辺を進めば入り口があるわ。』

キーボ「分かりました!」

アンジー「場所も分かったことだし、行こうかー!」

入間「早く行くぞ!」

~4時間後~

アンジー達は海底都市に来たのはいいものの、アンジーやキーボは海水に夢中になるし、入国の仕方が入間しかわからなかったのでかなり手間を取った

ゴン太「えっと…まずどうするの?」

キーボ「マップによれば、巨大球体にホテルがあるようですよ!」

アンジー「んー…」

↓1 アンジー達の行く場所 >>3から指定
また、その場所でのアクションも指定(部屋を取る、など)

アンジー「神様は牧場に行って人助けをしろって言ってるよー!」

入間「羊の解体なんてできるのかよぉ…?」

ゴン太「ゴン太はできるかも…」

キーボ「では百人力ですよ!それでは行きましょう!」

~巨大牧場~

入間「この機械…どうなってるんだ…!?」

男「これは海水を飲み水に変えるために塩を取り除いているんですよ」

キーボ「この羊も地上の羊と違って鱗がついていますね」

羊「メェー」

ゴン太「…メリーさん…」

アンジー「ゴン太ー、解体できるー?」

男2「お、解体できるのか!そりゃあ助かる!俺たちは羊なんか捌いたことねえから…」

男「今日はご馳走だぜ!」

ゴン太「う、うん。ゴン太頑張るよ」

↓1 クエスト、羊の解体 40以上で成功

羊「」バラバラ

アンジー「おー!神ってるー!」

入間「うぇ…グロい…」

キーボ「これは凄いですね…マグロの解体ショーみたいです」

男「こりゃあすげぇ!」

男2「やるな!あんた!」

ゴン太「ううん、ゴン太は手伝いたかっただけだよ…」

男「うし…今の解体手順はまとめたぜ!ありがとな!これは報酬だ!」

報酬:羊肉 ラム酒

アンジー「これお酒ー?」

男「おう、ラム肉だけに、ラム酒ってわけだ」

キーボ「というかそのままですね…」

入間「じゃあこれ持ってくか」

~ホテル~

百田「ふわぁ…」

茶柱「何を大あくびしているんですか!みっともないですよ!」

百田「悪い悪い…だが…蘭太郎達…大丈夫か…?」

茶柱「東条さんを鉄の棒で叩いたりは…していないと思うんですけど…」

百田「うーん…」

↓1 百田達のアクション

百田「とりあえずハルマキたちと他の仲間が来ていないか探すか…」

茶柱「分かりました」

~春川たちの部屋~

ピンポ-ン

春川「…誰?」

茶柱「春川さん!転子です!」

赤松「茶柱さん?どうしたの?」

百田「実はよ、他の仲間が来ていないか探しに行こうと思ってな…」

赤松「あ、いいよ!行こう行こう!」

春川「…すぐ見つかるといいけど」

百田「よし、早速行くぞ!」

~10分後~

アンジー「にゃははー!転子たちも来ていたのかー!」

春川「…すぐ見つかったよ」

キーボ「僕たちは羊の解体をしていたんですよ!」

赤松「羊…ああ、なるほど」

百田「…ん?なんだ、その瓶…5本もあるが…」

茶柱「…お酒?」

入間「おう、ラム酒だってよ…」

百田「…」

↓1 百田達のアクション(飲み会を開く、など)

海底人が欲しがってたのは地上の酒や肉だからこれじゃダメかな
最原たちも連絡して呼ぼう、ついでに土産の酒や肉を持って来てもらう

>>133天海なら東条(の中)を肉の棒で叩いてるよ

百田「とりあえず終一達も呼ぶか…」

春川「どうやって?」

茶柱「…そういえば…東条さんが、変な機械を持っていましたよね?」

キーボ「あ、エビシオさんですね!それなら早いですよ!」

アンジー「エビシオー?」

赤松「新しい仲間…じゃないよね?」

入間「ああ、あのサポート機か!結構優秀だからな!」

ゴン太「この羊さん…どうしよう」

百田「とりあえずその肉も持って蘭太郎達のところに行くか」

茶柱「天海さん達の部屋は…あっちでしたね」

春川「とりあえず呼びに行こう」

~天海達の部屋~

ピンポ-ン

アンジー「蘭太郎ー!」

入間「…いねーのか?」

百田「おかしいな…出掛けてんのか?」

赤松「天海君ー!東条さーん!」

アンジー「とりあえず開けてみようー!」

ガチャ

「すみません、少し待ってください」

入間「待てって言われたら開けたくなるよな!」

春川「ちょ…!」

赤松「入間さん!」

入間がドアを開けると、目の前に汗をかいて紅潮し、中で何があったのか色々と察せる格好をしていた天海が服を着崩して立っていた

天海「…待ってくださいって言ったじゃないっすか」

春川「…」プイ

入間「ふあ…!?」

↓1 百田達のアクション

茶柱「ひうっ…!?」

百田「す、すまねえ!」

天海「…どうしたんすか?」

アンジー「柔軟体操してたんだねー」

ゴン太「体操?」

赤松「あ、あはは。天海君、とりあえず着替えて…」

天海「…本当に待っててくださいよ」

キーボ「あ、天海さん!東条さんお願いできますか?」

天海「…構いませんが…」

~10分後~

東条「…ん…どうしたの?」

キーボ「あの、最原さん達を呼んでもらえませんか?」

天海「それと、ついでにお酒と肉を買って来て欲しいと言ってもらえませんか」

東条「分かったわ、エビシオ」

エビシオ『了解』

入間「こいつ可愛いなぁ…」

~マギア教国~

最原「…猫の国か…」

白銀「すごくいいね!」

星「…ああ」

夢野「しかし毛だらけかもしれんのう…」

真宮寺「クク…おや」

エビシオ『…アチラノ仲間カラ、海底都市ニ、酒ト肉ヲ持ッテ来ルヨウニ、トノ伝言』

最原「…これは…」

星「ああ、東条の…分かったぜ」

白銀「あ、大丈夫なんだね…お酒とお肉か…お店があるかな?」

夢野「…めんどいが、探すかのう…」

↓1 30以上で酒と肉を購入できる

~30分後~

星「…なんとか買えたな」

アイテム:日本酒、ワイン、牛肉、豚肉、鳩肉

夢野「…なんで鳩なんじゃ?」

真宮寺「夢野さんが鳩をよく使っているから…神聖な食べ物なんだってネ…」

最原「…意味がよくわからないけど…とりあえず海底都市に向かおうか」

白銀「海底都市…モネ船長…」

~2時間後 海底都市~

エビシオ『…ホテルデ…待ッテイルトノ追加伝言』

白銀「ふぁああああ…!」

最原「つむぎさん…涎が…!」

星「…どういう技術なんだ…?」

夢野「そもそも何故…海底に住もうなどと?」

真宮寺「いい質問だネ…ここは隕石が降った影響で…海底に住むことにしたらしいヨ…独自の文化も発展しているようだネ…」

少ししょっぱい真宮寺の講話を聴きながら最原達は巨大球体のホテルに向かった

~ホテル~

百田「お!終一か!」

最原「肉とお酒…持って来たけど…」

天海「ああ、ありがとうございます…これどうしましょうか…」

東条「届けに行くのよね?」

天海「そうですね…あ、最原君…これお礼です」

最原「ありがとう。」

最原は天海から50Mを貰った。肉と魚の代金より遥かに多かったが、素直に貰っておいた。

↓1 天海、東条と誰が届けに行くか指名(複数指名可、全員でも可)

×魚 ○ 酒 どうして魚に…魚ではなく酒です

百田「どこに行くんだ?」

天海「ああ…町の広場に地上の肉と酒を欲しがっている人がいて…」

東条「それで今から届けに行くのよ」

春川「…あんたらだけだと…危ないし…私も行く」

ゴン太「…じゃあゴン太も行っていいかな?」

アンジー「アンジーも行くよー!」

赤松「あ…じゃあ私は部屋で…」

茶柱「もう一回集まりたいので…エントランスに待っておきませんか?」

最原「そういうことなら待っておくけど…」

白銀「分かったよ。…あれ、それラム酒?」

入間「美味いのか?」

白銀「うん!甘いのしか飲んだことないけど…美味しかったよ」

キーボ「…飲んだことあるんですね」

天海「…じゃあとりあえず行ってくるんで」

~町の広場~

男「お、また来てくれたんだね!」

天海「…これ、酒と…それからお肉です」

男2「あ、これ…地上の!」

女「ありがとう!お礼に宴会場所と料理を用意するよ!あと海のシルクも用意するよ!」

東条「とりあえず…この広場…掃除してもいいかしら?」

男「してくれるならありがたいよ!」

アンジー「ほうほう…宴会…ねぇ…」

ゴン太「宴会…?」

天海「…宴会…お酒は出るんです?」

女「そりゃそうだよ!」

アンジー「お酒ー!」

春川「…酒…」

↓1 宴会をするか、断るか。するなら呼ぶメンバーを指定(全員、複数指定可)

天海「…用意してくれるなら…お願いします」

女「分かったよ!お前さん、後は頼んだよ!今から用意してくるから」

男「おう!魚料理は大丈夫か?」

東条「苦手な人にはお肉を…」

男2「海羊を用意するよ」

春川「…他の奴らも呼んだ方がいいんじゃない?」

天海「…そうっすね…東条さん」

東条「ええ…エビシオ」

エビシオ『了解』

アンジー「楽しみだなー!」

ゴン太「みんなで食べるんだね!」

~ホテル~

エビシオ『…宴会場所マデ…案内スル』

百田「宴会?」

茶柱「宴会…」

赤松「楽しそうだね!」

真宮寺「クク…海底の宴会カ…いいネ…」

白銀「わー!みんなで飲み会って少し憧れてたんだ!」

最原「…そこで…発表しようかな…」

入間「じゃあ案内しろよ!」

キーボ「行きましょう!」

エビシオ『…コッチ…』

~30 分後 町の広場~

百田「じゃあ入るか!」

アンジー「あれー?そういえば、小吉はー?」

東条「…」ビクッ  

天海「…」

アンジー「小吉はどうするのー?」

茶柱「それは…」

↓1 天海たちのアクション

当事者以外はそこまで王馬を邪険にしないでやって欲しいな
安価の結果とはいえ王馬だけギスギス総スカン食らったままじゃつまらんしそこらへんはご都合主義で何とかしてやってくれ
とりあえず百田や最原あたりがフォローしよう

百田「…除け者にするのも…あれだしな…蘭太郎」

天海「…」

東条「…分かったわ。エビシオ、お願い」

天海「…とりあえずみなさん、会場に…」

赤松「う、うん…」

春川「…」

~大きな和室~

白銀「わあ!美味しそうだね!」

最原「…これ…なんの刺身だろう…光ってる…」

入間「これ酒か?」

キーボ「そうみたいですね」

アンジー「貰ったのもあるよー!」

ゴン太「ゴン太飲めるかな…」

星「ふん…この歳で酒とはな…」

茶柱「…これは…ビールですかね?」

真宮寺「クク…はい、どうぞ」

夢野「んあ…なんかすごい香りじゃ…」

春川「…消毒液みたい」

赤松「でもこっちは甘い香りだよ」

天海「…ふー…」

東条「あなた…大丈夫よ。彼がくるのはまだ後だから…」

百田「…とりあえず乾杯しようぜ!」

最原「…つむぎさん」

白銀「ん…?どうしたの?」

↓1 最原と白銀が婚約発表するかどうか指定

最原「…婚約発表…」

白銀「…!いいよ、しようよ…ふふ」

最原「…うん。みんな、ちょっといいかな?」

百田「どうした?」

天海「何かあったんすか?」

入間「何か面接試験受ける前の童貞みたいな顔してるけどなんかあったのか」

夢野「…んあー…」

最原「…僕たち…結婚することになったんだ」

白銀「…ふふ」

百田「まじか!そりゃあめでてえな!」

茶柱「おめでとうございます!」

春川「…おめでとう」

赤松「おめでとう!」

アンジー「およー、蘭太郎といい、終一といい、おめでたいねー!」

入間「…けっ…お、おめでとう…」

星「…めでたいな」

夢野「んあ、おめでとうじゃ」

真宮寺「素晴らしい愛だヨ…クク…」

ゴン太「おめでとう!」

キーボ「おめでとうございます!」

天海「ふふ、おめでとうございます」

東条「2人とも、おめでとう」

王馬「おめでとー!」

茶柱「きえええええ!?」

アンジー「おー、小吉ー!おいでおいでー!」

王馬「にしし、ありがと!」

最原「…あ…」

春川「…クソヤロー…」

百田「…まあ全員揃ったことだし…めでたいこと尽くしだしな!乾杯するぞ!」

「「「「「「「「乾杯」」」」」」」」

音頭を合図に、東条以外の全員はとりあえずビールで乾杯した。東条は妊娠中でも飲めるノンアルコールを飲んでいた。

夢野「…苦い…」

春川「…苦…」

アンジー「美味いねー!」

真宮寺「ふむ…度数は一般のビールより少し濃いネ」

天海「割といけるっすね」

白銀「よーし!じゃあ早速…王様ゲームしようか!」

赤松「あ、いいねいいね!」

早速白銀がゲームを持ち出した。会場は盛り上がり始める

王馬「へー、いいね!王様ゲーム!」

最原「…もう馴染んでる」

百田「…はぁ…」

天海「まあ…いいですよ。とりあえず俺たちは俺たちで楽しみましょう」

東条「あなた…」

白銀「じゃあみんな!くじ持って!せーの!」

「王様だーれだ」

部屋中にその声が響き渡った

↓1 王様ゲーム 最初の王様を指名。命令も指定。

赤松、1番の人が自分の弱点(怖いもの)を告白。ってな感じでいいの?
最原白銀はこの国で結婚式してもいいかもな
あと王馬が反省なんてしたら終わり感あるから王馬にはそのまま我が道を突っ走って欲しい
というか王馬より天海が精神的成長遂げる方が主人公らしくていいと思う

お酒判定は、1回目のゲームが終わってからします。その時にコンマで酔っ払うかどうか決めます

茶柱「あ…転子が王様です」

百田「お!良かったな!」

王馬「じゃあ茶柱ちゃん、命令出してー!」

真宮寺「どんな命令かな…?」

茶柱「では…女子の皆さんで…転子を膝枕してください!」

白銀「うん!分かったよ…おいで!」

最原「…」ジ-

茶柱「…ん…白銀さん…お胸が…!」

白銀「あ…ごめんね!」

春川「…さっさと…してよ」

茶柱「…ふわっ…!」

茶柱は頭を撫でられた。すると子供に一瞬戻りかけたが赤松が茶柱を強引に寝かせた

赤松「私はどうかな…?」

茶柱「…むにむにしています…ほわぁ…」

赤松「むにむに…」

アンジー「転子ー!かもーん!」

茶柱「あ、アンジーさん!肌が当たって…!」

アンジー「にゃははー!」

入間「…さっさと寝ろよ!」

茶柱「…入間さん…痩せました?」

入間「ひぐっ…!」

東条「…私の膝なんかで…大丈夫?」

茶柱「…」ス-ス-
 
東条「…あら…」

百田「お、おい!転子…起きろ!」

百田はなんとか茶柱を起こした

夢野「…んあー…」

夢野は茶柱をよしよしと、撫でた

星「…」

茶柱「はうっ…!」

茶柱は心臓を射抜かれたような顔をしたが、正気に戻った

茶柱「…至福の体験でした…」

キーボ「凄く気持ちが良さそうですね…」

ゴン太「楽しそうだね!」

天海「はは…」

真宮寺「美しいネ…」

白銀「じゃあ第2回戦いくよ!」

「王様だーれだ!」

↓1 第2回戦王様を指名 命令も指定
↓2~4人物指名 酔っ払い方も指定、またコンマ40以上で酔い方が酷くなる(キーボは不可、東条はノンアルコールだが可)

番号とかじゃなくて自由に指定していいのか
じゃ真宮寺で全員弱点、苦手なもの怖いものを告白
プロフィールそのままでもいいから

本当は番号ですが…女子全員、全員の場合は指定はいりません。ただし、個人指名はなしです。

↓1~3 人物指名、酔い方も指定、40以上なら酔い方が酷くなる
キーボは不可、東条は可

あ、男子全員の場合も同じですね。 申し訳ありません。

↓1~3 再安価

真宮寺「おや…僕だネ…じゃあ全員、弱点か…苦手なものを言っていこうカ…クク…」

ゴン太「ゴン太はね…バナナが苦手なんだ…後ね実は…春川さんが…気になってるんだ」

春川「…!?…ちょっとよく分からないけど…私は…冬の湖畔…あとクソヤロー」

王馬「それって俺のことー?俺はねー、天海ちゃんかなー?」

天海「…俺も君のことは苦手というか嫌いですけど…おっと」

夢野「んあー…んあっ…海は嫌いじゃ…じゃから…海底も嫌じゃ…んあー!」ゴロゴロ

夢野は周りの人に甘え始めた

東条「こんにゃ…あら?夢野さん…大丈夫?」

夢野「んあー…」

星「…俺は…ネムリブカ…最近はピラニアなんかも苦手だな…夢野…」

百田「俺は…オカルトとか…お化け屋敷だな…お、おい…大丈夫か?」

赤松「私は…ふっ…あつ…暑いこと…うーん!」

赤松はベストを脱いだ。そのうちシャツがはだけ始める。

春川「ちょっ…!」

春川は慌てて赤松を隠した

入間「イチャイチャしてんじゃねーぞ!俺はゆとりのクソヤローだな…あと…そこのカルト…」

アンジー「んー?」

キーボ「僕は…その…ライバルが…」

茶柱「転子はもちろん男死です…夢野さん!こっちに…!」

白銀「私は…んー…苦手なものかー…並ばない人…とかかな」

最原「…僕は…ゴシップかな…やっぱり…」

赤松や夢野、それにゴン太が酔っ払い始めた。特に夢野はゴロゴロと周りに見境なく暴れたり、赤松は脱いだりするので必死に周りが止めた

夢野「んあー!」

赤松「あつーい…」

真宮寺「…面白くなってきたネ…」

王馬「こうでなくっちゃねー!」

春川「…とりあえず次…」

白銀「う、うん!みんなくじを…」

「王様だーれだ」

↓1 王様を指名、命令も指定(できれば番号指定のもの)
↓2 酔っ払う人を指名、酔い方も指定 40以上なら酔い方が酷くなる

↓1 6番の人を指名
↓2 11番の人を指名

カオス
もうあすなろ抱きが通じない世代いそうだけどな

とりあえず何回か続けます。いま3回目ですね。酔いがリセットされる飲み物も投入していきます

コンマで決めるのもいいですね。時々混ぜていこうかと思います。エロっぽいのも入れていいんですよ…?修羅場になるかどうかはわかりませんが

赤松「暑い…じゃあ…6番の人が11番の人に…あすなろ抱き…!」

赤松は目をトロンとさせてシャツをはだけさせるという魅惑的な格好をしながらそう言った

春川「楓!」

春川はどうにかこうにか赤松を座らせた

赤松「暑い…!」

百田「…なんか大変だな…」

ゴン太「アンジーさん…ダメだよ…!あ…ゴン太6番だよ…」

アンジー「えへへー!ゴン太ー!」

アンジーも夢野ように、ただし夢野とは違ってゴン太だけに腕に擦り付いたり、抱きついたりした

アンジー「神った…こと…しよー」

夢野「んあーぅ…」

東条「ところで…11番は…」

星「誰だ?」

真宮寺「…僕だネ…」

王馬「えー、むさ苦しいなー」

白銀「王様の命令は絶対だよ!」

ゴン太「えっと…どうすればいいの?」

最原「えっと…後ろから真宮寺君を…ぎゅーって…」

ゴン太「えっと…ぎゅー…?」

真宮寺「ぐっ…!」

ゴン太は真宮寺を思いっきり抱きしめた。真宮寺の肋骨がギリギリと締まっていく

最原「も、もういいよ!」

入間「視界の暴力だぜ!」

キーボ「…そうですね」

天海「…」

白銀「つ、次いこう!」

「王様だーれだ」

↓1 王様を指名 命令も指定(番号指定)

↓1 5番の人を指名
↓2 3番の人 コンマ

02~6 最原
7~13 百田
14~20 星
21~27 真宮寺
28~34 王馬
35~41 天海
42~48 キーボ
49~54 入間
55~61 東条
62~68白銀
69~75 春川
76~84 赤松
85~90アンジー
91~96夢野
97~01茶柱

とりあえずこれは採用しますが片方だけ指名じゃなかったり、コンマじゃなかったりするのでお気をつけください。

赤松「あれ、また私だ!じゃあ…5番の人と、3番の人が衣装交換で!」

キーボ「5番は僕です」

茶柱「…転子が3番ですが…」

白銀「…交換できるかな?」

アンジー「にゃははー!ゴン太ー!」

ゴン太「あ、アンジーさん…ゴン太…困っちゃうよ…」

夢野「んあー…」ゴロゴロ

天海「ゆ、夢野さん…」

東条「あら…それより…茶柱さんのリボンをキーボ君が付けたらいいのでは?」

最原「それはいいかもね」

キーボ「では…」

キーボは茶柱のリボンをつけたがアンバランスだった。かなり滑稽である。そしてキーボは取り外し式のソーラーを茶柱の頭に付けた

茶柱「…」

入間「っ…くくくっ…ひっひひ…!」

百田「…あー…」

百田は反応に困った

王馬「いいぞー!もっとやれー!」

春川「…次…」

星「ああ…」

普段クールな面々も、酒が回ってきたのか楽しんでいた。最も春川は赤松の胸を鷲掴みにして抑えていたが。

白銀「よーし、まだまだいくぞー!」

「王様だーれだ」

↓1 王様を指名 命令も指定
↓2 酔いが覚める人を指名


↓1 1番の人 コンマ
↓2 2番の人 コンマ

入間「俺様が王様だぜ!ひれ伏しやがれ!」

王馬「いいからさっさと命令しろよ!雌豚女王!」

入間「ひうぅ…じゃ、じゃあ…1番と2番の好きな体位を教えやがれ!」

星「…1番だが…こんなこと聞かれてもな…」

カルピン「みゃーう」

アモル「きゅーん」

夢野「んあー…」ゴロゴロ

ゴン太「…あれ…?」

アンジー「にゃははー!ゴン太ー!ちなみにアンジーは…バッグが好きだよー!」

赤松「バッグ?」

春川「鞄のことじゃないでしょ…」

天海「大胆っすね…」

東条「あら…」

星「…普通が1番だ」

最原「…うん」

茶柱「何のことかよくわからないんですけど…」

キーボ「これ…僕のアンテナに…」

百田「まあいいんじゃねえか…?」

白銀「カオスだね…じゃあ…次に…」

「王様だーれだ」

↓1 王様を指名 命令も指定
↓2 酔っ払う人を指名、どんな酔い方をするかも指定

↓1 2番のコンマ
↓2 7番のコンマ
↓3 9番のコンマ

百田「お、俺だ」

茶柱「では命令を!」

星「あんたなら平和そうだな…」

百田「じゃあ…2番と7番が…9番に感謝の気持ちを伝えるってのはどうだ?」

ゴン太「わあ!いいね」

アンジー「にゃははー!」スリスリ

赤松「あ、2番は私だよ」

白銀「7番は私だね」

王馬「9番は東条ちゃんだね…うん…」

天海「…何でテンション下がってるんすかね?」

真宮寺「まァ、妥当なところだよネ」

入間「けっ…」

キーボ「東条さんになら言いやすいですね!」

夢野「そうじゃなー」

白銀「良かった…王馬君とかじゃなくて…東条さん、ありがとう!」

赤松「うん!いろいろとお世話になったから…ありがとう!東条さん!」

東条「そんな…いいのよ?」

最原「そうだね…王馬君とかじゃなくて良かったよ」

春川「うん」

王馬「どうせ俺なんか…」

入間「なんで落ち込んでるんだ?」

白銀「よーし…じゃあ一旦お酒飲んで…闇鍋でもして休憩しようか!」

天海「なんで闇鍋セットがあるんすかね?」

↓1~3 4人ずつ指名

白銀がランプを消すと辺りは真っ暗になった

~Aグループ~

天海「…闇鍋っすか…」

最原「このメンバーなら変なものは入ってなさそうだけど…つむぎさん…大丈夫かな?」

星「安心しろ…変なものは入れるつもりはねえよ」

真宮寺「明治時代にも闇汁と言ってネ…同じように宴会をしていたと言われているんだヨ…」

最原「へえ…」

~Bグループ~

春川「…暗闇だからって脱いでないよね…?」

アンジー「ゴン太ー!大好きー!」

ゴン太「あわわ…」

王馬「う…うう…どうせツルツルだよ…」

ゴン太「ツルツル…?」

~Cグループ~

東条「火の具合はこれくらいでいいわね」

白銀「東条さんがいるなら安心だよ!」

茶柱「美味しいもつ鍋…」

夢野「これは期待できそうじゃな…」

~Dグループ~

百田「…大丈夫だよな…?」

赤松「あづーい…」

入間「うるせえぞ!このメシマズ!」

キーボ「まあまあ…」

↓1 Aグループ 天海、真宮寺、星、最原のそれぞれの食材を指定。コンマが大きいほど美味しい(補正+20)
↓2 酔っ払う人を指名、その人の酔い方も指定

~Aグループ~

天海「…じゃあ…それぞれ食材を…」

最原「…うん」

星「よし…頃合いだな」

真宮寺「…ん…いい匂いだネ…」

鰹出汁のいい香りがする。コトコトと音を立てる出汁の中に思い思いに食材を入れた

星「…今の所変な匂いはしねーな」

真宮寺「食べるのが楽しみだネ…」

天海「みんなで食べるのって久しぶりっすね…」

最原「…ねえ、みんな…出来るまで僕の話を聞いてもらえるかな」

星「ああ…構わねえが」

最原「じゃあ…つむぎさんってよく自分のこと…地味っていうでしょ…?でも全然そんなことなくって…むしろ可愛くて…でもそんな風に自分のこと地味だって言って恥ずかしがるつむぎさんも可愛いよね…」

天海「は、はぁ…」

最原「しかもさ…服も作れるんだ…それに…一緒にお店持って…息子や娘たちとマフラー作りしたりしたいって…」

星「…最原?」

最原「僕のお嫁さんになってくれるなんて…嬉しいよ…そういえば…つむぎさん最近大きくなったよね…僕はどんなつむぎさんでも好きだけど…」

真宮寺「…ククク…」

~15分後~

最原がペラペラと嫁自慢している間に、天海たちはお椀によそった

天海「ん…!美味いっすね…斬美さんほどじゃないっすけど…あ、これ猪肉っすか?」

真宮寺「牡丹鍋は美味しいからネ…ねぎに…ジャガイモ…大根…まともな鍋だネ…美味しい
ヨ」

星「…たしかに美味いな…」

最原「…美味しいけど…たしかに東条さんのご飯は美味しいけど…つむぎさんのご飯だって」

天海「…あはは、自分の好きな人の飯が1番じゃないんすか?」

星「…まあそうだろうな」

真宮寺「その通りだネ…僕の姉さんも…」

星「…あいつはどんな料理を作るんだろうな…」

↓1 Bグループ 春川、アンジー、ゴン太、王馬のそれぞれの食材を指定(補正-10)

春川「…はぁ…何でこの面子…」

春川は鍋の中にうどんを入れながら言った

ゴン太「やっぱり鍋なら…」

ゴン太は山菜を入れた

王馬「うぅ…うう…」

王馬は泣きながらよくわからない謎のキノコを突っ込んだ

アンジー「にゃははー!」

アンジーはメインの肉と媚薬を混ぜて入れた

春川「…なんか甘い匂いが…」

ゴン太「…いただき…ます」

王馬「うう…」パクパク

アンジー「えへへー!ゴン太ー!」

~10分後~

春川「…なにこれ…」

王馬「…」ビンビン

ゴン太「あ、アンジーさん…お願い…離れて!」

アンジー「…神っちゃおうねー!」スリスリ

アンジーはゴン太を探り当てようとしながら何かに擦り寄っていた

春川「…誰?」

↓1 Cグループ 夢野、茶柱、白銀、東条のそれぞれの材料を指定
↓2 酔っ払う人を指定、その人の酔い方も指定

白銀と東条は王道的なものを入れてきた

茶柱「転子は…もちろんこれです!」

茶柱は牛もつを入れた。もつ特有の匂いと醤油出汁に独特の匂いが立ち始めた

夢野「んあ…!」

夢野は隣にいた東条に抱きつきながらこんにゃくを入れた

東条「…っ…!?」

白銀「と、東条さん?どうしたの?」

天敵の匂いを感じて東条が小さな声を上げた

夢野「んあー!」

~10分後~

茶柱「…夢野さん…」

もつ鍋を食べてご満悦の茶柱はだんだん酒が回ってきた。夢野を抱きしめて可愛がる

夢野「転子…」グルグル

夢野はどうやっているのか喉を鳴らし始めた

茶柱「…夢野さん!きえええええ!」

ゴン太「わわっ…!?」

茶柱は1番近くにいたゴン太を極め始めた

東条「…茶柱さん?」

茶柱「男ッ死!」

王馬「わー!?」

ドゴッ

次々と男子が投げられていく

最原「…いた…」

真宮寺「…おやまァ…」

茶柱「…しかし…ほかの男死と…解斗さんは違…って何言わせるんですか!」

百田「ぐわっ…ふっ…!?」

そして避難した星と天海以外は投げ飛ばされた。最後に百田を投げると茶柱は落ち着いた

茶柱「あ…解斗さん…すみません…」

百田「いや…大丈夫だ。よし、鍋ができたぞ!」

↓1 Dグループ 百田、赤松、入間、キーボの食材を指定

赤松「んー…暑いよー…」

赤松は昆布と牛肉と白滝と鮭をほうばりながら言った。この面子にしては美味しくできいる鍋だった

入間「なんだふつーにいけるじゃねーか!」

百田「わりと美味えな!」

キーボ「…す、すごいです…博士!味覚が…!」

入間「お!味覚がついたのか!」

キーボ「はい!ただ…僕は消化できないので…ボタンを押していただくとジュースが…」

入間「ジュース?喉乾いたら飲むぜ」

百田「…しっかし…だいぶ酒回ったのか?」

赤松「…白銀さーん!ランプをつけて!」

白銀「あ、はいはーい!」

白銀は全てのランプをつけた

春川「…」フ-

王馬「うーん…」

赤松「ねー!みんなで野球拳しようよー!」

最原「王様ゲームの次は…野球拳?」

星「…だいぶ酔ってるな…」

天海「野球拳すか…」

白銀「うーん、この際良いんじゃないかな?寝食を共にしてきたわけだし」

アンジー「アンジーもそう思うよー!」

茶柱「夢野さん…夢野さん…」ナデナデ

夢野「んあー!」

東条「…するの?」

入間「この変態松が!」

赤松「よーし!じゃあくじで行こうー!」

ゴン太「よしよし…」

カルピン「にゃー」

なんだかんだで野球拳をすることになった。酒が回っているのでノリノリである。


↓1~2 コンマ 出た目で野球拳をする人を決めます

天海と東条ですかね。それぞれ6番と9番と言うことにしておきます

↓1 天海のコンマ
↓2 東条のコンマ

大きい方の勝ちです。平和な空間は長い方がいいかな、と思いますのでしばらく宴会が続きます。

どちらかパンツ一枚になるまでにしますか?全裸までなら先に5回負けた方が全裸になります。パンツなら4回です。

百田「最初のくじは…」

白銀「えっと、6番と9番だね」

赤松「6番と9番の人!」

真宮寺「野球拳カ…面白いものが見れそうだネ…駆け引き…クク…」

入間「さっさと裸見せるまで続けやがれ!」

夢野「とりあえず6番は誰じゃー?」

天海「あ、…俺っすね」

王馬「…へー?じゃあ9番は?」

東条「あら…私よ」

最原「…夫婦で公開野球拳…」

星「幸運なのか不幸なのか…」

白銀「ふあああ!萌えてきたよ!」

キーボ「凄い偶然ですね…」

王馬「じゃあしちゃってよ…」

アンジー「せーの!」

赤松「アウト!」

春川「…」

白銀「セーフ!」

真宮寺「よよいのよい!…クク…」

1回目 天海 負け 東条 勝ち

天海「あらら」

東条「…蘭太郎君…」

天海「仕方がないっすね」

天海は上のシャツを脱いだ

最原「…ふぅ…」

最原含め男死はとりあえず東条が脱ぐ姿を見ずに済んで良かったと安堵した。が、少しだけ見たい気持ちもあった。高校生なので仕方がない。

夢野「…イケメンは何してもイケメンじゃな」

天海は程よく付いた筋肉を晒していた。やはりイケメンはイケメンだった

春川「…」

赤松「いいよー!もっとー!」

入間「…あいつ…意外と良い体じゃねーか」

アンジー「にゃははー!もっと、もっと!」

東条「あなた…」

天海「…いつまで続けるんすか?」

白銀「どちらか…パンツ一丁になるまで…かな?」

王馬「…全裸までじゃないの…?うぅ…」

茶柱「流石にそれはダメです!」

アンジー「そろそろ次行こうよー!」

↓1 天海のコンマ
↓2 東条のコンマ
大きい方の勝ち

真宮寺「…せーの」

赤松「アウト!」

春川「…セーフ」

夢野「んああ…」

アンジー「よよいのよい!」

天海 負け 東条 勝ち

天海「あはは、また負けちゃったっす」

天海はアクセサリー類を外しながら言った

王馬「…」

キーボ「天海さん意外とじゃんけん弱いのでしょうか…?」

入間「キャベツばっかりかよ!マグロ女も脱げよー!」

東条「…蘭太郎君…」

白銀「天海君…余裕があるね」

最原「…東条さんが脱がずに済んで安心してるのかな?」

百田「…確かにそうかもな」

茶柱「しかし…東条さんも天海さんばかり脱がせるのは気が進まないのでは…?」

星「…まあ…仕方がねえ…」

ゴン太「でも天海君…靴下を脱いだら…」

入間「とりあえず続きだ続き!」

完全におっさんと化しているメンバーもいたが飲み会の席なのでどうしようもなかった

↓1 天海のコンマ
↓2 東条のコンマ
大きい方の勝ち

赤松「せーの!」

白銀「アウト!」

最原「セーフ」

夢野「よよいのよいじゃ」

天海 負け 東条 勝ち

王馬「…」

もはやわざと負けてるのかと言うほど天海は負けていた。しかし、爽やかに靴下を脱いでいる。

天海「おや…これで負けたら俺パンツ一丁っすね」

東条「…」

星「…かっこいい旦那じゃねーか」

百田「…わざとか…」

茶柱「やはり…見せたくないんですね」

百田達はそう思っていた

天海「いやー…負けるっすね…」

入間「むー…次は勝ちやがれ!」

ゴン太「えっと、とりあえず応援するよ!」

真宮寺「クク…天海君は次負けたら終わりだヨ…」

アンジー「パンツ一丁で過ごしてもらうよーって神様が言ってるよー!」

東条「…」ビクッ

↓1 天海のコンマ
↓2 東条のコンマ
大きい方の勝ち

白銀「じゃあ…天海君が負けたらパンツ一丁…せーの!」

赤松「アウト!セーフ!」

キーボ「よよいのよい!です!」

天海 勝ち 東条 負け

天海「…!」

東条「…あら…」

王馬「うぅ…じゃあ脱いじゃってねー!」

東条「…」シュルシュル

東条は綺麗な動作でエプロンスカートを脱いでいった。相変わらず上品である

真宮寺「…美しいネ…」

夢野「あの黒いやつのしたあんなになってたんじゃなー」ゴロゴロ

星「白のスカートと…高級そうな布だな…」

百田「天海はなんとか回避…」

茶柱「…しかし…」

入間「やーっと脱いだか!こうでなくっちゃなー!」

アンジー「うんうん!まだまだ続けられるかなー?」

春川「…ふぅ…」

最原「…つむぎさん、ノリノリだなぁ…」

↓1 天海のコンマ
↓2 東条のコンマ
大きい方の勝ち

白銀「せーの!」

王馬「アウト!」

赤松「セーフ!」

夢野「よよいのよい…じゃ!」

天海「…ふぅ…」

東条「…」

天海 負け 東条 勝ち

真宮寺「ゲームセットだネ…」

天海「ま、とりあえず…」

天海は素直にベルトを外してズボンを下ろすと抜き去った。一同の視界に天海のパンツが映る。見られている本人はとても爽やかだった。

最原「…なんで絵になるんだろう…」

キーボ「パンツでも爽やかですね…」

入間「ど変態にしか見えねーがな!」

百田「ふう…」

茶柱「とりあえずひと段落…」

星「…しかし、天海はあのままか…」

春川「…というか寒そう」

ゴン太「えっと…お疲れ様だよ!」

真宮寺「…いいものを見せてもらったヨ」

天海「はは…ありがとうございま…」グイ

天海は東条に引っ張られた

東条「…あなた、座っていて」

天海「斬美さん…分かりました」

東条は天海を座らせるとできるだけ肌が見えないようにした

アンジー「じゃあ二回戦だよー!」

入間「消化不良だったしちょうどいいな
!」

赤松「私も脱ぎたい…くじを引くよ!」

↓1~2 コンマ 対戦する人を決めます(2回戦で一旦終了。深夜になります)

