提督「バンドがしたぁい!」 (230) 【現行スレ】

提督「……………」カリカリカリカリ

提督「ふうっ………これでよしっ、と」ポンッ

提督「よし、次の仕事は……」チラッ

書類の山「」ドッサリ

提督「…」

提督「もうやだー!!!」ガビーン!

提督「…提督になって早4年、毎日真面目に仕事をこなしてきた」

提督「多くの大規模作戦を経験し、堅実な艦隊運用で海軍の中でも目立った戦績を上げてきた」

提督「その結果、海軍随一の甲提督とか呼ばれるようになったが、そんなことはどうでもいい!!」

提督「俺はバンドがしたぁい!!!」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498803398

提督「あぁ…学生時代は良かったな…俺たちが寮に勝手に作った防音室で毎日のように練習してた…」

提督「ドラムの渡辺、ベースの斎藤、リードギターの田中、キーボードの中曽根…あいつらも今や立派な提督だ」

提督「また一緒にバンドをする…なんて事は俺達の立場が許してくれないだろうが、できるならまたやりたいなぁ…ん?」シミジミ

「提督?戦果の報告に参りました」コンコン

提督「おっと…報告か。入れ」キリッ

………次の日

提督「ふふふ、ふふふ…買ってしまったぞ………GibsonのJ-45!!!」ジャジャーン!

提督「音楽のない生活なんてもううんざりだ!これからは誰もいない時に心ゆくまで弾き語りしてやる!!」

「提督?戻ったわよ」

提督「あっやべっ隠さなきゃ。す、少し待て!」イソイソ

………とある日

霞「………最近なーんか変なのよねー」

電「どうしたのです?」

霞「最近執務室の近くで変な音が聞こえるのよ」

暁「あ、暁も聞いたわ!!すごい小さい音だけど…誰かが歌ってるみたいな……」

雷「ええっ…!?な、何よそれ………」ガクブル

響「…ハラショー」ガクブル

不知火「…執務室には提督がいるのではないですか?」

霞「だとするとあの音の出処は提督なんだけど…あの堅物が仕事以外のことすると思えないのよねー」

暁「うーん、たしかにそうね……何なのかしら……」





提督「どうして~♪君が~泣くの~♪」チャラーン



提督「何?執務室から妙な音が聞こえるだと……?」

霞「ええ。いろんな子が不安と恐怖を訴えてるわ。何か心当たりない?」

提督「いや、特に無いな。君たちがそう言うなら調査しておこう」

霞「助かるわ。それじゃ」ガチャリ

提督「……………」

提督(やべぇ…………やっぱ執務室で弾き語りはまずかったか………)ダラダラダラ

提督「はぁ………やっぱり駄目だったか………」

提督「執務室でギターなんか弾いてサボってると思われたら真面目で通ってきた俺のイメージは台無しだ。もう控えるか…ん?」コンコン

「提督、失礼します」

提督「どうした。入れ」

赤城「明日の演習の確認に参りました」ビシッ

提督「ふむ、赤城には今回の演習でも主力として戦ってもらうからな。殊勝な心掛けだ」

提督「演習は明日のヒトヒトマルマルより、呉の田中提督の第一空母機動部隊と行うぞ。田中提督の艦隊には失礼の内容に頼む」

赤城「はい、ありがとうございます。では失礼いたします」

提督「ああ」

ガチャリ

提督「………学生時代にバンドを組んでた田中か、会うのは卒業以来だな。少し楽しみだ」ウキウキ

………次の日、演習終了後。某居酒屋

提督「いやぁ~久しぶりだな田中!頑張ってるみたいじゃないか!」

田中「お前に言われたかねえよ!まさか俺の虎の子の空母機動部隊があんなにあっさりやられるとは思ってなかったぜ………」

提督「ははは!まあウチの艦隊は強いからな!」

田中「全く…ウチの艦娘もお前のとこの艦娘みたいにしっかりとしてくれればいいんだが…」

提督「ん?お前のところは違うのか?」

田中「んー、まあお前の鎮守府とは雰囲気は違うな。もうちょいウチはゆるゆるな感じだぜ。お前のところみてえに最前線じゃねえから仕方ねえのかもしれねえけどよ」

提督「ゆるゆるな感じって…どういうことだ?」

田中「どうしたもこうしたもねえよ。あいつら、俺のことをお兄ちゃんか何かだと勘違いしてやがる。まあ、俺も楽しいから良いんだけどな」ハハハ

提督「楽しむのは結構だが、ちゃんと仕事はしろよ?」

田中「学生時代散々馬鹿やってたオメェには言われたかねえよ!!」

提督「ははは!違いないな!!」

田中「あの頃は楽しかったな。毎日お前が率先してみんな集めてセッションしてたっけか」

提督「そうだな…あれ以来もうバンドはしてないけど…たまにやりたくなるよ」

田中「あれ、お前音楽辞めちまったのか?あんなに好きだったのに」

提督「提督やりながらなんてできるわけ無えだろ!!第一メンバー集まらないし…」

田中「艦娘とやればいいじゃねえか。俺はそうしてるぜ」

提督「……!?!?!?」ビクッ

提督「艦娘と…バンドを組むのか?」

田中「ああ。今日の演習で戦陣切って艦載機飛ばしてた蒼龍いるだろ」

提督「ああ、あの勇敢な子か」

田中「あいつはボーカルだ」

提督「!?」

田中「後ろの方からチマチマ援護を送ってた瑞鶴。アイツはドラム」

田中「最後まで大破せずに艦載機を飛ばし続けてたグラーフはベースだ」

田中「そんで、ギターの俺を加えて4人でバンドをやってるぜ」

提督「何だと…!?」

田中「はじめはやっぱり上手くできないんだけどな、あいつら練習頑張るから今は結構レベル高いこともできるようになってるんだぜ」

田中「その成長の過程を見守ってくのも楽しいぞ」ハハハ

提督「………」

田中「そうそう、今度ウチの近くのハコでライブやるんだよ。お前見に来るか?」

提督「あ、ああ。暇があったら行くよ」

田中「おう。お前んとこの艦娘も連れてこいよ。ほいチケット」

提督「お前…チケット売りたいだけだろ」

田中「ははは!毎度あり!」

とりあえず以上。
もしよろしければ登場させてほしい艦娘を好きに書いてくれると助かります。その子が提督とバンドを組むかもしれません。
あんまりレスつかなかったら適当に自分が出したい艦娘出します。

キャラ紹介

・提督
海軍随一の敏腕提督としての呼び声が高いが、実は音楽が大好き。戦争がなければたぶんバンドマンをしていた。
興味を持って様々な楽器に手を出しているため、ギター以外の楽器も色々弾ける。絶対音感持ち。

ここの提督でもバンジョーはできないと思う

皆さんレスありがとうございます。レスをいただいた艦娘の中から適当に選んでいきます。
今回選ばれなくてもまた今後出すかもしれないんで、そこはご勘弁。

>>15
提督「海軍学校のブライアン・ジョーンズと呼ばれた俺をなめるなよ…?」

吹雪「はぁ…音楽に興味がある子ですか…」

提督「ああ。田中提督からライブのチケットをもらってな。私だけでは彼らも寂しいだろう」

吹雪「そうなんですか!私それいきたいです!実は私も結構音楽聞くんですよ?」

提督「何?そうなのか?」

吹雪「はい。ロシアの音楽をよく聞いています」

提督「なぜロシアなんだ…」

吹雪「昔からロシアが好きなんですよね。実はロシア語も勉強しているので多少喋れますよ」

提督「お前とは4年の付き合いになるが…知らないことばかりだな」

吹雪「ふふふ、それはお互い様じゃないですか?」

提督「まぁ、そうだな…それじゃあライブの件、頼んだぞ吹雪」

吹雪「はい。何人か心当たりがあるので声かけてみますよ。それでは失礼します」ガチャリ

提督「ああ…ふぅ…」

提督「これで音楽に興味を持ってくれる子が出てきてくれるといいんだが…」

……ライブ当日、とあるライブハウス

ワイワイニギニギ…

提督「それにしても…結構来てくれたな」

吹雪「ええ。長月ちゃんが音楽好きなのは知ってましたからまずは長月ちゃんに声をかけて…」

長月「あとは私が誘ったという寸法だ」

雲龍「…」ボー

早霜「…」ボー

武蔵「ふふふ、楽しみだ」ワクワク

舞風「よーっし!!今日は盛り上がるぞー!」ピョンピョン

提督「長月と舞風が音楽が好きなのは知っていたが…武蔵と雲龍は意外だったな」

武蔵「そうだったのか?私は君が音楽好きだということのほうが意外だったぜ?」

雲龍「ええ。提督は仕事の鬼っていうイメージがあったので…」

提督「う…俺の同期に聞かれたらひっくり返りそうなセリフだな」

渡辺「ははは、そうそう。君はいっつもバカ騒ぎしてた。それで一緒に教官に怒られたりしたっけか。ね」バシッ

提督「うおっ!?…お前、渡辺か!!久しぶりだな!!!」ビクッ

渡辺「うん、久しぶりー。今日はどしたの?田中くんのバンドを聞きに?」

提督「ああ。この前演習したときに誘われてな。お前は?」

渡辺「私は今日田中くんの艦隊と演習だったの。あ、こっちは私の艦隊の龍田と天龍ね。ほら、挨拶しなさい」

龍田「かねがね噂はお聞きしております~。龍田です~」ペコリ

天龍「渡辺第一艦隊旗艦の天龍だ。よろしく頼むぜ」ペコリ

提督「そうだったのか…おい、お前らも渡辺提督に挨拶しろ」

吹雪「あ、失礼しました。吹雪です。…提督、こちらの綺麗な方は?」

提督「俺の同期の渡辺だ。今は確かラバウルの司令官だったな」

渡辺「うん、横須賀の君たちとは今までなかなか一緒する機会がなかったからね。よろしくね~」

長月「長月だ」

武蔵「武蔵だ。よろしく頼むぞ」

雲龍「雲龍です」

舞風「舞風でーっす!!よっろしくー!!!」

提督「それで、田中の出番はいつ頃なんだ?」

渡辺「田中くんたちはトリのはずだから…3つ後かな」

提督「なるほどな」

武蔵「…すまん、よくわからないんだが」

渡辺「ああ、ごめんね。このイベントはワンマンじゃないから、いろんなバンドが出演してるの」

長月「じゃあ出演するバンドが3つで、最後に田中提督たちのバンドが出てくるというわけだな」

渡辺「うん」

早霜「いろんなバンドが聞けますね」

雲龍「そうね、楽しみ…」ボー

フッ…

舞風「あ、照明が落ちましたね」

提督「ああ、そろそろ始まるぞ」

………

ジャァァァァァン!アリガトウゴザイマシター!ワァァァァァァ!!!!

提督「これで二つ目が終了…次が田中達か」

渡辺「そうだね…それにしても君のところの艦娘、すごいノリの良さだね…」

長月「ライブを見るのは楽しいな、なあ舞風!!!」ピョンピョン

舞風「うん!すっごい頭振っちゃったよ!!!」

早霜「ふふふ、明日筋肉痛になるわよ?」

ワーワー!!

提督「おう…俺もちょっと驚いてる…」

武蔵「まあ基本的に鎮守府にいてはこういう体験はできないからな」

雲龍「うん。たまにはこういうのも良いわね」

吹雪「しかし次で最後ですか…時間が流れるのは早いですね」

渡辺「それがライブの醍醐味だよ」

吹雪「そういうもんなんですか…あ、照明落ちましたね」

雲龍「田中さんたちの出番ね。暗幕が上がるわよ」

スルスルスル……

蒼龍「皆さんこんにちはー!!「The ruler of sky」です!!今日は最後までいてくれてありがとうございまーす!!」

イェェェェェェ!!!ソウリュウチャーン!!!!!ドヤドヤドヤ

武蔵「あいつ…蒼龍か!和服以外は初めて見たな」

吹雪「そうですね。いつもと全然イメージ違うなー…」

蒼龍「あはは、ありがとうございます。それじゃあさっそく一曲目行きたいと思います。最後まで盛り上がっていってくださいねー!!」

イェェェェェェェェェ!!!!!!!!

田中「…」ジッ

グラーフ「…」コクッ

瑞鶴「…」タン、タン、タン、タン

ギュィィィーン!!ギャギャギャギャッ!!

ワーワー!!………

………

ジャァァァァァン!!!キュルララララギイイイイン!!キュルルル…

蒼龍「ありがとうございました!!!」

ウオオオオオオオオオ!!!!!イェエエエエエェェェェェ!!!!!フゥゥゥゥゥ!!!!

