【ガルパン】みほ「この子は私の言うことを聞いてくれる」【ボーダーブレイク】 (36)

みほ(私はあの時、仲間を助けました。)

みほ(でもそのせいで黒森峰は負けてしまいました。)

みほ(私は戦犯扱いされ、先輩方から、仲間から、OGから、そして母親から酷く責められ、嫌がらせも受けました。)

みほ(私は戦車道というものが嫌になりました。だから、戦車道のない学校に行くことにしました。)

みほ(友達、できるかな…そう思いながら、空にうっすらと映るエイオースを見つめました。)

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女生徒「おはようみほ!」

みほ「おはよう。」

みほ(私がいま通っている学校には戦車道はありませんでした。)

みほ(みんな、私を受け入れてくれた。)

男生徒「西住さん。」

みほ「何?」

女生徒「ブラストランナー見に行きましょう!」

みほ「ブラストランナー…」

女生徒「見てみほ!こんなにたくさん!」

みほ「うわぁ…」

みほ(この学校は民間軍事組織であるマグメルが経営してて、ニュード適正が高い子たちが通っています。私もその一人です。)

みほ(この学校の生徒の中には、ボーダーという傭兵をやりながら学校に通っている子もいるんです。)

女生徒「私、ボーダーになろうと思ってるの。」

みほ「えっ!?」

女生徒「施設で育ったから、その報酬で恩返ししたいの。」

みほ「…」

~回想~

みほ(落ちた仲間はみんな助かったけど…負けちゃった。)

みほ(どうしよう…)

ギュイイイン!

みほ(あれは…)

クーガーR型パイロット『転落した戦車の乗務員を確認。これより搬送する。』

クーガーR型パイロット『助けたのは君か?』

みほ「え?は、はい」

クーガーR型パイロット『君は勇敢な戦車乗りなんだな。よくやった。』

みほ「…」

みほ(あの時、褒めてくれたのはあの人だけだった…)

みほ(みんな私を責めた。相手もバカにしてきた。)

みほ(私がこれに乗れば、あの人みたいになれる…)

みほ(…)

みほ「…私も」

女生徒「?」

みほ「私も、ボーダーになります!」

女生徒「ええ!?」

~数週間後~

教官(今回の新人ボーダーは皆優秀だな。)

教官(その中でも、西住みほの能力はずば抜けている…)

教官(こいつは確実に上に行くだろう。)

男生徒「すごいな西住さん!」

女生徒「トップじゃない!」

みほ「うん。」

教官「これで基本的な訓練は終了だ。貴様らには自分のブラストを選んでもらう!」

みほ(どれにしようかな…!)

みほ(このブラスト、丸っこくてかわいい…)

みほ(ディスカス…)

ディスカス・プロト

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みほ(このブラストにしよう。)

みほ(よろしくね。)

ディスカス「」

ディスカス・プロト


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~初陣~

みほ(重火器兵装)(はじめての戦闘…)

みほ(戦車道とは違う…命のやりとり…)

みほ(やらなきゃ!)

ギュイイイン!

ドガガガガ!!!!

ドン!!

ドガァン!!!!

みほ「…」

みほ「…勝った。」

みほ(それから私は、高校生をやりながら戦場を渡り歩きました。)

みほ(敗走したもありましたが、私がやられることはありませんでした。)

みほ(この間はエイジェンを退けることに成功しました。)

みほ(みんな、褒めてくれました。戦車道の人たちとは違って。)

みほ(私のディスカスも変わっていきましたが、この子は変わっても私の言うことを素直にきいてくれます。)

みほ(そしてまた、戦場を駆けていきます。)

~ある日の戦場~

みほ(味方の方が劣勢、でも…)

みほ「!?逃げ遅れた人がいる!」

みほ「…」

みほ「お願い!ディスカス!」

ギュイイイン!

逃げ遅れた親子「!?」

みほ『早く逃げてください!私が盾になります!』

男「おい!大丈夫か!?逃げるぞ!」

男「…お前のおかげで助かったぞ!ありがとう!」

みほ「…」

みほ「…負けられない!!」

みほ(そのあと形勢逆転し、私達の勝利となりました。)

みほ(逃げ遅れた人を助けた私は責められることはありませんでした。)

みほ(そうだ…)

みほ(あの時私のやった事は間違ってなんかいなかった。)

みほ(間違っているのはあいつらだったんだ…)

~数日後~

みほ(戦闘が終わった…)

みほ(負けた…みんなかろうじて生きてはいるけど…)

みほ(?あれは…戦車?黒森峰の?)