クロキュアコンビですね。東条さん再び。

↓1 東条のコンマ
↓2 真宮寺のコンマ

大きい方の勝ち
真宮寺の場合はパンツは脱いでマスクは取りません。大惨事になる可能性もありますね

~5分後~

白銀「じゃあとりあえず、2本引いて…」

白銀「…14番と15番」

東条「あら…14は私よ」

天海「…!」

真宮寺「15番は僕だネ…」

入間「おっ、またマグロ女か!今度はせめて生足くらいは見せろよな!」

天海「ま、待ってください…斬美さんはさっき…」

王馬「仕方ないよね…くじの結果だもん」

アンジー「小吉の言う通りだって神様も言ってるよー?」

夢野「んあ…確かにそうじゃな」ゴロゴロ

茶柱「…どうしま…」

最原「…」

東条「…確かにくじの結果だもの、やるわ」

キーボ「では…せーの!」

白銀「アウト!セーフ!」

赤松「よよいのよい!」

春川「…」

天海は気が気でなかった

東条「…負けね」

真宮寺「申し訳ないネ…」

東条 負け 真宮寺 勝ち

天海「っ…」

東条はゆっくりとタイツを下ろし始めた。ほとんど人前では見せたことのない白い生足が曝け出されていく。タイツ好きの、そうでなくとも男死には魅力的であった。

白銀「…なんだかエロいよ!タイツっていいよね!」

最原「…うん…まあ…そうだけどさ…」

王馬「…」ニヤァ

茶柱「…あまりじろじろ見てはいけませんよ!」

入間「…マグロ女の癖…なんでそんな細いんだよ…」

↓1 東条のコンマ
↓2 真宮寺のコンマ
大きい方の勝ち

天海「…」

天海は心の中で、真宮寺には悪いが負け続けて欲しいと願った

王馬「せーの!」

キーボ「アウト!セーフ!」

白銀「よよいのよい!」

東条 負け 真宮寺 勝ち

真宮寺「今日は運がいいのかな…?」

東条「また負けてしまったわね…」

茶柱「…」チラ
 
百田「…蘭太郎は…」

天海「…斬美さん」

だが運の女神は微笑んでくれない。東条はネクタイと手袋を外した。隠されていた白い首元や手が見え始める。普段隠れていた部分が出てくるのはまるで宝探しのようだった

最原「…ん…」

アンジー「おー、是清強いねー!」

星「運が弱い男には見えねぇが…それなりに強いのか」

夢野「…」ジ-

ゴン太「ご、ゴン太…目を伏せるね」

アンジー「えー?どうしてー?」

王馬「…」ニコニコ

アンジーは甘えるようにゴン太の腕にすがりついて一緒に見ようと誘っている

赤松「…もう私も…」

春川「だめ」

赤松がまた脱ごうとしたので止めた  

アンジー「つむぎー!次ー!」

白銀「じゃあ…2人とも準備はいい?」

真宮寺「こちらは構わないヨ」

東条「私も大丈夫よ」

↓1 東条のコンマ
↓2 真宮寺のコンマ
大きい方の勝ち

アンジー「せーの!」

白銀「アウト、セーフ!」

赤松「よよいのよい!」

東条 負け 真宮寺 勝ち

天海「っ…あ…」

東条「…負けてしまったわね…」

東条はそう言うと潔く白いワンピースを、震える手でそっと脱ぎ始めた。

夢野「んあっ…!?」

最原「…っ…」

百田「…」パクパク

星「…」 

ゴン太「…」カァ

キーボ「…これは…」

王馬「…」

真宮寺「…美しいネ」

目を逸らしたくなったが、酒で理性が働きにくくなった脳がそれを許さなかった。それにいくら伴侶がいようと、目の前で女が脱ぎ出したのだ、男ならまず見るだろう。思わず東条の下着姿に釘付けになる。紫の色っぽい下着や美しいラインを描くウエスト、ふっくらとして小さすぎない隠れた乳房。すらりと伸びた生足。それに全身が真っ白な肌だった。艶めかしい身体がクラクラと脳を揺さぶった。

赤松「やっぱり脱ぎたい…」

春川「…」

アンジー「…にゃははー!神ってるねー!」

入間「…ま、マジか…」

茶柱「…」ポケ-

夢野「ん、んあ…」スリスリ

白銀「…これは…うん…すごく…」

同性だったが、女子も釘付けになる。行為のしたことのある女子は相手からこんな風に見られているのかと少し恥ずかしくなった。実は先程の天海の半裸で女子の方は少し興奮していた。それをますます加速させる

東条「…」

東条の顔は少し紅いが、それでもきちんと立っていた。

真宮寺「…やっぱり縛りたいネ…」

↓1 人物指名、複数可。その人のアクションも指定(このまま続けさせるなり、止めるなり、なんでもどうぞ。そして今ので全員のムラムラ度が上昇です)

すると流石に見かねた天海が割って入った

天海「あの、1回戦も合わせて4回も脱いでるんで…この辺で終わりにしてもらえませんか」

東条「あなた…」

真宮寺「あァ、確かにそうだネ。僕はそれで異存ないけど」

白銀「う、うん!この辺にしておこうか!」

アンジー「もっと脱いでいいーって神様は言ってるよー?」

王馬「そうだそうだー!」

夢野「これ以上はまずいじゃろ…」ゴロゴロ

茶柱「そ、そうです!これ以上はまずいです!」

春川「だから…ダメだってば!」

赤松「でも脱ぎたいんだよ…!」

入間「けけっ…ま、下着だけで十分だろ!」

キーボ「…」プシュ-

百田「あー…東条は…」

ゴン太「そ、その格好だと…」

最原「…」

星「ああ…まあな…」

アンジー「アンジーとお揃いだねー!」

東条「…お揃い…なのかしら…?」

天海「…斬美さん、こっちに来てください」

天海は東条を横に座らせてできるだけ見えないように抱きしめた

アンジー「じゃあー、次は何するのー?」

白銀「うーん…そろそろ深夜だよね?どうしようか?」

王馬「今日はもうここで寝たらー?」

アンジー「おー!それいいねー!」

百田「ここで…か…」



↓1 ここで一晩過ごすかどうか。過ごす場合はこの後何をするかも指定

↓1 ラッキースケベイベント コンマの人に起こるラッキースケベイベントの内容を指定

赤松「魔姫ちゃん離してよー!」
天海「…この際仕方ないんで泊まりましょうか?」

東条「ならホテルに部屋を取っている人は…エビシオ、ホテルに…」

エビシオ『了解』

入間「じゃあ朝まで騒ぐぞ!ひゃっひゃっひゃっ!」

星「…もう騒いでるがな…」

茶柱「きええええ!」

最原「な、投げないで!」

だいぶメンバーに酒が回っていた

~2分後~

春川「ちょ…!」

酒乱の赤松が春川を突き飛ばした

赤松「アンジーさんも脱ごうよー!」

アンジー「楓楽しそうだねー!」

アンジーは真宮寺にしがみついていた

真宮寺「…アンジーさん?」

その時だった。春川が赤松に真宮寺の胸板に押し付けられる。

春川「あ…」

真宮寺「…」

茶柱「男ッ死!」

真宮寺「グッ…!?」

とばっちりで真宮寺は茶柱に思い切り壁に投げられる。真宮寺は飛んで行ったあと落下した。

王馬「あっははは!」

王馬はいつの間にか東条の隣にいた

天海「…何しに来たんすか?」

王馬「別にー?」

東条「ん…?どうしたの?」

星「ったく…王馬は…」

東条と星と天海は避難して日本酒を飲んでいた。下着姿でもあまり気にしていなかった。

↓1 イベント 内容(誰かが酔っ払って脱ぐ、媚薬入り酒のロシアンルーレットをする、などなんでも可)


王馬「んー…あ、入間ちゃん?」

王馬は何か閃いたのか入間の方に向かった

入間「ひっひひ…何だよぉ?」

入間は壁に激突した真宮寺を見て腹を抱えていた。

王馬「なんかさー、いい薬とかないの?」

入間「あ…?それならあのカルトビッチが持ってるぞ」

入間がそう言うと今度はアンジーの方に向かった

王馬「アンジーちゃん!」

アンジー「どしたのー?」

王馬「…いい薬持ってるって本当?」

小声で王馬は尋ねた

アンジー「うん!持ってるよー!使うのー?」

王馬「うん」ゴニョゴニョ

王馬はアンジーに何事か話した

アンジー「それはいいねー!やろうやろう!」

王馬「だよね!白銀ちゃーん!」

白銀「どうしたの?」

王馬「今からタバスコ入り酒ロシアンルーレットするから!司会やって!」

媚薬をタバスコ入りと嘘をついた

白銀「ロシアンルーレット?いいね!面白そう!」

最原「…タバスコ入り…」

星「…今度は何だ?」

白銀「東条さん!ショットグラスにお酒を入れて用意してもらえるかな?」

東条「ええ、了解したわ」

東条はショットグラスにラム酒やら日本酒やらブランデーやらウイスキーやらを入れておいた。するとアンジーはその中に何か入れるとショットグラスを混ぜた

春川「…何する気?」

赤松「えへへー…」

白銀「じゃあみんな、今からロシアンルーレットするよ!ここにダイスがあるから…順番にこれを振って飲んでいく…ただし、外れにタバスコ入りのお酒があるからね!」

茶柱「タバスコ…」

百田「それは嫌だな…」

白銀「まず最初は…」

いつの間にか全員がテーブルの前に座って白銀の話を聞いていた。相変わらず天海は隠すように抱きしめていたし、夢野は周りに甘え、アンジーはゴン太にくっ付き、赤松は脱ぎかけていた。とりあえずくじで最初に飲む人を決めることになった。

↓1 コンマ (最初に飲む人を決めます)
↓2 当たりの酒の数(媚薬入り)

そうですね>>185で判定します。ちなみに連続で同じ人が飲む可能性もあります。
当たりはとりあえず最初は35パーセントで。そうそう簡単には当たらないはずです。

あたりが4本なので15×4で60本の酒ですね。

↓1 東条の10面ダイスの目 (飲む本数)コンマの1桁の1~10

↓2 65以上で当たり

ハバネロとなっているので白銀達的にはハズレになっていますが、実際は媚薬なので当たり、としています。35パーセントの方はもちろん媚薬入りです。媚薬入り、とした方が分かりやすいですかね。分かりにくくて申し訳ありません。

白銀「えーと…5番の人!」

東条「…あら…また私かしら」

春川「…あんた運大丈夫?」

天海「よく当たるっすね…」

星「運がいいのか悪いのか…」

夢野「んあー…」ゴロゴロ

カルピン「うみゃー」スリスリ

アンジー「斬美ー!これ振ってー!」

ゴン太「あ…良かった…」

王馬「にしし…」

東条「これは…10面ダイス…?」

真宮寺「へぇ…珍しいネ」

最原「…ということは最大10本…?」

白銀「東条さん、頑張って!」

東条「分かったわ」コロコロ

ダイス目:3

百田「3本か、じゃあ安全だな!」

茶柱「そうそう簡単には当たりませんよ!」

入間「いきなり引いたらもう超高校級の不運に改名した方がいいな!」

キーボ「いやいや…それはないですよ」

赤松「んー…」

春川「…酔いは覚めた?」

東条「…」ゴクゴク

東条は1杯、2杯と甘いブランデーを飲み干していった。そして3杯目も飲み干す

百田「大丈夫そうだな!」

茶柱「そうです…ねっ!?」

東条「げほっ…!」

天海「…!斬美さん!」

東条は真っ赤な顔で涙目になって咳き込んでいた

入間「…やっぱ超高校級の不運じゃねーのか?」

真宮寺「これは…この確率で引くとはネ…」

一同は一気に緊張感が高まる

白銀「だ、大丈夫かな…?」

東条「…っ…ええ…」

天海「…斬美さん?」

白銀「む、無理しないでね?それじゃあ…」

↓1 酒を飲む人、コンマ。飲む本数は指定(10本まで)
↓2 東条が抱きついてしまう人、コンマ

塩…もとい真宮寺君ですね。2本なら30パーセントくらいでしょうか
↓1 70以上で媚薬入りの酒を飲む

白銀「7番だよ」

最原「7番は…」

真宮寺「あァ、僕だネ…」

入間「はぁ!?またお前らか!?」

キーボ「凄い引きですね…」

東条「…ん…」

天海「斬美さん…?大丈夫っすか…?」

真宮寺「…とりあえず…賽は…」

百田「賽…あ、これだな」

星「今時賽なんて言う奴初めて見たぜ…」

真宮寺「クク…とりあえず…」

ダイスの目:2

真宮寺「2本カ…大丈夫そうだね」グビッ  

真宮寺も2杯をするりと飲み干した

真宮寺「何ともないヨ」

茶柱「むむ…運がいいんです…ね!?」

東条「…」ギュ

夢野「んあっ!」

東条が夢野に抱きついていた。夢野にほぼダイレクトに乳房が当たっている

茶柱「と、東条さん!?」

天海「斬美さん!」

王馬「…にしし」

春川「…ん…やばい…」

赤松「春川さん…?大丈夫…?」

アンジー「およー、みんなどしたのー?」

ゴン太「う…う…虫さん!」

媚薬を飲んだ組はそろそろ余裕がなくなってきた。全体的にも酒と先ほどの下着やら半裸姿のおかげで脳が麻痺し始める

最原「とりあえず…次にいこうか」

白銀「うん!じゃあ…」

百田「…当たらないでくれ…」

茶柱「うぐぐ…」

↓1~3 残りの媚薬入り酒、当たった人のコンマ。(以下ダイジェスト)。また、酔った人を指名。その人のアクションも指定
↓4 真宮寺によるエロ…民俗学講座を聴く人を指名(複数可)

以下キーボの録画データ

白銀「それでね…終一君、真っ赤になって…私にプロポーズしてくれたんだ。なのに…凄く私を求めてくれるんだ…それにもう子供の計画まで…」

最原「つむぎさんの魅力って…確かに派手さはないかもしれない…でも…いつまでも一緒にいたくなる白米的存在なんだ」

白銀と最原はお互いの自慢をペラペラと喋っていた

入間「あいつらお互いのことになると急に早口になるよな」

夢野「…んあ!星よ、体操じゃ!」

星「何で急に体操を…?」

夢野はやる気に満ち溢れ行動的になっていた。星と一緒によくわからない体操をしている。カルピンとアモルも途中から乗っていた

ゴン太「…春川さん、ゴン太…春川さんのことが…」

春川「っ…離して!」

もはや好意を隠さなくなったゴン太が普段の紳士ぶりはどこへやら春川にものすごい力で抱きしめていた

赤松「あっ…魔姫ちゃん!」

アンジー「…あはっ…」

東条「…ん…」

天海「顔真っ赤っすよ…?」

王馬「盛り上がってるねー!」

真宮寺「これは凄い騒ぎだネ…」

百田「くっ…!」

茶柱「解斗さん?どうしました?」

百田「いや、大丈夫だ…」

~1時間後~

夢野が歌いだし、白銀と最原は何故か踊り、春川とゴン太はプロレス状態、アンジーと王馬はむらむらし、どんちゃん騒ぎになっていた。しかしそれでも酒は残っていた

キーボ「午前1時…」

真宮寺「…今の状況は…クク…興味深いネ…」

真宮寺「…僕が…何か面白い話をしようカ…?」

天海「面白い…話?」

東条「…」

夢野と星はカルピンやアモルと遊びだした。それ以外のメンバーは真宮寺の講座を聞くことにした。

真宮寺「…テーマは2つあるけど…どちらがいいかな…?」

1 乱交の歴史
2 スワッピングの歴史

王馬「どっちもやばそうだよね!」

↓1 どちらを聞いてみるか

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百田「…スワッピング…?」

茶柱「何ですか…それ?」

王馬「…にしし、話してあげてよ、真宮寺ちゃん。」

天海「…もしかして…」

東条「あなた…?」

最原「スワッピング…どこかで…」

入間「それなら知ってるぜ!こうか…」

真宮寺「じゃあとりあえず話していこうかな」

キーボ「スワッピング…ですか?」

真宮寺「スワッピング…簡単に言えばパートナーの性行為時の交換だネ」

春川「…は?」

赤松「えっ…」

ゴン太「…」ギュウウ

アンジー「それならアンジーの島でもしていたよー」

真宮寺「かつて日本でも盛んに行われ…今でも一部の人達が世界中で行っているヨ」

百田「な…!それって…!」

茶柱「ど、どうして…」

真宮寺「理由は5つ…1つ目は… 自分のパートナーを同性に自慢できることだネ」

赤松「よく分からないよ…」

真宮寺「2つ目は…常に同じ一人のパートナーと性行為をするのではなくて、他の異性と性行為をすることで…飽きるのを阻止するんだヨ」

天海「飽きるって…」

真宮寺「3つ目…本来のパートナー以外の異性に自分の性行為の良さをアピールできる…」

アンジー「ほうほう、なるなるー!」

真宮寺「4つ目は… 他の異性と比較して、改めて本来のパートナーの良さを確認するんだヨ…」

茶柱「そんなの最低ですよ!」

真宮寺「そして…5つ目…嫉妬したい。」

白銀「…嫉妬したい…?」

真宮寺「寝取られているのを見て…嫉妬したい。対抗心を燃やしたい…そんな願望からだヨ」

最原「…」

真宮寺「今も昔も…ほとんどこの理由は変わっていないらしいヨ。人間って面白いよネ」

春川「…」

メンバーは今の真宮寺の話でほとんど酔いが覚めたようだった。



ゴン太「あっ…春川さん…ごめんなさい…!」

春川「…別にいいけど…」

赤松「こ、交換なんて…」

百田「…」

茶柱「…」

東条「…っふ…!」

天海「斬美さん…?」

アンジー「およー、斬美、凄いあったかいねー」

媚薬と下着姿のせいで他の人より先に興奮度が高まってしまったらしい。小刻みに震えていた。

東条「別の…部屋に…」

茶柱「しかし…ここの部屋しか…」

王馬「…効いてきたねー」

入間「珍しくいい話だったな!あ、俺様作ってみたんだけどよ、使ってみるか?名付けてエロ命令ツイスターゲーム!」

白銀「…普通のツイスターゲームじゃないの…?」

入間が空気も読まずにそんなことを言った。

アンジー「斬美ー!そんな時にはこれを飲めばいいんだよー!」

アンジーは酒を持ってきていた

↓1 天海達のアクション

天海「…斬美さん、少し離れましょう」

東条「ええ…あなた」

百田「…俺たちも少し離れて飲むか…」

茶柱「…そうしましょう」

最原「つ、つむぎさん…一旦離れよう」

白銀「う、うん…」

夫婦とカップル組は離れてしまった

入間「な、なんだよぉ!誰も使わねえのか!?」

アンジー「それはアンジー達が使うよー!美兎も参加するんだよー!」

真宮寺「…僕もかい?」

王馬「せっかくだから真宮寺ちゃんもしようよ!」

春川「…なんで私達まで…」

赤松「うーん…」

ゴン太「一緒に…したい…な」

春川「…やればいいんでしょ、やれば」

キーボ「えっと…僕も…ですか?」

入間「当たり前だろ!じゃあとりあえずこのシートを引いて…このバングルを付けろよ!」

入間は赤、青、黄色、緑の丸が描いてあるシートを引くと、ルーレットを取り出した。そしてバングルが全員着けたことを確認した

入間「あ、命令に従わないと電気が走って気絶しちまうぞ」

春川「…」

アンジー「とりあえずやってみよー!」

王馬「そうだねー!」

王馬は天海達が酔ったらかっさらってきてやろうと思いながら言った。


↓1 ツイスターゲーム組 2人選択
↓2 上の2人がどんな体勢になったかを指定(足が絡まっている、など)
↓3エロ命令、内容を指定

入間「んじゃまずバカ松とキーボな」

春川「…」ゴゴゴ 

入間「ひぅ!?だ、だって問題とか起こらなそうだし…」

赤松「ま、魔姫ちゃん!大丈夫だよ!」

キーボ「僕…初めてなので…お手柔らかにお願いしますね」

真宮寺「しかし…その発明力はほかに活かせないのかな?」

王馬「ま、ちゃっちゃと始めようよ!」

ゴン太「ゴン太ルールが分からないよ…」

赤松とキーボがそれぞれマークの上に乗った

~30分後~

入間「イカ松!今度は左手を赤だ!」

王馬「キー坊は右足を緑だよー!」

赤松「んんう…!」

キーボ「き、キツイです…!」

キーボはほぼブリッジする体勢になり、赤松の胸が思い切り顔に乗った

キーボ「わわっ!」

春川「…」ゴゴゴ 

真宮寺「…春川さんのオーラが凄いネ…」

入間「あ、じゃあエロ命令出すぞ!キーボ!イカ松のバストサイズを測ってやれ!公開だ!」

春川「…」

キーボ「分かりました!えっと…」

王馬「あっははは!」

↓1 赤松のバストサイズを指定(無理のない範囲で)

キーボ「えーと…95センチですね」

春川「…」

入間「けっ…」

王馬「いやー、相変わらずでかいねー!」

赤松「…」プチッ

真宮寺「…おっと…」

アンジー「逃げるが勝ちでゲス…だってー!」

真宮寺は赤松と春川の様子に気がつくと一目散に逃げた。その後にアンジーも続く

ゴン太「あ…は、春川さん…赤松さん!」

~10分後~

天海「…何があったんすか?」

真宮寺「…いや…うん…何でもないヨ」

赤松と春川の張り手やら絞め技やらで入間は興奮して果て、キーボとゴン太はおろおろとし、王馬は逃げた。

入間「ひううぅ…もっと叩いて女王さま…」

春川「さっさとこのバングル外してよ」

赤松「そうだよ!」

王馬「あーらら」

アンジー「にゃははー!」

春川も赤松も酒が入ってたら怒らなかっただろうなと王馬は思っていた

東条「…ん…」

天海「大丈夫ですか?」

百田「おいおい…」

茶柱「何してるんです…?」

王馬「…んー、なかなかしぶといねー」

王馬は内心媚薬が入っているはずの百田や春川、ゴン太、アンジー、東条がそこまで行動していないので薄くしすぎたかと思った


↓1 この後のイベント(下ネタの入ったトーク、ツイスター再開など)

春川「…もうそろそろ寝よう」

王馬「あ、その前にさ!真宮寺ちゃんの講座を聞いてからにしようよ!聞きそびれたし!」

真宮寺「…聞きたいと言うなら話すけど…」

入間「お、オレ様は聞くぞ!」

アンジー「アンジーも聞きたいなー」

ゴン太「みんなが聞くなら聞くよ!」

キーボ「興味深いので是非!」

赤松「せっかくだから聞いてみようかな…」

春川「…楓が聞くなら…」

茶柱「まあそこそこ面白いですし…男死の話の割には…」

百田「せっかく話してくれるんだったら聞くか…」

白銀「じゃあ私たちも聞こうか…?」

最原「そうだね…」

天海「真宮寺君の話は…そこそこ興味あるんで…斬美さん、大丈夫ですか…?」

東条「え、ええ…飲み物を持ってくるわ」

東条が洗ったグラスショットを持ってくると、早速真宮寺は話し始めた

真宮寺「さっき話さなかった…乱交について話すヨ」

百田「ら、乱交…?」

真宮寺「グループで合意の上で行う性交渉の事だネ。英語ではスリーサム…つまりこの事から世界のあちこちでもあった訳だネ」

天海「何でそんな事するんすかね…?」

真宮寺「性的興奮を高めるため…そして思想的宗教的意義の下で行われる…この2つが主な理由だネ。ほかに相互鑑賞のため…など理由はたくさんあるヨ」

最原「…鑑賞…」

白銀「そ、そんな…アダルトビデオじゃないんだし…」

真宮寺「クク…歴史的に見るとヒッピーコミューンや…島…漁村、農村などで見られた行為だヨ」

アンジー「アンジーの島でもしていたからねー!」

真宮寺「まァ、長くは続かなかったようだけどネ」

キーボ「何故ですか?」

真宮寺「道徳的…倫理的な批判や、子供の父親が分からない、こちらもまたたくさん理由はあるヨ」

東条「…蘭太郎君…」

天海「…大丈夫ですか…?」

ゴン太「顔が真っ赤だよ…?」

東条は限界が来たのか涙目で真っ赤になって震えていた。よく我慢した方である。

天海「すみません…そろそろ少し休みたいんで…」

天海はとりあえず寝かせてやろうと考えて言った

↓1 天海達のそれぞれのアクションを指定

王馬「…そうだねー、そろそろ寝ようかー!」

入間「…」ス-ス-

キーボ「も、もう寝てますね…」

春川「楓、一緒に寝よう」

赤松「うん」

最原「じゃあ僕らはあっちで…」

白銀「ふわぁ…こんなに夜更かししたら…肌が荒れちゃうかも…」

それぞれ寝る準備を始めた

王馬「…」

~20分後~

アンジー「ねーねー、魔姫ー、ゴン太ー!」

ゴン太「アンジーさん…?」

春川「…何の用?」

赤松「どうしたの?」

アンジー「あ、楓はいいんだよー!2人に用があるんだー!」

春川「…はあ?」

真宮寺「赤松さん、ちょっといいかな?」

赤松「あ…うん」

アンジー「にゃははー!魔姫ー、体がムズムズしない?」

春川「…何で?」

アンジー「ゴン太もー、ムズムズするんじゃない?」

ゴン太「う、うん…するけど…」

アンジー「じゃあ…3人で柔軟体操しようよー!」

春川「…はぁ…私は楓のとこに行く」

アンジー「えー?どうしてー?」

春川「…そんなバカみたいなことに付き合えないし」

アンジー「むー」

春川は流石に強く、なかなか籠絡できなかった。アンジーはどうにかしようとしたが春川の馬鹿力にはかなわない

真宮寺「赤松さん、よかったら縛らせてもらえないかな?」

赤松「えっと…ごめん、なんて?」

真宮寺が赤松に縛らせてほしいという旨を話した

赤松「あ…ごめんね…私縛られる趣味はないから…」

赤松はピアノと胸以外は基本的に普通の人間である。荒縄に縛られる趣味はなかった

真宮寺「あァ、いやいいんだヨ。変なことを言ってごめんネ」

王馬「…んー」

↓1 この後のイベント(アクション、座布団を投げるなど)

王馬「じゃあそろそろ寝よっか!」

星「…そうだな」

夢野「んあー…」

東条「…」

天海「あっ…」

東条が何とか立って、座敷の襖を開けた。中に布団があったので机を押しやって布団を敷いた

白銀「だ、大丈夫…?」

東条「このくらい…平気よ…」

王馬「じゃあ電気消すよー」

カチッ

赤松「…あ、少し見えるね」

王馬「このまま寝るのもあれだし…こういう時の定番って恋愛トークだよね!」

夢野「所謂恋話か…」

白銀「あ、いいね。せっかくだし少し話そうか!」

天海「…斬美さん、大丈夫ですか?」

服を脱いでいた天海と東条は布団で隠れたので一安心した。

東条「ん…ええ」

春川「…でも何を話すの?」

入間「やっぱ下ネタだろ!」

真宮寺「…お酒を飲んだばかりだし…無礼講でいいんじゃないかな?」

最原「…それもそうだね…」

星「…エグくなってきたら寝てもいいんだぞ?」

夢野「んあ?」

カルピン「みゃー…」

アモル「きゅーん」

東条「…」ナデ

天海「…すごい熱いっすね…」

百田「じゃあまず何を話すか?」

寝る前に余った酒を飲んだ後に天海達は布団の中でトークをすることにした

↓1 具体的な下ネタやぶっちゃけ話の内容(こんなプレイをしてみたい、など)

入間「んじゃよ、性的に好きな女と男の体の部位とかどこか教えろよ!ちなみにオレ様は顔だな!」

王馬「お前の好きな部位とか聞いても得ないけどね!あ、俺は全部好きだけど選ぶなら顔と首かなー」

天海「…本人の前で言うんすか?」

東条「…んっ…」

星「…ったく…」

最原「つ、つむぎさん…」

白銀「いいよ?気にしないで!あ、私は…髪がかわいいなって思うよ」

最原「う…ぼ、僕は…その…お尻と…胸とか…もちろん全部好きだけど…」

百田「足とかいいよな…」

茶柱「…なんて会話してるんですか!ちなみに転子は胸板です!」

天海「…はぁ…選べって言われても…肌綺麗だなって思うっすけど…」

東条「…あなた…」

キーボ「僕はやっぱり…胸ですかね?」

アンジー「アンジーはー、腕が好きかなー」

ゴン太「す、好きな…ぶい…?」

夢野「分からんのなら仕方ないのう…あ、ウチは膝じゃ。枕にすると気持ちいいじゃろ?」

星「…主旨と違う気がするが…俺は…やっぱりいい」

真宮寺「僕は…手足が綺麗かどうかかナ…」

白銀「結構分かれるんだね…あ、じゃあさ!好きな人にどんなコスチュームを…」

入間「どんなコスチュームプレイしたいか言っていけよ!オレ様は何でもいいがな!」

ゴン太「!」

アンジー「…にゃはは」

アンジーが他のメンバーが話しているうちにゴン太の布団に潜り込んでいた。そのままゴン太の股を触り始める

ゴン太「あ、アンジーさ…」

アンジー「大きい声出すとバレちゃうよー?」ボソ

↓1 カップル組で、どんなコスチュームを相手にしてプレイしたいかを指定
↓2 ゴン太のアクション

ゴン太「う…うう…」

アンジー「いい子…いい子だね」

百田「コスチューム…王道だけどよ、バニーガールとか…」

茶柱「て、転子には似合いませんよ!」

白銀「そんなことないよー!茶柱さんスタイルいいもん」

茶柱「そ、そうですか…?て、転子は…着物を着てほしいです…」

百田「いつでも着てやるぞ!」

最原「…女教師とか…」

白銀「ふふ、いいよ…最原君にたっぷり教えてあげる…」

入間「…射精管理…?」

星「…おい」

最原「ぼ、僕は…何を着たらいいのかな?」

白銀「うーん…最原君って新米の可愛い軍人っぽいから…軍服かな!黒くて襟章の付いた…」

最原「軍服か…うん。頑張ってみるよ」

天海「…やっぱり斬美さんはメイド服っすね。本職の…」

夢野「原点回帰っぽいのう…」

キーボ「あのメイド服が似合いすぎてましたしね」

天海「…斬美さん?」

東条「…ん…」

天海と東条はくっついて寝ていたが、急に東条が強く抱きしめてきたので天海は少し驚いて尋ねた。少し息が荒い

入間「トビウオ女はどうなんだよ?」

東条「…スーツ…かしら」

白銀「天海君がスーツ着ると…うん。凄くいいね」

最原「…そうだね…」

アンジー「イケメンだねー!」サワッ

ゴン太「あ…」

王馬「…東条ちゃん調子悪そうだねー?一緒に水飲み行く?」

王馬はいつの間にか東条の隣に来てそう言った。そのまま連れ出そうとする。

天海「…!」

↓1 天海たちのアクション

天海「…斬美さん」

東条「あ…なた…」

王馬「どうしたの?」グイ

王馬は天海を見ながら東条をなおも連れて行こうとする。すると百田が声をかけた

百田「そういうのは旦那の役目だろ?蘭太郎、東条連れて行ってこいよ」

茶柱「そうですよ、お二人は夫婦なんですから」

天海「…はい、斬美さん。お水飲みに行きましょう」

東条「え…ええ」

王馬「ま、そりゃそうか!ごめんね、お節介で!」

王馬はわざとらしく笑って引いた…ようにみせかけた。

王馬「…真宮寺ちゃん、ちょっといい?」

真宮寺「どうしたんだい?」

王馬「教えて欲しいことがあるんだけど…」

~座敷の外~

天海は東条を連れ出し、給湯室に向かうと水を飲ませた

天海「…大丈夫ですか?」

東条「…」ギュウ

天海「…!斬美さん…?」

東条「…」ハム

天海「んっ…!」

東条は紅潮した頬を擦り付けながら全身を天海に当てた。天海の耳を噛む東条はかなり体温が高くなっている。

天海「…お酒だけで…ここまでなるもんすか…?」

天海はそう言って畳の上で抱きしめる

~給湯室の外~

王馬「おー、楽しんでるねー!」

真宮寺「…何故僕に…」

王馬「緊縛の仕方を教えてもらった聴いたこと?そりゃ縛るためでしょ」

真宮寺「…女性用の縛り方だヨ。男性にしてもすぐに解ける。…何を縛るきだい?」

王馬「ナニかな?うーん…どうしようかなー」

↓1 王馬のアクション(例:そのまま寝る、真宮寺を縛ってみる、など)

王馬「…ねえ、真宮寺ちゃん。俺を縛ってみてくれない?」

真宮寺「…いいけど…」

真宮寺は手際よく王馬を縛った

王馬「…うん。あんまりきつくないね」

側から見たらかなり変な空間だったがどちらも変人なので大して気にしなかった。しかし真宮寺はあまり興奮しなかった

真宮寺「…ちょっと脱いでみないかい?」

王馬「いやいいよ。解いて」

真宮寺は渋々解くと2人で座敷に戻った

~給湯室~

天海「…き、斬美さん…一旦戻りましょう?」

東条「…分かったわ…」

天海は東条を座敷に連れ戻した

~座敷~

天海は東条と布団に入った。その瞬間東条がキスをしてきた

天海「んっ…」

東条「…あ…っ…!」

天海「き、斬美さ…」

東条が小さな声を上げた。天海の足に自らの秘部を当てて震えていた。

東条「…ごめんなさい…」

天海「…」

王馬「…にしし」

真宮寺「これは…」

布団の外から2人が聴いていた

↓1 天海達のアクション
↓2 天海達に気づく人を指名(複数指名、または指定しなくても可)

天海「…声…抑えて…ください」

東条「ん…!」

天海は東条の唇に自分の唇を押し当てると舌をねじ込んだ。激しいリップ音が布団の中で響く。天海は東条の首筋を舐めて強く吸い付いた

東条「んっ…んんぅ…」

天海「…」チュッ

天海は東条の顔をよく見ると潤んだ目になり物欲しそうに天海の目を見つめている。天海の足に東条が足を絡めて小さく腰を動かしていた。

天海「…斬美さん…」

天海は小さな声で囁いた。可愛いと言ってやりたかったが他の人にバレるとまずい、とのぼせそうな頭で考えた。

天海「…は…んむ…」

天海は片方の乳房を触りながらもう片方の胸の先端を食んだ

東条「っ…ぁ…んっ…」

それだけで東条の身体は跳ねる。だんだんと首を反らし始めた。

天海「…」チュウ

東条の反応が達しそうなので意地悪したくなった天海は強めに吸って声を出させようとした。

東条「んんぅ…んっ…!」

東条は抗議するように天海を見つめていた。すると天海はにっこり微笑んで先端を強くつまんで甘噛みした

東条「んっ…んん…~~~~~っ!」

東条は大きく跳ねて身体を痙攣させながら天海の肩を噛んだ。胸を弄っただけで達した東条が可愛くなり天海はその頭を撫でていた

王馬「…ふ…」

真宮寺「…」

そして王馬と真宮寺はそれを聴いていた。布団が音をたてたり天海が吸ったりする音が布団越しから聴こえる。いくら同級生とはいえ男と女が行為をしていたら釘付けになるのも仕方がないだろう。

百田「…ら…」

茶柱「…」

白銀「あ…」

最原「…」ピクッ

赤松「…」カァ  

アンジー「おー…」

春川「…ん…」

そしてそれを釘付けになって見守り、興奮しながら聞いているのは王馬達だけではなかった。

最原と百田、王馬は目の前の布を取り払ってしまいたい誘惑に駆られたが、何とか抑え込んで見守っていた

天海「…」

この分だと東条の壺は蜜で溢れかえっていることだろうと思いながら天海はそっと秘部に触れる

東条「ひ…っ…あ…」

天海「…これは…」

天海は思わず声を出してしまった。東条の中は溢れているどころではない。洪水を起こしていた。天海の手があっという間に蜜で濡れていく。

天海「…こんなに…斬美さん」

天海は蜜で濡れた指を東条に見せつけた

東条「…ん…や…」

東条は恥ずかしいのか顔を逸らして目を伏せていた

天海「…ふふ」クチュ
 
天海は割れ目をそっとなぞって指を挿入して襞をこすってみた

東条「…っ…あっ…!~~~~っ…!」

それだけで東条は達する。天海はその敏感さに驚くとともに悦んでいた。肉棒を突っ込みたい欲が天海の脳を支配する。しかし天海は東条をいじめたくもなった。指を激しく出し挿れする。

東条「あっ…!んっ…やっ…ふ…あっ…!」

もはや声を抑えるどころではなくなり東条は何度も声を上げた。

天海「…そんなに声あげたら…みんなに聞こえますよ?」

東条「ひ…あ…!」

そう言いながら天海は容赦なく襞に指を立てる。東条の身体はその度に跳ね、軽い絶頂を繰り返した。だがそれでは東条は満足しきれない。

東条「あ、あなた…もう…」

天海「どうしたんですか…?」

東条「…お願い…」

天海「ちゃんと言ってもらえないと…分からないっすね」

天海は小声で言っていたが外には丸聞こえであった。

百田「…」ゴク

最原「…」

百田と最原は何故か正座をして、生唾を飲み込み見守っていた

東条「…んんぅ…!」

天海「…ん」

天海の手を東条は掴んで自らかき回した。

東条「…ここに…あなたの…」

天海「俺の?」

東条「…1つになりたいの…お願い」

東条の性格から肉棒を突っ込んで欲しいと言えるはずもない。遠回しに東条は上目遣いで懇願していた

天海「…お望み通りに」ズププププ

東条「~~~~~っ…ああっ…!」

天海が肉棒を当てがって東条の中に挿れた瞬間東条は達した。天海を激しく締め付ける。

天海「これ…はっ…」

東条の中はこれ以上ないくらいに濡れていた。熱くとろとろなのに締め付けは激しい。天海が思わず腰を振ると蜜が押し出されて天海の足を濡らした。

天海「…すっごい…匂いっすね」

東条の蜜は甘い匂いを撒き散らしていた。天海はそれを嗅ぐと興奮し、酔いそうになった。

天海「…動きますよ?」

東条「…ん…ぅ…」コク 

東条が頷くと天海は東条の手を握って腰を振った。

天海「…ふっ…」パチュッパチュッ

東条「っ…ああっ…あっ…!ひっ…~~~~~っあ…!」

天海が襞をこするたびに東条の身体は跳ねる。快感に酔う東条に嬌声を抑えることなどできなかった。その声は聞いてる者の脳を揺さぶった。

天海「…んっ…」

東条「んんぅ…っ…ん…ん…」

天海は跳ねる東条の身体を抱きしめて深くキスをする。東条の嬌声を飲み込むように天海は口付けた

天海「ふ…んっ…」パンッパンッ

東条「んんんっ…んぅ…むぅ…!」

そして奥まで肉棒を突き入れる。とろりとした蜜が絡み、襞と擦れる音がより一層強くなった。

天海「ん…」コツッ

東条「んん…んんぅ…!」

天海は最奥まで突き入れてグリグリと押し当てる。たまらず東条は天海の背中に爪を立てた。すると天海は口を離した。

東条「っあ…!」

天海「…ふっ…はっ…」

東条「あっ…あ…~~~~~~~~~~っあっ…やっ…あっんんっ…!」

天海「んっ…!」ビュルルルル

東条「ひっ…あああっ…!」

天海がグリっと押し擦るように硬い肉棒を当てた瞬間東条が甲高く、甘い声を上げた。東条の身体は反り、目から涙が溢れていた。

天海「…ふっ…」

天海は東条を抱きしめて涙を舐めた。安心させるように東条の背中を撫でる

東条「ん…あっ…」

東条は快感がおさまらないのかピクピクも激しく痙攣していた。その勢いで布団が落ちる

王馬「…!」

百田「あ…」

最原「…」

百田達は言い知れぬ背徳感に満ち溢れていた。乱れる2人の姿を見て興奮している。

天海「ん…」

天海は布団が落ちたので引っ張り上げようとした。周りのメンバーは2人の結合部に目がいきそうで逸らした。


↓1 天海達のアクション(王馬達も含めて、天海が他のメンバーに気付いても構いません)