渡辺「いやー、田中くん相変わらずギター上手かったね」

提督「そうだな。それにしても…あの瑞鶴、お前よりかドラム上手いんじゃないか?」

渡辺「最近叩いてないからなー…もしかしたらそうかも…」

提督「ははは、お前もか…ん、どうした長月。そんな間抜けな顔をして」

長月「すごかった…もう終わってしまったのか…」ポー

舞風「いやー、汗が気持ちいいねえ…」

武蔵「そうだな。いやぁ、今日は来てよかったよ」

雲龍「そうね、いいストレス発散になったわ。提督、ありがとうございます」

提督「そうか、そりゃ良かったよ」

田中「おうお前ら!!!来てくれてありがとな!!どうだった!!!」

提督「相変わらずむちゃくちゃに暴れてたなお前は…なんなんだよあのソロ」

渡辺「あのソロに合わせられるドラムの子はすごいね…」

田中「おっ!だってよ瑞鶴!!ほめられてんぞ!!」

瑞鶴「あ、ありがとうございます…みんなと練習したからね!」テレテレ

吹雪「提督?この後はどうするんですか?」

提督「ん、そうだな…田中、このイベントって打ち上げとかあるのか?」

田中「おう!軽く片付けたらすぐ始めるぜ」

提督「この後に打ち上げがあるみたいだぞ。お前らも参加していくか?」

舞風「もちろん!!蒼龍さんたちとも話してみたいですし!!」

武蔵「そうだな。私も少しあいつらと話してみたい」

早霜「ご一緒いたします」

雲龍「…」ポー

提督「…よし、じゃあ俺たちは打ち上げに参加してくぞ」

吹雪「了解しました」

渡辺「私たちも残ってこっか」

天龍「ん、そーだな」

龍田「楽しかった~」

………打ち上げ、宴もたけなわ

ワイワイザワザワ

舞風「すっごい歌上手でしたね!!感動しちゃいました」

蒼龍「えへへ…そんなことないよ…」テレテレ

天龍「いやいや、めっちゃかっこよかったぜ!!」


グラーフ「…んくっ…ぷはぁっ…」グイッ

武蔵「…おっ、なかなかやるな」ゴクゴク

提督「おいお前ら、飲むのは良いがほどほどにしろよ…」


田中「はぁー、みんな楽しんでくれたみてえでよかったぜ」

渡辺「そうだね、田中くんもかっこよかったよ」

田中「ははは!そりゃ当たり前だ!!なあ瑞鶴!!」

瑞鶴「ちょっと…そんな話私に振らないでよ」

雲龍「ふふっ」クスクス


ザワザワザワ…

提督「なあ田中、せっかく渡辺もいるんだし、ちょっとやらねえか」クイッ

田中「お!お前ならそういうと思ったぜ!!やろうぜやろうぜ!」

渡辺「えー?でも私しばらく叩いてないよ?」

提督「いいからいいから。グラーフちゃん、ベース借りるよ」ヒョィ

グラーフ「別に構わないが…あなたが弾くのか?」

田中「お、こいつを舐めちゃあいけねえぜ。こいつは音が出るもんなら何でも弾きこなすって海軍学校じゃ話題だったからな」

長月「え、提督、ベース弾けるのか?」

提督「ああ。昔少し齧っててな…WarwickのPJか。いい趣味してるぜ」ジー

武蔵「へえ…そりゃまた意外だな」

雲龍「これは楽しみね」

田中「よし、あーあーあー。皆さん、楽しんでますか~?」

イェエエエイ!!

田中「いぇ~い、元気があるようでよろしい。実はね、今日は僕が学生時代にバンドを組んでた友人が見にきてくれたんですよ」

田中「そいでね、せっかくだしこれから彼らとジャムセッションをします。酒の肴にでも聞いといて」

イェェェェェイ!!

提督「…」ブゥゥゥゥン…

渡辺「…」ドンドンドンタン…タタタン

武蔵「」ワクワク

長月「」ワクワク

提督「準備できたか?」

田中「いつでも行けるぜ」

渡辺「こっちも大丈夫だよ!」

提督「よし、それじゃ行くか」

渡辺「1,2,3…」タタドド

提督「…」ブゥゥゥン

田中「…」チャラララッ

ベベベベボボッベーチャラララララー

瑞鶴「わぁ…すごい洒落てるわね。ためた感じのリズムが良い感じ…」

グラーフ「ああ。提督のギターが若干前に出てるのをベースがうまく支えている。彼、相当できるぞ」

提督「…」ベベベベボボッ

長月「…そうなのか?」

蒼龍「まあ、即興であそこまでできる人ってなかなかいないよね」

グラーフ「そうだな。…それにしても良いベースラインを引くな、彼…」

タタドドタタドドタタドドドドタン…

瑞鶴「ん、そろそろ提督さんのソロかな」

グラーフ「雰囲気的にそうだな」

吹雪「そんなのわかるんですか?」

グラーフ「まあ、なんとなくだが…ほら来た」

田中「」キュィィィィン!!ギュルルゥゥゥ…

キロリロキロリロキロリロ

雲龍「すごいソロ…」

早霜「すごい速弾きですね…」

田中「よし来い!!」ギャァァァン!!

提督「おうよ!!」ブゥゥン!

ティリーンテレリレレリレテレリロ

瑞鶴「ギターソロをベースソロで返した…!?」

舞風「提督…すごい…」

ベベッボベベッペジャラララッ

グラーフ「すごいな彼…スラップからコード弾きまで…まるでビクター・ウッテンだ…」アゼン

吹雪「それにしても提督…楽しそうな顔してますね…。あんな顔初めて見ました」

武蔵「初期艦の吹雪でもそうなのか」

吹雪「はい…いつも眉間にしわを寄せてましたから…。本当に楽しそう」

提督「…」ニコニコ

ジャァァン…

ゥォォォオオオオオオオ!!!!スゲエゾベースノアンチャン!!!ドラムノコモマジパネエ!!!ワァァァァァァァ!!!

提督「いやー、楽しかった。やっぱ最高だなお前ら」ニコニコ

田中「ああ。斉藤と中曽根がいないのが悔やまれるな」

提督「あいつらは北方戦線だからな…仕方ないよ」

渡辺「そうだね…それにしても楽しかった…またバンドやりたいなぁ」

田中「渡辺も艦娘とやったらどうだ?」

渡辺「そーだね…おーいてんりゅー!!!」

テンリュー、バンドクモー!!ウワッ!!テイトク!!!ダキツクナヨ!!!

田中「今日のコレでお前のところの艦娘も多少興味を持ってくれたんじゃないか?」

提督「そうか…!このタイミングで誘えば…俺が音楽好きってこともアピールできたし!!」

田中「おう、行って来い行ってこい」

提督「よし、おーいふぶ…」

長月「なあ提督…」

提督「あ、ああ長月。どうした?」

長月「提督とか蒼龍さんたちを見てたら私もバンドをやりたくなったんだ」

提督「(おっしゃ、来た!)うん、それで?」

長月「それでな…私と吹雪と武蔵と雲龍と舞風でバンドを組もうって話をしてたんだ。提督にいろいろ教えてもらえると助かるんだが…」

提督「ああ、構わないぞ。楽器はそれぞれ何をやるんだ?」

長月「私がギターで吹雪がボーカル、武蔵がベース、雲龍がキーボード、舞風がドラムだ」

提督「ああ、その辺の楽器なら全部弾けるから俺が面倒見てやれるぞ」

長月「本当か!助かる!!おーいみんな!!!」タッタッタ

エ、ホントニ!ヤッター!!

提督「よし、やったぞ…これで俺の鎮守府ライフにようやく音の波が…ってあれ?」

提督「これじゃあ俺がバンドをできなくないか?」

提督「…」

提督「まいっか!」

今日のところは以上!早霜はバンドスタッフ的なアレをやるそうです。
次回からは本格的な練習パートを書きたいと思っています。更新はおそらくかなり不定期になるかと。それではまた。

音楽ってなんかいろいろ難しい言葉が出てくるよね
それをよくわかんないなーと思いながら見ているのも楽しいんだけど

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>>42
あ、申し訳ないです…。次回からわからなさそうな用語は解説を書いておきます。それでもわかんない場合はググると吉。
とりあえず前回の用語解説を置いておきますね。リンクの音楽は長いのもあるのでBGMにでもして聞いてやってください。

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昨日書くの忘れてたすんません…というわけで日曜のアドを最大限に利用して更新してこうと思います。それでは初めて行きます

………次の日、横須賀鎮守府

提督「さてと、あいつらのために鎮守府内にスタジオを用意してやらないとな」

吹雪「スタジオですか?」

提督「ああ。練習するにはまずスタジオが必要だからな。別に使ってない倉庫とかでやらせてもいいが…俺も使いたいし気合入れて整備をしようと思う」

提督「それにしてもどうするかな…マトモに業者に頼むと上から怒られるし…」

吹雪「妖精さんたちに頼んでなんとかできないんですかね」

提督「吹雪、それだ!ちょっと工廠に行ってくるぞ」

吹雪「はい、お気をつけて」

………工廠

提督「失礼する」

妖精「オッ、テイトクジャネエカ!メズラシイナ!」

提督「まあ、私自らここに顔を出すことは中々しないからな。…それはさておき、作ってもらいたいものがあるんだが」

妖精「ナンダ?ナンデモイッテミロ?」

提督「高い遮音性を持った多目的室だ」

妖精「ハァ?ナンデエソリャア?」

提督「急にちょっと必要になってね…人間の業者に頼むわけにも行かないしここに来たんだが…行けないか?」

妖精「ンナワケネーダロヤッテヤル!オレタチニフカノウハネー!」

妖精「タダ…」

妖精「シゲンガコンダケヒツヨウダナ」ピッ

提督「鋼材50000に燃料、弾薬8000、ボーキサイトが20000、開発資材が2000か。分かった、用意しよう」

妖精「オウヨ!」

提督「ところで…」

妖精「ン?」

提督「鋼材が必要なのはわかるが、ボーキサイトと燃料弾薬は何に使うんだ…?」

妖精「シルカ!ダマッテモッテキナ!」

提督「まあそれでできるなら文句は言うまい…時間はどの程度かかる?」

妖精「ホラヨ」

タイマー「02:59:47」

提督「三時間か…戦艦より早く作れるんだな…」

ワイワイガヤガヤ

提督「よし、これでスタジオは確保…と。ん?執務室が騒がしいな…」ガチャリ

吹雪「あ、返ってしましたね。お帰りなさい」

武蔵「ああ、やっと戻って来たな」

長月「待ちわびたぞ」

提督「騒がしいと思ったらお前らか…どうした」

長月「今から各自の楽器を買おうとしていたのだが…何を選べばよいのかわからなくてな」

武蔵「まずは君の意見を皆で聞いてからにしようという話をしていたんだ」

提督「なるほどな…舞風と雲龍は…出撃を命じていたか。お前らの今後の予定は?」

武蔵「君…資材消費を気にして私をあまり運用しないだろう。今日は基本的には何もないよ」

長月「私も今日は遠征がなかったから暇しているぞ。だからいつものようにCDを聴き漁る予定だった」

吹雪「私は秘書官としての仕事が多少ありますが…まあだからと言って別に何かがあるわけではないですね」

提督「つまりお前ら暇しているということか。よし、なら舞風と雲龍には悪いが、今から楽器を買いに行くぞ」

長月「お、そいつはいいな。だが、提督の仕事は大丈夫なのか?」

提督「あの程度一日遅らせても平気さ。夜までに戻ってくれば何とかなる」

武蔵「流石の頼もしさだな。ちなみにどこへ行くんだ?」

提督「そうだな、少し遠いがまずは御茶ノ水だ」

………電車に揺られること約一時間半。JR御茶ノ水駅、御茶ノ水橋口

提督「着いたぞ」

吹雪「横須賀から結構かかりましたね。でも司令官、どうして御茶ノ水なんですか?」

提督「御茶ノ水は恐らく日本で一番楽器屋が集中している場所だからな」

武蔵「そうなのか?」

提督「ああ。イシ○シ楽器や○倉楽器の本店や、BIG○OSSのようなESP系列の店もある。そこまで広くない場所に大量のギターが集中しているから、自分好みのギターを探しやすい」

提督「それと、御茶ノ水の楽器屋は価格競争をしているのか知らないが、何故か他の地域に比べて値段が若干安いし、値切りにも気軽に応じてくれる傾向にあるから敷居が低いんだ。俺も学生時代、散々お世話になったよ」

長月「ほー…あ、前の方に看板が見えるぞ。あれが提督が今言ってた「ビッグボス」か」

提督「ああ。あそこで買ったギターはメンテナンスが永年無料で受けられるサービスがついている。また、若干割高にはなるが、ギターのオーダーとかもしてくれる所だ。まあ今日はまずあそこには行かない」

長月「何故だ?」

提督「あそこにはGrassrootsやEdwardsと言ったESP系列のブランドしか置いていないからな。その辺は別に他の楽器屋でも見れるし…お前らももっといろんな楽器を見て回りたいだろう」

………楽器街

バンドマンA「へっへっへ………ついにローンで買っちまったぜ………」

バンドマンB「お前…前のギターのローン完済してんのか…?」

ワイワイガヤガヤ……

吹雪「うわーすごいですね。ギター背負ってる人がたくさん…」

武蔵「まさにバンドマンの街、と言った感じだな」

提督「まあ楽器街だからな。そういやお前ら、好きなミュージシャンとかいるのか?」

長月「カート・コバーン!」

武蔵「私はフリーだな」

吹雪「私は断然ヴィクトル・ツォイです」

提督「カートとフリーは分かるが…誰だそいつは?聞いたことないぞ」

吹雪「あれ、提督知らないんですか?ツォイはソ連の伝説的なロックバンド「Кино」のボーカルとして知られていて、ロシアでは絶大な知名度を誇っているんですよ。中でも彼の代表作、「Группа крови」は今でも世界中の人に聞かれていて、モスクワにある…」ペラペラ

提督「あーすまない、あとで調べておこう」シレッ

吹雪「あ、ここからが本番なのに…」

武蔵「急に話し始めたな…」

長月「私も吹雪とは長い付き合いだが…こんな一面があるとは知らなかったぞ」

提督「そうだな…こいつとは4年の付き合いになるが私もよく分からん…よし着いたぞ、まずはここだ」

イシバ○楽器「」デデン

………店内

ッシャセー!イシバシガッキデハ…カイサイチュウ!

吹雪「うわぁ…すごい数の楽器ですね…」キョロキョロ

長月「そうだな…どれがどれだか分からんぞ…」

提督「俺が片っ端から説明しよう。…まずはギターだな。すまないが武蔵はその辺を適当に見ていてくれ。案外広いから見ているだけでも楽しいぞ」

武蔵「ああ、そうするよ」

・吹雪と長月、ギターを買う

提督「まあギターと一口に言っても多くの種類があるわけだが、エレキギターだけに限ってざっくり言えば、実は殆どの場合二種類に分けれるんだ」

吹雪「そうなんですか?」

提督「ああ。一番の違いはピックアップの違いだな。まあまずはコレを見てみろ」ヒョイ

Fender stratocaster「」ジャジャン

長月「よく見かけるタイプのギターだな」

提督「フェンダーのストラトキャスターは現在のロックシーンでも最もスタンダードなエレキギターの一つだ。代表的な使用ミュージシャンはクラプトンやジミヘンとかだな」

長月「ああ、確かにこんなのを弾いていたな」

提督「ボディをよく見てくれ」

吹雪長月「…?」ジロジロ

提督「ボディの中心くらいに3つついてる楕円形の変なスイッチみたいなのがあるだろう。それが「ピックアップ」だ。そこでギターの音を集めてアンプから出力する」

長月「これか。ということは、こいつはギターの音を集めるマイクみたいなものか?」ツンツン

提督「ああ。その認識で間違ってないぞ。…で、次はこっちだな」ヒョイ

Gibson Les Paul studio「」デデン

吹雪「こっちのギターは…ピックアップは4つ…ですか?」

提督「残念、2つだ。コイツに載ってるピックアップは「ハムバッカー」と言ってな、向こうのストラトについてる「シングルコイルピックアップ」を2つ合わせて1つのピックアップにしているんだ。だからこっちについてるピックアップは計2つだな」

長月「へぇ…具体的に何か変わるのか?」ツンツン

提督「マイクを変えればもちろんその音は大きく変わる。シングルコイルは歯切れがよくきらびやかな音がするな。ハムバッカーは重厚な音で暖かみがあり、かなり歪ませても使える…まあ百聞は一見に敷かずだ。まずは俺が弾くから音をよく聞いてくれ」スイマセーン!

