未央「誕生日プレゼントを買いに行こう」 (27)

これはモバマスSSです

北条加蓮誕生日SS1本目です


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加蓮「えー!!? 今日アタシの誕生日だからオフにしてくれるって話だったんじゃないの!?」

加蓮「え?加蓮に直接の依頼だったんだ?」

加蓮「……もー、それならしょうがないか……」

加蓮「……今回だけだからね?」

加蓮「あーあ……幸子と未央とお買い物に行く約束だったんだけどなぁ」

加蓮「Pさん……今度ちゃんと埋め合わせしてね?」


(このお話の加蓮さんの出番はここまでです)

その頃……別の場所


未央「というわけで、本日9月5日……諸君らに集まって貰ったのは他でもない」

幸子「加蓮さんの誕生日プレゼント買いに行くんですね!!」

未央「その通り!!」

奈緒「なんであたしまで……」

未央「私達は知っているのですよ?一人で準備して個人的に渡そうとしているのを」

奈緒「ななななな……何で知ってるんだ!?!?」

未央「やっぱり準備してたんだ」

奈緒「へ?」

未央「ブラフだったんだけど……」

奈緒「はぁぁぁああ!!!!?」

美嘉「まぁ。奈緒はわかるんだけどなんでアタシもなの?」

幸子「加蓮さんと仲が良くって尚且つギャルの好みを知ってるからです」

美嘉「あぁ……そういうことなら、このカリスマギャルに任せなさい!」

奈緒「なんであたしはわかるんだ!!!」

美嘉「まぁまぁ、大好きな加蓮のためじゃん!」

奈緒「なぁ!!!?」

奈緒「べべべべべつに恋愛とかそんなんじゃ……」

未央「かみやんて焦ったら誰も聞いてないことをぺらぺら話し始めるから面白いよね」

幸子「墓穴を掘るの典型的な例ですよね」

奈緒「おまえらなぁ!!!!」

美嘉「ほーら、ぐだぐだしてないでさっさと買いに行くよ?」

未央 幸子「はーい」

奈緒「あ、ちょっと待てよぉ!!」

未央「さて……美嘉ねぇ……」

幸子「ギャルの欲しがる誕生日プレゼントとはなんなんですか!?」

美嘉「うーん、ギャルが欲しいものかぁ」

奈緒「別にギャルが欲しいものじゃ無くても良いんじゃ……?」

美嘉「それもそうなんだよねぇ、ギャルが欲しいっていうか加蓮の欲しいものを考えないと」

未央「たしかに……」

幸子「盲点でした……」

奈緒「もしかしなくてもこいつらってバカなのか?」

美嘉「そうかも……加蓮って大変なところにいるのかも……」


奈緒「……」


美嘉「……」


奈緒 美嘉「それはないな」

美嘉「きっとあの子は生き生きしてるよ」

奈緒「間違いないな」

未央「二人ともー?早くいくよー?」

奈緒「未央も幸子も早いな!?もうあんなところに!?」

美嘉「はいはーい、今行くー!」

幸子「ショッピングモールに着きました」

未央「結局何買うか決まってないんだけど」

奈緒「一旦自分が送りたいもの選んできてから考えないか?」

幸子「奈緒さん!グッドアイディアです!」

美嘉「それじゃあ一回解散かな?」

未央「うん、じゃあまた後で!」

幸子「1時間後にシャ〇ンディ諸島で!」

美嘉「いやそこどこ!?」

未央のターン
未央「かれかれといったらやっぱりここでしょ……」

未央「これとかどうかな?」

未央「新鮮でよさそう?」

未央「形も大きいし……」

未央「よし!これに決めた!」

奈緒のターン
奈緒「加蓮にプレゼントって言ってもなぁ……何が良いかわからなくなってきたぞ?」

奈緒「加蓮に風邪ひいて貰ったら困るからな……」

奈緒「そうだ!これは加蓮が風邪ひかないようにするための先行投資なんだ!」

奈緒「ってあたしは誰に向かって言ってんだ?」

奈緒「この色なら加蓮に似合いそうだな」

奈緒「よし!これにするか! 店員さーん!これくださーい!」

幸子のターン
幸子「加蓮さんと言えばこれだと思うんですけど……」

幸子「誰とも被っていませんね……」

幸子「一人くらい被るかなぁとか思ってたんですけど」

