善子(千歌さんとリリー一緒にい過ぎじゃない・・・?)(13)

堕天使ヨハネは今日も降臨する。
馬鹿げてるなんてしってる。魔術なんて存在しない。
でも、あってほしい。リリーの主は私なんだから。
リリーは千歌さんと付き合ってることぐらい知ってる。でも、認めたくないリリーはわたしが!わたしが!
リリー好きだよリリー。
いつからこんな嫌な子になってしまったんだろう善子の善のかけらもない。堕天使ヨハネそっちの方があっているわね。
リリー好きだよ。リリー リリー リリー リリー
なんで千歌さんなんてえらんだの?私の方が私の方が君をしあわせにできたはずなのに!
私こんなにひどいこだっけ?もういいや
そうだリリーは脅されているか弱みを握られているのね
リリー今から助けに行くからね
待っていてねリリー

曜さんがいたわちょうどいい。
「曜さん。ちょうどよかったわリリーをしらない?」
「善子ちゃん!わたしは千歌ちゃんをさがしていてー」
ヨハネよ。どうせいっしょなのでしょ?わかっているそんなの
「ねえ曜さん、千歌さんたちのことどう思ってる?」
どう思ってるのかしらねえ?応援している?それとも?
「なんでいきなりそんなこときくのー?」
「気になったからよ深い意味はないわ」
さあどう出るのかしら
「本当は祝福しないといけないのだろうけど喜べないんだよね。わたしいやなこだなぁ」
ふふっやっぱり
「曜さんもそうなのね」
嫌な子?そんなわけないじゃないふられてよろこべるなんてよっぽどのお人よしね。
リリーなら喜んだかもしれないわね。
「もしかして善子ちゃんも祝福してないの?」
「したくてもできないわよずっとリリーのこと好きだったんだから。」
「そうだよね。私は千歌ちゃんの子とずっと好きで告白までしたのに返事もらえないままで気付いたら千歌ちゃんと梨子ちゃんがつきあってるって果南ちゃんからしらされて・・・」
告白してたのねー意外だったわね
「ねえ曜さん。私ねリリーを千歌さんから取り戻したいの。どんなことをしてでも。」
「よ、善子ちゃん・・・それは駄目だとは思うけど・・・思うけどっ!梨子ちゃんと別れてほしいよ・・・」
「協力してくれるの?」
もう少し手間がかかると思ってたわ。
「千歌ちゃんが私の所に帰ってきてくれるなら・・・」
作戦考えないといけないわね
「じゃあ曜さん明日千歌さんの家にとまりにいける?」
浮気現場でも作ろうかしら。失敗したら次に行けばいいし

―――翌日―――
『おはよーそろー!いよいよ今日だね。千歌ちゃんの家までは一緒に行こうね!』
曜さん元気ねー。善子に戻った方がいいかしら・・・?
『了解よ』
「善子ちゃん!おっはよーそろー!今日も一日がんばろーね!」
「だからヨハネよっ!そうねこの堕天使ヨハネが地上に降臨したからには
「バスに送れちゃうよ!いこー!ヨハネちゃん!」
「だからヨハ・・・あれ?まあいっかって、おいていかないでよ!」
もうすぐもうすぐで作戦が動き出す。
私はその場にいることができないから事後報告だけしか結末はわからないけれど・・・


「よーちゃん善子ちゃんおっはよー!」
「だからヨハネよっ!」
「よっちゃんおはよう」
「リリーおはよう」
リリーかわいいなあ
作戦開始ね。
「ねぇよーちゃん今日は久しぶりに泊まるんだよねー楽しみー!梨子ちゃんがいたら完璧なんだけどなぁ・・・」
「ごめんね千歌ちゃん、私今日用事があって・・・また今度ねー」
そう、リリーは今日マリーの家のグランドピアノで練習することになっている。そうなるようにマリーにお願いした。
「リリーは忙しそうねぇ」
「あー!千歌ちゃん、梨子ちゃん善子ちゃん!早く行かないとまにあわないよ!」
「だからヨハネよっ!また私置いていかれるの!?」