店員「試奏ですねー!チューニングしますんで少々お待ちを!」

長月「」ワクワク

吹雪「」ワクワク

………

店員「はいっ、どうぞ!」

提督「ありがとうございます。さて、まずはシングルコイルのギターだな」チャララーン

吹雪「わあ…キレイな音…」

提督「まずはクリーントーンで行くぞ」チャキチャキ

チャラッチャラッチャキチャキチャキッ

長月「うーん…なんかバリバリしていると言うか…」

吹雪「電気的な音ですね。すごいキラキラした感じ」

提督「歪ませてみるぞ」カチッ

ギューン!ギャッギャッギャッギョーン!

吹雪「すごい…!一気に変わった!!」

長月「これはまんまジミヘンの音だな」

提督「個人的な感触だが、シングルコイルのギターはあまり歪ませすぎないくらいが一番気持ち良いな。次、ハムバッカーのギター行くぞ」スイマセン

………

店員「はいっ、どうぞ!」

提督「ありがとうございます…うん、いい感じだな」テレレレーン

テレリロリリーン…チャラーン

吹雪「こっちは何だかおしゃれな音ですね」

長月「さっきのに比べて…何というか…暖かい感じだな」

提督「そうだな、クリーントーンの暖かい音色もこのギターの特徴の一つだ。だが、最大の特徴は歪ませたときに現れる…!スイッチオン!」カチッ

ギューン!ギャギャッギャギャッジヤァァァァァン…

長月「図太い音だな」

吹雪「すごい「ロック」って感じの音ですね…」

提督「そう、この図太い音がハムバッカー最大の特徴だ。ハムが載ってるギターはどれも歪みのノリがいいな。カートのジャガーなんかもそうだぞ。まあ個体差はあるけどな」ギャギャッギャギャッギャギャッ

長月「カートのギターとはまた違った音色だな」

提督「ああ。ジャガーはハムのギターの中でも少し特殊だからな。だが歪みのノリが良いという点では変わらん」ア、アリガトウゴザイマシタ

提督「…とまあいろいろ講釈を垂れてみたが、ギター選びでは見た目も重要だからな。最終的には自分が気に入ったデザインのギターを選ぶといい」

提督「それじゃあ俺は武蔵のところに行くから。お前らは適当にギターを見て回ってくれ。気に入ったのがあったら弾いてやるから声を掛けろよ」

吹雪「はい、ありがとうございます!」

長月「よし、それじゃあ見に行くか」ワクワク


・武蔵、ベースを買う

提督「待たせたな。何か気になるものはあったか?」

武蔵「うーん…いろいろありすぎてよくわからないぞ」

提督「ははは、まあそうだよな。実はベースもざっくり分けると大体三種類なんだ」

武蔵「なに?そうなのか?」

提督「ああ。一つ目は「プレシジョン・ベース」だ。このテトリスミノみたいなピックアップが乗っかってる奴だな。図太くロック向きの音が出るベースで、指弾きはもちろんピック弾きとの相性も良い。ロックでよく使われている印象だな」ヒョイ

Fender Precision bass「」ジャジャン

武蔵「うーん…The ベースって感じだな…」

提督「武蔵はロックを聴くんだったな。だったら確かにプレべは見慣れているし聞きなれているかもしれないな。で、次はこっちだ」ヒョイ

Fender Jazz bass「」デデン

武蔵「…違いがよくわからないぞ」

提督「ははは、見た目は確かに似ているな。だが音は全く違うぞ」

提督「この「ジャズベース」はおそらく現在のベーシストの中で一番使ってる人が多いタイプなんじゃないかな。とにかくどんなジャンルにも使える万能なベースだ。特に、スラップをした時の音がイイな」

提督「あと、さっきのプレシジョンベースに比べてボディが軽くてネックが細いから弾きやすいのも特徴だな。女性のベーシストはジャズベを使ってる人が多い印象だ」

提督「三つめは「その他」だな」

武蔵「…ずいぶん乱暴なカテゴライズだな」

提督「そうなってしまうほど、プレべとジャズべを使っているミュージシャンは多いんだ。実際その二つ以外を使っているベーシストは少ないからな」

武蔵「ふぅん…で、どんなのがあるんだ?」

提督「例えばコレだな」ヒョィ

MUSICMAN StingRay「」ドドン

武蔵「あ、これは知っているぞ。フリーが使ってたやつだな」

提督「そうだな。レッチリのフリーが使用したことによって世界的に有名になったベースだ。…だがこいつは少々特殊でな、正直初心者が使いこなせるシロモノではないと俺は思う」

武蔵「そうなのか?」

提督「ああ。このベースの最大の特徴はベースの内部に音の成分を調整できる「イコライザー」を内蔵していて、弾いている最中に自分の好きな音に変えられることなんだが…何のことかさっぱりだろう」

武蔵「…ああ、すまない」

提督「ははは、まあ仕方ない。こういうことは練習してく内に分かっていくからよほどコレがいいとかじゃなければ分かるようになってから手を出すのがいいと思う」

武蔵「そうだな」

提督「よし、それじゃあ順番に弾いて行くぞ」スイマセーン!

……

店員「はい、どうぞ!」

提督「ありがとうございます。それじゃあまずはプレベからだな」ベンベンベンベン

ベベベベッボボボッベベベベベッベッベ

武蔵「…重厚な感じだな」

提督「そうだな。ピック弾きにするとさらに重たくなるぞ」

ベンベンベンベンボンボンボンボン

武蔵「なるほどな。ちょっと固い感じになったな」

提督「ああ。指で弾くかピックで弾くかというだけで音はだいぶ変わるからな。よし、次はジャズべ行くぞ」

提督「…」ビンビンビンベンベンベンベベベテレレッ

武蔵「あー本当だ、思ったより全然違う」

提督「だろ?こっちのほうがより軽くてグルーヴィな感じがあるな。よく聞くベースの音はこっちかもしれん。ジャズべはスラップもいいぞ」

ボペッペボペッペボボペペボボペペ

武蔵「おお…かっこいいなこれは」

提督「ベースはバンドの中でもギターやボーカルに埋もれがちだが、こうやってスラップ奏法を使ったりするとバンドの中でも存在感を発揮できるんだ」ベベペペベベペペ

武蔵「そうだな。こいつは目立ちそうだ」

提督「よし、最後にスティングレイを弾いてみるか」スイマセン

店員「はい、少々お待ちください」

店員「…」ベーン…ベーン…

店員「はい、どうぞ!」

提督「ありがとうございます。よし、じゃあ行ってみるぞ」ベーンベベベベッ

武蔵「おお…更に存在感が増したな」

提督「そうだな。スティングレイはアクティブのベースだし、やはりベースが前に出てくる感じがするな」ベッベッベッベ

武蔵「アクティブ…?」

提督「ベースの本体に電池を入れて動かすベースをアクティブベースというんだ。さっきの二つはパッシブと言って、電池を入れる必要がない」ボペッボペッ

提督「アクティブのベースはパッシブに比べて音圧のある大きい音が鳴るからな。音の立ち上がりも早いし、好んで使うベーシストもちらほらいるぞ」

武蔵「ほう…」

………

提督「とまあ、大体こんな感じだな」

武蔵「ありがとう、よく分かったよ」

長月「司令官ー!気になるやつがあるんだ!!弾いてみてくれー!!」

提督「ん、分かった。今行くから待ってろ。武蔵も何か気になったのがあったら弾いてやるから言えよ」

武蔵「ああ」

………約二時間後

提督「皆決まったみたいだな」

吹雪「はい!私はこれにしました!!」

PRS SEcustom24(青)「」ジャジャン

提督「PRSのSEか。値段の割にはとても良いギターだぞ。少しネックの形が特殊だから弾きづらいが、練習次第でどうにでもなる」

吹雪「はい!!実は見た目で選んだんですけど…」

長月「私はコレだ!」

FenderMEX Duo-Sonic HS(緑)「」デデン

提督「うん、カートが好きならこのギターも良く鳴らせるだろう。見た目に反して荒々しいサウンドを持っているギターだからな」

長月「ふふふ、そうだろうそうだろう!これで私もカートみたいに…」ニヤニヤ

武蔵「あいつは置いておいて…私はこれにしたぞ」

FenderUSA Precision bass(サンバースト)「」デデン

提督「ずいぶんイイのにしたな。高かったんじゃないか?」

武蔵「戦艦の給料を舐めるなよ。この程度屁でもないわ」

長月「月給も超弩級か?」ツンツン

吹雪「長月…テンションが上がりすぎてちょっとうざい…」ボソッ

長月「おい」

提督「ははは、まあお前らが楽しかったみたいで何よりだ。それじゃあちょっと帰りがてらにアンプとドラムセットを買っていくか」

長月「アンプ?デカいやつか?」

提督「おう」

武蔵「…鎮守府で鳴らしたら流石に他の艦娘に迷惑じゃないか?」

提督「いや、実は今日の朝に妖精さんに頼んで防音室を作ってもらったんだ。これから毎日ギターが弾けるぞ~♪」ルンルン

長月「そんなことをしていたのか…」

武蔵「それにしても楽しそうだなこの男は…」

提督「ふっふっふ~♪楽器が~♪弾ける~♪」ルンルン

今日のところは以上。皆で楽器を買った話でした。
後はは今回も専門用語っぽいの大量に出たんでその都度注を書いて投下します。

用語解説

・スタジオ
バンドマンたちが練習に使うリハスタ(リハーサルスタジオ)のこと。
マイクを接続したり録音ができたりするミキサーと、ベースアンプ&ギターアンプ×2とドラムセットというのが基本形。
キーボードを置いてくれたりしてるところもある。案外レンタル料金が高いので、基本無職なバンドマンたちの財政事情を揺さぶる主な要因の一つ。

・御茶ノ水の楽器街
本当に楽器屋が多い。
値段が手ごろ(2万から4万くらい)な中古楽器を中心に揃えている楽器屋もあり、本当に敷居が低めな場所なので、音楽に興味があるけど今一歩踏み出せない人は是非とも一度行ってみてほしい。

・ESP
日本の世界的な楽器メーカー。V系の人が良く使っている印象。
値段がべらぼうに高い(15万~200万とか)割に質が悪いと結構日本国内では散々に叩かれている、気がする。
>>1は見ていないのでわからないが、バンドリに出てくるギターはESP製らしい。
バンドマンでも好きな人はあまり見たことはないが、Snapperとかは普通に出来が良いギターだから>>1は好きだ。

・Edwards
ESPの傘下の楽器メーカー。ESPよりも質を落として、中価格帯(4万~15万くらい)のギターやベースを作成している。
こっちは値段の割に質が良いと、比較的使っている人が多い印象。実際、悪くない。

・GrassRoots
ESPの傘下のEdwardsのさらに下のメーカー。安い楽器(2.5万~7万くらい)を売ってくれている。
正直学生以外で使っている人は見たことない。音もそんなに良くない。

用語解説

・楽器のローン購入
ギターやベースは高いものは高いが、それを主に買うバンドマンは基本貧乏である。
そこで、36回までの分割払いなら無利子で行うという楽器店も増えている。
実際使ってる人はかなり多いが、どいつもこいつも大抵完済する前に別のに買い替えている。

・カート・コバーン
一枚のアルバムで世界のミュージックシーンを激変させた伝説のバンド「Nirvana」のギターボーカル。
人気の絶頂期に自殺をして27歳でこの世を去った。今でもファンは多く、多くのミュージシャンに影響を与え続けている正真正銘のギター・ヒーロー。
代表曲「Smells Like Teen Sprit」https://www.youtube.com/watch?v=hTWKbfoikeg

・フリー
たぶん世界で一番有名なベーシスト。Red Hot Chili Peppersは、彼がいなければたぶんレッドもホットもチリも残らない。
All Music Guideにおいて「史上最も才能豊かなロックベーシストの一人」と評されていたりする、生ける伝説の一人。
技術もさることながら、表現力が非常に高い人だなあと聞いてて思う。
代表曲「By The Way」https://www.youtube.com/watch?v=JnfyjwChuNU

・ヴィクトル・ツォイ
ロシアでは非常に著名なロックバンド「Кино」のボーカル。
ロシアではプレスリー張りに非常に著名なロックヒーロー…らしいが正直>>1は昨日初めて知った。
曲調はポストパンク。心に染み入る非常に良い音楽を作る文句なしの名シンガー。
代表曲「Группа крови」https://www.youtube.com/watch?v=WaZ09j8TeQQ

・Fender
Gibsonと並ぶ世界中のギターキッズたちが憧れるド定番の楽器メーカーの一つ。
ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズマスター、ジャガー、ムスタング、プレシジョンベース、ジャズベースなどなど、エレキギターやベースの定番と言える形を作った会社。
値段帯は結構高め(15万弱~100万くらい)で、買えない人向けにメキシコ製(5万~12万くらい)や、下位ブランドのSquire(3万~8万くらい)などもある。
最近までFender Japanというのもあった。たぶんバンドマンの6割はココの楽器を使っている
フェンダーのストラトhttp://livearth-music.com/school/dictionary/753/

・Gibson
Federと並ぶギターメーカーのド定番その2。レスポールやES-335などが人気。
値段帯はめっちゃ高い(20万弱~100万)。一応買えない人向けにEpiphoneという下位ブランドを設置しているらしいが、正直よく知らない。
Les paul studio http://guitar-hakase.com/8849/

・ギターの音の違い
リンク参照。まあ大抵こんな感じ。https://www.youtube.com/watch?v=do8r2saP4zI

・ベースの音の違い
リンク参照。http://crelab.jp/blog/2015/01/01/kensho-1621/

・PRS SECustom24
値段の割に(新品で6万~8万くらい)とても良いギター。
見た目がかっこいいし、何より音がいい。
ちなみにこのPRSというメーカーもド定番の一つだが、高すぎて(30万くらい~100万くらい)なかなか手を出す人はいない。
このSEシリーズは廉価版なので10万を切った値段で買うことができるのである。
青のSEcustom リンクの一番初めに出てくる画像 http://guitar-hakase.com/10651/

・FenderMEX Duo sonic HS
見た目がかわいいギター。(6,7万円くらい)
実は>>1はコレを弾いたことがないので、音の性格がよくわからない。
長月に似合いそうという理由だけでコレにしてしまったので、今度ちょっと買ってみようと思う。
http://guitar-selection-annex.com/items/57d36535a458c0e88c005554

・FenderUSA Precision bass
正真正銘の良ベース。武蔵が買ったのはたぶん18万くらい。
正直個体差がかなり激しいので何とも言えないが、武蔵のプレベはかなり鳴りそうな気がする。
プレベのサンバースト→一番上に出てくる画像 http://bass-hakase.com/maker/fender/precision-bass/

注は以上です。他にもわからないことがあったら質問してくれればなるべく答えます。
これで艦娘が楽器を持っているイメージがわけば幸いです。それではまた次回に…!

