ダージリン「ローズヒップを弄り倒す」 (270)

・ガルパンssスレ

・安価、コンマ要素あり

・主にダージリン(その他も)が色々なイタズラを通してローズヒップを弄ったり愛でたりするスレ

・あまりのグロ、狂気安価はスルーで下の場合があります、ご了承ください

・諸事情によりエタったもののリニューアル完結(目指す)版、基本的には初見でも大丈夫ですが、一部の独自設定は引き継ぎます。(ルクリリとバレー部、エリカの大敗など)

最終章公開記念と前スレの供養も兼ねて。遅筆に重ねて久々で感を取り戻せず遅くなりがちですがゆっくり進めていきます。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1513556357


~~聖グロリアーナ女学院 紅茶の園~~

ダージリン「此処から見る景色はいつも変わらないわね、アッサム」カチャッ ズズーッ

アッサム「…そうですね、ダージリン」

ダージリン「私はね、この聖グロリアーナの学園艦を一望できるこの景色が何よりも大好きなの」

アッサム「はぁ…そうだったんですか」

ダージリン「あら、貴女に話したこと無かったかしら?」

アッサム「…そんなこと三年間一緒で始めて聞きましたわ」

ダージリン「ふふ…とにかく、此処で紅茶を嗜む時だけは、私が私らしく居られる…そんな気分になれるのよ」ニコッ

アッサム「そうですか」

ダージリン「えぇ…」



アッサム「………」

ダージリン「………」



アッサム「…黄昏れるのも良いですけど、ちゃんと仕事してくださいね?」

アッサム「数ヶ月分の仕事が溜まりに溜まって山積みなんですから」ハァ

ダージリン「…アッサム、こんな言葉を知って──」

アッサム「知りませんからさっさと仕事をしてください」

ダージリン「ちゃんと後でやるから、ローズヒップに一つイタズラしても──」

アッサム「終わるまでは此処から一歩も出しませんから」

ダージリン「せ、せめて一目ローズヒップに──」

アッサム「会わせませんっ!さっさと仕事してください!」

ダージリン「…はい」


──数時間後

ダージリン「ふぅ…これで最後かしら」ピラッ

アッサム「えぇ、全て完了ですダージリン。お疲れ様でした」

オレンジペコ「後はこちらで調整しておきますね」

ダージリン「お願いするわ…んんっ、久々に仕事をすると肩が凝るわね…」ノビーッ

アッサム「まったく…次回から気を付けてくださいね?溜め込んだ仕事は不意に無くなったりしない、ただ蓄積して枷になるだけなんですから」

ダージリン「あら、それは誰の格言かしら?」

アッサム「自前です。茶化さないでください」


オレンジペコ(…何だかんだ言いながら大量の資料の山を数時間で処理するこの二人は規格外ですよね…私も見習わないと)


ダージリン「さて、日も暮れてきたし今日は解散なのだけれど…」

アッサム「…?」

オレンジペコ「??」

ダージリン「久々だし改めて…ローズヒップに↓1をするわ!」

アッサム「そこはやっぱり変わらないんですね…」ハァ

オレンジペコ「もはや様式美ですね」クスッ

オレンジペコ「肝試し、ですか…?」

ダージリン「えぇ、そうよ?ローズヒップの怖がる姿が見たいのよ!」

アッサム「以前散々怖がらせたばかりじゃないですか」

ダージリン「それはそれ、これはこれよ。ローズヒップのびっくりする顔が目に浮かぶわ…」フフフ

アッサム「はぁ…程々にしてくださいね」

アッサム(無理だと思うけど)

ダージリン「ふふ、任せなさい。場所は…そうね、この校舎なんてどうかしら?」

アッサム「夜は忍道の生徒とサバゲ同好会が利用許可を申請してますから、人だらけですね」

ダージリン「じゃぁ…薄暗い学園艦の艦内とか良いんじゃない?」

アッサム「今日は配電系の定期点検で居住区以外艦内全域点灯しっぱなしです」

ダージリン「うっ…じゃ、じゃぁ私たちが一年の頃噂してた開かずの洋館でも──」

アッサム「あそこは元々ただの借家で、今は人が住んでます」

ダージリン「 」


アッサム「…だいたい、元々が船の舗装された学園艦の中にそんなスポットあるわけないじゃないですか。裏の山道ですら夜煌々と明かりが点いてるんですよ?」

ダージリン「絶望的につまらないわねこの艦…」

アッサム「そういうものですよ、というか艦に不備が無いように完璧に整備しているのは貴女の手腕ですよダージリン?」

ダージリン「憎い…デキる女の自分が憎いわ…」

アッサム「はいはい、そういうの良いですから…もう良いじゃないですか、裏山の山道で。灯りは点いてますけど、少なくとも二人きりでゆっくり散歩は出来ますよ?」

ダージリン「それは素敵だけど…そうじゃないのよぉ…ローズヒップが涙目で私の腕にしがみ付く姿が見たいのよぉ…」

アッサム「………」ピキッ

オレンジペコ(あ、アッサム様の額に青筋が見える気がします…)

オレンジペコ「あ、あーっ!肝試しなら良い方法がありますよ!」

アッサム「えっ?」

ダージリン「!ふふっ、流石オレンジペコね、どういったものか教えて頂戴?」

オレンジペコ「えぇ、今一年生の間で評判なんですけど…↓1とかは暗くておっかないって夏は肝試しの名所になってましたよ?」

肝試しに最適な場所とは?
1.森の中の教会
2.旧校舎
3.備蓄庫の奥の廃材置き場
4.その他何でも(アッサムが却下した所でも可)

オレンジペコ「船頭の工業区にある廃材置き場、戦車や船の廃材を溜めて寄港した際に陸の施設でリサイクルする為に置いてある場所があるんですけど…」

オレンジペコ「そこで作業してた船舶科の子達が、何度か音や声を聞いてるらしいんです」

アッサム「それで肝試しのスポットになっている、と…」

オレンジペコ「はい、灯りもありませんから真っ暗で雰囲気出るんですけど、廃材の間はちゃんと整備通路になって舗装されてて安全ですし、遮蔽物も多いですから脅かしやすいって評判なんですよ」

ダージリン「ふむ…そこまでお膳立てが揃っているなら、そこを使わない手はないわね」

ダージリン「それじゃぁ場所はそこに決定ね。後は任せたわアッサム」

アッサム「…分かりました、とりあえず噂の真相を確かめるという程で先生方には許可を取っておきますね」

ダージリン「ふふっ、お願いね♪」

アッサム「はぁ…」


オレンジペコ(アッサム様、苦労してるなぁ…)

~~PM9:00,廃材置き場入り口~~

ダージリン(私服)「さ、てと…すっかり暗くなったわね…」

ダージリン「ふふ、灯りは皆無だから懐中電灯を持ってきて正解だったわ」

ダージリン「…それにしても、今日は冷えるわね…っふう…寒い…ローズヒップ、早く来ないかしら…」ブルブル


???「ダージリンさまぁーっ!」

ダージリン「!こっちよローズヒップ!」


タッタッタッダダダダッ



ローズヒップ(私服)「おっまたせしましたー!ローズヒップ到着しましてですわっ!」

ダージリン「ふふ、こんばんはローズヒップ。夜中でも貴女は元気ね」ニコッ

ダージリン「…それにしても急に呼び出してごめんなさいね、こんな些事のために呼び出して…」

ローズヒップ「モーマンタイですわダージリンさまっ!わたくし、ダージリン様の為なら例え火の中水の中っ!」

ローズヒップ「24時間いつでもオールオッケーですわーっ!」

ダージリン「あらあら、それは頼もしいわね」ナデナデ

ローズヒップ「ぅん…えへへ、ダージリン様の手、あったかくて大好きです…♪」

ダージリン「」ズキューン

ローズヒップ「…それで、今日はどんなお仕事であらせられますですの?」

ダージリン「…はっ!いけないいけない…ローズヒップは廃材置き場でお化けが出るって噂、聞いたことないかしら?」

ローズヒップ「あー…確かヴァニラ辺りが夏辺りに話してたよーな…してないよーな…」

ダージリン「ん…まぁその幽霊騒ぎの真相を確かめて、私たちで対処して夜も安心出来る学園艦を目指そうっていうのが今日の趣旨になるの」

ローズヒップ「なるほど…流石ダージリン様ですわっ!」

ダージリン「ふふっ、ありがとうローズヒップ」

ダージリン「…それじゃぁ、とりあえず整備用通路を一週して確認しましょうか。懐中電灯は持って来ていて?」

ローズヒップ「もちろんですわーっ!」

ダージリン「それじゃ、行きましょうか」


ギギギギギ… バタン


怖がりコンマ
00~99で数値が低いほど怖がり、高いほど余裕
↓1 ダージリンの数値
↓2 ローズヒップの数値

コツ コツ コツ コツ コツ…


ローズヒップ「………」

ダージリン「………」ガクガクガクガク

ローズヒップ「…………」

ダージリン「ひっ…っ……」ブルブルブルブル

ローズヒップ「あの…だ、ダージリンさま?」

ダージリン「なっ、なななな何かしらっ?」ギューッ

ローズヒップ「えっと…ダージリン様と腕を組んで歩けるのは、とっても光栄なのですけど…少し掴む力を緩めていただかないと…血流がお止まりあそばせてまして…」

ダージリン「ご、ごごごめんなさいねローズヒップ、今すぐ──」


ガララララッ

ローズヒップ「ひ───」

ダージリン「きゃぁぁぁっ!いや、いやぁぁっ!おばけ、おばけはだめぇぇっ!」ギギューッ

ローズヒップ「お、おお落ち着いてくださいましダージリンさまっ!」

ローズヒップ「だ、大丈夫ですわ!ただの、ただの猫さんですからっ」ライトペカー

猫「なぁーご」

ローズヒップ「ほっ…ほ、ほら!猫さん!バランスの悪い瓦礫に乗っかっちゃって、崩れただけですわっ!」

ダージリン「ひっぐ…ぅぇ…ろ、ローズヒップ…」

ローズヒップ「だ、ダージリンさま…あの、もし怖かったら引き返しても…」

ダージリン「っ…だ、ダメよ…ちゃんと監査はしなきゃ──」

猫「にゃーっ」

ダージリン「っひぅぅっ!大丈夫、大丈夫だからぁっ…!」

ローズヒップ「ほ、ホントですの…?それじゃぁ、ゆっくり立って…」

ダージリン「っ…ぐす…えぇ、ありがとうローズヒップ…」

ローズヒップ(うぅ…まさかダージリン様がこんなに怖がりだったなんて…)

ローズヒップ(私も相当怖いですけれど、正直それどころではないですわ…)

ローズヒップ(…そうですわ!)


ローズヒップ「…だ、ダージリンさまっ!」

ダージリン「っ!…な、何かしら、ローズヒップ…?」グスッ

ローズヒップ「お、お歌を歌いながら回りましょう!」

ローズヒップ「きっと二人で楽しく歌えば、幽霊さんだって出てこない筈ですわーっ!」

ダージリン「っぐ…そう、ね…そうかも、ひれない…わ…」

ローズヒップ「それからっ、やっぱり私も怖いので手を繋ぎましょう!腕を掴むよりあったかくてきっとポカポカ良い気分になれますわーっ!」

ダージリン「っ…ふ…ローズヒップが、そう言うなら…」ギュッ

ローズヒップ「んっ!それでは出口へ向けて、パンツァーフォー!ですわーっ!」ギュッ

ダージリン「ローズヒップ…あ、ありがとう…っ」

ローズヒップ「怖いときはお互いさまですわっ!えーんたーえーんたーみっしょーん♪」

ダージリン「っ…ぷ、ふふ…」


~~あくる日の放課後 紅茶の園~~

ダージリン「…という事で、大成功だったわ」

アッサム「いや…これは誰がどう見ても大失敗だと思うのですが…」

ダージリン「少なくとも優しい気遣いの出来るローズヒップが見られたから大満足よ」

アッサム「…そうですか、それは良かったですね(棒)」

オレンジペコ「というかダージリン様、ジェ◯ソンや伽◯子のコスプレまでしたのにお化けはダメだったんですね…」

ダージリン「アレは正直手に取るのも嫌だったわ…」

アッサム「…ということは中身は…?」

ダージリン「見られる訳無いじゃない!」

アッサム「自信満々に言うことじゃ無いですよ!」


オレンジペコ「あはは…次は↓1なんてどうですか?」

ダージリン「なるほど…ハバネロクラブね」

アッサム「ハバネロ、クラブ…」

オレンジペコ「えぇ、ハバネロクラブです」

ダージリン「ハバネロクラブ…」

アッサム「ハバネロクラブ…」

オレンジペコ「ハバネロクラブ…」



ダージリン「ハバネロクラブ、って何?」


~~ 大洗に確認中 ~~


ダージリン「ラム酒にペッパーソース…激辛、ねぇ…」

アッサム「ラム酒のアルコール抜きはともかく、ペッパーソースを手に入れるのが困難ですね…どのようなソースが良いのでしょうか…」

ダージリン「そうねぇ…とりあえずペコはノンアルコールのラム酒を用意してちょうだい?」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」パタン

ダージリン「…さて、ペッパーソースは…取り敢えず手近な辛いものを掻き集めてきましょう」

ダージリン「アッサム、家庭科室からそれっぽいものを見繕ってきて頂戴?」

アッサム「…どうなっても知りませんよ?」パタン



ダージリン「ふふっ…さて、楽しみだわ」

ダージリン「アルコール抜きしたラム酒に…」

ダージリン「わさび、にんにく、山椒から抽出したエキスと…」ポトッ ポトッ

ダージリン「大量のブラックペッパー…一味唐辛子も入れましょう」サラサラサラ

ダージリン「デスソースと…ジョロキアのペーストを隠し味に…っと」



ダージリン「(多分)完成よ!ハバネロクラブ!」


アッサム(違う…!絶対違う…!)

オレンジペコ(辛さはともかくビジュアル的に本家よりアウトです…っ!)

ダージリン「ふーむ、中々背徳的なものが出来たわね…」

アッサム「あの、ダージリン…その大学生の悪ノリの化身みたいなのを、ローズヒップに飲ませるんですか…?」

ダージリン「安価は絶対だもの、もちろんじゃない」

オレンジペコ(ローズヒップさん…生きて、生きてくださいっ…!)



※実は最終章未見だったりします。コレジャナイ感があったらすみません…。

ダージリン「さて、と…それじゃぁ呼んでみましょうか…ローズヒップ!」


シーン


オレンジペコ「…いや、犬じゃないんですから流石にきませんよ…」

アッサム「だいたい、学内のどこかに居るローズヒップにそんな声で届く訳が…」


バタバタバタバタバタバタ


バターン


ローズヒップ「お呼びでございますか、ダージリンさまっ!」

ダージリン「ふふっ、よく来たわねローズヒップ、流石聖グロ一の駿足の名は伊達じゃないわね」

ローズヒップ「お呼ばれされれば即登場、ですわーっ!」

ダージリン「でも淑女たるもの優雅でお淑やかに入ってこなければダメよ?扉の前からやり直してらっしゃい?」

ローズヒップ「りょーかいですわーっ!」バターン

アッサム(犬だ…)

オレンジペコ(犬っぽい…)


