モバP「はぁぁあハナコ可愛いなぁあぁ!!」 (18)

凛の愛犬ハナコが可愛いSSです

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モバP「こんにちはー」

凛「いらっしゃいませー……あっ、プロデューサー。今日はどうしたの?」

モバP「あぁ、今度のライブについて早めに聞いておきたいことがあってな、たまたま凛の花屋の近くを通る用事があったから寄ったんだよ」

凛「ふーん、そっか。まぁ上がってよ」

モバP「おう、そうさせてもらうよ」

凛「今は親もいないし」

モバP「ん?」

モバP「いつ来ても凛の部屋はオシャレだなぁ」

凛「部屋に男の人を上げるなんてプロデューサーだけだからね、感謝してよ」

モバP「ハハ、感謝してるしてる。…あれ、そういえばハナコは?」

凛「は…ハナコならお父さんが散歩してるよ」

モバP「ぁ…、そっか……マジかよ………つっら………はぁぁ………泣きそう………」

凛「えっ落ち込み過ぎじゃない?」

モバP「だってさぁ…ハナコ超可愛いじゃん……ハナコぉ……ハナコに会いたい………」

凛「えぇ…ま、まぁ確かにハナコは可愛いけど…」

モバP「俺のマンション、犬禁止なんだよなぁ…なにより一人暮らしの俺が犬を飼うのは不安だし…」

モバP「そういう意味では凛が本当に羨ましいよ、あんなに可愛いアイドルと暮らせるなんて」

凛「いや…アイドルはどちらかといえば私じゃ…」

モバP「ハナコ…ハナコ…」

凛「それよりライブの話って何なの?」

モバP「あぁ、そうだったな……はぁ……」

凛「……」

モバP「はぁー……………ハナコぉ…………」

凛「…」イラッ

次の日

モバP「りーん」

凛「いらっしゃいま…プロデューサー。今日はどうしたの」

モバP「ハナコに会いにきました」

凛「は?」

ハナコ「キャン!キャン!」ピョンピョン

モバP「ハナコおおおおっ!!!可愛いなぁ!!!会いに来たぞ~~!!!」ワシャワシャ

ハナコ「クゥ~ン」ハッハッハッ

凛「えっ何で、ハナコいつの間にそんなに懐いて…」

モバP「よ~しよしよしよし、今日はいいもん持ってきたぞ~。100gで2000円の高級ドッグフードだ~~」

凛「ちょっ、勝手に餌付けするのやめて!」

_________
凛「…ってことがあってさ」

未央「これは由々しき事態ですねぇ~、しぶりんの正妻ポジションがまさか自分のペットに取られるとは」

凛「正妻か…未央のくせにいい事言うじゃん」

未央「ファースト辛辣頂きました!」

卯月「飼い犬に手を噛まれるとはこのことですね!島村卯月です!ブイッ!」ニコ

未央「あはは、しまむーったら誰に自己紹介してるのさ」

凛「まぁまぁ茶番はそこまでにして、このままじゃプロデューサーがハナコに取られちゃうよ」

未央「しぶりん私達何かしたっけ…?」

卯月「うーん、プロデューサーさんはハナコちゃんが好き…ということは犬派ってことですよね?」

未央「まぁそうなるんだろうね」

卯月「凛ちゃんが犬になればいいんですよ!」

凛「あぁ、私がいつもプロデューサーのシャツをクンカクンカしてるみたいにって事?」ドヤ

未央「何でそれでドヤ顔できるの?」

卯月「凛ちゃん、前々からちょっと犬っぽいなーって思ってたんです!」

凛「そうかな…私はそんなつもりなかったけど。でもありがと、卯月」

未央「褒められてるのかな?」

卯月「プロデューサーさんのシャツを嗅ぐところもそうですけど、こないだ電信柱に足上げておしっこしてる所なんかすごく犬っぽくて可愛かったです!」

未央「しぶりん何してんの!?!?」

卯月「ウヅキジョークです!ブイッ!」

未央「アイドル的にもう少しマシな嘘つこうよしまむー!!!」



まゆ「ふぅーん…いい事聞いちゃいました」コソッ

未央「さて、しぶりんを更に犬っぽくするためにはどうすればいいのだろうか…」

卯月「こんなこともあろうかと強力な助っ人を用意しています!」

凛「さすが卯月、用意周到さは島村一だね」

未央「なんだその範囲」

卯月「まずはみくちゃん!」

みく「…なんでみく呼ばれたにゃ…?」

未央「初っ端から犬じゃない」

卯月「そして雪美ちゃん!」

雪美「……ネコのことなら………わかる……」

未央「しまむー?あとで犬と猫の違い教えてあげるから一端落ち着こう?」

卯月「更になんと飛鳥ちゃんもきてくれました!」

飛鳥「…ボクが必要とされているのを感じて、セカイの理から少しだけ席を外させてもらったよ」

未央「ああ飛鳥くんは確かに犬っぽいわ」

卯月「というわけで、かくかくしかじかなんです」

みく「凛ちゃんを更に犬っぽくする方法?…そんなの知るかにゃ。勝手にやってにゃ」

雪美「ペロが……至高……間違いない……」

飛鳥「帰っていいかい?」

未央「あっ誰も協力してくれなさそうだ」

凛「みんなそんなこと言っていいの?こっちにはシンデレラガールが二人居るんだよ?」

卯月「頂点です!ブイッ!」

みく「最低の極みにゃ」

飛鳥「なるほど…アイドルにとってのチカラ、か…。無慈悲で不平等だが単純明快なその現実を、ボク達は受け入れるしか無いようだ」

未央「ほんとみんなうちのバカ犬が迷惑かけてごめん…何かアイデアないかな?」

みく「はい」

凛「はい前川」

みく「……犬耳と犬しっぽ付ければいいんじゃないかにゃ」

凛「地味。誰でも思いつく。安っぽい。却下」

みく「おまえ絶対大阪湾に沈めたるからな」

飛鳥「……」スッ

凛「はい飛鳥」

飛鳥「プロデューサーの前で地べたに這いつくばって皿に盛られたエサを食べる……というのはどうだい?最高に犬っぽいし、なによりキミ自身の被虐欲とプロデューサーの征服欲の両方を効率よく刺激できるし、キミが最終的にプロデューサーとしたいコトができるかもしれない」

