モバP「前川みくとの付き合い」 (35)

モバP(以下P)「えっと、担当を付ける...ですか?」

社長「そうだ、君もそろそろ専属担当をつけて見ようと思ってね」

社長「急な話だが、受けてくれるかね?」

P「は、はい!ちょっと不安ですが、頑張らせていただきます!」

社長「その言葉を待っていた!まぁ、その担当の子も他の事務所から移動してきた子だからある程度サポートをしてもらいながらやっていってくれたまえ」

P「はい!...って他の事務所からですか?」

社長「そうだ、ちょっと本人と事務所側が反りが合わなかったみたいでね...。私が引き抜いてきたのだよ」

P「は、はぁ...」

P「(社長の引き抜きしてきた子って個性的というか...すごい子が多いんだよなぁ)」

社長「それでは話もまとまった事だし、その子を紹介しよう!」

P「えっ!?」

社長「入りたまえ!」

???「失礼しますにゃ!」

みく「ネコチャン界のアイドル、前川みくだにゃ!よろしくお願いしますにゃ、ピーチャン!」

P「(俺は選択をミスったのかもしれない)」

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P「えっと、前川みく...さん?」

みく「みくでいいよ、ピーチャン」

P「じゃ、じゃあみく...さん」

P「みくさんはどんな風に売り出していきたい?」

みく「ネコチャンアイドル!」

P「ね、ねこちゃんアイドル...?」

みく「そう!みくはネコチャンが大好きなの!だけどね、前の事務所では猫キャラは古いなんて言われて...」

みく「お仕事だって真面目にやって来たのにキリンアイドルのほうが売れるんじゃないか?だって!」

みく「思い出しても…フシャー!」

P「ど、どうどう...」

みく「あ、ご、ごめんなさい...」

みく「でもね、みくはネコチャンアイドルとして売り出して欲しいの」

みく「犬でもなく、キリンでもない、ネコチャンアイドルとして...」

P「な、なるほど」

P「(正直、そこまで猫にこだわる理由はわからない)」

P「(売れるとしたら多分風変わりな方がよく、動物系アイドルとしては猫は使い古したネタとも言える)」

P「(でも)」

みく「みくは、自分を曲げたくないのにゃ!だから...」

P「(この真っ直ぐな目に俺は惹かれたのかもしれない)」

P「分かりました、行きましょう」

みく「えっ!?ほんとに!?」

P「勿論、猫アイドルは中々厳しいというのが事実です。」

みく「うっ...」

P「だけど、前川さんの情熱に掛けます」

P「これからどうぞ、よろしくおねがいします」

みく「...みく」

P「えっ?」

みく「前川さん、じゃなくてみくって呼んで」

みく「これから一心同体なんだから遠慮しないでね、ピーチャン!」

トレーナー「今日はここまで!明日はもうちょっと激しくするから覚悟するように」

みく「うぅ...疲れた...」

P「お疲れ様です、みくさん」

みく「お疲れ様にゃ、ピーチャン。まだ遠慮感があるにゃ」

P「そこは、なんというかおいおいということで...」

P「で、どうでしたかレッスンは」

みく「ギリギリついていけているぐらいにゃ...」

P「ならよかった、少し上のメニューでギリギリならいい感じですね」

みく「う、上にしてたの!?」

P「とりあえずこれぐらいいけるかなーと思いまして」

みく「酷いにゃ横暴にゃ!」

P「前の事務所が出しているもの見た感じ大丈夫だと思ってね」

みく「出してるのって...そんなに主役を貼ってるのなんて...」

P「バックダンサーは何回かやってるだろ?」

みく「う、うん、...もしかしてそこから?」

P「大体見た感じでしか分からなかったけどあってて良かったよ」

みく「ピーチャン、ちょっとだけだけど見直したのにゃ」

P「それはよかった、全部見るのは少し大変だったよ」

みく「全部!?」

みく「バックダンサーといっても結構出てたよ!」

P「そりゃ、本気でやってる人には本気でやらなきゃ失礼だろ?」