と、いう訳で取り敢えずここまで。続きは多分明日です。

~~~~~~~~

ダージリン「…さて、それじゃぁ今日も始めましょうか、オレンジペコ?紅茶の準備をして頂戴?」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリンさま」

ローズヒップ「あっ、私もお手伝いいたしますわーっ!」

ダージリン「ローズヒップ、貴女は座ってゆっくりお待ちなさい?」

ローズヒップ「???でも、いつも二人で準備をしていますのよ?」

ダージリン「今日はペコが一人で用意したお茶が飲みたい気分なのよ」

ローズヒップ「そう…なんですの…ダージリンさまがそうおっしゃるのなら…」シュン

アッサム(あ、ちょっと表情が曇ったわね…)

ダージリン「…こ、今度はローズヒップにも一人で用意してもらおうかしら」

ローズヒップ「!お任せくださいまし、ダージリンさまっ!その時は誠心誠意、完璧なお紅茶を淹れて差し上げますわーっ!」

アッサム(と、思ったら今度は見事な晴れ模様…ローズヒップにはこちらの方が似合いますね)クスッ


オレンジペコ「お話中失礼します、紅茶の準備が整いました」

ダージリン「あら、どうもありがとうオレンジペコ」

オレンジペコ「はい、ダージリン様とアッサム様は此方のカップで…」

オレンジペコ「………」チラッ

ダージリン「………」コクッ

アッサム(意味深に目配せして…ダージリンもノリノリね…)

ローズヒップ「…………」ソワソワ

オレンジペコ「此方が、ローズヒップさんの分ですね」

ローズヒップ「ありがとうございます、オレンジペコさん!」

アッサム(ローズヒップの紅茶だけ、心なしかくすんでる様に見えるわね…ローズヒップ大丈夫なのかしら…?)

ダージリン「…さ、ではそろそろいただきましょうか?」カチャ

ローズヒップ「はいっ、ダージリンさまっ!オレンジペコさん、いただきますですわーっ!」ズズーッ

三人((((の、飲んだ…っ!)))

ローズヒップの反応↓2
※ダージリン製ハバネロクラブのため、辛い以外の反応でも自由に安価、ただし安価のコンマ40以下で普通に激辛の対応をします。

昨日は頭痛で更新できませんでした、申し訳ございません…。朝はとりあえずこの安価だけ飛ばして、夜また更新致します。遅筆ゆっくり更新安価多めですが、ご容赦ください。
安価下

ローズヒップ「~~♪」ズズーッ

ローズヒップ「……?…???」ハテ?

ローズヒップ「……………」ゴゴゴゴ



ローズヒップ「ぶぅぅぅぅっ!!」

ダージリン「 」ビッチャァァ

アッサム「!?」

オレンジペコ「!!?」



ローズヒップ「からっ、からっ、ひぃぃぃっ!」ジタバタ ジタバタ

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん!落ち着いて!」

ダージリン「…………」プルプル プルプル

ローズヒップ「からっ、からひ!みずっ、みずぅぅっ!」

アッサム「ろ、ローズヒップ!み、水はこっちよ!」

ローズヒップ「!っ、んぐっんぐっ…」ゴクッゴクッ

ローズヒップ「っぷはぁぁっ!な、なんですの!?今日のお紅茶は激辛ですわっ!」

オレンジペコ(涙目なのは何時もと違って新鮮ですけど、袖口で口を拭う姿はローズヒップさんらしいですね…)

ローズヒップ「はぁ…はぁ…一瞬お三途の川がお見えになりましたですのよ!」

アッサム「か、辛さと焦りでいつもより言葉遣いがヘンになってるわよ、ローズヒップ…」

ローズヒップ「うぅ…まだ口の中がヒリヒリしますわぁ…」

オレンジペコ「ご、ごめんなさいローズヒップさん、私がどうやら間違えて淹れちゃったみたいで…」

ローズヒップ「だ、大丈夫ですわぁ…ちょっと喉がイガイガジリジリする程度ですし…」

ローズヒップ「それに貴重なペコさんの失敗を見ることができて、私ちょっと安心ですわーっ!」

オレンジペコ「ローズヒップさん…っ」ジーン

ローズヒップ「ふぅ…今日は珍しいものが見れてラッキーですわ!ね、ダージリンさ──」


ダージリン「…………」ビチャァァ


ローズヒップ「ま……って、あ゛…」

アッサム「 」

オレンジペコ「 」

ダージリン「……ローズヒップ?」ニコッ

ローズヒップ「ひ、ひゃい…ダージリンさま…?」

ダージリン「…リネン室からバスタオルを持ってらっしゃい?ダッシュで」

ローズヒップ「し、承知いたしましてございますーっ!」ピューッ

アッサム(肩をプルプルさせて…尚且つ笑顔って…)

オレンジペコ(普通に怖すぎですダージリンさま…)


バタンッ ダッダッダッダッ


ダージリン「………ローズヒップは行ったかしら?」

アッサム「…え、えぇ、もう行きましたよ、もう我慢しなくて大丈夫です」

ダージリン「っ…!っっっ…!」ジタバタ

オレンジペコ「…あれだけ刺激物を入れれば肌に触れるだけでも激物並みですよね…」

ダージリン「目がっ!目がいたいっ…!肌がピリピリするぅぅっ…!」ガクガク

~~後日 紅茶の園~~

ダージリン「……酷い目にあったわ…」

アッサム「ただの自業自得です、反省してください」

ダージリン「…最近ローズヒップがどうこうより私が被害を受けるケースが多くないかしら?」

アッサム「幽霊が怖いのに肝試しなんて提案するからですよ」

ダージリン「うぅ…最近はちゃんとローズヒップの可愛いところも見られていないし、純粋にローズヒップの反応が見たいわ…」


ダージリン「激しいのは懲り懲りだし…↓1くらいが丁度いいかしら…」

ダージリン「今日はローズヒップがどれだけ沈黙に耐えられるかを調べましょう」

アッサム「はぁ…沈黙、ですか…?」

ダージリン「えぇ、あの子は基本的にはおしゃべりで落ち着きがないから…ちょっとテストしてみようと思うの」

オレンジペコ「でもそれって何か意味があることなのですか?」

ダージリン「ふふっ、オレンジペコ、イタズラに意味を求める事自体ナンセンスなのよ…」

アッサム「つまり、意味は無いと言う事ですね?」

ダージリン「…"沈黙は賢者には十分なる答えなり。沈黙は同意を示す。"」

オレンジペコ「格言で暗に肯定しないでください!」

ダージリン「と、言うわけで今日はお客様をお呼びしているわ」

ダージリン「入ってきて頂戴?」パンッ パンッ


ガチャッ

紗希「………………」

ペッタペッタペッタ

紗希「…………」コクッ



アッサム「…………」

オレンジペコ「…………」

ダージリン「…………」ズズーッ

紗希「………」



紗希「…………………丸山………紗希」ポソッ


アッサム(く、クセの強い子ね…)

オレンジペコ(大洗の生徒さんは皆さん個性的ですね…)

ダージリン「ローズヒップには彼女と放課後の間一緒に過ごして貰います、今回は給餌の仕事もナシで、ね」

アッサム「確かに、落ち着きのないローズヒップとは真反対と言ってもいい子だけど…」

紗希「………」

アッサム「うーん…別にいつもの通りにローズヒップが空回りするだけのような気も…」

オレンジペコ「…私は、気になります」

アッサム「オレンジペコまで…一体どうしたの?」

オレンジペコ「今までローズヒップさんの一番近くにいた同級生は私ですから…どんな反応なのか、学友として興味があります」

ダージリン「ふふっ、ペコも乗り気なようで良かったわ」



ダージリン「それじゃぁ、丸山さんは応接室で待機、アッサムはローズヒップにお客様の事を説明して頂戴、オレンジペコと私は別室から隠しカメラでモニターするわ」

ダージリン「丸山さんもそれで良いかしら?」

紗希「……」コクッ

アッサム「しょうがないですね…承りました」


ダージリン「それでは、だんまり作戦、開始するわ!」

アッサム(ネーミングセンスが…)

オレンジペコ(大洗に似てきましたね…)

~~応接室前~~

ローズヒップ「……わっかりましたわー!要は中のお客様とお茶をしながらおしゃべりすればいいんですのね!」

アッサム「おしゃべり…になるかはわからないけれど、とにかくそういうことだから、くれぐれも同級生だからといってお客様にはしたない姿は見せないこと!わかったわね?」

ローズヒップ「もっちろん!お茶の子さいさいですわーっ!」ペカーッ

アッサム「はぁ…」

アッサム(大丈夫かしらこれ…)

アッサム「…と、とにかく私は戦車道の講義があるから、あとはお願いねローズヒップ」

ローズヒップ「行ってらっしゃいませーっ!」


~~別室モニター部屋~~

ガチャッ

オレンジペコ「──ふふっ、それ面白い話ですね、ダージリンさま」

ダージリン「でしょう?オチの効いた素晴らしい話だと…あら、早かったわねアッサム」

アッサム「そこのカメラ映像で見てたでしょう……なんの話をしていたのですか?」

ダージリン「あぁ、以前話していた"赤い洗面器の男"の話をしていたのよ」

オレンジペコ「ふふっ、最後がとっても面白いんですよ!」

アッサム「へぇ…因みに最後はどんなオチ──」

ダージリン「おっと、ローズヒップが応接室に入るみたいね」

アッサム「ダージリンっ!」


ローズヒップ『失礼いたしますですわーっ!』

紗希『………』コクッ


ダージリン「さぁ、二人はどんな面白…ステキな時間を過ごすのかしら」ワクワク

オレンジペコ「楽しみですね、ダージリンさまっ」ドキドキ

アッサム(さっきの話、オチは…オチはっ…!)


ローズヒップ『初めまして…でしたわよね?私は聖グロリアーナ一の俊足、ローズヒップですわっ!』

紗希『…………』

ローズヒップ『まるやま、さき…さんですわね!アッサムさまからお話頂戴しているのでございますわーっ!』

紗希『…………』

ローズヒップ『…………?』

紗希『………』

ローズヒップ『………お人形さんですの?』フリフリ

紗希『…………めなんどろす』

ローズヒップ『わひゃぁぁっ!お、おしゃべりになるんですの!?』

ダージリン「ぷっ…ふふふ…見ていてペコ?ローズヒップったら飛び上がってたわよ…?」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさんらしいですね…」クスクス

アッサム(メナンドロス…って何かしら?)

ローズヒップ『び、びっくり仰天おどろきモモノキですわ…』

紗希『…………』

ローズヒップ『……お茶、お飲みになられますですの…?』カチャ

紗希『…………』

ローズヒップ『…………』

紗希『…………』カチャ

ローズヒップ『………!!』

紗希『………』ズズーッ

ローズヒップ『…………』ソワソワ


アッサム「…噂に聞いてはいましたがホントに喋りませんね、あの子…」

オレンジペコ「釣られてローズヒップさんも喋りませんし…」

ダージリン「…ローズヒップもずっと黙ってはいられないでしょうから、そろそろ何か起きてもおかしくないんだけど…。」

沈黙をローズヒップは…耐える?耐えられない?
↓1(耐えられないの場合は行動もお書きください)

五分後──

ローズヒップ『………』ソワソワ

紗希『………』

ローズヒップ『………』ソワソワ

紗希『………』



ダージリン「…あれから全く動きが無いわね…」

アッサム「ローズヒップは頭がユラユラと動いてますけど…」

オレンジペコ(跳ねっ毛がぴょこぴょこ動いて可愛いで…はっ!私は何を!?)


ローズヒップ『………』キョロキョロ

紗希『………』ジーッ

ローズヒップ『……!?』ビクッ

紗希『………』ジーッ

ローズヒップ『………ぅ…』モゾ

紗希『……』

ローズヒップ『ぅっ…っん…』モジモジ

紗季『………』ズズーッ

ローズヒップ『ん…ぁ、んー……』モジモジ

紗希『………』



アッサム「…何というか、こんなに煮え切らないローズヒップを見るのは初めてですね…」

オレンジペコ「頻りに太ももを擦り合わせたり、腕を擦ったり…俗に言う貧乏揺すりですね…」

ダージリン「………あの太腿にどうにか頭を挟めないかしら?」

二人「「ダージリン(様)?」」

ダージリン「じょ、冗談に決まってるじゃない…」アハハ

~~応接室~~



紗季「………」

ローズヒップ「うぅ……っ…」モゾモゾ

ローズヒップ(うー…丸山さんったら全くおしゃべりになりませんわ…)

ローズヒップ(何か私怒らせるようなことを知らぬ間にしてしまったのでございますでしょうか…?)

ローズヒップ(釣られて黙ってしまった手前、喋り辛いですわーっ!)

ローズヒップ「ぅぅぅ…っ」モゾモゾ

紗希「…………」


プルルルルル プルルルルル


ローズヒップ「のひゃいっ!?な、なななな何事ですの!?」

紗希「………」スッ ポチ

ローズヒップ(ぁ、丸山さんの携帯電話の音だったんですの…)

梓『…ぁ、もしもし?今どこに居るの?もうすぐ練習始まるよ?』

紗希「…………」

梓『…ぇ、今聖グロ、って…えぇぇ!?』

梓『ちょっと、それじゃぁ練習どうするの!というか何時になったら戻って来れるの!?』

紗希「………」

梓『すぐ戻るって…あーもぅ、じゃぁ先輩達には私から言っておくから、また戻ってくる前には連絡するんだよ!?』

紗季「………」

梓『まったくもー…。ん、それじゃぁね、バイバイ』

プーップーッ ピッ

紗希「………」スッ

ローズヒップ「わひゃっ」

ローズヒップ(い、今まで殆ど動かなかったのに、立ち上がりましたわ…!)

紗希「…………紅茶、ご馳走さま」


ガチャッ バタン


ローズヒップ「……………」ボーゼン

ローズヒップ「………はぁぁぁ…どっと疲れましたわぁ…」

という訳でひと段落したので今日はここまで、皆様寒い日が続きますのでお体をご自愛ください。

おつ
風邪引いたよ

>>44
今年の風邪は長引くそうです、体を暖かくしてお大事に。

という訳で再開。次は弄りネタ安価です。私事ですが酉を新設するか思案中、前回のは完全に忘れましたので…。

~~~後日の明朝 紅茶の園~~~


ダージリン「…ふぅ、こんなものかしら」

ダージリン「ようやく片付きそうね…引き継ぎって大変…」


ガララッ


ダージリン「おっと……」スッ パタム

アッサム「おはようございま──あらダージリン、今日は早いのですね」

ダージリン「ごきげんようアッサム、今日は朝の日差しに照らされながらモーニングティーを飲みたい気分だったの」

アッサム「ふふっ、そうですか…嘘が下手ですねダージリン?」

ダージリン「…?なんのことかしら?」ズズッ

アッサム「机の引き出しから書類が出てますよ、折り目になってしまいます」

ダージリン「っ…!?」

アッサム「冗談です、根を詰めすぎないようにしてくださいね。…なにか手伝いましょうか?」

ダージリン「いいえ…その気持ちだけで結構よ、ありがとうアッサム」ニコッ



ダージリン「それはそれとして、今日はローズヒップに↓2をしようと思うのだけど?」

アッサム「そんなコト考えながら仕事してたんですか…」ジト

知波単了解です。ではついでに期間とイベントを安価

↓1 留学の期間(三日~ひと月の間で)

↓2、3 知波単での出来事(戦車道や食事など基本何でも)

戦車乗って突喊したら無人島に飛ばされるのか…突撃で時空まで歪める知波単恐るべし…
とりあえず書いてきますが基本ダイジェストですので安価は取りましたがそんなにがっつりは書きません、悪しからず。

ダージリン「………コレ、よくよく考えたら私達何も面白くないわね」

アッサム「生の反応は見られませんし、ローズヒップと一週間も離れることになりますものね」

ダージリン「……ねぇアッサ──」

アッサム「安価は絶対です、ダージリン」

ダージリン「わ、分かってるわよアッサム、じょーくじょーく、ぶりてぃっしゅじょーく」

アッサム「はぁ…そんなに不安なら知波単の西さんにビデオカメラでも送って撮って貰ったらどうです?それか、ローズヒップに持たせるとか…」

ダージリン「……例えその二択のうちのどちらか、或いはどちらもを敢行したとして、無事にカメラが戻ってくる確率は何%なのかしら?」

アッサム「どちらでも0%です、紛失46%、海や河に水没が32%、爆発10%、後はその他の理由で破損、貸与などが続きます」

ダージリン「……気長にゆっくり待つしか無いのよね…」ズーーン

後日───

ダージリン「…それじゃ、気をつけてねローズヒップ」

ローズヒップ「はいっ!この知波単への短期編入、必ずや私の力にしてひと回りもふた回りも大きくなってダージリンさまの元へ帰ってきますわーっ!」

アッサム「ローズヒップっ!ハンカチと酔い止めは持ってる?ちゃんと向こうに着いたらしっかり皆さんに挨拶をするのよ?もしも困った事があれば西さんを頼りなさいね?」

ローズヒップ「だ、大丈夫ですわぁ、アッサムさま」

ダージリン「おやめなさいアッサム、ローズヒップも子供じゃないんだから…」

アッサム「うぅ…不安です…あ、それと生水には気をつけなさいね?体調が少しでも悪くなったら医者に見てもらいなさい、未知の病だったら大変なんだから…」

オレンジペコ(アッサム様は知波単をどんな風に捉えているんでしょうか)


