ウルトラマンエックス「私は不愛想な宇宙人じゃない!」輿水幸子「天然ですね!」 (89)


本田未央「ウルトラの星を信じる時!」ウルトラマンダイナ「本当の平和が訪れる!」
本田未央「ウルトラの星を信じる時!」ウルトラマンダイナ「本当の平和が訪れる!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1497882181/#header)
上記スレの続編となります。

アイドルマスター シンデレラガールズ×ウルトラマン


・物語はシンデレラガールズ2期からとなります。

・このスレにはオリジナルの設定・解釈がふんだんに取り込まれています。
 例・シンデレラのいる地球はエネルギーに満ち溢れていて、3分以上戦える等。

・現在のオーブ、次回作のジードの設定と矛盾している点もあると思いますがご容赦ください。

・スレ内のウルトラマンゼロとダイナは本編以上にはっちゃけています。

・今回からアニメ本編とは異なる展開が増えてまいります。


 アイドルマスター シンデレラガールズ×ウルトラマン


 前回のあらすじ

CP解散の危機に、凛とアーニャがプロジェクトクローネのメンバーに選ばれてしまう!

常務に反抗する二人だったが、新たなる挑戦・出会いの未来に惹かれ、仲間の後押しと共に参加することに!

スペースビーストの大群も退けたウルトラ戦士たちに、地球の人々は歓声の声を上げる!

遂に迫った秋のアイドルフェス!

だが、ヤプールは静かに時を待っていた……。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1498740842


 宇宙の彼方


『ケケケケケ』


ウルトラマンマックス「ぐぅ……攻撃が、通用しない……! ここまで、凶悪だとは」


『キャキャキャキャキャ』


マックス「このままでは……こいつは、あの地球に……」



きらり『マックスちゃん! ありがとう! また、遊びに来てほしいにぃ☆』

きらり『うん! 待ってるにぃ。これ、美味しいアメ! よかったら、ど~ぞ☆』



マックス「諸星きらり。すまない。どうやら、約束は果たせそうにない……」



 ケケケケケケケケケケケケケケ、キャキャキャキャキャキャキャキャ!!!



『そして、ウルトラマンマックスは消息を絶った』


・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・

・・・



 地球 仮 CPルーム

武内P「こちらが、五十嵐響子さんです」

五十嵐響子「五十嵐響子、15歳ですっ! 特技は家事全般! よろしくお願いします」

島村卯月「わ~、よろしくお願いしますね!」

小日向美穂「よ、よろしくお願いします……」 ボロ

響子「っ!? 小日向さん、大丈夫ですか!?」

武内P「小日向さんは少々、ムリをされていて……」

美穂「だ、大丈夫です……! まだ、私の頭上にはウルトらの星が輝いてます……!」

武内P(それは死兆星なのでは……)

響子「え、えっと。あの、島村卯月さん!」

卯月「そんなかしこまらなくても。アイドルを始めたのは、同じくらいなんですよね?」

響子「だ、だって! 島村さ……卯月ちゃんがウルトラマンゼロと戦ってくれなかったら!

 私、弟や妹がいて……ウルトラマンも普通の女の子より詳しくて……。

 あのエンペラ星人や邪神ガタノゾーアが現れた時、本当に怖くて……!

 だから、本当に! ありがとうございました!!」

卯月「わ、私はそんな! ゼロさんに身体を貸したくらいで……!」 テレテレ

響子「それでも! ありがとうございます!」 ペコリ

卯月「~~~~~//////」

武内P「……」 ニコ


武内P「この3人でユニット『ピンクチェックスクール』を組んでいくことになります」

卯月・美穂・響子「「「はいっ!!!」」」

武内P「既に本田さんも高森さん、日野さん『ポジティブパッション』を正式に結成いたしました」

ゼロ(in卯月)「なら、俺も挨拶しないといけないな。新しい仲間に」

響子「えっ! まさか……」

ゼロ「俺はゼロ。ウルトラマンゼロ。セブンの息子だ。よろしくな!」

響子「う、ウルトラマンゼロ……さん……! やっぱり、まだ卯月ちゃんと一緒にいたんですね!」

ゼロ「ああ、よろしく頼むぜ?」

響子「はいっ! 私、さっきも言いましたけど、弟と一緒にウルトラマン見てて!」

ゼロ「そっか! 未央や美波も、弟とみてたって言ってたな!」

響子「ゼロさんのお父さんの活躍なんてもう! 見知らぬ星の為に、命の限り戦って!」

ゼロ「おっ! そ、そうか? ま、まぁ、俺の親父だからな!///」

美穂(ゼロさん、照れてる~) ニコニコ

響子「レオさんが師匠なんですよね? あの不屈の闘志! 凄いですよね~!」

ゼロ「ま、ま~な! 師匠ズは俺でも一本取るのに苦労するからな!///」

卯月(ゼロさんったら、可愛いなぁ) ニコニコ

響子「それから! それから!」

・・・ ・・・ ・・・

・・・ ・・・

・・・


響子「あぁ、すみません! ウルトラマンさんとお話しできると思ったら、興奮して……」

ゼロ「気にするな! と言いたいところなんだが、卯月たちには時間がないからな」

美穂「大丈夫です! お肌の大敵ですが、睡眠時間を削れば……」

卯月「あの、美穂ちゃん? さすがにそれは……」

武内P(何が小日向さんをここまで駆り立てるのでしょうか……? ありがたいことですけど)

ゼロ「……よし、やるか!」 

 分離 & 実体化 → シャイニングウルトラマンゼロ

響子「す、すごい! キラキラ輝いてる……!」

卯月「というより、なんで……」

シャイニングウルトラマンゼロ「今の俺でも僅かにしか使いこなせないが、この姿は時と空間に干渉できるんだ」

武内P「な、なんだかとてつもない能力……某吸血鬼や某ライダーを余裕で倒せそうですが……」

Sゼロ「俺が今からシャイニングフィールドを作る。そこではかくかくしかじか」

武内P「まるまるうまうま。……つまり、ドラゴンボールの精神と時の部屋が作れると!?」

Sゼロ「おぅ! そこで特訓すれば、問題なし! 肉体的には歳をとらないように俺が調整する!」

美穂「これが……ノアの勇者の力……。……え、これ、私達の為に使っちゃうんですか!?」

Sゼロ「親父に知れたら絶対に怒ると思うが……。みっしーが良い奴だとわかっても、負けたくないからな!」

響子「えぇぇぇ……。い、いいんでしょうか? プロデューサーさん」

武内P「ほ、本人がいいとおっしゃっているなら……」

卯月「一期の時から合宿に連れて行ってもらったりしてましたからね! 旅費削減の為」

響子「レオさんの特訓ですね! ……ジープとか、出てこないですよね?」



 ガチャ

輿水幸子「おはようございま~す。こちらに美穂さんがいると……あれ?」

佐久間まゆ「ゼロさん? どうしたんですか? 実体化までして」

小早川紗枝「しかも……確かぁ、前の夏のフェスで一回だけそのお姿は見ましたなぁ」

幸子「滅多にならない形態というわけですね」

Sゼロ「この姿はシャイニング・アースでもエネルギー消耗が割と激しいからな。実はかくかくしかじか」

まゆ「特訓、ですか?」

紗枝「確かに、美穂はんはゼロはんと組むと張り切ってらっしゃるからなぁ」

幸子「常務さんが態度を軟化させたとはいえ、負けたくない気持ちはありますけど」

 ブゥン!

幸子「へっ? 時空の穴が……」

ウルトラマンエックス(ウルトラマンゼロアーマー)(人間サイズ)「テイヤッ!」 シュタ

幸子「ぐへっ!?」

Sゼロ「だから……それ俺のぉ」

卯月「エックスさん!」

美穂「幸子ちゃんの上に着地!? 変な悲鳴が!」

エックス「やぁ、みんな! て、ゼロ。何で実体化を」

Sゼロ「いや、俺が聞きたいくらいだ。ていうか、退いてやれ」

幸子「は、早く退いてください……」 ピクピク

大空大地「幸子ちゃん! ごごご、ごめん!」


Sゼロ「で、お前ら何しに来たんだよ? 今、この地球は定員オーバーなんだぞ!」

エックス(inエクスデバイザー)「な、なんだよ。私だってたまには遊びにきたいんだ!」

響子「テレビで見たことないウルトラマンさん……。えっと、確か、エックスさん?」

卯月「エックスさんはサイバー戦士で、XIOの技術と合わせて色々なことができるんです」

幸子「カワイイボクに会いたいなら、仕方がないですね!」

エックス「いや、幸子は別に……」

幸子「……えっ?」

大地「もう、エックス!」

まゆ「実際、ただ遊びに来られただけなんですか?」

大地「実は最近……アスナが怖くて……」

卯月「え? アスナさんって、同じXIOの」

エックス「大地が君達を、この世界を模したゲームをしていたり、CDを買ったりしただけでなんだか、視線が」

武内P「ああ、ゲームやらアニメの話は伺っていますが」

大地「ルイもたまに怖い時があるし……」

響子「えぇ? ゲームをしたりCDを買っただけでですか?」

美穂「なんでだろうね」


まゆ(あぁ……)

紗枝(モテるイケメンは違いますなぁ)


エックス「有給休暇もたまっていたし、二人が怖いので避難も兼ねてこちらにきたんだ」

紗枝「想像以上にひどい理由できとりましたなぁ」

大地「それで、ゼロはなんで実体化してるの?」

Sゼロ「実はかくかくしかじか~。というわけでな!」

大地「……え? 時間と空間を操る力をアイドルの特訓に使うの?」

Sゼロ「まぁ、親父は怒るだろうが……」

大地「自覚あるならやめようよ……」

美穂「それでも、それでも! 私、常務に勝ちたいんです! ぎゃふんと言わせたいんです!」

大地「えぇ……(困惑)」

紗枝「このスレの美穂ちゃんはちょっとテンション高いので、気にしないといてください」

エックス「まぁ、我々がプレイしているゲームを基準に考えると、大分テンションが高いな……」

幸子「なんだかビクトリーのショウさんもそんなことをおっしゃっていたそうですが……。
   お二人は誰を推されてるんですか? 当然、カワイイボクでしょうけど!」

エックス「そういえば、何故か幸子のSSRだけやたらと出て、ウザいから特訓素材にしようと」

幸子「エックスさんはボクに恨みでもあるんですか!? スターランクにして下さい!」

大地「い、いや、幸子ちゃんはカワイイと思うよ! ゴモラくらい」

幸子「それはどういう基準なんですか!? ていうか、ペットが可愛いって言ってるようなものですよね!?」

サイバーゴモラ「元気出せ。な?」

幸子「全く!……えっ?」

まゆ「サイバーゴモラさんまで連れてきて、あちらの防衛は大丈夫なんでしょうか……?」


武内P「お二人が来られたのも、丁度いいかもしれませんね」

卯月「丁度今、コスモスさんとムサシさんがいらっしゃってるんですよ!」

大地「えっ! あの、ヒカルさんとショウさんの言ってた」

Sゼロ「他にもダイナ、ガイア、アグルと、みんな滞在中なんだ」

まゆ「既に帰られてますけどエースさん達光の国のウルトラマンさんに」

紗枝「ジャスティスはんも。ネクサスはんは連絡付きませんけど、滞在中やなぁ~」

大地「そうなんですか! それは良い時期に来たかもしれないね!」

エックス「ああっ! 特にコスモスの話は、参考になりそうだ!」

幸子「大地さんも怪獣さんと共存するのが夢なんでしたね」

大地「人間が勝手に環境を変えてしまったせいで、住処を追われた怪獣もいるからね。
   スペースビーストのような共存できない怪獣もいるけど、可能な限り同じ命として共存したいんだ」

幸子「立派な心掛けですね! きっとボクのようなカワイイ存在がいれば、怪獣さん達も和むでしょうね!」

エックス「君のその無駄な自信はどこからくるんだ?」

幸子「ムダ!?」

まゆ「エックスさんの辛辣さは何なんでしょうか……?」

大地「お、俺は幸子ちゃんのこと好きだよ? SSRも最初に出たし、限定と通常2種類揃ったし……」

Sゼロ「愛梨と雫、どっちがよかった?」

大地「の、ノーコメントで」

幸子「むむむむむ!! ボクの可愛さが分からないなんて!」 プンプン!