みく「...ピーチャン、変な人にゃ」

P「みくさんには言われたくないよ!?」

みく「しつれーにゃ、でも...」

みく「変な人同士、仲良くしようねピーチャン!」

みく「うーじめじめにゃー」

P「みくさん、はしたない」

みく「見えないようにしてるから大丈夫にゃー」

P「全く...、別に仕事ないんだから来なくてもいいんだぞ」

みく「仕事がないのは誰のせいにゃ」

P「うぐぅ!」

みく「この前はダブルブッキングさせそうになるし」

P「ぐふぅ!」

みく「挨拶回りの順番間違えそうになった時にはこっちがヒヤヒヤしたのにゃ」

P「...なにも...言い返せねぇ」

みく「だ、か、ら、いつでもみくがサポート出来るようにここにいるんだにゃ!感謝されることはあっても除け者にされるいわれはないにゃ」

P「仰る通りで...」

P「やっぱりこの業界、学ぶことが多いんですよね...」

みく「そりゃそうにゃ」

みく「でも、ピーチャンはここ1ヶ月で凄い出来ていると思うにゃ」

P「そうだといいけど」

みく「...むふふ」

P「なんですか、その笑みは」

みく「いやー、ピーチャンも言葉が崩れてきててみくとしては嬉しい限りにゃ」

P「...本当ですか?」

P「うわ、気が付かなかった...。ちょっと直さないとなぁ...」

みく「みくは直さないで欲しい、というかもっと崩してほしいけどね」

みく「そうにゃ、今日の帰りアイス買っていこー?新作のアイスが出てたはずにゃ!」

P「はいはい、もうちょっとで片付くから待ってろ」

みく「あいすー、あいすー!」

P「...で、言い訳はありますか?」

みく「...ありません」

P「...今回は早めの現地入りを予定してたから良かったものの、下手したら信用に関わるのはわかってますか?」

みく「...はい」

P「...はぁ、まぁ初犯だし結果問題なかったからこれぐらいにしておくけど」

P「折角いい話が来てたのに大コケだよ全く...」

みく「いい話?」

P「...今度だ今度、今すぐ言わなくても問題ないし」

みく「なんでにゃなんでにゃ!みく、今回は...その...あれだったけど!聞かせて欲しいにゃ!」

P「...ダメだダメ、早くても明日だ。今日は反省してろ」

みく「ダメかにゃ...?」

P「だ、ダメだ」

みく「チッ、にゃ」

P「おいこら」

P「とりあえず俺の机の整理しておいてくれ、ちょっと資料室行ってくるから」

みく「はーい...、みくだって毎日がフマジメネコチャンじゃないのに...」

みく「ここは、こっちで、これはここ」

みく「で、この資料は...」

みく「この資料...は...」

みく「ぴ、ピーチャンピーチャンピーチャン!!」

P「おー、今日は寝坊しなかったな」

みく「あれだけモーニングコールされたら誰でも起きるにゃ!」

P「それぐらいしとかないと心配なんだよ、ほらレコーディング現場行きますよ」

みく「はーい、でもみくがCDデビューなんて信じられないにゃ...」

P「言っておきますがこれは売れているから発売する、じゃなくて売るために発売するCDだと思ってくれ...じゃないください」

みく「それは何回も聞いたにゃ...、うぅ...ボイストレーニングは一杯したけどあんまり自信ないなぁ...」

P「なーに言ってるんだか、みくさんなら大丈夫ですよ」

みく「何を根拠に言ってるにゃ?」

P「ずっと見てきたから、というのは根拠にはならないですかね」

みく「...、ならピーチャンを信じようかな」

P「あれ、信じてなかったんですか?最初にあった時には一心同体とか言ってたのに」

みく「生意気をいうようになったにゃ、それじゃあみくの歌声で皆をメロメロにしちゃうにゃ!」

P「みーーーーくーーーーさーーーーんーーー!!」

みく「うるさいにゃ!」

P「みくさん、ライブですよライブ!」

みく「だからうるさ...」

みく「えーーー!!」

みく「ほ、ほんとかにゃ!?」

みく「ライブに出れるの!?」

P「音楽イベントの1枠ですけど、もぎ取ってきました!」