―――放課後―――
「本日はわたくしは生徒会のお仕事、鞠莉さんは理事長のお仕事、果南さんは家業の手伝い、花丸さんは図書委員のお仕事でメンバーの大半が練習に出れないので練習は中止にいたしますわ。皆さん各自個人練習をしておいてください」
ちょうどいいわね。
「千歌ちゃーん今からいってもいいー?」
「いいよー!千歌もよーちゃんにそういおうと思ってたんだー」
「廊下の真ん中で騒がないの!」
「うぅー梨子ちゃんこわーい」
「ちーかぁーちゃぁーん???」
「普通怪獣りこっぴーが怒ったぞー逃げろー」アハハ
「はぁ廊下ははしらないの!じゃあねよっちゃん!」
私もリリーに追いかけてもらいたい。なんで千歌さんなの?ねえリリー。
「ねぇ善子ちゃん今日ひまかなぁ?」
「ちょっと忙しいけどどうしたの?ルビィ?」
「おねぃちゃんのことでお話があるんだぁ」
「い、いいわよリトルデーモンの頼みなら・・・」
―――その日の夜―――
全くルビィってばどんだけシスコンなのよ。まぁダイヤさんはきれいだとは思うわね。
ピロン
「曜さんからね。成功したのかしら」
『善子ちゃんばっちりだよ!梨子ちゃんが窓の外を見た瞬間私が千歌ちゃんとキスしたようにみえるようにしたら驚いた顔して慌ててカーテン閉めたよ!成功かな!?』
第一段階クリアね。

―――翌朝―――
「リリーは?」
「なんか学校休むって言ってたよー。作戦成功だね!」
「曜さん、私も学校休むわね。第二段階に行くわ。」
「了解であります!」
リリーはどんな顔してるのかしら・・・今日は金曜日だしリリーのお母さんは夕方までいないわね。

―――桜内家の前―――
ピンポーン
「リリーいるんでしょ。開けてくれなきゃ窓から入るわよ。」
ガチャ
「よっちゃん・・・学校は・・・?」
泣きはらした目をしていた。
「魔術でどうにかしたわ。入るわよ。」
「うん。いいよ。お母さんいないから」
「んで、なんで学校休んだのよ?その目を見るとただ事ではなさそうね。」
「よっちゃんは本当に善い子だね・・・」
「リトルデーモンが苦しんでるのに見逃せるわけないじゃない。」
まあ、その苦しめた原因の根本は私なのだけど。
「あのね千歌ちゃんがきのう曜ちゃんとキスしていて・・・その前にも果南ちゃんとイチャイチャしていて・・・千歌ちゃんと付き合ってるのは私なのに!」
「それが原因なの?」
「それで千歌ちゃんにきのう聞いちゃって・・・
『千歌、梨子ちゃんのそういうところあまり好きじゃない』
って言われちゃって・・・喧嘩になってつい別れようって言っちゃって・・・」
第二段階に行くまでもなかったわね
「別れたの?千歌さんはなんて?」
「千歌ちゃんは、
『梨子ちゃんから言ってくれるなんて思ってなかった。本当は告白された時も曜ちゃんと梨子ちゃんで迷って梨子ちゃんにしたけれど曜ちゃんにしとけばよかったなぁ。もう、これからはただの友達だね。』
って言ってて」
千歌さんってこんな人だったっけ?意外な反応ね。
「私のなにが悪かったのかなぁ」
「リリーと千歌さんの気持ちがすれ違っちゃっただけじゃない?もう、終わったことは仕方ないから元気だしなさい。みんな心配するから。つらいときは私に言ってくれればいいから。」
「よっちゃんありがとう。少し元気出たわ。」
「じゃあね。帰って配信でもしようかしら。」
ふふこれでいいはず

―――翌日―――
「あの、善子さん・・・お話があるのですが・・・」
うげ。ダイヤだ。怒られるのかな…
「だ、堕天使ヨハネにお説教なら必要ないわよ?」
「お説教ではありませんわ。少しお話が・・・」
「ならいいわよ。手短にね」