そのときだった。顔を赤くしている百田と最原の目が天海の目と合った

天海「…あ」

百田「…」

最原「…」

天海「…」ゴソッ

東条「…ん…んぅ…どうしたの…?」

東条は全く周りに気づいていなかった。気づく余裕がないようだった。

天海「…」

天海は頬を真っ赤に染めて、酷く気まずそうに黙って布団を被った。

赤松「…ね、魔姫…ちゃん…もしかしなくても天海君達…」

春川「…うん」

茶柱「…」バタバタ

百田「…て、転子…?」

白銀「…」カァァ

最原「つむぎさ…」

王馬「…あはっ」

真宮寺「…クク…」

天海達の行為で部屋は妙な雰囲気になっていた。激しい夫婦の営みを見ればそうなるのも必然だった。

東条「あなた…?」

天海「…」


↓1 天海達のアクション(百田達も含めて)

百田「…転子」ギュッ  

茶柱「…あっ…」

百田は茶柱を抱きしめた。茶柱は驚いて声を上げる。

百田「…」チュッ

茶柱「んっ…!?」

白銀「…しゅ、終一君…」

最原「…つ、むぎ…さん」

白銀と最原は目と目を合わせると最原が押し倒した。

最原「…うっ…」

白銀「…興奮しちゃったね」

春川「楓…寝よ…」

グイッ

赤松「…魔姫…ちゃん…来て…?」

赤松は春川を引っ張り、自分を押し倒させた。

春川「…」

アンジー「…にゃは…」

春川が赤松の額にキスしている間、暗闇に紛れてアンジーが春川に忍び寄る。さながら淫魔であった

東条「…んっ…?」

天海「…気にしないで大丈夫ですよ」

天海は東条の耳を塞いで抱きしめながら言った

東条「……そう言えば…他の人に聞こえていなかったかしら…?」

天海「…大丈夫です」

王馬「…にしし」

真宮寺「これはまた…」

王馬と真宮寺はカップルの面々が当てられて行為をしようとしている姿を見ていた。そして何とか寝付かせようとする天海も見やる

↓1~3 天海達(百田達や王馬達も含めて)のアクション (特殊なもの、例えば思わず先程の行為で天海達の幻覚を見てしまう、などでも酒が入っているので可)

遅かったかすまねぇ
できたら王馬は>>350みたいに天海達が寝静まったあと東条の布団に忍び込んで天海ちゃんが起きちゃうよーと口を塞いで後ろからイタズラして欲しい
東条は目の前で眠る天海を見ながら犯される感じで
失敗したら王馬は自家発電してもらう
真宮寺は...どうしよう

部屋…給湯室とトイレ以外ないんですよね…最白と百茶をどこでさせましょうか?大部屋で一緒にするのもありっちゃありかもしれませんが…

↓1 場所を指定

では最白と百茶についてはまた後日ねっとりプレイしていきたいと思います。今回は見られてると言う背徳感を味わいながらしていこうかと…。4Pについては…ハルマキ激おこで修羅場と化す可能性が高いです。どういう絡みにするかお聞きしたいです。

↓1 どんな絡みにするか (例えば、ゴン太のゴン太を誰に挿れるか、など)

春川「…んっ…」

赤松「…ふっ…」チュッ

酒が回っている春川と赤松はだんだんと感度が上がっていた。

アンジー「…」ゴク

春川と赤松がキスしている間にアンジーは媚薬を口に含んだ。

アンジー「…」ギュウ

春川「んっ!?」

そしてアンジーが後ろから春川を抱きしめた

春川「あんた…っ…!」

赤松「なっ…!?」

アンジー「んむー…」チュウ

春川「んっ…むっ…はっ…!」ゴク

アンジーは春川の口に媚薬を少し流し込んだ。春川は思わず飲み込んでしまった。

赤松「あ、アンジーさ…!」

アンジー「んー!」チュッ

動揺している赤松にもアンジーは同じようにキスをして媚薬を流し込む。妖艶な目でアンジーは笑いながら口を離した

春川「っあ…!?」

赤松「あ…なにこれ…!」

アンジー「にゃははー!」

春川と赤松は媚薬で熱っぽくなる。しばらくすると服も脱ぎ捨てて抱き合い何度も舌を絡めた

春川「ん…んん…」

赤松「あ…魔姫ちゃ…」

その間にアンジーはゴン太に忍び寄って起こした

アンジー「ゴン太ー、ゴン太ー」

ゴン太「…あ…アンジーさん…?」

アンジー「こっちだよー」

寝ぼけているゴン太を春川の方に連れて行った。

春川「…あんた…」

赤松「…」

春川と赤松はアンジーが少し邪魔だったがそれよりも興奮が勝り、春川は赤松の首筋を舐めた

赤松「あっ…!」

ゴン太「…あ…」

ゴン太はその様子を見て劣情を催して勃ってしまった。アンジーはそれを見て微笑みながら春川の胸に触れた

春川「っ…何を…!」

アンジー「魔姫は楓に構ってあげてー?」

赤松「あ、アンジーさ…んんんっ…!」

春川は媚薬に耐えられずアンジーに弄られながらも赤松を愛撫した。

赤松「んっ…はうっ…」

春川「…楓…」

赤松「気持ちいいよ…魔姫ちゃん…」

春川「…」ムニムニ

赤松「ひゃっ…!」

首筋を黒髪がさわさわと刺激し、大きな乳房を春川が揉んだ。感度が跳ね上がっている赤松にはそれだけでも大変な刺激だった

アンジー「…ここかなー?」

アンジーは春川の胸の先端を摘んでいた。だがゴン太の方を向きながら弄っている

春川「…っあ…」

赤松「む…」

赤松は嫉妬心が湧き出して、春川の顔を掴むと胸に埋めさせた

春川「むっ…!?」

アンジー「およー」

赤松「魔姫ちゃんは私だけを見ていて」

春川「んん…」カプッ  

赤松「あっ…!」

春川は応えるように赤松の胸の先端を甘噛みした。そして腹を撫でる。

赤松「くすぐった…」

春川「気持ちいい?」

赤松「…うん」

春川「よかっ…!」

アンジー「ほらほらー、ゴン太。楽しもうー?」

ゴン太「え…あっ…」

アンジーはゴン太に見せつけるように春川の胸を弄った。

春川「っ…楓…」

赤松「あんっ…!」

春川はアンジーを無視するように赤松の秘部をなぞり上げた。快感と媚薬で判断能力が低下していく。そのうちアンジーから与えられる快楽も受け入れるようになった

春川「っ…あっ…」

アンジー「にゃは…」クリッ

春川「ん…」チュプ

赤松「ひうっ…あぅ…!」

春川が中に指をゆっくり挿れていく。綺麗に刈られた茂みをなぞりながらチュプチュプといやらしい音を立てて入っていった。指の先が蜜で濡れていく。

赤松「んっ…魔姫ちゃ…」

春川「…愛してるよ」

赤松「…うん…私も…」

春川「…」ズチュッ  

赤松「あっ…あああっ…やぁ…!」

春川「んっ…」

赤松「魔姫ちゃ…魔姫ちゃん…あっ…!」

春川は指で優しく襞をなぞった。同時に膨らんでぷっくりとした花芽を押し込む。赤松は身体を跳ねさせながら春川にしがみつく。そして自分の秘部と春川の秘部を合わせた

春川「んっ…つぅ…!」

赤松の秘部が直接自分の最も敏感な場所に触れる。お互いの蜜が絡み合い花芽が擦れる。

春川「っあ…ふっ…んっ…!」

アンジー「んー、エッチだねー」

アンジーはいつの間にか春川のもう1つの穴に指を挿れていた。手慣れた手つきで弄り回している。

赤松「…魔姫ちゃん…っ…ひっ…あっあっ…!」

春川「…ん…」

ゴン太「あ…」

ゴン太の肉棒は怒張している。しかしゴン太には手を出すことができない。行き場を失いおろおろと狼狽えていた。


アンジー「…挿れていいよー?」

アンジーはゴン太の下着を取り払って自らの下着も取ると秘部をこじ開けてグチュグチュと音を立てさせた

ゴン太「…あ…アンジー…さん」

アンジー「魔姫のじゃなくてごめんねー?」

春川「…っ…?」

赤松「…こっち」

春川「…あっ…!」

春川が怪訝な顔をしてアンジーを見た瞬間赤松が腰を上げて思い切り振った。

ゴン太「…ごめんなさ…」ズプッ

媚薬と興奮と悦楽に脳を支配されたゴン太は目の前の雌の穴に肉棒を突っ込んだ。アンジーの反応も構わず野性的に打ち付ける。

アンジー「…んっ…んんんっ…!あはぁ…!」

待ち望んだ快楽が訪れてアンジーは狂喜する。しかしゴン太は春川の方を見ていた。それに気づいたアンジーは春川をさらに弄った

春川「くぁ…あっ…!?」

赤松「魔姫ちゃん…?」

アンジー「にゃは…!」

ゴン太「ん…くっ…」パンッパンッ

赤松の上に覆い被さっている春川を抱きしめているアンジーをゴン太が貫いているという他のメンバーからするとおかしな状況だったが媚薬と酒で脳が麻痺していた。ただ頂点まで達したいと、それぞれが思い思いに動く

赤松「あっ…んっ…やっあああ…!」

春川「…ふ…くぅ…」

ゴン太が腰を打ち付ける音に負けないほど赤松と春川の秘部は淫らな音を立てていた。その秘部も秘部はぴったり重なっていて二枚貝のようだった。

赤松「あっ…あっ…!ま、魔姫ちゃん…」

春川「楓…んっ…!」

赤松「…んんっ…もう…イッ…」

アンジー「…んふ…」

春川「…っ…やっ…!」

お互いの壺がヒクヒクと震えだした。赤松も春川も限界が近い。それと見たアンジーは突かれながら自身も限界を感じ、春川を思い切り赤松に押し付けた

赤松「っ…あああっ…やっ…ひっあ……!」

春川「…っ…!っ…あ…!」

アンジー「…みんなで気持ち良くなろう?」

にこやかに笑いながらアンジーは春川の身体を揺さぶった

ゴン太「あっ…!」

赤松「あっ…イッ…!…ひっ…んんんっ…あっ…あっあっ…!」

春川「~~~~~っ!」

花芽同士が押し込まれた瞬間春川と赤松の身体が大きく跳ねた。痺れるような快感が2人に走る。身体が満足して春川は赤松の上に倒れこむようにして赤松を抱きしめた。

アンジー「んんんっ…!」

ゴン太「うあ…っ…!」ビュルルル

春川の痴態を見ていたゴン太はアンジーの奥を貫いた。その強い快感でアンジーの秘部は収縮しゴン太の肉棒を強く締め付ける

ゴン太「あ…」

アンジー「あはっ…出しちゃったねー」

アンジーの中で濃厚な白い粘着質な液を放ったゴン太は訳が分からず呆然としていた

春川「…楓…寝よう」

赤松「…うん!」

疲れた春川たちは抱きしめ合って幸せそうにキスをした後すやすやと眠り始めた。

アンジー「およー、寝ちゃったかー。あ、ゴン太ー!」

ゴン太「あ、アンジーさん…?」

アンジー「…にゃは…アンジーはゴン太のこと…大好きだよー?」

ゴン太「えっ…あ…」

アンジー「おやすみー!」

小声で笑いながらアンジーも床に就いた。ゴン太は自分の布団に戻ると赤くなりながら掛け布団を被って眠った

春川達が行為を始めた頃、最原や百田もお互いのパートナーの布団に潜り込んでいた

百田「…転子?」

茶柱「あ…どうしましたか…?」

茶柱は暗くてあまり見えなかったが真っ赤になっている。

百田「…」

百田はその上に覆い被さる。そしてそのままキスをした。茶柱は驚いて声を上げた

茶柱「ひゃっ…!」

百田「…ん…転子」

茶柱「…あの…さっきので…その…興奮したんですか…?」

百田「…ああ、そうだな…転子、いいか…?」

百田と茶柱はあの2人の行為の音が耳に残り暗闇から微かに見える淫らな光景が目に焼き付いていた。身体が疼いている。

茶柱「…あんまり…声…上げさせないでください」

茶柱は上目遣いでそう言ってきた。

百田「ああ…」


最原「…」

白銀「…終一君?」

最原「…つむぎさ…あっ…!」

白銀「ふふ…大きくなってるよ?…さっきの天海君達で興奮した…?」

最原「…うん…」

白銀「…する?」

最原「いいの…?」

白銀「うん…来て、終一君…?」

白銀ねだるように最原の目を見つめて言った

最原「…」ギュウ

王馬「…あは…」

真宮寺「…」

王馬と真宮寺は欲求が限界を超えていた。既に肉棒から汁が垂れている。



↓1 百田達のシチュエーション
↓2 最原達のシチュエーション
↓3 王馬達のアクション

↓1 再安価 王馬達のアクション
王馬の方はいいんですが、姉さんと会話だけだと何を話せばいいのかよく分からないので…同じ方でも構いません。もう少し具体的なアクションを指定してください。(例:真宮寺が姉さんに誰が友達に欲しいか会話する、など)

>>367で、いいんですかね…?とりあえず採用します。真宮寺は1人になってしまいますが…

↓1 真宮寺のアクション(姉さんに弄ってもらう(つまり自慰)や王馬を縄で縛って遊ぶ、などなんでも)

自慰だけではムラムラ度は少ししか下がらないので注意してください。今少しバタバタしているので更新頻度が下がります

↓1 真宮寺が王馬を縛ることができるかどうか

百田「…転子」

茶柱「ん…うぅ…」

百田は茶柱に軽く口付けした。茶柱は恥ずかしそうに目を逸らしている。

百田「…」チュウ  

百田は布団で茶柱を隠してやりながら首にキスをした。

茶柱「んっ…ん…あ…」

百田「どうした…?」

茶柱「…解斗さんの…大きくなって…」

百田の肉棒が茶柱のふっくらとして張りのある太ももに当たっていた

百田「…すまねえ…」

茶柱「…いいんです…転子も…さっきので…だから…一緒に…」

一緒に気持ち良くなりたい、と小さな鈴虫のような声でそう言った

百田「…ああ…転子」

百田は首筋のキスを続けながら茶柱の下着のホックを外す。そして双丘をゆっくりと揉みしだいた

茶柱「んっ…んんっ…」

百田「ふ…転子…」

茶柱「あっ…ん…」

先端をくりくりと摘むと少しだけ高い声が出る。慌てて茶柱は口を塞いだ。

百田「…恥ずかしいのか?」

茶柱「…他の人に聞かれているかもしれないので…」

百田「…大丈夫だ。みんな寝てるし酒が入ってるからな。ちゃんと聞いてるのは俺だけだ」

百田がそう言うと茶柱は恥ずかしそうに口を塞いでいた手を百田の首に回した


茶柱「…うぅ…」

百田「大丈夫だ…」

百田は茶柱を抱きしめて安心させるように撫でた。

茶柱「…もっと…」

百田「転子…?」

茶柱「…毒を食らわば何とかって言うじゃないですか…最後まで…」

百田「…ああ…」


最原「…つむぎさん」

白銀「んっ…」

最原は白銀の眼鏡を取ると、服も脱がせていった。白銀も最原の服を脱がせていく

最原「ん…」

白銀「…ん…ふっ」

鳥がついばみ合うように軽いキスをし続けた後に最原は白銀の大きな西瓜を鷲掴みにすると揉んだ。たわわな果実が揺れている様は最原の雄を目覚めさせた

最原「…はっ…んっ…」チュウ

白銀「あっ…!」

最原は白銀の胸の先端を噛むと顔を果実に埋めた。

最原「…」ムニムニ

白銀「…もう…エッチなんだから…」

最原は顔面を胸で両側から押そうとすると白銀が手を取って優しく手伝った。

最原「…気持ちいい…」

白銀「そう…?えへへ、嬉しいな…んんっ…!」サワッ

白銀は最原が胸を愛撫しているので最原の肉棒を淫らな手つきでなぞり上げた。玉を捏ねたり、鈴口をくりくりと最原が自分の先端を弄るのと同じように触る

最原「んっあ…つむぎさっん…!」

白銀「可愛い声…」

最原「…っう…」カプ

白銀「ひゃっ…!」  

最原は白銀の乳輪を円を描くように舐め、勃った先端を何度も噛んだ

百田「…っ」

茶柱「し、しろが…」

百田達は白銀の声に思わず反応して2人揃ってそちらを向いてしまう。

最原「…あ」

白銀「あ…ん…」

そして最原達もその視線に気づいた。見られている、それだけで身体が熱くなった

最原「…」

百田「…」

最原と百田はお互い見つめ合っていた。そしてお互いに何が言いたいか悟ったように自分のパートナーの足を広げる。

茶柱「あ…」

百田「…転子、いいか?」

茶柱「…はい…」

百田はそそり立つ肉棒を取り出しながら茶柱に尋ねた。茶柱は首を縦に振った

最原「…もう…いいかな…?」

白銀「来て…終一君」

白銀の胸はすっかり液まみれだった。最原が白銀の秘部に触れてみると同じように液が溢れていた

百田「…く…ふっ…」ズプッ

茶柱「ん…う…」

百田の巨根を茶柱は受け入れた。中にくる刺激に耐えるように茶柱は首にしがみつく。百田は気遣って茶柱の奥まで入れるとしばらく動かずに抱きしめていた。

茶柱「あっ…んっ…」

その間に茶柱の襞は百田の形を覚える。包み込むように襞が肉棒に絡みついた

百田「…動いて…いいか…?」

茶柱「…」コクコク

茶柱がコクリと頷くと百田は大きくゆっくり動き始めた

茶柱「ぁ…んっ…」

じんわりとした快感が茶柱の身体に広がっていく。癖になるような快感だった

百田「気持ちいいか…?」

茶柱「…は…いっ…あっ…!」

百田はそのまま時間をかけて茶柱と達することにした。

百田「…可愛いぜ」

茶柱「あんまり…言わないでください…恥ずかしいです…」

百田「はは…すまねえ、だが本当のことなんでな…ふっ…」

茶柱「…んっ…ひぅ…!」

百田達が始めたのを察した最原は想像しそうなのを抑えて白銀の耳を舐める

白銀「あっ…!」

最原「…いい?」

最原は硬直した竿を白銀の太ももに当てながら囁いた

白銀「…うん…早く来て…?」

最原「…んっ…!」グチュッ

白銀「あっ…!」

最原は一気に白銀を貫いた。白銀に痺れるような快感が走る。白銀の目は快感で蕩けそうになっていた。

最原「…気持ちいいの…?目が可愛い…」

白銀「うん…だから…もっと…2人で気持ちよくなろう…?」

白銀が可愛らしい声で妖艶な笑みを浮かべて言った

最原「…っふ…!」

最原の理性はその笑みで吹っ飛んだ。激しくキスをしながら腰を打ち付ける

白銀「んっ…んんんぅ…!んむっ…!」

最原「ふっ…んっ…は…」パンッパンッ

最原と白銀がつながる音が部屋中に響いていた。しかし2人はもう気にしていなかった。キスを交わしたり痕を付けたりしながら激しい行為をしている

茶柱「あ…あっ…やっあああっ…!」

その声や音を聞いた茶柱はますます赤くなりより強くきゅうと百田を締め付けた

百田「くっ…転子…」パチュッ

締め付けられた百田はたまらず奥までねじ込んだ。こつりと茶柱の最奥に当たる

茶柱「ひっ…うううっ…あっ…」

百田「…ふっ…ふ…」

茶柱「あっ…もう…ひ…あ…!」

百田「…転子、愛してる」

茶柱「て、転子っも…あ…あっ…!」

感度がより一層敏感になった茶柱はふるふると震えだした。それを見た百田は限界の近い自分のモノを茶柱の最も感じる部分にぶつけた。

茶柱「あっ…ん、いっ、あぁ゛ああああぁっっっ!!」

百田「………ッッ…!」ドピュッ

大きく声を上げて絶頂した茶柱の中に百田は全て放った。脱力して茶柱を包み込むように倒れる

茶柱「あっ…あ…ひっ…」

百田「ふ…ふ…う…」

白銀「あっ…」ビクッ  

最原「っ…」

茶柱の嬌声が耳に入り、2人の体が跳ねる。白銀の中で最原の肉棒がさらに膨らんだ

白銀「…終一君…あっ…」

最原「あ…ごめん…」



最原は思わず興奮してしまったことに謝った。困り顔の最原を見て白銀は微笑んだ

白銀「…私も…エッチな声…出させて欲しい…な?」

最原「…」

白銀がそう懇願した瞬間最原は最奥まで突き入れひたすら腰を振った

白銀「あっ…あああっ…!ひうっ…んあっ…!」

最原「ふっ…ふ…つむぎさん…!」

白銀「ダメっ…あ…激し…んんんっ…!ひ…んんっ…イッちゃ…!」

最原「…一緒に…イこう…?」

白銀「う…んっ…あっ…ひっ…ううっ…!」

最原「は…あっ…!」

最原が腰を深く落とし、白銀の胸に強く吸い付くと白銀が最原の背中に爪を立てた

白銀「あっ…あああっ…!終一…君…ひっ…やっ…あっ…んんんっ…!」

最原「つむぎ…さん…!」

聞かれているのも構わず最原達はお互いの名前を呼びあって、同時に達した

最原「…ふ…」

白銀「…終一君…」

白銀は最原に微笑んで指を絡めた。暗闇で指輪が一瞬光った

百田「…終一…」

最原「あ…百田君…」

百田と最原はまた目が合った。

茶柱「…も、もう寝ましょう…」

百田「そうだな…」

最原「僕達も寝ようか…」

白銀「うん…おやすみ、終一君」

百田達も最原達も赤くなりながら眠った

真宮寺「…姉さん」

真宮寺?「是清…我慢しなくていいのよ」

真宮寺「姉さん…」

真宮寺?「ふふ…」

真宮寺は2つの人格と声を使い分け、妙な動きをしながら自慰をしていた

王馬「…何やってるんだろ、まあいいや」

王馬「っ…んっ…」

寝静まった天海達を見て王馬は自分で慰めた後忍び寄った

真宮寺「ん…姉さん…おや…?」

真宮寺は王馬が天海達に近付いていることに気づいた

真宮寺?「あらあら…是清、助けてあげなさい」

真宮寺「うん、そうだネ…」

真宮寺は王馬に近づくと縄を取り出した

王馬「ちょ…!」

~1時間後~

王馬と真宮寺は取っ組み合いになったが体の小さい王馬が真宮寺の背中にしがみついて抵抗した。そのうち疲れてきて真宮寺はおとなしく座った

真宮寺「…」

王馬「はぁ…何なの…」

真宮寺「…いや…いいヨ…姉さんは眠ってしまったようだし…」

王馬「いや…誰だよ…まあいいけど」

↓1 王馬達のアクション

↓1 現在の時刻(王馬達の)を指定 (午前3時以降から)時間によっては他のメンバーが起きます

午前でしょうか、午後でしょうか?午前なら3時以降でもう一度指定してください。

↓1 再安価

王馬「んー…外の街に出かけようかな…」

真宮寺「じゃあ僕もお供させてもらうヨ…クク…」

王馬「別にいいけどさー…ん?」

東条「…んっ…」ゴソッ

真宮寺「おっと…」

王馬と真宮寺は布団に入って寝たふりをした

東条「…もう4時…買い物に行かないと…」

天海「…」ス-ス-

東条「…」チュッ

東条はそのまま天海の額にキスをすると服を着て起き上がった。そして全員を起こさないように配慮しながら外に出て行った

王馬「…」

真宮寺「…」コソコソ

王馬と真宮寺はその後を追って行った

~海底の町~

真宮寺「おや…随分賑やかなんだネ」

男「あったりめえよ!海の朝は早いのが鉄則だぜ!」

男2「ま、カミさんは寝てるがな!」

王馬「んー…、あ、いたいた」

東条「…困ったわね…お肉がマトンしかないなんて…」

店主「潮汁とかはどうだい?ここの名物だけど」

東条「そうね…あっさりしていていいかもしれないわ。和食はそれにしましょうか…そっちの蛤と鯛を…」

店主「まいどあり、いい目利きだね…えーと…2Mだよ」

東条「はいどうぞ…次は洋食の材料を…」

店主「洋食か…あっちに小麦粉やら売っているはずだよ」

東条「ご親切にありがとう」

店主「いやいや、偉いねぇ、若いのに。またどうぞ」

真宮寺「朝食の材料を買っているようだネ」

王馬「…まだ4時なんだけど」

真宮寺「いつもこの時間には起きているのかな?」

王馬「んー…」

↓1 王馬達のアクション

2人はとりあえず尾行を続けることにした。東条は違う店に入って行った。

王馬「塩で錆びてるね」

真宮寺「年季が入っているネ…」

老婆「おんやまぁ…こげな時間によかちごが何の用ざね?」

王馬「ん…?」

真宮寺「んー…ここはないん店じゃしか?」

老婆「ここは食べもん売っちょる店や。こげん時間におつけなんて感心じゃなあ」

真宮寺は老婆としばらく話していた。王馬には訛りがきつすぎて分からなかった。数分して老婆はどこかに行った

真宮寺「じゃあ中に入ろうカ」

王馬「…うん」

~店の中~

東条「小麦粉と卵をいただけるかしら。バターも」

店主「さっと待ってなぁ…少し高えんだども我慢してくんろ」

王馬「何でこんな訛ってるの?」

真宮寺「まだ優しい方だヨ」

王馬「…」

~10分後~

東条「朝食はこれでいいわね…お米はたしか部屋にあったし…」

買い物を終えた東条が店から出た

王馬「…」

真宮寺「そういえば、付いてきたのはいいけど…この後どうするんだい?」

王馬「てか何で付いてきたの?」

真宮寺「そうだネ…まァ気まぐれだと思ってくれていいヨ」

王馬「…」

↓1 王馬達のアクション

↓1 48以上で妹(天)に出会う



天海シスターズ(あくまでこのスレでの)

天海霞 17 実妹
天海似のゆるふわロング髪。巨乳
あらあらうふふおっとり系

天海水仙 17 実妹
茶髪ロングヘアー 反抗期真っ最中
貧乳

天海 茉莉17 義妹
白髪ショートで敬語口調の優しいお姉さんな妹。皆のブレーキ役にしてよき理解者。東条ほどうまくはないが、料理は得意。

天海菫 16 義妹
黒髪ポニーテール
長身細身の気怠げ系

天海牡丹 15 実妹 ギャル風で派手、アクセサリーをたくさん付けている。ツンデレ気味だけどお兄ちゃん大好き

天海鈴蘭 14 義妹
髪型はショート パンツスタイルで活発
幼く甘えん坊

天海柊子 14 実妹
無口で家族以外の人にあまり心を開かないが一度心を許すと結構甘える。
黒髪おかっぱでロリっ子

天海紫苑 13 義妹
肩までの茶髪に大きなリボン
元気なぶりっ子

天海沙月 13 義妹 紫苑と双子
ベリーショートで褐色でやんちゃ。ショタに見える。

天海椿 12 実妹
黒髪ストレート、眼鏡で大人びてる

天海菖蒲 6 義妹
青紫髪の臆病だけど末っ子気質な寂しがりや。人見知りだが、打ち解けるとスキンシップしてくれる。

天海向日葵 5 実妹
元気一杯お兄ちゃん、お姉ちゃん大好きなロリ


↓1 どの妹がいたか指定

王馬「ま、追いかけようっと」

真宮寺「…クク」

~道中~

王馬「お?」

真宮寺「おや…あれは…」

王馬達は東条が誰かと話しているのを見て隠れた。そしてこっそりと聞き耳を立てる

東条「あなたは…確か…天海君の4番目の妹さんの…」

菫「菫…よく覚えてくれてましたね…ま…それはそれとして…」

東条「…こんな早い時間に…」

菫「あの迷子お兄ちゃんがここにいるって聞いて…それで…少しめんどくさかったけど…会いたかったし…」

東条「何かあったの…?」

菫「私たち戦争に巻き込まれかけてここに逃げてきて…お兄ちゃんに一回戻って来て欲しくて…あれ…何か見た目が…もしかして噂に聞いてはいたけど…アンドロイドになったって…」

東条「…ええ、そうなの…」

菫「そっか…私は別に…頼りになりそうな義姉さんだからいいけど…鈴蘭に会ったら気をつけてね…説明はしておくけど…うん…」

東条「…天海君に話しておくわね」

菫「…お願いします…では」

気怠げな天海の妹は少し真剣な声で話した後帰って行った

東条「…」

東条はそのまま他のメンバーがいる場所に戻って行った

王馬「…へえ」

真宮寺「あれが天海君の…」

真宮寺は楽しそうに笑っていた。王馬も笑って座敷のある場所に戻った

~給湯室 5時~

東条「…」

真宮寺「朝食の準備中かナ…?」

王馬「妹ちゃん…ねえ」

↓1 王馬達のアクション

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王馬「…手伝おっかな…」

真宮寺「…潮汁…一度作ったことがあるんだよネ」

王馬達は手伝うことにした。

東条「…あら?もう起きたの…?」

王馬「うん!何してるの?」

東条「朝食の支度を…」

真宮寺「材料を見るに…潮汁でも作るのかな…?」

東条「あら…知っているのね」

真宮寺「良かったら手伝わせてもらえないかな…?作ったことがあるんだヨ」

東条「…そうね、真宮寺君なら…」

王馬「俺も俺も!」

東条「…王馬君も…?」

王馬「きのこ洗うとかでいいからさ!」

東条「…仕方ないわね…ならお願いするわ」

王馬「よーし、張り切って作るぞー!」

真宮寺「君が張り切ると少し心配だけどネ…」

それから米を炊いたり、潮汁を作ったり、ムニエルやオムレツを作ったりとたくさんの作業を並行して進めた。王馬と真宮寺は東条がいつもこれだけの作業をあんなに短時間でしていることに内心尊敬の念を少し抱いていた

王馬「あ、東条ちゃん。そういえばさー」

東条「どうしたの?」

王馬はさりげなく東条に尋ねた

王馬「もし天海ちゃんの妹が別れて欲しいって言ったら東条ちゃんはどうするの?」

東条のボウルを洗う手が一瞬止まった。だがすぐに動き出す

東条「…どうしてそんなことを?」

王馬「ううん、どうすんのかなーって思っただけ」

東条「…王馬君は、無人島に行く前の天海君を覚えている?」

王馬「まあ何となく」

東条「…彼が妹さんの話をしたことはあったかしら?」

王馬「ないよ、その話になると絶対人を突き放すような笑顔でそれ以上踏み込むなって感じではぐらかしてたし」

東条「…よく覚えているのね。ええ、確かにそうだった…」

王馬「それがどうかしたの?」

東条「…もし…妹さんがそう言ってきたのなら…きっぱり別れるわ」

王馬「何で?」

真宮寺「…」

真宮寺はずっと2人を観察していた。

東条「…やっぱり、彼が1番大事にしているのは妹さんだから…彼の才能の根源も…元は妹さんだもの…こんな言い方はしたくないけれど…結婚は何度かできる…でも彼にとっての妹さんは彼女達だけよ。私よりきっと大切にしているはずだわ。…もちろんこの子のこともあるし…別れて欲しくなんかないけれど」

王馬「…へえ」

東条「彼が心を許してくれるようになってから話してくれるのはいつも妹さんのことばかりだったもの」

真宮寺「…それは同感だネ」

東条「…それよりなぜこんな話を?」

↓1 王馬達のアクション

王馬「別に?まあもし別れてもオレがいつでも東条ちゃんを貰ってあげるからね!ってこと。あ、嘘じゃないからね?」

王馬は揶揄うような口調で東条に言った

東条「…からかわないで頂戴」

真宮寺「…」

王馬「にしし!まあ…」

王馬は笑っていたが急に声が低くなり、こう呟いた

王馬「…オレは本気だからね」

東条「…」ビクッ

東条はまた一瞬手が止まったが、料理の仕上げをそのまま続けた

王馬「お、そろそろ出来るね!じゃあ起こしてこようかなー?」

東条「…部屋の片付けがまだだから…」

王馬「じゃあ皿とか用意しようかなーっと」

王馬は上機嫌に食器を準備し始めた

真宮寺「…東条さん」

東条「どうしたの?」

真宮寺「…君達夫婦はもっと話をする時間が必要かもネ」

真宮寺は手を頬に当てながら忠告をした

東条「…そうね…」

~座敷部屋 7時前~

天海「…ん…」

天海は目を覚ました。

天海「…あれ…」

隣に東条がいないことに気付いた。服を着て見回してみてもどこにもいない

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海「…今度から早起きしないと…とりあえずみんなを起こしますか」

外の方から匂いがするので朝食を作っているのだろうと思い、天海は寝ているメンバーを起こすために明かりをつけた

カチッ

天海「みんな、そろそろ起きてください」

白銀「…うーん…もう朝かな…?」

最原「…もう朝か…」

百田「ん…何かいい匂いがするな…」

茶柱「ご飯…でしょうか…」

赤松「あ…この匂い…オムレツだ」

春川「…きのこの匂い…」

星「…いつもよく働いてるな…」

夢野「まるでママみたいじゃ…」

入間「つーかもう子持ちだけどな!」

キーボ「あ…これは…僕の大好物の…」

アンジー「にゃははー!おはよー!」

ゴン太「お母さん…?」

天海「あ、みんな起きたっすね。じゃあ布団片付けて机準備しましょうか」

まだ寝惚け眼のメンバーは入間以外は天海の言うことに素直に従って準備していた。

~30分後~

天海「ふう…こんなもんすかね…」

布団を端にやって机を並べて終わると他のメンバーはまだ眠いのか座布団の上に横になったり水をガブガブ飲んだりしていた

天海「…そう言えば…あの男と真宮寺君は…」

百田「そういや東条たちどこにいるんだ…?」

星「給湯室で朝食を作っているんじゃないか」

天海「…給湯室…」

↓1 天海のアクション

天海は外に出ると給湯室に向かった

ガラッ

天海「…!」

真宮寺「あれ、天海君。おはよう」

天海「ああ…おはようございます」

真宮寺「そういえばみんなを起こして、机の準備をしないといけないんだけど…」

天海「あ、大丈夫っすよ、準備終わってるっす。みんな眠そうっすけど」

真宮寺「あァ、そうなんだ。じゃあもう運んでもいいのかな?」

天海「いいと思うっすけど…あ、東条さんは…」

真宮寺「中にいるヨ…東条さん、もう大丈夫みたいだヨ」

東条「分かったわ、すぐ運ぶわね」

王馬「うわ、これ重っ!」

東条「…真宮寺君、手伝ってあげてもらえるかしら?」

天海「…斬美さん」

東条「あら…あなた…」

天海「手伝いますよ」

東条「…ありがとう」

王馬と真宮寺は先に和食の方を持って行っていたので天海達は洋食の方を持って行った

~20分後 座敷部屋~

白銀「わあ…このオムレツ…美味しそうだね」

最原「…あれ、これ…中身が…」

春川「…こっちはきのことベーコンで…」

赤松「わあ、こっちはひき肉とほうれん草だ」

星「…焼き魚と味噌汁の魚は骨が全部とってあるぜ…」

夢野「…んあー…うまいのう…」

百田「…朝から大変だな…」

茶柱「…いつもありがとうございます!」

王馬「いやー、流石ママだねー!」

真宮寺「うん、側で見ていたけれどいつもながら美味しいネ」

キーボ「この油も凄く美味しいですよ!」

入間「…美味いのか…?」

アンジー「んー!朝からたくさん食べれられるねー!」

ゴン太「お代わりもらえるかな?」

東条「ああ…獄原君は大きなお茶碗じゃないと足りなかったわね、はい、どうぞ」

ゴン太「ありがとう!」

天海「…美味しいです」

東条「良かったわ…ああ、あなた…そう言えば…妹さんの…菫さんが…」

天海「菫が?どうしたんすか?」

東条は天海に菫が話していたことを全て話した。

天海「…逃げて来ている…この国にっすか?場所とかは…」

東条「エビシオならすぐに探せるけど…1度来て欲しい、と…」

天海「…」

↓1 天海のアクション

現在のムラムラ度 嫉妬度 残金(M)
E天海 95 嫉妬度100(+30)7193
A百田 60 970
A星 75 895
Aゴン太 60 1000
A王馬 85 904
A最原 60 380
A夢野 75 1000
A入間 70 740
A春川 60 683
Dアンジー60 1000
A茶柱 60 1000
Aキーボ 65 1000
A赤松 60 1000
B東条 60 嫉妬度30 1190
A白銀 60 970
A真宮寺 85 820