紗枝「よしよし~。幸子はんは可愛いどすぇ~?」 ナデナデ


 ガチャ

アスカ・シン「よ~す。て、ん? なんでゼロが実体化してるんだ?」

本田未央「お、噂の新メンバーも! ……て、大地さん?」

Sゼロ「こっちも噂をすれば」

響子(ダイナ! CPに入る所は目撃されてなかったけど、やっぱり普通に出入りしてたんだ!)

エックス「あなたが……ウルトラマンダイナ、アスカ・シンですか。お噂はかねがね」

大地「初めまして! XIOの大空大地です。エックスと一緒にユナイトして戦っています」

アスカ「あぁ! 噂は聞いてるぜ。『オーブ』とも一緒に戦ってくれたんだってな?」

大地「いやぁ、捕まっちゃうし、宝石にされるし……」

エックス「その後もデザストロの驚愕の正体に驚かされ……」

Sゼロ「はは、ちょいと苦労したな」

幸子「その割にはなんだか、和んでいますねぇ」

エックス「地球の言葉で言うなら……恋は盲目ってところかな?」

まゆ「はぁ……」 キョトン

大地「カワイイ女の子だったね」

エックス「ふっ。ジャグラーくんも隅に置けないな」

アスカ「っ! ジャグラーに会ったのか?」

エックス「ああ。大地を助けるのに、協力してくれたが」

大地「その後もなんだかんだ言ってSSP……人間を助けたり、ガイさんを助けるのに協力してくれました」

エックス「彼の協力がなければ、どうなっていたか。私の宝石化を解いてくれたのも、彼だからな」

アスカ「そうか……。そうか~!」 ニコニコ

幸子(アスカさん、なんだか嬉しそうですね。ジャグラーさんという方、お知り合いなんでしょうか?)


Sゼロ「それより、丁度よかった! 未央、藍子、茜! 準備は良いか!?」

日野茜「準備は万端です!!!」

高森藍子「う、噂のシャイニングフィールドですね……!」

Sゼロ「よし! じゃあ、行くぜ!!」 ピカー!

紗枝「まぁ。綺麗な色が広がって」

アスカ「ゼロって便利だよなぁ。俺なんか次元移動する時、ゲートを見つけてそこを通るのに」


卯月「いざ! 打倒凜ちゃん!」 ヒョイ

美穂「妥当常務! 我々は会社の歯車じゃないぞ~!!」 ヒョイ

響子「ええっと……! が、頑張ります!」 ヒョイ

未央「しぶりんめ! 裏切り者の末路を教えてやるぜ~!」 ヒョイ

茜「今まで感じたモヤモヤ! 全て燃やし尽くしますよ!!」 ピョン!

藍子「ま、待って~」 ヒョイ


幸子「入っていっちゃいましたね……」

武内P「ウルトラマンのなんでも能力はわかっていましたが、ここまでとは……」

アスカ「いや、あいつは特別おかしいと思うぜ?」

エックス「『イージス 光る時』の恨みは忘れられない……!」

まゆ「恨んでたんですか……。一応、ゼロさんが来ないと『ツミ』だったわけですし……」


 ガチャ

姫川友紀「紗枝ちゃん! 幸子ちゃん! お疲れ~! て、大地じゃん! おっひさ~!」

大地「あ、こんにちは」

アスカ「よぉ、友紀ちゃん!」

友紀「何々? 遊びに来てくれたわけ? アスカさ~ん、今日も飲みにどうよ!?」

アスカ「おっ、いいねぇ!」

幸子(えぇぇ……? 今日『も』!?)

紗枝(ほんま、コミュ力たかいわぁ)


ゼロ「ふぅ、疲れた。オーブの時よりだいぶ短い時間だが、やっぱり疲れるな」 ヒョコ

まゆ「え? もう終わったんです……あ、そうか。時間が違うから……」

紗枝「こちらの一瞬が、あちらではえらい長い時間なんですなぁ」


卯月「ふぅ……! 少々、強くなり過ぎました……!」

美穂「そうだね……! まさか、私もスペシウム光線が出せるように!」

茜「今の私達なら、どんな敵にも勝てます!!」

未央「今なら私、自力でダイナになれる気がする……!!!」


アスカ「いや、ダイナは俺!」

エックス「一体どんな特訓をしたんだ!?」

大地「キャラ変わってるじゃん!!?」


藍子「未央ちゃん達ったら! 2週間ほど特訓しただけですよ!」

響子「そ、そうですよ! その間に、いっぱいお喋りしましたけど」


エックス「人間の女の子に肩入れしても、使っては良い力ではないな……」



友紀「おっ! いいね~! なんか知らないけど、秘密の特訓?」

大地「なんだか恐ろしいタイミングで来てしまったような……」

エックス「せっかくの有給休暇だ。ゆっくり休もう」

卯月「ゼロさんも私の中でゆっくり……」

美穂「いえいえっ! 私の中で……!」

卯月「……美穂ちゃん?」

美穂「……ふふ」 ニコォ

響子「えぇぇ……」

ゼロ(アスカ、これ、なんか、ヤバい奴か?) テレパシー

アスカ(とりあえず、別の子の所にいっとけ) テレパシー

ゼロ「今日は間を取って響子の所にお邪魔しようかな!」

響子「えっ」

卯月・美穂「…………」 ジー

響子「っ!?」 ビクゥ

ゼロ「あ~、そうか。普通、嫌がるよな。すまなかった」

響子「い、いえ! 大丈夫です! よければどうぞ!」

ゼロ「そうか? じゃあ、お言葉に甘えようかな!」

武内P(五十嵐さんはどうなるかなぁ……) ハァ

紗枝(ゼロはんも罪なお人やなぁ。あ~、響子はんのところというと、女子寮やなぁ)

部屋にある鏡『…………』


 プロジェクトクローネ レッスン室

ミラーナイト(人間態)「ゼロ、とんでもない加担をしていますね」

グレンファイヤー(人間態)「あいつ、幾らなんでもダメだろ」

速水奏「多分だけど、ウルトラマンゼロもグレンには言われたくないと思うわ」


神谷奈緒「特訓法はともかく! このままじゃ、負けちゃうぞ!」

北条加蓮「何をどう負けるのか判断基準が分からないけど」

渋谷凛「やるからには全力……。後から結成したユニットに遅れはとれない!」

大槻唯「クローネ自体もかなり最近だけど~」


宮本フレデリカ「ていうか! ゼロちゃん加担し過ぎ~! このままじゃ負けちゃうよ!」

唯「こうなったら……!」

フレデリカ「お、唯ちゃんに何か妙案が?」

唯「ゼロちゃんにお願いして、ピカピカフィールド唯たちにも使わせてもらおうよ!」

フレデリカ「ナイスアイディ~ア! よし、賄賂用のお菓子を準備だ!」

塩見周子「ダメだこりゃ」

春野ムサシ(大地には後で挨拶に行こう)


 『ハーレム?』

十時愛梨「大地さん、また遊びに来てくれたんですね~!」 プルン

及川雫「丁度~、実家から牛乳が届いたんですよぉ~!」 プルン

大地「いや~///」 テレテレ

エックス「だ、大地……アスナとルイからメールが来てるぞ……」

大地「……え? なんで? どうやって?」 血の気サー

サイバーゴモラ(すまんな。俺の仕業だ)

エックス「内容……読むか?」

大地「……いや、や、やめておこう。エックス、そのメールは『届かなかった』。いいね?」

エックス「後が怖いな……」

愛梨「どうしたんですか~?」 ムギュ

雫「牛乳、嫌でしたか~?」 ムギュ

大地「はは……ははは……」


幸子「大地さんは前も後ろも、地獄のようですね……」

片霧早苗「ま、まぁ、若いんだし! せめていい地獄に進むべきね!」

堀裕子「エックスさんのサイバーアーマーなら……!」

友紀「それ、超能力じゃなくて化学じゃないっけ?」

紗枝「そもそも、人間が使えるものとちゃいますなぁ」


 『大地と、大地と海』

藤宮博也「お前がウルトラマンエックスと、大空大地か。噂は聞いてるぞ」

高山我夢「同じ研究者でもあるようだ。よろしくね!」

大空大地「はいっ! よろしくおねがいします」

美城常務(我が社が集合場所というのも……。とはいえ、利益的な意味でもいてくださる方が……)

今西部長「久しぶりだね、大空くん」

モロボシくん「ピグッ!」

大地「あっ! ピグモンがいる! 他の地球にもいるんだ!」

我夢「そちらはこの地球での僕らのスポンサーの美城常務。部長さんとは知ってるんだっけ?」

大地「お二人より先に、この地球には来てますので」

常務「美城です。以前、我が社を、地球を守っていただき、ありがとうございました」

エックス「守ったのはミラーナイトと、この事務所のアイドルたちだ」

常務「ふふ……そうですね(光の戦士というのは、こういう人たちなのだな)」 フフ

エックス「それで、私に聞きたいことがあると」

我夢「破滅招来体は知ってるかい?」

エックス「噂だけなら。スペースビーストと同じで、共存はできない存在だと」

藤宮「その上位存在が言っていた『入口』とやらに、心当たりはないか?」

エックス「入口? 聞いたことがないが」

大地「調査なら僕らも手伝いますよ」

藤宮「いや、俺達でやる。ジャンボットやジャンナインも協力してくれているから、大丈夫だ」

我夢「君は君の夢の為に、話すべき人がいるだろ?」

大地「はいっ!」


 『待望の人』

大地「お会いできて光栄ですっ!」

ムサシ「ああっ! 僕も君とは是非話がしたいと思っていたよ」

エックス「あなたが噂に名高い慈愛の勇者ですか!」

コスモス「初めまして」

大地「是非、話を!」

唯「わ~、新しいウルトラマンちゃんだ! 飴舐める?」 ヒョコ

エックス「いや、舐めないが」

フレデリカ「じゃあ、マカロン食べる? 美味しいよ~」

大地「あ、フレ……デリカさん(あったことないのに、ゲームの影響で愛称呼びするところだった)」

フレデリカ「あれ? フレちゃん、有名人? なら、私に会えてラッキーだね~!」

大地(凄い。ゲームと同じで、全くブレない! というか、美少女っぷりが凄い)

唯「ねぇねぇ、一緒に写真撮ろうよ!」

エックス「はい、チーズ」 カシャ

大地「エックス!? まだルイルイとのこと根に持ってるの!?」

エックス「ここで写真に応じなかったら不愛想なウルトラマンだって思われちゃうし……」

周子「むしろ、ウルトラマンってゼロみたいな奴が稀でしょ」

グレンファイヤー「ゼロの親父さんとか、真面目だったからな~」

コスモス「……イエーイ」 ボソッ

ムサシ「っ!!!????」


 『響子とゼロ』

響子「ウルトラマンさんと合体って、凄いですね! もう、パワーが溢れてきます!」

ゼロ「卯月も慣れるまでは制御に苦戦してたな~。蘭子は……割と上手くできてたな」

ゼロ(思えば『光を継ぐ者』の前兆だったのかもな)

ゼロ「響子、急に巻き込んで悪かったな」

響子「いえ! けど、私は女子寮住まいだから美穂ちゃんとはそこで」

ゼロ「時間が経てば、大丈夫だろう。最近、美穂も蘭子も妙に合体を強要してきて……」

響子「きょ、強要ですか?」

ゼロ「きっと、みんなが寝坊しても俺が身体を勝手に動かしたりして、楽させたのがいけなかったんだな……」


卯月『ぐー……』

ゼロ『全く、卯月は。よいしょ、顔を洗って、ご飯を食べて、着替えて……』

卯月『むにゃむにゃ……。あ、気づいたらまた、家を出る準備ができています!』


響子「なんていうサービスの良さ……。蘭子ちゃんは?」


蘭子『傷ついた悪姫ブリュンヒルデ!』 ビシッ!