ダージリン「……さて、名残惜しいけれど時間ね、ローズヒップ?」

ローズヒップ「……??」

ダージリン「……気をつけて、行ってらっしゃい」

ローズヒップ「……っはい!ダージリンさまっ、行ってきますっ!」ニカッ




オレンジペコ「……行っちゃいましたね」

アッサム「そうね…ホントに大丈夫かしら…?」

ダージリン「何にせよわたし達がココであたふたしても仕方ないわ、一週間後を楽しみに待ちましょう?」ニコッ

~~~千葉県 森林奥地 知波単高校戦車道仮説合宿所~~~

西「総員気をつけっっ!!」

ザッ ザッ

西「注目っっ!!」

シーン

西「我々知波単高校戦車道チームはこれより強化合宿を行うっ!」

西「わざわざ陸地へと足を運び、野営仕度を整えてこの地まで我々がやってきたのは何を隠そう特訓のためであるっ!」

西「過去我々はさまざまな地で突撃に突撃を重ね、そのことごとくで辛酸を舐めてきた!」

西「しかぁしっ!我々はこの一週間の苛烈な特訓を成し遂げ、苦楽を共にした仲間との絆とこの胸に滾る血潮とで、新たな知波単の幕をあけるのだぁっ!」

ワーッ! ワーッ!

玉田「そうだっ!隊長の言う通りであります!」

細見「知波単魂でありますっ!」

寺本「知波単魂とは!?」

名倉「もちろん突撃でありますっ!」


ソーダ トツゲキダッ オォーッ デアリマスッ


西「…う、うむ、貴君らの熱い魂は理解した…」

西「と、とにかくもう一度注目っっ!!」

シーンッ

西「う、うぉっほん…気を取り直して…」

西「今日はそんな強化合宿に加わる、一週間の間貴君らと同じ釜の飯を食う仲間を紹介するっ!」

西「紹介しよう───」

西「聖グロリアーナ女学院の、ローズヒップ殿だっ!!」

ローズヒップ(知波単ジャケット)「よろしくお願いいたしますですわーっ!」


オォォォーーーッ!

玉田「おぉ、あれがあの聖ぐろの…」

細見「流石えげれすの文化を色濃く残す紅茶の園からの使者、華やかさも我々とは段違いであります…」

池田「まっ、まぶしいぃっであります…!」

寺本「異文化こみゅにけぇしょんでありますっ!隊長と並んでるうちに一枚…!」ガシャッ

福田「はっ、はわぁぁ…!華やかであります…!」


ローズヒップ「……な、何やらものスゴい視線が…お客寄せのパンダさんになった気分ですわ…」

西「す、すみませぬローズヒップ殿、我が校はいかんせん他の高校の方に耐性が無くて…」ポリポリ

西「さてと…ちゅうもぉぉくっ!!」


シーンッ


西「ローズヒップ殿にはこれから我々と同じ生活をしてもらう、これは聖グロリアーナからのたっての希望であり、本人からの希望である」

ローズヒップ「そうですわーっ!だから皆さん、どんどんビシバシ、シゴいてくださいませーっ!」

西「と、いう訳でローズヒップ殿が増える以外は合宿に変更は無しだ!福田、ローズヒップ殿はお前と同じ一年生だ。テントや決まりについて教えて差し上げろ」

福田「りょ、りょーかいでありますっ!」

ローズヒップ「よろしくお願いいたしますですわっ」ギュッ

福田「あわわわわっ!こ、こちらこそよろしくでありますっ!」ギュッ

玉田「おおっ!福田がろぉずひっぷ殿とがっしり握手をしているぞ!」

細見「流石ウチの懐刀だっ!」


バンザーイッ バンザーイッ


西「ふっ…では食事を終えた後に訓練に入るっ!全員、飯盒へかけあぁぁしっ!」

…すんません、筆が乗ってきたところですが頭痛が酷くてここまで、続きは明日書きますです…

知波単生活二日目───


西「それではこれより知波単名物"陽光突撃"を敢行するっ!」

ローズヒップ「ようこ…なんですの?」

福田「朝から晩まで太陽に向かって進み続ける訓練でありますっ!」

玉田「日中戦車に乗り続け、ひたすらに突撃の練度を増す我が校の誇りでありますっ!」

ローズヒップ「なるほど、良く分かりませんけれどひたすら戦車に乗っていれば良いんですのね!簡単ですわーっ!」

西「よぉーし!それでは総員搭乗っ!準備のできた者から突撃かいしぃーっ!」

ウォォォォッ

~~そしてその夜~~

パチパチッ バチッ


ヤイノヤイノ ワーワー

西「わっはっは!まさか太陽に向けて進んだ先が無人島だったとは!流石にこれは恐れいった!」

玉田「隊長っ!魚が良い具合に焼けたでえりますっ!」

寺本「森で採れた野草もキノコも中々に美味でありますなぁ~」

細見「それもこれも"何故か"サバイバルに詳しかった福田のおかげだな!」

福田「て、照れるであります~…」

西「うむ、にしてもやはり有事に備えて野営のセットを戦車に積んで置いてよかった!」

ローズヒップ「ふぃーっしゅ!ですわ~っ!」

玉田「おおっ!ローズヒップ殿がまたも魚を釣り上げたぞっ!」

細見「大物でありますなぁ~…あ、あれはウツボでありますか!?」

西「はっはっは!よぉーし今日はこのまま朝まで自由行動とする!皆ゆっくり羽を伸ばすといい!」


オォォォォッ

知波単生活4日目───

グーッ グーッ ムニャァ…

細見「……ろぉずひっぷ殿、まだ起きておられるでありますか?」

ローズヒップ「ん、ぅ…ホソミ、さん…?ふぁい、まだ辛うじて起きてらっしゃるのでございますわぁ…」

細見「おぉ、これは眠るところに済まない…実は、少し聖ぐろりあぁなについて聞きたいことがあるのだが…」

ローズヒップ「……?」

細見「ろぉずひっぷ殿は…あ、あっさむ様をご存知なのだろうか…?」

ローズヒップ「…?えぇ、知っているでございますですわよ?」

細見「う、うむそうか…ふ、普段はあっさむ様はどんな方なのだ?」

ローズヒップ「そうですわねぇ…アッサム様はいつも気品があってお淑やかで…それでいて芯の通った強さを持つ、私たちの素晴らしい模範の様な生徒ですわっ」

細見「ほぅほぅ…やはりそういう内面の美しさが外にも溢れているのだろうな…」

ローズヒップ「…?でもどうして細見さんがアッサム様のことを…?」

細見「そ、それはだな…」

玉田「あっさむ様は今や知波単のまどんな的存在なのだ」ガバッ

玉田「抜け駆けは良くないぞ、細見ィ?」ニヤッ

細見「 」

玉田「─それで、他にはあっさむ様のことについて何か情報はないのか?」

浜田「あっ、狡いであります!自分もお聞きしたいことが…」

久保田「何々?内緒話でありますか?」

ローズヒップ「わぁ…!なんだかパジャマパーティみたいで楽しいですわ…!」


ワイワイ ガヤガヤ キャーキャー


西「───そこのテント喧しいぞ!とっくに消灯時間は過ぎているではないかっ!」バサッ

知波単's &ローズヒップ「「「あ………」」」

西「っ…貴様らは明日明朝グラウンドを10周だぁぁっ!」



福田「むにゃぁ…もう食べられないでありますぅ…」zzZ


※説明しよう!知波単に流出したアッサムの男装ポートレートによって、知波単メンバーの中でアッサムはヅカのスター的な人気を誇るのだ!(一部を除く)

知波単生活最終日──

西「合宿の締めとして今日は紅白戦を行う!」

西「厳正な審査の結果チームの編成はこの様になった!」


西、玉田、細見、寺本ほか二、三年チーム

VS

福田、ローズヒップほか一年チーム


福田「 」

ローズヒップ「腕がなりますですわーっ!」

玉田「済まんなぁ福田よ…」

細見「これも戦車道を極める者の定め…潔く散ってくれ福田…」

福田「いやでありますぅぅぅぅっ!」

ローズヒップ「やぁってやりすわぁぁっ!」


西「はっはっは!それでは総員搭乗かいしぃぃぃっ!」

~~以下、試合内容をダイジェストでお送りします~~

────────

玉田「バカなっ!何故こちらの攻撃が当たらん!?」

名倉「くっ…突撃ぃー!とにかくろぉずひっぷ殿の戦車へ突撃だぁーっ!」

ローズヒップ「クルセイダーよりノロノロですけど…突っ込んで来るだけならお昼飯前ですわーっ!」


ズギャギャギャギャッ


玉田「なにぃーっ!?」

名倉「戦車でっ…慣性移動!?」


ローズヒップ「ばぁーん!チェックメイト、ですわぁーっ!♪」

ズガーン パシュパシュッ

───────

細見「くっ…よもや我が突撃が、こんな形でっ…!」

寺本「っ…!まだまだぁー!華々しく散ってみせましょうぞ!総員とつげきーっ!」


福田「まだまだぁ…まだであります…っ!」

福田「今であります!総員掃射ぁーっ!」


ドォガガガガッ


細見、寺本「「やぁらぁれぇたぁぁっ!」」

─────

西「………ふっ、やはり私の前に立つのはお前だったか」

西「…福田、よ」


福田「っ……!」


西「既に砲身は曲がり、履帯は両方切れている…旗が上がっていないだけで、戦闘不能だ」

西「さぁ…お前の弾(タマ)で、討ち取ってくれ──」

福田「っ…!うてぇぇぇっ!」


ドーンッ パシュッ

─────
sag

sagaが変なところに…すみません…

~~聖グロリアーナ学園艦 ヘリポート~~

ダージリン「……不安だわ」

アッサム「ダージリン、私もです…」

オレンジペコ「お、落ち着いてくださいお二人とも、既にヘリからの連絡で、ローズヒップさんを移送中だって分かってるんですから…」

アッサム「そんなことは分かっているのよ…」

ダージリン「でも…拭えぬ不安があるのよね…」

ダージリン「っ!」

オレンジペコ「ぁ…っ」

アッサム「ヘリが…ローズヒップが帰ってきましたよ、ダージリン!」

ダージリン「そうね…えぇ…!」

オレンジペコ(お二人ともこの一週間ずっとローズヒップさんの話ばかりでしたものね…)

オレンジペコ(っと、ヘリが着陸しましたね…そして、ローズヒップさんが…)


知波単への短期編入でローズヒップに起こった変化とは?↓2
(ある程度小さな変化でお願いします。大袈裟過ぎると安価下の場合もあります)

ローズヒップ(丸眼鏡&知波単服)「たっだいま戻りましたでありますですわーっ!」

ダージリン「ローズヒ「ローズヒップっ!」…ぇー…」

アッサム「ローズヒップっ、ローズヒップっ…よく無事に戻りましたね…!」ギューッ

ローズヒップ「あはは、アッサムさま、苦しいですわぁーっ…」



ダージリン「…いつぞやの時の再現かしら、アッサムったら…」

オレンジペコ「まぁまぁ、アッサム様はある意味ダージリン様よりソワソワしてましたから…」

ダージリン「ま、それはそれで良いわ…ローズヒップ?」

ローズヒップ「!!なんでありますでございましょうダージリンさまっ!」

ダージリン「知波単色が語尾に出て来てるわね…とにかく、この一週間何があったのか、紅茶の園でゆっくり聞かせて頂戴?久しぶりに私が紅茶を淹れてあげるから」

ローズヒップ「マジですの!?今日はラッキーですわーっ!」




オレンジペコ「…そういえばローズヒップさん、その丸眼鏡どうしたんですか?」

ローズヒップ「ふふン、よくぞ聞いてくれましたオレンジペコさん」

ローズヒップ「これは知波単の福田さんにいただいた、言わば聖グロリアーナと知波単との友情の証ですわっ!」ニコッ

その頃知波単では────

福田「~~♪」

玉田「おっ福田、何やら上機嫌であるな?」

名倉「ややっ、その手に握られているのはっ!」

細見「西洋の陶磁器、てぃーかっぷとかいうヤツではないか!」

西「ほう…福田、それはローズヒップ殿から頂いたのか?」

福田「はいっ!我が知波単と聖ぐろりあぁなの…否、私とろぉずひっぷ殿との絆の証でありますっ!」エヘンッ

細見「むむむっ、福田のくせに生意気な口を利く…しかしその友情には敬意を表さねば!」

寺本「そうであります!福田とろぉずひっぷ殿の変わらぬ友情に万歳ーっ!」


バンザーイッ バンザーイッ


西(ふふふ、この出会いは二年後三年後の知波単を良き形に変えていってくれるだろう…ありがとうローズヒップ殿、ありがとう聖グロリアーナ…。)

~~~後日放課後 紅茶の園~~~



ダージリン「…細かい前置きなんて要らないのよ、アッサム」

アッサム「またいきなり何を言いだすんですか…」

ダージリン「…最近私の扱いひどくないかしら?」

アッサム「はぁ…そうですか?」

ダージリン「えぇ…だってまだ何も良い思いをしていないもの」

アッサム「そもそもそこが間違っているという考えにはならないんですね……」



ダージリン「と、言うわけで何かご褒美があってもいいと思わない?↓2とか見てみたいわ♪」

アッサム「全く…ダージリンったら…」

しょうがないにゃー
ローズヒップをダージリン様だけがあまやかす

ダージリン「ローズヒップのあの口調…知波単に行ってからというもの酷くなる一方なのよね…」

ダージリン「という訳でみんなでローズヒップの真似をしましょう」

アッサム「はぁ…あれ、でもどこかで一度やった様な…」

ダージリン「ええ、あれは失敗だったわね…丁度大洗のバレー部とかルクリリとかとにかく全員で真似したけれどローズヒップったら嬉々として受け入れてしまって…」

アッサム「結局最後はただのバレーボール大会でしたものね…」

ダージリン「と、言うことで今回は趣向を変えて…こんな感じで真似をするのはどうかしら?」

↓2 真似をするにあたってどんな感じで真似をする?(真似する人物増やしたりもok、シチュエーションなども要望あれば。スタンダードの場合は紅茶の園でダージリン.オレンジペコ.アッサムが真似をする、になります)

ぜん…いん…だと…?
ちょっと明日一日頭冷やして書いてみます…今日はここまでで、なるべく全員出せるようにします。ぁ、サメさんチームどうしよ…。

ダージリン「…という事でローズヒップ、遠征強化月間第二弾よ」

ローズヒップ「りょーかいでございますわーっ!」

ダージリン「今度は貴女、大洗に行ってらっしゃい。みほさんの元で、全国優勝チームの強さを研究してらっしゃい」

ローズヒップ「今度は大洗ですのね~…胸が高鳴りますわぁっ!」

アッサム「既に大洗には短期転入の手続きは済ませてありますから、今晩大洗に飛びなさい」

ローズヒップ「承りましてございますですわっ!」

ローズヒップ「ぁ、でも…」

ダージリン「?どうかしたのローズヒップ?」

ローズヒップ「あ、ぁいえっ!万事モーマンタイでございますですっ!」

ローズヒップ(…最近ダージリン様と一緒の時間が少なくて、ちょっぴり寂しいですわぁ…)

ダージリン「…?とにかくお願いね、ローズヒップ」

ローズヒップ「かしこまりましてございますわーっ!」


~~~~

ダージリン「…また、遠征に行かせてしまったわ…」ズーン

アッサム「ダージリン、ローズヒップが居なくても仕事はちゃんとしてくださいね」

ダージリン「嫌よぉ…ローズヒップ分が、ローズヒップ分が足りないのよぉ…」

オレンジペコ「ダージリンさま、これでも飲んで元気出してください」カチャッ

オレンジペコ「今日はローズヒップを淹れてみました」

ダージリン「ぅ…紅茶じゃこの寂しさは埋められないのよ…」ズズッ

ダージリン「ん……あら、なかなか美味しいわね」

アッサム「ホントですね、普段のお茶よりスッキリと飲めるかも…」

ダージリン「ペコ、ローズヒップが遠征中は是非この紅茶を淹れて頂戴」キリッ

オレンジペコ「あ、あはは…かしこまりました…」



オレンジペコ「…あ、そういえば」

オレンジペコ「あの…バレー部の時みたいに皆さんを此方にお招きするのではダメだったのですか?それなら態々大洗に行かなくても良かったんじゃ…」

ダージリン「 」ピシッ

~~大洗女学園 戦車道車庫~~

杏「……って訳で、明日から聖グロ一の俊足をお迎えするんだけどぉ…戦車道の皆にはローズヒップちゃんの口調を真似して接してあげて欲しいんだよねぇ」

みほ「あの…相変わらず意味が分かんないんですけど…」

沙織「ローズヒップさんって…あのクルセイダーの人、だっけ?」

杏「そーそー、あの賑やかな子で合ってるよ~」

柚子「だから満に一つにも、お客さんに疎外感を与えない様にみんなでお迎えしようって訳なの」

杏「わかったかなぁ~?特にカバさんチームとアリクイさんチーム」

カエサル「なぜ我々が名指しなのか…」

エルヴィン「しかし納得がいかん、それでなんで我々が語尾を変えなければならない?」

おりょう「そうぜよ!横暴ぜよ!」

左衛門佐「我々はそれぞれ信念を持ってこの話言葉なのだ!なぁアリクイさんチーム!?」

ねこにゃー「にゃふぅ!?わ、私たちは…べ、別に…ネットの名残りだから…ふ、普通にも、おしゃべり大丈夫…だよ…?」

ぴよたん「そんな大それた信念とかはないし…」

ももがー「そもそも、ちゃんと話す機会があるかどうかが怪しいしねぇ…」

カエサル「クッ…」

左衛門佐「いつの世も虐げられるのは少数派ということか…!」

そど子「…むしろこれを機に普通の口調に強制すればいいんじゃない?」

杏「まぁそーゆー訳だから、皆よろしくねぇ~」

桃「それではこれより聖グロリアーナ短期転入生のため、語尾矯正プログラムを開始する!」

ナカジマ「矯正プログラム?」

優花里「有り体に言えば、語尾の練習でありますね」

桂利奈「戦車乗らないの~?」

柚子「あはは…今日は一日練習、になるかな…」

桃「語尾について不明な点があれば、アヒルさんチームに尋ねるように」

典子「一度経験済みだからね、任せてよ!」

杏「そんじゃ皆、本番は明日だから頑張ってね~」

新年明けましておめでとうございます、日が空いてすみません。今日から改めて更新再開します、続きは早ければ今晩、遅くても明日で大洗編は終わらせたい…。

後日、大洗女学園──

ローズヒップ「ふぅ…ようやく辿り着きましてございますわ!」

ローズヒップ「大洗の会長さまとの待ち合わせ場所はこの辺ですけど…」キョロキョロ

杏「おーい、こっちこっち~」

ローズヒップ「!」

ローズヒップ「ただいま向かいますわ~っ!」たったったっ



ローズヒップ「大洗の皆々さまっ、お久しぶりですわーっ!」

杏「やぁやぁ、此方こそお久しぶりでございますわ~」

柚子「長旅お疲れさまでございますわ、ローズヒップさん」

桃「荷物は既に寮へと運び入れているから、心配しなくていいぞ」

杏「かぁしま~、お口調がお雑でございますわよ~?」

桃「うっ…!……で、ございますわ…」



ローズヒップ「……?……???」

ローズヒップ(生徒会の皆さま…以前出会った際はこんな口調じゃなかったですわ?)

ローズヒップ(一体全体、どーゆーことですのーっ?)

ローズヒップ「あの~会長さま…?」

杏「厳密にはもう会長じゃないんだけどねぇ~、どうかしまして~?」

ローズヒップ「会長さま今日はどーしてそんなヘンなお言葉遣いですの?」

杏「ん~…、そんなにヘンでございますの~?」

ローズヒップ「ヘンですわ、すっげーヘンですわ!アッサム様に正座でお説教されるレベルでやっべーですわ!」

柚子(普段からお説教食らってるのかしら…)

ローズヒップ「そっちの人も、こっちの人もヘンですわ!」

柚子「あ、あははー…」

桃「人を指差すなっ!…っでございます!」

杏「まぁまぁローズヒップちゃぁん、落ち着いて」

杏「これにはカクカクシカジカ」

ローズヒップ「四角いムーヴ、なるほど、大洗流の歓迎でしたのねーっ!」

杏「まぁ、そだねぇ。歓迎ってことで捉えてちょーだいですわ~、お気に召しまして?」

ローズヒップ「はい、とっても嬉しいですわーっ!」

ローズヒップ「…それにしても」

杏「?」

ローズヒップ「皆さんお嬢様言葉がなってませんわーっ!ダメダメですわーっ!」

桃「何ィ!?」

ローズヒップ「ダージリン様やアッサム様、オレンジペコさんを見習った方が良いですわーっ」

桃「言わせておけば貴様ぁっ!我々は元はと言えば言えばお前の口調をモガモガっ…!」

柚子「(も、桃ちゃん!しーっ!)」

杏「あー、んじゃ今後大洗でもお紅茶の時間を取るようにするかねぇ」

ローズヒップ「賛成ですわーっ!」

杏「んじゃ、それは追い追いやってくとして…これから戦車道チームに顔合わせに行くんでございますのよ~。テキトーに案内するから付いてきてあそばせ~」

ローズヒップ「はいですわーっ!」


柚子「…会長、流石に適当過ぎるんじゃありませんか?」ぼそっ

杏「だぁいじょうぶだって、無理にしようとすればするほど堅くなっちゃうだけなんだからさ、この位で丁度いいんだよ」

桃「…そんなものですか?」

杏「そーそー、ダージリンだってそこまで完璧なの求めてないって」

柚子「そんなものですか…?」


杏「そーそー、ま、今回の私達の役目はビデオカメラで面白おかしく撮るだけだし、気楽に行こーよ、ね?」

~~アヒルさんチーム~~

典子「ふぁいとー!」

バレー部「「おーっ!」」

典子「あっ、元会長!…にローズヒップさん!」

妙子「ごきげんよう~」

あけび「なになに?またバレーしに来たんでございますの?」

忍「単純に戦車道メンバーを回ってるだけだと思いますですわ…」

典子「…………否っ!」

バレー部「!!」

典子「ローズヒップさんの体はバレーを欲しているに違いないでございますわ!態々我々がバレーしている最中にやって来たのがその証拠!」

典子「ローズヒップさん!運動する準備はよろしくて!?」

典子「それじゃぁ……根性ーーっ!」

バレー部「「おーっ!」」




ローズヒップ「こんじょぉ~っ!でございますわ~っ!」

ローズヒップ(アヒルさんチームは相変わらずですわーっ!)

~~カモさんチーム~~

そど子「今日は風紀取り締まり月間ですわ!」

そど子「今日も廊下を歩きながら…そこっ!髪型が乱れていますわ!櫛使ってここで直していきなさい!」

ゴモヨ「腕時計以外の手首の装飾品は没収ですわ~」

パゾ美「パン食べながら登校しない…誰かとぶつかってラブロマンスが生まれちゃいますわ…」



沙織「その話詳しく!!」

麻子「…私達の出番は後だ、いいから教室に行くぞ沙織…」

沙織「ちょっ、麻子ひっぱらないでっ、あ、もっ、やだもーっ!」




そど子「…あら、元生徒会の皆さんお揃いで…うんうん、流石服装もばっちしですわね!」

パゾ美「ローズヒップさんもこんにちは、大学選抜以来ですわね」

ゴモヨ「…短期留学の方の風紀はどうされますの?」

そど子「一時的とはいえ大洗の生徒には変わりありません!空き教室に直行ですわ!制服はコレ使って!は厳禁…ぁ、地毛?なら良いですわ。」

パゾ美「あら、聖グロの制服、裾口がほつれていますわね、直して後でお渡ししますわ」

ゴモヨ「ん、よろしい。これで貴女も立派な大洗の生徒ですわ」

そど子「校則の範囲内で短期留学を楽しんでくださいませ。それじゃごきげんよう」



ローズヒップ「ありがとうございますですわー!」

ローズヒップ(なんだかお母さまみたいでしたわーっ!)

~~カバさんチーム~~

エルヴィン「やぁ、元会長にローズヒップ様、ご機嫌麗しゅう」

カエサル「…?口調の変化でございますか?まぁ…慣れはしないでございますですわ」

左衛門佐「ただ…おりょうは今でも苦戦しているでございますわね…新手の面白キャラに成り下がっているのでございます」


おりょう「くっ…いっそ切腹させて欲しいでございます……ぜよっ…!」

おりょう「っだぁぁっ!まどろっこしいぜよ!なんでこんな目にぃぃっ!」


エルヴィン「あぁっ!おりょうがキレたっ!」

カエサル「あーもう仕方ないなぁ、左衛門佐!例のブツを!」

左衛門佐「心得たっ!ほ~らおりょう、貴様の好きな歴史書だぞ~…」

おりょう「ふーっ…!ふーっ…!」



ローズヒップ「ぉ、おぅ…私のタメに申し訳ないですわ~…」

ローズヒップ(大洗の皆さまに、ちょっち無理をさせてしまいましたわぁ…)

~~レオポンチーム~~

カンカンカンッ ジージーッ

ナカジマ「ふぃ~…そろそろ休憩にしますわよーっ!」

ホシノ「ポルシェティーガーもレストア終わったし…次はM3かぁ」

スズキ「ホシノ~、語尾忘れたから罰金500円でございますわ」ニヤッ

ホシノ「えぇぇ!またぁ!?さっきからアタシばっか払ってんじゃん!」

ナカジマ「はい、もう一回。プラス500円追加ですわね」

ホシノ「うぅ~…なんでアタシばっかこんな目に…で、ございますわ…」

ナカジマ「あはは~今日の晩御飯はホシノの罰金で賄えそうですわ、ホシノ、御馳走になりますわね~」

ホシノ「くっそぉっ!新しいツールセットの為にお金溜めてたのにぃ!」

ツチヤ「お茶が入りましてございますよ~!先輩方戦車から降りてきてくださいませ~っ!」

ナカジマ「おっ、待ってましたでございますわ~っ!」

ツチヤ「ぁ、ローズヒップさんも、紅茶じゃなくて麦茶ですけどどうぞ。淹れたてホカホカでございますわよ?」



ローズヒップ「ありがとうございますですわーっ!」

ローズヒップ(あの工具捌き…聖グロリアーナにも取り入れたいですわっ!)

~~アリクイさんチーム~~

ねこにゃー「あら、ごきげんようローズヒップさん」

ぴよたん「あら、ローズヒップさん?タイが曲がっていてよ?」

ももがー「お転婆な所は大学選抜の頃から変わっていませんのね」クスッ

ねこにゃー(大丈夫、大丈夫、大丈夫だにゃ!予行演習はばっちし!)

ぴよたん(24時間耐久お嬢様系学園アニメ延々視聴大会が功を奏してるってばよ!)

ももがー(「マリ◯て」とか「ストロベリー・◯ニック」とか見て三人でめちゃくちゃ気まずい雰囲気になったけど…それも今日この日のためっ!)

ねこにゃー「さぁ…皆さん、御茶でも如何かしら?」

三人(((ここでコミュ力を最大限に見せつけて…)))

三人(((もうコミュ症なんて言わせないっ!)))

ローズヒップ「いただきますですわーっ!…ぁ、お紅茶の時はカップを温めるのが基本ですわよ?」

ねこにゃー「うぇっ!?そ、そそそそそう、なんでございます…の…?」

ローズヒップ「もちのロンでございますわーっ!そうしてないとアッサム様にゲンコツを食らうのでございますですわ!」

ローズヒップ「…?そちらはお茶っ葉入れ過ぎじゃありませんの?」

ぴよたん「ぴぃっ!?は、初めて淹れるから…わ、わかんなくて…」

ローズヒップ「全員分でも多すぎですわーっ!こーして…こん位が丁度いいですわーっ!」

ローズヒップ「おっとと…手元がフラフラでございますのよ?お盆とはいえ全員分一気には無謀ですわーっ!」

ももがー「ぅー…加減が分からないっちゃ…」

ローズヒップ「配膳の立ち振る舞いも優雅にっ!聖グロでは最初に学ぶ事ですわーっ!」



ローズヒップ(なんだか…なんだか今日の私輝いていますわーっ!)キラキラ

~~ウサギさんチーム~~

梓「ぁ、杏先輩!…と、ローズヒップさん!」

あや「ぁ、皆さんごきげんよーっ!」

あゆみ、桂利奈、優季「「「ごきげんよーっ!」」」

紗希「…………」

あゆみ「ぇ、あんこうチームですか?さぁ…存じ上げませんですわ?」

あゆみ「あやさんはご存知ですの?」

あや「んーん、知らない、ですわ~」

優季「ぁ、でもさっき五十鈴先輩…ぁ、今は会長か。会長は生徒会室に行くって言ってましたわよ?ね、桂利奈ちゃん?」

桂利奈「あいあいーっ!」

梓「か、桂利奈…ちゃんと語尾変えなきゃ…」

桂利奈「あ゛ぁ゛っ!忘れてた!」



ローズヒップ「ぁ、紗希さーん!お久しぶりですわっ!」

紗希「………………」

ローズヒップ「…?紗希、さん……?」

紗希「……………」

ローズヒップ「……………」ぶんぶん

紗希「………でございます…わ…」

ローズヒップ「おぉう、相変わらず急にお喋りになりますのね!」

梓(紗希ったらあんなに楽しそうにして…ふふっ)

~~あんこうチーム~~

華「あら、会長。ごきげんよう」

沙織「華、今は会長は華だよっ!」

華「それもそうでした…申し訳ありません、杏先輩」

優花里「武部殿、ローズヒップ殿もいますので、口調を変えないと…」

沙織「ぁ、そうだった…ってゆかりんも変えてないじゃん!」

優花里「うっ…!な、なんだか慣れないもので…」

華「お二人とも、お客様の前ではしたないですわよ?優雅に、丁寧にお言葉を選んでくださいませ」

沙織(うわー…華ノリノリだよ…しかもめちゃくちゃなのに溢れ出る気品でそれっぽく聞こえちゃうのが…)

みほ「ぁ、えと…ローズヒップさん、お久し振りです。前回の大学選抜との戦いではお世話になりましたっ」

みほ「今日はゆっくり楽しんでいってくださいね」ニコッ

華「みほさん?」

みほ「あっ……えと、でございます…」

麻子「ん……終わったでございますのよ…」

華「ありがとうございますわ、麻子さん。書類整理まで任せてしまって申し訳ありませんですわね…」

麻子「気にするなでございます…これも単位と遅刻免除のため…尽力させていただくでございます…」

みほ「あはは…皆マイペースだなぁ…」

四人「「「「みほさんには言われたくないですわ」」」」

みほ「えっ」



ローズヒップ「えへへ、皆さん仲よさそうで何よりですわーっ!」

ローズヒップ(この持ち前の仲の良さも、大洗の力の秘密かもしれませんわーっ!帰ったらダージリン様に報告ですわーっ!)

~~カメさんチーム~~


杏「……とゆー訳で、あっという間に短期留学の期間終わっちゃったけど、どうだったでございますの?」

杏「…そっか、それなら、皆で頑張った甲斐があったってものですわ~」

柚子「これ、ダージリンさんにお渡ししてくださいませ。大洗の干し芋が入ってますので皆さんで召し上がってくださいまし」

桃「一度大洗の制服に袖を通した者は、たとえ他校の生徒でも歓迎しよう。いつでも遊びに来るといい」

杏「かぁしまぁ、最後まで口調全う出来なかったですわね~」

桃「うっ…で、ございます…」

杏「あはは、それじゃローズヒップちゃん、これからも大洗をよろしく~」


ローズヒップ「はいっ!ありがとうございますですわ、会長さんっ!」