幸子「まぁ被らないのが一番良いんですけどね」

幸子「よし、すいませんこれを2500円分ください」

美嘉のターン
美嘉「こういうときってやっぱり趣味に合うやつが良いんだよね」

美嘉「最近奈緒もして貰ったっていってたし、やっぱりこれかなぁ」

美嘉「この色だったら加蓮に似合うかな?」

美嘉「同じのあっても困らないでしょ」

美嘉「よし!決めた! すいませーん」

そして再集合

未央「さて……みんな買えたかな?」

幸子「もちろんです!」

奈緒「あぁ買えたけど……」

美嘉「アタシも買えたけどさ……」

奈緒「先にツッコみたいことツッコんでも良いか?」

未央「お?どうしたんだね?」

奈緒「どうして未央は食品売り場のレジ袋持ってるんだ?」

未央「え?かれかれと言えばこれでしょ!」

未央「じゃじゃーん!ジャガイモ~!!」

奈緒「何でだよ!!誰がジャガイモ貰って喜ぶんだよ!!」

幸子「そうですよ!いくら加蓮さんでもそこまでジャガイモに媚びてませんよ」

美嘉「ジャガイモに媚びるってどういう状況なの……?」

未央「む?そういうさっちーは何買ったの?」

幸子「ボクですか? ボクはですね」

幸子「マ〇クカード2500円分です」

奈緒「それもそれで誕生日プレゼントとしてはどうかと思うぞ!?」

美嘉「あんまりプレゼントで値段を把握されやすいのは良くないかもね」

幸子「むっ、そういう二人は何を買ったんですか?」

奈緒「あたしか?あたしはこれだな」

美嘉「お?カワイイラッピングじゃん」

未央「中身は……カーディガン?」

奈緒「ほら、最近寒くなる日も増えてきただろ?」

幸子「季節と合わせるとは……盲点でしたね」

未央「季節と合わせるなら新じゃがの季節に…」

奈緒「ジャガイモネタは却下!」

幸子「美嘉さんは何にしたんですか?」

美嘉「アタシ?」

幸子「美嘉さんはきっとモ〇バーガーの券ですよ」

美嘉「さすがにそれはしないかなぁ、アタシはこれだよ」

未央「それじゃあなににしたの?」

美嘉「じゃーん、ネイルセットだよ★」

幸子「……ネイル?」

美嘉「加蓮ってさネイルが趣味じゃん?」

幸子「あっ……!」

未央「忘れてた……!!」

奈緒「3人てほんとにユニットなのか……?」

幸子「心外ですね」

未央「私達はズッ友だから!!」

奈緒「ズッ友にジャガイモって……」

美嘉「とにかく、別のやつにしたら?」

幸子「そうですね…ちょっと選んできます」

奈緒「んじゃあたしもついて行くよ」

幸子「奈緒さんも別のプレゼントを選ぶんですか?」

奈緒「幸子がちゃんとしたプレゼントを選ぶか心配だからついて行くだけだ!!」

美嘉「じゃあアタシは未央について行こうかなぁ」

未央「おぉ!美嘉ねぇが付いてきてくれるなら安心だ」

美嘉「はいはい、ちゃんとしたの選びに行くよぉー」

未央「あーまってー!」

幸子「ボクたちも行きますか」

奈緒「そうだな」

未央「無事…買えましたね…」

幸子「…そうですね」

美嘉「なんであんなへんてこなものを買おうとするのか…」

奈緒「あたしのとこも凄かったぞ…」

未央「ま…まぁちゃんと買えたんだからいいじゃんいいじゃん」

幸子「そうですよ!」

美嘉「それで?これ買ったのはいいけどどこで渡すの?」

奈緒「それもそうだよな、加蓮は今日急遽ライブが入ったんだろ?」

未央「実はそのライブ…」

幸子「ボク達がPさんに頼んで入れて貰ったんですよ」

奈緒「はぁ?」

美嘉「どういうこと?」

未央「いまから私達はそのライブにサプライズで参加します!!」

幸子「さぁ!行きましょう!!ダッシュしますよ!!」

奈緒「はぁ!?!?」

美嘉「え!?ちょっと待ってよ!!」

ここまでのお付き合いありがとうございました

9月5日にこのお話の続きも投下しますのでそちらの方もよろしくお願いします

それではまた次回お会いしましょう

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