みく「ピーチャンー!」

P「みくさーん!」

みく「暑苦しいにゃ!」

P「酷くないですかそれ!?」

みく「でも、ありがとねピーチャン!」

P「っ!それじゃあ、ライブに向けてレッスン強化しましょう!」

みく「おー!...おー」

P「なんで露骨にテンション下がってるんですか!」

みく「うわぁ、緊張してきた...」

P「盛り上がってるなぁ...、最初のライブとしては上々なんじゃないですかね」

みく「まぁ、みくにとってはこれぐらいは御茶の子さいさいなのにゃ!バックダンサーの時もこのぐらいの人数はいたにゃ!」

P「足の震えを止めてからそれは言って欲しいな」

みく「うぅ...、夏樹さんにも緊張に呑まれるなよとは言ってもらったけど無理にゃ...」

P「みくさん...」

みく「...ね、ピーチャン」

みく「背中、押してくれるかな?」

みく「ピーチャンが押してくれたら、いけると思うんだ」

P「...」

P「ったく、気合い入れろっ!」

みく「ふにやあ!?」

みく「な、何するにゃあ!?」

P「全く、くよくよしすぎなんだよ!」

P「俺はお前の練習やら努力やらを全部見てきた!」

P「それを考えりゃ、こんなの御茶の子さいさいなんだよ!」

P「わかったら可愛いネコチャンアイドルを見せつけてこい、みく!」

みく「っっっ!もうっ!こんな時に!」

司会「それでは新人アイドル、前川みくさんです!」

みく「そこで見ててね!ネコチャンアイドル、前川みくの魅力で絶対に目を離させないんだから!」

社長「いやぁ、この前のライブは凄かったねぇ…。これも君のおかげかな?」

P「いえ、前川さんの努力があってこそです」

社長「そうかそうか、つまり2人の結果ということだね」

社長「やはりあの子を任せてよかった!私のティン!とくる感覚は間違ってなかったようだ」

P「いえ...その、ありがとうございます」

社長「で、だ」

社長「そんな君達にこんな話が来ている」

P「...これは?」

社長「正直今やるべきではない、という考えもなくはないが、このチャンスは大きなメリットになる」

社長「だが、デメリットも大きくある」

社長「どうするかは、君達で決めてくれ」

P「ライブバトル...か」

みく「ピーチャン、何見てるの?」

P「あぁ、...この資料見てくれ」

みく「え、うん...。ライブバトル...!?あの大きな番組の!?」

P「そうだ」

みく「これがみく達にオファーが来てるの!?」

P「正確には俺達、ではなく会社に出してみないか、って話が出てる」

P「まぁ、社長がお前を指名しようとしてるからオファーが来てるでも間違いないか」

みく「ほんと!?みく、やるよ!フシャー!燃えてきたにゃー!」

P「...まぁ出るのはいいが、これは勝負だ」

P「アイドル同士のガチンコ勝負、優劣が付くということ」

P「つまり、この勝負の結果が印象に直結する可能性もある」

P「それでもやるか?」

みく「勿論!みくは誰にも負けないんだから!」



P「さて、と」

P「これが吉と出るか、凶と出るか」

対戦相手︰高垣楓

P「まぁ、やることは変わらない...か」


みく「ライブバトル、頑張るにゃー!」

P「おーおー、燃え上がってるねぇ」

みく「この日のために頑張ってきたんだから、今日は絶対勝つにゃ!」

P「おう、頑張っていくか」

みく「ピーチャンテンション低いにゃ!こう、ボンバー!的なテンションをするにゃ!」

P「日野さんの真似か、それ。まぁボンバー!で頑張りますか」

みく「その調子にゃ!」

スタッフ「すんませーんそろそろ準備のほうよろしくおねがいしますー」

みく「了解ですにゃ、じゃあピーチャンいこ?」

P「...あぁ」

みく「ピーチャン、見ててくれた!?」

P「おう、見てたぞ!今までで最高のステージだったぞ!」

みく「そうでしょそうでしょ?これでみくは勝ったも同然にゃ!ふふふ...」

P「...そうだな、大体なら勝ってたかもしれないな」

みく「えっ?ピーチャン...それって?」