~~~~~~~~

杏「行っちゃったねぇ~ローズヒップちゃん」

柚子「そうですねぇ…」

杏「かぁしまもお疲れ、慣れない事して大変だったでしょ?」

桃「そう、ですね…ですがそれは大洗メンバーも同じですから」

杏「ホントにねぇ、皆には頭が上がらないよ~」

柚子「…それにしても、ダージリンさんはなんでこんな交換条件を出してきたのでしょう?」

杏「まぁ~…単純にローズヒップちゃんの反応が見たかったんじゃない?」

桃「そんなものですか…?」

杏「そーそー、そんなものだって」


杏「それにしてもダージリン、気前良かったね~」

桃「確かに、元々一蹴される気満々で嘆願しに行きましたしね…」

柚子「…私達とダージリンさんの卒業後、大洗に廃校の話が持ち上がらないように聖グロリアーナのOG会の情報力で睨みを利かせて欲しい、なんて…断られて当然のハズだったんですけどね…」

杏「まーこれで少なくともダージリン一人は味方についた訳だし、少しは肩の荷降りたかなぁ」

杏「…新生徒会の実力を疑ってるとかじゃ全然無いけど、舞い上がる火の粉は少なくしなきゃね、先輩として」

杏「これからもついてきてくれるかな?柚子、桃」にこっ

二人「「………はいっ!」」

杏「んじゃ、帰ろ。二人ともあんこう鍋食べてく?」

二人「「はいっ!会長!」」

~~後日、聖グロリアーナ女学院 紅茶の園~~

ダージリン「……そろそろローズヒップロスで私の精神がマズイわ」

アッサム「…今回は大洗からちゃんと映像データを貰っていたじゃないですか」ハァ

ダージリン「あれはあれで良いものだったけれど…だってあれ巧妙にローズヒップ推しに見せかけた大洗紹介動画になっていたと思わない?」

アッサム「そうですねぇ…そういう見方もあるかもですねぇ…(棒)」

ダージリン「だから今度こそ私が楽しめる内容でいくわ!」

アッサム「は、はぁ…」

ダージリン「>>72をやるわ!」

アッサム「安価っぽく過ぎた安価を持ち出さないでください、卑怯ですよ」

ダージリン「解ってるわよ…本当は↓2をやるわ…」

ダージリン「…という訳で、ローズヒップお風呂ドッキリよ」

ダージリン「今回はシュール系ね」キリッ

アッサム「ダージリン…前回懲りましたわよね!?」

ダージリン「えぇ、ホッケーマスクは意外と蒸れると、ね?」

アッサム「そうじゃないでしょう!お風呂を覗くなんてそんなの駄目に決まっているでしょう!?」

ダージリン「えいっ」ドスッ

アッサム「うぐっ…!だ…っ、じり…ん…」バタッ

ダージリン「さて…これで邪魔者は居なくなったわね」



コンコン ガチャッ


オレンジペコ「すみません、学級会が長引いてしまって…きゃぁぁっ!あ、アッサムさまぁぁっ!」

ダージリン「落ち着きなさい、気絶しているだけよ」

オレンジペコ「き、気絶って…は、早く保健室に…っ!」



ダージリン「…まぁ、この潜入役は私がやるべきよね?そうよね?」

ダージリン「まぁ、安価なのだけれど…こう書いておけば私になる可能性は上がるはずよ!」キュッキューッ

↓2 ローズヒップの浴槽に潜るのは?(ガルパンキャラ限定、"ダージリンでも可")

ダージリン「…………」

ダージリン「…………」

ダージリン「……」



ダージリン「 …… は い ? 」




オレンジペコ「アッサムさま、アッサムさまっ!起きてください!」

アッサム「 」

オレンジペコ「っ…!こうなったら、とにかく早く保健室n───」ガシッ



ダージリン「………ペコ、アッサムの事は放っておきなさい…」ゴゴゴ


オレンジペコ「 」ダラダラダラ

ダージリン「…取り敢えず制服のまま水に入る訳にはいかないわよね、着替えましょうか、ペコ」

オレンジペコ「ぇ、ちょ…だ、ダージリン様!あ、アッサム様をそのままにしておく訳にはっ…」

ダージリン「一晩くらい大丈夫よ、さぁ、こっちにいらっしゃい」ズルズル

オレンジペコ「あ、あぁぁれぇぇっ……!」


ギィィィ バタン


アッサム「 」チーン


夕方、聖グロリアーナ学生寮──

ダージリン「全くもって残念だわ…ローズヒップの生の反応を堪能できるチャンスだったのに…」

ダージリン「オレンジペコったら頭が硬いからビデオカメラは持ち込んでくれないし…これじゃ悪戯のし甲斐が無いわ…」

オレンジペコ「あの…ダージリン様、取り敢えず着替えましたけれど…」

オレンジペコ「何故この格好なのですか…?」

ダージリン「あら、よく似合っていてよ、ペコ」

オレンジペコ「ただの当て付けなんですね、わかりました…」


↓2 ダージリンが用意した衣装とは?

1.胸のゼッケンに「1ねん 2くみ おれんじぺこ」と書かれたスクール水着
2.ぴっちりダイバースーツ
3.バスタオル一枚
4.お好きな水着、もしくは服装で

オレンジペコ「うぅ…絶対当て付けですよね、格好…」

ダージリン「良く似合っていてよ、オレンジペコ」クスッ

オレンジペコ「というかこんなにぴったりなのよく用意できましたね…」

ダージリン「私用に作ったのだけれど、思いの外小さくてね…思った通り、ペコにはぴったりだったわね」

オレンジペコ「えぇ~…嘘ですよ…誂えた様にぴったりですもの…」

オレンジペコ「用意してたんですよね?ダージリン様?」



ダージリン「──あああんあん♪あああんあん♪」



オレンジペコ「今の間はなんですか!っていうか絶対用意してましたよね!?ってあれ!体が勝手に…!」クネクネ

ダージリン「あーの子会いたやあの海越えて♪」

オレンジペコ「ちょっ、えっ、ホントどうなって…だ、ダージリン様!ダージリンさまぁぁっ!」



ダージリン「燃やして焦がしてゆーらゆら♪」

数分後───

オレンジペコ「はぁ…はぁっ…!」

ダージリン「ふふっ、良い準備運動になったわね」

オレンジペコ「はぁっ…このスーツ、呪われているんですか…?」

ダージリン「そうでもあると言えるし、そうではないとも言えるわね」

ダージリン「貴女はそれを着た瞬間から、あんこう踊りを踊るという義務を自分の中に暗示してしまっているの、だから勝手に体が動いてしまうのよ」クスクス

オレンジペコ「一種の自己暗示…ですか、あんこう踊りって一体…」

ダージリン「ま、それは追い追い究明しましょ。オレンジペコ、ローズヒップの部屋にいってらっしゃい」ガチャ

オレンジペコ「はぁ…分かりました、行ってきます」

ローズヒップの部屋──

オレンジペコ(さて、と…それじゃ湯船にお湯を張っていきましょうか)

オレンジペコ(ローズヒップさんは戦車のメンテナンスで夕飯を過ぎてから帰って来られるハズ…少し時間がありますね)

オレンジペコ(ふぅ…取り敢えずシュノーケルはお風呂場に置いておいて、っと…)

オレンジペコ(…ん?め、メリケンサック…!?ローズヒップさん一体何故こんなものを…!?)

オレンジペコ「ほ、他にも…何かあるのでしょうか…?」ゴクッ


↓1~3 ローズヒップの部屋でオレンジペコが見つけたもの

事故防衛用グッズ

メリケンって地味にダージリン分かってなかった奴やっけ、ペコ怖い

>>115
事故防衛用だと…戦車でのアクシデント用の脱出する工具とかでしょうか?それとも単純に防災グッズ的なセットで良いのですか?

>>117
ダージリンはパスタメジャーと勘違いしました、ペコは常識人枠だから知っててもおかしくない…ハズ…(汗)

オレンジペコ「こっちの棚にあるのは…DVDですね」

オレンジペコ「ラブロマンスからアクション、戦争モノまで幅広く…ローズヒップさんは映画がお好きなのでしょうか…?」

オレンジペコ「後、これは…」

オレンジペコ「仮面、らいだー…かぶと?」

オレンジペコ「"おばあちゃんが言っていた…"」

オレンジペコ「…あぁ、お兄様の影響で…」

オレンジペコ「ふふっ、今度ちょっと見てみましょうか。ローズヒップさんともっと話したいですし」

オレンジペコ「……ダージリン様に名言をお返しできるかもしれませんし」ボソッ

オレンジペコ「…こっちの引き出しは…ちょっと失礼しますねぇ」

オレンジペコ「っ!」

オレンジペコ「す…スタンガン…?」

オレンジペコ「こっちは、催涙スプレー…」

オレンジペコ「警棒に、護身用ナイフ…手錠、ペイントボール、ヌンチャクにスリングショット…」

オレンジペコ「………」

オレンジペコ(これも、ご家族の方が持たせたとすれば納得はできますが…)

オレンジペコ(流石に過剰防衛が過ぎますよねこれ…?)

オレンジペコ(しかも何が一番怖いかって…)

オレンジペコ「数ある防衛品の中から、手元にすぐ用意出来る位置にあるのがメリケンサックって所ですよね…」

オレンジペコ(他は、そんなもの…かな?)ヒラッ

オレンジペコ「ん、何か机から落ちて…ぁ、これって…」

オレンジペコ(便…箋…、しかも白桃色で可愛らしい…)

オレンジペコ(仄かにですが、良い匂いも…香水も吹き掛けてあるって事は、多分これから誰かに渡す手紙…ですよね…)

オレンジペコ(ローズヒップさんが、態々手紙を出す相手…)



オレンジペコ(私、気になりますっ!)




オレンジペコ「っ……ごめんなさい、ローズヒップさん…!」

オレンジペコ(誰への手紙か分かったらすぐ戻しますからっ!)

オレンジペコ「………」ジーッ

オレンジペコ「………っ!」ペラッ

オレンジペコ「…………っ///」カァァッ

オレンジペコ「う~っ…///」

オレンジペコ(お、乙女…ローズヒップさんめっちゃ乙女可愛いっ…!)