おっ待てい、ジャコパストリアスを差し置いて世界一有名とは聞き捨てならねえぞ

更新更新ン!それでは始めていきます
>>87
ジャコパスいいですねぇ。真面目にコレ決めるとしたらマーカスミュラーとかポール・マッカートニーとかシドヴィシャスとか入ってくるし割と難しいのではないでしょうか

~朝、執務室~

配達員「あざっしたー!!」

提督「どうもー。よし…アンプにドラムセットがようやく届いたぞ!!」テッテレー!

提督「まあ、ようやくと言っても一日しか経ってないけど。日本の運送業者は優秀だよなぁ」ウンウン

提督「さて、早速妖精さんが作ってくれたスタジオに運び込むか…」

提督「こっちがツインリバーブで…こっちがレクチだな。この2つの箱はドラムセットか。メーカーで分けて買ったのに綺麗にまとめて送ってくれるもんだな」

提督「…」

でかいダンボール達「「「…」」」ドドドン

提督「…うん、一人じゃ無理だなこれ。助けを呼ぼう」

提督「この時間帯に艦娘がいそうな場所は…あ、そうだ」

~甘味処「間宮」~

提督「おう」

間宮「いらっしゃいま…提督!?どうなさいましたか!?」

提督「いや、ちょっとな…あ、アイツらちょうどいいな」

舞風「ん~!朝から甘いものを食べるこの至福!休みの日の贅沢だよねぇ~」モグモグ

早霜「いくら休みとは言え…ほどほどにするのよ…あ、提督。おはようございます」ペコリ

提督「おう、おはよう二人とも」

舞風「な、なんで提督がこんなところに…?」

提督「俺がここにいちゃ悪いのかよ…なに、お前らにちょっと手伝ってもらいたいことがあってな」

早霜「私たちにできる事なら良いのですが…」

舞風「なになに?」

提督「まあ、力仕事だな。届いたアンプとドラムをスタジオに運び込んでセッティングを手伝ってほしいんだが…これが一人だと大変でな。駆逐艦とは言え艦娘だからお前らでも問題ないと思うんだが…もしやってくれるならこの場の代金は全て私が持つぞ」

舞風「えっ、本当!?それならやるやる~!!」

早霜「それなら私達でも大丈夫でしょう。そういうことなら私も適当に食べさせていただきますね」スイマセーン

間宮「はい、ただいま!」

提督「構わないが…程々に頼むぞ」

~執務室~

提督「こいつらだ」

でかいダンボールたち「「「」」」ドスン

舞風「どれどれ~…よっと。あー、確かにこれは人間には厳しいかもね…」ズシッ

早霜「そうね。…それにしても数が多いけど…。提督、台車とかありますか?」ズシッ

提督「ああ、こっちにあるぞ。…それにしても頼もしいなお前ら」

舞風「あはは、我らが精鋭艦隊を舐めちゃダメだよ~?それじゃあ持ってこうか!」

提督「おう、こっちだ」

~鎮守府のはずれ~

大きめのプレハブ小屋「」デデン

舞風「えーっと、ここ?」

提督「ああ」

早霜「想像してた感じとは違いますが…大丈夫なんですか」

提督「たしかに見た目はアレだが中身は頑丈そうだぞ。…よっ!」ガラガラ

舞風「あ、扉が二重にあるね!」

提督「まあ防音室だしな。よいしょっと」ギィィィ

舞風「おじゃましまーすっと…靴は脱いだほうがいい?」

提督「別にそのままでいいぞ」

早霜「おじゃまします…殺風景な部屋ね」

提督「窓がない上にまだ何も置いてないからな…まあ、これから彩られていくだろう」

舞風「提督ー?コレどの辺に置けばいい?」

提督「コンセントは…あそこか。あのへんに頼む」

早霜「こちらはどうしましょう」

提督「ソイツは向こうのコンセントの方に頼む。置いたらもう開けていいからな」

舞風「はーい」バリバリ

早霜「よいしょ」バリバリ

Fender '65 TwinReverb「」デデン

MesaBoogie Roadstar&4×12キャビネット「」ドドン

Fender Rumble100「」ババン

舞風「おー…これどうしましょ」

提督「その辺をつなげるのは俺がやっとくからお前らはこのドラムセットを開封しといてくれ」

早霜「了解しました」

提督「フンフーン~♪」ガチャガチャ

………三十分ほど後

提督「よし、できたぞー!!!」

早霜「スタジオっぽくなってきましたね」

舞風「これが本物のドラムかぁ…」サワサワ

提督「ちょっと叩いてみるか?」

舞風「え、いいの?」

提督「良いも何も…お前のために買ったようなものだからな。叩き方を少し教えてやろう」

舞風「やった!」

提督「チューニングは…とりあえず標準くらいでいいか」トントントン

早霜「打楽器にもチューニングとかあるんですか?」

提督「ああ。ヘッドをキツく締めれば締めるほど高い音になり、緩めると低い感じの音になるな。とは言ってももはや好みの領域だから好きにするといい」ドタタタン

舞風「へー…」

提督「よし、それじゃあまずはスティックの握り方からだな」

舞風「握り方って…適当じゃだめなの?」

提督「ああ。適当な握り方をしていると余計な力が入ったりして音が雑になったりしてしまうからな」

舞風「はぇー…」

提督「まずはスティックのこの辺(上から1/3くらい)を、親指と人差し指で握ってみろ」

舞風「この辺?」ニギッ

提督「もうちょい上だな。この辺だ」

舞風「こうか…なるほど…他の指はどうするの?」

提督「他の指は特に気にしなくて良い、適当に添えておけ。親指と人差し指以外に力が入ると音のツブが揃わなくなるんだ」

舞風「適当に添える…こんな感じか」

提督「よし、じゃあ早速叩いてみるか。まずは一定のテンポでスネアを叩いてみろ。こんな感じだ」タンタンタンタン

舞風「こう?」タンタンタン

提督「そうそう。その時に手の甲が横を向いてしまうと手首が柔軟に使えないから必ず上に向くようにするんだぞ」

舞風「手の甲を上…はーい…」タンタンタンタン

提督「うん、基本的な叩き方はそんな感じだな。よし、じゃあ次は「8ビート」を教えてやろう」

舞風「えいとびーと?」

提督「ああ。現在のロックシーンでは最も多く使われてるリズムだな。こんなやつだ」ドッタンドドタン

舞風「おー、聞き覚えあるリズムだ」

提督「基本は右手でハイハットを8拍刻み、2拍目と4拍目に左手でスネア、間に足でバスドラって感じだな」ドッタンドドタン

提督「よし、じゃあやってみろ」シャァァン!

舞風「うん」

舞風「えーっと…ハイハットを8拍だっけ…こんな感じ?」チチチチチチチチ

提督「そんな感じだな。そこにバスドラとスネアをうまく入れ込むイメージだ」

舞風「えーっと…ここ踏めばバスドラだから…」チチチチドンッ

舞風「あ、右手でこの間ハイハット入れないといけないのか…難しいな…」

提督「ははは、まずはそれを一定のリズムで叩けるようになるのが目標だな。細かい練習はそれからだ」

舞風「はーい…手足の連動がむずいな…」チチチチチチチチ

………数時間後、鎮守府某所の廊下

雲龍「うーん、キーボードを買わないといけないんだけど…出撃で昨日参加できなかったし…どうしようかしら」

武蔵「提督に相談したらどうだ?」

吹雪「それが良いと思いますよ。多分暇してると思うので」

雲龍「そうね、ちょっと執務室に行ってみようかしら」

吹雪「それが…何処かに行っていていないんですよ」

2人「?」

吹雪「まあ鎮守府からは出てないと思うので、散歩がてらぶらぶら探してみますか」

雲龍「そうね」

………一時間後、鎮守府の外れ

体育倉庫的な建物「」ポツリ

吹雪「鎮守府中を探してみて…見ていないのはここだけですが…」

武蔵「何だこの建物は…初めて見たぞ」

雲龍「何なのかしら…鍵はかかってないみたいね」ガラガラ

引き戸「」

武蔵「…二重で扉がある?」

雲龍「開けてみましょうか…うわっ!」ガチャッ

ドッタンドドタン!!ドッタンドドタン!!

舞風「…」ドッタンドドタン!!ドッタンドドタン!!

提督「そうそう、いい感じだぞ!」

早霜「だんだん一定のテンポで叩けるようになってきたわね」

シャァァァァン!!

舞風「…あー疲れた!!くったくたなんだけど!!」

提督「この短時間でなかなか良い上達っぷりだぞ。次はメトロノームを使って…ん?何だお前ら。いたのか」

武蔵「いたのかって…随分探したんだぞ…」

吹雪「ここが提督がこないだ妖精さんに頼んで作ってもらったスタジオですか?」

提督「ああ。アンプとドラムが今朝届いたから運んだり設置したりと色々やってたんだ。結構思いっきり叩いてたが…音漏れとかどうだった?」

雲龍「全く聞こえませんでしたよ」

提督「おお、さすが妖精の設計だな…」

舞風「これなら安心して練習できるね」

提督「ああ」

早霜「ところで…あなたたちはどうして提督を探していたんですか…?」

雲龍「私がキーボードを買おうと思ったんだけど…何を選べばいいかわからないからとりあえず提督に話を聞こうと思って」

武蔵「それで鎮守府を探し回って…最後にここにたどり着いたってわけだ」

提督「そうだったのか、それはすまなかったな。よし、じゃあまずは雲龍も楽器屋に連れてくか」

雲龍「通販とかではダメなんですか?」

提督「別にダメってことはないが…初めの一台だし、実際に見て触ったほうがいいだろう」

雲龍「わかりました」

舞風「あ、それ私もついて行っていい?」

提督「ああ。舞風は確かこの後も何も遠征とか入れてなかったよな」

舞風「うん」

吹雪「私も暇なんでついていきますね」

提督「そうか。武蔵はどうする?来るか?」

武蔵「いや、私はベースをアンプにつなげて弾いてみたいからここにいるよ。使い方を教えてくれるか?」

提督「ああ。ここがスイッチでココのツマミが…」

………

………電車に揺られること1時間半。JR渋谷駅西口

提督「よし、ついたな」

吹雪「この間は御茶ノ水でしたが…今日は渋谷なんですね」

提督「ああ。なぜだかは知らんが渋谷には鍵盤楽器やマイクやPAなどの機械系の店が集まっているからな。とりあえず探すならこの辺が一番だ」

舞風「へー…なんかテンション上がってきた!!!」

早霜「こんなところで急に踊らないでよ…?」

雲龍「…」ワクワク

~池辺楽器店、鍵盤堂~

提督「よし、とりあえずはここだな」カランカラン

吹雪「うわー…鍵盤楽器がいっぱい…」

早霜「シンセサイザーとかもあるけど…アコーディオンとかもあるわね」

提督「ああ。鍵盤楽器は割と楽器店によってメーカーに偏りがあったり高価格帯の商品しか置いてなかったりするんだが、ココは比較的広範囲なジャンルの商品を置いてくれてる印象だな」

雲龍「でもどれがどれかわからないわね…」

提督「よし、じゃあせっかくだし試奏しながら説明していくか」

提督「まず、バンドの中で使うことを考えるとこの辺のキーボードだな。向こうのアナログシンセとかは相当マニアックだから考えなくていい」

雲龍「ええ」

提督「基本的にバンドのキーボーディストが使うキーボードは三種類ある。まず一つ目はこの「ステージピアノ」だ」

Korg SV-1「」ジャジャン

提督「基本的にコイツはピアノの音色をメインで使う人が使うもんだな。本格的なピアノタッチに多い鍵盤数と持ち運びができる重さを持ち合わせている」ポロロン

提督「基本的に使い勝手はいいが、音源の幅は他の種類に比べて限られるな。ロック系のバンドならよほどのこだわりがない限りほかの種類を選んだほうが無難だろう」ジャーン

雲龍「へえ…あ、ホントね。かなりタッチと音が生のピアノに近いわ」ポロポロロン

提督「ん?雲龍はピアノ弾いたことあるのか?」

雲龍「はい。大広間に昔からひっそり置いてあるピアノを前から遊びで弾いていました」

提督(それ俺が楽器弾きたすぎて昔にこっそり置いたやつだ)