ゼロ『蘭子、ポーズはこっちのほうがよくないか?』 ビシ

蘭子『おぉっ! じゃ、じゃあ、ブラックスパークレンスを構える時は……』


響子「ゼロさんの性格が蘭子ちゃんと合うんですね……」


ゼロ「みんなといると楽しいからな。ついつい、肩入れしちまうんだ」

響子「私達としては、凄く嬉しいです! 人間、好きになってくれたんですね!」 ニコ

ゼロ「俺の親父も、人間の事は信じてるぜ。悩み、傷つくことがあっても……」

響子「はいっ!」

蘭子「響子ちゃん……あっ、ゼロさん!」

アナスタシア「ゼロ、今日はこっち、ですか?」

ゼロ「よぉ、蘭子! アーニャ! 邪魔するぜ? クローネはどうだ?」

アーニャ「大丈夫。うまく、やってます」

ゼロ「そうか。アーニャが元気でやってるなら、それでいいさ」

アーニャ「スパシーバ♪」

蘭子「わ、我も! あの、その、い、いっぱい、頑張って……」

ゼロ「わかってるって!」

蘭子「えへへ~♪」

響子(みんな、ゼロさんのこと大好きなんだなぁ♪)


 『秋のアイドルフェス 控室』

卯月「ついにこの時が来ましたね……!」

美穂「うん……!」 ボロボロ

響子「あ、あの、美穂ちゃん? 大丈夫?」

美穂「スタミナドリンク30が10本残ってるから、大丈夫!」 ゴクゴク プハー

響子(ダメかも)

未央「いや~、私としまむーは今回、お休みだと思ったし!」

卯月「美穂ちゃん、ホントに無理しないで……」

美穂「ムリなんて! 私も、大したことできない私でも……これくらい、戦いたいから!」

卯月「美穂ちゃん……」

紗枝「だからって、うちらのことないがしろにしたら、あきませんで?」

美穂「も、もちろんだよ!」

まゆ「ふふ、みんなで頑張りましょうね」

モロボシ・シン「みんな、頑張れよ! 今回は舞台裏から見守ってるぜ」

武内P「ゼロさん、すみません。スタッフの真似ごとまで……」

シン「気にするな。俺が好きでやってることだ」

エックス「だからといって、我々をスタッフとして使うのはどうなんだ?」

大地「ま、まぁまぁ……」

シン「こいつがいれば、システムの事は大抵できるだろ」

エックス「私をコンピューター扱いするな!」

ジャンボット(SD)「我々もいる。この地球程度のシステムならば、問題はない」

ルギエル(SD)「お前はまだいい。我なんか、ネコ耳のメガネ置きにされているのだぞ?」

エックス「君は自分の行いを悔い改めた方がいい」


凛「あ、みんな。ゼロ、今日は直に手伝ってくれるんだね」

シン「よう、凜! 俺が育て上げたピンクチェックスクールとポジティブパッション、勝てるか!?」

未央「しぶりんめ! 我がシンデレラ帝国は裏切り者を許さないぞ!!」

凛「あれ、おかしいな。私の記憶だともっと感動的に送られたはずなのに……」

茜「悪の幹部、プリンセスブルー!! 覚悟してください!!!」

藍子「か、覚悟しろぉ///」

加蓮「いやぁ、ムリに付き合わなくても……」

凛「もぅ、割と恥ずかしいからやめてよ。エックスに、大地さんも、ありがとう」

大地「せっかく来てるからね」

凛「アスカさん達は? ムサシさんも見てないんだけど」

エックス「美城常務の計らいで、特別席から観戦するそうだ」

ルギエル(SD)「はぶかれてやんの」

エックス「大地、こいつをエクスラッガーショットで吹き飛ばそう」

李衣菜「ルギエル、次は何の料理がいい? ブルーチーズに漬けてみようか?」 ニコォ

ルギエル(SD)「ごめんなさい」

大地「……これ、闇の支配者を名乗ってたんだよね?」

木村夏樹「はは、だりぃの方が完全に主導権握ってるな……」

安倍菜々「尻に敷かれてますね……」


アーニャ「美波、見てて、ください。私の、新しい、冒険」

美波「ええっ! けど、私だって負けないわ!」

アーニャ「ダー♪」

シン「いこうぜ、シンデレラガールズ! みんなの実力、みっしーに見せてやろうぜ!」

卯月「はいっ!」

卯月(きっと、私は本当は出られなかったから……いっぱい頑張るぞ~!)

きらり「卯月ちゃん、やる気が凄いにぃ☆」

未央「しまむーだけじゃないぞー! 私も、超頑張るから!!」

未央(見ててよね、ダイナ!!)

みりあ「未央ちゃんもすごいやる気~!」

杏「杏もたまには、本気を出さなきゃね」

エックス「ふっ、あの時のようにか? 大地にも負けない、強いユナイトだった」

杏「う、うるさいなぁ///」


李衣菜「あんたもビクトリーのフリ(SS一期)して、私らのこと助けてくれたくせにね~」

ルギエル(SD)「……何のことだ」 ピク

李衣菜「ま、白を切るならそれでもいいけど?」

ルギエル(SD)(我は……この人間に、期待しているのか?)

ルギエル(SD)(ギンガの言葉が正しいことを、証明してほしがっているのか……?)


小梅「素敵な悪夢になるといいなぁ」

エックス「悪夢はダメなんじゃ……」

幸子「小梅さんなりの表現なので……」

大地(実際に見ると、小さくて可愛いなぁ) 

幸子(この目、ゴモラさんを見てる時の目ですね)

小梅「……」


小梅(……蘭子ちゃん、やっぱり……)

小梅(ダイゴさんと違って……最後は……『人じゃない』方を選ぶのかな……?)


大人の蘭子『それじゃあ、行きましょう! アスカさん!』

アスカ『おぅ! ウルトラマンとしてのイロハ、俺が教えてやるぜ!』


小梅(……やだなぁ。旅立つ蘭子ちゃんが、想像できちゃう)


蘭子「小梅?」

小梅「が、がんばろう、ね?」

蘭子「うむ!」


小梅(もし蘭子ちゃんがアスカさんみたいに宇宙へ旅立っちゃったら……)

小梅(「あの子」みたいに、この世界にいないのは……寂しい、なぁ)



 特別席

 ~♪ ~~~♪ ~~~~~♪

部長「さすがだね」

美城常務「彼女達はよくやってくれていますよ」

常務「……宮本と大槻は、もう少し抑えてくれるとありがたいですが」 ハァ

ムサシ「彼女達も真面目……なんですよ? 根は」

常務「春野様にはクローネの護衛という名のお守り、本当にありがとうございます」

ムサシ「いえ……。僕も興味がありましたから。後、お守り言わないでください」


我夢(結局、『入口』についてはわからずじまいか……)

藤宮(ピースは揃っているんだがな)

我夢(エネルギー量の多い少女達、奇跡の起こりやすい地球)

藤宮(あの超時空魔神エタルガーが『謝った』というのも気になる)

アスカ(蘭子ちゃんがティガダークを操る能力があるなら、そいつは『卯月ちゃんの能力』なのかもしれねぇ)

ムサシ(僕がカオスヘッダーに優しさを届けたように、自分の想いを伝える力……)


常務「……難しい顔をされていますね」

藤宮「……悪いな。元々愛想のない顔でな」

常務「そのようなことはないと思いますが、今くらいはごゆっくりどうぞ」

部長「ゼロくんもいるから、よっぽどのことは起きないはずだよ」 ピコーン

藤宮(ん??? 部長の頭上に旗が立った???)


 異次元


ヤプール「機は熟した!」

ヤプール「エネルギーは貯まり、宇宙のゆがみの調整も完了した!!」

ヤプール「別次元のウルトラマン共という不安要素もあるが……」

ヤプール「奴らが我が配下バキシウムを生かしたのが間違いよ!」 ※オリジンサーガ参照

ヤプール「今に見ていろ……ウルトラマン共!!」

ヤプール「新田美波、本田未央、双葉杏。そして、神崎蘭子に島村卯月!」

ヤプール「貴様らにコケにされた恨み、忘れはせんぞぉ……!」


ヤプール(だが、暗黒宇宙大皇帝のダークネストライデントを持ち去った者……今、何処にいるのだ?)

ヤプール(天使面をした連中が探していた入口も、このヤプールをもってしても探れなかった)

ヤプール「まぁいい。幻影帝王を蘇らせ、ウルトラ戦士共を始末さえしてくれればな……!」



卯月・未央「…………」

ジャンナイン(SD)「二人とも、脈拍に乱れがある」

ジャンボット(SD)「どうした? いつもとは違う乱れだが」

未央「いやだってさ、今回で冬の舞踏会が出られるかどうか決まるわけじゃん?」

武内P「美城常務が態度を軟化させたとはいえ、仕事へのポリシーを曲げることはないでしょう」

卯月「だ、だから、いっぱい頑張るつもりですけど! 凜ちゃんはライバルだし……」

シン「大丈夫だ」 ポン

卯月「ぜ、ゼロさん?」

シン「なんたってこの俺、ウルトラマンゼロが力を貸してやってるんだ! 大丈夫だ」

響子「そ、そうだよ! いっぱい! 練習したし!」

美穂「私もまだまだ頑張るから!」 ゼェハァゼェハァ

藍子「響子ちゃんはちょっと、休んだ方が……」 アセアセ

茜「凄まじい燃え方ですね!! まさに、魂を燃やしています!!!」

大地(美穂ちゃん、ホントにどうしたの?)

エックス(恋は盲目というか、猪突猛進という奴だろう……)

武内P「冬の舞踏会については、忘れてください。会場のお客さんと一緒に、笑顔で」

みりあ「楽しむんだね!」

武内P「はい、その通りです」 ニコ

シンデレラガールズ『はいっっっ!!!』

美波「シンデレラプロジェクト! ファイト!」

シンデレラガールズ「オーーーーーーー!!!」


未央(しぶりん、見てなよ。みんなが別々の道へ進んでも、バージョンアップしても)

未央(私達の底には、ニュージェネがある!)


鷺沢文香「…………」

橘ありす「文香さん?」

奏「大丈夫?」

グレンファイヤー「文香の嬢ちゃん、大丈夫か? 俺、憑依する?」

文香「えっ、い、いえ? さすがにそこまでは……」 

ミラーナイト「グレン、気を利かせてください。あなたじゃ女性は嫌がりますよ」

グレンファイヤー「あ、そっか~。わりぃわりぃ……て、ミラちゃん? なんかひどいこと言った?」

ミラーナイト「おや、気のせいじゃないですか?」

アーニャ「私は、嫌じゃない、ですけど」

凛「あ、うん。そういう意味じゃなくて……」

文香「……」 クス

ミラーナイト「おや」

文香「あ、ごめんなさい……。その、賑やかで、楽しそうだと思って……」 フフ

グレンファイヤー「へへっ。ま、冗談はこれくらいにしてよ、頑張れよ!」

凛(グレンとミラーナイトの漫才には、いつも緊張を持ってかれちゃうなぁ)

加蓮「凜、次は卯月ちゃんだよ」

奈緒「ピンクチェックスクールで、次がポジティブパッション……!」

唯「結局、シャイニングフィールド借りれなかったよぉ~!」

周子「本気で借りるつもりだったん?」

凛(……卯月、未央! 頑張ろうね!)



響子「……次」

シン「不安か?」

響子「大きい舞台は、初めてだから……。けど、大丈夫です!」

卯月「はいっ! 私達には、最っっっ高の仲間と!」

美穂「最強のウルトラ戦士がついてるからね!」

シン「おぅ! 見守ってるぜ、」

エックス「ようし、本番だ!」

大地(スタッフ衣装)「行ってらっしゃい!」


 ダッ!

卯月「ピンクチェックスクールです! よろしくお願いします!」

 ワーーー!! 卯月ちゃ~ん!! 美穂ちゃ~ん!! 響子ちゃ~ん!!

 卯月ちゃ~ん! ありがと~~~!!


エックス「卯月は凄い人気なんだな」

シン「アイドルとしての卯月の人気と言われると、少し困ったところだが……」

大地「けどみんな、純粋に感謝しているみたいだし。彼女が頑張ったのも事実だし」

エックス「悪いものではないだろう」

ジャンボット(SD)「贅沢な悩みだな」

ジャンナイン(SD)「ん……? なんだ、この反応は?」

エックス「何か、来るぞ!」


卯月「では、聞いてください!」

美穂「お願いシンデレ……え? 何?」

響子「え? どこ?」


ヤプール「ウルトラ戦士ども!!」


ファン1「あ、あれは」

ファン2「ヤプールだ!」

ファン3「あいつ、エンペラ星人と一緒に死んだんじゃ……」


シン「あの野郎! やっぱり、生きてやがったか……!」

エックス「アレが、異次元人ヤプール……!」

シン「デュワッ!!」

大地「いくよ、エックス!!」

エクスデバイザー「エックス、ユナイテッド」

 変身 → ウルトラマンゼロ、ウルトラマンエックス

ウルトラマンエックス「イーーーサーーーッ!!」

卯月「ゼロさん! エックスさん!」

ウルトラマンゼロ「はっ! 今更ノコノコ出てきやがって! 卯月たちには指一本、触れさせねぇぜ!!」


ファン1「ウルトラマンゼロ!」

ファン2「それと、確かウルトラマンエックス!」


部長「ヤプール! まだ生きていたのか……」

ムサシ「アレは……」

部長「異次元人ヤプール。かつて、ウルトラマンエースが戦い、多くのウルトラ戦士を陥れてきた悪魔だ」

アスカ「そんな奴が……。行くぜ、お前ら!!」

 ダイナー!! ガイアー!! アグルー!! コスモースッ!!