P「...みく、これから見る光景から目を離すなよ」

P「ちゃんと覚えておくんだ」

みく「えっと...?」

司会「それでは次に、西組の高垣楓さんよろしくおねがいします!」

楓「えっと、大勢の前でのライブは毎回緊張しますが、今回は対戦相手が新人さんということで更に緊張しています」

楓「ですが、私もアイドルの端くれ、前川みくさんに負けぬよう精一杯歌わせていただきたいと思います」

楓「それでは聞いてください」

楓「こいかぜ」

みく「...ピーチャン」

P「なんだ?」

みく「知ってたんでしょ」

P「なにが、とは言わないよ。知ってたさ」

みく「...、なんだか言葉が見つからないや」

P「だろうな、俺はDVD見た時に察しちまった。そんなのが生で見たんだ、無理もない」

みく「みくは...甘かったね」

P「甘くはないが、足りなかったな」

みく「みくは調子に乗ってたね」

P「否定はしない」

みく「みくは...まだ、まだ...だねッ...」

P「...あぁ」

みく「悔しいなぁ、何でこんなに悔しいんだろ」

みく「全力でここまで仕事をやって来たよ、なんの仕事も、どんな仕事も頑張ってきた」

みく「けど、あのライブを見て、叶わないって...」

P「...そうか」

みく「みく、どうすればいいかな?」

みく「みくは、どうすれば良かったのかな...?」

P「...わかんねぇよ」

P「ただ、お前はどうしたい?」

P「お前は何をしたい」

みく「みく...は...」

みく「...」

みく「みくは、勝ちたい」

みく「楓さんに勝ちたい」

みく「あんなふうになりたい」

みく「誰をも目を離させない、そんなネコチャンアイドルになりたい」

P「...そうか」

P「そうだな、今日一つ夢ができたな」

みく「夢?」

P「お前をトップアイドルにする」

みく「ッ...!」

P「ネコチャンアイドルはダメだとかほざいていたやつらも、今日のライブで高垣楓さんに魅了されてた奴らも全員お前のダンス、歌、魅力で引きつける」

P「そんなアイドルにしてやる」

P「だから今日はゆっくり休め」

P「明日から、忙しくなるぞ」

みく「...うん!」

P「あぁ、社長ですか?」

P「はい、何とか立ってますよ」

P「ただ無理はしそうですからしっかり見ておかなきゃいけなさそうですね」

P「高垣さん、よく相手として出せましたね」

P「まぁ、あのシンデレラガールを相手にしたんですから」

P「いい経験にはなったと思います」

P「私も、覚悟が決まりましたからね」

P「メリットだけだったか、はちょっと分からないですけど…」

P「まぁ、はい、明日から更によろしくおねがいします」

ちひろ「今日からお世話になります、千川ちひろです」

P「よろしくおねがいしますー」

社長「で、だ、ちひろ君にはこれからこいつを頼みたい」

ちひろ「えっと、これは?」

P「事務処理、いやー人が足りてなかったんですよー」

ちひろ「データに落とすにしても多くない...ですか...?」

P「半月やったら慣れるよ」

ちひろ「就職先...間違えましたかね...」

みく「ピーチャン!赤羽さんって人から電話だよー!」

P「はいはいー」

P「最近は忙しくなってきたなぁ」

みく「それだけ会社が大きくなったってことにゃ」

P「あー、まぁ移転してからかなりでかくなったからなぁ」

みく「でも、みくのプロデュースも忘れないでよ?」

P「勿論...ふぁあああ...」

みく「あれ、ピーチャン眠いの?」

P「最近眠る間も惜しくてな...」

みく「にゃ!?睡眠時間も削ってるの!?」

P「いや、みくの為ならこれぐらい...」

みく「...って」

P「へ?」

みく「こ、こ、に、す、わ、っ、て!」

みく「ピーチャンはなんにも分かってないにゃ!」

みく「ピーチャンが体調崩したらそれこそみくに迷惑にゃ!」

みく「膝枕するからはやくするにゃ!」

P「お、おう...ごめん」

みく「わかったら早く!」

P「えっと、みくはいいの」