吹雪「早霜さんも確かピアノ弾けましたよね」

早霜「ええ。雲龍さんとよく楽譜を持ってきて弾いてたわ」

提督「そうだったのか…それならタッチが軽い鍵盤よりもこういう鍵盤のほうがうまく使えると思うからステージピアノも視野に入れてもいいかもな」

雲龍「他の種類になると鍵盤の重さも変わるんですか?」

提督「ああ。とりあえずコイツを弾いてみろ」

Roland JUNO-DS「」デデン

雲龍「…あ、かなり鍵盤が軽いわね」ピロピロピロ

提督「ああ。コイツは「ワークステーションキーボード」と呼ばれるものだ」

提督「こんな感じにかなり鍵盤が軽いから音に強弱もつけづらいし、鍵盤数も少ないから弾き心地は正直そんなに良くない」

提督「だが、内蔵されている音の種類はピカイチだ。様々な音を出せるから作曲や編曲、バンドアンサンブルに向いてるといえるな」

提督「かなり汎用性が高いからおそらくバンドマンの間でもっとも使われてるのはこのタイプだ」

雲龍「へぇ…あ、ギターの音に…これはシンセね」ピャー

吹雪「本当にいろんな種類の音が出るんですね」

提督「ああ、音の種類を変えるだけで曲の雰囲気はガラリと変わるからな。音源の多さというのもバンドにとっては重要だ」

提督「まああとはオルガンやストリングスの音色を中心にイコライザーを内蔵したコンボキーボードとかがあるんだが…基本的に使うのが難しい上に高価だからコイツは気にしなくていいだろう」

雲龍「はい、ありがとうございます」ピロピロ

早霜「提督、これは?」

Roland AX-Synth「」ドン

提督「あー…コレはショルダーキーボードと言ってギターやベースみたいに肩から掛けれるキーボードなんだが…まあこれはやめとけ」

吹雪「どうしてですか?」

提督「鍵盤数が少ない上に音源もそんなに数が無いからな。一台サブとして持っとくのはいいかもしれないが初めの一台に買うもんじゃない」

提督「よし、それじゃあ下の階を見てくるから適当に試奏してみてよさげなのを見繕ってくれ」

雲龍「わかりました。ありがとうございます」ピロピロ

早霜「楽しそうね…私も一台どれか買おうかしら…」ピロピロ

提督「それじゃあ行くぞ吹雪」

吹雪「へっ?私ですか?」

提督「ココの下の階はマイクとかを置いていてな。お前ボーカルだろ、これから一緒にマイク見に行くぞ」

吹雪「はぁ…わかりました」

舞風「舞風もそっち行く!!」

~池辺楽器店、パワーレック6F~

提督「ここだな」

舞風「なんかまた雰囲気違うねー」

吹雪「わー…またよくわからない機材がいっぱい…」

提督「こっちだ」

ショーケース「」ドンッ

舞風「いろいろマイクがあるよー!金ピカのもある…」

吹雪「本当だ…こんなの恥ずかしくてステージじゃあ使えませんよね…」

提督「そうだな…。正直俺もコレは死んでも使いたくないぞ」

吹雪「マイクも種類とかで別れてるんですか?」

提督「ああ。所謂「ダイナミックマイク」と「コンデンサーマイク」で別れているぞ」

吹雪「どんな違いがあるんですか?」

提督「ダイナミックマイクはいわゆる普通のマイクだな。壊れづらく頑丈だというのが一番の強みだ」

提督「コンデンサーマイクはレコーディングの時なんかに使う音質が良いマイクなんだが…正直壊れやすいからこっちは今日は買わない」

吹雪「じゃあダイナミックマイクのほうを買うってことですね」

提督「ああ、このショーケースの中に入ってるマイクは全部そうだぞ。音質も一つ一つタイプが違うからいろいろ試してみるといい」

吹雪「うーん…でも正直違いが分かる気しないし…提督が適当に選んでいいですよ」

提督「まあ確かに…かなり微々たる差だからな…じゃあもうコレとかでいいんじゃないか」

SENNHEISER E935「」

吹雪「コレですか…どんなマイクなんですか?」

提督「コイツはとにかくクリアでヌケの良い音をしているんだ」

提督「バンドマンが使ってるマイクは基本的に世界共通でこの「SM58」というマイクなんだが、正直このマイクはパワーはあるが音がこもるのが気に入らなくてな」

Shure SM58「」

提督「俺はもっとバンドの中で声を目立たせたかったからこのE935をずっと使っていたんだ。ちょっと聞き比べしてみるか?」

吹雪「はい」ワクワク

提督「よし、それじゃあ防音室を使わせてもらうか」スイマセーン!

店員「はい、ただいまー!」

………

提督「よし、それじゃあまずはSM58行くぞ」

吹雪「はい」

提督「ラーラララーラーラー♪」


舞風「うわぁ…提督っていい声してるね…」

吹雪「そうだね…聞き心地良いな…」

提督「おい、お前らちゃんと聞いてたのか」

提督「まあいいや…次、E935行くぞ」

吹雪「はい」ワクワク

提督「ん、ん゛っ…ラーララーラララーラー♪」


吹雪「あ、本当だ!こっちのほうが声が目立ちますね!」

舞風「そんな変わるかなぁ…?あんまり変わらないと思うけど…」

提督「ははは、まあ所詮その程度の差ってことだ。だが、バンドを入れるとこれが結構な差になるんだ」

吹雪「あー、さっき舞風ちゃんが叩いてたドラムも相当音量が大きかったですからね」

提督「ああ。アレにギターにベースが加わるとその音に負けないように歌うのは結構大変なんだぞ」

吹雪「なるほど…その練習も大変そうですね」

提督「まあ、そっちもしっかり俺が教えてやるから安心しろ」

………

吹雪「よし、じゃあ私はコッチの良く音が通る方のマイクにします」

提督「そうか、俺も同じのを一本買っていこう。あ、ついでにミキサーとかも買っていくか」

舞風「ん?何それ」

提督「いろんな楽器を繋げて音量を調整できたりするやつなんだが…何よりもこれがないとマイクの音をスピーカーから出力できないからな。まあコレは正直適当なヤツでいい」ヒョイ

舞風「へー…それにしてもやっぱりこういうところって色んな物があってみてるだけで楽しいねえ」キョロキョロ

提督「そうだろう。見てるだけで時間が無断に解けていくぞ、気をつけろよ」

~場所が戻り、池部楽器店鍵盤堂~

提督「あいつらは…いたいた。何か良さそうなのは見つかったか?」

雲龍「あ、提督。おかえりなさい。いろいろ弾いてみたんですが…コレとか良さそうだなって」

MX-88「」デデン

提督「YAMAHAのMXシリーズか。…でも88鍵は初めて見たぞ?」

店員「あ、それですね、五月に発売になったばっかりなんですよ」

提督「あ、ありがとうございます。なるほど、新機種か。知らなかったな」

雲龍「鍵盤数も音の種類も多いし…何よりも鍵盤がイイ感じに弾きやすいんです」

提督「どれどれ…うおっすげえなんだこれ!!」ピロピロピロ

提督「めっちゃ弾きやすいな…操作もしやすいし値段も高すぎるわけじゃない…うん、いいんじゃないか」ピロピロピロ

雲龍「やっぱりそうですよね…じゃあコレにします」

店員「ありがとうございます!」

提督「早霜はどこに行ったんだ?」

雲龍「えーっと…」キョロキョロ

舞風「あ、いたよ」

早霜「…」ポロロロロン

吹雪「完全に自分の世界に入ってますね…」

……二時間ほど後、鎮守府内スタジオ

提督「よし、帰ってきたぞ」ギイイ…

武蔵「ああ、帰ってきたのか。おかえり」ベンベンベン

吹雪「これで全員の楽器が揃いましたしやっと練習できますね」

舞風「そうだねー。また今度全員集まれるときに集まって何かしら一緒に練習する曲を決めよ!」

雲龍「そうね」

提督「武蔵、ベースはどうだ?」

武蔵「弾き方とかはネットで調べて適当に弾いてたんだが…なかなか楽しいな。だが、指が痛くなってきたぞ…」ベンベンベン

提督「ふふふ、そうだろうそうだろう。初めはその痛みに慣れるのも練習だぞ。…さぁーて俺もギターを弾くか」ウキウキ

早霜「あ、提督、昨日今日とサボった分の仕事が溜まっているのでは?」

提督「………執務室に戻る」ガックシ

吹雪「…なんだかかわいそうなので私も手伝いますよ」

提督「おう…」

とりあえず以上です。全員分の機材がようやくそろいました。次回からは練習パートを書いてけるかなぁという感じです。
あとは今回も大量に登場した用語解説を書いて終わります。
ちなみに提督が買ってきたドラムセットはSONOR、シンバルは全部ジルジャンです。アンプと合わせたら提督の出費がすごいことになってそうです。

用語解説

・楽器の配送
驚くほど丁寧に、迅速に、纏まりよく配送してくれる。
個体差の激しいギター系はあまりお勧めしないが、マイクとかキーボードとかの普通の機材なんかはどう考えても店で買うよりも通販のほうがお得。
送料も負担してくれるお店が結構あるので積極的に活用して行こう。

・ツインリバーブ
Fenderの超有名ギターアンプ、'65 TWINREVERBのこと。歪ませないクリーンの音が気持ち良く、エフェクターとの相性も良い正真正銘の名器。
全国どこのスタジオに行っても大体コレかRolandのJC-120というアンプが置いてある。最高に音はいいがお値段は相当高め。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/35834/

・レクチ
イギリスの世界的アンプメーカー、メサブギー(Mesa boogie)の代表的なギターアンプ、Rectifierの総称。
クリーンの美しさもさることながら、チャンネルを変えたときの歪みが素晴らしく、コレがあれば本当にエフェクターがいらない。
最高に良いアンプなのだが値段が高すぎるためか基本置いてあるスタジオは少ない
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/53659/

・Fender Rumble100
世界的楽器メーカーのFenderからリリースされている>>1が個人的に好きなベースアンプ。音圧も悪くなく幅広い音が作れる。
やはりFender製ベースとの相性が相当良く、武蔵のプレシジョンベースとも合いそうなので提督はこれを選んだ。
あんまり置いてあるスタジオは見ない。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/192640/

・ドラムのチューニング
正直かなり重要。チューニングの精度が良い人は得てしてすごいうまい。
叩きやすさも変わるが何よりも自分の出したい音を出せるようになるのがデカい。
腕の良いドラマーが叩いた後のドラムはたいてい素晴らしいチューニングになっている。

・8ビート
誰しもが必ず聞いたことがあるであろうリズム。現在のロック、ポップスの楽曲の6割くらいはほとんどこれで作曲されていると思う。
ドラムの基礎となるリズムであり誰もが一番初めに習得するビートだが、人によって出す味がとても変わってくるため8ビートのうまさがそのままドラマーの上手さに直結しているといっても過言ではないほど奥が深い。
https://www.youtube.com/watch?v=4LCicwPOOI8 ←0:48あたりから
https://www.youtube.com/watch?v=b4hCjxNvHfE&feature=youtube_gdata_player ←めちゃくちゃうまい人の例


・渋谷の楽器街
そこそこ楽器屋が多い。鍵盤楽器やPAなどのデジタル機材を探しやすい印象だがギターを探すなおとなしく御茶ノ水に行こう。

・Korg
日本の世界的な楽器・機材メーカー。
ステージピアノやキーボードの品質が良く、使っている人も多い。個人的に鍵盤が重いのであまり>>1は好きではないが…
Korg SV-1 http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/171381/

・Roland
日本の世界的な楽器・機材メーカー。
Korgと同じ業界でシェアを争っている。キーボードやステージピアノの質は本当に良い。
革新的な機材を世に多く送り出しており、中には売れなさ過ぎてすぐに廃盤になったモデルも。
Roland Juno-DS https://www.roland.com/jp/products/juno-ds88/
Roland AX-Synth http://www.ishibashi.co.jp/store/axsynth/

・SENNHEISER
とてもクリアな音質のマイクやイヤホンなどを生産しているドイツのメーカー。アフターサービスもしっかりしている。
提督の選んでいたE935はハイ抜けが良いため女性向けだがかなり声が通る。
E935 http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/68380/

・Shure SM58
所謂「マイク」。世界のどの地域に行っても使われているShure社の金字塔。
音圧もあり中音域を中心にパワフルな音が鳴り、メンテナンスもしやすいので使っている人はかなり多い。
が、正直声がこもった感じがするため、そういう症状で悩んでいるボーカリストは素直にマイクを変えることをお勧めする。
http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/69782/

・マイクの音の違い
実際、結構変わるぞ。リンク参照
https://www.youtube.com/watch?v=YEvyY0Lvg7s&feature=youtube_gdata_player

・YAMAHA
いわずと知れた世界的な楽器メーカー。
正直何を作らせてもいい製品を作って来るので、これから楽器を始めようという人はギターでもベースでもキーボードでもドラムでもなんでもYAMAHAを選んでおけば間違いない。
YAMAHA MX-88 http://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/236274/

今回の注は以上です。
他にわからないところあったらレスしてくれれば>>1が答えますし>>1以外の人が答えてくれるかもしれません。それではまた次回に

おつ
それにしても>>1はバンドマンなら何をしてる人なんだ…?

出かけて二時間で戻ってきてのか?