オレンジペコ「し、しかし手紙の中には相手の名前がまだ書かれていませんでしたね…//」

オレンジペコ「一体、誰に向けて書かれたのでしょうか…?ダージリン様か、アッサム様か…ルクリリさん?は違う、かな…」


オレンジペコ「……私、とか?」


オレンジペコ「まさか、そんな事ありませんよね…そろそろお湯が張られるし、部屋を元に戻してお風呂場へ行きましょう」

オレンジペコ(取り敢えず、お風呂場だけ電気は付けておいて…さっさと気づいて貰いましょう)

オレンジペコ(ゴーグルとシュノーケルを付けて、アンコウの帽子をセット…よし)

オレンジペコ(後はローズヒップさんを待つだけ…!)ドキドキ

といったところで今日はここまで、遅くなって申し訳ない…大洗メンバーがどうしても思った通りに行かなかった…
一番難産だったのはウサギさんチーム、一番イメージ通り書けたのはアリクイさんチーム

数分後──

ガチャッ バタン

ローズヒップ「ふぃ~っ、今日も一日頑張りましてございますわーっ!」

ローズヒップ「さて、と…ご飯も済ませましたし、お風呂の前に筋トレに勤しみますわーっ!」

ローズヒップ「そうと決まれば早速…ん?」

ローズヒップ「あら…私ったらうっかりですわーっ!お風呂場の電気を付けっ放しでしたわーっ」ガチャッ


浴槽(湯気立ちシュノーケルだけ突出)


ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「………え、えぇー!?」



ザッバァァッ


オレンジペコ「…………」※あんこうスーツ&シュノーケルで起立

ローズヒップ「!!???」

ローズヒップ「お、オレンジペコさん…その、姿は…///」

↓2 浴槽に立ち上がったペコの行動

ローズヒップ「お、オレンジペコさん…?ど、ぉして私の部屋のお風呂に入ってるんですの…?」

ローズヒップ「それに、その格好は…お、お水着にしてはかなり前衛的でございますわね…」

オレンジペコ「ろ、ローズヒップさん…これは、その…えっと…」

ローズヒップ「……あー!もしかして新しい水着の試着ですの?そしてそれをいち早く私に見せようと…なるほど理解しましたですわーっ!」

オレンジペコ「ちょ、違、っくもないですけど!お、落ち着いてください」バシャッ

ローズヒップ「それじゃぁ私もお水着にお着替えですわーっ!少々お待ちあそばせ……」


オレンジペコ「そうじゃな…きゃっ……!」バンッ

ローズヒップ「っっっ!」ビクッ

オレンジペコ(つ、つまづいて壁ドンしちゃいました…っ!ど、どうしましょう…!)

ローズヒップ「お、オレンジペコ…さん…?お顔がお近くてございますですよ…?」

オレンジペコ「……っ……」

ローズヒップ「その…もうちょい、離れていただかないと…恥ずかしいですわ…」

オレンジペコ(こうなったら…この手しか無いっ!)

オレンジペコ「っ…!ローズヒップさん!」

ローズヒップ「ひ、ひゃいっ!?」


オレンジペコ「い、一緒に…お風呂でも如何ですか…?」※あんこうスーツ&壁ドン


ローズヒップ「 」

ローズヒップ「ぇ、えぇぇ…お風呂、ですの…?」

オレンジペコ「はい、私ローズヒップさんとお風呂に入りたいんです!」

オレンジペコ「入りたくて入りたくて仕方ないんですっ!」

ローズヒップ「そ、そーは言っても大浴場は今日清掃でお休みですし…ま、また今度是非ご一緒n──」

オレンジペコ「今から、此処で、二人きりが良いんですっ!!だからずっと待ってたんです!」

ローズヒップ「 」

オレンジペコ「お、お願いです…私、もっとローズヒップさんと仲良くなりたいんです!」

オレンジペコ「ダメ…ですか…?」

ローズヒップ「…………っ」


↓2コンマ二桁 ローズヒップの反応
00~32 水着ならお安い御用ですわーっ!
34~67 恥ずかしいから…や、ですわーっ///
68~98 …………コク///

※ゾロ目はスペシャルな展開がある…かも?

ローズヒップ「なーんだ!そんな事でしたのね!」

オレンジペコ「ぇ…」

ローズヒップ「そんな迫られなくてもそーゆー事なら改めてお安い御用ですわーっ!」

オレンジペコ「ぁ…ろ、ローズヒップ、さん…?」

ローズヒップ「お待ちになっててくださいませっ!直ぐに着替えて参りますわーっ!」



オレンジペコ「ぇ…えぇぇ…」




数十分後──

ダージリン「…お帰りなさいペコ」

オレンジペコ「はい、ただ今戻りましたダージリン様」

ダージリン「うまくいったかしら?」

オレンジペコ「はい、万事何事も無く終わりました」

ダージリン「そう、報告はまた明日聞かせて頂戴」

オレンジペコ「はい…もう遅くなりましたから、今日はこれで失礼しますね」

ダージリン「えぇ、御苦労様。また明日ねペコ」


ガチャッ バタン


オレンジペコ「……………」

オレンジペコ「………はぁ」

オレンジペコ「結局、普通にお風呂に入って、お喋りしただけでした…」ホッ

オレンジペコ「何もなくてよかったような…物足りないような…」

オレンジペコ「……あのままの雰囲気だったら、とんでもないこと言っちゃってたかも…」



オレンジペコ「手紙…ローズヒップさん、誰に渡すんだろう…」

ダージリン「…そろそろ私とローズヒップがイチャイチャする番でいい筈よ!」

アッサム「ダージリン?」ゴゴゴゴゴ

ダージリン「あっ…」

アッサム「貴女に気絶させられた上忘れ去られ、夜風当たりまくりな紅茶の園で一晩過ごし風邪で三日も生死の境を彷徨った私に何か言う事はないのですか…?」

ダージリン「い、いや…風邪で生死とかちょっと大袈裟よアッサム?こんな言葉を知っていて?"病は気から"、どんな病気も心を強く持てば──」

アッサム「なるほど分かりました…反省の色無しということで、ダージリンにはこれからお仕置きとしてケツバットを敢行します」

ダージリン「ま、待って頂戴アッサム、こんな言葉を──」

アッサム「問答……無用です!」バシーン

ダージリン「あっつぅぅぅ!いたっ、いたいじゃないの!」

アッサム「まだ口答えするんですか…?」ユラァ…




オレンジペコ「……………」

オレンジペコ(ローズヒップさんの…水着…肌、綺麗だったな…はっ!わ、私は何を思い出して…!)

オレンジペコ「え、えーっと次は↓2をやるみたいです!」

昼の部(?)はここまで、夜また再開の予定です。

ダージリン「…随分とドッキリらしい内容になったわね」

アッサム「えぇ、一つ上になっていたらと思うと心臓が止まりそうになりますね…」

オレンジペコ「そう、ですね…」

ダージリン「まぁ、私としてはどちらも大歓迎よ、早速始めましょう」

オレンジペコ「でも…本物を使うと、破損が怖いですね…」

ダージリン「その辺は抜かりないわ、これを見て頂戴?」カチャッ

アッサム「こ、これは…!?」

オレンジペコ「わぁ、ダージリン様のティーセットと瓜二つですね…これは?」

ダージリン「アマゾンに売っていたわ、流石に便利ねアマゾンは」

アッサム「あ、アマゾン…」

ダージリン「…という訳で、ペコは早急にこれをローズヒップの机の中へ仕掛けてきて頂戴」

ダージリン「隠しカメラも一緒に、ね?」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」


ギィィィ…バタム


ダージリン「さて、ローズヒップはどんな反応を見せてくれるのかしら?」

アッサム「あまり良いドッキリとはおもえませんけれど…」

ダージリン「そう?誰にも迷惑の掛からない素晴らしいドッキリだと思うけれど?」

ダージリン「反応としてはそうねぇ…本命は嬉々として私の所へ持ってくる、自分へのプレゼントだと考える…大穴で慌てふためく…だけど」

ダージリン「おっと、オレンジペコがカメラの設置に成功したみたいね、モニターにローズヒップの机の様子が映ったわ」

アッサム「ちょ、ダージリン…まったくもう…」

一年生教室──

ローズヒップ「~~♪」

ローズヒップ「ふんふんふ~ん♪」

ローズヒップ「次のお授業は~♪数学ですわ~♪」

ローズヒップ「ふんふ……ん…?」

ローズヒップ「…これ何ですの…?机の中に…」ガサゴソ

ローズヒップ「どっこいしょっ!」ズルッ



ティーセット「ごきげんよう~」



ローズヒップ「 」

ローズヒップ「こ、れは…」

ローズヒップ「ダージリン様のティーセットですわっ!」

ローズヒップ「…………」

この後のローズヒップはどうなる? ↓2

ローズヒップ「………にしてはチープですわね…」

ローズヒップ「カップの経もなんだか太くて大きいですわー…」

ローズヒップ「ふむ、つまりこれは…ニセモノですわーっ!」ポーイ

ローズヒップ「おっとと、ニセモノとはいえティーカップをお粗末に扱っては聖グロの名折れですわ」キャッチ

~~~

ダージリン「あら鋭い、流石ローズヒップね」

アッサム「ホントに凄いですね…確かに良く見れば素人目にも違うカップですけれど、こんなに早く看破するなんて」

ダージリン「そうね、ローズヒップも日々成長を遂げている…ということよ」

ダージリン「…という訳で作戦の第二弾、いくわよ」スチャッ

アッサム「…?そのマイクは何ですかダージリン?」

ダージリン「これは現場で待機しているペコへ繋がる無線のマイクよ、ペコ?作戦をプランBに変更なさい」

~~~~

undefined

ローズヒップ「な~んだか見れば見るほどちゃっちいですわ~、ゲーセンの景品みたいですわ」クルクルクル

ローズヒップ「一応、ダージリン様の元へお渡しに…」


ガチャッ バタン


オレンジペコ「ローズヒップさん!」ガチャッ

ローズヒップ「のわひゃっ!?お、オレンジペコさん?どうかされましてございますの?」

オレンジペコ「た、大変です!ダージリン様のカップが…カップが…盗まれましたっ!」

ローズヒップ「なっ…ま、マジですのーっ!?」

オレンジペコ「マジもマジ大マジですっ!兎に角一緒に探して…って、そのカップ…」

ローズヒップ「…?あぁ、このカップですの?何故だか私の机の中に放り込まれてあったんですわ」

オレンジペコ「…!……ローズヒップ、さん、まさか貴女がっ…!」キッ

ローズヒップ「でも偽物……ぇっ?」

オレンジペコ「貴女がそんな人だとは思いませんでした!どうしてそんな…人のものを勝手に盗むだなんてっ!!」

ローズヒップ「お、オレンジペコさん?そ、それは違いますわーっ!私、帰ってきた時にはここにカップがあったんですのよーっ?」

オレンジペコ「その現場を見た人は居るんですか!?それを証明できるんですか!?」

ローズヒップ「ぅ…そ、それは…お、オレンジペコさん、とにかく落ち着いて…」

オレンジペコ「こんな時に落ち着いてなんていられませんっ!」

~~~


ダージリン「ふふっ、プランB"冤罪"…流石に慌ててるわね、ローズヒップ…♪」

アッサム「…楽しそうですねダージリン、私はもう胃が痛くなってきました…」

ダージリン「あら、どうしてかしら?」

アッサム「だって、ローズヒップとオレンジペコの喧嘩ですよ…?ペコの方は演技とはいえ、見ていて良いものではないですよ…」

ダージリン「そう?中々普段は見られないものだから、中々楽しいわよ?」

アッサム「あぁ…もぅ…主よ、この悪魔にどうか天罰を与え給え…っ」

ダージリン「ぇ、アッサム…?」


~~~


ローズヒップ「お、オレンジペコさん!話を聞いて欲しいのですわ!」

オレンジペコ「話す事なんてありません!ダージリン様の大事なカップを盗んだ貴女にっ…!」

ローズヒップ「そーじゃないですわ!だからこれはニセモノのカップで…あぁもーっ!」

↓2 怒るオレンジペコにローズヒップの取った行動は?

オレンジペコ(さて、と…)

オレンジペコ(この後は怒った勢いでローズヒップさんを引っ張って紅茶の園へ、ダージリン様が元々のカップでお茶を飲んでいて、盗難騒ぎは誤報…カップはそのままローズヒップさんにプレゼントの段取りでしたね…)

オレンジペコ(演技とはいえ、ローズヒップさんに怒るのって…凄く申し訳無いですね…)

オレンジペコ(そろそろ良いかな、それじゃ…ローズヒップさんを引っ張って紅茶の園へ行きましょうか…)

オレンジペコ「っ…!とにかく言い訳なら紅茶の園で聞きますから──」

ローズヒップ「っ…!」



ローズヒップ「オレンジペコさんっ!」ギューッ



オレンジペコ「なっ…!ろ、ローズヒップ、さん…!?」

オレンジペコ(ぇ、ぁ…私、だ、抱きしめられてる…!)





オレンジペコ「っ、は、なしてっ…//」

ローズヒップ「…離しませんですわ、お話聞いてくれるまで、ずっとこうしてますですからっ」ギュッ

オレンジペコ「ぁっ、あ、あぁっ…//」

オレンジペコ(嗚呼…なんだか、何も考えられない…ローズヒップさん、柔らかくて…良い匂い…//)

ローズヒップ「弟や妹はこーやってぎゅってすると、泣き止んだり癇癪が引っ込んだりしたんですわ、オレンジペコさんも落ち着きまして…?」ナデナデ

オレンジペコ「ん…は、ぃ…//」

ローズヒップ「それは何よりですわっ」クスッ

ローズヒップ「ぁの…オレンジペコさん、落ち着いて聞いて欲しいのでございます…」スルッ

オレンジペコ「ひゃっ…//」

オレンジペコ(ナチュラルに腰に手がっ…ぁ…密着すると匂いが、匂いがっ…//)

ローズヒップ「信じられないのもトーゼンだけど、あのカップはニセモノでございますわ…後でゆっくり見たらオレンジペコさんなら一発で分かりますわ…」

オレンジペコ「ん…ぅん…//」

ローズヒップ「それに、ダージリン様のカップの行方も知りませんわ…尊敬しているダージリン様の物を、私イジワルの為に無断で持ち出したりはしませんですのよ?」ポンポン

オレンジペコ「そう、ですね…」

オレンジペコ(あぁ…なんだか安心する…)

~~~~


ダージリン「 」

アッサム「 」

ダージリン「…はっ!アッサム!呆けてる場合じゃないわ、起きなさい!」

アッサム「…ぁっ!私は一体なにを…っ」

ダージリン「慌てている場合では無いわ!今すぐ教室に行くわよ!」

アッサム「は、はいっ!」

ダージリン「カメラは持った!?」

アッサム「バッチリです!」

~~~~


ローズヒップ「…オレンジペコさんに分かって貰えて、良かったですわっ」スッ…

オレンジペコ「ぁっ…」

オレンジペコ(もう少し…ぎゅってして欲しかったのに…)

ローズヒップ「そーゆー訳で、オレンジペコさん!」

オレンジペコ「は、はい?」

ローズヒップ「改めて、ダージリン様のカップの捜索をお手伝いしますですわ!」

オレンジペコ「ぁ…その件なのですけど…」

ローズヒップ「先ずはダージリン様の教室からですわーっ!」ギュッ

オレンジペコ「あっ…!」

オレンジペコ(手を、握られて…あったかい…)

ローズヒップ「捜索開始、ですわーっ!」

オレンジペコ「……ふふっ、はいっ!」


なお、数学の授業には二人仲良く遅刻した模様。
ついでにダージリンアッサムも一年の教室へ突撃、既にローズヒップ達の姿は無く撮影も出来ず授業にも遅刻した。

──後日、紅茶の園──

ダージリン「…………」

アッサム「…………」



オレンジペコ「…………」ポーッ

オレンジペコ(オレンジペコさん、暖かったなぁ…お姉ちゃんって、あんな感じなの、かな…)



ダージリン「…どういう事なのアッサム、前スレはアッサムの一人勝ちで、今度はペコ?一応私とローズヒップの為のssの筈なのよ?」

アッサム「メタな事言わないでください、寒いですから…」

ダージリン「ペコもあれから夢見る乙女モードで全然集中していないし…」

アッサム「まぁ、後輩同士が仲が良いのは、良い事じゃないですか」

ダージリン「まぁ、そうなのだけれど…」



ダージリン「と、とりあえず次は↓2で弄り倒すわ!」


落とし穴了解です。が、今日はここまで。短い時間でしたがご容赦ください。

落とし穴に落とすシチュエーションだけ安価…↓1~3でコンマ2桁が大きい物を採用します。
※例:戦車に乗り込もうとしたら…、ダージリンのお使いの途中で…、体育の徒競走の途中で…、などなど

ダージリン「と、いう訳で次は落とし穴ドッキリよ」キリッ

アッサム「くれぐれも安全には配慮してくださいね…あぁ、頭が痛い…」

オレンジペコ(アッサムさま…お気持ちお察しします)

ダージリン「みんなで仲良く紅茶を飲んで談笑しているところで落とし穴に嵌めるわ」

ダージリン「ペコ、直ぐさまウチの施工管理課と建築課に連絡して此処に呼んで頂戴?」

オレンジペコ「わ、わかりました」




アッサム「…?あの、ダージリン?」

ダージリン「何かしらアッサム?」

アッサム「施工管理課と建築課は…穴を掘る為に呼ぶのですよね?」

ダージリン「もちろんよ、序でに落とし穴もボタン一つでぱっくり開くようにしてもらうつもりよ」

アッサム「あぁいえそうではなく…それなら尚のこと中庭や戦車道の練習場などに移動して、現場を見ながら打ち合わせした方が手間が無くなりませんか?」

アッサム「どうせ後で移動しなきゃならならいなら、わざわざ狭いクラブハウスに集まる必要はないでしょう?」

ダージリン「…?何を言っているのアッサム?」

ダージリン「穴を開けるのはこのクラブハウス、紅茶の園の床よ?」

アッサム「…………」



アッサム「…………はぁっ!?」

アッサム「っ…ダメです!そんなこと絶対に許しません!」

アッサム「由緒正しい聖グロリアーナの紅茶の園に、そんな汚点は残せませんっ!」

ダージリン「大袈裟ねぇアッサム…」

アッサム「これが大袈裟なものですかっ!そんな理由でこのクラブハウスに穴を開けるなんてこと、許可できる訳ないでしょう!?」

ダージリン「でも、ローズヒップが一番リラックスしてお茶を楽しむ場所は此処でしょう?外で紅茶を飲んでる時は、あの子結構動き回るし」

アッサム「そんな事言ってもダメったらダメです!」

アッサム「だいたい、そんな事で落とし穴なんて作ったら卒業なさったお姉さま方に申し訳が立たないでしょうがっ!」

ダージリン「……アッサム、こんな格言を知って──」

アッサム「知りませんっ!良いから今すぐ場所を変えてください!」

ダージリン「……こんな格言を知ってる?"可愛いは正義"」

アッサム「そんな言葉で正当化出来ると思わないでください!ローズヒップの反応が可愛いからってそんなことOG会が許すはずが──」

ダージリン「そのOG会全員の了承サインが此処にあるのだけれど?」パサッ

アッサム「 」

ダージリン「"何事も成功するまでは不可能に思えるものである。"かのネルソン・マンディラの格言…そして、私の盟友角谷杏さんの言葉でもある」

アッサム「 」

ダージリン「もちろん、全員の了承なんて最初は得られなかったわ。でも…」

ダージリン「みんな可愛い後輩の可愛いポートレートには弱いみたいね、ローズヒップの厳選可愛い写真数選を渡したらすぐにサインしてくれたわ」クスッ

アッサム「 」

ダージリン「あぁ、因みにチャーチル会の一番上のお姉さまはガンとして首を縦に振らなかったのだけれど…貴女の写真を渡したら何故か一発でサインをくれたの。貴女のお陰で助かったわ、ありがとうアッサム」ピラッ