みほ「…」

~回想~

みほ「私のパンツァージャケットが…」

黒森峰隊員「あら、副隊長、パンツァージャケットがズタズタじゃないですか。」

隊員2「でも仕方ないんじゃないですか?戦犯なんだし。」

~回想2~

みほ(戦車から降りなきゃ…)

ドガッ!

みほ「きゃっ!?」

みほ「う…うっ…」

隊員「ごめ~ん、足が滑っちゃいました~」

~回想3~

OG「戦犯のくせに何私らの前を歩いてんのよ!!!!」

みほ「す、すいません!」

OG「西住流の出来損ないが!!!!」

みほ「…」

~回想終わり~

みほ「…あいつらは間違っているんだ。」

みほ、榴弾砲を発射。

エリカ「隊長、観測班からの報告で、ブラスト同士の戦闘は終了したもようです。」

まほ「よし、試合再開だな。やるぞ!」

まほ「通信手、第一小隊に連絡を入れてくれ。」

通信手「了解。」

通信手「こちら隊長車、応答を…」

通信手「ッ!?」

まほ「どうした?」

通信手「い、いきなり爆発音がして…」

まほ「?」

通信手「?どうした?」

通信手「…」

通信手「た、隊長!今すぐ試合の中止を!」

まほ「どうしたんだ!?」

~病院~
まほ「ブラストの流れ弾がこっちに飛んできて、戦車に直撃したそうだ…」

エリカ「そんな…」

隊員「う…痛い…」

隊員「腕が…腕が…」

隊員「…」

エリカ「酷い…」

まほ「まさか、こんなことになるとは…私の責任だ。」

エリカ「そんな!隊長のせいじゃ…」

「なんでこんなことになるの!!!!」

まほエリ「!?」



黒森峰OG「私の…私の娘が…嘘よ…」

黒森峰OG「うう…」

まほ「…」

カチューシャ「そっちも大変ね。」

まほ「カチューシャか…」

カチューシャ「こっちも同じようなものよ。災難だったわね。」

まほ「ああ…」

ノンナ「蝶野さんがマグメルに問い合わせてみたそうですが、パイロットの個人情報は厳重に守られているため、教えられないと言われたそうです。」

まほ「そうか…」

カチューシャ「とにかく私達は当分の間は戦車道はできないわね。」

まほ「そうだな…死人が出ている以上、続けるわけにもいかない。」

カチューシャ「じゃあ…私まだ用事あるから。」

まほ「ああ…わかった。」

まほ「…」

まほ(こんな時…みほはどう言うだろうか…)

エリカ「隊長。」

まほ「ああ、どうした?」

エリカ「我々もまだやることがあるので…そろそろ…」

まほ「そうだな…」

~病院 ロビー~

まほ「!おまえは…」

ダージリン「御機嫌よう。」

まほ「何の用だ?」

ダージリン「今回の件、大変でしたわね。」

まほ「ああ…」

ダージリン「戦車道連盟は揉めてるそうよ。なぜあんな状況で戦車道の試合をしたのかって。」

まほ「そうだろうな。こっちも当分戦車道はできなくなった。」

ダージリン「そういえば、あなたの妹のことなのだけど…」

まほ「みほがどうかしたのか?」

ダージリン「彼女が通っている学校、マグメルが経営してるそうよ。」

エリカ「ええっ!?」

まほ「何だって!?


ダージリン「それだけじゃないわ。その学校の生徒、ボーダーをやっている子もいるそうよ。」

まほ「そうなのか?」

エリカ「ということは、今回のことについて何か分かるかもしれないということ?」

ダージリン「そういうこと。」

まほ「みほか…」

ダージリン「どうしたの?」

まほ「実は、最近みほと連絡を取ってないんだ。」

ダージリン「大丈夫よ。私も行くわ。」

まほ「悪いな。」

~一週間後~

まほ(約束は取り付けたが、なんか緊張する…)