ダイナ・ガイアV2・アグルV2・コスモス「シュワッチッ!」

グレンファイヤー「はっ、バカかよテメー! 正義の味方ご一行を相手にする気か!」

ミラーナイト「あの時と同じく、数の暴力で対処させてもらいましょうか」

ウルトラマンエックス「油断するなよ! 奴がこの場にのこのこ現れたということは」

ヤプール「その通りだ!!」

ジャンボット(SD)「ゼロ、各地に超獣が出現して暴れているぞ!」

一角超獣バキシム「ゴアァァァ!!」

ミサイル超獣ベロクロン「グゥゥゥ!!」

コスモス(ムサシ)「っ! アレは」

ダイナ「サイキが操ってたクグツ怪獣……?」

ヤプール「バカが! アレはこのヤプールが作り出した超獣だ!」

ガイアV2「なんだって!?」

ヤプール「ヤプールがいない間に野生化し、散らばって利用されていたようだが……。お優しいなぁ?

 お陰で、貴様らのデータはしっかりと集まったぞ!! 間抜け過ぎて笑えてくるわ!!」

アグルV2「ちっ……」


ヤプール「いでよ! エースキラー!!!」

 バリーンッッッ!!!

エースキラー × 4体 「「「「グォォォォ!!!!」」」」

武内P「え、エースキラーが4体……!????」

杏「ま、まさか……」

ヤプール「そうだ! それぞれにダイナ、コスモス、ガイア、アグルのデータを読み込ませてある!」

未央「うげぇ!? な、なんて丁寧な仕事っぷり」

ヤプール「褒めても許さんぞ! 特に貴様らは!!」

未央「いぃっ!? 相変わらず、心の狭い奴……」


蘭子「ヤプール……! 今一度、我が巨人が闇の底に葬ってくれようぞ!」

小梅「ら、蘭子ちゃん」

蘭子「小梅……」

小梅「……かえって、きてね?」

蘭子「うむ! 古の巨人よ、我に力を!」 ピカー


ティガダーク(蘭子)「光と闇、全てを超越せし古の巨人が相手ぞ!」

ヤプール「現れたな。一番の不確定因子め……!! だが、お前の相手はヤプールではない」

蘭子「えっ?」

大地「そういえば、ショウさんの話じゃグア軍団は……」

エックス「まさかっ」


ヤプール「いでよ、宇宙の歪み!!」

 ズズズズズ……

ゼロ「やはり、奴は……!! させるか!!」

ヤプール「おっとっ!」 ビー!

卯月「あっ」

ゼロ「卯月! ウルトラゼロディフェンダー!!」 カンッ!

美穂「助かったけど……!」

響子「あ、あいつ、何をする気? 絶対に、良くないことですよね?」

ヤプール「さぁ、今一度蘇れ!! 幻影帝王よ!! 貴様らの滅亡、地獄で見ているぞ!!」

  ドゴーンッッッ!!!

奈緒「ヤプールの身体が砕け散って……歪みに吸い込まれて!」

加蓮「なんで、そこまでして地球を……」

凛「あいつに何かを考えるのなんて、ムダだよ! 早く、避難しないと。ファンの人たちも……」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ!!!

幻影宇宙帝王ジュダ・スペクター「ヤプール、貴様の恨み受け取ったぞ」

幻影宇宙大王モルド・スペクター「痛快! 痛快! まさか貴様に恨みを晴らせるとは」

幻影宇宙女王ギナ・スペクター「ヤプール、光栄に思うがいい。貴様の配下はグア軍団としてやろう!」

エックス「アレが、ジュダ……! しかも、分裂した状態で」

ゼロ「ちっ。面倒なことを……」


ジュダ・スペクター「いでよ! スーパーグランドキング・スペクター!!」 バババババ!!


スーパーグランドキング・スペクター「ギャァァァァァァァァ!!!!」


ジャンナイン「市街地に大型の怪獣が……まずいぞ、ゼロ!」

ジャンボット「超獣4体、エースキラー4体、グランドキングで9体だと……!?」

ゼロ「くっ! ウルティメイトフォースゼロ! ダイナ、ガイア、アグル、コスモス、頼む!」


ダイナ「任せろ!」

コスモス(ムサシ)「僕のせいで……!」

ガイアV2「言っても始まらないよ! エースキラーたちは僕らが」

アグルV2「超獣はウルティメイトフォースゼロ、頼む!」


モルド・スペクター「ハッハッハ!! 今度は我らが、戦力で上回ったようだな」

エックス「私がモルド・スペクターと戦う! 蘭子くんはギナ・スペクターを!」

ゼロ「ジュダは俺が! だが」

ティガダーク(蘭子)「グランドキングはどうすれば……!」

ギナ・スペクター「ウルトラ戦士共、今度こそ消してやる……!」


「スーパーグランドキング・スペクターは我々に任せてもらおう!!」

ゼロ「この声は!」


ウルトラマンレオ・アストラ「イヤァァァァァァァ!!!! ダブルキック!!!!」 ドゴーン!!

Sグランドキング・スペクター「ッッッ!!!?」


ゼロ「レオ! アストラ! 来てくれたのか!!」

レオ「宇宙の歪みが移動していることが分かり、調査にきた。まさか、こんな大混戦だとは」

アストラ「グランドキングは我々で押さえる! その間に、ジュダ達を!!」

茜「押さえるなんてケチなことはやめましょう!! 倒しちゃいましょう!!!」

レオ「君は」

茜「いやー、光栄ですね!! あのウルトラマンレオに会えるなんて!!!」

藍子「建物内だからよくわからないけど……」

紗枝「すごい。舞台裏なのに感覚だけで外の状況を把握しとります」

茜「私も一緒に戦わせてください!! ポジティブパッションの初陣、成功させたいです!!」

レオ「なんて熱い心だ。いいだろう、君の燃える心を信じよう!!」

茜「はいっっっ!!! よろしくお願いします!!!」

藍子「え、ええっと、茜ちゃんが心配なので……よろしければ」

アストラ「わ、わかった。宜しくお願いします」 ペコ


茜「宇宙に煌くエメラルドーーーーーッッッ!! レオーーーーーッッッッッ!!」

藍子「よくわからないけどアストラさん、お願いしますーーー!」


未央「よくわからないのにあーちゃんが行った―――!?」



ウルトラマンレオ(茜)「物凄いパッションを感じます!!!」

アストラ(藍子)「よ、よくわからないけど、頑張ろう!」

未央「しぶりんに力を貸してくれたなら! きて、ネクサス!!」

 バシュンッ!!

ネクサス アンファス(未央)「さぁ、私達の初陣だ!!」

茜「私たちのパッションで、地球は救えます!!!」

藍子「うん……! これからが、私達の始まりだから……!」


卯月「未央ちゃんが、自力でネクサスさんを……」


レオ「グランドキングは我々に任せろ!」

アストラ「ゼロ達は三軍神を!」

未央「ようし! 私の色は、何色かな!? 光れ、未央ちゃんカラー!」

 ネクサス アンファス → ネクサス ジュネッスサンライト

卯月「わぁ、太陽みたいな輝いているネクサスさん!」

響子「すごい! 秋なのに、真夏みたい……!」


ネクサス ジュネッスサンライト(未央)「見せてやるぜ! 私達のファンファーレ!!」

茜「涙は流しません! 流すのは、勝利の汗です!!」

藍子「この戦いに勝って、誇らしく歌います!」


ギナ・スペクター「おのれ、ウルトラマンども!!」

ジュダ・スペクター「だが、我らを倒さぬ限りグランドキングは止まらないぞ!」


レオ(茜)「テヤーーー!!! レオパンチッ!!!」

 ドゴーンッッッ!!!

Sグランドキング・スペクター「ギャァァァ!!??????」


モルド・スペクター「何? 何故だ。何故、グランドキングがダメージを負う!?」

ゼロ「そうか! 輝きの地球、光エネルギーの多い茜たちには」

エックス「邪気を払う力が宿っているのか!」


ジュダ・スペクター「なんだと!?」

幸子「茜さん凄すぎですよーーー!!??? あ、僕もでしたか! さすが、カワイイ僕ですね!!」

ジュダ・スペクター「…………」 イラッ

紗枝「あ、幸子はんが標的にされてますな」

幸子「えっ!?」


大地「会場の人たちの避難もまだ終わってないのに! なら」

エクスデバイザー「サイバーゼットン、ロードします」 カキーン

エックス「なるほど、ゼットンシャッターで守りを固めたのか」

幸子「ほっ……」

モルド・スペクター「ちっ、小癪な……」


ジュダ・スペクター「おぼろげだが、覚えているぞ。このジュダを利用した輩が、お前と戦わせたようだな」

ゼロ「ふっ。あの時よりは手応えがありそうだな?」


モルド・スペクター「忌々しいギンガとビクトリーはいないようだが、面白いのがいるな」

ルギエル(SD)「むっ」

李衣菜「ルギエル、逃げるよ!」

みく「こうなったらトンズラにゃ!」

エクシードエックス「何度でも、貴様の闇を祓ってやろう!」

大地「俺達、ウルトラマンが!」


ギナ・スペクター「闇を纏う分際で、光の勢力に肩入れするとは」

ティガダーク(蘭子)「真の強者に勢力など不要! ゼロさんの為に、私が……!」

ギナ・スペクター「強者かどうかはさておき、男の趣味は最低みたいだな」


蘭子「…………はっ? 何? おばさんのモテない僻み?」 イラ

ギナ・スペクター「…………あっ? 小娘、なんつった?」 イラ


エクシードエックス「モルド・スペクター、提案がある」

モルド・スペクター「いいだろう」

エックス・モルド「「あの二人の戦いには手を出さない」」

ジュダ・スペクター(実際、ああなると姉上は手が付けられん)

卯月・美穂・響子「「「えぇ……?」」」


ゼロ「ゼロスラッガー!! オラッ!!」

ジュダ「バットキャリバー!!」

  ガキィィィン!!

ゼロ「ちっ! さすがに手強いぜ……!!」

ジュダ「なかなか、骨のあるやつだな……!!」


エクシードエックス「エクスラッガー! エクスラッガーショット!!」 ビィィィ!!

モルド「むんっ!!」 ガキィン!

Eエックス「弾いただと!?」

モルド「貴様の戦法は見ているからな! 一対一なら負ける道理はない!」 ブゥン!

大地「ぐっ……! さすがに、強い……!」


ギナ「この、小娘が!!」 ガンガン!!

ティガダーク(蘭子)「はぁっ!? おばさん!!」 ゲシゲシ!!

ギナ「誰がおばさんだ! お前もそうなるんだよ!!」 ムチアタック!

蘭子「光と闇に選ばれし戦士は永遠のアイドルなり……!!」 髪ヒッパリ

ギナ「いたたた! 髪を引っ張るな! 今時そんなキャラ付け流行らないんだよ!!」

蘭子「は、はぁ!? 格好いいでしょ!!!?///」


卯月「ゼロさんは互角に戦えてますけど」

美穂「エックスさんがちょっと押されてる! 相手に戦法が割れてるから……」

響子「……蘭子ちゃん、どうしましょう。ティガダークがダークっぽいけど、キャットファイトに……」

武内P「と、とにかく、避難を……(困惑)」


レオ(茜)「でやぁぁぁ!!」 ドゴン! バゴン!

アストラ(藍子)「えいっ! えいっ!!」 ガン! ガン!

ネクサス ジュネッスサンライト(未央)「シュトロームソード!!」 ブゥン!