※ヅカメイクのアッサム写真

アッサム「 」



アッサム「 」

アッサム「…………」シクシクシク

オレンジペコ「失礼しますダージリン様、お呼び致しま──あ、アッサム様?大丈夫ですか?」

ダージリン「あぁ、ご苦労様オレンジペコ。アッサムの事は気にしないで頂戴」

ダージリン「……それで皆さん?早速準備の方始めていただいて良いかしら?」



施工管理課、建築課生徒「「「はいっ、ダージリン様」」」



ダージリン「ふふ…楽しくなってきたわね…」

建築課生徒「あの…ダージリン様、一つ質問が…」

ダージリン「どうしたの?何か問題?」

建築課生徒「いえ、そうではないのですが…あの、ホントに良いんですか?紅茶の園に穴を開けちゃって…」

施工管理課生徒「勿論、安全には細心の注意を払いますし、終わったら穴は塞ぎますけど…どうしても跡は残りますよ?」

ダージリン「覚悟の上よ、やってしまいなさい」

建築課生徒「そこまで仰るなら…」

施工管理課生徒「承りましたわ、完璧にこなしてみせます」

ダージリン「えぇ、よろしくね?」



ダージリン「──さぁ、ローズヒップはどんな反応を見せてくれるのかしら?」

すいません、冒頭だけ書いて今日はこごで、まだここまでしかできてないです…遅筆すみません

数時間後──


施工管理課「よし、とりあえず出来上がりましたよ、ダージリン様」

建築課「ダージリン様の要望通りに仕上がりました」

ダージリン「そう、皆さんご苦労様」

建築課「ご要望通り、落とし穴は電動でスイッチ一つで落下します」

施工管理課「天板の積載可能総重量400kg、ローズヒップさんが五人乗っても大丈夫な設計です」

オレンジペコ「五人どころじゃない気がしますけど…」

建築課「穴の深さ約2m、といっても緩衝材をかなり大量に仕込みますので落下の時間は1秒にも満たないでしょう」

施工管理課「落とし穴内部の緩衝材には特殊なカーボンを練りこんだスポンジ素材を使用して柔らかくローズヒップさんを包み込みます。理論上10mの高さから人間が落下しても無傷で済む素材ですので、万が一にも怪我をする心配はありません」

ダージリン「上々ね。アッサム、ペコ、すぐにお茶の準備をしなさい」

オレンジペコ「かしこまりました、ダージリン様」

アッサム「全く…たかだか悪戯一つでなんて事…」

ダッダッダッダッ バターン

ローズヒップ「おっまたせしましたダージリンさまっ!」

アッサム「ローズヒップ、いつも言っているでしょう…もっと優雅に入ってらっしゃい」

ローズヒップ「お言葉ですがアッサムさまっ!ダージリンさまにお呼ばれされれば、私居ても立っても居られないのでございますわ!」

ダージリン「あら、それなら今度からローズヒップを呼ぶのは控えるわね?」

ローズヒップ「ダージリンさまいけずですわーっ!」

ダージリン「ふふっ、もう良いから座りなさい、せっかくの紅茶が冷めてしまうわ」

ローズヒップ「それはいけませんわっ!」シュバッ

アッサム(相変わらずダージリンには素直なのよね、この子…)

オレンジペコ「ローズヒップさん、こちらスコーンと紅茶になります」

ローズヒップ「ありがとうございますですわ、オレンジペコさん」ニコッ

オレンジペコ「 」キュン

ダージリン「んっんんっ!それじゃぁ今日もお茶会を楽しみましょう?」

ローズヒップ「頂きまーすっ!でございますわーっ!」


ズズーッ


ローズヒップ「ぷはーっ!相変わらずウチのお紅茶はおいしゅうございますねーっ!五臓六腑に染み渡りますわーっ!」

アッサム「こら、ローズヒップ!音を立てて飲むなんてはしたないでしょう?」

ローズヒップ「おっと、ごめんあそばせ…つい美味しくて飲みきってしまいましたわーっ」

ダージリン「全く仕方ない娘ねぇ…ローズヒップ、ティーポットを取って頂戴?私も序でにお代わりをいただくわ」

ローズヒップ「わっかりましたわーっ!ダージリンさまにお注ぎできるなんて光栄ですわーっ♪」ガタッ


ドタドタドタ


オレンジペコ(ぁ、もうすぐ…件の落とし穴に──)

ダージリン「………」ポチッ


ガタンッ


ローズヒップ「のわきゃぁぁっ!」ヒュー ボスンッ

アッサム「ちょっと…物凄い声だしてたけど…」

オレンジペコ「大丈夫…でしょうか?」

ダージリン「ぷっ…ふふふ…」

アッサム「…ローズヒップ?ローズヒップ大丈夫?」ヒョイッ



ローズヒップ「…………」※犬神家落下&パンツ丸見え



アッサム「ぶぅぅっ!ろ、ローズヒップ!ローズヒップ返事をなさいっ!」

ダージリン「あらあら、檸檬色なんてローズヒップも女の子ね」カシャッ カシャッ

オレンジペコ「あの…ダージリン様、どこからカメラを…?」

ローズヒップ「……っぷはっ!なんだか急に落ちましたわーっ!」

アッサム「いいからローズヒップ!スカート!スカート戻しなさいっ!」

ローズヒップ「ぅー…?あら、アッサム様やダージリン様が天井に見えますわーっ!」

アッサム「あなたが落ちただけでしょうがっ!とにかく、今ロープを下ろしますから…」

ローズヒップ「…あのー、このスポンジフワフワで結構快適なので、もう少しここに居ても宜しいですの?」

アッサム「いいから早く上がってらっしゃいっ!!」

──後日、紅茶の園──


アッサム「……4」

オレンジペコ「……5です」

ダージリン「ふふっ、6よ」

アッサム「……」

オレンジペコ「……」

ダージリン「どうしたのアッサム?貴女の番よ」

アッサム「…分かっています、7です」

オレンジペコ「えっと…8です」

ダージリン「それじゃ、最後の一枚…9ね」

アッサム「ダウトですダージリン、貴女がずっと握っていたその札が9である確率は3%です」

ダージリン「…"意思決定においては、小手先の細工を用いてはならない。真剣な分析と配慮にまさるものはない。"」

オレンジペコ「ロバート・ルーピンですね」

ダージリン「それが貴女の答えねアッサム?でも…」



ダージリン「"勝利は、もっとも忍耐強い人にもたらされる。"」ペラッ



アッサム「な…っ!きゅ、9っ…!」

オレンジペコ(ナポレオンですね…)

ダージリン「これで私の勝利、152戦113勝36敗3引き分けね」

アッサム「くっ…また負けが増えてしまった…っ」

ダージリン「ふふ、と言うわけで次のローズヒップ弄りは私が取り仕切らせていただくわ」




オレンジペコ「…ぇ、ダウトにそんなもの賭けてたんですか!?」

ダージリン「次は↓2をやるわっ!」

ダージリン「と、言うことだからアッサム?そのピカピカ光るおデコを差し出しなさい」

アッサム「くっ…こんな屈辱…!」プルプル

ダージリン「さぁてと…それじゃあ始めましょうか」キュポンッ

アッサム「さっさと終わらせてくださ……ちょ、ちょっと待って!それ油性ペンじゃない!」

オレンジペコ(珍しくアッサム様が乱れてます…というかこれ、完全にアッサム様を弄ってるような…)

ダージリン「バレてしまっては仕方ないわね…今度はちゃんと水性よ?」

ダージリン「はい、きゅきゅ~っと」キュッキュッ



ダージリン「……ぷっ、っふふふふ…!」



ダージリン「ふふっ、あ、アッサム…っくふふふふ…」プルプル

オレンジペコ「だ、ダージリン様笑いすぎですよ!」

ダージリン「だ、だって…!これ、想像以上にヒドイ絵面だもの…っぷぷ…!」

アッサム「くっ…!」ギリッ

オレンジペコ「だからって笑いすぎです!アッサム様が可哀想じゃないですか!」

アッサム「っ…!ペコ、私の為にっ…!」

オレンジペコ「…………ぷふっ……」

アッサム「!今笑ったわね!?笑ったわねオレンジペコ!?」

ダージリン「…そういえば、今日の予定って何か入っていたんじゃなかったかしら?」

オレンジペコ「えーっと、そうですね…一応本日のお茶会は↓2がご一緒される予定になっています」

アッサム「どうするんですかダージリン!私この姿を誰かに見られる事になるんですよ!?」

ダージリン「まぁまぁ、これも一興よアッサム。その人にも今回は手伝って貰いましょう」

オレンジペコ「そういえばそろそろいらっしゃる時間ですね…」


ガチャッ


↓2「こんにちはー」

カチューシャ「わざわざ来てやったわ、光栄に思いなさいダージリン!」

ノンナ「お誘いありがとうございます」

ダージリン「お二人とも遠いところをようこそ。ペコ、紅茶をお出しして」

オレンジペコ「かしこまりました」

ダージリン「あぁ、それとペコ?戸棚にジャムがあるからそれも用意して頂戴」

カチューシャ「むっ…またカチューシャを子供扱いして…」

ダージリン「子供扱いじゃないわ。私には淑女として来賓には全力のおもてなしをする義務があるの」

ダージリン「貴女を同等の大人の女性と認めているからこそ、紅茶も一番楽しめる飲み方で飲んでもらいたいの」ニコッ

カチューシャ「そ、そうなの…?ふ、ふるん!ようやくカチューシャの隠し切れない大人の魅力にダージリンも気付いてきたみたいねっ!」

ダージリン「えぇ、同じ戦車道の隊長同士ですもの」

オレンジペコ「お待たせしました、こちらが紅茶と…ジャムになります」コト



"いちごじゃむ~こども(かちゅーしゃ)よう~"


カチューシャ「やっぱりバカにしてるじゃないのっ!」バンッバンッ

ダージリン「おほほほ、愉悦愉悦」

カチューシャ「むっきぃぃぃっ!ダージリンのばかぁぁぁっ!」

ノンナ(──流石はダージリン、カチューシャの扱い…ことカチューシャを怒らせる事に関しては、右に出る者は居ないですね…)

ノンナ(あぁ…カチューシャがあんなに怒っている…気心の知れたダージリンからの悪戯だとカチューシャも理解しているから、あんなに心情を露わにして怒る事が出来るのでしょうね)

ノンナ(私の知らないカチューシャの表情があんなにも…嗚呼、カチューシャ万歳!カチューシャ最高!)カシャカシャカシャカシャカシャッ

オレンジペコ(…ノンナさんさっきから血涙流しながらカメラの連写してる…こ、怖い…)

カチューシャ「まぁ、とりあえず今日の所は水に流してあげるわ…私は"オトナ"だから!」

カチューシャ「…そう言えばいつものデコーシャの姿が見えないのだけれど?」

ダージリン「あぁ、あの子なら…あそこにいるわよ?」


不自然に膨れたカーテン「 」ビクッ


カチューシャ「…何やってるの?新手のかくれんぼ?」

ダージリン「…出てきてちょうだいアッサム、一人二人増えても関係ないでしょう」

カーテン「い、嫌です!」

ダージリン「全く…たかが落書きじゃない、さっさと出てらっしゃい」

カーテン「お断りします!」

カチューシャ「…なに、アンタ友達の顔に落書きする趣味とかあったの?」

ダージリン「心外ね、ちゃんとした理由があるのよ」

ダージリン「もういい加減…」スタスタ グッ

ダージリン「出てきなさいっ!」シャーーッ


アッサム(額に肉)「あっ……!」


カチューシャ「ぶっ…!ぷふふっ…あーっはっはっは!」

カチューシャ「あはははっ!額に、肉って…くくくっ、ふふふふふ…!」

ダージリン「どうかしら、カチューシャ?」

カチューシャ「ひーっ、ひーっ…!面白すぎて…お腹割れそうよっ…!」

アッサム「 」



ノンナ「…………」

ノンナ「…………」フフッ

オレンジペコ(ぁ、ノンナさんちょっと笑ってる…)

ダージリン「…とまぁ、そういう訳で普段の鬱憤と罰ゲームを兼ねてアッサムはこんな姿になったって訳」

カチューシャ「へぇ~、それでカチューシャ達にもそのお遊びに付き合えってこと?」

ダージリン「まぁ、平たく言えばそういう事ですわ」

カチューシャ「ふーん…良いわよ、面白そうじゃない!」

オレンジペコ「ぇ…いいのですか?」

カチューシャ「そりゃぁ会議の席とか試合の打ち合わせとかなら"バッカじゃないの?"って一蹴してたけど…」

カチューシャ「今日はホントに遊びに来ただけだし、面白そうな事に協力しない義理はないわ!いいわよねノンナ?」

ノンナ「はいカチューシャ、私も同じ気持ちです」

カチューシャ「そーゆー訳だから、私とノンナは全面的にサポートするわっ!」

ダージリン「そう…ありがとうカチューシャ、ノンナ」

アッサム「……そういえば、ダージリン?」

ダージリン「?」

アッサム「カチューシャさんとノンナさんの顔を見ていたら思い出しました事がありまして…」

ダージリン「…?何かあったかしら?」

アッサム「えぇ、これです」ドサッ


"白鳥印の厳選珈琲 ゴールドブレンド"


ダージリン「 」

アッサム「……やりますよね?」

カチューシャ「あら、珈琲?そっちの方がカチューシャ達には馴染みがあるかもしれないわね!」

ノンナ「カチューシャはミルクたっぷりじゃないと飲めませんがね」

カチューシャ「余計なこと言わなくていいの!」

ダージリン「あ、あああアッサム…何故それを…」

アッサム「随分と大事にされてたみたいですね…まさか自室の床下に部屋を作ってまで保管してたなんて…」

ダージリン「いや、それはホントに特別な日に飲む用で…」

カチューシャ「あら、大事なお客様が来ているのに今日は特別な日じゃ無いっていうの?」ニヤニヤ

ノンナ(あぁっ!ダージリンを追い込む新感覚に嬉しそうなカチューシャ可愛い!)

ダージリン「 」ダラダラダラ

アッサム「一年越しの宿題、済ませてしまいましょうか?」

ダージリン「……ハイ」

オレンジペコ(……一年越し?)

数十分後──

ダッダッダッダッダッ バターン

ローズヒップ「お待たせしましてございますですわっ!」

ダージリン「ローズヒップ、今日はお客様もいらっしゃると伝えておいたでしょう?そんな嗜みもへったくれもない入場をされたら、フォローもしようが無いじゃない」

ローズヒップ「ご、ごめんなさいダージリンさま…」シュン

ダージリン「全くもう…」

カチューシャ「あははっ、ダージリンったら、後輩への指導が足りないんじゃないの?」

ダージリン「ローズヒップは特別です、あの子ったら何度言っても聞かないのよ…」

ローズヒップ「私特別ですの!?やっりぃですわーっ!」

オレンジペコ「あ、あはは…」

オレンジペコ(…ただ今アッサム様は前髪を下ろして壁際を向いて珈琲を準備してらっしゃいます)

オレンジペコ(今のところは背中を向けてらっしゃいますし、此方を向いても前髪に隠れて額の文字は見えないみたいです)

アッサム「…さ、そろそろ始めましょうか。皆さまどうぞ」

ローズヒップ「?アッサムさま、今日は何だかいつもと違いますのね…?」

アッサム「 」ギクッ

アッサム(まずい…額を見られた…?)

ローズヒップ「…あー!髪を下ろしてイメチェンですのね?」

アッサム「!え、えぇ…そうよ…」

アッサム(よ、よかった…まだバレてない…)

ダージリン「さて、そろそろ始めましょうか?」

ローズヒップ「はいですわーっ!今日のお紅茶…は…」

ローズヒップ「………真っ黒ですの?」

ダージリン「何を言ってるのローズヒップ、ウチはいつもこれでしょう?」

ローズヒップ「えぇ~!普段はもっと薄色で赤色ですわーっ!」

オレンジペコ(それはそれとして漠然とし過ぎですよ、ローズヒップさん!)

カチューシャ「ねぇ~まだぁ?カチューシャ退屈で昼寝しちゃうわよ?」

ダージリン「おっと、ごめんなさいねカチューシャ、それじゃぁ…いただきましょう?」

カチューシャ「ノンナ、砂糖三つにミルクたっぷりね!」

ノンナ「かしこまりました、カチューシャ」

ローズヒップ「………」クンクン


ローズヒップ「これコーヒーですわっ!…はっ!ここは西グロですの!?」

ダージリン「正真正銘聖グロですの」

ダージリン「いいから早く飲みなさいローズヒップ?冷めると美味しく無いわよ?お砂糖はいくつ?」

ローズヒップ「え、えぇ~…じゃぁ、二つで…???」

オレンジペコ(いい具合に混乱してますね、ローズヒップさん…)

アッサム「ん、二個ね…はい、どうぞローズヒップ。ゆっくりおあがりなさい」

ローズヒップ「い、いただきますですわー…」グィッ

ローズヒップ(美味しいですけど…やっぱりコーヒーですわー…???)ゴクッゴクッ

ダージリン「………」チラッ

アッサム(ダージリンから目配せ…それじゃぁ、いつもの髪型に戻しましょうか)

アッサム「…………」スッ



アッサム(額に肉)「ローズヒップ、お味はいかが?」ババーン


ローズヒップ「───!!!」


ローズヒップの反応 ↓2

ローズヒップ「っ…!っ、ぶふふぅぅっ!」

ローズヒップ「あはっ、あはははっ!あ、あっさむ、さまっ…あはははっ!」

アッサム「…………」ズズッ

アッサム「お行儀悪いわよローズヒップ?」キリッ

ローズヒップ「うひひひっ!や、だめっ…笑い…しにますわぁっ!あはははっ!」

カチューシャ「っ…ぷぷ、あはははっ!やば、やっぱ我慢できな…っひひひ!!」

ローズヒップ「あはははははっ!」

カチューシャ「っふふふふぅ!」

アッサム「…………」

ダージリン「…………」

ノンナ「…………」

オレンジペコ「…………」


ダージリン「……こんな格言を知ってる?"だめだこりゃ"」

ノンナ「いかりや長介ですね…」

オレンジペコ「それ一応私の担当なのですが…」

──後日、紅茶の園──

ダージリン「…はぁ、溌溂とした笑い顔が見られたのは素晴らしかったけれど、ドッキリとしては中途半端になってしまったわね」パチッ

オレンジペコ「アッサム様笑われ損じゃないですか…」パチッ

ダージリン「そうね…アッサムには悪いことをしたわ…」パチッ

オレンジペコ「………」パチッ

ダージリン「…………」パチッ

オレンジペコ「……角、取りますね」パチッ

ダージリン「あっ…!ま、待ってちょうだいペコ…!」

オレンジペコ「ダメです、もう二回目ですよ?」

ダージリン「くぅっ…ペコはオセロだけは強いのよね…」ムムム

オレンジペコ「ダージリン様が弱すぎるだけじゃないですか?」

ダージリン「 」



ダージリン「どうしてオセロは勝てないのかしら…」

オレンジペコ「とにかく、今回は私の勝ちですね。それじゃ次は↓2でローズヒップさんを弄ります」

自分がと言わないペコ優しさ

珈琲って何だっけ最後の奴だっけ?