(アルファベットは生活満足度、最高A~Jまで、Gから下は病気)

天海「…ご飯を食べたら、エビシオに探してもらって…一緒に行ってもらえますか?」

東条「ええ、もちろん構わないわ」

~15分後~

百田「ん、蘭太郎?どこかに行くのか?」

天海「あ、はい…ちょっと用があって…」

東条「片付けは申し訳ないのだけど…食べ終わったら各自でしてもらえるかしら…?」

最原「うん、分かったよ」

百田「気をつけろよ!」

天海「はい、行って来ますね」

~海底の町~

東条「エビシオ、捜索をお願い」

エビシオ『了解、天海蘭太郎ノ妹達ノ居場所ヲ検索中』

しばらくしてエビシオが話し始める

エビシオ『コノ近クノ大キナ屋敷ニ居ル模様』

東条「案内して」

エビシオ『了解』

天海「…凄いっすね…」

東条「行きましょう」

~46分後 屋敷の前~

東条「…大きいわね」

天海「…もしかしたら俺の父親が…」

天海はインターホンを押した

ピンポ-ン ガチャ

霞「あら、兄さん…それに義姉さんも…」

天海「他の妹達はいるっすか?」

霞「もちろんいるわ…さ、入って」

東条「…お邪魔するわね」

霞「ええ、どうぞ」

1番上の妹、霞が天海達を出迎えて案内した

~応接間~

天海「…また随分豪華っすね…」

茉利「お父様の計らいなんですよ」

霞「貿易が上手くいっているみたいなの」

他の妹達もそこにいたが、険しい表情をしている妹もいた

牡丹「…あのさ、兄ちゃんに大事な話があるんだけど」

鈴蘭「…」

天海「どうしたんすか、そんな険しい表情をして…」

東条「…私のことよね」

柊子「…うん。」

紫苑「本当だったんだ…アンドロイドになったって…」

沙月「…お兄ちゃん、単刀直入に言うけどさ…結婚したばかりで悪いんだけど…別れることはできないの?」

天海「…は…?」

霞「ちょっと…ダメよ…そんな…」

鈴蘭「お姉ちゃんは黙ってて、…知ってるよ危ないことしてるって」

向日葵「お兄ちゃん!遊んでー!」

菖蒲「…あっち行くよ、向日葵」

天海「それは…」

牡丹「その人じゃないとダメな訳?正直別れて欲しいって気持ちはあるんだけど」

椿「…でももう赤ちゃんいるんでしょ?」

菫「今更別れる必要ないと思うけど…」

水仙「…ふん」

柊子「…でも流石に…危ないことしてたらお兄ちゃんまで…」

鈴蘭「…私達姉妹も危なくなるかもしれないんだよ?それに…父さんだって知ったら…絶対反対しそうだもん」

天海「…俺は…!」

天海は何とか妹達に言い返そうと口を開けた。すると東条に止められる

東条「…分かったわ。あなたたちの言うことはもっともよ…大事なお兄さんをこんな人間といつまでも夫婦にさせていたくないわよね…」

霞「まあ…そんなことは…」

柊子「…それは…」

天海「…斬美さん?」

東条「…あなた、妹さん達を安心させてあげましょう…?」

茉利「…お義姉さん…」

霞「そんな…」

天海「…」

↓1 天海のアクション

椿「…」

寂しそうな顔をしている東条を見て天海は妹達に言った

天海「別れる気はありません。斬美さんは俺の妻で、家族です。誰に反対されようと離れる心算も手放す心算もありません。斬美さんじゃなければ駄目なんです。」

沙月「…お兄ちゃん…」

菫「…家族…」

天海「彼女が頑張ってくれているのは俺達を護る為でしょう」

茉利「…その通りよ…」

鈴蘭「それは…」

天海「俺は彼女に限らず、妹の誰がアンドロイドになっても狐になっても其れ以外になっても縁を切る心算はありません。それが家族だからです。君たちは違うんですか?」

天海は妹達に諭すように言った

牡丹「…あたしは…」

柊子「…」

菫「…兄さんは兄さんの考えでこの人を選んだ訳だし…義姉さんもいい人じゃん」

紫苑「…そうだけど…」

茉利「私たちがどうこう言うことじゃないでしょう…?それに、みんなで祝福してあげようって決めたはずです」

霞「ね、兄さんも義姉さんも私たちの家族よ。別れて欲しいなんてあんまりじゃない…」

水仙「…誰をお嫁さんにするとか私たちが決めることじゃないじゃん」

賛成派の妹にも諭されて反対派の妹は気まずそうに黙っていた。

東条「…蘭太郎君…」

天海「…ゆっくりでいいから…どうか受け入れてください」

柊子「…分かったよ…お兄ちゃんがそこまで言うなら…」

霞「さあ、この話はこの辺にして…」

天海「…俺たちは一旦離れます。また来るんで…」

茉利「ええ…分かりました」

天海は東条を連れて応接間から出た

~リビング~

妹達は応接間で話し合っているようだった

天海「…どうして妹達のために別れようなんて言ったんですか」

東条「…あなたと妹さん達の仲が私のせいで拗れてしまったら…と思って…あなたと妹さん達はお互いを1番大事にし合っているのだもの…傷つけたくなくて…」

東条が小さな声で答えると1番下の妹が寄って来た

向日葵「おにいちゃん!おねえちゃん!遊んでー!」

天海「…向日葵…」

↓1 天海のアクション

東条「…ふふ…」

天海「…何して遊びたいんすか?」

向日葵「えっとね、向日葵…あやとりしたい!お外に出たらダメっておねえちゃんに言われたから!」

東条「…あやとり…」

向日葵「おねえちゃんはあやとりできる?」

東条「ええ…できるわ」

向日葵「じゃあ向日葵とやってー!」

天海「じゃあ紐を…」

毛糸玉から赤い糸を取ると小さな妹に渡した

向日葵「わーい!おにいちゃん大好きー!」

天海「お兄ちゃんも向日葵のこと大好きっすよ」

向日葵「えへへ…じゃあおねえちゃんこれであやとりしようー!」

東条「いいわよ…あやとりしましょうか」

天海はしばらく2人があやとりをしているところを微笑んで見ていた。

~20分後~

向日葵「楽しかったー!おねえちゃんありがとー!」

東条「楽しんでもらえたなら良かったわ」

向日葵「うん!おにいちゃんだっこして!」

天海「はい…あ、前より大きくなりましたね」

向日葵「おにいちゃんがニンジンを食べないとダメだよって言ったからちゃんと食べたんだよ!」

天海「えらいっすね、ふふ…」ナデナデ

向日葵「…おにいちゃん…おにいちゃんはいつお家に帰ってくるの…?」

天海「…向日葵?」

向日葵「おにいちゃんが帰ってくるの…向日葵ずっとまってるの…はやくおにいちゃんとごはん食べたいの」

天海「…」ギュウ

天海は伊達に妹を探し求めて世界中を歩き回った男ではない。5歳の妹からおねだりされたら心が動かされるのも当たり前だった。特にこの1番下の妹は最初に天海が船旅するきっかけになった妹だった。

東条「…大丈夫よ、あなたのおにいちゃんは優しいおにいちゃんだもの…」

向日葵「うん!おにいちゃんはとっても優しいの!だからきっと…戻ってきてくれる…」

↓1 天海のアクション

天海「…お兄ちゃんはまだやることがあるからもう少し待っていてくださいっす、向日葵達が困った時はいつでもすぐに帰ってくるから…」

向日葵「…本当に…?すぐに帰ってきてくれる…?」

東条「…あなた…」

天海「…必ず帰ってくるっす」ナデナデ 

天海は妹の頭を撫でてやった。

向日葵「向日葵…待ってるから…絶対帰ってきて…」

天海「…」ナデナデ  

天海はしばらく妹の頭を撫でて、抱きしめていた

東条「…」

天海「…さ、向日葵…お兄ちゃんはまだ用事があるんです…お姉ちゃん達のところに…」

向日葵「うん!絶対だからね!」

末妹はにこにこと純粋な目で笑いながら他の妹達の場所に走って行った

天海「…一旦他の人がいる場所に戻りましょうか?」

東条「…ええ…」

~給湯室~

東条「私は皿洗いをするから…あなたは部屋に戻っていて休んでいたら…?」

天海「…斬美さん?」

東条の様子が少しおかしかったので天海は東条の手を握った

東条「…戻らなくて良かったの…?」

天海「…気にしているんですか」

東条「…」

~給湯室の前~


↓1 天海のアクション
↓2誰が聴いていたか指定、その人のアクションも指定

不安そうな顔をしている東条を抱きしめて天海は言った

天海「さっき言った通り、俺は君と別れるつもりも君を手放すつもりもありません。妹も大事ですが俺の妻は君だけで、君を誰よりも愛してるからです。」

東条「…」

天海「…不安なことがあったら言ってください」

東条「…あなた…」

天海は東条を安心させるように強く抱きしめていた。

東条「…今の私が…妹さん達としっかりとやっていけるのか不安で…」

天海「…妹達と…ですか?」

東条「…あなたの大事にしている妹さん達から別れろと言われたら…あなたのことは愛しているけれど…別れたくないと言えないの…以前よりずっと心が弱くなったような気がして…」

天海「…斬美さん」

東条「…ごめんなさい…不甲斐なくて…」

天海「…」ギュウ

マタニティブルーの影響なのか随分自信が無くなっていた。それに些細な言葉にも傷つきやすくもなっているようだった。天海はより強く抱きしめて背中を優しく撫でた

~給湯室の外~

王馬「…ふーん…やっぱり言われたんだ」

王馬は聞き耳を立てていた。そのまま盗聴を続けることにした

~給湯室の中~

東条「…部屋に戻りましょう、みんな待っているんじゃないかしら」

いつの間にかお茶と菓子を用意しながら東条は言った

天海「…」

↓1 天海のアクション
↓2 王馬のアクション

申し訳ありませんが天海のアクションです

↓1 再安価 天海のアクション
↓2 王馬のアクション

天海「…一息ついたら今日は二人でのんびり過ごしませんか?」

東条「…ええ…」

少し安心したような声で東条は答えた

天海「じゃあみんなのところに戻りましょうか」

ガラッ

天海「…!」

東条「あ…」

王馬「にしし!おはよう、朝からお熱いねー?」

天海「…行きましょう」

天海は東条の手を引いた

王馬「あ、大丈夫だよ。用があるのは天海ちゃんの方だから」

王馬は邪魔をするように入り口に立っていた

天海「…先に戻っていてください」

東条「え、ええ…あなた」

東条は困惑した様子で座敷部屋の方に歩いて行った

天海「…で、なんなんすか?」

王馬「そんな怖い顔しないでよー?」

王馬はヘラヘラと笑って言ったが天海に詰め寄って煽った

王馬「東条ちゃんだいぶ弱ってるねー、これは絶好のチャンスかな?」

天海「っ…」

↓1 天海のアクション

↓1 王馬の返事(何が目的か、という質問に対する)

王馬「にしし!そんなの天海ちゃんと東条ちゃんの応援に決まってるじゃん!」

天海「…」

王馬「ほら…よく言うでしょ?険しい壁を乗り越えれば愛が深まるとかさ……オレがその障害になって天海ちゃん達の愛を深めようとしてたんだよ………まぁ嘘だけどね!」

天海「嘘はいいです、さっさと答えてください」

王馬「怖いなーもう!」

王馬は天海をイライラさせるように笑った

王馬「オレのが東条ちゃんに寄り添える、今まで何度も道を間違えそうになっている天海ちゃんよりもね」

そして宣戦布告するように挑発した

天海「…道を間違えているのはどっちっすかね」

すると天海の方も怒りながら挑発するように睨み付けた

天海「いつまでも君の相手はしてられないんで」

天海は王馬をどかすとそのまま座敷部屋に向かった

王馬「…いい目じゃん」

王馬は面白そうに笑うと天海の後に続いた

~座敷部屋~

百田「お、蘭太郎!待ってたんだぞ!」

天海「あれ、みんなここにいたんすか」

赤松「せっかくみんな揃ってるから無人島の時みたいに何するのか決めようかなって…」

天海「ああ…なるほど」

最原「…ありがとう東条さん…」

東条「二日酔い…してるみたいね」

白銀「昨日地味にはしゃぎ過ぎちゃったみたい…」

入間「あったま痛ぇ…」

真宮寺「生姜湯…美味しいヨ」

百田「じゃあ早速何するか決めるか!」


↓1 この後全体で何をするか(別行動も可)

百田、天海、東条(百田が結婚指輪について相談)
ゴン太、赤松、春川、真宮寺、(街中へ買い物に)
王馬、アンジー、入間(アンジーと王馬の怪しげな作戦に巻き込まれる入間)
星、夢野(一日デート)
茶柱、白銀、最原、キーボ(夢野たちの尾行)

こんなんでどうでっしゃろ

天海「…俺らは部屋にいます。この部屋まだ借りられますか?」

東条「借りられると思うわ。話をしておくわね」

百田「あ…じゃあ蘭太郎、その…相談があるんだが…」

天海「はい、構いませんが…」

百田「ありがとな、転子、すまねえが少し外に…」

茶柱「あ、はい!いいですよ!」

夢野「…んあー、星よ。1人じゃ怖いからウチと外に出歩いてくれんか」

星「…ああ、構わねえよ」

赤松「春川さん、一緒にショッピングしようよ!」

春川「…うん」

ゴン太「あ、…ゴン太も行きたいな」

真宮寺「あァ、よかったら僕も行かせてもらいたいな。」

赤松「うん、いいよ!」

白銀「…ねえねえ、終一君…」

最原「え…?…夢野さんたちの尾行…?」

白銀「うん!あの2人が気になるからさ…」

茶柱「…転子も付き合います!」

最原「…そうだね、後からついて行ってみようか」

アンジー「ねえねえ、小吉ー。一緒にお話ししようー?」

王馬「うんうんいいよー、入間ちゃんも一緒にしたいってー!」

入間「はぁ!?」

アンジー「おー、美兎もかー?いいよー!あ、キーボはこっちきたらダメだよー」

キーボ「…そ、そうですか…」

白銀「…キーボ君、私たちと出かける?」

キーボ「あ、いいんですか…?」

茶柱「除け者にするのは可哀想ですし…」

最原「(除け者というか…除けロボ…)」

百田「じゃあとりあえず各自で行動するか!」

百田達以外はそれぞれ準備すると座敷を出て行った

天海「それで、相談って何ですか?」

百田「ああ…それはな…」


↓1 百田が天海に相談したいことの内容(指輪について具体的なもの)

百田「…転子にプロポーズするために指輪を贈りたいんだけどよ…どんな指輪にしたら喜んでくれるかって思ってよ…」

天海「…なるほど、いよいよプロポーズっすか」

百田「ああ…だがよ、そもそも女にアクセサリーを贈るのは初めてでどうしたらいいかわからねぇ…転子はああいう性格だから好みを聞こうにも照れちまう。先輩夫婦として教えてくれねぇか?」

天海「もちろん構わないっすよ。2人には何度か相談に乗ってもらっていましたし」

東条「…おめでとう」

百田「お、おう…何だか照れるな…」

天海「えっと…どんな指輪がいいかっすか…エンゲージリングならソリティアが人気ですね」

百田「…ソリティア…?」

東条「…リングの真ん中にダイヤモンドを配したデザインの指輪の事よ。茶柱さんはあなたから貰えたら何でも喜んでくれるとは思うけれど…そうね、彼女は意外と乙女心を持っているから…」

百田「ああ、転子は結構可愛らしいんだよな…」

天海「だったら人気なもの…所謂女性の憧れって感じのデザインにしてあげればいいんじゃないんすか?」

百田「女の憧れ…か、いいかもな!例えばどういう奴がいいんだ?」

東条「…先ほど言ったソリティアがやはり1番オーソドックスね。」

百田「なるほどな…そういえば東条はその指輪なのか?」

東条「…いいえ…私は彼が見つけてくれた石を付けているわ。エメラルドよ。私の誕生石ね」

百田「…誕生石…」

天海「オリジナリティという面では誕生石を選ぶのもありっすね。まあダイヤモンドよりは扱いに気をつけないといけないっすけど…最近はこっちも人気になってきているらしいっすね。」

百田「そんなに一杯あるんだな…」

指輪のデザインや材料のことについては百田は専門外だった。やはりこういう知識は天海達に聞いてよかったと百田は思った

百田「…さてとどういうデザインがいいか…」

百田は考え込んで顔を下に向けた

天海「それにしても…おめでたいっすね…」

東条「…ええ…そうね」

天海「いよいよ百田君達も結婚…ということは最原君達もそろそろっすか…ね…」

↓1 指輪のデザイン(材料まで具体的に)を指定

婚約指輪...になるのかな?
婚約指輪は宇宙に轟く百田らしく、ゴージャスにダイヤモンドのフォーマルハウト。リングはシルバーで。
結婚指輪の場合はハートのミルグレインが永遠の愛を表すシルバーリングのディオーネ。こちらもダイヤモンド製。
天海と東条って婚約指輪しか持ってなくない?結婚指輪も渡して欲しい。

百田「…そういえばよ、なんか…センターのダイヤモンドの周りに小さいダイヤモンドをぐるって囲んでる…」

東条「…フォーマルハウト…?」

天海「ゴージャスで百田君らしくて良いんじゃないんすか?魚座は茶柱さんの星座っすよね」

百田「フォーマルハウトって言うのか!それに魚座…いいな、それにしようか」

東条「…地金は…」

百田「シルバーとかどうだ?」

天海「お手入れが大変かもしれないっすけど…それもいいかもしれないっすね」

百田「うし…それにするぜ!結婚指輪とかも考えておかねーとな!」

天海「…結婚指輪っすか…」

天海は東条にも結婚指輪を渡そうと考えて東条の顔を見た

東条「…」

天海「…!」

百田「お、おい…!どうしたんだ…?」

東条の目から涙が少しずつ流れていた

東条「…ああ、何でもないのよ…他に相談はないのかしら…?」

百田「そ、相談か…」

↓1 百田達のアクション
(指輪は>>487を採用します)

↓1 ↑1 の百田のアクション後の、天海達のアクション

百田「…とりあえずこれで充分だぜ。次はお前らの番だな!助手の悩みを解決するのはボスの役目だ、遠慮なく言ってくれ。俺や転子は蘭太郎と東条に幸せになって貰いたいんだ。何でも協力するぜ。 」

東条「…ありがとう」

天海「…」

天海は不安定気味な東条の肩を抱くと百田に会釈して言った

天海「ありがとうございます、その気持ちだけで嬉しいです。でも今は茶柱さんを幸せにすることを考えて欲しいっす。」

百田「…そうか、ありがとな」

天海「…それから、百田君達は子供の予定はあるんですか?」

百田「…子供…」

東条「…」

天海「…大丈夫ですか…?」

だんだんと涙が増えていっているので天海は心配して東条を抱き寄せた。

百田「…俺は…」

天海「子供を作るってやっぱりそれなりの覚悟がいると思うんで…聞いておきたいっすね」


↓1 百田のアクション
↓2 天海のアクション

百田「あいつと結婚するって時点で、もう覚悟はとっくに出来てる。」

天海「…そうっすよね」

百田「子供については、転子とちゃんと相談して考えるつもりだ。お前らが子供出来たって報告した時、スゲー幸せそうだったから、俺は欲しいと思ってるけどな。」

百田は豪快に笑いながら言った。

天海「…俺は…時おり百田くんの事が羨ましく思う時があります」

百田「…俺の事がか…?」

天海「思いきりの良さというか、自分の判断にいつも自信があるところがとても羨ましいっす」

百田「自信か…」

天海「俺も君みたいに強くなりたいです、斬美さんや生まれてくる子の為にも…!」

天海は決意を固めるように強い口調で言った

百田「…蘭太郎は弱いわけじゃないとは思うぜ。まあ時々暴走することはあるけどよ…それだって王馬の奴が…」

東条「…!」

大きく息を呑んだ東条に気付かず百田は話し続けた

百田「終一や蘭太郎のことを羨ましいって思うことはあるぜ。俺は女のことあんまり知らねえからな…」

天海「いや女性のことをたくさん知ってるわけじゃないっすよ…」

東条「…お茶を淹れてくるわ…あなた達は話していて…」

天海「あ…いいっすよ…俺が…」

東条「いいの…動きたいから…」

立ち上がろうとした天海を座らせると東条は座敷から出て行った

天海「斬美さん…」

百田「…あいつ…」

~広場~

アンジー「それでー、小吉ー、何を話すのー?」

入間「何でオレ様まで…」

王馬「んー、どうしよっかなー」

アンジー「にゃはははー!」

アンジーと王馬は何やら怪しげな作戦を立てようとしていた

↓1 作戦の内容を指定

~20分後~

王馬「じゃあ…協力関係を結ぶってことで」

アンジー「んー!いいよー!」

入間「な、何なんだよぉ…」

王馬「入間ちゃんは媚薬と電子ドラッグの効果を高くしてね!」

アンジー「アンジーは斬美に仕込んでー…」

王馬「オレはゴン太達に仕込めばいいんだよね!」

互いの本命を手に入れる為にバレないように別の相手に仕込むことにした

入間「な、何でオレ様が…」

アンジー「協力してくれないとー、バチがあたるよー?」

王馬「もう入間ちゃんは聞いちゃったわけだしねー?タダでは返せないよー」

入間「ひぃ…!?わ、分かったから…じゃあ…オレ様の言うこと…1つだけ聞けよ…」

アンジー「仕方ないねー?何かなー」

王馬「1つだけならいいよ?」

入間「で、電子ドラッグは…金がねえからえ、エロエロになる効果で勘弁しろよ…」

王馬「んー、まあいいよ!」

アンジー「じゃあじゃあ…よろしくねー?小吉ー!」

王馬「こっちこそ、よろしく頼むよー!」

~海底町~

真宮寺「海の町と言うだけはあるネ。深海魚の刺身や真珠のアクセサリーが多いヨ」

春川「…何買う?」

赤松「うーん…どうしよっか」

ゴン太「…春川さん…」


↓1 50以下でイベント(暴徒の内通者からの攻撃)が発生

ドンガッシャ-ン

春川「…!」

赤松「な、何の音…?」

真宮寺「…これは…」

ゴン太「あ、あっちの方から…」

春川達の近くから大きな音がする。まるで大砲で建物を壊したような音だった。銃声も聞こえる

男「…ああ…いた…」

男が現れて春川達の方を見つめると剣を構えた。

男「4人もいるとはな…これは幸運だ」

春川「…っ…逃げるよ」

赤松「あ…あ…」

真宮寺「…早く逃げよう」

ゴン太「うん…!」

春川達は何も持っていない。すぐにその場から逃げた

男「…待て!」

春川「っ…」

春川の暗殺者としての血が騒いだ。だが赤松がいるので躊躇われた

春川「…銃を持ってる、物陰に隠れて!」

赤松「じゅ、銃…!」

真宮寺「…何故あんなに…」

ゴン太「か、隠れないと!」

3人は急いで路地裏に隠れる。すると男が銃を撃ってきた。春川は弾を避けると立ち塞がる。逃げ場所がほとんどなかった

パ-ン

赤松「魔姫ちゃん!」

真宮寺「…守ろうとしてくれているのかな…無愛想な女性だとは思っていたけど…彼女を見直す必要があるかもネ…」

ゴン太「は、春川さん!」

春川「…っ…」

エビシオ『…』

春川「…あんたは…」

エビシオが春川の前にバリアを張っていた。

男「…何だあれは…」

パ-ン


↓1 春川の怪我 (バリア+春川補正で60以下なら無傷、80以下なら軽傷、90以上なら重傷)
↓2 春川達のアクション

春川「…これは…」

バリアが弾を全く通さなかった

男「な、なんだあれは…」

エビシオ『…バリア有効。今ノ内ニ逃走スルコトヲ推奨スル』

春川「…分かったよ」

春川はエビシオに任せると赤松達のもとに走った。

春川「楓、真宮寺、獄原。さっさと逃げるよ」

赤松「あっ…きゃっ…!う、うん」

ゴン太「分かったよ!」

真宮寺「逃げるが勝ち…だネ…」

春川は赤松をお姫様抱っこし、ゴン太は真宮寺を持ち上げると急いでその場から逃げた

ボコボコボコ

男「…!」

ザクザクブシャッ

エビシオ『男ノ死亡確認』

東条「春川さん達は無事?」

エビシオ『全員ノ無傷ヲ先程確認』

東条「そう…あなたは優秀ね。嬉しいわ」

エビシオ『…褒メラレルト嬉シイ』

東条「…感情を覚えたの?キーボ君みたいね」

エビシオ『…キーボ…』

~道中~

赤松「ほ、他の人は無事かな…?」

春川「…分からない」

真宮寺「僕たちのことを知っているということはやはり暴徒なのかな?」

ゴン太「怖い人達がたくさんいるのかな…?」

春川「…警戒することに越したことはない」



↓1 この後どうするかを指定

↓1 40以下で生存者が見つかる。ただし90以上なら生存者(特)が見つかる

赤松「あっ…人がいるよ!」

女「ん…うう…」

ゴン太「だ、大丈夫ですか!?」

女「あ…あなたたちは…」

真宮寺「…擦りむいているようだネ…」

春川「何があったの?」

女「この国に…暴徒の内通者が入り込んで…アンドロイドがすごく怒って捜索しているみたいだけど…」

赤松「何が目的なの…?」

女「内通者は超高校級とか才能のある人を捕まえて暴徒に売り捌いてるらしいけど…」

ゴン太「ひ、酷いよ…」

女「最近は特有の人にだけかかる変な病気も流行っているみたいだし…どの国も混乱しているみたいで…」

真宮寺「…特有の人だけにかかる病気…?」

女「DR症候群って言われているみたいで…詳しいことはよく分からないんだけど…」

春川「…なにその病気…」

女「他にも絶望病とか変な病気が広まっているらしいです…暴徒もいるし病気は広まるし…」

赤松「…」

↓1 赤松達のアクション

春川「…獄原、この人を安全な場所に送るのを手伝って」

ゴン太「う、うん!分かったよ!」

春川「楓達はここで待ってて」

赤松「うん、気をつけてね?」

真宮寺「…美しいネ」

女「あ、ありがとうございます!」

春川達は女を安全な場所へと送りに行った

真宮寺「…おかしな病気だネ…DR…?」

赤松「どんな病気なんだろう…?」

真宮寺「…DR…」

赤松「何かロクなものじゃない気もするけど…」

真宮寺「調べる価値はありそうだネ」

赤松と真宮寺が話し合っていると春川達が帰って来た

春川「…そろそろ戻ろう」

赤松「うん!」

真宮寺「つけて来ていないか確認しながら帰ろうカ」

ゴン太「…」キョロキョロ

~道中~

ゴン太「あ、あの…春川さん…話があるんだけど…」

春川「…何?」


↓1 ゴン太のアクション

ゴン太「あの…さっきはありがとう…」

春川「…別に…」

ゴン太「あと…それと…さっき春川さんがみせた山の獣さんみたいな殺気が凄く気になって…」

春川「っ…」

ゴン太がそう言うと春川の目が鋭くなった。ゴン太の言う通り山の獣並みの殺気が漏れ出している

春川「…何でもない、さっさと帰るよ」

ゴン太「あ、あ…うん…」

春川にはぐらかされたゴン太は気になっていたがこれ以上はまずいと直感で感じたので何も聞かなかった

~町の中~

キーボ「…あ、あっちの角に曲がりましたよ」

茶柱「…夢野さん」

白銀「星君頑張れー…!」

最原「つむぎさん楽しそうだな…」

キーボ達は夢野達を尾行していた

星「…夢野?」

夢野「しかし…景色の綺麗な所じゃな」

夢野は隣に寄って来たタコをつつきながら言った

星「…そうだな」

↓1 星のアクション

星「???だが夢野、あんたの方が???」ボソッ

星は小声で呟いた

夢野「んあ?なんか言ったか?」

星「いや…なんでもねえ」

夢野「そうか…しかし…凄いのう。海底を歩けるとはどんな魔法で…」

星「ああ…確かに凄いな」

夢野「…だがウチがアジになった気分じゃ…」

星「アジ…?」

夢野は側で泳いでいたアジを見ながら忌々しそうに言った

夢野「あの王馬の奴がのう…ウチのことをアジの干物と毎回のように言ってくるんじゃ…」

星「…アジの干物…」

最原「あ、…アジの干物…」

白銀「確かアジの開きとも…」

キーボ「子持ちししゃもっていうのも聞いたこともあります」

茶柱「ゆ、夢野さんは魚ではありませんよ!」

白銀「し、しー!聞こえちゃう…!」

夢野「んあ…思い出すだけで腹が立つわい…」

夢野はいつの間にか星の手を思い切り強く握っていた。だが星には痛くも痒くもなかった

星「…夢野」ボソッ

↓1 星のアクション

文字化けを起こしてますね…すみません。???の部分は…です。

↓1 45以下でイベント(襲撃)が発生

星「…ふん…」

星はニヒルな笑いを浮かべながら夢野を見つめた

夢野「…ん、んあ…?」

星「言わせたいやつには言わせておけばいい…すくなくとも俺にはあんたは可愛らしい子猫みたいなもんだと思っているがな」

夢野「…んあ…可愛い…そうか…」

夢野は少し顔をピンク色に染めると更に強く握った

夢野「今度お礼にウチの魔法を見せてやろうぞ、特別じゃぞ?」

星「…ああ、楽しみにしてるぜ。そんな柄じゃねえのは分かってるがな…」

星はクールに言ったが嬉しそうな顔は隠せていなかった

白銀「わあ!ラブラブだよ…?」

最原「…星君、明るくなったなぁ…」

キーボ「しかし夢野さんが可愛い子猫ですか…」

茶柱「星さんの言う通りです!男死に賛同するのは癪ですが!夢野さんは可愛らしいんです!」

パ-ン!

夢野「ん、んあ…!?」

星「…!夢野!」

星は音がする方から夢野を守るように立ちはだかった

男「…おやおや…おチビちゃんが2人…」

茶柱「な…な!」

キーボ「あ、あれは…!」

最原「暴徒…?」

白銀「ど、どうしよう…銃を…」

エビシオ『…キーボ…』

キーボ「あ、…エビシオさん!ということは東条さんが…?」

エビシオ『モウマモナク』

パ-ンパ-ン

星「っ…クールじゃねえな…」

夢野「ん、んあ…!ほ、星…」

男「すばしっこいなぁ…」


↓1 星達のアクション(エビシオも含めて)またこのコンマが75以上で星が怪我を負う
↓2 45以上で東条が来る

星「っ…逃げるぞ!」

夢野「んあっ…!」

星は夢野を連れて全力で逃げた

男「っ…!」

パ-ンパ-ン

男は何度か打ったがどれも当たらない

茶柱「…逃げますよ!」

白銀「う、うん!」

最原「ここは危険だから…早く逃げよう!」

キーボ「え、エビシオさん…」

エビシオ『…』

エビシオは逃げ道を確保するように男を妨害した

男「な、何だこいつ…!」

星達は全力でその場から広場の方に逃げた。だがキーボはエビシオと電波通信で会話していたので逃げなかった

東条「エビシオ!」

男「あ、アンドロイドっ…」

キーボ「と、東条さん!」

東条「キーボ君…?」

エビシオ『…回避…』

男「っ…」

パ-ン

↓1 怪我判定 (バリア+アンドロイド補正で75以上で怪我を負う。キーボは何が出ても怪我しない)

エビシオ『…』

やはりバリアは弾を通さなかった。

男「っ…化け物…」パ-ン

東条「…」バシッ

男「ぐあっ…!?」ブシャッ

キーボ「あ…」

男が打ってきた弾をバリアで弾き返すとそのまま男に当てた。首を貫くと血が吹き出て男は倒れた

キーボ「あ、あの…」

東条「…ここにいたら危ないわ…帰りましょう」

キーボ「は、はい」

~座敷部屋~

天海「っ…いない…どこにも…」

百田「あいつ…どこに…!」

天海達はいなくなった東条を探していた。しかしいくら探してもいるはずがない

エビシオ『…』

百田「お、おい…これは」

天海「…エビシオ…」

ガラッ

春川「…ふぅ…」

赤松「良かった…みんな無事で…」

真宮寺「話しあった方が良さそうだネ…」

ゴン太「星君達も…?」

星「あんたらも襲われたのか…」

夢野「…んあ…少しチビったわい…」

最原「…はぁ…はぁ…」

白銀「…さ、流石に…疲れた…地味に体力ないから…」

茶柱「…な、何なんですか…あの連中は…」

アンジー「およー?何かあったのー?」

入間「な、何だ…?事後みてえにハァハァしやがって…」

王馬「どしたのー?」

キーボ「あ、あの…大丈夫ですか…?」

東条「…平気よ」

天海「…!」

百田「な、何があった…?」

↓1 天海達のアクション

~20分後~
全員で共有した情報
1 今回遭遇した暴徒(内通者)は2人
2 DR症候群、絶望病の存在
3 全員に怪我はない

春川「…必要なら各自で武装したほうがいいかも」

赤松「ぶ、武装…」

真宮寺「確か武器屋があったはずだネ」

最原「マップにも書いてあるね」

白銀「でも…武器なんて買ったらお金がなくなっちゃうんじゃ…」

入間「つーか武器なんて使いこなせる自信ねえし…」

王馬「じゃあさ、離れていたら危ないわけだし全員で同じ部屋に泊まることにしない?」

アンジー「おー!いいねー!神った案だよー!」

ゴン太「みんなで同じところに…?」

夢野「…確かに安心じゃ…」

星「…それとなるべく大人数で行動した方がいいかもな」

キーボ「そうですね…」

百田「よし…じゃあ武装して、同じ部屋に泊まることにするか…」

茶柱「…身を守るためですし…仕方ありませんね」

東条「では全員で泊まれるような部屋を探しましょうか」

天海「…」

↓1 どこに泊まるか>>3から選択(アンドロイド基地も可)
↓2 武器を買いに行くかどうか指定
↓3 話し合い後の天海のアクション

王馬から電子ドラックだけでも取り上げたいと東条百田茶柱星と相談
また何か企んでるようだから警戒してくれとも
もしまた東条に手を出すようなら今度こそ仲間から追い出す事を東条にも了解してもらう

そういや今の所持アイテム一覧くれると嬉しい

持ち物
缶詰 ×5(春川)
包丁 (春川)
獣化抑制剤 15本 (天海)
国の情報本(真宮寺)
国の裏情報本(真宮寺)
気絶煙幕(最原)
精神安定剤(天海)
海外情報本(真宮寺)
電動車椅子
拘束具(天海)
蛇の彫刻(天海)
裁縫鋏(白銀)
櫛×8 (女子全員)
鉄の着物(キーボ)
ケモノ化薬兎 ×15 (東条)
解毒剤×16(東条)
防寒具(全員)
溶接器具
溶接マスク (入間)
生命の水 16+a (天海、王馬)
飲む媚薬(最原)
睡眠安定剤(百田)
宝石(夢野、星)
ボウガン 短剣 (天海)

電子ドラッグ
香油
原油(王馬)
媚薬(アンジー)
大剣

サポート機(東条)
サポート機(キーボ)
婚約指輪(天海、最原カップル)

ありがとー
これ>>534一応言っとくけど「王馬を」仲間から追い出すってちゃんと言わせてくれな
最近の東条「私を追い出すのね…」とかアクロバティック解釈しかねなくて怖い

~10分後~

アンジー「じゃああのおっきな丸いやつに泊まるんだねー?」

真宮寺「まァ、あのホテルが無難だよネ」

白銀「1番綺麗だしね…地味に…」

春川「…じゃあ武器を買いに行こう」

最原「…武器か…」

赤松「あ、あくまで護身用だからね…?」

入間「スタンガンとか改造できねーかな…」

王馬「自分の身は守らないとねー」

武器を買いに春川達が出て行くと、天海は東条や茶柱達を引き留めた

天海「…あの、ちょっといいですか?」

東条「…どうしたの?」

百田「何かあったのか?」

天海「…王馬…あの男からせめて電子ドラッグだけは取り上げたいんです」

星「電子ドラッグか…」

天海「…また何か企んでるみたいなんです」

百田「…ちっ…」

茶柱「全然懲りないようですね…」

天海「…もしまた…斬美さんに手を出すようなら…今度こそ王馬を仲間から追い出そうと思ってます」

星「…それは…」

百田「…」

茶柱「…お、追い出す…」

天海「…斬美さん」

東条「…それは出来かねるわ」

天海「…何故ですか?」

東条「…仮にも彼は超高校級よ。こんな危険な状況で放り出すことなんてできない」

天海「…」

東条「…目を離して何かあったらそれこそ政府や組織から何を言われるか…」ボソッ  

小さく焦ったような、東条が漏らした声を聞き逃さなかった

百田「…政府…?」

星「…ん…?」

↓1 天海達のアクション

天海「…政府や組織とは何のことですか?」

東条「っ…!」

茶柱「…東条さん、何のことか教えてください」

百田「…ああ、聞きたいぜ。」

星「その組織や政府は…俺たちに深く関わるんじゃねーのか」

東条「…何でもないわ」

そう言って東条は座敷部屋から出ようとした

天海「…行かせませんよ」ガシッ

東条「…あなた」

天海は東条の腕を掴むとその場に引き止める

茶柱「…教えてください」

東条「…何の話…?」

百田「…とぼけても無駄だ。ちゃんと聞いていたんだからな」

東条「…とにかく、彼1人を放り出す訳にはいかない…納得して頂戴」

弱々しく疲れた声で東条は言った。顔は若干青い。

星「…」

天海「…エビシオ?…」

寄って来たエビシオは少しだけ話した

エビシオ『…ABiiモマタ、アル組織…政府規模ノ組織ニ所属トイウコトニナッテイル。ソノ才能ヲ危惧サレテイル為デ、他ニモ同ジヨウニ所属ヲ…』

東条「…黙って…お願いだから」

エビシオ『…了解』

茶柱「ど、どういうことですか…?」

星「…所属、所属…何のことだ」

天海「…」

↓1 天海達のアクション

天海「…分かりました。東条さんが話したくないというなら俺は聞きません。ただ、無茶だけはしないでください」

東条「…」

天海「…放り出せないとしても、とりあえずあの男をおとなしくさせたいんで…電子ドラッグは取り上げたいっす」

星「…協力するぜ、取り上げるのにな」

茶柱「転子も協力します!」

百田「それから…入間の奴にも防衛装置とか、解除装置が作れねえか頼みに行くか」

天海「…あの男に協力されたら困るんで…入間さんにあの男に協力しないようにしてもらわないと」

百田「じゃあ早速入間達を追いかけようぜ」

天海達は入間達の後を急いで追いかけた

東条「…はぁ…」

エビシオ『…総理カラ依頼ガ…』

東条「…それは後よ」

エビシオ『了解』

~武器屋~

赤松「ぶ、物騒な物ばかりだね」

春川「…でもこっちのは全部護身用具」

店主「…随分大勢で来たもんだな」

星「…どれを買うんだ?」

入間「お、スタンガンあるな」

ガチャ

百田「お、いた…入間!」

入間「あー?何だそんな急いで」

王馬「んー、これとか良さそうだねー!」

~リスト~
スタンガン 50M
催涙スプレー 10M
特殊警棒 25M
防刃チョッキ 20M
防弾チョッキ 40M
グレネード 60M
ガスマスク 35M
散弾銃 150M
機関銃 400M
ライフル 500M
拳銃 100M