Sグランドキング・スペクター「ギャァァァァァァ!!!!???」

未央「分解できない! ダメージはあるみたいだけど……」

茜「ネクサスさんの力でもダメですか!!」

藍子「地道に『邪気』を払うしかないんだね……」

レオ「君達のお陰で余力はあるが、強敵だ」

アストラ「できればゼロに加勢したいですが……」


未央「グレン! そっちはどう?」 テレパシー

グレンファイヤー「こっちはちょいと手強いが、普通の超獣だ!」

ジャンボット「もうまもなく、終わらせる!」

ミラーナイト「そうしたらすぐにダイナ達に加勢に入り」

ジャンナイン「グランドキングをタコ殴りだ。その怪獣を見ていると、何故か苛立つ」


李衣菜(それ、絶対にあんたのせいでしょ)

ルギエル(SD)(そういえば、そんなこともあった)


常務「ゆっくり、落ち着いて避難してください!」

部長「建物はウルトラマンエックスと、ミラーナイトが守ってくれています!」

女の子「せっかくの卯月ちゃんのライブなのに……あっ」 コテン

ピグモン「ピグッ!」 スッ

女の子「ありがと~!」

常務「……」 ニコ

部長「こちらは終わるが……」 チラ


ゼロ「ウルトラゼロキックッッッ!!!」

ジュダ「むぅん!! 効かぬわ!!!」 ガキィン!


モルド「どしうした? 動きが悪いぞ!」

Eエックス「くっ、エクスラッガー!!」 バシュン!


ギナ「このっ!! 小娘が!!」 ゲシゲシ!

ティガダーク(蘭子)「おばさん!!」 ガシガシ!


卯月「避難はできても、このままじゃ……」

響子「どうにか、加勢できないかな……?」

美穂「……? 気のせい、かな? なんだか、空から、嫌な感じが」

卯月「イヤな感じ? そ、そう言われると、なんだか……」

響子「宇宙に、何かいる?」


周子「みんな、急いで~!」

文香「はぁ、はぁ……」

ありす「文香さん! 大丈夫ですか? もしかして、元々体調が悪かったんじゃ……」

文香「だ、大丈夫です……」 ゼェハァ

杏「もしかして、三軍神達の邪気に当てられたんじゃ……」

美波「可能性はあるわね」

唯「あのおっかなさそうな3人の事!? あいつら、なんだかすごく強そうだよ!」

杏「実際、メチャクチャ強いよ……!」

李衣菜「ちょっと、ルギエル! あんた、邪気を防いだりできないの?」

ルギエル(SD)「お前は我の事を何だと……」

李衣菜「あんた、かな子ちゃんや文香ちゃんみたいにおっぱい大きい子、好きでしょ」 ジトー

ルギエル(SD)「……ソンナコトハナイ」 ギク

夏樹「お前なぁ……。なんか、ロックじゃない奴だなぁ……」

みく「こっちの避難が終わらない以上、お前も避難できないニャ! 手助けするにゃ!」

ルギエル「その程度なら、少し休めば治るはずだ」

菜々「今は一分一秒が惜しいんですよ!」

ルギエル「仕方がない……っ!!? な、なんだこれは?」

奏「ど、どうしたのよ?」

ルギエル「そいつを担いで、早く逃げるぞ! このままでは、全員消される!!」

夏樹「ルギエルがこんなにハッキリと警告……? いったい、何が?」


モルド「この感覚は……! そうかそうか! 実に痛快! 貴様らはどうも、滅びる運命のようだな!」

ジュダ「兄上?」

ギナ「ん? これは……。そうか! 外へ!」

 ブゥン、ブゥン、ブゥン

ティガダーク(蘭子)「待てーーー!! ゼロさんをバカにしたの、謝れーーー!!」 フッ

ゼロ「お、おい、蘭子?」

Eエックス「君、好かれてるなぁ……」

ゼロ「ま、まぁな」

大地「蘭子ちゃん、完全に神崎語忘れてガチギレしてたからね……」


ゼロ「しかし、奴ら、急に……っ! なんだ、このエネルギーは?」

大地「この計測値は……!?」

Eエックス「ば、バカな! まさか! 復活したのか!? それとも、この宇宙の???」

大地「エックス! 俺達も外に!」


卯月「ジュダ達がテレポートした?」

響子「私達も追いかけましょう!」

美穂「何? 何が来ているの……?」


 市街地

エースキラー → ダイナキラー「グォォォ!!!」

ダイナ「くそ! 手強いぜ……!」

コスモス(ムサシ)「僕のせいならば……!!」

 コスモス ルナモード → コスモス コロナモード → コスモス エクリプスモード

コスモス エクリプスモード「ハァァァァ!!!」 ドゴンッ!!

コスモスキラー「グォォ!!?」

アグルV2「そうか。あの時の戦いではルナしか見せていなかったから」

ガイアV2「なら、僕も……ん? あれは、雷? だが、黒い?」


 ドギュゥゥゥゥゥン!!!!!


ジュダ「ほぅ! これは」

モルド「痛快、痛快! 再びこのエネルギーを手にできるとは!」

Eエックス「止めろ! もう、我々が争っている場合ではない!」

ギナ「はっ! 今更、命乞いとは。ウルトラマンが聞いてあきれる」

ティガダーク(蘭子)「そうです! そこのおばさんを倒しましょう!」

大地「蘭子ちゃんはちょっと黙ってて! 一応は光側なんだし!」

蘭子「あ、はい……」 ショボーン

ゼロ「俺の為に怒ってくれてるのは凄い嬉しいから。な?」

蘭子「えへへ~♪」


Eエックス「それはただの闇のエネルギーではない! ダークサンダーエナジーは!」

大地「虚空怪獣グリーザのレーダーなんだ!」

モルド「グリーザ? 怪獣が、これほどのエネルギーを?」

ギナ「面白い。その怪獣を、グア軍団に加えれば」

Eエックス「そんな生易しい奴ではない!」

大地「エックス! ダメだ! もう、グリーザがくる!!」

 ケッケッケッケッケ……

ゼロ「なんだ? これは?」

ティガダーク(蘭子)「エネルギーを感じるのに……感じない???」

 キャッキャッキャッキャ……

卯月「ゼロさん! ……え、あれ、は??」

美穂「な、なんか変だよ!」

響子「見えてるのに、見えてない感じ……?」

グリーザ(第2形態)「…………………………………」

 ドゴーンッッッ!!

グレンファイヤー「待たせたな!」

ミラーナイト「新手が来てしまったようですが……」

ジャンボット「我々が食い止める!」

ジャンナイン「その間に、グア軍団を」 ダッ!

Eエックス「よせっ! 迂闊に近づくな!」


グレンファイヤー「おりゃぁぁぁ!!」

グリーザ(第2形態)「ケッケッケッケッケ……」

 ブゥン、ブゥン、ブゥン……

ミラーナイト「攻撃が当たらない!」

Eエックス「今すぐ加勢を!」

モルド「おっと! 面白そうだ。見学させてもらおうじゃないか」 ガシッ!

大地「邪魔をするな!」

グリーザ(第2形態)「キャッキャッキャッキャ……」 ビィィィ!!

ジャンボット「ぐっ!!? どういうことだ!? 実体が捉えられない!!」

ジャンナイン「僕らのセンサーをもってしても、奴の動きが……!? 見えているのに、どういうことだ?」


ネクサス(未央)「な、なんなの、あいつ……!?」

レオ「ウルティメイトフォースゼロの攻撃が当たらない!?」

アストラ「あんな怪獣、見たことがありません!」

茜「す、凄く不気味です!」

藍子「こ、怖いよぉ……」



大地「奴は無! 自然現象に近いんだ! このままじゃ、この地球も奴に食いつくされてしまう!」

ティガダーク(蘭子)「し、自然現象!? なのに、怪獣?? 自然と共に生きる怪獣じゃなくて?」

Eエックス「今までの怪獣とは、存在そのものが違うんだ!」


Eエックス「わかっただろう! ここで争っていても、互いに消耗されたところを奴に食われるだけだ!」

モルド「面白い」

大地「なっ……!?」

ジュダ「悪意もなく、存在するだけで他者を脅かす。素晴らしい!」

ギナ「どちらが生き残り、どちらが奴に食われるか……ふふっ!」

ティガダーク(蘭子)「……お前たちは、闇の存在ですらない。ただの、迷惑な奴だ!」 ギリ!

ゼロ「上等だ! テメーらがその気なら、俺が全部ぶっ潰してやる!!」

ジュダ「だが、先に食われるのは我々ではないようだ」


グリーザ(第2形態)「ケケケケケケケ! キャキャキャキャキャ!」


まゆ「ひっ! こ、こっちを見て……」

卯月「私達が固まっているから! 固まってる私達は、並みの怪獣さんより強いエネルギーを出してるから……」

美波「私達が標的に……」


グレンファイヤー「う、ぉぉぉぉぉ!!」 ガシッ!

フレデリカ「グレンちゃん!」

ありす「グレンさんの腕が分解され……ひっ!」

グレンファイヤー「嬢ちゃんら、早く逃げろ!! グ、アァァァァァァ!!」

グリーザ(第2形態)「ケッケッケッケッケ」

きらり「グレンちゃん! ダメーーー!!」


ミラーナイト「ウォォォ!!!」

グレンファイヤー「へへ、ミラちゃん。らしくねぇんじゃねぇのか?」

ミラーナイト「あなただけに、良い格好はさせませんよ……!」

奈緒「ミラーナイト! やめて! やめてくれよ!!」

加蓮「ゼロ! みんなを助けて!!」


ゼロ「任せろ!! 今いく」

ジュダ「お前の相手はこのジュダだ! バットキャリバー!!」

ゼロ「ぐおっ!?」

響子「ゼロさん!」


ジャンボット「私は、私の友人達を……」

莉嘉「ジャンくん! やめてぇぇぇぇぇ!!」

ジャンナイン「アーニャたち、どうか無事でいてくれ……」

アーニャ「ナイン!!」



ありす「あ、あ、あ……! じゃ、ジャンナインさんたちが!」

周子「う、うそでしょ……? ば、化け物やん……」

アーニャ「そん、な……」

凛「グレン! ミラーナイト! ジャンボット! ジャンナイン……! 嘘でしょ……!?」


ゼロ「テメーーーーーーーー!!!!!」

ジュダ「お前の仲間を食しても止まらないか。次の標的は誰になるかな?」

モルド「我らか? ウルトラマンか?」

ギナ「それとも、エネルギー量だけは多く無防備な小娘かな?」


グリーザ(第2形態) → グリーザ(第3形態)

グリーザ(第3形態)「ケッケッケッケッケ……」


幸子「ひっ! あ、ああ……」

Eエックス(ん? グリーザが、あの形態になった?)


レオ(茜)「みなさんが!! で、ですが!!」

ネクサス(未央)「私達頑張ってる方だと思うんだけどなぁ……! グランドキング相手に!」

アストラ(藍子)「3人でこの怪獣を押さえてるってすごいことなんだね! だけど、このままじゃ」


紗枝「固まってたらあきまへん! でないと」

杏「もし、杏達が標的になったら、人間が走って逃げれる相手じゃないし、なら固まってた方がいいよ」

美波「その方が、ゼロさんたちが守りやすいはずよ」 ブルブル

凛「うん……。その方が、私達が囮になれる」 ブルブル

奈緒「こ、この状況でそんな……」

加蓮「信じてるんだね……」

響子「ウルトラマンを信じる時……そう、だよね……!」


グリーザ(第3形態)「キャッキャッキャッキャ……」

ティガダーク(蘭子)「させない!!」 ダッ!

小梅「蘭子ちゃん!?」

蘭子「エネルギーの吸収なら……ティガダークだってできるんだからぁ!」

グリーザ(第3形態)「ッッッ??????????」

大地「グリーザの動きが止まった……?」

Eエックス「そうか。奴はエネルギーを奪われるなんてことを経験したことがないから」

大地「戸惑っているのか!」

蘭子「っ! この感覚……」


智絵里「あっ……」

かな子「智絵里ちゃん、どうしたの?」

智絵里「ミラーナイトさんの鏡が、まだ残ってる……」

きらり「ほんとだ! ディフェンスミラーがまだ残ってる……にぃ?」

杏「ミラーナイトの鏡って本人が消すか、壊されないか消えない性質……なんじゃ?」


蘭子「ウルティメイトフォースゼロはその鼓動、鳴りやまず! 奏でている!」

ゼロ「なんだって!? ようし、なら」


ギナ「小癪な……! まずは小娘の守るものから消してやる!」 ダッ

幸子「ひぃ!? コスプレした『おねえさん』がこっちに!!?」

ギナ「…………おねえさん」 ニコ

幸子「ひぇ!? なんで笑顔でこっちにくるんですかぁーーー!?」


武内P「うぉぉぉぉぉ!!!」 ドゴン!!

ギナ「ぐっ!?」 

武内P「女性の姿をしている相手に申し訳ないですが……!」

唯「うわぁ、華奢なお姉さんっぽい見た目とはいえ、ふっ飛ばした!」

周子「CPのプロデューサー、やるぅ~!」

ギナ「貴様……!!」 ヒュンヒュン!