ダージリン「まほさん、落ちついて。」

まほ「あ、ああ…」

ダージリン「来ましたわ。」

まほ「!」

みほ「お姉ちゃん。」

まほ「みほ…」

みほ「久しぶりだね。」

まほ「ああ…久しぶりだな。」

みほ「それと…」

ダージリン「ダージリンよ、こうして会うのは初めてかしら。」

みほ「そうですね、はじめまして。」

まほ「みほ、学校はどうなんだ?」

みほ「うん、楽しいよ。友達もたくさん出来た。」

まほ「そうか…」

みほ「あ、話って何?」

まほ「ああ、実は…」

まほ、みほに説明

みほ「そうなんだ…」

まほ「ああ…酷かった…」

ダージリン「使われたのは遠くから撃てる榴弾砲よ、重火力兵装のブラストが使うものらしいの。」

ダージリン「攻撃翌力重視の兵装だから、遠くから一気に戦車を破壊しようと考えられるわ。」

みほ「ダージリンさん、ちょっと詳しいですね。普通なら兵装とかごちゃごちゃになってることがあるんですけど。」

ダージリン「ああ、それは…」

~回想~

ローズヒップ「距離と着弾した数と種類でみれば、おそらく榴弾砲だから、ブラストは重火力兵装のものですわ。」

アッサム「そうなの?」

ローズヒップ「エアバスターだったら空中で炸裂しますし、重装砲なら上からきません。」

オレンジペコ「重火力兵装ってどんなものなんですか?」

ローズヒップ「ブラストランナーには強襲、重火力、遊撃、支援の4つの兵装があって、重火力はガトリングとかロケットランチャーとかの攻撃翌力が高い武器で相手をボコる兵装ですわ。」

ダージリン「

ダージリン「詳しいのね、ローズヒップ」

ローズヒップ「実は兄がボーダーをやってて、ウチの家族を支えてくれてるんですの。ボーダーの給料って、かなり高いんですのよ。」

~回想終わり~

みほ「そうなんですか…」

ダージリン「彼女の知識は役に立ちましたわ。」

みほ「…でも、ごめんなさい。そんなことがあっても、同じ武器を使ってる子はたくさんいるから、誰がっていうのはわかりません。」

まほ「そうか…」

みほ「だいたい、そんな状況で戦車道の試合するからいけないんだよ。自業自得なんじゃない?」

まほ「!?」

ダージリン「みほさん!?」

みほ「だって前からそうだったけど、戦車道って安全に関して杜撰なところがあるじゃん。死んだ子もそれが危ないってわからなかったバカだったからそうなったんじゃないの?」

まほ「み、みほ!そういう言い方はないんじゃないか!?」

みほ「悪いけど、私の高校じゃあ、ボーダーになった子は何人か死んでるよ。この間だって後輩の子が戦死したし、その子は病気のお母さんを助けたかったからボーダーになったんだよ。」

みほ「恵まれてる人達のやる戦車道とは違うの。」

ダージリン「だからと言って…」

みほ「それに、西住流って「多少の犠牲を出してでも勝利を掴む流派」でしょ?それくらい仕方ないんじゃない?」

まほ「違う!あれは戦車道の話で、べつに死んでもいいってわけじゃ…」

ダージリン「もうそこまでにしましょう。二人とも。」

まほ「…」

みほ「…ごめんね、お姉ちゃん。」

みほ「私、帰るから。」

みほ「…」

みほ「私のときは助けてくれなかったくせに…」

~3日後、どこかの戦場~

みほ「どうしたんですか?」

男「ああ、旧式の戦車で攻撃してきた女がいてな、さっき拘束したんだ

黒森峰OG「返して…娘を返して…」

歩兵「あんなんでブラストに挑むとかバカだろあんた。」

歩兵2「あの戦車砲じゃあ軽量級だって傷つかないわよ。」

黒森峰OG「…!」

みほ「あっ…」

黒森峰OG「あんたは…」

みほ「

みほ「何しに来たんですか?」

黒森峰OG「あんたが…娘を…」

みほ「何言ってるんですか?悪いのはあんなところで試合なんかさせるあなた方でしょ?」

OG「!」

みほ「責任をなすりつけないでください。」

OG「ふざけないでよ!」

歩兵2「うっさいわね!行くわよ!」

みほ「ふぅ…」.

~プラウダ高校~

カチューシャ「よく来たわね。」

まほ「話があると言うから来たが…話ってなんだ?」

ノンナ「我々を撃ったブラストがわかりました。」

エリカ「何ですって!?」

ノンナ、ブラストの画像を見せる。

ノンナ「名前はディスカス・エヴォルというブラストですが、この間の機体には、黒い花のエンブレムがついているんです。」

まほ「そうか…で、そのブラストがどうしたんだ?」

カチューシャ「そのブラストに…報復するの。」

まほ「なっ、何言ってるんだ!」

ディスカス・エヴォル

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