↓1 どれを購入するか(誰が買うかまで指定)
↓2 百田達の入間へのアクション

↓1 再安価 どれを購入するか、誰が買うかまで指定
↓2 入間への百田達のアクション

↓2 まであるときの安価下はずれてしまうので控えてくださると助かります

戻ってくる…。すみません、何のことかよく分からないので何から戻るのか具体的に指定してください。同じ方でも構いません
↓1 入間への百田達のアクション

春川「…近接にも気をつけるべきだし…防刃チョッキと拳銃を」

赤松「え、えっと…」

春川「楓は…銃とか無理だと思うし、催涙スプレーと防弾チョッキがいいと思う」

赤松「じゃ、じゃあそれを」

王馬「んー…スタンガンとガスマスクを頂戴!」

星「…グレネード…確か…」

春川「催涙スプレーの手榴弾版」

星「そうか…これと特殊警棒を」

店主「…精算を…」

春川達はそれぞれ護身用具と武器を買っていた。

百田「そういや終一達はどうした?」

入間「先にホテルに部屋を取りに行ったぞ。今頃おっぱじめてるんじゃねーか?」

茶柱「…」

入間「そ、そんな目で見るんじゃねよぉ…つーか何の用だよ?」

百田「…入間、電子ドラッグに対する防衛装置や解除装置とか作れるか?」

入間「…作れるけど、何でだ?」

機械の話になったので入間は顔をしかめて尋ねてきた

茶柱「どうしても必要なんです」

天海「…入間さん、正直に答えてください。王馬から何か頼まれたり脅されたりしていませんか」

入間「…」



↓1 入間への説得・信用判定 48以上で成功
↓2 (上の判定の結果を受けての)天海達のアクション

この先戦闘描写や逃走劇が入る予定なんですが、あらかじめ技能値とか決めておいた方がよろしいですかね?某神話rpgみたいになりそうですが。コンマを結構使うので…。とりあえず聞いておきます。

技能値はちなみに先程の信用判定みたいな感じです。

↓1~3 技能値を決めておくかどうか

では技能値を決めておきます。最低限の技能値はインテリ、スポーツ、バラエティタイプや本編や紅鮭団などを踏まえて決めさせていただきます。かなり時間がかかるのでストーリーは少し進めていきます。

入間「あ、ああ…実はな…」

天海「…」

茶柱「お、脅されていたんですか…!?」

入間「た、頼まれたんだよぉ…」

百田「…あいつのことだし脅したんだろうな」

入間「ま…オレ様を守ってくれるなら作ってやるぜ!」

百田「お、おう。頼むぜ」

何とか入間を説得して信用させた。

天海「…斬美さんはああ言ってましたがあんなヤツとこれ以上一緒にいたら何をしでかすか分からない、即刻追い出すべきです」

入間の話を聞いた天海が激昂した。

茶柱「お、落ち着いてください!」

星「…どうしたんだ?」

百田「あ、ああ…星…実はな…」

百田は星に詳しく話した。星は眉をひそめたがとりあえず天海を宥めた

星「…あんたの気持ちは分かるがよ、東条の言う組織云々も気になる。下手に勝手な行動をしない方がいいぜ」

天海「…そうですね、分かりました」

星の話を聞いた天海は王馬に対して怒り心頭だったが納得したように肩を竦めた。

春川「そろそろホテルに行くよ」

赤松「そうだね、待っているだろうし」

王馬「全員で泊まれるほど大きな部屋があったのかなー?」

星「…とりあえず行くぞ」

天海「…はい」

武器屋にいたメンバーはホテルに移動した

~ホテル 最上階 大部屋~

アンジー「およー?」

アンジーはキッチンで何か話している東条が気になって付いて行った。扉の所で気づかれないように隠れていた

東条「…車…手配が…そう…ありがとう」

途切れ途切れでよく聞こえなかった。側でエビシオがお茶を淹れていた


↓1 アンジーのアクション またこのコンマが55以上で聞き耳判定に成功する

アンジー「んー…」

アンジーはもう少し近づいて観察することにした。すると東条の声がよく聞こえ始める

東条「…車道は壊れていたりしないの?…そう」

エビシオ『…16人乗りノ車…』

東条「…あるのね、そんな車が…」

エビシオ『運転ハ…』

東条「私ができるわ…そう、明後日までにこの国を出ればいいのね?どこに車を…え、私だけで1度来てほしい…?どこに…」

エビシオ『…場所ヲマーク。海軍基地入口』

東条「ありがとう、エビシオ。海軍基地ね、わかったわ、今夜向かうわね。そう…AMiも気をつけてね」

電話を掛けていたのかモニターが宙に浮いていた。それがパッと消えた

エビシオ『…お茶ヲ…』

東条「あら…ありがとう、あなたも原油を…」

エビシオ『…嬉シイ』

東条「…言葉を覚えたの?」ナデナデ

東条がエビシオの頭を撫でるとエビシオは少し嬉しそうに言った

エビシオ『…定期的ナ実施ヲ推奨スル』


アンジー「おー、あいつ凄いねー!」

エビシオの様子を見てアンジーは呑気にそう言いながら東条の会話を覚えていた

↓1 アンジーのアクション

アンジー「…にゃは」ジ-

アンジーはしばらく観察していたが、他にめぼしい情報もないのでバレないように立ち去った

~大部屋 リビング~

夢野「んあ…気持ちが良い布団じゃ…」グ-

入間「しっかしでかい部屋だな!」

春川「…ここ1人で泊まるやついるの?」

真宮寺「富裕層の客が泊まるみたいだヨ…クク、見栄を張るのも大変、という訳だネ」

赤松「でもこんなに大きな部屋があって助かったよ…」

キーボ「2番目の部屋だと8人ほどしか入れませんしね」

最原「…武器か…後で買ったほうがいいよね」

白銀「地味に危険だからね…」

ゴン太「ご、ゴン太も買ったほうがいいかな…?」

王馬「そりゃゴン太が役に立てるのは戦闘だろ!」

ゴン太「そ、そうかな…」

天海「…随分大きな部屋っすね、いくらしたんすかね」

百田「 お、マンタの大群がいるぞ!」

茶柱「か、顔が可愛いですね」

星「…夢野は寝かけてるな…」

アンジー「ねえねえ!蘭太郎ー!」

天海「…どうしたんすか?」

アンジーは天海達に先程東条が話していたことを伝えた。王馬は5人の様子が気になって聞き耳を立てた


↓1 天海達のアクション(このコンマが85以下で王馬の聞き耳が成功)

~10分後~

天海「…エビシオに聞いてみましょう」

茶柱「…エビシオ…」

百田「あの浮いてた奴か」

星「…話してくれるといいがな」

アンジー「にゃははー!後は頑張れー!」

アンジーは笑って布団に飛び込んでいった

王馬「…総理…ね」

天海達がエビシオを探しに行った後しっかりと聞き耳を立てていた王馬が何か考え込むように口角を上げていた

~キッチン~

エビシオはキッチンでプカプカ浮いていた。東条は風呂の掃除をしているようだった

エビシオ『…コンニチハ』

茶柱「こ、こんにちは…」

百田「お、おう…早速だが…」

天海「エビシオ、話があるっす」

天海はアンジーから聞いた話をエビシオに尋ねた

エビシオ『…』

星「…何かねーのか」

エビシオ『…当機カラ話スコトハ何モナイ』

天海「…」

百田「…どうする?」

「エビシオ、海軍基地に行くわよ」

エビシオ『…!了解』

向こう側の廊下から聞こえてきた声に反応したエビシオがそちらの方まで飛んで行った

茶柱「あっ…」

↓1 天海達のアクション

星「…東条は玄関の方か」

天海「…」

天海達は玄関の方に向かった

~玄関~

東条「エビシオ、今は何時かしら」

エビシオ『現在20時13分』

東条「十分間に合うわね、ゆっくり行きましょう」

タッタッ  

東条「…あら」

天海「…海軍基地に行くんですか?」

東条「…どこでそれを?」

茶柱「あ、いえ…たまたま通りかかったら聞こえてしまったんです」

東条「…そう」

天海「…心配なので付いて行ってもいいですか?」

東条「…」

百田「単独行動は危険だと思ってな…」

星「最近暴徒やら内通者がいるんだろ?」

東条「…気持ちだけ受け取っておくわね。私は大丈夫よ」

東条の声は優しかったが取りつく島もなくそのままエビシオを連れて出て行った。

天海「…やっぱり断られたっすね」


↓1 天海達のアクション

百田「…どうする?」

天海「俺はもちろん付いていきます。」

天海は既に靴を履いていた

百田「…俺も行くぜ、転子は…」

茶柱「もちろん転子も行きます!」

星「…仕方ねえ、俺も行く」

天海達は急いで東条達に付いて行った

~海軍基地~

幸い見失うことなく東条に付いて行くことができた。少し離れたところから東条を見張る

東条「…あら」

男「こんばんは」

東条「こんばんは、ここに来てほしいと司令部から連絡がありましたが…」

男「その件で…」

東条「…もう少し中でお話を聞いても?」

男「ええ、では門の中で」

警戒した東条が門の奥まで入ってしまった

天海「…」

星「…行くか」

天海達は門の方まで限界までギリギリ近づいた。

↓1 聞き耳判定 60以下で成功

百田「…何とか聞こえるな」

茶柱「それに…ここからなら見えます」

小さい声だったがはっきりと内容は耳に入って来た

男「…これが車の鍵だ。明後日までにロシア行きの船に乗って欲しい」

東条「ロシア…数少ない車道が整備されている国ですね」

男「その通り…暴徒や奴隷商人から狙われる可能性があるがアンドロイドの基地や軍もある。あと…君が所属しているweltの…」

東条「今回はそちらの…ああ、あなたは…」

男「そうだ、ローレンスだ。そうそう、この紙を渡しておくから、詳しく読んでいてくれ」

東条「…なるほど、その武器や薬は…」

男「これだ。…しかし若いのにもう僕より階級が上とは流石超高校級だな…」

東条「そんな…それより総理から何かありましたか?」

男「また支持率が下がったと嘆いていたよ。この前は上がって喜んでいたがね。大方大臣の下着収集癖がバレて辞任したのが原因だろうよ。…あ、これが総理からの手紙だよ」

アイテム: 車の鍵、地図、ジュラルミンケース、手紙、紙

男「これで全部かな。ありがとう、もう戻ってもらって構わないよ」

東条「ありがとうございました。また何かございましたらご連絡くださいと、お伝えしてもらっても構いませんか?」

男「ああ、もちろん」

挨拶を交わすと軍服を着なおした男と東条が別れていった

天海「…こっちに来ます」

百田「…ど、どういうことだ…?」

茶柱「そ、総理…?」

星「…」

↓1 天海達のアクション

今回はここまで。これが技能値のサンプルです。ここに書かれている数値は全て成功率です。改善点や増やしたい点(体力など)があれば是非お聞かせください。

天海
状態 人間 正常
技能値 (全員共通)
探索 80
潜伏 80
戦闘 75(武器ありの場合)
回避 75
盗聴 70
説得 75
信用 75
家事 75
知力 75
技能値(個人)
言語 85
地理 85
戦闘 50(武器無しの場合)
図書 75

それではくますみー。

星「…尾行を続けるか?」

天海「…はい」

百田「情報量が多いが…とにかくあいつの言ってることは気になるしな。」

茶柱「…東条さん」

天海達は隠れてやり過ごすと東条に付いて行った

~道中~

東条「…暗いわね、エビシオ、ライトをお願い」

エビシオ『了解』

エビシオがライトをつけると辺りは明るくなった

海兵「あ、秘書さ…じゃなくてメイドさんですね、いつもお疲れ様です」

東条「あら…こんばんは。どこかで…?」

海兵「あ、いいえ。一度総理のボディーガードをなさっていたところを近くで拝見したので…」

東条「ああ…そうだったの…後、ボディーガードではないわ。あくまでメイドよ。」

海兵「はは、そうでしたね…そういえば無人島から帰還されて少し経ちましたが、依頼でてんてこ舞いだそうで…」

東条「それでも無人島に行く前の10分の1くらいよ…」

海兵「忙しそうでしたしね、おっと…そろそろ交代の時間なので…またどこかでお会いしたらよろしくお願いします」

東条「ええ、こちらこそ」

少し立ち話をしていた東条は真っ直ぐホテルの方に向かった

茶柱「あ、ホテルに…」

百田「とりあえず帰るか…」

星「…暴徒の類は見当たらないぜ」

天海「…」

天海達もホテルの方に向かった

~ホテル 部屋~

アンジー「おー、帰って来たー!」

入間「何やってたんだよ、こっちはずっと待たされてたんだぞ!」

夢野「腹が…」

星「ああ、もう飯か…」

百田「す、すまねえ」

茶柱「そういえばもうペコペコですね…」

東条「みんな帰って来たのかしら?そろそろ晩御飯を作るわね」

赤松「うん!ありがとう!」

春川「手伝おうか?」

東条「こちらは大丈夫よ、手を洗って待っていてもらえるかしら」

王馬「はーいママー!」

白銀「今日は緊張したからすごくお腹が…あ、音が…」

最原「大丈夫だよ、聞いているの僕だけだし…」

天海「…」

↓1 天海達のアクション

茶柱「あっ…」

百田「蘭太郎…」

星「…」

キッチンの方に向かった東条の後を天海は追った。その様子に気づいた百田達も付いて行った。

~キッチン~

東条「妹さんにもきちんとお手紙を届けておいてね」

エビシオ『了解』

天海「…妹…?」

エビシオ『…仕事ガ増エタラ何カ言ワレルノデハ?』

東条「…大丈夫よ、あの人は妹さんを探しに世界中を周っていたのよ、妹さんが居ればそれで満足するわ。」

茶柱「妹…天海さんの?」

百田「…そうなのか?」

天海「…」

東条「それにこの仕事は以前からしている仕事の延長のようなものだもの」

エビシオ『…少シ危険』

東条「分かっているわ。だから依頼が来たのよ。」

エビシオ『…薬ノ影響ハ?』

東条「今のところは平気よ」

星「…危険な依頼?」

東条「あら、そろそろご飯が炊けるわ」

エビシオ『…カマドダケデ炊ケタ』

東条「以前ある村で依頼を受けた時にかまどだけで生活しないといけなかったのよ」

東条は今の所エビシオと楽しそうに雑談していた。かまどから米をよそっていた。味噌汁の匂いも漂っている。

エビシオ『…今度連レテ行ッテクレル?』

東条「ええ、いいわよ」

天海「…」

↓1 天海達のアクション

トントン 

星「お、おい天海…!」

天海「斬美さん、手伝いますよ」

東条「あら…あなた…いいのよ、私の仕事だもの…」

東条は声に気づいて振り返った

天海「いえ、手伝いたいんで」

東条「…そう、ならお願いするわ。」

東条はお盆の上に15人分のご飯を乗せた

茶柱「そ、それは何ですか?」

茶柱はそばに置いていた無臭の黒い液体を指差した

東条「あら茶柱さん…これはキーボ君のご飯よ」

百田「…石油…?」

東条「そうね、まあそんなところかしら…」

天海「じゃあ持って行くんで…」

天海達はお盆を全て持って行くと机の上に並べた

~1時間後~

赤松「ふう…美味しかった、東条さんありがとう」

春川「…美味しかった」

東条「お風呂が沸いているから、入りたい人は入ってね」

星「風呂か…」

真宮寺「潮の香りがするから、髪を洗いたいネ」

入間「つーか、全員いるならオレ様の発明を…」

夕食を食べ終わった後リラックスしたメンバーはガヤガヤと騒ぎ始めた。東条は食器を持って片付けに行った

天海「…ふー…」


↓1 天海のアクション
↓2 この後全員で何をするか指定(例:順番で風呂に入る、など)

裏で王馬とアンジーに天海達に変なこと吹き込まれてないか聞くときょどりながら下手なウソついたので王馬達に最終警告ださせる
その後はアンジー主催のお菓子パーティーに

>>595 お菓子パーティは了解しました。その前の王馬とアンジーに質問する人物が不明なので指定してください

天海「…片付け、手伝いますよ」

東条「…ありがとう」

~キッチン~

ガチャガチャ

エビシオ『…夜長アンジーガ、コノ後菓子パーティヲシタイト言ッテタ』

東条「お菓子…分かったわ、片付けが終わったら準備しましょう」

天海「このお皿はこっちでいいですか?」

東条「ええ、そうよ、ありがとう」

しばらく片付けをしている間に天海は少し考えて東条に声を掛けた

天海「…体調大丈夫っすか?」

東条「今は大丈夫よ」

穏やかな声で返事をしてきたので、天海はさらに聞いてみた

天海「そういえば…斬美さんのメイド時代の話を聞いたこと、あんまりなかったっすよね。どんな仕事をしていたんですか?」

東条「あら、今もメイドよ…でもそうね、例えば作家の身の回りのお世話だったり、ご令嬢のドレスのデザインのお手伝いだったり…出来る限りの依頼はしていたわね」

その後もどう考えてもメイドの範囲を超えているとしか思えない仕事の内容を話されて天海は少し怯んだが、さり気なくもっと踏み込んでみた

天海「…その、政治家とか、王族とか、所謂偉い人、に仕えたこととかあるんすか?」

東条「世間一般でのメイドのイメージはむしろそちらではないかしら?もちろん仕えていたわ。大変な事も沢山あったわね…ラテン語を教えたり、毒見をしたり…」

天海「…もっと危ない仕事とか…」

東条「命に関わるような仕事かしら?そうね…機密情報や最新鋭武器の入手だったり、テロリストの制圧だったり…軍事に関わる事もいくつかあったわね。」

天海「…なるほど」

東条「…どうして急に私の話を聞きたくなったのかしら?」

天海「…」

↓1 天海のアクション

↓1 信用判定 15以下だと失敗、東条に不信感を持たれる。(今後の情報入手に影響が出ます。)

天海「よく考えたら、俺、斬美さんのことあまり知らないなと思って....戦闘的なことを聞いたのは単純な興味からです。 」

天海は半分本音を交えて言った。

東条「…」

天海「斬美さん…?」

東条はじっと天海の目を見つめていた。天海は少し驚いて目を見開いていたが、数秒して東条は菓子を皿に盛り始めた

東条「そうね、私自身のことはあまり人に話したことはなかったわ。」

また銀の盆に菓子を乗せた東条がにっこりと笑っていた

天海「…もっと聞かせてください。」

天海は内心ホッとしながら飲み物を持って言った

東条「ええ、もちろん。」

~リビングルーム~

赤松「お菓子パーティかぁ…いいね!」

白銀「女子会みたいだね」

星「…男子もいるがな」

騒ぎ始めたメンバーをよそに、アンジーと王馬は何やら機械を弄り始めた入間の方に寄ってきた

入間「ツルショタ板チョコじゃねーか、何しにきたんだ?」

アンジー「神様がねー、ちょっと武器屋で気になったことがあるってー、美兎にちゃんと聴きなさいって言ってたんだー」

王馬「えっとねー、入間ちゃん。天海ちゃん達に変なこと吹き込まれたり漏らしたりしてないー?」

入間「えっ、も、漏らす…?お、オレ様そんかはしたねえマネしてねえぞ…?」オドオド

入間は明らかに動揺しながらどうみても嘘だろうと思われる態度を取っていた

王馬「…んー」

アンジー「にゃははー…」

↓1 アンジー達の警告(アクション)を指定

薬は〈製薬〉に成功した場合受け取ることができます。失敗したら、諦めるか待つ必要があります

王馬「はぁ…さすがにガッカリだよぉ……入間ちゃんがこんなにすぐお漏らしするような変態ちゃんだったなんて…これじゃあ入間ちゃんがアンドロイドに殺処分されても悲しめないけど仕方ない事だよね」

入間「ぴぐぅ…!?へ、変態…さ、殺処分…!?」

王馬は電子ドラッグの件を持ち出して脅した。入間は興奮しながら怯えている。目に溜まりだし、涎が垂れ始めた

アンジー「アンジーはねー、お薬さえ出来上がればそれで良いんだけど~……そうやってこっちの件の事もバラしたりしたら罰が当たるよ」

入間「ひ、ひう…!?そ、そんな脅さないでよぉ…、ほ、本気で漏れちゃう…!ば、バラさないから…!」

恐怖の度を越して逆に興奮し始めた入間は何度もバラさないと涙目で訴えていた

王馬「本当にー?嘘はダメだよー?入間ちゃんはお漏らししちゃうような赤ちゃんじゃないよねー?」

入間「約束は守るからぁ…!そ、その代わり…お、オレ様を守れよ…?」

アンジー「うんうん、約束を守るならいいよー!神様が美兎を守ってくれるよー!」

入間達はとりあえず怪しい約束をまた結んだ

東条「お菓子を持ってきたわよ」

天海「飲み物もあるっすよ」

赤松「わあ!美味しそうなシュークリームだよ!」

真宮寺「ところで…まさか、菓子を食べるだけじゃないよネ…?」

百田「菓子を食べるだけじゃない…?」

真宮寺「こういう集まりは菓子を食べることが目的じゃなく…むしろ会話や遊びこそが目的だったりすんだよネ」

春川「…つまり、何か菓子を食べながら話しをするか遊ぶかってこと…?」

茶柱「でも何を話すんですか…?」

最原「…何でもいいんじゃないかな?」


↓1 お菓子パーティをしながらするレクリエーションなどを指定

↓1~2 >>185で判定。コンマでツイスターゲームをする人を決めます

アンジー「じゃあじゃあ、この前できなかったツイスターゲームをしようー!」

入間「お、いいなそれ!せっかくオレ様が作ったんだから使いやがれ!」

真宮寺「…ツイスター…」

赤松「私あれ苦手なんだよね…」

春川「…ツイスター…?」

白銀「地味に身体硬いんだよねー…」

最原「…楽しそうだからいいんじゃないかな」

キーボ「あ、この油美味しいですね…!」

エビシオ『今イチオシノ機械用ドリンク』

百田「盛り上がるだろうしな!いいぜ、やろう!」

入間「じゃあまず誰と誰がするか決めやがれ!」

天海「ツイスターゲームっすか…妹とよくやったっすね…」

星「俺はよく知らねえが…」

夢野「左手を赤とかルーレットで決めるやつじゃろ?」

ゴン太「ゴン太はよく分からないけど…くじで決めればいいんじゃないかな」

茶柱「まあそれが無難ですね…」

王馬「ほいほーい、これがくじだよ!」

いつの間にか王馬が作ったくじを全員で引いた(天海は不機嫌そうだった)。くじの結果、真宮寺とアンジーがすることになった。2人がバングルを装着すると入間がまた変な機械を取り出した。

真宮寺「負けた方に罰はあるのかい?」

アンジー「モチのロンだよー!」

入間「罰ゲームはこの機械が指示するぜ。罰ゲームを実行しなかったら服が全部破けるからな!」

天海「…どんな仕組みっすかね…?」

赤松「努力の方向性を間違っている気が…」

↓1 コンマ 奇数なら真宮寺、偶数ならアンジーの勝ち
↓2 罰ゲームの内容を指定(誰かにキスをする、などでも構いません。但しリョナ系は無しです)

ただのマッサージではアレなので、マッサージされる側は背中をはだけさせてもらいます。

↓1 コンマ判定 真宮寺からマッサージを受ける人

~10分後~

天海「…」プイ

東条「…あら…」

アンジー「にゃははー!是清ー!参ったー?」

真宮寺「くっ…」

百田「お、おい…何してんだよ!」

アンジー「何してるも何も、アンジーは指示通り足とか手を動かしただけだよー?」

アンジーは指示通りなのをいいことにまるで蛇のように真宮寺の足と自分の足を絡ませ、わざと身体を密着させて真宮寺を動揺させた。

最原「あ…」

白銀「あ、見ちゃダメ!」

真っ赤になった最原の目を白銀は塞いだ。アンジーの格好は水着一枚なのでかなり危ない。

入間「あ、あの板チョコ女…色気振りまいてやがる…」

茶柱「あ、アンジーさんダメですよ!」

キーボ「こ、これは…」

まるで睦み合っている男女のようで、真宮寺は色々と堪らなくなり、ついに背中をシートにつけた。

アンジー「にゃは、アンジーの勝ちー!」

入間「えーと、罰ゲームだが…くじの3番のやつにマッサージしてやる、だな。3番の上半身を裸にしてやるのも忘れんなよ」

真宮寺「…3番は誰だい?」

王馬「おっと、俺だよー」

真宮寺「…王馬君か、ならいいヨ」

王馬「俺に何の得もないじゃん!」

春川「…さっさと終わらせて」

赤松「真宮寺君、マッサージできるの?」

真宮寺「一応ある民族が行なっていたマッサージくらいは…」

真宮寺はとりあえず王馬の服を脱がせた

入間「…」

茶柱「ひうっ、隠してくださいよ!」

真宮寺「ルールだしそれは無理だネ…王馬君、横になって」

王馬「はいはーいっと」

白銀「…王馬君、肌白い…」

最原「…つむぎさん、見たらダメだよ」

王馬「んー…」

赤松「あ、シュークリームが…」

東条「では今度はアップルパイを…」

入間「アップルパイならオレ様だって…」

真宮寺は王馬の筋肉を揉み始めた

↓1 真宮寺又は王馬のアクション(マッサージ中の)

undefined

真宮寺「…ただ揉んでいると言うのもつまらないだろうし…折角だからマッサージについて講義しようかな」

天海「あ、それはいいっすね」

百田「わりと面白いんだよな…」

真宮寺は見た目は怪しいが話は面白かった

真宮寺「マッサージ…この行為はヨーロッパ発祥の『療法』なんだヨ」

最原「療法…と言うことは医療行為か」

真宮寺「その通り、静脈やリンパに刺激を与えてその流れを促進する効果があるんだヨ。…だけど僕が言いたいのはそこではないんだよネ。」

星「あんたが話すと言うことは、歴史についての話になるか?」

真宮寺「まァ言ってしまえばそうだネ。古代ギリシャからマッサージという行為は確認されているヨ。ただ、医療として広まったのは16世紀後期…つい最近だネ」

夢野「んあー…」

真宮寺「話は日本に移るヨ。日本では按摩が用いられてきたんだけど…話せば長くなるから…人々の生活に当てはめるヨ。こちらの方が興味を持ってもらえそうだしネ」

茶柱「どういうことですか…?」

真宮寺「湯女…と呼ばれる女性が江戸時代初期に現れたんだ」

春川「…何それ?」

東条「…銭湯で垢すりや髪梳きなどのサービスを行なっていた女性よ」

真宮寺「あァ…よく知ってるネ、流石だヨ…まァ時間が経つとその湯女は…度を過ぎた奉仕をするようになったんだけどネ」

ゴン太「…ゴン太馬鹿だからよく分からないや…」

真宮寺「クク…所謂マッサージもするようになったんだヨ。言葉通りのマッサージと…別な意味でのマッサージをネ…」

王馬「ま、何となくわかったよー」

真宮寺「これ以上は言わなくても分かるかな…?とにかく男性を『マッサージ』で快楽を与えるようになった女性がいたんだヨ…それこそつい最近までネ…」

真宮寺の隠喩で何となく察したゴン太以外のメンバーは少し興奮した。王馬はまさに風呂で『マッサージ』を受けたことがあったので少し笑った

真宮寺「これでいいかい?そろそろ次に移ったほうがいいんじゃないかな?」

入間「…じゃ、クジ配るぞ。そのバングルは外せよ」

↓1~2 コンマ判定 ツイスターをする人

くじの結果は半裸の王馬とキーボが対決することになった

王馬「えー、何でキー坊と?のしかかられたら死んじゃうよ!」

キーボ「それはどういうことですか!」

最原「…まあキーボ君重いし…」

夢野「王馬がそう言うのも無理はないのう。軽量化はできんのか?」

キーボ「軽量化ではなくダイエットと言ってください!」

王馬「はいはい、早くするよー」

天海「…」

東条「…あなた?」

天海は怖い目で王馬を睨みつけていた。内心キーボに押し潰されればいいとも思っていた。そんな天海に気付いた東条がアップルパイを天海に差し出した

天海「あ…ありがとうございます」

入間「オレ様も!オレ様も!」

東条「慌てないで、まだたくさんあるわ」

星「…生姜湯のお代わりをもらえるか?」

東条「ええ、もちろんよ」

白銀「でもどっちが勝つかなー…?」

ゴン太「頑張って!」

アンジー「にゃははー!じゃあルーレット回すよー!」

王馬「負けないよ!」

キーボ「僕だって!」

↓1 奇数ならキーボ、偶数なら王馬の勝ち
↓2 罰ゲームの内容を指定

先に取っておきます
↓1~2 コンマ判定 ツイスターをする人
(後二回行います)

王馬「おっも…退けよっ…!」

キーボ「このまま退いたら倒れてしまうのでそれはできません!」

春川「…重そう…」

入間「思いっきりのしかからってんな」

キーボは赤と緑のサークルに足を置いていた。その位置は王馬にのしかかってしまう位置だった。ブリッジ状態の王馬の腹に80kg超の塊が乗る。たまらず王馬は倒れ込んだ

赤松「あっ」

キーボ「あ…やりました!僕の勝ちです!」

王馬「もー、痩せろよキー坊!」

天海「…罰ゲームは?」

入間「えーと…あ、そこのデカチンからのビンタだな」

星「…」

真宮寺「痛そうだネ…」

東条「…頭を吹き飛ばさないようにね」

ゴン太「う、うん…王馬君ごめんね!」

バチ-ン!

王馬「…いったいなぁ…」

ゴン太がやや軽めに振りかぶって王馬を思い切り叩いた。背中に紅葉模様が浮かび上がる。

茶柱「普段の行いの報いです!」

百田「…痛そうだな…」

入間「じゃあ3回目やんぞ!」   

くじの結果は茶柱と百田だった

最原「…凄いね」

茶柱「…負けませんよ!」

百田「正々堂々と勝負しようぜ」

夢野「これは見ものじゃな」

王馬「あーあ、誰かに冷やしてもらいたいなー。面倒見のいいママとかさー」

ゴン太「ご、ごめんね…」

東条「…」

春川「…クソヤロー、黙ってなよ」

天海「…」

↓1 コンマ、奇数なら百田、偶数なら茶柱の勝ち
↓2 罰ゲームの内容指定

夢野「しかしまた夫婦対決か」

白銀「…じゃあ次は私たちかな?」

最原「えっ…あ…うん…」

入間「…ケッ…」

アンジー「にゃはは、神様の思し召しだねー!」

茶柱「ふ、夫婦…」

赤松「わあ、凄く密着してるよ!」

王馬「いつもそんな風にして合体してるのかなー?」

ゴン太「合体…?」

春川「…なんて会話してんの」

百田「お、おい…!」

茶柱「男死ッ!」

王馬「ぐわっ…!?」

茶柱が茶々に怒ってシートから出ると王馬をクッションの方に投げ飛ばした

真宮寺「…茶柱さんの負けみたいだネ」

茶柱「はっ…!?ひ、引っかかってしまいました…」

王馬「いや引っかけるつもりないんだけど…」

百田「変な罰ゲームじゃねーよな…?」

心配した百田が口をアヒルのようにしている入間に声を掛けた

入間「えーと…あぁ…!?負けた方が勝った方の頬にキスしろだ…?!勝手にやってろ!」

真宮寺「…クク…良かったネ、百田君」

茶柱「……解斗さん…」チュッ

茶柱は百田に顔を近づけるとそっと頬にキスをした。その茶柱の様子があまりに可愛らしいので百田は人目もはばからずに茶柱の唇にキスをした。

夢野「んあ…!?」

星「…ふん、お熱いな」

茶柱「ちょ、恥ずかしいです…!」

百田「あ、…すまねえな」

天海「はは…」

キーボ「…エビシオさんどう思いますか?」

エビシオ『…ラブラブ…?』

東条「あらあら、どこでそんな言葉を覚えてきたのかしら」

入間「罰ゲームになってねーじゃねーか!とっとと次に行くぞ!」

↓1~2 コンマ判定 ツイスターをする人

エビシオを人間体にしてみたい

百田「…罰ゲームどころかご褒美だな…」

茶柱「は、恥ずかしいんですから…い、一応…罰ゲーム…です…ちょっと嬉しかったですけど…」

入間「さっさとくじ引けよこの色ボケ脳筋バカおしどり夫婦!」

百田「誰がバカだっ…!?」

春川「…さっさと引きなよ」

天海「ツイスターはこのゲームが終わったら一旦お開きにしましょうか。」

東条「そうね、お菓子も無くなってきたようだし…」

最後のゲームは赤松と星がすることになった

星「やれやれ、俺がこんなゲームをすることになるとはな…」

赤松「でも星君がしているとなんだか微笑ましくなっちゃうね!」

王馬「それって見た目が子供…んぐっ…」

王馬はエビシオに口を塞がれた

アンジー「確かにちっちゃいもんねー!秘密子としたらもっと可愛くなるかもよー」

夢野「どういうことじゃ…」

茶柱「夢野さんも子リスのように可愛いですからね」

最原「…それって2人とも小さいってことじゃ…」

白銀「終一君、しー…!」

真宮寺「どちらが勝つか予想できないネ」

↓1 奇数なら赤松、偶数なら星が勝つ
↓2 罰ゲームの内容指定
↓3 ツイスター後全員で何をするか指定

全員でお風呂に入りに行く…が、混浴風呂しか空いてなかった

↓1 星の好きな相手の好きなところ 3つ 内容指定

猫なで声みたいな口癖(んあー)

三つ指定だったか、残りは

守ってあげたくなる小動物っぽさ
どことなく感じる色気(将来性込み)

~5分後~

星「…ちっ、届かねえ」

赤松「あー…」

星「…ったく、俺もまだまだだな」

星の足や腕の長さではサークルに届かない。仕方がないので星は負けを認めた

最原「…なんというか…」

白銀「不慮の事故って感じだね…」

入間「じゃあチビサムライの罰ゲームは…好きなやつの好きなところを3つ暴露しろだとよ」

白銀「サムライ…ゾーンとドライブとどっちなんだろう…?」

百田「おっ…」

星「…」

夢野「んあー、星の好きなやつか、少し気になるのう」

茶柱「…」

キーボ「星君の好きな人って…」

星「…1つは猫撫で声みたいな口癖だな」

入間「猫撫で声?」

天海「…ああ、なるほど…可愛いすよね、あの声」

星「…それから小動物みてえで守ってやりたくなる」

アンジー「神様は竜馬も小動物みたいだって言ってるよー」

真宮寺「…まァそれは置いとこうカ」

星「…後は…将来性を見込んでだが、どことなく感じる色気か」

王馬「えー、色気あるかなー?」

夢野「可愛いやつじゃな。誰の事じゃ?」

春川「…」

赤松「あー…そろそろみんなでお風呂に入りに行こうか!」

星の将来をメンバーな楽しみに思いながら赤松の掛け声で風呂の準備を始めた

春川「…後髪留めと…」

東条「あら…春川さん」

春川が髪留めの予備を準備していると東条が声を掛けてきた

春川「…何?」

東条「…小さい頃の貴女を…シャルロット・コルデーみたいだって言っていた人がいたのよ。最初は何のことだろうと思っていたけれど…やっと意味が分かったわ」

春川「シャルロット・コルデー…?」

↓1 春川のアクション

春川「…東条、あんた私のことどこまで知ってるの?」

小さい頃の自分のことを知っているのかと思い、春川は東条に聞いた

東条「…ご想像にお任せするわ。」

そう言って東条は天海の方に向かって行った

春川「…」

~10分後~

赤松「みんな準備ができたみたいだし行こうか!」

アンジー「お風呂ー!」

真宮寺「最近枝毛が増えてきたんだよネ…」

東条「あら、ノンシリコンのシャンプーを使ったらどう?」

夢野「んあ…風呂の中にも魚がいるのかのう?」

王馬「風呂の中に夢野ちゃんの仲間がいっぱい…!」

夢野「誰が魚じゃ!」

茶柱「きええええ!夢野さんを魚呼ばわりするなんて…成敗!」

星「おい…あんまり暴れるなよ」

~フロント~

フロントスタッフ「申し訳ございません…ただ今混浴用の浴場しか開いていません」

キーボ「こ、混浴用!?」

入間「はぁ!?あとどのくらいで開くんだよ!」

スタッフ「最低でも2時間程…」

最原「そんなには待てないな…」

天海「どうしますか?」

白銀「今から2時間だと…24時だから…入浴できなくなっちゃうよ…」

ゴン太「髪は洗いたいな…」

↓1 この後のアクション(風呂に入る、諦めて戻る、など)