武内P「ぐあぁぁぁ!?」

幸子「ひっ! ぶ、武器なんて卑怯ですよ!」

李衣菜「ルギエル! なんかビーム出して!」

ルギエル「それができればお前の所にいない」

ギナ「ん? ふふ、面白そうね」 ドカッ!

武内P「うぐっ……」 ゴロン

ギナ「それを渡せ。お前もスパークドールズから戻してやろう。そして、グア軍団に協力しろ」

モルド「噂は聞いているぞ。ダークルギエル、ウルトラマンギンガに復讐する機会もくれてやる」

ジュダ「我らが、宇宙の支配を手伝え」

ルギエル「何……?」 ピク


みく「や、ヤバいにゃ。この状況でルギエルを奪われたら……」

菜々「ホントに勝ち目が……」

夏樹(イザとなったら、アタシが体当たりでもなんでも……例え、殺されても……!)

きらり(て、手伝うにぃ……!) プルプル



ルギエル「我がお前たちの元を去ったとしても」

モルド「見逃そう。その後に相対することがあれば、その時だ」

Eエックス「この状況ではまずいぞ……」


ルギエル「断る」

李衣菜・みく「えっ!?」


ギナ「何故だ? 素晴らしい好条件のはずだが」

ルギエル「お前たちは勘違いしている。我が目的はあくまで、幸福の中の停止。支配などではない」

モルド「愚かな。なら、貴様も死ぬがいい!」

ルギエル「愚かなのはお前達だ。お前たちは、光の者を侮り過ぎだ」


 レボリウムウェーブ!! フォトンストリーム!! フォトンスクリュー!! コズミューム光線!!

 ドゴーーーーーーーーーーーンッッッ!!!!


ジュダ「エースキラー共が!」

ダイナ(ミラクルタイプ)「ウルトラの星を信じる時、平和が訪れる! 待たせたな!」

コスモス エクリプス(ムサシ)「慈愛の勇者コスモスは、邪悪に対して立ち向かう!!」

ガイア スプリーム・ヴァージョン「地球の大地と海の叫び……!」

アグルV2「存分に聞かせてやろう……!!」


ルギエル「無限に復活できるなど奢る浅はかなお前達では、ウルトラマンは倒せぬ」


李衣菜「ナイス時間稼ぎ! わ、私はルギエルを信じてたよ!」

みく「でかしたにゃ! 今度、文香ちゃんのおっぱいを触れるかどうか交渉してやるにゃ!」

ルギエル「お前ら、我を何だと……。……文香の胸の件はお願いします!」

文香「えっ!?」

智絵里(ルギエルはかな子ちゃんじゃなくて、文香ちゃん派なの???)


ティガダーク(蘭子)「き、気を抜くと私が吸収される~~~! た、助けて……」 ←ギリギリ

グリーザ(第3形態)「ケッケッケッケッケ」 ← 余裕

美穂「一人既に限界な人が……」

大地「蘭子ちゃん! もうちょっと、頑張って!」

ティガダーク(蘭子)「か、神崎蘭子、頑張りまふぅ……ひぃぃ」

Eエックス「グリーザを逆に吸収しようとしている分には凄いのだが……」

ダイナ(ミラクル)「あいつにレボリウムウェーブは効きそうにないな……」


コスモス(エクリプス)(ムサシ)「ならば! コズミューム光線!!」

グリーザ(第3形態)「っ!!」 ブゥンブゥン

蘭子「あいたっ! て、痛くない。けど、撃つ時は言ってほしいなぁ……」


ガイアSV「避けた。ということは、当たればダメージはあるのか」

ネクサス(未央)「さすが、チート光線……」

ムサシ(コズミューム光線って、この地球だとそんな呼ばれ方してるんだ……)


Eエックス「作戦がある。以前、奴にエクスラッガーを突き立てた時、中の怪獣たちが解放された」

ゼロ「解放? そんなことができるのか?」

大地「エクスラッガーを取り込んだことで、奴は消化不良のようなものを起こしたと考えてるんだ」

ガイアSV「あの怪獣、何かの理由でウルティメイトフォースゼロを消化できてないからか」

Eエックス「強くなってはいるがあの形態は、グリーザ自身に異常をきたしている形態でもある」

アグルV2「よし、俺と我夢、ダイナで三軍神は押さえる」

コスモス(エクリプス)(ムサシ)「僕と蘭子ちゃんでグリーザを止める!」


ダイナ(ミラクル)「選手交代だ! 次は俺が相手だぜ!」

ジュダ「ほぅ。このジュダの相手が務まるかな?」


ガイアSV「シャイニングブレード!!」

モルド「むんっ!! 奴のエネルギーを受けた我には、通じぬぞ!」


アグルV2(人間サイズ)「女の見た目をしてようが……俺は手加減しないぞ」

ギナ「はっ! 気取りやがって。そこで転がっている男と同じにしてやる」

武内P「う、うぅ……」

アグルV2「……見上げた勇気だ。後は、俺に任せろ!!」 ダッ


コスモス(ムサシ)「蘭子ちゃん! 大丈夫?」

ティガダーク(蘭子)「だ、だいじょぶでふぅ……」 ヘロヘロ

ムサシ(ダメだ)

グリーザ(第3形態)「ケッケッケッケッケ」 バババババ!!!

ムサシ「っ!? ジャンナインのジャンフラッシャーか!」

蘭子「じかに触れてないならば!」 ギュイン!

ムサシ「だ、大丈夫?」

ティガダーク → ティガ(マルチタイプ)(蘭子)「我が魔翌力は満ち溢れん!」

ムサシ「ああ、奪われた分は回収したの……? 便利な能力だね……」


Eエックス「後は隙をついてエクスラッガーを突き立てるだけだが」

大地「解放しても、奴の姿はあのままだった。どのみち、グリーザを倒せる力がなければ」

卯月「みなさんの総攻撃ならきっと! けど、問題は……」


レオ(茜)「やぁぁぁぁぁ!!!」

アストラ(藍子)「とりゃー!」

Sグランドキング・スペクター「ギャァァァァア!!!」

ネクサス(未央)「こいつの防御力、なんなんだー! もう!!」 ゼェハァ


ジュダ「どうした? その程度か?」

ダイナ(ミラクル)「ちっ……。ダークサンダーエナジーの力か……」

モルド「くくくく! 先程のエックスよりは楽しめているぞ?」

ガイアSV「どうかな? ガイアの力は、こんなもんじゃない!」

ギナ「はははは!! どうした!? 弱い男だ!!」

アグルV2「ふん、うるさい女はモテないぞ」


大地「三軍神が邪魔だ……」

ゼロ「……俺がグリーザを倒す」

Eエックス「ゼロ、幾ら君でも一人では」

ゼロ「俺に考えがある。この星だからこそできる奥の手だ。グリーザを確実に倒せるはずだ」

エックス「君がそこまで言うとは……」

ゼロ「だが、時間がかかる上に、使った後は俺も消耗が激しくて動けないだろう」

大地「わかった。必ず、俺達が守り抜きます!」


ゼロ「シンデレラガールズ! 俺に、力を貸してくれ!!」

卯月「ゼロさん?」

 ウルトラマンゼロ → ルナミラクルゼロ

ルナミラクルゼロ「ダイナ! コスモス! 力を借りるぜ!」 ブゥゥゥン!!


ウルトラゼロアイ(ルナミラクル) × 14 「さぁ、みんな! 俺に力を貸してくれ!」


智絵里「ゼロさんのウルトラゼロアイが、私達の分だけ分裂して……!」

唯「じゃあ、未央ちゃんがいない分は唯がやりま~す!」 パシ

美穂「蘭子ちゃんがいない分は私が!」

フレデリカ「え~、フレちゃんもやりたかったな~」

奏「自分から進んでいくのね……」


ギナ「貴様ら!!」 ヒュン! ヒュンヒュンヒュン!

アグルV2「しまった! ムチの衝撃が一つ……」

卯月「あっ……」

美穂「っ! 卯月ちゃん! 危ない!!」 ドン

卯月「美穂ちゃん!?」

美穂「あうっっっ!!?」 ドゴーン!

まゆ「美穂ちゃん!!」

美穂「う、うぅ……」 ドサ

ギナ「ちっ! 一匹だけか」

アグルV2「貴様ぁ!! アグルセイバー!!」 ブゥン!


まゆ「美穂ちゃん!」 タタタ

武内P「うっ……こ、小日向さん……?」 フラフラ

紗枝「気絶してるだけのようやぁ……」 ホッ

響子「許さない……! 最後の一つ、私がやります!!」

卯月「美穂ちゃんの分も……! 私達が、地球を守ります!」


シンデレラガールズ「デュワッッッ!!!!」


莉嘉「いっくよ~!!!」 みりあ「あんな怪獣さん!!」 きらり「倒しちゃうにぃ!!」

ルナミラクルゼロ(響子)「そして、ファイナルウルティメイトゼロです!」


アーニャ「ゼロのパワー、感じます!」 凜「みんなのパワーだよ!」

智絵里「パワー・オブ・スマイル! ですね!」

唯「ゼロちゃんのパワー、感じまくり! 今度は超上手くやれちゃうよ~!」


ダイナ(フラッシュ)「さすが、ゼロ。とんでもねー力技だぜ!」

ムサシ「君が築いてきた絆と、この地球だからできることだ……!」


ジュダ「お、おのれ! ウルトラマンゼロ……!!」

モルド「奴め! あのとんでもないエネルギーの連続攻撃で倒すつもりか!!」


ネクサス(未央)「力づくは、ゼロだけじゃないぜぇ!!」

レオ&アストラ&茜&藍子「「「「レオ・アストラ、ダブルキック!!!! ヤーーーッッッ!!!」」」」

ネクサス(未央)「オーバーアローレイ・シュトローム!!!!」 バシュン!

Sグランドキング・スペクター「ギ、ギヤァァァァァァァァァァァァァ!!!!?????」

   ドゴーーーーンッ!!!!!

ジュダ「くっ、小娘ども……!!」

レオ「まさかグランドキングを我々だけで倒せるとは……! 君達の破魔の力、感謝する!」

茜「次は三軍神です!! 首を洗って待っていてください!!!」

アストラ「女の子なんだからそういう台詞は……。いや、言っている場合じゃない!」


ジュダ「おのれ!! バットキャリバー・スラッシュ!!」 バシュン!

ルナミラクルゼロ(卯月)「っ! まだチャージが……」

ルナミラクルゼロ(響子)「卯月ちゃんが狙われて!」

 バッ!!

未央「しまむーを守るのは、私だーーー!! グゥ、キャァァァァ!?」 ドゴーン!!

ルナミラクルゼロ(凜)「未央―――――ッッッ!!!」

未央「ま……まだ、終わらない!! みんなは、私が守る! メタフィールド!!」

 バチバチ…………

未央「さ、さすがに展開しきれないけど……これで、壁くらいには……」 ボロボロ

ルナミラクルゼロ(凛)「未央! これ以上はやめて!!」

未央「わ、私ってさ、NGの始め……肝心なスタートで、迷惑……かけちゃったから……」 チカチカチカチカ!!

凛「そんなの、いいんだよ! お願いだから……」

卯月(ゼロさん! まだですか!?)

ルナミラクルゼロ(もう少しだ……! 全員分は、この地球と言えどさすがに……!)

卯月(ゼロさん、未央ちゃん、お願い……!)


エクシードエックス「エクシード! スラッシュ!!」 バババババ!!

グリーザ(第3形態)「ケッケッケッケッケ」 ブゥンブゥンブン!!

コスモス(ムサシ)「右手から剣を!? 弾いている!! ジャンボットの武……いや、違う?」


ルナミラクルゼロ(きらり)「あれ? あの技、もしかして」

ルナミラクルゼロ(杏)「メビュームブレードでもないし……え、まさか」

大地「今のは……まさか!」

きらり「きっと、そうだにぃ! だから、グレンちゃん達も無事なんだにぃ!!」

ルナミラクルゼロ(かな子・智絵里)「「お願い! 目覚めて!」」


きらり・杏「「ウルトラマン、マックスーーーーーッッッ!!!!」」

『誰かが、私を呼ぶ……』


グリーザ(第3形態)「キャッキャ……ッッッ!!??」

ムサシ「グリーザの動きが……鈍く! 今だ!!」

Eエックス「ウルティメイトフォースゼロ!! マックス!! 戻ってこい!!!」

 グサッッッ!!!