初心者だと皆音量出したがる上にボーカルも声量出ないから大変なんだよな……
頑張れ吹雪

平日の真ッ昼間ですが、仕事がひと段落しそうにないので現実逃避で更新開始します

>>126
>>1は元バンドマンでボーカルをしていましたが、音楽的なスペックは殆ど提督と同じ感じなのでいろいろ楽器は弾けます。
詳しくは言えませんが現在も音楽関係の仕事をしているので楽器はほとんど毎日触ってる感じです

>>129
楽器買った二時間後くらいに鎮守府に戻ってきた感じで…。単純に横須賀から渋谷まででも1時間以上かかりますし

>>130,132
その辺の対策もいずれ提督の口から語られるかと思います

………鎮守府某所のベンチ

吹雪「えーっと…Cのコードが…」

長月「…こうか?くそっ、手が開かないな」

吹雪「こうか…慣れるのに時間がかかりそうだね」ジャーン

長月「そうだな。このコード表とスケール?を覚えるだけで一苦労だ…。さて次は…」

提督「おい、何をしてる」

二人「!?!?」ビクッ

吹雪「何って…ギターを練習するにはまずはコードとスケールを覚えろってネットで検索したら出てきたので」

長月「それを覚えるために教本を買ってきて二人で練習してたんだ」

提督「コードとスケールねぇ…お前らはそれを覚えようとしてて楽しかったか?」

吹雪「えーっと…」

長月「正直難しいしうまく鳴らないしあまり楽しくなかったぞ」

提督「そうだろうな。コレを楽しく練習できるならいいだろうが、そうじゃないならこんな練習はやめたほうがいいぞ」

長月「そうなのか?でも覚えないといけないんだろう…?」

提督「…正直に言ってしまうとな、コレを一切覚えてなくても曲を弾いていくうちにスケールの種類は身につくし、コードの種類もこんなに必要ないんだ」

長月「そうなのか?」

提督「ああ。俺も10年以上ギターをやってるが…こんな風に頭で完全に覚えてるスケールなんてないし、コードも5個くらいしか使わん」

提督「それよりか、お前ら初心者がするべきことは上手い下手にかかわらずまず「音楽を楽しむ」ことだ。こんな指の体操と暗記をしても楽しくないだろう?」

吹雪「はぁ…でも、基本的な知識がなければ楽しむも何もないんじゃないですか?」

提督「そんなことはないぞ。世の中にはギター初心者でも一日で弾けてしまうような曲もゴマンとある。まずはそういう曲を弾いていって音楽の楽しさに触れるのが先決だ」

提督「そういう曲を弾くためにも…そうだな、お前らはまず「パワーコード」を習得したほうがいいだろう」

二人「「パワーコード???」」

提督「ああ。押さえるのが初心者でも簡単なたった二音のコードだが、ストレートにロックな響きをする万能なコードだ」

提督「押さえ方はまずルートを押さえて、その一つ下の弦の二フレット先を押さえる。これだけだ」ジャーン

吹雪「あの提督…ルートって何ですか?」

提督「ああすまない。ルートは「根音」とも呼ばれるものでな、そのコード(和音)の中心となる、最も低い音のことだ」

提督「例えばお前らがさっき練習していたCのコードなんかはC,E,Cの響きで、最も低い音がCだからルートはCだな」ジャーン

提督「これを二フレット横にずらせばそれだけでルートはDになるからDのコードになるぞ。まあこんな感じだ」ジャーン

長月「なるほど…ルートがコードの中心的な音を決めていくんだな」

提督「ああ。このコード表に載ってるコードはいかにも全部この場合でないと弾けなさそうだが、本当はずらしていけばどのコードでもCもEもFもBも全部鳴らせるんだ」

提督「だから、コードを弾く際にはまずはルートから決めろ。間違っても「伴奏がFだからFのコードしか使ってはいけない」とか思うんじゃないぞ」

提督「…それじゃあパワーコードの話に戻るぞ。今回はルートを6弦3フレットの「G」にしてみるか。押さえてみろ」

長月「ああ」スッ

吹雪「はい」スッ

提督「あ、ちなみに弦を押さえるときはなるべく垂直に力を入れるようにしろよ。斜めに力を入れてしまうと弦が引っ張られて音程もずれてしまうからな」

長月「おっと…こうか」

提督「よし、じゃあ次は一つ下の弦の2フレット先を押さえるぞ。この場合は6弦5フレットの「D」だな」

長月「えーっと…こうか」プルプル

吹雪「よっと…お、押さえられた…」プルプル

提督「ははは、なかなか手が開かなさそうだな。だが一日も練習していれば慣れるぞ」

長月「ああ…」プルプル

吹雪「は、はい…」プルプル

提督「よし、それじゃあ押さえた6弦と5弦だけを鳴らしてみろ」

長月「よっと」ジャーン

吹雪「あ、鳴りましたね!」ジャーン

提督「これが「パワーコード」だ。簡単だがこのコードさえ使えれば曲は楽しく弾ける。例えば…そうだな、せっかくだしアンプに繋げて説明するか。お前ら、スタジオに行くぞ」

………プレハブ小屋のスタジオ

提督「よっと…ん?誰かいるな」ギィィィ

ベベンボベベンボ

武蔵「なんだ、君たちか」ベベベベ

長月「武蔵か。朝からココにいたのか?」

武蔵「ああ、どうせ出撃もないし暇だからな。朝からコイツを弾いていた」ベーン

提督「ずいぶんハマったみたいだな」

武蔵「単純に指で弾くだけで楽しいからな。出撃の少ない私にはいい暇つぶしだ」ベベベベッ

提督「楽しんでくれてるみたいで何よりだな。…よし、じゃあお前ら、ギターを出してアンプに繋げろ」E:Vanzandt TLV

吹雪「はい」ゴソゴソ

長月「ああ…だが提督、私たちはアンプにどうやってつなげるか知らないぞ」ゴソゴソ

提督「あー、お前らには教えてなかったな。まずはギターとアンプのボリュームが0になってることを確認しろ」

長月「ああ」

吹雪「両方ゼロです」

提督「じゃあ長月はそっちのレクチに、吹雪はツインリバーブの俺が既に挿してる右側のジャックに挿してみろ」

吹雪「はい」ズコッ

長月「挿したぞ」ズコッ

提督「よし、次はパワーをオンにして2、3分待つぞ」

長月「待つのか?」

提督「ああ、こういう大型のアンプは中の真空管が温まるのに少し時間がかかるからな。待たずに急に鳴らすと故障の原因にもなる。この間にチューニングなんかを済ましておけ」

吹雪「はい」ピーン

長月「…」ピーン…ピーン

提督「よし、もう大丈夫だな。スタンバイスイッチを入れるぞ」カチッ

長月「これか」カチッ

提督「最後にアンプとギターのボリュームを上げる。これでアンプを使う際の手順は以上だ。ギターのツマミは全開で構わないからな」ブゥゥゥン…

長月「アンプにいろいろツマミがあってよくわからないんだが…」

提督「コレはチャンネルが多いからな…。長月が今使ってるのはチャンネル1だからここのつまみをいじくればいい。マスターがいわゆる音量、ゲインがいわゆる歪みだ。あとのベースとかミドルなんかは音の成分をいじくるためのものだな。とりあえず全部10時の方向くらいにしておけ」

長月「ああ。…おお、すごいなこれ」ブゥゥゥン…

提督「とりあえずあんまりゲインを上げるなよ。まずはクリーントーンだ」チャラララーン

提督「よし、じゃあさっき教えたパワーコードをクリーンで弾いてみるぞ。クリーンだとこんな感じだ」

チャラーンチャキチャキチャキチャラッチャラッ

吹雪「あ、ちゃんと曲っぽくなってますね」

提督「ああ。簡単だがこれさえ使えれば曲は弾けるようになるんだ」

武蔵「だが…なんか物足りなくないか?」

長月「そうだな…。ちょっと薄っぺらい感じがするな」

提督「まあ所詮二音のコードだからな…だが歪ませるとな」カチッ

ギャーギャギャーギョギョギョーギャギャッギャギャッ

長月「めちゃめちゃかっこいい!!」キラキラ

吹雪「おー!なんか深みがある感じに聞こえますね」

提督「パワーコードは歪ませることで真価を発揮するコードだからな。…だからと言って歪ませまくるのも音の輪郭がぼやけてよくないが」

提督「これなんかも聞いたことがあるんじゃないか?」

ギャーギャギャチャキチャキギャーギャギャッギャー

武蔵「ん、これは」

長月「スメルズのイントロだな」

提督「ニルヴァーナの曲はパワーコードが多めで初心者にも弾きやすかったりするぞ。長月もそこから練習してくといいかもな」

長月「なるほど…ありがとう提督、やってみる!!スメルズのやつ教えてくれ!!」ウキウキ

吹雪「あ、私にも教えてください!!」ウキウキ

提督「ああ。まずは6弦1フレットで…」

武蔵「ベースも同じような感じで弾けるのか?」

提督「ああ。基本的にギターのルートに合わせて同じ音を弾けばそれで合わせられる」

武蔵「なるほど…じゃあこんな感じか」ベーンベッボーボボボッ

提督「お、やるな。この調子なら早速合わせられそうだな」

長月「うーん…私はなんかあんまりかっこよく鳴らないぞ」ビャーン

提督「あー、それはほかの弦のミュートをちゃんとしたほうがいいな」

吹雪「ミュートですか?」ビャーン

提督「ああ。パワーコードで鳴らすのは押さえてる二弦だけだからほかの弦を鳴らないようにミュートする必要があるんだ」

提督「この場合は6弦を押さえてる人差し指か5弦を押さえてる薬指を寝かせてほかの弦に軽く触れさせるとミュートができるぞ。あんまり強く抑えると音が鳴っちゃうから気をつけろよ」

長月「こうか…ほっ」ジャァァァン

長月「おお!!なんかそれっぽい感じになってきたぞ!!」

吹雪「あ、私もうまく鳴らせるようになりました!!」ジャァァァン

提督「いい感じだな…よし、じゃあ軽く練習したらスメルズのイントロの部分だけ合わせてみるか」ウキウキ

吹雪「えっ…いきなりですか…?」

提督「一時間くらい弾いてれば弾けるようになる。俺がドラムを叩いてやるから早く弾けるようになれよ」ウキウキ

長月「…」ジャーンジャジャッチャキチャキジャーンジャジャジャッジャー

提督「お、長月はもう弾けるようになったみたいだな」

吹雪「嘘っ!?」

………数時間後

舞風「よし、遠征も終わったしちょっとドラムの練習しに行きますかー」

早霜「遠征の間もそればっかりだったわね」

舞風「だって早くうまくなりたいんだもん!!誰か来てるかなー」ガラガラ

ドタタタタタタタ!!!

提督「With the lights out!it's less dangerous!!」ドンドタンドタドタドタタン!!

長月「…」ギャーギャギャッ

吹雪「…」ギャーギャギャッギャー

武蔵「…」ベンベベンボボ

アムラートー!アンアルビーノー!

舞風「な、なにこれ…」

提督「Yeah!」タタドド

ジャァァァン

長月「おお…一番だけでも完全に弾けるようになったぞ!!」ウキウキ

吹雪「まさかこんなに弾けるようになるとは思いませんでしたね」ニコニコ

武蔵「やはり他人と合わせると楽しいものだな」ニコニコ

提督「どうだお前ら、音楽は楽しいだろう」ニヤニヤ

吹雪「はい!」

長月「ああ!」

武蔵「おう!」

舞風「ちょっと、舞風を無視しないでよー!!」プンスコ

というわけで以上。ギターの初心者向け講座編でした。
実際パワーコードだけ弾ければ半年は遊べます。一時間もあれば弾けるようになるので昔挫折した方なんかは練習してみてはいかがでしょうか、これだけでも作中の通りニルヴァーナなんかは弾けますしかなり楽しいですよ。
それではあとは注を加えていきます

用語解説

・コード表
ギターの一般的なコード(和音)の押さえ方が大量に載っている表。大半のギター初心者がまず初めにブチ当たる壁。たいていFとBで泣く。
殆どの初心者がまずはここから練習を始めるのだが、提督の言ってる通り基本的につまんない練習のためこの段階で挫折する人がとても多い。
なので、簡単でもカッコイイフレーズがいくらでも弾けるようになるパワーコードをまずは弾けるようになり、ピッキングやミュートなんかを習得してから、必要性を感じたら手を出すのが最良だと>>1は思う。どのみち音楽に触れていれば必ず理解する

・スケール
自然に聞こえる音階のこと。いくつか種類がある。
大半のギター初心者が初めにブチ当たる壁その2。正直覚えたほうが便利だが、多くの曲を弾いていれば自ずと身につく。
楽しく自分の好きな曲を弾きつつ理解するのが一番いいのではないでしょうか。

・パワーコード
ルート+七度上の音の二音だけで構成された単純かつパワフルなコード。
ピアノなどのアコースティックな響きの楽器で弾くと薄っぺらく感じるが、歪んだエレキギターに乗せると最強にカッチョイイ。
クッソ簡単なのでまず初心者はコレの習得から勧める。

・スメルズ
Nirvanaの代表的な楽曲、「Smells Like Teen Spirit」のこと。曲の大半がパワーコードで構成されている。
エレキギター初心者に最適な曲だが、バンドでやるにはボーカルが男性の場合は少し厳しいか。
https://www.youtube.com/watch?v=hTWKbfoikeg

本日の注は以上です。それではまた次回に


パワーコードってルートとその完全5度上の音の組み合わせじゃなかったっけ?

てか、この機材にドラムがSONORの組み合わせだと全体ボリュームがエグいことになるな
ダイナミクスコントロールは重要だけどSONORは元々かなり音デカイし

>>158
仰る通りでございます。7度なら不協和音じゃねーか………

>>159
そうですね。一応スタジオにしては内部は広め(10-12畳程度)な設定なんですが、それにしてもボーカルには過酷なセッティングになっていると思います

乙。簡単といえば3つのコードだけで演奏できるパンクロックもあるぞ!実際甲本ヒロトがほんとにCGFだけで作った

それこそニルヴァーナが2つのコードしかないヴァセリンズの曲カバーしてるからね
当然>>1は承知の上じゃないの?業界人らしいし
いや、この話では長月ちゃんか
パワーコードと弾きながら歌う練習にぴったりだね

出番が少ないので早霜に用語解説やってもらいたい

お久しぶりです。それでは更新開始していきます

>>173
実際ヒロトの曲は簡単な曲が多いのでいくつか出そうとは思っています。

>>174
ヴァセリンズ!いいですね。ヴァセリンズを歌ってるカートは普段と全然雰囲気が違うのでかなり好きですよ

>>176
早霜の出番はまた別で考えていますので…悪しからず

……数日後の夜、執務室

提督「…」カリカリカリカリ…パンッ!

提督「…」フー

提督「よし、溜まってた仕事がようやく終わったぞ!!」テッテレー!

提督「ったく…真面目に仕事して戦果上げてりゃ更に仕事増やされるんだから世話ねえよ…」ブツブツ

提督「まあいいや、あとはもう寝るだけだしちょっくらスタジオに顔出すか」

………プレハブ小屋のスタジオ

提督「よっと…誰かいるかな」ギイィ…

吹雪「…」ジャーンチャキチャキチャキ…

吹雪「あ、司令官!お疲れ様です」ブゥゥゥン…ウン

提督「おう吹雪。ギター弾いてたのか」

吹雪「はい。カッティングっていうのやってみようかなと思いまして」チャキチャキチャキ

吹雪「長月ちゃんは何故かもう出来るようになってるから私も早く弾けるようにならないと…」ジャーン!