結局全員で入ることに

↓1 東条→天海への?? 判定 40以下で成功

逆に考えるんだ…柵なんか無くったって良いじゃないと

↓1 天海の知力判定、東条に何をされたのか75以下で分かります。

不穏すぎるんだが…

~話し合い後~

最原「…仕方がないし、みんなで入ろうか」

フロントスタッフ「申し訳ございません…16名ですね、タオルやドライヤーは中の脱衣所にございます。ご自由にお使いください」

話し合いの結果、議論スクラムが起こりかけたが、結局塩を洗い流したいということで全員で入ることにした

~脱衣所~

夢野「んあ、一応カーテンはあるんじゃな」

茶柱「全く…男死と一緒だなんて…」

赤松「流石に恥ずかしいな…」

春川「…」

白銀「うーん…お腹とか見られると恥ずかしいんだよね…タプタプじゃないよね…?」

入間「オレ様からしたら全員タプタプの牛みたいなもんだがな!」

王馬「お前は雌豚だけどな!」

入間「め、雌豚…」コウコツ 

アンジー「美兎には何を言っても意味ないよー!喜んじゃうからねー!」

ゴン太「し、紳士はレディの身体は見ないんだよ…」

星「だがそれだと前が見えなくなるぞ」

最原「帽子貸そうか…?」

真宮寺「クク…見たくないものや見られたくないものは誰だってあるものサ…」

百田「そのマスク取らねえのか…?」

キーボ「その髪は濡れたらどうなるんでしょうか…」

天海「…中はカーテンないっすよね…?」

東条「…あなた」ギュッ
 
天海「あ…斬美さん、どうしたんす…か…っ…!?」

天海は突然抱きしめられて困惑したがそれでも受け止めた。その瞬間鋭い痛みが走る

天海「(刺され…いや…これは…)」

何かを注入させられるような不快感から天海は注射されたと気づいた。

↓1 天海のアクション

聞き出す以外に何ができるんだこの状況
安価下

天海「…っ…」グイ  

東条「…」

天海は東条の腕を掴んで引き離した

天海「…何してるんですか?」

すると東条が物凄い力で天海を引っ張るとトイレに連れ込んで鍵を閉めた

赤松「あれ、東条さん達は?」

入間「2人でトイレに入ったぞ、今頃おっぱじめてんじゃねーのか?」

王馬「それはいいとして、オレらこの後どうすんの?」

百田「んー…」

~トイレ~

天海「…何を注射したんですか?」

東条「エビシオ」

エビシオ『…メモ』

~メモの内容~
この薬は一定期間特定の薬を飲んだ人物に見つめられると隠し事が一切できなくなります。高価なので使い時を選んで使ってください。ASVより

天海「…この薬を?」

東条「そうね」

天海「何の為に?」

東条「仕事の為、と言っておくわね」

何を考えているのか読み取れない表情を浮かべながら東条は言った

↓1 天海のアクション


天海は仕事のためとはいえ問答無用で薬を打たれたことやその薬の効果を聞いて哀しくなったが、東条の目を見つめて言った

天海「じゃあこれはきっと君にとって必要な事なんですね。君の事を信じてます、何でも聞いて下さい」

その言葉を聞いて東条はしばらく見つめていたが、不意に天海にキスをした

天海「…んっ…」

東条「…お願いだから、機密を探ろうなんて思わないでね。私でも庇いきれないから」

少し哀しげな目をしながら微笑んで東条は言った。

天海「…だからこの薬を?」

東条「…そろそろ戻らないと、怪しまれるわ。」

そう言って東条はドアを開けると出るように促した。

天海「…」

白銀「あ、天海君!」

入間「なんか疲れてんな、やっぱりナカで…」

春川「黙ってて」

真宮寺「ところで、どうするんだい?中にカーテンはないヨ」

入間「まるで危険日にゴムを忘れたみたいな状態だな!」

百田「…とりあえずまずどうするかだよな…」

↓1 風呂にどうやって入るか

天海「…やっぱり先に女子が入るべきっすよ」

最原「…そうだね」

最原は女子の後というのにも内心興奮していた。

ゴン太「そうだね、みんな、先に入ってよ!」

アンジー「じゃあお先もらうよー!」

夢野「んあー…」

赤松「ありがとう!」

女子のメンバーは素直に喜んで先に風呂に入った

~女子入浴中~

東条「春川さん、髪伸びたみたいね」ゴシゴシ

春川「…ん…」

アンジー「にゃははー!」

夢野「泡風呂楽しいのう」

入間「東条、こっちも洗えよ!」

白銀「やっぱり人に洗ってもらうと気持ちがいいね…」

茶柱「…男死は覗いてませんよね…?」

東条「大丈夫よ、それより髪を洗うから目をつぶっていて頂戴」

~脱衣所~

百田「…なあ、ちょっといいか」

天海「何ですか?」

最原「どうしたの?」

百田「…俺には転子がいるがよ…やっぱり…この状況だと…覗いてみてえ」

真宮寺「…まァ、男のロマンって言うからネ」

キーボ「では覗きましょう!」

星「…あのな」

そして議論スクラムの後に何だかんだで覗くことにした

キーボ「これは…!」

↓1 女子の比べ合いっこ、何を比べてみるか(胸でもお尻でも何でも構いません)

いつもの測定タイムです。せっかくなので全部いきます。今回は具体的な数値をコンマで出すのは難しいので目安で決めます。

↓1~8 赤松、アンジー、入間、白銀、茶柱、東条、春川、夢野の順で。

バストは72以下なら 80固定
ヒップも72以下なら 80固定
太ももは 1~20なら 身長×0.28 21~40なら身長×0.3
41~80 なら身長×0.31 81~ 身長×0.32 小数点は切り捨て
となります

面倒かもしれませんがご協力お願いします。後コンマ判定成功したら乱入可能です。

もう面倒だと思いますのでこれで固定でいいでしょうか?ほとんどバスト80cmになりますが。

コンマ全部無駄になってしまいますが…体型やらキノコの大きさやらは決めずプロフィールのものでいいですかね?今後もレスを無駄にせず済むのでこちらもメリットがあります。状態が妊娠やら病気やらで体型が若干ふっくらしたり、痩せたりするのは入れます。

↓1 ~3 プロフィールの体型で良いかどうか

了解しました。男死の方はどうしますかね?このスレで固定してしまうか温泉の時に測ったもので固定するかどちらが良いですか?

↓1~3 男死の男死について、このスレで固定か温泉の時の測定の大きさで固定か。(薬については例外です)

    
最原   79 大
天海   78 大
星    52 中

百田   90 巨
ゴン太  16 小
真宮寺  03 ミニ
王馬   65 中
キーボ  81 大

数値の横の文字が見た目です。流石に数値化はいいというのは取ってくれた方に申し訳ないので…載せておきます。後はそろそろ塩害(真宮寺の姉友作り)が発生しても良い頃かと思っています。

と、そろそろ判定に入ります。

↓1 幸運判定 80以下で混浴風呂に入れる
↓2 上の結果を受けての男死達のアクション

最原「…」ジ-    

百田「…」ジ-

キーボ「…」ジ-

王馬「うっわガン見じゃん」

天海「…やっぱりちょっと張ってるっすね」

星「…ふぅ…クールじゃねえな」

ゴン太「…うぅ…」必死に目を逸らす

王馬「まあ俺も見るんだけどね!あ、いいお尻だね!」

王馬が茶柱の尻を見ながら言ったので百田が叫んだ

百田「…誰の尻だ!?」

天海「…あんまり反応しちゃダメっすよ」

やはり男死の本能が逆らいきれずに押し合いへし合いしながらガラス戸の前で覗き、騒いでいたのでついに開いてしまった

最原「うわっ!?」

百田「ぐおっ…!?」

王馬「ちょっと!」

キーボ「うわああ?!」

天海「あらら…」

星「…何やってんだ」

ゴン太「…」チラチラ

その瞬間楽園…混浴風呂の床になだれ込む。身体を洗っていたり浴槽で泳いだりしていた女子が一斉にそちらを向いていた

赤松「…え?」

春川「…殺されたいの?」

茶柱「…何してるんですか?」


↓1 この後の全員のアクションを指定(投げ飛ばすなり混浴するなり何でもどうぞ)
(塩害はモブに発生します)

東条「あら…これで隠して」

入間「な…!?」

白銀「なになに?定番の覗きイベントかな?」

アンジー「およー、いらっしゃーい!」

夢野「んあ…?」

春川達は自分からタオルを巻き、他の女子は東条がタオルを巻いて男死を見下ろした

最原「あ…これは…その…」

百田「…て、転子…」

~10分後~

茶柱と春川の鉄拳制裁は筆舌に尽くしがたいものだった。男死は全員漏れなくお仕置きされた。だが一部の女子の、「混浴風呂なのだから仕方がないだろう」という意見で何だかんだで混浴を許された。

茶柱「まったく…これだから男死は…!」

百田「う…すまねえ…」タンコブ

入間「…けっ、脳筋バカ夫婦…」

茶柱は沸騰していたがその割には百田にぴったり寄り添っていた

赤松「…あわわ…」

春川「…」

一瞬だったが男子のモノを生で見てしまい赤松達はその何とも言えない形状に驚いていた

天海「いや…参ったっすね」

東条「ああ…そう言えば、丁度良かったわ。みんなに大事な知らせがあるのだけど」

最原「だ、大事な知らせ…?」

白銀「しゅ、終一君…たんこぶが3つも…あっ…たってる…」

東条「明日この国を出て、その後しばらく車の旅をしなければならないの」

星「車の旅?」

天海「…車?」

夢野「んあー…乙女にそんなもの見せるでないわ!」

王馬「夢野ちゃんが勝手に見てるんじゃん!」

↓1 東条以外のメンバーのアクション

入間「何で急にそうなったんだよ」

東条「この国も戦争に巻き込まれかけているからよ。あなたたちも暴徒や内通者に襲われたでしょう?明後日から避難が始まるの」

アンジー「およー、そうなのかー?」

夢野「んあ、あの連中のせいで少しチビッたからのう…」

星「…どこに行く予定なんだ?」

東条「ロシアのサンクトペテルブルクよ」

赤松「サンクト…?」

百田「大都市じゃねーか、何でそうなったんだ?」

春川「…命令でも受けたの?誰から?」

東条「国連とでも言っておきましょうか。少し違うけれど」

キーボ「国連…また規模が大きいですね」

ゴン太「国連って確か…偉い人たちがいっぱいいるところだよね」

東条「車にはテントや武器類の物資があるわ。お給料もいただいているし、安心して」

茶柱「…」

真宮寺「それはそれで楽しそうだけどネ…僕は旅は好きだし…」

王馬「へー、ロシアか、いいじゃん!」

最原「…車の旅…ロシア…」

白銀「旅といえばやっぱりキノの旅だよね!あれはモトラドだったけど…コロシアムの話が面白くて…今から17年も前か…」

天海「…車っすか…」

天海はあからさまに嫌そうな顔をしていた

東条「あなたが車が苦手なのは分かっているわ。酔うなら私が何とかするわ…みんな納得してもらえたかしら」

↓1 東条以外のメンバーのアクション

王馬は「良いよ、ただし東条ちゃんが俺の夜のお相手してくれたらね?」と冗談を言う。
春川や冷静な面子は本当にそれだけなのか、裏はないのか、安全なのかを確認。
天海は東条に信じてると改めて伝えた上で、何か困ってる事や必要な事があれば遠慮なく言って欲しいと云う。

これで東条が裏切って勝手に何かしたらもうどうしようもない…。

王馬「良いよ、ただし東条ちゃんが俺の夜のお相手してくれたらね?」

王馬が冗談めかして笑うと春川と茶柱が思い切り睨みつけた

茶柱「黙りなさい!」

春川「…裏とかないよね」

星「…大丈夫なんだろうな?」

最原「…東条さん、本当にそれだけなの?」

東条「ええ、今のところは何もないわ」

真宮寺「…後で情報本を見ておこうかな」

入間「ロシアなら寒いのか…暖房器具作っとくか…」

アンジー「えー、寒いといつもの服でいられないねー」

ゴン太「け、怪我しちゃうから…」

夢野「普通の服を着ていた方が良いぞ」

白銀「あ、アナ風の服を仕立ててみようかな」

キーボ「僕がドライヤーで温めましょうか?」

赤松「ドライヤー…口からだよね」

百田「…」

天海「…車はともかく…俺は斬美さんのこと信じてるんで、何か困っていることや必要なことがあれば言ってください」

東条「そうね…強いて言えば、1番困っているのはあなたと車のことよ」

天海「…頑張ります」

東条「ありがとう…私はそろそろ上がるわ、部屋を掃除しないといけないから」ザブッ    

東条は微笑みながら湯船から上がって脱衣所の方へ向かって行った。

↓1 天海達のアクション

天海「…俺も上がるっす」

王馬「じゃあオレもー!」

真宮寺「そろそろのぼせそうだし上がろうかな…」

茶柱「…解斗さん、まだ身体洗ってないでしょう!転子がいやらしい気持ちとともに洗い流して差し上げます!」ゴシゴシ

百田「お、おう…ありがとな!」
 
白銀「あ、じゃあ私も終一君を洗ってあげる。…たっちゃう悪い子の終一君をね」

最原「あ、…ご、ごめん…」

白銀「ふふっ…」ジャブジャブ

夢野「んあ、星よ、背中が届かないじゃろ。洗ってやるぞ」

星「…いいのか?…なら頼む」

入間「ふわぁ…仕方ねえな、キーボ、防水機能のチェックするから横になりやがれ」

キーボ「あ、はい!」

アンジー「ごしごーし!」ゴシゴシ

ゴン太「あ、アンジーさん、見えちゃうよ…!」

赤松「魔姫ちゃんの髪ツヤツヤしてるねー!」サワサワ

春川「…楓のも、綺麗な金髪」ゴシゴシ

気持ちの整理も兼ねて茶柱は照れ隠しで怒り、白銀とアンジーは妖艶に笑い、夢野は珍しく親切心を起こし、入間は弄り欲を湧かして男子達の身体を洗い始めた。赤松と春川は髪を洗いっこしたり絡めて三つ編みを作っていたりした。

王馬「東条ちゃん、拭いてー!あと髪も乾かしてねー!」

天海「こんな奴の言うことは聞いたらダメっすよ」

王馬「自分がしてもらいたいだけでしょー?」

天海「うるさいっすね…」

真宮寺「あ、東条さん。髪をお願いできるかな?」

東条「ええ、いいわよ…あら、枝毛があると言っていたけど…とても丁寧にお手入れされているわ。綺麗な黒髪ね」

真宮寺「そうかい?ありがとう…君が太鼓判を押してくれるなら姉さんも喜ぶだろうネ…」

天海と王馬が小さな喧嘩をし始めた。その隙を見計らって真宮寺は東条に髪のケアをしてもらったていた

東条「…はい、潮で傷んではいたけれどこれで大丈夫よ」

真宮寺「ン…痛くないし、髪はなんだかさっぱりしたヨ」

東条「ふふ、では私は先に部屋に戻っているわね」

かっちりとメイド服を着ていた東条はエビシオを連れて部屋に戻ろうとしていた

↓1 天海達のアクション

天海「斬美さん、時間があるなら少し話でもしませんか?2人でゆっくりしようって言いましたよね 」

天海は急いで服を着ながら東条に声を掛けた

東条「あら…もちろん構わないわ。」

東条は天海を待って、しばらくすると2人で脱衣所を出て行った

アンジー「んー!気持ち良かったー」

王馬「お、アンジーちゃんじゃん!」

アンジー「どしたのー小吉ー?」

王馬「部屋で話があるから着替えてよ!」

アンジー「あいあいさー!」

真宮寺「…ロシアについて調べないとネ」

~部屋~

真宮寺「…ロシア…ロシアと」

~ロシア連邦~
隕石によって国土の5分の1が消失しかけたが、僅か10年で元通りに戻した。宇宙開発の先進国であり、資源も豊富。道路も整備されているため人口が多いかと思いきや首相の手紙がないと入国できない。黒い噂が絶えない国だが、料理は美味しく自然の恵みのおかげで野宿もしやすい。

真宮寺「なるほどネ…黒い噂カ…」

アンジー「にゃははー!」

王馬「にしし!」

アンジーと王馬は何か企んでいるようだった。

天海「布団はこれでいいっすかね…」

東条「ありがとう、あなた…ココアを作ってきたわ」

天海「ありがとうございます」

天海がソファに座ってココアを飲んでいると東条が隣に座ってお互いの指輪が付いている方の手を重ねた。

天海「…どうしたんすか…?」

東条「…ごめんなさいね、いつも大変な思いをさせてしまって…」

↓1 天海のアクション
↓2 王馬達の企みの内容
↓3 真宮寺のアクション

天海「…夫婦なんですから、どんな時だって苦しいことも嬉しいことも一緒に背負いますよ」

天海は手を握り返して優しく言った

天海「…膝枕してもらえますか?」

東条「…ええ、いいわよ。おいで」

東条は天海の頭を膝に乗せて優しく撫で始めた。

天海「…ん…」

撫でられた瞬間母親のような包容力に包まれた。自然と瞼が重くなる。

真宮寺「…縄と武器を用意しておこうかな…」

真宮寺はロシアに向かう前に準備をしておこうと荒縄やら包丁やらを用意し始めた

アンジー「うん、それでいいよー!」

王馬「じゃあ早速呼び出すから準備しておいてね!」

アンジー「いいよー!」

アンジーは使わなかった個室に入ると残っていた入間の媚薬を焚いておいた。

~10分後~

続々と他のメンバーも帰って来た

アンジー「あ、美兎ー!ちょっといいー?」

入間「何だ?」

王馬「春川ちゃん、ゴン太ちょっと用があるんだけど!」

春川「…何なの?」

ゴン太「どうしたの?」

王馬「こっちにすばしっこい虫が出たから何とかしてよ!」

春川「…虫?」

ゴン太「虫さんが!?」


↓1 入間の製作判定 80以下で成功(材料が少ないので補正-10) 成功すると玩具ができる
↓2 春川の警戒判定 85以下で成功、成功すると警戒されて誘き寄せることができない

入間「これでいいのか?」

入間は小型の振動式玩具を面倒臭そうにアンジーに投げ渡した

アンジー「うんうん、ありがとー美兎!神様がポイントをあげるって!」

入間「何のポイントだよ…」

~個室の前~

春川「…獄原、行ったらダメ。」

ゴン太「えっ…どうして?」

春川「こいつ嘘を付いてるかもしれない」

王馬「…えー、嘘なんてついてないよー?」

春川「クソヤロー、騙そうとしたって無駄だから」

明らかに警戒した春川は豹のような目付きで王馬を見ると、ゴン太を強引に連れて行った

ゴン太「あ…」

王馬「…あーあ」

アンジー「あれー、小吉、どしたー?」

王馬「獰猛な女豹と野獣に逃げられちゃった」

アンジー「あちゃー、小吉信用されてないねー」

王馬「まあね!」

アンジー「んー、どうしよっかなー」

王馬「あ、失敗しちゃったけど、アンジーちゃん、俺の作戦手伝ってよ?」

アンジー「もっちもちー!約束だからねー」

王馬とアンジーはまたバレないように別室で作戦を練り始めた

~深夜0時前~

入間「ふわぁ…」

最原「そろそろ寝ようかな…」

白銀「お風呂入ったら眠くなっちゃったね…」

百田「もうそんな時間か…」

天海「ん…」パチッ  

東条「あら、おはよう」ナデナデ

天海「ああ…俺眠ってたんすね」

夢野「んあー…」

↓1 この後の天海達のアクション(そのまま寝ても、一部のメンバーだけ起きていても可。起きている場合は具体的なアクションを指定)

茶柱「そろそろ寝ましょう!夜更かしは身体に良くないですよ!」

百田「そうだな…寝過ごしたらヤベーし…」

白銀「お肌の天敵だからね…終一君、おやすみなさい」

最原「うん、おやすみ、つむぎさん」

入間「車か…シート改造してやろうかな…」

夢野「…」ス-ス-

星「…毛布被らずに寝てやがるな…」バサッ

キーボ「エビシオさん、これどうぞ!」

エビシオ『…ネジ…アリガトウ』

赤松「魔姫ちゃん、おいで!」

春川「…楓」バサッ
 
ゴン太「おやすみなさい!」

アンジー「…にゃは」ゴソゴソ

ゴン太「あ、アンジーさん…!?」

天海「…斬美さん、ありがとうございます。先に休んでいてください」

東条「あら…あまり夜更かししないようにね」

天海「はい…おやすみなさい。」

ほとんどのメンバーは寝る準備をして横になった。天海は真宮寺に声をかける

天海「真宮寺君、ちょっといいっすか?」

真宮寺「どうしたんだい?」

天海「いえ、ロシアの話を聞きながら一緒に旅支度しようかなと」

真宮寺「あァ、構わないヨ。君となら楽しく話せそうだし」

天海と真宮寺が話し始めた頃を見計らって王馬は東条に抱きついた

東条「…!」

王馬「大丈夫だよ、何もしないから」

東条が思い切り投げとばそうとしてきたので王馬は笑いながらそう言って見つめた

東条「…どうしたの」

王馬「んー、耳掃除して欲しいなーって思っただけだよー?最近してないからねー」

東条「…はぁ…横になって」

王馬「流石ママだねー!」

呆れたように息を吐いた東条は渋々膝に王馬の頭を乗せると耳掃除をし始めた

王馬「…んー…」

側から見ればやはり子供と母親だった。優しい快感が王馬を包み込む

真宮寺「…おや…」

天海「どうしたんすか?」

真宮寺は王馬達に気づいたが、何も言わずに本を取り出した

真宮寺「さて…」

天海「あ、ちょっと貸してくださいっす」


↓1 天海の図書判定 75以下で成功。成功すると重要事項を見つけることができる
↓2 王馬のアクション

天海「……」ペラペラ 

真宮寺「その本の欠点は字が小さすぎて読みにくいところだネ…」

天海「確かにそうっすね…ん…?」

天海はページに不審さを感じで爪で引っかいて開いてみた

天海「…これは…」

そのページはかたく糊付けされていた

~ページの内容~
ロシアにはweltの本部があり、定期的に各国の代表(首相や大統領などの首長)会議が行われる。ただし現在はほとんど裏の秘書が書類や会議の内容をまとめておくことが多い。その情報は最重要機密情報で、身内にも話してはならないと言われている。(この先は読めなくなっている)

天海「…ロシアで…welt…?ドイツ語っぽいっすけど」

真宮寺「…凄いネ…これは…なるほど」

天海と真宮寺が新しい情報を見ている間、ほとんど極上と呼んでもいい時間を過ごしていた王馬が眠りそうな脳を叩き起こして東条の腹に抱きついた

東条「…何か不具合があったかしら?」

王馬「んーん、気持ち良かったよー?やっぱりママなだけあるね!」

東条「…私はあなたのママではないわ」

王馬「でも天海ちゃんの子供のママだよねー、あ…次はオレと子供作ろっか?」

東条「…」

王馬「あ、無言で引き離そうとしないでよー!…ロシアなんかにオレ達連れて行ってどうするつもりなのかなー?」

王馬はにこにこと笑いながら東条を探るような目付きで見つめた

東条「…もう寝なさい」

東条は母親が諭すように王馬に言った。その表情は何を考えているのかほとんど分からなかった

王馬「…へー」

↓1 王馬のアクション
↓2 天海達のアクション

顔を近付けて「良いの?冷たくするとオレ、もしかしたら夜に脱走したり問題起こしちゃうかもなー?」
「アンドロイドの任務だって協力してあげた仲なのに、あ、政府はオレをアンドロイドにしたいんだっけ、それと何か関係あるのかなー」
と更に探りを入れる。
「…まあでも別に答えてくれなくても良いよ。オレは天海ちゃんと違って東条ちゃんが何をしようと東条ちゃんだけの味方をしてあげるしね」と最後はアプローチして耳か首筋を噛む。

↓1 王馬の盗み見判定 75以下で成功。成功すると手紙の内容を見ることができる

王馬「…東条ちゃん」グイッ

東条「…まだ何か?」

王馬は思い切り顔を東条に近づけると更に探るように言った

王馬「…良いの?冷たくするとオレ、もしかしたら夜に脱走したり問題起こしちゃうかもなー?」

東条「…」

王馬「アンドロイドの任務だって協力してあげた仲なのに、あ、政府はオレをアンドロイドにしたいんだっけ、それと何か関係あるのかなー」

東条「…」

王馬「…まあでも別に答えてくれなくても良いよ。オレは天海ちゃんと違って東条ちゃんが何をしようと東条ちゃんだけの味方をしてあげるしね」

東条「…ん…っ…」

王馬が首筋を強く噛み付いて妖しげな目で笑うと東条は突き放してそっぽを向いた

王馬「…にしし…ん…?」

東条が何か読んでいたらしく手紙が置いてあった。暗がりで見にくいが、何とか少し読めた。

~手紙の内容(一部)~
Weltの面々は君を高く評価している。他の超高校級はアンドロイドになることに酷く抵抗感があるようだが、君の仕事のこなしぶりは以前より増して素晴らしいものだ。その調子で仕事を務めて欲しい。そしてたくさんの子を産んで欲しい。正直なところを超高校級の血は何が何でも増やしたいのだ。話は逸れたが他の超高校級の面々も問題行動の多い王馬小吉含めて必ず守ってくれたまえ…
(これ以上は暗くて読めない)

王馬「…えーと…」

王馬は何とか一部を読み上げた

王馬「…なるほどねー」


天海「…他に情報は…」

真宮寺「まだあるかもしれないネ」


↓1 天海の図書判定 75以下で成功、成功すると更に情報を得られる
↓2 王馬のアクション

天海「あ…ありました」

~ページの内容~
直近のWeltの活動記録
無人の施設や島への特定の人物の避難
特定の人物の保護、監視
仮想空間実験
…(ここから先は読めない)

真宮寺「…僕達を無人島に送ったのはこの組織である可能性が高いネ」

天海「…かなりきな臭いっすね…」

真宮寺「とんでもない規模の組織だろうネ」

天海達が話している間、そっぽを向いていた東条の肩を王馬は掴むと目をじっと見つめた

王馬「ねぇ、もしもだよ?もし偉い人達から“国を世界を救う為にオレ達を売れ”って依頼をされたとしたら...東条ちゃんはどっちを取る?オレ達?国民の皆様?」

東条「…何でそんなことを?」

王馬「東条ちゃん、答えられる?」

王馬は低いトーンで尋ねた。東条は口をつぐんで答えようとはしなかった

東条「…」

王馬「…なんてね、本気にしちゃった?」

東条「…早く寝なさい」

王馬「もう、つれないなー。まあいいや、おやすみ!」

そう言って布団に潜り込んだ王馬を東条は見つめると、音も立てずに立ち上がって春川を起こした。

東条「…春川さん、起きて」

春川「…ん、何…?」

東条「これ、あなたに」

春川「…何これ?」

東条「好きな時に読んで頂戴。ただ、あまり人に見せるのはお勧めしないわ」

春川は戻って行った東条を怪訝な顔で見ながら封筒を持ってみた

春川「…」

↓1 封筒を開けてみるかどうか
↓2 天海達のアクション

↓1 ゴン太(アンジー)の俊敏判定、45以下で成功。成功すると春川について行くことができる

春川「…」キョロキョロ

春川は誰か見ていないか確認して、部屋を出た。

~部屋の外~

春川は鍵を閉めて、警戒しながら封筒を開いた。

春川「…何これ…」

封筒の中には黒い紙とアンプル、写真、鍵が入っていた。

春川「…」

春川は恐る恐る写真を見てみた

春川「…っ…!」

その写真は今まで春川が殺してきたターゲットの死体の写真だった。凶器までしっかり添えてある。最後の一枚だけは違った。その写真は春川がかつて世話をしていた子供達が楽しそうに過ごしているものだった。ただ、妙な紋章の入った服を着た大人が隣で世話をしているのに不審感を感じた。

春川「…何でこんなものが…!」

春川は黒い紙を乱暴に開いた。

~黒い紙の内容~
今までの君の経歴をWeltのメンバーは全て把握している。素晴らしいものだった。君へのプレゼントが車に乗せてある。ピッキングのできない箱で、この鍵でしか開けることができない。是非受け取って欲しい。
Welt議長 カール・シュナイダー

春川「…」

春川は鍵と紙は何となく把握したが、アンプルだけは訳が分からずラベルを見つめた

「DRTM」

春川「…」

春川は部屋に戻った

~大部屋~

真宮寺「東条さんは…いったいどこまで知ってどこまで僕らの味方なんだろうネ」

天海「それは…どういうことっすか…?」

まるで東条を疑うような言い方に天海は思わず腹を立てた。だが最近の東条の態度や行動に心当たりはあったのでそれ以上は何も言えなかった

真宮寺「あァ…ごめんネ、天海君。言葉が過ぎてしまったヨ」

天海「…いえ、俺も悪かったっす」

天海は布団に横になっている東条を見やりながらため息をついた

↓1 春川のアクション
↓2 天海達のアクション

↓1 春川の 観察眼 判定 50以下で成功。成功すると、東条の格好について妙な点に気づくことができる

真宮寺「天海君、もし東条さんが…僕達に敵対するとしたら、君はどっちにつく心算なんだい?」

天海「…敵対?」

天海はそんなことは考えたくなかったが、絞り出すように声を出した

天海「…そうなる前にどうにかします」

真宮寺「…どうにか…ネ…」

天海達が話している間、春川は鍵とアンプルを取り出すと、キッチンに向かった

~キッチン~

春川「…ふん…」

ボッ  

手紙と写真をかまどに放り投げると火をつけて、焼ききるまでその場にいた

春川「…どこからこれが…」

警戒しながら布団に戻った

春川「…ん…?」

春川は東条の方を見ると一瞬透明でひらひらとしている物が見えた。光学迷彩か何かと思って近づいた

春川「…」サワッ  

興味からそのひらひらとしたものがあった場所を触れた

東条「…っ…うう…ううぅ……!」

春川「…!?」

触った瞬間東条が苦しみ出したので、思わず春川の肩が跳ねた

エビシオ『…触ッタラ…ダメ…』

春川「…あんたは…」

エビシオ『明日、ABiiガ、話シタイ事ガアルト…』

春川「話したいこと…というかABiiって東条のこと?」

エビシオ『肯定』

春川「…」

↓1 春川のアクション

春川「……分かったよ、ここは下がる…だけど覚えておいて、私はあんたを信用してないから」

エビシオ『…ソレデモイイ』

春川「…」

春川は2人に対して疑惑を高めながら警戒して布団に入った

真宮寺「…まァ、とりあえず寝ようカ」

天海「…そうっすね…」

天海達も流石に睡魔が襲ってきたので、布団に潜り込んだ

天海「…」

~翌朝~

春川「…」パチッ

アンジー「おはよー!」

ゴン太「あ、アンジーさん…」

春川「…東条は?」

アンジー「外にいると思うよー?車を持って来るって言ってたよー!」

春川「…そう」

春川は2人を一瞥すると静かに外に向かった

~ホテルの外~

東条「あら…春川さん。…待っていたわ」

サッカーボール大の箱を持って車の横に立っていた東条が声を掛けてきた

春川「…それで、何の用?」

東条「この箱を見せないで保管していて良いか聞こうと思っていたの」

春川「…あんたが保管するってこと?鍵は?」

東条「私はハッキングで開けられるけど…どうせロクなものは入っていないと思うわよ、見ない方がいいと思うわ。」

頭を痛そうに抑えながら東条が言った。春川はまた一瞬透明なものがゆらゆらと揺れた気がした。

春川「…あんたにも何か送られてきたの?」

東条「たくさんね、どれもこれも人に見せられるようなものではないけれど」


↓1 春川の心理学(読心術)判定 、50以下で成功。成功すると真偽がはっきり分かります。
↓2 春川のアクション

春川「…」

春川は警戒心を最大にして東条を見つめたが、嘘をついている様子はなかった。

春川「…あんたは、私に何をさせようとしているの?」

春川は詰問するように睨みつけた

東条「そうね…」

春川「…」

東条「強いて言うなら…何もしないで」

春川「…は?」

東条「あなたは赤松さんと自分と仲間の事だけ気にすればいいわ。その能力は守る事に使えばいいんじゃないかしら」

春川「…なんか企んでるの?」

東条「何も企んでいないわ。私はみんなと彼のことを考えているだけよ。ああ、それよりこの箱は処分しても?」

春川「…好きにしたら」

春川はこれ以上聞き出せないと判断して引き返そうとした

女「おーい、ABii!」

東条「あらジルコン、どうしたの?」

ジルコン「いや、見かけたんでついな!今日出発か?」

東条「ええ、早い方がいいと思って」

ジルコン「そうした方がいいな、明後日どころか今日中には戦争が始まるみたいだぞ!この国も大変なことになるだろうから」

東条「そうね…それよりあなたの相方は?」

ジルコン「あー…アレしないでプレゼント箱開けちまったみたいでな、酷く錯乱して」

東条「あらあら…もしかしてまた私にも届いてるかしら…」

ジルコン「最近毎日だからな、時期届くんじゃないか?」

春川「…」

↓1 春川のアクション
↓2 部屋にいるアンジー達のアクション

春川「戦争ってどういうこと? 東条、あんたは本当に私達の仲間なの? もしあんたが私達の、楓の敵になるんだったら……」

ジルコン「…?」

東条「…もしかして伝えてなかったかしら?」

春川「東条、あんたは…」

ジルコン「君、もうすぐ君ら狙って暴徒だのカルト宗教の司教だのが集まって戦争が始まるって知らないの?」

春川「…暴徒…」

東条「…別に私を信頼してくれなくても構わないわ、疑われても当たり前だもの」

ジルコン「随分怒りっぽいみたいだけど、もしかしてアレしてないのかな」

春川「アレって何?」

東条「ジルコン、私達の仲間は例の対策はしてないのよ、倫理的に問題があるから」

ジルコン「倫理的?このご時世に随分甘い…」

東条「ジルコン、少し…」

ジルコン「あはは、ごめんごめん」

春川「…と…」

アンジー「あ、魔姫ー!それに斬美ー!」

ゴン太「 あ、良かった…!これが車…?」

ジルコン「おや…超高校級が集まるとやはり壮観だね…あ、その箱開けるの?」

東条「みんながいなくなったらね…じゃあそろそら朝食を作らないといけないから…」

ジルコン「話し相手してくれてありがとう」

東条もジルコンと名乗る女性も会釈した後別れ、東条はホテルに戻って行こうとした

アンジー「…んー?」

アンジーは一瞬ひらひらとした透明なものが東条にもジルコンにもあるのに気付いて不思議そうな顔をしていた

↓1 春川達のアクション

アンジー「これなんだろー?」サワッ

東条「…!」ビクッ  

ジルコン「あっ、触っちゃダメだよ!」

春川「…あれは…」

ゴン太「ど、どうしたの…?」

アンジー「これ綺麗だなーって、ごめんねー?」

東条「…いえ、いいのよ。」

東条は優しい声で微笑みながら早足でホテルに戻って行った

ジルコン「ふう…そろそろ帰ろうっと…」

ホッとした顔でジルコンも帰って行った

アンジー「にゃははー、戻ろうかー!」

春川「…」

ゴン太「だ、大丈夫かな…?」

~30分後~

天海「…ふう…」

赤松「んん…おはよう…」

天海が起きた時には東条は朝食を作り終えていた。だが本人はどこかに行ったようだった

白銀「あ…今日から車の旅だっけ…」

最原「ご飯…」

茶柱「あれ…東条さんは?」

百田「車の準備でもしてるんじゃねーか?」

星「…毎日忙しいな…」

夢野「んあー…」

春川「…」

天海「もう食べたんすかね…?」

↓1 人物指名、その人のアクションも指定

入間「さー、さっさと荷造りしやがれ雑魚共!」

キーボ「お金良し…武器良し…」

夢野「んあ、食器を片付けるかのう…」

星「机も元に戻すか…」

東条「あら、いいのよ。布団も片付けておくわね」

アンジー「あ、斬美ー!朝ぶりだねー!」

ゴン太「あ、東条さんご飯美味しかったよ!」

赤松「ドライブって言ったらサングラスだよね!」

白銀「あ、サングラスならあるよ!」

最原「陽は照っていないからつけなくていいんじゃないかな…」

真宮寺「縄に…包丁と…」

百田「武器なんて持ちたくはねーがな…」

茶柱「こればかりは仕方ありませんね…」

王馬「いやー、オレの銃捌きを見せる時が来たね!」

春川「…天海、少し話がある」

天海「春川さん…?何すか?」

春川は朝の出来事を自分が暗殺者だということを伏せて話した。天海の顔も春川の顔も険しくなっていた。

天海「戦争は聞きましたが変な箱に…透明なひらひら…?」

春川「…変なやつをまとってた。」

天海「…ありがとうございます」

春川達が話している間、アンジーも王馬の方に情報を提供していた

アンジー「それでねー、綺麗な透明のひらひらが…」

王馬「クラゲみたいだね!なるほどねぇ…」

東条「みんな、そろそろ移動したいのだけど、準備はできたかしら」


↓1 人物指名 その人のアクションも指定(複数可)