卯月「いい案ですね!どうですか凛ちゃん!」

凛「うーん…悪くないかな。でも私も人間としてのギリギリの尊厳は捨てたくないし」

未央「……」

卯月「ところで飛鳥ちゃん、[最終的にプロデューサーとしたいコト]って具体的に何のことなんですか?」

飛鳥「えっ?そ、それは……なんというか、男女の……その、まぐわり……というか……っ///」

卯月「ありがとうございます!(撮れ高的な意味で)」

雪美「…はい」スッ

凛「雪美」

雪美「仁奈に……犬の気持ち……教えてもらう…」

凛「それだーーーー!!!!!」

卯月「流石雪美ちゃん!!!!!!!」

未央「……」頭痛

凛「というわけで3人には帰ってもらいました」

仁奈「あっ、ニュージェネのおねーさんたちだ!仁奈になにか用でごぜーますか?」

凛「実は、仁奈に犬の気持ちを教えて貰いたくて」

仁奈「犬の気持ちでごぜーますね!任せるでごぜーますよ!」ガサゴソ

未央「何か取り出したね」

仁奈「よいしょ、よいしょ……えっへん!仁奈が作った犬のキグルミでごぜーます!」キガエ

未央「作った!?」

卯月「未央ちゃんより手先が器用ですね!」

未央「確かにそうだけど私を引き合いにするのやめて!!」

仁奈「実はこんなこともあろーかと、凜おねーさんのためにもう一つハナコタイプのキグルミを作ってきたですよ!」ガサゴソ

卯月「未央ちゃんより用意周到ですね!」

未央「確かにそうだけど!!!私を!!引き合いにするの!!!やめて!!!」

凛「えっと……着なきゃダメ?」

仁奈「着ないと犬の気持ちにはなれねーですよ!!」

凛「よいしょ……っと、こうでいいのかな」キガエ

未央「あっはははっ!似合ってる似合ってる!」

卯月「その格好で次のライブに出ましょう!」

凛「一気に教育番組になっちゃうからそれ……で、仁奈。どうすればいいの?」

仁奈「まずしゃがんでワンと鳴くでごぜーます!わん!わん!」

凛「わ……ワン!ワン!」

仁奈「わん!わん!」

凛「ワン!ワンワン!!ワンワン!!クゥ~~ン、クゥ~~ン……ワフッ、ワンワン!ワンワンワン!クゥ~~~ン、ハッハッハッハッハッ、ワンッ!ワンッ!」


卯月「うわぁ……」

未央「うわぁ……」


モバP「な、何やってるんだ凛………………」



凛「…………」

凛「ふーん、あんたが私のプロデューサー?まぁ…悪くないかな。これからよろしくね


医者「心的外傷後ストレス障害による一時的な記憶喪失です、すぐ元通りになるので心配しなくても大丈夫ですよ。その後のケアも大切ですのでよろしくお願いしますね」

モバP「わかりました」

_________________

凜「………」

モバP「ごめん……ごめんな凛……俺がハナコばっかり構ってるせいで寂しくさせちまったんだよな……もっと早く気づいていれば……」ギュッ

凛「……………」

未央「……」

卯月「……」

凛「? どうしたの?みんなそんなに暗い顔して俯いて」

モバP「!!凛!!戻ったのか!?凛っ!!!」ギュウッ