踏んでたら↓

ダージリン「……ふぇ?」

オレンジペコ「…?何か問題でもありますか?」

ダージリン「い…いいの…?」

オレンジペコ「まぁ、アッサム様も今回は傷心で塞ぎ込んでらっしゃいますし…」

オレンジペコ「たまには、ダージリン様にもいい思いをさせてあげたいですから」

ダージリン「オレンジペコ…っ!」ジーン


オレンジペコ「た、だ、しっ!」


ダージリン「!」

オレンジペコ「あくまで添い寝だけです!ローズヒップさんに指一本でも触れたら…」

ダージリン「ふ、触れたら…?」

オレンジペコ「…アダムスファミリーのハンドってご存知ですか?」 ガシッ ニコッ

ダージリン「そ、それを何故私の手首を握りながら言うのかしら…」ダラダラダラ

オレンジペコ「他意はありませんよ?…まぁ、この白魚の様な手とおさらばする形になりますので、お気をつけください」

ダージリン「は、はい…っ」

深夜──

オレンジペコ「…さ、もう草木も眠る丑三つ刻ですダージリン様」

ダージリン「そうね…緊張してきたわ…!」

オレンジペコ「これからダージリン様にはローズヒップさんの部屋へ侵入、朝までローズヒップさんに添い寝をして貰います」

ダージリン「えぇ…ついにこの時が来たわね…腕がなるわ…」ドキドキ

オレンジペコ「…そういえば以前のパジャマパーティで来てた白い寝具じゃないんですね」

ダージリン「えぇ、やっぱりローズヒップへのドッキリだもの。それなりの衣装じゃないと」

オレンジペコ「…以前の様に伽椰子の衣装とかでもないんですね」

ダージリン「当たり前じゃない!ようやく回って来た私のターンなのよ、ネタになんて走らないわ」

オレンジペコ「そ、そうですか…」

↓2 ダージリン渾身の寝間着とは

>>193
一応エタったスレの最期の安価ですね、カチューシャ達と混乱するローズヒップを尻目に何事もなくコーヒーを堪能する安価でした。とりあえずリベンジで書けてホッとしてます。

安価下

オレンジペコ「うわぁ…良くそんなのお持ちでしたね…」

ダージリン「あら、何処か変かしら?」

オレンジペコ「いえ、身内贔屓無しにたいへん良くお似合いですよ。ただ…その…目の遣り場に困ります…」

ダージリン「ふふ…そう?それは良かったわ…」

オレンジペコ「なんというか…洋画の女優さんが、濡れ場の前に着ているヤツというか…下着はおろかおヘソすら透けて見えてますよコレ…」

ダージリン「オレンジペコ、これが私の一張羅よ」フフン

オレンジペコ「性的魅力を通り越してもう下品なレベル……いえ、流石にもうツッコミませんからね」

ダージリン「つれないわね…まぁ良いわ、今日のメインはこっちだし」カチャカチャ ガチャッ

オレンジペコ「…良いですかダージリン様、私はもう自室に戻りますけど、くれぐれもローズヒップさんにへんな事はしないように!わかりましたね?」

ダージリン「信用ないわねぇ…大丈夫、添い寝するだけよ」

オレンジペコ「…神に誓えますか?」

ダージリン「神にも校章にも、このダージリンという名前にも誓えるわ」

オレンジペコ「…わかりました、それじゃまた明日お伺いしますので…おやすみなさいダージリン様」

ダージリン「えぇ、おやすみペコ」


ダージリン「……さ、生ローズヒップを堪能しましょ…♪」

ローズヒップ自室──


ダージリン「………」ヌキアシ サシアシ

ダージリン「…さて、部屋へと入れたのだけれどローズヒップは──いた」


ローズヒップ「すぅ…ぅ、ん……」zzZ


ダージリン「ふふふ、良く寝てるわねローズヒップ…この時間だから当たり前だけれど」

ダージリン「それにしても相変わらず可愛らしい寝顔ね…」スッ

ダージリン「いつもありがとう、ローズヒップ…貴女のひた向きな姿、いつもちゃあんと見ているわ」ナデ ナデ…

ローズヒップ「っん、ぅん…ぇへへ…」

ダージリン「ふふっ、可愛い…いつもの騒がしさが嘘みたいね」ナデナデ


ローズヒップ「ぅうん…だーじりん、さまぁ…」zzZ


ダージリン「 」ドキッ

ダージリン「……ちょ、ちょっとだけ、ちょっとだけ眠ってるローズヒップに悪戯しましょうか…」

ダージリン「べ、別にえっちな事をしようって訳じゃ無いし、ペコにバレない範囲なら大丈夫よね…」

ダージリン「そ、それじゃぁ…」ドキドキ

↓2 寝ているローズヒップに何をするか
※コンマが30以下の場合、ペコの脅しを思い出して何もしない

ダージリン「 」ウズッ

ダージリン「ふふ、ふふふ…ローズヒップ、私に無防備な姿を見せた自分自身を呪いなさい…」キュポン

ダージリン「アッサムの額に肉を書いたこの水性ペンで…」

ダージリン「…………」キューッ キュッキュッ

ダージリン「…ふぅ、出来上がったわ」


ローズヒップ「……くぅ……」※パンダフェイス


ダージリン「っっっっ…!!」

ダージリン「っっ…はぁ…っ、なんとか笑いを堪える事ができたわ」

ダージリン「…とりあえず一枚撮っておきましょ」パシャ

ダージリン「さて、それじゃぁそろそろ…添い寝させてもらいましょうか」

ダージリン「ローズヒップ、少し寄ってちょうだい…?」

ローズヒップ「ぅん…むにゃ…ふぁいれすわぁ…」

ダージリン「ふふ、ありがとうローズヒップ。それじゃ隣、失礼するわね」スルッ



ダージリン「…ローズヒップの体温、あったかいのね…」

ダージリン「ん…もう少し、そっちに寄ってもいいかしら…?」ギュッ

ローズヒップ「ぅんん…ぅ…」

ダージリン「ふふ、どんな夢を見ているのかしらね…」

ダージリン「…私達が卒業したら、貴女達が聖グロを引っ張っていくのよ?分かっているの?」ホッペツネッ

ローズヒップ「ぅむむ…ごしょうれすわぁ…あっさむさまぁ…」

ダージリン「…うふふ、頑張ってねローズヒップ」チュ

ダージリン「…ほっぺにちゅぅ位は、大目に見てくれるわよね」ポッ


ダージリン「ふぁ…そろそろ私も寝ましょ…おやすみ、ローズヒップ」

ローズヒップ「むにゃ…おやしゅみらはいませ…」

↓2 コンマゾロ目で起床時にステキな事が…!

朝──

ジリリリリ

ローズヒップ「ん…ぅぅん…ぅん…?」

ローズヒップ「ふぁ…あさぁ…あされすわぁ…ん?」

ローズヒップ(なんか…両手が動かせませんわぁ…)

ローズヒップ「んーっ…んー…よいしょっ…!」ジリリリガシャン

ローズヒップ「よーやく止まりましたわぁ…ん…あれ…?」

ローズヒップ(起き抜けで気付かなかったけど…なんだか柔らかいものが布団の中にいらっしゃいますわ…?)

ローズヒップ(んー…?シーツを無意識に掻き集めてしまったんですの…?いや、この感触は…)サスサス

???「ん…っぁん…ふぁ…」

ローズヒップ(…?何か布団の中で音が聞こえたような…)ペタペタ モニュン

???「ひゃ、ん…そこは…だめ…」

ローズヒップ(今度はたしかに聞こえましたわ!と、いう事は…!)

ローズヒップ「くせ者ですわー!お縄をちょうだいでございますわーっ!」ガバッ



ダージリン(ネグリジェ&半脱げ)「ぅん…もぅ朝…?あら、おはようローズヒップ…」ニコッ


ローズヒップ「 」

↓2 ローズヒップの反応

ダージリン「ふぁぁ…おっと、私ったらローズヒップの前ではしたない…」

ダージリン「ちゃんと服装を直してっと…改めておはようローズヒップ」ニコッ

ローズヒップ「 」

ダージリン「ふふっ、ローズヒップも朝は苦手みたいね、跳ねた髪が口に入っていてよ?」ナデナデ

ローズヒップ「 」

ダージリン「ん…そういえば落書きしたままだったわ…ローズヒップ?顔を洗ってらっしゃい?」

ローズヒップ「 」



ローズヒップ「………えへへぇ」キュー バタン



ダージリン「…あら、気絶してしまったわ」

ダージリン「まぁ、後の事はオレンジペコに任せましょ…それにしても…」

ダージリン「はしたない姿を見せてしまったわね…ローズヒップが都合良く忘れてくれると良いのだけれど」


コン コン


オレンジペコ『…おはようござますローズヒップさん。起きてらっしゃいますか?』

ダージリン「っと…ペコ、入ってらっしゃい」

オレンジペコ「失礼しま──ってローズヒップさん!?」

ダージリン「大丈夫よ、気絶しているだけだから」

ダージリン「後の事はよろしくオレンジペコ、私は一旦部屋へ戻るわ…ふぁぁ」

オレンジペコ「は、はい…わかりました…」



オレンジペコ「ローズヒップさん、起きてください~…ん?」

オレンジペコ「……パンダの、落書き…?」

──後日、紅茶の園──

ダージリン「…だから、何もしなかったと言ってるでしょう?」

アッサム「嘘ばかりつかないでください!私が少し塞ぎ込んでいる間にローズヒップと同衾だなんて…!」

ダージリン「手を出すなんて卑劣な真似はしてないわよ、神に誓ってね」

アッサム「っ…ね、寝ている間の出来事なゆですからわからないじゃないですか!」

ダージリン「格言にこんなものがあるわ、"疑わしきは罰せず"」

アッサム「ず…ず…っ!あぁもぅっ!」



オレンジペコ「…これ、難しいですね。しりとり会話」

アッサム「くっ…また負けた…っ!」

ダージリン「ペコの方が歯応えあったわね…それじゃ、今週は私が決めるという事で♪」

アッサム「…ホントに何も無かったのかしら?」

オレンジペコ「一応私が確認しましたけど、顔の落書き以外は下着はおろか服すらおかしな点はありませんでしたよ?」

アッサム「そ、そう…ならいいけど…」



ダージリン「それじゃ、次は↓2をするわ!」


ハイエース了解です。…がとりあえず今日はここまで。
誘拐に関しては申し訳無いですが内容を深刻にする気が無いのでどっかの戦車道関係の生徒によってどっかの学園艦へ拉致られる…位が関の山になるのですが、ご容赦ください。

という訳で安価
ダージリンを誘拐する人(ガルパンキャラ限定) ↓2
誘拐した理由 ↓4

ダージリン「…と、いう訳で次は"目の前で私が誘拐されたら…"というドッキリよ」

オレンジペコ「ゆ、誘拐…ですか?」

ダージリン「貴女達には誘拐犯を演じて貰うわ」

アッサム「貴女を誘拐して、その後はどうするんです?」

ダージリン「その時はその時よ。とにかくアッサム、ハイエースを用意しなさい?」

アッサム「それはかまいませんけど…どなたが運転するんですか?此処には戦車の免許はあれど普通自動車の運転免許を持った人間は居ませんよ?」

ダージリン「…仕方ないわね、マチルダを使いなさい」

アッサム「快速のマチルダは現在全機整備中です」

ダージリン「えぇー…じゃぁチャーチルで良いわ」

オレンジペコ(戦車で犯人が分かってしまうのではないでしょうか…?)



ダージリン「とりあえず、善は急げよ、ローズヒップと下校するから、良きところで誘拐してちょうだいね?」

アッサム「はぁ…わかりました…」

~~放課後、聖グロ校門前~~

ローズヒップ「ダージリン様とお下校ですわーっ!うっれしーですわーっ!」

ダージリン「ローズヒップ、はしゃがないの」

ローズヒップ「わっかりましたわーっ!……やっぱ無理ですわぁーっ!」スキップ

ダージリン「まったくローズヒップったら…相変わらず落ち着きが無いわねぇ…」

ローズヒップ「~~♪」

ダージリン「……さて、そろそろかしら」

ローズヒップ「?」

ダージリン「ローズヒップ!あんなところからチャーチルが──」



Mark Ⅳ<ギャリギャリギャリギャリギャリ!!



ダージリン「 」

ローズヒップ「…?あれはチャーチルじゃありませんわよ?」


MarkⅣ<ガタガタガタガタ ガシューッ


ダージリン「 」

ローズヒップ「わぁー…ひし形が横付けしましたわぁー…」


バタンッ!!