グリーザ(第3形態)「……………ッッッ!!!!????」


グレンファイヤー「うぉぉぉ!? あ、腕ある~!」

ミラーナイト「な、なんとか、出れましたか……」

ジャンナイン「外に出たことで、再構築できたようだ。グレンの腕も無事だ」

ジャンボット「君のお陰だ。ウルトラマンマックス」

ウルトラマンマックス「シンデレラガールズ。君達の声が聞こえた」


ルナミラクルゼロ(きらり)「マックスちゃん! 無事でよかったにぃ☆」

マックス「いや、私は一度、分解された」

大地「え? じゃあ、何で」

マックス「諸星きらり。君がくれた飴が、どういうわけか私の意識を分解後も保ってくれた」

蘭子「きらりちゃんの想いが、宝具となりて、禁断の実に宿る?」

きらり「マックスちゃんの役に立ったなら、よかったにぃ☆」


ガイア(そうか。この地球に宿る奇跡の力が、アメを通してマックスに力を)

アグル(そして、この地球に来たことと更なる異物であるグレン達を取り込み)

コスモス(ムサシ)(ウルトラマンマックスの姿に戻れたのか)

ダイナ(よくわかんねぇ)


ジュダ「ウルトラ戦士が増えたところで……!!」

レオ(茜)「させません!! 藍子ちゃん!」

アストラ(藍子)「うん!」

レオ・アストラ「ウルトラダブルフラッシャー!!!」 ビビビビビ!!

ジュダ「ぬぅぅぅ!?」 ギギ!

ダイナ(フラッシュ)「受け止めたのか!? なら、追加だ! ソルジェント光線!!!」

ジュダ「うぉぉぉ!!?」 ドーン!

モルド「ジュダ! おのれっ!」

コスモス(エクリプス)「エクリプスブレード!!」

ガイアSV「フォトンエッジ!!!」

モルド「ぉぉぉおおおっ!!?」


ギナ「兄上!! ジュダ!!」

アグルV2「シンデレラガールズ! もう一度俺に力を貸してくれ!」

まゆ「代役でよければ、幾らでも貸しますよ~!」

紗枝「まぁ、うちらもエネルギー量あるし、いけるやろ!」

なつきち「いくらでも持ってってくれ!」

アグル スプリームヴァージョン「借りるぞ! お前たちの破魔の力!」

ギナ「なっ!?」

アグルSV「スプリームストリーム!!!」 グググ! ビィィィ!

ギナ「アァァァァァァァッッッ!!!」

ダイナ「こいつらは押さえた! 今だ! ゼロ!!」


ルナミラクルゼロ「たまったぜ……! 受けろ! グリーザ!!」

グリーザ(第3形態)「(´・ω・`)?」

エクシードエックス「大地! 我々で動きを止めるぞ!!」

大地「ああっ! エクシードエクスラッシュ!!!」 トルルル! トルルル! トルルル! バシン!

グリーザ(第3形態)「ケッケッケッケッ……!?」

 バシュン! バシュン!! バシュン!!!

エックス「今だ! イージス光る時、この地球の未来を示してくれ!!」

ルナミラクルゼロ「おぅ!!! いくぜ、シンデレラガールズ!!」

ルナミラクルゼロ(唯)「シンデレラガールズじゃないけど、いっきま~す!」

周子(なんて元気な代役)


唯「けどけど~!」 ササ

ネクサス ジュネッスサンライト(未央)「ゆ、ゆいゆい?」 ボロボロ

唯「一緒に撃とっ! 唯じゃまた、変な方向に行っちゃうかもしれないし?」

未央「……っ! うんっ!!」


卯月(唯ちゃん……。ありがとう……!)

凛(ありがとう。唯……!)


奏「蘭子ちゃん、私達の力を使って。あなたなら、なれるでしょ? 私達のエネルギー、好きなだけ使いなさい」

周子「グリッターティガで、ダメ出しの一撃!」

奈緒「そうすりゃ、絶対にグリーザを倒せる!」

加蓮「私はそのまま倒れそうだけど……気にしない!」

ありす「そうです! ウルティメイトフォースゼロが殺されるかもしれないくらい頑張ったんです!」

文香「私達も……できることを!」

フレデリカ「吸っちゃえ吸っちゃえ~♪」

菜々「うぅ……。菜々はちょっと、手加減……い、いえ! 17歳だから頑張ります!」

小梅「蘭子ちゃん!」

ファイナルウルティメイトルナミラクルゼロ(アーニャ)「みんな……!」

ティガ(マルチタイプ)(蘭子)「わかりました! クローネの……仲間の力、お借りします!」



部長「神崎くんが光を集めて……」

常務「みなさん、ウルトラマンティガを想ってください。それがきっと、力になるはず」

ピグモン「ピグッ!!」

女の子「わ~! 私から光が!」

ファン1「俺達からも……!」

ファン2(あのティガはきっと、アイドルの誰かなんだ……!)

ファン3(なら、想わないわけ、いかないだろ!)


ティガ マルチタイプ → グリッターティガ

グリッターティガ(蘭子)「っ! いつもより、サイズが少し大きい!」

奏「そ、そりゃ、私達が」 ゼェハァ

フレデリカ「い、息切れしてるし?」 ゼェハァ

加蓮・文香「ひ、ひぃ……」 グッタリ

奈緒(加蓮と文香は、ちょっと、気を使ってあげて欲しかったな……)


蘭子(この場にいるみんなだけじゃない! これは、美嘉ちゃんや楓さんの光も……!)


みく・李衣菜「「ファイナル!!」」

莉嘉・みりあ・きらり「「「ウルティメイト!!」」」

智絵里・杏・かな子「「「ゼロ!!!」」」

 ギュイン! ギュイン! ギュイン……!!!

美波・アーニャ「「シンデレラ!!」」

卯月・未央・凛「フィニッシュ!!!」

 バシュン!!

唯「やった~! 真っすぐとんだ~!」

未央「そこ!?」


グリーザ(第3形態)「ケッケッケ……ヒャッハッハッハッハ!!!」

エックス「大量のエネルギーに歓喜しているのか?」

響子「なら! 美味しい光のエネルギー! たっぷり、召し上がれ♪」

蘭子「そして、我らが人の光も!」

小梅「蘭子ちゃん、いっけ~!!」

蘭子「私はダイゴさんに比べれば未熟だけど……みんなの光がある!! グリッターゼペリオン光線!!!」

 ビィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!


グリーザ(第3形態)「キャッキャ、ヒャハハハハハ!! オ、美味シイ……!」

 ……ピカッ! カッ! ドゴーーーーーンッッッ!!!


響子「少しは、満足してくれたかな……?」


エクシードエックス「倒した……あの、グリーザを!」

大地「はは、さすが、ゼロ。凄い倒し方だ」

ルナミラクルゼロ「へへっ……。だが、さすがに、ちょいと、疲れたぜ……」

ネクサス ジュネッスサンライト(未央)「……も、もぉ~、むり~……」 バタ

ルナミラクルゼロ(唯)「ちょ、未央ちゃん! 重い~~~! ネクサスちゃんメッチャ重いよ~~~!」


ギナ「兄上! 幾らなんでも分が悪すぎます! ここは、撤退を!」 ゼェハァ

モルド「奴らも消耗しているが……!!」

ジュダ「姉上のダメージも大きい。あまりにも不利か」


グレンファイヤー「逃がすと思ってんのかぁぁぁ!!!」

ジュダ「ぬぅ!?」

周子「グレン!?」

グレンファイヤー「ここらでちょいと活躍しておかねぇとな! ファイヤァァァァァ!!!」

ジュダ「おのれっ! 雑魚が、調子に……」

ミラーナイト「おっと。気を付けた方がいいですよ? シルバークロスッ!!」

ジュダ「ぐっ!?」


モルド「ジュダ!!」

ジャンボット・ジャンナイン「「ダブルジャンナックル!!!!」」 ゴゥッ!

モルド「おぉぉ!?? ぐっ! 鉄くずが!!」 ガキン!

ジャンナイン「鉄くずの攻撃を、弾くのが精いっぱいのようだな。ジャンバスター!!」

ジャンボット「心を持つ鉄くず、貴様に倒せるか!? ジャンミサイル!!」

モルド「く、クソ!!」

ありす「ウルティメイトフォースゼロを侮ると、痛い目見ますよ!」 ドヤァ

フレデリカ(以上、最初に侮ってた女の子のドヤ顔でした~)


ガイアSV(人間サイズ)「このまま、終わりだ!!」

アグルSV「いくぞ、我夢!」

ガイアSV・アグルSV「「フォトンストリーム!!!!」」 ビィィィィ!!!

ギナ「ぐあ、あぁぁぁぁぁぁぁぁぁ! あ、兄上~~~! ジュダ~~~!!!」

 ドゴーン!!!


モルド「ギナーーーーーーーーッッッ!!!!」

コスモス(ムサシ)「いけるかい? マックス」

マックス「ああ。私も、活躍が欲しいからな」 フフ

ダイナ「よっしゃ! 俺らのエネルギー、持っていけ!!」

アストラ「我々のエネルギーも!」

レオ「お前の力、見せてみろ! ウルトラマンマックス!!」


マックス(この地球には、違う次元のカイトもいる……)

『俺だって、マックスなんだ!!』

マックス「……そうだ。君の、もう一人の私のいる地球は、私が守る!」


 ウルトラマンマックス → 超巨大化 → ウルトラマンマックス(900メートル)


モルド「な、なんだとぉ!?」


マックス! マックス! マックス!  マックス! マックス! マックス!


きらり「いっけ~! マックスちゃ~ん!!」


 ゼロの中?

卯月「マックスさんが! けど、ゼロさんにも頑張ってもらいたいなぁ」

ルナミラクルゼロ「いや、おれ、すげぇ頑張ったと思うんだけど」

響子「あははは……」

卯月(……みんなと繋がってるけど、いいよね)

卯月「ぜ、ゼロさん!」

ルナミラクルゼロ「ん?」

卯月「も、もっともっと! 一緒に頑張りましょう!///」 チュ☆

ゼロ「……はっ? え? へっ!?///」

きらり「にょにょにょ、にょわぁぁぁぁぁ!?///」

智絵里「え、えぇぇぇぇぇぇ///」

莉嘉・みりあ「だいた~ん……」

杏(ついに争奪戦の火ぶたが切って落とされたかぁ……)

唯「うえぇぇぇ/// うわぁ、み、見てるこっちがハズイよぉ~///」

響子「う、うん///」

アーニャ「えっと、私も、した方が、いいです、か?」 キョロキョロ

凛「ご自由にどうぞ(呆」

アーニャ「では~」 チュ☆

ゼロ「   」

凛「ホントにした!?」

美波「凜ちゃん!!」

凛「私のせい!?」


ネクサス(未央)「なんか、支えてくれてるゆいゆい(ゼロ)の中が騒がしいような……」

 ルナミラクルゼロ → ストロングコロナゼロ

未央「え!? 急に一体に戻って……ふぎゃ」 ビターン

レオ(茜)「未央ちゃんがピンチです!!」

アストラ(藍子)「ピンチっていうか、もう限界だよ! 私達も」 ゼェハァ

レオ「ゼロ、どうした?」

 ストロングコロナゼロ → ウルティメイトストロングコロナゼロ

ウルティメイトストロングコロナゼロ「ちょっととある事情からさらに気合を入れるぜ!!!」

アストラ「???」

ゼロ「マックス!! やってやろうぜ!!」

マックス(超巨大化)「わかった」


モルド「ぐ、お、おのれ!」

ジュダ「兄上! ここは退くしか……っ!? か、壁?」 ドガ


ミラーナイト「ディフェンスミラー。お帰りには早いですよ?」

グレンファイヤー「へへ、打ち上げ花火の準備はできてるぜぇ?」

ジャンボット「せっかくの花火だ。みんなで見ようじゃないか」

ジャンナイン「お前たちは『玉』だがな」

 ファイヤーフラッシュ!! ビームエメラルド!! ジャンフラッシャー!!

ジュダ・モルド「うぉぉぉ!!!!???」


マックス(超巨大化)「ギャラクシーソード……!!」 グググググッ!

