ヴィーネ「！！　だ、だめよガヴ！　マルティエルさんの言葉を真に受けないで！！」


ガヴリール「こいつ……ヴィーネを馬鹿にしやがった……！」


ヴィーネ「ガヴ！」

マルティエル「原作のガヴサタのカップリングに阻まれ……ガヴリール様の「恋人」になれず終いの永遠の敗北者が”ヴィネット”様です」


マルティエル「どこに間違いがありますか……！！」


ガヴリール「こ、この……！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ


マルティエル「一生叶うことのない恋人紛いの茶番劇で、多くの人を魅了する姿は実に滑稽……！」


ガヴリール「……やめろ……！！」

マルティエル「今、現在ガヴリール様とヴィネット様は付き合っておられますが……」


マルティエル「原作がガヴサタである限り……永遠にあなた方は結ばれることはない……！！」



ヴィーネ「マルティエルさん！　これ以上ガヴをおちょくらないで下さい！」


ガヴリール「で、でも……現にヴィーネと付き合っているし……別れることなんて……」



マルティエル「よく考えてみてください、ガヴリール様」


マルティエル「そんなもの創造神（う神）の前ではないにも等しいのです。如何にSSでガヴィーネが量産されようとも……」


マルティエル「原作カプの前では無力……！！」

ガヴリール「そ、それは違う……よ」


マルティエル「おやおや……さっきまでの威勢はどうされました？」


ガヴリール「……」


ヴィーネ「ほ、ほら！　もう行きましょうガヴ！　今日はガヴの好きなものをつくってあげるから……ね！」ｸﾞｲｸﾞｲ


マルティエル「……反論もできませんか。面白くないですね」ﾊｧ


マルティエル「私からは何も言うことはありません。まあ、束の間の恋人ごっこを楽しんでください」

ガヴリール「…………」


ヴィーネ「……もう行きましょう。私は全然気にしてないからね？」


ガヴリール「…………」ｸﾞｽｯ


マルティエル「ん？」


ガヴリール「………………」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ


マルティエル「……」


マルティエル（……やりすぎました）


ヴィーネ「……マルティエルさん」ｷﾞﾛｯ


マルティエル（流石のヴィネット様も怒りますよね）