アンジー「準備できたよー!」

夢野「…」zzz

星「お、おい…夢野、寝るな、起きろ」

茶柱「…待ってください、もしかして男死の横に座る羽目になるのでは…?」

最原「…車だから…」

白銀「16人だしね…車に乗るには地味に人が多すぎるよ…」

王馬「正確には15人と1体だけどね!」

キーボ「それはどういうことですか!?」

赤松「あ、天海君はどこに乗るの?」

天海「…」

春川「…運転するのは…?」

東条「運転は私がするわ」

真宮寺「他に運転できそうな人もいないしネ」

ゴン太「ゴン太が乗ったら狭くならないかな…?」

入間「車も改造してやろうかな…オレ様専用のベッドとか…」

百田「あーあー…オメーら!ひとまず出発するぞ!」

白銀「出発進行ー!なすのお新香ー!…ちょっと言ってみたかったんだ…」

百田「…よし、それじゃ車まで案内頼むぞ!」

東条「ええ、みんな付いて来てね」

~ホテルの外 車の近く~

入間「…ハイエース…お前らオレ様をハイエーしようなんて考えんじゃねーよ!」

天海「…車…」

最原「あ…でもこれ凄くいいハイエースだよ」

赤松「本当だ!この中凄く触り心地がいいよ!」

入間「ナカの触り心地がイイ!?」

王馬「黙ってろよ雌豚!」

東条「それぞれで乗る場所を決めて乗って頂戴ね」

天海「…」

天海の顔は真っ青だった

↓1 天海のアクション

↓1 天海の観察眼 判定 70以下で成功
↓2 各メンバーの車の乗る場所を指定。(運転席と助手席は天海ペア) ハイエースは運転席と助手席以外は3人ずつ(無理やりだと4人)乗れて4列あります。

東条「…あなた、大丈夫?顔色が…」

天海「…すみません、俺結構車酔いするんで…」

東条「なら私の隣に乗っていて、酔い止めも途中で買うから」

天海「はい…」

百田「俺たちは2列目にするか」

茶柱「はい…あ、夢野さん…良かったらお隣に!」

夢野「んあ?別に構わんが…」

キーボ「では僕は3列目の窓側で!」

真宮寺「出やすい位置がいいから3列目かな…」

最原「つむぎさん、隣に…」

白銀「うん、もちろんだよ!」

王馬「雌豚ビッチちゃん、アンジーちゃん、隣に乗ってよ!」

アンジー「いいよー!」

入間「ひぃん…!」

赤松「もちろん私達は隣にしようね!」

春川「…うん」

星「…もう開いてねえな、獄原、隣に一瞬に乗るぞ…窓側と中側どっちが…」

ゴン太「あ…うん、ゴン太は中側でいいよ」

東条「キャンプ道具は床下収納の中よ。武器については…各自場面に合わせて携帯したり使いやすい場所に置いていてね」

東条がキーを挿しこみながら言った。ブルルルとエンジン音を立てて車が動き出す。

百田「そういや水の中でも動くんだな」

東条「シートベルトはつけたかしら、では行くわよ」

東条は確認を済ませるとアクセルを踏んだ

~5分後 港通り道路~

百田「ついに車の旅か…」

入間「一応道路はあるんだな」

白銀「あ、東条さん、最初の目的地まで何時間くらいかな?」

東条「だいたい5時間くらいよ。それよりも酔い止めや食料…それに嗜好品も買わないと」

天海「…」マッサオ

最原「天海君大丈夫かな…?」

王馬「ねー、ただ車内で乗ってるだけってのもあれだしなんかしようよー!」

夢野「…何か…?」

春川「…」

↓1 最初の車内時間、車内ですること(ゲームでも、話し合いでも何でも構いません)
↓2 天海のアクション

夢野「じゃあトランプでもするかの」

星「…というより何で東条は運転できるんだ?」

赤松「私にもできるかな?」

春川「楓、やめて」

東条「ハワイで教わったのよ。」

白銀「ハワ親…!?」

最原「…ハワイ…」

百田「運転免許はいつか必要だよな…」

茶柱「とにかくトランプをしましょう!」

真宮寺「だけどこのままだと遊びにくいネ…」

東条「あら…」ポチッ

東条は一旦停車するとボタンを押した

キーボ「わわっ…」

ゴン太「シートが全部倒れちゃった…」

王馬「これなら遊びやすいね!」

入間「菓子つまみてぇな」

アンジー「ババ抜きしようよー!」

東条「ではまた発車するわね」

~3分後~

赤松「あ、景色が変わってきたよ」

春川「…ガラスパイプの中…?」

星「…2枚だけになったぞ」

真宮寺「14人もいればネ…」

王馬「あ、ただするだけじゃつまんないし最下位は罰ゲームをしようか!」

夢野「やっぱりか…」

天海「…あの、斬美さん…黙っていると酔いそうなんで話でもしませんか?」

東条「ええ、いいわよ」


↓1 何の話をするか指定
↓2 >>185 コンマ 最下位になる人

天海参加してないですね…こちらのミスで申し訳ありませんがもう一度

↓1 最下位の人、このコンマで東条か天海が出た場合はそのコンマの次の人が最下位になります。
↓2 罰ゲームの内容

天海「…ロシアに行くんだったら、旅の思い出を少し…」

東条「話してくれるの?聞かせて頂戴、あなたの旅の話は面白いから」

天海「はい…ウラジオストクの港に船を止めて…そこでロシアの旅が始まったんです」

東条「ウラジオストクなら日本からかなり近いところよね…ああ、そういえばロシアは英語は通じない国よ。蘭太郎君はロシア語は話せるのかしら」

天海「それが少し大変だったんすよね、当時はあまり話せなかったんで…ま、慣れたら食事も妹探しもできるようになったんすけど」

東条「流石冒険家ね…もう一度行きたい場所や食べたい料理はあるかしら」

天海「やっぱりバイカル湖っすかね、食事はロシアは美味しいものばかりだったっすけど…カーシャとブリヌィが素朴で優しい味で癖になったっす。後は…お祝いに食べたピロークもなかなかだったっすね」

東条「なるほどね…食事の方は材料を揃えたら作るわ。バイカル湖も日が合えば連れて行くわ」

天海「いいんすか?ありがとうございます…」

東条「…やっぱり少し青いわね、早めにドラッグストアに寄りましょうか」

王馬「はーい、キー坊の負けー!」

キーボ「あああああ…!」最下位

赤松「3枚でも白熱したね!」

春川「うん…」

百田「ふう…危なかったぜ」ワースト2位

茶柱「ヒヤヒヤさせないでください!」

王馬「キー坊の罰ゲームは…」

入間「キーボ、こいつとデートしてこい!」

エビシオ『エッ…』

キーボ「で、デートですか!?」

白銀「ロボ同士のデートかぁ…」

エビシオ『…不束者デスガ…ヨロシクオ願イシマス』

最原「君はどこでそんな言葉をおぼえてきたんだ…」

キーボ「あ…こちらこそ…」

入間「ちょっと照れてるんじゃねーよ!」


↓1 コンマ50以上でドラッグストア到着
↓2 ドラッグストアに着かなかった場合のメンバーのアクション、着いた場合は何を買いたいか指定(一般的にドラッグストアにあるもののみ)

キキ-

百田「もう着いたのか?」

エビシオ『ドラッグストア…』

入間「ぶっ飛ぶ薬とか…」

赤松「ダメに決まってるでしょ!」

春川「何買うの?」

キーボ「やっぱりお薬でしょうか」

東条「とりあえず一通り買ってくるから待っていて頂戴。」

ガチャ 

東条は急ぎ足でドラッグストアの中に入って行った

天海「…うっ…」

最原「天海君大丈夫…?」

白銀「顔色悪いね…」

夢野「今までよく旅できたのう…」

星「逆によく船で酔わなかったな」

天海「…いつも車の代わりに馬とか船とかに乗ってたんで…」

ゴン太「お馬さん…?」

アンジー「…あれー?この箱は何かなー?」

夢野「綺麗な箱じゃな」

春川「…箱?」

木目の綺麗な箱が東条の席の下に置いてあった。

王馬「…ABiiへ…東条ちゃん宛てのみたいだね、木目のパズルになってる。」

入間「開けてみようぜ!」

茶柱「ちょ、東条さんに許可を取らないと…」

百田「そうだぞ、本人がいないのに勝手に中身をみたら…」

王馬「でも気になるよねー!」

↓1 箱を開けてみるかどうか、開けるなら中身を見るメンバーを指定(車外で開けます)

↓1 天海のショック度判定 (精神度80)
↓2 春川のショック度判定 (精神度90)


20以上で3 50以上で5 80以上で10 精神度減少。一度の判定で5以上失うと一時的発狂 10以上で1日以上の発狂に陥いります。ちなみに精神度とはメンタルの強さのことではありません。

春川「…他のやつは見ないで、天海、一緒に来て」

天海「…どうしたんすか?」

春川「この箱一緒に開けて」

天海「…分かりました」

春川は天海を連れて箱を持つと車から出た

王馬「ちぇっ…つまんないの!」

入間「何であいつらだけなんだ?」

星「…あんたらに見せるよりはマシだろ」

夢野「んあ…それにしても綺麗な箱じゃな」

真宮寺「あれは寄木細工だヨ」

赤松「魔姫ちゃん、大丈夫かな…」

~ドラッグストア~

東条「この救急箱には何が入ってるのかしら」

店員「えーと…絆創膏に、包帯、湿布、鎮痛剤、風邪薬、整腸剤、吐き気止め、ガーゼ、消毒液、ピンセット、ハサミですね」

東条「ではこれを貰うわ」

店員「ありがとうございます、30Mになります」

~車外~

春川「…天海、開けて」

天海「はい」

天海は箱についていた仕掛けを動かした

カチャ

そして箱は開いた

ベチャッ

天海「…え…?」

春川「…!」

春川の足元に転がって来たのは人間の若い女性の生首だった。おそらくまだ中学生くらいだと思われた。写真も落ちている

天海「…なんでこんなものが…っ…!」

天海は吐きそうになるのを何とか抑える。だが春川の方はそうはいかなかった

春川「…うっ…はぁ…あっ…」

写真に写っていたのはドレスを着た小さな女の子とその父親であると思われる男性、それにメイド服を着て立っている東条だった。天海はそれを見てこの女の子がこの生首の持ち主だと悟った。

天海「…っ…春川さん…!」

春川「…ふっ…は…げほっ…げほっ…!」

春川はショックを受けて過呼吸を起こしていた。



↓1 春川の1日以上の狂気 コンマ、出た目で狂気の種類を決めます(次回以降から精神度判定にファンブルが入ります。今回はチュートリアルのようなものなのでありません)
↓2 30以下で東条が気付く
↓3 天海のアクション

あ、すみません。東条のは30以上です

↓1 春川~
↓2 東条~
↓3 天海のアクション

内容は上と同じです

天海「っ…」

ガチャガチャ

天海は首と写真を箱に戻すとかたく閉めた

天海「春川さん…!落ち着いて…!」サスサス

春川「あ…あっ…げほっ…ぐっ…」

天海は必死に春川を落ち着かせると、箱を他人に見られないように車に隠した。

東条「…春川さん、天海君…?」

ドラッグストアから出て来た東条は春川達に気づいて訝しげに見つめていたが、水を買ってからそちらに向かった。

~車内~

天海「春川さん…!」

春川「…ふー…ふーっ…!」

赤松「ま、魔姫ちゃん…!?」

王馬「…ん…?」

夢野「んあっ…!?」

星「…何があったんだ」

ゴン太「は、春川さん!」

百田「ハルマキ…!」

茶柱「ど、どうしたんですか!?」

最原「過呼吸…?」

白銀「春川さん…天海君…!?」

キーボ「何があったんですか!?」

入間「箱に変なのが入ってたのか…?」

アンジー「どしたのー?」

真宮寺「…あの春川さんが取り乱すとはネ」

春川の異変に気付いてメンバーは驚いたり慌てたりした。

春川「…ごめんなさい…ごめんなさい…!」

赤松「ま、魔姫ちゃんしっかり!」

東条「…どうしたの?」

東条が救急箱を持って戻って来た。

↓1 天海達のアクション
(春川の症状は強迫性障害、1日以上続きます)

アンジー「あ、これは…」

入間「コンドームじゃねーか!」

王馬「へー、東条ちゃん何で買って来たのー?」

百田「お、おい…今はそれどころじゃねーだろ」

ゴン太「は、春川さん…!」

春川「…」ガタガタ

赤松「魔姫ちゃん…!」

ゴン太が春川を抱き上げると車に乗せた。そして赤松と一緒に落ち着かせようとする

天海「…斬美さん、運転席に…」

東条「ええ…ここにいると目立つから少し移動するわよ」

茶柱「春川さん…」

~5分後~

車を走らせている間に天海は動揺を隠せず東条に話しかける。

天海「…斬美さん、あの箱は…」

東条「…箱?」

天海「寄木細工の箱のことです。あれは一体…!」

東条「ああ…中身を…」

天海「…知っているんですか…?」

東条「…勝手に見たのね」

天海「…それは…」

東条「…春川さんやあなたが動揺している訳が分かったわ。あの様子だと精神安定剤はおそらく効かないわ、睡眠安定剤を…」

天海「睡眠安定剤…」

↓1 天海達のアクション

(睡眠安定剤は百田が持っています)

↓1 東条に箱や生首に付いてどんな説明を求めるか(何故こんなものが送られて来たのか、など)

天海「…何故、誰がこんなものを…それにいったい何の意味があって君に…?」

東条「…一応聞いておくけれど、何が入っていたのかしら?」

天海「…人の首です。」

天海は声の震えを隠すことが出来なかった。震えながら寄木細工を開けて、写真だけを引っ張りだすとまた厳重に閉めた

天海「…この写真を見るに君の知人なんですか?」

天海は東条に写真を見せながら言った

東条「首は誰のものかしら?」

天海「…女性の方です」

東条「この方達はかつて私が仕えていた旦那様とお嬢様よ」

天海「…やっぱり」

東条「この写真を撮ったのはお嬢様が11歳の時よ。数年経った今なら中学生くらいかしら。おそらく旦那様が亡くなった後お嬢様は旦那様の親戚に引き取られているわ。その後の話は私は知らないけれど暴徒に殺された可能性があるわね」

天海「…なんで暴徒が…?」

東条「そうね…若い方だから食べられた可能性が高いわ」

天海「…それが何で君に贈られて…」

東条「見せてもらえないかしら」

天海「…首をっすか?」

東条「ええ」

天海は渋々東条に寄木細工を渡した。東条は手際良く開けると、頬を撫でていた

東条「間違いなくお嬢様ね」

東条は寄木細工を厳重に閉めていたが取り乱している様子は全くなかった

東条「この箱はどこかに埋葬してあげないといけないわ」

天海「…」

↓1 天海のアクション

アンジー「およー?車が止まったよー」

東条「あら、ごめんなさい。出発させるわね」

ブロロロロ

最原「…眠ってるね」

春川「…」ス-ス-

赤松「魔姫ちゃん…」

白銀「良かったぁ…」

茶柱「とにかく休ませてあげましょう」

王馬「あの春川ちゃんでも取り乱すことあるんだねー」

キーボ「何かよっぽどのことが…」

後部座席のメンバーは春川に気を取られていて気付いていないようだった。

東条「…蘭太郎君、顔が真っ青よ。お薬を飲んでなかったかしら?」

天海「…なんで…」

東条「蘭太郎君?」

天海「……なんでそんなに冷静でいられるんですか、そんなものを送りつけられて…」

天海は王馬の言ったことが頭によぎった。アンドロイド化が正しかったのかも東条が何を考えているのかも分からなかった

東条「…どうしたの?苦しそうよ…早く休んだ方がいいわね。そろそろ伏見国を抜けるから…道の駅の残っている高速道路を通るわ。そこまで我慢してね」

天海「…」

真宮寺「あ、東条さん。次の目的地までどのくらいかかるのかな?」

東条「2時間程度よ。お手洗いに行きたい人は早めにお願いね」

夢野「んあ、今の所平気じゃ」

エビシオ『…現在の時刻、9時21分』

東条「着くのは11時くらいね」

百田「ちょうど昼ごろか…」


↓1 天海のアクション
↓2 後部座席のメンバーのアクション(話し合いでもトランプでも何でも構いません)

天海「……あとで時間を貰えますか?君と話したいことがあります。」

東条「道の駅で昼食を摂る予定だから…その時でいいかしら?」

天海「…構いません」

天海はアンドロイド化のデメリットや直前薬の使用を真剣に考えていた

東条「では昼食の時間に話を聞くわね。…それと、あなた、酔い止めを飲んでおいた方がいいわ」

そう言って救急箱から酔い止めを取り出し、水を手渡した

天海「…」ゴクゴク

アンジー「…」zzz

夢野「…」zzz

星「…すっかり寝ちまったな」

茶柱「寝ている夢野さんもキュートですね…春川さんは大丈夫でしょうか」

春川「…」スゥ

 
赤松「今は大丈夫そうだよ…」ナデナデ  

赤松は春川を心配そうに見つめながら頭を撫でていたがふと何か思いついたように、赤松はゴン太に話しかけた

赤松「ねえ、ゴン太君。ゴン太君ってよく魔姫ちゃんの近くにいることが多いよね?」

ゴン太「そうかな…?」

赤松「うん、よく考えたら結構一緒にいることが多いなって…何か心当たりはあるかな?」

ゴン太「うーん…」

春川を好いているゴン太は無意識に春川の近くにいることを自覚していなかった。

ゴン太「心配になって近くにいることはあるかもしれないけど…ゴン太は分からないかな」

赤松「そっか…ありがとう、ゴン太君」

東条「ああ…そういえば春川さんはおそらく昼食を食べられないと思うわ。点滴をしても構わないかしら」

赤松「…点滴、うん。お願いするよ」



↓1 コンマ50以下で道の駅に到着する
↓2 コンマ60以上でイベント発生

東条「では着いたら点滴をさせてもらうわね」

星「…最近のメイドは点滴もできるのか」

最原「色々と凄いね…」

春川「…」ス-ス-

入間「オレ様も寝るか…」

キーボ「あ、景色が変わってきましたね」

真宮寺「見慣れた高速道路の景色だネ」

ビュ-

東条「少し速度を上げるわ、しっかりつかまっていてね」

百田「だいたい80kmくらいか…」

茶柱「しかし、他に車は通ってないんですかね」

ゴン太「そういえば、虫さんまだ見てないね…」

白銀「魚はいるのにどうして虫はいないんだろう…地味に気になるね」

天海「…」マッサオ

東条「…本当に車が苦手なのね」

王馬「天海ちゃん大変だねー」

天海「…後どのくらいっすか」

東条「40分くらいかしら、気分が悪くなったらすぐに伝えてね」

天海「…はい」

それから車は40分くらい走っていた

↓1 40以上で他のアンドロイドに出会う
↓2 着いた時の天海達のアクション

~約40分後~

夢野「んあ、トイレ…!」

星「お、おい…もう少しだ、我慢してくれ」

白銀「わ、私も…」

真宮寺「ここが道の駅だネ…?」

東条「ええ、そうよ。ここは…石川県あたりかしら。」

駐車場にはちらほらと車が何台か停めてあった。

最原「石川…?ここはどこの国なの?」

東条「辛うじて日本として保てている場所よ。だから道路があるのよ。」ピ-ッピ-ッ

キーボ「あ、着きましたね…」

百田「うし、危ねえから安全のために固まって行動するぞ!」

夢野「トイレ!」

茶柱「まずトイレに行きましょう!」

天海「春川さんは…」

東条「私が連れて行くわ、赤松さんも少し顔色が悪いからここで休んでね」

赤松「ごめんね…ありがとう」

車を停めるとトイレに行きたいメンバーのために全員でトイレに向かった

~道の駅~

入間「早く飯…」

東条「治部煮しかないけれどそれでいいかしら」

真宮寺「いいんじゃないかな…治部煮は美味しいヨ」

アンジー「美味しいならいいと思うよー!」

お腹の空いていたメンバーは道の駅のレストランに入ると運ばれてきた治部煮を味わい始めた。春川は座敷の上に横たわって点滴を受けた。

赤松「魔姫ちゃん大丈夫かな…?」

東条「1時間程で点滴は終わるから、それまでここで過ごしましょう」

天海「…」

↓1 天海のアクション

入間「…」モキュモキュ  

キーボ「何も喋らないということは…美味しいんですね!」

真宮寺「懐かしい味だネ…」

アンジー「んー、神ってるねー」モキュモキュ  

ゴン太「おかわりください!」

赤松「美味しいよ!…魔姫ちゃんも食べられたらよかったのにな」

春川「…」ス-ス-

白銀「この肉は何の肉だろう?」

最原「鴨じゃないかな」

百田「しかしまだサービスエリアが残ってるんだな」

茶柱「でもそのおかげで美味しいご飯が食べられますね!」

夢野「んあー、ソフトクリームが食べたいのう…」

星「…食べたいなら買ってくるぞ」

王馬「星ちゃん優しいねー!」

天海「…」

東条「春川さんは…今の所大丈夫そうね」

天海は食べ終えた後、別の場所に移動した。

天海「…はぁ…」

天海はこの先ロシアに行っても大丈夫なのか、アンドロイド化について考えていた。すると東条がこちらに寄って来た

東条「それで…話があるって言っていたけど、どうしたのかしら?」

天海「…ああ、そうでしたね」

↓1 天海のアクション

↓1 具体的に何を話して欲しいか、直前薬やアンドロイド化についての話もするかどうかを指定。詰め寄ったりするのも可。

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天海「…今から君に聞きたいことがあるんですけど」

東条「分かったわ」

天海「…隠し事はなしにして全部話して欲しいんです。君は機密だとかそんなことより仲間の方が心配じゃないんですか?」

東条「…そこまで言われるならこちらも応えるしかないわね」

天海「じゃあ聞きたいんすけど…さっきの箱は誰が何の目的で送って来たんですか?」

東条「カルト宗教の組織よ。Weltではないわね、手紙が無かったから。おそらく発狂させて化け物にするのが目的でしょう」

天海「…君があれを見て動揺しないのはなぜなんですか?もしかして他のアンドロイドの言っていた『アレ』やひらひらが関係あるんですか?」

東条「そのことをどこで知ったのかしら?」

天海「…」

東条「…まあいいわ、そうね…動揺しないのは訓練を受けているからよ」

天海「…訓練…」

天海はしばらく考え込んだあと質問を続けた

天海「君の所属している組織は俺達超高校級に何をする気なんですか、それに…信じても良いんですか?」

東条「一言で言えば、保護と管理よ。管理といっても国に戸籍を届けるようなものね。ただ盲信しない方がいい、と言っておくわ」

天海「…君は、もし俺の首があんな風に送られてきても君は平気なんですか?」

天海は震える声で尋ねた。

東条「そうならないように私が守るわ」

天海は一瞬東条が悲しそうな顔を浮かべたような気がした。だが瞬きすると微笑んで立っている東条が映った。

天海「…アンドロイド化について知っていることを話してもらえませんか、直前薬の使用も考えているんです。」

東条「アンドロイド化については以前話した通りよ。直前薬は…」

天海「前に話した時俺や子供の為なら戻っても良いと言ってましたよね。その気持ちは変わっていませんか?」

天海は冷静に東条の先の言葉を塞ぐように話した。

天海「俺は君の気持ちが離れていっていないか心配なんです」

東条「…」

天海「妹だけじゃなく、俺は君が居なくなるのも嫌です、もし居なくなったら君を必ず探します」

東条「…そこまで想ってくれて嬉しいわ。直前薬は今は使えないけれど、いつか戻れるようになるわ。だからそれまで待っていて」
↓1 天海のアクション

天海「いつかって...俺には待つことしか出来ないんですか?俺は君の心がわからないのが不安で仕方がないんです 」

東条「私の心?」

天海「そうです…俺は君を心から愛してる、好きで好きでどうにかなりそうなくらい愛しているんです ...君は俺を愛していますか? 」

天海は両手を握り東条の目を見つめながら必死に東条に気持ちを伝えた

東条「…ごめんなさいね、仕事ばかりしているからあなたに私の気持ちが伝わっていないのね。私だってあなたのこと愛しているのよ」

すると東条は天海をそっと抱きしめて背中を撫でた。

天海「…?」

天海は一瞬だったが、ふわりとしてサラサラとした物が肌に触れたような気がした。

東条「…どうしたの?鳩が銃弾を受けたみたいな顔をして」

天海「…いえ…君も愛してくれているならそれでいいんです」

東条「不安にさせてごめんなさいね…あら…みんな動き出したわ、戻りましょう」

天海「…はい」

~お土産売り場~

最原「こういうお土産売り場も残ってるんだ…」

茶柱「あ、この着物綺麗ですね!」

真宮寺「それは加賀友禅だネ…」

夢野「このお椀は教科書で見たことがあるぞ!」

星「…全部100Mか」

キーボ「これはかぶら寿司ですね」


↓1 何か買っていくかどうか(買うといいことがあるかもしれません。ここに名称が載っているものが買えます。)
↓2 車に戻った後の天海のアクション

百田「折角石川に来たんだから買っていこうぜ!」

茶柱「そうですね、いいお土産です!」

白銀「この着物いいなぁ…!」

最原「かぶら寿司って美味しいのかな?」

真宮寺「美味しいヨ。」

アンジー「じゃあ買って行こーう!」

入間「この器、金が塗ってあってゴージャスだな!オレ様にピッタリだぜ!」

夢野「金といってもこの金はおしとやかじゃろ…お主に似合うとは思えんが…」

入間「な、何だよぉ…!」

東条「みんな、そろそろ戻るわよ。買いたいものがあったら買って車に戻ってきてね」

赤松「あ、魔姫ちゃん!」

ゴン太「ゴン太が連れて行くよ!」

カルピン「みゃーう」

星「…カルピン、それは食べたらダメだ」

アモル「きゅー」

夢野「…とりあえず戻るか…」

百田達はかぶら寿司や加賀友禅、輪島塗りの器を購入した後車に戻った

~車~

最原「…そろそろミステリーものが読みたくなってきた…」

白銀「あー…最近読んでないもんね…」

全員が乗り込み、荷物を座席の下に入れると再び車は走り出した。天海は心を落ち着かせるために東条に話しかけた。

天海「…この子はどんな子になるっすかね…男の子か女の子…どっちでしょうか」

東条「ふふ、たくさんの子が欲しいわね。冒険家とメイドは継がせたいわ。」

天海「…俺と斬美さん、どっちに似るのかも楽しみです」

東条「あらあら、急にどうしたの?最初の子が産まれるのも1年以上後よ」

東条は微笑みながら運転していた。そしてまたひらひらとした何かが太陽を反射して光った。

↓1 天海のアクション

天海「待ちきれないんです。全て解決して、君と俺と子供が平和に暮らせる日が。愛しい家族が増える日が....待ちきれなくて、楽しみで、愛しくて仕方ないんですよ。」

東条「まあ…」

天海「…それに、今まで色んなことがあったので、こんな何気ない普通の会話が君としたかったんすよ。」

天海は優しく微笑みながら云った。いつの間にか周りのメンバーが見ていることにも気付いていない

入間「…ま、また蛇のつがいみてーに絡まり合ってやがる…」

キーボ「まあご夫婦ですし…」

真宮寺「仲睦まじいことは良いことだヨ」

ゴン太「2人は仲良しさんなんだね!」

アンジー「にゃははー!2人に神のご加護あれー!だよー!」

信号が赤になった。すかさず天海は東条の唇に自分の唇を重ねる

東条「んっ…んん…」

天海「ふっ…」

赤松「わあ…」

百田「だ、大胆だな…!」

茶柱「他の人に見られてもいいんでしょうか…!?」

最原「…凄いね…」

白銀「フロントガラスから見たらイケメンと美女のキスシーンだよね…絵になるなぁ…」

夢野「んっ…んあ…」

星「…やっぱりこういうことができる男がいいのか」

王馬「んー、妬けちゃうねー」

東条「…びっくりしてしまったわ…でも嬉しい…ありがとう。」

天海「…なんかすみません。急にキスしたくなって…」

東条「いいの…もう少ししたらフェリー乗り場よ」

↓1 30以上でフェリー乗り場到着
↓2 後部座席のメンバーのアクション


赤松「…」

夢野「…んあー…」

入間「…」ジ-

キスシーンを見たメンバーはどことなく気まずくなる。生ぬるい雰囲気だった。

百田「な、なんか話さねーか?」

そしてその雰囲気に耐え切れなくなり、たまらず百田が声を上げた

茶柱「そ、そうですね!」

白銀「そ、そういえば…ロシアはどのくらい寒いのかな?」

赤松「やっぱり寒いのかぁ…あ、ロシアならプレリュードの鐘とか…」

入間「…着いたらキーボにデートさせるぞ!」

キーボ「や、やっぱりするんですか!?」

王馬「当たり前だろ!」

真宮寺「…ここは僕が…ロシアについて一つ話をしようかな」

アンジー「おー!聞かせてー?」

真宮寺「ロシアはその広大な面積から山、森、川…自然の恵みを存分に受けることができたんだヨ。その為土着神信仰がキリスト教が入ってくる前にあったんだ」

星「…土着神?」

真宮寺「その土地ならではの神だヨ。ロシアなら…雷神ペルーンだネ」

百田「何かカッコイイな…」

真宮寺「ロシアの文化は他のヨーロッパとは少し変わっているだろう?それはネ、日本と同じような自然崇拝の精神とキリスト教が混ざっているからなんだヨ」

茶柱「へぇ…」

入間「…こいつの話は面白いから何か腹立つよな…」

結局フェリー乗り場に着くまで真宮寺は話通しでメンバーは耳を澄まして聞いていた

~フェリー乗り場~

東条「いくらかしら?」

係員「そうですね…」

天海「あ…」

↓1 天海のアクション(どこに行くのか、と聞くなど)
↓2 幸運判定 50以下で東条の知り合いと出会う

係員「10Mですね。」

東条「それから…とり野菜味噌はあるかしら?」

係員「お土産コーナーにありますよ」

東条「良かったわ…石川の味噌鍋はとても美味しいから」

天海「あの、斬美さん。どこに向かうんですか?」

東条「佐渡島よ」

真宮寺「佐渡島と言えば狸だネ…それにしても佐渡島は新潟のはずでは…」

東条「新潟は瑞穂国が占領していたの。辛うじて佐渡島は日本国が守ることができたのよ」

最原「なるほどね、地理的に佐渡島くらいしか日本からロシアに行けないんだ…」

入間「北海道はあのイカした博士の村とかあるし、オレ様みてーな美女好きの皇帝が乗っ取ってるんだろ?」

天海「治安は…」

東条「治安は良いけれど、狸がたくさんいるわよ」

星「…狸か」

夢野「ペットにできんかのう?」

王馬「狸鍋とか食べられそうだね!」

佐渡島に向かうフェリーに一同は車ごと乗り込んだ。

~船の中~

赤松「…運転上手だね」

船の駐車ペースに寸分違わず停めた東条を見て赤松は呟いた

茶柱「運転できた方がいいんでしょうか…?」

百田「あ…転子と赤松はしなくていいんじゃないか?」

東条「とりあえず私はとり野菜味噌を買ってくるけれど…あまりこの車から離れて欲しくないわ。トイレや買い物に行きたい人は私について来てくれないかしら」

↓1 東条について行く人を指定(指定しなくても可、複数指定も可)

天海「俺も行くっすよ」

王馬「じゃあオレも行こうかな!」

茶柱「何か情報とか掴めるかもしれません!行ってみましょう!」

百田「そうだな、行ってみるか」

夢野「んあ、一応トイレ行ってくるぞ」

星「俺も付いて行くぜ」

東条「後のみんなは大丈夫ね?くれぐれも車から動かないようにね」

最原「分かったよ」

白銀「行ってらっしゃい!」

~船内客室~

東条「あら、あったわ」

茶柱「これは何に使うんですか?」

東条「お鍋よ」

百田「転子は鍋好きだよな!」

夢野「んあー、寒いところならやっぱり鍋じゃろ」

星「かなり長旅になるだろ、下着とかはいらないのか?」

天海「服はあっちについたら売ってるみたいっすね」

王馬「あ、見てー、空母があるよ!」

星「空母?」

百田「うおっ、でっかいな…」

夢野「なんじゃあの灰色の船は?」

船員「あの空母はロケットを運んでいるんですよ」

するとひらひらをつけた船員が話しかけて来た。

百田「ロケット!?」

↓1 天海達のアクション

百田「す、すげー!!」

星「えらく興奮してるな…」

夢野「さすが宇宙バカじゃな」

茶柱「…子供みたいで…」

天海「あのロケットは何の為のロケットなんですか?」

船員「あれは実験装置と食料を運ぶロケットですね」

東条「ああ、あの実験ね」

船員「ええ、その通りです」

天海「あの実験…?」

船員「自転車で宇宙を飛べるのかという実験で…あ、そろそろ着いちゃいますね…失礼します!」

東条「ではそろそろ戻るわよ」

百田「も、もう着いちまうのか!?」

百田がまだロケットを見たそうにしていたが、茶柱は引っ張った

茶柱「きっとまた見られますから、戻りますよ!」

~車~

船に行っていたメンバーは窓に張り付く百田をなんとか連れて車に戻った。

ブロロロロ

百田「ロケット…」

王馬「もー、うるさいよー百田ちゃん!」

アンジー「解斗は何か良いものを見たんだねー!」

東条「今からキャンプ地に向かうわ。聞きたいことがあったら今のうちに聞いて頂戴」


↓1 聞いておきたいことを指定(指定しなくても可)

王馬「ねえねえ、夕食はカレーなの?」

東条「…そうね、カレーにしましょうか。材料なら管理棟にあるはずだから…」

白銀「小学生の頃の宿泊学習みたいだね!」

真宮寺「林間学校とも言われていたよネ…目的は共同生活により大きく成長させるため…だけど実際はスクールカーストの格差が広がっただけ…とかネ」

夢野「んあ…怖いこと言うでないわい…」

赤松「少なくとも私たちにそんなことはおこらないよ!」

アンジー「キャンプファイアーもしたいなーって神様も言ってるよー?」

最原「キャンプファイアー…アンジーさんの島の…?」

入間「燃やせ燃やせ!燃やしちまえ!」

キーボ「も、燃やすのは…」

東条「それは依頼かしら?最高のキャンプファイアーができるように手配しておくわ」

茶柱「いいんですか!?」

百田「…ま、これを機に更に結束を深めようぜ!」

天海「…まだロケット引きずってるんすね…」

キャンプについて話し合いながら一行はキャンプ地に移動した

~キャンプ地 管理棟前~

キキ-

東条「…ふう、みんな、私は水浴びをしていかないといけないから、ここに居てもらえるかしら?」

天海「水浴び?」

真宮寺「あァ、パンフレットにこの島に泊まるためには水浴びをしないといけない、と書いてあるネ。この島で狸を虐殺したことがあって、その祟りを受けないためだそうだヨ。代表1人だけで良いみたいだけどネ」

星「…狸の虐殺か…」

ゴン太「かわいそう…」

東条「説明ありがとう、真宮寺君。そう言うわけだから、少し行ってくるわ。申し訳ないのだけど待っていてね」

東条はそう言って早足で管理棟の方に向かった。

↓1 天海達のアクション(ついて行ってみる、など)

百田「じゃあ待っとくか」

茶柱「そうですね!」

天海「他のみんなはキャンプ経験ありますか?」

入間「あんまねえが、テントは立てられるぞ!お前らの貧相なテントも立ててやろうか!」

最原「…」

白銀「うーん…インドア派だからあんまりはいなぁ」

夢野「ウチもじゃ」

真宮寺「まァ、もちろんあるヨ」

キーボ「フィールドワークしているんですよね!」

赤松「うーん…宿泊学習以来かなぁ」

春川「…」ス-ス-

ゴン太「野宿はしたことあるよ!」

星「…普通のテントは背が足りねえ」

白銀「ゴン太君ワイルド…あっ…」

星の言葉で一瞬沈黙が広がったがすぐにメンバーは話し出した。

王馬「ねえねえ、アンジーちゃん…一緒に東条ちゃん覗きに行かない?」

アンジー「アンジーもそう言おうと思ってたんだー!」

王馬「にしし!じゃあ行こうか!」

アンジーと王馬はメンバーの目をかいくぐって東条について行った

~森の湖付近~

王馬「こっちだったよね?」

アンジー「うん!そうだよー!」

王馬達はついて行くと湖に着いた

アンジー「およー?」

東条「…?誰か来たかしら…?」

↓1 アンジー達の幸運判定 80以下で成功。失敗すると気付かれる。
↓2 アンジー達のアクション

王馬「っと…」

アンジー「…」

王馬とアンジーは声が出ないように口を手で押さえた。

東条「…狸かしら」

東条はアンジー達が茂みに当たった音が狸が走った音だろうと思い、隣にいたエビシオと湖に近づいた。

「あ、来たー。アイリスー!こっちー!」

王馬「アイリス?」

アンジー「斬美のことかなー?」

東条「あら、もう来ていたのね。」

女「ここに泊まるんでしょ?水浴びみんなでしようって。あ、連れの超高校級の人ちょっと見てみたいなー」

東条「…珍獣じゃないんだから…」

女「でも最近超高校級狩りとかあるからねー…超高校級の数減っちゃってるし、珍獣より珍しいよ」

東条「それよりナズナ、他の人と話がしたいわ」

ナズナ「うん、いいよー。こっちこっち」

アンジー「…斬美の知り合いっぽいねー」

王馬「…真っ裸じゃん」

ナズナと呼ばれた女は裸で湖に浸かっていた。すると東条も脱ぎ始め、そのまま湖に入った。

王馬「ちょっ…」

アンジー「アンジーの島の人みたいだねー!あ、ついていかないとー!」

王馬は思わず顔が赤くなったが、アンジーは気にせず王馬を引っ張って東条たちを陸から追いかけた

女2「あら、アイリスじゃない。」

女?「久しぶりだな!」

東条「無事みたいで良かったわ。」

女3「最近生首事件やら超高校級狩りでてんやわんやだったよ…」

アンジー「あれー?」

王馬「…あれは…」

そこには大勢の女性が髪をくくりあげていた。そして奇妙なことに、裸に透明なひらひらとしたものを東条も含めて全員まとっているようだった。

↓1 アンジー達の閃き判定 40以下で成功
↓2 アンジー達のアクション

アンジー「んー…」

王馬「…」

王馬は東条達がまとっているひらひらについて何か閃きそうになったが、思い出しそうで思い出せなかった

アンジー「まあいいやー!一緒に覗こうー!」

王馬「そうだね!」

ナズナ「ところでさー、アイリスの仲間の…えーと…あの…軍人みたいな…誰だっけ、マーガレット」

マーガレット「ああ、真宮寺君のことね。すごく綺麗な方よね。ローズなんか凄く入れあげちゃって…」

ローズ「だって凄く美人じゃないか!変態だし…殺人鬼じゃなければなぁ…」

東条「…それより、近況を教えてもらえないかしら、ハイビス」

ハイビス「なんでみんな名前を略しちゃうの…やっぱり生首事件だよね…」

ローズ「コレなかったら発狂してたかもしれないね。それに仲間が凄く怪しんでくるし。ストレス溜まってしょうがないよ。」

マーガレット「仕方ないわよ、私達Weltのすることほど怪しいことないもの」

ナズナ「でも誰かやらないといけないことでしょー?それに腹が立つのは戦いたくない奴のために戦ってるのに、人殺しって罵られるし、そういう奴ほど戦うのをやめましょうとか言うじゃん。」