カトラス「…………」ニュッ ガシッ

ダージリン「ぇ、ちょ、私の手を取って何す──」

カトラス「…いーから来なって」ヒョイ

ダージリン「 」

ローズヒップ「だ、ダージリン様が軽々と持ち上げられましたわ!」

カトラス「…この人借りてくから。そんじゃ」


バタンッ


Mark Ⅳ<ギャリギャリギャリギャリギャリ………



ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「…………」



チャーチル<キュラキュラキュラキュラ…ガコン


バタンッ

オレンジペコ(黒づくめ)「お、おらーっ!お、おれは誘拐犯だぁー!カネになりそうな金髪は誘拐して……ってあれ?」

ローズヒップ「…………」

オレンジペコ「あ、あれ?ローズヒップさん…だけ…?」



ローズヒップ「……ダージリン様が誘拐されましたわっ!!」ガビーン

触りだけ置いてここまで、カトラスさんの金髪ヅラ疑惑…というかサメさんチーム書き分けできる気がしない…コレジャナイ感あったらすみません。

アッサム「…なるほど、ね」

アッサム「ではローズヒップが見たのはMark Ⅳとそれに乗っていた金髪のバーテンダー、間違いないわね?」

ローズヒップ「はいっ!私この目でしかと見届けやがりましたわーっ!」

アッサム「見届けるんじゃなくて誘拐されないように頑張りなさいったら…」

オレンジペコ「…アッサム様、これって…」

アッサム「十中八九大洗でしょう、あの新しいチームで間違いないわ。なぜダージリンを狙ったのかは皆目検討もつかないけれど、ね」

ルクリリ「お待たせしました、アッサム様。船舶科に確認を取ったところ、確かに数分前まで正体不明の船舶がグロリアーナの学園艦に接舷していたそうです」

ルクリリ「正体不明といっても、公式な許可を得ていないだけで船体に大洗の校章が明瞭に刻印されてましたから、追跡は容易です」

アッサム「…隠す気もないのね」

オレンジペコ「豪快というか、無謀というか…」

アッサム「誘拐にしてはあまりに雑ね…取り敢えずあちらの会長に一報入れてみましょう」

ローズヒップ「ダージリンさまは大洗に居るんですのね!ダージリン様を助けに行きますわーっ!」ダッダッダッ

アッサム「貴女だけで行ってどうするの!ローズヒップ、戻りなさいっ!」

ローズヒップ「はいですわーっ!」クルッ タッタッタッ

アッサム「取り敢えず向こうの生徒会に電話してみましょう」スチャッ プルルルル

アッサム「………」プルルルル

ガチャッ

みほ『はい、こちら大洗女学園生徒会です』

アッサム「あら、ごきげんようみほさん。今日は生徒会のお手伝いですか?」

みほ『ぇ…ぁ、もしかして…!』

アッサム「えぇ、いつもダージリンの横に居る砲手のアッサムです」

みほ『そ、そんな言い方しなくても…ちゃんと憶えてますから…』

アッサム「憶えて頂いて光栄です。…それで、今近くに生徒会長や杏さんは…いえ、隊長の貴女が出たのなら丁度いいですね」

みほ『…?ということは、うちのチーム絡みのご用事ですか?』

アッサム「えぇ、それもとびきり火急の要件でお電話差し上げました」

みほ『…わかりました、お聞きしますね』

アッサム「実は───」

みほ『…そんなことがあったなんて』

アッサム「その反応を見るにみほさんはご存知なかった…ということですね」

みほ『はい…ぁ、華さ──会長も知らなかったみたいです』

アッサム「そう…という事は、これは戦車道とは関係ない、と…」

みほ『そうなりますね、多分サメさんチームの独断だと思います』

アッサム「そう、分かりましたわ、ありがとう」

みほ『ぁ、あの!私達でサメさんチームと話をしてみますから──』

アッサム「結構ですよ、その代わり入港許可を頂けますか?ヘリを一台そちらに向かわせますので」

みほ『えっ…そ、それってつまり!?』



アッサム「あのおバk…ダージリンは私共の手で連れ戻しますので、サメさんチームにはくれぐれも宜しくとお伝えください」ゴゴゴゴゴ


みほ『ひ、ひゃいっ…!』

アッサム「あぁ、もちろんサメさんチーム…でしたか?Mark Ⅳの皆さんの安全は保証いたしますのでご安心を。それではごきげんよう、みほさん」

ガチャン


アッサム「………ペコ、ローズヒップ、ルクリリ」

オレンジペコ「はい」

ローズヒップ「はいですわーっ!」

ルクリリ「は、はい!?」




アッサム「聖グロの汚点を大洗に残しておく訳にはいきません、現刻をもって奪還作戦を開始します」

大洗学園艦船底ブロック、BAR『どん底』──

ダージリン「 」ダラダラダラダラ



フリント『Running down to Cuba~♪with a load of sugar~♪』

ラム「カンパ~~イっ!」

ムラカミ「今回は上手くいったな!」

カトラス「…………」キュッキュッ

お銀「…ふっ」カラン

ラム「BC自由学園、サンダース、西グロと走り回ったけどセキュリティ厳しくて何処も失敗だったもんなぁ~」

ムラカミ「本命の聖グロがこんな簡単にいくは思わなかったよな!」



ダージリン「…………」

カトラス「……飲みなよ」スッ

ダージリン「ぇ、あ、どうも…これ、お酒…?」

カトラス「ノンアルコールだから大丈夫」キュッキュッ

ダージリン「……そう」

カトラス「…………」キュッキュッ

ダージリン「…いただきます」ゴクゴク

ダージリン「!おいしい…」

ダージリン「口当たりも良くて飲みやすい…それにこの風味は、レモンティー…?」

ダージリン「このお酒は、一体…」

お銀「ロングアイランドアイスティー、酒とコーラのみで作られるカクテルだ」ニュッ

お銀「隣、勝手に失礼するよ」

ダージリン「」ビクッ

ダージリン「そ、そうなの…不思議なお酒ね…」

カトラス「ウチには紅茶なんて高尚なモノは無いからね…それで我慢して」

ダージリン「え、えぇ…お心遣いありがとう」

お銀「緊張は解れたかい?」

ダージリン「…お陰様で、少しはね」

お銀「そりゃぁ良かった。まぁ気楽にいこうじゃないか、聖グロの隊長さん?」

お銀「カトラス、アタイにも同じモノを頼む」

カトラス「………」コクッ

お銀「…さて、取り敢えずアンタを攫った理由については色々あるンだけど…」

ダージリン「…聖グロリアーナは貴女達海賊の如何なる要望にも従いません。私も、聖グロリアーナの隊長を預かる者として情報を漏らす気は──」

お銀「情報なんていらねぇよ、金も戦車も興味はない」

ダージリン「…なんですって?」

お銀「アンタを此処に招待する、それが先ず第一の目的だったんだ」

ダージリン「それって──」キュン

お銀「以前の対抗試合でアンタを見かけた時から、アンタ以外には居ないと思ったんだ…」



お銀「この二角帽子が似合うのはなっ!」スチャッ


ダージリン「 」※二角帽子(ナポレオンのアレ)装備

お銀「いやぁ、やっぱアタイの目に狂いは無かったな!」

ラム「おっと、親分もう被せてンスか!?」

ムラカミ「どれどれ…おぉ、想像以上の完成度だな」

お銀「スペイン海軍の軍服とかあったら完璧だが、贅沢は言えないな」ギュッギュッ

ダージリン「…あ、あの…何故私を縛るんですの?」ダラダラ


お銀「っし、完璧だ!この酒場に唯一足りなかったファクター──」


お銀「鹵獲した海軍将校の完成だ!」

イヤッホォォォ


ダージリン「あ、あの…私英国淑女なのだけど…」

カトラス「…………」キュキュッ

フリント『気にしない~ことさ~♪』

数十分後──

ダージリン「…もう満足したかしら?」

お銀「まぁ、アタイらは概ね満足した、かな…」

ラム「写真も撮れたし、サインも貰ったし!」

ムラカミ「これでどん底にも箔がつくってもんだ!」

お銀「あぁ、せっかくだから今度桃先輩のサインも貰いにいこう」

フリント『~~♪』

ダージリン「ほっ…それなら、もう解放して貰えるのよね…?」

お銀「いんや、アンタにはまだ最後の仕事が残ってる」

ダージリン「えっ」

お銀「──カトラス!お前の出番だ」


カトラス「……わかった」シャキッシャキッ


ダージリン「 」

ダージリン「あ、あの…どうして鋏を持って近づいてくるのかしら…?」

お銀「此処でアンタの髪を斬る、カトラス完全な金髪ヅラ計画のためにな」ガシィッ

ダージリン「ちょ、離し──って、あなたそれカツラだったの?」

カトラス「…違う、これは染色」

フリント『カトラスは日々悩んでいた~♪偽りの髪色に~♪求めたのは~純度100%の金髪~♪』

ダージリン「そんな理由で…ね、ねぇカトラスさん…?生の髪なんて使わなくても貴女は充分魅力的──」

カトラス「動くと耳を削ぎ落とすかもしれないよ」シャキーン

ダージリン「 」

↓2 救出部隊は今…
コンマ奇数 BARの前に居る(救出成功)
コンマ偶数 隠し扉が見つからない(救出失敗)
※ただし各ゾロ目は救出成功

安価だけ置いときますね~続きはまた夜にでも書けたらと思います。

世の中…世知辛くない!←


ドアバターン


アッサム「その断髪まったぁー!」

アッサム「っ……!!」

オレンジペコ「大丈夫ですかダージリン様!」

ダージリン「アッサム…!ペコにローズヒップ…!ルクリリも来てくれたのね…!」ジワァ

ローズヒップ「あったりまえですわーっ!」

ルクリリ(…典子さんに会う為についでにヘリ操縦任せてもらった、なんて言えないよなぁ…)

アッサム「こんのっ…!」ツカッツカッ

お銀「ほぉ…?こりゃまた気の強そうな金髪が来やがった…」

ダージリン「あ、アッサム!助けに来てくれt」



アッサム「何やってるんですかあなたはぁぁぁっ!」スパァァァン

ダージリン「ふぶぅっ!?」

オレンジペコ(あれは…伝家の宝刀"超巨大ハリセン"!)

ローズヒップ(ド◯キに売ってそうな安っぽさの武器でこの快音…アッサムさま流石ですわ!)

ラム(いやいやそんな長物何処から出したんだよ…)

ダージリン「い、いやアッサムちょっと落ち着いて…」

アッサム「落ち着いていましたよさっきまでは!ちょっと不安もしましたよ!それなのに貴女ときたら…そんな二角帽まで被って何をちょっとエンジョイしてるんですか!」

ダージリン「いや、今回はホントに危険だったし、私何もエンジョイしてn」

アッサム「問答無用ですっ!そもそも何勝手に誘拐されてるんですか!後輩弄りに狂言誘拐を画策したら本当に誘拐されました、なんてOG会にも教員の方々にも馬鹿馬鹿しくて報告出来ないでしょうが!」

アッサム「そもそもあなたはいつもいつも──」ガミガミガミガミガミガミ

ダージリン「 」

お銀「…な、何なんだ一体…?」

オレンジペコ「申し訳ありません、騒がしくして…あの、金髪の件なのですがこちらのウィッグで如何でしょうか…?」

ルクリリ「あー…一応純な金髪じゃないが一級品のハズだ、下手に生髪を使うより丈夫だし使い勝手は良い筈だが…?」

ムラカミ「金髪ロングのウィッグ…カトラス、どうだ?」

カトラス「…………これは、アリ」コクッ

オレンジペコ「ほっ、それは良かったです」

ローズヒップ「それなら、ダージリンさまは返して貰いますですわーっ!」

お銀「あぁ、アタイらはもう色々遊ばせて貰えたし、とっとと連れて帰ってくれ」

ラム「親分、そんな簡単に返しちゃっていいんすかぁ?」

お銀「関係ねぇヤツに居座られ続けんのも気分悪ぃしな、遅かれ早かれ返すつもりだったんだし貰えるもん貰ったならもう用済みだ」

オレンジペコ「それじゃ、えと…」



アッサム「聴いているのですかダージリン!だいたいあなたは──」ガミガミクドクド

ダージリン「 」



オレンジペコ「…………」

オレンジペコ「あの、アッサムさまの怒りが治るまで、ここで待たせて貰って良いですか?」アハハ


取り敢えず、一言。
…サメさんチームとか無理だよおぉぉぉ!ごめんなさぁぁい!

あ、後ローズヒップ要素薄くなってすみません、安価の性質上ローズヒップを出すタイミングがありませんでした。次は弄り安価~

~~数日後、聖グロリアーナ戦車倉庫~~


ダージリン「ふぅ…ふぅ…っはぁ…!」

ダージリン「こ…れでっ…200っ!」ガコンッ

ダージリン「や、っと終わったわ…!」

オレンジペコ「お疲れ様ですダージリン様、紅茶になさいます?それともスポーツドリンクが宜しいですか?」

ダージリン「こう…いや、スポーツドリンクでお願い…」ハァ ハァ

オレンジペコ「はい、どうぞ」

ダージリン「ありがと…んぐ、んぐ…ぷはぁっ!」

ダージリン「アッサムったら…何考えてるのかしらね…」

オレンジペコ「そうですね…罰の内容が、次のローズヒップさん弄りを決める人を"マチルダ装填200発タイムアタック"にする、だなんて…」

ダージリン「そんなのオレンジペコの一強に決まってるじゃないの…なんでわざわざそんな罰にしたのかしら…まぁ、現に私はクタクタになってるのだけれど」

オレンジペコ「多分、ご自分も怒りすぎたと反省してらっしゃるんですよ、"ダージリン様には非は無かったのにあんなに怒ってしまって"って…」

ダージリン「そう、なのかしら…?」



アッサム「ひゃくっ…はちじゅう…ななっ!」ガコォンッ

アッサム「はぁ、はぁっ…200回は、やり過ぎましたね…はぁぁ…」


ダージリン「それで、勝者のオレンジペコはローズヒップにどんなコトをするの?」

オレンジペコ「えっと、そうですね…↓3なんていかがですか?」


埋めも兼ねてご注意をば、今更ですが、ホントーに今更ですがキャラは崩壊に崩壊を重ねております故、ご注意ください。

安価下


えーとペコ転校了解ですが…えーと…転校するというドッキリを仕掛けてローズヒップの反応を見るっていうことでいいのでしょうか?それとも短期転校して居ないペコに変わってダージリンのお世話をするローズヒップを見るってことでしょうか?


えーと、じゃぁ安価で ↓2
1.ペコ転校の旨を伝えるドッキリを仕掛けて反応をみる
2.ペコ転校後のダージリンやアッサムへ献身するローズヒップをみる

オレンジペコ「それじゃぁ…私が転校するドッキリ~、なんて如何ですかっ?」

オレンジペコ「実際転校したりはしませんし、誰にも迷惑をかけないいい企画だとおもうんですけど……な、なんですかダージリン様、その顔は」

ダージリン「あなた…それ本気で言ってるの?」

オレンジペコ「えっ?えぇっ…?」

アッサム「──ふぅ、ようやく終わったわ…なんの話ですかダージリン?」

ダージリン「次のローズヒップの件だけど…オレンジペコが、自分が転校するドッキリにしようって」

アッサム「あなた…ローズヒップに怨みでもあるの…?」

オレンジペコ「え、えぇっ!?アッサム様まで!?」

オレンジペコ「ふ、二人とも大袈裟ですよ!ダージリン様がご転校なさるならともかく、私ですよ!?」

ダージリン「…………」ヤレヤレ

アッサム「…転校ならまだダージリンの方が難無く見られる気がするわ…」

オレンジペコ「そ、そんなにですか…?」

ダージリン「オレンジペコ、あなたはもっと自分とローズヒップとの関係についてちゃんと理解する必要があるわね…」

オレンジペコ「そう言われましても…」

アッサム「……いいでしょう、このドッキリ私が責任を持って達成してみせます」

オレンジペコ「あ、アッサム様!?」

アッサム「いいですかオレンジペコ?今日の反応を見て自分の考えが浅はかだったかを思い知りなさい」

オレンジペコ「は、はぁ…」

オレンジペコ(ローズヒップさんが悲しんでくれたら、それは嬉しいけど…そんなに念を押すほどでしょうか…?)


アッサム「それではオレンジペコ転校ドッキリ、パンツァーフォー」

ダージリン「…珍しく目がキてるわねアッサム」

アッサム「えぇ、ペコにお灸を据えるタイミングなんてありませんでしたから、今回は本気でいきます」

数日後、放課後学生寮──

ローズヒップ「と~かれふっま~かろふっけ~れんこふ~♪」

ローズヒップ「へっけら~こっくで…あら?」

ローズヒップ「オレンジペコさんの部屋…開いてますわ?」

ローズヒップ「無用心ですわーっ!」ガチャッ

ローズヒップ「オレンジペコさん!扉の開けっぱなしはドロボウさんが入って……」

ローズヒップ「…え……?」



オレンジペコ「よい、しょっと…あぁ、ローズヒップさんごめんなさい!ちょっと換気に開けてたんです!」ガサッ ドサッ



ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「えっと…すっごい数の段ボールですわー…」

オレンジペコ「あの、これは…その…」

ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「わっかりましたわー!模様替えですのね!」

オレンジペコ「ぇ、ローズヒップさん…?」

ローズヒップ「そーゆー事ならわたくし、お手伝いいったしますわーっ!」

オレンジペコ「ぇ、いえそうじゃなくて…!」

ローズヒップ「安心してくださいましですわ!こう見えても整備で培ったこの筋肉!タンス一つ動かすくらいならお茶の子さいさいですわーっ!」

ローズヒップ「でもオレンジペコさん、模様替えならまたお休みの日にゆっくりお気の済むまでやった方が宜しいと思うのでございますけれど…?」

オレンジペコ「そ、そうじゃないんです!」

ローズヒップ「…?そうじゃないならなんですの?ご実家に要らないモノをお送りになるとか…?」

オレンジペコ「そ、そうじゃなくて…」


オレンジペコ「私!他の艦へ行くんです!」

オレンジペコ(…勢いに任せて言っちゃったけど、これでいいんですよね、アッサム様?)


──時は遡り──


アッサム『…いいですかペコ、今回は小細工も下手な芝居も要りません』

オレンジペコ『は、はぁ…』

アッサム『貴女には部屋の片付けの途中にローズヒップと出くわしてもらいます』

アッサム『先ずは片付けている姿をローズヒップに見せなさい』

アッサム『そこでもし転校かどうか聞かれればそのまYESと、もしへんな方向に勘繰ったら貴女から転校すると言ってあげなさい』

オレンジペコ『あの…提案しておいてなんですけどそんなにうまくいくのでしょうか…?流石に急過ぎませんか?』

アッサム『……その辺は大丈夫よ。普段から少し走り気味なローズヒップですもの』

アッサム『それにローズヒップはいつもに輪を掛けて混乱する筈だから』ボソッ

オレンジペコ『はい?』

アッサム『何でもないわ、後は突っ込んだ内容を聞かれない限りは流れに任せて。一応転校の理由は"両親の再婚に伴い"とか自分が転校を好意的に受け止められる内容で話せば良いから』

オレンジペコ『はぁ、わかりました。でもなんでそんな理由である必要が…?』

アッサム『…その方が貴女の心に突き刺さるだろうから』


──回想終了──

ローズヒップ「……ほかの、かんに…?」

オレンジペコ「は、はい…」

オレンジペコ(…思ったよりショック受けてくれてるのかな…?)

ローズヒップ「……あっ!短期留学ですのね!」

オレンジペコ(違った、考え事してただけだった…って!なんかすごい勘違いしちゃってる!)

ローズヒップ「それならペコさん!そんな大荷物送る必要ありませんですわーっ!短期留学のプロの私が、オレンジペコさんの為に荷造りを手伝って──」

オレンジペコ「ち、ちがいますっ!」

ローズヒップ「っ……!」

オレンジペコ「違うんです、私は…!」


オレンジペコ「もう、ここには戻ってこないんです!転校、するんです!」


ローズヒップ「!!!!」

オレンジペコ「あ、えと…ごめんなさいローズヒップさん。つい声が…」

ローズヒップ「………なーんだそうでしたの!私、うっかりですわーっ!」ニカッ

オレンジペコ「ぁ、ローズヒップさん…」

ローズヒップ「そうですのー、こんな急なタイミングで転校だなんて大変ですわーっ!」

オレンジペコ「あ、あはは…報告が遅くなってごめんなさい、親の再婚の関係で急に決まっちゃって…」

ローズヒップ「そーなんですの?それはおめでたでございますわーっ!」

オレンジペコ(…ぁ、思ったより普通な反応。やっぱりこんなものですよね)



ローズヒップ「それにしてもオレンジペコさんがいらっしゃらないと、淋しくなりますわーっ!」

オレンジペコ「ふふっ、本当ですね…私も、ダージリン様やローズヒップさんとのお別れは寂しいです」

ローズヒップ「ご両親のご都合なら仕方ないですわーっ!新しいオレンジペコさんの門出にカンパーイ!ですわ!」

オレンジペコ「ふふっ、ローズヒップさんたら…」

オレンジペコ(まぁ、ドッキリなんですけどね)

ローズヒップ「……あの、因みにオレンジペコさんだけ聖グロリアーナに残るとかは…」

オレンジペコ「えっ?」

ローズヒップ「おっと失礼、何でもありませんですわーっ!」

undefined

一時間後──

オレンジペコ「本当にありがとうございました、ローズヒップさん」

ローズヒップ「このくらい朝飯前ですわー!…嘘ですわ本当は晩ご飯後ですわーっ!」

オレンジペコ「ふふっ、ローズヒップさんの明るさにはいつも助けられていましたね」

ローズヒップ「……っ!」

ローズヒップ「…そんな今生の別れみたいなこと、言わないでくださいまし……」

オレンジペコ「ぇ…?ローズヒップさ…」

ローズヒップ「っ!な、何でもないですわーっ!それではオレンジペコさん!おやすみなさーいっ!」タッタッタッタッタッ


オレンジペコ(…ふぅ、なんとか終わりましたね…)

オレンジペコ(それにしても思ったよりローズヒップさんも元気そうでしたね、やっぱりダージリン様達の取り越し苦労だったみたいです)


オレンジペコ「さて、と…」

オレンジペコ「後はこのドッキリプラカードをダージリン様の合図でローズヒップさんにみせるだけ…!」ドキドキ

──聖グロリアーナ学生寮、ローズヒップ自室──

タッタッタッタッタッ


バターン

ローズヒップ「…………」

ローズヒップ「……オレンジペコさん、が…てん、こう…?」

ローズヒップ「………」バタッ ボフッ




──別室モニター室──

アッサム「…ローズヒップ、戻ってきましたね」

ダージリン「そうね…」

アッサム「布団に突っ伏して一言も発しないローズヒップとか初めて見ましたよ…」

ダージリン「っ…いつもの溌溂なローズヒップとは思えないわよね…」

アッサム「…この映像ペコに見せたら何て言うでしょうか…」

ダージリン「こんなところ見せられないわよ…自責の念でペコが潰れるわ。嗚咽まで聴こえてきそ…あぁ…聴こえてきたわ…」


───────

ローズヒップ「っ………」

ローズヒップ「…っ、っ…!…っふ…ぅぅ…!」プルプル

ローズヒップ「っ…ぁ、あぁ……!」

ローズヒップ「…やぁ、です…!そんなの…お、わかれ…なんて…っ!」ポロ ポロ

ローズヒップ「うあぁぁぁ…っ!」


書いてて辛いからレイニー止め、今日はここまで。ローズヒップの嗚咽書くのがこんなに辛いとは思わなかった…マジで。

皆さんにお願いです、パラソルの様なカラフルな結末になるになるローズヒップの行動を書いてください。

↓2 ひとしきり泣いたローズヒップが、オレンジペコにとった行動とは…?

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