「わたくしじつは善子さんに好意を持っているんですの・・・」
「それで?」
「お、お付き合いしていただけないでしょうか・・・?」
「その気落ちはうれしいけど私はリリーが好きだから・・・」
「そ、そうですか。このことは忘れてください。お時間いただいてすみません。」
ダイヤに告白されるなんて思ってなかったわ
ルビィがきいたらどう思うのかしら。
「あー善子ちゃーん!おっはよーそろー!」
「曜さんと千歌さんじゃない。仲良さそうに手つないで」
「実はねーよーちゃんと千歌が付き合うことになったんだー」
「えっへへー」
「あら、おめでとう」
千歌さん手早くない!?
振り向くとリリーがいた。
「う、嘘でしょ・・・」
「梨子ちゃんおっはよーそろー!」
「私、教室先に行くね」
リリー顔が青ざめてたわね・・・

―――翌日―――
ガヤガヤ
千歌さんの家の前に警察がきていた。
人が血まみれでおかれていたらしい。
「よっちゃん!おはよー!」
リリーのテンションが異常なほど高いわ。
「リリーもしかして・・・?」
「うん!曜ちゃんさえいなければ千歌ちゃんは私の方を見てくれるから。曜ちゃんのこと殺しちゃった♡」ボソッ
うそでしょ・・・リリー・・・なんでそんなに千歌さんに執着するのよ!?

――――放課後――――
「曜さんが何者かにころされてしまったのでしばらくは活動中止にいたしますわ・・・皆さんも気をつけてください・・・」
「ねぇ千歌さん少しお話が・・・」ボソッ

―――山の中―――
「なぁに善子ちゃん・・・?」
「曜さん残念だったわね・・・」
「なんでよーちゃんが殺されたんだろう・・・あいたいよ・・・」
「心配しなくてもすぐにあえるわよ」
「え・・・善子ちゃん?その包丁でなにをするの?」
「千歌さんが!リリーのことを誘惑するから悪いのよ!リリーがどんなに苦しんだか!千歌さんが死ねばリリーは私のほう見てくれるわね!」
「善子ちゃんやめてよ!」
「死ね!リリーは私のもの!」グサッ
「あ・・・あぁ・・・」
「アハハハハハハハハハこれでリリーは私のもの!!もう誰にも邪魔されな・・・え・・・?」グサッ
「善子ちゃんがおねぃちゃんのこと振らなければ善子ちゃんはしななかったのにねぇ。どれだけおねぃちゃんが泣いたか知ってる?ルビィのためじゃなくて善子ちゃんのために・・・やっぱりおねぃちゃんを幸せにできるのはルビィしかいないんだよ!えへへっ」
ル、ルビィあなた・・・なんで・・・せっかく邪魔者がいなくなったところだったのに・・・
「バイバイ堕天使ヨハネちゃん♡」

―――翌日―――
「千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃんなんでいなくなったのよ。いまから逢いに行くからね・・・」
椅子をければ死ねる。さあ千歌ちゃん待っててね・・・

ガタンッ



Aqoursはほとんど死んだ。あとは、花丸ちゃん果南ちゃんおねぃちゃんルビィだけ。
正直、果南ちゃんと鞠莉ちゃんは邪魔なんだよなぁ殺しちゃおっかなぁ。
だってルビィはおねぃちゃんさえいればどうでもいいから。

10のやつ間違い




―――翌日―――
「千歌ちゃん千歌ちゃん千歌ちゃんなんでいなくなったのよ。いまから逢いに行くからね・・・」
椅子をければ死ねる。さあ千歌ちゃん待っててね・・・

ガタンッ



Aqoursはほとんど死んだ。あとは、花丸ちゃん果南ちゃん鞠莉ちゃんおねぃちゃんルビィだけ。
正直、果南ちゃんと鞠莉ちゃんは邪魔なんだよなぁ殺しちゃおっかなぁ。
だってルビィはおねぃちゃんさえいればどうでもいいから。
そうだ!もう浦の星女学院のみんな殺しちゃえばいいんだ!全部責任は鞠莉ちゃんに押し付ければ解決だね!

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