東条「まあまあ、落ち着きましょう。」

ハイビス「それにしてもアイリスのそれ綺麗だねー」

ナズナ「綺麗にするためのお手入れ大変なのに流石超高校級のメイドだよ」

マーガレット「私のものもお手入れして欲しいわ…」

東条「替えがあるならするわよ」

マーガレット「あら、本当?ならお願いするわね!」

王馬「…なんの話?」

アンジー「何か渡したのかなー?」

マーガレットは東条に何か手渡したように見えたが、王馬達には何を渡したのか見えなかった。

東条「あら…そろそろ私は戻るわ」

マーガレット「今度エビシオちゃんに届けさせてね」

東条は挨拶した後アンジー達の隠れている方に向かってきた。

↓1 アンジー達のアクション

王馬「アンジーちゃん、戻るよ」

アンジー「バレたらヤバイって神様も言ってるからねー!」

王馬とアンジーは急いで車の方に戻った。

王馬「…それにしても、殺人鬼か…」

アンジー「是清がねー…」

~車~

茶柱「あ、お帰りなさい、東条さん!」

東条「ごめんなさい、待たせたわね」

アンジー「お腹空いちゃったー!」

王馬「カレー!」

白銀「テント立てられるかな…?」

入間「最原のテントか!」

最原「黙っててくれ…」

天海「テントは…」

キーボ「ここに4つありますね、寝袋も16個…」

百田「…キーボは使うのか?」ボソッ

天海「…ん…?」

天海は東条が桐の箱を持っていることに気づいた。

東条「では設営地に向かうわね」

夢野「んあ…なるべく早く頼むのう…車は飽きてきたわい」

↓1 天海のアクション(後で話しかける、などでも可)

天海は設営地に向かう途中で東条に話しかけた。

天海「…あの、その箱はなんですか?」

東条「これは私の友人のものよ」

天海「…友人…」

東条「みんな、そろそろ着くわよ」

夢野「んあ!」

星「嬉しそうだな…」

~テント設営地~

入間「やっと着し…着いたな」

真宮寺「草の柔らかさは申し分ないネ」

白銀「テント…立てられるかな…?」

最原「頑張って立てよう…」

王馬「キー坊、さっさと立ててよ!」

キーボ「ぼ、僕1人では無理ですよ…」

百田「せっかくだし班分けしないか?」

茶柱「テントが4つですよね?」

赤松「魔姫ちゃんはどうしよう…」

東条「テントが立つまで車で寝てもらうわ。」


↓1~3 4人ずつ指名。(夕食もこの班です。あまりに寝心地や夕食がまずいと判定にマイナス補正が付きます。)
↓4 30以上で春川起床

メンバーは4班に分かれてキャンプ生活を送ることにした。それぞれ話し合いやくじで決めると、さっそく別れた

~Aチーム~

天海「じゃあ早速テント立てますか。最原君、手伝ってください」

最原「う、うん…」

東条「白銀さん、私達は蚊帳を立てて快適に過ごせるように準備しましょう」

白銀「か、蚊帳…分かったよ!」

~10分後~

天海「最原君上手いっすね!」

最原「そ、そうかな…(僕ほぼ何もしてないぞ…)」

東条「ありがとう、白銀さん。これで快適に過ごせるわ」

白銀「うん…」

Aチームはテント、蚊帳、調理セットやテーブル、椅子をすぐにセットした。整然とされている。

天海「テントの中にカーテンの仕切りしてます。マットや寝袋とランプもあるんで好きに使ってください」

東条「では男女別でいいわね」

白銀「そうだね、たまには女子トークとか…」

最原「…この2人いたらキャンプ困らないな」

天海「いま何時っすかね?」

白銀「えーと…15時だね」

天海「あ、結構早く終わったっすね」

↓1 Aチームのテント快適度 (補正+80)

~Bチーム~

春川「…」ス-ス-

赤松「…魔姫ちゃんは寝てるね」

茶柱「無理させられないですし、休ませてあげましょう」

百田「俺達だけで何とか作るぞ!」

~25分後~

赤松「え、えっと…ポールってどうするのかな?」

茶柱「このフックは何に使うんですか?」

百田「それはこっちで…そっちのフックは中央に…」

3人は汗だくになっていた。百田はキャンプの知識は当然あったが、問題は赤松と茶柱だった。2人は超高校級だったが、いかんせん専門知識以外はいわゆる「おバカさん」だったので、かなり苦戦している

茶柱「ぬおおおおお!」

赤松「せいっ!」

百田「…すげえな」

そのうちとんでもない掛け声を上げ始めた。百田は何とか蚊帳だけでも作ろうと懸命に頑張った。

春川「…」ス-ス-

赤松「ま、魔姫ちゃんのために…!」

茶柱「きええええええ!」

百田「…うおおおおお!」

エビシオ『…圧倒的光属性…』

赤松「頑張れ!頑張れ!出来る!出来る!絶対出来る!」

百田「絶対出来る!頑張れ!もっとやれる!」

茶柱「春川さんだって頑張っていますから!」

春川「…」ス-ス-

天海「…?」

王馬「うるさっ…」

入間「うるせえよ!こんな明るい時から変な声出してんじゃねえ!」

百田達の声は周りのチームにも響き渡っていた。

↓1 Bチームのテントの快適度

~30分後~

百田「…ふう、何とか過ごせるようになったな」

茶柱「これなら春川さんも休めますね!」

赤松「頑張ったね!」

頑張った3人は春川をテントの中に寝かせた

春川「…」ス-

赤松「…ご飯食べられるかな」

百田「よし、最後に蚊帳とテーブルを用意するぞ!」

茶柱「はい!」

赤松「うん、最後まで頑張ろう!」

~Cチーム~

天海達がくつろぎ、百田達が奇声をあげている中、夢野と愉快な男死達が苦戦していた

夢野「…届かん」

星「…ちっ…仕方ねえ、蚊帳の方をどうにかするか」

王馬「ま、テントくらいは立てられるかなっと」

真宮寺「…夢野さん、男だらけのテントでいいのかい?」

夢野「…ま、この際仕方ないじゃろ」

王馬「ええー?いいの、男は狼だよ?」

星「…無駄口叩いている暇があるならテントを立てるぞ」

真宮寺「…クク…そうだネ。じゃあ僕がいつも立てているようにテントを設営するヨ」

↓1 Cチームのテントの快適度
↓2 Cチームがどんなふうに寝るか(夢野1人、男死3人、など)

~16分後~

真宮寺「…完成だネ。今回は力作だヨ」

王馬「…何これ」

夢野「ん…んあ…夜中チビってしまいそうじゃ…」

星「…これは…」

真宮寺指導のテントは四隅に塩が置かれ、照明は蝋燭、おまけになぜか薄暗いものになったが、真宮寺は満足そうだった。

王馬「…なんで赤い紐なの?」

真宮寺「僕の趣味だネ」

いっそ清々しい笑顔で真宮寺は言った

真宮寺「あァ、寝る場所はどうしようカ?」

王馬「俺は端っこがいいなー」

夢野「ウチもじゃな。」

星「…なら、王馬と夢野が両端で、俺が夢野、真宮寺が王馬の隣でいいか?」

真宮寺「構わないヨ」

~Dチーム~

入間「テントの勃て方も知らないのかよ!」

アンジー「にゃははー!」

ゴン太「キーボ君、そっちはダメだよ!」

キーボ「うわわわっ…!?」

入間は胃痛で仕方がなかった。何しろこの三人はゴン太も含め我が強い。おまけに知識も曖昧だった。

入間「…ったくこの雑魚どもがっ!」

アンジー「あ、見てみてー!この布旗にしたらいい感じだよー!」

キーボ「僕たちの寝床無くなっちゃいますよ!」

↓1 Dチームのテントの快適度

入間「…」ゼェゼェ

テントは一言で言えばグチャグチャだった。辛うじて寝られるレベルである。
 
アンジー「…んー、クレイジーだね!」

キーボ「これは…」

ゴン太「大丈夫だよ!これでも生きていけるから!」

入間「…うう…」

アンジー「頑張っていこー!」

入間の頭からキノコが生えていた。

~全員集合~

東条「とりあえず、ロシア行きの船が来るまで時間がかかるから、それまでテント泊をしてもらうわ。食材や必要な道具があれば、管理棟で購入できるわ」

天海「行ける場所ってどうなってるんすか?」

天海が尋ねると東条はマップを全員に配った。

~キャンプ場マップ~
温泉


神社
管理棟
炊事棟
キャンプ設営地 (現在地)

最原「温泉があるんだね」

百田「折角だから、班ごとで行動しようぜ!」

東条「待って、その前に春川さんの薬がそろそろ切れるわ。赤松さん、春川さんはどこかしら?」

赤松「あ、私たちのテントだよ」

東条「なら診てくるわ。あなたたちは自由行動でいいわよ」

↓1 他のメンバーのアクション
↓2 30以上で春川起床

赤松「私はついて行くよ…!」

天海「俺も行きます。」

東条「分かったわ、テントは狭いからこれ以上はごめんなさいね」

百田「…ハルマキを頼むぜ」

東条「ええ、分かっているわ」

天海達は春川のいるテントに向かった

最原「…僕たちは一緒に過ごそうか」

白銀「うん、せっかくキャンプ場に来たんだし…」

百田「…心配しすぎも良くねえよな!転子、デートでもしようぜ!」

茶柱「で、で、デートですか!?」

入間「…オレ様は寝る。邪魔したやつは火星までぶっ飛ばすからな…」

アンジー「アンジーはこの綺麗な島の風景を絵に描くよー!」

キーボ「では僕は森林浴を!」

ゴン太「虫さーん!」

夢野「んあー…ウチはそこらへんの鳩と触れ合うか…星も一緒に来るがよい」

星「…ああ」

真宮寺「…姉さんもキャンプに行ったりしたかったのかな…」

王馬「…殺人鬼…ま、見た目通りだけど」

王馬は真宮寺をじっくり観察することにした

~春川のいるテント~

赤松「魔姫ちゃん…?」

天海「…春川さん?」

赤松達が声を掛け合っていると、春川が突如目を覚ました

春川「…あ…あ…ごめんなさい…!」

赤松「ま、魔姫ちゃん…!」

東条「春川さん、大丈夫よ」

すると東条が春川を抱きしめる

天海「あっ…」

春川「首が…ごめんなさ…」

↓1 東条のカウンセリング判定 80以下なら精神度2回復 50以下なら5回復 成功すると精神異常状態が軽減します
↓2 赤松達のアクション

東条「…自分で止められないのよね?あの事が怖くて、そして謝るのをやめられない自分にも恐怖があるのね」

春川「…」コクコク

東条「大丈夫よ、無理にやめる必要はないの。ゆっくりでいいわ。あまり考えすぎないようにね。あなたの1番好きな人を思い浮かべて、その人に抱きしめてもらったらいいわ」

春川「…」フ-ッ
 
春川は深呼吸をすると少し落ち着いたのか抱きしめられながら周りを見回した

春川「…かえ…で」

赤松「魔姫ちゃん!」ガバッ

赤松は思わず飛びかかった。そして強く春川を抱きしめる。東条は側からそれを見ていた

赤松「みんな…心配していたんだよ。特にゴン太君は…魔姫ちゃんのことずっと…私なんか胸が張り裂けそうで…」

春川「…楓…」

天海「…っと、伝えに行って来ます」

東条「ええ、お願い」

~設営地~

幸い赤松以外のメンバー全員、テントの近くにいたので急いで天海は春川の目覚めを知らせた。

ゴン太「は、春川さん…大丈夫なの?」

天海「はい…少しは…だけどあまり刺激しないであげてください」

アンジー「魔姫大変だねー」

~春川のいるテント~

東条「赤松さん、春川さんは一時的な強迫性障害の疑いがあるわ。」

赤松「強迫性障害…?」

東条「強迫観念にとらわれて、それを打ち消そうとする繰り返しの行動がやめられなくなって、日常生活に支障をきたしてしまうの。春川さんの場合は、謝り続けてしまうようね」

春川「…」ブルブル
 
赤松「私は…どうしたらいいかな…?」

東条「不安が解消されるまでは決して彼女の側を離れないで。少なくとも明日以降まで続くはずよ」

赤松「…うん、わかったよ」

↓1 天海達のアクション(赤松や東条含め)

ゴン太「…お花…」

ゴン太は野に咲くシロツメクサやタンポポ、レンゲソウなどを摘んで花束にした。

ゴン太「ごめんね、お花さん…でも春川さんに渡したいんだ」

ゴン太は花に謝罪すると春川のいるテントに向かった。

~春川のいるテント~

天海「…斬美さん、じゃあそろそろ…」

東条「…ええ、何か相談したいことがあったら言って頂戴ね」

赤松「ありがとう、天海君…東条さん」

春川「…ありがとう」

赤松「…魔姫ちゃん、休んでていいよ」

春川「…離れないで…」

赤松「うん、離れないよ…」

赤松は春川の手をしっかり握って顔を覗き込んだ。するとゴン太が春川の見舞いに来た

ゴン太「あの…ゴン太…お見舞いに…春川さん、大丈夫かな…?」

そっと野の花の花束を差し出して来たゴン太を見て赤松は少し目を見開いたが、受け取って春川の近くに飾った

赤松「ありがとう…そういえば…ねえ、ゴン太君」

ゴン太「どうしたの…?」

赤松「ゴン太君って…魔姫ちゃんのこと好きなの?」

ゴン太「…好き…?」

赤松「…うん」

↓1 ゴン太のアクション
↓2 アンジーの盗聴判定 60以下で成功

↓1 赤松のアクション

ゴン太「……うん、ゴン太は春川さんが好きなんだ」

赤松「…そっか」

ゴン太「でも赤松さんも仲間として大切で…赤松さんと春川さんが思いあってるのもゴン太、馬鹿だけどわかるんだ…」

赤松「…ゴン太君」

ゴン太「時々胸が苦しくなる時もあるけど……でも、春川さんや赤松さんが幸せなら…ゴン太はこのままでも…」

ゴン太は切なげに赤松に話した。赤松はゴン太の優しさに胸が痛くなったが、やはり春川を譲る事はできなかった

赤松「…ごめんね、ゴン太君。やっぱり私も魔姫ちゃんが好きなんだ。でもゴン太君も大事な仲間で、友達だよ。だからこれからも私と、魔姫ちゃんの友達でいて欲しいな」

ゴン太「うん、ゴン太はそれでいいんだ」

赤松とゴン太は拗れることなく今まで通り友達でいようと話した。そして春川好きの仲間ということで、お互いに春川の好きなところや良いところを語った

赤松「魔姫ちゃんのあの猫みたいな口がとってもキュートで…」

ゴン太「ゴン太、春川さんの髪をいじる仕草がとっても好きなんだ」

そしてその様子をアンジーはずっと聞いていた。

アンジー「んー、楓達は和解したのかなー?だとしたらアンジーにもチャンスがあるねー」

アンジーは赤松達の様子をしばらく聞いていた。

~天海達のテント~

天海「春川さんは大丈夫ですかね…?」

東条「心配だけど…もし何かあったらどうにかするわ。とにかくゆっくり治していくのが大事よ」

東条は何か美しい布を手入れしていた

↓1 天海のアクション

天海「この綺麗な布は何ですか?」

東条「ああ、これはそうね…カーディガンのようなものよ」

天海「カーディガン?誰のですか?」

東条「友人の…ほら、箱の中に入っていたものよ。」

天海「ああ、あの桐の箱の…」

東条「…このくらいで大丈夫かしらね」

東条が持ち上げるとゆらゆらと美しい布は揺れた。さらさらとしている感じで着ると気持ちが良さそうだった。するとまた一瞬東条の周りに透明なものがひらひらしているように見えた

天海「…ひらひらしてますね」

東条「そうかしら、それより夕食までまだ時間があるわ。何か依頼はある?」

天海「依頼…」

東条「ああ…その前に…あなたもあの箱を見たのでしょう?」

天海「…それは」

東条「ショックはあまり受けていないのかしら?大丈夫?」

東条は天海の顔色をしばらく伺っていたが、特に何もないとわかって安心したように息を吐いた。

天海「…大丈夫です」

↓1 天海のアクション

天海「…あの、ずっと気になってたんすけど、その透明なひらひらは何ですか?」

東条「透明なひらひら?」

天海「ずっと斬美さんの周りにまとわりついていて…」

東条「ああ、これね。ただのファッションよ」

天海「…ファッション?」

東条「ええ、今流行っているのよ。それより蘭太郎君、何もないなら私は薪を車から出さないといけないわ。いいかしら?」

天海「あ、すみません…俺も手伝っていいっすか?」

東条「あら、私1人でも大丈夫よ」

天海「いえ、手伝わせてください」

東条「…分かったわ」

~薪運び後~

天海「5分もかからなかったっすね」

東条「そうね…17時までまだ時間があるけれど…夕食の準備に時間がかかる班もあるかもしれないし…そろそろ始めようかしら…」

天海「…」

天海はやはりひらひらが気になった

↓1 天海のアクション

天海「…」サワッ
 
天海は好奇心を抑えきれずにそのひらひらに触れた。

東条「…」ビクッ

天海「…斬美さん?」

さらさらとしたそれに触れた瞬間東条の肩が一瞬跳ねたが、何事もなさそうに東条は振り返った

東条「蘭太郎君、他のみんなを集めてきてもらえないかしら?そろそろ夕食を作りましょう」

天海「あ…はい」

有無を言わせないような東条の目を見た天海は素直に他のメンバーを呼びに行った

~10分後~

東条「カレーの作り方はみんなもう分かると思うわ。班ごとに作って頂戴ね」

百田「班ごとか…あ、ハルマキは大丈夫か?」

春川「…」ブルブル

赤松「私がそばにいるよ!」

天海「火の道具とかはそっちに置いてあるんで、使い方が分からなかったら聞いてください」

真宮寺「果たして無事にすむかな…」

入間「…またこいつらと一緒かよ」

Aチーム以外は不安そうに作業に入った

最原「この2人がいたら大丈夫だね…」

白銀「うん、それに私達も手作業得意だし…」

東条「美味しいカレーになるよう全力で作らせてもらうわね」

天海「…」

↓1 天海のアクション

~Aチーム~

東条「ではまず食材を洗って切りましょう」

最原「うん、ジャガイモに…ニンジンに…牛肉だね」

白銀「ピーラーは…無いみたいだね、地味に大変だけど頑張るよ」

最原達は野菜の方の泥を落として皮を剥き始めた

最原「…んー…」ムキムキ

白銀「ニンジンの皮って剥けてるのか剥けていないのか分からなくなるよね…」

東条「あら、白銀さん。それ以上は剥かなくていいわ。」

白銀「分かったよ、じゃあ次はジャガイモを…」

その間に天海はエビシオに話しかける

天海「…エビシオ、あの透明なひらひらは何なんですか?」

エビシオ『…秘密』

天海「…どうしても?」

エビシオ『ドウシテモ』

天海「…そうですか」

教えてくれるとは元々思っていなかったが、落胆した天海は作業に移った

東条「野菜とお肉の方は大丈夫かしら?」

白銀「うん、大丈夫だよ」

最原「慣れないけど、何とか」

東条「では私は火を起こすわ、あら…あなた…」

天海「すみません…これライターです」

東条「探していたの?ありがとう。では火を起こしましょう」

天海達はかまどの方に取り掛かった。30秒もかからず火は付いた。そして1分後には米炊きを開始した。

東条「流石冒険家ね手際が良いわ」

天海「…」

↓1 天海のアクション

天海は考え事で頭が一杯だった。そのせいで火に集中できず手を炭に触れてしまう

天海「熱っ…!」ジュッ

東条「あなた…!」

東条は驚いてその手を取ると火傷をした指を咥えた。生温かい感触を天海は直で感じる。と言うより東条の仕草に興奮した。

天海「あっ…」

白銀「わぁ…!」

最原「…どうしたの?」

ついでにまるで恋愛漫画のようなシチュエーションを見た白銀も興奮していた

東条「…どうしたの?放心していたみたいだけど…」

天海「…すみません」

東条「気をつけてね…ご飯が炊けるまで時間が掛かるわ、野菜の方は…」

最原「準備できてるよ、肉も切ってるから」

東条「ありがとう、では鍋に水を張って野菜を入れて頂戴。隠し味を入れて、その後火にかけるから」

白銀「うん、…よいしょ」

白銀は軽々と重そうな鉄鍋を片手で持つと火にかけた。東条はその中に何か入れた

東条「…このカレー粉を入れたら後は20分程待つだけよ」

天海「じゃあ皿とか用意して…飲み物は…」

東条「お茶があるわ。ゆっくり待ちましょう」

白銀「こんなに手際良く準備できるって凄いね…」

最原「…美味しいんだろうな…」

最原と白銀は隣同士で座り、お茶を飲んで休憩していた。東条は暗くなり始めたので照明の準備を始めた

↓1 Aチームのカレーの美味しさ(補正+80)
↓2 天海のアクション

~23分後~

東条「あなた、火傷をしてない方でお皿をお願い」

天海「待ってください…はい、どうぞ」

白銀「ご飯はこれくらいでいいかな?」

最原「うん、それくらいでいいと思うよ」

手際の良いAチームはあっという間に準備をし終えると机についた。手を合わせると少しずつ食べ始める

東条「あなた、口を開けて」

天海「あ、はい…」

白銀「…あ…あーんだ…」

最原「…」ジ-

天海は大きく口を開けるとスプーンが入ってくる。そのまま口を閉じると温かさも味も完璧と言わざる得ないカレーが口を満たした

天海「…美味いっすね…!」

東条「みんなで作ったおかげかしら?」

最原「…」

白銀「…終一君、あーん」

最原「あ、あーん…」パクッ

天海「隠し味は…コーヒーっすか。」

東条「定番ではあるけれどね」

~Bチーム~

Bチームは食材の調理、飯炊き、カレー煮込みを分担して行っていた

春川「…」

茶柱「あっ…ニンジンが…っ…くう…!」

赤松「むううう…飯ごうに負けません!」

百田「油ってこうか?」

春川「…ごめんなさい…」

赤松「あ、魔姫ちゃん!ネバーギブアップだよ!」

茶柱「やり遂げますよ!最後まで!」

百田「うおおおおお!薪の火力にだって負けねえぞ!」

春川「…全員熱い…もう嫌…ごめんなさい…」

↓1 Bチームのカレーの美味しさ(コンマ)

茶柱「できました!」

百田「いい香りだな!」

赤松「魔姫ちゃんできたよ!」

春川「…」

春川は申し訳なさそうで、嫌そうな顔をしていた

赤松「よーし、早速食べようか!」

百田「皿を配るぞ!全員たくさん食べるだろ?」

茶柱「転子達は武闘派ですからね!」

赤松「たくさん食べて体力付けないとね!」

春川「…楓は武闘派じゃない…」

騒がしく机や椅子に座って、お茶を注いで乾杯すると、また騒がしく食べ始めた

赤松「はい、魔姫ちゃん。あーーん!」

春川「…」アムッ

春川は食べた瞬間「嘘だッ!」と思った。そう、割と美味しかったのだ。

春川「…美味しい…」

赤松「本当!?嬉しいよ!みんなで作った甲斐があったね!」

百田「転子!俺にもあーんしてくれ!」

茶柱「…あ、あーん…」

茶柱は照れながら百田の口にスプーンを入れた。

百田「…んむ…うめーな!」

百田は親指を立ててにっこりと笑った。Bチームは何だかんだで楽しむことができた

~Cチーム~

星「…すまねえ、真宮寺」

真宮寺「いや、いいんだヨ」

踏み台を踏んでもなお届かなかった星の代わりに真宮寺が食材切っていた

夢野「…どうやって火を…?」

王馬「薪をしっかり隙間なく敷き詰めて夢野ちゃんが立って魔法を唱えてライターを付けたらいいんだよ!」

夢野「んあ、そうか…って魔女狩りか!」

真宮寺「これにりんごの潰したものを入れたのが姉さんの好きなものだったんだ…」

星「そうか…」

↓1 Cチームのカレーの美味しさ

~10分後~

真宮寺「これで火をかけたら終わりだヨ。飯ごうももう少しだネ…おっと、すこし花を摘んでくるヨ」

真宮寺は火を任せてトイレに向かった。

王馬「いやー、夢野ちゃんも星ちゃんも火をつけるの下手くそなんだから」

夢野「んあ…握力ないんじゃ…」

星「面目ねえ…」

夢野はライターを付けることさえできなかった。星の方はライターを壊した。

王馬「…ん、なんか妙な臭いしない?」

バ-ン!

夢野「んあ!?」

星「…おい…これは…」

火力が強すぎて飯ごうが真っ黒焦げになっていた。おまけに薪が爆発してカレーの中にダイブしていた

王馬「ちょっ…」

~20分後~

真宮寺「…姉さん…僕もそちらに向かうヨ…」

星「…」

夢野「…」バタン

王馬「…まっず…」

カレー鍋ごと炎上し、鍋の中の薪は灰になっていた。カレーの味はそれは奇妙な味だった。飯ごうの中の米はカレーをつまみ食いして倒れたカラスと同じ色だった。

~Dチーム~

入間「だからカレーに花なんて合うか!エセ宗教家は引っ込んでろ!」

アンジー「えー、カレーにお花入れたら美味しいのにー」

キーボ「えっと、飯ごうはこうですね!」

入間「水入れすぎだ!」

ゴン太「お魚捕まえて来たよ!」

入間「デカァァァイ!」

Dチームは説明不要なほど騒がしかった

↓1 Dチームのカレーの美味しさ

入間「…キーボはショボいし…エセ宗教家はもうトんでるし…デカチンはデカイだけで役に立たねえし…」

入間に再びキノコが生え始めた

入間「くそっ…」

アンジー「あ、美兎にキノコが生えてるよー!」

キーボ「僕が魚を捌いて見せます!」

ゴン太「火を焚いたよ!」

入間「デカチンはそのまま火を見張ってろ!エセ宗教家は切った野菜を鍋に入れたらトーテムポールの真似でもしとけ!キーボはオレ様とカレーと米をなんとかするぞ!」

アンジー「分かったよー!」

ゴン太「う、うん!」

キーボ「分かりました!」

珍しく入間がやる気を出してなんとか全員をまとめた

~20分後~

入間「…燃え尽きたぜ…真っ白にな…」ガクッ

キーボ「入間さん!?」

満身創痍の入間は全て食べると倒れた

アンジー「そこそこ行けるねー!美兎はよく頑張ったよー!」

ゴン太「うんって…入間さん!?」

Dチームのメンバーは倒れた入間をテントに寝かせた

何だかんだでBチーム以外は楽しい夕食会になった

~夕食後~

東条「今からキャンプファイヤーの木材がある森に行くのだけど、一緒に行ってもらえる人はいるかしら?」

天海「あ、俺行きますよ」

↓1 あと1人木材を取りに行く人を指名
↓2 70以下でイベント発生(残党の襲撃)

百田「俺も行くぜ!こういうのはボスの役目でもあるしな!」

東条「分かったわ、ありがとう…では他の人は待っていて頂戴ね」

3人は森に向かって歩いて行った。日は沈み、あたりは紫がかった空になっていた。各チームはすでに片付けまで終わらせて、設営地の真ん中を開け、シートを敷いて座ったり立ってスープを飲んだりしていた

赤松「何だかBチームと入間さん疲れきってない…?」

茶柱「ゆ、夢野さん!」

春川「…」ブルブル 

夢野「…んあ…」

王馬「…あー…」

真宮寺「…姉さん…」

星「…まだまだだな、俺も…」

入間「…何度もシた後みてえだ…」

キーボ「入間さん、大丈夫ですか…?」

アンジー「今からとっても元気になるよー!斬美に彫刻の木を取ってもらえるように頼んだからねー!」

ゴン太「アンジーさんの彫刻…?」

白銀「キャンプファイヤーっていいよね…憧れてたんだ」

最原「…」ギュウ  

~森~

天海「何事も無く着いたっすね、猪とか出てくるかと…」

百田「しっかし…こいつライトにもなるんだな」

エビシオ『…』ピカピカ

東条「ではこの木材を運びましょう。それと…私はこの奥で彫刻用の木を取ってくるからあなたたちは先に行っていて」

そう行って東条は森の奥の方に行った

↓1 天海達のアクション

BチームじゃなくてCチームですね、疲れ切ってるの…すみません、補正をお願いします

↓1 天海のアクション
(↓2 着いて行く場合 コンマ40以上で??)

天海「…俺は着いて行きます。百田君は…」

百田「俺も着いて行くぜ。」

天海「…いいんですか?」

百田「当たり前だろ!」

百田と天海は何かあったらいけないので急いで東条に着いて行った

~森の奥~

ド-ン

天海「…!今のなんの音っすか…?」

百田「とにかく急ぐぞ!」

天海達は急いで東条を探した

天海「あっ…斬美さ…」

東条「あら」

百田「…お、お前…」

天海と百田は声を失った。というのも東条が何故か血塗れで彫刻用の木を片手で引っ張っているからだった。それより気になるのはもう片方の、肩と少しの肉だけ残してあとは無くなっている腕だった。

天海「…腕…どうしたんすか?」

東条「何故巨木が倒れてきてもげたのよ。だからさっき連絡を取ってみたの、どうなってるのかって。そうしたら、ここは20年前に戦争があってその時の地雷が残っているそうなの。ここは木を促成栽培しているから1日でかなり大きくなるみたいで、その根が当たって地雷が爆発したの。というわけであなたたち、急いで出るわよ」

東条はエビシオにバリアを張らせて自分と天海達を入れると有無を言わせず急いで森から出るよう促した

↓1 天海達のアクション


百田「痛く、ねーのかよ…?」

東条「大丈夫、平気よ」

百田は平然としている東条の姿を見て人間らしさが欠如していると感じた。

百田「…俺があの時あの薬を買っていたから…」

そしてアンドロイド薬を買ったことを百田は後悔していた。

天海「…百田君、君のせいじゃありません」

その百田を励ますように天海は声をかけた。そして自ら服を破って東条の腕回りを止血しようと試みた

天海「斬美さん、腕を」

東条「…血はあまり出てないし…そのうち生えてくるわよ…?」

天海「…血があるかどうかじゃないんです、お願いします」

東条「…そう、分かったわ」

東条は天海に腕を差し出した。天海は手際良く服を巻きつける。

東条「とりあえずここから出ましょう」

天海「…危ないみたいですしね」

百田「…ああ」

3人とエビシオは急いでその場から離れた

~森から離れた場所~

天海「…ふう…」

百田「…ふっ…」ハァハァ  

東条「…あなた達やお腹の子に何かあったらどうしようかと思ったわ。腕だけで助かって良かった…頭が吹っ飛んでいたかもしれないもの」ミチミチ   

東条の腕からミチミチと音がした。かなり痛々しい。おそらく生え始めているのだろうと天海達は思った

百田「…」

天海「…」

天海達は想像してしまい吐きそうになった。

↓1 天海の精神度判定 (現在78)
79以上で失敗、2減少
↓2 百田の精神度判定 (現在75)
76以上で失敗、2減少

どちらも成功なので吐きません。

↓1 天海達のアクション

天海「…斬美さん、痛くないから、すぐ治るからって自分のことをぞんざいに扱うのはやめてください」

天海は震える声で東条を叱った

東条「…あなた…?」

そしてそのまま抱きしめる。震えていたがとても強い抱擁だった

天海「…」

百田「蘭太郎…」

天海「エビシオ、斬美さんの身体と精神状態は大丈夫なんですか?」

エビシオ『…右腕ノ損傷以外ノ外傷、精神的傷害ハナイ』

天海「…分かりました、とりあえず戻りましょう…」

東条「…あなた」

百田「他の奴らも心配してるだろうしな…」

百田は急いで東条に変な風に着ている上着を掛けた。他の人に見られるとまずいし、東条の服は破れているからだった

東条「…ごめんなさいね」

天海「…」

百田「…」

ミチミチと聞こえる痛々しい音に耳を塞ぎたくなったが急いで戻った

↓1 キャンプファイヤーを行うかどうか
↓2 天海達以外のメンバーの観察眼判定
45以下で成功 成功すると天海達の様子になんとなく気づく

~設営地~

アンジー「あ、待ってたよー!もうこっちは準備始めてるよー?」

真宮寺「ふむ…この羽根飾りはなかなかいいネ」

なぜかアンジーと真宮寺で主催していたキャンプファイヤーの飾り付けはどこかの民族の祭りを模しているらしかった

キーボ「…これは…粋、というやつですね…」

入間「この早漏ども!こっちはもう点火装置作り終わったんだぞ!」

赤松「楽しみだなぁ…それにここからなら星も魔姫ちゃんも良く見えるし…」

春川「…ごめん、楓…」プルプル

ゴン太「…」ソワソワ 

夢野「ウチのところからなら星と星がよく見えるのう」

星「…俺のことか」

茶柱「大丈夫ですか?」

百田「あ、ああ」

最原「…ん…?百田君達…」

白銀「暗くてよく見えないけど…何かあったの?」

最原「…いや、大丈夫だよ」

王馬「ほら早く燃やそうよ!」  

東条「遅くなってごめんなさいね」

天海「点火は誰がするんですか?」

入間「もちろんオレ様だ!じゃあ早速この『ファイヤーボウル君』を発動させるぞ!」

入間が自分のもつスイッチを押そうとする

百田「あ、待て入間!折角だしカウントダウンしようぜ!」

赤松「あ、それいいね!」

という訳でカウントダウンを全員でし始めた

アンジー「3ー!」

キーボ「2です!」

天海「1」

入間「点火だ!」ポチッ

ゴオオオオオオオ  

入間がスイッチを押すと木の枠の中で一気に炎が上がった

東条「みんな、マシュマロがあるから食べたい人はどうぞ」

白銀「あ、串に刺したマショマロ…」

アンジー「アンジー踊っていいー?」

裸の上に葉の服を着たアンジーがマラカスを持っていた

↓1 天海達のアクション(イベント的なものを行うならどういうイベントをするかも指定)

↓1 申し訳ありません、時間のあるときに考えてみましたが作者に怖い話とblを書く能力はありませんでした。(と言うよりホラー苦手です。)

再安価をお願いします。少し忙しいのでまた時間のあるときに投下します。

↓1 脅かす役の人を4人指名
↓2~3 上で選ばれなかった人を4人ずつ指名

おっと、いつの間にかこんなに書き込みが…ありがとうございます。一旦ここで切ってスレを立てようと思います。

ちなみに、重要な精神度についてはこんな感じにしようかなと思ってます。精神度の目安は死体を見てどう思うかです

キーボ アンジー 東条(条件あり) 真宮寺 王馬
~そもそもショックをあまり受けない、精神度は高い~
天海 百田 春川 最原 星 茶柱 赤松
~精神度は高いがショックは普通に受ける~
夢野 ゴン太 白銀 入間
~精神度は普通でショックは受けやすい~

それから何か聞きたいことがあると思いますので、質疑応答の時間を取ろうかなと思います。

↓このレスの後から何か聞きたいことがあればおっしゃってください

【クエスト】
ロシアについたら追加されます。今はありません。

【ミッション】
百田がプロポーズする
最原カップルの結婚
ロシアに着く
天海妹が再び行方不明に、天海が捜索するかどうか。

随時追加されます。今はこれだけです

【交際関係図】
天海×東条 夫婦
最原×白銀 婚約者同士
百田×茶柱 恋人
春川×赤松 恋人

星→夢野
アンジー→ゴン太
ゴン太→春川
王馬→東条
入間→キーボ
キーボ→アンジー?(不確定)
真宮寺→姉

知りたい事といえば東条や組織、世紀末となった世界の謎なんだがまあそれは今後のストーリーに関わるから聞いても仕方ないか
せめて隕石落ちて100年とか時間経過だけでも知りたいかな
それと技能値設定やらTRPG風のルールがあるなら今後アクションの際コンマ判定に成功さえすれば多少強引な安価内容でも可能になる?
あとエロ安価なんだが反対の人もいるだろうけど色んなカップルの組合せが見たいから浮気させてみたいんだがワンチャンない?本編とは関係ないオマケのラブアパ妄想オチIFとかでいいっす
最後に今さらなんだけど新スレ立てる時に最初に注意書きと一緒に各プロフィール、人物相関図、所持品一覧、各国情報、前回までのあらすじなどあるといいかもしれん

技能値を最終調整しています。明日には終わるのでそのとき新スレを立てようと思います。質問があればどうぞ。

それでは、くますみー

>>984 おっとっと、そうですね、あらすじや情報を少し多めに乗せておこうと思います。浮気については…そこはまた考えておきます。

それでは改めて、くますみー

何度も申し訳ありません…書き忘れていました。

東条や組織については教えることはできません…何年経っているか正確な情報は今後入るかもしれません。

強引な安価はそうですね、内容によりますがほとんど採用できると思います。

ばーいくまー

天海「安価とコンマで生活」春川「修羅編」
天海「安価とコンマで生活」春川「修羅編」 - SSまとめ速報
(https://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssr/1521537383/)

新スレを立ててきました。入間のエロは今の所一つ案がありますがどうかなぁ…という感じです。新スレでもよろしくお願いします。

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