卯月「凛ちゃん!!」

未央「しぶりん!!よかった!!」

凛「んっ…もうプロデューサー、みんなが見てる前で濃厚なディープキスはやめてよ」

モバP「してないしてない」

未央「しぶりんは…その、しばらく記憶喪失してた理由、覚えてない?」

凛「えっ…私、記憶喪失してたの?…あっ…確かに……2日くらい何も覚えてないかも……その理由も……」

モバP「そ、そうか……ハハ…よかった……」

凛「も、もしかして私何かすごく酷いことをされたんじゃ……」

未央「そんなんじゃないよ、下らないことだからしぶりんは気にしなくて大丈夫!さ、事務所に帰ろう?」

卯月「そうですよ!凛ちゃんが犬のコスプレして熱が入って本気で犬のマネやってたところをプロデューサーさんに目撃されたなんて気にしなくて大丈夫ですから!」

未央「島村ァァァァァァアアア!!!!!!!!」



凛「……犬………コスプレ……?」






凛「あああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」






ライラ「おわりですよー」

おまけ

モバP「蘭子、今日も良いやみのまっぷりだったな!ディレクターも褒めてたぞ」

蘭子「あーっはっはっ!我の力をもってすればこの程度造作もないわ!(今日は自分でも上手く決められたと思います!)」

まゆ「お疲れ様です、プロデューサーさん、蘭子ちゃん」

蘭子「紅き薔薇の舞姫よ!闇に飲まれよ!(まゆちゃん、お疲れ様です!)」

モバP「おっ、まゆ…あれ?まゆ今日このスタジオで収録だっけ?そんな予定は…」

まゆ「違うんです、今日はプロデューサーさんに見せたいものがあって…」スチャ

モバP「それは……犬耳と犬しっぽ…!」

まゆ「まゆわんこです!わんわん!」

モバP(天使か………)

まゆ「わんわん!わんわん!」ジャレツキー

モバP「ははっ、こらまゆ、そんなにじゃれつくなよー、あははっ」

まゆ「わんわん、わんわんっ…ぺろぺろ」

モバP「あははっ、こらまゆ、まゆ……まゆっ?ちょ、舐めるのはやばいって」

まゆ「わんわん、ぺろぺろ、れろれろれろ…じゅるるっ」

モバP「まゆ!?まゆちょっとステイ!顔がベタベタだから!まゆ!ちょっまゆ!!?」

まゆ「れろれろ、ちゅっれろれろぺろぺろ」

モバP「まゆぅ!頼むっんぐうっっ!!溺れる!溺れるから!!ていうかここ事務所っ!事務所じゃなくてもだけど!!うわっまゆ!まゆステイ!!まゆ!!」

まゆ「れろれろれろれろれろれろれろ」

モバP「まゆ!!まゆまゆ!!!まゆまゆままゆ!!!ああ!!!まゆ!!!!」

まゆ「れろれろれろれろれろれろれろ」

モバP「助けっ……蘭子っ……ぁ………あ………」



蘭子「ひっ……ひぃいいっ………」ガタガタガタ


おわり

最の高かよ
おつおつ

オレはぽこちんを舐められたいな
当たり前だよなぁ

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