ウルティメイトストロングコロナゼロ「ウルティメイトゼロソード……!! ストロングコロナバージョン!!」


未央「ひぇっ……」

美波「地球より長い刃と、星を切り裂く炎の刃が……」

杏「これじゃあ、帝王と言えど……ご愁傷様?」

奈緒「しかもあたしらの破魔の力があるから、復活もできないだろうな」


常務「なっ……こ、これが、ウルトラマンの力……」

部長「おぉぉ……! す、すごい」


マックス「未来へ進む人類の邪魔は、この文明の平和を乱す者は、許さん!!」

ウルティメイトストロングコロナゼロ「星を切り裂く究極剣! 受けてみろ!!!」

 バシュン! バシュン!! バシューーーンッッッ!!!

モルド・ジュダ「グァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」


グリッターティガ(蘭子)「アイドルの光のライブ、堪能あれ! タイマーフラッシュスペシャル!!」 ピカー!!


モルド「お、弟よーーー!!」

ジュダ「あ、兄上―――!!」


   ドゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッッッッ!!!!!!!!!!


茜「悪は滅びました!!!!!!!」

フレデリカ「綺麗な花火だぜ!!」

周子「うっわ、超ピンチからの、大逆転っていうか、一方的な虐め?」

奏「相手もグリーザを利用して、こちらを追い詰めていたわけだし。いいんじゃない?」

ありす「ほ、星を切り裂く剣……」 キラキラ

加蓮「宇宙、こわっ」

藍子「兄弟を想う心はあるのに、何でそれを他の人に向けてあげられないんだろう……」


 ワァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!

 すげぇ!  あのグア軍団を!  グリーザとかすごい怪獣まで!  ありがとう~!

レオ「聞こえるか、ゼロ! 少女達よ!」

アストラ「君達が守った光だ」

 ウルティメイトストロングコロナゼロ → モロボシ・シン

シン「も、もぉ~、ムリ……」 バタン!

杏「ふぎゃっ! きょ、強制分離する時はもっとこう、あるでしょ!?」

李衣菜「お、お尻打った……」 イタタタタ

ルギエル(SD)「早く退け。お前のセクシーでもなんでもない尻に潰されている」

李衣菜「あんた、天ぷらにするから」

ルギエル「すみませんでした」

夏樹「こいつが『闇の支配者』名乗ってたのか……」

菜々「菜々でも名乗れそうですね……」

 ネクサス ジュネッスサンライト → 分離 → 未央

未央「わ、私が一番きつい……」 ドサ

茜(分離済)「未央ちゃんがホントにヤバそうです!!」

藍子(分離済)「未央ちゃん! しっかり!」


アストラ「はは、聞いてる場合じゃないか」

レオ「ああ、よくやってくれたからな」

コスモス(ムサシ)「さすがのゼロも、あれだけのエネルギーを連続消費だから」

ガイアSV「この地球と言えど、瞬間消耗は凄まじかっただろうね」


卯月「ゼロさん。大丈夫ですか?」

シン「さ、さすがに、きついな……」

卯月「じゃあ、私の中でゆっくり休んでくださいね♪」

シン「え……いや、それは……」 アセアセ


グリッターティガ → 蘭子

蘭子「今回は中くらいのサイズ(推定75メートル)にまでなれちゃった! るんるん♪」

小梅「蘭子ちゃん、お疲れ様」

蘭子「うむっ!」

小梅(戻ってきてくれて、よかったぁ……)


シン「蘭子! ちょ、ちょっと、休ませてくれ!」

蘭子「え? 我が友はいつでも受け入れようぞ!」

ゼロ(in蘭子)「わ、悪いな!」

卯月「……ゼロさん、ひどい」 プクー

ゼロ「ひ、ひどいって言われても……」

アーニャ「ゼロが、元気出るよう、美嘉みたいな、挨拶じゃ?」 キョトン

美波(アーニャちゃんはそのつもりだったのね)

アーニャ「チューしたのは、初めて、でしたけど……///」

美波(ダメだった)

ゼロ「あ、そ、そっか! そういうことか」 ホッ

杏(ゼロも結構アホで助かった)


蘭子「……へぇ」

みく(こっちがダメだったにゃ)

かな子(今回の蘭子ちゃん、ティガダーク(キャットファイト)してたし、大丈夫かな……)


トウマ・カイト(マックス)「よくはわからないが、君達は元気だな」

きらり「アレは、その、見ないで上げてほしいにぃ……」

カイト(マックス)「?」

夏樹「元気があるっていうのは、いいことだよ……なぁ?」

小梅(蘭子ちゃん……)


唯(て、ていうかさぁ、ゼロちゃんは好き……だけど、えっと、あの、結婚とか、ど、どうするのかな?)

文香(ゼロさんは人間にはなれますけど……)

フレデリカ(種族の違いは、大きいねぇ。寿命とか。ゼロちゃんだってもう、6千歳近いんでしょ?)

周子(あたしらの感覚で千年単位生きたりしたら、二―トしてても飽きそうだしねぇ)

奏(悲恋になる可能性が高いわね……)


蘭子「卯月ちゃん、どういうこと?」

卯月「え、えっと、どういうことでしょうか~」 アセアセ

響子「えっと、あの、み、みんながゼロさんが大好きってことで……」 アセアセ


奏(例え悲恋であったとしても、希望はありそうね) クスリ



部長「やれやれ……。ライブはどうしたものかね。彼女達にそんな体力はないだろうに」

ピグモン「ピグ……」

部長「建物はグア軍団が興味を示さなかった関係で、無傷なんだがねぇ……」

常務「赤字になったとしても、今回は私の権限で会場を抑え、もう一度やりますよ」

ピグモン「ピグッ!?」

常務「あんな恐ろしい者たちと戦った勇者の為に、これくらいはしましょう」

ピグモン「ピグ! ピグピグ!」 ピョンピョン

部長「ウルティメイトフォースゼロが食べられた時は、本当にダメかと思ったよ……」

常務「まさか以前に来訪していたウルトラマンマックスがいるとは……」


常務(奴らが黒幕……ということはないようだな) ハァ

常務(グリーザは本能に従いエネルギーを食べるだけ)

常務(グアの三軍神も復活したばかり。綿密な計画があったとは思えない)

ピグモン「ピグ?」

常務「大丈夫だよ。モロボシくん。私も負けないさ」


コスモス ルナモード「エナジーシュート」

未央「ううん、ううん、マジできつ……あれ? なんか、元気になった!」

ムサシ「この地球で初めてルナの力を使った気がする」

美穂「やった! 最初からスタドリなんかいらなかったんですね!」

響子「いや、それはおかしい」

菜々「あぁ~。この光、温泉に入った時についつい出てくる声……あ、菜々は十七歳ですよ!?」

ルギエル(こいつ、絶対に隠す気ないだろ)

凛「未央、よかった」 ギュッ

未央「え、ちょ、ちょっと! しぶりん!///」

卯月「未央ちゃん! 今度はあんなムチャ、ダメですからね?」 ギュッ

未央「い、いやぁ、けど、ムチャしなきゃ死んじゃうし……」

エックス「確かにその通りだな」

大地「グリーザ一体だけでも宇宙の危機だっていうのに、グア軍団までいたらね」

我夢「倒せたからいいけど」

藤宮「笑い事ではないな……」

アスカ(実際、この地球に来る奴らはどれもとんでもない化け物ばかりだ……)

アスカ(何があるってんだ……。連中みたいなのに自然と目を付けられるのも、『入口』のせいか?)

奏「大丈夫だっていうなら、ライブの続きを常務にお願いしなきゃね」

フレデリカ「ファンのみんなが、待ってるからね~!」


茜「何はともあれ!!」

藍子「ポジティブパッションの初陣だね!」

美穂「ピンクチェックスクールだって!」

響子「うんっ!」


ゼロ「ま、まぁ、なにはともあれ! いこうぜ、シンデレラガールズ!!」

卯月「私達の新たなる道! 進んで、磨いて!」

未央「明日あ、もっと輝いて行ける!!」

凛「そしたらきっと、ゼンゼン近くにあるキラメキで世界を照らして行ける!!」


美穂・響子「「きっと、この絆がタカラなんだね!」」

茜・藍子「それが、最高の味方だから!!」

奈緒・加蓮「「ずっと大好きなみんなと……!!」」

蘭子「明日への道へGO! GO~!」


シンデレラガールズ「アリガトウっていう、本当の魔法を」

クローネ「伝えるから……!」


エックス「君達の輝き、私も見守ろう」

大地「この世界の行く末、見ているよ」

マックス「この文明がどう羽ばたいてゆくか……」

レオ(ゼロ、良い仲間に出会えたな……。大切にするんだぞ)

アストラ(レオ兄さん……)


 秋のフェス 舞台裏

ギナ・スペクター「ぐぐ、お、おのれぇ……!」

ギナ・スペクター「あの時、ジュダが咄嗟にエネルギーを分けてくれねばやられていた……!」

ギナ・スペクター「許さんぞ……! ウルトラマン共……!!!」

ギナ・スペクター「確かに私一人では勝てないだろうが、やり方はある。まずは、アイドルどもから殺害する」

ギナ・スペクター「一人ひとり、ゆっくりと確実に……!」

ギナ・スペクター「特に神崎蘭子!! 絶対に許さん!」 プンプン

ギナ・スペクター「輿水幸子とかいう小娘は……できるかぎり、苦しまずにしてやろう」


「えっ! あ、あなたは……!?」


ギナ・スペクター「都合よく一人か。まず、一人め……!!」 ヒュン

「へぇ?」 パシ!

ギナ・スペクター「なっ……! 小娘が私のムチを受け止めた!?」

「ふんっ」 グン!

ギナ・スペクター「っ!? 逆にムチを……ぐっ!?」 ガン!


ギナ・スペクター「ば、バカな……。お前は……何者だ!? ウルトラマンか!?」

「私が、ウルトラマン? ふふ、あはは。あははははは! あははははははははは!!!」

ギナ・スペクター「な、何がおかしい!?」

「私はただの、可愛い可愛いアイドルですよ? ふふ♪」 ガシッ!

ギナ・スペクター「ぐぐ!!? ば、バカな、私を片手で持ち上げて……」

「よりにもよって、私がウルトラマンだなんて……お前、むかつくなぁ」 グググッ!

ギナ・スペクター「ぐぅぅぅ!!!」 ジタバタ


「ウルトラマンになれず、模造品と呼ばれた俺を……ウルトラマンと勘違い、だぁ?」


ギナ・スペクター「き、貴様は一体……!?」

「お前が知る必要はない。おっと、いけないいけない。アイドルだから、可愛いしゃべり方をしなきゃ♪」

ギナ・スペクター「な、何をする気だ!?」

「お前たち……おっと、あなたたちが『入口』に気付かなかったから、面倒にならず良かったですよ~?

 あのグリーザって怪獣は私の目的と一致してるけど、やっぱり私自身がやりたいしぃ~」

ギナ・スペクター「い、入口? ……まさか、そんな、バカな。あ、あれは、実在するのか?」

「気づいたところで、遅いんですけどね? 残念♪ 入れれば、大事な家族を蘇らせられたのに~」

ギナ・スペクター「おのれ、おのれぇぇぇぇぇ!!!」

「あなたの闇の力も……いただきますよ?」


「だって、全ては私がもとの姿を取り戻すための道具だから!」



ギナ・スペクター「おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!」

 ゴキッ!!!!! …………ガク


「さてと! 私の可愛い可愛いお人形さんに、身体を返してあげなきゃ」


「……あれ? 私、何でこんなところに。お手洗いに行こうと思って……」

『さぁ、みんなの所に戻らなきゃ』

「そっか。戻らなきゃ……」 フラフラ


幸子「あれ? どうしたんですか? こんなところで」

「あ、幸子ちゃん! ううん、お花を摘みにちょっと。何か音がした気がして、見に来ただけ」

幸子「急ぎましょう! そろそろEDですかよ! なんでも、マックスさん達はもう帰られるとのことですから」

「見送りしなきゃ! ふふっ、大変だったけど、素敵なフェスだったなぁ~!」

幸子「そうですね~!」


『『カギ』は手に入れた。ピースも揃いつつある。最後のピースも目前……。ふふっ!

 さぁ、私の可愛い可愛いお人形さん♪ もっといっぱい、踊ってね……?』


つ づ く 


みなさん、ウルトラマンネクサスはお好きですか?
私は大好きです……! ふひひ

そして、ちっひー。信じてたぜ……!!
2倍の2倍で、しかも石くれるとか……!!!

陛下登場の番外編が一回の、所謂最終三部作的な流れになる予定なので
あと4回で終了予定です。

それでは、終了依頼を出してきます!

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