提督「長月はよほど気に入ったのかここ最近は四六時中ギター触ってるしな…ところで、今は吹雪だけなのか?」

吹雪「はい。さっきまで武蔵さんと雲龍さんがいたんですけど、もう寝るからって言って帰っちゃいました」

提督「そうか、長月たちは今頃遠征だったな」

吹雪「はい。明日の夜明け辺りまでは帰ってきませんね」

提督「よし、それならちょうどいい。折角だし今から歌を教えてやろう」

吹雪「歌ですか?」

提督「ああ」

吹雪「歌ってそんなに教わることなんかあるんですか…?」

提督「ああ、ボーカルはかなり理論がモノを言うんだぞ」

提督「楽器を弾いてるわけじゃないから一見簡単そうに見えるが、実は他のどの楽器よりも練習が必要だし、なによりも自分が納得できるレベルまで到達するのが難しい」

提督「俺もいろんな楽器をやっているが、正直壁を感じた回数はボーカルが断トツで多いからな…まあ、そのくらい難しい楽器だってことを念頭に入れてくれ」

吹雪「は、はい」ゴクッ

提督「よし、じゃあ早速始めるが…まずは何か適当に歌ってもらおうかな」

吹雪「えっ、いきなりですか!?」

提督「おう。まずはどんな感じなのか見たいからな。伴奏は俺が弾くから何の曲でもいいぞ」E:Vanzandt TLV

吹雪「えー…何にしよう…あ、じゃあユニゾンの「シュガーソングとビターステップ」にします」

提督「随分意外な選曲だな…」

吹雪「何となくですよ…」

………

提督「それじゃあ1,2,3,4で歌いだしてくれ。イントロは面倒だから弾かないぞ」

吹雪「はい」

提督「よしいくぞ、1.2.3.4!」ジャーン

吹雪「超天変地異みたいな狂騒に塗れて♪」

吹雪「こんな日常を〜平和と〜見間〜違う♪」

吹雪「ランブリン♪コースター、♪ゆーさーぶられながらーら♪」

吹雪「見失えないものはなんだ〜♪」

ジャッジャッジャージャッ!