みく「早く!こっちも恥ずかしいの!」

P「は、はい!」

みく「...、早く寝るにゃ」

P「無茶をいう、女の子の香りで心臓どっくんどっくんだよ」

みく「っっっっ!!」

P「やめろ叩くな痛い!」

みく「全くもう...」

P「あぁ...でも何だか眠くなってきた」

みく「やっぱり疲れてたにゃ」

P「ごめんな、頼りなくて」

みく「ううん、全然」

P「(あぁ、何だか頭がぼーっとして...)」

みく「ピーチ...わた...たよ...るひと...よ」

幸子「フフーン!私は輿水幸子です!もっとカワイイと褒めたたえてもいいんですよ?」

P「うわぁ」

みく「うわぁ」

社長「どうだね?」

P「社長が好みそうな子で」

社長「ということで担当を任せたい」

P「嘘ですよね?」

社長「ほんと」

幸子「これからよろしくお願いしますね、プロデューサーさん!」

P「嘘だろ...」

幸子「フフーン!ボクはカワイイが故に何をしても許されるんです!」

P「みく、ヘルプ」

幸子「なんですか、ボクを問題児のように!」

みく「えー、みく花より男子読んでるところにゃ」

P「なら、丁度いいじゃないか」

みく「...どこがにゃ」

みく「まぁ、わかったにゃ。これからダンスバトルして幸子ちゃんが負けたらみくの言うことを聞く、どうにゃ?」

幸子「フフーン!勿論いいですよ?ボクのカワイイダンスで倒れないでくださいねー?」

幸子「...むぅ」

みく「みくの勝利にゃ、ぶいにゃ!」

幸子「あ、あれはボクが手加減してあげただけです!」

みく「それはそれでも負けは負けにゃ」

幸子「うぅ...」

みく「じゃあ、約束は守ってもらうにゃ」

幸子「な、なんですか!?痛いのは嫌ですよ!?」

みく「...もうちょっと正直になるにゃ」

幸子「へ?」

みく「回りくどくなく、ストレートにピーチャンに伝えること」

幸子「え、ええ?それだけでいいんですか?今と変わらない...」

みく「幸子ちゃんは言ってないことあるにゃ、それもちゃんと伝えないと」

みく「それが仲良くなる第1歩にゃ」

幸子「...よくわかりません、けど分かりました」

幸子「プロデューサーさん、先程はすみませんでした。ですけどあれはーーー」

みく「幸子ちゃん、いい子だったね」

P「最初はどうなるかと思ったけど、ありがとな」

みく「後輩の面倒を見るのも、先輩の役目にゃ!」

みく「それに、ピーチャンとぶつかった所は共有した方がいいかなって思ったの」

P「俺のためにか?」

みく「みくのためにゃ、自惚れるのも程々にするにゃ」

P「イテッ、酷くないか?」

みく「当然の結果にゃ」

みく「ピーチャン!こっちこっちー!」

P「悪い、待たせたか?」

みく「いーや、今来たとこ」

P「何その彼女みたいなノリ、可愛い」

みく「ふざけてないでいこ、ピーチャン」

P「おう、何だかメガネだとみくじゃなくて前川さんって言いたくなるな」

みく「あー、学校では前川さんってよく言われるなぁ。なんでだろ?」

P「みくの学生姿が清楚すぎてそうなるんだろ」

P「ふふっ...みくが清楚って...なんかおかしいわ...」

みく「ピーチャン、グーパンいくにゃ?」

P「ということでスカウトしてきました」

まゆ「佐久間まゆです、よろしくおねがいします」

みく「...」

幸子「プロデューサーさん...」

P「だって、ティン!と来ちゃったんだもん!」

P「それに佐久間さんだってノリノリで」

まゆ「まゆですよぉ」

P「え?」

まゆ「佐久間、じゃなくてまゆですよぉ?」

P「ま、まゆさん」

まゆ「ま・ゆ、です」

P「まゆが新担当となります」

みく「(また個性が強そうな...)」

みく「ワンツーさんしっ!」

幸子「みーーーーくーーーーさーーーーんーーー!!」

みく「うるさいにゃ!...あれ、なんかデジャブ感じたにゃ」

幸子「あ、あの、佐久間さんが」

みく「まゆちゃんがどうかしたにゃ?」

幸子「まゆちゃんが倒れました!急いて付いてきてください!」

パシン!