…………

吹雪「I♪Feel上々!連鎖になってリーフレクトー♪」

ジャァァァァン

提督「よし、ありがとう吹雪。もういいぞ」

吹雪「は、はい。あの…どうでしたか?」ドキドキ

提督「んー…普通の女の子って感じだな。音痴じゃなくて安心したよ」

吹雪「そ、そうですか」ホッ

提督「まあでも練習は必要だな。まだバンドのボーカルをできるレベルではなさそうだからな」

吹雪「はい」

提督「さてと、本題に入るか…じゃあまずは吹雪、「歌のうまさ」ってなんだと思う?」

吹雪「えーっと…感情の入れ方とかですか?」

提督「まあそれも大事だが…相当レベルが高くならないとその話はできない。俺がまず大事だと思うのは「声量」「ピッチの正確さ」「安定感」の三つだ」

吹雪「はぁ…」

提督「この3つがちゃんとできるようになればまあボーカリストとしては文句なしだ」

提督「まずは声量だが…声量は単純な声の大きさだけじゃなくて、適切なタイミングで適切な声量を出すことが大事だ。あまり大きい声を出しすぎたりすると喉が壊れるしな」

提督「だが、もちろん最低限の声量は必要になる。そのために、まずは「腹式呼吸」をマスターしてもらう」

吹雪「腹式呼吸ですか」

提督「ああ。まあ理由は後にしてまずはやり方を簡単に説明するぞ」

提督「普段、立って息を吸うときは吸う時にお腹がへこんで吐くときに膨らむと思うんだが」

吹雪「あ、本当ですね」スーハースーハー

提督「腹式呼吸では逆に息を吸う時にお腹を膨らませて、吐くときにしぼませるんだ。やってみろ」

吹雪「えーっと…こんな感じか」スーハースーハー

提督「そうだな。息を吸う時に肩が上がらないように気をつけろよ」

吹雪「はい」スーハースーハー

提督「で、なんでこれをまずやってもらったかなんだが…単純にこっちの方が多く息を吸えるからなんだ」

吹雪「そうなんですか」

>>186
ミスです申し訳ない

~~~

提督「で、なんでこれをまずやってもらったかなんだが…単純にこっちの方が多く息を吸えるからなんだ」

吹雪「そうなんですか」

提督「ああ。まず息を吸ったら肺が膨らんで息を溜め込むだろ」

吹雪「はい」

提督「その時、普段は肺は上方向に膨らんでるんだ。だから息を吸う時に肩が上がったりするんだな」

吹雪「なるほど…運動した後とか肩上がりますもんね」

提督「まあそういうことだ。でも肺ってやつは下のほうがよく膨らむみたいでな、まあつまり上よりか下に膨らませたほうがたくさん息をため込める」

提督「それで、下方向に肺を膨らませて、たくさん息をため込むことができるのが腹式呼吸なんだ」

提督「お腹を膨らませることで内臓を前の方に出して肺をその分下に伸ばすって話らしいんだが…まあ詳しくは医者じゃないしよくわからん。まあでも大体イメージつかめただろ」

吹雪「なるほど…大体わかりました。で、これはどのくらいやればいいんですか?」スーハスーハー

提督「歌うとき以外は一日10分程度、意識してやってみるだけでいいぞ。慣れたらいつの間にか日常の呼吸も腹式になるしな」

吹雪「はい」スーハースーハー

提督「で、次は声を出すときの話だ。声を出すときにまず大事なのは「喉を開く」ことだな」

吹雪「の、喉を開く…ですか?」

提督「ああ。気道を開くといったほうがわかりやすいかもしれないな。まあ息の流れを極力妨げないようにしようってことだ。声って息を吐くのと同時に出すだろ?」

吹雪「あーなるほど、息の流れが妨げられたら満足に声が出せないってことですか」

提督「そうだ、だからまずは息をする時に喉を開くように意識するぞ。やり方は簡単だ」

提督「自分の首の横に手を当てて呼吸をしてみろ」

吹雪「はい」スッ

提督「そのとき、なるべく首の周りが固くならないようにするんだ。呼吸するときに首の周りが固くなるのはその辺りの筋肉に力が入って固まってしまっているということだからな、喉も当然閉まってしまう」

吹雪「はい…おっと、息を吐くときに固くなっちゃうな…」

提督「それを意識して直すようにして、まずは喉を開く感覚を身に着けてくれ。案外すぐできるようになるはずだぞ」

吹雪「はい…こうか…」スーハースーハー

提督「よし、じゃあ次はついに声を出す段階だ…とはいっても今日はそこまで難しいことは言わないけどな」

提督「まず喉を開くことを意識して息を吸ってみろ」

吹雪「はい」スーッ

提督「次はため息をするような感じで息を吐く、こんな感じだな。あ、当然喉の開きは意識しろよ」ハァーッ

吹雪「こうですか?」ハァーッ

提督「そうだな、そんな感じだ。で、このため息にそのまま声を載せるイメージで発声する。こんな感じだ」アー

吹雪「あー…あっ!声量が明らかに増えた感じがします!!!」

提督「だろ?これを歌うときは常にやる癖をつけるのが当面の目標だ。これをできるようにするだけで相当歌はうまくなるぞ」

吹雪「はい」アー

提督「よし、次はピッチの正確さだが…正直これに関してはかなり地道な練習がモノを言う」

提督「ピアノやギターで特定の音階を鳴らしてその音をひたすら発声して身に着ける。こんな感じだな」ピーン!アー

吹雪「はい」ピーン…アー

提督「ちなみにギターでもできないことはないが、知らず知らずのうちにチューニングがずれてしまっていることがあるから、できるだけピアノで練習することをお勧めするぞ」

吹雪「はい。雲龍さんとか早霜ちゃんに手伝ってもらおう…」

提督「まああとはチューナーを使った練習方法もあるな」

吹雪「チューナーって…ギターのチューニングに使うアレですか?」

提督「ああ」

提督「やり方は単純だぞ。チューナーの電源を入れてロングトーンを発声する。そのときにチューナーの針がなるべく真ん中に来るようにするんだ」

提督「ギターのチューニングと同じで真ん中に来れば音程は完璧ということだからな」

吹雪「なるほど…わかりました」

提督「まぁただ…」

吹雪「?」

提督「人の声はかなり複雑だからチューナーの針に完全に合わせられるほどの音程の良さは正直必要ない。そんなに神経質にならずにこれは大体でいいからな」

吹雪「はい」

提督「で、最後に安定感についてなんだが…これについては息のブレを少なくして声量を安定させることが大事だ。そのために「リップロール」という練習がある」

吹雪「りっぷろーる…?」

提督「ああ。こんな風に唇を閉じた状態で息を吐いて唇を振動させる練習だ」プルルルルル

吹雪「こうですか?」プルルルルル

提督「そうだな。この練習の効果は吐く息の適切な量を知れることにある。多すぎてもいけないし、少なすぎてもいけない。これをいろいろな音程で合わせられるようになることがぶれの少なさに繋がり、安定感になるんだ」

吹雪「なるほど…」プルルルル…

提督「まあ今日教えられる内容はこのあたりだけだな。このあたりの練習をキッチリやれば確実に歌は上達する。また何か分からないことが出てきたら言ってくれよ」

吹雪「はい、ありがとうございます!これからやってみますね」

提督「おう」

吹雪「あ、そういえば司令官」

提督「どうした」

吹雪「ほかのメンバー全員と集まりたいんですが…出撃とか遠征でなかなか予定が合わなくて集まれないんですよ。どうにかなりませんか?」

提督「あーそうだったか…なんかすまないな。よし、じゃあ今度適当に全員が空きになる日を作っておこう」

吹雪「はい、ありがとうございます」

提督「ところで集まって何をする予定なんだ?」

吹雪「みんなで練習する曲を決めようかなと…バンド名すらまだ決まってませんし」

提督「あー…そういえばそうだったな…吹雪、一つ忠告しておくとバンド名を決めるのは大変だぞ…」

吹雪「そうなんですか…?」

提督「ああ…俺も田中や渡辺たちと散々揉めてな…一つのバンド名に決まるのに結局半年かかったよ…」

吹雪「ええ…半年って……」

本日の投稿は以上。吹雪のボイトレ入門編でした。
このあたりの知識はそこまで難しくなく、素人のカラオケレベルでも使えると劇的に変わるので、ちょっと歌がうまくなりたい人なんかは是非試してみてください。正直何かを参考にして書いたわけでもなく>>1の主観での意見なので反論などあるかもしれませんが…

それではあとは用語解説を投下して終わりにします

用語解説

・カッティング
ギターの奏法の一つ。ピッキングはそのままに、左手で弦をミュートして特定の音程を鳴らさずチャキチャキとグルーブ感を出すカッコいい奏法。
https://www.youtube.com/watch?v=DrcXgyjR5qU ←この動画の一番初めのチャキチャキしている感じのやつ

・Vanzandt TLV
せっかく鎮守府内にスタジオができたからと自宅から引っ張り出してきた、当SSにおける提督の愛機。
Vsnzandtとは日本のギターメーカーで、かなり値段は高め(20万から30万程度)だが非常に質が高く、ヴィンテージライクかつパワフルな音が出るとギタリストの間で評判のメーカー。
ただ、塗装が薄くすぐに剥げるため嫌いな人もちらほら見かける。
TLVはVanzandtのテレキャスタータイプのギターで、ヴィンテージサウンドを見事に再現しつつパワフルな音圧を持ち、かつ個体差も少ない現代の名器の一つである。
http://bug.up.seesaa.net/image/VanZandt_TLV_saddleConv_Top.jpg

・シュガーソングとビターステップ
現在の邦ロック界を牽引するバンドの一つ、UNISON SQUARE GARDEN の代表曲の一つ。実は歌おうとすると相当難しい。
アニメのOPにもなったとか。
https://www.youtube.com/watch?v=3exsRhw3xt8


・ピッチ
音程のこと。音程が外れている→ピッチがずれている
のように使う。
なんで素直に音程と言わないのかは知らないがなぜか使っちゃう。

・リップロール
提督の言っている通り息の量を確認できる練習だが、喉を温めるためのアップとしても使える。
喉の開き方も覚えられる一石何鳥にでもなる良い練習。
https://www.youtube.com/watch?v=jVjsdHaNz-U ←1:00あたりから

用語解説は以上です。次回、順調にいけばようやく全員で集合する予定です…それではまた次回に

いちおつ。
ヴァンザントとは良いセンスをしてるなwww

>>1がボーカルやってたからかさすがの詳しさだな

Queenの故フレディ氏を参考に練習をって思ったけどあの声は楽器の域だし心粉砕しに行くようなもんか


キラークイーン聞いたときは心底たまけだもんだ…
あれは色気がありすぎる

大きな声出せないから参考になる

全然眠くないので眠くなるまで更新しようかなと思います。それでは始めて行きます

>>197
ヴァンザントのテレキャスは私も愛用しています!
ちなみにSSに登場してくる機材の殆どは書くイメージがつきやすいので今のところ>>1の愛用しているorしていた機材で書いています。

>>198
>>1が元々歌で業界入りした人間だからここだけ詳しくなるのは仕方ないかもしれない…

>>199
確かにフレディは難しい技術を多用してはいますが、根本的にはかなり基本に忠実な歌い方をしているので参考にするには良いボーカリストだと思いますよ。
何よりも歌を練習するときは自分の好きなボーカリストの真似をするのが一番上達すると思います

>>200
日本人であの温かみのある色気を再現できるボーカリストはあまりいないでしょうね…正真正銘の天才です

>>201
ありがとうございます。
実は声量を増やすという面においては前回書いたことだけでなく顔の響きをうまく利用することも大事だったりします。
ただ、これに関しては若干応用になってきますので前回は詳しい解説は入れませんでした。こっちはまた今度、機会があれば書こうと思います

………とある日、呉鎮守府近くの某リハスタ

ギャギャッギョッギョッ…

蒼龍「~!」

瑞鶴「…」ドドタンドドタン

田中「…」E:ESP Snapper

グラーフ「…」E:Warwick Streamer stage Ⅰ

ギュィィン!!!ジャァァァァァン!!!

田中「…よし」

瑞鶴「またいい感じに決まったわね」

蒼龍「そうだね!これでまたできる曲が増えたよ」

グラーフ「…私はちょっとトイレに行ってくるぞ」スタスタ

田中「おう」

瑞鶴「あ、そういえば提督さん」

田中「ん?どうした?」

瑞鶴「横須賀鎮守府の長月ちゃんたち、バンド始めたみたいよ」

田中「お、そうなのか。あいつもこれで楽しくやってけそうだな…」

蒼龍「私のところにもこの間連絡がきたよ。何か鎮守府の中にスタジオ建てたみたいでね」

田中「はぁ!?鎮守府の中にスタジオって…どういうことだよ!?」

蒼龍「本当みたいだよ?ほらこれ写真」ピッ

プレハブ小屋のスタジオ内部の画像「」デデン

田中「何だよこの立派さは…このアンプ…メサブギーか!?こっちはどう見てもツインリバーブ…」アゼン

瑞鶴「全部横須賀の提督さんが揃えてくれたみたいよ」

田中「マジかよ…あいついくら出したんだ…」

蒼龍「ねえ、ウチの鎮守府にもスタジオ作んないの?毎回リハスタまで行くの面倒くさくない?」

田中「そんな金無えよ!!

瑞鶴「なんだー。まあ横須賀の提督さんはウチの提督さんと違ってあの年齢で海軍大将まで登りつめた海軍イチの出世頭だもんね」ケラケラ

田中「やかましわ!!俺もそれなりに頑張ってんだよ!!あいつと比べたら大したことないが大佐だぞ大佐!!同期の中ではあいつの次なんだぞ!!」ムキー!

蒼龍「あはは、提督をいじめるのはそのくらいにしたげなよ瑞鶴ちゃん。…あ、長月ちゃんから連絡来た」ピコン

瑞鶴「お!何だって?」

蒼龍「今日やっとバンドのメンバーと集まれたからこれから会議だって。練習する曲とかバンド名とか決めるみたいよ」

田中「…そうか。そいつは大変そうだな…」シミジミ

瑞鶴「そうだね…私たちも散々もめてたよね…」シミジミ

蒼龍「懐かしいなぁ…バンド組んだばっかの時の事…」シミジミ

グラーフ「戻ったぞ…君たち、どうしたんど?」ガチャリ

瑞鶴「あ、いや、何でもない!それじゃあ再開しようか」

田中「そうだな。次は何にする?」

蒼龍「久しぶりにオリジナルでもやろうよ!この間私が作ったやつ!!」

田中「お、あれか。いいな、それでいくか」

瑞鶴「オッケー!それじゃあ行くわよ!!1…2…3…4…」チッチッチッチッ

グラーフ「…」ブゥゥゥン

ギャーギャギャギャッ!テレレレー!

………

………大体同じ頃、プレハブ小屋のスタジオ

長月「…よしっと」ニヤニヤ

舞風「長月ー?どうしたのー?」

長月「呉の蒼龍さんに今日みんなで集まる話をしてたんだ」

吹雪「あー、あの時の蒼龍さんか」

武蔵「良い奴だったな」

雲龍「歌もすっごい上手だったわよね。蒼龍さんは何て?」

長月「…大変だと思うけど頑張れ!だそうだ」

早霜「バンド名と曲を決めるだけのにそんなに大変なのかしら…?」

武蔵「さぁ…?」

長月「まあ、そろそろ始めるとするか」

早霜「そうね。あ、ホワイトボードあるじゃない。これ使いましょうか」ガラガラ

雲龍「なんでこんなものがここに…?」

吹雪「あると便利だからとわざわざ執務室から司令官が持ってきてましたね」

舞風「実際使えるんだし使っちゃおうよ。そういえば提督はどうしてんの?」

吹雪「今日は仕事の消化に追われてと夜まで執務室のはずです」

長月「そうか。提督が来るまでには何とか終わらせたいな」

武蔵「そうだな。あんまり彼の手を煩わせずに終わらせたい」

吹雪「そうと決まれば早速始めましょう。じゃあまずはみんなで練習する曲について決めましょうか」

………ザワザワザワ…ニルヴァーナダロ!ブルーハーツトカドウダ??エックスヤロウヨ!ムリ!ワイワイワイ…

………半日ほど後

提督「ふぃーやっと片付いた。さーてあいつらはっと…」ガラガラ

早霜「…」グデーン

長月「…」ダラーン

吹雪「…」ボーッ

雲龍「…」ダルーン

提督「…死屍累々と言った感じだな」

武蔵「…やぁ。ようやく来たか」

提督「何なんだこの惨状は…」

長月「皆で一緒に練習する曲を決めようとしていたんだが…」

吹雪「いろいろな意見が出てきてなかなか決まらなくて…」

舞風「あんまり進まないからじゃあまずバンド名を決めよっかって話になって…」

早霜「初めのほうはいろいろ意見が出てきたんですが…どんどん泥沼化してきまして…」

雲龍「結局どっちもどれにすれば決まらなかった…」

武蔵「まあ、そういうわけだ」

提督「なるほどな…まあ話し合いが長引いて泥沼化することはよくあることだしな…」

吹雪「そうなんですよぉ…司令官、どうしましょう…」

提督「うーんそうだな…このホワイトボードが今日話した内容か?」

早霜「はい。表はバンド名で、裏が曲についてです」

提督「そうか。まあとりあえず今日はバンド名については保留しておこう」バタン

提督「あんまり多くのことを一度に決めようとするとさらに話がややこしくなって進まなくなるからな。こっちはまた今度話せばいい」

提督「…で、これが出た候補か」

Nirvana:Smells like teen spirit

X JAPAN:Forever Love

The Blue Hearts:人にやさしく

Queen:Don't stop me now

フジファブリック:若者のすべて

The Derek and Dominos:Layla

Кино:Группа крови

164:天ノ弱

Etc,etc...

提督「多種多様だが…ものの見事にロックばっかだな」

長月「まあ皆ロックしか聞かないからな」

提督「うーん…まあまずこの辺はナシだな」シャッシャッシャッ

X JAPAN:Forever Love ×

The Derek and Dominos:Layla ×

164:天ノ弱 ×

…×

…×

武蔵「何故だ?」

提督「フォーエバーラブやレイラは普通に難しい上に一曲が長い。もう少し上達してから手を出したほうがいいな」

提督「天ノ弱は普通に難しいからなしだ。ベースのスラップも多用されてるしアレンジでどうにかなるレベルじゃない。他のやつについても同じ理由だな」

提督「…で、何を決めるかについてだが、まずは2曲ノリがいいものを、1曲は静かな曲を入れるのが妥当だろう」

提督「あんまり同時に多くの曲を練習しようとしてもうまくはいかないからな。大体3曲くらいがベストだ」

長月「どうして静かな曲を一曲入れるんだ?」

提督「どういう曲が得意なバンドかは、実際に合わせてみるまで分からない。吹雪のボーカルが実は内省的な曲に向いているという可能性もある」

提督「そういう意味で、雰囲気の違う曲をまず初めに練習するのは案外重要だぞ」

舞風「なるほどねー」

早霜「じゃあ残った曲の中から明るい曲と内省的な曲の二つのグループに分けてみましょうか」

提督「そうだな、それから議論を再開したほうがいいだろう」

雲龍「えーっと…大体こんな感じ?」シャッシャッ

ノリがいい

Nirvana:Smells like teen spirit

The Blue Hearts:人にやさしく

Queen:Don't stop me now

………

内省的

フジファブリック:若者のすべて

Кино:Группа крови

Nirvana:Come as you are

………

長月「そうだな…この中から決めるのか…」

吹雪「議論再開ですね」

ザワザワ…ワイワイ…

舞風「提督はどう思う?」

提督「うーん…正直この中からだったらどれでもいいと思うぞ?」

吹雪「でもコレとかは他に比べるとマイナーな曲ですよね。私が上げたやつなんですけど」

「Кино:Группа крови 」

提督「別にお前らが楽しめるならマイナーな曲でも全然いいと思うぞ。この曲は全員知ってるんだろ?」

雲龍「ええ」

武蔵「さっき聞いたぞ」

舞風「私は割と好きな感じだったなー」

提督「なら良いんじゃないか。別に人に向けて発表する機会があるわけでもないし、自分たちで楽しむだけならどんなにマイナーでも楽しめればそれでいい」

長月「あ、そっか。別にライブをするわけでもないしな」

提督「そういうことだ」

雲龍「そういえば、このあたりの曲はキーボードが入ってないから私の出番がないんじゃないの?」

Nirvana:Smells like teen spirit

The Blue Hearts:人にやさしく

提督「いや、キーボードは多彩な音を出して曲の雰囲気を整えるのが役目だからな。ないなら無理やり好きな音色をねじ込めばいい」

提督「何も忠実に原曲を再現すればいいってもんじゃないんだ。そういう試みが積み重なってお前らのバンドの「音」になっていくんだぞ」

長月「なるほどな…完璧にコピーしてもNirvanaになれるわけじゃないしな」

吹雪「それならいっそ私たちの好きなようにアレンジしたほうがいいのかもね」

………数十分後

長月「よし、決まったぞー!!」ペカー!

早霜「みなさん、これで異存はない?」

舞風「うん!」

武蔵「おう」

吹雪「うん」

雲龍「ええ」


Nirvana:Smells like teen spirit ○

The Blue Hearts:人にやさしく  ○

Кино:Группа крови ○


提督「よし、いいんじゃないか」

長月「これで明日からまた気合い入れて練習できるな!」ワクワク

雲龍「あ、でも楽譜とかどうするの」

吹雪「あー…どうしましょうか」

舞風「スコアとか買うのにもお金かかっちゃうよね」

提督「その辺の心配は無用だ」

みんな「「「???」」」

提督「俺が全部気合を入れて採譜をしてやろう」

吹雪「えっ…悪いですよ。結構大変なんじゃないですか?」

提督「そんなことはないぞ?俺は絶対音感持ちだしそこまで難しい作業にはならない。バンドの音を分析して譜に起こす作業は案外楽しいんだ」ウキウキ

舞風「うわ…なんかウキウキしてる」

武蔵「まあ楽しそうだしいいんじゃないか…」

雲龍「ここはお言葉に甘えましょうか…」

長月「そうだな…頼んだぞ司令官」

提督「おう任せとけ!どれからやるかな~♪」ルンルン

吹雪「あんまり急がなくてもいいので、仕事に支障が出ない程度にしてくださいよ…?」

提督「分かってるよ」

長月「そういえばお前らはこの後どうするんだ?」

雲龍「私はもう眠いし…あっ、ご飯も食べてなかったわね」

武蔵「言われてみれば…まずは食堂に行ったほうがよさそうだな」

吹雪「そうですね。私もご一緒しますよ」

長月「そうか。私は少しギターを弾きたいからスタジオに残るぞ」

舞風「舞風もちょっとドラム叩きたいから残るよー」

吹雪「分かりました。司令官はどうしますか?」

提督「俺はこのままここで作業をするからまだ戻らないぞ」

吹雪「あ、それならまた教えてもらいたいことがあるのでご飯食べた後にまた来てもいいですか?」

提督「おう。日が回るあたりまではここにいるつもりだからそれまでなら付き合えるぞ」

吹雪「やった!それじゃあお願いしますね!」

武蔵「あっ、私も教えてもらいたいことがあったのだが…」

提督「まあそれもまとめて聞いてやるからまずは飯を食って来い」

早霜「そういうことよ皆さん。まずは食堂に行くわよ」

ハーイ!!

ドンドンドン!!タタタッ…ギュゥゥン!!ギャッギャッギョーン!ナガツキオンリョウサゲロー!

提督(…)

提督(こういう音楽との付き合い方も、まあ悪くないな)

というわけで今回は以上です。後は用語解説を投下します

用語解説

・ESP Snapper
当SSにおける田中提督の愛機。田中のは青色。だいたい新品で2、30万くらい
日本の楽器メーカーESPが出すストラトタイプのギター。
作りも音も素直でいい感じ。ギターの音自体は若干没個性ではあるので、エフェクターを多用する人にもってこいのギター。
http://www.espguitars.co.jp/original/snapper/snapper_ctm.html

・Warwick Streamer stage Ⅰ
当SSにおけるグラーフの愛機。青色。大体新品で2~50万くらい。グラーフのはドイツ本社のカスタムショップ製なのでお値段は相当張ると思われる。
トーンとボリュームを調整するだけで多彩な音作りができる。ディストーション系のエフェクターの乗りもよく、ベースを前面に押し出すバンドに向いている。
http://www.warwick.de/en/Warwick---Products--Instruments--Customshop---Masterbuilt--Basic-Bass-Models--Streamer--Streamer-Stage-I--Streamer-Stage-I-4-String--Streamer-Stage-I--4-string--Pictures.html

・オリジナル
自作曲のこと。
初めのうちは結構力を入れて作っても、ライブではオリジナルよりコピーのほうが盛り上がることが多いからちょっぴり悲しい。
これを作る人はパートに関わらずバンド内でも頭一つ抜けた権力を持つことができる

・スタジオにあるホワイトボード
本当にあると便利。長月たちみたいに会議にも使えるし作曲の時のコードの記録なんかにも使える。
おいてないスタジオも多いので初めて行くところなんかは事前チェックはしておいたほうがいい。


・Nirvana:Smells like teen spirit
当SSでも度々登場しているロック界の伝説に残る曲の一つ。
知名度の割にはめちゃめちゃ簡単。また、曲の構成が単純ゆえに、実はアレンジもかなり入れやすくなっている。
ちょっと音域が高いから男の人には厳しいかも
https://www.youtube.com/watch?v=hTWKbfoikeg

・The Blue Hearts:人にやさしく
甲本ヒロト率いる言わずと知れた日本のパンクロックバンド、ブルーハーツの代表曲の一つ。
Train Trainやリンダリンダと共に今も世代を超えて聞かれ続けている。
曲自体は単純だがとてもかっこ良い。また、実は女性が歌ってもよく映える曲である。
https://www.youtube.com/watch?v=hhOMoTkYh9I

・Кино:Группа крови
吹雪が好きなソ連のロックバンド、Киноの代表曲。ポップだが内省的な雰囲気が漂う不思議な曲。
日本ではマイナーだがロシア国内ではかなり有名な曲らしく、何かのアンケートでロシア国内での人気曲ランキング一位をとったこともあるとか
めちゃめちゃ曲自体は簡単だが、アレンジが多彩にできると思われる。
https://www.youtube.com/watch?v=k9p4B6s0j4U

解説は以上です。
こういう曲を艦娘が演奏している姿はなかなか想像し辛いかもしれませんが…まあその辺は諸賢の想像力にお任せいたします。それではまた次回に

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