まゆ「ッ!」

みく「...なんで叩かれてるかわかる?」

まゆ「...」

みく「まゆちゃんが倒れて、色々な仕事がダメになったにゃ」

みく「確かに売り出しだから本数は少なかったかもしれにゃいけど」

みく「それでもお仕事があったのを全てキャンセルすることになったの」

みく「それはわかってるにゃ?」

まゆ「...はい」

みく「なら、いいにゃ」

みく「でもね」

みく「たくさんの人が心配したんだよ!?」

みく「みくや幸子ちゃんや智絵里ちゃん、そしてピーチャンにも心配かけたんだよ!」

みく「お願いだから、自分の体は大切にして...」

みく「本当にヒヤヒヤしたんだから...」

まゆ「ごめん...なさい...!」

みく「いいよ」

まゆ「ごめんなさい…ごめんなさい…」

みく「ちゃんと、自分を大切にしてね...」

P「まゆの調子は?」

みく「幸子ちゃんが付いてるから大丈夫にゃ、昔程幸子ちゃんはやんちゃしないにゃ」

P「なら、安心か」

P「ごめんな、お前に負担掛けちまって。こういうのは俺がやるべきなのに」

みく「いいにゃ、先輩は先輩風を吹かせられるのが醍醐味にゃんだから」

P「あーくそ、もうちょっと頑張らなきゃな」

みく「体を無理に使って?」

P「...」

みく「そうだったらピーチャンにもまゆちゃんと同じ説教しなくちゃいけないにゃ」

P「そ、だな」

P「無理せず頑張るよ」

みく「ピーチャン、1人で頑張りすぎ」

みく「みくは、頼りないかにゃ?」

P「...あの時の返しか?」

みく「どうかにゃー」

みく「みくは、頼られたいのにゃ」

P「...じゃ、お願いするわ」

みく「任せておけにゃ」

P「困ったら相談しろよ?」

みく「どうしようかにゃー」

P「俺は、頼りないか?」

みく「ふふっ、全然」

みく「ふふ、ふふ、ふふん、ふーん、ふーん、ふーん」

P「みく何見てんだ?」

みく「あ、Pチャンおかえりー。読んでるのはS・Aって漫画にゃ」

P「S・Aとはまた懐かしい、やはりみくも女の子だなー」

みく「勿論にゃ!恋に恋するお年頃なのにゃ」

P「それはどうなんだよ...、みくはそういう相手いないのか?」

みく「アイドルにそれ聞いちゃうのかにゃ?まぁ、みくにはいないかなー」

P「私のココ、空いてます...」

まゆ「じー」

P「はっ!?」

P「あ、あれ?」

P「だ、誰もいない...」

みく「事務所でそういう話はPチャンの命にかかわるからやめた方がいいにゃ」

みく「でも、舞踏会って憧れるなぁー」

P「舞踏会?」

みく「乙女の夢だと思うんだー、可愛いドレスを来て、かっこいい王子様とダンスをする。」

みく「これはどんな女の子でも1度は夢見ると思うの」

みく「みくもこの前社交ダンス部の番組に出たし、ダンスはいけるはずにゃ」

みく「まぁでも、こんなのは夢物語...」

P「じゃ、行くか舞踏会」

みく「へ?」

P「舞踏会ならこの魔法使いが行かせてあげましょう!」

P「いやぁ舞踏会楽しかったなぁ」

みく「楽しかったにゃー」

P「ほぼ挨拶回りだったけど」

みく「それは言わないお約束にゃ」

P「ま、みくと踊れたしよかったよかった」

みく「ダンス、下手くそだったけどね」

P「お互い様だ」

みく「...みく、いつから自分の意思は曲げないって決めたんだっけ」

P「唐突だな」

みく「昔のこと、思い出して」

みく「みく、昔はダンスはギリギリ合格だったなーと思って」

みく「あの時は自分の意思は曲げたくない、って言ってたけど」

P「あー、そうだな」

みく「いつから断言するようになったんだっけなーと思ったのにゃ」

P「いつからだろ、なんかいつだったか覚えてないや」

みく「そうだよね」

みく「じゃあ、改めて言うにゃ」

みく「みくはトップアイドルを目指すことは曲げてないから」

みく「曲げる気もないよ」

みく「みくは、自分を曲げないよ」

P「そうか」

みく「ピーチャンは?」

P「言わなくてもわかるだろ?」

みく「言わなきゃ、分からないよ」

P「イジワルネコチャンじゃないかね?」

みく「何のことにゃ?」

P「ふぅ、わかったよ」

P「俺も、お前をトップアイドルにする夢は諦めてないよ」

P「そうだな、ネコと信念とプロデューサー生命に誓って」

みく「...にゃんだそれ」

P「俺達らしいだろ?」

みく「しーらないにゃー!」

P「あ、ちょっと待て!」

P「走っていきやがった...」

みく「ピーチャンー!」

P「お、おう!なんだ!」

みく「みくから1秒たりとも、目を離さないでねー!」





みく「トップアイドルになって、全員を、ピーチャンをメロメロにするんだから!」



以上です、前川さんに怒られながら、ぺちぺちされながら膝枕されたいと考えてたら出来た
まるで意味がわからんぞ!
Htmlいってきまーす

関西弁の欠片もないところが好き

キリンアイドルって度々あるけどなんかるのか
みくちゃんが幸せそうでなにより
おつおつ

補足として
キリンアイドルはデレステコミュ1より、
「いまの事務所ったら、ねこはもう古いなんて言い出して!これからはキリンアイドルだって!キリンて!にゃんでやねん!」
から来てます

関西弁は許してください、何でもしまむら

>>33
おう笑顔で頑張れや

元ネタあったのかまた賢くなってしまった
解説ありがとうです

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